シックス・ディグリーズ・オブ・インナー・タービュランス (詳細)
ドリーム・シアター(アーティスト), マイク・ポートノイ(その他), ジェームス・ラブリエ(その他), ジョン・ペトルーシ(その他)
「常に新しい音を求めて…」「かの『Metropolis Pt-2』を乗り越えるための使命」「”人類が神に求める答え”がテーマ」「完璧!」「涙が出ます!」
青春の輝き~ベスト・オブ・カーペンターズ<10周年記念エディション> (詳細)
カーペンターズ(アーティスト)
「ベスト+カラオケ 限定仕様」
ザ・ベスト・オブ・セックス・ピストルズ (詳細)
セックス・ピストルズ(アーティスト)
「これで充分」「最高」「キング・オブ・パンク」「ポップ・ミュージックの奇跡」「唯一つのパンクバンド」
生きていてもいいですか (詳細)
中島みゆき(アーティスト)
「生きていても〜 これはエレーンの歌詞からです」「心を震わされる1枚でした」「かなりコアです。」「中島みゆきのブラックアルバム」「暗いけどすてき」
「これは単なるリマスター再発盤ではない!」「イエスのアマチュアリズムが炸裂」「プログレの金字塔的大作」「大作至上主義的作品」「賛否両論ある作品だが、30年後の結論として、傑作である。」
オジー・オズボーン・イヤーズ (詳細)
ブラック・サバス(アーティスト)
タイム (詳細)
エレクトリック・ライト・オーケストラ(アーティスト)
「ELOのひとつの到達点がこれです」「私もタイム・トラベラー」「いつまでも色褪せないTwilight」「な、懐かしい。若い世代の人にはきっと新鮮でしょう!!」「電車男が行く!」
「長く聴けるこれが名盤」
ラジオ・スターの悲劇+3 (詳細)
バグルズ(アーティスト)
「永遠の近未来を描いた『プラスティックの中の未来』」
ゴールデン☆ベスト EPO (詳細)
EPO(アーティスト), 伊藤銀次(その他), 荒木とよひさ(その他), 清水信之(その他), 林哲司(その他), Harold Wheeler(その他), 佐藤博(その他), 山下達郎(その他), 大村憲司(その他)
「間違いない!」「風のような音楽」「ベスト盤としては合格点通過、楽勝だけど2枚組でもっと入れて欲しかった…」「取り敢えず」「「音楽のような風」を是非お聴き下さい。気持ちが晴れ晴れしますよ。」
ロンドン・タウン(紙ジャケット仕様) (詳細)
ウイングス(アーティスト)
「嵐の全米ツアーからほっこり一息、ポールの優しさにつつみこまれる傑作」
玉姫様(紙ジャケット仕様) (詳細)
戸川純(アーティスト)
「ついに登場。」「待ちに待ちまくった!!」「ニューウェーブ」「玉姫様(紙ジャケット仕様)」
8:30 (詳細)
ウェザー・リポート(アーティスト), ウェイン・ショーター(演奏)
「本文の最後の4行だけ気にしてください」「ミュージシャン向き」「ヤッター!という快作」「1970年代末を感じさせる音楽」「World Fusion」
ゴールデン☆ベスト 少女隊-フォノグラム・シングル・コレクション- (詳細)
少女隊(アーティスト), 西村麻聡(アーティスト), 中崎英也(アーティスト), 小坂明子(アーティスト), 秋元康(アーティスト), 秋野優美(アーティスト), 亜伊林(アーティスト), Eileen(アーティスト), 小原丈二(アーティスト), 大津あきら(アーティスト), 佐藤純子(アーティスト)
「ゴールデンベスト 少女隊」「懐かしい(>∀<)」「嬉しいけど、惜しい!」「少女隊フォーエヴァー」「一部欠けてはいますが、確かに正統派のシングルコレクションだと呼べます。」
ライヴ・イン・ジャパン (詳細)
ディープ・パープル(アーティスト)
「ロック史上最高傑作」「1972年8月17日」「孤島への1枚」「もう30年聴いている」「脱帽!」
「しあわせはしあわせ」「「爆風は面白い」」「これはベーシストの教則CDだといっても過言ではない?」「「しあわせ」な時代のBGM」
追憶のハイウェイ61(紙ジャケット仕様) (詳細)
ボブ・ディラン(アーティスト)
「疾走する革命児ボブ・ディラン」「リマスタリングについて考えてみましょう」「何故,このアルバムタイトルが61号線なんだろう?」「ボブディランの名作中の名作であり世界音楽史にその名を刻む傑作」「こいつはきびしい。」
PASSION AND WARFARE (詳細)
スティーヴ・ヴァイ(アーティスト)
「こんなインスト初めて!!」「ヴァイならこれでしょ!」「ザッパ門下も頷ける壮大な越境音楽」「ミュージシャンズミュージシャンからメジャーアーティストになりました!!」
「フロイドのアルバム中一番ハードな作品」
アペタイト・フォー・ディストラクション (詳細)
ガンズ・アンド・ローゼズ(アーティスト)
「Rock史上に残る傑作。」「棺桶のお供にどうぞ!」「今になって・・・」「プライスもアクセル全開!!」「うぉぉぉぉーー!!!」
ケルティック・ウーマン (詳細)
ケルティック・ウーマン(アーティスト)
「泣きます!!」「ケルト音楽とステキな歌声のコラボレーションに聞惚れました」「心静かに心に染みわたるCD」「スノーマンとエンヤと荒川静香と…」「「届く」楽曲と演奏の数々」
Super Best Of Yumi Arai (詳細)
荒井由実(アーティスト)
「青春の1ページを飾る音楽です」「思い出が甦る」「ユーミン初期の傑作集」「心癒される一枚」「魔法の鏡」
暗黒の世界(紙ジャケット仕様) (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)
「驚異のインプロビゼーション!」「これがライヴなんて!」「リスナーへの挑戦状のようなアルバム」「変拍子と不協和音の迷宮」「ロックミュージックへの痛快な悪罵」
「ガールポップ史上燦然と輝く金字塔」
THE BEATLES 1 (詳細)
ザ・ビートルズ(アーティスト), ジョン・レノン(その他), ジョージ・ハリスン(その他), ポール・マッカートニー(その他)
「ある意味赤盤・青盤より優れモノ」「好きですよ」「ものすごいベスト盤」「ナルホド!これがビートルズか!!」「このベストアルバムだけで、全世界で2500万枚以上売れてます。」
● アングラや重低音系ではないダークな世界ヴィジュアルもフォークも
● DREAM THEATERとその周辺で持っているものに点数付け。
● 琴線に触れ
● オスス めたる
● 自己的洋物盤推集
・「常に新しい音を求めて…」
『THE GLASS PRISON』から既にやられました!メタルバンドである事をこれまでのアルバムで随分薄く感じていた所でこのへヴィかつ『メタルらしい』サウンドでワクワクしますね。DISC 1ではこれまでも繰り返してきた実験的な曲を多くやっていて、DISC 2では新しいリスナーを獲得出来る『SOLITARY SHELL』なんかのキャッチーで聴きやすい物をやっているといった感じがします。
前作が非常に高い評価だったため、今作ではどういった曲作りになるのかとても注目を集めていましたが、萎縮する事なくあくまで新しい事に挑戦していく姿勢がDREAM THEATERらしくてこのアルバムもとても好きです♪
・「かの『Metropolis Pt-2』を乗り越えるための使命」
歴史に残る名作『Metropolis Pt-2』を乗り越えるには、二番煎じなど論外で、ハードで複雑で難解な音楽を創ることしかDREAM THEATERには残されていなかったと思うし、私自身がそのような作風を期待していた。バンドは本能的にそれを察知していたのか、本作で見事にその期待に応えた音楽を創作している。Disc-1の縦横無尽に楽器群やヴォーカルが駆け巡る様は非常にスリリングである。Disc-2のほうが一般的には人気があると思うが、『Metropolis Pt-2』の延長としてでは無く、あくまでアルバムの「6曲目」として個人的には楽しんでいる。
・「”人類が神に求める答え”がテーマ」
世界唯一無二として、また世界最高峰のバンドとして君臨する彼ら。前作「メトロポリス Pt.2」から2年3ヶ月、進化した彼らが誕生した。
タイトルにも書いたが、このアルバムは全曲”神に求める答え”がテーマとなっている。はっきり言えば、コンセプトアルバムに相違ないが、曲に対するアプローチが面白い。
彼らにデモテープは存在しない。レコーディングしながら作曲をするからだ。その時のアイデアやテンションが封じ込まれた、生々しいサウンドが聴ける。
Disc 1は、全体的にヘヴィで、前作「メトロポリスPt.2」と「アウェイク」を混ぜたような感じだ。動と静の絶妙なバランス、緩急ある曲の展開。これは音楽というより、映画のような芸術的作品だ。
かなりサイケデリックな一面もあるが、ジョーダンが奏でるkeyboardは、曲に更なる進化と深みを与えており、重い(暗い)という感覚にさせない所は、◎!5曲目のDisappearは、リズム隊を最後に録音し、各パートを逆回転させるなど、常識を覆す実験的な要素が多い。
Disc 2は、同アルバムタイトル曲でもある曲が全8章から構成される組曲だ。
まるでRPGゲームのような始まりで、非常にストリングスが効果的だ。こちらは全体的にヘヴィというよりは、明るい感じがする(ヘヴィな一面もある)。これもまた彼らの一面であるが、手抜きはしていない。緻密に計算された楽曲に、隙は存在しないからだ。
名作と言われた前作の次だけに、非常に期待され、彼らのプレッシャーも少なからずあったはずだ。
しかし私はまだ1回しか通して聴いていないが、1回聴いただけでも、このアルバムの良さはわかる。何回か聞き込めば、スルメいかのように味わい深いものになるだろう。メンバー個々の超絶テクは言うまでもないが、次々と素晴らしい楽曲を産出する彼らに脱帽だ!初めてDre!!am Theaterを聴く人にはお薦めしないが、あえて聴くならば、Disc 2から聞いた方が◎。
(初めての人は、2nd Album「IMAGE AND WORDS」を聴け!)
あ~、彼らはなんという素晴らしいアルバムをまた作ったのだ!神よ、彼らに光を与え続けたまえ!
