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▼何気ない毎日だって、キラキラ・・:セレクト商品

デッドエンドの思い出 (文春文庫)デッドエンドの思い出 (文春文庫) (詳細)
よしもと ばなな(著)

「作者自身による傑作評価というのは信用できませんが」「思いでは明日へと続く」「心澄む恋愛短編集」「心が温まりました。」「幸せはささやかな、それでいて暖かい光」


星の王子さま―オリジナル版星の王子さま―オリジナル版 (詳細)
サン=テグジュペリ(著), Antoine de Saint‐Exup´ery(原著), 内藤 濯(翻訳)

「邦題があまりにメルヘンチックで」「フランス語学習者ならぜひ一読を!」「Le Petit Prince」「大切なものは目にみえない」「フランス語の勉強のつもりが」


ひとりずもうひとりずもう (詳細)
さくら ももこ(著)

「さくらさんの原点」「ホーフクゼットウの思春期回想記」「笑」「さすがです」「待ってました!!」


おんぶにだっこおんぶにだっこ (詳細)
さくら ももこ(著)

「感動しました。」「小さなお子さんがいる人にも、ぜひ。」「わかる」「何度も読み返したくなる!」「「おんぶにだっこ」」


マッシュルームマンマッシュルームマン (詳細)
ソフィー パウエル(著), Sophie Powell(原著), 高橋 久美(翻訳)

「大人のためのファンタジー」「サンタクロースを信じていたあの頃を思い出します。」


アメリアメリ (詳細)
イポリト ベルナール(著), Hipolito Bernard(原著)

「映画との違い」「アメリ」「アメリに教えてもらった小さな幸せ。」「私も見つけられそうです。」「とてもいいです(*^▽^*)」


きょうの猫村さん 1きょうの猫村さん 1 (詳細)
ほし よりこ(著)

「癒される」「いいなあ」「何度見ても、読んでもあきない、まるで名作映画」「猫好きな人この指止まれ♪」「最高の和み系」


頭のうちどころが悪かった熊の話頭のうちどころが悪かった熊の話 (詳細)
安東 みきえ(著), 下和田 サチヨ(イラスト)

「毎日がつまらないときに読む本」「いきていくということ」「面白かった」「大人向きの絵本」「子供に読ませてあげたい。」


そのときは彼によろしく (小学館文庫)そのときは彼によろしく (小学館文庫) (詳細)
市川 拓司(著)

「何だか心が ぽっと あたたかく」「優しい物語」「愛のバイブル」「よかったです☆★」「爽やかな読後感、「強い力」を信じてみたくなります。」


恋愛写真―もうひとつの物語恋愛写真―もうひとつの物語 (詳細)
市川 拓司(著)

「涙が一気に出た…」「恋愛。」「素直な心で」「「恋空」を素晴らしい小説と思っている人たちへ、この作品を贈ります」「透明」


陰日向に咲く陰日向に咲く (詳細)
劇団ひとり(著)

「ダメ人間から目が離せない」「不思議な魅力がある本です」「せつない。わらった。」「思わぬ拾い物と言うべき、いとおしい一冊。」「すっかりファンになりました。」


ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス) (詳細)
J.D.サリンジャー(著), 野崎 孝(翻訳)

「旧訳と新訳の両方を読んで」「青春小説の傑作」「大人社会に疑問を持っている人へ」「アメリカ社会の幸福幻想に冷や水を浴びせる」「青年文学を超えて」


想い事。想い事。 (詳細)
Cocco(著)

「ジャケ買い」「泣きたくなるほど」「幸せと希望」「キスをこめて」「書き手Coccoの底力を見せつける一冊」


さくらさくら (詳細)
西 加奈子(著)

「あたたかい」「良かった。」「よかったです」「純―家族―愛」「愛ある物語」


ミタカくんと私 (新潮文庫)ミタカくんと私 (新潮文庫) (詳細)
銀色 夏生(著)

「とても、あったかい作品です。」「ユーモアたっぷりの楽しさあふれる物語」「ほのぼの。。。」「この本にレビューがないなんて信じられない!」「癒されます!!」


フライ,ダディ,フライ [DVD]フライ,ダディ,フライ [DVD] (詳細)
成島出(監督), 岡田准一(俳優), 堤真一(俳優), 松尾敏伸(俳優), 須藤元気(俳優), 星井七瀬(俳優), 金城一紀(原著)

「日本映画の秀作」「飛べ!!」「飛ぶんだ、へなちょこだった過去を捨てて!」「闘うお父さん。」「パパさんの成長日記。」


かもめ食堂 [DVD]かもめ食堂 [DVD] (詳細)
荻上直子(監督), 小林聡美(俳優), 片桐はいり(俳優), もたいまさこ(俳優), 群ようこ(原著)

「構えない、作為のない、すばらしさ」「日常生活から逃避したいあなたへの究極癒しMovie」「お話は淡々としているが傑作!!」「ゆったりとした気分に包まれる、素敵な映画です」「かもめ同好会」


虹の女神 Rainbow Song [DVD]虹の女神 Rainbow Song [DVD] (詳細)
熊澤尚人(監督), 市原隼人(俳優), 上野樹里(俳優), 蒼井優(俳優), 佐々木蔵之介(俳優), 相田翔子(俳優), 酒井若菜(俳優), 小日向文世(俳優), 桜井亜美(脚本), 齊藤美如(脚本)

「もう一度あなたに会いたい」「こんなに不器用でみっともなくて、でも切なくて愛おしい“愛の告白”は滅多にない。秀作。」「確かに虹の女神がそこにいた」「悲しいまでの繊細さで丁寧に作りこまれた名作」「映画を愛するひとのための映画。。。秀作です」


好きだ、 [DVD]好きだ、 [DVD] (詳細)
宮崎あおい(俳優), 西島秀俊(俳優), 永作博美(俳優), 瑛太(俳優), 小山田サユリ(俳優), 野波麻帆(俳優), 加瀬亮(俳優), 大森南朋(俳優), 石川寛(俳優)

「時間を止めて…」「4人の役者の演技のスゴサ(特に宮崎あおい)」「水門で待ち合わせ」「日本人のらしい映画?」「「、」についての再考」


スタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディション [DVD]スタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディション [DVD] (詳細)
ロブ・ライナー(監督), ウィル・ウィートン(俳優), リバー・フェニックス(俳優), コリー・フェルドマン(俳優), ジェリー・オコネル(俳優), スティーブン・キング(原著)

「たった一度、忘れられない夏。」「青春バイブル」「曲を先に知りました」「製作費を掛ければ良いってもんじゃない映画の見本です。」「少年時代」


初恋 プレミアム・エディション [DVD]初恋 プレミアム・エディション [DVD] (詳細)
中原みすず(俳優), 塙幸成(俳優), 宮崎あおい(俳優), 小出恵介(俳優), 宮崎将(俳優), 小嶺麗奈(俳優), 柄本佑(俳優), 青木崇高(俳優), 松浦祐也(俳優), 藤村俊二(俳優)

「静かに感動し、泣けました。」「1968年 18歳」「久々の“銀幕女優”…」「三億円事件の真相」「せつない恋物語」


耳をすませば [DVD]耳をすませば [DVD] (詳細)
本名陽子(俳優), 高橋一生(俳優), 露口茂(俳優), 小林桂樹(俳優), 高山みなみ(俳優), 柊あおい(原著)

「恥ずかしいよー。」「耳をすませば・・・聞こえてきませんか?」「素敵な中学最後の夏」「子供のうちから仕事について考えるよい機会」「カントリーロードがハマりすぎ」


▼クチコミ情報

デッドエンドの思い出 (文春文庫)

・「作者自身による傑作評価というのは信用できませんが
よしもとばななにはあまり興味がありませんでしたが、「これまで書いた自分の作品の中でいちばん」という帯にひかれて読みました。カバーの写真も明るいシガーロス的な世界が出ていて興味を持ちました。非常に面白く読みました。なかでも、「ともちゃんの幸せ」は傑作だと感じました。小説としての正しい倫理観のようなものがにじみ出ていて、心地よい読後感でした。どの短編も広く愛される小説だと思います。

・「思いでは明日へと続く
私たちの心には沢山の思い出が横たわったいて、そっと掬おうととしても指の間から零れ落ちてしまいます。あなたの手のひらに残ったのは、どんな思い出ですか?宝石のようにきらきら輝く楽しかった思い出?それとも涙が結晶になった悲しい思い出?

・「心澄む恋愛短編集
はらりふわりとした感覚を主人公と共有する不思議な世界観が詰まった作品集だと思います。主人公が少しずつ成長していく姿や登場人物たちの心温まるセリフが、ほのぼのとしていてスーッと心に溶け込んでいくようです。

著者独特の感性に触れたような感触が一文字一文字から伝わってくるようでした。

・「心が温まりました。
『これまで書いた自分の作品の中で、いちばん好き』表題作について、作者のコメントでこう書かれていました。



表題作は、信じていた婚約者から裏切られた女性の話。

絶望の中で見つけた温かさや、かけがえのない日常の延長線上にある素敵なふれ合いや、人間の強さ・やさしさを感じられる作品だった。

そのほかのお話もどれも温かく感じた。つらいこと・苦しいことを、人は乗り越えていけるのだ、ということ、

そして、人は、一人ぼっちのようで決して一人ではないこと、

大切なものって、きっと身近にいっぱいあるんだろうなぁと感じて、励まされるような作品だった。

・「幸せはささやかな、それでいて暖かい光
しばらく吉本ばななさんの世界から遠ざかっていました。独特の世界に悲しみと苦味がまざったような感じがあり、触れづらくありました。デッドエンドの思い出は吉本さん自ら「自分の作品の中でいちばん好き」と書かれています。著者のこういう言葉には踊らされない方なのですが、この本に関しては同感です。

特に「幽霊の家」、つらく切ない別れを経ても、光あふれる幸せの瞬間が二人に訪れるまでをつづっています。人の心の中に眠る宝物、それは華やかなものでも大仰なものでもないかもしれないけれど、ささやかでも暖かく照らす光なのだーーーそんなことを本書の全作品を通して語っているように思えます。自分自身がつらいとき、切ないとき、読み返すであろう本です。

デッドエンドの思い出 (文春文庫) (詳細)

星の王子さま―オリジナル版

・「邦題があまりにメルヘンチックで
最初はすこし敬遠している、という人が意外に多いらしいこの作品、確かに「王子」に「さま」がついてるのがいけないんじゃないかな。

フランス語でこれを読む人は当然仏語学習者なんですが、無理を承知で言えば邦訳よりむしろこれを先に読むべき、と思うほどこの物語はフランス語に命があります。全編を流れる王子の孤独とわずかな希望が、この言語特有のリズムに重なるのです。読むのがちょっと、というなら、あらすじを日本語で確認したらすぐに、別売りカセットの語りを聴くのもおすすめです。

