Pet Sounds [from UK] [Import] (詳細)
The Beach Boys(アーティスト)
「まさに究極のPET SOUNDS」「CDのレビューから転載ではない」「名盤」「We could live forever tonight」「最高」
「不思議な世界はいかか゜?永遠の少年??」「☆10個でも良い最高傑作!」「不朽の名作」
The Geese & the Ghost (詳細)
Anthony Phillips(アーティスト)
「間違いなく傑作」「ジャケットそのもののサウンド」「初ソロ」「中世の英国を感じさせるファンタジックな作品」「中世の英国を感じさせるファンタジックな作品」
Give Me Take You (詳細)
Duncan Browne(アーティスト)
「英国の秘宝。」「アンドリュー・オールダム・プロデュースのデビュー作」「Give Me Take You」
スノー・グース(白雁) (詳細)
キャメル(アーティスト)
「ソフト・プログレの最高峰」「これは泣けます」「音で綴られた絵本・・・私のホワイトホール的アルバム」「とにかく美しい!!」「予想を超えて」
「時代を超える古典!」「ボーナストラックはなしでいい。「スマイル」そのものを聴きたいから、輸入版。」「混乱からの帰結、あるいは「天空のシンフォニー」」「間違いなくブライアン・ウイルソンの傑作である。」「you are forgiven」
「このアルバムは絶対に聴かなくてはならない」「映画「Let It Be」を見て。」「これを聴かないで死んだらもったいない!」「星100こ」「語り尽くされた感がありますので、別の角度で・・」
Nursery Cryme (詳細)
Genesis(アーティスト)
「20年前の感動を再び」「文学小説のようなロック。」「ミュージカル・ボックスは初期ジェネシスのエッセンス」「初期ジェネシスの傑作」「飛躍的に演奏技能と作曲技能が進化した意欲作」
ハリー・ニルソンの肖像 (詳細)
ニルソン(アーティスト)
「ドリーミー、粋で繊細、ユーモアと優しさにあふれている」「ノスタルジックな名作」「波乱万丈の初期のこと・・・」
クリムゾン・キングの宮殿 (ファイナル・ヴァージョン)(紙ジャケット仕様) (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)
「永遠のプログレの教則」「オリジナル・マスター恐るべし!!!」「素晴らしきメロディ」「限定盤で無いことを祈る」「通常CD音質では間違いなくこれがNo.1」
ムーヴィング・ウェイヴズ [Limited Edition] (紙ジャケット仕様) (詳細)
フォーカス(アーティスト)
「聞くなら、この作品から」「ヤン・アッカ-マンの評価の低さに憤慨。」「西洋音楽のメイン・ストリームごった煮風」「ヨーデリングでロックンロール」「よいれれ、よいれれ、よいれれ、よいれれ、よいれれ、よいれれ、ろっぽんポン♪」
Dark Side of the Moon (詳細)
Pink Floyd(アーティスト)
「必須SACD」「狂気」「世紀の名盤が最新リマスタリングで再発売!!」「聴いた事の無い方も大丈夫。」「5.1chで聞いてみたいっす。」
John Lennon/Plastic Ono Band (詳細)
John Lennon(アーティスト)
「母への呼びかけを壮絶な叫び声で歌う『Mother』」「ジョンの魂よ、永遠なれ」「そしてジョンは永遠になった」「あるがままのジョン」「史上最強の一枚!」
Music from Big Pink (詳細)
The Band(アーティスト)
「リチャード・マニュエルに捧げるレビュー」「若者よ、騙されたと思って聴いてみろ!」「ロックの最高峰」「音楽の本質を求め続けた5人の賢者たち」「最強無敵のアルバムタイトル」
「これはAORではない!」「センチメンタリズムの極地!」「洒落た絶品」「名前はM」「上手い形容が見つけられません」
Custom Stores>By Formats>輸入盤>All UK Titles
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Classic Rock>Classic American Rock
Custom Stores>By Formats>国内盤>ポップス
Custom Stores>By Formats>国内盤>ロック
Custom Stores>By Formats>輸入盤>All US Titles
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Classic Rock>Progressive Rock
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Classic Rock>Classic British Rock
●Pet Sounds [from UK] [Import]
・「まさに究極のPET SOUNDS」
両面仕様で、片面がDVD Audio用、もう片面が通常DVDプレーヤー用で、'97年のマルチ・マスターからの5.1chサラウンドはDDのみならず、DTSも収録。その他、高音質96KHz / 24bitでそれぞれstereoとmonoも収録されており、ボーナス曲も5.1chで7曲入り。プロモやメイキングなど、映像特典も満載で、ファンならずとも絶対に買い!のソフトです。
これ一枚あれば、あとは'ヴァージョン違いの'01年版のstereo盤(monoとの2 in 1 CDで発売。'99年発売のものは'97年マスターなので注意。)があれば、音質いまいちのオリジナル・アナログ盤すらも入りません!
・「CDのレビューから転載ではない」
DVD Audio でましたよ。ペットサウンズ・セッションズ等からの音源も含む20曲が、モノ・ステレオ(2002リマスター),さらに5.1サラウンドでも収録。音のよさに感動(うちのしょぼいオーディオでも)。また、DVD Audio らしく特典映像として、ペットサウンズ・セッションズのドキュメント、スループジョンBやペットサウンズのプロモヴィデオに、ディスコグラフィーと盛りだくさん。CDとさほど変わらない値段だし、絶対買うべし。
・「名盤」
このアルバムは、私が20歳のとき初めて聴いて涙を流した作品です。最近のビーチボーイズへの(やっとの正当な)再評価はうれしい限りですが、個人的にはペットサウンズのみ突出した評価はちょっと・・・と考えているのもホンネ(ビーチボーイズの他のアルバムも素晴らしい!!)。が、そんなことは差し引いてもこれは後世に残すべき作品だと思います。
このアルバムに興味を持っている方は、とにかく買ってまずは10回聴いてみよう。ちょっと難解な世界が少しづつときほぐされ、美しくも哀しい、そしてメランコリックなブライアンのハートに触れることでしょう。全てのポップ/ロックファン(もちろん全ての音楽ファンにも)に聴いてもらいたい名盤です。
・「We could live forever tonight」
『ペットサウンズ』は時間の流れを変えてしまう。それぞれの楽曲がもつ3分なら3分という時間がほんの一瞬に感じられたり、逆にある一秒にも満たない一瞬の響きが永遠の広がりをもつように感じられたりする。
”God only knows”や ”Wouldn't it be nice”は最初に聴いた時から大好きになったが、その他の曲に関しては何度も繰り返して聴いてゆくうちに少しずつその素晴らしさを理解していった。その過程のなかで僕にとって決定的だったのは”Don't talk”の素晴らしさに気がついた瞬間だ。本当に突然、僕はその曲が引き起こす”うねり”のようなものに気づいた。その”うねり”にあわせて時間の流れは伸びたり縮んだりするようだった。それはまるで”永遠の一瞬”ともいえるような瞬間であり、同時に僕が『ペットサウンズ』という音楽に”出会った”瞬間だった。
『ペットサウンズ』はその全編が途切れることのない”永遠の一瞬”の連なりによって成り立っている。僕が感じた”うねり”とは、もしかしたら宇宙のうねりなのかもしれない。
・「最高」
初めは??でしたが、繰り返し聴くとよさが分かってきました。今では事あるごとに聴いています。多分、一生聴けます。
●童夢
・「不思議な世界はいかか゜?永遠の少年??」
このグループの最高傑作と通常に呼ばれるのは、次の作品である「神秘な世界」となるのでしょうが・・・アルバム全体のまとまり、曲と曲の流れ、展開(ドラマチックなもの、ハートフルなもの)を含めて断然、こちらのほうが好きです。「神秘な世界」を大人と例えるのなら、本作品は夢を見つづけるあるいは夢の中にいる永遠の少年のようなイメージがあります。邦題のアルバム名である「童夢」とは、ある意味良くつけていると思います。最初に聞いた小学生6年の頃から既に30数年経過した、今でも、このバンドの出すものとしてはこれを超えていると感じさせる作品はないかなぁ・・・ヒット曲である「story in your eyes」もいいのですが、お勧めは後半の3曲です。幻想的なジャケットといっしょに楽しんでみて下さい。
・「☆10個でも良い最高傑作!」
私はこのアルバムこそがムーディー=ブルースの数ある作品の中でも最高傑作だと信じて疑いません。
約40分の間、一人きりでこのアルバムに没頭してみて下さい。あなたのまぶたの裏には想像力に溢れた別世界が力強く広がってゆくことでしょう。
このアルバムに収録された音にはおそらく「フォース」が宿っているに違い有りません。それほど強烈に心の奥底にまで響いてきます。 最後の「マイ=ソング」に至っては、涙が流れてくるくらい感動的なエンディングを浮かび上がらせてくるのですが、私はいつも悲しみの感情を少し感じてしまうのです。 それは、これで終わって欲しくないという届かぬ願望を宿してしまうからかも知れませんね。「終わり無き歌・・・」と余韻を残しつつ、いつも変わること無くここで演奏は終わりを告げてしまいますけれど。
「ストーリー・イン・ユア・アイズ」がシングルカットされて、日本でもヒットしました。でもこのアルバムの中では「2曲目」以外の何者でもありません。アルバム全体が一つの世界を形造っているのです。だから始めから終わりまで一気に聴いて欲しい、いやそう聴くべき作品なのです。
最初の「プロセッション」で使われた語句が、6の「生命をもう一度」で再度歌われるという緻密に計算された一面も、全編に「愛」という至上のテーマが流れていてこそ自然に受け入れられるものだと思います。なお発売当初LPレコードでは6がB面最初の曲でした・・・。 レイ=トーマス作「ナイス・トゥ・ビー・ヒア」が牧歌的な響きを醸し出して、子供時代へと一気にトリップさせてくれます。私はこの曲が今でもすごく気に入っています。
間違いなく彼らはピンク=フロイドと並び称されるべきグループです。 中国で1970年代?にロック音楽が解禁された当時、最初に電波に乗せられるべく選ばれたのはビートルズでもストーンズでも無い、彼ら「ムーディー=ブルース」だったのですよ。凄いことだと思いませんか!
