シンプルアマゾン:セレクトリスト

[Simple Amazon Store]

-CD-DVD-ゲーム-おもちゃ-PCソフト-PC&電子機器-家電&雑貨-時計&バッグ-アパレル&シューズ-スポーツ&アウトドア-ヘルス&ビューティ-ベビー&マタニティ-アダルト | モバイル版(ケータイ)

▼25人の名ソリスト:歴史的名盤選:セレクト商品

バッハ:オルガン名曲集バッハ:オルガン名曲集 (詳細)
ヴァルヒャ(ヘルムート)(アーティスト), バッハ(作曲)

「病的より変態ほうが健康だろ」「地味 but 深遠」「「パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582」に感動」


ベートーヴェン:3大ピアノ・ソナタ集 Vol.2ベートーヴェン:3大ピアノ・ソナタ集 Vol.2 (詳細)
バックハウス(ヴィルヘルム)(アーティスト), ベートーヴェン(作曲)


シューマン:謝肉祭シューマン:謝肉祭 (詳細)
ケンプ(ヴィルヘルム)(アーティスト), シューマン(作曲)


モーツァルト:ピアノソナタ全集モーツァルト:ピアノソナタ全集 (詳細)
クラウス(リリー)(アーティスト), モーツァルト(作曲)

「この値段で」「過度な甘さ、大げさな表現を抑え、滋味溢れる最高の演奏」「たおやかな音」「繰り返し聞きたくなるCD」「名演ですが」


ショパン:ワルツ集ショパン:ワルツ集 (詳細)
リパッティ(ディヌ)(アーティスト), ショパン(作曲)

「翠玉のショパン」「比類なき演奏」


ショパン:24の前奏曲集ショパン:24の前奏曲集 (詳細)
アルゲリッチ(マルタ)(アーティスト), ショパン(作曲)

「夜空に咲いた大輪の花のように美しく、ファンタジックなショパン」「自由奔放に」「情熱的」「駆け抜けた!!」


Schubert: Sonata D845; Schumann: Sonata, Op. 11Schubert: Sonata D845; Schumann: Sonata, Op. 11 (詳細)
Franz Schubert(作曲), Robert Schumann(作曲)


75歳記念カーネギー・ホール・ライヴ75歳記念カーネギー・ホール・ライヴ (詳細)
ゼルキン(ルドルフ)(アーティスト), ハイドン(作曲), モーツァルト(作曲), ベートーヴェン(作曲), シューベルト(作曲)

「真打ち登場」


ハイドン:ピアノソナタ第2番&第24番&32番&46番ハイドン:ピアノソナタ第2番&第24番&32番&46番 (詳細)
リヒテル(スヴャトスラフ)(アーティスト), ハイドン(作曲)


シューベルト:ピアノ・ソナタ第17,13番シューベルト:ピアノ・ソナタ第17,13番 (詳細)
アシュケナージ(ヴラディーミル)(アーティスト), シューベルト(作曲)

「相応しい優美さを備えた演奏です」


ドビュッシー:前奏曲集第1巻ドビュッシー:前奏曲集第1巻 (詳細)
ベネデッティ=ミケランジェリ(アルトゥーロ)(アーティスト), ドビュッシー(作曲)


バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年モノラル録音)バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年モノラル録音) (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), バッハ(作曲)

「まさにグールドベルク!」「旋律は流れる風のように」「ジャケット買いもアリ!」「ゴールドベルクの原点」「いつ聴いても新鮮な演奏」


バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ全曲バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ全曲 (詳細)
シェリング(ヘンリク)(アーティスト), バッハ(作曲)

「名演奏が何と¥1,000」「シャコンヌが好き!」「パルティータの教科書」「白痴的演奏」


ツィゴイネルワイゼン~ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリンツィゴイネルワイゼン~ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン (詳細)
ハイフェッツ(ヤッシャ)(アーティスト), サン=サーンス(作曲), ショーソン(作曲), ベートーヴェン(作曲), ブラームス(作曲), スタインバーグ(ウィリアム)(指揮), ソロモン(アイズラー)(指揮), ウォーレンステイン(アルフレッド)(指揮), ヴーアヒース(ドナルド)(指揮), RCAビクター交響楽団(演奏), ロスアンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)

「ヴァイオリンの詰め合わせですね。」


ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番&第9番ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番&第9番 (詳細)
オイストラフ(ダヴィド)(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), オボーリン(レフ)(演奏)

「いいですねぇ「春」」「こちらまで愉しくなる「春」の演奏です」「完璧なテクニックを持ちつつも豊かな表現力、究極の優しさを感じさせる名盤!」「無色透明な音色。」「いかにも堅苦しい純粋クラシック」


ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集(3枚組)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集(3枚組) (詳細)
ベートーヴェン(作曲), アルトゥール・グリュミオー(Vln)(演奏), クララ・ハスキル(Pf)(演奏)


ヘンデル:ヴァイオリンソナタ集ヘンデル:ヴァイオリンソナタ集 (詳細)
スーク(ヨゼフ)(アーティスト), ヘンデル(作曲), ルージイッチコヴァ(ズザナ)(演奏)

「穏やかな幸福感の温もりと、ときおり淡く沁みる陰影の妙」


ラプソデイ-クラシック・パールマンラプソデイ-クラシック・パールマン (詳細)
パールマン(イツァーク)(アーティスト), ウィリアムズ(ジョン)(指揮), 小澤征爾(指揮), ボレット(ホルヘ)(演奏), バレンボイム(ダニエル)(演奏), ウィリアムス(ジョン)(演奏), ピッツバーグ交響楽団(演奏), ボストン交響楽団(演奏), ボストン・ポップス・オーケストラ(演奏), ジュリアード弦楽四重奏団(演奏), ヨーヨー・マ(演奏)

「さりげなく優雅な美しい音が心に沁みます」


ナタン・ミルシュテインナタン・ミルシュテイン (詳細)
ナタン・ミルシュテイン(アーティスト)


