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▼ポール・マッカートニー:セレクト商品

McCartneyMcCartney (詳細)
Paul McCartney(アーティスト)

「優しくて寂しいPaul McCartney」「よく酷評されてますが・・」「Junk 最高!」「ビートルズと比べないで」「ビートルズのポール」


ラムラム (詳細)
ポール&リンダ・マッカートニー(アーティスト), リンダ・マッカートニー(アーティスト), ポール・マッカートニー(アーティスト)

「ラムオン!!!!」「無人島に持って行くアルバム」「ポールらしさが出ている、聞き飽きない名作」「陰の名盤」「低音から高音、そして厚み」


Wild LifeWild Life (詳細)
Wings(アーティスト)

「ポールは新しい仲間と木陰でセッションをした」「う~ん、これは名作じゃないか?」「駄作だからこそいい所がある」「ポール、念願のバンド結成!」「ライブを忘れられなかったポールの悲願達成」


レッド・ローズ・スピードウェイレッド・ローズ・スピードウェイ (詳細)
ウイングス(アーティスト)

「大作曲家・ポールの展覧会」「希代のメロディ-メイカー!」「ウイングスの音楽路線を示すポップなアルバム!」「派手さはないけど..」「「マイ・ラヴ」筆頭にバラッド佳曲多し」


バンド・オン・ザ・ランバンド・オン・ザ・ラン (詳細)
ウイングス(アーティスト)

「名盤」「最高傑作の一つです!」「ポールの才能爆発」「ウィングスでは最高作」「ポール絶頂期!」


ヴィーナス・アンド・マースヴィーナス・アンド・マース (詳細)
ウイングス(アーティスト)

「ポールのウイングス時代、完成度は一番」「「バンド・オン・ザ・ラン」と双璧の名盤」「楽しい気分にさせてくれる、美しいメロディの宝庫」「なんでワインカラー???」「前作に続く絶頂期を感じさせるアルバム」


スピード・オブ・サウンド(紙ジャケット仕様)スピード・オブ・サウンド(紙ジャケット仕様) (詳細)
ウイングス(アーティスト)

「「これはウイングスというグループのアルバム」とのこと」「星のほうはこうなりましたが・・・」


ウイングス・オーヴァー・アメリカウイングス・オーヴァー・アメリカ (詳細)
ウイングス(アーティスト)

「完璧。」「オープニング最高です。」「内容は“ウルトラ五つ星”なのに・・・ほったらかしにされたままの世紀の大傑作ライブ盤」「これを超えるライブ・アルバムは、たぶんもう出ないでしょう!」「当時は貴重品」


ロンドン・タウンロンドン・タウン (詳細)
ウイングス(アーティスト)

「曇り空の日に聞きたい名盤」「デニー・レインを再評価して下さい」「目立たないけど高品質です」「パンク全盛期でもポール・マッカートニー」「派手さはないけど超高品質」


バック・トゥ・ジ・エッグバック・トゥ・ジ・エッグ (詳細)
ウイングス(アーティスト)

「ポールがロック!」「これぞロックアルバム!」「当時の世間的バッシングなど記憶の彼方」「貫禄のロック・アルバム!」「寒い冬にお薦めのホットな名盤」


マッカートニーIIマッカートニーII (詳細)
ポール・マッカートニー(アーティスト), ウイングス(アーティスト)

「レノンが悔しがるポールの才能。」「リトマス試験紙」「ニューウェーブポール」「ポールのものとしてはいまいち。でも楽しい作品。」「スルメ的アルバム」


タッグ・オブ・ウォータッグ・オブ・ウォー (詳細)
ポール・マッカートニー(アーティスト), スティービー・ワンダー(アーティスト)

「ポップミュージックを超えたこれこそ永遠の金字塔」「3年かけて制作された、メロディとアレンジが美しいポールの傑作の1つ」「楽しめて,感動できる,名盤」「名曲揃いでお薦め」「最高傑作」


Pipes of PeacePipes of Peace (詳細)
Paul McCartney(アーティスト)

「私もこれ大好きです」「こびりついて離れない「Pipes Of Peace」」「前作の続編的アルバム」「ポールのスタジオワーク集大成」「軽やかな作り」


ヤァ!ブロード・ストリートヤァ!ブロード・ストリート (詳細)
ポール・マッカートニー(アーティスト)

「ポール絶頂期のサントラ盤」「この日本語タイトルはなんとかならないか」「ビートルズ時代の作品も多数!」「映画の内容は」「サントラということで名曲揃いです」


Press to PlayPress to Play (詳細)
Paul McCartney(アーティスト)

「充実した楽曲が揃ったおそらくソロでの最高傑作」「安心して買ってください」「エリック、おまえ、それ面とむかっていえよな!」「模索期の作品」「過渡期のポール」


フラワーズ・イン・ザ・ダートフラワーズ・イン・ザ・ダート (詳細)
ポール・マッカートニー(アーティスト)

「サイコサイコッYEAH!」「コステロとのハーモニー」「ポール流AORの決定版!」「ポールはやはりビートルズのメンバーだと再認識」「記念碑的な名盤」


Tripping the Live FantasticTripping the Live Fantastic (詳細)
Paul McCartney(アーティスト)

「ポールのライヴはこれがベスト!」「人生最高のアルバム」「独占禁止法違反」「歴史的意義」「彼の音楽人生の原点にたち帰った1枚。」


バック・イン・ザ・USSRバック・イン・ザ・USSR (詳細)
ポール・マッカートニー(アーティスト)


オフ・ザ・グラウンドオフ・ザ・グラウンド (詳細)
ポール・マッカートニー(アーティスト)

「不当に過小評価されている名盤」「自信たっぷりのバンド・サウンド!」「爽やか、さりげな、サイコッ!YEAH!!」「ワールド・ツアーの収穫。」「ポールの声がよく出ている」


Paul Is LivePaul Is Live (詳細)
Paul McCartney(アーティスト)

「やっぱりファンには堪らないアルバム。」「最強ツアーバンドでソリッドに復活するビートルズナンバー」


公式海賊盤公式海賊盤 (詳細)
ポール・マッカートニー(アーティスト)

「ポール、アンプラグドブームを先取り」「ポールって何をやっても凄いですね!」「とにかく感動。」「何よりもPaul自身が楽しんでいるライヴ盤」「客席にいたかった!」


ドライヴィング・レインドライヴィング・レイン (詳細)
ポール・マッカートニー(アーティスト)

「これもまた、最高作!」


バック・イン・ザ・U.S. -ライヴ2002バック・イン・ザ・U.S. -ライヴ2002 (詳細)
ポール・マッカートニー(アーティスト)

「これぞポール・マッカートニー!」「ポールがロックし、ロールしたツアーを収めたライヴ盤!」「最高です!!」「ついに出る!世紀の名盤(?)」「感動のステージ!一緒に歌いたくなる曲ばかり!」


Chaos And Creation In The Back Yard(完全初回生産限定盤DVD付)(CCCD)Chaos And Creation In The Back Yard(完全初回生産限定盤DVD付)(CCCD) (詳細)
ポール・マッカートニー(アーティスト)

「輸入盤に比べて・・・」「日本語字幕が」「響き・・・」「ひとりぼっちのポール。」「セキュアCDがいやなら輸入盤」


追憶の彼方に~メモリー・オールモスト・フル(デラックス・エディション)追憶の彼方に~メモリー・オールモスト・フル(デラックス・エディション) (詳細)
ポール・マッカートニー(アーティスト)

「キングのお出まし!」「ポールはロックンロール」「買いですが・・・。」「前半は「おっ!!」と思わせるものの、トータルでは重いと思う。」


▼クチコミ情報

McCartney

・「優しくて寂しいPaul McCartney
ポール・マッカートニーのソロデビュー作。極めて粗雑なつくりのアルバムであり、一種の踏絵的な一枚である。アビーロードを作成し終えたあともポールだけはビートルズの存続に一縷の望みをかけていたが、1969年9月にジョンがビートルズとの決別宣言をしたために(この事実はビジネス上の理由により隠蔽された)傷心のポールはスコットランドの農場に引き篭もってしまった。そこで気晴らしとして4トラックの簡易なホームレコーディングを行った。収録曲の大半はそのようにして緊迫感を欠いて録音されたものである。比較的丁寧に録音されているのは、このアルバムを代表する“6.ジャンク12.恋することのもどかしさ”の2曲のみであり、あとは極めて弛緩した雰囲気の録音ばかりである。しかし、粗雑に録音された曲の中にも名曲は有り、“4.エヴリナイト”はその筆頭であろう。ホームレコーディングでありながらアットホームな感じはまるで無く、孤独孤立を背負った一人のミュージシャンの寂寞としたモノローグのようなアルバムである。結果的にこのアルバムを離縁状としてポールがビートルズ脱退を公式に表明したため、歴史的にはポールが脱退宣言をしたため解散が確定したことになってしまった。個人的には彼のソロキャリア中唯一の独特の“驕り”を感じさせないアルバムであり愛聴盤である。

・「よく酷評されてますが・・
私は個人的にビートルズの中ではホワイトアルバムが好きで、よく聴いていますが、このアルバムも同じような音楽性があるし、ポールマッカートニー自身のソロとしての才能が発揮されていると思う。今まで彼の解散後のアルバムを聞いたけどこれが一番いいかも。発売当初は批判を浴びた作品かもしれないが21世紀になってはこれはすばらしい評価されるべきアルバムに違いない。ビートルズ後期の静か目な曲が好きな人は買うべきである。

・「Junk 最高!
 アルバムの位置付けに関しては常識なので他の人のライナーを見て下さい。僕にとってこのアルバムが重要なのは、名曲"Junk"が入っていること。サビの歌詞がしばしば間違って"Bye,Bye"と書かれているので内容が分かりにくくなっているけど、実は"Buy, Buy"です。つまり「買ってください」とショーウィンドーの商品が言っている、それに対しガラクタが「なんで(買って欲しいと思うの?どうせこんな風に捨て去られるのに)」と言う、という内容なんですね。これって、常識?僕は先日ようやく気がついて、すごくカンドーしました。

・「ビートルズと比べないで
このアルバムはビートルズのサージェントペパーなどと比べてはいけません。完成度云々で聴くものではありません。ありのままのポールを感じてください。あの当時のポールが、ほとんど1人で作った暖かみのあるアルバムです。特に4や6などはポールのソングライターとしての才能を存分に味わえます。そして12はボーカリストとしてもパフォーマーとしてもポールの凄さがわかります。この12はリードギターが凄く胸に来ます。ボーカルもシャウトからファルセットまで堪能できます。この12はウイングスのライブバージョンや最近のライブ2002とも聴き比べて欲しいです。

