シベリウス & ウォルトン: ヴァイオリン協奏曲 (詳細)
諏訪内晶子(アーティスト), シベリウス(作曲), ウォルトン(作曲), オラモ(サカリ)(指揮), バーミンガム市交響楽団(演奏)
「気品あふれる一筆書きのシベリウス」「やはり素敵です!」「何だこれは!」「すごい!!!!」「透明感のある素晴らしい演奏」
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番 (詳細)
諏訪内晶子(アーティスト), バッハ(作曲), ヨーロッパ室内管弦楽団(演奏), シュトイデ(フォルクハルト)(演奏), ルルー(フランソワ)(演奏)
「地味ですが贅沢な感じです。」「力強く確信に満ちた響きに驚いた」「奥ゆかしさ漂う演奏」「心地よい緊張感を伝えるバッハ、すばらしい名演です。」「ゆったりとして、あたたかみのある音楽の対話が好ましい。バッハその人をを身近に感じる演奏です」
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番&第2番 (詳細)
庄司紗矢香(アーティスト), ショスタコーヴィチ(作曲), プロコフィエフ(作曲), ツィガーノフ(その他), ゴラン(イタマール)(演奏)
「★5つでは足りない」「ファンタスティック」「プロコフィエフに近づけました」「非の打ちどころがない素晴らしい演奏です!!」「紗矢香最高!」
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 (詳細)
庄司紗矢香(アーティスト), チャイコフスキー(作曲), メンデルスゾーン(作曲), チョン(ミュンフン)(指揮), フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
「すばらしきヴァイオリンの響き」「バイオリンの音色」「庄司紗矢香が生かされていない録音」「スルメのような、聴けば聴くほど惚れていく演奏かな」「演奏は素晴らしいが、録音は最悪。」
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 (詳細)
ハーン(ヒラリー)(アーティスト), ブラームス(作曲), ストラヴィンスキー(作曲), マリナー(ネヴィル)(指揮), アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(演奏)
「ブラヴォー」「ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲」「清新にして切れ味の良い快演」「ヒラリー・ハーンに喝采」
バッハ:シャコンヌ (詳細)
ハーン(ヒラリー)(アーティスト), バッハ(作曲)
「全曲録音でないのが唯一の欠点」「無心で弾くバッハ」「「美しい」としか表現しようのないバッハ」「ヒラリー・ハーンのデビュー盤」「初心者にも聴きやすいCD」
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集 (詳細)
ムター(アンネ=ゾフィー)(アーティスト), モーツァルト(作曲), ガルリツキー(ボリス)(演奏), バシュメット(ユーリ)(演奏), ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
「美しく震えるような音色」「微炭酸系」「芳醇にして緻密」「愛らしくも美しいモーツァルト」「いろいろな楽しみ方が出来る名盤です」
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 (詳細)
チョン(キョン・ファ)(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), ブルッフ(作曲), テンシュテット(クラウス)(指揮), ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(演奏), ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
「文句無しの名演奏」「知性美の世界に引き込まれる」「号泣のヴァイオリン」「チョン久々の名演奏!」
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 (詳細)
チョン・キョンファ(アーティスト), チャイコフスキー(作曲), メンデルスゾーン(作曲), デュトワ(シャルル)(指揮), モントリオール交響楽団(演奏)
「キョンファによる聴き応えのある2大名曲です」「親しみやすい2大コンチェルト」「文句なし5つ星!」「“チャイコン”の名盤」「確かにいい演奏だと思いますが」
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 (詳細)
ムローヴァ(ヴィクトリア)(アーティスト), メンデルスゾーン(作曲), チャイコフスキー(作曲), 小澤征爾(指揮), マリナー(サー・ネヴィル)(指揮), アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(演奏), ボストン交響楽団(演奏)
