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▼ちょっと甘め:セレクト商品

GO! GO! L.A. デラックス版GO! GO! L.A. デラックス版 (詳細)
ヴィンセント・ギャロ(俳優), ミカ・カウリスマキ(俳優), デビッド・テナント(俳優), ジュリー・デルピー(俳優)

「ゴキゲンな映画です」「すごく楽しいラブコメディーです」「ギャロ、ここでもやってくれてます」「これのどこがデラックス版なのか?」


ジャック・リヴェット傑作コレクション セリーヌとジュリーは舟でゆくジャック・リヴェット傑作コレクション セリーヌとジュリーは舟でゆく (詳細)
ジャン・マリ・セニア(アーティスト), ジュリエット・ベルト(出演・声の出演), バルベ・シュローデル(出演・声の出演), ナタリー・アズナル(出演・声の出演), ビュル・オジェ(出演・声の出演), ビュル・オジエ(出演・声の出演), ジャック・リヴェット(その他), バルベ・シュレデール(その他), ドミニク・ラブリエ(その他), マリー=フランス・ピジェ(その他), ジャック・レナード(その他)

「最高の「まったり」映画」


アントニアの食卓【字幕版】アントニアの食卓【字幕版】 (詳細)
マルレーン・ゴリス(監督), ビルケ・ファン・アメローイ(俳優)

「保守的でありつつも多様性を認める、オランダの魔法。。。」「ハートフルなので」「アントニアの食卓」


ミルクのお値段ミルクのお値段 (詳細)
クリス・バート(俳優), ダニエル・コーマック(出演・声の出演), カール・アーバン(出演・声の出演), ウィラ・オニール(出演・声の出演), マイケル・ローレンス(出演・声の出演), ティム・サンダー(その他), フィオナ・コップランド(その他), ハリー・シンクレア(その他), レオン・ナービー(その他), クシュラ・ディオン(その他), カーティス・キャメロン(その他)

「不思議でかわいいラブストーリー」「あなたにとって一番大切な物とは?」「ニュージーランドの景色」


のら猫の日記のら猫の日記 (詳細)
リサ・クリューガ(監督), スカーレット・ヨハンセン(俳優), マリー・ケイ・プレイス(俳優), アレクサ・パラディノ(俳優)

「演者どうのではなく」「妹の優しい視点」「ヨハンソンがかわいいいいい」「一気に終わった感じ」


ワンダーランド駅でワンダーランド駅で (詳細)
ブラッド・アンダースン(監督), ホープ・デイヴィス(俳優), アラン・ゲルファント(俳優), ヴィクター・アーゴ(俳優)

「カップルよりも1人で観ることをオススメ」「地味で淡々として、とてもホッとするサウダージな映画」「心地よい休日に」「ボサノバのための映画」


シャンドライの恋シャンドライの恋 (詳細)
ベルナルド・ベルトルッチ(監督), サンディ・ニュートン(俳優), デヴィット・シューリス(俳優), クラウディオ・サンタマリア(俳優), ジョン・C・オイワン(俳優)

「純愛の旋律」「ああ、無償の愛よ・・・・」「比較的すっきりとした筋立てでまとめた良作である」


ひかりのまちひかりのまち (詳細)
マイケル・ウィンターボトム(監督), シャーリー・ヘンダースン(俳優), ジナ・マッキー(俳優)

「日常」「登場人物全員に感情移入可能!!」「ワンダーランド」「小さな暖かいひかり」「It's a Wonderful World !」


猫が行方不明猫が行方不明 (詳細)
セドリック・クラピッシュ(監督), ギャランス・クラヴェル(俳優)

「サントラも絶対買いです!」「パリの日常・現実」「捜してみれば案外近くにいるかも」「待ってました、DVD☆」「監督を探せ!」


ヒューマン・トラフィックヒューマン・トラフィック (詳細)
ジャスティン・ケリガン(監督), ジョン・シム(俳優), ニコラ・レイノルズ(俳優), ジョン・パークス(俳優), ダニー・ダイアー(俳優)

「『ケミカル51』『トレスポ』に匹敵するノリのよさ」「クラブ&ドラッグカルチャーの明るい青春映画」「『音楽とのセックス。それなら一晩中イケる。』」


ピアニストピアニスト (詳細)
ミヒャエル・ハネケ(監督), イザベル・ユペール(俳優), ブノワ・マジメル(俳優), アニー・ジラルド(俳優)

「作り上げた名声の内面に潜む邪悪な性癖にはじめて踏み込んだ純な好青年との出会いの先は?」「やり場のない反抗と倒錯愛」「とにかくスゴイ!」「不器用な人生を強いられた女性の物語」「悩ましさという凶器」


カウチ・イン・ニューヨーク【字幕版】カウチ・イン・ニューヨーク【字幕版】 (詳細)
シャンタル・アケルマン(監督), ジュリエット・ビノシュ(俳優)

「犬がかわいい。」


やかまし村の子どもたちやかまし村の子どもたち (詳細)
ラッセ・ハルストレム(監督), リンダ・ベリーストレム(俳優)

「スウェーデンらしさがやくでてます。」「癒されます。」「リンドグレーンの名作が映画に!」「何度も見たくなる」「なんとものんびりしてしまう」


ビフォア・サンセットビフォア・サンセット (詳細)
リチャード・リンクレイター(監督), イーサン・ホーク(俳優), ジュリー・デルピー(俳優)

「夕日が落ちる前に」「自分を重ねる部分もあり・・・」「この恋物語はまだまだ続く…」「良かったです。」「人生のままならなさを受け入れつつ…」


スカートの翼ひろげてスカートの翼ひろげて (詳細)
デビッド・リーランド(監督), キャサリン・マコーマック(俳優), レイチェル・ワイズ(俳優), アンナ・フリエル(俳優)

「レイチェル・ワイズが、さすがにきれい。」「戦時下を明るく前向きに生きた3人の女性」


眺めのいい部屋 完全版 スペシャル・エディション眺めのいい部屋 完全版 スペシャル・エディション (詳細)
マギー・スミス(俳優), ジェームズ・アイヴォリー(俳優), ヘレナ・ボナム・カーター(俳優), ジュリアン・サンズ(俳優), ダニエル・デイ・ルイス(俳優), ルース・プラヴァー・シャブヴァーラ(俳優), ルパート・グレイヴズ(俳優), ジュディ・デンチ(俳優)

「若い頃のヘレナ・ボナム・カーターが快活でかわいい」「お薦めです!!」「眺めのいい映画」「これまた感激の高画質化です」「最高です。」


パリ、ジュテーム プレミアム・エディションパリ、ジュテーム プレミアム・エディション (詳細)
トム・ティクヴァ;ガス・ヴァン・サント;ジョエル&イーサン・コーエン;アルフォンソ・キュアロン;ウォルターサレス;アレクサンダー・ペイン;イサベル・コイシェ(監督), ナタリー・ポートマン;イライジャ・ウッド;ジュリエット・ビノシュ;スティーヴ・ブシェミ;ウィレム・デフォー;リュディヴィーヌ・サニエ;ファニー・アルダン;ジーナ・ローランズ;ベン・ギャザラ;ミランダ・リチャードソン(俳優)

「パリの呼吸が感じられます」「きっと見つかるはず。あなたのお気に入りの「パリ、ジュテーム」」「★パリの全てが詰まった作品★ "Toute le Paris, C'est comme la vie..."」「le cinema !」「18個のキャンディー」


ミュージック・フロム・アナザー・ルームミュージック・フロム・アナザー・ルーム (詳細)
チャーリー・ピーターズ(監督), ジュード・ロウ(俳優), グレッチェン・モル(俳優), ジェニファー・ティリー(俳優), マーサ・プリンプトン(俳優)

「久しぶりに満足」「さわやかなジュード」


エターナルサンシャイン DTSスペシャル・エディションエターナルサンシャイン DTSスペシャル・エディション (詳細)
ミシェル・ゴンドリー(監督), ジム・キャリー(俳優), ケイト・ウィンスレット(俳優), キルステン・ダンスト(俳優), マーク・ラファロ(俳優), イライジャ・ウッド(俳優), トム・ウィルキンソン(俳優), トーマス・ジェイ・ライアン(俳優), チャーリー・カウフマン(脚本)

「斬新」「恋愛って」「愛は本能」「恋の痛みを知るすべての人に」「忘却は前進ではない」


マーサの幸せレシピマーサの幸せレシピ (詳細)
サンドラ・ネットルベック(監督), マルティナ・ゲデック(俳優), セルジョ・カステリット(俳優), マクシメ・フェルステ(俳優)

「しみじみと心が温まっていく作品」「共感できる」「文句ナシ!! 偶然の宝物」「邦題は甘ったるいけれど」「だれかにごはんを作ってあげたくなる。」


ファストフード・ファストウーマンファストフード・ファストウーマン (詳細)
アモス・コレック(監督), アンナ・トムソン(俳優), ジェイミー・ハリス(俳優), ルイーズ・ラサー(俳優), ロバート・モディカ(俳優)

「こんな可愛い『女』になりたい」「とってもカワイイ大人の女性のラブストーリー」「ウェイトレス。」


GOGO (詳細)
行定勲(監督), 窪塚洋介(俳優), 柴咲コウ(俳優), 大竹しのぶ(俳優), 山崎努(俳優)

「映画は本を超えられるのか。」「在日という高い壁を軽やかに飛び越える若さという力」「窪塚洋介、この得がたい俳優。切れない範囲で活躍を!」「GO!!!」「日本アカデミー賞8部門獲得に納得!」


ミー・ウィズアウト・ユーミー・ウィズアウト・ユー (詳細)
サンドラ・ゴールドバッカー(監督), アンナ・フリエル(俳優), ミシェル・ウィリアムズ(俳優), カイル・マクラクラン(俳優), オリバー・ミルバーン(俳優)

「女の子は必見!」「ジャケットのイメージより随分繊細な映画でした。」「女性にしかわからない葛藤」


イグジステンズイグジステンズ (詳細)
ジュード・ロウ(俳優), デヴィッド・クローネンバーグ(俳優), ジェニファー・ジェイソン・リー(俳優), ウィレム・デフォー(俳優)

「B級映画の傑作! A級でなくても楽しめるという人は是非御覧下さい。」「ややっ」「カマされたジュードロウの吹っ飛ぶ様に笑った」「肝心のゲームが・・・」「変わった雰囲気」


秘密と嘘秘密と嘘 (詳細)
マイク・リー(監督), ブレンダ・ブレシン(俳優), ティモシー・スポール(俳優), フィリス・ローガン(俳優)

