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なしくずしの死(MORT A CREDIT)なしくずしの死(MORT A CREDIT) (詳細)
阿部薫(アーティスト)

「生前の代表作であり、ファン必携の作品。」「都市に生きる者のBGM」「美しき予兆」「サックスをやめたい人の音」


音の神秘―生命は音楽を奏でる (Mind books)音の神秘―生命は音楽を奏でる (Mind books) (詳細)
ハズラト・イナーヤト ハーン(著), Hazrat Inayat Khan(原著), 土取 利行(翻訳)


ヘンリー・ダーガー 非現実の王国でヘンリー・ダーガー 非現実の王国で (詳細)
ジョン・M. マグレガー(著), John M. MacGregor(原著), 小出 由紀子(翻訳)

「図版がきれいで見やすいです」「これは誰にも見せるつもり無く描かれた世界」「*ヘンリー・J・ダーガー ダーガーのココがすごい!*」


ゼアズ・ノー・プレイス・ライク・アメリカ・トゥデイ・カーティス・メイフィールド 75年作ゼアズ・ノー・プレイス・ライク・アメリカ・トゥデイ・カーティス・メイフィールド 75年作 (詳細)
カーティス・メイフィールド(アーティスト)

「へヴィだね!でもこんなに優しい音もないね」「確かに暗いけど・・・」「100年経っても聴けるでしょう」「無人島に1枚持っていくなら」「鏡のような音楽」


フー・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイフー・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイ (詳細)
マリーナ・ショウ(アーティスト), デヴィッド・T.ウォーカー(演奏), ラリー・カールトン(演奏), ビル・メイズ(演奏), チャック・レイニー(演奏), ハーヴィー・メイソン(演奏)

「不朽の名作です」「拝啓、ショウさま。素晴らし過ぎます」「一騎当千」「フ-・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイ」「最高のR&Bを・・・」


オリジナル・サウンドトラックによる 武満徹 映画音楽オリジナル・サウンドトラックによる 武満徹 映画音楽 (詳細)
映画主題歌(アーティスト), 前田美波里(アーティスト), 武満徹(アーティスト), 秋山邦晴(アーティスト), 岩淵達治(その他), サントラ(演奏)

「10年目の春に。」「世界の「タケミツ」、となりの「とおるちゃん」」


ア・ムジカ・リヴリ・ジ・エルメート・パスコアルア・ムジカ・リヴリ・ジ・エルメート・パスコアル (詳細)
エルメート・パスコアル(アーティスト)

「素晴らしいにきまっている」


ライヴライヴ (詳細)
ダニー・ハサウェイ(アーティスト)

「感動を呼ぶ名作」「ベースギター経験者は必聴!」「世界遺産ですね。」「べたぼれ」「音楽に携わる全ての人々への1枚。」


ソーニョ70ソーニョ70 (詳細)
エグベルト・ジスモンチ(アーティスト)

「初期作品に見るジスモンチとその後」


死刑台のエレベーター[完全版]死刑台のエレベーター[完全版] (詳細)
マイルス・デイヴィス(アーティスト), バルネ・ウィラン(演奏), ルネ・ユルトルジェ(演奏), ピエール・ミシェロ(演奏), ケニー・クラーク(演奏)

「マイルス・ダンディズムの極致」


三月の水三月の水 (詳細)
ジョアン・ジルベルト(アーティスト), ミウシャ(アーティスト), ソニー・カー(演奏)

「ジョアンといえば、やはりこの作品!」「静謐な音の風景」「ジルベルトの最高傑作」「Joao Gilbertoとその人気について」


リヴェレーションリヴェレーション (詳細)
ダグ・カーン(アーティスト)

「最高作か!?」


Dance ManiaDance Mania (詳細)
Tito Puente(アーティスト)


ソン・モントゥーノの王様ソン・モントゥーノの王様 (詳細)
アルセニオ・ロドリゲス(アーティスト)


ペルシャ絶唱~イスラム神秘主義の歌声ペルシャ絶唱~イスラム神秘主義の歌声 (詳細)
民族音楽(アーティスト), ファーティマ・バエージー・パリーサー(アーティスト), モハマド・ムーサビー・シューシュタリー(演奏), モルテザー・ハージャリー・アーヨーン(演奏), ジャラール・ゾールフォヌーン(演奏)