「ムローヴァがすばらしい」「ムローヴァの演奏が良い」
ブラームス:VN協奏曲 (詳細)
ムローヴァ(ヴィクトリア)(アーティスト), バッハ(作曲), ブラームス(作曲), アバド(クラウディオ)(指揮), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
「蘇る来日公演の感動」
ツィゴイネルワイゼン~ロマンティック・ヴィルトゥオーゾ (詳細)
チェボタリョーワ(アナスタシア)(アーティスト), サラサーテ(作曲), マスネ(作曲), サン=サーンス(作曲), クライスラー(作曲), ベートーヴェン(作曲), アニシモフ(アレクサンドル)(指揮), ロシア・シンフォニー・オーケストラ(演奏)
「かっこいいムター」
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 (詳細)
チェボタリョーワ(アナスタシア)(アーティスト), チャイコフスキー(作曲), メンデルスゾーン(作曲), アニシモフ(アレキサンダー)(指揮), トカチェンコ(ユーリー)(指揮), ロシア・シンフォニー・オーケストラ・カルテット(演奏)
「爽やかなチャイコフスキー」
クラシック>器楽>交響曲・管弦楽曲>サ・タ行の作曲家>シベリウス
クラシック>器楽>協奏曲>作曲家別>サ・タ行の作曲家>シベリウス
クラシック>器楽>協奏曲>演奏者別>サ行の演奏者>諏訪内晶子
Custom Stores>By Formats>国内盤>クラシック
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>ア行>ウォルトン
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>サ行>シベリウス
Custom Stores>By Artists>クラシック>演奏者別>サ行>諏訪内晶子
クラシック>器楽>室内楽・器楽曲>演奏者別>サ行の演奏者>諏訪内晶子
クラシック>器楽>室内楽・器楽曲>作曲家別>サ行の作曲家>ショスタコーヴィチ
クラシック>器楽>室内楽・器楽曲>作曲家別>ハ行の作曲家>プロコフィエフ
クラシック>器楽>J-クラシック>演奏者別>サ行>庄司紗矢香
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>サ行>ショスタコーヴィチ
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>ハ行>プロコフィエフ
クラシック>器楽>協奏曲>作曲家別>サ・タ行の作曲家>チャイコフスキー
・「気品あふれる一筆書きのシベリウス」
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・「やはり素敵です!」
諏訪内さんのCDはすべて持っています。いつも聞いたことのない曲も入っており新しい世界が広がります。このカップリングもウオルトンは初めて聞く曲です。こちらは少しなじみがないので感想が難しいですが、テンポが速くさすがの技巧を感じさせます。シベリウスは大好きなので、男性アーティストのものを持っていました。
その時は、厳しい北欧のイメージがありました。でも諏訪内さんのシベリウスは、繊細でクリスタルな高音を聞くたびに、なんて素敵な音なんだろう!とうっとりしてしまいます。バックのオーケストラの荘厳さとマッチしてすっごく素敵です!
・「何だこれは!」
冒頭から驚きと興奮の連続、感動と言うよりショック、もはや恐怖を覚える程の、魂を削るような鮮烈さ、私はかつてこのようなヴァイオリンの音を耳にした事が無い。
シベリウスが特に凄い、かつて聴いて来た同曲とは全くの別物と言える、それほど凄まじい共感を感じさせ、そのヴァイオリンの音は、まるで楽器の音とは違う、この世のモノと思えない生き物の様に身体を浸蝕し、うねり、聴く者の心をかきむしり、シベリウスが本来託した、そして恐らくそれ以上のテクスチャーをスピーカーの前に蘇らせる。
驚く程にクリアで、それで居ながらクラシカルな趣を損なわない録音も見事! 今、この時代に音楽を愛している事に、この上無い幸せを感じさせてくれる演奏、そしてCD!
疑い無く、歴史に残るヴァイオリンの名演である! ブラボー!
・「すごい!!!!」
諏訪内さんのCDを買ったのはこれが初めてです。クラシックは今までもちょくちょく聞いていたのですが、ヴァイオリン協奏曲というのはほとんどなじみが無くて、どんなものだろう、と買ってみました。
聴いてみれば、震えるような、そう、心を震わすような音。その熱っぽさ、繊細さに驚かされました。
・「透明感のある素晴らしい演奏」
もともとヴァイオリンという楽器は、あまり品の良いものではない、という偏見があるのですが、その楽器でこの透明感のある演奏ができる、というだけで大した「音楽的才能」だと思います。名前はあげませんが、他の著名な演奏者の同じ曲の演奏を聴いてみたのですが、そこにはこの演奏の持つ「透明感」はありませんでした。この演奏の指揮者にもこのCDで関心を持ち、バルトークを聞きましたが、共通のヒンヤリとした知性があって素敵でした。評者がみな褒めるべきだ、とは思いませんが、悪い評価には悪い評価の根拠があるべきだと思いますが、どうも変ですね。ともかく、冬に向かう秋の夕べに聞く音楽として、いいとおもうけどなあ。
