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▼戦局を一転させる逆転を可能にしたリーダーシップとは?:セレクト商品

戦略の本質 (日経ビジネス人文庫) (日経ビジネス人文庫 (の1-2))戦略の本質 (日経ビジネス人文庫) (日経ビジネス人文庫 (の1-2)) (詳細)
野中 郁次郎(著), 戸部 良一(著), 鎌田 伸一(著), 寺本 義也(著), 杉乃尾 宜生(著), 村井 友秀(著)

「企業戦略にも役立つ「良書」」「戦史における戦略」「調査報告のような本」


失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫) (詳細)
戸部 良一(著), 寺本 義也(著), 鎌田 伸一(著), 杉之尾 孝生(著), 村井 友秀(著), 野中 郁次郎(著)

「あなたの会社は、旧日本軍になってませんか?」「日本人の行動特性は変えられないのだろうか」「旧日本軍の組織と現代日本の組織・・・これは名著である。」「今、考えないといけないこと」「組織を研究するにはよい」


戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ (詳細)
野中 郁次郎(著), 戸部 良一(著), 鎌田 伸一(著), 寺本 義也(著), 杉之尾 宜生(著), 村井 友秀(著)

「失敗の本質の姉妹書ではなく「別物」として読む本」「逆転の戦略の意味するもの」「戦略の本質を読み解く」「類書を凌ぐ」「深い示唆に富んだ本質論」


全社一丸!儲かる経営計画書のつくり方全社一丸!儲かる経営計画書のつくり方 (詳細)
市川 善彦(著)

「スゴイ経営計画書でした!!」「ちいさな会社(100人以下くらい)の経営者必読の書!」


あたらしい戦略の教科書あたらしい戦略の教科書 (詳細)
酒井 穣(著)

「組織内部で自分の立場をどのように確立していくかを考えている人には,必要不可欠な本であると言える。」「「現場が実行できる戦略には何が必要なのか」がテーマ」「部長以下は必読」「戦略+インタビューノウハウ 1冊で2度オイシイ」「仕事だけでなく人生の戦略にも役に立ちます」


だれも教えてくれなかった社長業―「どうすりゃいいのさ!親父さん」僕らは二代目経営者だれも教えてくれなかった社長業―「どうすりゃいいのさ!親父さん」僕らは二代目経営者 (詳細)
市川 善彦(著)

「かゆいところに手が届く最高の経営書」「内容が100%同じ本です!」


人生に・経営に成功する半分の法則人生に・経営に成功する半分の法則 (詳細)
市川 善彦(著)

「「半分の法則」は、本物の成功法則です。」「「半分の法則」は、人生の素晴らしい法則の一つです。」「ユニクロと松屋の法則」


大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫)大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫) (詳細)
堀 栄三(著)

「戦争と情報-現代にも通じる必読の書」「これでいいのか、日本のリーダー.」「ビジネスマンが読むべき一冊」「堀情報参謀、あるいは「マッカーサーの参謀」」「大変な良書、しかしまだその奥には」


我謳(ガオオーー)!!―人生に喝(勝つ)!経営に喝(勝つ)!生きる勇気が湧いてくる本我謳(ガオオーー)!!―人生に喝(勝つ)!経営に喝(勝つ)!生きる勇気が湧いてくる本 (詳細)
市川 善彦(著)

「挫けそうになった時にガオオ〜〜〜〜〜〜〜!!」「がおお〜〜〜〜〜〜!!」「我謳(ガオーーーーーーーー!!)」「勇気を与えてくれる本」「元気をもらえます」


幸せになる法則幸せになる法則 (詳細)
市川 善彦(著)

「生きる勇気がわいてくる」「さわやかで清々しい」「大切な教えが書いてあると思います」「自己啓発を超えた最高の本」「すごく納得」


分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学 (詳細)
トーマス・H・ダベンポート(著), ジェーン・G・ハリス(著), 村井 章子(翻訳)

「データはこのように活かすのか」「ビジネスインテリジェンスの価値を知りたい人に読んでほしい」「これからは分析力」「結局トップの意識だ」「 分析は競争力の源泉になるか…. [2007/11/17原書review]」


小さな会社 生き残りのルール小さな会社 生き残りのルール (詳細)
市川 善彦(著)

「生きた経営ノウハウがここに!」「実録の迫力が凄い」「著者から強いエネルギーをもらおう」「わかりやすくて最強の不思議な中小企業経営哲学」「明日生き残るためのルール」


実録!小さな会社の「営業のすごいしくみ」実録!小さな会社の「営業のすごいしくみ」 (詳細)
市川 善彦(著)

「小さな会社の営業のバイブルです。」「この本は非常に実践的で即役立つ」「目からウロコの営業テクニック」「この本で営業所トップの成績を上げました」「【はじめて、「もっちりシール」と知りました。】」


21世紀の国富論21世紀の国富論 (詳細)
原 丈人(著)

「こんな日本人がいるということ自体うれしい」「経営における呪文の正体とは?」「きっと日本を変える一冊になるでしょう。」「読むと勇気が湧いてくる」「日本復活に向けた具体的な提案」


リーダーのための「イソップ童話」の正しい読み方 (nagasaki business)リーダーのための「イソップ童話」の正しい読み方 (nagasaki business) (詳細)
市川 善彦(著)

「この本は、私の人生航路の羅針盤になりました。」


会社は頭から腐る―あなたの会社のよりよい未来のために「再生の修羅場からの提言」会社は頭から腐る―あなたの会社のよりよい未来のために「再生の修羅場からの提言」 (詳細)
冨山 和彦(著)

「超理論家が辿りついた経営論」「読んでてなんだかすっきり」「三枝匡氏と通ずる生々しさがあります。」「ほとばしる経営のリアリズム」「人や組織はインセンティブと性格の奴隷」


その時、会社が動いた 経営コーチが語る良い会社悪い会社36の決断その時、会社が動いた 経営コーチが語る良い会社悪い会社36の決断 (詳細)
LLP藤原KAIZEN研究会 編著(編さん), 日本経営コーチ協会(監修)

「経営ど素人の私も理解しやすい本♪」「経営者の仕事とは何か?」「豊富な事例で興味深い」「会計事務所の職員さんに最適」「経営コーチの活躍に期待!!」


プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編)) (詳細)
P・F. ドラッカー(著), Peter F. Drucker(著), 上田 惇生(著)

「「プロ」とは?」「これ一冊でとりあえずOK」「プロのビジネスマンになりたい人は、必読。」「とても当たり前のこと」「人事の教科書としても最高」


自分の人生を変える方法自分の人生を変える方法 (詳細)
市川 善彦(著), 柳瀬経子(著)

「一歩踏み出せない人におすすめ!」「この本を読めば人生が変わります」「ラッキーな自分に生まれ変わりました♪」「ああ!!壮絶な人生!!」「人生負けない!」


暴走する資本主義暴走する資本主義 (詳細)
ロバート ライシュ(著), 雨宮 寛(翻訳), 今井 章子(翻訳)

「大きな問題提起」「経営ビジネスという観点から会社の方向性を決める立場の人にはぜひ読んでもらいたい本。」「もやもやとしていた現実感覚が、急速に研ぎ澄まされ、そして構築されていく世界観」「日本人こそ読むべき書」「現代社会を理解するための必読書」


格差はつくられた―保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略格差はつくられた―保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略 (詳細)
ポール・クルーグマン(著), 三上 義一(翻訳)

「ポール・クルーグマン吠える」「経済格差は、グローバル経済化が理由ではない」「なぜアメリカはこんな酷い国になってしまったのか」「政治のイニシアチブによる格差」「本書に見られるような議論を通じて再び健全な国を築いていくことを期待したい。」


自分の小さな「箱」から脱出する方法自分の小さな「箱」から脱出する方法 (詳細)
アービンジャー インスティチュート(著), 金森 重樹(著), 冨永 星(著)

「「箱」の存在を知るだけでも読んだ価値があったってもんです」「コーチングやカウンセリングetc...を学ぶ前に」「箱」「誰でもこの「箱」を持ち歩いている・・・」「考えてみよう」


さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かすさあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす (詳細)
マーカス バッキンガム(著), ドナルド・O. クリフトン(著), 田口 俊樹(翻訳)

「目からウロコ!」「自分を知るためにも良いと思います。」「才能とは無意識に繰り返される脳の思考パターンだった」「自分で認識していなかった強みにも気づく」「念入りなデータを基にして書かれた名著」


辞めない採用、即戦力の育成で儲かる会社になる!辞めない採用、即戦力の育成で儲かる会社になる! (詳細)
小山 昇(著)

「心理やノウハウを公開」「採用を考えている社長さん必読です」「必読書」「小山昇流型破りの 人材採用と育成の極意!!」「人材が財産つまり「人財」」


「やらないこと」から決めなさい! (PHP文庫 こ 49-1)「やらないこと」から決めなさい! (PHP文庫 こ 49-1) (詳細)
小山 昇(著)

「本を破かず読みました。」「「小山哲学」が詰まった一冊」


▼クチコミ情報

戦略の本質 (日経ビジネス人文庫) (日経ビジネス人文庫 (の1-2))

・「企業戦略にも役立つ「良書」


簡単にいえば、戦史から戦略について教訓を学ぶという趣旨です。

本書は逆転の成功例として挙げられている事例が多く、緒戦で負けても形勢を逆転するだけの戦略がそこのあることを事例として学ぶことができます。

最後の章では,戦争例と対比しながら,戦略の本質に関する命題が解説されています。この本を読んですぐに戦略的になれるわけではありませんが、戦略やリーダーシップについて大いに考えさせられる内容です。

・「戦史における戦略
劣勢ながらそれを逆転させた6つの戦いを紹介していて、戦史として読むと、その狙いのつけどころを面白く読むことができます。ビジネスで応用できる戦略というよりも、戦史を理解しながら読むための戦略の本といった方が良いでしょう。この本の内容を「そのまま」仕事に生かそうというのなら経営者か政治家、人を束ねて動かす立場の人に限られるのではないでしょうか。

・「調査報告のような本
活かすための本ではなく、知っておくための本だと思います。あくまでも公正で無意思(ただし悪い意味ではなく、この本のコンセプトのようです)なので、史実の報告として読んでおくというものかもしれません。個人的には、テレビっぽいなと感じました。