・「ビートルズのポール
このアルバムの批評では好意的なものを読んだ事が余り無い。思うに、このアルバムに「LET IT BE」や「THE LONG AND WINDING ROAD」が、あの大袈裟なプロデュース無しで収められていたとしたら全く違和感は感じないのでは無いだろうか?また『LET IT BE』に「JUNK」「TEDDY BOY」や「MAYBE I'M AMAZED」が収録されていたとしてもまた然り、と思うのだ。(※実際それらの曲はビートルズのゲット・バック・セッションで演奏されているが)要は、1969~1970年のビートルズのマッカートニー・ミュージックが不幸にも2枚のアルバムに分割して収められてしまっている現実であろう。有名な話ではあるが、このアルバムでポールは全ての楽器を順番に演奏し重ね合わせていったらしい。ミキシングにしても、使ったものは自分の「耳と感」だそうだ。1970年のポールの等身大のアルバム。確かに取るに足らない曲もあるかも知れない。が、ポールが最後までビートルズの存続にこだわり、遂にはどうしようもない局面「解散という現実」に立たされいながらハンドメイドでこのアルバムを創っていった事実を考えたならこのアルバムを聴く時、純粋なポール・ファンはかけがえのない作品である事に気付くのではなかろうか。

McCartney (詳細)

ラム

・「ラムオン!!!!
 非常にいいアルバムです。アコースティックで手作り感あふれる、ポップな感じが絶妙に感性をくすぐってくれます。 1曲目の「too many people」から、ビートルズ時代のポール節前回といった感じで、ギターの演奏者がポールでなかったら、ここまで「味」がでなかったと思います。確かに技術的には

あまり上手いとはいえませんが、楽器の使い方の「巧さ」が、ポールの魅力だと思います。 ビートルズファンの方なら、この巧さが分るのではないでしょうか?  個人的には不思議な浮遊感のある「ram on」が大好きです。ウクレレと、なんだかしょぼい打楽器と口笛という、安っぽいアンサンブル

なのですが、これをひとつのしっかりしたひとつの曲に仕上げてしまうポールの力量に脱帽です。 また、最後の「バック・シート」は壮大なスケールのバラードでさらに満足感をあたえてくれます。

・「無人島に持って行くアルバム
それぞれのパートが天衣無縫な響きをしていながら、ひとつ求心的な方向に注がれて行く印象を持っています。そんなアンサンブルが満載のこのアルバム、私にとって欠くことのできないものです。いつも頭の中でアルバム全体のプロモーションフィルムを想像しながら聴いています。ビートルズの、断片的なトラックやちょっとしたリフににやっとする人なら判る、美味しいポイントが豊富なアルバムだと思います。「ラム・オン」でウクレレの練習をしましょう。ラストの「バック・シート」は泣けます。

・「ポールらしさが出ている、聞き飽きない名作
先日のテレビ番組で、サザンオールスターズの桑田佳祐氏が「尊敬するのはレノンだが、無人島に1枚だけアルバムを持って行くとしたらポールのラム」といったことをコメントされていましたが、ポールらしさが十二分に発揮された名曲・佳曲ぞろいの、今になっても聞き飽きない名作です。

発売当時の評価は低く、この時期のポールの音楽を、レノンは自分の歌の中でMUZAK(軽音楽)である、とおちょくっていましたが、どうして、どうして時代が先へ進むほど、古さを感じさせないくっきりした存在感を示す名盤になっていると個人的には感じます。

ポールらしい、素朴さ、陽気さ、そしてビートルズ解散後の複雑な心境、一抹の寂しさを底流に感じさせる、もの悲しくも楽しいおすすめアルバムです。派手できらびやかな音楽ならもっと後年の作品をおすすめしますが、少しだけ地味ながらかみしめるようにじっくり味わいたいならこの1枚です。

・「陰の名盤
Paul McCartneyのファーストアルバム"McCartney"はお世辞にもそれほど素晴らしいと呼べるほどの内容ではなかった。だが、Paul自身が一人のアーティストとして何を目指していたのか、それはこのPaul McCartney & Linda McCartney名義で発売されたセカンドを聴けば明確なのではないか?というように思う。

作品の完成度としては、前作よりは少しマシになった位で、相変わらず批評家の酷評が多く、古き相棒のJohn Lennonにも皮肉られた作品でもある。だが、Paul McCartneyのファン(僕もそうであるが)達にはこのアルバムはPaulの「陰の名盤」と呼ばれるほどの人気を得ている。

このアルバムはPaul McCartneyという人間のパーソナリティーというものが、前面に突き出した、とても私的なアルバムであるような気がする。そして、Paul自身が前作よりも、さらに音楽と自由に向き合っているような気がする。小規模ながらも沢山のアイデアや機知に富んでいる。そして、本来の彼が持つメロディーメイカーとしての腕も余す事なく発揮されている。"Back Seat of My Car"などその最もたる例で、もう少しちゃんとしたアレンジや演奏がこの曲に仕上がっていれば、往年のThe Beatlesの代表するナンバーに引けを取らない楽曲にもなっただろうと思う。

そして、今後Wingsというバンドを組み、The Beatles以降のPaulの大活躍が訪れる事となるが、それはこういった彼自身の私的な作品を経て出来た、新たな彼のスタイルであるように思う。完成度の低さはやはり気になるが、それでも決して期待を裏切らない、名盤アルバムだと言っていいと思う。The Beatlesの"White Album"に収録されたPaulの楽曲が好きな人には是非お薦めしたい。

・「低音から高音、そして厚み
1stのアルバムも素朴でケッコー好きなんだけど、この「Ram」は私にとって一番大切なポールのアルバムとなっています。ビートルズを含め一番聞く回数の多いアルバムです。色色と賛否両論ありますが、リンダとの共同名義で彼女のコーラスもとてもいいと思います。

そして音の厚みっていうか、多重録音によるボーカル・ワークもとても面白いし気持ちいいですね。「バック・シート」の低音から高音と幅広いメロディが快感!

ラム (詳細)

Wild Life

・「ポールは新しい仲間と木陰でセッションをした
本作はほとんど知られていないあるいは忘れ去られてはいないだろうか? 僕としては同じ時期のジョンレノンのアルバム「イマジン」と並び賞されてしかるべき名盤ととらえている。音楽史上燦然たる輝きを放つビートルズの、ポール・マッカートニーのかざることのない素直な姿がここにある。抜群のセンスとメロディは余すところなく発揮されている。 Dear Friend などを聴いてみるとこんな切ないバラードがこの世に存在するものなのか、と一瞬時間が止まってしまうような感覚になるはずだ。表題曲である Wild Life では人間だけが地球上で君臨していていいのか、動物たちの権利はどうなっている、と直接的に訴えている。自然のなかで生きるということがかけがえのないものであること、それを享受することのできる権利である。これは動物のみならず人間においても同じことである。このアルバムはそのことを証明するかのような「優しさ」にあふれている。これほど温かみのある優しさを感じさせるアルバムはあまり例がない。

・「う~ん、これは名作じゃないか?
時代を象徴する類の名盤ではない。しかし、これは名盤には違いない。

レヴューでも割と書き捨てられることの多いこの作品、僕は大好きだ。ポールのソロの全盛期や、80年代の活動よりもこのアルバムの方がよっぽど今風に感じる。音作りも古臭さを感じないし、なぜ風化してしまったアルバムのごとく扱われるのかが分からない。

かく言う自分も長年のポールファンでありながらこのアルバムを全く聴いたことが無かった。今はじめて聴いてみて世間の評判と自分の好みとは一致しないもんだということを改めて認識させられた。

名曲トゥモロウも収録されているし、ジョンとの友情の終焉を歌ったディア・フレンドが胸に痛い。ビートルズとの決別、本格的再出発を図った意欲作だと思う。

・「駄作だからこそいい所がある
 ウイングスのデビューアルバムでチャート上の成績も10位前後と振るわず、評論家達からも叩かれました。確かに3日で作ったアルバムなのでかなりラフですが、後半のバラードは絶品です。Yesterdayと出だしのコードが同じであるTomorrow、ジョンとの決別を歌ったDear Friendなど、コアなファンにはとても人気のあるアルバムです。またボーナストラックに入っている曲はベスト盤にも入っていないため貴重です。

・「ポール、念願のバンド結成!
単にアルバムをだすだけだったら、ポールはマルチプレイヤーなので自分ひとりですべてをこなすこともできたでしょう。しかしポールはライヴがやりたいがためにバンドを組むことにしたのです。それがウィングスです。念願の自分のバンドを持ったポール、とにかくパッパッとアルバムつくってツアーに出てしまったって印象があります。たしかに後のポールのアルバムと比較したら見劣りすることは否めません。でもそこはポール、並みのバンドが束になってもかなわない仕事はしていますよ!

Some People Never Knowは名曲です。まさに目立たないけど好アルバムの典型のような作品ですね!

・「ライブを忘れられなかったポールの悲願達成
ポールマッカートニーという人はライブ大好きっ子に違いない。ビートルズの末期にも「ライブをやろう」と提案しているくらいだから(他のメンバーに却下された)。そのポールがバンドを組んだ。ライブができる。その喜びがこのアルバムからはにじみ出ている。バンド結成のうれしさから勢いでできてしまった作品で、いい曲もあるが、全体的にはとっ散らかっている印象は否めない。しかし、そんなことは全くお構いなしで、ノリノリのポールが目に浮かんでくる。結局のところ、ポールはアルバムを作るより、ライブができるほうがうれしかったんだろうな。

Wild Life (詳細)

レッド・ローズ・スピードウェイ

・「大作曲家・ポールの展覧会
ポールのソロ1stから4作目、Wingsとしては2作目にあたる本作、バンドとしてのまとまりを見せるどころか、確かにポールの独壇場だ。(1)のコーラスではリンダとデニーがはっきり堂々と加わってステージぽいのだけど、やっぱりポールだわなあ。だって言わずと知れた名曲(2)のイントロにスーッとつながって。タキシードに蝶ネクタイでちょっとはにかみながら歌ってるポールにスポットライトが当たっている。ベースは当時好んで使っていたリッケンバッカーね。これが独壇場、だろう。

さていまや「マイ・ウェイ」的定番の(2)よりすばらしいと思うロックナンバーの(3)、こういう曲書かせたら右に出る人いないよ的お得意の小品(4)、「Ram」的世界を思い出させる、涙が出そうなくらい美しい(5--歌詞をぜひ見ながら聴いてほしい)。LPでは確かここでB面になって、ちょっと雰囲気を変えた(6)からスタートしたと思う、どれもいいがやはり(9)のメドレーは必聴。あの「Abby Road」後半のメドレーで見せた天才作曲家ぶり(ジョンが持ってきた断片が「偶然」メドレーになっていたが、はめこんで全体を構成したのはポールだ)が、ここでもまた見られる。そしてやっぱりこれでアルバムは終わる。聴き終わってやっぱりこりゃポールの独壇場だわ、と嘆息しきり。CDではこの後ボーナストラックが収録されていてお得ではあるが、製作者であるポールが当時A面とB面とで構成したアルバムということをぜひ、意識して聴いて欲しい。

