1971フォーク・ジャンボリー VOL.1 (詳細)
SIVA(アーティスト), なぎらけんいち(アーティスト), はっぴいえんど(アーティスト), ザ・ディランII(アーティスト), 中川イサト(アーティスト), 加川良(アーティスト), 岩井宏(アーティスト), 有山淳司(アーティスト), 武部行正(アーティスト), 遠藤賢司(アーティスト), 野沢享司(アーティスト), 金延幸子(アーティスト), 高田渡(アーティスト), (アメリカ民謡)(作曲), ボブ・ディラン(作曲), 大瀧詠一(作曲)
「マニアックに70年代!!」「権利関係さえなければ・・・・」「良い企画ですね♪今後もお願いします。」
1971年全日本フォークジャンボリー2 (詳細)
オムニバス(アーティスト), 山平和彦&マイ・ペース(アーティスト), 高田渡(アーティスト), 岩井宏(アーティスト), 加川良(アーティスト), 藤原秀子(アーティスト), 吉田拓郎(アーティスト), 六文銭(アーティスト), のこいのこ(アーティスト), あがた森魚(アーティスト), 野沢享司(アーティスト)
「最高の企画をありがとう!」「まさに日本のウッドストック」「「かくれんぼ」の衝撃」「吉田拓郎うるせいぞ…」「今では、考えられない、夢のような顔ぶれ。」
きのうの思い出に別れをつげるんだもの (詳細)
ディランII(アーティスト)
「30年を生き続けた名盤&名曲」「とにかく悲しくて、でも美しい歌がつまっている」「不器用なプロポーズ」「サーカスにはピエロが・・・」「関西フォークの中でも、一際傑出した奇跡的音楽」
1972春一番 (詳細)
オムニバス(アーティスト), 武蔵野たんぽぽ団(アーティスト), 若林純夫(アーティスト), 田中ケンジ(アーティスト), 西岡恭蔵(アーティスト), グループありちゃん(アーティスト), ブードゥチャイル(アーティスト), いとうたかお(アーティスト), ダッチャ(アーティスト), 貧°苦(アーティスト), ディランII(アーティスト)
「西岡さんはやさしすぎたのかも?」「買いです。」「ロックです」
URC シングルズ(2) (詳細)
オムニバス(アーティスト), 斉藤哲夫(アーティスト), 山平和彦(アーティスト), 久保田誠(アーティスト), 五つの赤い風船(アーティスト), 高田渡(アーティスト), アテンションプリーズ(アーティスト), 六文銭(アーティスト), 愚(アーティスト), 三上寛(アーティスト), 友部正人(アーティスト)
「こいつはすごい」
「やっと出会えた」「なかなかやりますね」「初夏の街にそよぐ風」
春一番ライヴ 73 (詳細)
オムニバス(アーティスト), 西岡恭蔵(アーティスト), 朝野由彦(アーティスト), 中塚正人(アーティスト), 若林純夫(アーティスト), ザ・オイルフィット ブラザーズ(アーティスト), 中川五郎とたらちねしょんしょんばんど(アーティスト), はちみつぱい(アーティスト), 高田渡(アーティスト), ディランII(アーティスト)
「じっくり聴くならこれが一番」
悲しみの街 (詳細)
オリジナル・ザ・ディラン(アーティスト)
春一番ライヴ 74 (詳細)
オムニバス(アーティスト), Jam(アーティスト), なぎらけんいち(アーティスト), 朝野由彦(アーティスト), 布谷文夫(アーティスト), 吉田美奈子(アーティスト), 林亭+林宏(アーティスト), 高田渡(アーティスト), 中塚正人(アーティスト), いとうたかお(アーティスト), 金森幸介(アーティスト)
「春一番ライヴ 74」「布谷文夫のライヴ音源」「CD化にあたって、数曲欠けたのが残念。」
この世を悲しむ風来坊に捧ぐ (詳細)
ザ・ディランII(アーティスト)
1974 HOBO’S CONCERTS III~みんな昨日のようさ~(紙ジャケット仕様) (詳細)
オムニバス(アーティスト), 加川良(アーティスト), ザ・ディラン2(アーティスト), 金森幸介(アーティスト), 三上寛(アーティスト)
グッバイ・ザ・ディランII 歌が駆けぬけた!・69‐74—糸川燿史写真集 (詳細)
糸川 燿史(著)
