Saxophone Colossus (詳細)
Sonny Rollins(アーティスト)
「このCDの最高の音質」「これぞ本当のホンモノ!」「奇跡的快演」「ロリンズの最高傑作!」「2曲目に名演あり」
Out There (詳細)
Eric Dolphy(アーティスト)
「鳥となるベクトル」「哲学的な作品」「非凡」「OUT THERE」「摩訶不思議なサウンドが展開!」
Blue Train (詳細)
John Coltrane(アーティスト)
「コルトレーン飛躍の記念碑」「コルトレーン飛躍の記念碑」「爽快」「アルフレッド・ライオンの意地の一枚」「ハードバップコルトレーンの代表作」
Town Hall, New York City, June 22, 1945 (詳細)
Dizzy Gillespie(アーティスト), Charlie Parker(アーティスト)
「ガレスピーとの相乗効果も効いています。」「入門盤であり永久盤です!」「60年前・・・」
ビッチェズ・ブリュー(紙ジャケット仕様) (詳細)
マイルス・デイビス(アーティスト), ウェイン・ショーター(演奏), ベニー・モウピン(演奏), ジョー・ザヴィヌル(演奏), ラリー・ヤング(演奏), チック・コリア(演奏), ジョン・マクラフリン(演奏), ハーヴィー・ブルックス(演奏)
「おビッチェ」「諸「悪」の根源。1969年の大実験作」
サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード+5 (詳細)
ビル・エヴァンス(アーティスト), スコット・ラファロ(演奏), ポール・モチアン(演奏)
「不滅の価値を持ったライブ盤にしてラファロの遺作」「聴けば聴くほど愛着がわく」「スコット・ラファロの演奏は特筆すべきものでした」
モントゥルー・ジャズ・フェスティヴァルのビル・エヴァンス+1 (詳細)
ビル・エヴァンス(アーティスト), エディ・ゴメス(演奏), ジャック・ディジョネット(演奏)
「録音もよく、内容もすばらしい」
メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー (詳細)
キース・ジャレット(アーティスト)
「なんとも形容しがたい演奏」「紡ぎだした珠玉のピアニズム」「☆何度聞いてもあきない☆」「タイトル通りの美しい作品」「流麗なピアノの調べ」
4, 5 and 6 (詳細)
Jackie McLean(アーティスト)
Motion (詳細)
Lee Konitz(アーティスト)
「ジャケットの色どおりの輝き!」「コニッツ最高傑作はこれだ」「Cool Jazz」
● JAZZ(ジャズ)名盤 1945〜1965年 個人的に好きなアルバムです。
● 林のお薦め
● Music 7
● (2006/03)Prestige RVG Remaster_01
● 遂にPrestigeからも24-bit RVG Remastersが登場!第一弾10枚は...
● JAZZ
Custom Stores>By Formats>輸入盤>All US Titles
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ジャズ・フュージョン>アーティスト別>J-L>John Coltrane
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Charlie Parker
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>D-F>Dizzy Gillespie
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Chick Corea
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>J-L>Larry Young
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>M-O>Miles Davis
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>V-Z>Wayne Shorter
Custom Stores>By Formats>紙ジャケット>ジャズ・フュージョン
・「このCDの最高の音質」
このアルバムのCD化は私が知っている限りでは、80年代前半に最初に出た国内盤、ロリンズのPRESTIGEのCOMPLETE BOX、OJC盤、DCC盤そして3年くらい前に出た紙ジャケ国内盤、そして本作。これらのCDはすべて聴いていますが、まだまだいっぱいあります。この中でもスタジオの空気感、各楽器の生々しさ、演奏者の呻き声、音圧etc.とどれをとっても御大RVG(ルディ・ヴァン・ゲルダー、オリジナルの録音技師)自らがディジタルリマスターした本作がダントツで優れています。
本作以外で聴くに値するのはDCC盤とかろうじてOJC盤のみで、あとはハッキリ言ってとるに足らないものばかりですね(涙)。それでは何故同じアルバムを聴き続けるのか?それはオリジナルアナログ盤の物凄い音を聴いているからなのです。前に出たCDは不発でも、今回のはオリジナル盤に匹敵する立派な音になっているのではないかと、期待を持ってしまうからなのです。しかもオビには「何ビットでディジタルリマスターした迫真の音!」なんて平気で書いているしね。
話は変わって、4年前にDECCA時代のローリングストーンズの一連のアルバムがABKCOから発売されたとき、私も何枚か買いましたが、その素晴らしい音に腰を抜かすほどビックリしたものでした。そのころある雑誌に現ABKCO社長のジョディ・クライン氏のインタビューが載りましたが、とても興味深いものでした。クライン氏によると、リマスターに時間がかかったのは、音質的な決定版を作りたかったのと、中途半端な音のCDを何度も小出しにして、ファンに迷惑をかけたくなかったそうなんです。
たいへん立派な心意気ですが、私に言わせればこれがあたりまえ。中途半端な音のCDを何度も小出しにして、ファンに迷惑をかけまくっている、わが国のレコード会社のジャズ部門の担当者は、ジョディさんの爪の垢を煎じて飲まれてはいかが?