・「地味ですが贅沢な感じです。」
殆どのCDがソロか大きなコンチェルトだった諏訪内さん。コンチェルトでは、繊細なもの凄く綺麗な高音の響きに感激していました。このバッハでは低音部が多いので、今までの感じとはかなり違いますが、これまた低音部を丁寧に響かせる演奏です。コンチェルトとはいえ短く室内楽なので、ぼーっと聴いていると、どれが諏訪内さんの音か分からなくなりますが(^o^;どれも聴いたことがある曲だと思います。(中学校の掃除開始の音楽とかで)3曲目はオーボエも主役の一つで、バイオリンと綺麗にマッチしています。冬の暖かい部屋で暖かい物を飲みながら本でも読みたい時にかけていたいCDです。
・「力強く確信に満ちた響きに驚いた」
9月に千住真理子が、そして今月、諏訪内晶子が同じバッハのヴァイオリン協奏曲を録音して発表するというバッハ・ファンには聴き逃せない発売ラッシュであるが、諏訪内初の弾き振りということで一抹の不安を抱えながらCDをプレーヤーにセットした。しかし、第1音から確信に満ちた芯のあるヴァイオリンの響きに圧倒されてしまった。オケの伴奏が腰抜けだったらどうしよう?とも思っていたのだが、それも杞憂に終わった。非常に腰の座ったメリハリのある伴奏で諏訪内の演奏を支えている。正直言って諏訪内晶子のヴァイオリンの響きってこんなに力強かったのか?と思わせるほどである。演奏は「2つのヴァイオリンのための協奏曲」より「ヴァイオリン協奏曲第2番」そして「ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲」と演奏に厳しさと豊かさが増していく。フレーズ・フレーズごとの切れ味と豊かさが増していくように聴こえる。「ヴァイオリン協奏曲第1番」も芳醇かつ厳格な演奏で文句のつけようがない。バッハ独特の音楽構造を厳格に探求し見事に再現していると言える。諏訪内の自信と確信がバッハの音楽に力強さをもたらしていると思う。諏訪内の演奏と相性が悪い人には勧めないが、バッハ・ファンは一度は聴いて欲しい作品である。
・「奥ゆかしさ漂う演奏」
諏訪内晶子の演奏スタンスがよく表れている1枚である。控えめであり、けして押し付けがましくない…。これ見よがしなパフォーマンスは皆無。奥ゆかしさがある、と表現すべきか?!聞き終えた後、静かな感動が心に残る演奏である。BWV1043第3楽章カデンツアは異色で聴き応えありです!芸術の秋に相応しいアルバム。お薦めです♪
・「心地よい緊張感を伝えるバッハ、すばらしい名演です。」
ジャケットからは、優美でたおやかな美を感じとれますが、内容はすばらしく緊張感あふれるバッハ。このギャップはものすごいです。 沢山あるバッハの多くは、途中で目をとじたらそのままスヤスヤ、という事もあるのですが、諏訪内さんのこの演奏は、そうは問屋はおろさない。目を閉じて、耳を澄ませば、その躍動感、力強さ、繊細さがビシっと伝わってきて、背筋が伸びます。 バッハの威厳は尊重するが、堅苦しくなく、自由に解釈をふくらませてみて、演奏は楽しく軽やかに。そんな感じがします。すばらしい一枚に仕上がっているバッハ。ぜひ御聴きください。
・「ゆったりとして、あたたかみのある音楽の対話が好ましい。バッハその人をを身近に感じる演奏です」
血肉を備えた人間の温もりを持った演奏。あたたかみのあるバッハ(1685-1750)ですねぇ。近寄りがたいバッハ老御大ではなく、微笑み、時に寂しい表情を浮かべたりもするバッハ先生が、すぐ目の前を歩いている、そんな気持ちにもなりました。CDのライナーノートで諸石幸生が、<太陽の光を浴びて微笑むかのようなバッハの協奏曲集がここにある>と述べている、その言葉に共感です。
諏訪内晶子(1972- )と同世代の若き、優れた奏者を得たことも、このCDを魅力的なものにしていますね。『2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043』で共演したフォルクハルト・シュトイデ(1971- )、名門ウィーン・フィルのコンサートマスター。『ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ニ短調 BWV1060a』では、パリ・オペラ座管、バイエルン放送響の主席オーボエ奏者を歴任し、現在はヨーロッパ室内管のソロ・オーボエ奏者を務めているフランソワ・ルルー(1971- )。ふたりの、とりわけ、ルルーのオーボエの音色が素晴らしく、魅了されました。
一番印象に残ったのは、『2つのヴァイオリンのための協奏曲』の第3楽章「アレグロ」の中、ウィーン生まれのヨーゼフ・ヘルメスベルガー(1828-1893)の手になるカデンツァ。前の楽章のパッセージを再現するところ。古きよき思い出が脳裏を去来するバッハの姿が彷彿されて、何がなし、しんみりしましたです。
諏訪内晶子の弾き振りによる演奏。2005年8月8日〜10日にかけて、ロンドンのヘンリー・ウッド・ホールで録音。最初聴いた時は、さしたることもない演奏かなあと思ったけれど、繰り返し聴いて飽きがきませんね。自然体で、ゆったりとした音楽のテンポ、調和のとれた音楽の息遣いに惹かれる一枚。
・「★5つでは足りない」