各章の「戦略」に対する総論(?)を読むと、買って損した気分になります。(すみません)

戦略の本質 (日経ビジネス人文庫) (日経ビジネス人文庫 (の1-2)) (詳細)

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

・「あなたの会社は、旧日本軍になってませんか?
 とても読み応えのある内容でした。 また、本書の内容は会社経営にも非常に参考になる点が多いと思いました。

 前半で6つの戦闘の経緯を詳述し、後半で6つの戦闘から帰納的に導かれる日本軍の特質を米国軍と対比することで分析しています。

 読み応えについては、単に後半で、使っている単語・文章が比較的難しい(創造的破壊、下位の組織単位の自立的な環境適応、など)ということもあるかもしれません。

 しかし、文脈で捉えれば容易に理解でき、また前半の各戦闘の説明が非常に詳細な具体例として挙げられていることで、抽象的な言い回しも十分に理解でき、かつ、抽象的にも思える文章に説得力が増します。  各戦闘の敗退の理由にはもちろん、物量に乏しいというのと技術的に立ち遅れていたという日本軍の特色もありますが、本書を読むとそれだけではなく、日本の戦略策定における原則的な考え方や組織上の問題点などが一番の問題だったと言うことがわかります。  さらに言うと、なぜ技術的に立ち遅れていたのかということもその根本的思想に原因があったことがわかり、今までの私の表面的な日本軍像がちょっと変化しました。

 これは、会社経営に大いに通じることがあり、非常に多くの示唆に富んだ内容でした。

 あなたの会社は、旧日本軍になってませんか?

 正直、お勧めです。

・「日本人の行動特性は変えられないのだろうか
旧日本軍がどうして第二次大戦で負けたのか、ターニングポイントとなったミッドウェー、ガダルカナルなどいくつかの代表的な戦いのケーススタディを通じてその理由と、失敗から得られる教訓を導こうとしている。共著の本にありがちな問題として、文体が変わってそれぞれの章が読みにくいという難点はあるものの、中身はなかなか詰まっている。ケーススタディを通じて、(1)自らの価値観への傾倒と過信、(2)論理性の不足を補うための精神論への依存、(3)対外的な情報収集能力のなさ、(4)組織の硬直化、(5)組織内のコミュニケーション不足など、現在の官僚組織にも通ずるような問題点を明らかにしている。一番なるほどと思ったのが、米軍と日本軍の比較で、日本軍には遊びがなかったという指摘。すべてが順調に進むことを前提に、余裕のないスケジュールと兵站で作戦を組み立てるといった物理的な余裕のなさだけでなく、戦時中にテニスを楽しむなど米軍の持つ精神的な余裕のなさの両方を指しているのだが、これも現代の日本人に通ずるところである。国民性と片づけてしまえば元も子もないが、何とかならないものだろうか。

・「旧日本軍の組織と現代日本の組織・・・これは名著である。
ハードカバーの初版から丁度23年、この書は名著である。文章は良く内容はとても面白い。様々な点で、日本人は全く変わっていないと思い知らされる。作戦司令部は兵站無視、情報力軽視、科学的思考方法軽視の風潮があり、独自の風土で硬直的に官僚的な思考で、現場を見ることなく机上でのプラン作り、その上に無責任極まりない。一方で現場に行く参謀本部作戦課の辻政信班長のように、現場で独断専行、無茶苦茶なことしてくれる。闇雲に突破一辺倒と敵戦力の過小評価の牟田口中将は科学的な数字、情報、合理的論理性がない。ある空気によって支配される議論と空気、その場しのぎの中途半端な行動、コンティンジェンシー・プランの欠如、超エリート集団の強固で濃密な人的ネットワーク、「間柄」中心の組織意思決定、その決定の遅れと重大な失敗、相手の過小評価と自己の過大評価、知識・情報の共有の無さ、士官学校、陸大での暗記中心、定型的な教育、信賞必罰の不徹底、どれをとっても現代日本の身の回りにあるようなことで、非常に参考になる。

・「今、考えないといけないこと
本著は言われるまでもなく、組織論の名著であります。

今の日本は、売上の拡大や、シェアのアップなど高度成長期と同じ成長モデルでの企業の成長は難しくなっており

本著を通じ教え考えさせられる組織のあり方、現在の複雑系な組織の中でも、基本的な組織のあり方は単純なモデルであり、そのモデルの構築をいかようにすべきか考えさせられました。

また、10年後、経験をつんでから再度、読み返さなくてはならないと感じました。

・「組織を研究するにはよい
本書は第二次世界大戦において、日本軍が何故敗れたのかということについて、日本軍という組織から見た問題点を検証し纏め上げられている。この「失敗の本質」においては、日本企業の病理とも言える組織的な問題を日本軍という官僚組織に焦点を当て分析しているところが面白い。そして、何故、組織というものは同じ失敗を犯してしまうのかということを再度認識させてくれるであろう。 本書では、作戦、兵站、情報、組織などなど様々な面から、ノモンハン事件、ミッドウェー作戦、ガダルカナル作戦、インパール作戦、レイテ海戦、沖縄戦という6つの作戦に焦点を当てて考察している。共通していえることは、敵情判断の甘さ即ち情報軽視、補給軽視、参謀の独善、組織の下克上など様々な問題を投げかけてくる。 発行から23年を経ているが、ビジネスマンのお勧め本としても本書はベストセラーとなっており、日本軍を研究するもののみならず、組織を運営する人にも読んでもらいたい良書といえる。

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫) (詳細)

戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ

・「失敗の本質の姉妹書ではなく「別物」として読む本
・本書には「何か物足りなさ」を感じた方々も多いことであろう。それは前作『失敗の本質』が面白すぎたからである。・前作は防衛大学関係の貴重な資料が分析されている。また、発行時(昭和59年)には、読者も戦争経験者かそれに近い経験をしている方々が多かった。・また本書が扱ったベトナム、ソビエト連邦などは前作の「日本軍・・・」に興味を持った方々には、相当話題がずれた「違和感」を感じる本と言えるのではないか。・さらに、『戦略の本質』著者野中郁次郎、戸田良一ほかとした商魂が敬遠された部分もあろう。・よって本書は失敗の本質とは「別物」として読まれた方が良いと思われる。

・「逆転の戦略の意味するもの
本書の求める読者層は極めて高いと言わざるを得ない。それは、企業競争の本質が戦争であることを理解し、日露戦争に勝利した日本が第二次世界大戦で何故あのような負け方をしたのか、そしてM.ポーターやG.ハメルなどの競争戦略論は当然知っているような読者にとっては、戦略というものが、単なる机上の作戦計画ではなく、相手との相互作用であり、かつ作戦の実践とリーダーシップに依存していることが明確に書かれていることが理解できるからである。そのような読者にとっては、サムスン電子の圧倒的な強さの前にたじろぐ日本のエレクトロニクスメーカーが、どのようにしたら再興できるのかといったことにヒントを与えてくれる良書であると思う。

・「戦略の本質を読み解く
本書は、「失敗の本質」という書と姉妹本の関係にある。「戦略の本質」では、過去の戦史の中で、成功した作戦例を取り上げ、戦略、作戦、組織、情報等の観点からどういった点が成功を収めたポイントなのか戦史を検証しているところが面白い。 取り上げられている戦史は、毛沢東の包囲討伐戦、バトル・オブ・ブリテン、スターリングラードの戦い、朝鮮戦争、第四次中東戦争、ベトナム戦争の7つの戦史を取り上げている。 その戦史を紐解く前の予備知識として、戦略とはどういったことなのかを序章および第1章戦略の系譜で取り上げている。中でも注目すべきは、グレー(コリン・グレ−:米国の戦略研究家)の議論で戦略の諸位相という17項目であろう。戦略を考える場合にこの位相を理解することにより、国家と国民と軍事の係わり合いというものが自ずと理解できる。 終章では、戦略の本質とは何かということについて、10の命題を解き明かすことにより、「戦略の本質」に迫っているのも興味深い。今まで、日本人は「戦略」という言葉を多用してきたが、その本質について理解しているとは言い難い。本書は、改めて「戦略」という概念について、考え直させてくれるであろう。

・「類書を凌ぐ
軍事以外(ビジネス、スポーツ、恋愛、処世…)に戦略を用いる場合、やはり軍事戦略が参考になる。戦史で戦略を語る書は既に多く出ているが、本書は特に次の点で新しい。(1)日中戦争、ベトナム戦争、中東戦争などを例にとり、   第二次大戦やさらに過去の戦史に偏っていた類書を凌ぐ。(2)戦略論の系譜が簡潔にして要点を捉えている。(3)「こうすれば勝てる」という安易なノウハウではなく、   書名のとおり戦略の本質を考えさせる構成である。状況も戦略も流動的なものである以上、本書が最善の戦略論とは言えないが、最善の入門書である。いかに専門知識を書き並べ思索を展開しようとすべての戦略論は入門書である。

   

・「深い示唆に富んだ本質論
過去の戦争の中で劣勢からの逆転を実現したケースを取り上げ、「戦略とは何か」に迫る一冊。

詳細なケースの分析もさることながら、本書の最大のポイントは最終章の戦略の本質を語る命題である。

命題1:戦略は弁証法である 劣勢という状況からの勝利を実現するためにはそのギャップを補完するための行動が必要である。それを弁証法という言葉で表現している。命題2:戦略は真の「目的」の明確化である これをもう少し正確に表現するならば、明確化された目的が存在しないところに対して戦略が成立しない。命題3:戦略は時間・空間・パワーの「場」の創造である 歴史的時間、地理的空間の中でパワーを効率的に発揮することが戦略である。これらの3つ要素は独立に論じられるものではなく相互に影響を与え合う。パワーの要素はハードパワーとソフトパワーの双方を認識しなければならない。命題4:戦略は「人」である 戦略の洞察と実行は人間が行う。分析的戦略論は所謂傍観者であり、本来の戦略を語るには限界を伴う。命題5:戦略は「信頼」である 戦略はソフトパワーを基盤として機能する。信頼、規範、ネットワークといった社会の基盤により戦略の機能を左右する。命題6:戦略は「言葉(レトリック)」である リーダーには戦略を表現するための言語能力が必要である。命題7:戦略は「本質洞察」である 「見えるもの」の背後にある「見えないもの」を見る能力が不可欠である。そのために、過去のリーダーたちは戦闘の最前線に赴くことで肌身でそこで起こったことを理解しようとした。命題8:戦略は「社会的に」創造される 戦争は人と人との相互作用のなかで生成され、正当化される。個人の主観に基づいて構成される以上、そこにバイアスを生む。命題9:戦略は「義(ジャスティス)」である 深い意義を伴う目的はその明確化を強くする。その明確化の中で戦略の意味合いも強化される。命題10:戦略は「賢慮」である 日常のコンテクストの中から特質を見出し、それを言語で再構成しこれを実現する能力がリーダーには求められている。