・「これぞ本当のホンモノ!」
ソニーロリンズの名盤として有名なこの「サキソフォンコロッサス」はジャズ入門者の方にとって最適の一枚だと推薦できます。まず何と言っても、セントトーマスとモリタートの二曲がとっても聴きやすくて良いです。テナーサックスの名人ソニーロリンズのメロディアスなプレイも見事です。私なんぞは、もう何十年も聴いていますが未だに聞き飽きることがないほどです。こういうのが本物のジャズというモノです。バックを務めるミュージシャン達も腕達者が揃っています。まずはドラムスのマックス・ローチ。速くて正確なリズムに、重たいバックビートに変拍子。聞き惚れるしかないですね。この人主役のロリンズに全然負けていません。ピアノのトミー・フラナガンも上手い。決して出しゃばることがないが、リリカルで美しいメロディを小出しにする。ベースのダク・ワトキンスも渋いボトムキープをする。ほれぼれとさせられる縁の下の力持ちぶりです。もう只じっくりと聴いて頂きたいです。ジャズを知りたいという方は、是非これを外さないでくださいね。
・「奇跡的快演」
1950年代のイーストコースト・ジャズを代表するだけでなく、モダン・ジャズの最高傑作一つとしてあげられる本作は、ジャズのもつアドリブ芸術の一つの極点ともいえる。早くから、豪快なトーンとイマジネーティブな楽想を発揮していた、ソニー・ロリンズだったが、自らの過剰な才能を疑うかのごとく、数度の一時的引退によって雲隠れすることを繰り返した。この傑作は、復帰したマックス・ローチ=クリフォード・ブラウンのクインテット参加の後吹込みされたものであったが、成熟しつつあったロリンズがブラウンの死によって、一気に完成されたプレイを見せた奇跡的快演である。モリタート、セント・トーマス、ブルーセブンなどどれをとっても、音色、フレージング、リズム感、アドリブの意外性に優れた名演である。まさに50年代ジャズの古きよき時代を現代に伝えるモダン・ジャズの必須アイテムであろう。ワーデル・グレイの死、デクスター・ゴードンの低迷、ジョン・コルトレーンの未完成にあった56年におけるテナー・サックスのずば抜けた金字塔である。
・「ロリンズの最高傑作!」
ロリンズの最高傑作! カリプソ調のセント・トーマスで軽快に歌い、ユー・ドント・ノウ・ホヮット・ラヴ・イズでスロー・バラードを太く吹き、モリタートをリラックスして歌い上げる。 ダグ・ワトキンスのベースのギシギシとしたウォーキング・ベースとマックス・ローチの堅実なドラムも最高です。トミー・フラナガンは決してでしゃばらない。 傑作です。
・「2曲目に名演あり」
ロリンズ自身の作曲の1曲目「セント・トーマス」や4曲目の「モリタート」(三文オペラの主題曲)が有名だが、名演と分かるものの、ちょっと明るすぎてジャズの哀愁といったものが感じられない。むしろ2曲目の「あなたは愛について知らない」、3曲目の「ストロード・ライド」、5曲目「ブルーセヴン」にジャズを感じる。トミーフラナガンのピアノ、マックス・ローチのドラム、ダグ・ワトキンスのベースの超名演、ルディー・ヴァン・ゲルダーの録音の素晴らしさについては今さら、言うまでもない。(松本敏之)
・「鳥となるベクトル」
先ずはタイトル曲でのドルフィーのソロ。若しチャーリー・パーカーがもう少し生きていたなら、この様に吹いていたのではないか、という妄想を掻きたててくれるのです。飛翔しています。
前衛、とはドルフィーに関しては僕はあまり思いません。ま、先鋭的ではあるのでしょうが、豊かな伝統の上に立脚している、と素直に感じられるのです。この作品は、ピアノレスでチェロが入っているという一風変わった編成。ワンホーンなので、ドルフィーのソロと、彼の音楽世界というものをストレートに堪能できます。自由です。でも基本はオーソドックスなのです、ドルフィーという人は。 『ファイヴ・スポット』も最高ですが、最初にドルフィーを聴くアルバムとしてもこの作品は悪くないのではないかと僕は思!います。