「偽りの安堵を求めてしまう私達の弱さ」「誰も知らない」「文句言わせろ!」「主演女優の演技に感動」「上映時間は長いのに…」


▼クチコミ情報

GO! GO! L.A. デラックス版

・「ゴキゲンな映画です
明らかにギャロが主役と思わせるパッケージですが思いっきり脇役です。しかし、その脇役がすんごいいい味というかおいしいというかやっぱ主役か?みたいな感じです。

ギャロのものすごいリーゼントで3頭身ぐらいになっちゃってます姿でギター弾くシーンとか、ストーリーの軸になっているダメ主人公のダメなくせに一目ぼれした彼女にはまっしぐらなところとか、ジョニー・デップのジョニー・デップとしての出演(?)とか、すごくキュートでピュアで、愛すべき映画です。

ギャロの映画は、「バッファロー’66」とこの映画しか見てませんが、かなりいいヤツ、カッコ悪カッコいい。て感じです。ちなみに、ギャロの彼女役のジュリー・デルピー素敵です。

・「すごく楽しいラブコメディーです
イギリスの片田舎出身の主人公が一目ぼれの女性をL.A.まで追いかけて行くお話ですが、次々に経験する主人公と大都会L.A.のギャップがおかしい!それを、女性を思う一身で乗り越えようとする主人公の様子も楽しいです。

この映画でのジョニー・デップは、主人公が憧れている俳優のジョニー・デップとして出演します。「デッドマン」のポスターの中で、顔の表情だけで演技をしたり、主人公の白昼夢の中に登場したり・・・今回もまた、一風変わったジョニー・デップを観る事が出来ます。又、主役ではないのですが、ジョニー・デップ主演の「アリゾナドリーム」や「バッファロー’66」に出演しているヴィンセント・ギャロはこの映画の雰囲気をポップに・シニカルにしています。この映画でより好感が持てました。

・「ギャロ、ここでもやってくれてます
まるでギャロが主役のようなパッケージデザインですが、騙されないように。しかしワキ役とはいえギャロ。主役を完全に食ってます。一見自分のことしか考えてなさそうなのに心の奥では人が好きで好きでたまらない、みたいなキャラをやらせるとこの人の右に出る者はいないんじゃないかと。

ギャロ、"Yo!" "Bro!" "Cool!"を例の甲高く腹筋の無い声で連発し、もういかにも頭悪そうだし自分勝手なんですが、女に振り回されて精神的に余裕のないダメオトコの主人公をしっかりと受け止めちゃうんですよ。ダメオトコのほうもそんなギャロに感じるところあって、ギャロ垂涎の品である「モトリークルーの奴も狙っている」高価なギターをぽーんとプレゼントしてしまいます。そのために文無しになろうと全然かまわない。後先を考えない熱い友情(無償の愛)をさりげなく描いた印象的なシーンでした。

ギャロファンの貴女なら、レニングラード・カウボーイズのゲストギタリストとしてその高価なギターを抱いてステージに立つ姿を観るべし観るべし! この映画一番の見せ場と言っても過言ではない! ・・・と私なんかは思います。。それと、全編選曲センスがとてもいいです。リラックス感のあるポップミュージックが多いです。ラスカルズの「テイストオブハニー」とか。

ジョニー・デップが特殊な出方してます。主人公の妄想のなかのデップだけでなく、役者さんとしてのご本人(妙な表現ですが)も登場。

絶賛してるくせに星ひとつ足りないのは女主人公の生き様が最後まで腹立たしかったからです。美人に厳しくてごめんなさい。

・「これのどこがデラックス版なのか?
 主人公のリチャードは、映画好きという設定で、特に、ジョニーの「デッドマン」はお気に入りで、どのくらい好きかっていうと、イギリスからロスまで持って来て、部屋に貼っちゃうくらい(笑)リチャードに話しかけられて、その時々のシチュエーションに応じての、デッドマンのポスターのジョニーの表情の変化が、面白いです。ちなみに、リチャードがどうして「デッドマン」が好きなのかは、不明(^^ゞ

■ジョニーの最新作「危険なカーブ」の宣伝広/これがどう見ても、煙草の広告にしか見えないの(かなりの話題作らしい/笑)どんなストーリーなんだろう(笑)?■マドロス風ジョニー・デップ/フライドチキンをリチャードにすすめながら、バンクーバーで出逢った女の子の話しをする、ジョニー。■アヌーク・エーメのパーティーで感謝されるジョニーきっと、こういう事って、よくあるんでしょうね(^^ゞ素顔のジョニーを演じています(笑)

 たぶん、リチャードにとってはじめての大恋愛だったんでしょうね(笑)このメインの2人より、モス(ビンセント・ギャロ)とジュリー(ジュリー・デルビー)のサブキャラのカップルの方が魅力的ですね。リチャードの友人で気のいいモスと、バーバラの友人で性格も可愛いジェリー。オープンなジュリーに、おされ気味のモスが可愛いです(笑)メインの2人がもめている後ろで、イチャイチャしているモス&ジュリー☆レニングラード・ボーイズのライブで、ギターを弾くモスはカッコイイです。

 イギリスの田舎出身の青年が、一転して華やかなLAに来る事によって生ずるカルチャーショックを、コメディにしたかったのでしょうが、個人的に面白いと思えませんでした。ジョニーやギャロのコメントもなしで、これのどこがデラックス版なのかと思いました。

GO! GO! L.A. デラックス版 (詳細)

ジャック・リヴェット傑作コレクション セリーヌとジュリーは舟でゆく

・「最高の「まったり」映画
収録作品の中では

『セリーヌとジュリーは船で行く』

が好きです。

(英語のタイトルは確か、『パリの幽霊達』)

二人の女性が、出会い、引かれ合い、

親友となり、幽霊達と力を合わせて戦っていく・・・

リヴェット版『不思議の国のアリス』

確かに「不思議な」映画ですが、その世界にはまると

あー、この映画が永遠に続いてくれるといいなー

という気分になります。

映画上映時間の「長さ」が

これほど心地よかった映画は、他にありません!!

また、パリ好きにはたまらない映画でもあります。

ジャック・リヴェット傑作コレクション セリーヌとジュリーは舟でゆく (詳細)

アントニアの食卓【字幕版】

・「保守的でありつつも多様性を認める、オランダの魔法。。。
主人公アントニアは、自分らしく生きてきて、それに誇りと自信を持った肝っ玉母さん。彼女に支えられて、周囲の人間たちが、のびのびと自分らしく生きていきます。この、「のびのび」の限度が、かなり広いのですが、ファミリーが崩壊することはありません。なぜかって、、、それは映画を観てのお楽しみです!登場人物に、美男美女はいません。性格も、風変わりな人ばかり。そんなでこぼこな人間だけど、そのままの自分を思い切り解放して、自分らしく楽しく生きていく姿はとってもすがすがしいです。

オランダ映画はこれしか見たことがないし、オランダに行ったこともないのに、なんだか非常にオランダらしい映画だと感じてしまいました。多分それは、オランダが、価値観の多様性の問題に意欲的に取り組んでいる国だからでしょう。実際のオランダが、アントニアのように人間愛ゆえに多様性を認めているのだとすれば、本当に素晴らしいことだと思います。人間同士、いろいろな価値観の相違を超えて、ひとつの食卓に並ぶことができたら、、、平和とはそういうものでしょうか。

特に女性の方、お母様方、におすすめしたい映画です。いや、ひょっとすると男性こそ楽しめる映画なのかもしれません?

ともかく、一見の価値、ありますよ。

・「ハートフルなので
アカデミー賞外国語映画賞受賞作品のこの映画は、それもそのはず、映画ダロウェイ夫人のスタッフによる作品です。オランダ映画というのも珍しいのですが、全体に流れる雰囲気もまた、米国映画にはないもっと深い深いところをさらりと描いている気がします。

・「アントニアの食卓
映画史上に残る逸品だと思うのになぜソフトが不足しているのでしょう。やっとやっとめぐり合えました。アントニアという自立した女性の毅然と人生を受け入れる生き様は感動と尊敬に値します。大人の映画です。

アントニアの食卓【字幕版】 (詳細)

ミルクのお値段

・「不思議でかわいいラブストーリー
「ロードオブザリング 二つの塔」でエオメルを演じたカール・アーバン出演作。監督のシンクレア(特典映像で見られます)は、その前作で指輪のために命を落とす王イシルドゥアを演じています。NZの豊かなで伸びやかな背景を生かし、古典的な演出を使って描かれた映像は美しく、決して特別な技術を使ったり、奇抜な脚本を起用したわけではないのに、見終わるころになって「あ、終わりまで見ちゃった」と思わせる不思議な魅力があります。NZにもともと根付いた生活が随所に自然に挿入されているところが、物語に親しみを与えています。全体的にはかわいいラブストーリーで、癒し系の映画ともいえるでしょう。

・「あなたにとって一番大切な物とは?
ニュージーランド産、ミニシアター系モダン・フェアリーテール。美しい自然の中に117頭の乳牛と暮らすロブ(カール・アーバン)とルシンダ(ダニエル・カーマック)。妖精のおばあちゃんと、ロブの大切な乳牛とキルトを交換してしまったルシンダは、乳牛を取りかえすために「一番大切な物」を手放すことに・・・

妖精は言います。「大切なものを手に入れるには、犠牲が必要なの。」何かを手放さなければ、貴重なものは手に入らない。手に入れたい物の価値が大きければ大きいほど、失うものも、あきらめなければならないものも大きい。この妖精の言葉は、そのまま私たちにも投げかけられています。ロブの乳牛を取り返すために手放した、ルシンダにとって一番大切なものとは何だったのでしょうか。この部分はとても暗示的かつ哲学的です。

始終寝起き頭に無精ひげのカール・アーバン、ファンには見所、突込みどころ満載です。 オージー・キウイ映画「エンジェル・アト・マイ・テーブル」やスペイン映画「みつばちの囁き」を見て、なかなか良い、と思った人ならこの映画もいけるはず。見終わった後にほのぼのとした余韻が残ります。

・「ニュージーランドの景色
ニュージーランドで1年暮らした私には、普段なかなか日本では見れないNZの街以外の農場やイナカっぽい道路なんかの景色が懐かしい!景色の映像を見れたことががうれしくなる映画でした。特にNZへ行ったことがある人にはオススメです。

ミルクのお値段 (詳細)

のら猫の日記

・「演者どうのではなく
演者どうのではなく、脚本がすばらしいです。これで気に入って同じ監督の次回作も見たら失望しました。が、こののら猫日記はすばらしいです。家出姉妹の話なのですが、いけすかない設定を感じさせない いい映画だとおもいます。DVD化がやっと決まってうれしい限りです。因みにサントラはジョン・ルーリーです。参加はマーク・リボー、メデキス。マーティンウッドとニューヨークアンダーなめんつでこちらもすばらしいです。個人的にはラウンジリザーズよりこのサントラのジョン・ルーリーが一番すきです。

・「妹の優しい視点
タイトルに書いた妹を幼き日のスカーレット・ヨハンソンが演じている。ほとんど声を出さないのだが優しい視点で破天荒な姉を見つめる。華やかではないけれど、妹から姉への、姉から妹への、(途中で姉妹が誘拐するオバサンがいるのだが、姉妹が彼女に擬似的に母親を見出す感情の機微、などが淡々と描かれていて、うるさくなくて心地よい。ルー・リードの抑揚のないBGMもよく合っている。

・「ヨハンソンがかわいいいいい
『のら猫』のタイトルがピッタリの放浪モノ。親のない姉妹が車で気ままに旅をしながら生活し、姉が妊娠してどうするのかと思ったら・・・それありないでしょー?っていう展開になって、呆れて見てるうちどんどん窮地に追い込まれていくんだけど、何故かほほえましい。S・ヨハンソン演じる妹のキャラ設定がいいんですよね。出産のためおばさんを誘拐しちゃうとこなんて、ホント浅はかで子供だなあって感じなんだけど、何故か憎めないこの姉妹におばさんも放り出すことができず不思議な同居生活を送ります。子供時代のヨハンソンがとってもキュートで彼女を見るだけでも価値あり、かな?

