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▼某マンガ家 おすすめのカルト映画:セレクト商品

ピンクフラミンゴピンクフラミンゴ (詳細)
ジョン・ウォーターズ(監督), バブス・ジョンソン(俳優), デビット・ロカリー(俳優), メアリー・ビビアン・ピアース(俳優), ダニー・ミルズ(俳優)

「映画史上最強の下劣作品」「犬、ニワトリ、動物ネタはちょっとハード」「最低か最高のどっちか」「映画館で見たような」「何回見ても面白い」


フリークスフリークス (詳細)
トッド・ブラウニング(監督), ハリー・アールズ(俳優), オルガ・バクラノヴァ(俳優), ヘンリー・ビクター(俳優), ウォーレス・フォード(俳優), レイラ・ハイアムズ(俳優), デイジー・アールズ(俳優)

「伝説的な映画」「エレファントマンがベビー級名作なら、これはライト級良作♪」「いい映画です。」「色々な意味で深い映画」「意外に感動します!」


ザ・フライ (特別編)ザ・フライ (特別編) (詳細)
デビッド・クローネンバーグ(監督), ジェフ・ゴールドブラム(俳優), ジーナ・デイヴィス(俳優), ジェイブー・シェル(俳優)

「並はずれた異質ホラー映画」「いいですね」「当時を知らない方にこそ見てもらいたい」「蝿男の恐怖」「なんで?」


ホテル・ニューハンプシャーホテル・ニューハンプシャー (詳細)
トニー・リチャードソン(監督), ジョディ・フォスター(俳優), ロブ・ロウ(俳優), セス・グリーン(俳優), マシュー・モディーン(俳優), ナスターシャ・キンスキー(俳優), ボー・ブリッジス(俳優), ジョン・アーヴィング(原著)

「ジョン アーヴィングの原作」「人生は、おとぎ話」「不思議なセンチメント」「「素敵な不幸の玉手箱」」「何もしたくない夜更けに・・・」


サンタ・サングレ 聖なる血サンタ・サングレ 聖なる血 (詳細)
アレハンドロ・ホドロフスキー(監督), アクセル・ホドロフスキー(俳優), ガイ・ストックウェル(俳優), ブランカ・グエッラ(俳優), セルマ・ティゾー(俳優)

「ナイフ投げのエクスタシー」「何故か涙をさそう・・」「きっと美味しい・・。」「アスペクトについて」「奇」


ブリキの太鼓ブリキの太鼓 (詳細)
フォルカー・シュレンドルフ(監督), ダービッド・ベネント(俳優), マリオ・アドルフ(俳優), アンゲラ・ビンクラー(俳優), ダニエル・オルブリフスキ(俳優), シャルル・アズナブール(俳優)

「マニアックな名作」「一歩間違えれば・・・フリークショー?」「意味はわからなくてもいい」「正気を失いそうな映画。」


真夜中のカーボーイ真夜中のカーボーイ (詳細)
ジョン・シュレシンジャー(監督), ジョン・ボイド(俳優), ダスティン・ホフマン(俳優), ウォルド・ソルト(脚本)

「アメリカンニューシネマ最高作」「都市の孤独・南北の交歓」「絶対見なければならない名作。」「病んでゆくアメリカを描いたけどハリウッドはすごかった」「これは名作!!」


燃えよドラゴン ディレクターズカット スペシャル・エディション 〈2枚組〉燃えよドラゴン ディレクターズカット スペシャル・エディション 〈2枚組〉 (詳細)
ロバート・クローズ(監督), ブルース・リー(俳優), ジョン・サクソン(俳優), ジム・ケリー(俳優)

「ここまでするのか、ワーナーよ!」「か、感動だ!!」「字幕付でようやく見れる」「ベスト・オブ・ベスト」「責任者出てこい」


ダーティハリーダーティハリー (詳細)
ドン・シーゲル(監督), クリント・イーストウッド(俳優), ハリー・ガーディノ(俳優), レニ・サントリ(俳優), アンディ・ロビンソン(俳優), ジョン・ヴァーノン(俳優)

「何度見ても面白い」「刑事モノの元祖」「刑事アクションの最高傑作」「マグナムと言えば元祖はこの人」「アメリカが生んだ最高のハードボイルド・デカ」


タクシードライバー コレクターズ・エディションタクシードライバー コレクターズ・エディション (詳細)
マーティン・スコセッシ(監督), ロバート・デ・ニーロ(俳優), シビル・シェパード(俳優), ピーター・ボイル(俳優), ジョディ・フォスター(俳優), アルバート・ブルックス(俳優), ポール・シュレイダー(脚本)

「現代社会に巣食う影の人間像」「感覚 」「アメリカン・ニューシネマの、終焉前の最後の光輝く傑作。」「デ・ニーロはこういう役やらせたら天下一品」「You talkin' to me ?」


因果鉄道の旅―根本敬の人間紀行 (ワニの本)因果鉄道の旅―根本敬の人間紀行 (ワニの本) (詳細)
根本 敬(著)

「根本敬の素」「読んだ者は皆、因果宇宙へ」「生き延びるために」「すべてはこれから始まった。」「もういいよ」


天然―完全版天然―完全版 (詳細)
根本 敬(著)

「俺はこれを読んで漫画家になることをあきらめた」「リアリズムの極北」


黒寿司黒寿司 (詳細)
根本 敬(著)

「未来精子ブラジルを!根本先生!」


亀ノ頭のスープ―河出文庫版 (河出文庫)亀ノ頭のスープ―河出文庫版 (河出文庫) (詳細)
根本 敬(著)

「マガジンハウス版より強い。」


▼クチコミ情報

ピンクフラミンゴ

・「映画史上最強の下劣作品
「下ネタ大好き」という方、必見!全編にわたり、衝撃的な下ネタシーンの連発。こんなの、よく上映できたな、と思わざるをえないものばかりで、衝撃のラストは脳裏から離れず、ある意味トラウマとなります。