上記の要素はすべて実際の戦争をベースに分析された結果であるが、経営戦略にも通じる示唆深い内容だった。

戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ (詳細)

全社一丸!儲かる経営計画書のつくり方

・「スゴイ経営計画書でした!!
小社の従来の経営計画書は、単なる数字遊びに過ぎなかったようです。目からウロコのような斬新なやり方に最初は、「できるかな?」と思ったのですが、むしろ社員の方が燃えてくれました。小社の売り上げ倍増の立役者がこの本だったのです。著者に心から感謝しています。このやり方なら夕張市の財政も好転するかも?と思います。

・「ちいさな会社(100人以下くらい)の経営者必読の書!
経営計画書って会社経営には必要不可欠じゃないですか?でも何だかむずかしそうじゃないですか?

ところが、この本はむずかしくないです。よびりんさんの愛の経営思想、半分の法則などがフンダンに取り込まれています。

これなら、実践的で自分サイズで、無理なく、そして楽しく作っていけそうな気になります。人間重視、戦略・戦術・戦闘と3段階に分けて考え計画し実施するための無理なく楽しい経営計画書。社員を巻き込んで会社全体で作り上げる経営計画書。

「私はこういう人間です」というフォーマットがあります。経営計画書の前提の重要なポイントとなっています。社長以下全社員が書くようになっています。この点が実にユニーク。

これができる下地がある会社はおのずと成功するでしょう。これができない会社は、経営計画書作っても上意下達のカチカチの経営計画書しか作れず、そういう経営は面白くもなんともない、成長の期待できない、非人間的な会社であり経営となるでしょう。

そんな風に著者は言っているかのようです。

経営計画書にたいするイメージ、概念が変わる、そして役に立つ書。

全社一丸!儲かる経営計画書のつくり方 (詳細)

あたらしい戦略の教科書

・「組織内部で自分の立場をどのように確立していくかを考えている人には,必要不可欠な本であると言える。
 企業の組織内で自分のやりたいことをするための戦略について,具体的に詳しく書かれている。前半部分は,話が抽象的であまり内容に関して,これはというものはなかった。しかし,第3章の2の「目標設定の怖さを理解する」という項目はとても納得できた。著者は,ミニディスク(MD)の世界展開に失敗したソニーとiPodで成功したアップルについて,ソニーを批判し,アップルを褒めちぎる世論に対して批判している。そして,ソニーはMDは「立派なチャレンジだった」と評価し,またアップルは,過去にアップル・ニュートンと呼ばれる個人用携帯情報端末(PDA)で失敗している事実を挙げ,ともに優良企業であると結論づける。それは,「失敗は,成功のための必要経費」であり,アップルやソニーが,過去にこれだけ膨大な量の成功と失敗を繰り返したのも,両社が,明確で高い目標を勇気を持って設定し,それを達成するための戦略を立案し,実行することのできる優れた企業だからであると述べている。そして,明確な目標を立てての失敗を,結果論で非難することは卑怯なことであるとも述べている。私は,この本を読むまでソニーに対して批判的であったが,確かに著者の言われる通りだと納得した。失敗は成功の母であり,確かにそれができる企業というのは優良企業である。 また,第5章の1の「人を説得するための方法論を知る」で示されている人間の特徴を理解する手法の一つであるCSI(Communication Style Inventory)という「自己主張の強さ」と「感情が表に出るかどうか」の2つの軸で分類された4つのタイプの説明が非常に面白かった。そして,自分の組織内の人たちをこのCSIに当てはめてみると,確かにそのような分類になることが実感でき,さらにそれを理解することで,個々の人たちにどのように対処していけばよいのかが,具体的にイメージできた。これは,私にとって新しい発見であった。 本書は,一般論の域を出ていないかもしれないが,その内容が非常に詳細でわかりやすく,一般論だからこそ多くの人たちに当てはまることがある。組織内部で自分の立場をどのように確立していくかを考えている人には,必要不可欠な本であると言える。

・「「現場が実行できる戦略には何が必要なのか」がテーマ
戦略をたてるということは、一昔前にくらべると普通に行われるようになってきたし、戦略立案でよく出てくる経営専門用語やフレームワークもそこそこ使いこなせるようにもなってきた。

ここで問題なのは、そうやって立てた経営戦略なり、事業戦略が少なからず「絵に描いた餅」に終わり、決して実行されないと言うこと。その理由は様々であるが多くの場合、立てた戦略と「現場」があまりにもかけ離れているところに原因がある場合もある。

この本は、戦略を扱っているが、どのようにして戦略を立てればよいのかということではなくて、「現場が実行できる戦略には何が必要なのか」という視点で書かれているところが類書との違い。そこには、戦略とは企画部門が策定するだけではもはや不十分で、現場がしっかり参画しないと実行できるすぐれた戦略はうまれないという洞察がある。

非常に易しく書かれているが、奥深い内容である。

・「部長以下は必読
1回通読しただけなので、この本の本当の良さはまだ判ってないのかも知れない。でも、いい本だ。

各論をつぶさに見ていくと、「どこかで聞いたような話」多数の中に、時折新鮮な視点が混ざっている。これを拾い上げることができる人にこそ、本書は役に立つと思う。

ただ、私には良く分からないが、経営トップが読んで戦略立案に役立てる本とは少し違うような気もする。部下の自己啓発の参考に手渡すには、青本と並んで価値があると思う。

もうひとつ、この本にはブルーオーシャンの開拓法は書いてない。各戦略家の個人の力量に任されているように思う。組織の構成員皆が、自己啓発に励まないといけないのだと思う。

私自身、現場感覚がないと仕事できない人だ。その意味で、赤本も青本もバイブルだ。

また、勝間和代氏の著作を意識した点が多くて、親近感を持った。巻末の参考のDVDの「フラガール」は、私も見た。

・「戦略+インタビューノウハウ 1冊で2度オイシイ
「戦略」をわかりやすく明確に定義していますがあえて「戦略」と「戦術」の違いに関しては議論せず。

この本で何が大切か、何を伝えたいのかをハッキリさせています。

戦略の本なのに戦略の本と感じさせないのはまさに「新しい」。

より、組織における戦略遂行を重視した立場で書かれています。

またドライ情報(一般に公開されている情報)を貴重なウエット情報(人づてに入手する情報)にかえるためにインタビューの利用を推奨しています。

その項にインタビューノウハウがまとめてありますがこの内容は私のようにインタビューを生業とするものにとってはとても参考になる無いようでした。

この項だけでも本1冊分の価値を感じました。

・「仕事だけでなく人生の戦略にも役に立ちます
目的地までカーナビを使うようにナビゲートすることはとても大切で、今までやってしまった失敗を取り返そうともがいたりしていたのですが、それよりも現在地を把握して軌道修正したほうが現実的なんだなってこの本を読んで強く思いました。

人生、カーナビや羅針盤があるかないかでは全く違った結果になると思うので、この本のように戦略をつかってうまくやっていこうと思いました。

それから、人を説得する際に4つのタイプに分けてアプローチするという方法に納得。最近やっと会社でタイプ別にアプローチを変えられるようになり、それで人間関係がすごく楽になりました

酒井さんの本は本当に読みやすいですビジネスマンだけでなく、女性もお勧めです。

あたらしい戦略の教科書 (詳細)

だれも教えてくれなかった社長業―「どうすりゃいいのさ!親父さん」僕らは二代目経営者

・「かゆいところに手が届く最高の経営書
経営学、帝王学といった大上段に構えた本ではなく、実務に即した内容で、小さな会社を継承した、私にとってこの上ない手引書だと思いました。

会社を成長させるテクニックや、先代との意見相違の調整の仕方労務管理、銀行、取引先との折衝法など経営実務のカンどころを詳しく教えてくれて、感謝しています。

・「内容が100%同じ本です!
この人の本で、「親から引き継いだ小さな会社の社長業」と内容まったく一緒です!本書の名前が変わっているので別の内容が書かれているのかと楽しみにしていたのに紛らわしすぎます!!!あとがきまでまったく一緒とは。。。

一部違うとすれば表紙。巻末に2ページほどある「伝国の辞」のみです。既に上記書をお読みの方は気をつけてください。

ただし本書の内容は非常に良書ですのでお勧めできますがここまで内容が一緒の本ははじめてみました!

