薔薇色の吸血鬼 (詳細)
GILLE LOVES(アーティスト)
「美しすぎる暴力」「これは・・・」
LUCIFERという名のお人形 (詳細)
fiction(アーティスト)
「頽廃的・倒錯的なロマンス」
螺鈿幻想(紙ジャケット仕様) (詳細)
ページェント(アーティスト)
「最高傑作 不朽の名盤」「日本プログレの傑作「螺鈿幻想」の仏MUSEA盤」
夢の報酬(紙ジャケット仕様) (詳細)
ページェント(アーティスト)
「大木理紗の魅力が全開!」「特に「グレイの肖像」がすばらしい!」「特に「グレイの肖像」がすばらしい!」「大木理紗の魅力が全開!」「大木理紗の魅力が全開!」
「美しい」
最後は天使と聴く沈む世界の翅の記憶 (詳細)
黒百合姉妹(アーティスト)
「初期作品の復刻版」
七面鳥 (詳細)
Caccinica(アーティスト), 湯澤幸一郎(その他), 福嶋俊(その他)
「まさにブラッククリスマス」「「街路の少女」がすばらしい」
ぜんまい少女箱人形 (詳細)
黒色すみれ(アーティスト), 高橋佐代子(その他), 岡田敬二(その他), 鎌田忠良(その他), ゆか(その他), ホッピー神山(その他)
「妖しく優美で懐かしい」「シャンソン+日本歌曲+ロリィタ」
ブーゲンビリア (詳細)
Cocco(アーティスト), こっこ(その他), 根岸孝旨(その他), 石田小吉(その他)
「初めて聴いたとき、」「スゴイ」「愛のかたち。」「一番好き」「棺桶に入れるなら。。たぶんこれ。」
ラプンツェル (詳細)
Cocco(アーティスト), こっこ(その他), 根岸孝旨(その他)
「うわって感じです。」「歌を通した美しい世界観」「どきりとする。」「優しさと・・・。」「根岸孝旨・・・」
「一聴ノ価値アリ!」「おどおどろしく素敵」「犬っ子ならば迷わず買うべし!!」「イイ!」
Theatre of Tragedy (詳細)
Theatre of Tragedy(アーティスト)
「美醜対比ゴシック!」「TOTの記念すべきファースト!」「美醜対比ゴシック!」「美しい」「神秘的 強烈な美醜対比」
プリズン・オヴ・デザイアー (詳細)
アフター・フォーエヴァー(アーティスト)
「秋の夜長のお供」「デビュー作にして早くも王者の貫禄」「戦慄のデビュー作」
「美しさと前衛性・実験性」
Saint Just (詳細)
Saint Just(アーティスト)
「耽美・頽廃・アンニュイ・異端」「美しくエキセントリック」
「犯してこそ美しい、それが罪というものですわ」
Dilettante (詳細)
ALI PROJECT(アーティスト)
「凄まじい中毒性!」「妖艶な美しさを放っております」「甘い毒 頽廃的・倒錯的な美の世界に耽溺する」「最高のアルバムでしょう。これ以上、何を望みますか?」「きっかけはゲームでした。」
禁じられた遊び (詳細)
ALI PROJECT(アーティスト), 宝野アリカ(その他), 片倉三起也(その他)
「素直にかっこいい!」「素敵なゴシック曲!」「よかったです」「禁じられた遊び」「聞いててゾクゾクしました!!」
神々の黄昏 (詳細)
ALI PROJECT(アーティスト)
「美しき庭園への誘い・・」「優雅 感動的」「素晴らしいオーケストレーション」「感動的な世界。」「求めていたクラシック」
エトワール (詳細)
ALI PROJECT(アーティスト)
「ゴージャス!」「美しい星屑の音色。」「ため息が出るような美しさ」「うつくし…!!」「うーん・・・」
「陰陽座で一番好きな作品です」「陰陽座アルバム第二弾」「禍々しいの一言」「最も人間椅子な作品」
マリリンとウミガメスープ (詳細)
有機生命体(アーティスト)
「曲について」「エキセントリック!」「大好き」
未完の五線譜と暗闇の迷宮 (詳細)
AMADEUS(アーティスト)
「ビジュアル系には珍しいキーボードロック」「うーん。」「才能はあるんだけどな〜」
「とにかく濃すぎる世界 妖しく耽美的」「貴方のお人形は生きていますか?」「DADAちゃん最高!!」
「反則なみのインパクト」「これに点数をつけるのはなかなか困難な気がする、だがしかし」「母胎内世界はいかが?」「ジャケ&バンド名買い失敗!」
・「美しすぎる暴力」
男装の麗人LUCIFER LUSCIOUS VIOLENOUEさんとギタリストGARDIEさんのユニット。93年の1st。愛と血と死の香りに満ちた怪奇幻想の世界が甘美なメロディーに乗せて体内に流れ込んでくる。ナイフで体に切り込みを入れられ、薔薇を植えつけられるような快楽。グロテスクでエロティック、しかしどこまでもロマンティックな世界に酔いしれることが出来る。ルシファーさんの詩はそこら辺の頽廃的・耽美的なアーティストの世界とは根本的に違うというか「格の違い」みたいなものがあり、その徹底された世界観には圧倒される。あまりにディープ、文学的で格調高い詩の世界。「僕」という男性視点の作品が多く、傷つきやすい美少年のような両性具有的な声とあいまって独特の倒錯した官能の世界を作り上げる。正直言ってこのCDでの彼女の歌唱力は低いし、ノイズだらけで音質も悪く、こんなの聞けたもんじゃないと思う人も多いはずだ。しかし、彼女の詩と声でなければ決して味わえない濃い世界があるから、メロディーが不自然だろうが歌が下手だろうが許せてしまうのだ。一般うけすることは絶対ないだろうが、ある一部の人にとってはこれ以上ない至高のアルバムとなるはずだ。多くの曲に背後から響いてくる亡霊のようなコーラスが入っていて、それが非常に怖い。「告白の城、贖罪の舘」は非常に背徳的で歪んでいる。同性への愛、決して結ばれぬ愛のために「僕」のとった行動は、彼を殺しその美しく腐っていく死体を貪り食うこと。究極の愛は狂気。僕にはもう解らない、どこまでが君、どこまでがまでが僕なの?「血と薔薇」は少女と女吸血鬼のレズビアン。禁断の愛。死へと向かう倒錯し切った愛の儀式。殺されゆく快楽。甘い恍惚。歌のメロディーが非常に甘美。「真紅のデカダンス」は死んでしまった君と瓜二つの彼に出会う瞬間。眩暈。気絶する瞬間。非常に官能的でミステリアス。
・「これは・・・」
人が別れるというか80%の人は色々な意味で拒否反応が怒りそうな感じ。でもアリプロとかSOUND HORIZONとか、プリミティブブラックが好きな人はいけるかも好きな人は本当に中毒になると思います。
・「頽廃的・倒錯的なロマンス」
GILLE’ LOVESとメンバーは同じでルシファーさんとGARDIEさん。「血」「薔薇」といったコンセプトにしばられず中世よりも現代をイメージさせる世界観になっただけで、描かれているものはGILLE’ LOVESとほぼ同じ、頽廃的・倒錯的なロマンス。音質もクリアになりGILLE’ LOVESの頃と比べると歌も上手くなってずいぶん聞きやすくなった。「LUCIFERという名のお人形」は生命、心を持ちながら動けない、喋れない、血も涙も流せない人形の悲痛な叫び。ルシファーさん自身の心の叫びのようで痛々しい。最初聞いた時はもてあそばれる人形に感情移入することでどうにか平静を保っていた。しかしCDを全部聞き終え、歌詞カードの全文を読み終えて再び聞くと、もう逃げられない。「LUCIFERという名のお人形」と名付けられたこのCD自体が人形になり私に「どうしてそんな残酷な扱いばかりするの?」と語りかけてくるような感覚に陥る。ゾッとしてしまう。「悪魔の恋」は「ねえ、ねえ」と執拗に繰り返される愛の言葉が実に狂おしい。怖い。死が2人をわかつまでなんて嫌だよ、一緒に死んじゃいたいな…彼女の美少年っぽい声によって非常に完成された世界となる。「ヴィオルヌの犯罪」は非常に官能的。いけない独り遊びにどこまでも溺れていく。ルシファーという女性の両性具有的な声が「僕」という一人称で歌うことで、入り組んで難解な詩世界が更に謎めいてくる。「僕」「あなた」「きみ」は男なのか女なのか。「情熱は死、と彼女は語る」はバウハウスの名曲「The Passion Of Lovers」のカバー。原曲とは全然違いますが、これはこれで非常にカッコイイ。彼女はこの曲のカバーを何度も出しているがこのバージョンが一番良いと思う。混沌としたギター。怪しい呪文を唱えるようなボーカル。もの狂おしい興奮、カオスの世界でありながらメロディアスでもある。
・「最高傑作 不朽の名盤」
このCDを初めて聴いた時の震えるほどの感動が忘れられない…ページェント86年の1st。ジェネシスの影響が強いシンフォニックなプログレだが二番煎じに留まらぬ、独特の美・悲哀・毒気・怖さに満ちた幻想の世界。永井博子のボーカルは素晴らしく、圧倒的な存在感。普遍性のある美しいメロディー。動と静を巧みに使い分けて鮮やかに情景を描き出すサウンド。特にハードロックと対置されたフルートの美しさにはうっとりしてしまう。「螺鈿幻想」は暗く美しく悲劇的な歌・旋律と力強いサウンドがドラマチックに交錯。クライマックス、歌声が感動的に高まった瞬間にワルツのリズムで歌いだすメロディアスなギター、そこにフルートが絡みつき、ピアノとフルートの穏やかなラストシーンへ…という展開は何度聞いても惚れ惚れする。「ヴェクサシオン」は詩のストーリーに沿って声色を少女から大人へと変化させる演劇的な曲。鏡の中のもう一人の私…悲しく痛々しい詩世界。「木霊」はハードロック色が強くパワフル。魔物の住む暗い森に迷い込む。挿入されるわらべ歌のような歌声が不気味。「人形地獄」は奇怪な一人遊びにふける幼女、無邪気さゆえの残酷さ。「夜笑う」はデカダンで切ない名曲。悲壮感たっぷりにとうとうと歌い上げるボーカルから走り出す演奏。アコギ・ピアノを経てさえずりだす切なくロマンチックなフルートが本当に素敵で、それが湧き起こる歌声・ピアノとともに飛翔、続いてギターが泣く展開は非常にドラマチック。「セルロイドの空」はリーダー中嶋氏が歌うお遊びの曲…とは言え、無駄に大げさ演劇的な展開は聞き応えあり。焦る気持ちを表現した激しいキーボードから切り替わって現れる何とも優美なフルートにはウルッとしてしまう。「エピローグ」は心に染みるフルート、落ち着いたバンドサウンドにジワーっと充溢していった情念がボーカルの高揚とともにあふれ出す。ギターソロはあまりに切なくて泣ける!