・「一気に終わった感じ
万引きにしても妊娠にしても誘拐した人質にしても見ながらこっちも考えたり感じれたりする要素がどうしてもほしいそれがあると映画って長く感じるが少ないと一気に終わって少し寂しい気がしました・・・

のら猫の日記 (詳細)

ワンダーランド駅で

・「カップルよりも1人で観ることをオススメ
トレイラーを観て「出会いそうで出会わない2人の男女」という設定、ボサノヴァの音楽、フィリップ・シーモア・ホフマン助演という3つの点から興味を持って観ました。この映画の面白いところは、オムニバス調になっているところだと思います。普通、恋愛映画は恋愛が始まってからを描きますが、この映画は始まるまでを描いています。なので、主人公2人で展開する一般的な恋愛ドラマを期待する人は、期待外れになってしまう可能性有りです。どんな人の人生にも起こりうるドラマを、2人の男女を軸に、少し温度の低い大人のテンションで描きながら、ラストまでさらりとみせてくれます。エンディングは少し無理がある気もしますが、でも実際は意外とこんなものなのかも、と思えるところもこの映画の良さでしょう。リアリティとエンターテイメントのバランスが絶妙の映画です。カップルよりも1人で観た方が楽しめるかもしれません。男女で意見が分かれそう。ちょっと切り口は違いますが、「スライディング・ドア」や「メリンダとメリンダ」を観た人は見比べてみても面白いかも。

・「地味で淡々として、とてもホッとするサウダージな映画
初めて見たときは「何これ?」て感じで、つまんなくって期待はずれもいいとこでした。事前に見ていた映画雑誌の解説から、主人公の男女が知り合いで徐々にお互いを意識しあうようになるけどいろいろすれ違いがあって…といったストーリーを勝手に想像してしまい、ところが実際観るとそんな予測とは全然ちがっていて、最後の最後まで主人公二人に全く接点がないままで、これじゃほんとにすれ違いじゃねーかと思ったわけです。すれ違い続ける2人がホントに出会うまでの映画だということを最初から了解していればもっと簡単にこの映画にはまっていたでしょう。ボサノヴァを多用したBGMがとてもGOOD。2度目を見る気になったのもこの音楽があったから。DVDもその点を意識して、曲に関連付けたチャプター構成にしているほどです。最後、2人で海岸を歩くシーンはサラ・ヴォーンで締めてくれます。あと、この映画のおかけでエマソンに興味を持つことに。岩波文庫の復刊待ちです。

地味だけど切なく、けど落ち着いた何かホッとするような、たゆたうような感じの映画です。失恋した直後向き。第24回ドーヴィル映画祭グランプリ、観客賞受賞作品。

唯一欠点をいうと、AmazonからとどいたDVDが「泣ける!DVD2500円シリーズ」と、どでかく書かれたジャケットだったこと。すぐに裏のノーマルジャケットに代えたのは言うまでもありません。

・「心地よい休日に
天気の良い休日に芝生が広がる公園のベンチで、大切な人と何も考えずにただただ気持ちよく座っている、そんな心地よさを連想させる作品です。全編を通してBGMとして流れるボサノヴァがそうさせるのかもしれません。ボサノヴァのリズムと共に、ある男女がすれ違いながらも少しずつ少しずつ近づいていき、そして巡り会うことになるコメディータッチの恋愛映画です。私はこの作品を観て以来ボサノヴァが大好きになりました。本作品のサウンドトラックもとてもおすすめですよ。

・「ボサノバのための映画
映画のためにボサノバを使用したのではなく、ボサノバに合うストーリー、舞台設定、役者人選をしたのです。フランシス・レイのダバダバダのために撮った「男と女」のように。

ワンダーランド駅で (詳細)

シャンドライの恋

・「純愛の旋律
繊細で不器用なピアニストとその家に住み込みで働くシャンドライの純愛映画。 静かで美しい映像と鼓動のような音楽が乙女の揺れ動く恋心をよーくあらわしてます。 ラストも切ない余韻があって美しい。サンディ・ニュートンの弾むような愛らしくいじらしい シャンドライとディビッド・シューリスの包み込むような静かな演技が素晴らすぃ。

・「ああ、無償の愛よ・・・・
お金をかけなくても良いものをつくれますよ、という見本のような映画。テーマはズバリ「無償の愛」!家財道具どころか、最後には分身のようなピアノまで売り飛ばしてシャンドライに尽くすキンスキーの姿は、オスカー・ワイルドの「幸福な王子」を思い出させる。音楽も秀逸。シャンドライの音楽はサリフ・ケイタやジョン・コルトレーンなどの、アフリカをルーツとするビートミュージック。一方キンスキーの方はモーツァルトやスクリャービンなどのクラシック音楽。セリフの少ない映画であるが、これらの音楽を二人のセリフの代わりに巧みに使うことにより、ベルトリッチ演出は冴えわたる。

・「比較的すっきりとした筋立てでまとめた良作である
ローマで叔母の遺産を頼りにひっそりと暮らす孤高のピアニスト、キンスキーは、家政婦、シャンドライに恋をする。シャンドライは、政治犯で投獄されている夫を偲びながら、医学の勉強をしている女性だ。この二人の心模様を90分程度の長さに比較的すっきりとした筋立てでまとめた良作である。 キンスキーはシャンドライの願いをかなえるために大切なピアノを手放すことになるのだが、その前にシャンドライのために作曲し、演奏会を開く。この曲は、シャンドライの好むアフリカンミュージックとキンスキーのそれまでの生き方を象徴するクラッシックを融合させたような旋律である。シャンドライの文化背景やそれまでの人生を受け入れた形で自身のこれからの生き方や心情を形成していこうというキンスキーの決意が伺え、感動する。ただ、ラストシーンのまとめかたは、私にとってはやや不満が残る。キンスキーにはあくまで純粋な恋を貫いて欲しかった。

シャンドライの恋 (詳細)

ひかりのまち

・「日常
僕が今までに見た映画の中でも「ひかりのまち」よりすごい映画はなかったです。素晴らしいでもなく感動的でもなく「すごい」という言葉が一番適しています。ただただ日常の断片を切り取ってペタッと張り付けたような映画なのですが、とにかく圧倒的なリアリティに圧巻されました。舞台はロンドンなのですが、文化的にもイギリスと日本、ロンドンと東京は似ているせいか、都会住まいならではの切なさと、ぬくもりがこの映画にはあります。温度があります。日本でも現在「出会い系」という言葉があたりまえになったように、都会の孤独はロンドンも同じようで、この映画の主人公も所謂「出会い系」を通じて出会いを探しています。誰でも良いわけではなく誰かと出会いたいのです。主人公の彼女以外にも彼女の姉!!妹、両親と様々な日常が描かれています。ロンドンのひかりを効果的に使用した映像美もさることながら、ピアノレッスンのマイケル・ナイマンの音楽も映画に絶大な効果を成しています。エンターテイメントなハリウッド映画も良いですが、「ひかりのまち」のような本当に良い映画をたくさんの人に見てもらいたいです。

・「登場人物全員に感情移入可能!!
どこの国にでも当てはまりそうな、普通の人の普通の暮らし。その中に私が見たかったものがあったように感じました。普通の人たちがいつも考えている悩みや憤り。小さなことだけど、本人たちにとっては生活の大半を占める重要な問題なんだよな。 小さな幸せがリアルで、日常の中の本当の幸せを気づかせてくれるように思います。

・「ワンダーランド
ただ淡々と何の変哲もない孤独な都市生活者の毎日が描かれる。通りすぎるだけの退屈な光景。しかしこの映画を見終えた後、ハッと気づかされる。その退屈な毎日を、人々が喜びや悲しみを抱いて生きているという事自体が奇跡であり、だからこそ私達の生きている世界はこんなにも美しく豊かで、不思議さに溢れているものだったのかと。個人的にはタイトルは「ワンダーランド」でよかったんじゃないかな、と思いました。

・「小さな暖かいひかり
あったかです。。。人は一人ではないだ。

・「It's a Wonderful World !
「誰かそばにいてほしい、でも誰でもいいわけではない」この映画は都会の片隅で過ごし、この想いを心のどこかに抱きつつ、ささやかながらも切実に生きている人々を映しています。そして様々な感情や出来事すべて飲み込んで、それでも毎日は進んでいく。ここに流れる映像と音楽は心に響き、またあたたかく包み込まれるような穏やかな安堵感があります。

『WONDERLAND』

この一言にこの映画のすべてが凝縮されています。観終わった後、ほんの少しだけでも人にやさしくなれるような、そんな気持ちにさせてくれる映画です。

ひかりのまち (詳細)

猫が行方不明

・「サントラも絶対買いです!
フランス(特にパリ)に対して、オシャレなイメージを抱きがちな私たちですが、この映画に出てくる人はみんな地味で濃いキャラクター。パリの町並みも、きらびやかな夜景やオシャレなカフェなどは一切なく、古さと新しさが入り混じった下町の風景が淡々と映し出されています。ヒロインの女の子、やせっぽちで顔色が悪くて、仕事も恋愛も行き詰って・・・なんだか自分に重ねてしまう人多そうです・・。行方不明になった猫を探す主人公が、いろいろな壁にぶつかりながら自分探しをして、最後はハッピーエンド。観終わったあとはすがすがしい気持ちにさせてくれるそんな映画です。

・「パリの日常・現実
何回見ても飽きない映画。何気ない日常をコミカルに、魅力的に描くことでは右に出るもののいないクラピッシュ監督。今までのフランス映画に持っていた「アンニュイ→眠くなる」のイメージを見事に打ち破ってくれた作品。ユーモアの点では、どこの国の作品よりピカイチだと思う。

主人公って誰だっけ?と思うほど、出てくる登場人物全員が強烈な個性を持っている。監督はユーモアのツボをよく心得ている。何気ない会話なんだけど笑える・・というシーンが盛りだくさん!しかも音楽も雰囲気もクール。

主人公は猫を探す課程で、なかなかうまくいかない恋愛や仕事に直面していく。あまりにも身近なシチュエーションに、ぐっと感情移入してしまう。恋愛で傷つくことを恐れるあまり、ゲイと生活する主人公。しかしそのルームメイトにもしっかり恋人がいて、さらに孤独を感じざるをえない。何もかも思うようにいかない、そんな渦中にある時のもやもやとした気持ち・・・をラストシーンで爽やかに、そして胸が熱くなるような結末で締めくくってくれる。

パリでの生活を考えている人も、この映画はかなり参考になるのでは?ちなみに、サントラも最高!