「時代を切り取る」
時は過ぎて~ザ・ディラン II ライヴ (詳細)
ザ・ディランII(アーティスト)
「とてもとても」
ろっかばいまいべいびい (詳細)
西岡恭蔵(アーティスト)
「滋 味 。」「ディランIIの世界とは少し違うかも」
「大阪のトムウェイツ」
鼻唄とお月さん (詳細)
中川イサト(アーティスト), 加川良(アーティスト), 大塚まさじ(アーティスト), 西岡恭蔵(アーティスト), いとうたかお(アーティスト), シバ(アーティスト)
「時代を味わえる、そう、ゆったりとした心地よさを。」
「すごいアルバムです」「おいらの青春だ!」「ライブアルバムはこうありたいという典型」
「最高傑作」「もっと評価されてもいいアルバムです。」
「本当は中米旅行」
77.9.9 京都“磔磔” (詳細)
西岡恭蔵とカリブの嵐(アーティスト)
「京都の老舗ライヴハウスにて。」
「断言します、名盤です。」
春一番ライヴ 79 (詳細)
オムニバス(アーティスト), 大塚まさじ&Tour Band(アーティスト), 中川イサト(アーティスト), 加川良(アーティスト), 佐久間順平&Barrel House-Revue(アーティスト), 有山淳司(アーティスト), 友部正人(アーティスト), 中川五郎&トカゲバンド(アーティスト), 永井隆&Blue Heaven(アーティスト), いとうたかお(アーティスト), シバ(アーティスト)
「最後の春一番」「シリーズ、とりあえず完結。でも、ここから始まるのかも。」
STREET STREET (詳細)
大塚まさじ(アーティスト)
「バンドサウンドの佳作」
・「マニアックに70年代!!」
ほかに一切の音源を残していないカルトシンガー武部行正と有山じゅんじのデュオ「ぼく」が、このCDの目玉!!・・ということで、有山ファンとしては、とても嬉しい一枚です。「カルトシンガー」ですって・・すごいな。しかしこのCD総体は、まったくはじめてフォーク・ジャンボリーを知る人が突然これっていうのは、どうなんだろうという気は まあしないでもありません。マニアックな人選なのはよいとしても、ちょっと拓郎くらいはあったほうがバランスがよかったのかも。だけど、学校の歴史のお勉強じゃないんだから、どっから入ったって、いいのかな。先入観すべて抜きで一枚のアルバムとしてみたら、やはり必聴の一枚かと思います。
・「権利関係さえなければ・・・・」
多分権利関係のせいだと思うのだけど私が持ってる版の71年のフォークジャンボリーで収録されていて、今回ので収録されていない人が何人かいるのが本当に惜しい。吉田拓郎、のこいのこ、岡林信康がざっと見ただけで収録されていない。3人とも間違いなくこのコンサートのハイライト特に岡林信康はトリを飾っていた人でURCの顔と言っても過言ではないほどだから収録されていないのは残念としかいいようがないしかし、以前はCD二枚だった71年のフォークジャンボリーを4枚にしてるだけあって、以前収録されていなくて今回ので初めて収録されている人もいるのでこれはこれでかなり価値があるのは確か。特にvol2ではブルースクリエーションやミッキーカーチス等の音源があるようなのでこれはかなり期待できる。
追記上の書いた時には収録予定だったミッキーカーチスは収録されないことになったようだ残念。でもvol2の最後の暴動の様子や三上寛がよど号を賛美する歌を歌ったらそうだ!とか歓声が上がったりと、時代を肌で感じさせるものがあり、思った以上の出来だった。
・「良い企画ですね♪今後もお願いします。」
予約して早速聴きました。オムニバスとかベスト盤は個人的にはあまり聴かない主義ですがこれは結構楽しめました。以前の盤を知ってる方には不満があるみたいですが私は初めてなので全然平気です♪当時の雰囲気が伝わってきます。当時私は高校生でギターを始めたばかりでフォークソングに夢中でした...。今はロックもジャズも聴きますけどね。とにかく当時はフォークソング一点張りでした。このアルバムはそんな懐かしい思いを蘇らせてくれますね。満点でないのは嫌いな楽曲も入ってるからです。これがオムニバス盤の欠点ですね。でも反対に知らないアーティストを知る事もできるので相殺かな?