・「フランス語学習者ならぜひ一読を!
フランス語の基礎的文法事項と、1000語程度の単語をマスターした、という方が、さてフランス語の物語で何か読んでみたいなと思ったときに最適なのがこれだと思います。そしてこれを読み終えた後でも読む前でもどちらでもよいので、日本語版「星の王子様」と是非比較検討して、フランス語のニュアンスを感じてみてください。

・「Le Petit Prince
フランス語を学習したら、まず読んでみたくなるのがこの本でしょう。語彙も限られているので、まず日本語で読んでから挑戦すれば、すいすい読み進められると思います。

この本を読むと本当に切なくなります。これは大人のための話です。知らないうちに大人になってしまった私たちに、子供の心を思い出させてくれます。

そして最後にはきっと、原作を読みきったという充実感があなたを待っているはずです。

・「大切なものは目にみえない
「金で何でも買える、解決がつく」そんな時代だからこそ、病んだ現代人に「星の王子さま」は、人間の原点へ引き戻してくれます。

挫折を味わっている人にこの本を渡しました。その人は、みんながうらやむところから、ある事故で自分の夢をいっぺんに失ってしまい、途方に暮れていました。毎日泣いていました。この本を渡してから、笑顔が戻りました。

大切なものは目に見えない。目に見えないからこそ、自分で感じなければならない。まさにそれは「人の心」なのです。この本は読み方でいろいろな目に見えないものを感じとることができると思います。

・「フランス語の勉強のつもりが
~仕事の関係でフランス語の論文を「一応読める」ようになる必要があり、それならばあの有名な「童話」である「王子さま」をテキストにしてしまおうとフランス語の辞書と一緒に購入。文法の初歩すら知らない初学者にはなかなか無謀な試みではあったが、文法書やNHKのラジオ講座などを頼りに半年余りでどうにか読破。作者及び王子さまには苦笑されそうな初体験で~~あったが、日本語で読むと分からないニュアンスや表現の妙に感服すること夥し。振り返ってこんなにも深い物語であったのかと気づく。フランス語が無理なら英語でもいいです。別の言語で、「王子さま」を見直してみませんか。日本語は名訳とはいえ、それでもうまく訳せていないことが結構あるものです。~

星の王子さま―オリジナル版 (詳細)

ひとりずもう

・「さくらさんの原点
著者の作品は「りぼん」のちびまる子ちゃんから入った1人です。当時はあの素朴な絵とストーリーが新鮮に感じたのを覚えています。そしてエッセイが出れば買っては笑い、と過ごしていたのですが、いつごろからか、だんだん買わなくなっていきました。ある雑誌の連載で、どこか外国旅行をして宝石を買った、とか、具体的なストーリーは覚えていないのですが、お金に恵まれてよい生活をしているのだな、という雰囲気が文章の端々から感じたので、(それが悪いというわけではないのですが。。)初期からの「ちびまる子ちゃん」ファンとしては距離を感じていった気がします。

そしてこの本も「どうかな?」と思い書店でペラペラと見ていたら、なんだかおもしろそう!と、久しぶりに購入してしまいました。この本では小5あたりの思春期から、デビューが決まるまでの時期の著者の出来事が描かれています。誰もが通る道ですが、ちょっぴり貧乏でお気楽な著者には安心感や親近感が持てます。そしてちょっと笑えます。H関係のお話は、小学生くらいのお子さんが読まれたら、ご両親は鋭いつっこみが入れられる可能性もあるので、覚悟!ですよ。また、何もしない夏休みから、マンガを描き続ける夏休みへとの変化は、著者の「マンガ家になりたい!」という純粋な思いが切々と表れていると思いました。特に初期のちびまる子ちゃんが好きな方にはオススメの本です。

・「ホーフクゼットウの思春期回想記
■さくらももこの書き下ろしエッセイ。主として中学から女子高時代の出来事を綴っている。女子高での話題は男子のことばかりで、クラス中がムダ話とワイ談で盛り上がり、やがて担任の男性教師があきれてホームルームに出てこなくなったこと。アマチュア無線の物理部に所属し、文化祭の3日間サボって家でテレビを見ていたこと。高2の春休みから漫画家を目指したこと。軽妙な文章に引きこまれる。

・「
さくらももこさんのエッセイはいつも面白く読んでます。この本はさくらさんの青春時代がとても面白く書いてありました。最後の方は感動話でしたが非常に笑える話がたくさんでした。私としては何もしない夏休みの話のオチが大好きです。声をだして笑いました

・「さすがです
久々に本を読んで笑いました。さくらももこ節の原点だなと思います。今までと比べたり、色々な読み方ができると思いますが、面白いことが好きで、空想が好きで、きれいな物や世界が好きで…という、今に続くルーツがじっくり読めます。暴君のような校長先生の話に真実をみたり、友達が大人になろうとしているときに、父ヒロシと風呂でおならをしたり。夢の方向転換のくだりでも、「好きなことはなんだろう」というように、大事なことを知っていたんだなぁとも感じました。本当に、語り口も、視点も、空想の突飛さも、面白い。絶品です。そして、無理矢理風呂で泣こうとしている場面や、腐りかけたメロンが見えてくるような表現力。買ってよかったなと久々に思う本でした。

・「待ってました!!
さくら先生の6年ぶりの書き下ろしエッセイ!うれしいな~♪絵もカワイイ~♪

今回の本のテーマは『青春』。内容は「異性を意識する」「女の子ならではの体の悩み」「オシャレ」のことなど・・・ちょっとだけ大人っぽい雰囲気かな~とも思います。でも話のオチもちゃんとあって、今回の本も、やっぱり笑って読んでしまいます(笑)誰もが通る思春期、そして色々な経験や想いなど、読んでいて「私もそうだった・・・」と、自分の青春を懐かしく思い出したりもしました。

短い文章のエッセイが読みたい人にはオススメしません。

ひとりずもう (詳細)

おんぶにだっこ

・「感動しました。
今までのエッセイのような面白さには欠けますが、読んだ後なんともいえない切ない気分になりました。私自身が、さくらさんの幼年期と同じように、大人しくて色々と考え込んでしまう子供だったので、その時のことを思い出したからかもしれませんが・・・。

ただ、さくらさんほど物事を深く考えるような子供ではありませんでした。詳しく書くとネタバレになってしまうので書けませんが、ものすごく賢いお子さんだったのだなと感じました。この本を読んで、「うんうん私もそうだった」と共感する人はもしかして少ないのかもしれませんが、ピンときた人はかなりはまると思います。

・「小さなお子さんがいる人にも、ぜひ。
私は2歳〜6歳くらいの記憶って、あまり残っていません。なのに、その頃の出来事やその時の自分の感情、まわりの人々の様子が、こんなにも細かく残っているさくら先生は、『なんて不思議でスゴイ人なんだ・・・』と、感心しながら読みました。そして、のん気に思える父ヒロシさんの流血事件にはおどろきました!

私は保育士をしていましたが、おとなしいだけと思っていた子が、さくら先生と同様に、一生懸命に何かを考え「どうせ大人は分かってくれない」と、自分の中だけで処理していた事があったかもしれないと思うと、とてもせつなくなり、いろいろと考えさせられました。

この本は、自分の子供が何で泣いているか分からずにイライラしたり、子供らしさが無いから可愛くない・・・など思っているお父さんやお母さんにも、ぜひ読んでほしい本です。そして、子供が泣いていたり、落ち込んでいたりしたら、ひつこく理由を問いただす前に「この子も何かを考え、感じているんだろうな」と言う気持ちで子供とおだやかに接してあげられるようになるといいなぁと思います。

・「わかる
私も、大人になった今でも、小さい頃の記憶がハッキリと残っている。そのため、このエッセイに共感できるところがたくさんあった。 特に、共感できたのは『心の声』についてだ。 私も、ほとんど同じことを感じていたので、非常に驚いた。

・「何度も読み返したくなる!
一気に読みました。

こどものころ感じていた、悔しいこと、不安なこと、言葉にできなかったことがまとめられていました。

さくらさんと私は、違う人間なので、体験的にぴったり同じとまではいかないけど、女の子の微妙な感じ方を言葉にしてくれたこのエッセーに、本当に感謝します。

こどもの微妙な不安な気持ちを表現してくれて、本当にありがとう。

そして、久しぶりに子どもの感覚を思い出させてくれてありがとう。

今の子どもたちも、こんな気持ちでいるんだろうなー。

・「「おんぶにだっこ」
私はつい最近「おんぶにだっこ」をかって読んでみましたやっぱりさくらももこさんの作品はおもしろいですね「ちびまるこちゃん」や「さくらえび」などをよくみてますっといってもあつまってるのがそれくらいしかないんですけどねこれからさくらももこさんの本を集めていきたいと思います

おんぶにだっこ (詳細)

マッシュルームマン

・「大人のためのファンタジー
童話の世界を信じる想像力豊かな子ども、理性に頼る大人、両者の視点から楽しめる物語。現実とファンタジーが交錯しつつも、きれいにまとまっている。読後、心はほんわか温まり、忘れかけていた子どものころを思い起こせそう。英文は易しく、リズム感があって耳に心地よい。パステルカラーの絵画を見ているよう。構成も紙芝居のように短いので読みやすい。

・「サンタクロースを信じていたあの頃を思い出します。
 癒し系大人のファンタジー小説。イギリスの農村を舞台に、心に問題を抱える大人たちが、子供たちの活躍によって再び家族の絆を取り戻す物語は、読後優しく暖かな気持ちに包まれました。不妊治療の末授かった愛娘リリーに対する母親シャーロットの過保護で神経質な言動は、姉の子供たちの生き生きした表情に比べ、見ていてつらいものがありますが、娘の失踪事件を通じて、姉や不倫している夫との和解につながる心情描写に共感できるものがありました。著者近影は美人です。

マッシュルームマン (詳細)

アメリ

・「映画との違い
この物語は映画をもとに小説化されました。私は先に小説を読んだのですが、読み終えて最初に感じた事は『どうしてこの著者は恋する女性の気持ちが分かるのだろう?』とても微妙な感情さえも文章で鮮やかに表現されています。映画との違いは、多少の伝えたい事の違いなのではないでしょうか。映画は映像が美しいです。音楽も素晴らしく合っています。

けれど、小説の中での独特の不思議な雰囲気とアメリの切なさは残念ながら、少しばかり薄れてしまっています。それだけ小説は素晴らしい出来であると思います。まだアメリの内容を知らないという方は勿論、映画を御覧になった方、ぜひ小説を読まれる事をオススメします。