サン=サーンス:白鳥(チェロ名作集)サン=サーンス:白鳥(チェロ名作集) (詳細)
デュ・プレ(ジャクリーヌ)(アーティスト), ブルッフ(作曲), パラディス(作曲), シューマン(作曲), メンデルスゾーン(作曲), フォーレ(作曲), バッハ(作曲), サン=サーンス(作曲), ファリャ(作曲), ムーア(ジェラルド)(演奏), ジェスン(ロイ)(演奏)


バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) (詳細)
カザルス(パブロ)(アーティスト), バッハ(作曲)

「素朴であり、限りなく深い」「古き音の向こうから聞こえる命の鼓動」「一挺のチェロが歌いあげる音楽の、なんて豊かなんだろう。人類の遺産というべき名盤」「ただ、感謝」「至高の音楽」


ベートーヴェン:チェロソナタ第3番&第4番&第5番ベートーヴェン:チェロソナタ第3番&第4番&第5番 (詳細)
ロストロポーヴィチ(ムスティスラフ)(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), リヒテル(スビャトスラフ)(演奏)

「厳しく男らしい演奏。」「全盛期の2人ががっぷりよつに組んだ演奏が聴けます」「二人の巨人的演奏家が組んだ記念碑的演奏」


コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ作品8コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ作品8 (詳細)
ヨーヨー・マ(アーティスト), シェン(作曲), オコーナー(作曲), コダーイ(作曲), ワイルド(作曲), チェレプニン(作曲)

「コダーイ 無伴奏チェロソナタ」「コダーイから始まる作曲家達への旅路」「コダーイへの共感が感じられない」


テレマン:無伴奏フルートのための12の幻想曲テレマン:無伴奏フルートのための12の幻想曲 (詳細)
ランパル(ジャン=ピエール)(アーティスト), テレマン(作曲)

「長岡さん最晩年の推薦盤」「面白い」「飛び散る宝石のロココ空間」「ランパルのこの作品集は特に朝方、聴くと凄く気持ちがゆったり出来ます!超お薦め!」「至宝の12曲」


バッハ父子のトリオ・ソナタ集バッハ父子のトリオ・ソナタ集 (詳細)
ニコレ(オーレル)(アーティスト), C.P.E.バッハ(作曲), バッハ(作曲), ホリガー(ハインツ)(演奏), ジャコテ(クリスティアーヌ)(演奏), サックス(マンフレート)(演奏), シュバルツ(アンゲラ)(演奏)


▼クチコミ情報

バッハ:オルガン名曲集

・「病的より変態ほうが健康だろ
あまりに病的、深淵に臨むような旋律だこと

性を抑制することは宇宙の軸から外れるってことさ

それを抽象的な悲壮バラードって呼ぶ奴がいるけどさ

それじゃあまりに呪術的じゃない

健康な深淵に挑む奴ほど狂気染みてるとか言う奴がいるけど

それじゃバッハの感性はBGMに過ぎないことになるだろ?

いっそ争いの土壇場に紛れて焼失して欲しい

過去そのものだな。

・「地味 but 深遠
オリジナル楽器全盛の現在、いまや忘れられつつある盲目のオルガニスト、ヴァルヒャのバッハです。

非常に地味です。コープマンあたりの生き生きとした演奏に比べて色彩感に乏しいので、ちょっと聴いただけでは魅力を感じない方も多いと思います。

でもこのパッサカリアはぜひじっくり聴いて下さい。重く静かに始まる低音主題、おずおずと遠慮がちに乗せられる第一変奏。今風の演奏に慣れた耳には「何これ?」と聞こえることでしょう。 しかし曲はいつしか壮大な高みに登りつめていきます。クライマックスで渾身の悲しみをこめて歌われる第1主題がなんと美しい響き!

この曲の「気高い精神性」を深く表現した名演だと思います。

・「「パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582」に感動
 しゃんと背筋の伸びたたたずまいが好ましいヘルムート・ヴァルヒャのオルガン。その演奏から、こんこんと湧き上がるバッハの音楽の生命感が、よく伝わってきました。 なかでも、主題と20の変奏からなる「パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582」に感動したなあ。荘厳で、揺るぎない音楽が、まるで夜空の星々のようにちかちかと瞬き、めぐって行く様は、本当に素晴らしいものでした。 もう一曲、「トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564」のトッカータの音楽も気に入りました。ここでは、バッハの軽やかな音楽の煌めきに酔いましたね。この曲には、ブゾーニのピアノ編曲版を弾いたホロヴィッツの演奏(1965年、カーネギー・ホールでのコンサート)もあって、それもいいんですよ。

 録音データを記しておきます。 「BWV565」「BWV564」 1956年9月。 「BWV542」「BWV582」 1962年9月。 オランダ、アルクマール聖ラウレンス教会大オルガン 「BWV578」 1970年5月。 「BWV639」 1969年9月。 「BWV659」「BWV645」 1971年5月。 ストラスブール、サン・ピエール・ル・ジュヌ教会オルガン

バッハ:オルガン名曲集 (詳細)

モーツァルト:ピアノソナタ全集

・「この値段で
リリー・クラウスがモーツァルト弾きとして多分1・2位を争う名手であることは疑いないでしょう。このステレオ録音は、前に録音したモノラルより力強さという点では同じリリー・クラウス録音のものとしては劣るという事も聴きますが、それでもステレオ録音と熟練からくるたおやかさで、勝るとも劣らないと思います。何よりこの値段ですから、お得なセットでしょう。

・「過度な甘さ、大げさな表現を抑え、滋味溢れる最高の演奏
最初期の作品などは得てしてロココ調のチャーミングな甘い演奏になってしまいかねないが、毅然とした節度を保ち、気品に満ちた大人の演奏をしている。それでいて、モーツァルトの音楽の持つ多様性を過不足なく的確に表現し、このフレーズはこうでなくてはという、、、まさに正鵠を得た最高の演奏となっている。

