黒船 (詳細)
サディスティック・ミカ・バンド(アーティスト)
「たぶん、一生、聴き続ける一枚」「時代を超えた名盤」「これぞ名盤!Best buy!」「加藤和彦の才能を立証したアルバム」「物凄い才能が詰めこまれたアルバム。」
「聴きどころが満載」「日本語、そして日本の日常の美しさ」「今も流れる風街ろまん」「聴きどころが満載」「骨太日本」
ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー (詳細)
YMO(アーティスト)
「あぁぁ、こんなことがあっていいのだろうか。」「オーディオ作りと音源」「高橋ユキヒロ氏のヘニョヘニョのヴォーカル」「ymoとの出会い!」「一般受けという意味で一番YMOらしい」
φ(PHY)(紙) (詳細)
THE ROOSTERZ(アーティスト)
「夜より暗い昼間の街角・・・」「Last soul」「無限の光」「ゴーゴーヘブン」
FOUR PIECES(紙) (詳細)
THE ROOSTERZ(アーティスト)
「花田期ファン レビュー4」「かけらたち.......。」「こんな緊張感のあるアルバムはめったに無い。」「人に薦めるならこのアルバムかな。」
ローザ・ルクセンブルグII (詳細)
ローザ・ルクセンブルグ(アーティスト)
「ぼくのローザは世界一」「日本のロックの全てがここにある!」「圧倒的な存在感」
天使たち (詳細)
THE STREET SLIDERS(アーティスト)
「色あせない日本の孤高の骨太ロック」「Slidersの最高傑作!」「Up and Down Baby」「同じ「夜」でも違う「夜」」「「天使たち」」
ヘッド博士の世界塔 (詳細)
Flipper's Guitar(アーティスト)
「ラストにして最高傑作」「小沢も小山田も、いまだにこのアルバムを超えていないと思う。」「発売当時は吐くほど聴きました」「天才が一生に一度だけ作る事のできる名盤・・・」「憧れのオシャレさんでした。」
LIVING/LOVING (詳細)
カーネーション(アーティスト), 直枝政広(その他)
「果てしなく、走る」「復活!」「新たなる門出」「cool&hot!」「また咲いたカーネーション」
LOVE ALBUM (詳細)
サニーデイ・サービス(アーティスト), 曽我部恵一(その他), 細野晴臣(その他)
「超越。」「ラストアルバム」「love」「City Pop」「オリジナル・アルバムとしては最後の作品ですね」
ペイパー・ドライヴァーズ・ミュージック (詳細)
キリンジ(アーティスト), 堀込泰行(その他), 堀込高樹(その他)
「It's fine !」「反省文」「必聴」「初期なのに完成されているアルバム。」「心地の良い曲ばかりです。」
空中キャンプ (詳細)
フィッシュマンズ(アーティスト), 佐藤伸治(その他)
「“ライフ=ミュージック”」「いい声聞こえそうさ」「音楽の力」「音楽的な変化を、素直に受け入れられた一枚」「人は孤独だけど・・・」
図鑑 (詳細)
くるり(アーティスト), 岸田繁(その他), 佐藤征史(その他), KONIYANG(その他), ジム・オルーク(その他), 根岸孝旨(その他), ナカコウ(その他)
「すごいぞくるり」「岸田の想いが詰まった一枚」「厚」「初心忘れるべからず」「かっこよすぎます」
「何度聴いても飽きない。」「歴史に残って欲しい」「昆虫ロック」「最高傑作!」「出た、傑作」
Futurama (詳細)
スーパーカー(アーティスト), 石渡淳治(その他)
「過渡期」「ありがとう」「リフレッシュ」「何度も聴いた」「過去と現在と未来を音楽で」
WILD FANCY ALLIANCE (詳細)
スチャダラパー(アーティスト)
「再評価求む。」「大きく再評価されるべき一枚」「おもろい」「お笑いと音楽が好きな人は必ずハマる!」
「それは悪夢だ」「超名盤」「なるほど未来だ」「全てがすごい!」「ギンヤンマ」
満ち汐のロマンス (詳細)
EGO-WRAPPIN’(アーティスト), 中納良恵(その他)
「名盤誕生!」「マジで名盤」「it's dem good!!」「最高のスイング!」「哀愁の満ちた歌声に、しばし部屋は月夜の海にかわる」
「この感想しかない」「名盤中の名盤」「日本人最強ファンク」「凄い凄い☆」「パンク色の強いファーストアルバム」
「不変のパンク魂」「死ぬまで聴ける日本で生まれた奇跡のパンク。」「陶酔。」「斬りまくり!」「その後の人生観が変わりました・・・」
「カセットブックとしては20年ぶり!!。」「あの人気番組『銭形金太郎』のオープニングテーマ」「かなり聴き手を選ぶ作品」
シャイキック (SACD-Hybrid) (詳細)
Buffalo Daughter(アーティスト)
「ロックな傑作」「傑作」「半年寝かせたら、キた。」
69/96 (詳細)
cornelius(アーティスト), かまやつひろし(アーティスト), ブライアン・バートン・ルイス(アーティスト), 小山田圭吾(その他), コーネリアス(その他)
「コーネリ大爆発」「初回盤のビニールジャケットがお薦め」「Alternative Rock」「中間地点」「ヘヴィメタ」
LIFE (詳細)
小沢健二(アーティスト), スチャダラパー(アーティスト), 服部隆之(その他)
「続く、ということ」「いつまでも、かわらないもの」「素敵な歌詞&MELODY」「90年代における一つの奇跡」「90年代J-POPの最重要アルバムの一つ」
ギヤ・ブルーズ (詳細)
Thee michelle gun elephant(アーティスト), チバユウスケ(その他)
「生涯最高傑作」「私の青春かっさらった男」「世界の終わり」「最高傑作」「自分に喝を入れたい時に。」
● 岸岸岸
●黒船
・「たぶん、一生、聴き続ける一枚」
70年代、初版のLPを買って以来、何年か周期でこのアルバムを毎日聴き続ける時期が巡ってくる。最近は車の6連奏CDの中で、これは他と入れ替わることがない。何カ月かに一度、無性に聴きたくなる。特に、LPではA面の『墨絵の国へ』〜『黒船(嘉永六年六月四日)』までは、一気に聴かないとおさまらない。というか、止められない。何度聴いても魂が震えてくる。やはり“手作業の演奏(笑)”による緻密にして究極のグルーヴ感は、現代に聴いても群を抜いていると思う。 無人島に持って行く邦楽五枚の中には必ず筆頭で入るだろう。(ちなみに無人島行きの洋楽の筆頭は、ニール・ラーセンの『ジャングル・フィーバー』です)
・「時代を超えた名盤」
発売当時の思い出。クリス・トーマスのプロデュースということもあって洋楽ファンの間でも話題になった。「黒船」というタイトルや曲名で『やはり安易にもエキゾチック・ジャパンを売り物にするのか』という思いを抱きつつ音を聴いてビックリ!高中正義のギターは無茶苦茶格好いいし、印象的なイントロやリフが随所にあふれている。「タイムマシン‾」や「塀までひとっとび」のイントロは今聴いても大好きだが当時は本当に痺れた。けっこうファンキーな音作りだが、これも当時とすれば最先端だった。ありきたりな表現だが、時代を超えた名盤だ。
・「これぞ名盤!Best buy!」
当時中学生だった。深夜ながら勉強をしながらラジオを聴いていたらこのアルバムが流れてきた。「タイムマシンにお願い」、この曲を聴いたときの衝撃。あまりにかっこいい。勉強を止めてアルバム全曲に聴き入ってしまった。小遣いを貯めてすぐ買った。以来、長い年月がたったが年に何回かは必ずアルバム全編を通して聴いてしまう。とにかく全編あまりにかっこ良く今だに古くならない。これぞ名盤!桐島カレンの「タイムマシンにお願い」はイマイチ、木村カエラのそれも歌はうまいし声もキレイだが線が細い。ミカのような激しさ、毒?がない。カエラが吠えていてくれてたらと思うが…。残念ながら「タイムマシンにお願い」はミカのものである。とにかく持っていて損はない。34年を経た今もおじさんは聴き惚れている。
・「加藤和彦の才能を立証したアルバム」
これは、ミカ・バンドの最高傑作です。また、彼らの貴重なコンセプト・アルバムです。 歴史的なシチュエーションとしては、幕末から文明開化に向けた日本です。その時代のイメージを大きく膨らませた加藤和彦のセンスのよさを感じます。 「墨絵の国」では、ややスローテンポに始まるのですが、ややハイテンポになりながら、「タイムマシンにお願い」で急加速する、いわゆる時代の変わり方を象徴する創りとなっています。 そして彼らが活躍していた時代・・。残念ながら当時の日本はすでにロックから、ニューミュージックへと流れが変わり始めていました。 彼らのロックのこだわりは、一見マニアックな感じを受けていましたが、そこは加藤和彦の気質。フォークからロックへと流れていった彼は、その後ヨーロッパに渡り、今もロックの活動を続けている。 このアルバムは、彼の才能を立証した一枚だと思います。
・「物凄い才能が詰めこまれたアルバム。」
日本のロック・シーンで一際異彩を放つサディスティック・ミカ・バンド。プラスチック・オノ・バンドをもじったという説を信じていますが、日本に本格的なロックの到来を予感させる存在であったと思います。バンドの最高傑作と言われるのがこの作品です。加藤和彦さんがまだ20代でフォーククルセダーズからロックに一転し、高中正義、小原礼、高橋幸広という物凄いメンバーを集めて、日本よりもロックの本場イギリスで火がつくという、加藤さんの才能が火を吹いたようなバンドでした。つい最近加藤ミカさんの代役に木村カエラさんでこの黒船の顔ぶれで再結成していますが、オリジナル・アルバムに優るものはないと思います。1972年に作られた作品ですが、程よい若さと荒削りな音が今聞いても新鮮です。