・「アメリ
見てて思わず微笑んでしまうようなとても可愛い話でした。最初読んだときは内容を理解できませんでしたが何度も読めば読むほど意味が分かってきてアメリの世界に引き込まれていきました。また、読んだ後に映画を見るとさらに分かると思います。映画もとても可愛かったです。

ちょうど映画を見た直後にパリに行ったのでアメリと同じ世界にいる感じで感動しました。

・「アメリに教えてもらった小さな幸せ。
 アメリの置かれている立場って決して恵まれていません。小さいときに母を失い、妻を失ったショックで引きこもりになった父にはかまってもらえず空想ばかりしているのですから。でもそんなアメリが引き起こす本当に些細な騒動はなぜか暖かい。フランス人だからこその幸せの探し方をアメリに教えてもらったような気がします。小さなエピソード一つ一つがほのぼのとしていて、しゃれています。(どんなエピソードかは、ここに書いちゃいけませんよね) まるで童話の本のようにすぐに読めてしまうけれど、そばに置いておいて時々開いてみたくなる本です。

・「私も見つけられそうです。
幸せというのはこんなに簡単に見つけられるんだ。感じられるんだと思いました。アメリの幸せを少し分けてもらえたような、そんな気がします。みなさんの少し幸せな気分になれるというのが、わかったような気がします。

・「とてもいいです(*^▽^*)
読んだら心が優しくなる感じ☆買って読みました。オススメです。

アメリ (詳細)

きょうの猫村さん 1

・「癒される
猫の家政婦・猫村さんの漫画。

なごめる。 癒される。

でもなぜか切ない。

理不尽なことが多い世の中でも、 毎日の「お勤め」を淡々とこなしていく 猫村さんの姿に、一種の尊敬の念を 抱かずにはいられない。

日常に疲れていたら、読むといいかも。

・「いいなあ
なにこの昭和テイスト・・・ 脱力系なのに面白い、和み系なのにちょっと切ない。駄作じゃないけど傑作とも言いにくい。怪作という帯の言葉がしっくりしてますね。

なんかな、昔に忘れてきちゃったものが結構詰まってる漫画なんですよ。昔はこんな学はなくても前向きで一生懸命な人がたくさんいたもんですよ

猫の癖に下手な人間より人間じゃないですか。。

そんな猫村さんを毎日WEBで楽しみにしてますが、単行本ももちろん手許に置きますよ。

ただ、鉛筆絵の味を残すのはいいんだけど、紙にするとすこし読みにくくて目が疲れるなあ。

・「何度見ても、読んでもあきない、まるで名作映画
セリフのひとつひとつに味があって、この著者の方はどのようにして、こうした愛すべきいんぎんな表現を学ばれたのでしょう?絵もとてもいい。線がきれいで温かくて、猫ちゃんをなでているよう。猫村さんの表情がとても微妙に繊細に描かれていて、スゴイと思います。坊ちゃんが外国にママと行くときに猫村さんがうしろからとめられているアクションが一番印象的。基本的に絵の描き方がミニマルでとてもうまい人ですね。哀しき時代のサザエさんという気がします。猫村さんは心が闇に沈んだときの処方せんです。

・「猫好きな人この指止まれ♪
先日、他県に住む友達が宅急便で本書とこの続きの2巻目をセットで送ってくれたのです。このときに初めてこの漫画に出会ったのですが、読み始めると止まりませんでした。1ページに2コマのみですので、目も疲れませんし、とにかく心が和みました。ねこちゃんもこんなにがんばっているのだから、私も愚痴をこぼさずに何事にも挑戦したいわ、という気持ちになります。その後、母が読み満足していました。(猫好き親子です。現在、父が2年前に拾ってきた猫を飼っています。かわいくて仕方ありません。)本書には、至るところに猫の習性も取り入れられていて、猫が話せたらこんなふうだろうなあと感動できます。絵も味があって大好きです。

・「最高の和み系
j-comの有料会員サイトで1日1コマ掲載されていた「猫村さん」毎日楽しみに更新を待ちながら読んでいました。それがマンガになったというのだから、買うしかない!台詞がほしよりこさんの手書きなため友人は読みにくいなどと言っていましたが、その脱力した雰囲気もこの猫村ワールドにはかかせないものかと思います。人情有り、涙有り、愛ありで現代社会に足りないなにかを訴えかけられているような気分にもなります。おせっかいおばさんのような猫村さんだけれど、猫としてのチャーミングな点も盛りだくさんです。これはオススメです。日常に疲れてしまった貴方!さぁ、読みましょう!

きょうの猫村さん 1 (詳細)

頭のうちどころが悪かった熊の話

・「毎日がつまらないときに読む本
動物たちの話が7つ入っています。熊にトラ、カラス、ヘビ、おたまじゃくし、鹿など、いろんな動物が出てきます。それぞれの動物がそれぞれに暮らしている日々の中で、いろんなことを考えます。読んでいると、なんだか時間が静かに流れる気がします。

私が好きなのは「いただきます」と「りっぱな牡鹿」。とくにりっぱな牡鹿は好き。人生に意味なんてないんだ!と言いつつ、意味を探してしまう矛盾。そして、本当はそんなことにこだわることこそ意味のないことだということ。人生ってほんとはすごく単純なことなんだと。

とてもインパクトのあるタイトル。ジャンルとしては児童書になるみたいですが、これは児童じゃなくて、大人が読んだほうが面白いかも。もちろん子どもが読んでも楽しめると思うけど。

忙しいときにこそ読みたいかもしれない本。さらっと読めます。

・「いきていくということ
先日新聞で小泉今日子さんが書評を書かれていて読んでみました。そんなに生きるのって難しくない。。。が読後感じたことです。世代によって、また読む人によって感じる事はばらばらなんだろうと思います。またその日の気分によって7つの話のうちどれかがぴん!とくるんではないかとも思います。何も感じない日もあれば、凄く感心する日もある。とても大きなことを語っているのに説教臭くないところもよいです。何より挿し絵が凄くよいと思いました。全くお話の邪魔をしていない、絵が答えになっていないところにとても感心しました。

最近元気がない友達にさり気なくプレゼントもいいとおもいます。小泉さんも書評でおっしゃっていましたが、どんな本棚にも似合う本だと思います。

おすすめです。

・「面白かった
物語のおもしろさの本質がぎゅっと詰まったような作品。短編集だが、どれひとつ退屈な作品はない。次の一行がどう展開するのか、期待させられながら、最後まで飽きることなく読めた。イラスト、デザインとも、内容によく合っており、絶妙の本だと思った。

・「大人向きの絵本
星の王子様のような独特な世界観の本です。でも、7つの短編それぞれに大事なエッセンスがちりばめられていて、読み終わると胸に何かが残る…そんな一冊。私は心の病ですが、生きることや愛することとか、この本で感じてちょっと涙が出そうになりながらも、元気をもらえました。大好きな本です!

ただ、好き嫌いはあるかもしれません。結構いろんな有名人が紹介しているらしく、図書館とかでは予約待ちとかなほど人気だったりするみたいですよ。大人向きの絵本が好きな方は読んでみてください。

・「子供に読ませてあげたい。
昔に自分が読んだ色々な童話を思い出しました。読んだお話に含まれている教えのようなものはその時はあまり感じることができなかったけれど、大人になって、あ、そういうことなんだ。と思える。。そういうことがたくさん書いてあります。

大人は色々考えながら読むことができるし、子供は面白い、ちょっとへんてこなお話、と思って読むことができるし、そしてそれはきっと心のどこかに残っていくと思います。

息子にも読ませてあげようと思います。

頭のうちどころが悪かった熊の話 (詳細)

そのときは彼によろしく (小学館文庫)

・「何だか心が ぽっと あたたかく
ページをめくって最初のフレーズは〜 鈴音は両手を広げ、天を仰ぎ見ながら言った。「『かくのごとき夢あれかし』って。」…「ねえ、それって、とてもすてきな夢だと思わない?すべてのひとたちがみんなそこで繋がっているのよ」〜でした。何のことを言っているのか分からず読み進めていくと、いろいろな場所に残されたジグソーのピースが少しずつはまっていくように話がつながって行く感じで楽しく読めました。かなり現実離れというかあり得ない話で、その手の話は苦手という方の評価は低いかもしれませんが、ファンタジーとわりきって読むにはいいかもしれません。読んでいる間はなぜか、主人公が映画の帯とは違い、妻夫木くんと長澤さんがずっとイメージされてました。先を読みたくてあっという間に読破しました。読み終わって何とも言えない、ほっとして温かい気持ちになりました。母の墓参りにも行きたくなったり、随分前に亡くなった祖父のことも思い起こされたりしました。「生きてるっていいね。」「好きな人がいるっていいね。」と誰かに言いたくなりました。

・「優しい物語
懐かしむ想いの強さは、想い出からの距離に比例する。

14歳の淡い恋を引きずるもうすぐ30歳の”僕”。そこへやってきたかつての仲良し3人組の紅一点。女優になっていた彼女に気付かない”僕”。

「ケーキバイキングに行きたかったのよ」

来し方を振り返り、行く末を見直すための休憩だと彼女は言う。もちろん、”僕”は信じない。寝てないことも、薬を飲んでいる事も知っているから。

どこかステレオタイプな滑り出しにやや失望しながらも、作者のつむぐ言葉の優しさとみずみずしく繊細な描写にやがて物語に引き込まれます。

最後の一人が病院からの急報で見つかった時も、ステレオタイプ感は拭えなかったのに、そこからの物語は鋭く急転・・・・

ややオカルトじみた話も混ざりますが、腑に落ちないというよりは、信じたくなってしまう。

   鈴音は両手を広げ、天を仰ぎ見ながら言った。  「『かくのごとき夢あれかし』って」  そして嬉しそうに微笑む  「ねえ、それって、とても素敵な夢だと思わない?   すべてのひとたちがみんなそこで繋がっているのよ」

                     −本作の扉より

作者が書きたかったのは恋愛も含む、もっと大きな愛なのではないでしょうか。だって、タイトルが、ね。

それにしても時間がかかったな、お父さん。しかたないか、きっとアッチは広いのに、お父さんスプリンターだもんね。

・「愛のバイブル
男女の間で本当に愛し合える相手はこの世でただひとりしかいないという。その人が愛し合うべき第一番目の相手だ。しかし、誰もが、一番目の相手と巡り合えるとは限らない。多くの人が二番目の人ならまだしも、もっと結ばれるべきでなかった相手と結婚し、一緒に暮らしている。そこから世界の最大の不幸と諸悪が生まれていると言えなくもない(ドメスティック・バイオレンス、子供の不良化、いじめ、人類愛の欠如など)。本編は、一番目どうしの愛を描いた純愛物語。主人公ふたりの恋愛を中心に、三人の友人たちの厚い友情と、多くの人たちの大きな人間愛が描かれる。主人公二人の愛は、とてもスピリチュアルだ。男女の愛であるから当然フィジカルナ面は不可欠であるけれど、フィジカルな愛は、スピリチュアルな愛と一体になっている。自分のことよりひたすら相手のことを思いやる。そのような愛は広く大きな愛につながる。主人公智史のお父さんは息子にいう、「いいものを食べられるようになんかならなくたっていい。金のかかった身なりなど必要ない。いつも清潔にしていればいい。ひとを喜ばせるような仕事をしなさい。いつも優しくありなさい。」(470頁)と。だから、愛し合う夫婦の子供に悪い子は生まれない。作者は、汚濁に満ちた今の世のなかで、本当の愛のありかたを主張している。霊界の記述について異論があるが、作者は霊の存在を信じている。神秘主義あるいはスピリチュアリズムの作家に通底するものだ。唯物的価値観の人と相容れないのはやむをえないだろう。

・「よかったです☆★
私は長澤まさみちゃんが好きで、映画が公開されるということでいち早く原作を読もうと思って、この本を手にとりました!!

