「何故か一番聞いちゃうんだな」「驚異的なギター」「クイーンの「リボルバー」」「個人的にクイーン最高傑作」「プログレ?たぶん、ヘビーメタル界のプログレ的というのはこのB面」
Led Zeppelin IV (詳細)
Led Zeppelin(アーティスト)
「タイトルのないアルバム」「「天国への階段」収録の最高傑作」「神秘的」「懐かしい・・・」「ロックの実力を証明し得る傑作」
ホールド・アウト (詳細)
ジャクソン・ブラウン(アーティスト)
「ジャクソンブラウン最高傑作」「ジャクソン・ブラウン70年代傑作群の総決算」「繊細で、いたいけなメロディーと声質。」
Dad Loves His Work (詳細)
James Taylor(アーティスト)
「力強い優しさ」「なごみの1枚です」
Never Die Young (詳細)
James Taylor(アーティスト)
「シンガーソングライター」「不変」
The Innocent Age (詳細)
Dan Fogelberg(アーティスト)
「切ない音楽」「名盤なり」「Danの最高傑作アルバム」「地味ですけどいいですよ」「オリジナルアルバムで聴く価値があります」
Phoenix (詳細)
Dan Fogelberg(アーティスト)
「名盤」「海よりも深く、山よりも高く、魂は昇華された…」「代表作です」
Living In The USA (詳細)
Linda Ronstadt(アーティスト)
「最高傑作!超名盤!」「リンダ姐絶頂期! 万人にオススメの女性ボーカルもの」「アメリカの歌姫になった日」「この作品はかなり良い。」「Linda70年代傑作群の頂点」
「ピュアなウエストコーストサウンド最後の大傑作」「いつの季節にもカーラ」「名盤」「青春時代が戻ってきた!」「飾り続けているジャケット」
愛はすぐそばに (詳細)
ヴァレリー・カーター(アーティスト)
「胸がギュっとしめつけられるような歌声に感動。」「ウー・チャイルド」「'70s中後期のソフト&メロウな感じを是非」「とにかく微妙」
リビー・タイタス (詳細)
リビー・タイタス(アーティスト)
ホテル・カリフォルニア(紙ジャケット仕様) (詳細)
イーグルス(アーティスト)
「70年代ロックの最高傑作」「デジタル・リマスターの魅力」「まぎれもないLandmark、燦然と輝いています。」「70年代を象徴する歴史的名盤」「70年代、最高のアルバム」
そよ風の誘惑 (詳細)
オリビア・ニュートン・ジョン(アーティスト), ジョン・フィディー(その他), アラン・ホークショウ(その他)
「永遠のエバーグリーン」「明るかった良い時代の、美しい声」「オリビアの代表的一枚」「名訳」「オリビアの風」
水の中の妖精 (詳細)
オリビア・ニュートン・ジョン(アーティスト), ジョン・レノン(その他), ポール・マッカートニー(その他)
「歌う妖精オリビア」「感涙もの!!!」「オリビアのベスト」「ため息がでるくらい美しいジャケット」
フリー・フォー・ジ・イブニング (詳細)
リック・ボウルズ(アーティスト)
ナイトフライ (詳細)
ドナルド・フェイゲン(アーティスト)
「1950年代アメリカ音絵巻」「単なる再発。リマスターしてません。」「完璧!」「完璧主義とダンディズムの極致」「音はよくなってます」
Avalon (詳細)
Roxy Music(アーティスト)
「「出ました。究極ボブ・クレアーマウンテン入魂の5.1chリミック」「あっぱれな最期」「80年代を『象徴する』歴史的名盤」「Producerの勝ち組・・・」「ロキシーの最後に相応しい昇華されたアルバム」
Tapestry (詳細)
Carole King(アーティスト)
「少年の日は遠く」「シンガー・ソングライター・ブームの源になったアルバム」「あなただけのTapestryを…」「名盤は、配信やコピーじゃ意味無いよ。買って飾って眺めて聴くべし。」「時代に寄り添う一枚」
ロスト・イン・ラヴ (詳細)
エア・サプライ(アーティスト)
「名盤!!!」「代表作の一つ」「アダルトコンテンポラリー、ソフトロック」「甘くて爽やか。和三盆のようなサウンドです。」「爽やかオージーAOR。ツインヴォーカル+出来の良い曲。」
「ジェリー・ベックリーが頑張った傑作」
「スティービーに魅せられました。」「ファンタスティック・ロック、驚異のアルバム!」「70年代発の極上のポップス!」「いまさらながら」「驚きの大ヒット作」
A Night on the Town (詳細)
Rod Stewart(アーティスト)
「ロッドのアルバムの中でもいちばん好き!」「贅沢なアルバムでしょう」「トム・ダウド偉い!」「ロックンロール!!」「トレード ウインズ」
ザ・エージェント (詳細)
サントラ(アーティスト), エイミー・マン(アーティスト), ポール・マッカートニー(アーティスト), ナンシー・ウィルソン(アーティスト), ボブ・ディラン(アーティスト), ザ・フー(アーティスト), ヒズ・ネーム・イズ・アライブ(アーティスト), エルヴィス・プレスリー(アーティスト), ニール・ヤング(アーティスト), リッキー・リー・ジョーンズ(アーティスト), ブルース・スプリングスティーン(アーティスト)
「癒し系の曲から元気がでるような曲まで」
Another Page (詳細)
Christopher Cross(アーティスト)
「私は1stよりもよく聴いています。 ~ AORアルバムの傑作」「成功の後の...」「声の質感てだいじだよね。聴いてて気持ちよいスムーズなAORの名盤」「AOR的ナチュラルの極み」「得難い雰囲気をもつ名作」
Christopher Cross (詳細)
Christopher Cross(アーティスト)
「一曲目は重要」「イツ聞いても彼の声は優しくしなやか」「AOR屈指の名作 1980年」「「南から来た男」」「永遠の青空」
● 彼女のように
● AOR1
● 親父のレコード棚
● My favorite ones (music/70s-80s)
● 気がつけばAOR
● 名盤!!
● 好きな音楽
● A級ロック名盤
ロック>フォーク・ソフトロック・AOR>シンガーソングライター
ポップス>アーティスト別>E-F>Fleetwood Mac
Custom Stores>By Formats>輸入盤>All US Titles
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Classic Rock>Classic British Rock
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Hard Rock & Metal>Hard Rock
ハードロック・ヘヴィーメタル>アーティスト別>K-L>Led Zeppelin
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Hard Rock & Metal>Classic Hard Rock & Metal
・「何故か一番聞いちゃうんだな」
数あるクイーンのアルバムの中でも、日本のファンには一番人気があるんじゃないでしょうか。私も、一番聞いてます。これのsideブラック。フレディの美意識がプンプンしてきて、最高です。完璧な「オペラ座」に至る前の、この2ndと3rdは自分たちのやりたいことを、目いっぱいやっている、この勢いがゾクゾクさせられます。
・「驚異的なギター」
ホワイトサイド/ブラックサイドそれぞれにおける世界観の素晴らしさは皆さんのかいている通りですが、特にブライアンのギターが非常に素晴らしい作品でもあります、クイーンの最高傑作を選ぶのは難しいのですが、ギタープレイに関してだけ言えば間違いなくこの作品が最高傑作ではないかとレッドスペシャルの幅広い音を生かした音には衝撃を受けます・・・特にギターをやっている人なら間違えなく学ぶ所があるでしょうさすがに"nobody played synthesizer"とわざわざ書いてあるだけのことはあります
・「クイーンの「リボルバー」」
最近ベスト続きのクイーンだが、アルバム(作品)としての完成度はこちらが上。私なら一連のベスト4枚よりデビューアルバムからオペラ座の夜までの4枚をとりあえず買う。
・「個人的にクイーン最高傑作」
この作品は2部構成によって成り立っている。 1部はサイドホワイト 2部はサイドブラック 1部は2部のため息をひそめたように静かに奏でられる。 2部は6曲目の ORGE BATTLE から始まる.. 1部とはうって変わったようにとても激しく、息もつかせぬくらい目まぐるしく曲が展開していく・・ 私は4人が発する分厚いコーラスに開いた口が閉じる事が出来なかった。 この作品は捨て曲がないとかいう域を超越し、この作品から曲を、付け加えることも抜くことも出来ないのである。この作品全体で1つの曲(劇)になっているのである。 一般的には オペラ座の夜が最高傑作と称されているが、私はこの作品こそQUEENの最高傑作である思う。
・「プログレ?たぶん、ヘビーメタル界のプログレ的というのはこのB面」
クイーンといえば、「オペラ座の夜」までという人は少なくない。何故ならそこまでのクイーンはやりたい事を片っ端からやっている勢いがあり、後はこなれてきていてクオリティーは高いけど、ファンとして燃えきれないかもしれない。そんな時期の一番実験的なアルバムと言えるのではないでしょうか?