だれも教えてくれなかった社長業―「どうすりゃいいのさ!親父さん」僕らは二代目経営者 (詳細)

人生に・経営に成功する半分の法則

・「「半分の法則」は、本物の成功法則です。
順風の時は追い風に、逆風の時は、最強のパワーで、逆風さえも順風に変換してくれる素晴らしい法則です。

抽象論や概念論の法則に疑問のあった私にも、納得のシンプルな実践論でした。

これから人生で遭遇する、どのような難問も、この「半分の法則」で乗り越えていけそうです。

・「「半分の法則」は、人生の素晴らしい法則の一つです。
松下幸之助さんの言葉にこんなのがあります。

「自分だけが儲けようと考えてはいけない。それでは世間は成り立っていかない。半分は自分が儲けるが、あと半分は世間に差しあげる。それではじめて社会は繁栄する。」(『松翁論語』PHP研究所)

ボード・シェーファーさんの『イヌが教えるお金持ちになるための知恵』(草思社)には、収入の50%を貯金する方法が提案されていますが、お金の管理が出来なかった人には、いかんせん、難易度が高すぎるのが欠点でした。

なんと、この本は、一番初めの法則の紹介のところで、見事にこの二つの内容を体現してしまいます。しかも日本人著者だけあって分かりやすい。

毎日お金を玄関などに置いた貯金箱に入れる。貯金箱がいっぱいになったら、半分は自由に使い、半分は新しい貯金箱に移し変える。このやり方はシンプルで、実践しやすいですね。

市川さんの逆境ぶりは半端ではありませんが、逆境の中から生まれたシビアな人間観察、暖かく前向きな姿勢、そして優れた人柄が、残念ながら編集力が甘い、この本のいいかげんさを吹き飛ばしてくれます。

「半分の法則」は、これからマネー管理の主流になりますね。市川さん、ありがとうございました。感謝します。

・「ユニクロと松屋の法則
市川さんとは10年のつき合い。当時私は売れない広告屋で今後の人生に大いに悩んでいた。

人生に・経営に成功する半分の法則 (詳細)

大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫)

・「戦争と情報-現代にも通じる必読の書
「情報は常に作戦に先行しなければばらない」。この書は数ある太平洋戦争の著書の中でも他にはない貴重な記録となっている。なぜなら、「作戦課は情報部の判断を歯牙にもかけていなかった」「作戦と情報が隔離していた」という当時の日本軍の中枢には情報収集と分析を担う立場の参謀が他にほとんどいなかったからである。新任の参謀が手探りの中で情報に対するノウハウを蓄積して駆け抜けた戦争の貴重な体験や教訓がここにはつづられている。印象的なのは、堀が得ていた情報というのは特殊なものは実はあまりないということ。この方面では数少ない先人からの心構えについての教えを胸に、それこそ、それまでの米軍の攻撃パターンの情報、米国のマスコミに発表されている情報、米軍機の簡単なコールサインといったありきたりの情報をコツコツと丁寧に集めて蓄積して分析し、敵になったつもりで考え、いつしか「マッカーサー参謀」とよばれるようになっていく。「ますます複雑化する国際社会の中で、日本が安全かつ確固として生きてゆくためには、なまじっかな軍事力より情報力をこそ高めるべきではないか」。現代にもつながる貴重な教訓を多数含んだ書である。

・「これでいいのか、日本のリーダー.
大本営の情報参謀が、戦後40年近くの沈黙を守って、戦中情報がどう扱われたか、の体験を語る貴重な本.さぞ酷いものだったか、という話かと思えば、著者自身を始め、個々には諜報・情報の重要性を認識し、分析に長けた参謀もいなかった訳ではない.だが、システムとしては全く戦争国とは思えないものだった.行間から伝わる著者の嘆き・静かな怒りは、時に心を打つ.著者は引揚げ後、山下兵団の記録を書き綴り、父親から「負けた戦を書いて銭をもらうな」との叱りを受け、何十万もの声なき戦没者を慮り、沈黙を守ることになる.個々は別として、全体としては未だまともな諜報・情報機関を持たない戦略なき国家は、いつになれば著者の警告を受けとめることができるのだろうか.戦没者の無念を思う時、現状はあまりに悲しい.

・「ビジネスマンが読むべき一冊
この本は、何度も読み返しているが、その価値のある一冊だろう。旧陸軍海軍での事柄という概念ではなく、現代においても”情報音痴”といわれる日本人の江戸時代以降の伝統的(明治維新から日露戦争の時代を除く?)な意識と思考形態が、どれだけ国家や組織に損失を招くか、ということを明瞭に語っている。今のインターネット時代、情報戦といわれるが、情報とは何なのか、この著書の中でも「形を見てはいけない、本質を見よ。」と述べられ、「情報は、常に作戦に先行すべき」とか、「戦略的失敗は、戦術的成功で、回復できない」など、多くの示唆に富む言葉がある。情報関係に携わる人間はもちろん、企画やマーケティングなどのビジネス担当者にも、必読の書と信じる。

・「堀情報参謀、あるいは「マッカーサーの参謀」
敵を知ることは重要であるが、ことが戦争となると、国家の存亡がかかってくるのでその重要性は一段と増す。本書の筆者はこの難しい仕事に挑み、「マッカーサーの参謀」という異名をとるまでになる。なぜそこまで正確にマッカーサーの意図を知ることができるようになったのか。このあたり本書の白眉といえる。地理・地勢、それまでの米軍の作戦行動など、あらゆる情報を集め、分析することで「飛び石作戦」の本質を掴んだのである。この本質を掴んだ上で、現在米軍がとっている偵察行動などを地道に分析するので、次の行動が予測できるというわけである。これほど正確な情勢判断が作戦に活かされなかったのは、返す返すも残念で仕方がない。

・「大変な良書、しかしまだその奥には
本書は、太平洋戦争中、新任の情報参謀として大本営に赴任し、過去の蓄積が何もない中でアメリカ担当の情報参謀として大本営及びフィリピン戦線で次々とアメリカの「次の一手」を読み当て「マッカーサー参謀」とあだ名された元陸軍軍人がその頃のことを当時のメモをもとに振り返って記述した書である。

本書においては、いくつか警句的に気の利いた文章が記されており、これが情報の本質であるかのように考える読者も多かろうと思う。しかしながら私思うに、これは著者の言うところの「しぐさ」「枝葉末節」であって、本質の一片の現れに過ぎない。著者の論ずるところ、情報は、これを用いて判断する人の認識に大きく依存するし、また情報は、これを分析する人の迷いと洞察によって飲みその深奥を現すものであって自らの視野にあった形でしか立ち現れぬものである。仮に情報の重要性に気づいたとしても、その感想が「スパイを出すことが何より肝要」「知識を集めれば何でもわかる」というような態度であるとすれば、それはやはり戦前の大本営作戦課の態度を越えるものではないし、むしろこれは本書の著者が批判してやまない、大本営作戦課的な、情報に疎い態度であるといえるのではないか。

本書が批判する大本営作戦課のごとき態度について、さらに深い思索を試みたい方には、山本七平著「日本はなぜ敗れるのか」、戸部良一ほか「失敗の本質」を併読することをお勧めする(逆に言えば、本書はこれらの書と対抗しうる良書であるということである。)。本書は日本的組織の情報(及びその活用)に対する感度に関し思いを致すときに深い示唆を与える良書であるのは間違いないが、著者の立場、またその経験から一定の限界があるのも確かであり、上記の2冊と合わせることで、さらに奥深いものが見えてくるのではないかと思われる。

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我謳(ガオオーー)!!―人生に喝(勝つ)!経営に喝(勝つ)!生きる勇気が湧いてくる本

・「挫けそうになった時にガオオ〜〜〜〜〜〜〜!!
すべてご自分の経験に基づいているので説得力が違います。事あるごとに何度でも読んで市川さんのエキスを吸収したいと思っています。ガオオ〜〜〜〜〜〜〜!!〜が七つあるのには意味があるんですね。1お人よしを卒業しよう2反省3感謝4報恩5平常心6愛の心7物事に囚われない自由な心半分の法則も参考になりました。

・「がおお〜〜〜〜〜〜!!
楽天ブログの「よびりん人生大学」で「己に喝!人生改革1000連発」として書かれた内容の抜粋版です。

ブログでこの1000連発を一気読みした時とはまた違った感じで印刷された本を楽しみました。

横書きと縦書きの差なのでしょうか?

自分の中で響く言葉が違います。

きびしくも愛のある言葉で埋めつくされています。

「がおお〜〜〜〜〜〜!!」の「〜」にもひとつひとつ意味があるそうだ。

反省、感謝、報恩、平常心、愛の心、自由な心なんだそうです。

元気がない時に、己に喝を入れたいときに、生きるヒントが欲しいときに!ぜひ本棚に置いておきたい1冊です。

・「我謳(ガオーーーーーーーー!!)
著者の市川善彦さんは、実際の警備会社で九州ベスト3(確か2位)の会社の社長さんです。年間130日講演旅行に歩いているのに会社は増収増益!!はっきりいって机上の空論を振り回す評論家・事例だけコンサルとは訳が違います。その市川さんの渾身の一冊がこの我謳です。30個のダイヤモンドに続く時代を超えて読み継がれる本だと思います。筆者のいうあっほ〜〜〜〜〜〜〜〜!!理論は、究極の理論だと思う。しかしそれだけにプライドを捨ててアホになる捨て身になることの大切さを痛感しています。アホになるにも修行が必要だ!爆爆爆

・「勇気を与えてくれる本
よびりんさん(市川善彦氏)は、人をやる気にさせる天才です!

そのブログをまとめた本書はどんな立場、どのような状況におかれた人にとっても、必ず勇気を与えてくれる素晴しい本です。

小手先の方法論や、手っ取り早くうまく行く方法を知りたい人、他人依存の人には、まったく内容のない本です。買うのは無駄です。

熱い心をもって、ガオーーーーーーーっと進む経営者にとっては最高の本です。

起業家、経営者のみならず、自らの人生を経営していこうという人にとっては、熟読玩味、座右に置くべきだと思います。

本書を推薦します。

・「元気をもらえます
つらいとき必ずと言っていいほど開く本です。その度に元気をもらえるし、「うん、きっと大丈夫だ。頑張ってみよう。」という気になれます。

我謳(ガオオーー)!!―人生に喝(勝つ)!経営に喝(勝つ)!生きる勇気が湧いてくる本 (詳細)

幸せになる法則

・「生きる勇気がわいてくる
本書は3年前に「幸せを呼ぶ30個のダイヤモンド」として発売されたが、発売元の出版社が倒産してほとんどの読者の目に触れなかった。ところが1年後ブログで火がついて発行元には「コピーでもいいから欲しい」とかネット上ではプレミアがついて高額で取引をされる状況でした。また、これを受けてネット上で復刻版希望者を募るブログまで現れる始末、発行元で「幸せになる法則」として復刻することになったという経緯がある。内容は不幸のデパートの状態の著者市川氏がいかにして苦境を乗り切ったか、乗り切るにはどのような考え方や生き方をしてきたが30の法則としてまとめられている。本社が経営コンサルタントが書いた経営本と大きく違う点は、著者が現役の経営者で創業以来増収増益を続ける小さな中小企業経営者であること、また経営理論が全て本人自身の経営の実体験から導き出された経営理論であることです。従って本書は実践に役立つノウハウの宝箱といえます。