・「最高の企画をありがとう!」
青春まっただなか そんな時代は勿論CDなんか無い 少ない小遣いの中から宝物のように買ったEP盤 それも 時代の変化の中で聞けなくなりました。そんな中 待望のCDが出る! こんな素晴らしい事はあまりないと思います発売を楽しみに今からワクワクしています。
・「まさに日本のウッドストック」
日本のポピュラー音楽史に残る歴史的イベントであり、収録されている楽曲全てが「伝説」として語り継がれているものばかりで、楽曲の素晴らしさはもちろんのこと、このアルバムを聴いているだけで当時の熱気がヒシヒシと伝わってきます。当時の若者のカウンターカルチャーの頂点を象徴する出来事が、アメリカでは1969年ウッドストックであるならば、日本ではこの1971年フォークジャンボリーがそれに該当するのではないのでしょうか? 個人的に最も衝撃を受けたのははっぴいえんどの楽曲です。今人気の喫茶ロックの文中から語られることの多い彼らのオリジナルアルバムからは想像できない位、音がハードで特に「かくれんぼ」のギターソロパートのへヴィさは物凄いです!改めて鈴木茂さんのギタープレイの偉大さを再認識しました。 唯一残念なのはオリジナルLPやキング盤CDには収録されている岡林信康「それで自由になったのかい」が収録されていないことです。この事については既に色々なところで語られており、権利上の問題で仕方無いことなのかもしれませんが、このイヴェントを境に「人間なんて」を絶唱する吉田拓郎が一気にスターダムに上りつめ岡林信康は徐々に一線から姿を消していくという歴史的ターニングポイントの側面をも有しているだけに、これから初めて聴く若い人に歴史が歪曲されて伝わらないか心配でもあります。 本作品は音楽エンターテイメントをもはや超越して当時の若者文化を伝える歴史的資料としての価値も有しているだけに、たとえ何年かかろうともオリジナルの形態で再発売するという姿勢が求められたのではないでしょうか?
・「「かくれんぼ」の衝撃」
よく昔のミュージシャンは、ビートルズの「ア・ハード・デイズ・ナイト」のイントロを聴いて、衝撃を受けたと言っていますが、僕にとってはこのフォークジャンボリー’71のはっぴいえんど「かくれんんぼ」のイントロが、衝撃でした。ギター弾き語りが多いなか、突然のバンドサウンドでエレキのDm7が鳴り響き、胸が締め付けられる思いがしました。他の曲も名曲揃いで、吉田拓郎の「人間なんて」はバンドサウンド、エレキギターが唸っています。パタパタママを歌っている のこいのこ の「こんなに遠く」は南正人の曲で、あの声で気持ちよく歌われます。ディランセカンドの「サーカスにはピエロが」も乗ってきて、なぎら健壱の「教訓II」で笑えます。
これほど濃い内容のライブアルバムがあるでしょうか。当時のその場所にいるような気にさえなってきます。
・「吉田拓郎うるせいぞ…」
という高田渡の声が聞こえます。今はもう聞こえない声、もう何人かが亡くなっています。歴史的な価値があるフォークジャンボリー…四半世紀以上の重さが漂うフォークジャンボリーまだ、ニューミュージックとは言われなかったフォークソングというカオスの中で叫び声が届いてきます。
・「今では、考えられない、夢のような顔ぶれ。」
できれば、このようなメンバーでまたフォークジャンボリーを開催してほしいものです。今の若者は、加川良さんの「教訓1」を聴いて何をどう感じ取るのでしょうか。加川さんには、今この時代にこの曲を歌ってほしい気がします。六文銭の「雨が空から降れば」及川恒平さんが歌っています。はっぴぃえんども参加しています。高田渡さんの「自転車に乗って」曲の前後にある観衆?(拓郎さん)とのやり取りが楽しい。なぎらさんの「教訓2」も笑えます。齋藤哲夫さんの「俺たちの時代」も熱いですね。拓郎さんの「人間なんて」の熱唱も伝説的です。それぞれに個性がありよき時代だったなあ。つまり、みんないい(価格も2枚組なのに安い)。歴史的な名盤です。
・「30年を生き続けた名盤&名曲」
この手の音楽が本当にちっぽけなマーケットだった遠い昔に生まれた名盤、そして名曲。それでも骨太の「うた」は同じアンテナを持った僕達の記憶の中でずっとずっと生き続けてきた。各種アンケート、人気投票で何回「プカプカ」の名前を目にした事だろう。
たましいを鷲づかみにする「うた」に再会できた喜びを同時代を生きた仲間たちに届けてあげたい。