・「爽やかな読後感、「強い力」を信じてみたくなります。
あまりにも不思議な話ではある。偶然があまりにも重なりすぎているような気もしないではない。でも、小説に描かれる情景は、あたかもそれが必然であり、自然であることをすんなり受け入れさせる。人が持っている温かく無垢な思い。それらは、読者それぞれの過去の記憶と優しく重なり合う。言いそびれている「ありがとう」を誰かに言いたくなる。そんな作品です。

そのときは彼によろしく (小学館文庫) (詳細)

恋愛写真―もうひとつの物語

・「涙が一気に出た…
大学生である主人公の瀬川誠人が、里中静流という一人の変わった女の子と出会うことから物語は穏やかに流れていきます。

私は読み出したら夢中になって、一気に読み終えてしまいました。

誠人と静流のやり取りは微笑ましくて胸が温かくなるし、静流の誠人を想うひたむきな気持ちは胸が痛くなりました。

そして最後の静流から誠人への手紙・・・・私はあれを読んでそれまで堪えていた涙が一気に頬を伝いました。

「別れはいつだって思いよりも先に来る それでもみんな微笑みながら言うの さよなら、またいつか会いましょう さよなら、またどこかで、って。」

この言葉が痛いくらいに胸に突き刺さります。

かなり感動なので、ぜひ読んでみてください。

・「恋愛。
映画に先駆けて「世界の中心で、愛を叫ぶ」のあとに読みました。同じ『恋人の死』を描いている作品なのですがこちらのほうが恋人?への愛を感じました。「好きな人の好きな人を好きになりたい」という彼女の言葉にとてつもない純粋な思いが込められている気がしました。普通なら相手に嫉妬して冷たくしてしまうはずなのに

静流はその相手すら好きになろうとする。

人を好きになることに見かえりを求めない。あるいは求めているのかもしれないが、それを感じさせない。そんな彼女が痛々しく思えました。なんだか心に残る作品でした。

・「素直な心で
以前に、誰かが「この本の作者は、統計やマーケティング、データマイニングに詳しく、世間の平凡な大多数を感動させるには、どのような題材やフレーズが良いのかをリサーチして、この本を書き上げたそうです。作者にして見れば、ここに書かれてる「感動した」という感想はしてやったりなんでしょう。」などと、知ったかぶりな大嘘を書いていたが、この作者はそのような計算で書くことの出来る人ではないことは、作品を読んだ方なら誰でも解るはず。

作者をデビュー前から知っている事もあり、またこの作品の書かれた経緯も知っているだけに、このような誹謗中傷を平気で書く人は許せない。このことは、作者の名誉のためにも、以前から是非言いたかった事。

さてこの作品は、最高の片思い小説です。誰かを想う気持ちとは、理屈でも、損得でもない事を、自らを顧みて実感できます。愛する誰かを思いながら読んで欲しいですね。

「スキナヒトガ スキナヒトヲ スキニナリタカッタノ」この言葉に、この本の全てがあります。

・「「恋空」を素晴らしい小説と思っている人たちへ、この作品を贈ります
「ただ、君を愛してる」の名前で映画化されたこの作品。この市川拓司という作家。どうしていつも、ここまで狂おしいほどに切ないストーリーを書けるのだろう。彼の作品に、いわゆるハッピーエンドな結末の作品はほとんどない(あえて言えば、「そのときは、彼によろしく」はハッピーエンドなのかもしれない)。この作品もそう。決してハッピーエンドではない。切なさが残る。しかし、彼が紡ぎ出すストーリーは、美しく、そしてどこかファンタジックである。彼の作品をレビューするのは簡単ではない。独特の空気感があるからだ。この空気感を言葉で説明するのは難しい。読んで、そして感じて欲しい。強引に涙を狙って書かれている作品ではない。でも、読み終わった後、目頭が熱くなっている自分がいる。市川拓司の作品はすべて読んだ。もちろん、どの作品も素晴らしいが、僕は個人的にこの作品が一番好きである。お気に入りのドリンクを側に置き、じっくりと一行一行味わいたい、そんな作品である。「恋空」が素晴らしい作品だと思っている方には特に読んでもらいたい。「恋空」は、あくまでも中学1年生の日記。この「恋愛写真」こそが、本当の小説である。こういう作品を小説と言うのである。

・「透明
ラストの手紙のシーンが、何度読んでもたまらないです。

泣けてしまいます。

キャラクターのセリフのひとつひとつが、すごい透明。

静流の人の愛しかたは、ある意味SF。

なかなか出来ない。

市川さんの、これからの作品も楽しみです。

できれば、ヒロインが死なない作品がいいなぁ。

恋愛写真―もうひとつの物語 (詳細)

陰日向に咲く

・「ダメ人間から目が離せない
ホームレスに憧れる男、アイドルオタク、頭の悪そうなフリーター女子、ギャンブル中毒の男、売れないお笑い芸人を好きになった女の子。世間的にはダメ人間に分類され、本人は大真面目だが傍からみると滑稽という人たち。劇団ひとりのコントなどは彼らの真剣さゆえの滑稽な部分を表現して笑いを取る。だが、小説では彼らの内面を中心に描いている。傍からみると笑えていたダメ人間たちだが、真剣に生きて思い悩むひとりの人間として浮かび上がってくる。

いきなりこのレベルの短編集が書けるとは、芸人にしとくのはもったいない。ベストセラーになるのも頷ける内容だ。ぜひ小説家に専念して欲しいと本気で思う。

・「不思議な魅力がある本です
あまりにも評判が良かったので、手に取りました。前評判がいい本の場合、期待しすぎてがっかりするケースもよくありますが、正直言って評判以上におもしろかったです。

第一の魅力は登場人物。ホームレスに憧れる男性、アイドルを一途に愛し、応援し続ける男性、「なんとなく」カメラマンになりたいと思っているフリーターの女性、悪者になりきれない小心者のギャンブラー、売れない芸人に恋して上京した女性など、ちょっと社会からはみ出した感じなんだけど、自分の心の片隅にも住んでいそうな人たち。さえないけれど、自分らしく生きようとする彼らの純粋な姿に、ある時は笑わされ、またある時はしんみりさせられます。

第二の魅力は、劇団ひとり氏の人間観察力とそれをユニークかつ適切に表現できる筆力ですね。頭の中にイメージは浮かび上がっても、それを実際にことばで表すことはとても難しいことです。本業でもないのにこのレベルのものが書けるのはすごいと思います。

第三の魅力は、意外性のあるプロットと人物のつながり。読めば読むほど、「もしかしてこの人は…」という発見がありそうです。

そして何よりも、各登場人物へ向けられた温かいまなざしが、すがすがしい読後感を誘います。「自分は自分なんだから、そのままでいいんだよ」と背中を押してもらえた気がします。

・「せつない。わらった。
一生懸命生きていてもなんだか空回りしちゃって、でも力を抜いて生きてみても、結局だめだった。そんな空回りな人々が織成す物語。純粋で面白いと思いました。生命力にみなぎってる人よりもこういうチョッと何かが欠落してる人のほうが味が出ていいんだよなぁ。なんて思いながら読みました。

・「思わぬ拾い物と言うべき、いとおしい一冊。
 驚いた。 そのナイーブで自意識過剰な感情表現の豊かさ。 お笑い芸人としての、類まれなユーモアとペーソス。 社会の片隅でみっともなく生きる、名もなき人々へのシンパシーと 優しい眼差し。  ミス・ディレクションや、時系列をずらしたレトリックを散りばめた "物書き"としての力量の確かさ。 各エピソードのラストの、余韻の味わい深さと暖かさ。 正に、切なくていとおしい、いつまでも手元に置いておきたい一冊。 劇団ひとりが、チォン・ユンファに見えてくる(笑)。 恩田陸同様、次回作へ期待大だ。  

・「すっかりファンになりました。
もともと劇団ひとりさんは好きでしたが、この作品には驚きました。どうも、「芸能人が書いた本」みたいな冷めた感覚が心のどこかにあるようで。

この作品、1日で読みきりました。本当に、この本大好きです。これはずっととっておきます。文章も読みやすく、心情の描写も素敵です。すごい才能あると思います。

是非!あらすじを読まずに、すぐ作品に入っていただけると良いです。

心にじんわりきますし、「ここはこうだったのかっ!」ともなるんです。

自分の中の傑作本の上位です!