ベートーヴェン:交響曲第5&7番ベートーヴェン:交響曲第5&7番 (詳細)
クライバー(カルロス)(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)

「私は、かつてこれ以上の名演に巡り会ったことがない。比類なき名演、交響曲第7番第2楽章」「クライバーのベートーヴェン」「惜しいかなカルロス、悲しいかなカルロス」「決して色あせない名演!」「とにかくカッコいいんです」


ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 (詳細)
フルトヴェングラー(ウィルヘルム)(アーティスト), ホップ(ハンス)(アーティスト), エーデルマン(オットー)(アーティスト), シュワルツコップ(エリザベート)(アーティスト), ヘンゲン(エリザベート)(アーティスト), バイロイト祝祭合唱団(アーティスト), ベートーヴェン(作曲), バイロイト祝祭管弦楽団(演奏)

「「巨匠の時代」の大いなる遺産」「音楽とは何かを考えさせられる名演♪」「現在の演奏には求められない貴重なドラマ」「追体験」「盤をえらんでください」


バッハ:マタイ受難曲バッハ:マタイ受難曲 (詳細)
ゼーフリート(イルムガルト)(アーティスト), ミュンヘン・バッハ(合)(アーティスト), テッパー(ヘルタ)(アーティスト), ヘフリガー(エルンスト)(アーティスト), バッハ(作曲), リヒター(カール)(指揮), ミュンヘン・バッハ管弦楽団(演奏)

「リヒターのひたむきな祈りが伝わってくる」「バッハのマタイ受難曲での最高の演奏は、今なお、58年録音のリヒター盤だと思っています。」「聴き手を福音書の世界に引きずり込む」「究極の1曲」「これぞバッハ」


ビー・ヒア・ナウ―心の扉をひらく本 (mind books)ビー・ヒア・ナウ―心の扉をひらく本 (mind books) (詳細)
ラム・ダス(著), ラマ・ファウンデーション(著), 吉福 伸逸(翻訳), スワミ・プレム・プラブッタ(翻訳), 上野 圭一(翻訳)

「全ての人に」


アセンションの時代―迷走する地球人へのプレアデスの智慧アセンションの時代―迷走する地球人へのプレアデスの智慧 (詳細)
バーバラ マーシニアック(著), Barbara Marciniak(原著), 紫上 はとる(翻訳), 室岡 まさる(翻訳)

「☆☆素晴らしい良書。。地球人必読の書です☆☆」「今後の人生を左右するような重要な書」「愛に溢れる本」「ぴたっと、はまりました。」「「気づき」のヒントを与えてくれる本」


或る女(紙ジャケット仕様)或る女(紙ジャケット仕様) (詳細)
エリス・レジーナ(アーティスト)

「絶品。」「エリスレジーナ後期の最高傑作」「お薦めです」


イン・ロンドンイン・ロンドン (詳細)
エリス・レジーナ(アーティスト)

「のびやか・軽やか・あでやか。」「今いちばん好きなエリス」「なんじゃこりゃ?」「唐辛子はいかが?」「やや荒削りなエリスが良い。」


Art Brut: The Origins of Outsider ArtArt Brut: The Origins of Outsider Art (詳細)
Lucienne Peiry(著), James Frank(翻訳)


ゴッホの手紙 上 ベルナール宛 改版 (1) (岩波文庫 青 553-1)ゴッホの手紙 上 ベルナール宛 改版 (1) (岩波文庫 青 553-1) (詳細)
ヴァン・ゴッホ(著), エミル・ベルナール(編さん), 硲 伊之助(翻訳)

「画家の魂」「ゴッホが何を考えていたのか」


若き詩人への手紙・若き女性への手紙 (新潮文庫)若き詩人への手紙・若き女性への手紙 (新潮文庫) (詳細)
リルケ(著)

「リルケの魂」「いまだ消え去らぬ微熱。」「天使にラブソング2」「詩人の魂」「真摯な助言」


▼クチコミ情報

なしくずしの死(MORT A CREDIT)