次々にモデルチェンジする消耗品の音楽にうんざりしている若い人にもまた是非聞いて欲しい。何人かの感染者はきっと30年後にも「プカプカ」や「サーカスにはピエロが」を口ずさんでいるだろう。そう、このCDでディランⅡに再会するまでの僕のように。
・「とにかく悲しくて、でも美しい歌がつまっている」
お薦めは「子供達の朝」、「男らしいってわかるかい」、名曲「プカプカ」、「サーカスにはピエロが」そして最後の「満鉄小唄」。どの曲も悲しくて、でもこれだけ言葉に力のある歌はもう今の時代に出会えないかもしれない、そんな風に思わせてくれる歌ばかりです。「男らしいってわかるかい」の歌詞は、はっきり言ってオリジナルであるボブ・ディランの「I shall be released」をはるかに越えてしまっている。それから11曲目の「満鉄小唄」、いつ聞いてもこんなに悲しく切ない歌はないよ。自虐史観とか平和ボケとか平気で口に出来る人達は、一度良いからこの歌を聴いてごらん。もう2度とこんな悲しい目に誰もあわせたくないと思うから。
・「不器用なプロポーズ」
詩が心に残る曲というのが誰にでもいくつかはあると思う自分の場合はその中の一曲にこのディラン2の「プカプカ」が間違いなく入る。
男好きで男にだらしなく、タバコ好きでいつもタバコをふかし酒好きでいつも酒びたり。そんな女の描写が続いた後でこの女が占いに凝って「私の占いによるとあんたは明日死ぬ」というそして「この占いが当たるまであなたについて行く」と言う。ようは死ぬまであなたについていくという、遠まわしなプロポーズなわけなのだがこれがなんとも言えず心を打つ。自分もこんな素敵なプロポーズをいつかしてみたい。まあ、相手に気づいてもらえない恐れもあるが。
・「サーカスにはピエロが・・・」
決してメジャーではないのです。だけど、いわゆる「フォーク世代」には欠かせないグループなのです。悶々とした思春期に誰を信じ、誰を愛すればよいのか・・・?信じるって、愛するってどういうことなのか・・・?10代半ばのちょっと背伸びしたいニキビ面の若者に、このアルバムは応えてくれた。
・「関西フォークの中でも、一際傑出した奇跡的音楽」
大塚まさじが家出して、オープンした伝説の音楽喫茶「ディラン」から歴史が始まる。店に集う音楽仲間、永井洋、西岡恭蔵らで『ザ・ディラン』を結成し、大塚と永井の2人をメンバーとする『ディラン2』を結成し、メンバー2人と中川イサトがディレクターを担当し、西岡や、村上律、シバ達多くのサポートを受けて製作し、URCより発売した大傑作。
・「西岡さんはやさしすぎたのかも?」
「プカプカ」を静かに口ずさみながら夜の街を歩いていました。恭三さんがつくる唄は、味濃くても、それは時間の経過と共に共感へと自然に移行していく。あなたは、一人で生きることよりも、嫁さんと生きる道を選ばれた。それはそれでいいと思う。
人は、他人の人生にかかわることはできないし、何も言えないし、そして何もするべきではない。今、ボクが感謝することは、西岡恭三という人の詩と、そしてその音楽に巡り会えたことだ。
・「買いです。」
昔のフォークという括りではなく、優れた歌として聞きたいアルバムです。西岡恭蔵さんは悲しい最期を遂げましたが、いつの時代の誰でもが自分なりの「ディラン」という場所を持っており、また持たなければならないことをこのアルバムは教えてくれます。
・「ロックです」
フォークギターを使っているのと西岡恭蔵のキャリアからフォーク的な位置付けにあるアルバムみたいですが、(私はフォークは殆ど聞かないので詳しい知識がありません)ロックですよね、これ。ベースラインが70年代ロックのそれですし、ギターを歪んだエレキに置換えて、ギターソロの一つでも盛り込めば完全にロックになります。あと印象に残ったのが西岡氏のノンヴィブラートの歌唱法です。「プカプカ」もノンビブラートで淡々と歌われるこのバージョンがいい。役者の人が歌っているやつは雰囲気勝負でちょっとナルシストを感じさせて気持ち悪いんですよ。西岡氏はこの歌い方から想像する限り緩いようでいてストイックな人だったんではないでしょうか。歌謡曲寄りのフォークは全然興味が涌きませんが、この辺りの音なら良いと思えました。
・「こいつはすごい」
こいつはすごい。なんたって、URCのシングルスだからだ。今まで何度か違うメーカーから出されたりしているが、こんなすごさはなかった。有名な、方々の音源でさえもレア音源ばかりだ。そして、これは個人的な事であるが、山平和彦のデビュー曲がA、B面とも入っている。これは買うしかない!!