・「希代のメロディ-メイカー!
ウィングスのセカンドアルバム。このアルバムの代表曲、と言うよりもウィングス(ポールマッカートニー)の代表曲であるマイラヴが収録されています。もちろんマイラヴだけのアルバムであるはずがなく、その他にも素晴らしい曲が満載です。特にリトルラムドラゴンフライがポールのソロアルバム、ラムの流れを受け継ぐ名曲だと思います。もともとレッドローズスピードウェイは2枚組で出るはずだったらしいのですが、どのような経緯かはわかりませんが結局シングルアルバムで出ています。カットされた曲も大筋で判明しているのですが、マニアでもないかぎり気にする必要はないでしょう。これは2枚組で出るはずだったものを、ギュッと1枚に濃縮した中身の濃いアルバムという理解でよろしいかと思います。レッドローズスピードウェイは希代のメロディメイカーであるポールの魅力を堪能するのに最もふさわしいアルバムだと思います。ぜひ手にとってみてください。

・「ウイングスの音楽路線を示すポップなアルバム!
ビートルズ解散後、出すアルバムがどれも不評を買い、何となく停滞気味のポールが、ようやく方向性を見つけたアルバム。次の「バンド・オン・ザ・ラン」に繋がる音作りが見られる。個人的には、ポールらしいポップな曲が格段に増えて、とても嬉しかった。

「マイ・ラヴ」がシングル・カットされヒットし、ポールのバラードとポップな親しみやすい曲想が戻ってきてようやく安心した思い出深いアルバム。発売前は、ダブルアルバムになると言われていたので、数多くの曲の中から抜粋され、メドレーなどで繋がれていてアルバムとしての面白みがある。

この後、ポールのアルバムは次々と発売されるが、音楽路線としてはここが起点になったのではなかろうか。お勧めの一枚である。

・「派手さはないけど..
æ''落たポッãƒ-ス・サウンドがç' æ•µãªï¼'枚。アルバム『RAM』のタイトル・ソング「ラム」の続編ともいえるロックン・ロール・ナンバー「ãƒ"ッグ・バーン・ベッド」に始り、前曲の余韻も覚めやらぬå†...にå‚'作「マイ・ラãƒ'」がフェード・イン。実にカッコイイです!(ã"の頭ï¼'曲ã‚'è'く為だã'でもã"のアルバムã‚'買う価値アリ!)ã"れより後に収められている曲もã"のアルバム(LP)ã‚'初めてè'かれるæ-¹ã«ã‚‚すã‚"なりとé¦'æŸ"める作å"ã°ã‹ã‚Šã§ã™ã€‚そã-て、極めつã'は何と言ってもラスト・ナンバー「メドレー」でã-ょう。BEAï¼'LESの『ABBEY・ROAD』終盤のメロディーの完ç'§ã•には遠く及びませã‚"が、ã"れはã"れでなかなかå'³ãŒã‚ります。BEAï¼'LES解散後出す作å"å‡ºã™ä½œå"ãŒé...·è©•?されていたポールでã!¯ã‚りますが、ã"のアルバムã‚'ã‚'きっかã'とã-て『ウイングス』はその名のã"とく大空におおきく羽ばたくのでã-た。

・「「マイ・ラヴ」筆頭にバラッド佳曲多し
 世評では「バンド・オン・ザ・ラン」がウイングスの最高傑作ということになっているのかもしれないが(?)、それに先立つ本作も、なかなか良い。「マイ・ラヴ」のように超Aクラスの曲が1曲しかなく、ちょっと印象が薄いが、よく聞き込むと、バラッド系の曲で、地味だがなかなか味わいのある曲が多い。 かと思うと、シュールで実験的なインスト「ループ」が挟まっていたりする。 アルバムとトータルなものとして考えず、1曲1曲独立して採点して平均を取ったら、本作の方が僅差で判定勝ち、というファンも多いかもしれない。 個人的には、ビートルズ時代の作品に完全に肩を並べる「マイ・ラヴ」1曲で、文句無く5☆ですけど。

レッド・ローズ・スピードウェイ (詳細)

バンド・オン・ザ・ラン

・「名盤
どの曲も開き直った後のパワーがみなぎっています。これがポールの本当の実力です。2002のライブでも、2曲取り上げています。10と11はボーナストラックですが、これもまたいい。ビートルズファンが聞いても絶対にいい。

・「最高傑作の一つです!
「ウイングスパン」等のビデオを見れば分かるのだが、このアルバムはアフリカ・ナイジェリアはラゴスで録音されている。一部の地元ミージシャンを除きポール&リンダにD・レインを加えた3人のみで収録され、先行シングル「愛しのヘレン」に続きリリースされた。(「愛しのヘレン」はキャピトルの強い意向で米盤にはB面の3曲目に収録されていたが、ボーナス・トラックとして本CDにも収録)結果、このアルバムは都合3曲の全米トップテン・ヒットを含むポール最高傑作の1枚となった。1STシングル「ジェツト」(全米7位:ポールの当時の愛犬の名前から名付けたらしい?)、2NDシングル「バンド・オン・ザ・ラン」(全米1位)それに先の「愛しのヘレン」(全米10位)がそれだ。その他の楽曲にしてもこれまでの4枚のソロアルバムとは違い駄作が見当たらない。A面にはいかにもポールらしいヒット性抜群のナンバーが並び、B面にも彼の音楽性の高さやセンスの良さが光る佳曲が収められている。そしてグラミー賞などにもノミネートされ『ネオ・ビートルズ・サウンド』として世間を唸らせるに至った。このアルバムを機にポール(とウイングス)は更なる自信を深め、ビートルズ以来2度目の頂点を極める事となった。若い方で最近?ビートルズ・ファンになられた方には、是非お奨めしたい一枚。

・「ポールの才能爆発
ポール・マッカートニーがビートルズ解散後に発表したアルバムの中でもナンバー1との呼び声が高い傑作。

 キャッチーなM1、M2をはじめ、いずれ劣らぬ名曲揃い。ビートル・マニアなら必須、初心者なら入門に最適。1973年作品。

・「ウィングスでは最高作
ポールの代表作といえるアルバム。ソロ5作目で、前作までは内容の充実とは関係なく評論家受けはしないし、ロックファンからもあまり評判も良くなかったが、このアルバムではローリング・ストーン誌は絶賛、グラミー・ノミネートとビートルズ以来の成功作となりました。

「バンド・オン・ザ・ラン」「ジェット」の2大ヒット収録の他、ライヴで人気の「レット・ミー・ロール・イット」「ブルーバード」、隠れた名曲「ノー・ワーズ」と非常に優れた楽曲が並んでいます。ベーシック・トラックはアフリカで録音されましたが、アフリカ音楽の影響を感じさせるところはありません。しかし、どことなくアフリカの乾いた空気を感じさせるが不思議です。ドラムの音色も一因かもしれません。ザ・フーのキース・ムーンがこのアルバムでのドラムを大絶賛。ポールが演奏している事に驚いたようです。

ボーナス・トラックでシングルとアメリカ盤のみの「ヘレン・ホイールズ」と日本のバンドに提供した「カントリー・ドリーマー」を収録。音質的には25周年限定版と紙ジャケ版の方がより良いですが、「カントリー・ドリーマー」はこの版でのみ聴けます。

・「ポール絶頂期!
ウイングスの最高傑作だと思います。次作「Venus And Mars」と同格ですが僕はこちらの方が好きです。いきなり大ヒットのタイトル曲、「JET」と来るのも凄い。特に(オリジナル盤での)ラストの「西暦1985年」はシビれますね!!ポールのボーカルもロックしててかっこいいです。

バンド・オン・ザ・ラン (詳細)

ヴィーナス・アンド・マース

・「ポールのウイングス時代、完成度は一番
5人編成となった新生ウイングス、ここでもイニシアチブは完全にポールが握っているけれど、バンドサウンドとしても傑出した完成度の高いアルバムに仕上がっています。ポールは前作「BAND ON THE RUN」で、アルバムプロデュースに独自のスタンスを確立、とにかくこのアルバムでも、曲順の並びが完璧。僕がポールのアルバム作りで最も評価するのは、まさにその点。特に、3曲目にアコースティックな小品をはさみこむ構成が好きで、ここでは「LOVE IN SONG」がそれに当たります。(「BAND ON THE RUN」では「BLUEBIRD」、「TUG OF WAR」では「SOMEBODY WHO CARES」、「LONDON TOWN」では「I'M CARRYING」とかね)美しすぎる「VENUS AND MARS」に始まり、壮大なエンディングまで、トータルでしみじみとしたい傑作。このアルバムに限っては、ボーナストラックはちょっと邪魔だなぁ。

・「「バンド・オン・ザ・ラン」と双璧の名盤
ポールのというより、ウイングスが光り輝いていたときの一枚。「バンド・オン・ザ・ラン」と並び称されて当たり前の名盤。一曲一曲の出来では、こちらのほうがいいと思います。ポールもウイングス時代のライブでは、このアルバムからの選曲が多かったと思います。最初のビーナス・アンド・マースからロックショーにつながるメドレーはまさにポール・マッカートニーの代名詞といえるものです。(よほど「アビイロード」ので気が気に入っているとしか思えません。)ビートルズ以降もポールの爆発が続いていることを証明した一枚、チェックすべし。

・「楽しい気分にさせてくれる、美しいメロディの宝庫
~このアルバムは聞いてて本当に楽しい気分になります。"Venus and Mars" はすごく歌詞の雰囲気が伝わってきます。全体的にメドレーが多いので、個々の曲というよりはアルバム全体として楽しませてくれるところがいいですね。とはいえやはり、名曲 "Listen To What The Man Said" (邦題:あの娘におせっかい)~"Treat Her Gently" ~ "Lonely Old People" とつづいて、~~ "Crossroad"で渋く(彼らにとってはギャグだったらしいですが)終わる最後のメドレーが一番の聞きどころではないかなと思います。とにかくアルバムとしてよくできているのでおすすめです!~

・「なんでワインカラー???
はっきり言って、「Letting Go(邦題:ワインカラーの少女)」を聴くためだけに買っても損はありませんぜぇ~!超カッコイイ曲です!しかも他の曲も秀曲ばかり!全曲楽しませてくれます!「Listen to What the Man Said(邦題:あの娘におせっかい)」なんかは有名ですね!エンターテナーとしてのポールの才能が全開のフルスロットル・アルバムです!