・「哲学的な作品」
PrestigeのDolphy作品としては、私が昔LPで聞いた時には異質に感じた作品であった。しかし久しぶりに(約20年ぶりに!)CDでじっくり聞くと、彼の音楽(Jazzに限定していない)に対する貪欲な姿勢が当時としては突出していた事が分かる。とっつきにくいかも知れないが、聞いた後に充実感が残る作品である。音質も申し分ない。よし!prestige時代の作品は全部CDで揃えよう!。
・「非凡」
ドルフィーの残した演奏はどれも名演ぞろいであるが、この初期(といっても活動期間は実に短かったが)のアルバムもすばらしいの一語に尽きる。まずはタイトル曲だけでも聴いてほしい。彼の演奏の非凡さがただちに聴き取れるだろう。人間の血のかよった前衛として、彼の地位は不滅である。
・「OUT THERE」
自分自身の音を追い越しているスリリングな演奏。OUT THERE本来の持ち味が十二分に発揮されているSERENE17WESTとBARONは曲の構成の面白さが際立っている。ECLIPSEとSKETCHOFMELBAはミンガスやランディウエストンのスケールの大きさが感じられる。FEATHERSはこんな綺麗な音を残してくれてありがとう。としか言えん。稀に見る‘スモール,な男ドルフィーの懸命の冒険に耳を傾けて欲しい。
・「摩訶不思議なサウンドが展開!」
エリック・ドルフィーのNew Jazzレーベル第2弾は、ピアノの代わりにロン・カーターがチェロで参加したカルテット編成。抽象画的ジャケットが暗示するように、ドルフィーだけが創造しうる摩訶不思議なサウンドが全編で展開されています。これはよく考えると、ドルフィーが在籍した「チコ・ハミルトン・クインテット」からギターを抜いた編成なんですね。コード楽器が無い分、ドルフィーのプレイに集中出来ます。
なお今回(2006/03)は、ルデイー・バン・ゲルダーがリマスターを手がけています。□Rudy Van Gelder Remasters [Concord]
・「コルトレーン飛躍の記念碑」
マイルス・デイビスのオリジナル・クインテットが一時解散し、セロニアス・モンクのコンボに参加後の、成長著しいコルトレーンの姿を記録した貴重なアルバムである。ブルーノート唯一のリーダー作でもある本作は、サイドメンが充実し、3管編成の典型的なハード・バップに仕上がっている。曖昧なフレーズもなくなりバリバリと吹きまくるトレーンは、すでに東海岸の代表的なテナー・サックス奏者に成長し、自信に満ちたプレイを見せている。ブルー・トレインの単純なテーマからソロに入って一転、うねるようなアドリブで自在にブルースを音の織物にしていくコルトレーンの楽想は素晴らしく、58年のソウル・トレインと並ぶ50年代の金字塔であり、コルトレーン飛躍の記念碑アルバムとして絶対に欠かす事が出来ない。弱冠二十歳に満たない天才トランペッター、リー・モーガンも溌剌としたバイタルなプレイを聴かせ、カーティス・フラーが加わったフロント・ラインは重厚でアンサンブル的にも優れている。ジャケット・デザインがブルーノートらしく、かっこよく決まっている点も魅力だ。この後、再びマイルスのコンボに加入し、比類なきセクステットにおいてモード・ジャズの極点を目指し「マイルストーンズ」「カインド・オブ・ブルー」の吹込みへと続くのである。
・「コルトレーン飛躍の記念碑」