・「生前の代表作であり、ファン必携の作品。
1975年10月、コジマ録音。1枚目は同名コンサートより抜粋。「マスターテープ不良のためレコードよりdcs-900B A・Dコンバータ、24ビットを使用して収録した」とあり、全編微細なスクラッチ・ノイズが入っている。収録時間が長いので、レコードはもともと音が良くなかった。それを割り引いて聴いて欲しい。此処にあるのは「彗星パルティータ」の様な、若き天才の迸る才能の煌めきではない。虚無という暗闇に飲み込まれまいと戦い、惰性という退廃に染まるまいと厳しく自己制御に打ち込む、荒行者の姿である(と僕は思っている)。その真摯な姿は胸を打つが、痛々しくて凝視し続けていられない(それは僕の甘さのせいだ)。聴く者に「聴くのなら最後まで付き合えよ」という覚悟を迫る演奏だ。そういう質的変化があると思う。なお、2枚目1曲目のソプラニーノのよる演奏の後半、哀愁を帯びた美しいメロディーが繰り返されるのが印象的。とにかく、薫ちゃんを聴こうとする人は、「彗星パルティータ」の次にこれをどうぞ。

・「都市に生きる者のBGM
フリージャズは難解か?難解なものをわざわざ聴く必要は無い。難解になるのはそこに意味を見いだそうとするからだ。それも自分の経験と知識の範囲内で。それでは答えなど見つかるはずは無い。答えはいつも宙に舞っているとディランも言っていたではないか。今夜のデートはどこぞの小洒落たジャズクラブで「ジャズ」でも聴こうか・・・だなんてそんなのカッコいいか?「ポパイ」や「ホットドッグプレス」の時代は戻らない。東京の冬の風が冷たくなってきた。背中にゾクゾクと沁みてくる。そんな時こそハードボイルドなフリージャズが似合う。阿部の音は高層建築の間に吹き交うビル風だ。都会のエコーだ。フリージャズを難解なものとして遠ざけるな。都市に生きる者のBGMでいい。阿部薫、あんたカッコいいぞ!

・「美しき予兆
阿部薫の音色は美しい。それは彼が晩年使用していたギターやハーモニカにおいても同様である。そこには物語はなく、純粋な行為としての音があるだけだった。このアルバムに記録されたアルトサックス、ソプラにーノによるインプロビゼーションは30年近くたった今もそのことを雄弁にかたっている。とはいえ、ソプラにーノ・インプロビゼーションに哀歌を感じてしまうのはいいすぎでしょうか。

・「サックスをやめたい人の音
阿部薫は、きっと、本当は、サックスをやめたかったのだろう。自分は、彼の音をこのアルバムではじめて聞いたけれど、どうしても、そんな風にしか聞こえなかった。ロックにしろ、ジャズにしろ、やめる為にプレイしているミュージシャンは、アンダーグラウンドには少なからず居る。止めたければ止めればいいのにと思う人もいるのだろうが、ロックもジャズも自己矛盾を抱えない人には、成り立ち得ないものなのかもしれない。もし、そうなら、ここには本当のジャズの姿の一つがある。

なしくずしの死(MORT A CREDIT) (詳細)

ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で

・「図版がきれいで見やすいです
この日本語版の画集がとうとう出て、外国語が出来ない私にもやっと読めるようになりました。ほかの画集に収録されていない絵がたくさん載っています。かなり残酷なものもあります。

ダーガーの絵はとても大きく、紙がうすっぺらく、しかも両面に描かれているので本に載せるのは大変だろうと思うのですが、この本は私が持っている中では一番鮮やかで見やすいです。ジョン・マクレガー氏の解説は、フランス語版のものとほぼ同じようです。それにしても、収録されているのはほんの一部に変わりありません。全部見てみたいものです。

・「これは誰にも見せるつもり無く描かれた世界
ヘンリー・ダーガー(米1921~1973)という人物は知的障害施設を16で出所、71歳まで病院の下働きを勤めた市井の人であり、いわゆるアウトサイダーアーチストの中でも不遇の人生を送ったといいます。ある日、写真家である彼の家主が、人知れず永年人知れず創作し続けていた作品群を発見します。それは何千頁にもわたる日記や記録。そして15巻・1万5千頁にもおよぶ非現実の王国を描いた絵画だったのです。それらは雑誌等からの写しを含めた子供たちを主役にした残酷な戦争の物語だったのです。まさに誰にも見せるつもりも無く描かれた孤独の作品群。他のレビュアーが指摘されてますが、世田谷美術館の展覧会で実物を観たのですが、薄っぺらな大きな紙に描かれた世界は危うくも異様であり、アニメを彷佛とさせる少女らが戦火に逃げまどう世界は、現代アートとして紹介されても違和感がありません。ヴィトンのデザインでも知られる現代美術作家・村上隆が現代美術にアニメのモチーフを持ち込みましたが、その昔こんな作品が人知れず描かれていたとは...闇に葬られず本当に良かった。認められず不遇のアーチストには希望と勇気をくれます。