聴きものはすべての演奏といえるが、あえて一番初めの第一番、、、最初の一音からクラウスの音世界に酔ってしまう。

・「たおやかな音
モーツァルトのソナタを購入しようと決心し「何故リリー・クラウスなのか?」と問われたら、私は「彼女のたおやかな音が好き」と答えるでしょう。実際購入まで、私はこの方を知りませんでした。けれども購入してずっとBGMとして聴いておりますが、飽きないのです。時折控えめにも聞こえるタッチ。けれどもはぎれがよく、しかし決して情におぼれ過ぎることもなく、淡々と、けれども芯が一本通っている・・・そんな彼女の演奏に慰められます。4枚組みのこの全集は購入される方の期待をまず裏切らないだろう、そう思います。決して華やかではないけれど誠実な演奏だと思います。

・「繰り返し聞きたくなるCD
まず、音はとてもクリアです。1968年のステレオ録音ですが、このソニーインターナショナルさんが、どうやったのか、とてもきれいな音です。

・「名演ですが
モーツァルト弾きとして誰もが認めるリリー・クラウス。一音一音を非常にマルカートにはっきり鳴らして、完璧に弾きこなしております。しかしやや弾き急いでいるというか、タッチがバタついているところもあり、やや奥ゆかしさというかデリカシーに欠ける部分もあります。というわけで星は4つ。名演であることに変わりはないんですけどね。

モーツァルト:ピアノソナタ全集 (詳細)

ショパン:ワルツ集

・「翠玉のショパン
リパッティといえば、ショパン。普通に弾いて、すばらしい演奏になる。卓越した感性と技術の証明です。ショパンを習うときに、教科書にできそう。わざとらしさも嫌らしさもない、技術をちらつかせることもない、でも本当にしっかりした演奏です。練習量と感性と技術を感じさせないで、普通に淡々と優しい音楽にしてあります。最高のショパンです。

・「比類なき演奏
リパッティのワルツは、その軽やかさと華やかさにおいて、比類なき演奏だと思う。しかし、録音が悪すぎることが残念だ。

ショパン:ワルツ集 (詳細)

ショパン:24の前奏曲集

・「夜空に咲いた大輪の花のように美しく、ファンタジックなショパン
 この一枚のCDに、昔のLPレコードだったら二枚分の演奏が収められています。しかも演奏は、わたしの一番のお気に入りピアニスト、マルタ・アルゲリッチ。期待に違わぬ素敵なピアノに魅了されました。 殊に、『英雄ポロネーズ』『幻想ポロネーズ』の演奏(いずれも、1967年1月の録音)の、何てまあ美しかったこと! 燦然としたピアノの響き、天馬空を行くが如きダイナミックな躍動感など、本当に素晴らしかったです。

 続いては、『スケルツォ第3番』と『舟歌』の演奏。弱冠二十歳になったばかりの、もといっ、十九歳になったばかりのアルゲリッチが奏でた、初々しいきらめきを湛えた演奏。これもいいですねぇ。録音は両曲とも、1960年の7月。

 こうした若き日の躍動感あふれるピアノに比べると、やや魅力は落ちる気がしますけれど、『24の前奏曲』の演奏だって決して悪くはありません。あっという間に過ぎ去る記憶の風景を、さっとスケッチして描いたみたいな小品集。 なかではやはり、有名な「雨だれ」の曲(第15曲)が印象に残ります。ドビュッシーの『前奏曲集』につながるピアノの響きを感じましたね。優しく雨ぞ降りしきる、そんな詩の一節が思い浮かんだ珠玉の名品。 1977年2月の録音。

・「自由奔放に
ショパンの24の前奏曲には、他にポリーニの鉄壁の名盤もありますが、私はアルゲリッチのこの録音にもっとも惹かれます。美術館に陳列された24枚のキャンバスに描かれた風景画を一枚一枚丹念になぞらえてゆくと、最後には広大な星空が広がる・・・そんな情景を思わず想い描いてしまいます。No.15→16の“静”から“動”へのきりかえがとてもダイナミックで、感情の起伏を抑えることなく、自由奔放に一気に弾きあげられた“アルゲリッチらしさ”を終始堪能出来る爽快な一枚です。彼女の数多くの録音の中でも、間違いなくトップに位置する内容です。他のカップリング曲もすべてが素敵です。

・「情熱的
まだクラッシックを聞いて間もない頃に購入した記念の一枚の再発売CDですアルゲリッチの手にかかると信じられないくらい譜面以上に情熱的な前奏曲に聞こえます一曲一曲は短いピアノ前奏曲ですが彼女の演奏の印象は深く大変今でも印象に残っていますこの美しいジャケットも前奏曲以外の曲も良かったですアルゲリッチを聞いたことない方でもこのCDを聞けば彼女が本当にピアノ演奏に深い情熱があるという事がわかると思います

・「駆け抜けた!!
アルゲリッチの情熱が、僕の耳から脳へ一気に駆け抜けました。爽快感が残りました。やっぱりアルゲリッチは凄いです。特に16番は爽快と言うか痛快です。

おまけに入っている幻想ポロネーズ、英雄ポロネーズもお奨めです。

ショパン:24の前奏曲集 (詳細)

75歳記念カーネギー・ホール・ライヴ

・「真打ち登場
このカーネギーホールコンサートを終え、来日したときもまったく同じプログラムで演奏したというゼルキン。練りに練り上げたプログラムであったことが容易に想像できます。曲目はすべてゼルキンの十八番(おはこ)、オーストリアものの音楽。しかも年代順ならべ、全体を通して脈絡を感じさせる有機的な統一感。隙のないプログラムです。そして、この隙のないプログラムを、ゼルキンは異常な集中力と、はっとするようなひらめきを随所に見せながら、真正面から正々堂々と弾ききって、聞き手に深い感銘を与えてくれます。それにしても、「告別ソナタ」はすばらしい。芯の強い見事なタッチで、堂々と弾ききる姿勢は、実に男性的。いまや陳腐なことばとなりつつある「精神性」を感じさせます。どの曲も懐の深い演奏で、たとえばベートーヴェンの次に感嘆したシューベルトも実に骨太で、表面的なセンチメンタルに堕さないところは実に潔く、気品すら感じさせます。骨組みのがっしりした、建造物のような様式美のハイドン。しかし、叙情性がないがしろにされているわけではありません。同様のことはモーツアルトにも当てはまりますが、ゼルキンには嘘がない、そのことを最も強く感じさせる誠実、実直な演奏です。ゼルキンの真摯な演奏を聞いていると、こんな風に愚直で、しかも味わい深く、聞き手を深い感動にいざなうピアニストが、外にいただろうかと考えてしまいます。同時代の大家と比べても、ゼルキンの求心的な演奏は際立っていると思います。75歳のゼルキン。円熟してはいますが、枯れてはいません。ゼルキンは生涯飽くなき求道者だったのです。