・「日本プログレの傑作「螺鈿幻想」の仏MUSEA盤」
このCDを初めて聴いた時の震えるほどの感動が忘れられない…ページェント86年の1st。ジェネシスの影響が強いシンフォニックなプログレだが二番煎じに留まらぬ、独特の美・悲哀・毒気・怖さに満ちた幻想の世界。永井博子のボーカルは素晴らしく、圧倒的な存在感。普遍性のある美しいメロディー。動と静を巧みに使い分けて鮮やかに情景を描き出すサウンド。特にハードロックと対置されたフルートの美しさにはうっとりしてしまう。「螺鈿幻想」は暗く美しく悲劇的な歌・旋律と力強いサウンドがドラマチックに交錯。クライマックス、歌声が感動的に高まった瞬間にワルツのリズムで歌いだすメロディアスなギター、そこにフルートが絡みつき、ピアノとフルートの穏やかなラストシーンへ…という展開は何度聞いても惚れ惚れする。「ヴェクサシオン」は詩のストーリーに沿って声色を少女から大人へと変化させる演劇的な曲。鏡の中のもう一人の私…悲しく痛々しい詩世界。「木霊」はハードロック色が強くパワフル。魔物の住む暗い森に迷い込む。挿入されるわらべ歌のような歌声が不気味。「人形地獄」は奇怪な一人遊びにふける幼女、無邪気さゆえの残酷さ。「夜笑う」はデカダンで切ない名曲。悲壮感たっぷりにとうとうと歌い上げるボーカルから走り出す演奏。アコギ・ピアノを経てさえずりだす切なくロマンチックなフルートが本当に素敵で、それが湧き起こる歌声・ピアノとともに飛翔、続いてギターが泣く展開は非常にドラマチック。「セルロイドの空」はリーダー中嶋氏が歌うお遊びの曲…とは言え、無駄に大げさ演劇的な展開は聞き応えあり。焦る気持ちを表現した激しいキーボードから切り替わって現れる何とも優美なフルートには目頭が熱くなる。「エピローグ」は心に染みるフルート、落ち着いたバンドサウンドにジワーっと充溢していった情念がボーカルの高揚とともにあふれ出す。ギターソロはあまりに切なくて泣ける!
・「大木理紗の魅力が全開!」
グループ創始者である中嶋一晃脱退という事件のあと、1989年に発表された3作目です。前2作からは打って変わったバラエティー豊かな楽曲がズラリ。そこら辺が以前からの彼らのファンにとっては違和感を抱かせる結果につながっているのかも知れません。
全体的にサウンドはよりタイトになり、明快なリズムが際立つこの作品は、ボーカルの大木理紗(永井博子)の魅力をより全面に押し出すことに見事に成功しています。なかでも3曲目のダンサブルな「アルカロイド」での変幻自在なヴォイス、そして名曲とも言える「ラピスラズリ幻想」での荘厳なまでの美しさ。すべてがページェント(歌劇)であり、恐ろしいまでの完成度をもつ絵巻物を見る思いです。なかにはこのアルバムを「ページェントらしくない」と評する人もいるようですが、それらを含めてすべてが彼らページェントではないかと思います。
ページェントの危機を知って、「ミスター・シリウス」こと宮武和広(フルート)が特別参加。宮武氏が作り出す幻想的な音の世界に、大木理紗のヴォーカルがあやしく絡み合い、えも言われぬ空間を現出しています。日本を代表するプログレ作品のひとつと言っても過言ではありません。
1.海の詩 2.グレイの肖像 3.アルカロイド 4.ラピスラズリ幻想 5.A FORGET ME NOT 6.パペチュアル・パーフェクション 大木理紗Vo,key.前野祐之g. 引頭英明ds,宮武和広fl,加島 有三key,山田和彦b
・「特に「グレイの肖像」がすばらしい!」
89年作。リーダー中嶋氏脱退後のアルバムなのでページェントじゃないと言われることもあるが、個人的には非常に好きな作品。特に「グレイの肖像」は圧巻。オスカー・ワイルドの小説「ドリアン・グレイの肖像」を題材にした大作でハードロックサウンドと穏やかなフルートの対比が非常にドラマチック。明確にストーリー性を持って進行する詩とプログレッシヴな曲展開が合致して紡ぎ出される陰鬱な世界は見事としか言いようがない。激しく盛り上がるクライマックスと静かなラストシーンには鳥肌が立った。ページェントの中でもかなり気に入っている曲です。「海の詩」は幻想的でノリの良い曲。詩のイメージに合わせて清らかな歌声と力強くダークな歌声を使い分ける。「アルカロイド」はポップで妖艶なダンスナンバー?「ラピス・ラズリ幻想」はもの悲しく暗く壮大。世界観を重視し、主張し過ぎることはないが的確で存在感のあるバンドサウンドに支えられ、永井博子さんの圧倒的なボーカルが響く。宮武さんのフルートにはうっとりと聞き惚れてしまいます。「A FORGET-ME-NOT」は優しく切ないボーカルがメイン。音楽として純粋に良い曲です。「パペチュアル・パーフェクション」は目の前に青空が広がっていくような、爽快で気持ちのいい曲。最後のギターがカッコイイ。
・「特に「グレイの肖像」がすばらしい!」
89年作。リーダー中嶋氏脱退後のアルバムなのでページェントじゃないと言われることもあるが、個人的には非常に好きな作品。特に「グレイの肖像」は圧巻。オスカー・ワイルドの小説「ドリアン・グレイの肖像」を題材にした大作でハードロックサウンドと穏やかなフルートの対比が非常にドラマチック。明確にストーリー性を持って進行する詩とプログレッシヴな曲展開が合致して紡ぎ出される陰鬱な世界は見事としか言いようがない。激しく盛り上がるクライマックスと静かなラストシーンには鳥肌が立った。ページェントの中でもかなり気に入っている曲です。「海の詩」は幻想的でノリの良い曲。詩のイメージに合わせて清らかな歌声と力強くダークな歌声を使い分ける。「アルカロイド」はポップで妖艶なダンスナンバー?「ラピス・ラズリ幻想」はもの悲しく暗く壮大。世界観を重視し、主張し過ぎることはないが的確で存在感のあるバンドサウンドに支えられ、永井博子さんの圧倒的なボーカルが響く。宮武さんのフルートにはうっとりと聞き惚れてしまいます。「A FORGET-ME-NOT」は優しく切ないボーカルがメイン。音楽として純粋に良い曲です。「パペチュアル・パーフェクション」は目の前に青空が広がっていくような、爽快で気持ちのいい曲。最後のギターがカッコイイ。
・「大木理紗の魅力が全開!」
グループ創始者である中嶋一晃脱退という事件のあと、1989年に発表された3作目です。前2作からは打って変わったバラエティー豊かな楽曲がズラリ。そこら辺が以前からの彼らのファンにとっては違和感を抱かせる結果につながっているのかも知れません。
全体的にサウンドはよりタイトになり、明快なリズムが際立つこの作品は、ボーカルの大木理紗(永井博子)の魅力をより全面に押し出すことに見事に成功しています。なかでも3曲目のダンサブルな「アルカロイド」での変幻自在なヴォイス、そして名曲とも言える「ラピスラズリ幻想」での荘厳なまでの美しさ。すべてがページェント(歌劇)であり、恐ろしいまでの完成度をもつ絵巻物を見る思いです。なかにはこのアルバムを「ページェントらしくない」と評する人もいるようですが、それらを含めてすべてが彼らページェントではないかと思います。
ページェントの危機を知って、「ミスター・シリウス」こと宮武和広(フルート)が特別参加。宮武氏が作り出す幻想的な音の世界に、大木理紗のヴォーカルがあやしく絡み合い、えも言われぬ空間を現出しています。日本を代表するプログレ作品のひとつと言っても過言ではありません。
1.海の詩 2.グレイの肖像 3.アルカロイド 4.ラピスラズリ幻想 5.A FORGET ME NOT 6.パペチュアル・パーフェクション 大木理紗Vo,key.前野祐之g. 引頭英明ds,宮武和広fl,加島 有三key,山田和彦b
・「大木理紗の魅力が全開!」
グループ創始者である中嶋一晃脱退という事件のあと、1989年に発表された3作目です。前2作からは打って変わったバラエティー豊かな楽曲がズラリ。そこら辺が以前からの彼らのファンにとっては違和感を抱かせる結果につながっているのかも知れません。
全体的にサウンドはよりタイトになり、明快なリズムが際立つこの作品は、ボーカルの大木理紗(永井博子)の魅力をより全面に押し出すことに見事に成功しています。なかでも3曲目のダンサブルな「アルカロイド」での変幻自在なヴォイス、そして名曲とも言える「ラピスラズリ幻想」での荘厳なまでの美しさ。すべてがページェント(歌劇)であり、恐ろしいまでの完成度をもつ絵巻物を見る思いです。なかにはこのアルバムを「ページェントらしくない」と評する人もいるようですが、それらを含めてすべてが彼らページェントではないかと思います。
ページェントの危機を知って、「ミスター・シリウス」こと宮武和広(フルート)が特別参加。宮武氏が作り出す幻想的な音の世界に、大木理紗のヴォーカルがあやしく絡み合い、えも言われぬ空間を現出しています。日本を代表するプログレ作品のひとつと言っても過言ではありません。
1.海の詩 2.グレイの肖像 3.アルカロイド 4.ラピスラズリ幻想 5.A FORGET ME NOT 6.パペチュアル・パーフェクション 大木理紗Vo,key.前野祐之g. 引頭英明ds,宮武和広fl,加島 有三key,山田和彦b
●月の蝕
・「美しい」
私は黒百合姉妹の中でこのアルバムが一番好きです。不純物が何一つない、触れただけで壊れてしまいそうな、肉体を持った人間には決して届かないような、ガラス細工のような美の世界。間の取り方、緊張感、空間の広がりは見事としか言いようがありません。個人的には、暗く悲しいメロディーの曲に特に魅力を感じます。悲しみに声を上げて泣くのではなく、いかにも「静かに悲しみにうち沈む」という印象を受け、そんな世界にどっぷりひたれます。バッハのカバー曲などもあります。冷たく張り詰めた空気感と寂しく陰鬱なメロディーが印象的な「Ma Clamour」は月の出た夜の砂漠が思い浮かんできます。後半にかけての緊張感の高まりとその後に広がる静寂は鳥肌モノです。暗くて沈んだメロディーなのになぜだか妙に心地良い「Four of Pentacles」はピアノと声の美しすぎて危うい透明感。「Nu Alrest」は、暗い廃墟の聖堂の奥から切れ切れの歌声が響いてくるような、そんな雰囲気がしてすごいです。
・「初期作品の復刻版」
自己流で作った賛美歌のような音楽。冷たくすみきった美の世界。ふわふわと天上をただようような歌声が魅力的。黒百合姉妹という名前はものすごい感じですが、音そのものにダークさはあまりなく、非常に美しい世界。謎めいた感じはありますが。「深」は陰鬱なメロディー、はかない詩世界、美しいピアノ、意外と力強いベース、あらゆる面で大好きな曲です。磨り減った古レコードから聞こえてくるような「Le Chant De L’etoile」も雰囲気があって良いです。「花」はちょっと歌詞の語呂が悪いですが、進化の過程で淘汰されながらも地下でじっと復讐の時を待っていた怪植物の種が人間のまき散らす汚物によって成長し、高層ビルや高速道路をなぎ倒して地上を埋め尽くすといった雰囲気の詩世界をオルガンとベースに乗せて壮大に歌い上げるという面白い曲。「Under The Moon」は優しいメロディーから中盤で一瞬だけピアノが悲劇的な旋律になり、再びそこから鮮やかに明るい曲調に戻り、スピードアップし登りつめていくピアノ…という一連の展開、その曲調の移り変わりが非常に鮮やかで、とにかくステキです。