・「捜してみれば案外近くにいるかも
迷い猫(グリグリ)を探しているうちに、なぜ自分には恋人がいないんだろうと考え始めるメーク・アップ・アーティストのクロエが主人公。

クロエは慢性的冴えないオーラを放っているがあまり自覚がない。このことは映画を観る側にはすぐに感じ取れて、(もとはそう悪くはないんだから、もうちょっと)という感覚にとらわれる。そのマイナスオーラをゲイの同居人ミシェルが代弁してくれるが、不慣れなスカート、方向を失った感覚が、孤独なおばあちゃん達、ナンパ男、レズ、ちょっとカンベンしてキャラのジャメルなどを引き寄せてしまう。仕事場でもセンスのないコーディネーターに一方的に負けてしまうクロエ。

クロエが(身近なところで妥協すれば案外・・・)という発想をもったり、みっともないけれど恋人募集の広告を出して、今の恋人を見つけたんだと話す美人モデルに会ったりなど、この映画は幸せをつかんだ人(幸せそうに見える人)がどうやってそれを手に入れたかがすぐ隣に感じられて共感できます。

全体に可愛いので、特に若い女性にお勧めします。

・「待ってました、DVD☆
パリ11区・バスティーユ界隈。下町の古い建物と、建設中の近代的なビルたちが混在する街。昔かたぎの個性あふれる住人たちと、「おしゃれ」に敏感な若者たち。そんな風景に合わせるかのように、クラシックからロック、サルサまで、様々な年代・ジャンルの音楽が流れてくる。

ヴァカンス後にいなくなった、

かわいい、かわいい愛猫を探す女の子を通して描かれる「素顔の」パリ。ひょっとしたら日本のどこかの街でもみられるような、日常の些細なやり取りにユーモアが感じられる。特に映画の中でもかなりの個性を放つマダム・ルネは最高!

個人的には、女の子が塔の上から愛猫の名前を叫ぶシーンが印象的。

・「監督を探せ!
監督セドリック・クラピッシュは、全ての作品に本人がチョイ役で出演していて、それがまた静かな笑いを誘います。髪の毛がちょっと少なく不精髭の方を見つけたらそれが監督です。本当に全ての作品に、お見事と言わんばかりの小業が利いているので何度見ても飽きないですが、特にこの作品には心を奪われてしまいます。

猫が行方不明 (詳細)

ヒューマン・トラフィック

・「『ケミカル51』『トレスポ』に匹敵するノリのよさ
『トレスポ』が音楽とヴィジュアルの美しさを描いたのだとしたら、本作はそれにユーモアとジョークを強くした感じ。俳優に関しては誰一人知らないかったが、むしろ、そのほうがいい。この監督はドラッグ・カルチャーについてある程度知っているのだろうから、そういう意味でも中途半端なできではない。トランス好きの人も是非みてほしい。”Out of the Blue”なんてべただが、ノリノリでキメテルとこがみれるので、なんか楽しませてくれた。この手のドラッグ映画はかなり観てきたが、とくにおおすすめの一作。

・「クラブ&ドラッグカルチャーの明るい青春映画
クラブや、ドラッグについての映画はだいたい暗いイメージで描かれたり、悪いものである!というイメージを打ち出す映画が多いけどこの作品は全然ちがいます。楽しく明るく週末の為に一生懸命に働くロンドンの若者達の姿や、恋する姿に共感を覚えました。クラブでかかっている音楽も流行りのテクノやトランス系で自分達の週末とだぶらせる人も多いのでは?テンポよく進むストーリーにものめり込めます。是非1度手にとってみて欲しい作品です。

・「『音楽とのセックス。それなら一晩中イケる。』
この映画は今、週末が楽しくて仕方ない人、そしてかつてそういう時期を過していた人、またはこの映画のセリフにもあるように、朝までアカの他人相手に馬鹿話、という夜遊び特有のテンションの高さを経験したことのある人なら誰でも共感できる映画である。

主人公達は人生の全てを週末のナイトクラビングにかけている。それぞれの悩みは深刻そうだけれど、結局それも週末をより楽しむためのスパイスにすら見えて来るのだ。

『ドラッグを肯定している』とか『ドラマが描かれてない』とかいうちんけな批評は無用である。だってこの映画はそういう映画なのではないのだ。週末のクラブにこ難しいドラマが必要だろうか??

『どうしてここ(クラブ)へ来るの?』ルルは言う『完全にブッコワれるために』。モ㡊??は言う『音楽とのセックス。それなら一晩中 イケる。』これがこの映画のテーマである。最高!!

ヒューマン・トラフィック (詳細)

ピアニスト

・「作り上げた名声の内面に潜む邪悪な性癖にはじめて踏み込んだ純な好青年との出会いの先は?
 ときどき予期していなかった、とんでもない映画に出会うことがあるが、この作品がそうだ。2001年カンヌで、主演男優、女優そして脚本を取ったが、女優と脚本は文句なしに納得だ。

 30をとうに越した娘に干渉することをやめない母との同居で、ピアニストとして人生を捧げ、教授にまで上り詰めたエリカの内面は完全に崩壊していた。最も品性と知性で尊敬されるピアニスト教授という堅い仮面はますます外との接触を完全にシャットアウトする中で、一人の好青年が彼女を愛を告げる。

 エリカの性癖はもう十分に変態の域に達している。個室ビデオのシーンは、まわりの男達にジロジロ見られる中、「何か文句ある?」とばかり堂々と個室に入るところがなんというかフランス人の気位の高さを感じさせておもしろかったが、その次のシーンはかなり気持ち悪かった。彼女の社会的な職業と性癖のあまりの落差がショッキングを与える大きなポイントだろう。

 最後のシーンでは、自分の内面に暴力的に侵入したウォルターに対して復讐しようとしたが、ウォルターの変わらぬ純な思いとその振る舞いを見て、彼女は最後に自分を破壊することを決意したように思える。

・「やり場のない反抗と倒錯愛
「ピアニスト」のジャケットを見た時、不思議な感覚に囚われた。キスシーンにしては、体勢が不自然だ。深く愛し合っているようでもあるし、突然男に奪われたようでもある。しかもその場所は? なんとトイレだ!?。そう言えば、「ピアノ・レッスン」の波打ち際に置かれたピアノも変だが、「ピアニスト」のこのジャケットも相当インパクトがある。

・「とにかくスゴイ!
主演の二人は賞を受賞しただけあって、ものすごい演技で圧倒されっぱなしです。主演のイザベルユペールがほぼすっぴんで、苦痛にゆがんだ表情が脳裏に焼きつきました。内容はちょっと目を覆いたくなるようなシーンが多々あって、後味が悪い感じですが、きっと現実ってこんなものなんでしょう。

美化もされないし、救いもない。そこがフランス映画らしい所です。最後に一人で会場を出てさまよう主人公が、幸せになってくれたらと願ってしまいました。

・「不器用な人生を強いられた女性の物語
センセーショナルな性描写が取り上げられがちですが、「ピアノの為にすべてを犠牲にしてきた」女性の苦悩が丁寧に描かれていると思います。主人公の教え子が怪我をし、その母親が「ピアノの為にすべてを犠牲にしてきたのに」と呟くと『娘がでしょ』と呟く場面が印象的でした。男性との距離感も極端で、痛々しかったし、ラストは突飛な感じがしたけど、変に納得してしまいました。主人公と恋に落ちた教え子を演じたブノワが彼女よりも美しかったです。

・「悩ましさという凶器
ハネケ監督の映画はいつも観客に色々な凶器を差し出す作品によって違うが、家族、道徳、絶望、美しさ、醜さ、まやかしetc...全てが私たちに向けられる作品を見た観客はその差し出された凶器に傷つき、悩まされ、決して作品の印象を忘れる事がない・・・「ファニーゲーム」を見て十数年経つが今でもこの映画の存在の意味を考えずにはいられない

悩ましい愛の作品「ピアニスト」エリカが刺したナイフは観客の自分の胸に突き立てられたような気がしたエリカを理解しようと、見た後も悩ましい時間を過ごしている

ハネケ作品にしては「隠された記憶」と同様に比較的見やすい映画だと思う

ピアニスト (詳細)

カウチ・イン・ニューヨーク【字幕版】

・「犬がかわいい。
カウチとは、心理家カウンセルを受けるクライアントが横たわるためのソファベットのこと。ロマンチックコメディです。ビノッシュ扮するパリジェンヌと、ウィリアムハート扮するN.Y.の著名精神分析医がそれぞれのアパートメントを休暇のために交換するところからストーリーは始まるのだが、お互いの提供した住処の格差が面白い。自由奔放なビノッシュの許には、毎日精神分析医の休暇を無視してカウンセリングを受けに来るクライアントが絶えない。しかもクライアントたちは満足そうに帰って行くわ、アパートの草木はジャングルのように伸びるわ、以前は寝てばかりいた犬は生き生きと、リードなしで新しい(?)飼い主の跡をつけて散歩する。。。それを知った分析医は。。。。あとは見てのお楽しみです。個人的にあまり、こういうこてこてのロマンチックコメディは見ないたちなんですが、犬とビノッシュが可愛かったーーとくに犬はたまらなく可愛いーーので、よしとしましょう。

カウチ・イン・ニューヨーク【字幕版】 (詳細)