しかし、上記2曲の邦題。どういうつもりで付けたんでしょうね???全く意味がわからないけど、何故か曲のイメージにピッタリです。「邦題、無理矢理付けたで賞!」の大賞を授与したいと思います(笑)

・「前作に続く絶頂期を感じさせるアルバム
アルバム「ヴィーナス・アンド・マース」は前作「BAND ON THE RUN」でポールがつかんだサクセス・パターンを踏襲した感のある一枚だ。前作同様脂の乗り切った、艶を感じさせる出来栄えが嬉しい。繊細な演奏が印象的な#1「ヴィーナス・アンド・マース」からメドレーで続く#2「ロック・ショー」は一曲目と正反対のアップテンポな曲調とポールのノったボーカルが聴かせる。と思えば、はたまた一転、一曲目の流れを汲む「歌に愛をこめて」と起伏の妙も申し分ない。ポールがサポートに回る#8、#9も退屈させず、#10「コール・ミー・バック・アゲイン」では再びテンションの高いボーカルを聴かせてくれる。#11「あの娘におせっかい」はポールお得意のメロウ感漂うラブソング。フィーチャーされたクラリネットの演奏が映え、雰囲気を維持しながら#12に続くアレンジも心地良い。各曲の出来も良く、メドレーの多用もあってか、アルバム最終曲#13まで聞きやすく、後味のいいアルバムである。

ヴィーナス・アンド・マース (詳細)

スピード・オブ・サウンド(紙ジャケット仕様)

・「「これはウイングスというグループのアルバム」とのこと
前作の派手なイメージに比べ、全体に肩の力が抜けて落ち着いた感じになった。この頃のポールはグループで演奏することを強く意識しており、それが他のメンバーが5曲という構成に反映されている。個人的にはDannyやJimmyの曲も悪くないと思うけど、ここは賛否あるようです。「Silly Love Songs」や「Let 'Em In」といったヒット曲のほかに「Warm And Beautiful」などといった名曲も含まれています。ワールドツアー中に製作・発売され、ツアーの大成功もあってアルバムもとても売れました。

・「星のほうはこうなりましたが・・・
 前作に引き続いてポール以外のメンバーのボーカル曲、それも前作よりもさらに多くなっているので星のほうもこうなってしまいました・・・

 しかし曲自体はどれも素晴らしいので、これもまた未発表曲集で「ポールのボーカル・バージョン」で聴けることを期待しています。またあまり知られていませんが、ラストを飾る「ウォーム・アンド・ビューティフル(やさしい気持ち)」は「マイ・ラヴ」に匹敵すると言っても過言ではない、美しい曲です。「隠れた名曲」それを一番たくさん持っているのもやはりこの人でしょうね。

スピード・オブ・サウンド(紙ジャケット仕様) (詳細)

ウイングス・オーヴァー・アメリカ

・「完璧。
ウイングスが最強の布陣だった頃のUSAライブ。いきなり始まるヒット曲メドレーで完全にノックアウトされる。「ロックだポップスだ」などという批評は全く意味を持たず、この圧倒的なブ厚いバンド・サウンドと一点の翳りもない明るさ、楽しさが織り成すRock Showには文句の付け所を見つけることすら出来ない。ポールとウイングスが創るこの懐の広い音空間。「流石」と言うほかはない。これがUSAのRock Showなのだ。また演奏面で突出したテクニシャンがいないウイングスの演奏は、「ポールのVoを生かす」という目的のための演奏となり、それが却ってバンドのまとまりを生む結果となっている。その意味でもウイングスは歌を中心に据えた場合の理想的なバンドスタイルだった。同じスタイルのバンドとしてポール・ロジャースのバッド・カンパニーがそうだったと思うが、バリエーションの多彩さにおいてウイングスが勝っていると感じる。私はこのアルバムをかれこれ25年以上聴き続けているが、「飽きた」と思ったことは一度もない。とにかくスタートから始まるメドレーと多くのヒット曲に、毎回心をウキウキさせられる。こんなアルバムはざらにはない。かつての朋友ジョン・レノンは確かに偉大なアーティストだった。しかしジョンのアルバムにこのような作品があるか。私はやっぱり“ポール派”だ。

・「オープニング最高です。
「ヴィーナス・アンド・マース」〜「ロック・ショー」〜「ジェット」で始まるライヴは、ロック・ライヴ・アルバムの中で最高にかっこいいオープニングです。何度聴いても鳥肌が立ちます。その後に続くナンバーもとてつもないロックソングばかりで興奮の連続です。

・「内容は“ウルトラ五つ星”なのに・・・ほったらかしにされたままの世紀の大傑作ライブ盤
国内盤・輸入盤共、80年代末期に発売された時のままほったらかし・・・。数年前、紙ジャケットシリーズで再リリースされましたが音源は手付かずのまま・・・。おそらく翁がなかなか重い腰を上げないのか、何がしかの理由で度々の要請を却下し続けているのか・・・。いまさらオリジナルのWINGSに恨みつらみでもないでしょうから・・・ねぇ、皆さん。この際、リミックス&リマスター+ボーナストラック満載の完全盤なぁ~んてことで再発されれば俺、2セット買っちゃうかもなぁ~。大麻で捕まって強制送還⇒待望のWINGS公演はおしゃか・・・をリアルタイムで体験したファンにとっては、これまた“スーパー五つ星”ライブ・フィルムの「ROCK SHOW」と共に一生拘り続けるライブ・アルバムなのです、コレは。とにかく、隅から隅までず・ず・ずぃ~っとカッチョイイ演奏の応酬で、近年翁が似た様なライブ・アルバムばかり発売する度に、「ちょっとお待ちなせぇよ、お前さん!その前に“WINGS OVER AMERICA”があるんじゃござんせんか!?」と言いたくなるのは僕だけではないでしょうに。もう手を付けるつもりが無いのなら、せめて廉価盤にしてくれぇい!今時、四半世紀前のCD二枚組アルバムでこの価格はないよ~。

・「これを超えるライブ・アルバムは、たぶんもう出ないでしょう!
ボクが小学生の時お年玉を貯めて買った、初めてのLP盤です。その日、妹たちをステレオの置いてある部屋から追い出し、窓とカーテンを閉め切って正座して聴いた覚えがあります(笑)あらためて聞き直しても、スローナンバーからミディアム、そしてアップテンポの曲までジャンルを問わないレパートリーはまさに音楽の宝箱ですね。

自分の中ではビートルズの“ライブ・アット・ザ・ハリウッドボウル”(CD化希望!)と双璧をなすライブ盤です。3枚組のLP盤では計6回もレコードをセットする必要があり、正直ダレたりすることもありましたが、CD化されたおかげで面倒くささもなくなり気軽に聴けるようになりました(笑)しかしポールの底力、恐るべし!

・「当時は貴重品
これが出た時期は、ちょうどビートルズのリバイバルブームにもあたっていて、ジョンが〝育児休暇〟に入っていたこともあり、ポール&ウイングスへの注目度が高まっていました。タイミングを合わせたようにグループのボルテージも最高潮となっており、ポールの来日中止事件もあって、ファンにとっては待ち焦がれたものとなりました。とくにオープニングのメドレーは涙モノで、当時は「やってくれた」としか言いようが無いものでした。あれからポールもたくさんの作品を残していますが、ライブ演奏といえばビートルズ時代の映画くらいしかなかった頃の、とても印象深い作品です。

ウイングス・オーヴァー・アメリカ (詳細)

ロンドン・タウン

・「曇り空の日に聞きたい名盤
Wingsの中でも静かな印象があるこのアルバムですが、私はすごく気に入ってます。特に1曲目"London Town"は、ロンドンの曇り空が思い浮かぶようなサウンド。"With A Little Luck"はやさしく美しいメロディとポールのヴォーカルが心に沁みます。"Girlfirend"、"Cafe on the left bank"、"I'm carrying"など、どれも「空気感」を大切にしたような曲が多いと思います。

ちょうど曇り空の日に、聴きながらクルマの中で、1人でボーっと海でも眺めていたいような、そんな気分になるアルバムです。

・「デニー・レインを再評価して下さい
ウイングスの作品の中では、異色と言えます。「With A Little Luck」という大ヒット曲が目立っていますが、収録曲のほぼ半数が非常にトラッド色の強いアレンジ。もちろんポール一人でもトラッドなナンバーは作れるのですが、敢えてデニー・レインのアイデアを盛り込むことにより、ウイングスの新しい魅力が感じられるアルバムに仕上がっています。アコースティックギターのアンサンブルが抜群で、この時の試みが、後にポールが作った「Somebody Who Care」や「Put It There」などの楽曲に反映されており、そういった意味でも要チェックのアルバムでしょう。もちろん、従来のウイングスサウンドで押しまくる「Cafe On The Left Bank」や、ちょっとひねった進行が味わい深いタイトル曲「London Town」など、トラッドが苦手な人でも充分満足できる秀作も満載。ベスト盤では聴けない名曲がたくさんあります。難点は、ちょっと冗長な感じがすることでしょうか。余計なことを考えずに、ボケ~っと聴くのがいいかもしれません。

・「目立たないけど高品質です
このアルバムはウィングスの1978年発表の作品です。ヴィーナスアンドマースやバンドオンザランみたいな大きな知名度のあるアルバムとは決していえませんが、良質な曲が揃った秀作といえるでしょう。このアルバムからの第一弾シングルはしあわせの予感で、日米英で大ヒットしました。聴いていてまさにしあわせな気持ちになってくる名曲です。ところで英国のミュージシャンって成功すると国外へ移住してしまうケースがとても多いんです。税金の問題らしいのですが、英国を、故郷を深く愛しているポールはずっと英国在住のままです。そんな英国を愛するポールの気持ちが、このアルバムタイトルになったのではないでしょうか(当初は別のタイトルになるはずだったらしいです)。そんなポールのアルバムタイトルにもなったロンドンタウンという曲は、ファン以外には知名度のある曲とは言えないかもしれませんが、このアルバムの中では私の一番好きな曲です。

・「パンク全盛期でもポール・マッカートニー
このアルバムが発売されたのが、1978年3月31日(英・米同時発売)であり、おりしもイギリスではパンク全盛期であり、このアルバムはNo.1になれなかったのもそんな当時の音楽情勢ではないでしょうか、シングル・カット第1弾「しあわせの予感」は、シンセサイザーメインの心地良いサウンドであり、「With A Little Luck(ちょっとした運があればうまくいく)」のコーラスを思わず口ずさんでしまう名曲です。あとボーナス・トラックに当時イギリスで驚異提的なヒットになった「夢の旅人」が入っているのがいい、「ロンドン・タウン」以降ポールは、試行錯誤を繰り返すがこのアルバムを超えるものは出ていないと思うのは、私だけでしょうか?