・「不朽の名作」
「不朽の名作」と文字にしてしまうと、安っぽいですが。このアルバムはまさに70年代を代表するロックのアルバムですね。当時はLPがすり切れるほど聞きました。当時のコメント、確かフランクザッパだったと思いますが、「真のプログレシッブ・ロックはピンクフロイドとムーディブルースだけだ」みたいな賞賛の言葉が今も印象的です。
・「間違いなく傑作」
ジェネシスの初代ギタリストとして有名な彼ですが、個人的にはそんな肩書きがなくても十分通用するアーティストだと思います。本作はジェネシス脱退から7年経った後に発表されたソロ第一作で、その間に自身のスタジオ”ファームヤード”を設立したり、ピアノを習ったり、クラシック等の音楽理論を学んだりしていたようで、この彼の音楽に対する姿勢がとても美しく思えます。ジェネシスの旧友マイク・ラザフォードと多数共作しており、フィル・コリンズが歌いあげる2曲目は新しい世界へ旅立つような、ファンタジー溢れる作品となっています。アンソニー・フィリップスを代表する永遠の一曲です。ジャケットのマンドリンを持った詩人が丘の上から美しい景色を眺める、まさにジャケットどおりの名曲。3~8は組曲形式で、チューダー王朝について描かれているようです。物悲しい9曲目も素晴らしく、それぞれ8分前後あるタイトル曲のパート1、パート2ともに素晴らしい。また、ボーナス曲もボーナストラックとは思えないほどいい曲なので個人的にはかなり好きです(PP&P2のボーナストラックもすごくいいので薦めておきます。)。アンソニー・フィリップスは作詞・作曲、そしてほとんどの楽器を自分で弾くこともあり、リズムセクションも含めて私はこの”拙さ”が大好きなんですが、この辺りが好き嫌いの分かれ目になっているのかもしれません。変に洗練されていない、素直・純朴な作品。いい意味でポップ。傑作とよんでも差し支えないと思うけれども、良作といった方がしっくりくるような気がします。勿論、星五つです。内ジャケのイラストを含め、ジャケットの細部に至るまで愛情を注がれたピーター・クロスの絵がとても音楽にマッチしています。12弦ギターや木管楽器の響きが美しいアルバム。商業主義とは全くかけ離れた、自分のやりたい音楽を心をこめてやる、そんな思いが伝わってくるような気がします。
・「ジャケットそのもののサウンド」
Anthony PhillipsはGenesisの初代ギタリストで、2枚目の「侵入」発表後にGenesisを脱退し、それから7年を経て初めて出したソロ・アルバムがこの作品です。
とはいえ、私がこのアルバムを買った時、Anthony Phillipsが元Genesisだとは知らなかったんですよね。それでは何故買ったのかというと、Michael RutherfordとPhil Collinsが参加していたということもありますが、それ以上にジャケットの美しさに惹かれたというのが一番の理由です。
いかにもイギリスらしい丘の上に吟遊詩人が座り、その向かいの泉からは半透明の妖精が立ち上がっているという、まるで良質の絵本の挿し絵のようなジャケットはこれだけでも持っている価値があると思わせるに十分なものでした。
現在はCD化されていますが、ぜひともLPサイズのジャケットで持っていたいものです。というのも、CDサイズではわかりずらいちょっとした遊びが随所にあるですよね(たとえばカタツムリに乗った小さな騎士とか...)
サウンドの方はGenesisの「侵入」に通じるギターを中心とした中世風のアコースティック・サウンドで、いかにもプログレ!という派手さはあり!ませんが、とにかく美しいの一言につきます。
特に「which way the wind blows」と「god if i saw her now」は当時のGenesisより良いんじゃないかと思ってしまうくらいにPhil Collinsのボーカルが素晴らしく、実になんとも心に染みます。
それ以上に好きなのがAnthony Phillips自身が歌う「collections」から「sleepfall:thegeese flywest」へと続くラストです。正直言ってAnthony Phillipsのボーカルはお世辞にも上手いとは言えないのですが、悲痛な内容の歌詞と合っていて、これが泣けるんですよね。 また「sleepfall:thegeese flywest」もこの上なく優しく美しい曲で、睡眠導入ソングとしても最適な曲だと思います。
・「初ソロ」
Genesis初代ギタリストのアンソニー・フィリップスの1stソロです。彼の穏やかな性格が反映された、非常に繊細かつ丁寧な作品です。当時Genesisのフロントマンになったばかりのフィル・コリンズのやや愁いを帯びたヴォーカルが素晴らしい2曲目の「Which Way The Wind Blows」はお勧めです。あと、タイトル曲及び、アンソニー自身の素朴な歌唱が何とも良い「Collections」やそれに続く「Sleepfall」の幻想的世界観は見事。次作『Wise After The Event』と一緒に聴いてみて下さい。
・「中世の英国を感じさせるファンタジックな作品」
77年発表の1st。この人はジェネシスのオリジナル・メンバーの一人であり、ジェネシスの2nd発表後に脱退した。ジェネシスの長い歴史において彼の存在は比較的地味だが、彼のこの作品を聞くと彼がジャネシスに与えた影響がどれほど強かったかと言うことが良く分かる。まあ影響を与えたというよりも、おそらく彼がジェネシスという型を作り上げたと考えるのが妥当なのだろうと思う。この作品では初期ジェネシスそのもののファンタジックな作風で完結されており、彼の作品の中でも完成度がすこぶる高いものだ。ハケットも同じようにジェネシスそのものの型をソロで再現して見せたが、アンソニーの方は更に繊細で静的要素が強くクラシック色が強い。美しく幻想的なイントロダクションの1.の後、クラシック・ギターやリュートなどを駆使したガラス細工のようなサウンドに、暖かみのあるフィル・コリンズのヴォーカルが乗った2.への流れの素晴らしいこと。3.以降のヘンリー8世をモチーフにした組曲はまさに宮廷音楽といった端正な響きを持っている。サウンドの基本はアンソニーの12弦を中心としたアコースティック・ギター。マイク・ラザフォードが全面参加し、フィルも2曲でヴォーカルを披露。ジョン・ハケット(fl)ら木管奏者、弦楽奏者が参加して美しい演奏を聞かせている。アンソニーはこの作品を作るために1からクラシック・ギターを学び直したそうだ。何と言ってもジェネシス脱退後7年後の処女作なのである。何にしてもこの美しいジャケットがこの作品を見事に表している。ここまで中世の英国をイメージさせる作品は珍しいが、それを差し引いても楽曲アレンジ共に素晴らしく、どう考えても英国ロックの秘宝の一つだと思う。
・「中世の英国を感じさせるファンタジックな作品」
77年発表の1st。この人はジェネシスのオリジナル・メンバーの一人であり、ジェネシスの2nd発表後に脱退した。ジェネシスの長い歴史において彼の存在は比較的地味だが、彼のこの作品を聞くと彼がジャネシスに与えた影響がどれほど強かったかと言うことが良く分かる。まあ影響を与えたというよりも、おそらく彼がジェネシスという型を作り上げたと考えるのが妥当なのだろうと思う。この作品では初期ジェネシスそのもののファンタジックな作風で完結されており、彼の作品の中でも完成度がすこぶる高いものだ。ハケットも同じようにジェネシスそのものの型をソロで再現して見せたが、アンソニーの方は更に繊細で静的要素が強くクラシック色が強い。美しく幻想的なイントロダクションの1.の後、クラシック・ギターやリュートなどを駆使したガラス細工のようなサウンドに、暖かみのあるフィル・コリンズのヴォーカルが乗った2.への流れの素晴らしいこと。3.以降のヘンリー8世をモチーフにした組曲はまさに宮廷音楽といった端正な響きを持っている。サウンドの基本はアンソニーの12弦を中心としたアコースティック・ギター。マイク・ラザフォードが全面参加し、フィルも2曲でヴォーカルを披露。ジョン・ハケット(fl)ら木管奏者、弦楽奏者が参加して美しい演奏を聞かせている。アンソニーはこの作品を作るために1からクラシック・ギターを学び直したそうだ。何と言ってもジェネシス脱退後7年後の処女作なのである。何にしてもこの美しいジャケットがこの作品を見事に表している。ここまで中世の英国をイメージさせる作品は珍しいが、それを差し引いても楽曲アレンジ共に素晴らしく、どう考えても英国ロックの秘宝の一つだと思う。
・「英国の秘宝。」
93年にガンで亡くなったダンカン・ブラウンは生涯不遇のまま世を去った悲劇のシンガーソングライター。この68年発表の1stアルバムもレーベル倒産のゴタゴタでろくに注目されずに終わってしまったのだが、時代の風化に耐えて今なお感動できる隠れた名作です。全体に彼の爪弾くクラシカルなギターの響きを前面に出した室内楽フォーク。そのはかなげな雰囲気と美しいメロディにただただ涙! 68年という時代を反映して、どこかサイケデリックな香りもあり、ブリティッシュフォーク~ソフトロックファンは必聴!の素晴らしさです。これを聞いて気に入った方はコリン・ブランストーンの1st「一年間」やニック・ドレイクの2nd「ブライター・レイター」も強くおすすめします。