75歳記念カーネギー・ホール・ライヴ (詳細)

シューベルト:ピアノ・ソナタ第17,13番

・「相応しい優美さを備えた演奏です
アシュケナージの70歳を記念して、彼の旧録音が一斉にリリースされた。どれも私がLP時代に親しんだ録音であり、CDで所有していない音源については一通り購入させてもらった。聴いてみると、懐かしさとともに、いまなお魅力いっぱいの演奏にあらためて感じ入った。

アシュケナージは、シューベルトのピアノソナタに関しては若い頃に13番、14番、17番、18番の4曲を録音していて、あとデジタル期に20番、21番の後期の2曲を録音しているが、どれもふさわしい時期に録音されたと思う。

ソナタ第13番はシューベルトらしいメロディの甘美さと、細やかな情感の漂う曲だが、アシュケナージはそれを表現する上で最良の資質を持っているピアニストであると思われる。こまやかなニュアンスもほほえましく、心温まる演奏だ。

17番は冗長な面のある曲なだけに、ある程度の勢いを持って曲の方向性をある程度リードした演奏であるが、そこでも「弾き飛ばし」にならないような配慮が張り巡らされており、安心して最後まで聴くことができる。第2楽章の移行主題の美しい膨らみが、何と言っても印象的だ。

ハンガリアン・メロディーも愛すべき小品だが、相応しい優美さを持った演奏となっている。

シューベルト:ピアノ・ソナタ第17,13番 (詳細)

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年モノラル録音)

・「まさにグールドベルク!
私はグールドのゴルトベルク変奏曲(新録音)をはじめて耳にしたときかってない衝撃を受けた。そしてこの旧録はさらに上をいっていた。彼の強烈なキャラクターもさることながら、音楽もまた彼独自のスタイルがそのままピアノに反映され聴き手の心を引きつけてやまない魅力を醸し出している。「この旧録に出会った事は幸運だった。」そう言えるのは私だけではないと思っている。

・「旋律は流れる風のように
1981年のゴールドベルグ変奏曲が心に染み渡る水であればこの1955年のモノラル録音の方は吹き抜けていく風のようです、1981年は音の一つ一つに重みがあり「一言一言ちゃんと伝えたい」という感じ、それに対し1955年は「たくさん伝えたいことがあって自分の想いを一気に告げる」ような感じです。1981年は聞き終わった後に深い感動がありましたがこちらはある種の爽快感があるように思えました。どちらが好きかといわれたら1981年の方ですが単純に比較すべきではないのかもしれないです、それくらい同じ人が同じ曲を演奏しているのに雰囲気が、音が、伝わってくる感じが違います。

・「ジャケット買いもアリ!
このデビュー盤は、内容は言うまでもないが、そのジャケットが味わい深い。スタジオでの録音の際にDon Hunsteinによって撮影された30枚のグールドの写真。この曲に収められている変奏曲の数も30であるところが象徴的である。プロデューサーのHoward Scottと議論している写真。歌いながら演奏する写真。23歳の若者がこれほどまでに輝いている様子を羨望の眼差しで眺めないではいられない。

・「ゴールドベルクの原点
バッハは、誰が弾いてもバッハに聴こえ、何で弾いてもバッハに聴こえる。音楽自体が演ずる者、聴く者の概念を包摂する。だからこそ、無限の表現の可能性を秘めた音楽であり、またその表現を受け入れる音楽である。バッハの音楽は宇宙であるのだ。グールドはその可能性へ挑戦した最初の人である。そしてこの演奏はその証であった。

文化勲章を授かられた吉田秀和氏は大昔、国内で不評であったこのレコードを絶賛され、自らライナーノートを執筆された。(ご本人が初めてレコードのジャケットにものを書いた仕事だったらしい。)

吉田氏の言葉を借りて、「胸のすくような精緻なリズムとフレーズの区切り方、テンポの良さ。そういった全体がまるで苔の庭のような一分の隙もない緻密で濃密な音の敷物を作り上げるのだが、しかもその表面の艶々した瑞々しさと、その下を絶えず生きて流れている叙情の味わいの気韻の高さ」

ということか。

・「いつ聴いても新鮮な演奏
グールドのバッハ演奏については多くの方が書き記している。ゆえに何を今更という感がするではないが、コメントせずにはいられない不思議な魅力を持っている。早すぎた死を悼むばかりである。1981年盤と比べられる演奏であるが甲乙つけがたいと言うのが私個人の意見である。1981年盤のゆったりとした遅いテンポの演奏、哲学者と対話をするかのような間の取り方…。1955年盤では若さゆえの潔さ、古い慣習にとらわれることなく果敢に取り組む姿勢などが伝わるかのようなスピード感溢れる演奏。結局どちらも聴いてしまうのであるが…。いつ聴いても新鮮な演奏である。

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年モノラル録音) (詳細)

バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ全曲

・「名演奏が何と¥1,000
 これは戦前戦後にかけて活躍したヴァイオリン奏者にして作曲家でもあるヘンリク・シェリング演奏のものであり、シェリングの最も得意とする(とは言ってもかなり演奏できる守備範囲は広かったらしいが)バッハの無伴奏ヴァイオリンのための作品が廉価版(¥1,000!!)で手に入れる事が出来、また、関心の無い人でもどこかで聴いたことがあるパルティータ第3番ホ長調第3楽章(ガボット)が入っているだけではなく、バッハ最高傑作といわれているパルティータ第2番ニ短調(シャコンヌ)(14分31秒)も入っているので、取り敢えず『かじってみる』だけでも必聴の価値あり。