ぜひドラマ化してほしいです。

陰日向に咲く (詳細)

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

・「旧訳と新訳の両方を読んで
旧訳と新訳の両方を読みました。私は村上春樹の作品が大好きで、村上氏がエッセイか何かでこの「ライ麦」に触れていたので、興味を持ち読みました。私は、最初に村上氏の翻訳を読んだのですが、読み始めの方が少し「ぼやっ」としているように感じられ、私的コールフィールドがなかなか確立してくれませんでした。そして、全体を通して、村上春樹作品が大好きな私には、これは村上春樹的世界のコールフィールドだと感じられました。

けれど、作品自体はとても素晴らしいもので、ある一定の年齢になると多くの人が感じるであろう、大人社会に対する「反抗」をとても絶妙に書き表してくれていて驚きました。

村上氏の翻訳を読んでみて、旧訳にも興味を持ち読みました。旧訳は、一度新訳を読んだためかもしれませんが、非常にテンポよく読むことができ、そしてそこには、私のイメージしていたコールフィールドがいました。

この作品は本当に素晴らしい作品です。これから読まれる方は、どちらか片方だけでなく、両方の訳を読んで、比べて、自分に合ったコールフィールドを見つけて欲しいです。

・「青春小説の傑作
話の展開を一言で言えば、学校の偽善的な人間が嫌になった主人公が家に帰る話だが、今まで読んだ本のどの登場人物よりもホールデンは魅力的。半分大人で、半分こどもの彼が、大人のインチキな世界からこどもを守るライ麦畑の捕まえ役になりたいというところは何度読んでも微笑んでしまう。最後にホールデンが涙を流しながらメリーゴーランドに乗る妹を見守るシーンに限らず、所々で色んな解釈が可能なので、色々考えながら読むのも面白い。大まかに言えば、個人的にはホールデンのアイデンティティーの確立の話だと思う。

・「大人社会に疑問を持っている人へ
JFK、J.レノンを暗殺した犯人がポケットに入れていたという、いわくつきの小説。 高校を退学させられた少年・ホールデンが、大人社会をラップ調で痛烈に批判する。この作品の特徴は、50‘S米国の汚い若者言葉が連発されているところであり、それが発刊当初、図書館に置いてもらえなかったという理由の一つである。ホールデンの将来の夢は、一面に広がるライ麦畑で、どこを走っているのかわからず崖から落ちそうになる子どもたちをつかまえる役―"the catcher in the rye"――になることだったが、このryeは、嘘の多い大人社会という意味で、lieと韻を踏んでいると考えられないだろうか。あてもなく街を彷徨い、嘘ばかりの大人社会に片足を踏み入れて、誰かにつかまえて欲しいと願ったのは、本当は彼自身だったかも知れない。 物語とは関係ないが、これは本として装丁が非常に良い。外国のペーパーバックサイズで、帯を外すと、ピカソの絵が出てくる。それは落書き風の、泣いているのか笑っているのかわからない表情の顔である。

・「アメリカ社会の幸福幻想に冷や水を浴びせる
自分自身でありたいという欲求。自分ã‚'あるがままにå-ã'å...¥ã‚Œã¦ã»ã-い、という思い。The Catcher in the Ryeになりたいのではなくて、そã‚"な存在に自分がå-ã'とめてほã-い、というæ•'難信号。何がã-たいのか、何ができるのか。ã"のä¸-界で、自分のå '所ã‚'見出だã-ていない、また見出ã-å¾-ないのではないか、という切実な不安感。感å-性の強い、å°'å¹'に特有のæ½"ç™-さ。そã‚"なやりå 'のない感æƒ...の塊りが、ホールデンå°'å¹'の、æ€'りに満ちたスラングとなって飛び出ã-てきます。

ホールデンå°'å¹'は、「セントラルãƒ'ークのアãƒ'ルは冬になって池が凍ると、どã"に行くのか?」、という問いã‚'繰りè¿"ã-投ã'かã'ますが、そã‚"なとã"ろから、彼の孤独感と、助ã'ã‚'求める悲ç-›ãªå«ã³ãŒä¼ã‚ã£ã¦ãã¾ã™ã€‚

ã-かã-、それだã'なら、アメリカのとã"ろどã"ろで発行後50å¹'も経った今も禁書扱いにはされないでã-ょう。ã"の本の恐さは、その言è'‰é£ã„の!ためなã‚"かではなくて、アメリカ社会が持つ幸福幻想みたいなものに、真っå'から冷やæ°'ã‚'æµ'びせるå†...容だからじゃないかと思います。エスタãƒ-リッシュメントのå'に属ã-、ãƒ-レッãƒ-・スクールに行くようなお坊ちゃã‚"が、å±...å '所のなさã‚'感じているなã‚"てありえない、あってはいã'ない、あっても認めない、というようなæ‹'絶反応がã"の本ã‚'禁書にã-ているのではないでã-ょうか。そã‚"なアメリカのé-‰å¡žæ„Ÿã‚„偽å-„性ã‚'描き切ったサリンジャーは、結局アメリカ社会と訣別ã-て自身隠遁ç"Ÿæ'»ã«å...¥ã£ã¦ã-まいまã-た。

社会が成熟すればã"そ、それに適応できない人がå¿...然的に出てくる。そã‚"な現実ã‚'正面から見据え、ã-かã-安æ˜"にæ•'いや解ç­"ã‚'出さずにã-らっとã-た筆è‡'で問題点ã‚'指æ'˜ã™ã‚‹ã«ã¨ã©ã‚ãŸæœ¬æ›¸ã€‚ä¸-界中でロングセラーとã!ªã£ã¦ã„るゆえã‚"はそã‚"なとã"ろにあるのではないでã-ょうか。

・「青年文学を超えて
この本は知的な青年の多くが経験するであろう疎外感を巧みに表現していて、特に最後に近い章では涙を誘う物語である。しかし、ただの青年文学として位置付けられるものでもない。ホールデン少年の感性は、大人になった我々に、今をよりよく変えようという力を与える。いつページを開いても、やさしい気持ちと希望を与えてくれるのである。

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス) (詳細)

想い事。

・「ジャケ買い
表紙と中の写真に惹かれて買いました。

すべて本人が沖縄で撮ったという写真は、有刺鉄線にリボン、辺野古(と思われる)海、ひめゆりの塔の前に供えられた花などどれもが美しくも切ない(ただし絶望はしない)ものでした。

文章も含め、Coccoファンでなくとも胸に響いてくるものがあります。「愛」「平和」「沖縄」のどれか1つでも引っかかる言葉があれば、手にとって損はありません。

・「泣きたくなるほど
素晴らしい。陽の香りや風の音がしてくるほどに、リアルで美しい写真たち。つらい現実から目を背けずに、たっぷりの愛を詰め込んだ文章。(これはエッセイと言うよりは詩と言ったほうが相応しい。)“果てし無い何か”を感じずにはいられなかった。この本は初めのページから順を追って、ゆっくりと読んでいってほしい。そんな本である。

・「幸せと希望
深い悲しみと愛する希望を感じながら読みました。

これは外では読めません。周りを気にする余裕なんて私には無くなるほど自然と涙がこぼれました。

「共感できる」など、簡単な言葉で彼女と同じ気持ちになれるはずもなく、ただただ、みんなが幸せになれるといいな。という微かな希望を胸に抱きながら本を閉じました。

・「キスをこめて
人、ウタ、沖縄。愛しいものにキスを贈るかのように綴られた文章に、涙が溢れた。Coccoの紡ぐ言葉は、生きていると思う。きれいごとを並べてオブラートに包んだような死んだ想いではなくて、生の想いを届けてくれる。時に切なく時に甘く、時に痛い。でも暖かいCoccoの愛が、この本には詰まっているように感じる。

・「書き手Coccoの底力を見せつける一冊
 はたと、手が止まった。 “きれいな声で歌うのが上手です。” 記憶が繋がる瞬間は 突風のその時と良く似てる。

 この四行詩だけでも買いです。

想い事。 (詳細)

さくら

・「あたたかい
あたたかい

この一言に尽きると思います。

私としては、お母さんがセックスについて娘に教えてあげる?話す?シーンがすごく優しくて、しあわせで、愛にあふれているなぁー。と思いました。全然いやらしいとか、重たいとか、でも軽すぎるとか、なくて。あたたかいんです。

シンプルな表紙があらわしているような、シンプルな話。でも、シンプルだからこそ、融通の利かない部分もあって。

とにかく、忘れられない作品です。

・「良かった。
~作者がこの「さくら」に託して伝えたかった想いはなんなんだろう。決して悪い意味ではない。何かは確実に伝わったのに、でもその何かが見えてこない。読み切れない自分にジレンマを感じる。最初はフワフワとした文体や美しすぎる比喩にむしろ心地悪さを感じた。主人公・薫と同性、同世代である僕にそのキャラクターは実態を伴わなかった。だけど、読み終わ~~ってみるとそれらは全てプラスの面に作用していた。一貫して突き進められた語り口が完璧に世界観を構築していた。難を言えば「せかちゅー、いま会いの次はこれ」という小学館の売り込み方くらいか。ある人に勧められなければ絶対に食指は動かなかっただろう。とはいえ、それを差し引いても星は五つ。僕はこの本に出会えた。本読みに敬遠されないことを切に~~願う。~

・「よかったです
帯に書いてあった、担当編集者の言葉を読んでなんとなく買ったのですが、とても好きな本でした。続きをどんどん読みたいけれど、読み終わるのがもったいなくて何度もしおりを挟んで休憩をするのだけど、やっぱり気になってすぐ開いてしまう…そういう本でした。苦手とか特に普通の感想という人も多いかもしれませんが、私はとてもいい作品に出会えたと思ってます。自分の大切な人に読んでもらいたい、と思いました。

・「純―家族―愛
 「世界の中心で愛を叫ぶ」「いま会いにいきます」では「純愛」の裏に潜むスピリチュアルなものが気になって「純愛」というものをそれほど強く感じることが出来ませんんでした。 そして、「『セカチュー』『いまあい』の次はコレ!」という宣伝文句の「さくら」。愛には色々なものがあります。恋愛、偏愛、家族愛・・・。そのなかでこの作品では家族愛を強く感じました。 愛というものは堅固で頑ななものでありながら、それとは逆に脆いところもある。微妙なバランスで幸福を得てきた家族が長男に降りかかる災厄によってバランスを崩してしまう。そんな脆さが際立っていました。 そのバランスを取り直したのが、この家族の象徴であるかのような存在である「サクラ」であったのには、思わず愛の深さを感じて感動してしまいました。 ジョン・アーヴィング著「ホテルニューハンプシャー」を髣髴とさせる作品設定にはちょっとビックリしました(文章技巧が心なし欧米的なところもチラホラと見られました)。日本人がこれほど切り込んだことをこんなにも爽やかに書けるとは思ってもみない事だったので・・・。 冒頭にあげた二作品よりも僕としてはこの「さくら」のほうが純度の高い「純愛」であると思います。そして。一番感動したし、一番人に薦めたいと思いました。

・「愛ある物語
いろんな「愛」に触れることのできる作品です。家族の愛 兄弟の愛 恋人との愛 友達への愛 どの愛も真っ直ぐで心に響きます 心の琴線に触れる愛があります読んでください。

さくら (詳細)

ミタカくんと私 (新潮文庫)

・「とても、あったかい作品です。
「恋愛小説」と書かれていますが、ゴタゴタした「恋愛小説」ではないと思います。大きな出来事が起こるわけでもなく、ただ淡々と過ぎていく毎日があって、あたたかい雰囲気が文章とイラストから伝わってきます。「笑ってしまう」というよりは、「微笑んでしまう」という言葉が似合う作品だと思います。