・「*ヘンリー・J・ダーガー ダーガーのココがすごい!*
*ヘンリー・J・ダーガー ダーガーのココがすごい!*1「1万5千145ページという世界最長編級の物語を誰にも知られずに書き続けた」ひとつの話でココまで長いともはやいやがらせ!?しかし読者を想定していない作品に対して苦情は無用。指輪物語も真っ青戦争模様!!1450万人の兵が押し寄せるってどうよ!?2「度を越した子ども虐殺描写」保育士のワタクシが、「ダーガーが好き」といおうものなら、PTAの要注意人物になること間違いなし。大人が子ども奴隷を虐殺しまくる話の絵が延々と続きます。子どもを虐殺する悪いグランデリニア軍を子ども奴隷解放を訴えるキリスト教徒が倒す?という勧善懲悪的な話のはずだが…。3「表情と繰り返しの面白さ」雑誌のトレースだから、大概はにこにこしているんだけど、驚いた顔とか苦痛の顔はなぞる原画がないもんだからダーガーオリジナルの顔になっているんだけど、それが時々突拍子のない劇的な変顔になっていて笑えます。同一の少女が10人ほど並んでいる不気味さは満点!写真やイラストをなぞってコラージュみたいに絵を作り上げるというテクニックも天才的だし、色使いも妙にかわいくって変な感じ。そして、ダーガーのドキュメンタリー映画が公開されるんです!あの絵が動きます!しかもナレーションはロリコン界のカリスマ、ダゴタ・ファニング!これはやりすぎだ!

ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で (詳細)

ゼアズ・ノー・プレイス・ライク・アメリカ・トゥデイ・カーティス・メイフィールド 75年作

・「へヴィだね!でもこんなに優しい音もないね
確か山下達郎も生涯のベストに選んでいた本作。ワウワウギター、引きづるようなシンコペイションに彼のファルセットが乗る一曲目。深刻な社会風刺を孕んだタイトルトラックなどファンキーなカーティスが好きな向きはそっぽを向くのかもしれないけど、「SO IN LOVE」など聴くと生きる希望に満ちてくる。そんな奥深い本当の意味での70年代ブラックミュージックのエルドラドである。聴けば聴くほど深く優しい大傑作

・「確かに暗いけど・・・
元々いきりたったとこの少ない人だから、ストリングスの彩りや鳴り響くホーンズを削れば、これ程沈鬱な印象を与えてしまうのか?ボーカルやメロディーが暗いという訳ではない。むしろ今まで通りのカーティスだ。ただ動きを極力少なくしルート音を大事にするベースライン、タイトに刻むドラムス、ひかえめかつシャープなホーンズ等のミニマムなバッキングからは、いつもの(いわゆるニューソウルらしい)"華やかさ"や"流麗さ"は感じられない。(1)(4)(6)のようなミッドテンポなファンクマナーの曲に、浮ついたところのない重量感を特に感じる。たしかに暗いトーンでアルバムは統一されているが、演奏者の確かな技量に支えられ、気持ちの良いグルーヴが堪能できる。

・「100年経っても聴けるでしょう
30年前に発表されて、20年前に初めて聴いて、いまでも年に1、2回聴きます。

LPにはストリングスが入っていないけど、CDのカーティス・ベスト盤でこの中の曲を聴いたら、ストリングスがバンバンで、びっくりした記憶があります。どちらがオリジナルバージョンか知りませんが、ないほうが遙かにいいね。

ドラムの人は誰でしたっけ、名前忘れちゃった。「ハードタイムズ」のスネアの音なんて、神がかってるよね。ビルブラッフォードも、リッチヘイワードも、こんな音出せない。すごい。

完成された音なので、100年経っても聞けるでしょう。教会音楽のように、完結した世界の音楽です。

・「無人島に1枚持っていくなら
無人島にCDを1枚持っていくなら、マーヴィンのレッツ・ゲット・イット・オン、ホワッツ・ゴーイング・オン、スライのフレッシュ、暴動、そしてカーティスのスーパーフライ、そしてそしてこのアルバム、アメリカ・トゥデイの中からどれにしようと迷うだろう。(迷いに迷った末、「中を取って」プリンスのブラックアルバムに