くれぐれも恋人や家族や、ジョークが通じない友人とは観ないように。一人で観て大爆笑するか、男友達同士で酒を呑みながら観て大爆笑するかにしてください。

・「犬、ニワトリ、動物ネタはちょっとハード
御下品家族決定戦。ばかばかしい映画ですが、僕にはかなりハードでした。悪趣味映画ナンバーツー。ナンバーワンはピーター・ジャクソンの「バット・テイスト」です。

・「最低か最高のどっちか
内容は世間から世界一お下劣と認定されている一家に我こそが世界一お下劣と自負する夫婦がその座を奪おうと挑戦状を叩きつけ仁義なき戦い(?)になってしまうというものです。これを何の知識もなく見てしまったら、普通の人ならしばらくうなされるでしょう。とにかく最初から最後まで汚いです。簡単にいうならソフトスカトロ映画・・そこにウオーターズ得意の皮肉たっぷりな笑いのエッセンスがぶちまけてあります。どんな事にも興味を示し、笑いに対して懐の広い方以外は買ってはいけません。が、新しい自分を発見したい方にもいいかもしれません・・・。はまるとこれ以外は認められなくなるでしょう。み○あきひろとディバインが似てると思うのは私だけ?・・

・「映画館で見たような
大好きな映画です。の割には、詳細良く覚えていません。他の人のレビューを読んで「ああ、そうだったな」くらいです。でもそれくらいでいいような映画です。こういうことを一生懸命みんなで作ったのかと思うと、本当に偉いなあ、というか創造することの不思議さと欲求について根源的に考えされます。なんて書いてみても全然後付なんですけどね。ちなみにディヴァインさんはディスコヒットも飛ばしてますので、曲のほうもチェックしてみてください。

・「何回見ても面白い
久しぶりに見ましたが面白いです。70年代の作品ですが、ドギツすぎるストーリーやファッションは今見ても刺激的で古さを感じさせません。

私は初回リリースのビデオ版に馴染みがあり、25周年特別版は初めて見たのですが、クッキー(女スパイ)に復讐する未公開シーンなどが数多く含まれていて新鮮でした。監督とキャストのプロフィールが特典についていて、それぞれのその後がけっこう詳しく書かれています。

全体としてはかなり満足ですが、字幕が初回リリース版と一変していて、正直好きではないです。「俗悪」「低俗」などと訳されていた箇所がすべて「お下劣」と訳されていて、かなりの回数出て来るので若干食傷気味になりました。

あと、フィルムからのデジタルマスターらしく画質はいたって鮮明ですが、フィルムの傷が多いのがちょっと残念ですね。

ピンクフラミンゴ (詳細)

フリークス

・「伝説的な映画
他の方が書いておられるように画像は‘32年という制作年代を考慮しても、決して良いとは言えないし、純粋に劇映画として見た場合においても構成上褒められた出来でもない。しかし、別の視点からみれば、公開すれば非難・中傷の声が聞こえてきそうなものなのに、当時、よくぞこのような冒険的な試みをしたものだと考える。今でこそ、ある種伝説的な映画となっているが、当時では、なおさら俳優を用いて劇映画を作るのが常識だったはず。倫理面からも問題視されただろう。製作者、スタッフにとってもかなりの勇気だったのではなかろうか。案の定、初公開当時は日本でも映画の評判は散々なものであった。

どこかで読んだことがあるのだが、この映画には90分バージョンがあって、ラストの復讐シーンが克明に描かれているものだと聞く。真嘘の程は不明だが、画像処理の改良を含めて今一度調査願いたい。

・「エレファントマンがベビー級名作なら、これはライト級良作♪
冒頭だけで物語の全貌が予見できてしまうほどシンプルなストーリーです。それでも“奇形”を扱った話としては、こういうわかりやすさがとてもイイ!話を複雑にするとそれだけ重く暗い映画になってしまいますが、このわかりやすさが奇形をフランクに、しかしリアリティも失わせずに描いています。まぁ主人公が“小人症”という基本的に健常者とそんなに変わらない姿であるということもありますが、それも手伝って奇形の話ではありますが、感情移入も難しくありません。騙されるハンスを心配するフリーダの乙女心も人間的に描かれてとても切なかったです。。また彼等をとりまくサーカス団員や、シャム双生児(体のくっついた双子)や小頭症の女達やダルマ(四肢がない)etcの団員達の人間模様も愉快なような哀しいような描写でそつなく気軽な感じで描かれてます。総じて、フリークスよりフリークスを笑う人間達のほうが醜いんだと、そういう話を寓話的というか、とても簡潔に描いた話ですね。クレオパトラが酔っ払ってハンスの前で本性をさらけ出すシーンなんか、そういう風刺がすごい効いてます。

重い話でもないし、わかりやすいし、さらに<64分!>と短く気軽に観れる作品!一時間映画と考えれば間違いなく名作!これまで“奇形”というものを敬遠していた方なんかには是非とも観てほしい映画ですね。^^もちろんそれ以外の方にもオススメできる一作です。

ただ白黒で古く画質が悪いというところだけが難点。私はこーゆーレトロさもこの映画に合っていたと思いますけどね。^^

・「いい映画です。
フリークスの役者たちがいい表情を見せている。劇中の団結とは違いそれぞれ皆役者のプライドが強く、舞台裏では仲が悪かったそうですが。健常人も悪い人ばかりではない。むしろ一番悪い奴それは小人のおっさん。

・「色々な意味で深い映画
内容はサーカスと見世物小屋を併営する旅芸人一座の日常と恋愛悲劇をサスペンスホラータッチで描いた作品です。見るまでは人権無視、無法時代の悪趣味見世物小屋映画と思っていました(確かに奇形な人々が続々登場します)しかし、これが想像と違って、人間とは外見ではないのだ、健常人のほうこそむしろ醜い心であさましいということを知らしめる問題提起に解釈できる内容に驚きを感じました。オチはいただけないけど・・まあいくら当時でも露骨な見世物小屋映画はまずすぎるといった所からなのかもしれませんが・・製作者の意図は今となってはわかりませんが、色々な意味でガツンとくる映像が見たい方におすすめします。※この映画は白黒、モノラル音声です。