・「さわやかで清々しい
大変さわやかで清々しい本です。著者のお顔を拝見することは出来ませんが、きっと素敵な顔立ちをされた方だと思います。だって生き方は顔に出る、といいますから。

数々の苦難を克服され現在の地位を築いた方ですが、そこに自己憐憫などは一切なく、客観的に、さっぱりとさわやかに書かれていることに大変好感が持てました。

そして、やはりさわやかさと清々しさ。

この手の本を今までも読んできましたが、浪花節的な感じでもなく、利己主義でもなく、金儲け第一主義でもなく、ましてや親の代からの成功者でもなく。

ないない尽くしのところから捻じ曲がることなく、現在まで清々しく生きていることが大変すばらしく思いました。

かわいらしいピンクのハートの本ですが中身は中学生くらいから老若男女問わずどなたが読んでも得るところが多い本だと思います。

進路に迷っている方、何をしていいかわからない方、絶望的になっている方。

ちょっと読んでみてください。きっと何らかの答えが得られると思います。

・「大切な教えが書いてあると思います
私たちは日々過ごす日常の中で悩んだり、苦労したりしながらも少しでも幸せになろうとしている人がほとんどだと思います。しかし日常の生活の中では悪い人が得をしているように見えたり、頑張っても困難に直面することがあります。でも大切なのはそこで自分を見失わず、しっかり生きていくことなのだと本書から教わりました。

「自分が力を持つために人をだましたり、おとしめたりする人たちは一時は力を持つように見えますがそのツケは何倍にもなって帰ってくる」という教えが個人的には一番印象に残りました。

著者はご自身の凄まじい経験を通して大切な教えを本書に記しています。元気が出ないときや行き詰まったら開いてみるといいかもしれませんね。

・「自己啓発を超えた最高の本
ビジネス本、自己啓発本の枠を越えた素晴らしい本です。ビジネス書を読んで涙を流したのは初めてです。自分を高めたいすべての人にお勧めします。

・「すごく納得
本当に前向きにさせてくれる本です。

特に「なぜ悪人が成功するのか」という疑問に対する答えは素晴らしいです。今まで聞いたことのない考え方ですが本当に納得できました。

終盤は少しダレてしまいますが、それでも本当に読んで良かった、と思える本です。

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分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

・「データはこのように活かすのか
顧客データの活用と言うフレーズはどの企業でも言われており、そのためのツールとしてCRMのようなデータベースを導入している企業も多数あるわけです。ところが、こういったデータを活用出来ているかというと、実体はお寒いかぎりで、政策決定は根拠が薄い、思いつきや情緒論に傾きがちです。

本書は、データを分析することで、経営に於いて新たな視座を持ち、その結果売り上げや収益を向上させた企業を紹介しつつ、データ分析の具体的手法や、注意点にまで言及している本です。

この本に書いてある事はシンプルで、一見実行可能なように見えますが、多分日本企業に於いての最大のハードルは、データ分析を武器とする事についての「経営層のコミットメント」を得る点であると思います。そのためには小さな実績を作る事から始めるべし、と本書では言いますが、そもそもこういった新機軸の政策についての理解度というのは、えてして低いのが日本企業の実情でもあるわけです。

知識の上で、「良い事を知った」と思いますが、同時に、「自分の会社でも出来るのか?」と考えると、大きなフラストレーションのタネをもらったような気もします。

・「ビジネスインテリジェンスの価値を知りたい人に読んでほしい
近年、いわゆるビジネスインテリジェンスという概念が徐々に企業に浸透していきつつありますが、データ分析力が企業の競争優位にどのように役立つかを理解している経営者、管理者がどれだけいるでしょうか? 本書は分析者ではなく、分析力をもって経営ビジョンを掲げる経営者や管理者が読むべき本です。

・「これからは分析力
この本を読んで確信しました。これからは分析力がとても大切になるってこと。

分析力を武器にして業績をあげている企業を例にわかりやすく書かれているので分析力の大切さを身にしみて感じます。

・「結局トップの意識だ
会社の仲間5人が5冊買って読みました。データを分析する環境も意識も当然ながら普通の会社ならあるんですよね。特に複雑な分析を要するIT投資額が格段に安くなってきた。だから後はやるかどうかなんですよね。現実の問題に振り回されてしまうわけで,そこを企業トップがどれほどまでに高い意識と根気強さと、そして飽くなき探究心で努力し続けるかが勝負の分かれ目である点を指摘していました。その着眼点には多いに賛同いたしました。

・「 分析は競争力の源泉になるか…. [2007/11/17原書review]
前半ではData crunchingがビジネス分野でのどのように用いられ経営の意思決定プロセスに組み込まれているかを種々の例(例えば有名なLas Vegasのカジノ・リゾートHarrah’s Entertainmentの例とか…)を紹介し、後半ではanalyticsを企業の競争力の源泉にしていく為の方法論が展開されている。業界の consolidationが一気に進んだBI (business intelligence)の分野の啓蒙書的な感じも併せ持っているように思う。内容的には有用だとは思うが(また著者の意図もそうなのだろうが)、analyticsそのものが競争優位の源泉になるのではなく、本書で示されているような全社的にanalyticsを活用できる体制を構築・整備したうえで、データ分析に関する斬新でユニークな着眼点、及び分析の結果をアクションにつなげていく際の独創性が競争優位の源泉になるのだと思う。非常に卑近且つ低レベルな例で言えば、MS Excelでpivot tableの作成の仕方を知っているだけの人間と、経験を通じて、二次元上にどういうデータ項目を持ってくることによって何が表現できるのか?どういう切り口でデータを鳥瞰できるのか?その結果がどういうアクションにつなげ得るのか?を知っている人間の差は無限大に近いと思う。そういう意味では、 analyticsが全社的に有効に使えるレベルまでいく為には、実用的な素養のある人間の比率がある程度のレベルまで高まってくることも必要条件だろうという気がする。尚、類似の内容でdata crunchingが社会政策面等も含め幅広く応用されていることを紹介したものに、Ian Ayres著の”Super Crunchers”がある。

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小さな会社 生き残りのルール

・「生きた経営ノウハウがここに!
机上の空論は一切、登場しない。

著者が地べたを這いずり回り、水溜りに顔を突っ込んで

体得し、今なお実践し続ける経営真理が満載されている。

会社を倒産させてしまった経営者は心底思うだろう。

「もっと早く出逢っていれば・・・」と。

どこまで、この本に書かれている先人の智恵、叡智に

素直になれるか、それに全ては掛かっていいるといっても過言ではない。

・「実録の迫力が凄い
会社経営の本はどちらかというと実体験のみか経営理論に偏った内容のものが中心ですが、本書は著者の市川氏の実体験だけではなくそこから導き出された経営理論が非常に実践に役立ちます。同書でも書かれているように100%マネをするのではなく、それぞれの企業に合わせて「半分の法則」で取り入れていくことが大切と書かれています。今までの経営書の中で最も実践に役立つ内容である。

・「著者から強いエネルギーをもらおう
ダメ経営者を一刀両断にし、良い経営者を目指す人に檄を飛ばあたり、単純にして明快でまことに小気味よいです。自らの失敗と成功の経験を基に周到な考察を重ねて理論立てしているだけあって、その説得力は絶大です。もっとも、当たり前の当たり前にしか言っていないのですが、その当たり前の事を誠実に全力で実行することが重要だと説いているのですね。特に第1章の「今やらねばならないことを、すぐやれ」を心の糧にして死にものぐるいで頑張れば、必ずや道が開ける事でしょう。

会社経営で現在苦しんでいる人、将来起業し経営者になろうとしている人、グループの長の立場にある人、あるいは将来人の上に立って人を使おうと思っている人に是非とも読んでいただきたいし、読む価値があると思います。必ずや強いエネルギーをもらえると思います。一方、こういう人でなくとも、自分の会社の経営者やボスを批判的に見る物差しにもなるでしょう。

ただ一言だけ苦情を言わせてもらうと、時々例として引用される織田信長や豊臣秀吉に対するあまりに画一的な認識や、徳川家康に対する単純賞賛にも賛成できません。しかし、この一点をもって本書の真の価値を下げようとは思いませんから、太鼓判の5星です。

最後に、どんなに苦しくてもけっして笑顔を忘れずに。「笑う門には福来たる」です。

・「わかりやすくて最強の不思議な中小企業経営哲学
 誠実に着実に小さな会社を成長させ、堅実経営の法則を編み出した自称「小さな巨人」市川善彦氏の経営法則、愛のある心の経営法則、経営哲学が独特である。

 半分の法則=収入の半分で公私共に生活すること。 中まじめの法則=遊びもやるが分に応じて程ほどにやる事。 売上げ至上主義ではなく利益と現金こそ大事。現金は会社の血液。

 社長は死に物狂いで働け。社長の後姿が社風。 部下は、任せて育てろ。 見栄を張るな。見栄を捨てろ。身分相応にやれ。 オンリーワンも人の物まねから。儲かったら一点貧乏主義。など。   人間性重視の、極めて当たり前だが、どこかに個性的なものが光ってる。市川さんの魅力って何でしょうか?楽天日記でも人気ですから参考に。

・「明日生き残るためのルール
「あぁ、話が通じない大会社にはこうすればいいのか」という喜びと、 「あぁ、やっぱり小さな会社には絶対に大会社のルールが通じないのか」という残念さ、 その両方に気付く。 残念だが、それだけだ。

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実録!小さな会社の「営業のすごいしくみ」

・「小さな会社の営業のバイブルです。
難しいテクニックを屈指するのではなく客との心と心の交流を豊かにしていく。まず客に喜んでいただく。結果として受注に繋がる。ファンを増やしていく。実にシンプルです。この本で紹介されている、実例を交えた営業トークは素晴らしいの一言。経費を半分にして売り上げを倍増する方法は即、使えます。