マイルス・デイビスのオリジナル・クインテットが一時解散し、セロニアス・モンクのコンボに参加後の、成長著しいコルトレーンの姿を記録した貴重なアルバムである。ブルーノート唯一のリーダー作でもある本作は、サイドメンが充実し、3管編成の典型的なハード・バップに仕上がっている。曖昧なフレーズもなくなりバリバリと吹きまくるトレーンは、すでに東海岸の代表的なテナー・サックス奏者に成長し、自信に満ちたプレイを見せている。ブルー・トレインの単純なテーマからソロに入って一転、うねるようなアドリブで自在にブルースを音の織物にしていくコルトレーンの楽想は素晴らしく、58年のソウル・トレインと並ぶ50年代の金字塔であり、コルトレーン飛躍の記念碑アルバムとして絶対に欠かす事が出来ない。弱冠二十歳に満たない天才トランペッター、リー・モーガンも溌剌としたバイタルなプレイを聴かせ、カーティス・フラーが加わったフロント・ラインは重厚でアンサンブル的にも優れている。ジャケット・デザインがブルーノートらしく、かっこよく決まっている点も魅力だ。この後、再びマイルスのコンボに加入し、比類なきセクステットにおいてモード・ジャズの極点を目指し「マイルストーンズ」「カインド・オブ・ブルー」の吹込みへと続くのである。
・「爽快」
トレーンの才能がハジけた一枚。ノビノビとブリリアントな演奏が堪能できます。4以外はトレーンのオリジナル、そのどれもが澄み渡るほど爽快な曲ばかり。
まず、表題曲「Blue Train」は何といってもユニゾンの美しさ、そして待ってましたといわんばかりに飛び出すトレーンのテナーに、リー・モーガンの神がかったソロが凄い迫力。次に僕がこの一枚で一番好きな「Moment's Notice」。トレーン、モーガン、フラーと3管が、それぞれノビノビ、プレイしていて気持ちいい。トレーンのテナーに関していえばこれがテナーサックスの音色??ってぐらい広がる青空のように爽快なんだよなぁ。3の「Locomotion」では、カーティス・フラーのトロンボーンソロがGOOD。この人はサイドマンなんかに納まる器じゃない事がよくわかるし、トロンボーンという楽器の魅力が存分にきけます。魅力に気づけばフラーのリーダー作「ブルースエット」も聞いて欲しい所。4の「I'm Old Fashioned」はトレーンがリリカルに歌い上げてるバラード。ラストはこれまた爽快な「Lazy Bird」。あと脇を固める、ケニー・ドリューとフィリー・ジョー・ジョーンズとポール・チェンバースが素晴らしい。ドリューは一音がクッキリと洗練されていて、どちらかというとクラシックみたいな響きをもつプレーヤーだが、この一枚みたいにクリアな曲調の中では透明感が冴え渡って美しい。フィリー・ジョーという人は何時でも何処でも陰日向なくコツコツいいプレイを聞かせてくれます。チェンバースも同じでこの人の参加してる作品にはハズレがないんだよなあ。
通じて聴くと、黒さとかジャズ独特の暗さ、しみじみくる暖かさみたいなものとは対極の位置にあるが、これは多分、プロデュースのライオン色が強いのかも。トレーンに懇願しての唯一のブルーノート作品だけに、彼の晴れ渡るほどの快心さがよく出てる。
・「アルフレッド・ライオンの意地の一枚」
1957年9月15日録音。
1957年コルトレーンはプレスティッジと2年間の正式契約を結ぶ。ブルー・ノートのアルフレッド・ライオンはあきらめ切れず、その頃セロニアス・モンク・カルテットにいたコルトレーンをファイブ・スポットに尋ね、リーダー・アルバムをブルー・ノートで出して欲しい旨伝える。コルトレーンはプレスティッジと話し合い、1作だけのリーダー・アルバムを出すことになる。それが本作『ブルー・トレイン』である。
5曲中、4の『アイム・オールド・ファッションド』以外全てコルトレーンのオリジナル。アイラ・ギドラーが評した有名な『シーツ・オブ・サウンド』はまさにこのアルバムで完成形となっている。時に32分音符まで飛び出す隙間の無いサウンドは希有なものである。特に表題曲は12小節のブルースになっていて顕著だ。
閑話休題。おっちょこちょいな僕は時々『ブルー・トレイン』と『ソウル・トレイン』の混同が起こってしまうのだが、ブルー・ノートの『ブルー・トレイン』と覚えればいいのだろう。アルフレッド・ライオンの意地の一枚である。
・「ハードバップコルトレーンの代表作」