ホワイトサイドとブラックサイドで分けられたアルバムはホワイトサイドにBrian May、ブラックサイドにFreddie Mercuryとそれぞれが主導権を握り制作。ホワイトサイドの聴きどころは名曲Father To SonとWhite Queenだ。特にFather To SonはBrian Mayの純粋さが現れた曲。(この人ギタリストなのにほのぼのソングが多い。)対してブラックサイドは圧倒だ。Orge Battleは一番ヘビーメタル的でそっち系のリスナーにアピールするだろう。切れ目無く続くThe Fairy Feller's Master-Strokeの疾走感は快感だ。The March Of The Black Queenはこの時期のクイーンの魅力を余す事なく表しているのではないでしょうか?ヒットシングルのSeven Seas Of Rhyeはおまけで本来、ここに入れるべきではなかったかもしれないが、邪魔にはならない。
いつも思うのがRoger Taylorの貢献度。彼のボーカルがクイーンを特別にしていると言ったら言いすぎでしょうか?The March Of The Black Queenでの彼のボーカルはカッコよすぎ。
・「タイトルのないアルバム」
邦題「レッド・ツェッペリンⅣ」と呼ばれているこのアルバム。実は、公式にはタイトルの存在しないアルバムである。
それまでのレコード会社のシステムに辟易していたメンバーは、前作「Ⅲ」で受けた酷評を克服すべく、全精力を注いでこのアルバムを作った。
更に、メンバーはアルバムジャケットにも徹底的な拘りを見せた。
CDには曲名などの表記が入っているが、1971年のアルバム発売当時は、ジャケットの何処にも一切の文字が入っていなかった。バンド名も、アルバムタイトルも、ジャケットの背にも、その上、当時所属していたアトランティック・レコードのレーベルマークでさえもこのアルバムには印刷されていなかったのである。
中にある歌詞カードにも、曲名こそあるが!、作詞・作曲者、メンバーの表記は一切なし。歌詞もロック史に残る名曲「天国への階段」1曲のみの記載。これは、バンド名や知名度で自分達の音楽を見て欲しくないと言うメンバーの意思表示の表れだった。
サウンドは、「Ⅰ」「Ⅱ」で見せたハードロックへの回帰を入れつつ、
リフを中心とした骨太なサウンドに変化を遂げた。更に、「Ⅲ」で見せたアコースティック・サウンドを更に発展させ、独自のツェッペリン・サウンドを作り上げている。
これ以降、ツェッペリンは、独自のサウンドを突き詰めていく事になる。それは、70年代を象徴する脅威のサウンドの幕開けでもあった。
今回のリリースは、98年にもあった発売当時のレコードのアルバム・ジャケットをCDサイズで忠実に再現したもの。もちろん、アルバムには一切の文字は入っていない。これにはないが、からくりがあったアルバム・ジャケットは(「Ⅲ」「フィジカル・グラフィティ」など)そのからくりも再現されている。
・「「天国への階段」収録の最高傑作」
71年発表、レッド・ツェッペリンの傑作4thアルバム『レッド・ツェッペリン IV』。70年代ロックを代表する歴史的名盤の一つである本作はハード・ロックの傑作と認知されていますが、厳密にはただのハード・ロックではありません。「天国への階段」や「カリフォルニア」を聴けばよくわかるように、トラッド、フォークといった面が本作において大きな役割を持っています。ロックと他ジャンルの融合。これこそ本作が専門家から高い評価を受け、今なお永遠の名盤として語り継がれている理由の一つです。
ハードなギター・リフが炸裂する名曲「ブラック・ドッグ」。テレビでもよく耳にする“いかにも”ロックな「ロックン・ロール」。フォークとエレキが完璧に融合した永遠の名曲「天国への階段」(ここで聴けるギター・ソロはギター史に残る最高の名演の一つ)。カントリー・テイスト溢れる「カリフォルニア」。最後は、ここでもリフの天才ジミー・ペイジが大活躍する「レヴィー・ブレイク」。
全編通して非常に完成度の高い作品です。
また、ここで少し付け加えておきたいのが、「ミスティ・マウンテン・ホップ」から旧B面であるという点。おそらく、本作を聴く人の中には“洋楽を聴き始めてまだ間もない”という方も少なくないと思いますので、一応説明しておきます。80年代半ば以前の作品の場合LPで発売されたため、大げさに言うと“A面で一旦終了する”といったイメージで作品が作られていることが多いです。これもその典型で、アルバムの流れを考えると最後に来るべきはずの「天国への階段」がラストでなく4曲目に入っているのは、そこが“A面のラスト”だからです。
大体の場合、40分の作品なら半分の20分位までがA面です。今後、60年代や70年代の作品を聴くときに少し意識してみて下さい。完成度の高い名盤になればなるほど、それが意外と重要になってきます。
・「神秘的」
LED ZEPPELINの4枚目の作品。楽曲の前にこのジャケットはロック至上もっとも印象に残るジャケットではないだろうか?文字が書いてないのだ。あえて題名をつけなかった作品としてある種神秘性をもっている。といってセールス的に売れなかったのかというと、アメリカだけでも2300万枚を売り上げているモンスターアルバムだ。さて中身は「天国への階段」が有名だが、1〜4のA面、5〜8のB面それぞれに起承転結があって聴くものを飽きさせないし、陶酔させてくれる素晴らしい完成度だ。シンプルで豪快な1stや2ndと比べると、おとなしくなった感は否めないが「限りなき戦い」や「カリフォルニア」など前作のアコースティックな流れを昇華した素晴らしい曲もあるし、「レヴィー・ブレイク」のようにどこか屈折した中にもドラムとギターが響き渡る名曲もある。
個人的にはこの作品がLED ZEPPELINの最高傑作だとは思わないけど熟練した楽曲、題名をつけなかった精神も合わしてロック史に残る名盤だと思う。是非どうぞ
・「懐かしい・・・」
ZEPで初めて聴いたアルバム。中学2年生であった僕がグッときたのは何故か「限りなき戦い」。その後、高校2年生頃にはロックNO.1アルバムになってました。何故なら、全曲が大好きになってしまっていたから。15年経ってみると、結構POPな所もあるアルバムかな、と思います。今は、ロックは殆んど耳にしなくなり、ここ7、8年はブルーズにひたりっぱなしですが、時々、どうしても聴きたくなる魔法がかけられたままになっているアルバムです。
・「ロックの実力を証明し得る傑作」
①「Black Dog」、②「Rock And Roll」、④「Stairway To Heaven」という著名な3曲を含むことで、Zeppelinの代表作として挙げられることの多い4作目。確かに本作の楽曲はどれも奇跡的に素晴らしい。が、注目して欲しいのは「Stairway To Heaven」の最後で "To be a rock and not to roll." と言い放った事だ。この時から、彼らは他の数多の"roll"するロックバンドと同じ地平を離れ、ロックというスタイルの中で、軽々しくrollしない絶対的な存在感のある音やリズムの追及を始める。彼らの試みは後の『Presence』で完結するが、rollしないロックを高らかに主張し始めたという点で、本作の価値は極めて高い。
…ま、そんな小難しいことを考えずに、本作を何度も聞き込んで欲しい。音の存在が手に取るように感じられ、それが目に見えるようになったとき、あなたもZeppelinの偉大さに気付くと同時に、Zeppelinフリークになっている筈だ。
・「ジャクソンブラウン最高傑作」
80年初等ディスコブームに影響されシンセが…
・「ジャクソン・ブラウン70年代傑作群の総決算」
本作が発表されたのは1980年。ジャクソンは70年代に傑作アルバムを連発しましたが、本作はその締めくくりとして、1つの頂点を極めたと言ってよい大傑作です。どの曲も優れていますが、タイトル曲の「ホールド・アウト」、アルバムのラストに大曲を持ってくるジャクソンお得意のパターンにふさわしい「ホールド・オン・ホールド・アウト」は人生の応援歌と言っても過言でない、詩・曲ともに充実した名曲です。しかし、本作には私にとってそれらに勝るとも劣らない曲があります。それは6曲目の「コール・イット・ア・ローン」。D.リンドレーのギターが実に素晴しく、ジャクソンのVocalにR.バトラーのBack vocalがからんでくる瞬間は、何回聴いても鳥肌がたつほどに感動します。「オブ・ミッシング・パーソンズ」は79年6月に亡くなった、音楽上の先輩であるリトル・フィーとのローウェル・ジョージの遺児イナラに宛ててて作られた曲で、印税もこの曲だけはイナラに贈られるよう配慮しています。このエピソードだけでも、ジャクソンの誠実さが伝わってくるではありませんか。70年代ウェスト・コースト・ロックの到達した記念碑的作品として、本作は是非多くの人に聴いてもらいたいと考える次第です。
・「繊細で、いたいけなメロディーと声質。」
たった7曲の収録曲である。しかし、この7曲が7曲ともジャクソン・ブラウンの声質のおかげか、繊細でいたいけなイメージで、飽きさせない。
このアルバムからのシングルは「4.プールヴァード」。当時のラジオでガンガンにかかっていた。爽快なロックンロールだ。が、何故か切ない。
8ビートでノリノリの「3.ザット・ガール・クッド・シング」も、テンポは早いのに、物悲しく感じてしまうのは何故だろう?
「7.ホールド・オン・ホールド・アウト」を初めて聴いた時は、思春期全快で夜も眠れないくらい感動…というより不安?…な気持ちになった。
ジャクソン・ブラウンの澄み切った…というか、不安定な、少年のような“ハート”がぱんぱんに満ちているアルバムだ。躁うつ病の方にはお勧めできません。それくらい、繊細で、扱いが難しいのです…。
・「力強い優しさ」
辛い時を「それでも頑張らなくちゃ」と明るく歌い上げる「Hard Times」、共に暮らした街を懐かしむ「Her Town Too」、吹っ切れたようにはじけて歌う「Stand and Fight」、そしてゴスペル調の「Thet Lonesome Road」では安らかな気持ちで何かを悟ってしまったかのように結んでいる。ジェイムス・テイラーの繊細で、優しく、愛に溢れたセルフ・ストーリーをこのアルバム1枚で味わう事ができる。ジャケットの笑顔は最高じゃないですか!大好きなアルバムです。
・「なごみの1枚です」
このまえBSでみたジェームスのライブでもこのアルバムの中の曲はほとんどやらなかった。彼が精神的に不安定な頃だったからかな??でも私は好きだ!J・D・サウザーとのデュエット「君住む町」もいいし、全体にあったかい、リラックスした雰囲気がある。
・「シンガーソングライター」
この人は流行に自分をうまくはめこんで行く器用な人物ではなく、おおいなる『ワンパターン』な人物。よくもわるくもサウンドは同じになっている。違っている部分はプロデュース、アレンジがドングロルニックであること。そのへんでサウンドがすっきりときれいになっています。歌詞の中身的にはヤッピーが喜ぶようなものになっています。彼がなぜヤッピーたちから支持されているのかがわかるものとなっております。というわけで、ジェイムステイラーのコアなファンにおすすめです。基本ラインの=ビタースィートな声と素朴な牧歌的なバックのサウンドは守られています。のんびり横になって聴くのもいいのではないでしょうか。10点中6点
・「不変」
ジャケットの写真が気に入って買いましたが聞いて、もっと気に入りました。アメリカンカントリーソングの大御所です。西部劇に出てきそうなバ-で流れていそう。
・「切ない音楽」
ダン・フォーゲルバーグという人についてはまったく何も知らず、ジャケットの物悲しい美しさと『イノセント・エイジ』というタイトルに惹かれてこのアルバムを買いました。今からずっと前のことです。 それから長い年月を経てこの作品を久しぶりに聴いてみて、当時の様々な思い出が鮮やかに
蘇ってきました。もちろんそれらは皆、個人的な記憶です。他の人がこれを聴いても、同じような感慨にひたることはないでしょう。ただ、雄大でありながら哀しく、切なく、希望と絶望が表裏一体となったようなこの作品の独特な素晴らしさは、今の時代に聴いても決して色褪せることなくそこにある。そのことだけは誰に対しても自信を持って言えます。
「The Innocent Age」、「Run for The Roses」、「The Lion's Share」、「Ghosts」などが、特に好きな曲です。
・「名盤なり」
この人の作品どれもそうですけど、曲は全体に地味だし、この人は卓越したテクニックを持っているわけでもないし、音楽はオーバーダビングで作り上げられたため全体にドライヴ感に欠けます。なんだか、器用貧乏、という言葉がとても似合う人と思います。
けれども、このアルバムは何故か多くの人の心を捉えて放さない傑作でもあります。シンプルなつくりが非常に魅力的で、澄んだアコースティック・ピアノやギターの音質は非常に穏やかで、温かみに溢れています。
"Leader Of The Band"の歌詞で、父親に対して「あなたを愛しているということをしっかり伝えた事がない」という一節がありますが、こういう優しい歌詞も素晴らしいとおもっています。
日本盤が出ないかなあ!