・「聴きどころが満載」
はっぴいえんどのオリジナル、3作中の第2作。大瀧7曲/細野4曲/鈴木1曲という構成だが、特に大瀧色が強いわけでもなく、三人三様の持ち味が次第に見えてきた作品。
まず、細野氏の2大傑作「風をあつめて」「夏なんです」。本作の空気感は、この2曲による所が大きいのかもしれない。音楽の引き出しが多い人だが、この和風な味わいは独特。録音技術の過渡期ながらギターの音質も良好で、不思議と耳に残る響きである。
鈴木茂氏は、本作で初めて作曲と歌を担当。「花いちもんめ」1曲だけだが、これが完成度の高い佳曲で存在感が十分出ている。代表作の1つと言ってもよく、構成がしっかりしていて聴き応えあり。その後の彼の個性が、既に垣間見えるようでもある。
さらに大瀧作品も好調。演奏もコーラスもまさにグループ総力戦の「はいからはくち」が圧巻。だが、それ以上に特筆したいのが「颱風」。「颱」の字自体がただならぬ雰囲気を醸し出しているが、内容もそれに劣らず異様なテンションを見せている。台風が来る前の、不安と共に何故かワクワクするあの感じが見事に表現された異色作。
最後になったが、全体の色合いを左右しているのが松本氏の詩の世界である。「オリンピック以前の東京の原風景」とよく言われるが、地方在住で彼らより後の世代の私が見ても、そういった匂いを感じるのが不思議である。
・「日本語、そして日本の日常の美しさ」
風街ろまん、71年の作らしい。こういうバンドのこういうアルバムを聴いていると、やっぱり今の日本の音楽シーンっていうのは消費されて、忘れられていく一方の音楽なんだろうなぁ、と思ってしまうのです。もちろんそうでない音楽もありますが。
今巷に溢れている音楽に比べれば、やはり地味な印象は拭えない。
けれど、何度も聴いてしまうし、何より詩が語りかけてくる。
声高に、直球路線で愛を叫ぶ歌なんてない。語られるは、淡々とした、日々感じたことだったり、自分が見える範囲の私的な世界観である。その詩がとても美しく、かつ、彼らが生きた60年~70年代の光景が目に浮かぶようで、あぁ、日本って、そして日本語って、こんなに綺麗な物だったんだな、と感じる。
曲調的には、フォーク調のが多い。他にカントリー風、ブルース風、ロック風と様々だが、全体的に、春の晴れた日、田舎の家で窓全開で聴きたい、そんな感じです。とても落ち着く。歌詞も曲も、聞き手に押し付ける所が無い。
尚、この紙ジャケ仕様はアマゾンに書いてないですが、ボートラ7曲収録で、
はいからはくち関連が4曲、あしたてんきになあれのリズムトラック、あいうえお、そして、夏なんですのリハーサルテイクが入ってます。全然原曲と違う、夏なんです のリハテイクが原曲より好き。音源は、はっぴいえんどBOX用の最新リマスターされたものです。
全ての日本人に聴いてもらいたい。そんな一枚。
・「今も流れる風街ろまん」
はっぴいえんどのセカンドアルバムだがここで全てが完成している。もう一枚出しているのだがそれは契約上のものかと思ってしまう。3枚のアルバムを発表したあとロックへのオマージュを完成させ解散。その中でも傑作の呼び声高いのがこの風街ろまん。ネプチューンの原田泰三そっくりな松本隆、日本の名ギタリスト鈴木茂、顔はともかく才能は止まらない大滝詠一、おじいさんがタイタニックの生き残りの細野晴臣。この四人の中で一番このアルバムに影響を与えているのが細野であると思う。風をあつめて。この歌が輝きを強く放っている。もともと手紙というタイトルであった曲の完成系のものだが、まさしく名曲である。細野自身はもっと高い声で歌いたかったらしいが、ジェイムステイラーを聞いて歌い方を変えたらしい。ちなみに大滝は遠藤賢司という人の歌い方にヒントを得ています。そうとにかく風をあつめて一曲だけでも十二分に聞く価値のあるかなりいいアルバムなのである。
・「聴きどころが満載」
はっぴいえんどのオリジナル、3作中の第2作。大瀧7曲/細野4曲/鈴木1曲という構成だが、特に大瀧色が強いわけでもなく、三人三様の持ち味が次第に見えてきた作品。
まず、細野氏の2大傑作「風をあつめて」「夏なんです」。本作の空気感は、この2曲による所が大きいのかもしれない。音楽の引き出しが多い人だが、この和風な味わいは独特。録音技術の過渡期ながらギターの音質も良好で、不思議と耳に残る響きである。
鈴木茂氏は、本作で初めて作曲と歌を担当。「花いちもんめ」1曲だけだが、これが完成度の高い佳曲で存在感が十分出ている。代表作の1つと言ってもよく、構成がしっかりしていて聴き応えあり。その後の彼の個性が、既に垣間見えるようでもある。
さらに大瀧作品も好調。演奏もコーラスもまさにグループ総力戦の「はいからはくち」が圧巻。だが、それ以上に特筆したいのが「颱風」。「颱」の字自体がただならぬ雰囲気を醸し出しているが、内容もそれに劣らず異様なテンションを見せている。台風が来る前の、不安と共に何故かワクワクするあの感じが見事に表現された異色作。
最後になったが、全体の色合いを左右しているのが松本氏の詩の世界である。「オリンピック以前の東京の原風景」とよく言われるが、地方在住で彼らより後の世代の私が見ても、そういった匂いを感じるのが不思議である。
・「骨太日本」
今から4・5年前、大学入りたての頃に喫茶店で時間を潰しながらよく聴いてたアルバム。などと言うと、「風をあつめて」の歌詞の様ですが、実際、音楽好きな学生達が楽しんで創っている情景が感じられて、大好きでした。 日本のビートルズと言っても過言ではない彼等ですが、サニーデイサービスやキリンジ、ハナレグミ等、現代の注目ミュージシャンへの影響もはかり知れません。日本的な情緒を匂わせながらも、音は極めて60年代の英米ロックよりであり、明らかにクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングや、ザ・バンド等の影響がかい間見えます。「夏なんです」のギターリフはどう考えても、モビーグレイプと言われる方々も結局は好きなんです。元ネタどうあれ、はっぴえんど唯一無二のサウンドです。 大瀧詠一の1STアルバムが極めてビートルズ以前のポップス、フィルスペクターを匂わせるものであるのに対し、こちらの大瀧氏の歌唱はどう聞いてもバッファロースプリングフィールド。器用な方なんですね。「ロング・バケーション」等の洗練されたAORよりのサウンドとは違った骨太さ、イナタさが濃縮されています。そんな部分にもスティーリー・ダン的な要素を感じてしまいます。 また、カントリーやフォークを独自に煮詰めた細野氏の「hosono house」、現代的な視点からフリーソウルやボッサとも言える鈴木氏の「band wagon」どちらも合わせて大好きです。 はっぴいえんどの1STの出だしのギターサウンドを始めて聴いた時から、洋楽コンプレックスの様なものが氷解された方も多いと思います。
・「あぁぁ、こんなことがあっていいのだろうか。」
音楽を聴き始めて10年くらい経ちますけど、ここ最近「うおぉぉぉぉ!!こいつはやばい!」とおもうほどの衝撃を味わった事がなかったんですね。なんていうか、倦怠期みたいな感じでした。
近くのレンタルビデオ屋に友達といったときの事。そこにはポピュラーなアーティストのビデオがいっぱいならんでるコーナーがあって、そこで「YMO伝説」っていうビデオを発見して、「そういえばちゃんと聞いたことなかったな、ライディーンさえちゃんと聞いてないなぁ、ちょっと観てみるか」これがすべての始まりでした。
それにどっぷりはまってしまった私はこの作品を聞いてみました。「!!!」TECHNOPOLISの第一声、「TOKIO」というフレーズが始まった瞬間虜になっていたのかもしれません、「なんだ、いままでに聞いたことのないこの新鮮さは!」まさにTECHNOPOLISという題名にぴったりの曲展開、他にもBEHIND THE MASKや、ABSOLUTE EGO DANCE、SOLID STATE SURVIVOR・・・などなど捨て曲なんて一切ないのです。一気にあの長く続いた倦怠期を吹き飛ばしてくれたのです。
時を越えて彼らの作品に出会えた事を心から感謝すると共に、生まれてきてよかったなぁ、と素直に感じさせてくれました。
ジャンル、古さなんか気にしないで、是非聞いていただきたいと思います。是非!!
・「オーディオ作りと音源」
テクノポリスの曲の冒頭にサーノイズが入っている。当時、アンプやスピーカの自作に励んでいたから、YMOはその「できばえ」をチェックする音源として常時使用していた。ステレオ・ハイファイ音源として輝いている。曲はもちろん名曲ぞろいでだれもが楽しめる。サーノイズが軽く入ってくると当時の期待と緊張を思い出す。今、聞いてもつい細部に入り込んで長時間、聞き込んでしまう。時を超え色あせないアルバムだと思う。
・「高橋ユキヒロ氏のヘニョヘニョのヴォーカル」
高橋ユキヒロ氏のヘニョヘニョのヴォーカル。英国ポップ風メロディ。切れ味バツグンにタイトなのにワイルドさもキッチリもっているドラミング。外人ぽい顔と紳士風だけどインチキ臭い物腰。 YMOのテクノポップを最終的に「ロック」にしているのは高橋ユキヒロです。
・「ymoとの出会い!」
事件が小学6年生の時に起きた。1つ上の従兄弟が、家の泊まりにきて、夕飯をとり、寝る時間に母親が、「あんた達、そろそろ静かに寝なさいよ!」といわれ、部屋に行き布団に入った時に、従兄弟がおもむろにカバンの中から、1つのカセットテープを取り出した。
「これ、聞かない?」
これから寝る時に音楽を聴く??親に叱られるのではないか??