テナーサックスの探求者ジョン・コルトレーンがハードバップの名門レーベル、ブルーノートレコードに残した唯一のリーダー作。モードに移行する前のコルトレーンが、リズムセクションにマイルス・デイビスカルテットの仲間、ポール・チェンバース(ベース)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラムス)、同郷のケニー・ドリュー(ピアノ)を迎え、リー・モーガン(トランペット)、カーティス・フラー(トロンボーン)とフロントラインを形成する。
上り坂にある若いミュージシャン達が果たした、一期一会のハードブローイングセッションだ。主役のコルトレーン(当時はセロニアス・モンクカルテットのメンバー)は、タイトなリズムセクションにプッシュされビパッシュなフレーズを連発する。シーツ!・オブ・サウンドの原点がここにある。典型的なハードバッパーであるリー・モーガン(まだ19歳)が撒き散らすトランペットの炸裂音にも耳を奪われる。 このスタイルは、三管フロントライン時代のジャズメッセンジャーズに引き継がれ、中期ブルーノートサウンドの中核となっていく。ジャズメインストリームのトレンドセッターとしても貴重な記録だ。
●Town Hall, New York City, June 22, 1945
・「ガレスピーとの相乗効果も効いています。」
このタウン・ホールでのライヴは一部イタリーのレーベル"Philology"からリリースをされていましたが、コンプリートの上、デジタル・マスタリングを施されているので、音質もなかなかです。このコンサートに遅れてきたパーカーは1曲目の"Bebop"でのディジーのソロの途中に、やっと間に合ったようで、聴衆の反応からも良くわかります。"Bebop"は例の"Lover Man Session"での忌まわしい、いわくつきの曲ですが、ここでのパーカーのドライブ感は、ずば抜けています!ディジーもパーカーに触発されたかのように、全編に渡り、素晴らしいハイ・ノートを聴かせてくれます。マックス・ローチとシド・カトレットと新旧・ドラマーのスタイルの違いも良く解りますし、アル・ヘイグのピアノもモダン過ぎる程進んでいます!シンフォニー・シッドの司会進行も、いつもの通りとても楽しく、ここ最近聴いたパーカーの音源では1番充実した1枚である事は間違いありません。"Salt Peanuts"での、パーカーのアルトは、"Bebop"よりも更に、ドライブ感、スピード感共にヒート・アップしています。ディジーとパーカーの相性の良さは永遠に不滅です。
・「入門盤であり永久盤です!」
1945年の若きパーカーとガレスピーの共演です(アルヘイグもいい味出しています)。2人の共演の作品としては、47年のカーネーギーホールや53年のマッセイホールよりも白熱とした演奏が聴けますし、音質も最高です。パーカーに関しては食わず嫌いの人も多いかもしれませんが、まずはこれを聞いてください。
・「60年前・・・」
若々しいDizzy Gillespie (アーティスト), Charlie Parker (アーティスト) が飛ばしていて、熱気が伝わってくる。当時のDown Beat誌のコメントによると(英語なのでよくわからんが)Coleman Hawkinsが出るはずだったのに欠席したみたいなことが書いてあるがマァそんなことは今さらどうでもいい話。曲は馴染みのものばかりなので53年のJazz at Massey Hallと比べてみるのも一興である。
・「おビッチェ」