・「Danの最高傑作アルバム」
Souvenierで注目を集め、Twin's Sonで音楽的な成長を遂げ、前作Phoenixでブレイク。その勢いで制作された、傑作2枚組です。ほとんどの曲が一人多重録音で制作されており、特にボーカルパートはかなり複雑な構成で、どれが主旋律かわからないほど。その中でゲストボーカリストとの掛け合いが数曲あり、今後の方向性を若干垣間見れます。
映画「アーバン・カウボーイ」のサントラ用のTimes Like Theseのサウンドが若干エコーのかかり具合とかが違うぐらいで、その他の曲は見事に統制のとれた構成になっています。それでいて各曲のクオリティーが高く、ほとんどの曲が名曲に値する内容です。Leader Of The Band、Same Old Lang Syne、Hard To Sayといったシングルヒットした曲は言うに及ばず、名バラードRun For The Roses、エミルー・ハリスとのデュエットOnly The Heart May Knowなど本当に聞き所が満載。より多くに人に聞いて欲しいアルバムです。
・「地味ですけどいいですよ」
爽やかなメロディやハーモニーがセールス・ポイントで、ほとんどすべての楽器をこなして録音するマルチ・プレイヤーでもあるため「ひとりCSN&Y」と言われたダン・フォーゲルバーグ。この作品はダンの1981年10月発表の8枚目の作品で、初の2枚組です。最大のヒット曲「ロンガー」を収録したアルバム「フェニックス」に続く作品で、この頃がダンの人気のピークと言っても特に異論はでないでしょう。 このアルバムはAll Musicなんかでも4つ星半の高い評価を得ている名盤で、個人的には10代前半でイーグルスやジャクソン・ブラウンよりも先に知って以来ずっと愛聴している作品です。また僕が知る限りこれまで日本盤CDは出ておらず、海外でも1990年ごろ以降はプレスされず、オークションでも高値がついていました。個人的には日本盤化を文字通り待ち望んでいました。 豪華ゲストの参加でも有名なアルバムですが、デュエット曲を歌ったエミルー・ハリスは目立つものの、ドン・ヘンリーやグレン・フライ、ジョニ・ミッチェルなどはクレジットを見ないと分からない程度。あくまでもダンの歌を楽しむアルバムです。音楽もいいですけど、父親に捧げた7や昔の恋人との偶然の再会を歌った8など穏やかな人柄をうかがわせる優しい内容の歌詞も魅力です。 なお、ジャケはLP通りエンボス加工されています。紙は薄めで、ちょっとチャチな感じで満足いくものでもなかったですが、でもまあ出ただけ良かったと思ってます。
・「オリジナルアルバムで聴く価値があります」
「ロンガー」の大ヒット後に発売されたアルバム。かつて、日本盤が1度出たのですが、すぐに廃盤になりました。待望の再発は紙ジャケという形でのものでした。紙ジャケなので当時のLPを縮小して丁寧に再現されていますが、解説は新しいものに変わっています。ダブルケースで発売されたときの日本盤の解説は時代を感じるやさしいものだったので少し残念です。でもダンの音楽のすばらしさには代わりはありません。「風に呼ばれた恋」「バンド・リーダーの贈り物」「懐かしき恋人の歌」「バラに向かって走れ」の4曲のヒットを収録。ベストでなくオリジナルで聴く価値のあるアルバムです。
・「名盤」
1979年の作品ですね。LongerやHeart Hotelsなどが入った名盤です。通勤時の殺伐とした時間をやさしく包み込んでくれる、私にとっては大切な一枚です。
ベスト版「ベリー・ベスト・ダン・フォーゲルバーグ」もありますが、このアルバムから入門するのも悪くないでしょう。だっていい曲いっぱいあるんだもん。
・「海よりも深く、山よりも高く、魂は昇華された…」
彼にとって最大のセールスを記録したアルバムです。ここからのシングル「ロンガー」は全米NO1ヒットになりましたから、ご存知の方も多いでしょう。 日本発売は1981年1月21日、ザ・クラッシュの「ロンドン・コーリング」と同日の発売でした。 ウォルター・イエトニコフというCBSの社長がいました。ボブ・ディランにもビリー・ジョエルにも直接電話のできる彼が、当時、ある2人のアーティストには会うことすらできなかったそうです。 それは、バーブラ・ストライザンドとダン・フォーゲルバーグでした。 イーグルスが復活したその年末に、彼らの仲間だったダン・フォーゲルバーグが日本ではニュースにも取り上げられることなく亡くなった・・これも皮肉な感じがします。 せめてもの追悼の意味を込めて、今「ツイン・サンズ」と「フェニックス」をかけています。繊細なヴォーカルが切なくなります。 ’07年12月18日、前立腺がんにより急逝。合唱、じゃない!合掌…。
・「代表作です」
異色作"Twin Sons of Different Mothers"(1977)をはさんで80年に発表された6作目。録音は1978年秋から1979年秋までと、随分長い時間をかけて録音された入魂の一作。アルバムはポップ・チャートで3位(ダン・フォゲルバーグの作品では最高位)となったほか、更にシングル"Longer"が初のNo.1ヒットとなり、名声を決定的にした一枚です。Allmusic.comでも★4.5と高い評価を得ています。 基本的に作風はこれまでの路線を踏襲しているものの、以前のアルバムと一線を画すメリハリの効いたメロディ、よりロック側に寄ったアレンジなどで強いインパクトを残します。タイトル曲も名曲ですし、畢生の名曲"Longer"も収録、ということでSS&W好きには欠かせない1枚だと思います。
・「最高傑作!超名盤!」
70年代アメリカンポップスを代表する頂点を極めた名盤の1枚。全ての曲が珠玉で現在でも全く色褪せないどころか輝き続けている。間違いなくリンダの最高傑作であり、これぞ「アメリカの良心」であろう。バックもウェストコーストスタジオミュージシャンの超一流どころでシンプルながら壷を押さえた伴奏はリンダの歌と相まって
派手さはないが、聴けば聴く程心に染み入る。リラックスしたい時についつい聴いてしまう1枚。リンダって本当に歌が上手いですねー!