●七面鳥
・「まさにブラッククリスマス」
旋律は綺麗なのに物語はある時は皮肉てある時は物悲しく…なのに何故だか癒されるのは何故なんでしょう?悲劇のミュージカル又はオペラを観たような感じです。
・「「街路の少女」がすばらしい」
ピアノのAyaさんがドイツへ行って不参加のため、シンセ音が全体を支える作りになった。それゆえピアノ・バイオリン・カウンターテナーというスタイルのみだった前作と比べると音のバリエーションが増え、カラフルになった印象(個人的には前作のスタイルの方が好きだったが)。詩世界からは、前作のようなダークさ・妖しさ・倒錯性は少なくなった。それゆえ前作と比べるとちょっとインパクトに欠け、全体としては少し物足りない作品だった。だが、「街路の少女」はものすごく良い。Caccinicaの中でも特に好きな曲になった。前作のようなピアノ・バイオリン・歌のみの曲で、マッチ売りの少女を更に残酷に描いた暗く不幸な詩世界。歌詞の物語の進行に合わせて表情を変化させていく曲展開があまりにドラマチックで感動的。のっけから悲痛にさえずる美しいバイオリン。歌のメロディーもひたすら悲劇的。途中で転調して明るくなるが、そこが終わると一気に豹変し、絶望の底へ突き落とすような暗く悲しすぎるバイオリンが泣く。本当に、いかにも「突き落とす」といった感じの落差で鳥肌が立った。かっこよすぎる。再び最初のメロディーに戻るが、演奏も歌も前半より激しくヒステリックに迫ってくる。「男にー」の所で切なく泣くバイオリンが胸をかき乱す。曲の中に1つの世界が完成されている。演劇的、芸術的。
・「妖しく優美で懐かしい」
個性的な女声、バイオリン、ピアノの演奏をちょっとした電子音が彩る。妖しくもクラシカルでお上品、ただ美しいだけでなくどことなく頽廃的、強烈なレトロ感。大正ロマン、明治〜昭和初期の日本人がやっている西洋風のもの、古ぼけたフランス人形のような不気味さ…そういった雰囲気のあまりの徹底ぶりに圧倒されます。濃いです。ものすごいオーラ。特に歌声・メロディーには「赤いリンゴに唇よせてー」みたいな懐かしい響きや日本の童謡のようなたたずまいがあります。シャンソンみたいな風情も。「私の楽団(オーケストラ)」は衝撃的、黒色すみれで今の所一番気に入ってる曲です。勇ましく切り込んでくるバイオリンが非常にカッコイイ。ボーカルもクラシック調の美しい高音と堂々とした普通声を目まぐるしく使い分け、演劇的に、ドラマチックに、ヒステリックに迫ってくる。切れ味ある終わり方にもしびれます! 「ル・ポワゾン」も最初の悲劇的なバイオリンがしびれます。一度聞いたら忘れられない強烈なメロディー…と言うより初めて聞くのにずっと昔から知っていたような懐かしさ。レトロな音色の持つ猥雑さ・妖艶さが大爆発。ミュージュカルみたいな歌い回しは、妖しい笑みを浮かべているようだったり、おどけてみたり、何かに憑かれているような高揚を見せたり…聞いていて引いてしまう程の濃さ、カリスマ的、狂気すら感じます。意図的に出されたうさんくさい雰囲気も古びた世界観を更に強化、本当によくできてます!「霧と話した」には最も日本的なものを感じます。感極まって台詞口調になる部分に心を揺さぶられる。ぼんやりと漂うような曲。涙なしには聞けません。「サーカスの馬」はアコーディオンに彩られた「ハイカラ」という言葉がよく似合うようなイメージ。サーカスの祝祭的な華やかさと見世物小屋的な暗さをとても上手く表現している。はかなくも力強いメロディーは胸にグッと来ます。
・「シャンソン+日本歌曲+ロリィタ」
全体的に非常に親しみ易く、懐かしさを感じさせるメロディと歌い方であり、ロリィタさんに留まらず、幅広い年齢層に聞いてもらえる可能性を持っているのではないかと思う。以下、収録曲の感想である。
一、「私の楽団」:さっちゃんが勇ましいリズムのイントロを奏でて始まる。聴き所はタンゴ風の曲調となだらかな曲調との組み合わせ、そしてゆかさんの見事な歌い分け。二、「ル・ポワゾン」:三拍子のリズミカル且つ哀愁ある小さな佳曲。三、「霧と話した」:中田喜直作曲の日本歌曲を神秘的なアレンジで歌い上げている。四、「サーカスの馬」:個人的には一番好きな曲。エミ・エレオノーラ氏のアコーディオンも加わり、シャンソン風の三拍子。詩も旋律も悲しげ。
気に入りました。どの曲も聞けば聞くほど「味わい深い愛の妖薬」です。DVDつきとは嬉しいです。リズムを取りながら一心不乱に歌い上げるゆかさんや、お人形さんのようなさっちゃんの姿を見ることが出来ます。ただ、ミニアルバムということもあってか、曲数が4曲なのでもっと聴きたいところです。もしも、DVDにのボーナストラックに入ってる曲(買ってからのお楽しみ)や、ライブで歌われた赤ずきんちゃんの歌「純潔は赤」を収録してくれたら、迷うことなく五つ星あげませう!
・「初めて聴いたとき、」
本当に、大げさでなく、心臓を打ち抜かれました。同時に目が醒めた気がしました。それは今までに聴いたこともない音楽でした。冗談みたいですが、それでもとにかく「これだ!」と思ったんです。私は、この声がこの曲がこの詩が欲しかったんだ、とすぐにわかったんです。私はずっと、こういう音が聴きたかった。
七年前のその日から、coccoは私にとって特別な存在になりました。ただ好きだとかファンだとか、そういう表現では追いつかない。全然追いつかない。大切すぎて、上手い言葉が見つかりません。
この一枚は、coccoのアルバムの中で一番好きな作品です。人によっては、刺激が強すぎて受け付けないのかもしれませんが。
ひとつひとつの曲を、coccoは本気で歌い上げています。狂気さえ感じさせる激しさで、どこまでも深い優しさで。私はこれを聴くたびに、音楽の力、人の声の凄さを実感します。
・「スゴイ」
最近、活動中止状態から復帰すると言うニュースを聞きました、Coccoのメジャーデビューアルバムです。ホントに凄いアルバムだと思います。彼女のうねるような感情というか衝動というかをたたきつけたような、聞くものを呆然とさせるような迫力に満ちています。 アルバム後半にいくにしたがい、おとなしめな曲調になっていきます。それはそれで、強烈な印象を残ります。(個人的には前半の方がすきですが・・・)
「クムイウタ」「ラプンツェル」「サングローズ」と、基本は全てこの「ブーゲンビリア」の血をひいているようなアルバムで、どれも素晴らしいのですが、やっぱり1stのこれが一番好きです。
・「愛のかたち。」
これまで、一枚のアルバムで此処まで感じさせられる作品は無かったです。激しさも、優しさも全てこの一枚に入ってるように思います。彼女の愛の形が物凄い伝わってきて、圧倒されてしまいました。
全部通して聴いて、「星の生まれる日。」で涙が溢れて止まりませんでした。其れまでの全ての想いが、昇華されました。
其れからも色々聴いてきましたが、此れ以上の作品には未だ出会ってません。
・「一番好き」
COCCOのアルバムの中で一番好きなのがコレです。COCCOの曲をどうレビューで他の人に伝えればいいのか…いつもそこで止まってしまって書くのを止めてしまいます。ただただ聴いて欲しい!それだけです。(素晴らしいレビューを書けてる方々が羨ましいっす、、トホホ。)
・「棺桶に入れるなら。。たぶんこれ。」
発売から約5年が経過していますが、未だに聴いてます。最初にして最高傑作だと思います。聴く度に胸の中を鷲掴みにし、あらゆる感情を浴びせかけられ、そして最後に「私を忘れてしまえばいい」と唄われてしまっては、もう泣く以外、聴き手には道は残されていないのである。(特に活動を辞めてしまった今となっては。)
彼女は某雑誌のインタビューでアルバム完成の感想を「でっかいうんこを出した感じ」っと言っていた。初期衝動を全て叩きつけた作品なんだろうと思う。
・「うわって感じです。」
終わりから2曲目、「海原の人魚」が一番好きですね。『私なんか死ねばいいと思ってた でもどこかで 私だけが生き延びることだけ 信じてきた』なんかどっかで自分が思ってたことでした。
・「歌を通した美しい世界観」
Coccoのアルバムで一番好きなアルバムで、一番おすすめです。私が初めてCoccoに出会ったのは、テレビの歌番組で、このアルバムにも入っている水鏡という曲からでしたが、ステージに立つ歌う前の彼女は他のアーティストにない雰囲気を纏い、歌となると圧巻で、歌詞に注目すると怖く、閉鎖された世界であるが、何か表現できない優しさも感じた。魂をこめて歌うというのは こういうことなのかと感じる歌でした。SMAPや他の有名アーティストにも支持され、未だ根強いファンに支持されているのも頷ける 一枚になっている。ベストアルバムも出ていますが、私的にはこの一つのアルバムを通して曲順的に ひとつの幻想的な美しい世界を作り出しているので、SINGER SONGERとしてではなくCoccoというソロで活動していたときにも興味を持った方、初めて彼女の歌を聴こうとしている方には こちらがオススメです★
・「どきりとする。」
始めに「けもの道」の激しい音、そして悲鳴。息をつく暇もない程の狂気。静かな曲も、愛しい程の旋律も頭を駆け巡って余韻を残していく。ラスト二曲は甘く切ない、Cocco独特の歌声で物語を唄い終える、と言った風。狂気も愛も優しさも孤独も哀愁もぎっしり詰まったアルバムの中で最もストーリー性があるアルバムだと思います。
題名のラプンツェルは長い長い髪を垂らしたCocco自身かも知れない、なんて思っています。
・「優しさと・・・。」
私自身がこのアルバムからは始まったのもありますが他のアルバムと比べてかなり優しい歌だと思う。遥か遠くの故郷を歌ったようなポロメリアこの音楽を聞いて泣きました彼女の歌は芸術のように美くて、童話のように残酷心にそのまま焼きつくような激しいメロディとそのままを歌った歌詞彼女ならではだと思います魂の叫びを聞いて欲しいお勧めです
・「根岸孝旨・・・」
ラプンツェル=髪長姫=Cocco=本人曰く思いつきで全く深い意味はないそうです。Coccoの世界を見事なまでに楽曲として仕上げる根岸孝旨は本当に凄い。
・「一聴ノ価値アリ!」
近場では見付からなかったので、Amazon.comでようやく入手したこのアルバム。本当に頼んでよかったです(>_<)/!