・「意外に感動します!
フリークス達の心温まる優しさを何とも思わない健常者の人々の醜い考えに健常者としてのあり方を問う映画と同時に、古き良き時代の純愛映画と言えるストーリーで、観終わった後は感動さえ覚えます。

フリークス (詳細)

ザ・フライ (特別編)

・「並はずれた異質ホラー映画
本作も2も大変良く出来たホラー映画に仕上がっています。旧作のリメイクなのですが、設定など大幅に手が加えられており別物に仕上がっています。デビッド・クローネンバーグお得意の気味悪い世界に存分に浸れます。ストーリーは有名ですので割愛しますが、収録されているメイキングも見応えがあります。特にありきたりのスタッフインタビューでごまかされる他のメイキングとは違って撮影の舞台裏とも言える撮影テクニック、監督のこだわりなど、見応えはあります。この価格で発売されるとは考えられません。

・「いいですね
粘り気を孕んだグロ描写は、今の時代にみても、十二分に気持ち悪さを感じます。ストーリーも常に悲しさを感じさせるとともに、異質な空気、特殊メイクを伴っており、惹きこまれました。

ラストは悲しいです。

・「当時を知らない方にこそ見てもらいたい
CGによる映像制作・加工技術が進んだ現在とは異なり、当時は特殊メイクの技術と、撮影方法のアイディアとに制作者が苦心した時代だったと思います。そういう意味で本作は歴史に残る作品でしょう。徐々に変貌していく特殊メイク、蝿化した主人公が天井を伝うシーンの撮影方法(特典内で解説されています)など見所は多いです。

当時の制作者たちの凄さを、現在の若い世代の映画ファンの方にこそ見てもらいたい、そんな作品です。

・「蝿男の恐怖
「ドラキュラ」「フランケンシュタイン」よりは、少しマイナーな「蝿男の恐怖」のリメイク。公開当時、アメリカで当たったのは上記の通り、誰もが良く知っている題材を白黒当時のちゃちなかぶりものから、当時の最新技術で甦らせたから。

しかし、単なるスリラー映画ではなく、謎の病気にかかった男の人生と恋の物語としてみれば、立派な人間ドラマです。クローネンバーグ監督なので全体的な雰囲気もハリウッド映画っぽくはないですよ。

パート2は、続編としては、まともな方でしたが、やはり恋愛ものは失恋ものの方がグッときますね。そういう意味でパート1の勝ち。

・「なんで?
過去何度もTV放映されてたのに日本語吹替版が入ってない。声優もハマッてたから久しぶりに聞きたかったのになんでだろ。

本編は蝿になるまでの過程が最大の魅力で、変身後の後半は驚きも無く、なるようにしかならない展開でやや興醒め。変身過程のグロシーンは何度観ても面白い。

ザ・フライ (特別編) (詳細)

ホテル・ニューハンプシャー

・「ジョン アーヴィングの原作
ジョン アーヴィングが原作者です。映画化されたのは、他に「ガープの世界」などがありますが、こちらの方がハラハラドキドキします。ジョディ・フォスターのファンであれば、必見です。レイプや近親相姦を扱っているのに、全然暗さがなく、笑えます。「ガープの世界」より爽快ですよ。

・「人生は、おとぎ話
…とはいうものの、現実の人生は非常に厳しい。だけど、紆余曲折の人生を送ろうとも、朝の風は爽やか。

そんな映画です。

エキセントリックな描写が多いですが、どこかコミカル。それを笑うのか憂うのか不思議がるのか、それはこの映画を観ている者に委ねています。最初観た時は、犬のソローの屁に大笑いしてたんですが、それだけでは終わらない映画です。

この映画を観終わって、人生観が変わるヒトは、僕だけじゃないと思いますよ。

・「不思議なセンチメント
常識では考えられないようなことが、次々と起こります。

あらゆる物事は、不幸な方へと転がってゆくので、

ことの仔細を挙げれば、まるでワイドショーか、メロドラマのようです。

でも、この物語は、ふわふわしているようですが、安っぽくはありません。

ある意味、下世話なユーモアたっぷりですが、下品ではありません。

文字や言葉にすれば、「愛」という感情は嘘っぽくなります。

嘘っぽくならない、ギリギリの線で「愛」を描けば、この物語のように、

どこか地に足の着いていない、天上の人びとのおとぎ話のようになるのでしょう。

観終わると、たいていの人は泣いてしまいます。

でも、その涙の理由がよく分らず、不思議なセンチメントに包まれます。

人が、非常に美しいものを見て泣くように、この映画を観て、

自分も誰かに愛されていることに気づくからかもしれません。

・「「素敵な不幸の玉手箱」
「それでもなんとか、生きていくしかないのだ」と、最後のセリフどうり、いろいろなエピソードが巻き起こる。レイプあり自殺あり革命組織あり爆発ありの、そして、極めつけの青春映画でもある。注目すべき点は、暗くなりがちな1つ1つのピソードを、とてもポップにゆる〜く乗り越えるところだ。最近の邦画「嫌われ松子」みたいな。現在、失恋や失業や、思うに決まらない未来など、人生と格闘中の人にお薦めの1本。あなたを取り巻いている不幸の全ては、この1本に詰まっている。これは「素敵な不幸の玉手箱」だ。

・「何もしたくない夜更けに・・・
私が生まれて初めて買ったDVDタイトルです。不思議な映画です。楽しいお話なのか、はたまた悲しいお話なのか。でも、悲しかったとしても観客が涙するお話ではありません。不思議な人物たちが織りなす人間模様・・・週末、何もしたくない夜更けにひとりでぼーっと観る映画だと思っています。