やかまし村の子どもたち

・「スウェーデンらしさがやくでてます。
今はハリウッドでかつやくしているラッセ・ハレストレムが母国スウェーデンで、田舎で暮らす子どもたちの生活を丁寧に丁寧にとった映画。ハリウッドや他の国にはちょっとこの味はだせないかも?!素朴な感じがよくででいます。小さい頃はこんな風に毎日が沢山の冒険で溢れていいたことをおもいだしました。後ろで流れる音楽もとてもマッチしていてこれはお金をだして買うだけの価値はあると思います。この監督は他に‘ショコラ’‘サイダーハウスルール’なんかの秀作もありますが、同じくスウェーデンで撮った‘マイライフアズアドッグ’は本当におすすめ!ハリウッド映画に見飽きたらぜひともごらんあれ。視覚だけではなく心にうったえてきます。

・「癒されます。
もう本当にため息が出るほど景色がきれいです。景色を見るだけでも十分に癒されます。ストーリーは主に美しい自然に囲まれた小さなやまかし村の六人の子供達の村での生活です。この映画は最近よくある動きのある映画と違って美しい風景の中でゆっくりと穏やかに時間が流れてゆきます。これといった起承転結の流れがなくそこに住む人たちの

ありのままの生活を描いた感じです。だから逆に何度見ても飽きないような感じがします。登場人物で激しい感情を見せたり野望を持ったりしている人は一人もいないです。でも風景や人物から人間の優しさが感じられます。

・「リンドグレーンの名作が映画に!
『長くつしたのピッピ』『ロッタちゃん』などでおなじみの児童文学作家リンドグレーン女史の傑作が映画になった。監督は『ギルバート・グレイプ』『サイダーハウス・ルール』のラッセ・ハルストレム。

やかまし村は赤い屋根の家が3軒並んでいるだけの小さな村。リサ、ラッセ、ボッセ、隣のオッレ、その隣のブリッタとアンナの6人の子どもたちは、いつも一緒に遊んでいる仲良し。楽しい夏休み、子供たちはボートをこいで島へ宝探しに行ったり、干し草の中で眠ったり、美しい森と湖に囲まれたスウェーデンの自然の中で、たくさんの素敵な思い出を作っていく。想像力と好奇心をフル回転していきいきと遊び回る子供たちの姿が印象的。

・「何度も見たくなる
毎日の普通の生活が、こんなにも楽しそうで美しくて活き活きしていることがうらやましくなります。テレビとか娯楽がありすぎることって、もしかしたら不幸せなことなのかも。生きることが素晴らしいことだと思える映画です。

・「なんとものんびりしてしまう
自然のなかの田舎生活が天国のよう。悪人らしい人がまったく皆無。ちょっといじわるな爺さんなんてのは子供たちにとっては退屈しのぎ程度。お金なんていらない自然の中での毎日の子供たちの遊びが胸がわくわく・・熱くなるほど楽しそう。こんな子供時代を送るだけで、現代の低年齢犯罪なんて吹っ飛びそうだ。

一本の映画でこんなにくつろぐという経験は少ない。都会生活に疲れたすべての人のための映画かもしれない。いやそれとも大音響に目の回るSFXの刺激がないとだめですか?

やかまし村の子どもたち (詳細)

ビフォア・サンセット

・「夕日が落ちる前に
9年前、再会を誓って分かれた恋人どうしが、パリの地で再び出会う。しかし、会っていられるのは男が帰国するまでの90分間だけ。

この映画、見ていてホントにビックリしました。およそ90分、パリの町並みを歩きながら、ひたすら主演の2人がしゃべり続けるだけ。なのに、全然退屈しないです。恋人同士の他愛もない会話。お互いの気持ちを探りつつ、だけど相手が離れていってしまうのが怖くて、決定的な一言が言い出せない。見ていて、自分の経験に重ねてやきもきする人が多いのではないでしょうか。

なんといっても、ヒロインのジュリー・デルピーは『こんなに演技が上手かった?!』と思ってしまうくらい魅力的です。終盤に、やっと自分の本当の気持ちをぶちまける場面(長尺の熱演!)と、ラストのギター弾き語りの場面は必見です。

ただし、本作品はやはり前作『恋人までの距離(ディスタンス)』を見ていることが必須です。レンタルしてでも前作を見るか、ツインパックを購入するのを強くお勧めします。それも、2本立て続けに見るよりは、少し間を空けて見ていただきたいです。

『―――9年前、あのあと、二人に何が起きたのか?』その、あまりに切ない答えを知る準備が出来るまで。

・「自分を重ねる部分もあり・・・
見終わったあと、ちょっと複雑な気分になりました。年齢がキャラクターと一緒だからかもしれないけど、こんなにドラマチックなシチュエーションではないにしろ普通に結婚した元彼と再会するとか、そんなことが私にもいつか起こるかもしれない。セリーヌの言葉のひとつひとつが私の胸に響きました。

「あの時、君が・・・」というジェシーの言葉は本音でしょうが、それよりも何も、家庭(守るべき人・帰る場所)がある彼と独身のままでいた彼女の立場は違いすぎます。その辺で彼女のあやうさや切なさ、微妙な感じがとてもよく表現されていたと思います。(ジェシーの演技もそれを引き立てていたことは言うまでもありませんが)

明らかに気持ちはお互いにわかっているのに、たった一言が言えず、(というか、言ってしまうほど若くもおろかでもない。年を取ったということですね。)遠まわしに探りを入れたり、かわしたり。二人が終われない理由は明白なのに、好きという気持ちだけでは進めない恋。実際に9年という月日が過ぎたことで、9年分の人生の重みや歴史を顔のしわや表情からから感じることができました。

私は独身なのでセリーヌ側に共感しつつ観ましたが、結婚したらジェシー側の見方が出来るかと思います。次回この映画(DVD)を観た時にどう感想が変わるのかも楽しみです。

・「この恋物語はまだまだ続く…
ウィーンで出会った男女の一夜限りの恋を描いた『恋人たちの距離(ディスタンス)』。それから9年の月日が流れたある日、男の書いた一冊の小説をきっかけに再会を果たした二人のほんの85分間だけの逢瀬をR.リンクエイター監督はリアルタイムで進行させていく。主演は前作と同様、イーサン・ホーク&ジュリー・デルピー。二人とも役者として成長した所を魅せてくれる。

本作はほとんど途切れなく続けられる二人の会話を楽しむ映画である。恋愛、仕事、セックス、今の生活etc...とりとめのない会話の中に時折二人の本音が見え隠れする所が面白い。男女の恋の駆け引きが85分間という短い時間の中にも凝縮されている。心の内を悟られないようさり気なく交わされる視線の駆け引きなども心憎い。

驚くほどの長回しを見せたかと思えば、今度は二人の表情を細かく交互に写したりと、会話中心の映画にあって緊張感を持続させる監督の手腕は見事である。これといったドラマのない映画なのに全く飽きさせない。それどころか観賞後は至極快適な時間を過ごせたような気分を味わえた。(そういえば前作を観た時も同じような感覚だったような気がする)

もちろん前作を予習しておいた方が楽しめる事は言うまでもないが、主演二人の小気味よく洒落た会話は何かと参考になる所もあって面白い。余韻を残したラストは続編への期待を抱かせるに十分だ。十年後になるのか、二十年後になるのか分からないが今から続編が楽しみである。

【余談】前作の原題は「BEFORE SUNRISE」。1995年のベルリン映画祭で銀熊賞(監督賞)を獲得した恋愛映画です。ちなみにMTVムービーアワードではキス・シーン賞なんてのも獲ってます。

・「良かったです。
続編のこちらのほうがリアリティがあり、引き込まれました。イーサン・ホークの車の中での表情が切なかった。ドラマチックな事があるわけではありませんが、英語で見た方が雰囲気はとても伝わります。フランスに興味がなかったけれども、なんだか素敵な町だとも感じました。

・「人生のままならなさを受け入れつつ…
 アメリカ人作家のジェシーは自作のプロモでパリに滞在中。最新作は20代だった9年前にウィーンで一晩を過ごしたフランス人女性をモデルにした恋愛小説だ。パリの小書店で記者から取材を受けていたジェシーの前に、そのモデルとなったセリーヌが現れる…。

 「ビフォア・サンライズ」(95年)で、「半年後にこのウィーン駅で会おう」と約束して別れたジェシーとセリーヌの後日譚です。30代になったセリーヌが件の書店に現れる冒頭の場面で、美しく老いた彼女の姿に私は思わず溜息と涙が出ました。

 前作同様、リンクレーター監督は長回しの1ショットを多用し、主人公たち二人の濃縮された会話でパリでの再会を綴ってみせます。若かったあの頃、ウィーンを夜通しそぞろ歩きして過ごした二人。今回は、大人の二人が夕暮れ間近のパリを逍遥しながら越し方と行く末を語り合います。

 20代から30代へと生きた二人は、何かを得ると同時に何かを捨て、今も人生のもどかしさの中に身を置いています。それは94年12月にあの約束を果たせなかったことから生まれたものなのか、あの約束を果たしていたら生まれなかったものなのか。人生にifは許されませんが、そのifに思いを馳せるのもまた人生です。

 9年前に旅という非日常の世界で出会った二人ですが、彼らが語る物語は決して私たちにとって非日常のものではありません。人生のそこかしこに落ちている、「ままならなさ」を描いています。その脚本の巧みさにも溜息が出ます。

 またしてもリンクレーター監督は、その後の二人を描くことなく物語の幕を閉じます。この幕切れの後の二人の“アフター・サンセット”は私たち見る者の判断にゆだねられ続けるのでしょうか。それとも10年後に監督の手による“アフター・サンセット”に接することが出来るのでしょうか。 その日まではとりあえず、この余韻に浸っていたい。そう思わせるエンディングの映画です。

ビフォア・サンセット (詳細)

スカートの翼ひろげて

・「レイチェル・ワイズが、さすがにきれい。
ストーリーの舞台は、農場主が「ここは戦争と関係ないところ」と誇るぐらいのどかなところ。若い女性3人が、戦争に若い男手が取られることを補う女子農業奉仕隊員として、働きに来る。ストーリーは、その3人を中心に、比較的のどかに進んでいく。しかし、この3人の人生がどのように進んでいくのかは、映画の最後まで観ないと分からない。

どんな出来事も希望を失わないならば好機になるうる、まさに「塞翁が馬」という言葉を示唆する展開になる。映画の邦訳タイトル「スカートの翼ひろげて」は、希望を見つめて生きようとする女性を称えるのにふさわしく、原題THE LAND GIRLS(女子農業奉仕隊員の意)より、数段すばらしい。