メイク・歌詞の『凄さ』を取り上げられがちな犬神サーカス団ですが、曲自体の素晴らしさも充分に楽しめます。見た目で敬遠されている方、聴かなきゃ勿体無いと思いますよ?事実僕もその口でしたし…(^^;
特にタイトルトラックの『地獄の子守唄』は名曲です!なんというか、歌詞、ギター、ドラム、ベース、ヴォーカル。その全てが『犬神サーカス団』しています。彼らの持つ魅力が素直に伝わって来る名盤です!
DVDの『鎮魂歌~レクイエム~』には『鎮魂歌』のみならず、『地獄の子守唄』のライブクリップも入ってます。両曲とも素晴らしいですから、
こちらもあ!わせてどうぞ /^_^)/!
・「おどおどろしく素敵」
凶子さんの歌声、素晴らしいです!!歌声だけじゃなく、語りもまた聴き応えあり!!!そのうえ、歌詞もインパクト大。一度聴いたら、虜になります(経験者)歌も語りも入ってる、オイシイ一枚。買っておいて損は無いですよ!!!
・「犬っ子ならば迷わず買うべし!!」
う~ん、脳天直撃…。なんつーか、もうどの曲も犬神全開!!!「夜が終わっちまう前に…」「地獄の子守唄」はギターソロがカッチョ良いし他の曲も凶子さんのボイスが凄まじくマッチしてまさに適材適所。
「スケ番ロック」も好きですが、昔の犬神は昔の犬神で良いです。昔の犬神を知る上で、この一枚は欠かせないものだと思います。インディーズ時代のアルバムなので、普通のCD屋にはまず売ってないですよ~!
・「イイ!」
犬神サーカス団、という感じがするCD。最近出した”スケ番ロック”に収録されている曲とは、まったく雰囲気が違う曲が収録されている。犬神サーカス団を知るには良いCD。
・「美醜対比ゴシック!」
ノルウェーの耽美ゴシックメタルバンドの1st。フィメールヴォーカル、Liv Kristine Espenaesの透明感のある妖精のようなソプラノヴォイスを中心にして、ヘヴィなギター、男性ディストーション・ヴォイス、美しいKeyによるアレンジなど、美醜が極端に際だっているアルバム。ということで楽曲の展開がAMORPHIS的だが、女性voがメインということで、それほどダブっては聞こえない。ピアノとギターによる印象的なイントaロから始まる#1は、その後Liv嬢のソフトなソプラノヴォイスとKeyで幻想的な雰囲気を作りつつ、ディープなディストーションヴォイスが展開する美醜が際だっている曲で、このバンドの典型的な楽曲。#3はLiv嬢の透き通るようなコーラスから一転ノイジーなメタリックな展開に移行し、ディストーションヴォイスが被さり、またLiv嬢が美しく歌う、という感じの静と動の対比を意図的に作り出している!楽曲。#4は非常に悲壮感の漂うメロディを歌うLiv嬢の歌唱を聴くことが出来、チェロなどを使い、さらに楽曲に悲しい色づけをしている。#5はトラッド的メロディのある、ピアノ、チェロなどのアコースティックな楽器だけを使った曲で、Liv嬢のアトモスフェリックで、可愛らしい歌声にジーンとくる。総じて、Liv嬢の美しく魅力的な歌声の素晴らしさに尽きるのだが、このバンドをメタルサイドの人間だけのお気に入りにしておくのは非常に勿体ないと思った。
・「TOTの記念すべきファースト!」
ノルウェー出身の7人組男女混声型ゴシックメタルバンド「THEATRE OF TRAGEDY」によるファーストです。1998年の作品。
相変わらず狭いマーケットとはいえ、一定の地位を確立したゴシックメタルですが、当時としてはやはり「異端の存在」。ハードなギターリフと淡々とした鍵盤楽器がドゥーミィーに流れる中、男性デス声と対照的な可憐な女性ボーカルとが交差するという典型的なゴシックメタルのスタイルがすでに完成されています。何ごともスタイルを確立したという意味で、彼らが傑出した存在であることは間違いありません。
邪悪な世界の代弁者たるRaymond I Rohonyiのデス声と、はかなくも可憐なLiv Kristine Espenes嬢によるクリスタル&エンジェリックヴォイスが作り出す美の世界との鮮やかな対比が何といってもこのアルバムの聴きどころ。鍵盤楽器や弦楽器が効果的に割り込んできて、嫌が応でも聴く者の琴線を触れまくります。見事な構成美の背景には、北欧ノルウェー出身という血の存在を確実に感じさせます。
この作品を聴いて明るい気分になれるかというと、もちろん答えは「否」です。たとえようもない陰鬱で耽美な世界にひたすら身を任せるうちに、不思議なトリップ感にも似たトランス状態に浸れます。「旧守派ゴシックメタルファン」にとってはまさにバイブル的な作品です。
・「美醜対比ゴシック!」
ノルウェーの耽美ゴシックメタルバンドの1st。フィメールヴォーカル、Liv Kristine Espenaesの透明感のある妖精のようなソプラノヴォイスを中心にして、ヘヴィなギター、男性ディストーション・ヴォイス、美しいKeyによるアレンジなど、美醜が極端に際だっているアルバム。ということで楽曲の展開がAMORPHIS的だが、女性voがメインということで、それほどダブっては聞こえない。ピアノとギターによる印象的なイントaロから始まる#1は、その後Liv嬢のソフトなソプラノヴォイスとKeyで幻想的な雰囲気を作りつつ、ディープなディストーションヴォイスが展開する美醜が際だっている曲で、このバンドの典型的な楽曲。#3はLiv嬢の透き通るようなコーラスから一転ノイジーなメタリックな展開に移行し、ディストーションヴォイスが被さり、またLiv嬢が美しく歌う、という感じの静と動の対比を意図的に作り出している!楽曲。#4は非常に悲壮感の漂うメロディを歌うLiv嬢の歌唱を聴くことが出来、チェロなどを使い、さらに楽曲に悲しい色づけをしている。#5はトラッド的メロディのある、ピアノ、チェロなどのアコースティックな楽器だけを使った曲で、Liv嬢のアトモスフェリックで、可愛らしい歌声にジーンとくる。総じて、Liv嬢の美しく魅力的な歌声の素晴らしさに尽きるのだが、このバンドをメタルサイドの人間だけのお気に入りにしておくのは非常に勿体ないと思った。
・「美しい」
女声ゴシック・メタルの先駆者の一つ。美しい美声(+控えめなデス声)、クラシカルなアレンジ...もともとデス/ゴシックなど聴かなかった私でも充分楽しめました(先入観さえなければ、むしろメタルファンより私のようなプログレ好きの方にアピールする音かもしれません)。デス声なしの5曲目の美しさときたら鳥肌モノですが、それだけに間奏部でピアノのテンポがもたつくのが残念。
・「神秘的 強烈な美醜対比」
破壊的なサウンドと邪悪なデスボイスの中を漂う美しくか細いソプラノは実に神秘的。ソプラノが主役でありながらこの1stではデスボイスもそこそこ主張が強めな印象で、私はこの作品が一番好きです。この作品ではデスボイスは単にソプラノの美しさを引き立てるためだけに存在しているのではなく、ソプラノの美によってデスボイスの攻撃性が引き立てられるような場面も多く、ある意味両者ともが主役と言えるかもしれません。強烈な美醜対比ですが、美が醜に力一杯ぶつかっていくという感じではなく、曖昧模糊とした美旋律が凶々しいデスボイスと暴力的な音の渦の中に染み込んでいくことで独特の耽美世界を生み出しているように思います。イメージ的なことで言わせてもらいますが、天使と悪魔が交錯するというよりは、血みどろの惨状、あるいは魔物がひしめく地獄の道を可憐な少女が焼け焦げたボロボロの服を着てふらふらとさまよっているような情景が思い浮かんできます。宗教音楽っぽいものが好きな人などにもアピールするものがあるように思います。
・「秋の夜長のお供」
聴く者を優しく包み込むオーケストレーション(イントロダクション)、つづくフロール・ヤンセンのソプラノVo.、勇壮なコーラス、マーク・ヤンセンの激情デスVo.。穏やかに始まり、徐々にテンションを上げていく…静・動のコントラストのつけ方、緩急の使い分け…とても洗練された音作りゆえ、今でも時々これが本当にファースト・アルバムだろうかと疑問に思ってしまう。メロディ・センス、ムード作りの妙が光るLeaden Legacy。未聴の方には、是非とも試して頂きたい!