・「完璧!」
間違いなく傑作!
disk1は実験的な曲だらけで?なところもあるが全然OK。2は文句なし!
よく「アルバム出すごとに変わるなぁ」とか言う人いるけど、毎回違うコンセプトなんだよ!だから「前作と比べて~」とかはあり得ないと思う。I&WとMP2は比べてもよいかもしれないけど・・・。
・「涙が出ます!」
最高傑作と言われた前作に続きまたすごい作品を出してしまいました。ほんとに彼らのファンをやっていて良かった!特にDISC2のタイトル曲は感動の嵐が体の中を吹き荒れます。これからも彼らの最高傑作は最新作だと言わせるような作品を作りつづけてほしいものです。
●青春の輝き~ベスト・オブ・カーペンターズ<10周年記念エディション>
・「ベスト+カラオケ 限定仕様」
1995年発表の日本のみのベスト盤の10周年仕様版。ドラマ主題歌の影響が大きいですが、軽くミリオンを超えるセールスは驚いたものです。これまでもゴールドディスク盤、DVD付等で再発されていますが、今回はレアなボーナスディスクが付きました。
1枚目はオリジナルのままで、当時日本のドラマで使われた「青春の輝き」をトップに置いたリチャード・カーペンター監修。最新のリミックスも使用したものですが、マスタリングの音圧が高く少々息苦しい感もあります。2枚目も1992年に日本のみで発売された「Yestarday Once More Karaoke」に2003年のシングル「Top Of The World」にカップリングされた「Sing」を加えたもの。長らく廃盤だったので嬉しい再発です。追加ディスクがカラオケの為マニア仕様とも思えますが、価格的な差で言えばオリジナルを買うよりお得だと思います。
・「これで充分」
SEX PISTOLSが好きな人はもちろんNEVER MIND THE BOLLOCKSを持っていると思いますが、(普通はそれ一枚で充分だったりする?)、さらにピストルズについて知りたい人の為の一枚、 ⑤I WANNA BE ME ⑥DID YOU NO WRONG ⑦NO FUN ⑧SATELLITE ⑨DON’T GIVE ME NO LIP CHILD ⑩STEPPING STONE ⑲MY WAY ⑳SILLY THINGとNEVER MINDの全曲が収録。もし、あなたがNEVER MINDを持っていないのならば、それほどピストルズを好きでないのであればこれ一枚で充分です、普通の人はSWINDLEと併せて買ってください、マニアの人は粗雑なブートも全部揃えてみれば?
・「最高」
これ一枚あれば十分だと思います。ネバ〜よりお得です。ほとんどの曲がはいってるし。あとはスウィンドルがあれば完ペキ。本当にかっこいいです。アナ−キーはもちろんいいけど私はサブミッションが大好きです。本当に今までで最高のバンド。これを超えるものはないですよね。
・「キング・オブ・パンク」
彼らがキング・オブ・パンクと呼ばれる所以は全てこの厚さ数ミリの円盤に詰まっている。理屈じゃない。肌で感じて欲しい、もしくはそれを強いられるだろう。エセパンクが蔓延する現代の音楽界の音にうんざりしている人にはぜひ手にとって欲しい一枚。
・「ポップ・ミュージックの奇跡」
ピストルズは奇跡的なバンドだった。 一人一人は、本当に平凡な若者だった。 それが四人集まると魔法のようなポップ・ミュージックを出現させた。 ピストルズが他のパンクバンドと違うのは、彼らだけが完全にポップだ、という所だ。 はかなくて、安っぽいけれども、そういうはかなさが持ちうる危うい明るさというのがあって、ポップとはその明るさの別名だと思う。 ピストルズにはきらきらしたポップ感があった。しかもそれは、切断された電線から放電した火花のように一瞬だった。 私は彼らのどこにもたどりつかない懸命さや、ひたむきな彼らの消耗が本当に好きだった。 好きを通りこして悲しかった。 だって彼らはあんなにも明るく、むこうみずで、生意気だったから。 このアルバムには、ピストルズがレコーディングした曲がほぼ収められている。 音質は、良くない。 でもここには、ピストルズがいる。 それで十分だと思う。
・「唯一つのパンクバンド」
パンク=セックス・ピストルズの方程式を打ち破ってくれるバンドは自分の中には未だ存在しない。正直ピストルズを聞く前はパンクなんて何一つ与えてくれないと思っていたが、アルバムを通して聴いてみると、そのアルバムの存在感やセンスには驚いてしまった。これはベスト版だがネヴァーマインドよりバラエティーにとんでいるので楽しめると思う。特にジョニー・ロットンの「ノー・ファン」はとんでもなくかっこいい!
・「生きていても〜 これはエレーンの歌詞からです」
エレーンはジャパユキさん(死語?)の歌です。 この曲のとおり当時フィリピンなんかから出稼ぎに来る彼女たちの背中には両親や弟・妹を背負っていた。だから慣れぬ酒の席そして時には体さえオモチャにされる事さえ甘受せねばならなっか彼女たちの悲哀を切々と歌ったこの曲は、とても重い。 【生きる】ということの根源的な意味を問う、このアルバムの意味は大きい。 全体として社会から阻害されている人々への応援歌とでもいうべき曲ばかりを集めたアルバムだから疲れた人、人生に疑問を持つ若者には是非聴いて欲しい。
・「心を震わされる1枚でした」
かねてからこのアルバムのことは聞いてはいましたが、90年代からの歌から聴き始めた自分にとって、なかなか手を出せない1枚でした。
全くあずかり知らぬうちに生まれ落ちてしまい、自分ではどうすることも出来ない、生きているということ、そのことに由来する不条理。自分以外(もしかしたら自分自身も?)の全ては全く不可知の他者(人に限らずこの世界の存在全てが)で、我が身一つでその全てに対しなければならないという絶対的な孤独。それでも「生きていてもいいですか」と、なお問わざるを得ない矛盾。
今日の「転生」に至るにはこの「生きていてもいいですか」を経なければならなかったのかと、にわかファンの自分としては改めて中島みゆきの歌の世界の奥行きの深さを実感しました。
特に「エレーン」の最後の絶唱は地の底から響いてくるような、まさに心を震わされる歌でした。
・「かなりコアです。」
私はLP時代にみゆきにハマリマシタ。当時、オールナイト・ニッポンのパーソナリティをしていた彼女とギャップを、だいぶ感じた一枚でした。「うらみます」は文句なく怖いです。タイトルの、「生きていてもいいですか」は、「エレーン」の中の歌詞の一部にでてきて、彼女の住んでいたアパートで実在にいた人をモデルにしたとかしないとか。コンサートでいっておりました。これもとにかく怖いです。「異国」は名ドラマの「北の国から」でも話題になった曲。その歌詞が心を揺さぶります。ちなみに同ドラマでは会話の中に「中島みゆきっていくつなんだろ」とセリフで言わせてしまうあたりが、みゆきがまとっていたオーラを感じさせます。とにかくすごい!みゆき様の代表作と言っていいでしょう。で☆5つです。
・「中島みゆきのブラックアルバム」
70年代後半〜80年代に、もっとも濃い曲を書いていた人の、最も濃いアルバムです。手始めに1曲目、マジ泣きしながら収録→OK→アルバム化って、当時からショッキングでした。そのあとも死ぬほど濃い曲が続きます。B面のインスト〜エレーン〜異国のつなぎは、日本の音楽史に残る「つなぎ」です。自分としては、これが生まれてはじめての「コンセプトアルバム」だったと思います。
・「暗いけどすてき」
"みゆきってtokioやアイドルに曲をあげてる人だとしか思ってない人はこれを聞いてください。いろんなテーマが重く、たまにかわいく描かれています。
歌に意味があってもいいんだ、メッセージって言いたいことだけ言えばいいわけじゃないんだ、と思いました。
暗いみゆきが聴きたい人はまずこれから
・「これは単なるリマスター再発盤ではない!」
これまで何回となくリマスター盤とか紙ジャケ盤とかで再発が繰り返されてきたイエスの作品群。だが今回のボーナストラック付の再リマスターシリーズは注目したい。特にこの作品は要注目。まずは1曲目のイントロ。30年来、LP、CDで聴いてきたものは、いきなり例のお経のようなジョン・アンダーソンのヴォーカルではじまっていたわけだが、何と2分間のイントロが追加されているのである。音質も前回のリマスター盤より骨太な印象が強く、個人的には気に入っている。ボーナストラックに関しては、意見の分かれるところだろう。未公開トラックが聴ける楽しみと、オリジナルのコンセプトに徹して欲しかったという思い、ファンの気持はちょっと複雑かもしれない。
・「イエスのアマチュアリズムが炸裂」
このアルバムでは、リック・ウェイクマンは前向きに参加していない。「古代文明」なんてひどいものだ。ボーナス・トラックの仮録りの方が、よっぽどリックの音が入っている。リックのソロの全盛期と重なったためではあるが、「海洋」ツアーも気持ち半分で参加したようだ。そういう流れで、ジョン・クリス・ハウ・アランといった、ほとんと独学でロックのビート・バンド、サイケデリック・ブームメントを渡り歩いた4人のロッカーの力で出来ている。ビルやリックといったクラシックを基本的にマスターした、力のあるミュージシャンが関わっていない。もちろんモラーツも。でも逆にそれが、イエスの曲作りの核であるジョン、ハウが制限なしに好き放題やれることになっていて、イエスファンとしては、そこが何ともうれしいのだ。
2.「追憶」はライブで演奏しなくなってしまったが、このアルバムのテイクで文句ないと思う。完璧である。後半の高揚感なんて、とても気持ちが良い。1.「神の啓示」、4.「儀式」は、今尚本人たちによって、最高の演奏を求めて再演・改編されて続けている名曲。そして、ことあるごとにバンドを出入りしているリックが、当然のごとく再演に協力しているのが、とてもうれしいのである。
・「プログレの金字塔的大作」
アルバム発表当初は、4楽章編成の長い曲が、いかにもプログレ全盛期を象徴していた様に思う。しかし、その内容の豊富さに、レコード針が擦り切れる程、繰り返し聴いた。このリマスター盤が発売されて、喜んで購入した。「神の啓示」の冒頭部分は平坦な旋律の神秘的で、曲全体のファンタジックな展開を予感させる。曲はタイトルからしてものものしいが、イエスの曲の常であるが、歌詞が観念的で、より神秘的な印象を受ける。
「儀式」はライヴのレパートリーとして、演奏される機会が多かったが、全体を締めくくるにふさわしい、ダイナミックな曲だ。曲はジョンが中心となり、ハウやクリスなどと共に作られているが、リックは参加していない。イエスにおけるリックの位置は、才能あふれるキーボードプレーヤーだが、イエスの音楽制作にあまり溶け込んでおらず、素晴らしい演奏だけを聴かせてくれる。リックの創作は、主にソロアルバムでなされている。
プログレの大作の歴史的金字塔だ。