・「ユーモアたっぷりの楽しさあふれる物語
高校生のナミコを中心に登場人物みんな味があっておもしろい。なんといってもナミコのママとナミコの幼なじみのミタカくんの話のやりとりなんて最高におかしい!なにげない日常生活にユーモアがたっぷりちりばめられた楽しさあふれる物語。笑いをこらえずには読めません!明るい気分を取り戻すのにもってこいの一冊です。

・「ほのぼの。。。
ごく普通の何気ない日常が描かれているのに、どうしてこんなに面白いんだろう??読むとほんわか幸せな気分になります。ミタカくんのキャラクターが最高にイイ!!お話のところどころ、おかしくて思わず笑ってしまった場面がありました。何となく過ぎていく毎日に退屈している人にオススメしたいです。

・「この本にレビューがないなんて信じられない!
 すっごく好きな本です。出来ることならこの本の中に入っていきたいくらい。小学生の頃の夏休みの延長みたいな、ナミコとミタカくんの物語。私は出来ることならナミコの友達になって、彼女に家に入り浸って、彼女の弟を自分の弟のようにして、彼女のお母さんの作る料理を毎日食べたいな。 すごくなごみます。忘れてしまった大切な何かを思い出すかも。

・「癒されます!!
表紙がとても可愛くて、どんな話だろ~と思いつつ中をめくってみると、所々に手書きのイラストが載っていて、「面白い!」と思い読んでみました。毎日ただボーっと過ごすことの楽しさを教えてくれたようにも思います(笑)とっても癒されるので、本が苦手だけれど何か読んでみたい。そう思っておられる方にオススメです☆★

ミタカくんと私 (新潮文庫) (詳細)

フライ,ダディ,フライ [DVD]

・「日本映画の秀作
内容的にはちょっとベタなのですが、この映画にはそれをまったく感じさせない勢いと説得力があります。そして全体を貫く「爽快感」。どちらかと言えばドヨンとした暗さのある日本映画が多い中、こんなに爽やかで後味の良い日本映画には初めて出会ったような気がします。ちょっぴり切なくて、でも元気をくれる映画。秀作です。また主演の堤真一が素晴らしい!ハンサムでスマートな彼が演じる鈴木さんはどこから見ても情けないオッサンでした。鈴木さんを観ているとじわじわと涙が出てきて心の底から全力で応援したくなるのです。改めて凄い俳優さんだと思いました。

・「飛べ!!
飛べ!!ストーリーに変な小細工がないだけに実に心にストレートに響く映画。これだけの名作を見ないのはもったいないです。なにかいい邦画がみたいなーと思う時にぜひどうぞ!

・「飛ぶんだ、へなちょこだった過去を捨てて!
大事な大事な娘を傷つけられた。相手がボクシングでもものすごい強い奴で、そいつの学校の先生も事件をお金でもみ消そうとするような卑怯な奴。でも、娘の敵!と学校へ乗り込むも、学校を間違えて、岡田准一扮する「スンシン」たちと出会う。へなちょこ父ちゃん(堤真一)の特訓ぶり、最初はおばあちゃんウォーキングにも追いつけないほど、ヘッポコだったのに、どんどん特訓をする。スンシンもなぜ自分が強くなろうと思ったのかを語る時が来る。コメディも、メンタルな部分で乗り越えていこうとする心の描写も、そして、高校生らしい青春も盛り込まれてて、とてもよかった。観終わった後、スカッとしたのと同時に自分も嬉しくなっていることに気づき、この映画の世界に完全に引き込まれてたなぁ〜と、久々の感動作との出会いでした☆

・「闘うお父さん。
この作品を知ったのは小説からであったけれど、映画化が決まって、スンシン役が岡田准一であることにちょっと不安を抱いていた。まあ、私のイメージとしてはスンシンはいかにも厳つい人物像だったから・・。しかし、映画を観て、不安はすぐ吹き飛ばされた。今思えば、配役はすばらしかったようにに思う。収録時間の問題からか、少し内容は短縮されていたようだけれど、心に残る・・・なんというか観てるこちらが楽しくなる・・そんな気持ちは小説と変わりはなかった。日々漢として成長していくおっさんの姿は、強い父親の輪郭をしっかり帯びてきて、こちらまで勇気づけられるほどであった。そしてスンシンとの友情。山下のキャラは小説と変わりなく最高のヒキだったぜ!!爽快感ゲット間違いなし!!映画も小説も、是非ゾンビーズワールドを体験してもらいたい作品である。

・「パパさんの成長日記。
アメリカでは家族の為に宇宙人と戦ってしまうパパもいましたが(同時期に公開された宇宙戦争)、この映画は普通のパパが傷ついた娘の為に何をしてやれるのかという話。

みんなのヒーローじゃなくても、娘一人の為のヒーローになりたい。Mr.ChildrenのHEROのような優しくて強い男の映画。

原作を書いた金城一紀さんが脚本を担当してることもあり、[原作と違いすぎるじゃないか!]という事はないと思います。

堤真一さんは情けない役もカッコイイ役も似合う方なので、この映画にはピッタリ。

映画を観た後で体の中が熱くなる。そんな映画です。

フライ,ダディ,フライ [DVD] (詳細)

かもめ食堂 [DVD]

・「構えない、作為のない、すばらしさ
ヘルシンキに開店した「かもめ食堂」が客がまったく来ない日々から、満席になるまでの、ただそれだけを綴った映画。なのに、すごくいいと感じてしまうのはなぜなんだろう。見終わって数ヶ月経っても、強い印象が残っているのはなぜなんだろう。

小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ・・・フツーの演技をする彼女たちの「優しさ」が出ているからだろうか。それとも、昼でも平行な日差しのヘルシンキの、ゆっくりと過ぎていく「時間」を感じ取ってしまうからだろうか。

未だにわからない。

エンディングに流れる井上陽水の「クレージーラブ」がまたいい。

監督、原作、脚本とも女性だから出る味なのだろう。今年の映画「さくらん」もそうであった。もっと女性監督、原作者、脚本家の作品を、僕は観たい!

・「日常生活から逃避したいあなたへの究極癒しMovie
特別な事件が起きるわけではなく、日常生活(まあ、自分のとは違うが)がたんたんと描かれています。でもその日常生活が音楽のようで、美味しいコーヒーのようで、お洒落な家具のようで。 そこにあるだけで、ほっとさせてくれるものなのです。映画に出てくる食器、家具がオシャレ。フードもとても美味しそうに撮れている。仕事に疲れて帰ってきたときに、また手にとって思わず再生したくなるそんな映画です。

・「お話は淡々としているが傑作!!
おしゃれなキッチンの佇まい、焼き立てのシナモンロールから始まり、トンカツ、ショウガ焼き、肉じゃが、そして、おにぎり、鮭の塩焼き、等々、シンプルな料理が実に美味しそう。そんな料理を作るシーンを観ている、ただそれだけで幸せな気分になってしまう...。

そもそも「フィンランドなら、何とかやっていけそうだと思った」という以上に、サチエが食堂をオープンしたいきさつは語られないし、ミドリが日本を飛び出してきた理由も分からない。ドラマティックな展開をあえて避けてる脚本なのですよ。つまり「野暮なことは聞かない」という姿勢がとても良い。オトナだね。(笑) 

「やりたくないことはやらない」という姿勢も羨ましい。映画はそんなスローで暖かな映画の空気に包まれますが、「人はみんな変わっていくものですから」と、ちょっと辛味の利いたスパイスをふりかけるのも忘れない。話は全然違うものなのですが、なんか、「バクダッド・カフェ」を思い出してしまいました。

それにしても、何と言うことのないシーンで、ずいぶん笑わせてもらいましたし、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、それぞれの強烈な個性が生きている。絶妙の間がすばらしい。エンドクレジットに流れる、井上陽水の「クレイジー・ラブ」がこれまた素晴らしい。この曲をもってくるセンスに脱帽。自由だけれど哀しく、もどかしいけれどちょっと希望がある。コメディな部分も含め、ゆったりした映画でした。

・「ゆったりとした気分に包まれる、素敵な映画です
 北欧はフィンランドの港町。その街で「かもめ食堂」を開いた小林聡美の店を、最初は片桐はいりが、次にもたいまさこが手伝うようになります。ソロだった音楽がデュエットになり、いつの間にかトリオになって、静かだけれど凛とした調べを奏でている、みたいな・・・。そんなハーモニー、生まれてくる三人の雰囲気、異国の食堂として次第に馴染んでくるお店の雰囲気が、とてもとてもよかったです。

 不思議に心地よく、リラックスしたたたずまいの音楽が、またいいんですよね。ゆったりとしたフィンランドの空気にしっくり溶け込んでいる、そんな音楽による作品との絶妙なブレンド。美味いコーヒーのような、静かな風味の中に、深みとコクのある味わいをたたえているみたいな。見ている間、「この作品のたたずまい、空気感はいいなあ」と、心からくつろぐことができました。

 そうそう、いくつかのシーンで、しゃけとおかかとこんぶのおにぎりを食べたくなったなあ。「おにぎりは、日本のソウル・フード」って台詞に、確かにそうだよなあ、うんうんとうなずいておりました。

 見終えて、また最初からのんびり、ゆっくりと見返したくなった映画。私の心のツボのど真ん中にすこーんと、乾いたいい響きを立てて収まった一本。これはもう、すっかり気に入ってしまった。

・「かもめ同好会
何もしない。何も悩まない。美味しいもの食べて、お茶飲んで、友達やご近所さんと何気無い会話。何事にもスローで、でも、芯は強く。ヒールの靴や、肩苦しい洋服は厳禁。自分が自分らしく出来るそんな清潔感溢れる身なり。そんな何事にも適度で、自分自身に丁度いい生活スタイル。なかなか出来てない日本人が多いよね。せめてこのDVDを家で流して、空気だけでも、スローな生活を。

かもめ食堂 [DVD] (詳細)

虹の女神 Rainbow Song [DVD]

・「もう一度あなたに会いたい
予告で流れる智也のセリフ、「もう一度あなたに会いたい。」よく聞くセリフですが本編を見終わったあと見たらこのセリフに込められてる思いが溢れてきました。切ない、苦いそんな映画です。

あ、終わった。そう思った直後流れるエンディング。本編では涙が目に溜まるくらいでしたがエンドロールで涙がポロポロでました。見終わったあと何か足りないような焦燥感。きっとこの気持ちは智也が感じてる気持ちなのかなと思いました。