・「派手さはないけど超高品質
アルバム・タイトル同様、派手さは無いけど、実にキッチリしていて美しい仕上がりです。ソロになってからのマッカートニーとしては、「Ram」「Band on the Run」に続く傑作では?との声も多く聞かれますが、実際その通りではないでしょうか。

あの(!)ビッグツアーを終えて、リンダの出産も控えた為、ヴァージン・アイランズの洋上でレコーディングされたこの作品。美しく輝く太陽の下で創られたのに、全体の雰囲気は実にしっとりとしてまして、ロンドンの霧や濡れた路面を思い起こします。

物凄くメロディアスだったり、泣かせるアレンジだったり、一発大ヒット!を狙えそうだったりする曲は無いのですが、全体的に本当に高品質で、良くまとまっていて、曲のメリハリも効いているんです。

「飛ぶ鳥落とす勢い」だったあの当時のWingsだったのに、こんなにシットリした良質な作品を発表するなんて、やっぱりマッカートニーはある意味、凄い。ボーナストラック(ラスト2曲)は確かにお買い得ですが、アルバム本来のトータリティを希薄にしてしまっています。CDリピートはオリジナル選曲で行ってみて下さい。

中途半端なヒーリングCDよりも、ずっと心が安らぎ、なおかつ高品質です。

ロンドン・タウン (詳細)

バック・トゥ・ジ・エッグ

・「ポールがロック!
 このアルバムもなんとなく全体に「鬱」なムードが漂っているのですが、それでもそれが「ロンドンタウン」の時のように作品に間延びした感じで出るのではなく、逆に作品をパワフルなものにしているように思います。特にロック・ナンバーの迫力は彼の全アルバムの中でも抜きん出ています。

 B面で久しぶりに聴かせるメドレーは「ハードもメロウもお手の物」というポールならではのお楽しみ。アナログラストの「ベイビーズ・リクエスト」には当時親交のあったサディスティック・ミカ・バンドの福井ミカさんへの秘密のメッセージが込められているそうです。CDは「ワンダフル・クリスマスタイム」が入っているのがお買い得!

・「これぞロックアルバム!
Wings Greatestでそれまでのキャリアを総括したあと、80年代にむけての新たな一歩を踏み出したのウィングスの勢いがそのままぶつけられたアルバムだ。当時考えられる最高のミュージシャンを一同に集めたロケストラによるロケストラのテーマ、So Glad の圧倒的な迫力、Spin It On のスピード、胸がキュンくる Arrow Through Me などどれをとっても魅力あふれる楽曲ばかりだ。

本作のクライマックスは、ポール得意の2部構成による 10: After The Ball / Million Miles 11: Winter Rose / Love Awake ではないかと思う。ここでコンサート、アルバムが一応の終了を迎えるという演出になっているが、どんなことでもいい、なにかいままで経験したことのないことを様々な困難を乗り越えて成し遂げたようなときにこれを聴くとより大きな充実感をえられるだろう。このような優しく大きな包容力をもったロックはまさにポールの真骨頂なのだ。

・「当時の世間的バッシングなど記憶の彼方
ウイングスのラストアルバム。せっかくメンバー一新したのに、ロケストラの超豪華ゲストに喰われて統一性に欠ける、などと、発表当時は評判悪かったけれど、これは間違いなく良いです。確かに新メンバーのお披露目となった先行シングル盤「グッドナイト・トゥナイト/デイタイム・ナイタイム・サファーリング」がめちゃくちゃ気合入った完璧な出来で、こりゃアルバムはすげ~ぞ、と期待させすぎたのかもしれません。ただ、そんな時代背景的条件を抜きにして今聴くと、非常にポールらしいパワフルさに溢れた、魅力的なアルバムと言えます。中でも、全く有名ではない曲ですが「ウィンター・ローズ~ラヴ・アウェイク」がおススメです。数あるポールのバラードの中で、この曲のヴォーカルスタイルは、それまでのキャリアには無い、ポールが新たに開発した新境地なのです。ちょっとくぐもった感じで、引きずるように歌うんですが、これが素晴らしい!このアルバム以降、「ウォーターフォールズ」や、「ゴールデン・アース・ガール」などへと引き継がれる名曲です。必聴ですよ!

・「貫禄のロック・アルバム!
①で楽しそうな催し物への受付をするというポールらしいアイデアで始まる「バック・トゥ・ジ・エッグ」は、ストレートなロックンロールが印象的です。このアルバムの話題はなんと言っても「ロケストラ」でしょう。⑧⑬の2曲が、ロックのオーケストラによって演奏されています。ピート・タウンゼント、デイブ・ギルモア、ジョン・ボーナム、ジョン・ポール・ジョーンズなど23人による大迫力の演奏を聞くことができます。アメリカ・ツアーでウイングスを頂点に導いたポールはこの時期ウイングスの活動が一区切りついたと感じていたようで、再出発の意味がタイトルに込められたようです。この作品後、来日公演が麻薬不法所持で中止となり、やがてウイングス解散となります。今から見れば、ロケストラというプロジェクトはポールの目がウイングス以外のところに向いていたような感じがします。それにしても、ウイングスの最後の作品としてこれほどのものを残してくれたポールの偉大さを認めずにはいられないですね。ちょっと「アビー・ロード」と比較したりしてしまいます。嬉しいのは、ボーナス・トラック。クリスマス・ソング「ワンダフル・クリスマス」が収められています。ポールのクリスマス・ソングはいいですね。

・「寒い冬にお薦めのホットな名盤
79年発表。ローレンス・ジューバーとスティーヴ・ホリーを迎えた新生ウィングスの第一弾であり、タイトルはおそらく原点に立ち戻ろうという意味だったのだろう。このアルバム発表後にジョンの射殺事件が起き、ポールはライヴ活動を停止、ウィングスも自然消滅になってしまったのが残念でならない。とにかく演奏が若々しく、ほどよい甘さを持った佳曲が揃った優れた作品であり、未だにかなり新鮮な印象を持つ。映画の導入部のような1.に導かれて始る2.は思いっきりワクワクさせてくれるポールらしい佳曲。ニュー・ウェーヴ勢に影響を受けたであろう若々しい演奏が眩しく、バック・コーラスもやたら新鮮に響く。冬枯れの風景が思い浮かぶスロー・ナンバーの2.ですらキラキラと輝く粉雪が見えるほど若々しい。アット・ホームな雰囲気が伝わって来る5.(デニー作) もサビのメロのコーラスが素晴しいウィングスらしい曲の一つと言えるだろう。6.はこのアルバムのハイライト的な曲であり、ポールとしてはかなりテンションが高い。シグナルのような緊張感を伴ったエレピのフレーズが特に印象的でギターのフレーズなども従来とはかなり異なった印象だ。8.と13.はピート・タウンゼントらロックの大御所20人以上を集めて一発録りされた曲。決して成功したとは言えないが、湯気が立ち上っているかのような熱い演奏が聞かれる。10.はゴスペルっぽいバラードであり、既に次作の雰囲気もあり。コンセプト・アルバムではないものの、アルバム全体としては映画を見ているかのような美しい流れを持っていると思う。雰囲気からすると真冬に聞くのにもってこいの内容だが、CD化に際して3曲が追加されその内2曲がクリスマス・チューンであることから、個人的にはクリスマス・シーズン限定で良く聞く作品となっている。

バック・トゥ・ジ・エッグ (詳細)

マッカートニーII

・「レノンが悔しがるポールの才能。
1曲目のカミング・アップを聞いてジョンレノンが「ちくしょう!いい曲を書きやがる!」とヨーコに悔しがったのは有名な話。

さて他人の評価はさておき、私個人としてはポールの作品では今でも聞ける名盤だと思っています。

3曲目の「オン・ザ・ウェイ」はブルージーでけだるい感じが好きですし、7曲目「サマーズ・デイ・ソング」は夏の暑い日にエアコンの効いた部屋でソファーに寝そべりながら聞いていると「誰かが悪夢にうなされているけれど、明日目が覚めれば全てが終わるよ」と言う歌詞が流れてきてかなり癒されます。このアルバムの最高傑作は11曲目の「ワン・オブ・ディーズ・デイズ」です。歌詞、曲ともに最高で隠れた名曲です。

テクノっぽい曲は批判も多いですが、それを補うくらいのいい曲があり、買って損はありません。

・「リトマス試験紙
常に「我が道を行く」ポール・マッカートニー。ボブ・ディランもそうだが、やりたいことをやるのがアーティスト本来の姿であると証明することに一瞬のためらいも見せない。本作は平たく言えば宅録なのだが、発表時の形態がたまたまそうだっただけで、深い意味はない。ついでに言えばソロ・デビュー作の『マッカートニー』も宅録で、これはそれからちょうど十年目でのソロ作となったのだが、これもたまたまで深い意味はない。

あまり評価の高くない作品であるが、それは「ポール・マッカートニーは優れたメロディー・メーカーである」という思い込みが強すぎるのだ。基本的に、なんでもありなのがポール・マッカートニーである。純粋な打ち込み系の曲は11曲中M-2、M-6の2曲しかないにも関わらず、テクノ色が強いように言われるのは、「ポールがテクノを演るなんて!」という偏見があるからに他ならない。

本作は、ポールが80年代に向けて新たな創造のステージに突入しようとしていたことを証明するものだ。従来の枠から飛び出そうとするかのような奇妙なメロディー(M-2、M-10)やエキゾチックなインストゥルメンタル(M-8)、深遠な魅力を湛えた楽曲(M-4、M-7)など聴き所は多い。このベクトルを保ったまま創作活動を展開しなかったのは、ジョン・レノンの死があったからだろう。

今改めて再評価すべき作品だ。本作を理解できるか否かで真の音楽ファンであるかどうかが決まるといっても過言ではない。

・「ニューウェーブポール
CDになって追加されたボーナストラックにはポールのダブが聴けます。他にもテクノやローファイな音質からニューウェーブなポールが感じられ2006年にも通用する深い味わいがあります。 ビートルズの実験的(エクスペリメンタル)なとこがツボ、という人にはオススメ(あんまりポップじゃないけど)

・「ポールのものとしてはいまいち。でも楽しい作品。
このアルバムの特徴といえば、何といっても、このいんちきっぽいテクノサウンド。YMOの影響があったのは確実で、日本で逮捕された直後ということもあって、すごく日本を意識してますね。何しろ、"Frozen Jap"(凍りついた日本人)という題のインストゥルメンタルも入ってます。でもこの曲好きですよ。流れるような綺麗なメロディがシンセの音とマッチしてます。

とはいえ、新しいことをやろうとしてちょっと無理してるっていう感じもします。結果としてポールのアルバムとして期待されるレベルにはなってないけど、けっこう楽しいので、純粋に音楽作品としておすすめです。確かに"Coming Up"を聞きたいだけならWingspanで十分ですね。

・「スルメ的アルバム
賛否両論の多いアルバム。個人的には凄く聞き飽きないスルメ的な作品。アナログシンセも味がある音色!そして亡きジョンが生前に、イイ曲だと言った「カミング・アップ」はポールも気に入ってるのでしょうけど、ライブでも欠かせないものになってる。やはり、ヘイジュードしかり、ジョンがイイ!と言った作品は自信持って今も演奏してるんだろなぁ〜と勘ぐってしまう。(ヤァ・ブロードストリート発表時も、リメイクされたフォーノー・ワンはジョンが褒めてくれたから収録した、、みたいなことポール言ってたなぁ・・・)

マッカートニーII (詳細)