どの女性を賞賛するか、考えながら観ると面白いかも。ステラは、「何でこうなるの!」と運命を恨みたくなる展開に果敢に立ち向かっていく。これを、キャサリン・マコーマックが、力強い演技で、挑んでいる。レイチェル・ワイズが演じるアグは、ケンブリッジ大卒でオックスブリッジ語を話すキャリア志向も高い女性(他の2人から見れば、ちょっとずれてるお嬢様かも)レイチェル・ワイズは、野良服や質素な普段着を着ていても、さすがにきれい。『太陽の雫』(私のレビューを見てください)とは、また違ったきれいさで、同性から観てもあこがれる。プルー役のアンナ・フリエルは、この映画では、やや地味な役回りだったが、彼女らしいかわいらしさやいじらしさが垣間見られる場面もある。この3人に囲まれては、農場主のどら息子、ジョンも、きっと目移りがしたことだろう。

・「戦時下を明るく前向きに生きた3人の女性
第2次大戦下の田舎町を舞台に、農業ボランティアの為に派遣された、それぞれ個性をもつ3人の女性の恋を中心にしたドラマ。上品な娘、知的な娘、奔放な娘の3人が、戦時下にもかかわらず、明るく前向きに生きるさまが、美しい田園風景を背景に描かれている。派手な戦闘シーンもなく、しみじみと味わえる映画。

スカートの翼ひろげて (詳細)

眺めのいい部屋 完全版 スペシャル・エディション

・「若い頃のヘレナ・ボナム・カーターが快活でかわいい
良家の令嬢がイタリアのフィレンツェに遊びに行き、そこで自由で快活な青年と出会う。イギリスに帰った彼女には、別に求婚する大貴族の紳士がいたが、イタリアでの青年と再会してしまった。はたして恋の行方は?自分の意思を持つ女性が少なかった時代に、自分の人生の選択をするまでに成長していく女性のお話。

・「お薦めです!!
上流階級の令嬢が、旅先で出逢った自由奔放な青年との恋愛を通して成長していくラブストーリー。一枚一枚の絵画を鑑賞する様な流麗な映像美と、気品溢れるエロティシズムが漂う傑作です。ヘレナ・ボナム=カーターの勝ち気なヒロイン、ジュリアン・サンズの情熱的な若者、ダニエル・デイ=ルイスのインテリ青年貴族、いずれも文句無しのキャスティングです。マギー・スミスを始め、脇を固める英国の名優達の好演もドラマを引き立てています。バックに流れるキリ・テ・カナワの歌声も素晴らしいです。オペラ「ジャンニ・スキッキ」の“私のお父さん”を耳にする度、この映画が頭に浮かびます。

・「眺めのいい映画
大好きな英国映画のうちのひとつです。フィレンツェでの出会いから英国に戻ったあとまでとにかく画像が美しく、まさにジェイムス・アイボリーの色がでています。ストーリーそのものもヒロインが本物の愛に気づく美しいお話ですが、古き良き英国を堪能したい方にお奨め。銀行頭取の娘というヘレナ・ボナム・カーターにははまり役。ジュリアン・サンズとダニエル・デイ・ルイスから求愛されるなんて羨ましすぎます♪

・「これまた感激の高画質化です
米国盤を含めて、これまで世に出されていたどのソフトよりも高画質ソフトになりました。何といってもアイヴォリー映画の神髄はその繊細な映像の息づかいにありますから、劇場以外で見るなら、こういう高画質ソフトでないと話になりません。ジェネオンさん有難うございました。これからも頑張って下さい。

・「最高です。
ヘレナ・ボナム・カーターの、まだあどけなさの残る、でも品のある美しさが、イタリアの雰囲気にマッチして、全体的に美しく、ストーリーもすばらしい映画です。マギー・スミス、ダニエル・デイ・ルイスの演技も、新人へレナの脇をきっちりと固めています。ただ、ジュリアン・サンズの演技はどうなんでしょう?ダニエル・デイ・ルイスに食われています。もったいない。

眺めのいい部屋 完全版 スペシャル・エディション (詳細)

パリ、ジュテーム プレミアム・エディション

・「パリの呼吸が感じられます
はじめ、近所のレンタルショップで借りて見ました。何の予備知識もなく、さほど期待もしていなかったのですが、一つ一つのエピソードがとっても本物らしく(パリにはバンパイアだってほんとにいそうですよ)〔ああ、これってとってもパリらしい。ほんとにパリで毎日起こっていることだよ、きっと!〕と、それほどパリを知っているわけでもないのにすっかりそんな気にさせられてしまいました。翌日には購入。今では環境ビデオみたいに流しておくこともあります。自分の部屋がパリになる!(・・・んなわけはないのですが)(笑)一番胸にきゅんと来るのはデンバーから一人旅に来た中年のおばちゃんのエピソードです。私もパリのカフェにいると「ちょっと寂しい日本人おばちゃん」に見えるかな、なんて思いました。

・「きっと見つかるはず。あなたのお気に入りの「パリ、ジュテーム」
 パリの街角の恋の小さな物語。短編映画18篇を収めたオムニバス映画。 ○一人の女性が自分の子供を保育所に預けベビーシッターの仕事へ行く。二人の子供に対して歌う子守唄は同じもの。他人の子供に歌を歌いながら思うは自分の子供。○別れ話を切り出そうとする夫。しかし妻は白血病の末期だった。愛人に別れを告げ妻にすべてを捧げる決心をした夫。次第に妻への愛情を取り戻していく。○死んだ子供を忘れられない母。その子の声が聞こえる。大好きなカウボーイと一緒に現れたその子は天国へと旅立って行く。母に別れを告げて。○盲目の青年と女優志望の女の子。盲目の青年は彼女の声だけで気持ちを理解する。しかし女優の彼女の言葉は本当なんだか芝居なんだか…。奇妙な関係だけど恋は進み進展する。○離婚調停中の元夫婦の物語。二人とも別の人と付き合っている。お互い悪いところを言い合う。だけど最後に二人の心にある本当の気持ちが表れる「みんな一緒に暮らせばいいのに」。○パリに赴く孤独な中年女性。気持ちを分かちあえる人がいればと思う。公園のベンチで人々を眺めながらランチを食べていたらある気持ちに気付いた。「生きている」って。そしてパリを愛してる。そして愛されてるってことに。

 映画の舞台もコインパーキングに始まり地下鉄、美容院、レストランにバーと様々。出てくる人々も老若男女、黒人、白人、フランス人、アメリカ人、中国人といろいろ。ドラキュラだって出てきたりパントマイムする人まで…。1篇たった5分くらいの話だけれどどれも個性的。映画を撮るってだけでも大変な労力やお金がかかるのにこんなに沢山の監督や俳優たちが集まり凝縮された作品は他にないと思う。そういう意味でもすごい。

 きっとあなたのお気に入りのパリ、ジュテーム『パリ、愛してる』が見つかるはず。

・「★パリの全てが詰まった作品★ "Toute le Paris, C'est comme la vie..."
この映画にはパリの全てが在ります。パリを愛する人々と、愛するものたちと暮らすパリの全てです。外側から関わるもの、内側に関わるもの...それは世界最大の多民族都市であり観光都市でもあるパリの姿。それ等が織りなす夢と現実は、立場や環境の違いによって様々な姿形を有し、そこには、苦しみや偽りも存在する。しかしその全てを呑込み包む街ー"PARIS" は、人間を知りつくした愛があることをこの映画は完璧に描いた作品です。パリを愛する人と、もっとパリを知りたい人には、この作品をご覧になる事をお勧めします。

・「le cinema !
「30歳・男・既婚・ハリウッド系はたしなむレベル・ややまじめ・SE・パリ暦3回」の私にとってこの映画はとてもよかった。オムニバス名だけあって「は?」というものもありましたが全体として、特に「トリ」が最高によい。パリに住むいろいろな姿があって最後のトリは「訪れるパリ」のよさをデリケートに表現している。決して派手ではなく。むしろ地味に。でもこの映画を見る多くの人は後者のはず。私を含め多くの人がパリに魅了されるのはこんな感じだと思う

・「18個のキャンディー
 18個の味も色も形も違う、小さな極上キャンディーをひとつずつ味わっていくような映画。 しかもパリを舞台にしているということ以外は、ひとつずつ味が全然違うので、飽きも満腹感もなかなか来ずに、まだまだずっと食べ続けていたいな思うようなある意味中毒性のある危険な映画。 どれも好きだけど、特に好きなのは5、7、9、10、12、17区。いややっぱりどれも捨てがたい気がする。 パリに一度行ってみたい。

パリ、ジュテーム プレミアム・エディション (詳細)

ミュージック・フロム・アナザー・ルーム

・「久しぶりに満足
たまたま深夜につけたテレビでやっていました。なので、何の予備知識もなく観たわけですが…。

久しぶりに、映像・物語・せりふ・音楽といった、本来映画がもつ構成要素のすべてに引き込まれました。いずれか一つだけが突出しているというのではなく、どの要素についても物足りなさを感じることはなく、かつ、相互の調和が図られていて、単純に1+1が2に止まらない完成度だと思いました。

大昔の映画かと錯覚したぐらい…。(出演者をよく知らなかったため、本当に過去の名作なのかなーと思って観ていました。)

私の「おすすめライブラリー」のラブストーリーが1つ増えました♪

・「さわやかなジュード
 ジュードファンの私は、何かで読んだ、ジュード自身の「素顔のぼくに一番近いかもしれない。」というコメントに惹かれてこの作品を見ました。確かに!若くてさわやか、そして周りの意見に左右されないのびのびとした役柄でした。彼の笑顔に見入ってしまいました。

 でもちょっと、ハラハラドキドキを求める人には、物足りないものがあるかも…です。穏やかさが、この作品の良さでしょうね。

ミュージック・フロム・アナザー・ルーム (詳細)

エターナルサンシャイン DTSスペシャル・エディション

・「斬新
記憶を消す、という斬新なコンセプトをこれまたスタイリッシュな映像技術で魅せてくれます。新しい記憶から消えていくため、最初は争いばかりの二人がやがて古い記憶へと向かっていくにつれて愛し合っていた日々を思い出していく過程は胸が切なくなります。ジム・キャリーとケイト・ウィンスレットの関係だけに焦点を置かず、キルスティン・ダンストのサイドストーリーも重要な意味をもっていくのもうまい作り。

結局人は一度愛した人を記憶から消去したとしてもやはり再び出会ってしまえば恋に落ちるものだと思います。もしこの映画のようなサービスが現実に可能だったとしても、記憶から辛い思い出を消去できることが幸せなことだというわけではないこと、そして辛い記憶から逃れても人は同じ過ちを繰り返すだけ。そんなことを教えてくれる映画です。