あと、もしよろしければ、URCの復刻の方を進めていただきたい。
・「やっと出会えた」
思い起こせば28年前、高校2年生だった私は当時付き合っていた彼女から一枚のレコードを借りましたそれがこのSECONDでした大塚まさじさんの独特な歌い方 声、 擦り切れるまで聞いた覚えがあります
そのレコードを引っ越しの時紛失してしまいそれ以来ずうっと探しつずけていました ある時再販されることを知り早速購入しました 彼女に返したいと思います ちなみに彼女は今私の身の回りの世話をしたり小言を言ったり買い物にいったり子育てしたりする人になりました。
・「なかなかやりますね」
高校生の時に「ディランⅡ」のライブに行きそこで買ったLPがこのsecondでした。その後レコードプレーヤーが故障しその存在を忘れかけていた時に、このCDが発売されあの頃の想い出が鮮明に甦りました。何よりも嬉しかったのが、歌詞カードがLP当時の物を忠実に再現されている事でした。余談ですが2年程前に大塚まさじ氏と御一緒することがあり、私の一番好きな「茶色い帽子」を唄わせてもらったら「この曲は初めて高校生の時に作った詩なんや」と云ってあらためてギター1本で唄ってくれました。 本題に戻りますが「ディランⅡ」を語る上でも貴重なCDであり、あらためてその魅力を再確認できる1枚です。
・「初夏の街にそよぐ風」
70年代の大阪の街には、こんな風がそよいでいたんだ。 高校生だった僕らはこの風の薫りに包まれていたんだ。 街の初夏ってこんな風景だったんだ。 でも僕らは全然気がつかずに当たり前のように街を歩いていたんだ。 心地よさって、心地よさって、お天気の日のそよぐ風に包まれる事だったんだね。
・「じっくり聴くならこれが一番」
古い言葉だがギターの弾き語りで始まる。73年頃になるとバックバンドを引き連れてコンサートをするミュージシャンが多く、じっくり静かに弾き語りというのは徐々になくなりつつあった。こうして聴いてみると懐かしく新鮮に聞こえてくる抒情詩だ。 オイルフィットブラザーズはカントリーロック。これもなかなか今では聴けないサウンズだ。中川五郎「虹の民」「祝婚歌」優しさでおおわれた歌でじっくり聴ける。「プカプカ」ディランUではなく西岡恭蔵である。ブルージーの演奏ではないがやはりこれもじっくり聴ける。 はちみつぱい「こうもりが飛ぶ頃」「煙草路地」この頃の彼らの演奏が聴けるの嬉しいし、彼らの原点を探る意味において貴重なものだ。高田渡「私の青空」日本で一番古いジャズのスタンダードをするなんて素晴らしい。ご多分にもれずバックバンドを使っているがデェキシーバンドバンドであるところが一味違う。 最後にディランU夕闇が迫るころのステージであろう。説得力のある彼らのステージは観客を十分に惹きつけたことだろう。
・「春一番ライヴ 74」
探していた音源『春一番』、やっと手に入れることが出来ました。いつ聞いてもホッとする高田渡の『生活の柄』。久しぶりに聞いたこの人、中川五郎の『Come To My Bedside』。ディランⅡは荒削りですがライヴの良い面を味わえます。大塚まさじも『今日は本当に楽しかったし、またこういうことがあればイイ。』と喋っています。ラストの『男らしいってわかるかい』では一緒に歌い出す観客の歌声が入ってイイ感じです。あの時天王寺野音で一体となった人達、光景を思い起こすことでしょう。値打ちはあると思います。
・「布谷文夫のライヴ音源」
たったの1曲しか収録されておりませんが、あの伝説のヴォーカリスト、元ブルース・クリエイションの布谷文夫のライヴ版「夏バテ」が聴ける(!)というだけで即買いアイテムだと思います。
廃盤になってしまう前に是非!購入しておきましょう(笑)。本当、オススメの2枚組ライヴ盤です。
・「CD化にあたって、数曲欠けたのが残念。」
このシリーズのすばらしさは『春一番ライブ'72』で記してますが、この1974年版では、CD復刻に当たって、中山ラビ「夢のドライブ」、遠藤賢司「踊ろよベイビー」、朝野由彦「夕暮れに」が収録されず、朝野由彦「うたを歌って」が追加。いろいろな事情があって、やむをえないのでしょうが少し残念です。
●グッバイ・ザ・ディランII 歌が駆けぬけた!・69‐74—糸川燿史写真集
・「時代を切り取る」
糸川さんの写真はやさしい眼差しを感じます。ディランセカンドのジャケットの写真、HIPという雑誌でのポートレート。そこにはいつもいつも柔らかやさしい眼差しがカメラのレンズを通して写し出されていました。この写真集は歴史的な意味もある数々の写真が収められています。国道25号線沿いにあった伝説の喫茶店ディランであったり、天王寺野外音楽堂での「春一番」コンサートであったりします。皆若い当たり前のことにやっぱり驚きます。大塚まさじ、西岡恭蔵、永井よう、加川良、桂べかこ、みんな若い。時代とともに変わるものと変わらぬものを写し出す写真のチカラを感じます。