・「リンダ姐絶頂期! 万人にオススメの女性ボーカルもの」
リンダ・ロンシュタット姐のまさしく絶頂期、最高傑作!トゥーソンから上京(笑)してきた歌好きの田舎娘が、カントリー音楽発、ポピュラー音楽の王道を進んで、とうとうアメリカの頂点に立った瞬間の一番輝いているリンダ姐がたっぷり楽しめる1枚です。わずかに残っていたカントリーフレイバーがここで完全に払拭された感があります。(ファンによっては残念?)エルビス・プレスリーといった先人の曲を取り上げてリンダ色に染め直す「『温故知新』路線」とエルビス・コステロあたりの(当時の)新進ライターを採用する先進性のバランスも相変わらず素晴らしいし、、バックのラス・カンケル(Dr)、ケニー・エドワーズ(B)、ワディ・ワクテル(G)、ドン・グロルニック(Kb)の一流腕利き連中が、きっちりリンダの引き立て役に回りながらもバンドとしてのライブ感もあり、完成度の高い、70年代を代表する女性ボーカルものとして広く自信を持ってオススメします。
・「アメリカの歌姫になった日」
リンダ・ロンシュタッドの人気が最もあった頃だったこともあり、Living in the U.S.A.(邦題「ミスアメリカ」)というタイトルがぴったりはまっていました。前作Simple Dreamsまでのカントリー色を取り払い、ちょっとジャージーなサックスで決めて、ポピュラーボーカルの王道に徹したアレンジの音作りになっています。リンダ・ロンシュタッドの良くできたアルバムは曲を選びに選んでいるので、歌声と相まっていつまでたっても色あせません。このアルバムをかけると時間の流れ方がゆったりとするというのか、白昼夢のように気分がほぐれます。ポピュラーボーカルが好きな方には必携の1枚。
・「この作品はかなり良い。」
トップのBack in the U.S.Aのロック調のナンバーから始まるが、バラード曲が中心に収録されている作品で、リンダのヴォーカルに酔いしれることだと思います。彼女はどんなジャンルでもこなす事でも有名であり、それらを示すアルバムかもしれません。とにかく上手いの一言につきます。
自信をもって推薦できるアルバムです。
・「Linda70年代傑作群の頂点」
Lindaの70年代の作品は傑作揃いですが、本作はその締めくくりというか頂点にたつ大傑作です。私の記憶違いでなければ、丁度本作が出た直後ぐらいにWaddy Wachtel等のバック・バンドを引き連れてLindaは来日公演を行いました。東京と大阪で計2度コンサートに足を運んだ者としてはその素晴しいコンサートの思い出と切り離すことができないのが本作です。他のレビュアーが書かれているように、カントリー・フレーバーは本作で払拭されましたが、当時新進のエルビス・コステロ等の曲を発掘する等、選曲のセンスはさすがです。コンサートでは1曲目はもちろん、Just one look, Mohammed's Radio, Alisonといった本作でもとびぬけて素晴しい曲を披露してくれました。特にAlisonの情感のこもったVocal、Mohammed's Radioのスケールの大きさは特筆もので、本作のハイライトと言っていいでしょう。本作が青春時代の愛聴盤だった人はもちろん(今でも古さを全く感じさせないのが凄い)、最近Lindaのファンになった人にも、本作は自信をもって推薦できる大傑作です。
・「ピュアなウエストコーストサウンド最後の大傑作」
カーラボノフ79年発表の大傑作。当時は私は大学生でLPレコードを部屋に飾り毎日何回も何回もかけていました。当時は①や④のようなアップテンポに聞き入っていましたが、その後、年に数回聞くようになるにつれこのアルバムの本質っていうかカーラの魅力が違った意味で理解でき心癒す曲の多さと素敵さに参っています。もともと曲作りには才能のある彼女が当時のLAの名うてのミュージシャンの協力をえてつくったこの作品はその表現力の素晴しさが今聞いてもまったく色褪せていません。世に言うウエストコーストミュージックの最後を飾る大傑作と思います。80年代に入るとこういった音楽って無くなりましたよね
・「いつの季節にもカーラ」
この人の声はなにか切なげで、それでいて気の強さが感じられて。ウエストコーストの人で、バックも当然その周辺の人たちなのですが、どこかしっとりしんみりしてしまうのです。一人になって、ちょっと元気になりたい時に、カーラの歌が寄り添ってくれます。
・「名盤」
カーラ・ボノフのセカンドアルバムです。全体を通して、素直なボーカルで、非常に聞きやすい。イーグルスのメンバーや、ジェイムズ・テイラーなどがゲストとして参加している。
特に、スローテンポのバラード曲での歌がすばらしい。三曲目の「The letter」やラストの「The water is wide」などは、思わず胸が締め付けられるような気さえする。アップテンポの曲もあるが、全体的にイメージは、ジャケット写真によくあらわれているように思える。
個人的にすきなのは、ラストの「The water is wide」。海の向こうにいる恋人への思いを歌ったトラディショナルナンバーだが、大げさな言い方をすれば、世の中にこれほど切ない歌はないとまで思っている。カーラの歌も、素朴ながらよく悲しみが伝わってくるし、ゲストのガース・ハドソン(ザ・バンド)のアコーディオンや、ジェイムズ・テイラーのギターとバックボーカルも雰囲気が出ている。この曲一曲のために、このアルバムを買っても損はないといえるくらいである。
・「青春時代が戻ってきた!」
四半世紀も前のお話・・・「涙に染めて」を聴いた。彼女がリンダ・ロンシュタットに曲を書いてたことも2ndアルバムであることも何も知らなかった。ただ、ただ、この曲が聴きたくてこのアルバムを購入した。まだ大きなジャケットだった頃。でもこの大きなサイズは今でもうれしいのだが。当時、僕の初めて購入した自動車の車内にはいつもこのアルバムの曲が流れていたのである。つい最近TVでこの曲が流れ、すっかり忘れていた彼女を思い出したという訳である。
・「飾り続けているジャケット」
不思議なことに25年以上経つのに、このアナログ盤ジャケットを額にいれて飾り続けている。捨てられないのである。
・「胸がギュっとしめつけられるような歌声に感動。」
クリストファー・クロス1stの“spinning”のキュートなデュエットから興味を覚えた人で、その実ロ−ウェル・ジョージやJ・テイラー、ジャクソン・ブラウンからも愛されたバックコーラスの達人。さっきライブ観てきたばかり。ホンモノのシンガーです。愛らしい少女がそのままおとなになったような人でした。このアルバムのラストの曲を自身のピアノの弾き語りでアンコール曲としていて、それは絶品でした。70年代の音楽は本当にいろいろあってよかったけど、こういうアルバムこそゆっくり味わえる時を大切にしたい、と思う1枚です。バンド、リトルフィート、ジャクソン・ブラウン、カーラ・ボノフなどのニオイが好きならOKじゃないでしょうか。
・「ウー・チャイルド」
このあいだのこと、綾戸智絵のコンサートに出かけて彼女のややアップテンポの「ウー・チャイルド」を聴いて突然この人のことを思いだし、家に帰って聴き直した次第。やっぱり筆者にとってこの曲はヴァレリー・カーターのもの。
ルックスも声質も「寒色系」の人で、そこが好みかどうかで好き嫌いが分かれそう。ちょっとハスキーで。歌が巧いとは思わないけど、独自のものがあり、説得力が感じられ、リアルタイムでは大好きなひとりだった。出会いは「ジャケ買い」。ローラ・アラン、リッキー・リー・ジョーンズ、ニコレッタ・ラーソンなどと共に良く聴いたなぁ(遠い目)。
いまは包容力が欲しいかな。そこが★ひとつ。
・「'70s中後期のソフト&メロウな感じを是非」
ジャクソン・ブラウンやジェイムス・テイラーといった'70s SSWブームから活躍を続けているアーティストのバックヴォーカルとして実力・経歴を積み上げたヴァレリー・カーターのソロ1st作品('77年作)。R&Bカバーもあれば、ソフト〜ブルージーなロック、カントリー風味など、よく言えば範囲を絞らずに対応できる彼女のヴォーカリストとしての実力も窺える作品かと思います。勿論彼女自身の才もありますが、サポートに周っている多数の実力派ミュージシャンの数に驚かされます。リンダ・ロンシュタット、ジェームス・ブラウン、モーリス・ホワイト(それにE,W&Fの面子)、ロウウェル・ジョージ(リトル・フィート)、ジェフ・ポーカロ、ジョン・ホールなど等、恐らく(バックボーカルとしての)彼女に助けてもらったアーティストも多数いるのではないかと思われます。キュートな顔立ちと柔らかくよく伸びる声。'70s中後期のソフト&メロウな感じを味わうには最適の一品です。
・「とにかく微妙」
「知る人ぞ知る」ヴァレリー・カーターの「知られざる」名盤らしい。とにかく参加メンバーがすごい。ローウェル・ジョージ、リンダ・ロンシュタッド、ジャクソン・ブラウン、モーリス・ホワイト…などなど。カルトな人気の主因はこのあたりか。R&B~ジャズ・フュージョンっぽい微妙なサウンドをバックに、壊れそうに繊細なのに時にビョークのように奔放な、微妙なヴォーカルを聴かせる。アルバム全体としては焦点の定まっていない印象も。でもそこも魅力かも。1曲目の「Ooh Child」が最も親しみ易い。この曲のキュートなサビはJoeの2001年のアルバム、「Better Days」のタイトル・チューンに引用されている。
・「70年代ロックの最高傑作」
イーグルスの最高傑作にして、ロック史上に燦然と輝く歴史的名盤『ホテル・カリフォルニア』。この作品にはデビューしたての頃のような爽やかなカントリー・ロックといった印象はなく、暗く重い、悲しくも美しい世界が広がります。
12弦ギターのイントロで始まる表題曲はドン・ヘンリーの悲しげな歌と、ロック史上最も美しいギター・ソロの一つでもある、曲終盤のギター・ソロが聴くものを虜にする名曲です。以前、某雑誌のレビューにこのアルバムはA面だけで名盤の座を手にした、といったことが書いてあるのを見ましたが、私はB面の切なく美しいラスト3曲こそ最もこのアルバムの世界観を表していると思います。
フェイド・インでそっと始まる「お前を夢見て」は、完璧なコーラスとすすり泣くようなギター・ソロが美しい、切ない名曲です。続く「素晴らしい愛をもう一度」はこのアルバムの制作後にバンドを去ってしまうランディ・マイズナーが歌う最後の曲です。イントロのギター、ランディのハイ・トーン・ボイス、サビのコーラス、どれを取っても美しいとしか表現のしようのない隠れた名曲です。最後を締め括る「ラスト・リゾート」はピアノをバックにドン・ヘンリーがささやくように歌うバラードです。曲終盤はオーケストラも加わり、壮大なエンディングを迎えます。アメリカを開拓した際の白人の罪を嘆いている歌といわれていますが、歌詞の意味がわからなくても、とても心に響く切ない名曲です。
前にも書きましたように、本作は初期の爽快なカントリー・ロックといったイメージはありません。そのため、明るく楽しい曲は期待しないでもらいたいと前もって伝えておきます。しかし、私はこのアルバムを何百回聴いたかわかりませんが、何度聴いても胸が締め付けられるような思いになり、涙無しには聴けません。
ロックが最も輝いていた時代の、代表的な傑作。全てのロック・ファン必聴の最重要作です。
・「デジタル・リマスターの魅力」
多くのカスタマー・レビューで述べられているように、永遠に聞き続けられる名盤。特にこのデジタル・リマスター盤は大幅に音質が良くなり、買い増しする価値が十分にあります。(デジタル・リマスターの技術は、目を見張るものがありますね。同じアルバムを何枚買わされたことか!)