お互い不器用ですれ違っていた二人。お祭りのときからあおいの気持ちを読み取っていた妹、かな。見終わってからもう一度見るとあのときのセリフはこういう意味だったんだと分かります。何度も見て一本の線が繋がります。

主演の市原隼人、上野樹里の演技力だからこそ良い映画ができたのだと思います。妹役の蒼井優さんの演技も素晴らしかったです。また、相田翔子さんの登場によりこの物語に深みがでてきています。予測不可能の雰囲気がとても良いです。



この映画は賛否両論だと思います。伝わってくるものがある人もいれば何も感じず終わる人もいると思います。

ぜひ地上波でやって欲しいです。

・「こんなに不器用でみっともなくて、でも切なくて愛おしい“愛の告白”は滅多にない。秀作。
いいなぁ、この映画。観終った後、こんなに余韻を残す恋愛映画は久しぶりだ。 透明感ある繊細さと脆弱さと沈痛さに溢れていながら、それでいて、何ともユーモラスなリズムと、妙に日常的でリアルなセリフ廻しの見事な融合。文学的なチャプターで綴られた中、明らかに意識しているであろう岩井俊二「LOVE LETTER」への類似性と思い入れの深さ。“一万円札のリング”をはめ込むふたりを捉えたカメラが足元から地面にパンすると水溜りに虹が写っているシーンや、屋根の上でふたりがただ佇むシーン等での、まるで映画青年が撮ったかのような良い意味で気恥ずかしくなる映画愛に溢れた映像テクニックの懐かしさ。上野樹里&市原隼人の主演ふたりの、出会いと再会から始まる各パートでの思わず微笑んでしまいたくなるようなその掛け合いの楽しさと、出番は少ないものの、蒼井優の相変わらずのその演技の暖かさ。どれも魅力的だ。そして、映画の中盤「失恋」のチャプターで語られる智也とあおいの“互いの気持ちを素直に出せない”ふたりの“愛”の告白と言ったら、、、。本当に、こんなにも不器用でみっともなくて、でも切なくて愛おしい告白シーンは滅多にない。他のレビュアーの方も述べられている通り、主演ふたりの名演と共に、もっと話題、評価されて良い秀作。

・「確かに虹の女神がそこにいた
久しぶりにDVDで観ましたが、映画館で感じたあの感情が色あせることなくよみがえってきました。『好き』と言うたった2文字を言いだせない、あおいの不器用さ。『本当に大切な存在』が誰か気付けない、智也の若さゆえの鈍さや弱さ。…でも、もしかしてなんとなく気付いても二人共 近くなりすぎて今の関係を壊したくないと思ってしまう、そんな気持ちもすごく分かる。そんな二人の姿は、観ていてはがゆく、いじらしくして。そして、あおいをとても愛しく感じました。ひたむきに生きるあおいを演じた上野樹里さん。確かにこの作品の中で『佐藤あおい』が存在していました。上野さんとあおいが同化している、と思えるほど。智也演じる市原隼人さんは『受け』の芝居を好演してくれたと思います。(この智也の役は実はすごく難しいと思います)小日向さん蒼井優さん佐々木蔵之介さんら脇役の皆さんもあおいや智也とのつながり、絆を演技でしっかり表現してくれています。主人公達と同世代の方にはもちろんおすすめの作品だと思いますが、学生時代が少し昔になってしまって、あの頃の感情を忘れてしまって、あくせくと仕事をしている世代の方にも観てほしい作品。仕事で疲れきった心にしみます。心にしみわたったあと、虹を観たときのような透き通った気持ちになります。大切にしたい作品の一つです。

・「悲しいまでの繊細さで丁寧に作りこまれた名作
昨年見た映画のなかでは最高の一篇だったと思います。単純といえば単純な物語なのに、多くのことを考えたり、妙なところで自分自身と心通わせるものに驚かされたりして、ついつい四回も映画館へ足を運んでしまいました。なんといっても上野樹里さんの演技が素晴らしい。このヒロインの素直な映画にかける夢と情熱、「大人」としての「夢」への不安。身近なところにいる智也との、微妙な距離感を乗り越えられない不器用さともどかしさ。そんな複雑で繊細、そして「あおい」という一人のヒロインの切なく、多層的な感情をほんとうに丁寧に作り込んで、静かな感動を与える力量の凄さにはただただ脱帽!そんなすべてが「夢に向かって進む」などという陳腐な言葉には言い尽くせない深くて、豊かなニュアンスを醸し出しています。とくに、智也と取材で言ったクイックデート・カフェからの帰り道、智也の鈍感なうえにも、これまた不器用で偽悪的で気まぐれ、且つ間の悪いプロポーズの言葉に激しく泣き出して感情を爆発させるシーンの悲しさ、それに続く会社の屋上での二人のやりとりのやりきれない切なさなど、ほんとうに引き込まれてしまいました。二十歳にして、天真爛漫で破天荒な「のだめ」から、このしっとりして神経の行き届いた繊細な大人の演技まで、幅広く役柄をこなす上野樹里さんの努力と才能にはひたらすら頭が下がるとしか言えません。多くの方にご覧頂きたい、お勧めの一篇です

・「映画を愛するひとのための映画。。。秀作です
ていねいに、本当に、ていねいに作られた映画です。懐かしいような大学のキャンパスの光景、映画研究部の部室、どこかセンチメンタルなBGM、そしてぎこちなくて不器用な若者たちの恋。。。

「不完全な若者たちの、不完全な愛の物語」。。。そしてまるで映画を愛するひとのためにつくられたような映画です。ここ何年かでもっともすぐれた、秀逸な青春映画、とおもいます。

死んでしまうヒロインがとった劇中劇ならぬ映画中映画の”The end of the world ”が重要なパートをしめてきます。このいかにも映画を愛する学生たちが渾身の情熱でつくったような小作品と、そのテーマ音楽のホルストの惑星が、せつなく、しみじみと、叙情感をもって、みるものの心をゆさぶり、そして感動的に、迫ってきます。

映画好きのひとにいちどは見てほしい映画です。わたしたちが日常何気なく出会うひとたちとの偶然さのもつ完璧さを深く考えさせられました。しみじみと、感動しました。

市原隼人さん、上野樹里さん、ともにベストの熱演!です。蒼井優さんが演じる、ヒロインの、盲目の妹さんは重要なアクセントになっています。彼女が盲目であることが、限りなくせつなく、心に響くラストシーンを演出しているのです。3人ともおみごとです。

06年の日本映画は佳作が多いが、唯一、「虹の女神」だけを5回繰り返してみた。毎回、すばらしい映画とおもった。青春愛、映画愛に満ちたような、永遠に忘れることのできない映画。。。秀作です。

虹の女神 Rainbow Song [DVD] (詳細)

好きだ、 [DVD]

・「時間を止めて…
この映画の二人は17歳の瞬間から時を止めてしまったかの様だ。言葉ではなく相手の表情からでしか気持ちを読み取れない。社会に出て働いていてもどこか世俗から離れて生活しているような、独自の殻に閉じこもっているような内向的な日常風景。美しい空の景色が常に傍らに寄り添い、二人の孤独を内包する…随分遠回りしたけれど、止まっていた二人の時間が動き出し、それからの未来を優しく見つめるラストが良かった。宮崎あおいの演技が高く評価されているが、これは正に永作博美の素晴らしさに尽きる。当時20歳の宮崎に透明感は感じられても、幾多の涙や哀しみ、殺伐とした人生の荒涼感を演じた永作には適わないと思う。ことばにならない想いが何気ない「間」や表情から切ない位伝わってきて、そんな彼女を素手で真っすぐに受けとめようとする西島秀俊の真摯さが素敵だった。 17歳にではなく、時間を経た大人が観る方が気持ちを汲み取れる映画。

・「4人の役者の演技のスゴサ(特に宮崎あおい)
めちゃめちゃストレートな題名の恋愛映画だけれど、作品そのものは、非常に静かなトーンで、二人の男女が時を越え惹かれあっていくのを淡々と描いていきます。決して、世界のどこかで愛を叫んだりはしません。(笑) 「好きだ!!」ではなく、「好きだ、」というタイトルのニュアンスがこの映画を端的に物語っています。

前半は、17歳のユウの視点で、二人の淡い初恋を綴り、後半では、34歳になったヨースケの視点で、17年ぶりに再会したユウとの微妙な関係が語られます。とにかく間が多く、そして長いです。行間を読むというか、ヘタをすると、とても退屈な映画になってしまうところを、セリフではなく映像、演出で、何かしら感じさせる。

接写が多かったり、狙いすぎかなと思える演出もあったものの、田舎の素朴な情景と殺伐とした色の無い東京との対比も見事でした。また、1〜2時間カメラを回し続けたり、台本が無かったりと、俳優の力量に負う演出もあったようで、4人の役者がそれに応えているのが素晴らしい。宮崎あおいから永作博美へ、瑛太から西島秀俊へと、本来無理があるように思える17歳のときと34歳の現在。これがまったく違和感がなかったのは正直驚いた。

・「水門で待ち合わせ
17年前の時間の流れが同じ様な画面で断片的に表現されていますが、大人になった今この方が逆にリアルに感じました。感動させようとか泣かせようとかする作品が多い昨今、この作品は静かな中にも作者の意図に対し非常に共感する事が出来ました。

・「日本人のらしい映画?
セリフらしいセリフもなくなんだか日常どこにでもある高校生の二人、そして大人になった34歳の二人を隠し撮りしているんじゃないかと思わせる。ストレートに気持ちを表現するような映画も良いですが、行間を読み取るようなこの映画の作りにあっぱれです。日本人だから作れる映画かな?と感じました。

・「「、」についての再考
あー、いい。語りつくしてしまうと逆にその良さが薄れていってしまうのではと思わせられるほど。だからここではあえて「好きだ、」の「、」について考えてみる。私の場合「、」は長い文章で息が詰まったときに間に挟む。それは文から文へとつながっていくものである。だからこの「好きだ、」という映画も、あの最後のシーンから次へとつながっていくのだと思う。「好きだ。」だとどこか自己完結型で、はじめて恋をした男の子に告白するティーンのようだ。彼らにとって重要なのは伝えることであり、通じ合って次につながることはその結果でしかないのだと思う。(もちろん、一般論ではないです)でも酸いも甘いも知り尽くした大人の場合は、「。」では終わらせたくないのである。石川寛監督は雪道を二人で歩む姿を最後に映し出す。大人の恋は終わることなく、きっとここからはじまり続いてゆくのです。

俳優陣もたまらないです。宮崎あおい、西島秀俊、瑛太、永作博美、そしてこんなところにちゃっかり加勢亮!