タッグ・オブ・ウォー

・「ポップミュージックを超えたこれこそ永遠の金字塔
誰が言い出したかしらないが、金字塔と言われるサージェントペッパーズ。しかしサージェントペッパーズは時代背景があってのことであり、それこそに高い意味がある傑作。しかしこの作品は究極にコマーシャルであるけれど、時代背景が必要がない傑作。

60年代、70年代をのロック、ポップシーンを生き抜いたポールだけが到達できたこのアルバムの崇高な高みに酔え。ビートルズサウンドがよみがえるなんていうんじゃないよ。ビートルズじゃない世紀のエンタティナー、ポール・マッカートニーの渾身の一作。僕らには感動の一作。

・「3年かけて制作された、メロディとアレンジが美しいポールの傑作の1つ
ビートルズに最もハマったのは中学生の頃。当時の自分は完全にレノン派で、特にウォルラスやレボリューションNo.9など前衛的とも言われた曲を愛聴しており、ポールのソロ作品はメロディアス過ぎて、最初はいいのだが、飽きやすい・・・などと感じていた。なので、当時購入したこのレコードも、すぐに聴かなくなった。当時は若者特有の苦悩や深刻さを抱えた人間であったため、レノンの詩のメッセージ性や悲劇性に強くひかれていた部分も大きかったはずだ。そしてその後、私は、ザッパやジョン・ケージなどの現代音楽方面へ突き進んでいく。

レノンを聴くと「悲しみ」と「崇高さ」を感じるが、ポールのメロディからは「いたわり」と「優しさ」を感じる・・・「真の意味で」そう思えるようになったのは、だいぶ年をとってからである。最近、ボブ・ディランが「真に僕が畏敬するのは、ポール・マッカートニーぐらいだ」などと発言したり、桑田佳祐が「無人島に一枚だけ持って行くとしたら、ポールの「ラム」を持って行く」と発言したことなども、今では非常によくわかる。

そんなポールのメロディ・メーカーぶりが最高に発揮されたアルバムの極北とも言えるのがこの作品だ。1980年12月8日に射殺されたジョンの死を、小野洋子からの電話でいち早く知ったポールはウイングスのレコーディングセッションをいったん休止し、81年4月に再開するが、同月中にウイングスはついに解散してしまう。そうした心境と環境の激変を経ながら3年をかけて制作されたポール個人名義のこのアルバムは、プロデューサに(ビートルズ時代と同じ)ジョージ・マーティンを迎え、せつなく痛ましくも、メッセージ性とポールの芯の強さと陽気さにささえられたきらびやかで美しい作品群となっている。個人的には、1曲目のタイトル曲と2曲目Take It Awayのつながり方と展開に、無上の快感を覚える。ポールのメロディは、今良く聞き直せば、飽きやすいどころか、汲んでも汲み尽くせない美に満ちている。30年後、50年後と、後年ますます評価されていくことになるのではないか。

なお、日本語版の歌詞対訳で、2曲目のTake IT Away.を「それを取り去っておくれ」と訳しているが、これは「さぁ、(演奏を)始めてごらん」が正しい訳であろう。テレビなどで司会者が、演奏の始まりでいう決まり文句(「では、演奏をお願いします!」)なのであるが、翻訳時の辞書にはこうした訳が載っていなかったのであろう。

・「楽しめて,感動できる,名盤
この前のポールの日本公演(私は行けなかった…)で演奏してた、ジョンへの"Here Today"は、切ないメロディーと、"If you were here today"というフレーズに涙が出てきます。私としては、"Wandarlust"のメロディの美しさとスケールの大きさに感動。スティービー・ワンダーとの"What's That You're Doing?"は、本人たちの楽しさが伝わってくるようで好きです。それと、ポールが時代の変化に柔軟に対応して、いろんなサウンドを採りいれている姿もけっこう私としては好きですよ。この辺りは賛否両論あるところだと思いますが。

どの曲も手抜きなしで、ポール・マッカートニー名義のアルバムの中でも特にクオリティの高いアルバムだと思います。

・「名曲揃いでお薦め
これは大好きなアルバム。名曲揃いですばらしい。また、一曲ですが、リンゴも参加してます。その「テイク イット アウェイ」はなんとリンゴとスティーヴ ガッドのツインドラムです。この曲大好き。二人のコンビネーションが素晴らしい。他にもジョンを歌ったと思われる、「ヒアー トウデイ」など話題作ぎっしりですが、白眉はスティービー ワンダーとのデュエット、「エボニー&アイボリー」でしょう。メロディーも良いが、詞もすごい。人種差別批判としては、ビッグな二人だけに大いにPRになった事でしょう。スティービーはドラムまで叩いているし(それにしても、盲人でどうしてあんなにたくさんの楽器が弾けるのか。天才です)。ポールの傑作の一つで、お薦めです。

・「最高傑作
日本での逮捕、ジョン・レノンの死、ウィングスの解散など様々な出来事が続き、80年代を最悪のスタートで迎えたポール・マッカートニー。だが、それらをすべて吹き飛ばしてしまうような仕上がりとなった82年の大傑作アルバム。楽曲、演奏、構成どれをとっても文句のつけようがない。

ポール独特の憂いを湛えたサウンドは限りない優しさで聴くものを包んでくれる。まるで達観したかのような歌詞も素晴らしい。才能の赴くままに突っ走ってきた60年代、音楽をする楽しさを追求した70年代を超えて、真のアーティストとして人々に向けた音楽を作り始めた記念的作品でもある。

ポール・マッカートニーは数々の危機に遭遇しても、その度に力強くそれらを乗越え前進してきた人である。そしてその歩みは!いまだに止まる気配すら見せない。そんなポールを象徴するような作品としてこのアルバムを第一に挙げたい。

他にこのようなアーティストを私は知らない。

タッグ・オブ・ウォー (詳細)

Pipes of Peace

・「私もこれ大好きです
私にとってのポールのベストはウィングス時代を含めて「Tug Of War」とこの「Pipes Of Peace」です。アルバム中の「So Bad」を初めて耳にしたときは「おいおいそのファルセットはやりすぎだろう」と思いましたが、聴いているうちにポールの曲の中でも大好きな曲のひとつになりました。いい曲多いですよ。もしもこのアルバムを聴いたことがないのであれば、ぜひ!

・「こびりついて離れない「Pipes Of Peace」
このアルバムって評価低いんですよね。なんでだろ?私が初めて買ったビートルのアルバムだからひいき目に見ているかもしれないけど「最高にいい」ですよ、これ。特にタイトル曲の「Pipes Of Peace」。いきなり胸ぐらを捕まれて、そしてそのまま最後まで聴いてしまう。メロディの豊富さはポールならでは、途中であきることがないですしね。なので、私の評価は★5つ。

・「前作の続編的アルバム
83年発表。前作から2年弱で発表された作品であり、前作に引き続いてのジョージ・マーティンのプロデュースによる作品だが、実際には本作は2枚組で発売される予定で製作された前作の残り分である。もちろんアウト・テイクというものではないためクオリティは前作と大差のない、全盛期とも言える作品となっている。レコード会社の思惑や諸事情があったことは容易に想像が付くが、もし予定通りに2枚組で発表されていたらコンセプトも明確になる上にポールとってもまた違った意味でも金字塔的な作品となっていたことであろう。ややあっさりとした内容は2枚組にしたのであれば、より感動的になったと思うのだが。2.はマイケル・ジャクソとの共作であまりにも有名な曲だが、このブラコン的な要素はポールには全く持ち合わせていない部分であり、この一曲のインパクトは本当に強い。ざっと聞く限りどう聞いてもマイケルの曲だが、数ある共作の中で最も魅力的な一曲だと断言したい。全体的にはポールのアルバムの中でも文句のつけるところがない傑作アルバムではあるが、それだけにデコボコが少なくインパクトが弱い印象はある。どうせ同じ時期のアルバムなので前作と合わせて疑似2枚組として聞いてみるのもオツかも。ここがポールのピークの一つです。

・「ポールのスタジオワーク集大成
ポールのソロキャリアの中で、これほどスタジオレコーディングのクオリティにこだわったアルバムはありません。前作と兄弟作ですが、サウンドは前作より洗練されています。作品的にも80sを代表するマイケルとの”Say Say Say”はもちろん、今のところ最後のU.KチャートNo.1となった"Pipes of peace"。イラクとアメリカがきな臭くなっている今、この歌を歌う意義はあるんじゃないでしょうか。小作品ながら気品ある"So bad"やビートルズ時代のジョンが歌う"Girl"を明らかに意識した歌い方の"The other me"、プロデューサーのジョージ・マーティン曰くマッカートニーの最たる"Keep under cover"。

現在の彼は、ウィングス時代のようなバンドスタイルのサウンドに戻っていますが、このアルバムだけは、ライブ演奏を想定していないソロのスタジオ作品を意識して作られているなと思います。”ただ愛に生きて”を聴いてどうぞ涙を流してください。

・「軽やかな作り
英国の歌手、ポール・マッカートニーのアルバムです。前作「タッグ・オブ・ウォー」と対になるアルバムなのですが、前作以前の作風とは少し変わって、とても軽やかな作りになっています。このアルバム以降のマッカートニーはどんどんシンプルな作風になっていくのですが、その出発点(または分岐点)となったアルバムともいえるでしょう。佳曲揃いのアルバムですが、目玉は米国の歌手、マイケル・ジャクソンとの共演2曲(2、6曲目)です。当時はジャクソンのアルバムに参加したり曲を提供したりと、2人は密な活動をしていました。

Pipes of Peace (詳細)

ヤァ!ブロード・ストリート

・「ポール絶頂期のサントラ盤
 84年秋にリリースされた自作自演映画のサントラ盤、友人がこのアルバムを「昔の曲をリサイクルするようではポールも終わりだ」とか「ネタ切れ」とか言ってこのアルバムを好意的に受け入れない意見が多数聞かれた。そして日本では翌年春に公開された映画は大コケで、ボクのような熱狂的なポールファンが見たくても地方の映画館では公開されないような状況で、未だにこの映画を見たことがない。(当時は今のようにシネコンのある時代ではなかった)ボクの意見としては、このアルバムはポールファンには外せない作品だと思う。大ヒットした「ノーモアロンリーナイト」はポールらしい美しいバラードだし、以降のアルバムにこの曲を越えるようなうっとりするような超強力バラードは収録されていない。個人的にはこの曲がポール最後の名バラードとなっている。他に新曲は2曲収録されており、その中の1曲「ノーバリュース」はポールがストーンズのコンサートの夢を見た時にミックジャガーが「ノーバリュース」を歌っていて、ミックに「ストーンズにノーバリュースという曲はあるかい?」ときいて「いやないよ」と確認してから録音を始めたという曲、このアルバム以降ポールのアルバムの売り上げは下降線を下ることになり、ヒットチャートの第一線から退くことになる。