・「まぎれもないLandmark、燦然と輝いています。」
もう30年近く経つんですネ。名曲と言われる数多くの中でも圧倒的な幅広さで支持されているタイトル曲"Hotel california"。時代も世代も超えて聴くものを魅了する新鮮な輝きはまさに名曲のみが持つものでしょう。70年代ロックのシンボルとして燦然と輝いています。
ミディアムで軽くレゲェを臭わせるリズム(余談ですが、元ちとせさんの"ワダツミの木"を聴いて、あれッと思った方いらっしゃいませんか?名曲ってやっぱ似るもんなんでしょうか?)、弧を描くように美しく尾を引くツインギター、これに切ないほどの情感を感じさせるヴォーカルが完璧なまでに調和するサウンド。極上の仕上がりです。
この他にもギターの切れがカッコいい"Victim of time"、美しい調べがが心に残る"Wasted time"、そして哀調と穏やかさで素晴らしくラストを飾る"Last resort"(なぜかこの曲の女性に圧倒的人気)など個々に語るとどんどん長くなる、何れ劣らぬ佳曲の数々がとてもいいバランスで収められています。
アメリカンロックの頂点を極めたLandmarkとして、最高の一枚として、これからも多くの人の心に生き続けるマスターピースと断言します。
・「70年代を象徴する歴史的名盤」
76年発表の5作目。イーグルスの代表作であると共に70年代を象徴する一枚。タイトル曲はあまりにも有名で、正直なところ聞き飽きたオールド・ファンも多いかと思うが、イントロの12弦ギターやヴォーカルのバックで流れるレゲエっぽい乾いたギターなど、ギターの演奏の素晴らしさは特筆ものだと思う。この曲以外の曲も全てが名曲だが、1stシングルだったJ.D.サウザーとドン・ヘンリー、グレン・フライの共作による2.のリラックスしたエレピの響きと優しいヴォーカルを聞いていると胸に込み上げてくるものがある。アルバム全体から感じられる格式と品格は行くところまで行ってしまった余裕と喪失感のようなものから生まれているのだろうか?70年代はロックが最も魅力的だった年代であり、このアルバムが発表された以降から急速に変貌を遂げていく。この時代に生きた人でなくてもこのアルバムを聞けば、ああ良い時代があったんだな・・・と伝わってくるものがあると思う。そんな素敵なアルバムである。
・「70年代、最高のアルバム」
70年代最高のアルバムといっても反論が出ないと思われる名盤。 Beatlesに洋楽の世界へいざなわれ、QUEENで本格的にたたき込まれ、そしてEaglesのこのアルバムに出会った。最初、このアルバムの最初の曲「Hotel California」を聞いたとき、鳥肌が立った。何度もリピートで聞くうちに、洋楽を聴いていて良かったと本当に思った。まさに待ち望んでいた曲に出会えた感動。QUEENのBohemian Rhapsodyを聞いたとき以来、本当に感動した。虚栄と虚無を見事に歌っている、まさに最高の1曲。
・「永遠のエバーグリーン」
空気にふわっと溶けるかのようなソフトなハイトーンが美しいメロディーにのって軽やかに流れてくると、甘酸っぱい切なさとともに爽やかな心地よさに包まれます。「清爽感」という言葉を具現化するかのようなタイトル曲をはじめ全編に70年代ソフト・アンド・メロウの精髄が息づく名曲ぞろい。
「気絶するほど美しいアルバム」と発売当時絶賛されましたが、その輝きは今でも少しも失われてはいません。永遠のエバーグリーンではないでしょうか。 狭い意味ではカントリー系、ということになるのかもしれませんが、それよりもナチュラルで完成度の高いポップスとして今でこそ多くの人に聴いてもらいたいアルバムです。
・「明るかった良い時代の、美しい声」
オリビア・ニュートン・ジョンは、声の美しさは今でも全米No.1でしょう。彼女の代表作が、このCDに詰まっています。景気がよく、みんなが明るかった時代を活き活きと思い出せます。
・「オリビアの代表的一枚」
約30年前初めて買ったのがこの1枚。当時高校生の僕は容姿と実力を兼ね備えたオリビアに熱中してしまいました。特にジャケットはこれが最高だと思うし、歌の内容もこの頃が一番良かったんじゃないかと思ってます。この1枚は、オリビアを知らない人はまず文句無しで買ってください。
・「名訳」
have you never been mellowを「そよ風の誘惑」と訳したのは正解でしょう。本当に素晴らし声が響き渡ります。30年前の作品とは思えないみずみずしさが、今でも聞き返す一番の理由でしょう。
・「オリビアの風」
オリビア・ニュートン=ジョンは英国生まれの豪州育ち。1980年代の国際的なアイドルです。そんな彼女の作品集てきなCDです。聴いていると70's〜80'sの温もりのある楽曲に恵まれていたことがわかります。
ささやく感じの歌唱方法で、なかなか“うまい"とは言いがたい気もしますが、雰囲気が良いのでいいのではないでしょうか。僕らの世代(1977年生まれ)でいえばカイリー・ミノーグっぽい存在なのかもしれませんね。Have you never been mellow は、本当に心にやさしい楽曲で、こちらの性根まで正しくなりそうです。他の曲もささやくような雰囲気のものが多く、ポップなもだとABBAとカーペンターズの要素を感じたりしました。カレン・カーペンターズとは親交があったようなので、相互に影響しあったのかもしれませんね。
・「歌う妖精オリビア」
70年代に洋楽を聴いてた人でオリビア・ニュートン・ジョンを知らない人はいないでしょう。そんなオリビアが「そよ風の誘惑」に次ぐヒットを送り込んだアルバムです。日本独自でシングルになった「ジョリーン」は記録的なヒットになりました。
アルバムの邦題「水の中の妖精」にピッタリな内容がアルバム全体に収められています。この天使のような歌声をBGMに癒されてください。
・「感涙もの!!!」
中学時代にリアルタイムでハマッていたことを思い出しました。当時彼女とうまくいってなかった時期でもあり、心にしみる歌声と歌詞に随分癒されたものです。同世代の皆様、このアルバムは必携ですよ。
・「オリビアのベスト」
オリビアが最も充実していた頃の作品。全篇気品と香気に溢れている。
・「ため息がでるくらい美しいジャケット」
発売当時小学生だった私も、このジャケットの美しさには本当にため息が出たものだった。いつもレコード屋で手にしては欲しい欲しいと思っていたが、実際に手に入れたのは中学2年生くらいだったと思う。それが今は音質も向上して値段も安くなって、さすがに私も歳をとったものだと思う。
日本では「ジョリーン」が大流行したが、このアルバムの白眉は「ポニーライド」だと思う。ジャケットの美しさにも似て、これこそmellowな感じの曲だ。メロディは単純なのに、それを移調させるだけでこれだけの情感深い曲にするだなんて、アレンジャの力には驚かされる。オリビアのため息をつくような美しい声も絶品。タイトル曲「一人ぼっちの囁き」は大好きな曲。素朴で飾り気の少ない癒し系の曲だと思う。「ロング・アンド・ワインディング・ロード」は、ビートルズに対する思い入れの違いで好き嫌いが別れるかもしれないが、私は大好き。昼間部のピアノのゴージャスさ、エンディングのフルートとストリングスのいつまで続きそうな演奏が本当にタイトルをよく現している。とっても不思議な雰囲気のある「意地っぱりな貴方」も大好きな曲で、少し歌謡曲っぽい響きもあるが、とてもよくできていると思う。ハーモニーもオリビアらしくっていい。
・「1950年代アメリカ音絵巻」
オープニングナンバーのタイトル「I.G.Y.」は、1957年〜1958年にかけて 行われた、国際的な科学研究プロジェクトである「国際地球観測年」のこと。 (スプートニク1号打ち上げや昭和基地建設がこれに合わせて行われています)フェイゲンはアルバム全体に1950年代のムードを緻密に塗りこんで、極上の ポップアルバムに仕上げています。まさしく掛け値なしの超名盤です。
いろいろ挙げていくとキリがないくらいに密度が濃いのですが、たとえば 「I.G.Y.」の歌詞をみてみましょう。 当時みんなが信じていた、科学による「輝かしい未来」。その共同幻想を 素直に羅列しているように見えて、サビでは What a beautiful world this will be… 「来るべき何と美しき世界←→何が美しい世界だと?」とダブルミーニング。
ほか、当時社会現象にもなったミュージカル「ウェストサイドストーリー」 (1957年初演)を彷彿させる内容の「グリーン・フラワー・ストリート」、 1956年のドリフターズのR&Bナンバーをカバーした「ルビー・ベイビー」、 卒業までエッチを我慢しようねという甘酸っぱい名曲「マキシン」、 冷戦構造のなかJFKが打ち出した政策を背景に、核シェルターの小部屋で デイブ・ブルーベックに夢中になる若者を描いた「ニュー・フロンティア」、 AMラジオのDJ全盛時代を懐かしむタイトルナンバー「ザ・ナイトフライ」、 キューバ革命を一旅行者の視点でシニカルに描く「グッドバイ・ルック」、 そしてアルバム全体のアンコールナンバーとして、肩の力の抜けた 「雨に歩けば」(傑作ハリウッドミュージカル「雨に歌えば」は1952年公開)。 全8曲、ほんとうに完璧です。 ウォルター・ベッカーのプチポチギターが無いため、スティーリー・ダンの アルバムとは異質の肌触りですが、永遠に聴き継がれる名盤であることに 間違いはありません。
ちなみに、発売ごとに音質やレベルが微妙に違います。 私の愛聴盤は日本初発売(3800円もしました!)のドイツプレス盤ですが、 以後の盤もなかなかの音質です。
・「単なる再発。リマスターしてません。」
他のレビュアーがリマスターと記してますが、そんな事実はありません。以前にドナルド自身が監修してデジタルリマスターするという話がありましたが、そのまま音沙汰なしです。この件に関してメーカーに問いあわせましたが、返事さえ来ません。。デジタルリマスターされたら買おうと思っている方がたくさんいると思いますが、惑わされないようにご注意を。しかし、7〜80年代のワーナーの名盤ってなかなかリマスターされませんねぇ。
・「完璧!」
本作品を聴かずして'80年代のポップスは語れない。聴いたことのない方、必聴。 自分の20年来の愛聴盤、全く飽きない。楽器をやる人もしっかり聴いてください。
・「完璧主義とダンディズムの極致」