・「大作至上主義的作品」
スタジオ録音版の6作目。前作「危機」の成功により、ますます大作主義の傾向に拍車がかかった問題作。アナログ盤LPの2枚組で片面全てを費やした楽曲が4曲収められるという、この当時でなければ絶対に作り得なかった構成となっている。
評価の分かれ目となっているのは、演奏時間が約20分前後の大作4曲が「冗長」なのか「雄大」なのかということだろう。「危機」と比べると各楽曲の緊張感は確かに薄れ、ロックが本質的に持つ躍動感に乏しい印象を受ける。それ故に、気軽に聴けるという側面も持っており、それを受け入れるか否かによって本作に対する考え方が変わってくるものと思われる。秀作は「神の啓示」と「儀式」であることは多くの方が認めるところで、確かにこの2曲はライヴで!も映える。なお、このEXPANDED&REMASTEREDシリーズでは、「神の啓示」のオープニングがこれまでのものとは異なり、約2分弱にわたり効果音にギターの音が絡むという静かな展開が加えられている。
ボーナス・トラックの2曲はスタジオ・ラン・スルーとなっており、約7割ほどの出来の「神の啓示」と「古代文明」が収められているが、これはコアなファン向きである。
・「賛否両論ある作品だが、30年後の結論として、傑作である。」
またリマスター版がでたわけだね。各リマスター版の音質の比較もどなたかにぜひしていただきたいが、私はそれぞれのバージョンのCDをもっているわけではないのでできない(今、これしか持ってない)。・・・リアルタイムで聞いていたときも、プログレ最盛期にあって、どのものにも(イエス自身の作品も含め)劣るものではないものとして聞いていたが、後に、この作品に賛否両論あると聞いた。否定的意見として、冗漫である、水増しされている、難解だ、などなどの意見があるが、(まあ確かに冗漫という意見はわからぬでもないけど)昔も今も、とても難解には聞こえない。きわめてPOPで色彩豊かな作品である(音の広がりや感触や作品の味に、録音に乗り気でなかったリック・ウエイクマンの貢献が大であると思う。特に1曲目がすばらしい)。『危機』のような緊迫した構成、時間軸で作品が作られてはいないのである。一緒にしてはいけない(ちなみに個人的には「リレイヤー」がベストである)。こうして30年後に聞きなおしてみても、今のさまざまなものを聞いてきた耳においても、新鮮さと、この作品の中でしかひたることのできない空気と彩りと、広がりと豊かさがある。これにひたらねばこのアルバムを聞く耳として損である。イエス初心者にも、気軽に聞く事ができるものであることと、フレッシュな風とイメージをいくつも耳を傾けるものに送る作品である事をお勧めいたします。ひたれよ。
●タイム
・「ELOのひとつの到達点がこれです」
純粋にポップアルバムの完成度という点でとらえるなら、このアルバムは常にオールタイムベストの一角を占めるべき作品です。もしもわくわくするようなポップソングを聴きたいのなら、そしてシンセサウンドに抵抗がないのなら、是非このアルバムを聴いてみて下さい。
もともとELOはロックバンドがユニットとしてクラシック楽器奏者を含むことで、ビートルズがEleanor Rigbyで試みたことを究めるというコンセプトで始まりました。しかしそのサウンドスタイルは徐々に変化し、管楽器奏者の不在、オーケストラの導入などの変遷を経て、70年代末には強力なポップチューンに華麗なオーケストレーションと小気味のよいシンセサイザーを配するものとなっていました。そうして生まれたのがELOの最高傑作として称されるOut Of The Blueや、全世界でメガヒットを記録したDiscoveryなのですが、リーダーであるジェフ・リンはストリングスを使用するという制約を取り除き、かわりにシンセサイザーをこれまで以上に導入して新たな方向性を打ち出そうとしました。そうして81年に発表されたのがこのTimeです。
「時」をテーマに構築されたコンセプトアルバムであり、当時話題になった、「既に80年代を回顧する曲もある」などは時代を感じさせますが、アルバム全体を貫くポップセンスは今も古びることがありません。Twilightはジェフ・リンがこれまで作った中でも最高ランクのキラーチューンですし、21st Century Manは聴くものの心を打つ素晴らしい曲です。その他の曲も水準が高く、さらにボーナストラックとして入っているJulie Don't Live Hereはなぜアルバムに入らなかったのかが疑問視されるほどの名曲です。
いわゆる「ファン」からはベストにあげられることは多くないアルバムですが、それはストリングスの使用が制限されているなどといった、これまでのELOの路線からはずれていっているという理由も考えられます。もしあなたがDiscoveryを聴いて、Xanaduを聴いて、もっとELOのポップセンスを堪能しようと思ったとしたら、是非この作品にトライしてみて下さい。
・「私もタイム・トラベラー」
「軟派のファン」としては、『アウト・オブ・ブルー』『ザナドゥ』そしてこの『タイム』を推薦します。これは、ポップ音楽に残る名盤だと思う。
「タイム・トラベラー」も名曲です。未来はどんなに素晴らしい所かと来てみたが、こんな所だとは思わなかった。いっそ1981年に戻りたい・・・・。81年のアルバムでこの歌詞は、泣かせます。
・「いつまでも色褪せないTwilight」
久しぶりに引っ張り出して聴きました。これがELOの中で一番好きな曲かも。電車男のOPアニメの様に空を飛ぶ様な気分になりました(笑)。…そしてふと涙が零れました。こんなテンションの高い楽曲なのに不思議ですね…。20数年前には未来をこんな明るい曲の様な時代になると信じてた人ばかりだったでしょうに…。今の様な時代になることを誰が希望したでしょうか…。アルバム全体を通してならOut of the blueとDiscoveryの方がおすすめですが、個人的としてはTwilight一曲のためだけでも買う価値があると思います。インポートなら更に安いし(^^;)
・「な、懐かしい。若い世代の人にはきっと新鮮でしょう!!」
私が高校生の時に「トワイライト」「ホールドオンタイト」は大流行しました。地元のラジオの深夜番組に、それはそれは毎週リクエストしたのを思い出しました。当時発売のレコードの帯には『夢よ急げ!想像力が時間を超越する!』というフレーズが書いてあり、このアルバムは『時(タイム)へのパスポート』をテーマとしたもので、オープニングの『トワイライト』から『エピローグ』まで一つの流れとして進みます。(発売当時には14~16の曲は収録されていませんでした)冒頭の「プロローグ」から2曲目「トワイライト」につながる時に、I Have a message from another time のあとに電子音で鶏が鳴きます。(↑「コケコッコー」って、そう聴こえますよ。聴いてみて下さい。)トワイライトのスタートです。これの流れが凄く良いです。
最近「電車男」のオープニングに使用され、携帯の着メロも出来、旧来のファンとしては嬉しい限りです。
・「電車男が行く!」
T2がTV版「電車男」のオープニングにも使われ、再び脚光を浴びたELOの81年発表のアルバムです。ELOといえば「世界で最小にして最高のオーケストラ」といわれたストリングスアレンジをサウンドの売りの1つにしていましたが、前作「ザナドゥ」から、コンピューターサウンドを大々的に取り入れ、新しいステージに入っています。その結果、「無限の時間」をテーマにしたコンセプトアルバムであることとも相まって、スペースファンタジーとも呼ぶべき、スペイシーな広がりを持ったサウンドになっています。また、もう一つのサウンドの売りであった「世界最高のメロディーメイカー」の1人であるジェフリンの生むメロディは相変わらずであり、ELO最高のキラーチューンと呼ばれることも多いT2を始め、曲の良さでは名作「ディスカバリー」「アウトオブザブルー」に匹敵する物になっており、多くの方にお奨めしたいアルバムです。
・「長く聴けるこれが名盤」
1987年の美里の3rdアルバム。「eyes」は捨て曲なしの無敵のデビューアルバム、続く「Lovin You」はマイレボのヒットの追い風を受けて作られた若さのパワーで押し切る2枚組。そしてようやくこのアルバムで腰がすわった、という感じを受けました。全曲作詞を美里自身が初めて担当。2枚組の前作より充実している気がして今でも聴きます。
ギターに佐橋佳幸が参加したことにより、ぐっとギターサウンドに。8曲目の小室哲哉の曲はあいかわらず小室メロディですが。声を抑えたラストの「風になれたら」が印象的。
・「永遠の近未来を描いた『プラスティックの中の未来』」
79年発表の1st。「ラジオスターの悲劇」はあまりにも有名で、この曲を含むこのアルバムは漫画家、手塚治虫が描いた実現しそうで実現しない近未来をイメージさせる。ガラスの筒の様なものの間を走るモノレールや鉄腕アトムを代表とした人間の心を持ち、会話をするロボットなど私達の世代が夢見た未来がこのアルバムにはたくさん詰まっている気がします。当時の最新エレクトロニクスや機材を使って製作されたアルバムですが、現代の耳で聴くと妙に暖かく聞こえてくるから不思議。確かエレドラのシモンズが初めて使用されたのもこのアルバムで、このアルバムを聞いたイエスのクリス・スクワイアが、脱退したジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンの後釜に彼らを迎えたくらい当時としては画期的な作品だったと思います。前述の「ラジオスターの悲劇」では「ビデオがラジオスターを殺した。」すなわち新しいものが古いものを壊していくんだという、当時のパンク全盛期をちょっとひねくれた角度から捉えた視点が興味深いですが、曲自体が非常にPOPで、アルバム中最も近未来感が強いです。そういえば Windows 95 が発表される時にビル・ゲイツ出演の特別番組がテレビで放送され、そのバックでこの曲が頻繁に流れていましたが、これは狙ったものだったのかもしれません。ちなみに共作者のブルース・ウーリーが率いるウーリー&カメラ・クラブの1stアルバムに「ラジオスターの悲劇」と5.が収録されており、そちらのバージョンも楽しめます。永遠の近未来が描かれたアルバムという楽しみ方が乙だと思います。
・「間違いない!」
もし、一度でもEPOの歌を聞いて"いい曲だなー”と思った事がある人なら、間違いなくこのCDは買ってよかったーと思います。これから夏に向けてドライブのBGMにも是非!若い世代の人にもお勧めです。80年代の音楽は最高よ!と、思う、今日この頃・・・。
・「風のような音楽」