・「アンドリュー・オールダム・プロデュースのデビュー作」
68年発表の1st。イミディエイトの倒産に伴い、ごく少数のプレスしか出回らなかったと言う幻の作品だった。内容はソフトなサイケ・テイストのフォーク/ロック作。バロック音楽やジャズ的な要素を盛り込んだメロディアス作風であり、多くのフォーク系のアーティストとは一線を画した親しみやすい作品となっている。ドラムスとベースを省き、アコギを中心として、弦、木管、ハープ、チェンバロなどの古典楽器や女性コーラス隊を駆使したサウンドは元ジェネシスのアンソニー・フィリップ辺りにも通じるものがあると思う。バックにはニッキー・ホプキンズらも参加。ボーナス曲の収録曲が違うものがいくつかあるので、購入の際はチェックをした方が良いかも。
・「Give Me Take You」
澄んだ声と端整な和声処理がとても美しく折り重なるアルバム。1968年。丁寧に爪弾くギター、フルート、ストリングス、ほんのわずかに重なり合うコーラス。
Give Me, Take Youは7thの使い方が例えるならBachのよう。続くNinepence Worth of Walkingはギターのアルペジオとやさしげなストロークの対比が美しいとてもさり気ない曲。この人のritの仕方はとても上品。シャッフルもとても優しい。The Ghost Walksはとても淡いコード進行が印象的。sus4であったり、通奏低音のように響かせるIであったり、さり気ない転調だったり、そして再び美しいrit。中間部のSEはほんの少しサイケデリックでもあるけれど、それは非常に抽象的。微妙な音の重なりが素晴らしい。I Was, You Weren't はそんなアルバムの中間部に添えられた軽快なステップのような曲。シングル曲ではドラムやベースをミックスしてクラシカルな印象と端整なフォークがとても絶妙に入り混じる。これも悪くない。というか良い。けれど、物静かなこのアルバムもとても素晴らしい。
・「ソフト・プログレの最高峰」
Andy Latimerの甘美なギターとフルートの音色がびっしり詰まった感動の45分間。ソフトプログレ最高峰のアルバムである。
もし、あなたがクリムゾンのエピタフや、ジェネシスのファースオブフィフス、フロイドの狂ったダイアモンドが好きなら迷わず買うべし。アルバム全曲が好きになるでしょう。曲間に一切空白のない連続したアルバムなので、CDで聞いてこそ良さが出ます。また、オール、インストゥルメンタルで、一気に聞かせてくれます。聞いた後しばらく忘我の状態に陥るはずです。 ちなみに次作のムーンマッドネスも勝るとも劣らずの作品(やや甘美になりすぎて星4.5)ですぞ。
・「これは泣けます」
今から約25年前、泣きました。このアルバムは、ポール・ギャリコの小説”白雁”がテーマとなっているんですが、映像が目に浮かび、泣けてきます。このアルバムは必ず、最後まで真剣に聴いてしまいます。途中でやめることは出来ません。当時はLPでしたので、泣きながら裏返したものです。とにかく曲がきれいで、完成度が高い。前作(蜃気楼)も非常に新鮮で、良かったのですが、スノーグースを聴いてしまうと、そのコンセプトが多少あいまいのような気がしてしまいます。そもそも、キャメルはピーター・バーデンスのバンドでしたが、スノーグースでは、アンディー・ラティマーも曲作りに大きく影響しているようで、それでありながら非常に良くまとまっていると思います。この当時、こんな完成度の高いアルバムを作ってしまって、いったいこのあとキャメルはどんな方向へ進むのだろうと心配したものです。演奏に関しては、器用なギタリストであるアンディー・ラティマーが、フルートもやっているのですが、これだけに関しては、その後キャメルに加入したメル・コリンズの方が良いのではと思います。
・「音で綴られた絵本・・・私のホワイトホール的アルバム」
今は昔・・・私が高校生になったばかりの頃。(30年位にもなるなァ・・・)一人のお仕着せがましい友人がプログレッシブ・ロックへの扉を開き、私を押し込み、最初に聴かせられた1枚が、このアルバムであった。
******** そして、僕は音楽のプログレッシブ面へと取り込まれて行った ****** まるでアナキン・スカイウォーカーのように!
音だけで綴られた絵本は、ページをめくるごとに引き込まれていく魔法に溢れています。☆☆どうやら・・・アンディは本当に(たしか)絵本に触発されて作ったとか解説があったような・・・☆☆「グレート・マーシュ」「醜い画家ラヤダー」「ラヤダー街へ行く」「聖域」「少女フリーザ」等のタイトルとその音とで空想は膨らみ、トリップしていたことを思い出します。
♪♪♪ そして、最期に音楽鑑賞の騎士は、ジャンルに囚われることの無意味さを確信し、覚醒していくのであった ♪♪♪
・「とにかく美しい!!」
とにかく美しいアルバムである。メロディーはもちろんのこと、ジャケットも含めてである。キングクリムゾン等の重い感じのプログレを受けつけられないという人はこのアルバムを黙って聴いてほしい。オープニングからラストまで、片時もイヤホンを離せなくなるはずだ。特に「ラヤダー街へ行く」のラティマーのギターには鳥肌が立つ。ギターを弾く人にも是非この「名演」を聴いてほしい。
・「予想を超えて」
シンフォニックなプログレってなんか軟弱そうというのがあり、これまでキャメルを聴いてこなかった自分だが、この度ポール・ギャリコの小説「スノーグース」を下敷きにしたという本作を初めて聴いてみた。75年発表の本作が、一般的には彼らの最高傑作と言われているようで、自分がシンフォニックな世界に足を踏み入れられるかどうかの試金石にもなった。
結果は○。全編がつながっている壮大な演奏、しかも全てインストというスタイルなのに、大仰な印象が全くない。かといってメリハリが効いてないかというと、そういうわけではなく、プログレらしい卓越した演奏技術も充分に楽しめた。つまりアルバム一枚としてのバランスが怖ろしく良いということだ。また随所に聴かせるリリカルともいえる流麗なフレーズが心地よく、荘厳なイメージをも生み出している。もっと悠長で冗長な音なのかと思っていたため、この引き締まり具合は、意外な衝撃だった。やはり彼らはイギリスのグループだなと思う。全体通して、抑制が効いている点が、このアルバムをスムーズに聴けた一番の理由だと思う。次はぜひボーカルものも聴いてみたいと思わされた。
●スマイル
・「時代を超える古典!」
1966年から制作されるも、様々な理由からお蔵入りになっていた、ビーチ・ボーイズによる幻の野心作『スマイル』。リーダーのブライアン・ウィルソンは、天才的能力を持っていたにも拘わらず、その挫折等が引き金となり重度の精神障害に至ってしまった。そして、21世紀初頭、突然世界中の音楽ファンに向けて信じられないニュースが飛び込んで来た。当時25歳だった彼が実に37年の歳月を経て復調し、過去の記憶を元に再びアルバムを構築している!と、更に最新技術のサポートを得て、壊れた天才が満を持して全曲を新たにレコーディング中!との事だった。かって時代の先頭を走るプログレッシブ・ロック・オペラとして構想された『スマイル』を「あまりに進み過ぎていた、未完に終わったのには社会的調和さえ感じる」とクールに語っていた朋友ヴァン・ダイク・パークス(作詞担当)、そして、ブライアンの音楽への愛情と優れたテクニックを持ち合わせた彼のバンドと共に...。とても冷静でいられる様な状態じゃなかった。伝説が遂にその全貌を現そうとしていた。
『グリンプス』というSF小説がある。タイム・スリップする能力を身に付けた主人公が、当時のブライアンに会いに行き、数々の障害を越えて『スマイル』を完成に導き、遂にはそれを聴くという話。まさにその主人公になった気分。かっての技巧的でありながら情感に満ちた、天使の様なブライアンの歌声はすっかり失われてしまったけれど、それを忘れさせてくれる程、全体に躍動感が満ち溢れていて、とにかく爽快! 彼岸から呼んでるかの如き、幽玄でミステリアスなオリジナルは、勿論素晴らしかったけれど、こんな晴れやかで楽しい感じはなかった。まさに『微笑み』! まるで良質の歌劇を聴いているようだ、特に「Wonderful」(バックのヨーデルも復活)から「Surfs Up」(新たに加わったストリングスも効果的)への流れは圧巻です。
バンドの要であるワンダーミンツを評して、ブライアンが以前言っていた言葉を思い出した。「もし彼らが60年代に居てくれたら僕も『スマイル』を完成出来たかもしれない。」あれってお世辞じゃなかったんだ(笑)。時折不安定になるブライアンを全力で支え、素晴らしい演奏を聴かせてくれる。最大のライバルであったポール・マッカートニーも当時を振り返り「自分も含めて、今までみんな何をやってきたのだろう。どこが進歩したのだろう?」と嘆いた。確かに今現在、何処にこれだけの傑作があるというのか?これは時代を超える古典である。そして、この作品を誰よりも待ち望んでいた弟カールを想うと涙が止まらない。合唱!