★10個くらいあげたい。そんな演奏である。第1番の出だしからただならぬ雰囲気が漂い、徐々にエネルギーが増加し、一気に昇華してプロコフィエフの世界が爆発する。20歳そこそこの女性ヴァイオリニストが弾いているとは到底思えないほどの音楽的密度の高さと音の多様さにただただ圧倒されるばかりである。
実はこのディスクを買うきっかけとなったのはぶらあぼというTakeFreeの音楽情報雑誌を何気なくぱらぱらとめくっていてふと評論が目にとまった時。ジャケットの写真が掲載されていたのだが、彼女の顔つきに何故か分からないがぴんときて、「これは何かやってくれそうな顔をしている」と直感的に感じたのである(ヴァイオリニストに多いつり目型の顔をしていたということもあるが…。)
果たして私の直感の予想は裏切られなかった。何を隠そうプロコフィエフのヴァイオリンソナタを聴くのはこれが初めてだったが(ぉい!)、頭の中が真っ白になり、気が狂わんばかりの興奮を覚えるような演奏など滅多にお目にかかれない。これは間違いなくあまたあるであろうこの作品の演奏においても抜きんでた演奏であると、何の疑いもなく確信できた。実際後日クレーメルとアルゲリッチによる同作品のディスクを購入したのだが、庄司紗矢香の時のような興奮は全く感じられなかった(2人のファンの方申し訳ありません。飽くまでこの作品に関してということです)。
それから伴奏のイタマール・ゴランの名演も忘れてはならない。彼のピアノによって庄司紗矢香のヴァイオリンがより奔放に歌うことができているのである。この二人の音楽性が見事に融和して結実した音楽なのである。
一般的には第2番の方が有名なようだが、是非このディスクで第1番を聴いていただきたい。あなたの一生でかけがえのない音楽的経験になることはお約束する。
・「ファンタスティック」
実を言うとプロコフィエフのバイオリンソナタは今まで聴いたことがありませんでした。正直言ってショスタコビッチを聴きたくて買ったのです。勿論、ショスタコも鳥肌ものの素晴らしさだったのですが、ついでに聴いていたはずのプロコフィエフに最近はどんどんはまってしまっています。こんないい曲をどうして今まで聴き逃していたんだろうと反省するほどです。それにしても、紗矢香さんの音の素晴らしさには本当に驚かされます。五嶋みどりさんの透徹した澄み切った音とは全く対照的な驚くほどの多彩な音たちに感動するばかりです。これほど多彩な表現が緊密なバランスを保って寸分の狂いもなく表現されるためには、膨大な精神力と緻密な計算が必要なはずです。それをこの若さでやってのけるというのは驚異としか言いようがないでしょう。聴けば聴くほどその抵抗しがたい魅力にはまらざるをえません。とにかく買うべし。そして最低5回は聴くべし。絶対に後悔はさせません。
・「プロコフィエフに近づけました」
今まで難しくてよくわからず、親しめなかったプロコフィエフですが、庄司さんのライブ演奏に衝撃的に感動してから自分なりに楽しめるようになりました。目から鱗でした。TV番組や雑誌のインタビューやコンサートパンフレットに寄せるコメントを拝見すると、庄司さんが曲の解釈を自身なりに深くなさっており、それを支えるテクニックだけではない知識量や勉強量や努力があることがわかります。その蓄積から生まれる感動の演奏で、プロコフィエフさえ私のような素人にも魅力を教えてくださるのだなあと感謝です。CDを楽しんでいる方、一度ライブ演奏を聴かれること、おすすめします!人気でチケット入手は難しいですが、それもできるだけ生の音に近い前のほうの席で。
・「非の打ちどころがない素晴らしい演奏です!!」
これまでに様々なアーティストの演奏を聴きましたがここまで緊張感の漂うプロコフィエフらしい演奏はありませんでした。とても20歳のヴァイオリニストが演奏しているとは思えないほど素晴らしいと思います。
・「紗矢香最高!」
紗矢香さんの演奏は、ずっと聴いていますが、ここに来て、更に円熟味を増したように感じます。滑らかな演奏、とても素晴らしかったです。
・「すばらしきヴァイオリンの響き」
脱いだ帽子をふたたびかぶることができません。庄司さんの作品の読みの深さ・確かさ、そして彼女の努力・熱意、そして庄司さんの音が渾然一体となって聴者を包み込みます。チャイコフスキーもメンデルスゾーンも称える作品になっています。天晴れです!
・「バイオリンの音色」
他のレビューにもありましたが、確かに音は良くない。とくにオーケストラの音が薄っぺらくて、これがチョンさんの指揮かと疑うほどです。しかしバイオリンの音色は素晴らしいと思います。技巧に走らず、スピード感があるわけでもありませんが、高音の伸びは最高だと思います。これはしっかりマイクに収まっています。メンデルスゾーンもチャイコフスキーも、どちらも名演だと思います。
・「庄司紗矢香が生かされていない録音」
ヴァイオリンを前面に押し出した録音と、ホール全体の響きを重要視した録音があるが、この録音は後者で最近の録音には珍しくヴァイオリンとオケが一体化してしまっているコンサートホールの2階席で聴くような録音しかしこれだけでは庄司紗矢香の演奏を否定するものにはならず、一音一音を全身全霊で紡いでいるのはうかがい知れるだろうこの録音によって彼女の誠実でエネルギッシュなヴァイオリンが色あせて感じられるが、これは演奏者もしくは録音したエンジニアの好みによるものなのか?