エポってこんなに素晴らしかったっけ?と正直思いました。それだけ、最近、本当に素晴らしいと思う音楽が減ってきているのだと思うのですが、エポはあらためて聞いてみて本当に素晴らしい。これらの曲がヒットしていた当時は、安物のプレーヤーで聞いていたためか、これだけ素晴らしい声、素晴らしい音を感じた記憶がありません。遠くで聞き流しているような曲でした。このCDはデジタルリマスターが大成功しているといえるでしょう。声量のパワーと美しさ、なじみやすくわかりやすいメロディライン。ストレートな詩、最近では本当に少なくなってしまった音楽のすべてを兼ね備えている気がします。「音楽のような風」と歌ったエポの曲目は、また、「風のような音楽」ともいえます。聞き終わった後の清涼感がまさに風のようでした。
・「ベスト盤としては合格点通過、楽勝だけど2枚組でもっと入れて欲しかった…」
取り敢えず合格点通過。エポの才能はこのようなベストアルバムの範疇では収まりきれないですが。旧知のファンからは、物足りないかもしれないと思いますが入門編という感じですね。
「Middle Twenties」、「Try TO Call」、「涙のクラウン」(オレたちひょうきん族・エンディングソング)、「エンドレス・バレンタイン」など入れて欲しいと思うと2枚組で販売すべきではなかったのでは…上記の曲目は、『CM TRACKS』に隠れた名曲として残されています。「ステキなジェニー」は、まさにCM用に制作された曲!(タカラ・ジェニー・イメージソング)まさかエポが歌っているとは…、作詞、作曲、コーラスアレンジも彼女がこなしている。実は、コミカルながら、ノリが良く、メロディーラインは一度聴いたら忘れない、CMを知っている人ならすぐに「えっ、あの曲がそうなの?」…と思うでしょう。オタクの世界と勘違いされてはいけませぬ!。
・「取り敢えず」
ここから、気に入った曲が収録されたオリジナルアルバムへと移行されるのも良いでしょう。なかなかのベストではあります。欲を言えば、レーベル枠を超えた2枚組以上だったら、もっと良かったですね。
・「「音楽のような風」を是非お聴き下さい。気持ちが晴れ晴れしますよ。」
「DOWN TOWN」の大ヒットが1980年ですから、四半世紀以上前のことにもうなりました。リアルタイムで聴いていた頃を思い出すほど、その時代の雰囲気といいますか、空気を感じることができる名曲です。印象的でリズミカルなイントロを聴いただけで「ワクワク、ウキウキ」してきます。リズムによく乗り、高音の伸びやかさに特徴のあるヴォーカルですね。♪DOWN TOWNへ くり出そう♪のリフレインが印象的です・・・・。
EPOはシンガー・ソングライターの才能を如何なく発揮して多くの作品をヒットさせました。化粧品メーカーのCMソングに使用された「う,ふ,ふ,ふ,」や「くちびるヌード・咲かせます」がそうでしたね。そしてこれまたヒットした「土曜の夜はパラダイス」等の軽快でポップなメロディは今でも新鮮な感覚で聴くことができます。
1985年にシングルで発売された「音楽のような風」もいい曲です。大好きでよく聴いています。ストーリー性のある感傷的な詩に極上のポップスとも言えるメロディとリズムを伴った佳曲です。くよくよしている気分を晴らすのには最適ですね。多くの方に是非聴いてほしいと思います。
・「嵐の全米ツアーからほっこり一息、ポールの優しさにつつみこまれる傑作」
全米ツアーを大成功させた満足感と達成感の中、じっくり落ち着いて仕上げた傑作。しかしその落ち着いた30代後半のオヤジロッカーのペースに若いメンバー(ジミー)とアメリカ人(ジョー)はたえられず脱退してしまう。しかしこのアルバム、どうしようもなくいい。どこにも出かけない休日の朝、家でゆっくり聴きたくなるアルバム。
“何も足さない、何も引かない”というCMが頭にうかぶ。そんな感じのアルバムである。ひさびさに評判がよかったフラミングパイよりすっといいし、フラミングパイがドライビングレインより好きな人はぜひ聴いてほしい。
・「ついに登場。」
とにかく懐かしい。レコード発売時のインパクトは相当なもので、テレビの歌番組に登場した時に当日、出演していた田○(としちゃん)の唖然とした表情が忘れられません。
・「待ちに待ちまくった!!」
純ちゃんの存在を知ったのは、つい一年位前・・・。彼女の独特の世界観、狂気、それでいて可愛いところに魅了されて1年・・・しかし、なかなか音源を集められず悔しい思いをしていました。そんな中、待ちに待ちまくったCDの発売!!新しくファンになった人間にチャンスをくれたと、本当に感謝。もちろん、昔からのファンの方たちにもコレクションしてもらいたい一枚です。
・「ニューウェーブ」
間違いなく日本ニューウェーブの最高峰。 女性の生理をここまでグロテスクにえがききった玉姫様恋焦がれる女の女性をパッフェルヴェルのカノンにのせて切々と歌う虫の女 やばすぎです。 こんな歌い手の個性が全開になったアルバム私あまり知りません。
・「玉姫様(紙ジャケット仕様)」
小学生高学年からの大のYMOファン、それに引きずられるように純ちゃんのレコードを聴きました。狂気に満ちたサイケデリックな純ちゃんの「玉姫様」にショックを受けました。親からはボリュームを絞って聴け、とクレーム受けました。当時分からなかったことも、いい大人になって改めて聴いたら、やっぱ凄いわコレ(笑)。
ちなみにカラオケで昆虫軍と他2曲歌えます。当時の上野氏も素晴らしかった。ああ懐かしい・・・
●8:30
・「本文の最後の4行だけ気にしてください」
「Teen Town」などの激しい曲も凄いが、同じくらい「お前のしるし」など静かなバラードもめちゃくちゃかっこいい。スタジオ録音のように澄んでいて、それでいて生々しい美しさがある。演奏面はジャコとピーター・アースキンが縦横無尽に演奏しまくっている。「バードランド」はちょっとジャコのベースがハードすぎて原曲のように軽快ではないのが好みではないが、それ以外は特に前述の「お前のしるし」での演奏は「Teen Town」や「バディア〜ブギ・ウギ・ワルツ」などで激しく弾いている人間と同一人物とは思えないくらい繊細で美しい。そして同じくらいアースキンのドラムが凄い。グルーヴィーなのに実に軽快にジャコについていく。まさに活火山みたいなドラムだ。アースキンのドラムを聴く点でも凄く価値が高い。ザヴィヌルもショーターもマイルス時代の曲までやってサービス満点にはじけているし、バンドとしての一体感がこれでもかと迫ってくるさまはまさに壮観。まとまりのあるバンド演奏のピークが聴ける点で、本作か「ナイト・パッセージ」がジャコ期最高傑作かと思われる。
本作は決してこの1997年製以前のCDで聴かないこと。1995年以前のCDは音圧・音量がともに低く、のっぺりした迫力のない音で収録されている。そのためレンタル屋の古いCDで聴いたときは正直良さがよく分からなかった。折角の演奏を聴いてがっかりするような悲しい目に遭わないためにも、できるだけ新しいCDで聴くことをお勧めする。2001年以降スタートした再リマスター米盤で聴くのが一番いいかも。演奏が全て語ってくれます。ライナーノーツなんて不要ですよ。
・「ミュージシャン向き」
このアルバムを聴いて度肝を抜かれるのは、ベースやドラムなどをやっている人たちだろう。一般的にはフェンダーのフレットレスベースのパイオニアとしていまや伝説のジャコ・パストリアス(バードランドはフレット付で演ったらしいが)、それとピーター・アースキンの凄い絡み。名演ティーン・タウンは、ただのオクターヴ・パッセージのリフながら、ジャコもピーターも一歩も譲らずデッドヒートしている。そして、ザヴィヌルの曲のよさも、彼ら名手たちの演奏をさらに素晴らしいものにしている。サックスのウェイン・ショーターはアート・ブレイキーのジャズメッセンジャーズにも在籍した独特の才能の持ち主。
今は、バランスの取れた優等生的凄腕ミュージシャンはごまんといて、ウェザーのようなバンドも簡単にできるかもしれない。しかし、この時期のウェザーほど多様でアクの強いハイレベルな個性がぶつかりった集団は、ちょっとないのではなかろうか。絶対おすすめ。
このアルバムでは、一部ライヴ、一部スタジオ録音となっている。
・「ヤッター!という快作」
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・「1970年代末を感じさせる音楽」
本ライブ演奏の"Black Market"はそれをタイトルとするアルバムがゆったりとした演奏であるのに対して、ベースが「走れ、走れ」という感じでリズムをぐいぐい引っ張っていくノリがあります。"Scarlet Woman"(CD1枚の"8:30"では曲目から外されています)は、どこか日本的なもの(音階的あるいは日本の歌舞伎的な曲のつくりからか・・)が感じられます。そして"Teen Town"のJacoのサクスフォンを思わせる奏法は必聴、"A Remark You Made"は西欧の演歌(?)を思わせる泣き節、そして"Slang"はJacoのワンマンショー的でベースによるBebop調の演奏に始まり、ハーモニックス演奏などの様々なベースのテクニックを聴くことができます。"In A Silent Way"はシンセにWayne Shorterのソプラノサックスがかぶさって、宇宙を感じさせます。そしてお馴染みの"Birdland"のイントロで聴衆の喝采があがりますが、メンバーは演奏に少々慣れすぎたためかうまくまとめている演奏に聞こえてしまいます。スタジオ演奏となる"8:30"はラジオの音で始まり、シンセの音がかぶってくるという他曲でも聴かれる構成ですが、1970年代末、シンセサイザーという電子楽器の登場に対して、ミュージシャンの模索が読み取れます。 ライブ独特の一発勝負的な部分も聞け、楽しめるアルバムです。
・「World Fusion」
まあなんだなウエザーというのはライブではファンに対する誠実な対応をきちんと見せていた貴重なバンド。なわけで、ライブアルバムは星の数程あるががっかりさせられるものが多い。エキサイティングでありながらクリエイティブであることはなかなか実現できないことであるのだが、このバンドはそれをライブで成し遂げており。ジョーザビヌルの鋭敏&繊細な映像喚起力がバンドという大きなユニットで再現されたもの。このひとたちのライブはやはり『事件』と呼ぶにふさわしい。それくらい、時間の経過に耐えうるものである。10点中10点
●ゴールデン☆ベスト 少女隊-フォノグラム・シングル・コレクション-
・「ゴールデンベスト 少女隊」
収録曲『FOREVER』を懐かしく拝聴しました。当時、お菓子のCMを観て歌を知りファンになりました。あの感動が再び…歳をとった今、歌詞にある『心にかけたキーを壊しては旅に出る〜♪』は今の自分に勇気すら与えてくれる詞です!皆さんも『何かを掴むまで〜♪』頑張りましょう!!