・「とてもとても」
おそらく私自身が一番多くライヴを見ているアーティストが大塚まさじである。全く一人で唄っていることもあったし、あるときには西岡恭蔵といっしょであったり、TACOといっしょだったり、ソーバットレビューの砂川正和といっしょだった時もあった。それだけ多くの大塚まさじ体験をしていてもなおこのライヴアルバムは秀逸であると思う。 ディランUはとても不思議なバンドであった。西岡恭蔵が参加しないで大塚は永井ようと組んでいる。この不思議な取り合わせが魅力的でもある。ギターの生音が伝えるメッセージは一言一言心に刺さる。解散ライヴという緊張感がひしひしと感じられる。ジャケット写真の糸川耀史の何処となく所在無さげな危うさは時代でもあるのだろう。
・「滋 味 。」
「ディランにて」と並んで、すばらしいソロアルバム。細野晴臣とのコラボレイト。実際にタイトルナンバーほか、細野さんの曲をぞうさん(恭蔵さん)がカバーしています。また、鈴木茂のハックルバックと共にやっている曲も大変よいです。鈴木さんのリトル・フィート志向も伝わるし(勿論それの最高潮は鈴木さんの「バンドワゴン」ですが)、細野さんの名曲も再認識できるし、そしてなんといっても、ぞうさんの味わいある声ですね。すばらしいの一言です。しばらく前のことですが、NHKアーカイブスで、ボブ・ディランの来日特集番組をやっており、当時20代の村上龍が作家やミュージシャンにインタヴュー行脚していました。そこに「若き西岡恭蔵」も映って、感無量でした。人柄の伝わる答えかたでしたねえ・・・。ぞうさんの御冥福をお祈りします。
・「ディランIIの世界とは少し違うかも」
シングルカットされて、それなりに知られた歌といえば、金子マリとのデュエットで吹き込まれた「踊り子ルイーズ」。「プカプカ」という名曲を作った才能は、ここでも姿を現している。
ディランIIの世界を作っていたのはこの人の楽曲だが、このソロアルバムも奥深い。ボブ・ディランへの憧憬からルーツミュージックに向い、一回りしてできたポップなアルバムという風情だ。なによりも言葉を紡ぎ出す能力が素晴らしいのだが、亡くなってもう4年以上の月日が経っている。
・「大阪のトムウェイツ」
ソーバッドレビューのギターリストであった石田長生をプロデューサーにむかえて作られたソロデビュー作。大塚まさじという人はある部分その時の影響というものをストレートに出すタイプのミュージシャンで、このアルバムを作った当時はかなりトムウェイツに傾倒していたようである。私にとってのモストフェバリットソングの一つである「天王寺想い出通り」に歌われた古い路地裏は再開発で姿を消したし、小便臭いプラットホームは道の下にはあるが、こちらも昔に比べれば綺麗になった。しかしながら、これほど大阪的な曲もないだろう。西岡恭蔵の名作「アフリカの月」も大塚まさじの歌の方が泥臭くてジャズ的ではある。まさに大塚まさじは大阪のトムウェイツ
・「時代を味わえる、そう、ゆったりとした心地よさを。」
中川イサトのライブアルバムなのだが、加川良、金森幸介、大塚まさじ、故西岡恭蔵、シバ、いとうたかお、長田”タコヤキ”和承らが参加して、当時の「よき時代」を伝えている。1975年12月29日神戸のライブハウスでレコーディングされて、当時限定発売されたものがCDで復刻されたものだそうだ。残念ながらLPを手に入れることのできなかった私には待望の復刻化であり、その場所に居合わすことのできなかったことを残念がらせるに余りある内容だ。中川イサト本人の歌もあるが、彼の曲を皆が歌ったり、和気藹々だ。もちろん、ギターワークは最高。CD2枚のひと時は、時代をトリップさせてくれるかもしれない。アコースティックの音とバーボンが香る全22曲の旅はゆったりとして、とても心地いい。
●永遠の絆
・「すごいアルバムです」
1976年日本青年館でのリサイタルのライブアルバム。彼の最高傑作であると思います。「永遠の絆」というタイトルはニッティ・グリッティ・ダート・バンドの同名アルバムからとったと思う。もっとも彼自身「永遠の絆」はよく歌うし、またこのリサイタルのタイトルでもあります。
今だに聞いているが、全然飽きない。いや、長いMCの部分はさすがに飽きましたが。でも聞いてしまう。「昭和の銀次」とかスタジオテイクの数倍かっこいい。やっぱライブはいいね。
しかし、レコード発売時 時間の都合で未収録の曲を、CD化の際ボーナス・トラックとして入れてくれればといつも思ってしまう。無い物ねだりですが。
・「おいらの青春だ!」
発売は私が高校生の頃で,当然LPレコードだよね.コンサートの司会がブレイクする以前の「タモリ」で,森田一義って名乗ってた頃かな.赤い蝶ネクタイを付けてた時代だ.フォーライフに入らなかった在京フォーク歌手大集合てな感じで,在りし日の高田渡,加川良,大塚まさじ等々出演者多数.加川良がドラムを叩くよ.