ホテル・ニューハンプシャー (詳細)

サンタ・サングレ 聖なる血

・「ナイフ投げのエクスタシー
この監督の役者起用方法が本当に素晴らしいです。監督が街でスカウトして、素人を使うのですが、音声はあとから録音すれば済むので、まず、自分の思い通りの写真を撮ることを考えるんですね。声、音は別に編集。だって映画ですもん。編集したって良いものができればいいんだよね、という考えみたい。

また、この映画は全編にわたって音楽が良いですね。さらに、映画自体の雰囲気は、見世物小屋と場末のオペラハウス(こんなのがあったら、という感じですが)というような表現が合います。まさにこの監督の両親、すなわち育った環境です。(監督の両親は父が大道芸人、母がオペラ歌手志望)

話は簡単に、マザコンで母の支配からの解放のドラマです。本質がここですが、映画を見ていると迷宮に入り込むかのごとく一度では把握できないと思います。

迷宮とは、具体的に「母の手になってピアノを弾き、一緒に歌い終わったらキス」するというものすごいシーンで代表されます。ここで歌う歌も良いのですが、歌詞はなんといっているんでしょうね。知りたいですね。

そして、ああ、消えてなくなりたいと透明人間、(日本の「道成寺」のように女の執念か)蛇にも巻かれる妄想、そして強い女のレスラーへのあこがれ、などなどの描写。(ここでこのレスラーは本当に女なのか?股の間がぼかしでわからないんです、こういう重要なシーンはぼかしカット、と思ってしまう)

そして、このレスラーとショーをしようとすると(ここでの音楽も良いんですね)また母が。。母の嫉妬はこのレスラーを殺せと、、

このあとどうなるん!でしょうねえ。凄いきつい映画ですね。でも魅力たっぷりの映画だと確信しております。監督はただ単に楽しんでくださいといっているように思えます。深く考えないでと。そう思うと楽しい、普通の人では作れない画面構造だと思います。ナイフ投げのエクスタシーは実感できます。私とするとかなりのお勧めです。

・「何故か涙をさそう・・
内容はサーカス団長の父とそこの花形スター(新興宗教の教祖でもある)が母という息子の波乱万丈な人生を描いた悲しい物語です。最初から最後までいっちゃった人ばっかしでてきます。主人公もいっちゃってます。そしていっちゃったシーンばっかしでてきます。時には残酷シーンもあります。しかし、淡々粛々とこんなシーンが連綿と続くと、おかしいと感じなくなるから不思議です。それがホドロフスキーマジックなのでしょう。圧倒的なセットと赤と白を基調にした色彩は見事としかいいようがありません。ラスト近くで明かされる驚愕の事実、そしてエンディングでかかる悲しい音楽が涙をさそいます。エンドロールをずっと見てしまう・・そんな映画でした。人のにおいがしない現代映画に食傷気味な方におすすめです。ただし気持ち悪い映像が苦でない方へ・・

・「きっと美味しい・・。
 『サンタサングレ』タイトルからいきなりスペイン語です。 『聖なる血』。 この映画は、オカルト的要素をしっかりおさえたオカルト映画。 しかし、一人の男の不思議な人生の軌跡の物語でもあります。 主人公の恋人アルマの存在。 アルマはスペイン語で『魂』。 主人公とアルマの交流は、そのまま主人公の魂の遍歴なのです。 そして、なにより南米の魅力が凝縮されている映画でもあります。 ミキサーにかければ、とっても美味しくどこか懐かしい、テキーラの味がしそうなオカルト映画です。

・「アスペクトについて
以前のレビューで、画面サイズがスタンダードだから残念という方がおられましたが、ビデオ版などで確認するとわかるのですが、この映画実は、にせビスタと言われるものです。撮影自体は4:3スタンダードのカメラで、のちに上下を切ってビスタサイズにしているのです。ですので、ビデオ、LD版より上下が広くなっております。ホドロフスキー監督がビスタにこだわって撮影したものかもしれませんが、ファンとしては、このDVD版もビデオ、LD版と一緒に保存したいですね。マニアックな話ですが・・・・・

・「
ありそうでない、こういうの見たかったんだ-って思いました。独自の世界観が良いです。ホーリーマウンテンも画は良かったけど内容はあたしには解りにくかったのでサンタサングレのが好きです。個人的に、キリストの代わりに手の無い女の子を崇拝する母と信者たちのシーンが好きです。

サンタ・サングレ 聖なる血 (詳細)

ブリキの太鼓

・「マニアックな名作
最初に観たのはテレビでした。水揚げされた牛の首からニョロニョロとウナギ(カンジェロ?)が出てくるシーンが強く印象に残っています。そして、主人公のオスカル。一体彼って何者?出産時の記憶があり、奇声でそこら中のガラスを割る能力があり・・・。何よりも自らの意思で成長を止めてしまえる彼。

シュールでどこかエロチックでグロテスクな世界が広がります。

・「一歩間違えれば・・・フリークショー?
壮大で力強い1家族の物語ですが、一筋縄ではとてもじゃないけど収まりきらない個性が爆裂しています。みずからの意思で成長を止めてしまうオスカル少年を筆頭に時代に翻弄されまくりの父親に不倫の果てに神経を病んでしまう母親。人間の欲望と愚かしさ、そして悲しみがこの家族を通して語られていきます。が、ちょっとグロイです。お上品な映画では決してないので、一度観たら忘れられません。絶対に!