・「ボーナストラックはなしでいい。「スマイル」そのものを聴きたいから、輸入版。」
日本版はボーナストラックが2曲つくそうですが、それではブートなどで氾濫している資料的なCDと同じ意味になってしまうのではないでしょうか?あの伝説の「スマイル」が、ブライアンによって初めて一つの「作品」として世に出るのですから、この輸入版でまず「スマイル」という「資料」ではない、「作品」を堪能してみたいと思います。
それにしても、「Good Vibrations」が最後に来るとは実に意外ではないですか! ブライアンがそうするのであれば、ボーナストラックで終わるのではなく、「Good Vibrations」で終わる「スマイル」を心して聴きたい。 37年間、みんなが待った結論がこれなんだから。でしょ?
・「混乱からの帰結、あるいは「天空のシンフォニー」」
アンサンブルステレオで「ペットサウンズ」の赤盤を擦り切れるほど聴いていた中学生の僕が、「スマイル」の制作を知ったのは37年前のことだった。期待に胸躍らせていた僕が手にした「スマイリースマイル」には、なにかしら齟齬感があった。「スマイル」制作をめぐるブライアンの混乱を知ったのは、数年後のことだった。何曲かが公式発表され、さらにブートが出回るようになった80年代には、「スマイル」の香りを求めて、彷徨っていた。 そして、「スマイル」ツアーとアルバムの完成・発売。信じられない気持ちだ。正直、生きててよかったと思う。企画した妻メリンダの商魂はともかく、裏方として尽力したワンダーミンツのダリアン・サハナジャとジョフリー・フォスケットには頭の下がる思いだ。 「英雄と悪漢」による軽快な滑り出しから、第2部の要となる「サーフズ・アップ」、そして「グッド・ヴァイブレーションズ」での大団円。ヴァン・ダイクの不可思議な世界と、ブライアンの紡ぎ出すメロディラインは、夢見心地のめくるめく47分間。まさに、天空から降りてきたようなポップシンフォニーだ。夢が形になってしまったことへの危うい不安が、えもいわれぬ喜びに変わるのだからたまらない。ブライアンありがとうと言いたい。 2004年版「スマイル」が、ブライアンの幾多の混乱からの本当の帰結となりますように。
・「間違いなくブライアン・ウイルソンの傑作である。」
SMILE発売のニュースを聞いて、長い間忘れていた「発売が待ちどうしい・・・」という気持ちを思い出した。ブライアン・ウイルソンにとってSMILEは「思い残すこと」かどうかは知らないが1967年から37年間、発売を待ち続けた多くのリスナーにとっては確実に「思い残すこと」であったと思う。 残念ながら版権のためかジャケットはオリジナルのものとは異なるのだが、音的には新録でありながら当時の音を再現しているように思える。 この盤を聴いた後にPet Soundを聴いてみると、そのことが良くわかるのだが双方の音にあまり違和感は感じられない。 このことがファンをさらに喜ばせるだろう。 37年の間、偽りの多い海賊盤に悩まされ、何とか輪郭だけでも知りたいと苦労して自ら様々な音源を編集して聴いていた多くのリスナーもこれで少しは救われるとことだろう。 私も思い残すことはないほど気に入ってしまった。それどころかこんなにいい音で聴けるのだから21世紀になって録音し直してヨカッタヨカッタなどと思ってしまう。 そしてNONESUCHから発売されているということもなんだか誇らしくていい。 これは間違いなくブライアン・ウイルソンの傑作である。
・「you are forgiven」
最初、聴くのが怖かったです。あの太くしわがれた声で、ブライアンが、あの無垢な声で綴られた「若気の至り」SMiLEの断片をどうやって組み上げるのか、ひょっとしたらただの「ベテラン落ち目歌手が過去の栄光で食いつなぐディナーショー」的なノスタルジーで終わるんじゃないか・・・と。
聴き進めるごとに、その不安が、感動に変わりました。
伝記や伝聞でしか知らないけど、あの当時、賛同したり、反発したり、ドラッグにおぼれて乱痴気騒ぎを繰り広げて何も生み出さないかも・・・、っていったあのアルバムに関連した人たちの右往左往が。何十年も色んな人たちの青春や命を吸ったり影響を与えたりした悲劇やら喜劇やらが。汚いことも綺麗なこともごちゃ混ぜに、汚いことも綺麗なこともそのままに、何十年も掛けて、全ての熱が報われるんだ、ってことを体現した、本当に素晴らしいアルバムだと感じました。
伝聞で聞くマイク・ラブ達の反発も、ヴァン・ダイクの失望も、ブライアンの堕落も、その後の、ブライアンを半ば失って大海原に放り出されたビーチボーイズの漂流も (キャビン・エッセンスや英雄と悪漢、サーフズ・アップが、暗黒時代の「思い出したくないはずの」ビーチボーイズとして発表したそれらを、基本的にそのままのアレンジを踏襲して、最終的にブライアンが良しとして発表したことで)、何十年もかけて、全てが無駄じゃなかったことが証明された、と感じました。「悪漢」の台詞ですけど「Circle is complete」みたいな感じで。
どんなに作り手が年を取ろうと、声が多少枯れてようと、録音技術が発達しようと、メディアがLPからCD、音楽配信に変わろうと、創造的なものは、そんなことは関係なく、いつまで経っても創造的で感動的なものであり続けることを、証明してくれた作品だと感じました。
何より、SMiLEが生まれた時代の魅力をスポイルせずに、それでいて現代にも通じる魅力的な音として聴かせてくれた、若く、有能で、何よりブライアンが成し遂げたことに絶対的な敬意を抱いている情熱的なミュージシャンの支えがなければ、ブライアンはこれを完成できなかったんじゃないかなあ、と。結局、そーゆー物好きで献身的な人種を生み出したのは、ブライアンだというところが、再帰的で、ますますブライアンの魅力は凄いなあ、と。本人がどんだけ自覚あるのか分かんないですけど。
この「あり得ないだろう」と思っていたアルバムに出会えたことに、感激しました。どんな薄汚れた右往左往であろうと、それは決して無駄じゃないってことを証明したことに、ただただ感動しました。
・「このアルバムは絶対に聴かなくてはならない」
ゲット・バックセッションで崩壊寸前だった4人が最後に奇跡の団結力で放ったアルバム。前半では非常に完成度の高い楽曲に圧倒され、後半のロック・シンフォニーともいえるメドレーで更に圧倒される。ビートルズの構成力はほんとに凄いです。ハードナンバーもありますが、それも含めとにかく美しいのです。さらにこのメドレーの終わりを彼等らしく笑いとばすようなラストナンバーで締めくくっているところもこのアルバムのレベルを逆に高めています。僕の一番好きなアルバムです。これを聴いて感動せずにはいられません!必聴です!