・「ライブアルバムはこうありたいという典型」
ライブアルバムは数多くあるのだが、単にライブをレコーディングしているというだけで、ライブのよさを表現できていないものが少なくない。このアルバムは、フォークが客席とのコミュニケーションをとっていたことを、とてもよく示している。なぎらけんいちの初期の代表曲である「葛飾にバッタを見た」も、オリジナルアルバムよりはるかに楽しい。そのライブ感は、まるでその場にいるかのようだ。そして、誰かに聞かせたくなるアルバムだ。 参加ミュージシャンは、生田敬太郎、市川祥治、遠藤賢司、大塚まさじ、加川良、金平隆、斉藤哲夫、佐久間順平、佐藤やすお、白井良明、高田渡、竹田裕美子、谷康一、宮城久弥、武藤雄二、山口つとむ、山本コータロー、よしだよしこ、ルパンV世、渡辺勝。
・「最高傑作」
大塚まさじの最高傑作です。このセカンドアルバムが一番まさじさんのコクを表していると思いますし、歌詞もすばらしいです。アナログでいうA面(M①から⑤)の流れは、いま聴いても非のうちどころがなく、この滋味はそうそうあるものではありません。DylanⅡの名曲群も勿論たかく評価すべきですが、このソロアルバムも不朽の名作です。関西フォークが誇る遺産です。星5つでは到底たりません。自信を持ってオススメ致します。
・「もっと評価されてもいいアルバムです。」
大塚まさじさんの音楽は三十過ぎてから聴きはじめて、音楽的にもそうですが、人間的にも凄く魅力のある人で、すっかり虜になりました。 今はギター一本でどこへでも出向く、一人旅ライブが活動のメインになっています。今では「一輪の花」「風のがっこう」とラブ&ピースな目をつむれば自然のさわやかな風を感じさせるサウンドが中心になってますが、これはそれらと打って変わって都会の冷たい風を感じさせる若き日の叫びが聴かれます。 大塚まさじさん本人から聞いた話なのですが、当時出したくないレコードだったそうで「出来ることなら回収したかった」そうです。その理由が「自分の暗い部分ばかりが目立つから」ということです。聴く側の思惑とは裏腹に作り手の思いも複雑だったようですね。でも、十年位たってから聴き直すと、その凄さに我ながら驚いたそうです。 大塚さんに言われて初めて気付いたのですが、このレコードの演奏には全くエフェクトがかけられてないのです(最低限の整音はしてるでしょうが)。大塚さんの声のそれぞれの楽器のダイレクトな響きが、聴く者を圧倒します。確かに暗い内容でしょうが、それが大塚まさじさんの飾らない内面をさらけ出してるようで逆に心地よいです。この当時の大塚さんのアクの強い歌い方やこのドカンとした音圧のサウンドを生理的に受け付けない人もいますが、私はあのヴォーカルは大塚さんの当時の正直な叫びと思います。大塚さんはいつもサウンドに対しては正直な人です。その時々の自分なりの表現方法でサウンド作りをしています。時にはそれが不格好に現れたりもしますが、「風が吹いていた」はそれがいい意味で形になっていると思います。 このレコードを作ったミュージシャンやスタッフが当時ほとんど二十代だった事には驚きを隠せずにいられません。それ位完成度の高い作品だと思います。
●南米旅行
・「本当は中米旅行」
BIG矢沢永吉に曲を提供して莫大な印税を手にしたので、恭蔵さんとkuroちゃんは旅に出て世界を周りながら多くの名曲を作ります。その先駆けがこのアルバム。バックを固めるのはソーバットレビューのメンバー。珠玉の名曲ばかり。ジプシーソングの石田長生のギターの音色もすごいけど、なんせこれほどにシンプルな曲でありながら、本当に景色が見えるような表現力に脱帽。発売当時のライナーに恭蔵さん自身が書いていますがタイトルの「南米旅行」はちょっとオーバーで実は中米までしか行ってないし、歌われてないのだが、そこはお愛嬌で。
・「京都の老舗ライヴハウスにて。」
西岡恭蔵の1977年のすばらしいライヴレコードなのですが、2枚組の決定盤CDが出た以上、この1枚モノのアルバム価値はやや減ったかな。もともとのLPレコードは12曲の収録でした。内容はすばらしいです。2枚組の重量盤はもっとすばらしい(わたくしが同様にレビューを書きましたのでそちらも参照されて下さい)。ぞうさんの魅力は不滅ですね。ディランセカンドというバンドは、ほんとうにすばらしい人材ばかりを輩出しましたね! ぞうさんは永遠のひとです。ぞうさんについて星をうてば、星5つでは到底足りませんね!