・「懐かしい(>∀<)」
当時の私はチェッカーズファンでしたので正直、少女隊の事は詳しくはわからないのですが(メンバーチェンジがあった事は覚えています)少女隊のシングルは結構好きでよくレンタルして聴いていました〜(>_<)♪★昨年、いとこに誘われて行ったモーニング娘のコンサートの『レモン色とミルクティ』を聴いて、一部分がなんとなく少女隊の曲に似てる!と思ったら急に少女隊が聴きたくなってしまい…CDを探していたのですが発売されていませんでしたので、先日このベストを発見した時は飛び上がるほど嬉しかったです(*^∀^*)♪★私のようにちょっとだけ好きだった人には満足出来る内容になっていると思います。
・「嬉しいけど、惜しい!」
少女隊の初期作品のベストです!おそらく初CD化の16・17・18曲目は貴重!!多分、12インチLPのみの販売ではないかと…!!ただ、せっかくジャケットに写真を載せてるのだから、「バランスシート」と「ナポレオンのくしゃみ」の収録が無いのが残念…更に欲を言えば「君の瞳に恋してる」C/Wと合わせて、2枚組でもいいからもう6曲は入れてほしかったです。次に期待!!そしてファーストアルバム「少女隊PHOON」もこの勢いで再販してくれれば…是非×2!!
・「少女隊フォーエヴァー」
30億円の大型プロジェクトとして始まった少女隊ストーリー。その軌跡の一部をたどったフォノグラムシングル集。名曲「FOREVER」は今も色褪せないし、リメイク「2001Version」も収録。個人的には「お元気ですがマイフレンド」が少女らしい楽曲で気に入っています。秋元康氏がたずさわった「素直になってダーリン」から一転して、当時の流行路線に乗ってヒットチャートにも名を連ねるようになりました。このアルバムは少女隊のシングル集にもかかわらず、16.17曲目がボーカルレスのリミックス曲、18曲目もロングリミックス(ボーカルレスに等しい)で締めくくられています。リスナーの望みが理解されていない節があるので、☆1個減点。
・「一部欠けてはいますが、確かに正統派のシングルコレクションだと呼べます。」
オリジナルベストのDo Our Bestなどが発売になっていない現在においては、これこそが新品購入できる唯一のヒット曲集といっていいと思います。東芝から発売されていた二枚組CDセットになぜか収録されていなかった数々の初期ヒットがようやく聞けます。残念なのは、ジャケットにははっきりと載っているバランスシートとナポレオンのくしゃみが、実際には収録されていないこと。でも、よしとしましょう。さあ、皆さんご一緒に!Sweet Dreams and Memories, Forever Forever...
・「ロック史上最高傑作」
なんて重みがあって美しく、格好いい音だろう。これが30年以上前のライヴだなんて信じられない。聞くとまるでライヴ会場で、目の前で演奏してるような錯覚に陥る。メンバーや観客の表情まで浮かんできそうな臨場感が味わえる。
やはりディープ・パープルの真髄はライヴにあると思う。スタジオ盤とは比較にならない高次元での演奏である(もちろんスタジオ盤もいいんですけど)。これを超えるライブ・アルバムは世界広しと言えども存在しないだろう。
いやぁ…神の領域だよ(笑)
・「1972年8月17日」
評価が☆5つで、内容については他の人達と言いたいことはほとんど変わりがないので、特に触れません。私が皆さんに言いたいのは、高校1年生の夏休み8月17日に武道館ステージ右袖2階席(アリーナを1階として)黒い衣装をまとったギタリストに近い席にいたと言う事実です。このCD(レコード)をその後(でも同年にリリースされた記憶がある)に聴いて自分の中で勝手に作り上げてしまった妄想にも近い感情を極力廃したその時の記憶を以下に記します。1.思いの外客席がいっぱいだったこと(9割程度か)2.司会が糸井五郎さんだったこと。「サアー、ミナサン、オマタセシマシタ。ディープパープル!ディープパープル!」このMCの音量で既に圧倒された。3.それにもまして演奏の音がとにかくでかかったこと。4.ベースの音が連続音として、まさに曲の底辺を持ち上げていたこと。5.ドラムがもう1セット ドラマーの後ろに予備として置かれていたこと。6.後のコンサートレヴューにもあった通り、ギタリストのアクションがバレリーナのように感じたこと。7.ギタリストがマーシャルに背中で体当たりするのを、ローディが二人がかりで必死に押さえていたこと。8.ドラマーがドラムソロのあとTシャツを脱いで上半身裸になったこと。9.2曲目にやった曲のギターのイントロが印象的だったこと。10.アンコールの2曲めでギタリストがギターを壊したこと。11.歌手のシャツが三角のパッチワークだったこと。12.LAZYのおふざけのリフがバイオリンの音の様にきこえたこと。ちょうど34年と1日前の出来事が、走馬燈のように甦ります。(オレは山下達郎か?)
・「孤島への1枚」
不思議だな〜。当時は冗長でダメと思ったのですど、やっぱすげわ〜。なにがって、全て。イアンのVO、ロバートプラン以上でしょ。どう考えても、リッチーのギター、ペイジはまるっきり比較にならないです。イアンのドラム、さすがにボーナムの重さはないけど、水を打つ様なしなやかさ、ジョンロードのギッミック、正直いってツェッペリンを遥に超えています。(スタジオ盤はツェッペリンの方が上、)。でもこのスペクタル感、他にないです。孤島の1枚、決定です。
・「もう30年聴いている」
私はすでに社会的にはそれなりに立場をわきまえないといけない管理職で、ほかのいろいろな音楽も聴いてきたつもりですが、なんだかわからないけど結局このアルバムに戻ってきてしまいます。なんというか、ロックという音楽にとって必要かつ十分なアルバムというか、一種のリファレンスとして確立されているというか。逆に、ディープパープルはこのアルバムさえ聴いておけば、ほかはどうでもいいのではとさえ思ってしまうのですが、そこがZEPPELINなどと比べると脇の甘さを感じるところでもあります。そのビジネスとしての不完全さがまたかわいいのですけどね。
・「脱帽!」
ZEPフリークの自分にとっても「無人島に持っていく1枚」だ。ライブ冒頭から「ハイウェイ・スター」の導入部、ギランのMCから「スモーク・オン・ザ・ウオーター」へ入っていく部分など、何度聞いても格好良くて鳥肌が立ってしまう。すごい。 パープルは何とも複雑な思いを抱かせる存在だ。実は気に入っている曲も多いのに、ZEP好きを公言している手前、どうもそれを口にしにくいのだ。しかし、この「ライブ・イン・ジャパン」だけは別格。ロック好きを自称する以上、これを無人島へのカバンから除外するわけにはいかない。 パープルの音の特徴は、ZEPと比較すると鮮明になるのではないだろうか。多少、乱暴な要約だが、「ZEPはリフとリズム、パープルはメロディー」ということになろう。 ZEPの音作りの中心にあるのは、ペイジのリフとボーナムのドラムが作り出すグルーブ感だ。そして、それをプラントのボーカルが増幅させている。一方で、メロディーそのものがキャッチーな曲は少ないのだが、パープルは美しく、親しみやすいメロディーラインが実に印象的だ。ギランのボーカルラインだけでなく、リッチーのギターソロまでも口ずさめてしまう。もちろん「スモーク・オン・ザ・ウオーター」など印象的なリフはあるが、それでも、彼らはリフを曲作りの中心に据えていたわけではない。 ライブはパープルの方が上かもしれない、と、これを初めて聴いたときに思ってしまった(当時、ZEPの公式ライブはまだ「永遠の詩」しか存在していなかった)。どの曲も、スタジオ版とは、申し訳ないが比較にならないほどよい。パープル絶頂期の記念碑、そして、今なお、ライブアルバムの金字塔だ。 これを聴きながら、知人がしみじみと言っていた。「今後、これを超える現役バンドのライブアルバムは出てくるのかな」と。彼の問いかけについて、自分はかなり悲観的である。
●しあわせ
・「しあわせはしあわせ」
2枚目のアルバム。美人天国などを聞くと私も美人だから玉の輿にあこがれたりしたな。とか思います。実際は貧乏な図書館司書と結婚して普通の生活を送っているのですが。1800がどうしても歌えず歌詞はなんとなく覚えたのですが、無理ですね。女の道は一寸腹が立ちます。18の頃の自分と35歳の自分と余り変わっていると思えないのですから。。他の歌も口ずさんでいるうちに大体覚えてしまいました。コミックバンドの頂点ですね。幸せな気持ちになります。
・「「爆風は面白い」」
まぁ、ここで言うのもなんだが、80年代と言うのは音楽シーンが一番熱い時代だったのではなかろうか?それは、日本の音楽シーンにも言える事なのだが、ホントに色んなバンドが出現したもんだ。特に、バンドブームに便乗して出てきては消え、の繰り返しで収集がつかなかったくらいだと思う。さて、爆風スランプの初期の2作品のうちのもう一つ「しあわせ」であるが、このアルバムに爆風スランプの人気を決定づける名バラード「大きなたまねぎの下で」が収録されているのだが、これも、よく30代の人がカラオケで歌う曲の一つでもあろう。実はこの曲の中の歌詞に「♪九段下の駅を下りて~坂道を~」や「♪千鳥が淵~」と歌ってるとこがあるのだが私の仕事場にかなり近い位置にあるので、「九段下」や「千鳥が淵」という言葉を聞くと必ずこの曲を思い出してしまうのだ。東京の首都高速を走ると「千鳥が淵」を走る道に出る事もあるのだが、その時もそうだ。その他にも「青春りっしんべん」や「せたがやたがやせ」なども隠れた名曲でたまに私は男女含めた仲間内でカラオケに行って女性のいる前で必ず「青春りっしんべん」を歌うのだがこれを歌ったらかなり「掴みはOK」なので、楽しいのだ。まぁ、聴いたことの無い人は「青春りっしんべん」を聴いて一躍ヒーローになろう。あ、男子限定の歌なので注意を。