・「シャコンヌが好き!
 わたしはシェリングの大ファンなのでシェリングの遺した正規録音をほとんどすべてを持っているが、その中でもバッハの無伴奏の録音は格別に印象深い。全曲に渡って思慮深い考察が加えられていて、それがバッハの曲ととてもきれいに調和して潔癖なな音色として響いてくる。シャコンヌの演奏が好きだ。とくに、88小節目(CDだと4′39″にあたる箇所)以降のアルペジオの解釈が大好きで、この部分のシェリングの演奏を聞いているといつも背筋がぞくぞくしてくる。そのほか、アッコードを上から下の音に弾くやり方、アゴーギグやデュナーミクの用い方、様々に使い分けられたビブラートなど聴き所が満載で、何度聴いても飽きることがない。 シャコンヌの録音はシェリングの集大成だと思う。

・「パルティータの教科書
シェリングのバッハは、その解釈、奏法とも一つの時代の教科書であったと思う。30年の時代を経て、今はさらに精緻なバッハ解釈、より時代を再現したバロックの再現が当たり前となっているが、1960年代に捉えられていたバッハが何であったのかを今に伝える格好の名盤として、後世に語り継ぎたい1枚だと思います。

・「白痴的演奏
表面的な部分の磨き上げではバッハの真髄に迫れないということを実証したという点では評価出来る。未だバッハの真髄にたどり着いた演奏は皆無なわけだが・・・。この演奏のように、見当違いの努力をするだけ無駄だということを示すという意味では、後世に残してもいいだろう。それ以上に何の価値もない。

バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ全曲 (詳細)

ツィゴイネルワイゼン~ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン

・「ヴァイオリンの詰め合わせですね。
このCDではやはり、ツィゴイネルワイゼンがお勧めです。ツィゴイネルワイゼンと言えば、クラシックをあまり聴かない人でも分かるメジャーな曲ですが、この曲の聴き所は第四楽章だと僕は思います。一気に駆け抜けてゆく様な緊張感があり、かつ、隙のない演奏で聴き手を盛り上げてくれます。個人的には、ショーソンの詩曲、ベートーヴェンのロマンスと締めのカルメン幻想曲が大好きです。特にカルメン幻想曲は後半のハイフェッツの気迫迫る演奏は何時聴いてもドキドキしますし、聞き終わった後の感動がすごい。これだけ曲が詰まって、この値段と音質は凄いです。ヴァイオリンの音色が好きな人は一度聴いてみて下さい。

ツィゴイネルワイゼン~ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン (詳細)

ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番&第9番

・「いいですねぇ「春」
「春」ってきれいなメロディー満載の良い曲ですねぇ。聞いていると心癒されます。こんなに良い演奏が1000円というのが信じられないです。今、仕事から家に帰った時にまずこの「春」を聞いています。なぜか、楽しい気持ちになります。

・「こちらまで愉しくなる「春」の演奏です
ベートーヴェンのヴィオリンソナタの名曲である5番「春」、9番「クロイツェル」2曲のカップリングです。ヴァイオリンの名手オイストラフとピアノのオボーリンは、たびたび共演しているコンビだけに、息もピッタリで、「春」の、のどかで愉しい感じ、「クロイツェル」の雄大で厳しい曲調を、見事に再現しています。中でも、やはり聞き物は、「春」の方でしょうか。オイストラフのヴァイオリンは、「春」が来たことを喜ぶように、弾けており、聞いているこちらも愉しい気分になってきます。また、オボーリンのピアノも、そんなオイストラフのヴァイオリンをしっかりサポートしており、忙しい朝など、ピッタリ来る音楽ではないでしょうか。何れにせよ、この名曲・名演がこの価格で聴けるのは大変お買い得ですので、多くの方にお奨めしたいアルバムです。

・「完璧なテクニックを持ちつつも豊かな表現力、究極の優しさを感じさせる名盤!
ある先輩からこのダヴィド・オイストラフの凄さを教えていただきその人から借りて聴いたこのCD。聴きながら「おやっ」と感じさせる何かを感じつつ、通して聴いてみて…知らず知らずのうちに何度も聴いている自分がおりました。いつしかこの音楽の虜になってしまった「遅れて来たクラシックファン」としての僕自身がそこに。オイストラフの音楽を語れる程の者ではありませんが、この音楽家の素晴らしいところは「完璧な演奏技術を持っているのに、それを超えた人間性を感じさせる豊かな表現力があちこちに聴き取れ、オイストラフという人間の積み上げた優しさを音から感じる事が出来る」ことではないか、そう感受致しました。こうした素晴らしい音楽に触れると音を通じて人間の厚みを感じ、心の底から癒されるものですね。昨今聴いた事がない名盤に恵まれたという感じを受けております。是非一聴をお薦めします!

・「無色透明な音色。
私はオイストラフこそ人類史上最高のヴァイオリニストだと思います。彼の透明で限りなく優しい音色を是非聴いてみてください。彼の演奏によるバッハのヴァイオリン協奏曲もお薦めです。

・「いかにも堅苦しい純粋クラシック
良く言えば、折り目正しい演奏。小節線のはっきりした楷書の演奏。というか明朝体活字のような演奏。

戦後冷戦時代のソ連を代表する名手2人が、本来の個性を抑えて、丹念な合奏に始終している。西側のレコード会社へ貸し出されての外貨稼ぎだから、ヘマは見せられない、という真剣な思いが伝わって来るようだ。純粋な音楽。余分な意味付けが殆ど感じられない。

従って、個々の曲に対して初心者が抱くようなイメージの膨らみは乏しい。例えば「春」に期待される伸びやかさは、フランチェスカッティ&カザドシュの百分の一もないし、「クロイツェル」に期待される、異常なテンションの高揚は、クレーメル&アルゲリッチの千分の一未満であろう。