・「スルメのような、聴けば聴くほど惚れていく演奏かな」
他のレビューアーが述べているように、録音としては誉められたものではありません。これでマイナス1☆。
ただ、演奏はこのマイナス面をカバーしてあまりあるような気がします。最初は、録音の悪さが気になっていたのですが、繰り返し聴くうちに、だんだんと、遅めのテンポ、繊細な音楽の作りがわかってきて、スルメのような、聴けば聴くほど惚れていく演奏かな、と思いました。
万人受けしないと思いますが、個人的には大好きな演奏です。リマスタと次回作を期待しています。
・「演奏は素晴らしいが、録音は最悪。」
『情熱大陸』で庄司紗矢香さんを観て興味を持ち、オフィシャルサイトで試聴しました。クラシックの初心者なので、テクニック面の詳しいことは分かりませんが、庄司紗矢香さんも伴奏も文句の付け様が無い素晴らしい演奏だと思います。しかし、録音は、素人がちょっと試聴しただけで「これは酷い」と分かってしまうほど酷過ぎます。内にくぐもって聞こえます。
・「ブラヴォー」
人間も年齢を重ねるにつれてブラームスの良さが心に染みるようになるようで、最近コンサートで感銘を受けてからHilary Hahnのブラームスのヴァイオリン協奏曲のCDをよく聴きます。
第1楽章ではテーマに付けられた独特のアゴーギグに少々抵抗感を覚えますが、決して技巧そのものを誇示していないのに難しいパッセージでの微塵の狂いも無い音程とリズムの切れ、重音を弾く時でも決して汚い音を出さないテクニックの冴えは素晴らしいです。
もちろん第2楽章のしみじみとした情感も後半の自然な盛り上げで聴かせますが、何と言っても圧巻はリズミックな第3楽章のテクニック冴えと、細かい音符が鮮やかに弾ききられたコーダの一糸乱れぬ追い込みは思わずブラヴォーです。
・「ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲」
ハーンのブラームスについては、個人的には、細かすぎるビブラート、それにフレーズの後ろの方につける独特なアゴーギグ、及び音の切り方が気になる(それは気に入らないという深刻な意味ではない)。第一楽章の猛烈な演奏スタイルは、大好きなシェリングのライブ録音(指揮:クーベリック)と似ているように聞こえ、親近感を抱く。
ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲については、ストラヴィンスキーと交流のあったミルスタインの自伝に、長々と書いてあったのでどんな曲なのか興味を持っていた。わたしは、ハーンの録音によって始めてこの曲を聴いた。わたしは所詮素人なので、ミルスタインが自伝で言及したような印象(「もっと素晴らしいものが書けたはずだ!」)は抱かなかった。いーじゃん、この曲。そんな感じ。
・「清新にして切れ味の良い快演」
現代的で美しい、少し温度の低い感じがまたたまらない魅力です。すっかりヒラリー・ファンになりました。
・「ヒラリー・ハーンに喝采」
ブラームスは交響曲2番をよく聴きますが、最近ヴァイオリン・コンチェルトが心に染みます。第1楽章では難しいパッセージでも乱れることなく、音程は正確無比、リズムもよいです。カデンツァではヴァイオリンを十分に歌わせています。第2楽章のオーボエのソロのあと、ヴァイオリンが同じメロディーで繰り返します。全体としてアダージョのしみじみとした情感で聴かせます。第3楽章では細かい音符が鮮やかに粒だって聞こえます。オーケストラとの相性もよいです。「ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調」はアバド指揮(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)、ヴァイオリン・ミンツのも手許にありますが、このヒラリー・バージョンのほうが演奏は速いです。第1楽章ではヒラリー版は23分15秒、ミンツ版は23分32秒。第3楽章のアレグロではヒラリー版は7分43秒、ミンツ版は8分45秒ですから1分ぐらい高速です。ヒラリーさん、いい音楽をありがとう。
・「全曲録音でないのが唯一の欠点」
17歳のデビュー・アルバムでいきなりバッハの『無伴奏』などというと、『ゴールトベルク』でデビューしたあのグールドを思わせますが、このヒラリー・ハーンの演奏は、デビュー盤とか年齢といったことを抜きにして、古今の『無伴奏』の録音のなかでもトップクラスにランクされるべき一枚です。
「そんなに若いと、勢いだけの単調な演奏になっているのではないか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。そこで、有名な「シャコンヌ」を聴いてみましょう。手元にあるCDで確認すると、シェリングは約14分30秒、古楽器演奏を代表するレイチェル・ポッジャーは約13分30秒で弾いていますが、ハーンはなんと17分52秒もかけています。しかしながら、遅いという印象はまったくありません。まず、リズム感が非常に正確であること、そして、こまかくていねいに表情を描くことにより、遅さではなく密度と強度の高さを感じさせるのです。ここまで雄弁な「シャコンヌ」というのも、なかなか聴けません。さらに特筆すべきは、ヴァイオリンの音がとにかく美しいことです。奏者によっては音がきつくなったり汚れてしまうことも少なくない『無伴奏』ですが、ハーンの演奏にはそのような部分がまったくありません。恐るべきコントロール力です。