1982年発表のソロ第一作。1999年からのスティーリー・ダンのアルバムが再リマスターされていく中、ついに待ち望まれた本作も再発。1950年代前半のアメリカ東部都市部の青年が当たり前に持っていた、未来への夢や憧れという古典SF的なコンセプトを、フェイゲン流の諧謔精神でジャズ風味に味付けしている。「AJA」で試みた、限りなく即興に近づけた演奏を編集してつなぎ合わせた緊張感あるタイトな雰囲気と、「ガウチョ」で試みた球体のように磨きぬかれた幽玄な音との融合をスティーリー・ダンではなくドナルド・フェイゲン一人の主導の下で表現できてしまった傑作。ソロ作ではあるが、ある意味名声と作品の質の両方が流行の最先端を走っていた時期のスティーリー・ダンの最後を飾る作品だ。
以前からオーディオのサウンドチェックに使われるくらい高音質のCDだったが、今回のリマスターは(1)を聴けば一目(?)瞭然。音一つ一つが持つ曲の中での意味がさらに明確に浮かび上がっていて、思わず感嘆の声を上げてしまった。今回は音圧のレンジも上がっているので嬉しい限り。文句がありません。
・「音はよくなってます」
私は97年製と今回のリイシューを両方持ってますけど、明らかに音が大きくなってますよ。ヘッドホンで聴けばよくわかります。単なる廉価版って言ってますが、値段も97年製と同じです。
・「「出ました。究極ボブ・クレアーマウンテン入魂の5.1chリミック」
最初に言っておきますが、これはスーパーオーディオCD 5.1ch版の『AVALON』です。通常盤のレビューではありません。
渋谷HMVで何気なく買ったSACD版『AVALON』。家に帰って聴いてみたら驚きました。最初に聴いたのが、アルバムのラストを飾る珠玉の逸品「TARA」。冒頭の波音は5.1chマルチで広がり、私は波に包まれてしまった。そこで響くサックスの音と遠くから聞こえるピアノの響き。これは違う。何かが起こっている!「INDIA」では、サウンド全体がリスナーのまわりを回り、まさに“象の行進”が行われるのです。中のライナーノートを読んで分かりました。これはあの達人サウンド・エンジニア、ボブ・クレアーマウンテンが、自ら5.1CH用に新たに入魂のミックスを施しています。この1枚は、SACDと5.1chマルチの可能性の表現として、PF『狂気』を超えています(いやホント)。メキシーミュージックの最高の音源と、SACD 5.1chマルチという手法を手に入れたボブ・クレアーマウンテンがクリエイティブ職人魂全開で創りあげた、まったく新しい音楽体験です。SACDをお持ちの方は、すぐさまこの1作をゲットして、彼らの音世界に全方位でおひたりください。
・「あっぱれな最期」
スティーリー・ダンの「ガウチョ」と双璧を成す、ロック史上に残る「達成」。幽玄の境地と形容される音世界は、磨き抜かれた素材で手間暇かけて丁寧に発酵させた、極上のワインを思わせる。流麗な構成も、俳句のようにミニマムに言葉を絞った歌詞ももはや巧の技。これを最後にロキシーは解散するが、「ロック・バンドはかくありたい」と素人も玄人も唸らせるあっぱれな最期。全曲非の打ち所のない素晴らしさだが、個人的には「True to Life」の何処か遠くへ運ばれていくかの如く夢幻のたたずまいに浸るたび、人の世の無常を思う。
・「80年代を『象徴する』歴史的名盤」
82年発表の9作目。ロキシーの最高傑作というよりも80年代ロックの最高傑作の一つとして認識されている常識的な一枚。聞けば分かる音の質感の滑らかさと美しい音世界はまさに奇跡が起こったか、魔法を使ったとしか思えない。この時点でオリジナル・メンバーはフェリーとアンディ・マッケイ、フィル・マンザネラの3人で、解散後、彼ら自身がこのアルバムの後継を狙ったが、結果的に失敗したことからもこのアルバムの「凄さ」が分かる。そしてこれ以上のものは作れないとロキシーを解散したことも理解できる。もう一つの話として確か坂本龍一氏だったと思うが、このアルバムに参加していたドラマーを呼び寄せてロキシーの音を再現しようとしたが、やはり失敗した話を雑誌のインタビューか何かで読んだ記憶がある。ジャマイカで録音されたというのもちょっとは関係あるだろうが、どうだろうか?ボブ・クリアマウンテンのおかげ?それは違うだろうし。やっぱり奇跡と魔法だろう。何にしてもそれくらい素晴しい一枚。★10個
・「Producerの勝ち組・・・」
まぁRoxyの最高傑作とは言われている、まぁそうなんだろう。しかしこれはProducerのBob Clearmountainの功績だろうし、一方では功罪でもあるのだ。本作が異常にヒットしたことによってBobの名声は鰻登りとなってPowerStationStudioと共に80年代の音はここで作成されてしまったと言っても過言ではない。もしくはコレ系の擬似サウンドが罷り通ってしまった。
エコーがかかりまくった各楽器のサウンドは全部同じに聴こえてしまう。楽器本来の音を楽しみましょうなんて呑気なリスナーの意見は無視されていったのですわ。Bryan Adams,Bruce Spring steen,Madonnna,U2 等などがこぞって彼を採用しましてね、世界中が当時で言うところの「ゴージャスな音」になったのです。コンピュータサウンドも同時に流行ったから僕なんか80年代の音は当時はあまり聴かなくなってしまった。今になってようやく聴きだしたくらいでねぇ。
そういう訳で、一番最初にボブの手法を評価して採用したRoxy MusicいやBryan Ferryの目利きはやはり只者ではなかったなということを書きたくてねぇ・・・。星は勿論5つですよ。すいませんでした。
・「ロキシーの最後に相応しい昇華されたアルバム」
ロキシーはファーストアルバムから、メンバーチェンジと変遷を重ね、全てを吹っ切らせて辿り着いた到達点。最もポップで、耳に心地よい音楽を届けてくれます。こんなにポップになっていいのか?というファンの声が聞こえそうですが、良いものは良い!1曲目から、ジャケット写真の冷たい水面のイメージを伝える「Tara」まで、一気に聴けます。必携!
・「少年の日は遠く」
16歳、高1の時だから32年前になる。確か初めて買った洋楽(なつかしい響きの言葉)のLP(これも)である。購入したきっかけは、いまでははっきり覚えていない。
とにかくアナログのLPをターンテーブルにおいた日から、半年ほどにわたって、毎日欠かさず聴いた。何度も何度も繰り返し針を乗せ、歌詞もほぼ暗記してしまうほどだった。犬の散歩をしながら、いろんな歌を次々と口ずさんだ。「You've Got A Friend」「So Far Away」「Natural Woman」「Way Over Yonder」「Home Again」あたりがお気に入りだった。
洋楽の聴き始めのころ、ビートルズでもプレスリーでもなく、キャロル・キングだけがなぜこんなにも深く心に滲みたのか。それは今もわからない。
ただ過剰な自意識を抱えていた少年には、キャロルは世界への一筋の通路だった。冬の後には春が来る。恋が終わっても人生は続く。人は人と関わってしか生きていけない。「どんなに不器用でも、不細工でも」。このアルバムを聴きながら、そんなことをとりとめもなく、しかし真摯に考えていたのである。それはやっぱり説明しにくいことだけれども……。
とまれ、厚顔に生き恥をさらしてきたオヤジは、今でも年に何度かこのアルバムを聴く。時折、犬に引っ張られて手のひらに鎖がくい込む感覚が甦ってくるが、もはや少年の日のように口ずさむことはない。ただ、杯を傾けて、酔いに身をまかせるばかりである。
長い時が過ぎた―。しかし、キャロル・キングはここにいる。多くの若いリスナーを獲得しながら……。そのことをオールドファンは静かに喜びたい。
・「シンガー・ソングライター・ブームの源になったアルバム」
71年発表の2nd。彼女の代表作であるばかりか、70年代初頭のシンガー・ソングライター・ブームの源になった重要アルバムであり、当然ながら70年代のアルバムとしても絶対にはずす事の出来ないアルバムである。特に日本の音楽シーンには絶大な影響力を与えており、フォークやニュー・ミュージックと呼ばれる一連のシーンにおいて彼女の影響を受けていない者はほとんど皆無だと思う。個人的には彼女の持つ「孤独感」のようなものが苦手であまり聞く事はないが、それだけにごく稀に聞くこの作品は新鮮でその素晴しさはヒシヒシと伝わってくる。名曲しか入っていないが、特に好きなのは1.と3.。これらを聞くと後のシティ・ポップスは彼女が提示したものだと言うことが良く分かる。9.での彼とすぐ分かるジェイムス・テイラーのコーラスも素晴しい。全体的にも土臭さを全く感じさせない、また洗練されていながらも、され過ぎない微妙なラインがこの人の魅力であり、個性。文句無しの一枚なのでベスト盤を買うよりもこちらがお薦めです。
・「あなただけのTapestryを…」
ふと疲れた時…何かにもたれかかりたくなった時…そんな時に思わず聴きたくなる優しい香りに満ちた傑作だと思う。しかし、これは決してエンヤの作品から伝わってくるような神々しい大陸的煌めきを放つヒーリング・ミュージック然とした癒しではない。もっと臨場感のある…手にとって伝わる…そんな身近な癒しではないかと思う。何というか、意識して聴き込む類の作品ではなく、自然と聴きたくなる…もっと言えば、それだけキャロル自身が聴かせる作品…そんな気品と魅力を放ち続けている作品だと言える。本作に収録された曲は、リスナー一人一人のTapestryを紡ぐために与えられた素材であり、それらはリスナーの数だけTapestryなり物語なりを彩ってきたはずである。それが、本作が今日まで愛され続けている一番の原因ではないだろうか…。派手派手しさや喧噪とは無縁の佇まいの響きが、リスナーに寄り添っているような安心感を与えてくれるような気もする。7・9・12など、他人に提供しヒットした曲が多く収録されているから名作なのは当然という見方もあるだろうが、ハッキリ言って本作には無駄な曲・埋め合わせ的な曲は全くない。それらの曲だけで判断・納得してしまうのは大きな損失だというのは、2.3.4.11あたりを聴けば明らかだろう。誤解を恐れず言わせてもらえば、幾多の名作アルバムがあるが、本作ほど密度の濃い作品は、そう簡単に出会えるものではないとも言える。正直な話、本作からキャロルに入ると、他のキャロルの作品でも物足りない…そう言っても過言ではない別格の作品だとも思うからだ。今日もこの不朽の名作を耳にした誰かが、また一つどこかで新たなTapestryを織りあげた…そんないつでも寄り添ってくれる優しい色の心の生糸を運んでもらう次の人は、あなたかもしれない。そこから、あなただけのTapestryが生まれるはず…It's not too late…。