そんな思いをよぎらせながら、カセットテープにスイッチオン!!そこに流れ出して来たのは、演奏ではなく、ロボットの声で
「ト・キ・ヨ、、、、ト・キ・ヨ」
そして、演奏が流れ出すと、ピュン、ピュン、チュン、チュンと不思議な機械音。
「なんじゃこりゃぁ〜!!!!」
びっくりして、従兄弟に質問をする
「これは、なぁに?」すると、「これは、テクノっていう音楽さ」
「何人のグループ??日本人なの??」
「フッ」
彼はそんな事も知らないのかとでも言いたげな、軽いため息をついた後、語り出したが、今思うと彼の知っている情報も、自分と同じ位しか解っていなかったみたいだ。
「このグループは、3 人の時もあれば、5人の時もある。人数は決まっていない、今までとはちがう新しいスタイルなんだよ」(後で知ったのだが、正式メンバーは3人である)
「へぇ〜、日本人なの??」
「いや、顔は日本人っぽいが、ジャケットをよ〜く見てごらん。服が赤いの人民服を着ているので、中国かもしれない。でも、歌詞は英語なので、明らかに日本人ではないんだ」(これも後で知ったのだが、明らかに日本人である)
「へぇ〜、この不思議な音はなんていう楽器なの??」
「これは、シンセサイザーという機械の楽器なんだ。機械で色々な音を作れるので、シンセサイザーで出せない音はないんだよ!!」
ス、スゴイ!きっぱり、言い切ったのである。
「スゴイね。さっきのロボットの声も、そのシンセサイザーで作っているの??」
それを聞いたとたん、彼の顔色が急に変わり、「それぐらい、自分で調べれよ!!」
怒られた.........。先程の親に叱られるかも、という気持ちも重なり、「わっ、わかった。」そう言うと、慌てて布団にもぐりった。
そして、布団の中でワクワクしていた。
それから、数日後、シンセサイザーを探しに楽器屋にいった。するとシンセサイザー・コーナーがあり、さわってみると、ピュン、ピュン、チュン、チュン音が鳴る。
ワクワクした。
すると、自分が触っていた楽器の隣に、大学生風のおにーさんがきて、キーボードにマイクがくっついている機械に向かい、ヘッドフォンを付け、そして、なんとマイクに向かい
「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
「これだ!!例の機械は、これだなぁ〜、ナニナニ、ボコーダー??そういう名前の機械か。よし、隣のにーちゃんが終わってからやってみよう」
そして、自分の番が来て、ヘッドフォンを付け、マイクに向かい、同じように
「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
ちょっとは、生の声より、音は変化しているものの、あきらからにロボットの声ではない。色々付いているツマミをいじってみる。
もう一度「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
さらに遠のいて、肉声に近くなった。すぐに飽きて、先程のピュン、ピュン、チュン、チュンの機械に戻る。
すると、違う人が来てまた、「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
首をかしげて帰っていく。
すると、また違う人が来て、「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
またもや首をかしげて帰っていく。
「ははぁ〜ん、これは、使いこなすのが難しいんだな。よし、買って家でゆっくり覚えよう」
そう思い値段をみると、
295,000円。
値がはっている事は分かっているが、小学生の自分には、いまいち解っていなく、楽器屋からカタログを貰ってきました。
それから新聞配達を始め、夜自分の部屋で電卓片手に何ヶ月したら、買えるのか計算して、ため息をついたのを覚えています。
そんな思い出深く、懐かしいYMOですが、今も色あせる事なくよく聞きます。
ちなみに、ボコーダーは、買っていなく、今も欲しいです。
・「一般受けという意味で一番YMOらしい」
ブームを巻き起こしたYMOの最も代表的なアルバム。後の「BGM」以降の音の方が、今のクラブサウンドや実験音楽につながる要素が多く、通の人からの評価が高いのだが、一般にも広く知られている曲は本作に多く収録されているので、未体験の人は、まずこちらから入った方がいい。
サウンドはゲーム音楽的で、良くも悪くも薄っぺらいが、そこが魅力。人気曲が多いのは、やはりメロディが良かったから。そして、あまり凝りすぎた演出をしないで、メロディを最も良く引き出すアレンジをしたから。今でも新鮮。あんなに楽しかった「増殖」の方が今となっては古い、っていうか、時に寒く(笑)感じられてしまうので、こちらの方が普遍性もあるということでしょう。
ライディーンはCMの再録版より、こっちじゃなきゃ。
・「夜より暗い昼間の街角・・・」
リアルタイムでルースターズを聴いていた頃、よく渋谷のジァンジァンにルースターズを見に通ったっけ。でも、「DIS」を最後にルースターズから離れてしまった。ステージ上で、異次元を見つめるように立ち尽くす大江さんの姿を直視できなかったから。
ふとしたきっかけで、20年振りに、その後のルースターズを聴きました。そこには、当時の大江さんがいました。それは、10代の自分ではなく、今の自分が共感できる大江さんでした。
こんなに飾り気の無い、自分自身に正直なアルバムは無いと思います。混沌と絶望と切望が詰まったアルバムは。
・「Last soul」
個人的には大江慎也在籍時の傑作だとおもいます。製作がかなり難航したアルバムらしいですが、なによりも美しいサウンドに耳をうばわれます。 (1)は花田裕之がフロントになってからも、たびたび歌われることの多かった名曲で、アルバム中一番の美しさです。(6)V・Undergroundのカヴァーで花田さんが歌っています。(まるでブライアン・フェリーが歌っているようです。) (9)で歌われる大江慎也の歌声はいつまで耳に残ります、これも名曲だとおもいます...。(10)はドゥルッティ・コラムをブルージーにした感じのインスト、こちらも良いです。痛いけど、夢のような世界。日本ロック界の名盤。
・「無限の光」
大江慎也在籍最後のアルバム。独特の世界に彩られた美しい音の数々、それはまさにφ(ファイ)なのでしょうか。一曲目の入り方が素晴らしいです。光が差し込むような、雲が晴れるような。でも、現実世界じゃないです、この世界は。大江慎也の、壊れてしまいそうな声、聴いてください。最後まで彼は美しかったです。⑥、花田ヴォーカルですが、コーラスの大江も良いです。⑨の「2番目の月が閉じるまで 明けた雲のように」、心に響きます。
・「ゴーゴーヘブン」
初期とはあまりに違うルースターズ。これから先に聴いて遡って聴いてみると同一バンドとは思えないだろう。只、“ヴィーナス”は名曲。
・「花田期ファン レビュー4」
ある意味不器用さが魅力だった花田ルースターズだったが遂にリズム交代。しかし解散前提ながらよくこれだけの人材を見つけたものだ。三原と穴井とのFOUR PIECEだからこそROOSTERZは解散できた。私は音楽の裾野を器用に開拓していく井上のベースを尊敬しているが、穴井はその後のキャリアもウイラード、パンタ、ジライヤとロック一直線。超ヘヴィー級だ。飄々とした花田もプレイや楽曲に気合いが漲っている。下山も軋轢から解放されたように自由だ。まさに有終の美を結実させた孤高のロックアルバム。
・「かけらたち.......。」
私は大江在籍時からのファンですが、やはりこのアルバムが一番好きです。花田さんと下山さんのコンビネーションが絶妙で、楽曲も名曲ぞろいです。三原さんと穴井さんによるリズムセクションも最高で、当時のライブでもドライブ感が最高でした。ジプシーズも最高だけど、この面子で再編ないのでしょうか....。名盤です。
・「こんな緊張感のあるアルバムはめったに無い。」
弱点を払拭するかのようにドラムにex.ローザ・ルクセンブルグの三原、ベースにex.ロッカーズの穴井を加えてリズム隊が鉄壁になったルースターズだったが、2人を迎える前に解散は決まっていたらしい。そういう特別な思いの中で制作されたアルバムには作詞に柴山俊之、PANTA、ゲスト・ミュージシャンにシオン、ホッピー神山を迎えるなど超豪華なメンツがずらり。特徴としては下山の曲が花田よりも多く収録されていて、当然のごとく下山色が強いものとなった。しかし花田はその分ヴォーカルとギター・プレイが光っている。「鉄橋の下で」の力みが抜け、優しさをたたえた唄い方がいい。「CROSSROAD」のギター・ソロなんて誰も絶対にマネできないだろう。「NAKED HEAVY MOON」での2本のギターのせめぎ合いなんて鳥肌ものだ。そして「LADY COOL」を聴くとすごく癒される。ルースターズは花田がこの曲を作ったから下山が解散すべきだと判断したらしいが、それもわかる。ルースターズが大江慎也在籍時から変わらず持っていたもの、それは「緊張感」であったからだ。オリジナル・ルースターである花田が(一時的とはいえ)それを失った時、ルーズターズの看板はやはり降ろされるべきだったのだ。話が横道にそれたが結論から言ってこんな緊張感のあるアルバムはめったに無い。日本のロックが好きなら絶対に聴くべきである。
・「人に薦めるならこのアルバムかな。」
1曲目の「GUN CONTORL」と2曲目の「再現できないジグソウ・パズル」を聴けば、もうすんなり世界に入っていくことでしょう。
・「ぼくのローザは世界一」
別に日本を代表するとは言わないが、最高の おんがく の1枚だと思う。 初めて買ったときはLPレコードで、帯には確か、「ぼくのローザは世界一」 って書いてあった。ハイスピードですっ飛ばすロックンロール、長い髪のひげのおじさんの後ろを一緒にぞろぞろ歩きたくなるようなフォーク、スライ=ストーンに捧げる さいけでりっく ファンク、ひらがなで書きなぐったような歌詞、そして穏やかな終曲。 四人の化学反応が、打ち上げ花火のように夜空に輝き、散っていった。ボーカルの どんと が亡くなり、もうローザ=ルクセンブルグというバンドは還らない。だけど、CDをかけるとまた走り出す。いまでも、ぼくのローザは世界一だ。
・「日本のロックの全てがここにある!」
今聴いてもほんとに奇跡の一枚だと思う。どんとと玉城がギリギリのバランスでぶつかりあって結実したロックンロール。永井もいいし、三原もいい。できればもう一枚、ほんともう一枚、このテンションをキープしたフルアルバムが聴きたかった。「橋の下」を聴いて、「もう、どんといねえんだなあ」なんて涙が出てきた。何年ぶりかに今聴いたけどほんとに最高。涙が止まんない。思わずレビュー書いちゃった。気がつきゃどんとより年上になっちゃってるよ、おれ。
・「圧倒的な存在感」
いろいろなバンドが現れそして消える。そのなかでも色あせない孤高の作品。他に例をみない楽しくて、叙情的な歌詞、伸び伸びヴォーカル、重厚なサウンド、ムズムズするリズムとメロディー。全速力でとばすお祭りのような前半から、ゆるやかな川の流れのような、情景の浮かんでくる後半までハズレ無し!。決して初デートなんかのときにはおすすめできない、どっぷり世界にはまりたい。ジャケットもイカす!!。
●天使たち
・「色あせない日本の孤高の骨太ロック」