全集を聴くのならともかく、2曲だけの抜粋など、甚だ物足りない。丁寧なリマスタリングだが、ヒスノイズは多め(←同音源のLPを知っている耳にはむしろ自然)。

ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番&第9番 (詳細)

ヘンデル:ヴァイオリンソナタ集

・「穏やかな幸福感の温もりと、ときおり淡く沁みる陰影の妙
スークの弾くストラディバリの美音が麗しくも温かい。上品ながら、変に澄ましたところがない演奏。耳を傾けていて素直に楽しく穏やかな気持ちになった。色に例えればアイボリー基調の落ち着いた快適な音楽の中に、さりげなく散りばめられている陰影の絶妙さ。グリュミオーやヒロ・クロサキといった、同曲の名演のなかでもその価値を減じることなく輝きを放つ、魅力に満ちた演奏。

ヘンデル:ヴァイオリンソナタ集 (詳細)

ラプソデイ-クラシック・パールマン

・「さりげなく優雅な美しい音が心に沁みます
パールマンの演奏ですから、当然のことながら幸せな気分になれます。録音も1990年代後半以降がほとんどなので、円熟したまろやかな美しい音色がひときわ沁みます。選曲もちょうどいい具合で、ポピュラーになりすぎず、それでいてリラックスして楽しめました。ウィリアム・ウォルトンのカンツォネッタ、それからパガニーニのヴァイオリンとギターのためのカンタービレ、それからヨーヨー・マのチェロとのアンサンブルが楽しいユーモレスクが私のお薦めです。

ラプソデイ-クラシック・パールマン (詳細)

バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)

・「素朴であり、限りなく深い
カザルス:「(無伴奏チェロ)組曲はアカデミックな作品と考えられてきた。テクニック一辺倒の、機械的で温かみのないものだと。考えてごらんよ!広がりと詩情が一点の曇りもなく輝きあふれるあの曲が冷たいだなんて、だれがいえるだろう!あの作品はバッハの本質そのもので、バッハは音楽の本質そのものなのに。」(J.L.ウェッバー著「パブロ・カザルス 鳥の歌」、『バッハ』の項より抜粋)

カザルスによるこの曲の演奏は、心の芯の、そのまた芯にまで響き渡る、全人類必聴の超名演です。カザルスの奏でる、奥深いチェロの響きは、巷に溢れる耳触りの良い、聴き易い音楽を聴き慣れている耳には、ぎすぎすした重苦しい音色に聴こえるでしょう。ですが、それは当然というもの。本当の魂の音楽というものは、心の底からそれを欲する時にしか、その素晴らしさを味わうことが出来ないからです。

カザルスは、音楽家史上稀に見る高潔な人格をもつヒューマニストでした。暴力や戦争を心から憎み、人間の愛の可能性を強く信じていました。そんな彼の思想や人柄が反映されたこの演奏には、人間の心の中にある最も神聖な「なにか」に強く訴えかける力が満ち溢れています。仮に、世界中の全ての人がこの演奏を聴き感動したのなら、世界は、良い意味で、もっと違ったかたちになっていたことでしょう。あなたがこの演奏を聴いて感動した時はきっと、人間として、忘れてはいけない感覚―幼い頃、母親の腕に抱かれていた時のような、懐かしい、限りなく幸せだった時の気持ち―を思い出すはずです。

・「古き音の向こうから聞こえる命の鼓動
 チェロは人間の声の音に最も近いと言われる。そのため最も自然に人間の耳に入り、心地よく響く。しかし、その歴史はヴァイオリンよりも地味で古今東西のチェロの名曲と言えるものは多くはない。その中でバッハの無伴奏チェロ組曲は最高の曲である。この当時、近代的なチェロは存在せず、ヴィオラ・ダ・ガンバやバリトンと呼ばれる現在のチェロには到底及ばない楽器が用いられていた。そのため独奏楽器としてはほとんど用いられず、ただ合奏の低音部を担う程度の役割しか与えられていなかった。そのような時代にバッハが独奏チェロのための曲を作った事は彼のチェロへの関心とこの楽器の魅力に対する先見の明があったと言えるだろう。この組曲はヴァイオリンソナタのような厳格な形式に依らず標準的な古典組曲の形に則っているが、内容は深く、紛れもないバッハの音楽である。そしてカザルスのこの演奏は彼の最高傑作のみならず、人類最高の遺産である。20世紀という激動の時代に自らの信念を貫き、最高のチェリストのみならず、最大の人格を備えた芸術家であった彼は後世に多大な影響を与えた。そしてこの演奏からは彼の命の鼓動が聞こえてくる。彼はこの曲の自筆譜を若き頃古本屋で見つけ、熱心に研究したという。その努力があたかも立派な樹木が地の下の見えない所に深く根を張っているように、冒頭のプレリュードから肺腑をえぐられるように心に響いてくる。このような演奏を聴くと自分の愚かさを思い知らされるようである。今現在の日本で僅かのお金を出してこの録音を簡単に買う事ができる時代になったが、果たしてそれで良いのかと思ってしまう。命を懸けてこの曲に取り組んだカザルスの命の鼓動を聴く側が安直な態度では決していけないだろう。こちらも可能な限り全精力を傾けて聴き、ようやくそこから何か得る事があるだろう。古き音の向こうから聞こえる命の鼓動を魂で聴くことによって。

・「一挺のチェロが歌いあげる音楽の、なんて豊かなんだろう。人類の遺産というべき名盤
 樹齢千年を超える古木のたたずまいを見るような、どっしりとして雄勁な演奏。今から七十年以上も前の録音なんだけれど、一挺のチェロから繰り出されていく音の逞しさ、微塵も揺るがぬ気迫といった風韻に、心を揺さぶられましたね。「流石に、名盤として語り継がれてきただけのことはあるなあ」と、パブロ・カザルスが紡ぐチェロの音、バッハの楽の流れに、深々とした銘酒の味わいを感じました。

 全6曲のなかでは、ハ長調の『第3番』と、ニ長調の『第6番』が、特によかったなあ。『第6番』の前奏曲やガヴォット1&2といった曲でのカザルスのチェロは、生き生きとしてダイナミック、おのずとにじみ出る風格と気品が漂っていて、本当に素晴らしかった!