・「この本は非常に実践的で即役立つ
営業の本はたくさんありますが、テクニックや営業の基本的な解説本がほとんどでした。この本を手にとって驚いたのは1.実名入りで実際に活用している事例が出ていること。2.顧客とのファーストコンタクトにいかにすれば成功するか...知名度のない小さな会社の営業マンはいつもこの段階で苦労しているのです。3.小さな会社でも費用を掛けずに効果の上がるポスティングを事例を入れて紹介してあること....デジタル時代にアナログ手法で成果を上げている。4.費用対効果で有効な贈り物の仕方...これは目からウロコでした。この本は本当に買ってよかった。

・「目からウロコの営業テクニック
営業ってこんなに楽しいお仕事なんだと気づきました。

・「この本で営業所トップの成績を上げました
この本は営業の秘密兵器です。

お金をかけない、目からウロコのテクニックを日々活用しています。

・「【はじめて、「もっちりシール」と知りました。】
凄く期待して、読ませていただきました。

私には、情報提供トーク事例が書かれていた本の前半より、

後半のニュースレター事例集&よびりん語録が参考になりました。

とても便利な「もっちりシール」を含め、説明の上で写真の事例が多い本でした。

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21世紀の国富論

・「こんな日本人がいるということ自体うれしい
ベンチャーキャピタリストとして世界中で数々のベンチャー企業を育成してきた著者が、テクノロジーの進化を通じて資本主義の未来と日本が取るべき道を示した本。表紙の「21世紀の」という文字が小さいことから、パッと見は『国富論』。かのアダム・スミスの歴史的著作に劣らないという自信があったのでしょう。

アメリカでは、ROEや時価会計主義など行き過ぎた株主偏重のおかげで、資本主義が破綻しきっていると言います。そして、そのアメリカの真似ばかりしている日本はもっとひどいと。著者がPUC(Pervasive Ubiquitous Communications)と呼ぶ次世代アーキチャクチャーはコンピュータに代わる新しい基幹産業になる可能性があり、その勃興は日本が世界から尊敬される国になるためのラストチャンスであるというのが本書の主張です。そのために提案する株式市場改革や、税率を下げる提案などが、やや説得力が不十分な印象なのですが、ものすごいビジョンを持った人だということは間違いなさそうです。こんな日本人がいるということ自体がうれしかったりします。

著者の考えは壮大すぎたり、また財務、経営、テクノロジーなど専門的な話にも切り込んでいるため、いきなり読んでも理解が及ばない部分が多いかもしれません。糸井重里さんとの対談に目を通してから本書を読むことをオススメします。

・「経営における呪文の正体とは?
 出張の新幹線の中で楽しく読み終えた。 

 米国のヘッジファンドを断罪している部分の切れ味が非常に心地良い。特に ストックオプションで自分が儲かるために 会社を食い物にする「CEOゴロ」という指摘は実に明快で読んでいてスッとした。米国式経営が 過剰な迄に評価されている中で 著者の指摘は冷静である。

 考えてみると 日経新聞レベルでの 会社の経営者の発言を読んでいると その時々の「経営流行語」に振り回されていることが多いのに気が付く。

 「コーポレート アイデンディティ」「リエンジニアリング」等など 今や「死語」となった 「経営流行語」がいかに多いことか。僕らは 若者達の流行を時に笑っているわけだが これを考えると 若者も 経営者も ミーハーという点では 同じような地平線に立っているのだと思う。 「企業価値の最大化」という「呪文」が ここ数年 日本でも唱えられてきたわけだが 本書は そんな「呪文」は いったい誰が何の為に唱えているのかを 明快に論じている点で実に勉強になった。

 

・「きっと日本を変える一冊になるでしょう。
今の時価総額や株価至上主義、ファンドやMBAの功罪を明確に指摘した貴重な本。もっと早く指摘されるべきだった。アメリカの追随をしている、今の株式市場や、経営の在り方が、中長期的に組み立てられず、企業の研究や製造分野に深刻なダメージを与えている。数値化された企業指標に振り回されたアメリカが、すでに疲弊し、むしろ日本にチャンスがあると著者は言う。

新たなITの将来象を提示し、ベンチャー全体の環境改善を問いかける。盲目に、アメリカのMBAの手法を模倣する日本を、鮮やかに切り捨てる著者の提言は読んでいて爽快であり、目から鱗が落ちる。

読んだあと明らかに、経済と社会を見る視点が変わった。

・「読むと勇気が湧いてくる
新しい技術による新しい産業立国論。

日本経済(国民)は内向きと批判され、一部大手メーカーをのぞいては国際的なプレゼンスが益々低下してると酷評されているが、この本は21世紀のビジネスについて新しい問題提起をなげかける。

シリコンバレー型経営者の優等生である著者は、自らの経験に基づき、アメリカ式の行き過ぎた市場原理主義・金融資本主義の蔓延にイエローカードを突きつける。そのうえで、<21世紀のミッションは、新しい技術により新しい基幹産業を興し、それによって真に豊かな社会を構築させること。日本はそのプレイヤーになる資格がある>と力強く宣言する。評論家や学者の言説ではなく、現役実務者としての提言なので重みがある。

文章は読みやすくて明快。新鮮な切り口に目からウロコの発見が多い。読むと勇気が湧いてくる本。まじめなビジネスマンや企業統治について真剣に考える人にもオススメ。むろんこれから社会に出る若い方々にも読んでほしいもの。

・「日本復活に向けた具体的な提案
ポストパソコン時代はどどんな世界が来るのか?米国で自らベンチャーキャピタルを経営し数々のベンチャーを手がけた経験から、世界の技術トレンドを予言。さらには日米の経済政策の洞察から日本が成功する政策提言に至っています。原さんが提案するこれからのアーキテクチャーであるPUC(パーペイシブ ユビキタス コミュニケーションズ)とは人間が機械に合わせてきたPCなどではなく機械が人間に合わせる使い易さインテリジェンスを持ったアプライアンスです。こういったアプライアンスは世界一便利な携帯電話でも解るように日本が最も強い分野だ。この様な転機の時代に日本が新産業を生み出して世界で成功する為の具体的な政策提案は日本政府として是非実現して欲しいものです。

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リーダーのための「イソップ童話」の正しい読み方 (nagasaki business)

・「この本は、私の人生航路の羅針盤になりました。
「金の斧、銀の斧」「アリとキリギリス」「北風と太陽」など子供の頃、親しんだイソップ物語が、こんなに優れた、「人間学」「経済学」の本だったとは、夢にも思いませんでした。

さらにイソップだけではなく、釈迦の説いた「八正道」の、今までに聴いたことも無い、斬新な解説に、心が震えるほどの感動を覚えました。この本は、「人の道」「リーダーの道」「商人の道」「家庭人の道」を指し示した現代人の「心のバイブル」だと思います。

リーダーのための「イソップ童話」の正しい読み方 (nagasaki business) (詳細)

会社は頭から腐る―あなたの会社のよりよい未来のために「再生の修羅場からの提言」

・「超理論家が辿りついた経営論
本書で述べられている、著者の経歴、再生機構での仕事、再生時の経営者に求められることなどは、前著と部分的に重複しているので、前著の読者にとっては新味のない話がいくつかある。ただ、それでも本書は経営を考える上で貴重な一冊だと思う。東大、司法試験、コンサルティング会社、トップMBAと、論理の世界を極めた著者がたどり着いた経営の境地は、実に精神論的な世界であった。メディアに登場する多くの現場叩き上げの経営者は、最後は人だ、人柄だ、人のやる気だと、人の精神に経営の多くを依存させる発言をしている。本書の著者は、彼らと逆にキャリアの大部分をコンサルタントや再生請負人として、相手先企業に乗り込んで緻密に論理立てて課題を抽出し、その改善に辣腕を振るうプロとして過ごしてきた。そのキャリアの著者が、多くの実践的経営者と同じ目線で組織のダイナミズムを捉えていることに、本書の大きな価値がある。現場叩き上げの経営者は既に知っていることを、論理を極めたエリートが体得することで、経営に新しい地平が拓けたと感じる。産業再生機構の責任者、という稀な経験をした著者が今後も日本企業再生の現場で活躍してくれることを期待したい。

・「読んでてなんだかすっきり
著者が産業再生機構での経験や長いコンサル経験から到達した経営哲学がメインの本

もう少し実際の再生現場での話も交えて欲しかった気もするがこれはこれで満足

個人的に最も印象に残ったくだりを一つ

以下は著者がバブル後の不景気に正社員の雇用を守るために新卒採用の抑制と非正規雇用の増加で乗り切った日本企業への苦言である

『日本では多くの企業が、「人は大事」といってきた。しかしそれは、企業の中にいる人は大事、と言う意味だった。それがこの時、明らかになった。企業の外にいる人間は、ちっとも大事ではなかったのだ。「人間尊重」などという崇高な理念で経営をしていたわけでは決してなかった。』

・「三枝匡氏と通ずる生々しさがあります。
人間性がモロに前面に出る「再生の修羅場」を通じて得られた知見が述べられています。他の経営書よりも遥かに生々しく、実践的な哲学を感じます。その中でも特に印象に残ったのは・・・、●経営で重要なのは「合理」と「情理」の両方を捉えること●人の行動の背景にあるインセンティブを理解することです。

(私のような)頭でっかちな戦略コンサルタントが信じている「合理」が全てではないことを思い知らせてくれます。経営を学問としてではなく、実践として関わりたい全ての人にオススメです。

・「ほとばしる経営のリアリズム
著者には「将来のことなど予測できないし分からないものだ」ということと、「人間とは所詮弱いもの」という一種の懐疑主義的な世界観があるのだと思う。それ故に(?)、著者の言う戦略(=仮説)の三要素(1.市場・顧客, 2.競合, 3.儲ける仕組み)のうち前者2つは著しく変化し易いということもあり、計画を実行しつつ常にフィードバックを得て検証し必要に応じて修正していくPDCAのサイクルを回し続けることが要諦だと説く。また、その課程で、更に重要なこととして、どんな戦略や計画を立てようが、実行して結果を出すのは、各々が異なるインセンティブや感情を持つ人間である為、論理と情理の両面で人を束ねてベクトルを併せていくことが不可欠であることを、繰り返し強調している(しかし、その前に、先ずどうしようもなくやる気のないような組織にとってマイナスとなる社員は取り除いた上で、ということだろうと思うが...)。このように書いてしまうと本書の持つリアリズムが伝わらないだろうが、(私自身は著者が2冊の著書に書いていること以外には著者のことは知らないものの)、CDIの再建及び再生機構での種々の修羅場での経験をベースにした圧倒的なリアリズムと厳しさが伝わってくる本である。特にマネジメントとは究極的には人間論であること、即ち個々人の行動の裏にあるインセンティブ(情の論理)への洞察・理解することの大切さへの種々の言及の仕方から、著者の経営への取り組み方の本気さがほとばしっていうように感じられ、多くを考えさせられると同時に元気付けられる。