・「名盤は、配信やコピーじゃ意味無いよ。買って飾って眺めて聴くべし。」
名盤として語り継がれているので、ジャケット自体に風格があります。これを部屋に飾っておけば、オンナノコが部屋に来ても「あらキャロル」ってなもんです。悪い印象には絶対ならない。鉄板です。そんな不純な動機で入ったとしても、中身ももちろん名盤にふさわしい内容。音は楽器の音がちゃんと聴こえる古き良き70年代で、今でもCMやカバーで使用されるので聴いた事のある曲がいっぱい。聴きやすいし、味わいも深い。もちろん歌詞は英語なので分かりませんが、タイトルと曲自体で訴えかけてきます。だから最後は「ナチュラルウーマン」で終わるべき。捨て曲無しのこの名盤になんでボーナストラックをつけるのか、残念です。
それでもこの名盤は買って持っておくべき。趣味の欄に「音楽鑑賞」と書いた事のある人は、おさえとかなダメでしょう。女性ポップスというジャンルがあるとすれば最高峰だと思います。
・「時代に寄り添う一枚」
いつ聴いても力強いキャロルキングの歌声が心に沁みる一枚。60年代から走り続け、そしてこのフォロワーが作ろうとも作れない名曲いっぱいのアルバムを作る。彼女が一つのジャンルを作ったとも言える最高傑作です。1曲目から最後まで、何回も何回も聴くほどに味が出てくる作品です。
・「名盤!!!」
1980年発表の本作は、彼らの実質的世界デビュー作にして彼らの代表作であり、また大ヒット作でもあり、ポップミュージック史に残る不朽の傑作である。
ラッセル・ヒッチコックの個性的なハイトーンを軸に、アコースティックギターと美しいストリングスをフィーチュアした爽やかで瑞々しい
サウンドに彩られた優れた楽曲が目白押しで、有名な①を筆頭に、バラード②⑤⑦、ポップ③、ロック④⑨、ウエストコースト風⑥⑧と、曲のバリエーションも豊富で最後まで飽きることなく聴ける。
時代を超えた普遍的名作として、今こそ多くの人に薦めたい一作。
・「代表作の一つ」
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・「アダルトコンテンポラリー、ソフトロック」
楽曲よし。バンドの勢いよし。センチメンタルでスィートなバラードをしんみり聞かせる。順調な全盛期を伝えるアルバム。イングランドダン&ジョンフォードコーリーのファンにおすすめ10点中8点 時代の波に乗れてた時期
・「甘くて爽やか。和三盆のようなサウンドです。」
1980年代初頭にオーストラリアから出てきた爽やかを絵に描いたようなハイトーン男性Duo。この作品が事実上の世界デビュー作です。サウンド的には、アコースティックでまろやかなPOPサウンドに、美しいコーラスという黄金の取り合わせ。そして、この作品の最大の特徴は、楽曲の良さです。オープニングの名曲「Lost In Love」からラストまで、このサウンドならこの曲しかありえないような素晴らしい楽曲が続きます。Air Supplyは今でも存続していますが、この作品が最もお奨め、永遠のPOPの傑作です。
・「爽やかオージーAOR。ツインヴォーカル+出来の良い曲。」
オーストラリア出身のAORバンド(現在はデュオ)エア・サプライの出世作ですが、本国では実は5作目になります。爽やかさが持ち味ですが、アルバムとしてはなかなかバラエティに富んでいて楽しめます。さすがに音作り的には時代を感じさせますが、ソングライティング面ではなかなかの実力の持ち主です。タイプの異なる2枚ヴォーカルもうまく生かして、グラハム・ラッセルの落ち着いた声で始まり、ラス・ヒッチコックが爽やかに歌い上げるサビ、というのが黄金パターン(@やEが典型)で、ドラマチックな展開を支えています。
・「ジェリー・ベックリーが頑張った傑作」
75年発表。もちろんジョージ・マーティンのプロデュース。中期の佳作として評価されてますが、個人的には傑作だと思う1枚です。ここからはジェリー・ベックリー作の「金色の髪の少女」が見事全米1位。ほかにも「ひなぎくのジェーン」「ウーマン・トゥナイト」もトップ20入り。特に「ひなぎくのジェーン」のメロディは極上で、これもジェリー作。アメリカのすごいところはデューイ・バネル、ダン・ピークと、メンバー全員が優れたソングライターであった点で、全員トップ10ヒットを持っています。このアルバムは、3人のバランスが最も安定し、セールス的にも良かった最後の作品なので、いわゆるアメリカのイメージを裏切らない点でも安心して聞ける1枚です。
●噂
・「スティービーに魅せられました。」
フリートウッドマック最大のヒット作、かれこれ約20数年位前にリリースされた作品で、私はこのアルバムが発表された2~3年後、スティービーが歌う「DREAMS」を聴いた時、すごく衝撃を受けレコード店(古いな~)へ走った記憶があります。それくらい他に例を見ないほど独特の雰囲気があり引きつけられる魅力ある曲で、今でも新鮮に聞いています。アルバム全体についてもテンポよく次から次へ曲やボーカルが変わりサラッと聴ける内容です。実はその当時アバのファンだった私が次によく聴いていたのがこの作品でした。知らず知らずその魅力に引きこまれる味のある曲が揃っていますので若い方から年配の方まで広く聞いてほしいと願います。
・「ファンタスティック・ロック、驚異のアルバム!」
1976年に発売された「噂」は、全世界で1000万枚以上をセールスする当時では考えられないような驚異的な売れ行きでした。全米アルバム・チャート1位を32週間占めるなど、まさに”怪物アルバム”でした。とにかく、どの曲もヒットしそうなほど優れた曲ばかりですし、聞きやすいポップな感じの曲です。事実、このアルバムの曲はどれもが街中で聞くことが出来ました。ポップ・ミュージックの歴史に輝く、驚異のアルバムであり、最高にファンタスティックな作品だと思います。ロック・ファン、ポップス・ファンの方には是非ともお薦めします。
・「70年代発の極上のポップス!」
フリートウッド・マックは,聴く人によってはどうってことのない音に聴こえるかもしれません。しかし,聴けば聴くほど,彼らが極上のポップスの使い手であることが分かります。そのことを最も分かりやすく証明しくれているのが,この「噂」です。当時記録した天文学的なセールスは今さら言うまでもなく,また,それぞれの楽曲の素晴らしさやアルバム全体の完成度なども言うまでもないことでしょう。付け加えるなら,クリントン前大統領が二期目の選挙のときにテーマソングとしてこの中の一曲を使って成功を収めたこと。つまるところ,フリートウッド・マックというのはアメリカのどの世代にとっても同時代感覚を呼び起こすバンドなのです。
・「いまさらながら」
もう25年も前のアルバムで、いまさらレビューでもないのですが、もし、まだ聴いたことのない人がいたら、とにかく手に入れてください。内容は保証します。
当時「ドリームス」を聴いて衝撃を受け、速攻でLPを手に入れて以来、今だに聴き続けています。(もちろん、CDやDVDオーディオに移行してはいますが)
3人のヴォーカル兼ソングライターが、その個性を十分に発揮しているだけでなく、アルバムトータルとしての仕上がりが完璧です。1曲目から終曲まで全く飽きさせることなく聴かせてくれます。しかも、今でも全く古さを感じさせません。
ラップやヒップホップには嫌気がさす「あなた」にオススメします。
・「驚きの大ヒット作」
1970年あたりからずっと聞いてきた僕にとっては、作品の出来云々より、これほどまでメガヒットになったことが驚き以外何物でもない現象だった。前作の「ファンタスティック・マック」から大幅なメンバーチェンジをして、なんか完全にブルースはどっかに行っちゃって、そしてボブ・ウエルチのブルースっぽいというかカントリーっぽいというか摩訶不思議なポップもどっかに行っちゃったなと思っておりました。残ったのはクリスチィン・マクヴィーの歌声だけが以前にも増して清々しいなあと。新加入の2人の実力のほどは未だ未知数かなと。ただはっきりいえるのは実に聞きやすくまとめ上げた(そういう意味では最高級のポップスなのかな)ことと、新加入の2人が作曲面においてかなりの実力を持っていたということですね。この実力派3人を百戦錬磨の2人(フリートウッドとマックさん)が実に上手くまとめたというのが大ヒットにつながったのだと思います。でもなあピーター・グリーンが聞いたらびっくりしたでしょうね。
・「ロッドのアルバムの中でもいちばん好き!」
ロッドのアルバムの中でも一番好きです。フェイセスのハードなロッドはあんまり好きじゃなく、最近のあまりにソフトな彼もなーという訳で、このゆったりしたスワンプ系のA Night on the Townが一番!マッスル・ショールズ録音のようなあの感じ。名曲もめじろおしです。特にA面!tonight the nigth からthe first cut is the deepest、fool for you 、the killing of jeorgieってA面全部じゃん!後半、ちょっとロック系になって最後trade winds 静かにシメます。このしみじみ感やこぶしのうねりかたはまるでsam cookeだあ~っていうと褒めすぎかしら。。。
・「贅沢なアルバムでしょう」
おしゃれなスワンプロックな感じ。どちらかと言うと甘口ですね・・・1曲目で 名盤とわかるんでは ないでしょうか?ゆったり 聞いてみては いかがなものでしょう?
・「トム・ダウド偉い!」
このアルバムとその前後(「Atlantic Crossing」、「Foot Loose & Fancy Free」)に出た3作がどう考えても彼のキャリアのピークでは。個人的には「グレイト3・オブ・ロッド」と命名し愛聴している。初の全米No.1ヒットに輝いた「Tonight's The Night (Gonna Be Alright)」(後にあのJanetもカヴァーした)が1曲目に来ていて、全体的に気だるくリラックス・ムード。「The Killing Of Georgie (Part I & II)」のすかしているようで温かくしめくくるっていう風情も何ともいえず味がある。ラストの「Trade Winds」も心にしみる。しかしこの3作ともプロデュースはトム・ダウド。この人は偉大だ。
・「ロックンロール!!」
とびっきりの、ロックンロール!!最高です!