この作品に対する賛辞ってどうしても同じラインに帰着してしまうのですが、とにかく、ロック世代、そしてクラブ世代以降の評価が高い作品なのは周知のとおり。そういったものの雛形として、あるいは到達点としてまずマイルスはコレを提示して、「どうだ、オレは世界一のロックバンドだってつくれるんだぜ」とのお言葉を賜れたわけです。雛形であり、到達点。それ以外言いようがないのですが、そこがまさにこの作品の意味であり、ジャズイディオム上で語るべき作品ではない、というのは、時代が証明していますし、紛れもない事実です。マイルスはまた「マクラフリンがすげぇ」とも言ってますが、ホントプレイ面でも彼はすげぇ。他にもエレクトリックジャズの臥龍たちがマイルスを中心にして魔術的世界観を作り上げてます。これをジャズで判断するのも変だし、当時みたいにロックで語るのも違うし、とにかく雛形&到達点。純粋に耳で聴いててもすごいカッコいいし、名作。
・「諸「悪」の根源。1969年の大実験作」
このアルバムを聴いて「ジャズは死んだ」と言ってジャズ評論を辞めた人がいました。格調高いモダンジャズがロックに毒された諸悪の根源アルバムという評価もあります。諸「悪」といえば、邪悪なムードが立ちこめているから、当たっているかもしれません。
1969年のマイルスは、ポリリズム、エレクトリック、インド音楽、ファンクなど、いわゆるジャズの語法ではないあらゆる要素を統合したセッションを繰り返しており、それらがテオマセロの高度な編集によって作り上げられた大実験作であり、同時に世紀の大傑作です。ちなみに同じ時期ににキーボードアンサンブルの実験を行ったのが「イン・ア・サイレント・ウェイ」だと筆者は考えていますが、マイルスバンドのキーボードは結局マイルス自身が破壊的オルガンを弾く方向へ動いていきます。
このアルバムで実践された音楽的実験は、オン・ザ・コーナーのポリリズム、1973年〜1975年のエレクトリックファンクなどに継承されていきます。★5つ付けました
・「不滅の価値を持ったライブ盤にしてラファロの遺作」
スコット・ラファロを含んだビル・エヴァンスの黄金のトリオによるアルバムは公式にはスタジオ録音2、ライブ盤2の計4作しか存在しない。そのいずれもが貴重であり、歴史的価値と作品的価値を備えたジャズレコードの白眉といっていい。その後エヴァンスがどれほどすばらしい作品を手がけたとしてもその価値はなんら変わることなくジャズレコードの金字塔として聳えている。それはまさにラファロの天才に帰するものであり、彼を得てもう一人の天才エヴァンスのインター・プレイは初めて完成したのである。さてこの4枚のアルバムの関係だが、私見によればスタジオではポートレイト・イン・ジャズの陰にエクスプロレイションズがあるように、ライブではワルツ・フォー・デビイの陰に本作があると考える。つまり内容では全く引けをとらないのに人気の面で大きく水をあけられた割を食っているのだ。それは枯葉やワルツ・フォー・デビイといった派手で親しみやすく人気のあるトラックを含んでいるかどうかという点、さらにはジャケットのデザインにもよるものと思われる。しかし聴けば聞くほどに名演は飽きが来ない。むしろそれぞれの良さを感じながらかけがえの無い4作をかみ締めるしかないであろう。そう、本作はこの録音の10日後に交通事故で夭逝したラファロの遺作でもあるのだから。
・「聴けば聴くほど愛着がわく」
ワルツ・フォー・デビーと同日、同じヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ盤。ジャズ評論家やコアなジャズファンを自認する一部の人たちは、このアルバムのほうが、「ワルツ・・・」より出来がいいと言う。しかし「ワルツ・・・」はあんなに売れているのに、このアルバムの売れ行きはいま一つ。それは「この一曲」と言える曲、「ワルツ・・・」と「マイ・フーリッシュ・ハート」のような曲がないからだ。もちろん「不思議の国のアリス」があるが、旋律を目立たせまいとエヴァンスは弾くので、「この一曲」のインパクトがない。「オール・オブ・ミー」も同じ理由だし、明るい旋律の「オール・・・」はエヴァンスに似合わない。それにジャケットも「ワルツ・・・」ほど上出来じゃない。同じような出来、同じ日、同じ場所の録音で、こんなに評価、売れ行きに差がついてしまう。むずかしいものである。しかし、このアルバムも一聴すると、なんてことはないが、聴けば聴くほど愛着がわいてくる一枚。愛聴盤とは、こんな一枚を言う。(松本敏之)