私も、この人たちの存在は知っていたのですが、当時、あまり聞かなかったのですが、最近中古CD屋で安値で購入して改めて聞いてみてハッマチャいました。良いですよ、マジで、こんな良いバンドだったのかと思いました。このバンドのアルバム、ビデオとほとんどそろえてしまいました。このアルバムは僕個人的には2番目に好きなアルバムですが、(一番すきなのは、がんじがらめです)スライダースとプロデューサー佐久間氏との融合したサウンドが、マッチしていてすごく良いです。曲も詩もいいです。今、日本にこういうバンドがいないのは、寂しいですね。
・「Slidersの最高傑作!」
やっぱりこれがスライダーズの最高傑作になると思います。Boys~はもう日本のロックのスタンダードと言ってもいいでしょう。一番乗りに乗っている頃の作品で、パワーと勢いが感じられます。人気もこの頃がピークだったのではないだろうか?ちなみに私はなぜか「蜃気楼」という曲が一番好きです。ハリーの歌い回しが特にふてぶてしくて気持ちいいです。解散したのが残念でなりません。ハリーは今後どこへいっちゃうのかな~。
・「Up and Down Baby」
今聴くとスライダーズのアルバムの中でもニュートラルな位置にあるアルバムだなと思う。これを気に入ったら他も気に入るはず。ちょっと乱暴な意見だけどスライダーズ入門の【リトマス試験紙】みたいなアルバムじゃないかなぁ(もちろん個人差は有)
・「同じ「夜」でも違う「夜」」
きらびやかなイメージとシュールなPVでガツンとジャパニーズロックシーンのフロントに出てきた時代のアルバムなんで、彼らのアルバムでは一番有名なんだろうと思う。当時の俺もこのアルバムが一番好きでそりゃもう毎日聴いてた・・・けどさ。
1stアルバムSLIDER JOINTの一曲、「すれちがい」で描かれたような魂の叫びが裏通りに消えてゆく「夜」はもはやなくガキがブーツでシャッター蹴飛ばす「夜」になってしまってたんだなぁ・・・と今は思うんだよね。今も色あせない、不朽の名盤であることに異議はないけれど、彼らに限っては多少錆びて朽ちかけたほうが「らしい」なんて思うのは俺だけですかね。
ともあれ、最近スライダーズを知った人には一番おすすめしたいアルバムであることは間違いなし。で、ストリート・スライダーズにより深くハマり込みたいと感じたなら、これより前のヤツを一枚づつ充分な合間をもって聴いていくのがいいと思う。
・「「天使たち」」
正直、「洗練されちまったなぁ・・・。」という印象。スライダーズのストリートって「裏道」ってイメージだったし、まぁメインストリートでも、深夜2時過ぎの路上感だったのだが、ここでついに「表通り」に踊り出たっていうメジャー感がしっくりこなかった部分もある。「SPECIAL WOMAN」のきらびやかさに王者の貫禄を見た。まぁ一番の違和感はやっぱ開幕きっての「BOYS JUMP THE MIDNIGHT」でしょう。これは古くからのずぶずぶのフリーク連からしたら、かなりアレだったよなぁ・・・。
”スライダーズはうねりながら聴くべし”という『鋼鉄の不文律』が崩れた曲だ。そう、スライダーズフリークは決して”拳なんか振り上げちゃーいかんのです”それは”ありえない”レベルの無作法だったはずだ。もちろん曲に合わせて『お遊戯』のように約束の振りをするなんて”死”を意味した。
マスコミのレポーターが「スライダーズのどこが好きですか?」と訊けば、「・・・・・・・・・・・・・・。」と内心で(馬鹿かてめぇ?どこがだとぅ?)吐くのが常だったんだ。
それがついにBOYS!JUMP!!THE MIDNIGHT!!!ってサビに合わせて拳を上げちゃう輩が出現した。
売れるということは、こういう「分かってない奴」まで、ライブに集めちゃうことなんだなーと、古株としては思うのも世の常です・・・。
他の曲はともかく、この曲だけは本気で踊り切れなかった。こういう曲は他のバンドがいくらでもできるからね。愛してるから嫌なのよよよ・・・(惚
・「ラストにして最高傑作」
フリッパーズ・ギターの3枚目のアルバムにしてラスト・アルバム。これまでのネオアコ路線からうって変わって、全編に渡って大胆な打ち込みとサンプリング音源を使用したアルバムである。それにしても、プライマル・スクリームの「ローデッド」「カム・トゥゲザー」の影響はあるにしても、ここまでの作品を作り上げた彼らには本当に脱帽せざるを得ない。サイケデリックな音の質感もそうだが、このアルバムを特徴づけている要因の一つとして、小山田君の歌い方の変化が挙げられる。あんなに快活でポップな響きを持っていた歌がこれまでに無いダークなトーンで歌われていたり、小沢君の歌詞にしてもこれまで以上に諦念、焦燥といったキーワードを突き詰めた内容となっている。それが最も良く現われているのが「ゴーイング・ゼロ」「奈落のクイズマスター」そして「ヘッド博士の世界塔」の3曲だと思う。詳細は省略するが、この3曲を聞けばこれを最後に彼らが解散してしまったのも残念ながら納得せざるを得ないからだ。80年代に現われた「恐るべき子供たち」が最後に放った最高傑作。ちなみに、「ヘッド博士~」のラスト・パートのアイデアは後にコーネリアス自身が「69/96」「ファンタズマ」でも応用していることからも、このアルバムが彼にとって逃れがたいプロトタイプであったのかも知れない。
・「小沢も小山田も、いまだにこのアルバムを超えていないと思う。」
ありふれた言い方になるが、10代後半から20歳過ぎあたりの前後数年間だけに、とりわけリアルに感じられる倦怠感や憧憬、スピード感といった相矛盾する感覚を、途方もない密度と完成度で歌い上げてしまったのが、このアルバムだと思う。
前作とはうって変わって、サンプリングを多用しつつ緻密に練り上げた楽曲と、あえてスカしたところに、かえって甘やかさを感じさせる歌詞の双方が素晴らしく、リリースからすでに15年ほどが経った今も、このアルバムに肩を並べる水準のものは、ほとんど出ていないのではないか。
元メンバーである小沢と小山田の2人にしても同様で、ハジけまくっていた短い一時期を経て、内向性を強めつつある小沢と、渋谷系から一転、音色のマエストロ的な方向に突っ走りつつある小山田の、2人ともが、いまだに単独では『世界塔』を超える作品を作り出していないと思う。
どのバンドにしても、その内部の人間関係というのは不思議なもので、今、同じものを作れと言われても作れないだろうし、作りたくもないはずだが、当時はなぜかそれが出来てしまうような条件が揃っていて、それは同じ形では、二度とは戻らないということなのだろう。(なんだか書いているこっちまで、パーフリ調になってきた(笑))
その後の2人に共通するのは、「実は歌が下手」という自覚でもあるのか、歌える歌詞をほとんど、あるいは全く書かなくなってしまったことだが、もうすぐ40代を迎えつつある彼らが、これからどんな展開を見せてくれるのか、また、真に『世界塔』を超えたと言えるような作品を生み出せるのか、それなりに気になる存在であり続けることに変わりはないと思う。
・「発売当時は吐くほど聴きました」
自分の青春の一枚。色々とリスペクトしまくりなので当時から賛否両論いわれていたけど、このアルバムで小沢健二の紡ぐ歌詞は今読んでもなおスゴイ。もう発売から10年過ぎたというのに、今でも聞き返すことのできる名盤です。最近の音楽ってなんかブルーハーツまがいのキャッチーなメロコアバンドばっかりでちょっとねぇ...とか思ってる
フリッパーズギターをリアルに聴いたことのない世代の人に是非聴いてもらいたいと思います。
・「天才が一生に一度だけ作る事のできる名盤・・・」
このアルバムが発表されフリッパーズが解散した時、日本のロック/ポップスは終わった、と思った。いや、日本の音楽に夢を持てなくなる、と言った方が正しいかも知れない。まぁ、どっちにしても少なくとも今後10年間これ程までに私を夢中にさせてくれる音楽と出会う事はないだろう、と漠然としながらも確固たる想いが私の胸に湧きおこったのは事実。これが91年当時の私の素直な感想、嘘偽りの無い正直な想いだった。
そして90年代の邦楽は悲惨を極めた。全ては歴史が証明している。
日本のロック/ポップスは「J−POP」という適当で曖昧な名称で一緒くたにされ、輸入盤専門店だったタワレコも資本の波に逆らう事ができずに「J−POP」を店頭に並べるようになり、その「J−POP」はフリッパーズの幻影を追い求める「渋谷系」と、あくまでビジネスライクに徹する「AVEX(&KT)」勢との覇権争いになるも、「渋谷系」は音楽好きを対象に「聴きたい奴だけ聴けばいいさ」と至ってクールな姿勢を崩さなかった代わり、「AVEX」勢は音楽に興味のない一般層をマーケティングの対象として戦略を展開する。その結果、小中高生はおろかイイ年こいたオトナまでもを取り込む事に成功する「AVEX」勢。そんなカネの亡者とも言える「AVEX」勢に、ビジネスライクに徹しきれず音楽に純粋すぎた「渋谷系」が覇権争いで敗れるのは当然と言えば当然。こうして「AVEX」帝国は誕生し一時代を築く事となる。ただ、これは時代を象徴する出来事であって「渋谷系」を責める事は出来ないし、もちろん「AVEX」勢を責める事もできない。時代の波に立ち向かう事のできる救世主を失った後のマーケットが只単に資本の手に委ねられただけ、なのだから。
当時、このアルバムを初めて聴いた時の衝撃をどう説明すれば良いか・・・。グルーブチューブを録音した際にフリッパーズは「これで天下取った!」と発言したそうだけど、これは奢りでも何でもなく正直な気持ちだったんだろうと思う。だって、この曲を越える曲なんて当時考える事も出来なかったしね。世間的にはどうか知らないけど、このアルバムで間違いなくフリッパーズは「天下を取った」のだと私は確信している。それ程までに、このアルバムには「特別な何か」が孕んでいたのだ。この時、間違いなくフリッパーズの二人は「天才」だったのだと思う。
たまに、フリッパーズは何故解散したのか?と想いを馳せる事がある。そんな事に何の意味もない事は分かっている。でも、もしフリッパーズが解散しなかったら日本の音楽はどうなっていたのか?、歴史はどうなっていたのか?、なんて一人妄想するのも悪くない。だって、多くの音楽リスナーにとって興味深い事だろうし、まぁ、何と言っても単純に楽しい。そして、結論。多分フリッパーズの二人はこのアルバムを越えるモノを作れない、と諦めたんじゃないかな。なんて、そんな結論に落ち着きつつある。えっ?、そんなバカなって?。分かってる分かってる(笑)。だけど、試行錯誤の末に一番納得できた回答がこれだったのだ。そう結論付けた方が気持ちよく全てを納得できると思わない?。フリッパーズギターを愛する一人の人間として。
・「憧れのオシャレさんでした。」
パーフリの心臓は小山田君のヴォーカルで、頭脳は小沢君のワーズと云ってしまうといかにもでどーもスイマセン。「グルーヴ・チューブ」は90年代前半を象徴する楽曲です。
・「果てしなく、走る」
五人編成からトリオへとなった新生カーネーション。いままでのマニアックにサウンドを構築していくというイメージを翻し、音は大胆に削ぎ落とされている。だから直枝さんの声はよりリアルに伝わってくるし、美しいメロディーはもちろん健在だし、なんといってもリズム隊が生み出す伸びやかなグルーヴが最高に気持ちいい!
カーネーションはやっぱり前に向かって進んでいるんだ、と確信させられるアルバム。まだまだこれからのバンドです!
