バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音) (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), バッハ(作曲)
「賢者の回答、泣けるアリア!」「この曲のアクシスを変えた」「バッハの楽譜と対話しているピアノが安らぎを与えるアルバムです」「グールドのバッハ」「グールドがこのテンポで弾いた訳」
バッハ:リトル・バッハ・ブック (詳細)
グールド(グレン)(アーティスト), バッハ(作曲)
「グールド自身の選曲によるバッハ演奏のベスト盤」「おすすめです!」「未来永劫消えることのない光を放つバッハ」「すばらしい!」「良いです☆」
「筆者的彼らの最高傑作」「次作と甲乙つけがたい」「80年代のアメリカンハードロックの代表」「これぞポップメタルの王道」「説明不要のアルバム」
「これを買うのがファンなら良いのだけれど。」
The Complete Village Vanguard Recordings, 1961 (詳細)
Bill Evans(アーティスト)
「騒ぐ客さえいとおしい。」「歴史的ライブセッションの完全収録」「『Waltz For Debby』と『Sunday At The Village Vanguard』を持っている方にも是非」
・「賢者の回答、泣けるアリア!」
55年版が超爽快な超々名演なら、この81年版はグールドの人生最後の回答でしょう。第30変奏におけるどうしようもない気分の高揚感は他の誰からも得られません。そして、続く最後のアリアは心を掴んで離さない。人生の最後にして、始まりへと回帰するような、これ以上慈しむことなど考えられないような愛情すら感じさせる。私はいつもは55年版を聴きますが、”どうしても”というときは81年版を聴きます。どちらもグールドであり、どちらも正しい。グールドの演奏の聴ける時代に生まれてよかったと心から思える究極の演奏。
・「この曲のアクシスを変えた」
販売当初(20年以上昔)のインパクトは凄かった。当時バロック音楽は古楽演奏がメジャーになりだした頃で、世話になっておいて悪いが、イ・ムジチやミュンヒンガーやパイヤールなんかは、全部詰らなく思えてきた頃で、まして、「ピアノで弾くバッハなんか」っていう感じだった。石丸電気の2号館でクラシックの階へ足を運んだ時、耳にしたのがこの演奏。当時何処の誰かも知らないままにすかさず買った。で、やがてCDになってからも買い揃えた。繰り返し部分は省略されているが長大な全曲を、一気呵成に弾き込んで、聴き手に時間を忘れさせ、外に出て歩いても、かすかに頭の中で鳴り出す、という小林秀雄まがいの怪しい体験までしてしまった。幾種類ものチェンバロの演奏を聞いていた筈なのに、それらは、当分聞くことはなくなってしまった。本当の「古楽演奏」とは、グールドの演奏かもしれない。ところで、グールドは何度かこの曲を演奏しているが、55年の最初の録音より、この盤のインパクトは凄かった。というより、この盤が話題になってから、逆に「思い出された」感じ。この盤は55年盤よりポリフォニックな面がかなり強く出ている。凄まじいスピード感と音符の一音一音が浮かび上がるかのような両手の力は神業で、同曲のみならず、ほかの多くのピアノ演奏を、過去のものへと追いやった感じさえした。ほかにザルツブルク音楽祭のライブ盤があるが、それはこの演奏と、55年盤の中間のような気がする。
・「バッハの楽譜と対話しているピアノが安らぎを与えるアルバムです」
81年録音の、グールド2回目の「ゴールドベルク変奏曲」です。1回目の55年録音のアルバムでデビューし、当アルバム録音の翌年、50歳の若さで急死してしまったことは、何かの因縁でしょうか。当アルバムですが、まるで生き急ぐかのような急テンポの55年盤に比べると、バッハの楽譜を慈しみ、対話するようなテンポになっています。ただ、その1音1音がはっきりと聞こえる滑らかなピアノは、得もいわれぬ安らぎを感じさせてくれます。55年盤と比べ、どちらが良いと云々するよりは、両方を揃え、その時の気分で、盤を変えたい、「バッハ弾きグールド」による名演奏です。
・「グールドのバッハ」
グールドのバッハは何か違う。バッハの譜面にのって演奏しているというよりも、グールドのオリジナルに聞こえてくる。神がかり的名演と思います。小生が自分の世界に入り込んで集中したい時に聞く名盤です。
・「グールドがこのテンポで弾いた訳」