 してしまうかもしれないが・・・(笑))カーティスの個人的ベストで、スーパーフライに比べてバンドっぽい音なのでライブ感もあり、つらいとき、悲しいとき、つい聴いてしまう。激辛の社会派アルバムで、それも被害者当事者の立場を隠さないので感情丸出しだが、それでも、この世はひどいところだけど、

それでも生き抜いて行こうという力強さがある。小さな裏声で、振り絞るように歌うから逆に心に響く。昔のアルバムだけど、今聞きたい。問題は全然解決していないし、我々には希望が必要だからだ。

・「鏡のような音楽
ピーター・バラカン氏もお勧めしていた一枚。この音楽はゆらゆら揺れる水に反射する光のようだ。限りなく弱々しいが、しかし決して消える事はない。太陽が沈んでも月が姿を現すだろう。確実に存在する光。それは、言い変えれば即ちソウルなのだろうか。

ゼアズ・ノー・プレイス・ライク・アメリカ・トゥデイ・カーティス・メイフィールド 75年作 (詳細)

フー・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイ

・「不朽の名作です
これは、LPから持っており、CDを買い直しました。ヴォーカルが最高なのと、バックの豪華さで、超お奨めです。ギターのD・T・ウオーカーとラリー カールトンの絡み、チャック レイニーの独特のベース、ハービー メイソンのグルーヴ、どれをとっても文句なし。イントロの男女の会話からフェイドインしてくる一曲目のゾクゾク感、不朽の名曲「Feel like making love」のバッキングギター(DTとカールトンの絡み最高)の素晴らしさ。インストファンでも感動するはず。他にも名曲てんこ盛りで、言うことありません。絶対買って損はありません。

・「拝啓、ショウさま。素晴らし過ぎます
大好きな作品です。いろんなタイプの曲をマリーナショウの力強いボーカルと名うてのミュージシャンの流石!ともいうべき演奏で堪能できます。このアルバム、聴いた人はそれぞれ違う曲がお気に入りで、違うシーンを思い浮かべて、というふうだったりしそうです。JAZZYな曲、美しいバラード、フリーソウルなトラック...。光を当てる角度によって輝き方が違う、本当に味わい深い傑作なんだと思います。

・「一騎当千
いまランキングを賑わせているシンガーを名乗る人達が、例えば4を聴いて、どう思うんでしょう。反省するんじゃないでしょうか。

・「フ-・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイ
このアルバムはとっても心に響く曲が満載、という感じです。特に、夕暮れの高速なんかで聴いた日には切なくなるほど。わたしのベストアルバム、ってかんじです。

・「最高のR&Bを・・・
日曜の朝に聞くと最高にさわやかな気分になります。2曲目のバラードなんかこころが洗われるようないい曲です。歌もさることながら、ギターのタッチの柔らかさがここちいいです。ぜひお勧めです。

フー・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイ (詳細)

オリジナル・サウンドトラックによる 武満徹 映画音楽

・「10年目の春に。
そうですか、武満さん逝去から10年ですか。早いもんですね。それを機にして、しばらく入手困難だった映画音楽選集がBOX化。ボーナスCD(貴重なインタビューCD)もついてこの価格です。まず感涙しましょう。毎年、春になると何気に武満が聴きたくなるのは、彼の命日に感傷的になっているわけではなく、芽吹き、花咲く植物たちのような静謐なれど怪しいほどに力強い生命を感じたいからでしょう。彼の映画音楽はもちろん映画ありき、の作品群ではありますが、有体に言えば映画を知らずとも陽気の中で聴く者が思い思いに想いを馳せる楽しみを与えてくれるものです。あなたがもしジョン・ウィリアムズを10回聴くのだとしたら、その1回分の時間を、ぜひこの日本の産み出した典雅なる才能との出会いにしてほしいのです。春、武満。今も耳をそばだてたくなる美しい響きが陽気と妖気をかもしだします。そうですか、もう10年ですか。。。