・「復活!」
もう何年も目立った活動が無かったカーネーションですが、解散の危機を経て、ついにアルバムが届きました。サウンドがシンプルになった分、ガツンと心にダイレクトに届く感じ。これだけ長くバンドやってて、まだこんな新鮮な音が出てくるんだな、と思うと嬉しいですね。これはカーネーション復活の狼煙だ!
早くも次にどんなものが出てくるか期待してしまいますね。GOOD JOBです!
・「新たなる門出」
長年連れ添ったメンバーの脱退、レーベル移籍を経て遂に約3年振りにリリースされたカーネーションの新作。
これまでにも各レーベルで代表作を作り上げてきた彼らなので相当期待しておりました(メトロトロン時代の「ゴング・ショウ」、徳間ジャパン時代の「天国と地獄」、コロンビア時代は・・・迷うところだけど、とりあえず「ガールフレンド・アーミー」を選んでおこうかな・・・)。
で、この新作ですがもう・・・やっぱり素晴らしいですね。トリオ編成になったことも影響しているのか、スタジオ録音に凝りまくるイメージがあった彼らにしてはとてもシンプル、且つストレートな仕上がり。リラックスしながらジャムに興じる彼らが目に浮かぶよう。直枝氏のヴォーカルがいつも以上に前に出ていて彼の声が大好きな僕には嬉しい。やっぱこの声だよな~と新ためてカーネーションの魅力は彼の歌にあるのだということを再確認した次第。 前半の畳み掛けるようなポップな曲の連続も素晴らしいし、後半の少々ブルージーなバラード群もいい。 新たなる門出を飾る、ソニー時代の代表作になること間違い無しの充実作です。イイ!
・「cool&hot!」
カッコいいです。このアルバム!良くも悪くも年齢を感じさせてしまうミュージシャンって多いと思うのですが、彼等は分からないですねぇ。。一体、いくつなのかって?(知っているけど)ファン歴短い私ですが、若い人達に彼等の音楽を聴いて、凄さを知ってもらいたい!と願う毎日です。
・「また咲いたカーネーション」
3人組のロックバンドになったカーネーション。その分、サウンドはかつてより粗くシンプルになっています。ただ彼らの魅力は損なわれることはないです。タイト過ぎない独特のノリと、ちょっと情けなくてでも心に引っかかってくるボーカルは、より輪郭がはっきりとして伝わってくる気がします。また、かつてから語彙が豊富で豊かな表現力を持っていた日本語詩も今回加速しており、日常と非日常の間を行き来して独自の世界を形作っています。
・「超越。」
開放感に、やられます。別世界に、いざないます。
サイケなアルバムに最初怖気づいておりました。が。
1曲目のイントロ。
宇宙に飛び出すような なんと壮大なエンディング。
宇宙というより、・・・あの世?水が流れ出すような 開放感。ピースフル!!
めまぐるしく 目の前の風景がかわっていくようなすべてがもう 生まれ変わってしまうような
今までのものをすべて脱ぎ去ったすがすがしさ
アルバムの最後は、サニーディの最後を感じさせます。
楽しかったパーティは、もう 終わり。終わって、そして始まる物語。次の新しい局面がちょっと顔を出す、そんなアルバムです。
・「ラストアルバム」
端的にいって、本当にすばらしいアルバムだと思います!「写真が出来上がるような、そんな日々ってないかい?」こんな歌詞がですね、いっぱい出てきます。
スギウラムという踊る感じの音楽を作る人が参加してるのですが、それも良かった!サニーデイさんメロディーと歌詞が、スギウラムさんの作るビートに乗るのは、
聴いてて 「あ、これぞまさにアウフヘーベン」 と思いました。
曽日部氏の声も、これまでになく艶っぽいです。ほとばしるメロウネスを情感たっぷりのバラッドに乗せて歌うセンシティヴ・ヴォイス。といった感じ。
声を先に聴いてから、彼のお顔を拝見すると、ちょっと驚きます。
・「love」
ちょっとかっこよくて人と一緒に聴いたり、人に勧められるCDです。パレード、胸いっぱい、愛のシーンが好きです。メロディも声も演奏もよくて、特別です。
パッケージはよいので、CDを買うほうが楽しめると思います。パレードからはプライマルスクリームのスクリーマデリカやゴスペルを連想しました。
・「City Pop」
リーダーのかたのソングライティングセンスがいいすね。やけに地味な印象だなと思ったら、これがラストアルバム。シンプルなアレンジと自己のペースを崩さない姿勢がすばらしい。リズム音楽全盛の時代にたしかにこのスタンスはかなり厳しいですが。ハウスなアレンジもさりげなく取り入れていますが、スケベこころがいまひとつ足らない様でして。
このバンドの人はやけに『ストイック』なのですね。無理矢理売ろうというのはやらないみたいですね。ロマンティスト&スタイリッシュなのはいいのですが。なんだか閉じていて開かれていないなああ。 10点中6点
・「オリジナル・アルバムとしては最後の作品ですね」
端的にいって、本当にすばらしいアルバムだと思います!「写真が出来上がるような、そんな日々ってないかい?」こんな歌詞がですね、いっぱい出てきます。
スギウラムという踊る感じの音楽を作る人が参加してるのですが、それも良かった!サニーデイさんメロディーと歌詞が、スギウラムさんの作るビートに乗るのは、
聴いてて 「あ、これぞまさにアウフヘーベン」 と思いました。
曽日部氏の声も、これまでになく艶っぽいです。ほとばしるメロウネスを情感たっぷりのバラッドに乗せて歌うセンシティヴ・ヴォイス。といった感じ。
声を先に聴いてから、彼のお顔を拝見すると、ちょっと驚きます。
・「It's fine !」
パンクやヘビーメタルがお好きな方には勧めませんが、ポップス好きな方なら必聴のユニット、それがキリンジ。彼らのメジャーデビューアルバムです。
時を経て聴いてみると、メロディーも音色も泰行さんのボーカルも、何もかも初々しくスウィートで朗らかな、なんて愛しい愛しい曲たち。
よく晴れた休日の朝、風に揺れる洗濯物を眺めながら。あるいは昼下がり、青空に浮かぶ雲を追いかけてドライブしながら。
この音楽はわたしをとても幸せにする。
・「反省文」
文学的なんて評されることの多い彼らの(特に兄)の歌詞ですが、最初は、漢字満載の硬質な歌詞に、んっふっふ青いなあ「にやり」なんてしてました。聴いてみて..........馬鹿でした。大負けに負けました。泣きました。誰にでも共感できそうで、しかしぎりぎりでリスナーを突き放すような絶妙な”独白”感。リアルで胸がつまります。「文語は歌に合わない」何て考えを持っていたのですが、この一枚で見事に覆されました。今まで自分がそれに見合ったメロディーに出会っていなかっただけなのかなあ。(なんか偉そうですが....)そんな流暢で圧倒的なメロディーラインに星7つ。歌詞に同じく星7つ。個人的にはキリンジ中級者になってから聴いていただきたいです。ちょっと聴きでは大人しいので、ああさわやかだな、で流されたら余りにも勿体無い......傑作!ついでに脊髄 駆け抜けてく悲しみを たやすく追い抜いてく君は誰だ に星7つ☆
・「必聴」
ファーストアルバムとは思えない程完成された一枚。ジャズ、フォーク、ソウルなどの様々な要素や複雑なコード進行を取り入れながらも、聞きやすいポップミュージックに仕上がっています。後の2枚のアルバムにも共通するキリンジらしい独特な歌詞も魅力です。
・「初期なのに完成されているアルバム。」
麒麟児兄弟、キリンジの1stアルバムです。初めて聴いた時、聴き終わる迄、歌詞カードから目が離せませんでした。酸いも甘いも噛み分けた深い歌詞に脱帽。以降、キリンジのCDだけは買わないとなぁ、何があっても。と、思わされた、思い出深い作品です。
・「心地の良い曲ばかりです。」
アルバムの全曲に渡って心地良い感じの統一感があって、お気に入りの一枚です。よく晴れた日曜の午後、このアルバムをBGMに掃除したり、洗濯したりするのもいいですよ。
・「“ライフ=ミュージック”」
普通に生活していて思ったり感じたりする様な物事。例えば何気ない「退屈だなあ」とか「幸せだなあ」という気分や感情、景色や風景を見て「綺麗だなあ」とか「なんか懐かしいなあ」思う感慨とかは言葉にすると非常に陳腐に感じられて、実際に感じた「想い」の質量には到底適わない。誰でもが分かっているだけに、今さら言葉にする必要など無いし、ましてやそれを歌や音楽にするなんて。
誰でも簡単に出来そうなのに出来なかった事が、音楽的にも高度な形で表されている事。この作品が発表されて5年が経過した今でもそれがこのアルバムの最大のマジックだと思う。僕の稚拙な表現で説明するよりも、まずは聴いてもらいたい。その深みのある音像と音響には聴くほどに魅了されるし、言葉とビートが寄り添って耳の奥に入り込み頭の中で色々な景色を写し出す様な感覚は他に無い音楽的な体験だと思う。星は取りあえず5つだけど、星の数で推し量れるような作品ではない。
・「いい声聞こえそうさ」
アルバム単位で見れば、個人的にはこの作品が彼らの最高傑作だと感じます。今までの躍動感、そしてどこか隙のある構えのままで向かえた音楽的成熟の成果。ロック・ポップスだけでなく、ダブ・レゲエ・ヒップホップ等黒人音楽に精通していた彼らだったからこそ成しえた浮遊感と芯のある音。およそ流行に消費されるだけの曲たちから遙か彼方に在る音作り、それでいてそういった流行歌よりポップで心に焼きつく素晴らしいメロディ。「ずっと前」の最初のギターが鳴り響いた瞬間に、心の中の張り詰めた線がたゆんでゆく感覚をおぼえます。中でも特筆すべきは「ナイトクルージング」。異常なほどに音が濃密で、完全な別世界を構築してます。ベースのグルーヴ感も他の曲より際立っている。どこまでも続く夜の散歩・・・情感の塊のような曲です(「SEASON」同様ロングバージョンを出してほしかったと僕は思いました)。どこまでも優しく、悲しみも分け合うことができる音楽。変な言い方ですが、僕はフィッシュマンズを聴くと「こんな素敵な友達がいればなあ」とよく思います。
・「音楽の力」
非常にちっぽけで、退屈な日常と、それに伴う小さな変化を深淵なダブサウンドでパッケージングした歴史的名作。ゆれる音、響く音、はじける音、全ての音ひとつひとつが、まるで魂を持っているかのようなきらめき。普段の何気ない日常を繰り返し、時折ちっぽけな変化を繰り返しながら進んでいく僕らのようなアルバム。
音楽の力とはかくも偉大なものなのです。
・「音楽的な変化を、素直に受け入れられた一枚」
平成教育委員会で使われていた「MY LIFE」でフィッシュマンズを聞き始めました。まだその頃は「ポップなメロディ」とう印象が強いフィッシュマンズでした。ライブアルバム、メンバー脱退を経て届けられた「ナイトクルージング」をラジオで聴いたとき、完全に世界も時間も自分も止まって、ただフィッシュマンズの音楽だけが動いているような錯覚でした。
変わってしまったフィッシュマンズ。でもそのことを「ああ、こうなったんだ」と聴いた瞬間すぐ当たり前に受け入れていた自分がいました。それくらいすばらしかった。心を掴んだ。クオリティが高いとか低いとかいう比較論ではなく、まったくなかったもの、ありえなかったものにフィッシュマンズがなった。