・「恋愛って
嫌な恋愛の記憶を消しても、また同じ人と出会って同じように恋をする。これは、人は死んで生まれ変わっても、また同じ人と出会うという運命のようなものと同じかなと思った。同じタイプの男(女)とくっついては離れくっついては離れ・・。記憶を消すくらいではこの連環は断ち切れないということだろう。ジム・キャリーはこういうちょっとサエない人をやらせたら抜群。ケイト・ウィンスレットはホントにいい役者だと思う。交錯する時間がまたややこしくていい。何回も見てしまう。この監督の他の作品も見ようと思った。

・「愛は本能
記憶を失っても、また同じ人に恋をする。その時の状況とか立場とかそうゆう細かい偶然の積み重ねでたまたま人を好きになるのではなく、その人に恋をするのは必然だった。観ていて、何がなんだか解らなくなる場面がありましたが、最終的に伝えたい事にハッとしてしまいました。恋する気持ちが魔法みたいに思えて素敵な気持ちになれました。

・「恋の痛みを知るすべての人に
2004年リリース。脚本のチャーリー・カウフマンと監督のミシェル・ゴンドリーはこの作品で第77回アカデミー賞脚本賞を受賞した。Directors Labelシリーズで素晴らしい作品を見せてくれたミシェル・ゴンドリーが監督をやり、『マルコヴィッチの穴』の脚本を書いたチャーリー・カウフマンが脚本を書き、ジム・キャリーが主演で『タイタニック』のケイト・ウィンスレットと『スパイダー・マン』の彼女役のキルスティン・ダンストとか、某大作の主演でフロド役のイライジャ・ウッドまで出ていて知った顔が画面を一杯横切る。

色々盛りだくさんだが結論的には脚本が実に素晴らしい。良い作品は脚本が素晴らしいの典型のような作品だ。そしてミシェル・ゴンドリー得意の映像技術が後半に行くほど発揮されていて、主役をはれる俳優たちが不思議に小さく素朴に見えた。

結論。恋の痛みの記憶は残しておくべきなのだ。消そうとしても記憶の方で心の奥へ奥へと逃げていき、決して消えはしない。たとえ消せたとしても逢うべきものは必ずまた逢う。お互いの欠点を挙げ連ねても強く惹かれあう。恋とはそういうものか。

・「忘却は前進ではない
恋人が自分との記憶を消したと知って、怒り、自分も同じ道をたどる男。けれど、記憶のデリート作業が進む途中で、記憶を消したくない、と思い始め、抵抗する。

付き合っていくうちに、相手のことが嫌になってしまうことってある。でも、記憶をたどっていくうちに、相手の大切さが分かる。共感してしまって、途中から目が話せませんでした。

作品の中で、記憶を消す博士のことを絶賛する女性(メアリー)が、「忘却とは前進だ」といいます。でも、この言葉の意味って、相手との記憶を抹殺することじゃなくて、受け止めて、前の恋を忘れるくらいの素敵な新しい恋をするってことじゃないかなぁと思いました。記憶を消しても、また出会ってしまうだけなんだ、とメアリー自身を見てて思いました笑皮肉な話だなぁって。

色々考えさせられる良い映画です!一回だけじゃなくて、何回も観てみたいと思いました。

エターナルサンシャイン DTSスペシャル・エディション (詳細)

マーサの幸せレシピ

・「しみじみと心が温まっていく作品
みているうちに、自分がどんどんマーサと同じような気持になっていって、リナと別れる時はせつなくて涙が出、マリオとのラブシーンのときはドキドキしました。

店の中で、仲間と仕事をしながらもなんとなく孤立していたマーサ。たしかに初めは表情が硬かったけれど、リナやマリオとの関わりを経てだんだん周りの人との関係もかわってきたりして表情も豊かになってくる。生きていくということはおもしろい。ほんの小さなことでも常に物事は流れていく。

食べることは、人の心に深く関わっているんだなあと改めて考えさせられる。そしてとても官能的でもある。映像がとても美しく楽しめる。インテリア、料理、街並みなど落ち着きがあり、やや寒そうではあるがヨーロッパ北部のオシャレ感がよくでている。音楽はキース・ジャレット、リラックスできるとてもステキな音楽でした。

派手さはないけれど、じ~んとしみてくる、オトナのためのあたたかい映画だと思う。

・「共感できる
キースジャレットの音楽とともに、これでもかあ~というほどのおいしそうなお料理の洪水。職場でのマーサの立場とか、プライベートのゴタゴタなど、働く女性がプラスの意味でもマイナスの意味でも共感できる内容。あの湯気のたったできたてのお料理がまた観たい!と思ってしまう。

・「文句ナシ!! 偶然の宝物
最近、ハート・ウォームな映画が見たい!との激しい衝動に駆られてっきりフランス映画かと思って購入したら、ドイツ映画だった・・・

でも、そんなコトは関係ない!内容は他のレビュアーにお任せするとして、見終わった感想は・・・実にイイ映画!!ハッキリ言って、大当たり!

コ・コ・ロ温まります。本当にオススメ!!

・「邦題は甘ったるいけれど
マーサの包丁さばきはヘンケルのナイフのように正確無比、次々に舞い込む注文に完璧な皿で応え、厳しいマネージャーの要求にも文句をつけさせない、冷徹なシェフです。でもピリピリして疲れている。そんな折、妹が一人娘を残して事故死する。フランス料理を専門にする彼女に、マネージャーはこれからはイタリア料理よ、と、調理場ではなにかと厚かましいイタリア人シェフが幅を利かせるようになる。

カウンセリングを受けにきた働き過ぎのキャリアウーマン、で始まる映画なのですが、その緊張感が弛んで、わあ、ハッピーエンド!というところでいったんエンディングタイトルが流れます…しかし、最後の30秒を見てください。これはおとぎ話ではありません。

・「だれかにごはんを作ってあげたくなる。
エプロンのひもをきゅっとしめる、そのしぐさで気持ちを切り替えて、きりっと引き締まる感じにみとれてしまった。マーサの「一人になりたいとき用冷蔵室」にイタリア人シェフの彼がずんずん入っていくシーンがとても好きでした。だってそんなふうにきちんと向き合ってくれるなんて。冷蔵庫まで。

ずっと暗くて寒くて寂しげだったドイツが、エンディングに合わせてすごくうららかな日ざしのやさしい春になっていきます。見るたびに幸せになる。誰かのためにお料理をしたくなります。なんにもつくれないけど。

マーサの幸せレシピ (詳細)

ファストフード・ファストウーマン

・「こんな可愛い『女』になりたい
大好きな映画ですっ!!細く長い手足・小さなお尻に「なんだこりゃ?!」っていうほど大きなバスト!!この物語の主人公ベラ(アンナ・トムソン)は、ダイナーカフェのウエイトレス。彼女自身の物語とそのカフェに集う「もう人生を折り返した人達の」恋物語がちりばめられています。

ほんとにほんとに小さな「優しさ」があちらこちらで見られます。

その恩着せがましくない所がとっても素敵。思いがけない出来事も出てきますが、自分の価値観をしっかり持っていれば人生ハッピーと思える作品です。

・「とってもカワイイ大人の女性のラブストーリー
主人公は35歳を迎えるハイミス。自分の仕事や恋愛や人生にイマイチ満足できずに「いつかきっと」と夢見る。どことなくコミカルでキュートな主人公が、新しい恋愛と、とある事件をきっかけに、新たな生活を手に入れていく、、、。

とにかく主人公の女性がカワイイ!大人なんだけど少女のような魅力がたっぷり。そんな主人公にたくさんの人が魅かれていきます。そんな主人公のラブコメディとしても最高ですが、ところどころで展開される脇役たちのサブストーリーも最高。見終わった後に、なんだかシアワセな気分になれます。シアワセ不足のひと、必見。

・「ウェイトレス。
男運のない30歳過ぎの優秀なウェイトレスと、そのレストランのお客の話。60歳を過ぎた男女、水商売の女性とお客、子供持ちの男など、いろんな人間の恋愛を描く。金持ちになっても、誇りを持って、ウェイトレスを辞めないで続ける主人公は素晴らしかった。

ファストフード・ファストウーマン (詳細)

GO

・「映画は本を超えられるのか。
終わりかたがいいじゃないか。原作よりいいじゃないか。校門を乗り越える。少しつまずいてみる。映像を見せられることによって、広がる世界があるということを知った。「名前ってなに?」「バラと呼んでる花が“バラ”という名前でなくなっても、その美しさと香りには変わりがない」 映画の方が響いた。(僕の場合)

・「在日という高い壁を軽やかに飛び越える若さという力
今まで原作を読んでから見た映画で面白いと思った物はほとんどなかった(バトルロワイヤルは特にひどかった…)が、この映画は違った。まず劇中で主演の窪塚洋介が男から見てもむちゃくちゃかっこいい。というか、ちょっとずるいぐらいかっこいい設定になっている。それでも違和感を感じさせないのは、彼のキャラクターだろう。

そしてこれは原作にも言える事だが、在日朝鮮人、在日韓国人と日本人の現状をテーマにしているにもかかわらず、必要以上に重苦しい雰囲気がない。実際、好きになってしまえば国籍なんて関係ないわけで、それは若い主人公にとってみればなおさらだ。日本で生まれて日本で育ったのに、偏見やイメージで自分を決めつけて受け入れてくれない無知な大人達を早々に見限って、主人公は自分の青春を全力疾走する。「広い世界を見るのだ」という言葉が全てを物語っているように、今こそ自分も顔を上げて、周りを見回してみる必要があると実感させられた。

原作を読んだ人も、そうでない人も、見ればきっと「何かを考えよう」という気持ちが沸き起こってくる映画。でも押し付けがましく「何かを考えさせられる映画」ではないのが、とても良い所だ。

・「窪塚洋介、この得がたい俳優。切れない範囲で活躍を!
窪塚洋介の「事故」には驚いた。さいわい、一命はとりとめたと聞き、一フアンとしては一安心。窪塚洋介を映画で見たのはこれが最初。それまで、テレビのコマーシャルなどでなぜか気になる存在だった。90年代、映画好きの私でも日本映画にいくつかの例外は別にして、およそ退屈していた。見たいと思う作品があまりにも少なかった。これは音楽も同様だった。60近い年のせい、という指摘があるかとも思うが、本人はそうではないと思っている。そんななかで「GO」でようやく、映画の窪塚洋介を始めてみた。窪塚洋介という俳優は若手では珍しく、自分の演じるキャラクターにたちどころにリアリティを与える事のできる貴重な存在と感じた。チョッと怖くなるなるくらい、役に入り込む。「在日」を扱った作品でも秀逸だと思う。妙に被害者意識に立つのでなく、ストレートに描いている。02年ワールドカップ共催で、もはや「在日問題」はない?そんなことはないでしょう。歴然とあると考えるのが当然でしょう。差別というのはなくなりかけたと思うと深く潜り込む。とまれ、窪塚の快演、脇を固める山崎務、大竹しのぶの存在感と圧倒的な演技でこの映画は私が久しぶりに興奮した日本映画となった。以降、窪塚君の「ピンポン」「クリーニング」などの旧作、そして、「凶気の桜」を見てますますフアンになった。日頃の言動も含めて、なにか危うさも感じていたが、自身が「凶気の桜」となって散らないで欲しい。そう願う。