・「人や組織はインセンティブと性格の奴隷
ずばっと斬った感じ。結局、人も組織もインセンティブと性格の奴隷として動いている。必ずしも経済合理的に動くわけではない。儲かる儲からないで判断しないのはこのインセンティブがそう判断しないように働いているのだ。このあたりを調整して、絡み合った縄を解いて、皆が健康的に動けるようにするのが経営者の役割。

著者は経済産業機構のCOOとして直接現場を切り盛りした。そこで見たどろどろの人間模様と、上層部がゆっくりと腐っていく様子が語られている。それは、よどんだままではなく冨山氏にスパッと切り取られてそして、距離を置いて体から分離した別の生物を見るかのように描かれている。非常に勢いがある。

また、株式会社は事業を行うために作られた法的なフィクションに過ぎないのに、会社の存在が絶対視され、会社の存在や、シニアのポストを作るために事業を始めるようになるという本末転倒な事実が問題だという。人間と同じように会社も年をとる。何も手を打たなければ、それは少しずつ死んでゆくのだ。

後半、ガチンコという言葉が頻出するようになる。経営者はガチンコの真剣勝負をしなければだめだ。大手企業同士の戦いなど「ごっこ」に過ぎないという。経営者は優等生が多い、そして財務がわからなかったりする。こういうのではなくて、負け戦なども経験し、人間的に成長しなければ日本と同じような戦い方をしてくるインドや中国との戦いに簡単に敗れてしまう。

一番心に響いたのは著者の本気さ、熱心さだ。読んだ後の最初の感想は、「スカーン」という感じ。物事の本質を突く語り方をしているように感じる。企業再生の現場においてまた、経営者としての経験からさまざまな有益な情報を得ることができるが、一回では消化しきれていないと思う。少ししたら、また読み返してみたいと思える本。

会社は頭から腐る―あなたの会社のよりよい未来のために「再生の修羅場からの提言」 (詳細)

その時、会社が動いた 経営コーチが語る良い会社悪い会社36の決断

・「経営ど素人の私も理解しやすい本♪
税理士さんの経験を本に書かれているノンフィクションです

経営関係の本は読解するのが大変ですが この本は ・会話形式で書かれている ・各セクションごとに何をすべすべきかのポイントが書かれている ・良い例・悪い例をだして比較することが出来る ・なんといっても実話

ということで読みやすくおもしろい 頭にスーっとはいってきます。 ただ単に申告のお手伝いをしてくれるだけの税理士さんはもう古い

こんな税理士さんたちに会社をサポートしてもらいたいと思う1冊です。 あなたの会社の税理士さんは大丈夫ですか?

・「経営者の仕事とは何か?
 若手税理士の任意組織であるLLP藤原KAIZEN研究会のメンバーが、これまでの経験をもとに良い会社と悪い会社の違いを見事に描いている。日本の中小企業経営の縮図がここにある。福田内閣が改造され、景気対策などに期待する中小企業経営者もいるかもしれない。しかし、本書を読むと良い会社となるか悪い会社となるかは、中小企業政策の良否ではなく、経営者次第であることがよくわかる。  そもそもわが国においては経営者教育というものがない。多くの中小企業経営者たちは、家業だから二十歳そこそこの頃から何となく「専務取締役」とか「常務取締役」といった肩書き(名ばかり役員)で仕事をしてきて、先代が退くと何となく「代表取締役」となっていたのではないか。あるいは、昨今の起業ブームに乗り「1円会社」を設立するかのごとくの経営者では、3年と続かず倒産するケースもある。  洋の東西を問わず様々な経営理論があるが、本書を読んでみて改めて「経営者の仕事とは何か?」と考えさせられた。本書では、良い会社と悪い会社について、「リーダーシップ」「マネージメント」「会計[重視・軽視]」「人材」「資金繰り」の五つの章に分けて紹介している。そして、著者たちが執筆を終えて気づいたことは、「経営者は決断力や行動力といった資質のほかに、これら五つの項目のうち、どれか一つでも欠けると経営は破綻するという事実」(あとがき)である。これら五つの事項は、一般的には経営者の仕事といえるかもしれない。しかし、僭越ながら言わせてもらうと、さらに大切なことは、あまたある経営者の仕事の中で、どの仕事にどのくらいの時間を割いているのかではないだろうか。豊富な事例をお持ちの著者たちであるから、次回作(出版予定があるのか?)を出す際には、そのあたりの記述にも大いに期待したい。 さて、本書には36のケースがあるが、その冒頭には侍の似顔絵がある。これは過去の著作でも登場するキャラクターであるが、その表情のバリエーションには「笑顔」「泣き顔」「苦渋」「しかめっ面」などと思しきパターンがある。おそらく、良い会社と悪い会社のケースを区別するためだと思われるが、それなら「笑顔」と「泣き顔」の二パターンでよいはずである。しかし、それぞれの表情の説明はなく、また良い会社のケースなのか悪い会社のケースなのか、本文を一通り読んでみないと判りづらい(タイトルからおおよそ察することはできるが…)。そのあたりの不親切さは、次回作(ほんとに出版予定があるのか?)では、「KAIZEN」していただきたいものである。 とはいえ、中小企業の経営者やこれから起業しようと考えている人、あるいは顧問先への経営支援で悩んでいる税理士の方々は、ぜひともご一読されたい良書である。

・「豊富な事例で興味深い
経営コーチを名のる30名の税理士による現場体験記とでもいうべき本。

各ケース毎に書き手が異なる為、文章に巧拙があるのだが、それがこの体験記が真実である事を裏付けているようにも思える。

すべての項目において、内容の説明と共に「経営者」と「経営コーチ」との会話が記述されており、深い内容のものでも小説を読むようにすらすらと読み進める事が出来た。

私は著者の方々と同じ税理士であるが、この本を読むと、私自身も似たような現場に遭遇した事を思い出させてくれる。「いるいる、こういう社長」と苦笑いしながら読む場面もあり、また、「あの時、こういう対応の仕方(指導方法)もあったか。」と、勉強になる部分も少なからずあった。

税理士もしくは会計事務所の職員など経営者の方々と話す機会の多い読者にはお薦めの本だと言える。また、勉強熱心な経営者の方々にも是非読んで欲しい一冊である。

・「会計事務所の職員さんに最適
大勢の税理士の合作であるため、一つ一つの文章の出来にバラツキがあったり、失敗例とされた会社も一度は顧問になった会社であるのに、ちょっと言い過ぎかなと感じる面はあります。

ただ、それもきれい事ばかりの教科書ではない現場での臨場感がなせることなのでしょう。

経営の現場でのターニングポイントを疑似体験できる、会計事務所の職員さんにとって有意義な一冊だと思います。

・「経営コーチの活躍に期待!!
若手税理士が共同執筆した経営現場ドキュメンタリー本。複数の筆者の手によることは文章の巧拙や文体が整っていないことからよく分かるが、それがむしろ新鮮で、自らの関与事例を赤裸々に語ることも複数の筆者による共同執筆ならでは。企業を題材にした小説の如く、興味深く読ませていただいた。税理士の仕事を「決算申告」「税務署との折衝」と捉える我々の世代とは違い、『経営コーチ』業に使命を求めている若い力を、企業経営者との会話の端々に肌で感じた。若手起業家・経営者、税理士・会計事務所職員、そして、税理士志望者におすすめの一冊。

その時、会社が動いた 経営コーチが語る良い会社悪い会社36の決断 (詳細)

プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))

・「「プロ」とは?
 職場の上司や先輩からまま聞く「プロ意識を持て」、「プロフェッショナルであれ」という言葉。では「プロ」であるということはどういうことなのか。そういった疑問にこの本はうまく答えてくれるものです。

 著名人の書く「プロ」本と比べると個人レベル経験や成功体験という点でやや具体性に欠ける部分がありますが、その内容をもとに自身の仕事に取り組む際の心構えや、仕事を通していかに成長し身を立てていくか、といったことの参考になります。実際、私自身もとある分岐点でこの本を手に取り、今まで自分を反省し、これからの自分はどうしたいのか、どうやって成長していきたいのか、という指針にしています。

 前述しましたが、この本は個人の成功体験談やいわゆる「HOW TO」本とは異なり、個人を取り巻く環境や社会を織り込んだ上で、一人一人がどのように考え、行動していくのかを表した本です。そういった点で「プロ」とはどういうものなのか、とよく考えさせられます。ですので、これから読まれる方は今の自分の状況や考え方と照らし合わせながら読まれることをお勧めします。特にこれから就職活動や仕事を始められる方にお勧めします。

・「これ一冊でとりあえずOK
産業社会からの歴史を振り返りながら、ビジネスについてはもちろん、セルフコントロールの仕方や上司・部下の付き合い方についてもバランスよく書かれている一冊です。ドラッカーの入門書としても最適だと思います。

ビジネスにおけるプロフェッショナルの条件をひとつひとつ知ることができるのでビジネスマンや経営について勉強している人は一度読むことをおすすめします。

・「プロのビジネスマンになりたい人は、必読。
ドラッカーの本は、とても読みやすく、わかりやすく、かつ世界と日本の歴史がふんだんに盛り込まれているので、あっという間に読んでしまいます。同書は、30代のビジネスパーソン必見です。その理由は、「これからどうやって生きていけばいいのか?どうやって働いていけばいいのか?そのポイントは何か?」ということが具体的に解説されているからです。どうやって勉強すればいいのか?」「時間はどうやってつかうか?」「何に価値を見出せばいいのか?」「成果をあげるには?」というノウハウを具体的に示してくれます。