テンポはスロー、しかも、癒し度の高いKeyが心地よく、和むEphemeralもオススメ!秋の夜長のお供に、欠かせない一曲だ。
ごくごく普通に歌ってみたり、オペラ歌手のような歌を披露するなど…多彩な表情を見せるフロールの声。ターヤ・トゥルネン(Nightwish)の唱法をある程度参考にしているのだろうが、たんに真似をするのではなく、しっかりと自分のスタイルを築いていて好感が持てる。
・「デビュー作にして早くも王者の貫禄」
「The Gathering」などのフィーメール系ゴシックメタルの宝庫オランダ出身の「After Forever」が2000年にレコーディングしたデビューアルバムです。
やや乱立気味の感があるフィーメール系ゴシックメタル界ですが、やはりバンドとしての強烈な個性がないと生き残れないことは明白です。個性を形作る大きな要素としては、やはり女性ボーカルの力量の有無が鍵を握っています。表看板であるフロール・ヤンセン嬢はオペラティックな要素を振りまく圧倒的な歌唱力を武器に、デビュー作にして早くもバンドとしてのキャラを確立させています。豊潤でかつ美しく、時に艶めかしいボーカルは、彼女がお手本としている「Within Temptation」のシャロン・デン・アデル嬢をも上回るほど。「Beyond Me」という曲にシャロン嬢が特別ゲストとして参加していますが、ここでも先輩を圧倒するかの勢いです。
楽曲は疾走感を重視しつつ、男性デス声とフロール・ヤンセン嬢のボーカルが「美醜」の対比を鮮やかに演出するという典型的なゴシックメタルですが、楽曲の素晴らしさよりも、何よりもフロール嬢の力量には感心することしきりです。国内盤は1曲ボーナストラックが付いて12曲構成です。
・「戦慄のデビュー作」
このジャケットデザインを見て、「美しい」とか「好み」とか感じた人には、間違いなく「買い」の1枚です。荘厳なキーボードの音に導かれて、耽美的で切々とした雰囲気がありながら、テンポのよさも感じさせる魅力的な楽曲が次々と展開されていきます。デビュー作というだけあって、歌唱にも楽曲の構成にも、
まだ甘さが感じられる部分はありますが、それを補って余りある魅力に満ち溢れた作品です。デスボイスとの絡みもありますが、それが主体になることは無く、曲を構成する1要素、素材としての役割を担っているだけで、FLOOR JANSEN嬢のソプラノボーカルこそが声の主役です。
●グドルン
・「美しさと前衛性・実験性」
イタリアの実験的なプログレバンド。女声ボーカルが加入し制作された77年の2作目。北欧神話が題材。前作のようなポップ性は消え、より前衛的になった。ピアノ、オルガンを中心としたキーボード音にソプラノが乗り、サウンドコラージュが散らばる。現代音楽の影響が強く、無調音楽・不協和音といった要素が目立つが、古典的なクラシックやオペラのような美しさも見せる。異常で突拍子もない曲展開や音が様々な光景を断片的に見せていき、不思議な夢を見ているような感覚に陥る。冷たく張りつめた空気、にじみ出す狂気と神秘性。女性ボーカルで実験的という点でオパス・アヴァントラに通じるものがある。さすがにオパス・アヴァントラのドネラさんには劣るが、この作品のジャクェリーネさんの歌声もなかなかのもの。JACULAに通じる不気味さ・怖さも感じるが、JACULAはB級ホラー的な表面的な怖さが目立つのに対し、PIERROT LUNAIREは現代音楽的な不安な旋律から生じてくるもっと本質的に怖い音である。イタリアらしいドラマチックさも感じられるのだが、それ以上にジャーマンロックっぽい印象を受けるかもしれない。「愛の喜び」はマルティーニの「愛の喜び」をノイズコラージュや怪しいパーカッションなどで斬新にアレンジ。「うら若き母」は、ノリは良いが妙な浮遊感と異様な雰囲気を持っているオルガンロック。途中でちょっと出てくるチェンバロの旋律が強烈な印象を残す。「黒馬」は流麗なピアノで幕を開け、琴のような音の和風な部分と美しいソプラノが舞うヨーロピアンな部分とが交互に現れ、最後は神秘的なピアノ旋律をバックに女性の不気味な笑い声が響きわたる…という異様な展開に圧倒される。「私のあわれなイタリア人」は酔っぱらいが肩を組んで歌っているような下品な歌とロックが行き交い、台詞が入り、突然アコースティックな演奏にのせて女声がドイツ語で力強く歌い出す…不思議な世界。
・「耽美・頽廃・アンニュイ・異端」
73年の1st。イタリアンロックの個性派アラン・ソレンティの妹、ジェーン・ソレンティ率いるプログレバンド。耽美、退廃、うつろで物憂げ、狂気の美の世界。フワフワしつつも、時に病的に乱れて暴走し始めるジェーンのボーカルはエキセントリック。ロック、クラシック、ジャズ、フォークが入り乱れ、現代音楽風味もあってアヴァンギャルド。暗いロマンを滲ますピアノと哀愁漂うサックスがステキ!バンド名はフランス革命でロベスピエールの片腕として恐怖政治に関わった美青年革命家の名前からとっている。「この川が氾濫した時」は10分ほどの大作。不穏なピアノが冷たく響く冒頭。フォーク風になるとジェーンの歌声が可憐に舞う…が、どこか歪んでいる。奇妙な夢の中で少女が踊るよう。後半はダークで淀んだギターがうねりオルガンが響くが、暗いムードから徐々に解放感を増し、空高く消えていく。最後はピアノと歌に回帰。「目覚め」は個人的にかなり好きな曲。陰鬱な歌とアコギが響く冒頭。ピアノが跳ね始めると歌声は更に妖しくなり、ピアノと歪んだギターが絡む展開へ。しばらく邪悪な展開が続いた後、流れ出す悲しく悩ましげなピアノ…このコントラストが非常に美しい!更に、憂いに満ちたサックスソロが始まり、陶酔!思わずため息が出る。「甘美な時」は可愛らしいオルゴールのような音が印象的。「子供」はクラシカルな冒頭から朗らかなフォーク調に変化するが、サックスと男性ボーカルが暴れ出すと世界は歪みだし、ジェーンのコーラスも無邪気だがどこか病的。サックス中心にスリリングな展開となって向かう先、奇声が漂う終幕部はかなり変。「中庭に佇む悲しみの詩人」は中盤、頭が変になりそうなモノローグの後に、美しいピアノとベースが堂々と進み出す展開がドラマチック。「サン・ジュスト」は明るくメルヘン、どこか懐かしい音色。歌はフランス語。
・「美しくエキセントリック」
イタリアのプログレ・フォークバンド、サン・ジュストの1st。1973作クラシカルなピアノ、アコースティックギターなどの素朴なカンタウトーレ風味と前衛的な鋭さが同居したサウンドに、アラン・ソレンティの妹であるジェニーの美声が響く。ジャケの雰囲気も合わさってOPUS AVANTRAにも通じる芸術性があり、ジェニーの歌声も時にエキセントリックな狂気を垣間見せるが、楽曲自体にはどこか牧歌的な聴きやすさがあり、決して難解ではない。ミステリアスなRENAISSANCEという雰囲気もあり、繊細で素朴な音色を堪能できる。イタリアの女性Voものとしては指折りの作品であると言えるだろう。
●美と犯罪
・「犯してこそ美しい、それが罪というものですわ」
アングラで妖艶な毒気に満ちたシャンソン歌手。どぎついまでの濃さ。触れてはいけない禁忌の世界。エロティックで頽廃的な美と胸を引き裂くような悲哀に酔いしれることができる。シャンソンには詳しくないのでよくわからないのだが、たぶん外国のシャンソンを和訳して歌っているものが中心。「人の気も知らないで」は愛を知らず欲望だけを貪る無慈悲なバイセクシャルの男を愛してしまった女の自嘲的な嘆き。「ジョセフィーヌ」はコケティッシュで刹那的な外面とその裏の憂鬱、空虚な魂。フランス1の娼婦…かつての栄光。サビの切ない高揚感がたまらない。「哀訴」は落ちぶれ捨てられた男娼の悲嘆、自暴自棄、あきらめ。「イザベル」は幼なじみの同性を愛してしまった女の狂おしい嘆き。執拗に繰り返される愛の言葉。むくわれぬ愛。情の込もりまくった語りが中心、ピアノ・シンセ・女声コーラスの切ない旋律がその悲しみを更に煽り立て、胸が張り裂け飛び出す自嘲的な笑い声、最後にシモーヌさんも歌いだす。あまりにドラマチック! 「アムステルダム」は後半の盛り上がりが素晴らしい。「マチルダ」は悪魔のような女の物語。「オルガ」はピアノが軽快に飛び跳ね、ステップを踏みたくなる。落ちぶれた歌手、あるいは虚言癖、妄想。私、昔スターだったの…本当よ。酔いつぶれて見た華やかな幻覚、そして悲劇。クライマックスの恍惚とした美しい歌声が切なすぎます!「再会」は非常にドラマチック。酒場で歌う男、自分の歌をいつもリクエストしてくれる同性の客への片思い、歌っている時だけはあんたを捕まえたつもりでいた。悲痛な演技に圧倒される。
・「凄まじい中毒性!」
多くのアリプロのアルバムの中で、最も『アリプロらしさ』が出ているアルバムだと思います。
アリプロのアルバムは沢山持っていますが、これが一番気に入っています。この独創性あふれる歌詞や楽曲は他のアーティストにはとても真似出来ないだろうな、と思っています。
私は和風や中華風の曲が好きなので、その点でもポイントが高いです。
お勧めは『愛と誠』『鎮魂頌』です。対極の位置にあるようなこの2曲ですが、日本人ならぜひ一度聴いていただきたいです。和風な曲が好き、という人ならきっと気に入ると思いますよ!