・「GO!!!
今の世の中を切り裂いていくような今風で斬新な映画です。「生きている。恋をする。文句あっか。」恋とか友情とか人種とか色々なことに悩んだり傷ついたりして、日本と韓国の壁を越えていこうとする杉原がものすごくカッコいいです。日本人ってすごく視野が狭いんだなぁ・・・と思わされてしまうような映画です。これを見るとものすごく勇気や元気が沸いてきて、あぁ自分こんなんで悩んでたんだ。って思えてしまいました。私はこの作品に心からありがとうと言いたいです。

・「日本アカデミー賞8部門獲得に納得!
難しい在日問題を背景にしながら、痛快に描いてみせた素晴らしい映画だと思いました。主人公を演じた窪塚洋介、その恋人柴咲コウ、窪塚の両親に山崎努と大竹しのぶ。出演者がベストと思える好演。日本アカデミー賞8部門獲得したのは伊達じゃない。

この映画のように、日本社会に長く横たわる在日問題が政治的にも、人の心の問題としても、すっきりとする日を待ち望んでいます。この映画は、そのために大きな影響を与えることになるでしょう。こういう映画を日本映画界はどしどし生み出してゆくべきです。

GO (詳細)

ミー・ウィズアウト・ユー

・「女の子は必見!
映画館で観たんですけど、わざわざ足を運んだかいがありました!雰囲気がすごいいい映画でした。映像とか音楽とか色んな意味で。実際にあんなドロドロした友達関係ってそうそうないと思うけど、でも観ててなんとなんとなく共感できてしまう感じでした。女の子は絶対観るべき!もうとうに主人公たちの年齢より過ぎてしまった方たちでも懐かしさに胸をつかれるような感じを感じれるよ思います。時代と成長と共に変わってく主人公たちのファッションもすっごいかわいい!!

・「ジャケットのイメージより随分繊細な映画でした。
なんとな~くジャケットのとんがり具合(忘れたけどなんとかのイカレ娘?!とか?)が気になって、はずれかなー?と思いつつ見たんですが、歌い文句とは全然違う感じで、繊細な感じがとてもいい感じの映画でした。くだらなくもなく、あとくされもなく、なんかとても好きな感じです。

恋愛云々とかだけでもないし、なんか沢山の感情を感じることが出来て面白かった。それにお兄ちゃんの人めっちゃかっこええし。青春映画!!って感じでもなく、青春過ぎた私も十分満足できました。期待せずに見たら、その倍満足が味わえるかな。確かに女の子向きです。結構オススメです。でも星は4つかなって感じ。

・「女性にしかわからない葛藤
女性ならば誰しも自分とかぶるシーンがあるかと思います。自分の過去とフィードバックして、いやな気持ちになるシーンもちょこちょこありましたが、劣等感にさいなまれながらも、夢と信念を持ち続ける主人公にちゃんと救われました。サントラもいいです。20代後半の女性におすすめ。

ミー・ウィズアウト・ユー (詳細)

イグジステンズ

・「B級映画の傑作! A級でなくても楽しめるという人は是非御覧下さい。
B級~、な本作です。しかしながら、なんというか、本作品は傑作だと思います。多くの方はストーリーにまず目を向けられると思いますが、私は撮り方が気に入りました。ジュード・ロウは、本作でも本当に素晴らしい。しかしながら、ジュード・ロウのパーソナリティの「ある部分」に着目して、ここぞとばかり描く監督は天才です。それにしてもこんなに撮るのがうまいのに、何故にしてここまでB級っぽく作りこむのか。ですが、この辺のセンスは常人には理解を超える範疇であって、監督の不思議な天賦の才能なのだと思いました。うまい、、、だけどなんでこんなにB級にこだわるのか、、、。主人公の女性、及び、色々な備品、背景、状況、他の役者等、全てに監督の非凡な才能が細かく照らされています。次々と押し寄せてくる微妙に非条理な設定。そして、最後に判明する非条理な世界の理由。最後まで見て、ストーリーだけに目を向けると文句を言う余地が出ると思いますが、ストーリーを反映する内部世界の非条理な映像作りと、濃厚な情感の世界構築に監督の天賦の才能を見、繰り返し鑑賞しています。映像作りの微妙なニュアンスを楽しめる人は、是非御覧下さい、お勧めです。監督、及び、作品そのものはかなりトリップ状態にあるので、平均的なものに飽き足らない方も是非。また、最後に一言付け加えると、通りいっぺんの型どおりのレビューでは描写しきれない微妙に複雑な精神構造を垣間見せる本作と監督の精神状態は、なかなか言葉で解説しにくい対象であると感じました。

・「ややっ
意外と評価低いですね?俺はクローネンバーグっぽくて好きですが…それともクローネンバーグブランドに騙されているのか!?(笑)直接的な描写は無いのに相変わらずエロチックですv

・「カマされたジュードロウの吹っ飛ぶ様に笑った
夢落ちが逆進行していくような難解な作品でした。”与えられた配役に成り切り演じる”ことと”現実と錯覚するほど空想の世界に浸る”まるで演技者としての真価を問われている様で、演技する俳優も大変だった事でしょう。初めから巧いという認識のウイレムデフォーやイアンホルムはともかく、ミーハーなイメージしかなかったジュードロウの演技力の底の深さに感心し見方が変わりました。で最後にチョイ役でサラポーリーが出てくるわ、本当に濃い作品だわ(笑)見終えたら、ドッと疲れた。クローネンバーグらしい空気感すら表現させる映像が大変素晴らしいと感じながらも、やっぱこの作品は好きになれないなぁ・・・

・「肝心のゲームが・・・
ストーリーのラストはなるほどと言わせるものがありました(友人はそのまんまじゃんと言ってましたが)。中盤のストーリー展開の描き方が雑でいまいち話の方向性が示しきれていなかったのが残念でした。有機質な物体の表現は毒がないのでスプラッター映画という表現ははずれているように感じました。「ビデオドローム」等がOKな人は全然大丈夫。ある意味デビッド・クローネンバーグ監督のファンだと物足りないと思うかもしれません。肝心のゲーム自体がそれほどおもしろそうに見えなかったのは、結構決定的に欠点かもしれません。

・「変わった雰囲気
ジュード・ロウが出てたので、監督などにこだわらず見てみたんですが、体に穴開けてゲームするなんて、変わった発想。体感系ゲームなんて、なんか面白そう。

でも、まさかグニョグニョ系の生ものっぽい雰囲気だとは知らず、ちょっと驚いたけど、期待せず見たわりには、おもしろかったかも。

イグジステンズ (詳細)

秘密と嘘

・「偽りの安堵を求めてしまう私達の弱さ
相手を騙し不当に利益を得るためにつく嘘もあれば、相手を愛するがゆえ残酷な真実を覆い隠すためにつく嘘もあります。しかし、むしろ後者の方が、愛する人もさらには自分自身も際限なく傷つけ苦しめる、真実以上に残酷な嘘となり得ることを私達は知っています。知っていながらも真実から目を背け、偽りの安堵を求めてしまうのが私達の弱さであり、その弱さを丹念に描き切った本作品には多くの方が感情移入できるでしょう。この映画の主軸となるシンシア家とモーリス家の人間はみな「秘密と嘘」を抱えており、一様に憔悴した彼らの表情からは現代社会の病巣が垣間見えます。が、養母を失った黒人女性ホーテンスの決断と行動が、周囲も自分自身も傷つけながらも、2つの家族に横たわる真実を明るみにしていきます。そして、真実と同時に隠されてしまった偽りなしの家族愛もが劇的に引き出され、彼らの憔悴した表情が一変していく様は、観る者の心を強く強く捉えます。長回しのガーデンパーティーのシーンは必見。秘密と嘘を笑顔で覆い隠し、食事を楽しむ、いや楽しんでいるように振舞う姿は、痛々しくすらあり、単なる談笑シーンが非常にスリリングなものになっています。見事な監督手腕でしょう。パルムドール受賞うんぬんではない、真の名作であり、是非多くの映画ファンに観て頂きたい作品です。

・「誰も知らない
マイク・リー監督は脚本を書かず個々の役者達と役について長い期間話し合うという。役者達は役になりきってカメラの前に立つ。彼らが話す言葉は彼らの心が紡ぎだす本当の言葉。僕達の生活に脚本がないように彼らの世界にも脚本はない。

映画の中のすべての「秘密」と「嘘」は本人達しか知らない。僕達の世界と同じように。

何気ない人生のひとコマを描いているだけなのにこんなに引き込まれるのはなんでだろうか。見終わった後に自分の人生も捨てたもんじゃないとほんのり思えるそんな映画です。

・「文句言わせろ!
大きな賞(カンヌ)取る様な作品を いつまでも ほっとくんじゃねぇーよ!

おい!メーカー!早くトールケースで再販しろ!

我々 見たい側は勿論 作り手側に失礼だろうが!(怒)

・「主演女優の演技に感動
白い肌の母親と黒い肌の娘。生まれてすぐ生き別れになったけど、やがて再会する。しかし、母親にはすでにもう一人娘がいて、その娘は「姉」と複雑な初対面を果たす。白人と黒人が混ざるアメリカ社会ならではの問題を題材にした作品。この映画の見所は、なんといっても主演女優のブレンダ・ブレッシン。生き別れの娘が連絡してきた時や、家族に「実はあの娘は私の娘なの」と打ち明けたときのおどおどした様子を見事に表現している。不安ながらも家族に理解を求めようとする彼女の切迫した演技についつい見入ってしまう。最後はなんともいえない切なさが残りながらも、人間はどんなことがあっても幸せになれることを教えてくれる映画。

・「上映時間は長いのに…
2時間以上の上映時間を長く感じさせない映画。主要登場人物も少なく、アクションも複雑なプロットもないにも関わらず、です。ストーリーもいたってシンプルなんですが個々のキャラクターの内面とその変化をしっかり描いていていつの間にか引き込まれています。一見幸せそうに生きている人たちにも実はそれぞれ深刻な問題があり、一見出口のない不幸な生活をしている様にみえても内面がしっかしりていれば幸せに生きられる、そんな事を教えられる作品です

秘密と嘘 (詳細)
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