・「トレード ウインズ」
ラストの「トレード ウインズ」が、数あるロッドのバラードの中でも最高の傑作です。 3コーラスそれぞれのラストの歌い上げるサビの部分のわずか2小節ほど、歌詞にして1行が、このバラードを比類無く素晴らしい作品に仕上げていますが、ロッドの歌唱がピッタリはまっています。 その3行とは、(1コーラスめ)Life is no easy game(2コーラスめ)God help tomorrow's youth(3コーラスめ)The choice is up to you 非常にスケールの大きい人生の教訓をきかされているようで、感慨に耽ってしまう、バラードの名曲中の名曲です。
・「癒し系の曲から元気がでるような曲まで」
いきなりですが、おすすめはシークレット・ガーデン(ブルース・スプリングスティーン)です。映画中ではトム・クルーズとレニー・ゼルヴィガーが二人で外食するときに流れている曲ですが、なんともいえないこの優しく心に響く音楽がたまりません。
この曲以外にも、このサントラの曲は映画中の随所で使われているので、映画を見た人なら買って失敗したというようなことはありません。
・「私は1stよりもよく聴いています。 ~ AORアルバムの傑作」
イーグルスが大好きだった子供の頃、ドンヘンリーが参加しているというだけで買った1st。それでクリストファークロスの大ファンになり、このアルバムを買いました。 当時は「やはり1stのほうがいいな」と感じあまり聴いていませんでしたが、最近聴き直してみると、このアルバムの方が1stより深みがあり飽きずに何度も聴けることに気付きました。アコースティックギターをフューチュアしたしっとりした楽曲から、サビが印象的な「オールライト」、アルバムの最後を飾る壮大な雰囲気の名曲「Words of Wisdom」と名曲揃い。もちろん1stも素晴らしいですが、私はこのアルバムの方が好きです。 ところで1stでは名ギタリスト、エリックジョンソンが1曲だけ参加していましたが、このアルバムには参加していないようです。エリック向きの清涼感溢れるメロディックな楽曲がズラリと並んでいるので少し残念な気がします。
・「成功の後の...」
このアルバムは1stアルバム(Chrisopher Cross)でグラミー賞5冠、Arthur's Theme(Best That You Can Do)で1位になった後のアルバム。
1.No Time For Talk(33位・アップテンポの楽曲。トム・スコットのサックス。マイケル・マクドナルドのバックコーラスが最高です。)で始まり...・・・・3.Think Of Laura(9位・アコースティックな曲... ローラとの想い出の曲!)4.All Right(12位・ご機嫌な曲!スティーブ・ルカサーのギターが素晴らしい)5.Talking In My Sleep(アート・ガーファンクルが参加!泣きそうです)・・・10.Word Of Wisdom(アルバムが終わってしまうのか〜と思わせる曲。ギターが泣いてるよーって感じ(すみません))
彼にはプレッシャーはないのかな?と思うぐらいすべての曲が名曲でこのアルバムに納めれています。
Christopherファンはもちろん、AORファンは買っても後悔はないです。
・「声の質感てだいじだよね。聴いてて気持ちよいスムーズなAORの名盤」
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・「AOR的ナチュラルの極み」
ジャケットのフラミンゴに見せられ思わず手にとってしまったアルバム。インナーの写真を見ると本人はビジュアル的に恵まれたものではなかったが、天性の歌声と、素晴らしいソングライティングを授けられた。その歌声はハイトーンといってもキンキンになるのではなく、とても滑らかでシルクの肌触り。曲を作るときは外宇宙とのトランスミッションによって心に浮かぶのだそうだ。神秘的である。でもそんな事もあながちマユツバでないような、自然界の移ろいや営みのようなナチュラルさだ。ちょうど空が夕日に染まる前の、青とオレンジのグラデーション、時間の経過とともに夜になり星が出て、またうっすらと白み始め青に戻る。ほんとにそんな超自然的な流れを奏でていて美しい。そんな郭を、マイケルオマーティアンがAOR特有のサウンド美学で色付けしている。ところどころキーボードが前面に出るものの生音をベースとしていて心地いい。以上のような神通力は本作までで頂点を迎えている。その後の作品は平凡になっていくのだったが...Mrフラミンゴの大復活を切に願う。
・「得難い雰囲気をもつ名作」
80年代に洋楽を聴きはじめた私にとって,Christopher Crossといえばデビュー作よりも本作の方が印象が強い.なにせ,本作は洋楽でありながらオリコンのアルバムチャートで1位となったのだ(たしか).山下達郎や南佳孝といった,声と見た目が一致しない(失礼)のが結構活躍していたなあ,というのも良い思い出.本作は,AORといっても,あまりオトナな雰囲気はない.むしろ,ある特定のターゲットへのウケを狙うような姑息さのない,言いかえればあたりさわりのない,ピュアな彼の視点が,洗練されたアレンジの曲にのって歌われる.
音づくりとしては,デビュー作と同様にMichael Omartianのプロデュースであり,作風が似ているのはたしか.しかし,前作が一緒に活動をしてきたドラムスとベースを固定していたのに対して,本作はドラムスにJeff PorcaroやSteve Gaddが参加していたりして,リズムアレンジの凝り方は本作の方が凄い.Steve Lukatherもいて,Totoの影響が色濃い.Art Garfunkelの参加した"Talking in my sleep",Karla Bonoffとのデュエット"What am I supposed to believe"のヴォーカルアレンジも素晴らしい.今や一緒にツアーをするMichael McDonald,Don HenleyやJ. D. Southerの参加も前作同様.トップのスタジオミュージシャンの集結ぶりは,同時期のDonald Fagenの"The nightfly"に匹敵する.
「癒やし」なんて言葉が全然聞かれない時代だったので,あたりさわりのない彼の音楽が飽きられるのも早く,彼の(セールス的な)代表作はデビューと本作,そしてあのBurt Bacharachの名曲,"The Arthur's theme"ということになってしまった.でも,ヘタレな私としてはそれでじゅうぶんで,男らしさの対極にあるナイーブさをもちながら,卑屈になったり女々しくなったりしていない本作の雰囲気には,今でも得難いオリジナリティがあると思う.まあ,日本には当時オフコースというバンドがあったけれど,本作は彼らの世界よりはカラッとしてますな.
そういうものを求めるリスナーは,本作を一度聴いてみるといいでしょう.
・「一曲目は重要」
私にとって、名盤のひとつの要素として、一曲目のインパクトは非常に重要です。このCD(当時はレコードでしたが)を買ってきてプレーヤーにかけて出てくる最初の音(イントロ)でそのアルバムの印象がある程度決まってしまいます。このアルバムの一曲目のSay You'll Be Mineはイントロといい、クリストファークロスとニコレット・ラーソンの掛け合いのようなデュエットといい、名盤の一曲目として申し分ありません。Sailing, Ride Like The Wind等も名曲ですが、Say You'll Be Mineも私にとっては名曲です。
・「イツ聞いても彼の声は優しくしなやか」
彼のデビュー作品であり、しかも大物アーティストがゲストで参加するくらいのクォリティー高い曲がそろっていて、何よりも彼独特のハイトーンボーカルがこの作品では初々しく聞けるのが魅力ではないかと思います。当時ヒットチャートは勿論、色々なメディアで絶賛されていた記憶があり、私も魅了された一人です。当時のウエストコーストのポップソング代表格と言っても過言ではないくらい、爽やかかつメロウで、彼のボーカルが加わることによりさらにマイルドな味付けがされて、我々の年代にとっては癒し系ミュージックのベスト10に入る作品です。ほんとにやさしくしなやかな彼の歌声は今聴いても心に染み入り青春時代の記憶がよみがえります。
・「AOR屈指の名作 1980年」
AORという言葉が定着した1980年。エア・サプライのLost in Loveとともに当時のシングル・チャートTOP10内に登場。AORは1982年で一度ピークを終えたが、このアルバムはどの世代にもきっと永遠に親しまれる名作。洋楽に何らの知識がなくても、『心に避暑地(リゾート)』気分は万人に伝わることでしょう。
とがった音楽が多くなった86年以降、丸くて柔らかい極上サウンドが恋しくなった時に、どうぞお聞きください。
コーラスでは、ニコレット・ラーソン①、マイケル・マクドナルド②⑥ヴァレリー・カーター③、ドン・ヘンリー&JDサウザー⑦。ギター・ソロでは、ラリー・カールトン、ジェイ・グレイドン各2曲など、楽しみもたくさん。プロデュースがエア・プレイ系でなく M・オマーティアンというところがポイントであろう。
・「「南から来た男」」
当時、閉塞感のあったシーンに斬新な風を感じさせてくれたデビュー作。ラリーカールトンら優秀なバックの好演にも恵まれ、実に鮮やかな印象を残した。「セイ ユール ビー マイン」のドライヴ感、「ライド ライク ザ ウィンド」のグルーヴ、「セイリング」の詩情 etc とどれも未だに耳元に甦ってくる。この後「NY CITY ~」が大ヒットして、彼自身はAORの旗手みたいな扱いになったが、本盤に関してはAORという括りに入れるのが何か勿体ない気もする名作ではある。優秀なセッションマンらと手作り感のある作品をもっと作り続けてほしかった。因みにこの人の爽やかな声に"透明感のある美青年"を想像していた、同級生の夢見る女の子は、本物をMTVで目にして些か幻滅していた(笑)。今は昔、の懐かしいエピソードである。
・「永遠の青空」
クリストファークロスが身近に感じる世代はもうミドルエイジに入っているはず。好景気で順調に伸びていた日本では海外のかっこいい文化にあこがれていた。そんな中でもアメリカ西海岸のさわやかなイメージは四季のある日本では実現しにくい世界だった。クリストファークロスの曲は目を閉じて聞いているだけでそんな西海岸の青空が浮かんでくる。このアルバム最大のヒット曲sailingに抜けるような爽やかさを感じないひとはいないだろう。新しい世代の人が聞いてもその青空の色は褪せることなく伝わるはずだ。
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