そのはじまりがこのアルバムなんだと個人的には思っています。シンプルな編曲は底の深い純粋な音を響かせます。あまりに空間的な音の隙間。そこに感じる、孤独・寂しさ・純粋・むなしさ・喜び・悲しみ...。それは、そこにフィッシュマンズが歌ったものでもあり、あるいは私達がそこに読みとった、あるいは想像した「何か」なのではないでしょうか。
・「人は孤独だけど・・・」
誰ãã'好ãã«ãªãã¨ããã®äººã¨èªåãéãªã£ã¦è¦ããã-ãããããããã¨é¡ã£ã¦ã-ã¾ããããæãã"ã¨ã¯ç' æµãªã"ã¨ã ã'ã©ãçµå±ã¯èªåã¯èªåã§ã-ããªãã"ã¨ããããæã-ã¦ãã¦ããã®äººã¨ã¯ãã¯ãå¥ã®äººé-"ã§ããã"ã¨ãã«æ°-ã¥ãã¦ã-ã¾ãç¬é-"ãããããã-ã¦å¤ãã®äººã¯ãæ ¹æºçãªå¤ç¬ã'ãã£ããæããªããããããã'ç'è¦-ã-ãªãããã«ã-ãªããç"ãã¦ããã
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●図鑑
・「すごいぞくるり」
この作品後、所謂商業的な作品への傾倒が始まった"くるり"史上最高傑作。超人的変則メロディーを奏でていたワシントンD.C.出身のDismemberment Planと2000年にカップリングツアーを行っていたこと考えると(その後Dismemberment Planは解散し、くるりはベストアルバムへのRemix参加をしている)、彼らの本質はこの2ndで封印されてしまった。いまだジムオルークの幻影に苦しむ"くるり"。CDの帯に付けられた「すごいぞくるり」のキャッチコピーはまさにこのアルバムのためにあった。
・「岸田の想いが詰まった一枚」
くるりが満を持して放った2ndアルバム。シングルの曲しか聴いたことのない人が聴くとびっくりする位、岸田の深い苛立ちが、ソリッドなサウンドと共にリスナーの耳に襲ってくる。 インストゥルメンタルの曲や、スーパーカーのナカコーのミックス等、くるりがやりたいことを全て吐き出し、かつ、整合性のあるアルバムに仕上がってるのは見事。
シカゴ音響派といわれるジム・オルークのプロデュースも、くるりの世界観の構築に一役買っている。
・「厚」
まさに図鑑のごとく厚いです。音、歌詞、題。生きていくうえでの考え事、悩み事、音の事、そういったものの図鑑。くるりは私たちにヒントを与えてくれているような気がします。
・「初心忘れるべからず」
正直、本作以外はピンとこないのだけど・・・これは別格!3人の若者の心の葛藤や衝動が行き場を見失いながらも爆発している様をそのまま記録したような感じ。実験的でもあり、ポップスでもあり、ジャンルを超えた精神性に訴えるアルバムだと思う。プロデューサー云々で語るのは嫌だけど、ジム・オルークの他作にも通じるものがあり、今作ではくるりとの共同作業によりさらなるマジックを産んでいると思う。当然、本作のクオリティはくるりの才能も十分に表現しているでしょう。傑作です。
・「かっこよすぎます」
他のアルバムも聴いてますがやっぱりこのアルバムが一番ではないでしょうか?とにかく飽きない作品です。7曲目のチアノーゼは寒気がするほどかっこいいです。
・「何度聴いても飽きない。」
とても聴きやすい内容になっている。ちょっと懐かしいロックンロール的な楽曲。坂本慎太郎さん独特の言い回しや歌詞にも注目して欲しい。タイトルチューン「3×3×3」はショッキングとも言える内容になっている。「EVIL CAR」ではゆらゆら動く自分がおり、なんともいえない世界へググっとひきずりこまれる。何度聴いても飽きないかっこいいアルバムです。
・「歴史に残って欲しい」
どこぞのロックスターが謳った「ロックは進化しない。変化し続けるんだ」という格言を体現する日本のバンドの一つ、ゆらゆら帝国。似たようなアルバムは一つとしてないし、特に二枚同時発売の「しびれ」「めまい」以降の作品はどれもクセのあるインパクト抜群の逸品ばかりです。しかし今後どのような方向性に進もうと、このデビューアルバムの価値が揺らぐ事は無いでしょう。メジャーデビューに際してドラマーが柴田一郎にチェンジされドロップされたこの作品は、「挨拶がわり」とするにはあまりにも濃密なクオリティの名曲の数々が、然る場所に配置された傑作となりました。再生した途端に爆音、3曲目から9分を超えるなどかなりやりたい放題ですが、曲の流れのセンスは抜群で、耳に畳み掛けるロックチューン4〜7の展開は興奮するし、サイケ・ブギとでも形容したくなるタイトルナンバー8はセリフ調の歌詞も実にトリップできる代物です。お試しあれ。サウンドも独特で、ガレージパンクのようでありながらどことなくレトロ。例えるなら昭和の年号がずっと変わらず今まで続いているかのような。フロントマンの坂本慎太郎の世界観は水木しげるに影響を受けているそうで、自らを「オカルトロック」と称したこともあるそうです。弱者への媚とはまったく違う意味で歌われる諦観は今も歌詞のモチーフとして続く要素ですが、どこか懐かしい気持ちにさせられるのは不思議です。深層心理に眠る本能的快楽をサラリと描いてみせる。キャッチーといってもいいかもしれません。
・「昆虫ロック」
なんかはまりました
・「最高傑作!」
最初にこのアルバムを聴いた時の衝撃は一生忘れないだろう。ささくれ立ったノイジーなギターが鳴り響いた瞬間からぶちのめされ、あとはもう息をつかせぬ名曲、名演の連続だった。それまでのゆらゆらのいい意味でのアングラ臭さから長足の進歩を遂げたといっていいアルバムだと思う。
「わかってほしい」「昆虫ロック」「発光体」「アイツのテーマ」といったポップでへヴィ、かつスピーディーな曲はどれも名曲だし、美しいバラード「ユラユラウゴク」あり、ちょっとT.REXぽいルーズなノリの「ドックンロール」、このアルバムからのゆらゆらを象徴するような怪しげな坂本ワールドが全開のサイケデリック大作「3×3×3」など挙げたらキリがないぐらい楽曲が充実している。 一曲、一曲の完成度の高さ、イ!ンパクトの強さ、構成の見事さ、坂本慎太郎独特の世界観がこれ以上ないぐらいに高められた、全作品中でも屈指といえる永遠の名作。
・「出た、傑作」
こんなにロックと日本語の相性がいいなんて!全部いいけど、発光体~つきぬけた、アイツのテーマへの流れが最高!真夏に爆音で聴くに限る!
・「過渡期」
ギターのラウドさと電子音楽を融合させた微妙なアンバランスさが、過渡期のNew Orderを連想させます。ある意味実験的であったと思われる作品なのですが、曲、アレンジ共に秀作ぞろいで聞いていて飽きがきません。スーパーカーにとっても過渡期にあたる作品と思われ、彼らを理解する上にはとても重要な作品だと思います。
・「ありがとう」
スーパーカーのアルバムの中でも1番バランスがとれていて、長く聞いていられるアルバムだとおもいます。
このアルバムにしてスーパーカーの電子音楽へのアプローチが全面にでている。歌詞にいたっても、深みをさらにましている。
日本人ばなれした楽曲の発想、だれよりも自分の音楽を信じ、だれよりも面白いものをこの頃のスーパーカーは作っていたとおもう。
次回作ハイビジョンになってから、やや個人的にマンネリぎみだったスーパーカーもこの作品で、一つのピークを迎えていると思った。
・「リフレッシュ」
このアルバムを聴いて、スーパーカーにはまりました。全曲イイのだけれど、特に好きな曲は「2.PLAYSTAR VISTA」「3.Baby Once More」「5.Star Fall」。曲を聴くととても天気のいい日に目覚めるような感覚を感じることができます。やる気とか元気が出てきて、とにかくリフレッシュされます。
・「何度も聴いた」
最近10周年記念でCDのリリースなどありまして久々にスーパーカーを一枚目から聴いていったんですがやはりこれは良いアルバムでした。シューゲイザー+エレクトロニカという組み合わせは当時の僕にとってはとても斬新で、宝物を見つけたような気分になりました。
・「過去と現在と未来を音楽で」
このCDにはこの時のスーパーカーの、過去・現在・未来が詰まっている。それは音楽性にとどまらず、考え方、歩き方、はてはその存在までだ。こういった言葉は、そのバンドと同じ足取りで生きてきた人間にしか通じないかもしれないが、僕がまさにそれなので、他に言葉はない。
デビュー当時から知っている人や、並々ならぬ思いをスーパーカーに持っている人ならば、これこそは最高傑作と呼ばざるを得ない作品である。
なので、このCDをもし買ってやろうと思っている人がいるならば、まずは「3アウトチェンジ」→「ジャンプアップ」の順番で買い、そこですかさずこれを買ってみてください。
音楽の楽しみ方は自由ですが、そのアーティストを聴こうと思うならばそうするべきであり、スーパーカーはそれをするに見合うバンドであると僕は思っている。
ただ、スーパーカーを嫌いな人ってけっこう多いし、唄い方が気に入らないって人もけっこういるので、もしあなたがそうだったらごめんなさい。自己責任でお願いします。
・「再評価求む。」
日常の中に転がっている、どうでも良いこと、でもちょっと大切なこと。そういう見逃しがちなモノたちを掬いあげて磨きあげ輝かせる、それがこの人達は本当に巧い。もうラップ云々を超えて、ある種の話芸のレベルなので、ヒップホップとして軟派だ、等と仰る方々とは、ハナから物差しが違うのだ。もちろん、根っこにはヒップホップがあるので、トラックの出来もそこらの気取りよりかよっぽど完成度は高い。抜き差しのセンスも光る。日本ならではのヒップホップのあり方、その一つの結晶。それすら提示出来ないハーコー(自称)な方々よかは、よっぽどハーコーです。先入観で聴いてない人は、是非。
・「大きく再評価されるべき一枚」
やんちゃっぽくて、ビート、上もの、共に最高にセンスの良いトラック。そこかしこに盛り込まれた知的で気楽なユーモア。何よりも、完全に日常体験に基づいたとてもリアルなラップの内容。
日本のヒップホップのグループとしてはほぼ唯一例外的に売れていたせいか、ハードコアとは縁のない佇まいのためか、アンダーグラウンドなヒップホップ好きにはかなりバカにされていたりしたようだが、今聴き返しても全く色あせていない質の高い楽曲群は、メジャー、マイナーひっくるめても当時彼らが他のグループよりはるか先の道を歩んでいたことを証明していると思う。
・「おもろい」
「プロローグ」でシンコの音に酔いしれ、「後者」と「ついてる男」の歌詞に爆笑!「Little Bird Strut」で超盛り上がった後は「彼方からの手紙」でまったり。実に計算された曲の配置です。2ndと音が全然違うけどすぐに慣れるでしょう。
・「お笑いと音楽が好きな人は必ずハマる!」
ついてる男・・・wなんといったらいいんでしょうか。これは「日本語ラップ」なんてものではなくて、まったく新しい「漫談ラップ」ですよね。しかも十五年ほど前なんですよ!久しぶりに聞いてみて、今更ながら思うのは、日本人って面白いということです。だって、アメリカのあのヒップホップを、全く別のものに換骨奪胎してしまい、しかも完成度高く仕上げてしまうなんて!