また、『北京LOVERS』はサビの部分から一気に盛り上がるのがカッコイイし、『昭和恋々幻燈館』は歌詞も曲も非常に可愛らしいです。一瞬、『あれ?これ違うアーティスト?』と思ってしまうほど、多様な楽曲があるのはアリプロならではですね。
良くも悪くも中毒性が高いため、アリプロの曲を聴いた事が無い、という方にはお勧めしにくいですが(汗)、アリプロのあのダークな曲調にハマッた!という方には、是非このアルバムを・・・・・!(笑)
・「妖艶な美しさを放っております」
アルバムを発表するごとに新たな一面を魅せるアリプロジェクトの今作は、皆さんおっしゃる通り大和テイスト・中華ゴシック・昭和ノスタルジー、この3つが柱となっていて、とても新鮮でした。特に「人生美味礼賛」「北京LOVERS」にはテナーやバリトンの重厚な男声コーラスが、宝野アリカさんの妖艶な歌声と絡み合い、楽曲全体の雰囲気をより荘厳なものに高めていて、印象的でした。「人生美味礼賛」「緋紅的牡丹」「北京LOVERS」が個人的にハマりましたが、全曲甲乙つけがたくヘビーローテーションで愛聴しています。「肉体の悪魔」の艶めかしさや「昭和恋々幻燈館」の郷愁と軽やかさ、「ディレッタントの秘かな愉しみ」の優しく語りかけるような倒錯世界…等々本当に妖しく魅惑的な曲ばかりで、「聴く」というより「堪能」すると言った方がふさわしいかも。
・「甘い毒 頽廃的・倒錯的な美の世界に耽溺する」
ダークな美を期待してアリプロジェクトを聞く人はこのアルバムから入るのが良いと思います。甘美で背徳的な香りに満ちた、濃いアルバム。「ディレッタントの秘かな愉しみ」が特に気に入ってます。伸びやかな高音が存分に味わえる名曲。美しくゴージャスな曲に耽美的・倒錯的な詩が乗る。天井の穴から、のぞかれる快楽。決して触れ合うことのない視線だけの歪んだ愛。文学的。「人生美味礼賛」は戦前の日本、集まるグルメな富豪たち、世界の珍味の他に美少年や美女を食べる秘密の晩餐会…そんな光景が思い浮かびそうな頽廃的な世界観。ビジュアル系でもないのに人を食べる快楽とかを歌ったりするのはアリプロぐらいじゃないでしょうか。「昭和恋々幻燈館」は乙女チックな曲。こういうお上品で明るい曲と「人生美味礼賛」みたいな猟奇的な曲が同じCDに入っているというギャップ・面白さ・異常さが非常にカッコイイです。「密猟区」はシングルっぽい王道的な曲。血なまぐさくエロティックな世界。「北京LOVERS」は動と静のコントラストが強烈な曲展開と怖い詩が素晴らしい。Coccoさんの「カウントダウン」に通じるものがあります。過剰な愛、嫉妬、怨念、狂気。男性合唱のコーラスなども入ってやたらと壮大な間奏がカッコイイ。「鎮魂頌」は純粋に感動的、あまりに美しく壮大な名曲。特にヴァイオリンの旋律は鳥肌モノです。どこか懐かしいメロディー。
・「最高のアルバムでしょう。これ以上、何を望みますか?」
このアルバムより、少し前に発売された「阿修羅姫」では全体的なイメージが「和」でしたが、今回のアルバムは「中華」のイメージが漂っています。まず、ジャケットですが本当に美しいです。このチャイナドレスは宝野さんの妖艶な雰囲気と相まってかなり、挑戦的だと思います。しかし、美しい事には変わりありません。中国と言うとどうしても「煌びやか、豪華、華やか」という明るい雰囲気がありますが、今回のジャケット宝野さんは妖艶さを前面に出していて例えるなら「裏の中国」。宝野さんが持っているキセルが煙草ではなく阿片を楽しんでいる最中に見えます。どこまでも、我々ファンの期待を裏切ってくれません。「阿修羅姫」同様従来の「ゴシックロリータ」とは違いますが、申し分無しです。次に曲ですが、個人的に気に入った曲は、1番目の「愛と誠」、2番目の「人生美味礼賛」、4番目の「緋紅的牡丹」、6番目の「昭和恋々幻燈館」、8番目の「北京LOVERS」です。これ以外の曲も大変良いのですが、自分が特に気に入った曲。という事で5曲挙げました。まず、「愛と誠」ですがこれは「阿修羅姫」同様「和」の曲です。これを聴いて、自分は「木曽義仲と巴御前」、「源義経と静御前」が思い浮かんできました。「自分の愛する人に最後まで尽くす」という大和撫子の心情がいかんなく表れていると思います。「日本人に一番似合う曲」と言っても良いでしょう。「人生美味礼賛」は「美味い物なら人肉食さえも厭わない。」と思わせる歌詞、豪華で煌びやかなメロディー。食に対する中華民族(漢民族)の執着を遺憾なく表しています。次に「緋紅的牡丹」ですが個人的にはこのアルバムの中で一番、優雅な曲だと思います。宝野さんが中国語で歌っていますが不思議と違和感無く、とても曲と合っています。アップテンポな曲ではありませんが「こういうアリプロもありでしょう」と思わせてくれます。個人的には阿片を吸いながら聴いたら似合うだろうなぁ、と感じています。(もちろん、違法行為ですが)次の「昭和恋々幻燈館」はその名の通り、昭和初期の古き良き日本を歌っています。この曲は御洒落と言うより、「モダン」と言う言葉がピッタリです。歌詞にも「カフェー」や「ダンスホール」など、当時の流行の最先端であり、御洒落であった場所がでてきます。メロディーもどこと無く、懐かしさを感じさせる曲調です。ふと、お洒落な喫茶店に入りたくなりました。8番目の「北京LOVERS」は中国王朝(清や明、漢等)の宮廷を思わせる歌詞(纏足や踊り子等)、ある意味、このアルバムの中で一番「中華(中国)」的な独特のメロディー。どこまでも黒いアリプロを覗かせてくれる曲です。とにかく、自分が出会ったALIPROJECTのアルバムの中では最高の1枚です。
・「きっかけはゲームでした。」
コナミの音楽ゲーム「ポップンミュージック」の14作目 フィーバーで版権曲として「愛と誠」が収録される事になり、ゲームの発売前にどんな曲なのかと興味を引かれたのでこのアルバムを購入しました。
弦楽器とアップテンポなドラムに、艶めかしく品のあるヴォーカルは、まさに初体験でした。また曲ごとに個性が強くて面白いです。飽きること無く聴けます。スローテンポで幻想的な曲からキャッチーなJ-POPらしいものもあり。歌詞が意味深でちょっとダークなのが多いのも面白いです。楽曲としても、厚みがある音なので聴くごとに味が出てくる…すっかりアリプロにハマっている自分に気づいたのでありました。他のアルバムにも興味が沸いてきますね。
・「素直にかっこいい!」
最初聴いた時あまりのかっこよさに身体が震えた。これ、これだよこれ。こういう曲が聴きたいんだよ!最近は作品となんの関係もないただCD売りたいだけの「おまえらそこまでしてCD売りたいのか?」という金金金儲けしか頭にない曲をアニメの主題歌にしてしまうことが多いが、こんなかっこよくて世界観にマッチしている曲がオープニングに流れるなんて、ローゼンメイデンは入り口から傑作になることを約束された作品といえるだろう。曲も作品のひとつということを再認識させられるかっこいい曲なので、みなさまぜひぜひお聴きくださいませ(^^)。
・「素敵なゴシック曲!」
初めて聴いた時は、本当に衝撃を受けた、というか「何これ…凄すぎ…」という感じでしたね。高貴な少女が歌詞の通り、薔薇の首輪繋げ、銀の鎖もくわえて手錠も付け、だけど、その手錠を外し、互いの愛を確かめあったり…ちょっとSっぽい印象ですが、これが「禁じられた遊び」なんじゃないかというイメージが浮かびました。本当にこの曲は(も)大好きです。アリプロ初心者にも個人的にはお勧めします!
・「よかったです」
聖少女領域の方を買って、こちらも聞きたくなったので買いました。やはり、アリカさんの歌唱力はすばらしいです。皆さんが絶賛するのもわかるなあと思いました。普通の曲に飽きたら皆さんも聞いてみてください。アニソンに対してのイメージががらっと変わるかもしれませんよ。
・「禁じられた遊び」
「ALI PROJECTの曲を一つ教えてくれ」と言われれば、多くの人がこの「禁じられた遊び」を推すでしょう。ALI PROJECTは「月蝕グランギニョル」など様々な曲で多くのファンを獲得、魅了し続けてきましたが、この曲により彼女達の知名度は飛躍的に上がった、と言っても過言ではありません。
もしあなたが最近流行のJ-POPを聞いていて「物足りない」「飽きた」と思われら、「禁じられた遊び」を聞くことをお勧めします。きっと、ALI PROJECTがあなたを素晴らしい別世界へと連れて行ってくれますよ。
・「聞いててゾクゾクしました!!」
ネットのとあるサイトで視聴したとき、印象深い歌詞とメロディーに惹かれすぐに購入しました。一回聞いたら忘れられないくらい印象的です!!買って損はしません。一度聞いてみてください!!
・「美しき庭園への誘い・・」
アリプロのオーケストレーションアルバム待望の第三弾ということで、非常に期待していたのですが正直、期待を遙かに上回る完成度でした。個人的に、今までのオーケストレーションアルバムの中で一番お気に入りかもしれません。今回のアルバムは名匠ルキノ・ヴィスコンティ監督に捧げたい、とのアリカさんの談ですが流石にそう仰るだけあって、インストが今まで以上に壮大で劇的な印象。本当に映画音楽のようで、うっとりしてしまいました。ボーカルに関して気づいたのは「病める薔薇」「蜜薔薇庭園」「マリーゴールドガーデン」と何処か花咲く庭をイメージさせる作品が多いということ。優雅な旋律と歌声が、夢と魔法の庭園へと誘うかのようです・・。恋月姫さまのビスクドールのジャケットも美しく、アリプロファンは必携の華麗な一枚。寒い冬の夜のBGMにもぴったりです。
・「優雅 感動的」
アリプロジェクトはポップスでありながら古典的なクラシックだけでなく近現代クラシックの匂いをそこはかとなく感じさせてくれるところが大きな魅力だと思う。そして、そういう側面を存分に味わえるのがこの作品や「エトワール」「月光嗜好症」のようなストリングスアレンジのアルバム。特にこの「神々の黄昏」は素敵な曲ばかり。特に素晴らしいのは「百合と夜鶯」。明確なストーリーを持って進行する歌詞がすばらしく、曲の中に1つの世界が完成されている。サビは歌詞と相まって非常に感動的。近現代クラシックの影響を受けたような旋律がちらちらと顔をのぞかせ、普通のポップスでは決して味わえない不気味な美しさと気品を生み出す。「アンジェノワールの祭戯」も現代音楽のような不気味さ難解さを持っていてピアノ・バイオリンのミステリアスな旋律が非常にカッコイイ。サビでは不気味な空気から一転し、舞い上がるような美しさを見せる。しびれます。テクノっぽかった「幻想庭園」のバージョンよりも私はこのバージョンの方が好き。「マリーゴールドガーデン」も「幻想庭園」に収録されていた曲。昔のバージョンが持っていたちょっとひねくれた音は排除され、ひたすら優雅で上品で可愛らしくなった。お庭でティータイムでも始めたくなりそうな、とても甘美な名曲。幼い頃に思いをはせるような詩も美しい。「病める薔薇」は始まり方が非常にカッコよくなった。「ARISTOCRACY」のバージョンにあった中国っぽい音が消え、クラシック色が前面に出て、より優雅でドラマチックな曲になった。落ち着いた静寂の中をたゆたう美旋律。「神の雪」は暗く悲しく壮大。サビの歌詞の乗せ方が面白い。