・「映画「Let It Be」を見て。」
GWで久しぶりに帰省し、高校の先生のところに挨拶に行ったときに、彼が学生時代に深夜放送か何かで録画したこの映画を持っているというので、見せてもらいました。 本当にショックでした。Beatlesの最後は、本当にこんなにぎすぎすしていたのでしょうか? 有名な屋上でのセッションを初めて映像で見ましたが、これはかっこよかった。でも、スタジオ内のやり取りは、本当にこの名作を作る状況にあったのか、疑問でした。 やはり、プロデューサーの才覚だったのか、最後のところでは、みんながプロ意識に徹したのかはわかりませんが、この名作が、あの、喧嘩が始まりそうなスタジオで作られたことに驚くとともに、悲しくもなりました。
・「これを聴かないで死んだらもったいない!」
ビートルズの最高傑作は「サージェント・ペパー」ということになっている。が、専門家はいざ知らず、ファンに1番支持されているのはこのアルバムだろう。頭の「カム・トゥゲザー」もカッコイイけど、ジョンはもう一曲、とんでもなく美しい「ビコーズ」をつくってくれた。ジョージ・ハリスンも頑張ってる。でも、このアルバムに1番貢献しているのは、やっぱりポールだろう。どう見ても全く関連性のないジョンと自分の曲をメドレーにして、どうしてもこうでなきゃいけない、と思わせるところまで形にしてしまった。
ジョンと比較して、ポールはどうも、という人がいる。でもそれはジョンと比べるからの話で、ポールだって本当に、凄い! まあ、そもそもジョンとポールは凄さの質が全くちがうから、比較して!!もあんまり意味はないと思うけど。
ジョンとポールの二人の天才が、それぞれの才能を充分以上に発揮している。これを聴かないで死んだりしたら、本当にもったいない!
・「星100こ」
私の人生で最も大切なものがこの一枚のアルバムです。このアルバムと共に人生を歩んできたような気もします。様々な分野で才能溢れるアーティスト達が傑作と言われる作品を世に送り出してきました。どれもこれも良いのですが、このアルバムだけは特別なもののように感じるのです。すべての人に是非味わってもらいたいと思います。何度も聞き返してください。CDになって、レコードの頃のようにA面からB面にひっくり返す時の中断がないので、曲構成の斬新さがより際立ちます。今から30年以上前のものですが、ジャケットも格好良いです。現在の音楽シーンの原点がここにあると思います。ジョン・ジョージやすらかに!ポール&リンゴいつまでもお元気で!
・「語り尽くされた感がありますので、別の角度で・・」
人生の中で一番感受性が強いのは、おそらく、十代初めから中盤にかけてではないでしょうか?
自分が、これ程音楽が好きになったのは、ビートルズの存在が大きな要因になっています。
「感性を磨く」という事、これは音楽に限らず、創造的な仕事を行うにあたって、非常に重要な事だと思います。
このアルバムは美しいメロディ、躍動感、ユーモア、ヘビーさ、そして様々なアイデアに満ちた素晴らしい作品です。年頃の子供のおられる方は、ぜひ一度聴かせてあげて下さい。
・「20年前の感動を再び」
私が初めてこのアルバムを聞いたのは、20年前の高校生の頃でした。当時ロックスターに憧れ、ギターに挫折してベースでバンド活動をしていた頃でした。
当時の私はとにかく洋楽しか聞かず、主にメロディアス且つハードな音楽を好んで聞いていました。そして、このアルバムに出会いました。当時はレコードの時代で、針を落とした瞬間、1曲目の「ミュージカルボックス」のメロディアスなギターで始まり、10分27秒にも及ぶ大作にもかかわらずどんどん曲に引き込まれ、あっと言う間に感動のフィナーレを迎えていました。あれから20年が過ぎ、時代もアナログからデジタルとなり、レコードも無くしてしまいました。現在38歳となり色々な音楽を聴きましたが、やはり昔の音楽を聴きたくなり、大阪の町をこのアルバムを桊±めて歩き回りました。いくら探しても見つからず、諦めていましたが、インターネットで今日再び、昔の感動を手に入れました。自分のことはさておき、このアルバムは当時の音楽ジャンルで言うならば、「プログレッシブロック」でしょう。自分の中での「プログレッシブロック」の定義は、普通のロックで使用する楽器(ギター・ベース・ドラム・キーボード)以外も使用し、曲やアルバムにストーリーやポリシー(?)を持たせていることです。1曲目から最後まで、ストーリーを持たせたこのアルバムこそが、私の中でのジェネシスの代表作です。ジェネシスと言えば、フィル・コリンズと言われている昨今ですが、私の中ではジェネシス=ピーター・ガブリエル(Vo)となります。とにかく、今のジェネシスを聞かれる方は、ぜひ一度このアルバムを聴いて下さい。ジェネシスのルーツを見れるでしょう。最後に、20年前の感動を再び与えてくれた「Amazon」に感謝します。
・「文学小説のようなロック。」
現在はモダン・ロックの旗手として、ソロで成功しているピーター・ガブリエル。彼が1970年代の約10年間を過ごしたのが、このGENESISである。英国プログレッシヴ系に分類されるバンドで、ストーリー性豊かな詞を身上としていた。と言っても、私は「So」から遡った人なので、本当はリアルタイムで聴いたことはないのだが。
黄色い草原のアートワークが似合う、どこか牧歌的で、それでいてシニカルな歌詞。メジャー・コード(長調)でありながら、叙情的な旋律。1970年代英国ロックの名作と言われる作品だ。
人間の頭でクリケットをする衝撃的なジャケットは、1曲目「Musical Box」を表したもの。「怪奇小説的」とされた初期を象徴する代表曲だ。ただ、ポップ・ソングとしては、私は4曲目の「Seven Stones」の方が更に優れているように思った。老人が語る物語の、導く先にあるものとは?
人間が環境を破壊した結果、巨大植物が発生し、襲ってくるという内容の3曲目「巨大生物の帰還」も面白いし、その水を飲んだ者は両性具有になると言われる泉をテーマにしたラストの7曲目「サルマシスの泉」も見事。あくまで歌中心なので、聴き易いのも良い。
意外に明るいメロディーと、突き放したような詞は、現在の彼のソロにも通じるところがある。尚、当CDはリマスターで、音質も向上している。
・「ミュージカル・ボックスは初期ジェネシスのエッセンス」
デジタル・リマスタリングにより、音質が大変良くなっている。
「ミュージカル・ボックス」はガブリエルの甘美な歌が素晴らしく、ラザフォードのギターが大変美しい。この10分余りの曲に、様々な魅力あるメロディが詰まっており、この時期のジェネシスのエッセンスと言える。曲名は曲にふさわしい。
「ジャイアント・ホッグウィードの帰還」はキーボードを中心とした、楽しいリズムの曲で、聴いていて、わくわくとする。
アルバム全体として、ガブリエルを中心とした、独特な雰囲気が楽しめる。後にガブリエルが脱退してからのジェネシスとは、完全に一線を画すものだ。何度聴いても飽きない。
・「初期ジェネシスの傑作」
70年作の3rd。黄金期ラインナップによる最初の作品で、フィルコリンズとスティーヴハケットが加入した後のもの。ピーターガブリエルによる英国の寓話を元にしたエキセントリックな曲が多く含まれる。極めつけがミュージカルボックスでありジャケットもこの曲をイメージしたものとなっている。ピーターの演劇的パフォーマンスはこの頃から始まった。ギターソロの後に老人のマスクを付けて歌う姿は衝撃的であった。他にもジャイアントホグウィードやサルマシスの泉などこの頃ライヴで必ず演奏した名曲が入っており、このアルバムからピーター脱退となる74年の眩惑のブロードウェイまでのすべてのアルバムが名盤であり、そのきっかけとなったのが本作で初期ジェネシスサウンドを確立した傑作である。
・「飛躍的に演奏技能と作曲技能が進化した意欲作」