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スタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディション [DVD]

・「たった一度、忘れられない夏。
ネットで夏や、夏休みがテーマの作品を検索していた所、この作品のタイトルを発見、懐かしい思い出がフラッシュバックして来た。

・「青春バイブル
心に残って繰り返し繰り返し観たくなる名作です。 冒険と友情、そして二度と戻ってはこない12歳という貴重な時間。 今小学生の子供たちにも、これから大人になっていく中高校生にも、 少年(少女)時代が懐かしいと思う大人たちにも、すべての人に観てほしいです。

特典では主役の少年たちの大人になった姿やそのコメントが聞け、 原作者のスティーブン・キングのコメントまでもが聞けます。

・「曲を先に知りました
最初に「スタンバイミー」という曲を知りました。「ダーリン、ダーリン」という文句から、てっきり恋愛物だと思っていました。テレビで映画を見て、子供の冒険物だと知ったときは驚きました。

筋として、親友がその後なくなったというところで、曲に違和感がなくなりました。子供が死体を見に行くという設定の奇抜さは、他の文学作品(日本の)でもあったので、そういう子供もいるのだとようやく納得できました。

メーキングの最後に、若い俳優が、その後無くなった紹介がありました。映画の筋と、現実とが重なり、さらなる重みが感じられました。

音楽、作品、製作について均衡が取れ、10歳以上の子供に勧めることができそうです。

・「製作費を掛ければ良いってもんじゃない映画の見本です。
最近の映画は製作費○○億円!とか言ってますが感情に訴えかけるのに多大な製作費は要らない。よく、原作のイメージをここまで出したと思います。タイミングよく流れるスタンド・バイ・ミーも最高です。ドラえもんはいなくても過去の自分に一瞬でも戻れる最高の映画です。この映画を見たあとには何故か自分のアルバムが無性にみたくなりました。

・「少年時代
自分が小学校高学年(5,6年)の時を思い出しました。私自身はゴーディのような文学少年ではなかったのですが、クリスを親分とするような悪ガキ集団とよく「探検」に行きました。自分が転校生であったこともあり、クラスの優等生集団とは心からなじめなかったのも一因だと思います。「屑鉄置場」の親爺のエピソードはなかなかおもしろいです。似たようなこともやりましたね。

この映画の主人公は一見、ゴーディにみえますが、実際は悪ガキリーダーのクリスでしょう。クリスは悪ぶっています。しかし、本当は頭がよくてちゃんとまわりが見えています。度胸だめしをするテディーを諫めたり、自分が父親に愛されてないと告白するゴーディを慰めたり、他の3人よりひと回り大人に見えます。この役を違和感なくやったリバー・フェニックスには感心します。

最初は「死体を見つけて英雄になろう」とはりきって出発した4人。しかし、実際に少年の死体を目の当たりにして「死の恐ろしさ=生きていることの尊さ」に気づいた4人は「英雄になること」を止めます。たった2日と少しの出来事ですが、4人は確実に大人への階段を昇り始めたのです。

ラストシーンで、大人になったゴーディがパソコンに書いた一文「私は12才の時ほどの友人をその後持ったことがない」。全く同感です。

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初恋 プレミアム・エディション [DVD]

・「静かに感動し、泣けました。
素晴らしい日本映画だと思います。

パンフレットに劇中の登場人物は実在した人だと書かれていました。タケシは芥川賞作家の中山健次であり、その他のメンバも、新宿のJAZZ喫茶Bも実在したと。

私は30代で当時の学生運動や中山健次等の多少の知識があったので、そういった時代背景と二人の主人公の初恋の想いが絶妙にシンクロし、お互いがお互いを必要としながらも決して結ばれない生涯に一度の定められた運命の出会いにとても心が揺り動かされました。

10代、20代の人には、実在した人物・時代背景の物語だということを頭の隅においてぜひこの映画を見て、楽しんで頂きたいと思います。

最後に、純情きらりでも名演技を見せた宮崎あおいさんの心の微妙な揺れを演じた姿は正に秀逸です。

・「1968年 18歳
この映画を見た同じ日に細田&貞本の「時かけ」を観た。

昭和40年代と平成も2桁の高校生。「人を恋ふる気持ち」は時代背景が変わっても変わらない。。。。

この映画で語られる昭和には「高度成長」の明るさは、ない。

どの時代にも、陰は存在したんだという当たり前のことを、改めて確認する。

笑顔がほとんど載っていないパンフレット。

だからといって、彼と彼女の「恋」が成就しなかったとは言い切れない。

「恋の成就」の意味が「二人がお互いを愛しく思う」という意味である限り。

・「久々の“銀幕女優”…
宮崎あおいさんはやはり、大スクリーンでこそ栄える方だと、再認識します。原作の小説も好きですが、ちょっとばかり違う解釈で映像表現されたこの作品も、劇場で観てはまってしましました。DVDではまた違う印象も受けますが、これは、久々に永久保存する価値のある邦画と思います。

・「三億円事件の真相
一見、このタイトルと三億円事件が無関係で何の接点もないようだが、この事件をおこした動機がこのタイトルになっている。事件の犯人が、誰が女だと想像しただろう?想像しえなかった犯人像と事件の真相を知りたい人にとっては、これが本当なのかも、と思わされる。最後の日記は、感動した。

・「せつない恋物語
タイトルからも分かるように、本作は、「三億円事件」の謎解き映画ではありません。その裏に隠された、若き男女の淡く儚い恋模様を描いた純愛ストーリーです。1960年代後半は、学生運動がヒートアップし、アングラ文化が花開いた時代。九州の町でロケしたそうですが、妖しい光を放つ新宿の情景など、怪しくもリアル。その熱を帯びた空気感が、見事に描き出されています。みすずと岸には、犯罪に対するスリルや罪悪感は皆無と言っていい。ただ一緒にいられることだけが、言葉にはできない幸せへと昇華していく。そんな共犯関係が、美しい“初恋”として観客の心に染み入るのは、何より、宮アあおいと、岸を演じた小出恵介の瑞々しさ...。特に、言葉少なに、初恋の切なさ、苦しさ、やるせなさを体現した宮アあおいの存在感。それから、みすずの兄役は、『ユリイカ』でも共演した実兄の宮ア将が演じています。彼やユカを演じた小嶺麗奈、タケシ役の柄本佑ら脇の役者の好演によって、荒ぶる若者たちの末路を描く、ビターな青春群像劇としても観ることができます。

ジャズ喫茶『B』に集まる若者の反抗は、親たちに向けられている。リーダー格の亮は母親との関係に苦しんでいる。岸は父親と折り合いが悪い。ユカも実家とのしがらみを断ち切れない。彼らは、世間や大人たちに反抗して彼らも、結局は親の影響下から脱しきれないのだ。そんな中でみすずだけは、親との関係を最初から持っていない。「三億円事件」という通過儀礼を経て、「大人になんて成りたくない!」と言っていた彼女が大人へと変身するのは、なんとも皮肉。ラストは本当に切なかった。元ちとせの歌う「青のレクイエム」がまた切なく哀しい...。

初恋 プレミアム・エディション [DVD] (詳細)

耳をすませば [DVD]

・「恥ずかしいよー。
 この映画を観終えた直後に思ったのが、「恥ずかしい」の一言だった。なぜなら、自分にも身に覚えのあることが、余りに直接的な表現で描写され過ぎているからだ。男って、普段は強気でいばっていることが多いけれど、本当は「臆病で傷つきやすい生き物」だということを、この作品で全女性に暴露されてしまった。「あなたにも、そんな時期があったのねー(笑)」と家内にも冷やかされる始末。大人には「懐かしさ」を、現役中学生には「夢と希望」を与えてくれる、家族全員で楽しめる作品だ。内容と同時に、画像も立体感溢れる手抜きのない「今時珍しいアニメ」という意味でも好感を持てる。単なる写実主義でないことが何より嬉しい。名作ながらも、同時に照れくさい映画で、男としては複雑な心境にならざるをえない。ここは素直に作品を楽しむ姿勢を貫くしかなさそうだ。

・「耳をすませば・・・聞こえてきませんか?
「こんなことがあったらいいなぁ」「こんな風にならないかな」小さい頃はアニメや小説の主人公に憧れて、いろいろな夢を見ます。ふとしたことで、世界が一瞬で変わり、ドラマチックな人生を歩むことをいつも夢見るのです。しかし、現実は違います。理想の世界と自分のいる世界がどれほどの距離にあるのか、嫌でも分かってしまいます。大人になっていく課程で、夢見る時間や想いは次第に少なく、小さくなっていきます。そうしないと、苦しいのです。「どうせできっこないよ」そんな気持ちを持ちながらも、理想の世界に少しでも近づきたい・・・口には出せませんでしたが、いつもそう思っていました。私にとって思春期とはそういうものでした。雫や聖司を観て、私は正直「ありっこないよ」と思いました。でも、悔しいくらい憧れてしまいました。自分の生き方を必死で探す雫に心を打たれ、自分の思いを真っ直ぐに伝える聖司を羨みました。私も勇気を出せば、「違う世界」に行けたのかもしれない・・この作品を観る度、思うのです。「こんなのありえないよね」と娯楽の青春映画として観られるために、この作品は作られたのでしょうか?受け止め方は人それぞれだと思います。この映画の中であり得ないことなど一つもないのだと、私は思います。思い切る勇気次第で、世界はどんどん変わっていく。理想論ですが、可能性のある理想です。作品の影から、「若者、がんばれ!」という声が聞こえてきます。雫や聖司があきらめないように、夢を見続けて頑張れば、どんなヒーローやヒロインにも負けない、素敵な人生を歩めるのです。

・「素敵な中学最後の夏
つい先日急にこの映画がみたくなり、親に無理を言ってこの商品を買ってきました。私が小学生だったころに見たことがあった映画だったのですが、私には見たことがあったという程度のものとしてこの映画が記憶にありました。私はいまやこの物語の主人公、雫と同い年になりました。最近まわりの友達がきちんとした自分の考えをもって将来を見据えて行動しているようになりました。その変化が自分も変わっていかなければならないという焦りとなって私はとても悩んでいました。中学卒業後は将来に向けてとても重要になっていくのだと友達をみてて思いました。しかしわたしには変わっていくといってもやりたいことも将来の夢もないのです。そこで昔みたこの「耳をすませば」の存在を思い出したんです。この映画にはきっと私の悩みを解決できることがあるのだと思ったからです。やはり、見終わった後はとても開放されました。バイオリン職人になりたくてその夢に向けて歩みだしている聖一。そしてそんな聖一をみて将来を深く見つめられるようになった雫。もちろん現実味のある2人の恋もみていて身近に感じられました。自分の好きなことをやっている2人はとても素敵でした。好きなこ