・「この日本語タイトルはなんとかならないか
映画も見ました。ビデオも持ってます。しかし実に駄作だ!しかもこの邦題。やめてください。とはいえ,アルバムは素晴らしい。No more lonely nightはPAULの曲の中では最も好きです。思えばこのアルバムが出た頃が私のPAUL熱最高潮だったかも。その後どんどん急降下。思い出のアルバムです。ビートルズの曲の数々も聞き応えあります。

・「ビートルズ時代の作品も多数!
 イエスタデイ、エリナーリグビー、フォーノーワン、ザロングアンドワインデイングロードといったビートルズナンバーが収録されています。ここで注目したいのはエリナーリグビーの続編です。エリナーの愛という曲が収録されています。クラシックの音楽にあってもおかしくないポールの才能を感じさせる一曲です。収録の仕方でプロデューサーともめたザロングアンドワインでイングロードもポールのアレンジで収録されています。そのほかにもいろいろな名曲があります。ぜひオススメです

・「映画の内容は
ともかくとして。ポールの音楽的才能の大きな部分占める一つは「アレンジ」であると思うのですが。ようやくビートルズというでかい怪物からの縁が切れたというか第三者的に見ることができるようになったためか、映画のためか、セルフカバーのオンパレードである。しかも、そのアレンジが不思議と心憎いのである。3から6への流れは映画を見ているようで、本当につぼを得ている。11,12,13も聞いていてほっとする。自分の曲だといっても年月を経てまた大きな曲へと成長させているようでもある。ポールの偉大さを改めて知ることになる1枚である。

・「サントラということで名曲揃いです
ビートルズ時代の選曲もありで、何と言っても楽曲の勝利です。

ヤァ!ブロード・ストリート (詳細)

Press to Play

・「充実した楽曲が揃ったおそらくソロでの最高傑作
このアルバムの世間での評価などあてにならないし、ビートルズ時代と比べるのもバカバカしい。お粗末な評論家筋さえいなければ、このアルバムこそポール・マッカートニーのソロの最高傑作とされていたはずである。ポールのアルバムは必殺の曲が必ず入っているものの、アルバム全体としてはどれも薄味で印象が薄くなってしまいがちなんだけども、このアルバムの曲の充実度は半端ではないと思う。シャッフル調の一曲目からして今までと雰囲気が違うことが分かると思う。どの曲もサビが強力で一発ガツンとくるものばかり。強力なのが、FOOTPRINTS、ONLY LOVE REMAIBS、HOWEVER ABSURD、TOUGH ON A TIGHTROPE らバラード群で特に冬の美しく物悲しい情景が嫌が応にも思い浮かぶ、FOOTPRINTS は素晴らしい。そしてポールの絶唱が聴ける、MOVE OVER BUSKER が個人的な一押しでこれもサビが強力。大半の曲を10ccのエリック・スチュワートと共作していて、それが思いっきり吉と出たアルバムだと思う。コステロの共作も良かったが、作品の質の高さはコステロ贔屓の私から見てもこちらの方が若干上。巷(お粗末な評論家) の評価を下げた原因であろう、サンプラーと無邪気に戯れているような曲、PRESS もキャッチーでポールらしい曲で私は好きだし、気品のあるこのアルバムの中で全然浮いていないのは楽曲の良さがあってのこと。ポールの神髄を味わうのであればこのアルバムです。ボーナス・トラックの Once upon a Long Ago はオール・ザ・ベストが発売された時の目玉の曲で、これも超名曲です。

・「安心して買ってください
 1986年に発表されたアルバムで、全米30位/全英8位。全米30位というチャートアクションが示すように、本作の評価は一般的に高かったとはいえませんでした。メロディよりもリズムに主体を置いた音作りがファンが違和感を与えたのがセールス不振の原因だったと言われていますが、まだ本作を聴いた事の無い方はそんなマスコミの評価など気にしないで安心して買ってください。意外にもリズム一辺倒の曲はごく一部です。 評価が低かった本作ですが、珠玉とも呼べる曲が数曲収録されているので、それらの存在だけでも買う価値は高いと思われます。「Footprints」や「Only Love Remains」などは普遍的名曲となる素質が充分に高かったバラードだと思いますし、「Pretty Little Head」はポール流プログレ作品としてPVと共に当時話題となりました。 逆に本作からの1stシングルとなった「Press」などはアレンジ等に「やり過ぎ」感があり、ナゼこの曲が1stシングルに選ばれたのか疑問が残るところではあります。実際にヒットしませんでした(米21位/英25位)。せめて「Only Love Remains」が1stシングルであったならば、本作の評価は若干変っていたかもしれませんね。 確かに本作はポールの作品中最高傑作とは呼べないかもしれない。ですが、質的に他のアルバムに著しく劣っているわけでは決してありません。むしろ時代をポール流に吸収昇華させた名盤だと思います。安心して聴いてください。 余談ですが本作関連のPVには良い作品が多かったと記憶しています。PV集、発売してくれないかナァ…。

・「エリック、おまえ、それ面とむかっていえよな!
『いじりすぎていい曲が台無し』と酷評したのは、共作者のエリックスチュアート。おまえ、それ面とむかっていえよな!

原曲はとてもよかったとエリックはいっているのだが、たしかにさもありなん、という感じがする,.....マッカートニーは『さいのー』がありあまっているのでバランスをとるのがとてもむずかしいらしい。ドライヴィングレインとかみたいないい加減なしろものよりはずうっといいが.............個人的には2曲めがベスト。ストラングルフォールドやトークモアトークもライブでやれば最高だろうな。最後のバラードも秀作。オンリーラブリメインズはとっつきはいいが甘すぎ。フットプリンツはまずまず。アングリーは傑作。とくにシングルにおさめられたミックスがサイコー。こうして書いてくるといいアルバムだな。

・「模索期の作品
プロデューサーに当時売れっ子のHugh Padghamを起用した86年のソロアルバムです。元10ccのEric Stewartとコンビを組んで曲作りに取り組んでいますが、どれもアイデアがまとまりきれていないようなもう1歩の曲が多いです。そのためアルバム全体がまるでアウトテイク集のような印象を与えます。ただ、ポールマッカトニーだ、ポップだ、バラードだと過度の期待をかけずに聴けば、落ち着いた気持ちで聴けると思います。シングルカットされた"Press"は、ポールがロンドンの地下鉄に何十年ぶりか乗るというプロモ・ビデオが作られました。ボーナス曲の"Spies Like Us"は「スパイ・ライク・アス」というコメディー映画の主題歌です。

・「過渡期のポール
前3部作は、ジョージ・マーティンによって、本来の自分らしさを引き出してもらった。新たなサウンドアプローチに挑んだ本作は、バンドフォーマットに縛られない色々なミュージシャンからインスピレ−ションを刺激されつつその時の流行に乗ろうとした作品。器用貧乏炸裂!シングルバーションの「プレス」に彼の魅力があったのに、ここに収録されているバージョンは迷走している証拠。当時は死後美化されたジョンと比較され、非難の対象となってしまったポールのフラストレーションを、「アングリー」に垣間見ることができる。今流行に振り回されることなく聴くことができるから、タイトなロック系とアコースティック系の作品に素材の良いものを見つけることができると思う。ボーナストラックは、シングル発表曲で、ワンス〜は、本作発表後の作品で「らしさ」を取り戻しつつある秀作。

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フラワーズ・イン・ザ・ダート

・「サイコサイコッYEAH!
ポールやっぱサイコサイコサイコッ!YEAH!コステロと組んでつくった4曲は特にいいっす!「MY BRAVE FACE」はサッパリしてっけど歌詞なんか聴くとケッコー苦味があって「YOU WANT HER TOO」もコステロの皮肉っぺぇヴォーカルナイス!でもやっぱマジヤバな名曲「THAT DAY IS DONE」っす!これ聴くだけでも買う価値ありまくりまっす!ポール&コステロサイコサイコサイコッ!YEAH!!!

・「コステロとのハーモニー
 このCDはエルビス・コステロとの共演によってレコーディングされたものが多く含まれております。ポールにとって、初志貫徹なコステロは昔のパートナー、ジョン・レノンを連想させるそうです。だからこの作品はほかの共演者(ジャクソンやワンダー)に比べ、もっともよいものであると思うのです。DistractionやThis one、Loveliest songといったこの三曲は、売れさえしなかったものの、Yesterday、 Let It Be に引けをとらない滑らかなメロディーとすばらしいプロデュースが盛り込まれています。ほかにもチャリティーのために作ったHow Many Peopleなど全16曲の傑作です。当時不評続きだったポールのアルバムでしたが(自分はどのアルバムもよいと思いますが。。。)

 まさに最高傑作です。30近くあるポールのCDのなかでもこれだ!!!と思わせる力があります。是非、是非 聞くべきです。すばらしいです

・「ポール流AORの決定版!
 1989年に発表されたアルバムで全米21位/全英1位を記録しました。このアルバムで話題を集めたのはエルヴィス・コステロとの共作曲(1,3,9,10)の収録です。当時「この組み合わせは成功するのか?」との声も多く聞かれたものですが、完成した曲はポップ・ロックの王道とも呼べる素晴らしいものでした。特にTr.3での「掛け合い」はビートルズ時代の「Getting Better」を思い出さずにはいられない。前作『Press To Play』がかなり不評だった事もあり、音楽誌は挙って「帰ってきたマッカートニー・サウンド」的な紹介をしていたのを覚えています。個人的には『Press To Play』も好きなんですが…。 初めてポールとコステロのコンビ(?)結成のニュースを聞いた時は非常に驚きました。だって日本の政治で言えば自民党と共産党が連立政権を作るみたいな物ですし。当時の洋楽ファンは皆同様の印象を受けたそうですが、この後のワールドツアーにてポールの来日コンサートも成功するあたり、このプロジェクトは良い結果を残したといって良いでしょう。 アルバム全体の印象としては『Tug Of War』以降の「AOR路線」の決定版といえばイメージしていただけるでしょうか?ロックをベースとしながらも47歳のベテランらしい落ち着いた仕上がりは初めて聴く方々にも安心してオススメできる一枚です。シングルカットされた4曲(1,6,7,8)は大してヒットしませんでしたが、ポールらしい普遍的ポップ・ソングと呼べる佳曲です。個人的にTr.6は名曲だと思います。これぞ「マッカートニー・サウンド」だっ! 本作は70年代の彼の作品群と比べるとさすがに全体的な「地味さ」は隠せませんが、永く付き合える良いアルバムだと思います。ジェントルでポップな一枚をお探しの方は本作をどうぞ!