前作「侵入」リリース後にドラマーとギタリストが脱退し、特にギタリストのアンソニーフィリップスはバンドに対する作曲面での貢献が大きく、トニーバンクスは「大きなショックを受けた。解散してもおかしくない状況だった」と語っている。バンドは新たなメンバーとして作曲できるギタリストであるスティーブハケットとドラムのフィルコリンズを補充し、新作の製作に向けてリハーサルを重ねながら演奏技術を磨き合い、特にトニーやスティーブの演奏力が格段に進歩している。ベストトラックは「ミュージカルボックス」で、この曲はピーターとマイク、トニーの3人で作った曲だと思っていたが、数年前に出たアンソニーフィリップスの「アーカイブ」収録曲の中に「ミュージカルボックス」のイントロと「プレイミーオールドキングコール」のアルペジオの部分のデモテープ(69年ごろのセッションのテープ)が収録されていて驚いた。この曲以外にもアンソニーのアイデアやフレーズがどこかの曲の中で使用されている可能性があるのではないだろうか?「ミュージカルボックス」の間奏部分でトニーのキーボードとスティーブのギターのソロが交互にせめぎ合うパートが非常にドラマチックで、金儲けと美女を目当てに音楽を始めたような浅はかな野蛮なハードロックバンド群にはとても出せない音だと思う。個人的には余り取り上げられない「ハーレクイーン」が好きで、佳曲だと思う。
・「ドリーミー、粋で繊細、ユーモアと優しさにあふれている」
このニルソンのアルバムは、そっと心の中にしまっておきたい宝物です。アメリカポピュラー音楽の歴史を探訪をするかのようなノスタルジアな曲で、それは、彼自身の心の奥底への探訪でもある、粋でユーモアのある詩。3オクターブの声域を持ち、一人で多重録音を駆使したコーラス・ハーモニーの繊細さは何度も信じれない思いをします。でもニルソンは、そんな表面的な技巧より、内的な表現力の豊さにあり、メロディ、叙情も素晴らしく比喩に富んだユーモアと誠実なヒューマニズム、優しさにあふれています。ニルソンの自作曲はどれも良くてはずせませんが、8.メイビー、10.孤独のニューヨークは初期のニルソンの代表する佳曲とされています。1.2.11.も良いし、4.のレノン/マッカートニー、12.J.J.ウォーカー、13.ラメ?ディ・ニューマンのカヴァーも出色です。ジョン・レノンが惚れ込んだニルソン。他のアルバムも『AERIAL BALLET』(空中バレエ)、『NILSSON SINGS NEWMAN』(ランディ・ニューマンを歌う)、『A LITTLE TOUCH OF SCHMILSSON IN THE NIGHT』(夜のシュミルソン)は心に染みる宝物です。
・「ノスタルジックな名作」
この作品は無垢な少年のようにほのぼのとした世界観で、やさしい気分にしてくれる作品です。 子犬、熊など動物をテーマにしたかわいらしい歌や、都会の生活を語った歌など彼の美しい世界がアルバム全体に浸透しています。またこのころのニルソンの声は非常に美しく、このアルバムのドリーミーな世界にとてもマッチしています。アルバムの構成も素晴らしく、ニルソンの最高傑作といっても過言でないほどの名盤です。
・「波乱万丈の初期のこと・・・」
ポップでもロックでもない、彼独自の(ほのぼの路線)の傑作です。オリジナルの魅力はもちろん、ビートルズやランディ・ニューマンのカヴァーも絶品。最初のグラミー獲得(うわさの男)も弾みになったような、自信たっぷりの世界です。
●クリムゾン・キングの宮殿 (ファイナル・ヴァージョン)(紙ジャケット仕様)
・「永遠のプログレの教則」
有名無名に関わらず多くの先人の方から語り継がれてる今さら説明不要な名盤。個人的には洋楽はビートルズから聴き始めて雑誌等でプログレなる言葉を知り本格的にそのジャンルで初めて聴いたのが本作だった。不気味なSEからいきなりのハードなイントロとエフェクトがかかったVoの(1)に衝撃を受けた。当時('89)自分はヘヴィメタルも経験してはいたが、やはり(1)には驚かされた。一転し静寂の(2)、叙情と悲嘆の(3)、幽玄と耽美の(4)、そして神々しささえ感ずる荘厳な(5)と一部の隙もない構成に、ただただ圧倒されていた。様々な音楽的な要素が無理なく集約されていてしかも強烈な個性として確立している。何をもってプログレと呼ぶかは様々な議論があると思うが(古い時代の特定の作品群を先駆的、革新的という言葉でジャンル分けする矛盾等)、少なくともこの作品はロックの転換期の歴史的意義という重要性もありながら、プログレというジャンルを訪れる時は避けては通れない作品だろう。これからも新たに聴いた人達に衝撃を与え続けるのだろうから…
・「オリジナル・マスター恐るべし!!!」
今更何を言う事もない、ロック史上の傑作である。
「アビイ・ロード」をチャートから引きずり降ろした事で有名なアルバムだが、ビートルズが拡大しきったロック・ミュージックにおいて、まだ創造すべき物がある事を示したディスクでもある。 そして、アートワークを含めて、ロック・ミュージックが芸術と成り得る事を証明した作品でもある。
オリジナル・マスターを使用したこのディスクでは、まず音質改善の素晴しさに驚愕した!!! スティックが触るタッチの違いまで聴こえてくるシンバル、マクドナルドのブレスまで聞こえニュアンス豊かに響き渡るウィンズ。
レンジが広くなり分離が良くなった事で、もやもやしたものが一切ない眼前に迫ってくる音像となっている。しかしデジタル的なピリピリしたものではなく暖かみがある。
久し振りに良い音でこの作品が聴けた。まさに30年前にLPで聴いた生々しさ、いや実際はそれ以上だろう。 凡百の新譜より遥かに素晴しい感動を体験できた。
30数年経てこれほどの物を聴けるとは・・・!オリジナル・マスター恐るべし!!!。
・「素晴らしきメロディ」
#1の21世紀のスキッツォイドマンは言うまでもなく、良い作品だとして、他の4曲の評価をしてみようと思います。その4曲は全て静かな曲です。悲しく、切なく、哀愁漂うメロディたち。しかし、どこか迫力があり、どこか強みがあります。#1もすごい名曲なんですが、他の曲もひけをとらない、名曲揃いだと思います。
・「限定盤で無いことを祈る」
内容については今更とやかく言うアルバムではありません。ここ何年か配給権が移ったりで、これほどのアルバムが普通に店頭に置かれていないのが非常にさびしい思いがします。前回のユニバーサル盤は限定紙ジャケットのみのリリースでした。今回も限定になってしまうんでしょうか?転売目的で買い占める人も多いようで、それはそれでレコード会社としては売れるから喜ばしいことなんでしょうが、プラケースでもいいから普通に流通させてくれることを祈ります。
・「通常CD音質では間違いなくこれがNo.1」
2004年に出たユニバーサル紙ジャケHDCD盤と当該2004年オリジナルマスターHDCD盤。本当に音質が違うか否か、何ら情報がなくなかなか手を出すことが出来ませんでしたが、いろんな雑誌でこれが良いと評価されているが故、確認してみました。当該当該2004年オリジナルマスターHDCD盤ですが、ユニバーサル紙ジャケHDCD盤に比較し、高域部分がさらにはっきりした感じに仕上がっています。聴感上、直ぐには分からないかもしれませんが、エピタフの立ち上がり部分を比較した際にはっきり分かりました。内容は言うに及ばずですね・・・。通常CD盤でのこれ以上の音質向上は困難かもしれませんが、SACD作成にとりかかっているようですので、将来、DualDisk(SACD層CD層)仕様でCD層にSACD用のDSD新Masterが使用されれば、更なるCD音質向上も期待できるかもしれません(SACD Player持ってる方は少数派・・・CD派にはDualDisk化を待つしかないですね)。それまではこれで我慢しましょう!
●ムーヴィング・ウェイヴズ [Limited Edition] (紙ジャケット仕様)
・「聞くなら、この作品から」
なんといっても、この作品はフォーカスの代表曲である①の悪魔の呪文に尽きる!ヤンのギターが最初から吠えまくる。その中で心を和ましてくれる他の曲目もいいですね。ハードロックとクラッシックを持ち合わせた作品といえるでしょう!因みにベストアルバムの悪魔の呪文は短く編集してると思いますが?
・「ヤン・アッカ-マンの評価の低さに憤慨。」
フォーカスの名を世界に知らしめた傑作であり出世作。クラシックとロックを融合させた独自のサウンドはキング・クリムゾンやピンク・フロイドの様にもっと評価されるべきだと思います。やイラプションのトミーをインストと言う理由だけで敬遠してしまうのはもったいないですよ!ヤン・アッカーマンのギターはもちろん素晴らしいのですが、タイス・ヴァン・リアのキーボード&フルートも印象的。とにかく、全ロック・ファン必聴の名盤であることは間違いありません!