・「素晴らしいオーケストレーション」
ボーカル曲でも、ぜひバックのオーケストラに耳を傾けて味わって下さい。もちろん宝野さんのボーカルも良いのですけど、オーケストラのアレンジがとても素晴らしいです。
以前の「禁じられた遊び」ではワーグナーの影響(トリスタンとイゾルデ/イゾルデの愛の死)を感じましたが、このアルバムでも「トリスタンとイゾルデ/前奏曲」などからの引用があります。またアルベニスやサティの編曲もあり、クラシック音楽の好きな人も楽しめます。
・「感動的な世界。」
以下の方々には心からお薦め致します。 1.自分はクラシックが 好きだ。2.バラード調で感動的 な曲に憧れや関心がありなおかつ好きだ3.アリプロはどんな曲 でも好き。アップテンポじゃない曲もよい。まあ、これはあくまでも俺の推測ですが。バラード調の曲がほとんどを占めているので、退屈に感じる方もいらっしゃるかと存じますが、聴けば聴くほど味わえます。お手にしたならば、どうかじっくりと旋律に耳を傾けて繊細かつ独創的な世界に芳香を放つ紅茶でも飲みながら、浸ってみては如何なものでしょうか…。長々と失礼しました。
・「求めていたクラシック」
ALI PROJECTは聖少女領域を聞いてはまったのですが、2枚目に買ったCDがこれでした・・
・「ゴージャス!」
ALIPROJECTの、過去の曲のストリングスアレンジアルバムの第2弾だと思いきや、なかなかどうして、侮れません。
新曲(楽曲含む)もあるし、テレビ朝日系「土曜ワイド劇場」のオープニング曲(片倉三起也氏作曲)も収録されているし、なんと!G.Faureの歌曲「夢のあとに」を宝野アリカ氏がフランス語(歌詞はRomain Bussine)で歌っていたりします。
バラエティに富んでいて飽きません。繰り返し繰り返し、味わいながら聴いています。
・「美しい星屑の音色。」
正に星屑の声。豪華で繊細な、CDジャケットから感じられるロココ色いっぱいの美しい楽曲ばかりのアルバムだと思います。アリプロさんの、アニメの曲から入った方々は、その楽曲系統の違いに「あれ?」とお思いになられる方もいらっしゃると思いますが、私のように「Wish」のサウンドトラックからアリプロジェクトの世界に入った人間からすれば、とても懐かしく、落ち着くアルバムです。いつものアリカさんのダークで魅惑的なお声では無く(こっちもスッゴク好きなんですがvv)、声楽的な伸びのあるお声がとても美しく、新鮮です。たまにはクラシックで優雅なアリプロジェクトを…とお思いの方は是非聴いて下さいvvv休日3時のお茶の時間のバックグラウンドに良いですよ♪
・「ため息が出るような美しさ」
アリプロジェクトは最初アップテンポで派手な曲が好きで聞き始めるのですが、聞いているうちに大人しめのクラシックの音しか使っていない曲の方がだんだん好きになってきます。そういう曲の方が噛めば噛むほど味が出てきます。だからこのアルバムは最初聞いた時にはそんなに好きじゃなかったのですが、今では「月光嗜好症」「神々の黄昏」などと並んでかなり聞く頻度の高いアルバムです。特に「薔薇色翠星歌劇団」はクラシック・オペラのような美しさ・エレガントさを節々から感じられる名曲。美しく悲しいメロディーが心にしみます。気品漂う、落ち着いた悲壮感。感動的です。バイオリンの旋律もステキです。「青蛾月」は迫ってくるようなバイオリンがカッコイイ。現代音楽みたいな難解さ・不気味さを感じます。古典的なクラシックっぽさを持つポップスならいくらでもありますが、こういう近現代クラシックの要素を取り入れたポップスはなかなか珍しいと思います。こういうことをさらっとやられると「かっこいいなあ」と感服してしまいます。「幻想庭園」にも近現代クラシックのセンスを感じます。鮮やかに情景を喚起する音。前世に思いをはせているような雰囲気。非常にノスタルジック。
・「うつくし…!!」
素敵です、アリプロ様。私的には2曲目の「薔薇色翠星歌劇団」と4曲目の「春葬」が特に好きなんですけど、他の曲も可愛らしい乙女の心を歌ったものや、蠱惑的な闇の世界に引き込まれそうになる失恋歌(?)なども恍惚として聴き入ってしまいます。「薔薇〜」ではアリカ様の伸びやかな歌声を心置きなく堪能でき、かつ後ろに奏でるストリングスが雰囲気を盛り上げてくれます。「春葬」では冒頭の春の艶やかな花々が咲き乱れ甘やかな景色が広がっているのですが、Aメロ後半でその花達は毒を持ち始め、やがてはその毒に私達は侵され果てるのです。
このアルバムは全体的に華やかでダーク、かつ甘美な感じですね。アリプロの世界観に惚れた人なら買って損は無いと思いますょ★
・「うーん・・・」
ALIPROJECTは大好きだし悪くはないんだけど、ちょっと物足りないかな・・・というのが本音。イントロだけ聴いてみると全部の曲の出だしがバイオリンでみんな同じに聞こえてくる。私の頭がしょぼいだけかもしれないけど;
もうちょっと「戦争と平和」みたいな曲調の曲が欲しかった。10曲目の「靑我月」はいい感じΣd(・∀・)
●百鬼繚乱
・「陰陽座で一番好きな作品です」
陰陽座の最高傑作だと思う。「夢幻泡影」も切ないメロディーに重点が置かれているように感じたが、このアルバムの切なさ・美しさを超えるには到らなかったと思う。陰陽座の大きな魅力、演歌・民謡・和歌の詠唱のような日本独特のたおやかなメロディーとゴリゴリのハードロックという一見正反対の2つの要素が見事に融合するすごさが最大限に発揮されたアルバム。特に「桜花ノ理」は陰陽座で最高の一曲だと思う。切なく胸を締め付けてくるメロディー。深く暗い男声に間髪入れず女声の澄み切った高音が響くこれぞ陰陽座の美学!といった展開、美しすぎるコントラスト。演奏はたそがれ時のススキの枯野を連想するような哀しげで湿っぽい雰囲気をたたえつつ疾走する。動と静のメリハリも素晴らしい。「塗壁」「八咫烏」は民謡・歌舞伎・謡曲のような歌い回しがヘビメタに乗っかるという面白さ(人間椅子からの強い影響を感じさせる)。バラード「歪む月」はしっとり和風だがサビでは激しく悲しみを叫ぶ。「奇子」では純粋に心を打つメロディーと暗く絶望的な詩世界、悲痛な台詞に圧倒されます。
・「陰陽座アルバム第二弾」
シングルの「桜花ノ理」が入った第二弾アルバムです。
4番目の「癲狂院狂人廓」がカッコよくて好きなんですが、9番目の「奇子」に特に注目。
「陰謀によって生きていることを消される子ども」というのがテーマのようです。生きながらにして喜びを知らず・・・という哀しい運命の子ども。物語が浮かび上がるようなメロディと黒猫さんの声が、なんとも素敵な一曲です。
・「禍々しいの一言」
他のアルバムはベスト含め全て持っており、最後にこれを購入しました。総評としては、初期のものとあって割と荒削りな印象をうけます。最近の作品に比べるとキャッチーな曲が少なく、演奏がちょっともたつく感じですし、瞬火さん・黒猫さんのハモリにイマイチ伸びがないように思います。
にもかかわらず、聞き込むうちに不思議とクセになる魅力があります。特筆すべきはおどろおどろしさ。不気味な夕刻、荒れ野を一人さ迷い歩くような気持ち悪い情景が思い浮かびます。稀代の名曲奇子が収録されていますが、それに劣らず禍々しいミドルテンポの曲塗り壁、八咫烏。癲狂院狂人廓、帝図魔魁譚といった疾走ナンバーもそこはかとなく怪しく狂おしい雰囲気を湛えています。
初めて陰陽座を聞く人にはお勧めできませんが、彼らのどろどろした一面にどっぷり浸りたい方は買いだと思います。
・「最も人間椅子な作品」
バンド史上、おそらくもっともプログレッシブな作品だろう。 最近ファンになった人にはきついかもしれないが、とっつきやすい壱、弐、四、七で慣らして他の曲も聴いてほしい。 特に「奇子」の完成度はすばらしい(台詞にはひかないで奇子の悲しい人生を感じて欲しい)。 最後に「がいながてや」で明るい気持ちになれるのもいい終わり方だ。
・「曲について」
1.マリリンとウォータークラウン2.NEIGE-ANGELは青空宮殿に眠る3.ビニールローズ4.BE MY BABY (I WANNA BE YOUR SUGER CUBE DOLL)5.クレーター(食事のお礼)6.オレンジの令嬢7.ウミガメモドキ(ニセウミガメに捧ぐ)8.マリリンとウミガメスープ
5.クレーターの歌詞は大槻ケンヂが作詞
・「エキセントリック!」
個性的な女性ボーカル、パーム・ルージュ・マリリンを中心としたバンド、90年作。キュートでコケティッシュ、シュールで病的、ダリの絵画や不思議の国のアリスのようなイメージもある詩世界、幼く可愛らしい口調でその不気味さが更に加速。女性アイドル風のロックかと思えば、微妙にプログレ風味を入れたり、デジタルだったり、やりたい放題に詰め込んだような内容。演奏のチープさは否めず、マリリンのボーカルも歌唱力としては微妙なのだが、その舌足らずな歌唱がまるで安物のビニール人形の少女が突然歌い始めたかのような、何とも言えない妖しさと危うさ、狂気と背中合わせの無邪気さを醸し出して、作品の世界観にすごく似合ったチープさで良い。「NEIGE-ANGELは青空宮殿に眠る」はノリの良いロックにピアノやシンセがアクセントを加え、歌も切なく聞きやすい。「ビニールローズ」は明るく可愛らしいが、独特の詩が裏を感じさせる。「BE MY BABY」はエレポップ?これまたシュールな詩。お人形になりたい…メルヘン、でもどこか官能的でアブナイ。「クレーター(食事のお礼)」は勇ましい曲調。大槻ケンヂさん作詞、何か悟りの境地にいるようでありながらも情けなくユーモラスな小人の王様と男の子の物語。「オレンジの令嬢」は悲痛な感情が溢れ出すバラード。無機質なサウンドが更に切なさを助長。「ウミガメモドキ(ニセウミガメに捧ぐ)」は混沌としたサウンド、サスペンス調なピアノがカッコイイ。語り中心。ニセウミガメやアナゴのじいさんが現れるシュールで奇怪な詩世界、曲はどんどんスピードを上げ語りもヒステリックになり狂気が渦巻き、世界が崩れだすような感覚に陥る…頭の中がぐちゃぐちゃに。
・「大好き」
ちょっと狂気じみたマリリンのセンス炸裂!類い希な才能。インディーズに埋もれさすのはもったいない。
・「ビジュアル系には珍しいキーボードロック」