グレンのゴールドベルク変奏曲は新録音(1981年)が旧録音(1955年)に比べてテンポが遅く、それに文句をつけている人もいるようですが、グレン自身旧録音を気に入ってはいなかったようです。その訳は、グレンの興味は対位法(作曲法の一つ)にあり、それをシッカリ聴かせたいので新録音のテンポを遅くしたと、彼自身が語っています。自分が聴き比べると、やはり新録音の方が落ち着いて聴けるし、バッハの書いた音符の一つ一つをジックリ聴いている気持ちもします。新録音と旧録音の共通点として、グレンのピアノタッチがまったく同じ事が挙げられます。テクニックが衰えたわけではないのです。やはり、ゴールドベルク変奏曲のどちらをまず買えばいいかというと、新録音の方が断然お勧めです。グレンが辿り着いた新境地を堪能できます。
・「グールド自身の選曲によるバッハ演奏のベスト盤」
本作品は、1980年に彼のレコード・デビュー25周年を記念して企画されたもの。その時点までの彼のピアノによるバッハ演奏の録音の中から選曲したのはグールド自身。個々の演奏もさることながら、その選曲にいかにも彼らしさが滲み出ている。1曲目は55年の記念すべきデビューとなったあまりにも有名なゴールドベルグ変奏曲の冒頭のアリア。その直後の小プレリュードは当時の最新録音から選んでいる。そして本作全体の最後をイギリス組曲第2番の最後の3曲で締めくくっている。このように彼が世界をリードした25年に亘るバッハ演奏の中から偏りなく選曲された珠玉の名演の数々は、バッハに対して敷居の高さを感じている人や、これからグールドを聴いてみようという人にとって、格好の入門編になること間違いなし。グールドのレコードを買い始めて2,3枚目というときに本作(当時はLPでしたが)に出合うことが出来た私がそうでした。インヴェンションのレコードをあわてて買いに行ったものです。なお、グールド入門編としては彼の死後に企画・発売された「イマージュ」のDisc1もバッハの名演を集めていますが、バッハだけに限るなら、グールド自身の選曲ということもあり、こちらの方がお薦めかな、と思います。(バッハ以外の曲を含めてグールドの全体像をてっとり早く知りたいなら「イマージュ」がお薦めであることは間違いありませんが。)なお、本作は入門編としてだけでなく、一種のベスト盤として、ふとした折に繰り返し聴きたくなる優れた名演集なので、既にグールドによるバッハ演奏への関心を深めている方にもお薦めです。最後に、アルバム・カバーの写真はグールド11歳の時のものなので、それだけでもコレクターの心をくすぐることでしょう。
・「おすすめです!」
第1曲目のゴールドベルク変奏曲を聴いた瞬間から惹きこまれました。こんな演奏を聴いたのははじめてです。非常に繊細でありながらそのピアノの響きはクリアで、なんだか穏やかな情景が眼に浮かぶような一品です。もちろん、1曲目に続くほかの演奏もすばらしい限り。とにかく聴いてみてください。特にバッハ初心者にはお勧めだと思います。
・「未来永劫消えることのない光を放つバッハ」
1980年リリース。この年にレコード・デビューして25年になったのを記念して創られた。つまり衝撃のデビュー盤『ゴルドベルグ変奏曲』(1955)から1979年のBWV933・934の『小プレリュード』までのグールド録音のバッハを自身選曲したものだ。グールドは1982年10月にわずか50才で亡くなっていて、最後のバッハが1981年録音の2度目の『ゴルドベルグ変奏曲』であるからしてグールドのバッハはこの2枚である程度学習可能ということでもある(●^o^●)。
グールドの創り出す『バッハ宇宙』の素晴らしさは、このように『斜め聴き』しても充分に堪能出来る。ひとつひとつの曲は短くはかない。しかしながら頭の中に広がる活性化された広野の様な感覚がずんずん広がっていく(●^o^●)。同じようにピアノで弾きたいと思っても実は最も弾くのに遠いバッハであるのも同時に感じる。
未来永劫消えることのない光を放つバッハだ。
・「すばらしい!」
グールドのCDを初めて手にしたのがこれでした。聞き流した時点ではすごいけど退屈、という感想でしたが、聴きこむにつれて夢中になりました。私はそれほどクラシックに詳しいわけでもないし、特にバッハが好きというのでもなかったけれど、このCDを買ったことに心底ガッツポーズです。この感動は言葉では表現できません。 これが気に入った方は1982年に再録音したアリアもぜひ聴いて欲しいです。グールドの技巧的なところがよく言われがちですが、それだけではこれだけ人の気持ちを打つことはできないと思います。 とにかくすばらしい!グールドのバッハは50年、100年経っても色あせることなく同じように人に語りかける作品なのだろうなあと思いました。
・「良いです☆」
グールドのCDで初めて買ったのが、これでした。最初はゴールドベルク変奏曲から始まり、とても聴きやすくて良かったです。このCDでゴールドベルク変奏曲に興味をもち、とても大好きになってしまいました。ぜひ、聴いてみてください。
・「筆者的彼らの最高傑作」