・「西洋音楽のメイン・ストリームごった煮風」
西洋音楽のメイン・ストリームと言えば諸説あるだろうが、少なくともロック・ジャズ・クラシックの三分野は含まれるだろう。そしてこれらの融合を目指したロック・バンドや作品は数知れずあるが、フォーカスのこの本作ほどそれをスマートかつ大胆にやってのけた作品は多くはないだろう。
冒頭の"Hocus pocus"からしてハード・ロックありジャズあり果てはヨーデルあり、しかもご機嫌でハードなノリの凄まじさはレッド・ツェッペリンも真っ青。その後もクラシックとジャズの和え物風の小作品が続いたかと思うと歌謡曲一歩手前のメロディアスな"Moving waves"で味付けが変わる。叙情性と多様性を兼ね備えた"Focus 2"はラスト組曲"Eruption"の布石のような趣き。
組曲"Eruption"に至ってはヤン・アッカーマンがジャズをバックにバリバリのロック・ギターを展開し、タイス・ヴァン・レアが格調高いクラシックとドライヴ感溢れるジャズを使い分け、ピエール・ヴァン・ダー・リンデンがジャズ丸出しの(と言ってもカール・パーマーほどではない)ドラム・ソロを叩き出し、シリル・ヘイヴァーマンズが自由自在なベースで他のメンバーの無茶なプレイを受け止める。西洋音楽のメイン・ストリームを一つの寸胴に叩き込んで一気に強火で煮立てたらこんな無茶で美しくてご機嫌なアルバムになっちゃいました。
かのミスター・シリウス(チルドレンでもジャイアンツでもないよ)が深く敬愛するバンドとしてこのフォーカスを挙げていたのでかつて私は意外に思っていたが、本作と"Hamburger concerto"を聴いてなんとなく納得できた。
・「ヨーデリングでロックンロール」
「悪魔のささやき」というタイトルでインストルメンタルの曲としては異例なヒットとなった。オランダからのこのロックバンド、聞いて一番、歌がヨーデリングで聞いているものをバカにしているんじゃないかと思った。ところが、「ムービングウエイブス」を聞いて印象を改めた。
このバンド、ただキーボードとベースとギターとパーカッションだけやっているんじゃない。オランダ人(その背景のヨーロッパ)が小さいときから耳にしている音楽をロックンロールという世界中の若者が受け入れやすい音楽にアレンジして広めた。ヤンアッカーマンのギター(彼はソロアルバムでリュートも演奏している)の技術の高さにはギター愛好者として惚れ惚れしました。一度聞いたら頭の中で悪魔のささやきでなく、オルガンで踊っているオランダ人がいつまでもいることでしょう。
・「よいれれ、よいれれ、よいれれ、よいれれ、よいれれ、よいれれ、ろっぽんポン♪」
プログレの名盤だと思います。①HOCUS POCUSと⑥ERUPTIONが聴きどころ。なんといっても①のヨーデルに圧倒?!されてしまうが(ここが評価の分かれ目?)、全体的にも叙情に満ちたサウンドかつ激しさも兼ね合わせたサウンドでプログレファンを満足させてくれます。⑥のERUPTIONは23分台の大作。この曲は、個人的には「カンサス」サウンドの原型のような気がします。(雰囲気が・・・)
RUSHファンの私にとっては「MOVING WAVES」とはなんともいえないタイトルになっています。(もちろんこちらの方が先、1972年作)
・「必須SACD」
この一枚を聴くためにユニバーサルプレーヤーに買い換えました。1973年LP発売当時からサラウンド効果を意識して製作されたものなので、マルチで聞かなければ本当の良さを体感できないと考えたからです。SUPAER AUDIO 5.1CHで聴いた感想は・・・この一枚を所有していることだけでも高価な音響システムを購入した価値があると納得できました。3曲目から4曲目のTIMEへ移り変わっていく部分(TIMEのイントロ部分)は、スピーカーシステムの中心で目を閉じて聴いていると、空間に体が浮かび上がったかのような神秘的な音楽体験ができます。手持ちのCD盤 DARK SIDE OF THE MOON と聴き比べてみたところ、SACDの方が音場が立体感を増し、ドーム型コンサートホールの中で聞いているような感覚です。
SACDを高級羽毛布団に例えると、CDは煎餅布団?CDで聴くのならマルチよりもステレオの方が音が良いですが、あくまでも"録音された音"を聴く感覚になることは否定できません。SACDはまるで部屋の中にバンドがいて演奏しているかのような錯覚に陥ります。(本当です)SACD再生可能のプレーヤーをお持ちの方なら、これは買いです。SACDでもはずれはありますから・・・
・「狂気」
ピンク・フロイドが作り上げた金字塔、プログレの一つの到達点・飽和点がこの作品だ。全編通して一つのスペクタクルなドラマになっていて聴く者を圧倒させる。ロジャー・ウォーターズの哲学的、映像的なリリックと、シンセサイザーを使った立体的な音作りが絶妙の均衡で溶け合っていて、まるでプカプカ浮いてるような浮遊感覚に襲われます。2「On The Run」の殺伐とした雰囲気、4「The Great Gig In The Sky」の直情的な表現、5「Money」で芸術性と大衆性を見事に融合し、8から9への壮大で陶酔感溢れるアンサンブルはまさに至福の瞬間だ。プログレ、いやロック全般の中でも、音楽の歴史の中でも、いつまでも輝かしく君臨するこの作品を是非たくさんの方に聴いてもらいたいです。
・「世紀の名盤が最新リマスタリングで再発売!!」
様々な意見はあると思うが、79年の『The Wall』と並ぶ彼らの最高傑作の一つが、発売30周年を記念して、最新リマスタリング&SACDとCDのハイブリット使用として再発売。今まで持っている人も、これからピンク・フロイドに入門しようとしている人にもお奨めです。しかも、邦盤に比べるとこちらの輸入盤の方はだいぶ価格が抑えられてるし。
(特に、邦盤の方の解説がいつものT川氏の解説だったら、迷わずこちらの輸入盤をお奨めします。彼の感想文には付き合っていられないし、純粋に音楽を楽しむ為にも…)。
・「聴いた事の無い方も大丈夫。」
ピンクフロイドもプログレも全く聴いてないし、予備知識の無いまま購入し、聴いてみました。(勇気は要りましたが)このアルバムは簡単に言えばトータルアルバムとなっていて、曲間はほとんど繋がっています。よってどの曲がいいとかという評価はしにくく全体が好きか嫌いかというしか表現出来ない感じです。ちなみに僕は好きです。高い音楽性と素晴らしい音像で、なんども鳥肌が立ちました、本当に。聴いた事の無い方にどんな感じかと説明すると、デビッドボウイの「ジギースターダスト」の構成、ビートルズ「アビーロード」のB面(CD後半)、ジミヘン「エレクトリックレディランド」のステレオ処理が混然一体となった感じでしょうか?ちなみに日本のくるりも相当好きそうですね。2ndの「図鑑」になぜか近い印象を受けました。プログレといわず、間違いなくロックの最高傑作の一つです。作品の世界に「入り込む」感覚は中島みゆきの「愛していると言ってくれ」にも通じます。間違いなく、オススメの一枚。
・「5.1chで聞いてみたいっす。」
私のステレオシステムではDVDでDOLBYの5.1chにのみしか対応できない6年前のシステムなので、このCDの本当の素晴らしさが体験出来てません。以下の文章は2ch mixのみでの感想です。今所持しているCDは1987年発売のMobile fidelity社の24金盤と20周年リマスターと今回の30周年リマスターの3枚です。Mobile盤はオリジナルマスターテープから直接デジタル化されたもので当時は音のよさに感動したものですが、今聞くとけっこうしょぼい痩せた音です。20周年盤では中音域が豊かになりアナログ盤的な優しい音に変化し今回の30周年盤はオープニングの鼓動音を聞けばわかりますがスタジオの空気間まで再現され、さらに豊かな音になっています。今までのCDを持っている人にもおすすめ。リマスターするたびにジャケットを変更するのも製作側の進化していく狂気!という自信の現れ。次の40周年はどう進化するのか、今から楽しみです。しかし、このCDを5.1chで聞くことの出来るRichな人は何%ぐらいなんだろうか?