唯一の欠点は、「デビュー盤だからって、なんで全曲録音にしなかったんだ!」ということです。演奏は満点ですが、レコード会社の弱気には星ひとつ減点したくなります。何年かしたら、ぜひ全曲録音に取り組んでほしいと強く願っています。
・「無心で弾くバッハ」
ハーンが17才の時の演奏。上手・下手とは違う次元で、無心で弾く演奏が心に響いてきます。それでいて、いい音が出ています。お気に入りはソナタ第3番、特にアダージョが美しく聴こえます。
・「「美しい」としか表現しようのないバッハ」
いまさらですが・・・無伴奏ヴァイオリンは、各奏者特有の「節回し」が正直苦手だったんですが、これはとても気にいっています。所謂「艶」はさすがにないですが、フレッシュな爽快感があります。ゆったりめテンポなんですが決して重くならないところがいい。空気を澄み渡らせるような音色とフレージングの「美しさ」。通勤の朝によく聞いてました。
・「ヒラリー・ハーンのデビュー盤」
ヒラリー・ハーンのデビュー盤。当時17歳だった彼女が完璧なまでに演奏しており、教科書といっていいほどの録音ですね。全曲録音されていないのが残念なところです。
・「初心者にも聴きやすいCD」
無伴奏のヴァイオリンCDを聴いたのは初めてでしたが、とても新鮮で気持ちの良い音です。バッハが好きなだけで専門的な知識はないのに、このCD1枚でたっぷり満足感を味わうことができました。この後に著名なヴァイオリニストの演奏も聴いてみましたが、だからといって見劣りすることなく今もお気に入りの1枚です。
・「美しく震えるような音色」
ムターのバイオリン、音色が良い! 5番の2楽章の出だしなど、笛のような鈴のような音色で驚きと同時に心震えた。私自身バイオリンを演奏するが、モーツァルト奏法の概念が覆るような感動を覚えた。このような情感、興奮は非常に新鮮である。オーケストラとの関係も良い。8歳の娘はこのCDを聞いた後にバイオリンを演奏したとき、明らかに影響されて音色がぐんと変化した・・・それほどまでに、誰に対しても感動を与えるCDである。
・「微炭酸系」
心の中がすっと軽く綺麗になるような微炭酸系モーツァルト。特に第4番の今までにない、軽やかさ、楽しさ、少し辛味もきかせた美しさに感動。解説に本人がコメントしているようにムターのなかで30年かけて熟成、蒸留されてつむぎだされたモーツァルト、と言う感じです。まったりしたイメージのムターだったけれども、これは驚きでした。皆さんにも是非聴いて頂きたいです。
・「芳醇にして緻密」
今、最も脂の乗り切っているヴァイオリニストの一人がムターであることに異論を挟む人はいまい。一時期極度のスランプでどうなることかと気をやんでいたが、プレヴィンと再婚した後、見事に復活を遂げた。
今回のヴァイオリン協奏曲集、おそらく来年のモーツァルト・イヤーを意識したものであろうが、かなりのハイレベルな出来であった。ムターのヴァイオリンは濃厚な味付けがしてあり、ともすれば重くなりがちだが、見事なフレージングで軽快に走っていく。さすがと思わせる。オケの出来も十分。
モーツァルトを聴く人ならぜひとも持っておきたい1枚。
・「愛らしくも美しいモーツァルト」
ムター自身がオーケストラを率いた渾身のモーツァルト・ヴァイオリン協奏曲集です。ヴァイオリン独奏、オーケストラとすべてにムターらしさが感じられます。とはいえ、以前のムターとは違いだいぶ落ち着きが感じられるのは気のせいでしょうか。考えに考え抜かれた構成はムターの響きと相まって極上に美しく、しかもモーツァルトらしいかわいらしさも散りばめられています。第2番の艶やかな演奏、第5番の伸びやかな演奏、それと何と言っても、バシュメットとの共演。個性派同士の演奏に不安を感じることなかれ。二人の息はピッタリとあって、仲を疑ってしまうほど。これほどの素晴らしい協奏交響曲はめったに聴けません。秋の夜長をぜひムターのモーツァルトとともにお過ごしください。
・「いろいろな楽しみ方が出来る名盤です」
モーツァルトのバイオリン協奏曲が上品に2枚のCDに収められています。リラックスして聞きたい時にも、真剣に聞きたい時にも、優しく受け止めてくれる名盤と思います。 今年の1押しと言って良いくらい。円熟したムターの演奏を楽しみました。
・「文句無しの名演奏」