・「意味はわからなくてもいい
ちょっと、見方を変えてみれば、カフカの「変身」にも通じる観念が意識できる。何故こんなことになってしまったのでしょう、第一次大戦後の混乱と第二次大戦後の混乱、ドイツの苦悩を考えたことがあるでしょうか、これは日本の戦後とは概念がかなりことなるような気がします。原作はギュンターグラス氏で、同氏の作品には似たような作品、意味は何かと、頭を抱えるような作品が多いです。単刀直入には伝えていません。考えることができないと見れない作品かもしれません。

・「正気を失いそうな映画。
 はっきり言ってグロテスクな映像。しっかり気を張って見なければならないかもしれない。V.シュレンドルフの作品は「スワンの恋」を見るにとどまっていた私にはかなり強烈だったが、こういう作品に限って訴えてくるものの衝撃は大きい。

 生々しいベッド・シーンから、目を覆いたくなるような魚の中の魚。しかも、魚を食べ過ぎて死ぬ母親。オスカルの祖先たるや、みな異常な人物なのかもしれない。成長することを自ら拒み、ブリキの太鼓を常に放さず、奇声を発するとたちまちガラスが破裂する妙なパワーをもった彼の目に映し出されてきたものは、ユダヤ人の迫害を含めてあまりに過激すぎた。

 ラストでついに自ら成長することを選んだ21歳のオスカル。体の成長を拒み続けて生きたその間に、彼の内部に沸きあがったものは何だったのだろうか。そして、肉体的な成長を遂げたとき、彼はどうなってしまうのだろうか。

ブリキの太鼓 (詳細)

真夜中のカーボーイ

・「アメリカンニューシネマ最高作
ニューシネマの中で最も素晴らしい作品だと思います。田舎からNYに出る夢見る男を意気揚々とジョン・ボイト演じています。ニルソンの”噂の男”が流れ、彼が路上を歩いてくるシーンは忘れ難い場面。そして一方ダスティン・ホフマンも”卒業”とはうって変わって怪しげな男をうまく演じています。二人が様々な場面に遭遇し仲たがいをしつつ、再度夢を見るためにフロリダ行きのバスに乗り込むシーンも後の映画に様々な意味で影響を与えているのではないでしょうか。

・「都市の孤独・南北の交歓
 対照的な二人が大都会の底辺でたくましく生きる姿が鮮やかに活写されている。生まれも気質も違う二人の間に生まれた温かい友情。多くの人々の想いが交差する都会では、そんな物語がたくさんあるに違いない。

 それまでの時代と決別するかのように畳み込む過激な性表現は、今から見ると時代がかっているが、フィルムに刻み込まれた60年代アメリカの風俗フィルムとニルソンの主題曲「噂の男」は、作品に永遠の生命力を与え、もはや二度と撮ることのできない時代のイコンとなった。

 ラッツォ役のダスティン・ホフマンの演技は素晴らしすぎる。

・「絶対見なければならない名作。
何十年も前に作られたにもかかわらず、今でも色褪せない名作が存在する。時代を超越した傑作に本作品は入るだろう。たぶん当時としては最先端の映像的技術、ファッション、音楽、で作り上げられたのだろう、そのセンスの良さは特筆に値する。ジョン・シュレシンジャー監督の演出も繊細でしかも力強く、この絶望的な青春偶像劇を正しい方向に導いている。だが、この作品の最大の魅力はダスティン・ホフマンの快演である。”ラッツォ”と呼ばれ、取り壊されたアパートの一室を寝座にしてまるでドブねずみのような生活をしている。彼の生きる糧は盗みと騙しで、およそ生きるに値しない荒みきった若者をダスティン・ホフマンがユーモラスかつリアリティーたっぷりに熱演している。社会の底辺に存在する弱者たち、まともな仕事をせず、本能が赴くままに勝手気ままに生きる若者たちをクールな視点で描いた本作品は社会の暗部、構造的欠陥、道徳観念が退化した現代人、資本主義の欠陥など多くの問題点を指摘した問題作といえる。社会の底辺で出口を求めて彷徨う若者たちの無鉄砲で儚い生き方はニューヨークの悲しい現実を浮き彫りにし、競争原理至上主義の犠牲者を彷彿させる。スパイダーマンだのハリー・ポッターだのアホな映画を見る暇があったらこのやり切れないほど絶望的で素晴らしい名作を見てほしいんだ!

・「病んでゆくアメリカを描いたけどハリウッドはすごかった
切ないです・やるせないです・滑稽です・哀れです。でもこれが現実です。でも二人は幸せだったと思います。二人が出会えたから。もうこんな作品は出来ないでしょう・・・・・大傑作だと思います。こんな映画を多感な時代に観ることができた事は私の一生の財産です。

・「これは名作!!
野良猫のような二人。愛想をふりまき、少しの餌に喜び、ぐっすり眠れる家を欲する。でも決して媚びない。誰にも服従はしない。野良猫の死はこっそりどこかで訪れるもの。毛皮を着て綺麗な靴を履いた人間とは別格の、気高く確かな「生」と「死」。ボロボロのアパートで空腹を満たすシーン、階段から転がるシーン、バスの中で寄り添い合うシーン、目に焼きついて離れなくなるシーンがいっぱい。名作と断言できます。いいものからは涙も同情心も生まれない。えもいわれぬ感情が生まれて、一生忘れられない感情になります。

真夜中のカーボーイ (詳細)

燃えよドラゴン ディレクターズカット スペシャル・エディション 〈2枚組〉

・「ここまでするのか、ワーナーよ!
ブルース・リーの名を世界に轟かせた、傑作です。鋼の如く鍛え上げられた肉体から放つパンチやキックは、他のアクション俳優では真似は出来んでしょう。しかも今回は日本語吹き替え音声なども収録されていて、オリジナル音声と聞き比べるのも面白いです。

しかし以前発売された「特別版」と違うのは、新たに収録されたDISK2の内容です。「ロング・ストリート」などの懐かしい映像を交えたドキュメンタリー、「A Worrior's Journey」、製作者たちが、ブルースと映画の撮影について語る「実録ブルース・リー:ドラゴンと呼ばれた男」、そして7種類もある「TVスポット集」など、豪華な特典が勢揃いです。特に、「A Worrior's Journey」は日本語字幕付がようやく見れて、買ってよかったとつくづく思います。