黎明期から発展期を支えたキーボードプレイヤー、グレッグ・ローリーが脱退し、元ベイビーズのジョナサン・ケインが加入してリリースされた、新生ジャーニーの1作目にして最高傑作。
グレッグがジャズ的アプローチでインスト展開を重視したアプローチをしていたのに対して、本作では楽曲自体の完成度と楽器の調和が見事に完成された歴史に名を残す名作に仕上がっています。
OPEN ARMS、DON’T STOP BELIEVIN’、WHO’S CRYING NOWなど数多の名曲が入っていますが、筆者としては、STONE IN LOVEのコーラス部分のユニゾンと、STILL THEY RIDEの美しい旋律があいまってこそ、この作品を最高傑作に引き上げているものと考えております。
チャートアクション的には次作FRONTIERSが上ですが、作品の内容的にはこの作品が彼らのピークではないかと思います。名作です。
・「次作と甲乙つけがたい」
このアルバムからキーボードがジョナサンケインにチェンジしました。その事による最大のメリットはライヴにおいてツインギターで演奏出来るということでしょう。その好例が#1,#2です。そして#3は当時いろんな所でオンエアされていて、この曲でジャーニーにはまったなんて人も多いんじゃないかな?そして#4,#6,#7,#8はライヴで盛り上がる曲ですね。#5は超高速のギターソロが素晴らしい名バラードです。#9もスマッシュヒットした素敵なバラードです。#10は説明の必要もないくらいの有名曲です。つまり全曲パーフェクト!俺も数千枚のアルバムを持っているけど、ここまで完璧なアルバムも珍しいね。他にはZEPくらいじゃないか?それはともかく、これほどまでの逸品を聴かないなんてもったいないことです。人生の5%位損してますよ!
・「80年代のアメリカンハードロックの代表」
音的にはハードになった部分もありますが、キャッチーな曲が増えた事と、全体の音作りとしてまとまりが良くなったせいかとても聴きやすく感じます。
マーケット的にはこのアルバムとこの次の『FRONTIERS』が彼らの全盛と言えるでしょうね。
80年代のアメリカンハードロック全盛期を支えた一枚です。
お薦めです。
・「これぞポップメタルの王道」
素敵なドラマの幕開けを予感させるような、ジョナサン・ケインのピアノのイントロで始まるこのアルバムは、全編をキャッチーでメロディアスな旋律が支配しています。そしてその後の、80年代を代表する、ボン・ジョヴィ、デフ・レパード、ヨーロッパ等のポップ・メタルバンドに、多大なる影響を及ぼした一枚であることに間違いはありません。スティーヴ・ペリーのヴォーカルは、よくソウルフルと形容されることが多いですが、彼の伸びのあるハイトーンボイスは、もしかすると、フレディ・マーキュリーよりもオペラチックなヴォーカルスタイルかもしれません。
・「説明不要のアルバム」
事実、81年に彼ら(このアルバムに参加したメンバー)によって生み出されたモンスターアルバム。私自身、28年間聴いているが、今だに飽きないすばらしいアルバム。二ール・ショーンのサンタナばり(つーか、弟子だが)リードギターが渋く、今聴いても当時にタイム・スリップできます。多分、これからもずっと聴くであろうアルバムだし、ぜひみんなに聴いてほしい一枚‥。
・「これを買うのがファンなら良いのだけれど。」
コアーズには良い曲がたくさんあります。だから、この3枚組みCDの聴き応えはすばらしい。。。 ですが、コアーズのこれまでのオリジナルアルバム(スタジオ録音)はたった5枚で、どのアルバムもそのアルバムならではの構成の良さや志向性があって、それぞれ水準が高いのです。だから、3枚組みの編集版を聴くくらいだったら、オリジナルアルバムを直接聴かれることをお勧めしたくなってしまいます。
しかしこの3枚組みCDセットは曲数が多いわりに1枚あたりの値段が安いのです。コアーズに関してはオリジナルアルバム推奨派の私にとって、この曲数と値段は脅威。
セットの構成は大まかには、1枚目は、1stアルバムForgiven Not Forgottenの曲・構成を骨子にしています。聞き終わったときにそういう印象です。2枚目は3rdアルバムIn Blueを骨子にしており、1枚目と2枚目には2ndアルバムTalk On Cornersの曲も散りばめられています。3枚目が、4thアルバムBorrowed Heavenと5thアルバムHomeに、その他(アコースティックバージョンなどがまた新鮮な感じです)というところでしょう。あくまでも大まかにですが。しかし、3枚組み編集版では、どうしたって本来の各オリジナルアルバムの構成の良さには一歩譲るように感じます。これらオリジナルCDアルバムにさらに、野外ライブの良さが出ているランズダウンロード・ライブと、MTVアンプラグド・ライブの各DVDをそろえれば、それはもうすばらしい取り合わせなのですが。。。