けれどこれは単なる突然変異ではなくて、ドリフターズなどある種の日本のポップ音楽の伝統をレスペクトするという、きわめて「ヒップホップ的な」精神においてなされているという点が、心憎い。
●近未来
・「それは悪夢だ」
”遠い昔は未来によく似てる”「近未来」 ”渚に雨が降るよ夢のようだ 覚めるならばそれは悪夢だ”「渚の夢」”変わっていくなら 僕らは ここに いなくなる”「おに」
このアルバムに思い入れがありすぎてこんなにも歌詞を抜粋してしまったけれど。タイトル通り彼らの頭の中がポンと音になり、とてもニュートラルな印象の1stアルバム「夢」、から1年後にリリースされたこのアルバム。
京都のお茶畑から職業音楽家として新たな一歩を踏み出さんとする彼らの変化、その歪みの過程が、十代後半の女の子みたいなややおぞましさも孕みつつも、内田直之氏、ZAK氏、益子氏ら敏腕エンジニア達の助けを受けながら美しく夢のような残響音に抽出された、とても幸せでメモリアルな一枚だと思う。
「夢」がその通り夢の中、「窓に地球」が目が覚めた現実、としたら まさしくこのアルバムはこの中間にあるようだ。例えを”子供””大人”とすれば 思春期でしょうか。。幸せな成長痛。
現実逃避ではなく、前向きな強い意志により”僕らの形は 定まることなく なにかになろう”イメージはとめどなく拡がり、円を描く。
言葉の範疇では世界は二項対立によって成立する。でも二つの間の何とも言い切れないとても曖昧な場所に一番大切なものがあることを、彼らは知っている。
このアルバム以降、彼らは「現実の世界の住人」の要素が増していった様に思える。
個人的な感想だし感情だけれど、そのことを少し残念に感じている自分も事実。
ただマイペースに活動してもらいたい、ずっとキセルの発表する音を聴き続けたい、とおもう。
・「超名盤」
この声はもう、立派に極上サイケ。異次元へトリップ。境界線はどこで何が何で楽しくて悲しくてそれだけで幸福で。幸福。幸福。幸福。リリシズム。極東にはこんな音楽がある!確かにここにある!こんな大宇宙は、隣近所のちょいその辺にぽっとある!このうたを聴きながら死ねたら、なんて喜ばしきこと。
・「なるほど未来だ」
音が変だ。今までにない音を探して、作ったんだろうな。効果的です。それより、タイトル曲がいい。いつまでも耳に残り、忘れられない。自分はこの1曲のために買った。でも、こんなふうに歌えるのはこの人たちだけなんだよね。貴重な存在です。
・「全てがすごい!」
今までにあったようで無かった楽曲。近未来という題名通り、電子音っぽい音源と、何とも言えない声がとても素晴らしいです。くつろぎたい時などにも、お薦め。日常の謙遜を忘れさせてくれます。
・「ギンヤンマ」
ふっと遠くへもっていかれます。夕暮れのノスタルジア。ジャケットそのままの世界観。空気公団、サニーデイ、もちろん”はっぴーえんど”の空気感が好きな人はきっと気に入るはず。
・「名盤誕生!」
アメリカのR&Bにしてもリズム&ブルースの時代からの流れがあるように、このバンドの音にしばしば言われる昭和歌謡的な雰囲気は、過去と現在を結ぶ音。日本人の心に染みわたる懐かしささえ感じさせてくれます。生楽器の作り出す空気は曲によっていろんな表情を見せてくれます。アルバムとはこういうものだ!と勝手に思っているのですが・・・。
まさに温故知新!良い音楽を探している人には、かなりオススメです!家族で楽しめます。長く付き合える一枚です。
・「マジで名盤」
『くちばしにチェリー』で有名になった彼らですが、良いのはこちらです。このアルバムは捨て曲なし!もう何年も聴いてますが全然飽きない。けだるいが、ちゃんとしまっている曲ばかり。「サイコアナルシス」は最高!一聴惚れしますよ!彼らの独特の世界観が爆発している。アルバム何枚か持ってますけど、これ以外はあまり聴かない。
それ程本作は飛び抜けてステキ。是非是非是非是非!聴いて欲しい!
・「it's dem good!!」
色彩のブルースで彼らの虜になりました。そしてこのアルバム、「かつて・・・」のサックスの誘惑から始まるあのなんとも言えないイントロ、聞く者を魅了して止まない彼らの独創的な世界、このアルバムは最高です。「calling me」なんて彼女の魅惑的な声で歌われると聴き入らない人がいるんだろうか・・・とにかく大絶賛な一枚です。是非、御賞味あれ。
・「最高のスイング!」
わたしとEGO-WRAPPIN'の接触はスペースシャワーTVだった。はじめて聴いた彼らの「サイコアナルシス」(満ち汐のロマンスに収録)の感想は、「よくわからない」。しかし、SSTVで「サイコアナルシス」で耳にするたび、そのどことなく懐かしい印象が頭から離れなくなり、そしてつい、買ってしまった。ジャズやキャバレー音楽、昭和歌謡に懐かしさを感じて、これらのジャンルの曲がいいと思える方にはぜひともお勧めの一枚です! ほんと、最初から最後まで気を抜いて聴けない、いいアルバムです。
・「哀愁の満ちた歌声に、しばし部屋は月夜の海にかわる」
あまり音楽には拘っていない、というか、聴くためというより流すためにあるという私がこの秋、GONTITIのコンサートに行き、ゲストで来ていた中納良恵氏の声に惹かれ、初めて聴いたアルバムというわけで、ほとんど色眼鏡なしですが、想像以上によかったというのが正直。
想像では、もっとマニアックというか、癖があるのかなと思っていたのですが、哀愁を帯びた彼女の声がそんな心配は忘れさせてくれました。新しくもあり、どこかしら懐かしくもあり、不思議な作品集でした。
●南蛮渡来
・「この感想しかない」
多くの方がこれを聴いて、すごい!!という感想を持たれていますが、本当にすごい!!としか言いようのない脳天を直撃する衝撃があります。暗黒大陸じゃがたらとしての初のアルバム(82年作)は、彼らが生来持つ強い主張と、アフロ・ファンクを完全に自分の感覚の一部としたことが見事に結実し、唯一無二のじゃがたらサウンドとしか言いようのない熱量が放射しまくる大傑作となっています。ここには本物のファンクがありながら、一方でしっかりと咀嚼され肉体化された独自ファンクでもあるという事実、だからこんなにもオリジナリティに溢れているんだと思います。これはもうサン・ラの「ニュー・クリアウォー」などに通じる超絶的なスピリチャル・ミュージックでもあり、ただカッコイイというのを通り超えて、非常にリスナーの心と体に訴えかけてくるような切実さがあります。アフロ・ファンクの精神性を理解する上でこれ以上の良いサンプルはないとすら思います。
・「名盤中の名盤」
20年以上前の作品なんだけど、古さが全く感じられない。曲名の付け方ひとつでこのバンドのセンスがわかるってもんでしょ?1曲目の「でも・デモ・DEMO」ではボーカルの江戸アケミの「あんた気にくわない!」の一言で始まってその後は演奏だけで、暫くしてから鋭いメッセージの連続。この落差がたまらない。言葉の韻のふみ方も上手く終始圧倒、感心させられる。当時聴いたときは繰り返されるアフロビートに「何じゃこりゃ~」と松田優作張りに驚いたけど、今聴いても凄いしこれほどのレベルの音楽って、そう巡り会えるもんじゃない。パンクな人もそうでない人も一度は聴いておいた方が良いと思う名盤中の名盤です。人生観変わりますから。大袈裟じゃなくて本当に…。
・「日本人最強ファンク」
江戸アケミほどファンクの本質を理解している日本人はいないのではないかと思う。安易に考えればナインスのコードで16ビートをギターでカッティングすればファンクになるのだが決してそんな安易さはない。江戸アケミは他人が知らないようなコードを研究していたとも聞くがそんなことだけではない深さを感じさせる。歌詞の中にある「ファンキーが好きだ何て笑わせるんじゃない」という言葉が今でも好きだ。
・「凄い凄い☆」
じゃがたらの音は実は最近はじめて聴いたのですが、凄くかっこいい音で、びっくりしました。はっぴぃえんどを聴いた時にも思ったのですが僕が生まれた頃の日本にもこういう今もなおかっこいいと思わせる音を出せるロックバンドがいたんだなと改めて感動しています。ちょっと当分はまってそうです。詩も凄いです。
・「パンク色の強いファーストアルバム」
キワモノ的イメージで売っていた時代に出たファーストアルバムで、パンク色が強いが、じゃがたら流ファンクの原型がしっかりとある。アングラ的なおどろおどろしい雰囲気が本作の特徴。名曲「タンゴ」「クニナマシェ」収録。
・「不変のパンク魂」
高校の頃無難なJPOPばっか聴いていた僕は知人に薦められてこのアルバムを聴いてみた。衝撃だった。恋と青臭い正義感をまとった歌に慣れきっていた僕は町田の激情が迸る素っ裸な歌にノックアウトされてしまった。以来僕はずっと町田のファンだ。CDや著書も見つければ即買っていた。10代でデビューしてパンク歌手として名を残し後に作家デビュー。芥川賞までもぎ取ってしまった。でも彼の作品にはこのINUの頃から変わらないパンク魂がずっとありそれが僕を惹きつけて止まない。このアルバムは今から日本語ロックのバンドをやりたい!という人達にぜひ聴いて貰いたい。
・「死ぬまで聴ける日本で生まれた奇跡のパンク。」