・「これはベーシストの教則CDだといっても過言ではない?」
ベースの江川ほーじんはロックでは珍しくチョッパー主体で押し捲る。その点では4作目のジャングルもお奨めだ!フィルインやソロから学ぶべき要素が多いといえよう。もちろんドラムも◎。パッパラーのギターもブライアン・メイの影響を受けているだけあってかなり特徴的だ。
・「「しあわせ」な時代のBGM」
昔仲間が集まると必ずかかるBGMだった。当時は「大きな玉ねぎの下で」のようなバラードにはあまり興味がなくて、「女の道」のような女性の悲哀がわかる年齢でもなく、「青春りっしんべん」を聞いてはエロイエロイと喜んでいたのが懐かしい。当時のお気に入りは軽快なギターもカッコイイ「きたぜ!!」とか和製ラップの草分け的「1800」とか「おしゃれな東京タワー」とか、笑える曲が中心だった。今考えると、耳なじみの良い曲というのは彼らの演奏技術に裏打ちされたものだったんだな。 「おしゃれな東京タワー」は最初「東京タワーをぶっつぶせ」という名前で、クレームを恐れて名前を変えたというのは(ごく一部では)有名な話なんだそうだ。ダイナマイトのような○を武器に東京タワーに立ち向かうというナンセンスな歌詞とムダなぐらいカッコ良すぎるベースが印象的。 後に「ハイランダー」「I.B.W」など社会風刺的な楽曲が増えてゆく彼らだが、このアルバムの頃は本当に「しあわせ」な時代だったんだなと、たまに聞くと感じてしまう。
・「疾走する革命児ボブ・ディラン」
知名度に比してあまり聴かれていないミュージシャンはたくさんいるが、ボブ・ディランはその筆頭にあげられるように思う。
なぜそうなのか。
作品が多すぎてどれから聞いていいかわからない。歌詞が難解。あのしゃがれ声が合わない。そんな理由が浮かんでくる。
たしかにあらゆる賛辞に包まれ、ノーベル文学賞すら噂される男である。目に見えない勲章だらけになって、聴く前から尻込みしてしまうのも無理はないように思われる。
しかし、ビートルズやストーンズを聴いてディランを聴かないのはあまりにもったいない。ディランはフォークを出発点にしているが、ロックでありポップでもある。当時のミュージシャンは皆ディランに憧れ模範にしたのである。
その長いキャリアは華麗な音楽遍歴に彩られており、それを可能にするだけの包容力と魅力に溢れている。現代日本においても、みうらじゅんや浦沢直樹他、第一線で活躍するアーティスト達を魅了し続けているのである。
ディランの音楽には普遍性がある。
そんな素晴らしいディランの魅力を最大限に体験するには、やはりこのアルバムをおいてほかにない。名作中の名作であり、ロック史で必ず言及される作品である。
様々な名曲アンケートに必ずノミネートされる「Like A Rolling Stone」はもちろん、自由に溢れた60年代音楽の素晴らしさが詰め込まれている。
そして、輝いていたアメリカへの憧れが募る一作である。
・「リマスタリングについて考えてみましょう」
このハイブリッド盤が出るまで、ディランのCDは「ブロンド・オン・ブロンド」と本作、「ストリート・リーガル」しかリマスタリング盤が出ていなかった。ベストは別にして。そうした意味では、本作は他の、例えば「血の轍」なんかに比べると驚きは少ない。それでも音の臨場感、ディランの声の迫力などは、格段に向上している。デジパックの造りも良く、旧盤では見られなかった写真もいくつか掲載されている。内容に関しては、多言は無用かと思う。永遠のロック・スタンダード①、うなるギターがやたらと格好良い②(このギターはかなりクリアでワイルドになっている)、個人的に大好きな⑨など、聴き所がいくつもある。人によってポイントは異なるでしょうが。
・「何故,このアルバムタイトルが61号線なんだろう?」
次作「ブロンド」とよく並び称される本作だが,次作との違いはまず本作の方に高い即興性を感じる点である。その事はブルームフィールドをはじめとしてかなりの腕利き演奏家を集めている事と、彼の音楽が個人のペースで歌われるような性質のものであって,パターンの決まった形式の中では十分に演じきれないと言うディラン作品の特徴からも考えられた。だから常にディランの動きに注目して演奏を制御できる人材が求められていた事も理解できる。また,ギタリストとして呼ばれたクーパーが突然オルガンに転向してやり通したと言う事も驚きの話である。その点で,このアルバムはかなり即興性を持ってしまったのであると思われる。そして,それがスリリングな音に繁栄されている点が,このアルバムの音の質に大きく貢献しているようだ。またこのアルバムの中で語られる物語はイメージ優先的な言葉の羅列なのであるが,各曲の最後のヴァースに何処となく歌の主張が纏められている気がする。だから訳詞を読んでいる限り,最後の話しがディランの言いたい事に近いものになっているのである。勿論この手法は彼が初期からよく用いていた手法であり、絶対的な本作の特徴とは成り得ないかもしれないが,次作との比較からいえば、本作のほうが主張を見付けやすい気がしている。クーパーのオルガンの採用を自ら指示しただけあって,全編に効果的な地を這うようなオルガンが配されていて,作品全体の音に統一感を持たせている。「欲望」のS.リベラなんかの効果と同じである。勿論これは華々しい成功例と言えるだろう。ディランのキャリアーの中で欠かす事の出来ない時代の金字塔、まだ語るには言葉が不十分だと思える。一ロック・ファンとしてこのアルバムに出会えた事に感謝しているし、私のディランの入口だった。
・「ボブディランの名作中の名作であり世界音楽史にその名を刻む傑作」
ボブディランの名作中の名作であり、世界音楽史にその名を刻む傑作である、ボブディランのロックスピリッツと音楽性が開眼し、名作として提示された永遠の名作である、名曲「ライク・ア・ローリングストーン」を聴かずして、そして本作品を聴かずして音楽を語ることなかれ、すべての音楽ファンの琴線を打つロック史上トップランクに位置づけられる名盤である
・「こいつはきびしい。」
なぜかこの作品だけ買ってなかった私は、今回の紙ジャケ再発ラッシュをいい機会に、ついに買っちゃったのだ。しかしレコードを主に聴く私は、このリミックスに絶えられなかった。なんていうか、「今向き」って音で、2003年にもう一回レコーディングしたらこうなるってねらいなんだろうね。木の音なんてどこにもなく、電気なんだな。おいおい、エレクトリック・フォークってこんな音目指したんじゃねえ。皮肉ってるのかい?というわけで60年代を求め続ける我が同士ならやめとけ。レコード安いんだし。「おいらボブディラン聴いてるんだぜ」って言いたい人なら耳慣れしてるやろから丁度いいと思うけど。
・「こんなインスト初めて!!」
このCDを買って聴いての感想ですが、全曲良すぎ!!! 楽器やってる人!とくにギターやってる人なら聴いとくべきっつーか、聴け!! 超絶的なギタープレイに度肝抜かすぞ!! 最近ヴァイを知ってどのCDから買えばいいかまよってる人! このCDでいいと思いますよ(^-^) お勧めです!!
・「ヴァイならこれでしょ!」
まぁここに書き込んでる皆さんの言うとおりギターの超絶テクは言うまでもありません。彼のどのアルバム選んでもギター好きにはたまらないでしょう。でもギター好きじゃないと???ってアルバムもあります。だからヴァイのアルバムのどれを買おうか迷ってる方がいるならコレで決まりです!と言うか、彼の作品の中ではコレが頭一つ抜け出しています(またはフレクサブル)個人的には数あるロックアルバムの中でもベスト10に入る作品と思っております。
・「ザッパ門下も頷ける壮大な越境音楽」
フランク・ザッパ門下で最も成功した人物と言っても過言ではないと思われるスティーヴ・ヴァイは1960年ニューヨーク州出身。1974年,速弾きの元祖とも言われるジョー・サトリアーニに師事したのち,1978年に,採譜係から抜擢されてフランク・ザッパのグループへ。その後も,ヴァン・ヘイレンを抜けたデイヴ・リー・ロスのソロ盤や,アルカトラス,ホワイトスネイクなど,名だたるバンドを渡り歩いて用心棒稼業をこなし,ソロで喰っていける数少ない大物ギタリストへと成長した。
この人のギターは上手いだけでなく,兎に角奔放。音楽性の幅も他のギタリストとは段違いに広い。ヨガの呼吸音が入る電気シタールの⑦や中近東音階てんこ盛りの⑫,さらには「お喋り奏法」も登場する⑧。あらゆる奏法を貪欲に吸収し,遊び心と奔放さを失わない演奏の魅力は,紛れもなくザッパの薫陶を得たものだろう。1990年に出た,彼の2枚目にあたるソロ作の本盤は,その多彩で変態的なギタリズムと,緻密な作品構成力とが,消化不良になることなく幸福にバランスした,稀に見る秀作。彼のギターと若干のキーボードと太鼓だけで多重録音。イベンタイド社のハーモナイザH-3000を始め各種エフェクト類を駆使し,細部に至るまで緻密に推敲の行き届いたプログレッシブで壮大なコンセプト・アルバム。リディア,ミクソリディア旋法を多用する彼のフレージングはジャズ度も高いし,ジャズ・フュージョン方面の方でも間違いなく面白く聴いていただけると保証する。
・「ミュージシャンズミュージシャンからメジャーアーティストになりました!!」
1990年リリースのメジャーソロ記念すべき第1作・・・裕福になったせいか(笑)、音がゴージャスに仕上がっています。(1曲目スケールの大きい「リバティ」ですぐわかります!!)続く2曲目「エロティック・ナイトメア」はスティーヴの超絶ギター炸裂のかっこいいナンバー・・・いいですよ!!全体的に勢いもあって曲・演奏とも充実しているので、素晴らしいアルバムです。メンバーはスチュワートハム(B)・クリスフレイジャー(Dr)と気心知れた超絶リズムセクションが参加してます。彼の才能が見事に開花しています・・・ZAPPAの影響はかなりあります!!