まさに、ブルース・リーを愛する全てのファンに捧げられたようなこのDVD。しかもこれだけ多く収録しているのに、この値段という破格の値段は凄過ぎます。本当にワーナー・ブラザースには脱帽してしまいます。他の映画販売会社にも見習ってもらいたいものです。

・「か、感動だ!!
「燃えよドラゴン」はビデオもDVDも既に買ってあった。いまさら「スペシャル・エディション」なんか発売されても困ってしまう。しかし、ある噂が私を追い込んだ。本当の『死亡遊戯』が収録されているらしい・・・『死亡的遊戯』を観ただけで涙を流した私が無視するわけにはいかない噂だった。100回以上観た本編などお構いナシに私は特典映像を再生した。感動だよ!皆さん、感動して下さい!!ブルース・リーが『死亡遊戯』にこめた想いが全て収録されています。初めて観るクライマックスの映像とインタビューによって、30年の時を超えて彼の目指す「ドラゴンへの道」が胸に迫ってきました。私を映画好きにしてくれた恩人は、また新たな感動を与えてくれたのでした。小学校のとき一緒に観て、彼の真似をして、大騒ぎした友人たちと、この特典映像を観てみたいなぁ~!

・「字幕付でようやく見れる
このスペシャルエデジションはA Worrior's Journeyの字幕付がようやく見れるので、この作品を見る為だけに買っても損はしないと思います。英語が解る方は輸入版を購入されてると思うので必要ないかと思いますが…。「燃えよドラゴンに関しては様々なバージョンが出尽くした感もあるので…です。本編よりも映像特典を見たいと思わせるセットだと私は思います

・「ベスト・オブ・ベスト
今更の説明及び賞賛不要の本編、これ以上は考えられない映像特典。共にBリー作品の中で最高傑作! 

本編は、オリジナル公開版ではなく特別編。しかし、この特別編こそBリーが望んだ云わば完全版。追加されたシーンに因ってストーリーに深みが増している(追加シーンのみBリーの声は本人の肉声では無いが・・・)。特典映像の「A WARRIOR'S JOURNEY」は、これまでにもB・リーを扱った伝記、ヒストリーものは数多く出回ったが、それらを一掃する決定版と言える内容。中でも過去に公開された『死亡遊戯(R・クローズ版)』や『死亡的遊戯』と異なるリーの考えていた最も完成版に近い『死亡遊戯』が、約1時間に渡り収録されている事は、特筆すべき以上の価値有るもの。本編と特典映像を見終わると彼の強さとカリスマ性は、その肉体以上にその精神と思想にあった事に改めて気付かされる。

一つ残念なのは、もっともBリーのイメージに近いと云われた故・富山敬の吹替版でなかった事。又、「特別編」の通常版に収録されていたサウンドトラックとリンダ未亡人のコメントは、収録されいない。

・「責任者出てこい
A Worrior's Journey は、実に素晴らしい。良心的な作品だと思います。それに比べて、ドラゴンと呼ばれた男 は、かなり問題部分が多い作品。不適当な人が不適当な「証言」をして事実をゆがめていると思うし、燃えよドラゴンの製作時期、公開時期についても混乱した表現があります。しかし、ジェームス・コバーンやリーの実弟の発言などは、価値のあるものです。こういう形で収録するなら、ちゃんと作り直してもらいたかった。また、決定的な翻訳の誤りがあって、ブルースの墓守(ブルースの親友)で、日系人のターキー木村氏の発言が「私が犯罪者更生施設から出てきたとき」と訳されていて、これでは木村氏は犯罪者ですが、あの部分は、正しくは「捕虜収容所から出てきたとき」です。日系人であるがために、戦後アメリカの日系人収容所に不当に閉じ込められていたのです。この部分は、氏の名誉のためにも、社会的な正しい認識のためにも、絶対に誤訳してほしくなかった。強く責任を問いたいと思います。

燃えよドラゴン ディレクターズカット スペシャル・エディション 〈2枚組〉 (詳細)

ダーティハリー

・「何度見ても面白い
やはり初物は良い。この後シリーズ化を打診されたシーゲル監督は即座に断ったというのも頷ける位にこの第一作で全てを言い尽くしている。ベトナム戦争の泥沼化や人種問題などによる荒廃しきったアメリカ、なんて描写が具体的に映像上で描かれている訳でもないのにもかかわらず、シーゲル監督は病んだアメリカを画面上で見事且つクールに映し出している。この作品を単なるポリスアクションにはせず一級品の映画に昇華させたドン・シーゲルはやはりタダモノではない。この作品の無駄のないカット割りや状況設定を見るだけでも今のアメリカ映画が感性的にいかに鈍磨し切ってしまい、大勢の監督の感性そのものを無駄に消費させているのかがよく解ります。

・「刑事モノの元祖
イーストウッドとドン・シーゲルの名コンビによる刑事アクションの元祖。サンフランシスコを舞台に、ほぼ全編に渡るロケ撮影と、イーストウッドのスタントマンなしのタフな演技は圧巻。その後のイーストウッドの役柄を決定付けした本作のインパクトは強烈で、日本の刑事ドラマにも多大な影響を与える。ストーリー展開の早い、最近のアクション映画と比較すると、かったるいという向きもあるが、その武骨で粗野なつくりこそ、この映画の魅力であり、まさに男の世界である。

・「刑事アクションの最高傑作
ウン十年前にTVの洋画劇場で観た時のショックは今でも忘れられません。「さそり」と名乗る連続殺人者を演じるアンディ・ロビンソンの薄気味悪さがいつまでも頭から離れませんでした。そこに居るだけで人を不安にし不愉快にさせるような粘着質男、当時は斬新で新しいタイプの犯人像でした。狙われるのは若い女性だったり、神父だったり、黒人の少年だったり。警察に予告して犯行に及ぶ手口、殺人ゲームを楽しむ犯人に観ているコチラも握りコブシをふるわせます。