・「断言します、名盤です。」
某和製ロックのガイド本には酷評されていたが、自分は70年代の関西の音楽シーンを語る上では絶対に外せ無いアルバムだと確信している。収録曲が佳作秀作揃いで捨て曲が無い事、そして当時GASという超イカシたバンドを率いていた石田長生のプロデュースが、大塚のキャッチーな部分をうまく引き出している事。以上のニ点は大きなポイントだ。骨太さだけが彼の魅力ではないのだ。発売当時大阪のミニコミ誌「EAZY」に、大塚のインタビューが掲載されていた。本盤の背景が彼自身によって語られており、本盤をより深く理解する為の手掛かりとなる重要なものと記憶している。次回リイシュー時には是非発掘し、ライナー内にでも収録してもらいたい。「俺は何にも属さない」と歌われたタイトル曲の通り、フォークでありジャズでありロックでありブルーズでもある大塚まさじのドラマが10シーン。またオリジナル音源を残していないGASの演奏を聴く事が出来る貴重な記録でもある。真の音楽ファンの方是非に。
・「最後の春一番」
なんと、懐かしい。当時高校生だった自分が天王寺野外音楽堂へ春一を見に78年、79年と関西フォ-ク、ロックにはまり大塚まさじ、中川イサト、加川良有山淳司、名古屋のセンチメンタル、GAS,金森幸介、LazyHip,など。その人々に関わっているミュジシャンへと、聞きあさるようになり、服部緑地でのFreeConcertへ78年79年80年と自然に足を運ばせたのは春一でした。大きいデンスケ肩から背負い今でもよく生録テ-プを聴いています、朝野由彦&SentimentalCityRomanceの呼び声が訪れるまでを聴いた時ブルブルと身体が振るえました。風太本当にありがとう。そんな素直な感想を呼び戻してくれるアルバムです。
・「シリーズ、とりあえず完結。でも、ここから始まるのかも。」
地方にいては、大阪天王寺野音でのコンサートにはなかなか行けなかった。かつてのジャンボリー、ホーボーズ・コンサートなども同様だが、その場に居られなかったのは非常に残念なこと。歴史に遅れてしまったような気がする。 この春一番のライブCDは貴重だ。1972年のライブからこの79年までの6組12枚は、その大きなムーブメントの中のごく一部分なのだろうが、それにしてもありがたい。プロデューサーの思いをどれほど感じ取れたのかに自信は全くないが、それでもこのライブ盤からは、いっぱいの思いが伝わってくる。他のアルバムに収録されている歌も、ここではまた新鮮な思いで聴くことができる。プロデューサー、福岡風太さんの6巻を通してのライナー・ノーツも貴重だ。 60年代後半から始まる日本のフォーク・ムーブメント、そして新しいロックの息吹がここには凝縮されている。再確認の意味でも是非お奨めしたい。オリジナル発売は、1979年8月、レーベル活動停止後のベルウッド名義でキングから。
・「バンドサウンドの佳作」
80年発表、ソロ4作目。ディランⅡや「遠い昔ぼくは…」に隠れてあまり話題にならないが、これも良いアルバムだ。1曲目からエレキなバンドをバックにアップテンポなナンバー。他にもバンドサウンドをフィーチュアした曲が多い。今となってはそれがアダで評価が低いのかもしれないが、曲はどれも粒揃いだし、まさじの歌も脂が乗ったうまみがある。名曲「街暮らし」、友部正人作品「君の体は」など聴き所は多い。
この後のライブ版ではバンド指向が進みすぎて、80年代な音がどうも馴染めないのだが、本アルバムは70年代と80年代の橋わたし的な絶妙なバランスが心地よい。まさじファンには絶対オススメ。
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