・「フロイドのアルバム中一番ハードな作品」
歴史的な名作の「狂気」とその反動からバンド苦悩や弱さを吐露して生まれた静謐感溢れる傑作「あなたがここにいてほしい」 に続く作品。前作はデイヴ・ギルモアの悲しくも美しいギターが全編を彩っていましたが、本作ではエッジの立ったハードなフレーズが全開です。発表された'77年は正にパンク全盛でフロイドも「オルード・ウェーブ」とパンクスから敵視されていましたが、アルバムの内容はパンク以上に過激です。人間を三つのタイプ、権力者(犬)、資本家(豚)、市民(羊)と大別して描いていて、ロジャー・ウォーターズの詞も怒りや敵意に満ちています。しかしながら歌メロや音の方には難解さはなく長尺でも飽きずに聴けてしまいます。次に続く名作「ウォール」への布石とも言うべき作品です。
・「Rock史上に残る傑作。」
傑作です。文句なし。個々の曲のクォリティーは言うまでも無いが、アルバムとしてのバランスが高次元でまとまっていて、非の付けところがない。Motley CrueのDr.Feelgood、Led ZeppelinのⅣを超えるアルバムといっても過言で無いでしょう。Gunsのファンでなくてもロックが好きならば聞くべし。いや、聞いてくれ。
・「棺桶のお供にどうぞ!」
当時は、パンクとハードロックの融合的なこの音は本当に衝撃だった。「何じゃこりゃ?」と誰もが思い夢中になった。ちょうどバンドブーム時代で、中・高校生はみんなギターを抱えバンドを組むのがステータスだった。だが、当時は、パンクはパンク、ハードロック(ヘヴィメタ)はハードロックであり、パンク小僧とメタル小僧は対立し、互いを内心は認めていても表に出すのはタブーだった。だが、彼らの登場で全てが変わった。世界が変わったと言っていいぐらい物凄い影響力だった。曲、演奏、ルックスと奇跡としか思えないカッコよさ。これを聞かずしてロックは語るな。死んだら共に棺桶に入れるべき歴史的超名盤!!
・「今になって・・・」
このアルバムが発売された当時、なぜかアンチLA・アンチGUNSでした。欧州の様式美系が好きだった私にとって、このタテノリでパンキッシュなHRがどうしても受け入れられなかったみたいです。しかし、今になって分かります。このアルバムの凄さが。作り込まれた音楽が多様する今だからこそ、ラフでストリートよりの音が新鮮に感じる。昔からこのアルバムを評価していた方は、本当にロックを分かっていた人だと思う。ちょっと尊敬します。楽曲のほうも歴史的名盤と言われているだけあって、捨曲は無いです。特に「Paradise City」の渋さは、言葉では説明出来ないほど。この名盤が、この値段ですから未聴の方は是非。
・「プライスもアクセル全開!!」
いや~本当にキレまくってたたよな~こいつら! 楽曲の良さはもうここを読んでる人に語る必要などないでしょう、やっぱ切れてます。 結構古くてヒットした割には中古は少なく値段も高めで良質なものが無い! 持ってない人は勿論聞きすぎてCDが擦り切れてしまって(歌詞カードがよれてしまった)2枚目に... なんて人、この値段だと買ってしまうんだなこれが。
・「うぉぉぉぉーー!!!」
文句なしの最高傑作!!!Welcome to the JungleやParadise Cityといった代表曲を多数収録。非常にバライティにとんだ一枚でガンズが単なるHRバンドではない事が良く分かる。ロックが好きならず音楽が好きな人には迷わずお勧め。これこそロックン・ロール!!!
・「泣きます!!」
荒川選手のエクシビション、白虎隊のドラマ、それに小雪さんのヴィーガ(であってる?)のCMと、様々な場面で使用されているYou Raise Me Upを聞きたかったのが入手した理由ですけど、やはりYou Raise Me Upには泣かされました…。心の中の汚い感情を洗われるような感覚で、聞くたびに涙が出そうです。他にもSnowmanでおなじみのWalking in the Air やアヴェ・マリアなど、素晴らしい曲ばっかりです。カバーが気になるという意見もありましたが、個人的には声がオリジナリティ溢れていることもあって逆に味があっていいかな、と思いました。
・「ケルト音楽とステキな歌声のコラボレーションに聞惚れました」
最近ケルト文化に興味を持っています。ケルトやアイルランドに関するいろいろな本や音楽を探しているとこの『ケルティック・ウーマン』という素晴らしいCDに巡り会いました。
アイルランド出身の女性5人がユニットを結成しており、このCDは、アメリカのヒット・チャートのワールドミュージック部門で30週にわたり1位を獲得したそうで、その音楽的な魅力は十二分に感じました。クロエ、リサ、メイヴ、オーラの4人による伸びやかで透明感のあるソプラノは、ケルトに伝わる「妖精」のようであり、万人に愛される歌声だと思います。
何曲かゲール語の歌詞で歌われていますし、マレードが演奏するフィドルによって遥か古から脈々と流れるケルト音楽の雰囲気が感じられました。癒しという簡単なフレーズで片付けられないほどの歴史や民俗の奥深さを感じました。
映画「タイタニック」でもケルト風音楽が多用されたこともあり、エンヤの音楽が日本でも愛されていますので、ここに収録されている音楽を耳にするケースも多いと思います。
女子フィギュアの荒川静香選手が、このCDに収録されてある「ユー・レイズ・ミー・アップ」をエキシビションに使用したことは有名ですね。
「ダニー・ボーイ」や「アヴェ・マリア」、「主よ、人の望みの喜びよ[ライヴ]」というお馴染みの曲も聴くことが出来ますので、「ケルト」というキーワードにこだわらず、とても親しみやすいアルバムに仕上がっています。
・「心静かに心に染みわたるCD」
もんくなしにおすすめの一枚です。 通勤の車の中で聴いています。特に帰るとき暗い夜の道を静かにこのCDを聴いていると、心に染みわたる。無理のない澄んだ声が素晴らしく、何度聞いても飽きることがない。 「ザ・ベスト・オブ・ケルティックウーマン」もとても素晴らしいCDだが、こちらはよりCDとしての統一感がある感じがします。かならずしもアンサンブルではないけれど、全体としてアンサンブルのような統一感があります。また、シンプルな伴奏が曲想にあっていて心の落ち着くいいCDだと思います。
・「スノーマンとエンヤと荒川静香と…」
2006年のトリノ・オリンピックで金メダルに輝いた荒川静香がアイス・ショーでイナバウアーを披露する時に流れている曲は何だろう…と思って調べたら、このアルバムの16曲目でした。ですが、実際に買ってみたら、他にも色々と面白い曲が入っていてお買い得感がありました。イントロに続いて聴こえてくるウォーキング・イン・ジ・エアーは「スノーマン」のテーマ曲ですし、エンヤのカバーもかなり面白いと思います。特にエンヤ版が「ロード・オブ・ザ・リング」のテーマ曲になったメイ・イット・ビーは秀逸です。5人の女性ボーカルの中ではクロエの声が一番幻想感が強くて好きでした。
・「「届く」楽曲と演奏の数々」
ジャケットの女性をはじめてみたときはアニメかCG作成の架空の女性に見えました。実は五人のメンバーの合成画像だそうです。
全員があふれる才能と伝えたいものをもち、ケルトの伝統に根ざしながら斬新で時代に即した素晴らしい表現能力を発揮しています。こんなにも美しくこんなにも豊かに輝いている女性を他に知りません。
大好きな映画「ミッション」のサウンドトラックから「ガブリエルのオーボエ」も歌詞をつけて歌われておりビックリ、嬉しくなりました。
ここまで「届く」声を持ち、表現できるというのは何と素晴らしいことでしょう。日本版ボーナストラックとして2曲追加されていますがライブの臨場感と盛り上がりっぷりに脱帽です。
実際に生で演奏される場合は絶対会場にいたい、そう思いました。
・「青春の1ページを飾る音楽です」
ユーミンと同じ年齢です。彼女のデビュー以来多くのアルバムをLPで聴いてきました。いままた、「荒井由実」時代の音楽を集めたこのCDを購入して昔を懐かしんでいます。当時買った楽譜も引っ張り出してきて聴いています。今聴いても、とても新鮮なサウンドと印象的な歌詞を持つ音楽の玉手箱です。
このCDは、1972年に「返事はいらない」でデビューし、1976年、すなわち松任谷由実になるまでの音楽を集めたものです。アルバムタイトルでいえば「ひこうき雲」「MISSLIM」「COBALT HOUR」「14番目の月」の中から代表的な30曲を集めたもので、ユーミンの初期の音楽を聴くには最適なものだと思います。音楽自体はとても完成度の高いもので、今なお新鮮な響きを感じ取れるものばかりです。
彼女のデビュー前の日本の音楽シーンは、「歌謡曲」「フォーク」「外国曲のカバー」ぐらいのジャンルに大別されていた時代でした。そんなおり、彼女のサウンドはそれまでの音楽のどれにも属さず、彼女の為に「ニューミュージック」というジャンルが生まれました。
彼女は松任谷由実として、日本の音楽の頂点に今なお君臨し、燦然とした輝きは衰えることをしりません。J-POPの中で彼女ほど長い年月、多くの人から愛され続けている人もいないと思います。様々な思い出の一杯詰まった音楽を聴きながら、自分の青春時代を振り返っています。
・「思い出が甦る」