・「とても当たり前のこと
誰だって成果を出したい、成功したい、人に認められ たいと思いますが、そのための方法、どんな人にも 当てはまるであろうし、どんな時代でも適用される 普遍的な方法が書かれています。 そしてとても驚くことは、その方法とはごくごく 当たり前なことであるということ、そして多くの人は その当たり前のことを日ごろはまったく忘れていること です。 私は3回読みました。もっともっと読むと思います。 みなさんも何度も何度も読んでみてください。 何度も驚き、気持ちを新たにすることができると 思います。

・「人事の教科書としても最高
私は職務がら、ドラッカーを「目標による自己管理」の提唱者として読んでいます。本書は、人事のための本として読んでも、体系的にまとめられていることと、その深さ、その新しさにおいて、必要なときに戻って来るべき本だと感じています。世の人事担当者の方にはバイブルとして頂きたい本だと思います。

さらに、世のマネジメントの本がいかにドラッカーから多数引用されているか、再認識もできると思います。このような分野でドラッカーを超えた人はまだいないと思います。

プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編)) (詳細)

自分の人生を変える方法

・「一歩踏み出せない人におすすめ!
ああしたい

こうしたい

そう思っているだけでは何も変わりません。

具体的に行動しなくては。

でも・・・

行動するには勇氣が必要です。

溢れるばかりの元氣が必要です。

そんなアナタにおすすめの一冊です。

・「この本を読めば人生が変わります
愚痴を言う前にこの本を読めば、自分の今抱えている問題が、実に小さなことだったことに気づきます。実体験から語られる内容の濃さはさすがの一冊です。

・「ラッキーな自分に生まれ変わりました♪
この本は、とっても元気がでます。人は幸せになるために生まれてきたことが実感できました。

この本で解説してある、三種の神器を早速、身に付けています。本当に凄いパワーがありますね。完全にラッキーな自分に生まれ変わったようです♪

・「ああ!!壮絶な人生!!
どんな試練も乗り越えて人生を逆転させて幸せになれる素晴らしい内容です。明るく元気なパワー満載の最高の自己啓発本。「幸せになる法則」と併読されることをお勧めします。より一層の幸せを引き寄せますから。

・「人生負けない!
自分の抱えている、不平、不満、不自由、不安など、この本を読めば、どこかへ吹き飛んでしまいます。実体験で語られたこの本は魂を揺さぶり前向きに生きよう!という気持ちにさせてくれます。

自分の人生を変える方法 (詳細)

暴走する資本主義

・「大きな問題提起
米国の資本主義と民主主義の保たれていた均衡が経済のグローバル化により崩壊する。経済の力が消費者と投資家の権力を増大させ、「超資本主義」が民主主義を蹂躙する。超資本主義が優勢になればなるほど、格差の拡大、雇用の不安定、環境問題などその負の部分が社会に蔓延するようになる。これらのプロセスが実によく描かれている。

超資本主義が勝利した米国の状況が今や日本やEUでも起こり始めている。資本主義の負の実相をよく表していて、この問題提起に対して民主主義が資本主義との折り合いをどのように付けていくのか、深く考えさせられる一冊だ。

・「経営ビジネスという観点から会社の方向性を決める立場の人にはぜひ読んでもらいたい本。
 アメリカ発の金融クラッシュが現実のものとなりつつある今日。 なぜそうなったのか、本質的な問題にひとつの答えを出しているのが本書である。 そのことを、クリントン政権での労働長官、そして、今や、オバマ候補の政策ブレーン というアメリカの政策に大きな影響力を持つ著者が述べていることの異議が大きいと思う。

・「もやもやとしていた現実感覚が、急速に研ぎ澄まされ、そして構築されていく世界観
読書の目的: 原著「Supercapitalism」の評判の良さをBlogや雑誌で見聞きして、読んでみたいと思っていたところ、書店で翻訳本を発見。勝間和代さんの推薦文が帯に載っていたこともあり、購入しました。原著の評判が良い理由を知りたかった。

読後感、感想: もやもやとしていた現実感覚が、急速に研ぎ澄まされ、そして構築されていく世界観。  民主主義の代表である「市民」、「労働者」が、資本主義の代表である「消費者」、「投資家」にないがしろにされていく現実を表す。いずれの役割も"私たち"であることに変わりはないが、超資本主義に飲み込まれていく民主主義を支え、対処していくのも"私たち"である、という理解です。  個人として体感していた"現実風な出来事"が、具体的な事例・分析により的確に表現、叙述されている。この本を読んでいる最中でさえ、民主主義の代表である「市民」、「労働者」たるよりも、「消費者」、「投資家」として『いかに現実に向き合うか、行動を選択するか』ということを考えていた。それほどまでに、"超資本主義"は私の身体の中の現実になっている。

 本書は、資本主義と民主主義のパラドックスを説き、資本主義の発展について触れ、"私たち"に備えられた二面性について語る。そして、民主主義とCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)が立ち行かない現実を受け入れた上で、その処方箋を提言するに至る。  しばらくしたら、もう一度読みたい。

・「日本人こそ読むべき書
民主党陣営の一員でありながら、実に公平で冷徹な視点。「経営者が悪い!」としか言おうとしない人間を、むしろ問題解決を遅らせていると一刀両断。また一般に言われているようなレーガン政権による新自由主義改革が今日の格差を生んだとする説や、ウォルマートは反社会的企業だとする見方も完全に否定する。それはテクノロジーやグローバル化の流れの中での不可避な出来事であり、それを促したのは他でもない、投資家と消費者自身であると述べる。そして、このような視点に立つことこそ、まずは問題解決に必要なことであり、自分に都合のよい見方しか出来ない人間は、たとえ民主党の人間であっても有害だと言う。「原因とか対策とか、そういうのよくわかんないけど、とりあえず国と大企業が悪い!」しか言えない日本の野党やバカ論者は、ぜひともこの次期米国政権スタッフ有力候補の論を読み込んで欲しい。とにかく、野党のレベルが上がらないことには日本はどうしよもないのだ。

・「現代社会を理解するための必読書
 アメリカにおける資本主義は構造的に変質した。一部の大企業が規模の経済を活かして寡占状態を維持しつつ、さまざまな利害を調整することで、われわれの市民としての生活をも向上させてくれていた時代は、1970年代に終わりを告げたのである。そしてそれ以降、つまり「超資本主義」の時代においては、技術革新やグローバル化、規制緩和の結果として、消費者と投資家の利益のみを目指して行動する企業群が登場し、地域社会の解体や環境問題、低開発国における人権侵害、高い所得格差などの大きな(市民的?)弊害が生み出されてきたのだ。 こうした「超資本主義」をめぐるライシュの議論は明快であり、種々の事例に沿った解説には説得力がある。また政治家や経営者の欺瞞性やCSRの偽善性などに対する舌鋒鋭い批判は、政策の裏を知り尽くした人だけに書けるものであると思う。本書がわれわれの生きている「超資本主義」社会を理解するための必読書であると考える所以である。 「超資本主義社会」において、失われてしまった市民的行動、つまり民主主義的原則を取り戻すには、一言でいえば、企業に何かを期待するのではなく、アトムとしての市民が自らの主張を政策に反映できる環境を作っていく必要がある、とライシュは考えているようだ。そのためにまず肥大化した企業の力を削ぐような政策が提言されてもいるわけだが、それと同時に個々の市民の側も現状を正しく認識する目をもち、企業のPR活動を真に受けないだけのメディア・リテラシーが必要なのではないだろうか。試されているのは、われわれの市民としての質でもあるのだ。 

暴走する資本主義 (詳細)

格差はつくられた―保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略

・「ポール・クルーグマン吠える
おもしろく読めました。中産階級が徐々に形成されたのではなく、数年で一気に作られたというのはちょっと意外な指摘でした。日本でもアメリカの新保守主義に習って、年金や健康保険の民営化や、制度の分割をしようとしてますが、少子高齢化が進んでいた分と、デフレ不況があったぶん、格差社会の到来がアメリカより一足早く来た感じです。

幾つか欠点があり、本書の価値をいくらか損なっている。(1)全訳でない。   訳者は日本の読者になじみがない部分を削ったと言っているが、どうも訳者が理解できない部分を削ったような気がする。 削った部分に結構割と重要な事柄が書いてありそうな気がしてしょうがない。(2)翻訳が固すぎる。   分量から考えても、本書をクルーグマンは一般人向けに平易な言葉で、書いていると思う。 「ループゴールドバーグ機械と比較した」なんて、めちゃくちゃ固い訳文だが、要するに目覚ましが鳴ったら無駄に複雑な機械がおもりやら磁石やら、ロープ屋らで、ビー玉が転がって、卵を割って、朝食のハムエッグをフライパンで作る、アレだ。 クルーグマン先生は、そんなに固い口調でものを言ってないと思うぞ(3)経済について訳者は力不足だと思う。(4)解説が通り一遍で、経済学から見たクルーグマンの主張の妥当性とか、レーガン以降のアメリカの政治事情の解説がかなりないと日本の読者には分からないと思う。山形浩生氏の翻訳なら、本文の内容が良く理解できる解説がうんと付くと思う。

・「経済格差は、グローバル経済化が理由ではない
「グローバル経済化が経済格差の原因」のように、言われている。しかし、実際はそうではなく、政府の政策による。「経済学」はいかにもうけるかを考える学問「政治学」は、いかに儲けを配分するかを考える学問

・「なぜアメリカはこんな酷い国になってしまったのか
 各種統計データを示しながら、いかにアメリカの格差が拡大してきたか、その理由は何か、ということを深掘りしています。

 ニューディール政策と第二次世界大戦の戦時統制の影響で、戦後のアメリカ社会は、貧富の差が少ない社会を築くことができました。しかし、著者によれば、レーガン大統領の登場あたりから政治は一部の富裕層が牛耳るようになり、格差は拡大していきました。 貧困層が政治的に力を持たないよう、「保守派ムーブメント」は移民に選挙権を与えないように画策し、さまざまな方策で低所得者の投票率を上げないように工夫しています。

 法律的に違法とはいえなくても、人道的とはいえない「保守派ムーブメント」の行動の根底にある