・「スコット・ラファロの演奏は特筆すべきものでした」
このヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ演奏の直後に自動車事故で急逝したスコット・ラファロの追悼盤とも言うべき性格をもったアルバムです。確かに彼のベースを聴いていますと、ビル・エヴァンスの旋律とは全く違ったベースラインを描いています。丁度、バロックで言う所の対位法的な動きです。インプロビゼーションの点から見ても興味深い収録です。事前にどのようなやり取りをしていたかが興味のあるところですが。
確かにラファロのベースからは過去のベースメンにはない斬新な動きと天才の持つ閃きが感じられます。雄弁ですね。彼がその後も存命だったならばエヴァンスの音楽がどのように変化したのかが楽しみだったのですが。
ドラムスのポール・モチアンも二人の影に隠れていますが、上手いブラッシュさばきで、時にはバラバラな動きをするエヴァンスとラファロの接着剤的な役割を果たしています。三位一体とも言うべきジャズ・トリオの完成です。緊張感も相当ですし、白熱した演奏は名盤の誉れが高いのも頷けます。
『ワルツ・フォー・デビー』と同様、記念すべき1961年6月25日のライヴ録音ですが、ヴィレッジ・ヴァンガードのお客さんはあまりノレている感じがしません。不思議ですが、このアルバムに収録されている曲が少し難解だったのでしょうか。 確かにインタープレイの極致ですが、その味わいを感じるのには時の経過が必要だったのでしょう。
「ワルツ・フォー・デビー」「マイ・フーリッシュ・ハート」のように親しみを覚える曲が『ワルツ・フォー・デビー』に収録されたことにより、二つのアルバムの売れ行きが変わったのです。「不思議の国のアリス」の2つのテイクは共に良い演奏なのですが。
●モントゥルー・ジャズ・フェスティヴァルのビル・エヴァンス+1
・「録音もよく、内容もすばらしい」
野外でのライブ録音のためか、非常に開放感のある録音で聴いていて非常に気持ちが良い。特に、"Someday My Prince Will Come"のアドリブ演奏は最高!"Waltz for Debby"の頃のよく言われる最強トリオではありませんが、聴いてみる価値は十分ありますよ。
・「なんとも形容しがたい演奏」
キース・ジャレットという人の演奏の中でひときわ異彩を放ち、最も美しい1枚、それがこのアルバムです。
題にあるとおり、なんとも形容しがたい演奏なのです。ただ、ただひたすらに美しい。しかし、あとにも先にもこのような演奏はキース自身でもこの1枚しか行っておらず、このあたりがジャズらしいというか、本当にキースが自分の部屋にふっと現れて、ピアノを弾いてくれているような。そんな感じに今の私には思えました。
キース特有の唸り声も全くと言っていいほど入っておらず、あれが苦手な方にもお勧めできます。全ての音楽ファンに聴いていただきたい1枚です。
・「紡ぎだした珠玉のピアニズム」
文句なく、本作品はキースの最高傑作だと思います。5 - 7分程度のスタンダート曲が淡々と演奏されていきますが、自宅での録音であるためか、または病気療養中であったためか、いつもの唸り声も聞こえません。しかし、その演奏の精神状態は内的にとてもintensiveなものであることが、それぞれの曲のメロディの訴えかけてくる強さから分かります。Blame It on My Youthはライブ盤のものよりさらに美しく、青春を回顧させます。Shenandoahは訥々とでも激しく新たにチャレンジする勇気を与えてくれます。何度聴いても、心が和らぐと同時に、希望を与えてくれます。私の幼い子供もなぜかこのCDを聴くと、機嫌が良くなります
・「☆何度聞いてもあきない☆」