ユーミンの歌は、高校生だった私にとってはあこがれの世界。誰にでも、それを聴くたびにある場面を懐かしく思い出してしまう歌があるように、私もユーミンの歌を聴くと、まだまっすぐだった若い頃のことを思い出します。ラグビー部のマネージャー時代、何台かの車に分乗して向かう山中湖合宿。中央高速に入ってかならずかける曲が「中央フリーウェイ」。今でも、この曲を聴くと、セミの声も賑やかだった夏の暑い合宿の思い出がよみがえります。今回は「ひこうき雲」「雨の街を」「海を見ていた午後」「12月の雨」「魔法の鏡」「天気雨」「雨のステイション」「グッド・ラック・アンド・グッドバイ」「翳りゆく部屋」などを久しぶりに聴くことができ、天真爛漫で輝いていた、そしてそれゆえにもろく、せつなかった若かりし日々を思い出しています。
・「ユーミン初期の傑作集」
ユーミンが荒井由実だった頃はもう30年以上昔の話であり、その大半の曲については若い世代の人たちから忘れられているのかもしれない。しかし、今一度彼女のナンバーに耳を傾けてもらえればと思う。ここには若き日の彼女が見て聴いて想像したさまざまな身近な素材・出来事が実に生き生きと描かれている。彼女が持つ少女期の感性が絶頂期を迎えた頃でもある。さらに、これらの曲が書かれたのが当時のフォークソング全盛時であったということ。そのため彼女の新鮮すぎた感覚が最大2年以上も見出されず、市場に埋もれていたという事実も見逃すことができない。このアルバムすべての曲が名曲であると言って過言ではない。そのことは後年さまざまな形でこれらの曲が取り上げられたことでも理解できる。ある曲は他の歌手で歌い継がれ、ある曲は映画やTVのテーマとなっている。CMで数多くの曲が使用され、街中でも彼女の曲をしばしば聴くこととなる。これほどまでに支持されてきたシンガーソングライターはほとんど例がないのではないだろうか。これはぜひお勧めしたいアルバムだ。
なお、当時の彼女は卓越した歌唱力を持っていたわけではない、しかし、それを補って余りあるのが、彼女でなければ決して書き得なかったであろう感性溢れる音楽であり、表現力である。一部に批判票もあるが、決して下手なシンガーではないことは付け加えておきたい。
・「心癒される一枚」
どうも古い曲と言うのは、現代の視点から詞が古いだの曲調が古いだの言われがちであるがこのCD否、荒井由実は違う。現代の古典とでも言うべきなのか、曲調が今は忘れかりし葉の茂りが美しい日本の自然を彷彿させる。すごく純な気持ちで聴ける良い作品です。
・「魔法の鏡」
荒井由美をはじめて聞いたのは30年近く前。最初は当時のベストを集めたカセット、そして「ひこうき雲」「ミスリム」「コバルトアワー」「14番目の月」とレコードを買った。その後、ご無沙汰していたのだが、たまたま見つけたこのCDを聞くと、毎日車の中で聞いていた頃を思い出す。このころのユーミンの作品は、奇をてらうことがなく実に聞きやすい。「あの日にかえりたい」「卒業写真」「翳りゆく部屋」が代表作だと思うが、「ベルベット・イースター」「雨のステーション」「魔法の鏡」のようなちょっとマイナーな曲もいい。昔、ユーミンのレコードを持っていたのだけど捨てちゃったひと、松任谷由美しか知らないひとにもおすすめ。今、この原稿をパソコンで書きながら、ステレオイヤホンで聞いている。
・「驚異のインプロビゼーション!」
最初の2曲だけが純粋なスタジオ録音、残りはライブ録音(夜を支配する人以外)という変則的な構成の本作。これは当時のクリムゾンのライブにおけるインプロの凄さを伝えるためだったと言われていますが、本当に見事な出来です。特に最後の2曲。表題曲はウェットンとブラッフォードの作り出すリズムが強烈です。特にブラッフォードはミューアの影響を受けてか様々な打楽器を使いこなしています。そして本作のハイライト「突破口」。フリップが様々なテクを駆使し、もはや人間業とは思えない演奏をしています。後半にかけて盛り上がるところは当時のクリムゾンのテンションの高さを物語っていて、恐るべき緊張感と共に突っ走ります。「フラクチャード」として焼き直しが行われるなど、フリップ自身もお気に入りの一曲としてあげています。「宮殿」、「太陽と戦慄」、「レッド」、「ディシプリン」といった代表作を聴き終わった後に(人によってはディシプリンよりも先に)お薦めします。
・「これがライヴなんて!」
なにかレコードを買った時と同じ雰囲気がムンムンしとりますが、レコードを遠く離れた物置に置いたままなので確認できず。当時のレコードの時も日本語の題名がそれぞれ付されていたのでしょうかね?忘れてしまいました。アルバムジャケットにサインされたステッカーが今回の隠れたプレミアムもんでしょうか。既にご存知のほとんどがライブであったという驚きのアルバムでした。個人的にはやや小ぶりの作品「THE NIGHT WATCH」の何とも言えないボーカルとギターの音色がいいですね。それに歌詞、翻訳されたものを読んでいくと面白いですね。このようなスタンスの歌詞を歌うバンドが日本には皆無?(あえてあげればPANTAぐらいか)のような気がしてなりません。有名な絵画が題材ということですが。まあ雰囲気的にも当時ぶっ飛んだ1枚です。
・「リスナーへの挑戦状のようなアルバム」
前作「太陽と戦慄」は、それまでのKクリムゾンでは予測できなかった世界を表現し、従来のファンを驚かせるばかりか、初めて聴く者にも大きな衝撃を与えた。
また、前作は衝撃だけで麻薬に溺れるように全編を聴くことができたがこのアルバムはそんなリスナーの期待をも無視するかのようだ。
ましてや過去の叙情性に酔いたいプログレ・ファンなどは全否定されるアルバムである
自分たちの音楽性をどこまで理解できるのか=我慢していられるのかと言わんばかりの挑戦的な作品
スタジオ録音とライブの両面を切り取った、即興的で、ギターもドラム(パーカッション)もベースも極限状態に追い詰められている
プログレと呼ばれる音楽シーンのもうひとつの到達点が垣間見れる
しかし、皮肉なことに、そういったKクリムゾン自体、もしかしたら、もうこれ以上やれることがなくなるのではないかという予感や焦燥感が浮き出てくる
JウエットンやBブラフォードのその後の活躍はこの頃の経験が一番影響しているのは明白で、Rフリップ自身、この方向性のまま、その後の音楽活動を続けていったようにも思える
・「変拍子と不協和音の迷宮」
特にLP時代B面の長い2曲、”Starless And Bible Black”と”Fracture”が圧倒的。前者は「太陽と戦慄」の”The Talking Drum”で試みられた音楽の延長線上にあるものですが、これらよりはるかに凄絶で面妖を極めた演奏が繰り広げられています。非常によくコントロールされたフィードバックプレイとメロトロンが鳴り響くバックで、様々なパーカッションを駆使するブラッフォードと分厚いウエットンのベースがリズムを叩き出す集団的即興演奏の後半は血湧き肉踊るような風情もあっておもしろい。さらにフリップのペンによる後者はお互いが発する音に神経を尖らせ、呼吸を感じ合わなければ空中分解間違いなしの難曲。白眉は後半の3分半に渡って展開される演奏で、目まぐるしく変化し、いくつもの音が調和・不調和関係なく折り重なって高まっていくプレイは、優れたロックミュージックに共通する性的な官能を呼び起こします。その他、「太陽と戦慄Part.I」中間部で披露された東洋的な調べを拡張したといえる墨絵のように美しい”Trio”なども聴き所です。
二つの赤色?巨星(太陽と戦慄、Red)に挟まれて割を食っている感はありますが、ライブバンドとしてのKCの凄さを知るなら本作が未だに最高ではないでしょうか。当時のラインナップの出会いは言うまでもありませんが、その最大の秘密は時間と同じく絶対に戻ることのないエネルギー、すなわち「若さ」です。
・「ロックミュージックへの痛快な悪罵」
この時期のロバート・フリップの有名な発言「我々は知性のバンドあってロックミュージックを演奏しているつもりはない」というのがあります。
最近でこそ、フリップ独特の言い回しが理解されるようになってきましたが、当時はこの言葉が独り歩きして、「クリムゾンはロックを超越した深遠な世界を目指す」とかずいぶんな衝撃を与えたようです。
ここで演奏されている曲名あるいは歌詞は、いずれもロックミュージックに対する痛烈な悪罵です。特定のバンドを攻撃しているわけではありませんが、ロックバンドであるクリムゾンが、「馬鹿&下手糞ロックバンドはあぼーんして呉れ!」と言っているようなものです。痛快です。
音源そのものは、アムステルダムでのライブをベースにスタジオでオーバーダブを施したものが中心になっています。ライブ音源がベースということで、ほぼ即興に近い楽曲もあります。2枚組ライブアルバム「ナイトウォッチ」とセットで聴きたい1枚です
●ザ・森高
・「ガールポップ史上燦然と輝く金字塔」
タイトルをみて、誇張していると思う人は、森高の独特な世界とはあわない人であろう。当時はまだ、やや鋭い感じ(もちろん相当な美人であったが)の面影が残っていた彼女は、奔放できれいなお姉さんであった。カローラスパシオの宣伝に出ている、日本美人の奥様とは違っていたのである。そうした彼女から飛び出す、「臭いものには・・・」、「勉強の歌」、「のぞかないで」、「ストレス」は、本当に痛快だった!目立たぬ一般男性の素直な気持ちをこのアイドルが歌うとはなんという驚きであったことか。しかし、それだけでは余りに刺激が強すぎる、と思ったのか、爽やかな「青春」や「この街」で、これまた目立たぬ一般男性がカラオケで歌えるような曲もプレゼントしてくれたのである。
・「ある意味赤盤・青盤より優れモノ」
チャートの1位の