いったん逮捕するも証拠不十分で釈放され、次の犠牲者(幼い女の子)が出るのはハリーともどもコチラの怒りも最高潮。ラストで相手をやっつけても、どこか苦いやりきれなさが残ります。イーストウッドのハードな魅力が光っています。

・「マグナムと言えば元祖はこの人
良くも悪くもクリント・イーストウッドの役者イメージを決定した作品。M29マグナムを一躍有名にし、典型的な保守派層を虜にした映画だと思う。

私はこの映画でイーストウッドの大ファンになりました。スマートにマグをぶっ放し悪党をぶちのめすサマはカッコ良く、その政治的思想にも共感出来ます。イーストウッドは今や70歳を越えたジイさんだが、この頃は髪もフサフサしておりタフガイそのもの。ダーティハリーは3作目当たりから「女気」が付いてちょい軟派っぽいが本作はどこまでも硬派。バコーンって言うM29の音がいつまでも耳に残ります。文句無く楽しめる90分間のハードボイルド。

・「アメリカが生んだ最高のハードボイルド・デカ
 初めて見た時は、どうせラスト30分前で、ハリーがマグナムをバンバン撃ってそれで終わりだろうと思っていただけに、衝撃でした。大して激しい打ち合いがある訳じゃありません。撃ち合いのシーンが見たければ、ここ最近のアクション映画を観れば良いんです。 でも、シブい演技をする俳優を見たければ此れでしょう。「サソリ」を名乗る連続無差別狙撃犯と対決し、一度は逮捕しながらも『過剰暴力』を理由に釈放せざるをえなくなるハリー。被害者に脈絡がない事、ゲームでもする様に人を殺す犯人にはこちらまでおぞ気立ちました。

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・「現代社会に巣食う影の人間像
私は10代の頃、この映画に出会い、圧倒されてしまいました。そもそも、この映画を観る気になったのがロバート・D・Jrの「ワン・モア・タイム」に出ていたシビル・シェパード見たさだったのですが、マーティン・スコセッシの描く世界観、人間の奥深い屈折した闇に囚われ、徐々に歪んだ正義感と狂気へ駆り立てられていく青年の姿を演じるデ・ニーロの演技に深い感銘を覚えたのを記憶しています。この映画が果たして今の若い人達にどう影響するかは判りませんが、少なくとも、10代でこれを観た私は、この映画の影響で思い止まった事が多々あった様に思います。

・「感覚 
 この映画をみると日常的に見なれた物体、見なれた風景の輪郭がぼやけ、別な何か、に変わっていく感覚を味わうことが出来る。そして初めは視覚から始まったぼやけ感が、聴覚、思考力へと及ぶに従って、なんとも摩訶不思議な世界へとワープしたような気分になる。よく3Dの世界を味わうため、奇妙なメガネをかける展覧会があるが、あれに類したものを体全体にまとったような感じだ。この映画を好きというのは圧倒的に男性に多いが、サラリーマンのあたりまえすぎるほどあたりまえの生活から、別世界、それも反社会的な世界へと旅する感覚を味わえるからではないか、と私はにらんでいる。これを見ている時の男性諸君は好悪取り混ぜ、トラヴィスにかなりいれこんでみておいでなのではなかろうか。 それにしてもこの時代のデニーロの、痩身にして青白き燐光を放つようなかっこよさといったら・・。いろいろな意味で贅肉がないデニーロは素敵だった。

・「アメリカン・ニューシネマの、終焉前の最後の光輝く傑作。
 バーナード・ハーマンのあまりにも有名な、超クールな旋律に、トム・スコットのむせび泣く様なサックスの響に乗せて、ゴミ溜めのような大都会、NYの片隅で生きるベトナム帰りの男が、"孤独"と"狂気"に苛まれていく姿を縦軸に、そしてNYに渦巻く様々な欲望と病根を横軸に、ハードでストイックに、ドキュメンタリータッチで照射させたアメリカ映画史に残る傑作。スコセッシ&デ・ニーロのイタリア系アメリカ人コンビが一環して描いてきた"暴力"というものの本質を、「レイジング・ブル」と並び、最も顕在化させた作品だと思う。60年代後半、「俺たちに明日はない」から始まったアメリカン・ニューシネマの終焉前の、本当に最後の光輝く傑作だ。カメレオン俳優デ・ニーロの役作りの見事さにも舌を巻く。同時期週末に、イタリアで、ベルトルッチの「1900年」で高貴な貴族役を演じながら、平日にニューヨークに戻り、実際にタクシードライバーとして流していたとは驚くばかり。その贅肉をそぎ落とした鍛えられた肉体に、「ロッキー」公開時、ロッキーのトレーニングに出てきた片腕腕立て伏せと、今作のトラビスの両手離し腕立てとどちらがハードかと、友人たちと実践してみたのが懐かしい(笑)。

・「デ・ニーロはこういう役やらせたら天下一品
こういう狂気あふれる役やらせるとデ・ニーロは天下一品である。私の中のデ・ニーロはこの役でイメージ付けられてしまっているので、近頃のコメディ出てる彼を見るのは一種の脅威。(でもそのギャップがおかしいのでそう悪いことではない)やることなすことうまくいかない男が政治家暗殺を志したかと思ったら少女娼婦にあった途端に世直しに走ると言う粗筋書いたらむちゃくちゃな映画なのだが、なぜかすっきり吸収できてしまう。そして全てが夢だったような最後のなにげない日常シーンと監督のうまさを感じさせる傑作。私のスコセッジ並びにデ・ニーロフォローはここから始まったのでありました。

・「You talkin' to me ?
劇場公開当時、まだ小学生でこの映画の存在自体知らなかった。 数年後、高校生の頃TV放送で初めて視た時の衝撃は、約30年たった今も薄れていない。 鏡の前で、「俺に言ってるのか?」と独り芝居をするトラビスこと、デ・ニーロの薄笑いが秀逸。 でも本当に、少しイカれた男を演らせたらハマるんだな、この役者。 以来、デ・ニーロのイカれた男系(?)の作品を追い掛けています。 「キング・オブ・コメディー」のルパート・パプキン役や「未来世紀ブラジル」のテロリスト役がマイ・フェイバリットですね。蛇足ですが、イカれた役を演じている時のデ・ニーロが、妙に愉しそうに見えるのは私だけ?