ベートーヴェンもブルッフも共に、チョンにとっては二度目の録音。ベートーヴェンは、今回はライヴ録音である。旧盤では指揮者のコンドラシンに譲歩しすぎたか、はたまたベートーヴェンということで慎重になりすぎたのか分からないが、彼女の持ち味である閃きに満ちた奔放さがやや欠けていたように思う。個人的にライヴ録音は好きではないのだが、この新盤は、もともとマイクで拾いにくい彼女の演奏スタイルが、とても良く分かる録音となっている。彼女の持ち味である研ぎ澄まされた激しさと厳しさ。限界ぎりぎりでの、その驚くようなバランスの良さに、思わず惹きこまれてしまうこと請け合いである。 ブルッフも、可憐な雰囲気も漂わせていた旧盤に較べて、スケール感のアップした名演奏だ。
・「知性美の世界に引き込まれる」
協奏曲というのは、一般的には器楽独奏者の妙技を演奏会場で聞くための曲であることが多いが、このアルバムに含まれるベートーヴェンのバイオリン協奏曲は独奏部分とオーケストラ部分が対等の重さで作曲された稀有の名曲である。演奏者のチョン・キョンファもテクニックに任せてバリバリ弾くタイプではなく、曲想を丁寧に引き出す演奏を得意としているだけに、この曲の演奏者として申し分ない資質を備えている。結果として知性と精神性に満ちた品位の高い演奏が出来上がった。Londonレーベル時代の彼女の録音された音は紗がかかったようにくすんでいて、バイオリンの輝くような高音域が捉えきれていないように思われたが、EMIに移籍して収録されたこの録音では艶のある音が聞こえる。テンシュテットの指揮も彼女の演奏の特質をよく理解したもので申し分ない。ただし、89年の録音にしてはオーケストラの音が歪みっぽいのはやや難点である。なお、カデンツァはクライスラー作曲のものが使われている。 ブルッフのバイオリン協奏曲はロンドン・フィルのオーケストラが少し緩んでいて、ベートーヴェンほどの出来でないのが惜しまれる。こちらは☆四つである。
・「号泣のヴァイオリン」
ロックの世界では、例えば、ギターの神様“エリック・クラプトン”の演奏を「泣きのギター」とよく評されますが、この盤の彼女の演奏はこれのクラシックバージョンと言えるのではないでしょうか。いや、この演奏にはクラプトンも降伏でしょう。とにかく、泣いて泣いて、号泣した後は満面の笑顔で踊りまくって歌いまくって、といったような演奏です。難しいことも考えずに、ただ耳を傾けていれば、自ずと彼女と楽聖の世界に浸っていることでしょう。テンシュテットの演奏も肉厚かつ感情が横溢する演奏で、バッチシです。まあ、とにかく聴いてみて下さい。絶対の名盤です。
・「チョン久々の名演奏!」
チョン・キョンファの2度目のベートーヴェンの協奏曲の録音!しかも今回はライヴ録音!‥前回の録音、コンドラシン・VPOとの共演から約10年ぶりの再録音。本当に待ってました!前回は慎重になり過ぎたのか、コンドラシンのスケールの大きな伴奏に比べて、チョンらしくない神経質なヴァイオリンだった。長らく専属だったデッカからEMIに移籍してからのチョンは、出来不出来が激しく心配していたが今回のベートーヴェンは名演奏になった! チョンのヴァイオリンは素晴らしく透明感のある研ぎ澄まされた精緻な響きと、決して粗暴にならない情熱がバランス良くまとまっており前回の録音とは別人の様な完成度の高い演奏だ!テンシュテットの指揮も重心が低くスケールも大きな充実した響きが素晴らしい!第2楽章はもう少し濃い表情漬けが欲しかったが、立派なベートーヴェンだ‥。チョンの悟りきった様なヴァイオリンも本当に美しい!これこそチョン・キョンファのヴァイオリンだ!久し振りにこの協奏曲の名演奏を聴けた気がする‥!ブルッフも再録音だが、オケの響きが薄く、チョンの濃厚なヴァイオリンが浮いてしまって、こちらはバランスが宜しくない!チョンのヴァイオリンはなかなかの出来だが、オケとの一体感では旧盤の方が上手くいっているかな‥。 よってベートーヴェンは満点だが、ブルッフはやや問題があるので星一つ減点。しかしベートーヴェンは最近では最高の録音だ!これからのチョンの演奏に期待したい‥。
・「キョンファによる聴き応えのある2大名曲です」
4大ヴァイオリンコンチェルトの中、チャイコフスキーとメンデルスゾーンをカップリングしたアルバムです。チャイコンは、起伏に富み、難技巧を要する聴かせ所の多い曲でまさにキョンファにピッタリの曲といえると思います。実際、彼女自身もコンサートで、この曲をオハコとしており、2度目の録音ということもあって、彼女の特徴である情熱的な演奏を披露しており、聴き応えがあります。メンコンは、ヴァイオリンの美しい高音を活かした哀愁感たっぷりの繊細な曲で、チャイコンに比べるとキョンファ向けではないと思いますが、初録音にもかかわらず、彼女独特の節回しで、繊細で美しい音を聴かせてくれます。オケもキョンファを充分サポートしており、演奏内容、お買い得感からもお奨めの1枚です。
・「親しみやすい2大コンチェルト」