この3枚組みCDの選曲それ自体は良いですし、たっぷりと楽しむことができます。オリジナルアルバム5枚にして、3枚組みの編集版が独自にこれだけ充実するというのも、密度の高いコアーズの音楽ならではでしょう。評価を星4つにしているのは、ただただ、オリジナルアルバムを聴いて欲しいという気持ちからです。
●The Complete Village Vanguard Recordings, 1961
・「騒ぐ客さえいとおしい。」
このボックスがどれだけ素晴らしいかは、皆さんも周知のこと。LIVEレコーディングは星の数ほどあれど、客の嬌声や、トイレのドアの音、ボーイがテーブルを片付ける音が名演奏をものともせずに入っている名盤など他にあるだろうか。客はこのような歴史的録音に立ち会っているなどと全く思っていない。でもそんな1961年6月25日の午後から宵までのセッションが、この上もなくいとおしい。雑音のすべてが引き立てる役目を負っている。さらに一曲目では<インタラプティッド>つまり録音が飛んでいる。初めて聴く方は機器かレコードのトラブルか?とビックリするでしょうね。この原因は、セッションが始まったばかりなのに起きた停電。次の曲との間でプロデューサーがエバンスに謝っている様子が聴こえる。そして何曲かでは、重低音がかすかな遠吠えのように聴こえる。一時ファンからは謎の騒音、亡霊の声とか言われたが、実はVVは地下にあり地下鉄と近かったためだ。 今年の6/25、某メーカーでは、このアルバムの全曲演奏会を行った。もちろん客は皆、好きな飲み物を手にして。会場のあちこちに陣取って。おしゃべりも自由に。実に気持ちのいい、素晴らしい癒しの夕べだった。また2011年、50周年にやろうね、と主催者と話した。 クラシックではありえない。ポップスでも、音楽が立ちすぎてありえない。ジャズであってもこの上質な癒しの時間を作ってくれるのはこのアルバムだからこそ。あなたも是非味わって欲しい。
・「歴史的ライブセッションの完全収録」
エヴァンスがラファロ、モチアンとともにインタープレイのフォーマットを完成させたビル・エヴァンストリオの不滅のヴィレッジ・ヴァンガード・セッションの完全盤であり、ジャズ史上不滅の歴史的ライブである。レコードとしての興業的な面ではワルツ・フォー・デビーが圧倒的な人気を誇り、兄弟盤のSunday At The Village Vanguardは内容的に一歩も引けをとらないのにやや後塵を拝していた。それは選曲の構成やジャケットのイメージによるものだと思われるが、このような完全な形で当日のライブを聞くと、いかにアルバムは作為的なものかがわかる。いわばこの3枚組みはこのトリオの魅力も弱点も加工せずに全てさらけ出した素材そのものなのである。ビル・エヴァンスを極めたい人にはお奨めのセットだといえよう。かつてパーカの録音には駄作があっても重要でないものは無いといわれたように、数少ない純正エヴァンス・トリオの演奏はどれをとっても意味のあるものばかりだ。
・「『Waltz For Debby』と『Sunday At The Village Vanguard』を持っている方にも是非」
1961年6月25日のジャズのライヴ・ハウス「ヴィレッジ・ヴァンガード」で演奏されたライヴの全てを収録したアルバムです。ビル・エヴァンス・ファンにとっては、この「奇跡の1日」のライヴの全容が手に取るようにわかるわけで、時間を追いながら臨場感たっぷりに堪能するのには、ありがたい企画だといえましょう。
一つ一つの曲については、すでに語り尽くされた感もありますし、エヴァンスの残した膨大な演奏の中でも、一番親しまれてきた名演奏だという評価はすでに固まっています。
抒情的なエヴァンスもここでは、スウィング感のある、のめり込んだ演奏を聴かせてくれています。それはベースのスコット・ラファロの雄弁で絶妙のプレイとの会話で生まれたものでしょう。ドラムスのポール・モティアンの関わりも秀逸です。難解さとはほど遠い演奏でありながら、とても熱を帯びたライヴでもありました。ミューズの降臨を招いたような奇跡が起こったとも言えましょう。
残念なことに、ラファロは、このセッションの11日後に自動車事故で亡くなっています。つまり、彼の最期の録音ということになります。それだけにとても貴重な録音となりました。
エヴァンスにとって、三位一体とも言える対等関係を持ってインタープレイを行えるようなメンバーでのセッションは、これ以降生涯おとずれませんでした。 この珠玉のような演奏がたった1日で行なわれたという事実にこそ、改めて驚きを禁じ得ません。
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