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因果鉄道の旅―根本敬の人間紀行 (ワニの本)

・「根本敬の素
根本さんのエッセイでは抜群に面白い、特に『根本敬中年愛≠ヨの原体験』と『内田研究所とビックバン』と『尹松淑さんのこと』で、吉田佐吉や、村田藤吉のモデルになった、人物が登場してくるので非常に興味深いですね。これを読んでやっと、根本さんの妄想が、危ないモンじゃ無いと分かりましたから、不思議なものです。

・「読んだ者は皆、因果宇宙へ
特殊漫画家・根本敬をして書かせたこの活字本は、タイトルの通り、彼の人生の点と点を鉄道の駅に例えて書かれたものである。この本は、直接読んだ人に何かをもたらすわけではない。でも、何かはわからないが、中には何かがある。普段気づかないことに鋭敏に反応させるセンサーのような装置としての本である。

そういえば、松尾スズキがイチローに読ませたい本として挙げていたことが思い出される。松尾曰く「だってそんなの聞かれてもわかんないじゃないですか」。なんにもわからない人に唯一薦める手段としての本、そう、そんな本なのだとも思う。わからなさをわかるために、ぜひ。

・「生き延びるために
解放同盟の根本氏の果てしなき解放運動の記録。日々の生活では見過ごしてしまう人間の側面を言語化し、解放した記念碑的作品。

もしも宇宙人がどこかにいて、人類について知りたいと言ってきたら、私は聖書とこれを薦めたい。どちらも、人間がどういうものかを普遍的に描いているから。一昔前の「全体小説」というような言葉も思い出されるような、まさに巨編。何回読んだかわからない、永遠のマスターピース。

・「すべてはこれから始まった。
根本敬の読み物三部作の記念すべき第一弾。すべてはこれから始まった。今までのどんなジャンルにも分かつことのできない絶対的な内容。それは昔話のような普遍性と超前衛を持ち合わすという奇跡のケミストリー。根本敬は偉い。偉くて偉くて仕方ない。これで偉くなければ嘘だ。それは読めば納得できるだろう。

そして後世、人は根本敬のことを特殊漫画家大統領と呼んだ。

・「もういいよ
自分が感受性が豊かな20歳のころにこの本を読んで衝撃を受けた。特に内田の話。人間の愚かな部分を全て持ってるような内田の話は人間観察に興味がある自分には衝撃的で、自分の他人を見る目が変わったし、この本は人間の本質を理解する上でバイブルだと思った。しかし、それよりは成長した今、むしろこの本には嫌悪感さえ覚える。今なら、内田って自己愛性人格障害で済む話。内田の行動に目新しさも衝撃も無い。そういう人格障害の人間を面白ろおかしく書くことが最低の行為にも思える。奥崎謙三のビデオもそうだが、この人、人間へのリスペクトが無いよね。人間がちょっとおかしくなってしまう理由を突き詰めずに、ただおかしくなった人間をネタに笑いを取るという。そんなのがライフワークとはなんかねって感じ。

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天然―完全版

・「俺はこれを読んで漫画家になることをあきらめた
長篇漫画の傑作。 よく根本は不条理だと言われるけど、そうかな? 現代ニッポンの世間の事件事故のほうがよっぽど不条理で恐い。 根本の場合は筆タッチが不条理さをアップさせているだけ。 表面的なところにフォーカスして根本を読んでいる間は本質はわからないと思う。 とりあえず ホルモン のオンパレード。

漫画力がないとここまでまとめることはできない。 もっと評価されてもいいと思うんだけどなぁ。

・「リアリズムの極北
お下品で何が悪いんだろう?皆日々小便大便放屁ゲップなどをし、父母の性行為によってこの世に生を受けたのに。しかし、人前で魔羅を出して歩けば非常識であるから、人前であまりに下品なのはいかんのであろう。このお漫画は下品を全く厭わず書き込んでいるため、非常にリアリティに優れた作品となっています。また、村田藤吉のひたすらいぢめられる姿は、本多勝一の「殺される側の論理」以外の何者でもない。一般的な漫画は、「殺す側」に立った、読む人が気持ちよくなる自慰的ストーリーが多い中で、「殺される側」の視点に立つことはイジメヤクチュウAIDS不況自殺政治不信など、現在の日本の病巣を見据えるためにも不可欠であろう。必読の一品であります。で、未来精子ブラジルも出してね。オネガイ。

天然―完全版 (詳細)

黒寿司

・「未来精子ブラジルを!根本先生!
黒寿司サイコー。根本先生の汚らしい絵も、益々筆が冴え渡り、男女の性器や精子であることは解りますが、絵としては最早さっぱりわかりません。ストーリーも冴え渡ってます。最早何が言いたいか・・・何ていうレベルはぶっちぎってます。とにかく面白い。ってほどでもないかもしれませんが、まあ吹き出す場面結構ありました。やっぱ佐吉には頑張ってもらわにゃ。で、未来精子ブラジル早く出せ。頼むぜ。

黒寿司 (詳細)

亀ノ頭のスープ―河出文庫版 (河出文庫)

・「マガジンハウス版より強い。
ラストがハッピイエンドのマガジンハウス版より、増強されて復刊しました。ラストも全く救いようが無く良かった良かった。マガハウ版にない、弁当はんと丁稚丼(だったか?)の完成度の高さに目を奪われました(これもテキトウ)。ま、とどのつまりとても面白かった。あまりに面白かったのでガールフレンドに貸したら、全部読めなかったと翌日返してくれました。でも特に軽蔑とかはされなかったので良かった。

亀ノ頭のスープ―河出文庫版 (河出文庫) (詳細)
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