私は、ピアノトリオが好きで、中でもキースのスタンダーズトリオは最もお気に入りの1つです。ピアノソロは他の楽器との絡みやかけ引きがない分面白味が感じられずにいました。ところが、このMelody At Night With Youは違います。自分自身の年齢(40代半ば)も手伝っているのでしょうか?大変心地よく何度聞いても飽きない!これはジャズファンだけでなくある程度の年齢の方ならばあらゆるジャンルの音楽ファンに受け入れられる1枚ではないかと思われます。巷で癒し系と言われる音楽など問題ではない。私にとってはこのアルバムが最も癒される・・・のです。
・「タイトル通りの美しい作品」
前編を通して、美しいメロディーとハーモニーが紡ぎ続ける、キース・ジャレットとしても珍しい作品。「ケルン」などの音楽的に大きな抑揚が無くても、全身で音を感じたくなります。私の場合、雨の日や気分が落ち着かない夜などによく聴きます。音楽は良いですね。ワインで本物を味わいたい場合、ある程度高価な品が必要ですが、CDは、熟成された技術で丁寧に作られた作品が手軽に入手できますから・・・。
・「流麗なピアノの調べ」
このCDを聴いていると、自分の心にある、いろいろなものが静かに湧き上がってきます。そして、そこにある無駄が段々とそぎ落とされ、心が整理されていくのを感じます。美しく、悲しく、やさしい。そんな音楽です。
・「ジャケットの色どおりの輝き!」
Lee Konitz(as) 、Sonny Dallas(b)、Elvin Jones(ds) による、1961年8月のスタンダード曲集。しかし Konitz のアルトがテーマらしい旋律を奏でることは殆どなく、どのトラックもいきなり即興に突入。さらに異様なのは Konitz の落ち着きぶりで、レガートを効かせて延々とアドリブを繰り出していながら、その音色は決して熱くならずに、もう徹底的に柔らか。腹に響く骨太のウォーキング・ベースと、耳にも軽やかな絶妙のドラム・ワークに下支えされ、Konitz の冷ややかな熱血ぶりが怪しく輝く。 ちなみに、ジャケットで手前に大きく写っているのは、このセッションの1ヶ月まえに John Coltraneインパルス第1作「Africa / Brass」を終えたばかりの Elvin Jones (ds) の手。 なお、本CDはLP時と同じく5曲のみの収録だけれど、国内盤CDの「モーション+3」は未発表3曲を加えた8曲入りなので、同じ買うならそちらがお薦め。
・「コニッツ最高傑作はこれだ」
サックスでピアノレスというとロリンズを思い出すが、コニッツのピアノレストリオはロリンズとは違った魅力を持っている。簡単に言えば疾走感とクール感(リハーモナイズによる)ということになるだろう。
はじめて聴いたのはLP時代で、テーマを奏さずいきなりアドリブが始まるのに面食らった覚えがある。かっこいいのだけは分かったが、ソロを聴いていて原曲のコード進行がはっきり見えてこないので、正直いって何をやっているのか分からなかった。よく知っているはずの曲ばかりなのに…。
しかし何度も聴いているうちに謎が解け、いつしか愛聴盤になっていた。コニッツこそ白人アルト奏者の最高峰だと思うようにもなった。この評価は今でも変わらない。何度聴いても新鮮な感動を味わうことができる。
・「Cool Jazz」
まあなんだな、いいジャズってのは自然と体が動くことが多い。そして録音状態=楽器の定位もいい。アルトの演奏は非常にクリエイティブでかつクール。このへんがジャズのいいところだな。だってかっこいいもの。エルビンジョーンズのドラムもすばらしい。うううむっやっぱジャズっていいですね。コードをある程度固定してその中でクリエイティブにブローするという方法論であるとは思うが、絶妙なスィング感で駆け抜けているさ。 10点中8点
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