確かにまともに聞いたら駄作かもしれないんですが、シンフォ系プログレの流れで聞けばそんなに不自然ではない気がします。特にEL&Pのようなクラシカルなキーボードロック、キーボード主体のものが多いイタリア70年代のクラシカルなプログレ、日本だったらアルスノヴァとかと同系統ととらえれば結構面白い音だと思いますよ。レベルはだいぶ違いますが、それでも私はAMADEUSもそれらと同じくらい好きです。あと、面白いのはメロディーと歌詞で、何と言うか無駄にクソ真面目なのがダサいと言えばダサいんですが、こんな誰も恥ずかしくてできないような教科書的に泣けるメロディーを堂々とやってしまうのは衝撃的でした。最初はちょっとなあ...と思いつつも、聞いてるとだんだんこういうメロディーこそが真に感動的なメロディーなんじゃないかと思えてくるのです。男女ツインボーカルの対話形式になっているクラシカルで非常にドラマチックな疾走曲「虚像の神」はかなりの名曲。「告白」も勇ましくてかっこいいですし、台詞がいい味出してる「霞」はある意味歌謡曲っぽいですが非常に感動的。男女ツインボーカルで台詞も印象的なので、陰陽座が好きな人が聞くと面白いかもしれません。あと、彼らの前身バンドのAfterImageはボーカルの声が幼いのが気になりますが、XJAPANがマリスっぽくなったような感じでかっこいいバンドです。無駄に大げさで壮大で過剰なまでに感動的な曲展開がインパクト大。「ここまでするかあ?」と圧倒されます。いかにも「シンフォ系のプログレ大好きです」って感じがします。その前身バンドの活動時期は93〜95年でマリスがまだ流行っていない頃だが、クラシカルな音楽性はその前身バンド時代から貫いてきたものなので、彼らがマリスの後追いだという意見は誤りだ。
・「うーん。」
MALICE MIZERがデビューした時、後の多くのバンドに絶大な影響を与えました。そして彼らのようなゴス系ヴィジュアル系バンドがいくつか現れたんですがその内の一つがこのAMADEUSです。で、まぁこの人たちは駄目だったんですけどね。ちなみに既に解散しています。MALICE MIZERと違いこのバンドには女性メンバーがいて女性も歌っています。まーとは言え、まったくつかみ所のないサウンドです。一言で言えば、すべてにおいて中途半端とも言えます。アルバムなのに殆どがインストか語りって言うのはどうかと思います。アルバムの意味がないような気がします。疾走曲もMALICE MIZERに比べて2曲しかないって言うのも駄目です。はっきり言うとこのバンドのリーダはいらない事しすぎです。個人的にツインボーカルにする必要があったのでしょうか?女性ボーカルがはっきり言って下手すぎます。もともと骨の無いサウンドが、この女性ボーカルのせいでさらに実体を無くしてるんですよ。逆に言うと、彼らがまだAFTER IMAGEっていう名前で活動していた時期のサウンドがどんなだったかと言うのは結構興味そそられますね。まぁ大したことは無いでしょうが。
星三つにしたのはこのアルバムに収録されている”告白”、”TELL ME TRUTH”、”虚像の神”が良かったからです。特に”TELL ME TRUTH”は非常に素晴らしいバラードで涙を誘います。この三曲がなければ星一つにしてました
・「才能はあるんだけどな〜」
才能はあるんだけどな〜時代の流れからかしょぼさは否めない。キーボード以外の人が作詞作曲できないのも関係してからか曲のパターンが少ない、ボーカルは現在Moi dix moisのSethの若かりし頃らしいが、発展途上でまだまだ・・・個人の好みはあるだろうが
●人形娼館
・「とにかく濃すぎる世界 妖しく耽美的」
打ち込み主体の音楽はあまり好きではないのだが、この人たちは例外。作品の中で徹底されつくした世界観に圧倒されて自分の音の好みなんて忘れてしまう。暗く美しいメロディーに乗せて不気味で悲しく妖艶で耽美的な世界が流れ込んでくる。とにかく歌詞が素晴らしい。現実感のない内容でありながら、明確なストーリーを持っていることと、その中に個性的で魅力的なキャラクターが登場することによって、歌詞が聞き手をその世界の中へと強く引き込む力を持つことに成功している。「異形姫」はいかにも一曲目、「幕が開く」といった印象を与える曲。真夜中のアトリエ。おぞましくも悪魔的な美しさを持つ異形姫という名の人形が誕生する。あまりに恐ろしい人形を作り出してしまったことを後悔した人形師は首を吊って死んでいる。自分のおぞましい姿に絶望する哀れな異形姫。こんな自分を生み出した世界への憎しみ。彼女の復讐が始まる。非常に魅力的で映像的な詩世界に一気に引き込まれてしまう。「サーカス病」はゆったりしたテンポの美しく悲しい曲。聞いていると奇妙な夢を見ているような気持ちになってくる。後半、ジワジワと盛り上がってきた曲が最高潮に達した瞬間に静寂に切り替わり、どこか懐かしいアコーディオンの音がテーマを繰り返す…という展開には思わず泣きそうになってしまう。聞けば聞くほど味が出る名曲。「人形娼館」は濃すぎる。「妖しい」という言葉がこれほど似合う曲は他にないと思う。ゾクゾクするような怖さと魅惑に溢れている。ボーカルのカリスマ性、魔性の女っぽいキャラクターが最大限に発揮される。曲そのものもノリが良くてかなりカッコイイ。幼い頃大事にしていた少女人形が動き出し、迎えにくる。誘惑する。「あなたは私を捨てたり出来ない いくつになっても」「あなたを子供にするため帰ってきたの」という部分なんて聞いてるだけで背筋が凍りつく。怖くて後ろを振り返れなくなってしまう。「花売り娘」はノリが良い。蜘蛛のタトゥをしたマダムが、可愛らしい花売り娘をうっとりと見つめる。花言葉を聞かれたそのすきに花売り娘はマダムに唇を奪われる。マダムの誘惑に誘われていった花売り娘。娘は二度と帰ってこなかった。このミニアルバムでは不気味さを増強するためか全曲でDADAさんのボーカルにエフェクトがかかっている。エフェクトがかかってもDADAさんの声の強烈な個性と美しさはほとんど失われていないが、是非とも過去の作品や次作「Street of Alice」でエフェクトなしのDADAさんの声の魅力も味わって欲しい。ゴシック色が強まって妖しさを増した近年のアリプロジェクトなどが好きな方に是非ともオススメしたい作品。きっと気に入るはず。(ただしメンバーチェンジしロックバンドの編成になった後の音源はベルベットエデンという名前は同じでも音は別物になっており、あまりオススメできません。)
・「貴方のお人形は生きていますか?」
人形(と言って良いのでしょうか)も創作すると聞くVo.DADAの歌詞は、命を吹き込まれた事により幼い主人だけの人形から、娼婦にかわっていく人形をCD1枚の中で描いている。生まれた時には純粋無垢だが、時が経つにつれて変わっていく人間(♀)を皮肉ったのか・・・?彼独特の毒を楽しんで欲しい。 おどろおどろしいフレーズととても美しい音色。繊細でいて耳に残るKey.は特筆すべきものがあると思う。出来たら寒く暗い所で、蝋燭のともしびの下、大音響で聞くのがオススメ。子供の頃から大事なお人形をお持ちの方は、側に置くのを忘れずに!
・「DADAちゃん最高!!」
好みにもよると思いますが、ストーリー性のある歌詞が好きです。キーボードの音が目立っていてなんだか不思議な感じがしました。「サーカス病」は短いけれど面白いです。「人形娼館」はサビが凄くいいです。
・「反則なみのインパクト」
ボーカルがかなりぶっ飛んでます。猟奇的な歌詞と幼稚な声の恐ろしいギャップ。怖すぎ。上手く歌う気なんて最初から無い、音程が悪いからこそ、荒々しいカッコよさ・鬼気迫る感じ・激しい情念がここまで表現できるというある意味反則的な手法。ここまでされたら逆に気持ちいいです。スカッとします。愛する人の脳や目玉まで食べたいと無邪気に歌う「柘榴愛」は強烈。「涅槃菩薩」は決して上手くはないが印象的なメロディー。「海月地獄」は最初バラード調に始まって途中からどんどんスピードアップして悲鳴が上がり疾走し始めるが、その速くなっていく部分がハードでめちゃくちゃカッコいい(曲構成から人間椅子の「夜叉ヶ池」を連想してしまいます)。生理痛を歌った「どす黒祭り」は荒々しい演奏にしびれます。かなりあくの強い、聞く人を選ぶCDですが、犬神サーカス団(特に初期が好きな人)はストライクど真ん中だと思う。有機生命体が好きな人にもオススメ。それから、私はなぜか駄菓子菓子をSiouxsie & The Banshees「香港庭園」なんかと一緒に聞いたりします。
・「これに点数をつけるのはなかなか困難な気がする、だがしかし」
はっきり言ってこのアルバム、女樂殿の歌はお世辞にも上手とは言えません歌い方自体も癖が強く、かーなーり人を選ぶ類のものです。
ただ、それ故に強烈なインパクトを持っているバンドには間違いありません。特に一曲目の「柘榴愛」はすさまじいものがあり幼い少女のような声と、本来の感情むき出しの歌唱を入れ替わり使い分けてずっと聴いてると中毒になってしまうかと思えるほど。
ほかに、絶叫溢れる「どす黒祭り」7分におよぶ怒涛の展開をみせる「海月地獄」さらに長い「母胎内世界」など収録曲はとても、とても、"濃い"ものになっています。お聴きの際はぜひヘッドフォンをし、ボリュームは轟音でお楽しみください。
・「母胎内世界はいかが?」
この駄菓子菓子を聞いていると、2つの声があるという事にまず気付く。女楽殿の歌には可愛らしい幼い子供の無邪気な声と大人のドロドロした叫び声のような声を合わせ持っている。特に一曲目の柘榴愛は無邪気に、一方では何処か恐ろしい愛の形を唄う。
・「ジャケ&バンド名買い失敗!」
打ち込み系のかわいいテクノポップを期待して(そんな人はいないでしょうが・・・)買ったのですこしがっかり。ヘビメタという表現が適切かどうかは別としてサウンドはそういうイメージです。特徴は女性ヴォーカルでしょうか。甲高いかわいい声をしてます。曲は曲名のイメージよりストレートな感じです。歌詞に戸川純さん(ヤプーズ)の曲の歌詞を引用したものがありますが、メンバーが純さんのファンらしいですね。以上参考になるかわかりませんが興味のある方は聞いてみて下さい。決して悪いバンドではありません。。
ケータイからは、シンプルアマゾン(モバイル版)をご覧下さい。
シンプルアマゾンは、安心・安全のネットショッピングAmazon.co.jpの商品を紹介しています。
簡単アフィリエイト:あなたのAmazonアソシエイトIDをアドレスの最後に付けるだけで簡単キャッシュバック!(例:1sas.net/?yourid-22)一度IDを付ければ、シンプルアマゾン内の全商品が紹介料の対象になります。アソシエイトIDはこちらから登録可。