とにかく、凄くてカッコ良く、そして妖しい。このアルバムが現実に産み落とされた事自体、日本ロック史の奇跡だと思う。町蔵の詩(歌詞ではなく)、声(ヴォーカルではなく)の生き物っぷりは今聴いても不老長寿の化け物並みに生々しい。そして、忘れてはならないのは、バンドのアレンジと絶妙なアンサンブル。「スリリング」という言葉は、このバンドのサウンドを形容するためにある。ギターの北田氏のプレイやセンスはかなり非凡。当時17かそこらの町蔵は、一体何を思ってこれらの言葉を紡ぎ出し、叫んでいたのか。その答えの出なさ加減までが、どうしようもなくパンクでありロック。死ぬまで聴ける。というより聴かなくなる理由が無い。
・「陶酔。」
こんなに聴きやすいパンクが他にあるだろうか?それでいて凄い威圧感。もう堪らんね。素晴らしい。麻薬みたいなアルバム。最初はちょっととっつきにくいけど、ハマったらもう止まんない。
・「斬りまくり!」
曖昧な欲望しか持てず曖昧な欲望を持て余しいつもお前はTVに釘付け疲れ果ててもうやめられない
ROCKがオリコンと対極に位置していた当時ロンドンやNYに媚びない、日本のオリジナル・パンクがINUでした。町田町蔵は「恐るべき10代」と雑誌に取り上げられていましたがアルバムに散りばめられた詞には、未だに社会を斬るパワーがあります。やはり恐るべし。
ROCKがBGMになって久しい現在、日常へ埋没しそうな心を引き止めてくれます。
・「その後の人生観が変わりました・・・」
初めての出会いは今から22年前の中学生時代。当時、渋谷陽一氏が司会をしているラジオ番組「サウンドストリート」でINUが紹介されて、ポンコツラジオからノイズ混じりに町蔵の特異な声がボクの脳天に衝撃を与えました。中産階級、ロックのクソガキ、俺の存在を頭から打ち消してくれ、おっさんとおばはん・・・オリジナリティー溢れる歌詞に受験勉強中のボクは勉強が手に付かずに「何じゃコリャー」。その次の日には新星堂にカセットを買いに走りました。これを聴かないでいたら生きる道がまた変わってた思います。多分人の海、中産階級の・・・そんな道を疑問も持たずに歩んでいたと。
・「カセットブックとしては20年ぶり!!。」
『BECAUSE』は宝島から1986年にリリースされ、有頂天がキャニオンレコードとメジャー契約する前の作品です。88年に一回CDでリリースされたものの、カセットブックを縮小したような感じになってしまいました。しかし、今回はカセットブックを復刻という事で有頂天ファンにはたまらないですね。何がすごいかというと、まずケラ氏といとうせいこう氏による“対談”、しりあがり寿氏による“ピノキヲ漫画”、有頂天の歴史(前半)が少し分かる“真説有頂天史”など、実におもしろい内容。おまけにカセットブックには未収録だったシングル『心の旅』まで収録されており、銭形金太郎でこの曲を知った方にも十分楽しめるはず。ただ、このアルバムを聴いた後でそのアヴァンギャルドさにショックを受けるかと思います。
・「あの人気番組『銭形金太郎』のオープニングテーマ」
あの人気番組『銭形金太郎』のオープニングテーマにも使われている「心の旅」が収録!おまけのブックレットにはひさうちみきお、しりあがり寿の漫画やいとうせいこうとケラの対談も載っていて楽しめます。「WHY」「ホワイトソング」など名曲揃い!
・「かなり聴き手を選ぶ作品」
83年11月1stアルバム『土俵王子』に続く、86年4月2nd(ミニ)アルバム全8曲。インディーズ史上初のオリコンチャートイン・シングル85年11月「心の旅/ミシシッピ」A面1曲を追加してCD化されたのが88年。それから19年、遅過ぎるがようやく再び陽の目を見ることとなった。楽曲群は88年CDと同一で、ブックレットは86年オリジナル+αという形態なので、復刻盤としては完璧な形と言える。ちなみに88年CD化の際のブックレットに関しては内容が大きく異なり、いとうせいこうの「永久未完小説」(87年8月に行われた有頂天「大脱走ツアー」のパンフレットに掲載されたものの再録)等が掲載されていた。ケラが最高傑作と自画自賛している87年6月メジャー2ndアルバム『AISSLE』(全16曲約38分)同様(いや、それ以上か)非常に実験的要素が強い作品だが、『AISSLE』と決定的に違うのは、所謂歌謡曲的なポップさが少ないということと、1曲が少々長いということ(全9曲約37分)だ。そのため、個人的には『AISSLE』程繰り返し聴いていないし、また一気に聴ける作品にもなっていないと思う。一般的には2作品共「名盤」と評されているが、その内容は大きく異なるので要注意だ。ちなみに私が本作で一番好きな曲は、“空手バカボン”の「ホワイト・ソング」のリメイク版(マイナー調の歌謡曲で、実験的要素皆無)だ。ケラの85年7月12"「愛のまるやけ」収録バージョンよりも歌・演奏共に遥かに洗練されている。メジャー時代のシングル曲B面を収録したベスト盤もリリースされたことだし、後は『AISSLE』の再発を待とう。
・「ロックな傑作」
ダウナーな「うたもの」主体だった前作『I』とはうってかわり、本作ではジャーマン・ロック経由のトランシーなミニマル・ビートが冒頭から炸裂する。それも前々作『ニューロック』では未だジャーマン・ロックからの影響がストレートだったのが、本作では見事に彼らの血肉化しておりとてつもなくフィジカルだ。ラストの20分余りの長尺曲も、実験的な電子音楽がジョルジュ・モルダー風のダンス・ビートに、エレクトロニカがトランス・ミュージックへとめくるめく変化も決して頭でっかちな感じがせず飽きさせない。 これでポップにはじけるメロディーを持ったヴォーカル・ナンバーが1~2曲あったら無敵だったんじゃなかろうか。
いまさら「日本の」などという枕詞を必要としない本年屈指のロック・アルバム。
・「傑作」
この作品でバッファロー・ドーターはNext LevelへピョンとJUMP UPしちゃいました。打ち込み音がほとんどをしめてるけどロックだなぁ。この昂揚感・踊れる感はロックだろう。打ち込み音の隙間に垣間見れるギターとベースの生音がまた効果的でカッコいい!特に最後の「303 Live」は圧巻!現代音楽のようで実験的なものを感じるけどちゃんとロックとして躍らせ楽しませてくれるんだからすごい!ところどころお茶目な感じもするのがまたニクイ。歌詞もサイバーで音の雰囲気にピッタリ。あととっても音がいい!
・「半年寝かせたら、キた。」
買ってしばらく放置しておいたのだが、半年ほどしてからふと気になって聞いてみたところ、なぜなぜどうして、知覚している世界が瞬時に消え去り、見事に内向状態に突入してしまった。 繰り返される電子音とギターリフ、そしてそれにアクセントを加えるドラムの音にしびれます。5曲目もダルイけれど、11'45"まで待ちましょう。 意外に、勉強・仕事用のBGMに向いているかも。
・「コーネリ大爆発」
発売当初、このアルバムを最初に耳にした時のショックを未だに昨日の事のように思い出す。一体何じゃコリャ?ってのが最初の感想。何でメタルなの?っていう(笑。が、ヘッド博士という怪物アルバムを作った過去を考えてみると自然な流れとも言えた(オザケンがフリッパーズを封印してしまったのとは対照的である)。メタルがキーワードと言われているが、あくまでも小山田君独特のフィルターを通した上でのメタルなのがミソ。キッスやツェッペリン、ブラック・サバス等を上手くサンプリングすることで作られる見事なノリと巧みな構成力は、当時の彼が音楽家というよりも、むしろ、いかに優れた構成作家でありDJであったかを嫌というほど教えてくれる。メタル以外にもサイケやハワイアン、ロカビリー等が曲によって絶妙に配置されている。メインの楽曲以外のちょっとしたインスト曲等に至るまで実に良く作られていて、その完成度の高さには恐れ入った次第。ムーグ山本や中原昌也、Asa-Changらを従えて繰り出される、グルーヴィー且つカッコいいリフの連続に思わずガッツポーズをとること必至の楽曲が目白押しの大傑作。ちなみに初回盤に使われているジャケはベック「メロウ・ゴールド」の裏ジャケのパロディである。
・「初回盤のビニールジャケットがお薦め」
色々な音が入っていて面白い。ラジオのチューニングをいじりまくって「色々聴けちゃいました~、変なのまでも」といった感じ。あ、ジャケットも色んなモンみれました、といった感じ。
商品としてみれば、わくわくするよな面白いもの、だと思います。
・「Alternative Rock」
海外からは日本のベックと評されているらしい。その点に関してはちょいと疑問ではあるが。このアルバムはやはりギターと言うか=ノイジーなものが基本となっており、渾沌としたムードを炸裂させている。脱力系と言うかなんというかわかりやすく言えば『サイケデリア』かもしれない。アップテンポものではギターのリフを中心に曲を構築。まるでジョンスペンサーのようなパターンで攻めている。遊びの要素をふんだんに取り込み、エレクトロニクス成分がちょい過多気味。やはり詰めが甘いのでは。 10点中6点
・「中間地点」
終止綿密に構築されたインストとなっており実験的なアルバムになっている。『ファンタズマ』に続いて行くまでの過程と言えるだろうか
・「ヘヴィメタ」
ヘヴィメタっぽいアプローチがなされているが、そこは小山田圭吾の仕事なので、マッチョな感じではない。ハードディスクレコーディングを利用したこともあって全体として作り込んだ印象があるが、耳に残るフレーズは大体が他のミュージシャンの曲からのサンプリングである。例えば、「アフメタ」の、クイーンとAC/DCからのサンプリングなど。手の込んだ力作だが、このアルバムあたりから、小山田圭吾はメロディーを書ける人間ではないことがはっきりと露呈してしまった。