 バッハのこの曲を聴いてみる気になったのは、過日、文庫で読んだある話の中で、この曲が流れていたから。「優雅で、切なくて、そよ風とも嵐ともつかない曲。そんな気がしません?」なんて、登場人物がバッハのこの音楽のことを語っていましたっけ。伊坂幸太郎の『死神の精度』(文春文庫)。未読のかたは、ぜひ!

 録音年月日は、次のとおり。■『第1番 ト長調』・・・・・・1938年6月2日■『第2番 ニ短調』『第3番 ハ長調』・・・・・・1936年11月25日■『第4番 変ホ長調』『第5番 ハ短調』・・・・・・1939年6月13〜16日■『第6番 ニ長調』・・・・・・1938年6月3日

・「ただ、感謝
色々なチェロの音色を聴いて、私は結局、カザルスの音色に行き着いた。カザルスの奏でるチェロの音色には、「永遠と一日」を感じる。どこまでも心が、やすらいでゆく。

・「至高の音楽
音の中に魂が融け込んでしまうような。そんな音楽/演奏は、あまりありません。目をつむれば、静かな森の木漏れ日の中にいるような感覚。心から好きな音楽/演奏は他にもありますが、何も考えたくない、何も感じたくない、何も聞きたくない、ただ休みたい、それほど疲れ切っているときに魂が受け付けることのできる、本当の疲れを癒してくれるのは、私にとって、カザルスのこの無伴奏組曲だけなのです。

バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) (詳細)

ベートーヴェン:チェロソナタ第3番&第4番&第5番

・「厳しく男らしい演奏。
この2人によるベートーヴェンのチェロソナタはどの曲も「太く、硬い音」に支配された、極めて硬派なものです。美しく歌うというより、ゴツゴツしています。しかし、2人の脂の乗り切った時期の演奏ですので、技術的には鉄壁であり、なんの不安もありません。ベートーヴェンから「男」を感じてみたい方にお勧めの演奏です。

・「全盛期の2人ががっぷりよつに組んだ演奏が聴けます
ベートーヴェンによるチェロソナタの人気曲である第3番を含むアルバムです。名曲であるだけに、やはり、名演奏家で聞きたくなります。であれば、全盛期のロストロボーヴィチとリヒテルのコンビはいかがでしょうか。このアルバムの素晴らしさは、チェロソナタだけに、ロストロボーヴィチの演奏が全面に立っているとはいえ、リヒテルも、それをがっちりと受け止め、しっかり、自分の音を主張しているということでしょうか。ベートーヴェンが、第4番について「ピアノとチェロのための自由なソナタ」と題したとおりの競演になっています。その中でも、聞き物は、全盛期の2人のダイナミックな演奏が激突する、豪気な第3番でしょうか。何れにせよ、ベートーヴェンのチェロソナタファンであれば、お勧めのアルバムです。

・「二人の巨人的演奏家が組んだ記念碑的演奏
 リヒテル、ロストロポーヴィチはそれぞれピアノ、チェロで不世出の巨人的演奏家であるが、二人が組んだ演奏は少ない。代表的な録音としてはこのベートーヴェンチェロソナタ全集と同じくベートーヴェンの三重協奏曲ぐらいであろう。ただ、これら残された録音は比肩するものが未だに現れない金字塔的演奏である。このベートーヴェンチェロソナタのそのスケールが限りなく大きく、雄渾で力強い、求心力のある演奏にはただただ圧倒されるのみである。 第3番でのまさに壮年期の二人が火花を散らすような緊張感と情熱が満ち溢れた演奏は曲想に合ってか比類なきものである。一方、ベートーヴェンの晩年に差し掛かる過渡期に作曲された第4番と第5番はベートーヴェンを全面的に手助けし、人間的にも彼の支えとなったエルディーテ伯爵夫人に捧げられた曲であるが、全体に晩年を予見する悲哀に満ちた色彩と深い響きに支配された大変な傑作である。幻想的で自由な形式の第4番での演奏はリヒテル、ロストロポーヴィチがそれぞれ得意とする曲想もあってか、大変ロマンティックで素晴らしい。また、第5番の壮大な第一楽章での堂々とした風格、宗教的な第二楽章での表現、フーガから成る第三楽章での厳しい演奏。まさに最後のチェロ協奏曲に相応しい巨人的演奏である。 今年はリヒテル没後十年、ロストロポーヴィチが他界した年である。この二人の巨人的演奏家を偲ぶ意味でも彼らが残した記念碑的演奏に耳を傾けていただきたい。

ベートーヴェン:チェロソナタ第3番&第4番&第5番 (詳細)

コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ作品8

・「コダーイ 無伴奏チェロソナタ
名実ともに世界最高のチェリスト、ヨーヨー・マのチェロだけで演奏される曲を集めたCDで、ヨーヨー・マのこだわりの選曲がまた魅力。バッハの無伴奏チェロ組曲に匹敵するとまで言われる”コダーイ 無伴奏チェロソナタ 作品8”は、まさに圧巻。また、フィドル(ヴァイオリン)独奏用の作品をチェロ用に編曲した”アパラチア・ワルツ”は、鳥肌ものです。

・「コダーイから始まる作曲家達への旅路
もともとヨーヨー・マが99年に京都、龍安寺の石庭を訪れて感動したところからこのアルバム制作が始まったらしい。そしてマ自身がバッハ以来チェロの限界を広げた第一人者と絶賛するコダーイから始まって個性的な作曲家達の音楽の世界への旅が始まる。この作品は龍安寺でチェロを弾く姿が写っているジャケットそのままの音楽。ヨーヨー・マによる心の旅を追い求める非常にぜいたくな作りのアルバムです。値段考えればお買い得そのものでしょう。

