私は私をあとにして(初回限定盤)(DVD付) (詳細)
熊木杏里(アーティスト)
「私は私をあとにして/そしてそうすれば新しい私になって。」「今の熊木杏里を象徴するアルバム!」「まさに現時点でのベスト盤!」「生きていける気がしたから」「ますます透明に」
・「私は私をあとにして/そしてそうすれば新しい私になって。」
「風の中の行進」から約1年の、今注目を集めているシンガー・ソングライターの熊木杏里の4枚目のアルバム「私は私をあとにして」です。資生堂のCMソングとして彼女の大ブレークとなった「新しい私になって」、映画「バッテリ」の主題歌「春の風」、そして最近発売されたばかりの「七月のともだち」とそのカップリングとなった「朝日の誓い」を皮切りに、ロッテのCM曲として今流れている「一等星」といった数多くのタイアップ曲が収録されていてかなり楽しめるボリュームたっぷりです。
その中、「本日私はふられました〜」というフレーズから始まる「新しい私になって」は多分一番知られている曲でありますが、胸の奥に直接に来るあまりにもストレートな言葉と熊木の繊細なボーカルは聴いて何度も感動させてしまいました。小田和正さんが自ら「本当にいい曲」と仰い、ライブでも演奏なさった事こそがこの歌がどれ程良くある証ではないでしょうか。本当に自信を持ってお勧めします。
・「今の熊木杏里を象徴するアルバム!」
ここ最近の熊木杏里の曲は大きなタイアップと絡む事が多いんですけど、それとは関係ないかの如く、詞の内容はすべて一貫していて、強い自分を持って行こう!という彼女の決意が見てとれます。僕自身、「春の風」からのファンなので、それ以前の曲はリアルタイムで体感してないんですけど、「新しい私になって」あたりからですかね?彼女の作詞じゃないんですけど、泣き明かしてそれまでの事はすべて忘れます。というアルバムタイトルにある「私は私をあとにして」というテーマとリンクする事を歌っています。よく考えてみると、これが1曲目ってのは納得できます。その後、「春の風」や「七月の友だち」のような過去との折り合いをつけたような曲や「最後の羅針盤」「一等星」のようなストレートな決意表明的な曲が続きます。単にタイアップシングルの寄せ集めではないですよ。今の自分を変えたい!と思っている人に聴いてもらいたいです。いろいろあって自分を変えようとして今がある熊木杏里を追体験できるようなアルバムだと思うから。だって僕もそうだから・・・。
・「まさに現時点でのベスト盤!」
惜しげもなく、1曲目から立て続けにシングル曲が3連発!そして12曲中6曲がタイアップ付き、さらにPV+映像特典付DVDまで付いてくる!とっても強力な、まさに現時点でのベスト盤と呼べるアルバムです。
彼女の作品を1stアルバムから順番にジャケットを見ていくと、黒っぽかった1stのジャケットから、作品が進むにつれ、だんだんと明るさが加わっていき、今回の4thアルバムに至っては眩しいほどの明るさを感じるジャケットに。
そんな心境の変化を見せる今回のアルバムには、タイトルにあるとおり、“過去の自分と決別して、新しい自分で生きていこう”という意志表明がテーマとなっていて、アルバム全体を通じてその思いを感じ取ることができます。
あるインタビューでも書かれていましたが、デビュー当時は“心の天気に晴れはない”と歌っていた彼女。
その彼女が現在では、今を感じ、明日を信じて、新しい自分となって歩き出している。心の変化と歌への思いが、強い意志となって伝わってくる作品であると感じました。
ビッグネームのタイアップがあり、話題となっていることも事実であると思いますが、一曲一曲に込められた思いを言葉として噛みしめられること、そして何よりその清澄な歌声が熊木杏里の魅力そのものであると思います。
今の彼女の前向きさは、男女問わず自身に重ね合わせることができる“強さ”になるのではないでしょうか。
・「生きていける気がしたから」
彼女のアルバムの中で、最も優しさや温かさに包まれた作品だと思います今回特に感じたのは、"誰かへむけたエール"そして彼女の柔らかく透明な歌唱が、一際輝いています
「新しい私になって」はまさに、"人は変われる"という今回のコンセプトをそのままカタチにしたような楽曲「春の風」「七月の友だち」は大切な人へむけたメッセージなんだろう、誰に対しても優しくありたいと、自然とそう思わせます
"自分を信じること""人を想うこと"を強く歌った「最後の羅針盤」「一等星」そしてふと泣いてしまったのはラストの「水に恋をする」まるで自分の内面を曝け出された様な気さえして…何か形のあるものになりたくて、自分が誰なのかさえ分からなくなって、それでもずっと生きていきたいんだと気づかせてくれた、大切な1曲
人は変われる、すぐには無理でも、きっといつか…
・「ますます透明に」
情念うずまく傑作「殺風景」から比べると、熊木さんはずっとあっさりしてきている。しかし味わいは深い。青い歌詞は熊木さんが歌うからこそ、みずみずしい。名曲「春の風」はもちろん素晴らしい。が前作の沖縄フォークで見せた新境地は、今回はソウルっぽい(というかニューミュージックっぽい)曲に表れていて、まだまだ懐の深さを感じさせます。ワンアンドオンリーのシンガーです。
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