チャイコフスキーとメンデルスゾーン協奏曲のカップリングで、非常に親しみやすい曲の組み合わせです。さて、チョン・キョンファのチャイコフスキーはさすがに手馴れた感じを受けます。デュトワの指揮さばきも見事だと思いますし、オケも十分にサポートしています。彼女は70年にチャイコフスキーのコンチェルトでデビューしているのでこの曲は非常に思い出深いはず。デビュー盤は知らないのですが、本当に表情豊かに演奏されていて、一般受けする名演と言えるでしょう。また、メンデルスゾーンについては彼女の初めての録音ということですが、彼女のヴァイオリンの技巧が冴え渡るとともに、こちらも曲の構成を自らよく把握して堂々と演奏しています。チャイコフスキーに比べ、幾分表情の明るい演奏になってように感じますが、さすがに彼女が持ち得る感性豊かな演奏を繰り広げていると思います。ただ少しだけ欲を言えば、デュトワの指揮がチャイコフスキーに比べてどこか型にはまったような演奏で、フォルテの部分を少し強調しすぎているように感じました。オケをもっと自然な表情でサポートすれば、より一層良かったのではないでしょうか。いずれにせよ、チョンさんの技巧が大変素晴らしいことは言うまでもありません。このアルバムは彼女の代表作の一つと言って良いでしょう。
・「文句なし5つ星!」
この録音をした時期、指揮者のシャルル・デュトワとの噂が流れてましたよね。 真偽は分かりませんが、オケとのフィーリングもピタリと決めて素晴らしい名演で圧巻です。 自分の中でチャイコンの基盤に位置付けられています。 チョン・キョンファの本領を余すとこなく堪能できます! メンコンは、ちょっと解釈が見えてこない感があるのですがキョンファが素晴らしいヴァイオリニストである事に間違いはありません。生意気言ってしまいましたが、ちなみにメンデルスゾーンはオイストラフの演奏が私的ベストでして…
・「“チャイコン”の名盤」
この盤はチョン・キョンファ2度目の録音ですが前に比べてストレートで万人向けな印象を受けます。オーソドックスながらも情熱的で独特の節回しはチョンならではです。ただし、デュトワの指揮は随所工夫されていますが物足りなさを感じます。カップリングされているメンデルスゾーンはチョンにしては不出来でショルティ盤(ビデオ)の方が表現が豊かで音色も繊細でよい。でも、他の盤より断然、完成度が高いと思います。
・「確かにいい演奏だと思いますが」
デビューから約10年後のチャイコンはさすがに手慣れた感じの演奏です。はやいパッセージも難なく弾いていますが、全体的にテンポは速めですね。例えば第1楽章は17分56秒。デビュー盤は18分50秒ですから、1分近くも違います。個人的にはデビュー盤の方が量感あふれる演奏で、気持ちよく聞けます。
・「ムローヴァがすばらしい」
青年時代にフランチェスカッティ独奏、セル指揮の名盤でメンデルスゾーンのこの曲を愛聴していたのだが、もう少し音のいい盤を探していた。なかなかしっくりくるものがなかったけれど、この演奏でほぼ思いを遂げることができた(本当はオケが…悪くはないのだが、まあ、あのセルの立派な伴奏を超えるのは至難だろうが)という感じ。ムローヴァのヴァイオリンは音色の美しさといい、旋律のリリシズムをたたえた歌わせ方といい、すばらしいかぎりだ。併収のチャイコフスキーもオーソドックスで、安心して聴ける名演だと思う。
・「ムローヴァの演奏が良い」
ムローヴァの演奏が良い。オーケストラはこういった協奏曲にありがちな冴えない音質であるが、ムローヴァのヴィオリンは、すごく高い音まで綺麗に伸びており、特筆に価する。演奏も正確無比でスピードも速め。淡々とした演奏になりがちな部分も綺麗にまとめており感心。買って正解のCDでした。
・「蘇る来日公演の感動」
ブラームスは、アバドが手兵ベルリンフィルを率いての初来日を果たした1992年のサントリーホールでの録音。ロシア出身らしい完璧なテクニックだけでなく、充分な歌心と繊細さを併せ持ったムローヴァの演奏には、心の底から驚嘆しました。その演奏会の模様はテレビでも放送されたので、彼女の端正な演奏の姿を憶えておられる方も多いのではないでしょうか。このCDは、その感動を充分な臨場感と共に再現してくれます。その後のムローヴァは古楽に傾倒し始めて、いわゆるロマン派の名曲をあまり録音しなくなったことが残念です。
・「かっこいいムター」
サラサーテのカルメン幻想曲の演奏が最高です。美しく、情熱的で、かっこよく、力強い。まさに「カルメン」です。のだめカンタービレの清良たんが実体化したかのようです。ツィゴイネルワイゼンの演奏も好きです。やはり力強さを感じます。2曲だけでもお薦めです。 ストラディバリ(Zubowsky)の美しい響きも活きています。オケの演奏はロシアらしく太鼓をドンドン鳴らしています。ロシア好きにはしっくりくる演奏だと思います。 彼女の力強さには、リヒテルのピアノに共通するロシア魂を感じます。是非ともリヒテルを目指していただきたい。
・「爽やかなチャイコフスキー」
日本の倉敷でヴァイオリンを教えているという彼女がNHK交響楽団の定期演奏会へソリストとして出演して弾いたのがこの曲,べたべたなコンチェルトではなく暖かみと爽やかさが残るチャイコフスキーでした。ぜひ,美人の彼女のコンチェルト生演奏で聞いてみたくなりました。
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