・「コダーイへの共感が感じられない
 表題曲が聴きたくて買ったのだが・・ このひとの場合、音楽性とテクニックが乖離している印象をずっと受けている。優れたテクニックが逆に音楽性にとって阻害要因となっている気がしてならないのだ。その結果、コダーイをまるで練習用小曲として弾いて見せるような結果になってしまっている。こういう演奏は好きな人は好きだろうが、わたくしには納得できない。ホロヴィッツだって、リストの超絶技巧曲を単に早弾きしているだけではないのに・・ ということで、ファンには申し訳ないが評価できない。

コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ作品8 (詳細)

テレマン:無伴奏フルートのための12の幻想曲

・「長岡さん最晩年の推薦盤
レコード芸術に長岡鉄男さんが連載されていた頃に、音の良さで紹介された盤です。私もこの盤は持っている訳ですが、演奏は勿論、広い空間でランパルが演奏しているというのが分かる、3次元音場と、雰囲気のある名録音です。私の部屋で居眠りしていた友人も、この曲が掛かるや突然起きてしまったという程の名演の名録音です。

・「面白い
フルートで無伴奏って何?といった興味で買ってみましたが、珍しさも加わっているかもしれませんが、非常に面白いCDでした。フルートといえば桶の中で美しい旋律を奏でるといったイメージだったのですが、アレグロ、プレストとそういったテンポの速い曲が結構多く、フルートにはこういったことも出来るんだということを知りました。これでも技巧的にはあまり難しくないと冊子に書かれているので、超絶技巧のフルート曲が聞いてみたいものです。演奏者はフルートの名手と名高いランパルで安心して聞けます。お勧めですよ。

・「飛び散る宝石のロココ空間
音楽が始めると共に、アルペジオの煌きが宝石が舞い散るようにあたりを満たす。そして、万華鏡のように変容するテレマンの装飾的な旋律が、ランパル絶頂期のF1マシンのようなドライヴ感で織り上げられて、軽妙なロココ世界を紡いでゆく。

ランパルが遺した三百数十枚もの録音の中でも代表的な傑作というだけでなく、フルート音楽全体の中でもいつまでも残されるべき名盤でしょう。

ランパルはしばしば、技巧の過剰で曲を吹き飛ばす、と非難もされますが、この曲のロココ風の装飾的で官能的な煌きは、そんな即興的な奔放さでこそ息づいている。

だた、ランパルの「華麗な音色」は、残響バランスによって捉えられない録音も多い。デジタル録音初期のこの音源は、残響を多くとりながら、ランパル特有の鋭いジェット音など直接音も捉えて、ランパル・トーンが最も華麗に響くポジションを捉えています。

他方、この曲をじっくり味わうには、音色の美感は渋いけれど、ガロワの緻密で端整に造形された演奏が素晴らしい。トラヴェルソによる有田盤は、鄙びた響きと学究的な緻密さの中に奔放さがある。

必ずしもランパル・ファンとは言えない評者の観点からも、この盤や、ハチャトゥリアンやC.P.E.バッハ、J.S.バッハ、タルティーニらの協奏曲、クーラウのフルート五重奏などで炸裂する絢爛な迫力は、比類ないものです。

・「ランパルのこの作品集は特に朝方、聴くと凄く気持ちがゆったり出来ます!超お薦め!
美輪明宏さんが著書『天声美語』(講談社刊)の中で特別付録として“美へ誘う「美輪リスト」”を巻末に、美意識の栄養素になるものを書き出されており、美人を超えた麗人になるカンニングペーパーとして文学、映画(邦画・洋画)、絵画、古典芸能、宝石等々を紹介されております。美輪明宏さんのファンの中では通称「美輪リスト」と呼ばれておりますが、その中の音楽のページにこのジャン・ピエール・ランパルの作品が紹介されております。とりわけ、疲れたときにホッとして…という音楽として、ランパルのこの作品を真っ先に取り上げられています。

ジャン・ピエール・ランパル。フランスのフルート奏者。20世紀の最も偉大なフルート奏者と看做されている。マルセイユ出身。フルートという楽器を、ピアノや弦楽器と同じように大聴衆の鑑賞に堪えうる楽器として、世界的に認識させた最初の演奏家である。(ウィキペディア事典より抜粋)

と、こういう素晴らしいお人なのですが、この作品を聴いたときに「はあ、心の中まで癒される、癒し系音楽でもないのに…そうだ、朝方、起きたら聴くと良いかも知れない!」と直感的に感じて、それからはほぼ聴き続けても現代音楽のように「飽きることがない」音楽です。これは健常な方々も、心に病を抱えている方々も是非聴いてみて下さい。損無し、です。超、お薦めします!

・「至宝の12曲
LPを中古レコード屋で購入したのが最初の出会いでした。安い価格で、音は粗雑でしたが、演奏の明快さは見事でした。今回、自分で演奏する機会を得ましたので、CD盤で購入しました。軽快・明快な演奏を支える技法と、表現テクニック、そして細やかな変化は、秀逸です。

テレマン:無伴奏フルートのための12の幻想曲 (詳細)
ページ上部へ▲

キーワード検索:

シンプルアマゾン:-CD-DVD-ゲーム-おもちゃ-PCソフト-PC&電子機器-家電&雑貨-時計&バッグ-アパレル&シューズ-スポーツ&アウトドア-ヘルス&ビューティ-ベビー&マタニティ-アダルト | モバイル版(ケータイ)

QRコードケータイからは、シンプルアマゾン(モバイル版)をご覧下さい。

シンプルアマゾンは、安心・安全のネットショッピングAmazon.co.jpの商品を紹介しています。

簡単アフィリエイト:あなたのAmazonアソシエイトIDをアドレスの最後に付けるだけで簡単キャッシュバック!(例:1sas.net/?yourid-22)一度IDを付ければ、シンプルアマゾン内の全商品が紹介料の対象になります。アソシエイトIDはこちらから登録可。


©2008 1sas.net.