・「ポールはやはりビートルズのメンバーだと再認識
今回、ポールと組んだエルビスコステロは実際凄い人で、元ビートルズのポールマッカートニーにズケズケと物言い、仕舞いにはダメ出しまでしたそうで。。。そう言えばビートルズ時代にはジョンレノンがいてお互いに刺激し合ってあのサウンドがある。そういうわけでこのアルバムの仕上がりは、サウンド、歌声、ミキシング、全てにおいて渾身の仕上がりである。ビートルズ時代のエネルギーすら放出していると思えたのだ。コステロとの合作3曲、MiXが神業のラフライド、優しいメロディのディスワンは特にオススメ。

・「記念碑的な名盤
マッカートニーには珍しく重くてシリアスな作品。こういう場合は失敗しやすい人だけど、これは例外。1982発表のタッグオブウォーで頂点を極めた彼だが、その後は時代の変化もあり、じり貧な感はいなめなかった。じっさいかなり追い込まれた雰囲気は如実にかんじられたものだ。しかし彼は真摯に音楽に取り組みつづけ、タッグオブウォーの制作前にジョージマーテインに受けたアドヴァイスを忠実に実行していた。マーテインは『君はなぜ自分より下手な人とやるんだい?』といったのだ。これはゴドリッチのいった『あなたを安全地帯から連れ出したい』という言葉と奇妙に符号する。とにかく80年代のマッカートニーは他流試合を重ね精進する。その最良の成果がこのFlowers in the Dirt である。めずらしく評論家のレヴューも好評で、気分を良くしたマッカートニーはついにツアーを再開。われわれはロックの歴史をまのあたりにすることになるのである。記念碑的な名盤だ。

実質ラストをかざるバラード『モーターオブラブ』は『マイラブ』をらくらく凌駕する大傑作、後半の即興的な部分では何度きいても胸が熱くなる。『フィギアオブエイト』は全キャリアのなかでもベストを狙えるだろう。『プットイットゼア』に癒された人もおおいはずだ。『ジスワン』のビートリーな味付けも憎い。コステロとの共作はコステロ色が濃いがそれが苦みとなってアルバムに深みをあたえている。

フラワーズ・イン・ザ・ダート (詳細)

Tripping the Live Fantastic

・「ポールのライヴはこれがベスト!
ウイングス解散後ポールはほとんどオーディエンスの前に出ることはありませんでした。しかし周囲の説得もあり、再びツアーに出ることを決意しました。一部日本のマスコミはビートルズナンバーを多くやることに対し、ポールは過去の遺産を食い潰していると酷評しました。こいつらなーんにもわかってないね。ポールの音楽活動の集大成のコンサートなのだから、ビートルズ、ウイングス、ソロ時代すべての曲をやるのは当然のことなのです。もちろんビートルズの曲をプレイするのは、ポールのなかで何かがふっきれたということもあるのでしょうが。あと、ポールのライヴアルバムって極悪編集のためライヴの魅力が半減してしまうものばかりなのですが、このアルバムは特にそういうことは感じませんでした。ただしリハーサルテイクを途中に入れることはやめて欲しかった。とは言うものの、ヘイジュードをはじめとする初めてコンサートで演奏される数々のビートルズナンバーには感激させられました。やっぱりビートルズはポールだったのか?

・「人生最高のアルバム
実はポールのライブを7回行きました。このアルバムが出たときは3回。これだけ強烈な衝撃を味わった日は未だにありません。現在もこのアルバムを聴きながらのレビュー。よろしければ試聴してください。

まずfigure of eightオープニングナンバーであり、ポールと初対面のライブの日ははっきり言いまして手が震えていました。今でもあの瞬間を思い出せます。

やはりこのCDのお目当てはみんなビートルズナンバーでしょうからここで特徴をthe long & winding roadはビートルズ時代よりも低音をはっきりさせた録音。 the fool on the hillは原曲よりも歌詞が長い。golden slumbers〜the endではやはりハーモニーがポールのみなのでビートルズの素晴らしいコーラスがないのが残念。だけどもこれをライブで演奏することに意義がある。

余りにも内容が濃密なので書き切れませんが、最高☆100個つけても良いライブアルバム。

・「独占禁止法違反
 最初にこの盤を聴いた時、こりゃー反則だ!と30回くらい片えくぼになりながら呟いた。ボーク!テイク・ワン・ベースだ。こんなことされては、現代の?ミュージシャンの売上に影響が出る。でもこんなことが出来るのは勿論本人だからであって、多少の演奏や編曲の問題も(「Winding road」がフィル・スペクター・ヴァージョンだし!)何ら意に介さないのはさすがにオリジナルの強みだ。 内容は圧倒的過ぎて、次々と放たれるビートルズ・本人の名曲群(本人のも勿論凄い!)に、こちらもきゃあきゃあ言いながら向かうしかない(イントロがかかると思わず声が出る!)。不覚にも「今日の誓い」で涙腺が緩むが、何と言っても「Let it be」や「Hey Jude」は大合唱になり、ここに収められた雰囲気に飲み込まれてしまう。なんてこった・・。 この盤はちょうど幻の名盤『ハリウッド・ボウル』のようだ。まさに反則。他のミュージシャンが束になっても勝てない、ある意味王道とは、を思い知らされる盤。惜しげも無く繰り出され過ぎで、つい「安易だ〜!!」と言ってしまうくらい、すんごく良い。

・「歴史的意義
ライブ盤としての出来を冷静に判断するなら、ウイングスオーバーアメリカ(USAライブ)のほうが断然いいとおもう。しかし、この『トリッピング〜』には歴史的意義がある。ヒストリックリターン、である。全ポールファンが待望した世界ツアーのドキュメントなのだ。一曲めのフィギアオブエイトは何度きいても震えがくる。ちなみにポールと組んだドラマーではこの時のクリスウィットンが一番好き。

・「彼の音楽人生の原点にたち帰った1枚。
ポールが10代の頃流行っていてコピーしたであろう曲のカバーと、 当時、彼がリリースしたアルバム(ビートルズの香りが強い)ものと、 彼のライブではお約束的な曲などで構成されている。 エディ・コクランやファッツ・ドミノなど彼の大先輩達の曲、 ビートルズ時代の曲、ウイングス時代の曲等など盛りだくさん。 リッケンバッカーがフューチャーされたりと、「彼の昔」を振り返っているみたい。 内容は文句のつけようがない! 曲目は当時のライブの順番で同じ曲順。 しかし、ポールが選んだ世界各地での公演から拾い集めている。 今は亡きリンダのタンバリンやコーラスも懐かしい。 買っても損は決してしないと思う。 ここで収められているGET BACKは私が東京ドームで聴いたものなので余計にうれしい^^

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オフ・ザ・グラウンド

・「不当に過小評価されている名盤
 この頃のポールと言えば、前作品"Flowers In The Dirt"ばかり誉められている印象がありますが、本作品は個人的にはポールのソロ作品でもベスト3にはいるほどの名盤と思ってます。前作品に参加したコステロの影響か、全体にタイトなバンド・アレンジで、Wings時代のような甘い感じが無いですね。メロディも、総じて美しい。正直どのアルバムでも飛ばして聴かない曲がありますが、これは全曲好きです。このアルバムの為のセッションで録音された曲も「なんでボツになったの?」と不思議になるようなものばかりなので、それらをまとめて収録した2枚組の「コンプリート・ワークス」を探すべきでしょう。

・「自信たっぷりのバンド・サウンド!
89年から90年にかけてのワールド・ツアーの大成功で、ポールはやる気が起きたようです。MTVアンプラグドやネブワースへの出演など、元気な姿を見ることが出来ました。ポールはツアー・バンドを気にいっていたのでしょう。そのメンバーでレコーディングされたのが、この「オフ・ザ・グラウンド」。ポールのファンとしては、ポールが活動を活発化させて、何か期待が膨らんだものです。実際、ポールらしさが味わえる作品が多くてうれしい限り。①のタイトル曲がビートルズ、ウイングスの頃を彷彿させるような自信漲るサウンドでワクワクする。今に続く、ポールの活躍を予感させるアルバムだと思います。ファンにはお勧めな作品。

・「爽やか、さりげな、サイコッ!YEAH!!
爽やか、さりげな、サイコッ!の三拍子揃った快作っす!前作『フラワーズ イン ザ ダート』をコステロと組みまくりでMAKEって、その後、お久ぁ〜でワ〜ルドツァ〜って、完璧GET BACK!YEAH!ポール!!ってた頃のアルバムっすから大モンポ〜ルの自信&余裕に溢れた一枚になっとりまっす!バンドは一緒にワ〜ルドツァ〜ったメンバァ〜で固めて、無駄ノッシングなタイトなサウンドに仕上げとりまっす!派手さは控えめっすが佳曲並びまくりっす!個人的には前作の方が好き好き大好き超聴いてMAX!っすが、アルバムの纏まり具合としては本作の方が上だぜ感、否めねぇ〜ぇぇぃ…っすねぇ〜ぇぇぃ…あと、他のレビュァ〜の方も仰られてるっすが、やっぱツァ〜やったお陰でポ〜ル声がアンチエイジング的に伸びやかぁ〜に若返っとりまっす!環境破壊etcポ〜ルのメッセェ〜ジも、つめ込められMAX!な一枚っす!大体ジャケ写のまんまの爽やかぁ〜な一枚なんで、ジャケ写、気に入った方はリッスン御薦めしまっす!やっぱポ〜ル、サイコサイコサイコッ!YEAH!!

・「ワールド・ツアーの収穫。
 前作「フラワーズ・イン・ザ・ダート」を引っさげての嵐のワールド・ツアーを終えて、ほぼそのバンド・メンバーで腰を据えて作られた力作。このアルバムも明らかに「次のツアー」それを見据えて作られていて、ファンとしては「早くライヴで聴きたい!」そう思わせられる曲が並んでいました。 

 そしてその期待どうり、’93年の日本公演も含むワールド・ツアーではこのアルバムからのナンバーも数多く演奏され前作の時以上にオーディエンスに歓迎されたのでした。その模様はライヴ・アルバム「ポール・イズ・ライヴ」で聴くことが出来ます。ぜひ確かめてみてください。

・「ポールの声がよく出ている
当時のツアー・メンバーによるレコーディングなので、バンドとしての調和がとれており、安心して聴けるアルバムです。ツアー中ということでポールの声がよく伸びています。ただしメンバーの顔ぶれからしてもやや地味で刺激は不足気味です。

オフ・ザ・グラウンド (詳細)

Paul Is Live

・「やっぱりファンには堪らないアルバム。
2度目の来日公演が行われた時の世界ツアーからのライブ盤。「オフ・ザ・グラウンド」とポールの全時代を通じた名曲が組み合わされた構成。オープニングが「ドライヴ・イン・マイ・カー」。前回のツアーの時に漏れた曲が多く収録されている。お馴染みの曲がライブで聞けるということで、やっぱりファンには堪らないアルバムでしょう。熱気としては、やはり2度目ということで前回の方が盛り上がっていたような感じはするが。ジャケットとタイトルが秀逸で、アビー・ロードのジャケットからのポールの死亡説をパロッている。タイトルの「ポール・イズ・ライブ」も死亡説の裏返し。このあたりの軽さが嬉しい限り。

・「最強ツアーバンドでソリッドに復活するビートルズナンバー
“ポール・マッカーãƒ