・「母への呼びかけを壮絶な叫び声で歌う『Mother』」
1970年12月11日発表。1970年アーサー・ヤノフによって著された『プライマル・スクリーム』にジョンは出会い、約半年間プライマル精神療法を受ける。ジョンの心は幼年期に遡り、両親の離別や母を交通事故で失ったことなど内面に閉じこめていた心の傷と正面から対峙し苦痛と恐怖感を徐々に解き放った。そして出来上がったジョン最初のソロ・アルバムが本作『ジョンの魂』だ。
霧深い鐘の音で始まり、母への呼びかけを壮絶な叫び声で歌う『Mother』、信じないものを列挙する『God』、愛を定義し続ける『Love』と、カラカラに干からび、傷だらけになった天才の心を感じずにいられない作品になっている。『My Mummy's Dead』と歌い続けて終わる最後のナンバーはまさに象徴的で、ジョンの幼年期の傷がいかに深いものであったかを感じる。
『ダブル・ファンタジー』に幸福な人間の魂を、『ジョンの魂』にどん底の人間の魂を感じる。そしてもどちらも同じジョン・レノンという人間の作ったものだということに、彼の偉大さを感じずにはいられない。
・「ジョンの魂よ、永遠なれ」
ジョンとポールの創るラヴソングの違いとは何か。一言で言うとポールのはぬくもり、ジョンのはせつなさではなかろうか。ポールのマイラヴと本作収録のラヴを聴き比べるとそんなふうに感じます。さてこのアルバムですが、ジョンの私的な心情の告白とも言える内容になっています。亡き母への思い、ビートルズのメンバー(特にポール)への思い、ヨーコへの思い・・・。聴く人によっては重い内容に辛くなるかもしれません。しかしながらこれがジョンレノンというひとりの人間の人生を映し出したアルバムなのです。それにしてもジョンの魂という邦題をつけたセンスに脱帽します。まさに内容のすべてをこの一言が言い表わしています。ソロ作品を含めたビートルズの全てのアルバムのなかでも三本の指にはいる傑作でもあります。ビートルズファンはもちろん、イマジンやハッピークリスマスでジョンに興味をもった人たちに最も聴いてもらいたいアルバムが本作品ジョンの魂である。
・「そしてジョンは永遠になった」
このアルバムは詩である。ジョンは、自分の過去を、今を、未来を一冊の詩集のように綴り、アルバムとした。孤独だった少年時代、スターとなったもののむなしさばかりにさいなまれた自分、ヨーコとの出会い、友へのメッセージ、そして愛。それらを赤裸々に語り尽くそうとするアルバムであった。音は、あくまでもシンプルでありソリッドであり、その詩をよけいに露わにしている。このアルバムには、人間ジョンレノンがいる、世界的な有名人ジョンではなく。一人の人間ジョンレノンの告白である。だからこそ僕らはジョンに熱狂した。このアルバムに心を打たれた。ロック史に残るアルバムである。このアルバムによってジョンは永遠となった。
・「あるがままのジョン」
‘マザー’‘しっかりジョン’‘悟り’‘孤独’‘神’といった曲に代表されるように、自らの存在を確認するための「内省」作品だ。音楽的には極めてベーシックだし、洗練されたプロダクションとも傑出したミュージシャンシップとも無縁だ。ただ、大切なのは、ジョンは思考に思考を重ねていることだ。感情の垂れ流しではない。自分のメッセージを水で薄めずに伝えたいという意志のもと、公にされた、あるがままのジョンがこのアルバムに根づいている。特に、‘神’で唄われる「長年に及ぶ内省のあげく今、辿り着いた新しい地平に立つ自分」とは、感動的ですらある。
・「史上最強の一枚!」
このアルバムはロックという表現形態における最強の一枚でしょう。このアルバムを初めて聞いたのは中学校一年の時でしたが、それから数日間は悪夢に悩まされました。そして再びこのアルバムを聞くのが怖くて、しばらく遠ざけていました。でも聞かずにはいられない。
しばらくしてからまた聞いてみて、そしてまた距離を置く。そんなことを繰り返しながらこの作品を受け止めるための準備を重ねていきました。そして気づくと、楽にこのアルバムを聞けるようになっていました。このアルバムを聞くにあたって、このような経験をされた方は僕だけではないでしょう。
聞き手にそれなりの受け入れの準備を要求する、そんなアルバムです。これは歌詞の内容に起因するものではなく、サウンドがそうさせるのだと思います。ここで発せられているディープでリアルな音こそがこのアルバムの本質であり、ジョンレノンとフィルスペクターの音作りの技術に驚かされます。
そしてリンゴのドラムの凄まじさ。特にマザーでのドラミングは歴史的名演でしょう。このアルバムに向き合う覚悟が出来ているのなら、強くこのアルバムをお薦めします。
・「リチャード・マニュエルに捧げるレビュー」
こいつは、とても重たいアルバム。レコードをターンテーブルに載せるのさえ重く感じられた。それにもかかわらず、毎日のように聴いてしまう。
・「若者よ、騙されたと思って聴いてみろ!」
最初にこのアルバムを聴いたのは、24歳頃だったと思います。普段聴いていたアルバムとは明らかに違う、淡々とした曲ばかりが並ぶアルバムだなあ・・・と思ったのですが、妙にはまってしまって・・・いまだに、このアルバムのどこがそんなに好きなのか、きちんと分析できないのですが、朝に晩に、このアルバムばかりかけて、暮らしていた時期がありました。「疲れた生活の果てに・・・」みたいな印象もあるけど、決して、ワビサビだけのアルバムってわけじゃないし、淡々とした中にも何かが詰まっているというのでしょうか、単純に、「こういうものです」と言い切れる中身じゃないのです。20年弱、聴き続けて、いまだに新しい発見がある、奥の深いアルバムです。おそらく、最近のロックばっかり聴いている人が聴いても、心惹かれるものがあるんじゃないかと思います。別にこのバンドが誕生した歴史的背景など、なんにも知らなくていいから、「騙されたと思って聴いてみな!」と若いリスナーに聴かせてやりたい一枚です!
・「ロックの最高峰」
ジャニスもビ-トルズもスト-ンズもディランも好きだった. だけど,このアルバムを聴いた時の衝撃は物凄かった. 無骨なまでにシンプルで不器用な音作り,でも心にズンズン沁みてくる. 幾つかのバンドのアルバムの中で最もバンドらしく,そして精神性が高い. おそらくロック史上最高の名盤.
・「音楽の本質を求め続けた5人の賢者たち」
結論から言えば、派手さはないがゆえの実に味わい深い名盤である。痛々しいほど切なさが伝わってくる①…ロマンティックな曲調とソウルフルな歌いっぷりが見事にブレンドされた③…多くのアーティストにカバーされ語り継がれし名曲⑤…ゆったりとしたメロディーが心地よい⑦…無国籍なキーボードで幕を開ける⑧…子守歌的な趣きの⑨…天上の響きを思わせる煌めきを放つ⑪…簡単に各曲の印象を述べてみたが、正直筆舌し難いほどの魅力…強いては聴き手の意識も問われる一枚だと思う。ただ一つだけ断言出来るのは、大衆音楽が産業化・商業化しつつあった時代に、本質を見据え、求め続けて旅をする5人の賢者たちが存在した…という記録が、この一枚に提示されているという真実である。尚、ボーナストラックについては原盤に敬意を表し、コメントは控える事にする。心して聴いてくれる事を願う…You shall be released…。
・「最強無敵のアルバムタイトル」
BANDの伝説のデビューアルバム。ディランとのビッグピンクでのセッションとの共通項も多くロック黎明期の貴重な財産です。ここでの楽曲はどれもこれも力強くかつ一生懸命さの大切さを教えてくれる気持ちになります。これもこのアルバムが永遠に語り継がれる大きな要素だと思います。最近のリマスター版を聞くとシンプルでありながら実はその裏で凄い凝った音作りがされているのに気づきました。まだまだ僕はこのアルバムから抜け出せそうもありません。それにしてもこのアルバムタイトルは凄い!翌年にビートルズがアビーロードを出したけどヒントは絶対これですよ。
●復活
・「これはAORではない!」
学生時代,所謂AORというものが大嫌いだった私ですが,何故かMark-Almondだけは当時から好きだったんですよね。なんというか,彼等のサウンドからは凡庸のAORには決してない品が感じられたのです。このアルバムは彼等のCBS移籍後第1弾のアルバムであり,そして私が初めて買った彼等のアルバムでもあります。収録されているのはDannie Richmondのドラムをフィーチャーした『Riding Free』を除いては所謂アンプラグドな曲ばかりなのですが,メロディーの類い希なる美しさと,アレンジの素晴らしさ故,聴いていて少しもだれることはありません。
・「センチメンタリズムの極地!」
これを聴かずしてブリティッシュロックを語るなかれ!泣けます。センチメンタルとはこの音盤の為にある言葉です。きっとお墓まで持っていってあの世でもたまに聴くと思います。のっけのマンデイブルーソングから鳥肌もんですぞ。
・「洒落た絶品」
「洒落た」音楽の見本みたいな作品。イギリスっぽいし好きですね。こういうのはアメリカから出ない。断言できます。
・「名前はM」
もう五十も後半。十代の頃、FMから流れてきたジャズ、ロックとも分けられない音楽に聞き耳。そして、すぐにアルバムを買いました。スィートサーズディも買いましたが、その頃、Mがつく名前。マークとアーモンド。ムーディブルース。そして、マイク・オールドフィールード。メロディアスでセンチメンタル。郷愁のある音。そして、詩(マイク・オールドフイルドは少ないですが)酔いしれましたね。私の英語の先生です。星の王子様。LPですべて持っていますが、又、買い直しています。
・「上手い形容が見つけられません」
ジョン・マーク(vo、g)、ジョニー・アーモンド(sax、fl)。私自身にとっては初見のアーティスではあるのですが、彼らの出自が英ブルース・ロックの雄、ジョン・メイオールグループであると知ると、実際に聴く前からその音を予断していました。が、これは良い意味で全く裏切られました。#本作はマーク=アーモンド名義の3作目('72年作)です。殊、[1]から[2]への流れなどは、ブルージーという事でも、過度なメランコリックでもなく、深く静かに響いてくるような音…上手い形容が見つけられませんが、全くユニークな彼ら独自の音楽観を呈しています。一方では、[6]のように8分を越える長尺で、後半でダニー・リッチモンドのドラム・プレーがバッチリと決まっている賑やかな曲もあったりします。アルバム全体から眺めると、この曲だけが"浮いしまっている"と言えなくもないのですが…プレー/楽曲そのものに非がある訳ではありません。誤解なきように(^^;
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