・「世界の「タケミツ」、となりの「とおるちゃん」
現代音楽のシーンでは世界的に有名な作曲家であり、デビュー作の「弦楽のレクィエム」から、名を挙げた「ノーベンバーステップス」等、極めて多産な活動をした人だが、一方で、映画音楽の分野でもこんなに旺盛な作曲活動をしていたことは驚きであるとともに、先鋭な監督たちから作曲依頼の多かったことだろうと容易に想像できる。彼が音を付けたからこそ、その映画の映像面での特性をさらに生かした作品は、多いだろう。たとえば、小林正樹の「怪談」から響いてきた妖しく空恐ろしい音は、音楽の概念を超えた何かの予兆的存在そのものだったし、同監督の「切腹」では、日本の伝統的家屋の陰影と間を強調した映像を、沈黙に近い音によって際立たせていたし、「青幻記」では、ドラマの主題を哀切きわまる美しい旋律のさざ波へと変容させていたし、歌謡的メロディの創作にも長けていたのもその他の作品で証明済みである。旋律を排除し、音の塊と群れで編曲したような彼の現代音楽の冷たさと奥深さに比べ、彼の映画音楽はどれもまだわかりやすい美しさと親しみやすさがある。その関係は、あまり良いたとえではないが、公の前では襟を正して「世界のタケミツ」として振舞うが、妻(あるいは女友達)の前ではすっかり打ち解けた「とおるちゃん」がいる、といった感じかな・・・。

オリジナル・サウンドトラックによる 武満徹 映画音楽 (詳細)

ア・ムジカ・リヴリ・ジ・エルメート・パスコアル

・「素晴らしいにきまっている
パスコアル初期の作品だが、内容は文句なしに素晴らしいです。まだパスコアルを聞いたことがないというような人には、最初のアルバムとしてこれを強くおすすめします。パスコアルの作品の中ではかなり聞きやすいアルバムだと思います。多くの人にカヴァーされた、彼の代表曲である「Bebe」も収録されています。

ア・ムジカ・リヴリ・ジ・エルメート・パスコアル (詳細)

ライヴ

・「感動を呼ぶ名作
Donny Hathawayの傑作とも言われる名盤"Live"。元々Donny Hathawayの作品は全てが名盤と呼ばれる程クオリティが高い。それは彼の持つ豊富な知識と高度な演奏能力、そして天才的な音楽観が為せる業だったのだろうと思う。だが、この"Live"というアルバムはそれだけでは完成しない。この"Live"の特徴として、録音された会場が小さなライヴハウスという事がある。バンドと客の距離が近く、アクションに対するリアクションが手に取るようにはっきりと聴こえてくる。そして呼吸の止まるようなファンキーで熱を持った演奏が否が応にもオーディエンス達の心を高揚させる。ライヴの持つ熱気、オーディエンスの歓声、会場内に高まる期待や感情の渦が一つ一つ詳細にゾクゾクするほど伝わってくる。

"The Ghetto"のイントロでは、観客達の手拍子が突然表の拍を叩くグループと裏拍を叩くグループとに自然に分かれる。ラストの部分では女性と男性に分かれたオーディエンス達による2パートのコーラスの上へDonnyのヴォーカルが乗っかっていく。Donny Hathawayの歌を中心にバンドも観客も全てが一体と化した雰囲気が漂う。自分もまるで会場内にいるかのように、その様子を熱中して聴きこんでしまう。そう、この音源を聴くリスナーでさえもこの音楽と一体と化してしまう。

これだけ多くの人の心を掴む理由は、やはりDonny Hathawayというアーティストの真摯な音楽と歌への想いと、彼自身が持つ大きな優しさという2つだと思う。包容力のある彼の暖かい音楽が全ての人の心へ大きな感動を呼び起こし、これだけの名盤が生まれたのだと思う。全ての曲が素晴らしい作品であるけれど、僕はその中でも"Little Ghetto Boy"が一番好きだ。最後のフレーズ"Everything has got to get better"の部分はいつ聴いても胸に熱いものが込み上げてくる。

・「ベースギター経験者は必聴!
 とても邪道な聴き方とは思っているのですが、私はいつもこのアルバムの歌とベースばかり聴いています。 子供の頃ZEPのJ.P.ジョーンズのベースプレイに感銘を受け、そのルーツを探している過程で出会ったこの作品。ここで聴けるウィリーウィークスのベースラインは素晴らしい。初めて聴いた時に「これだよ、これ!」と心の中で叫んだものです。音色、フレージング、心地よいグルーヴ、文句の付けようのないベースプレイです。特にラストで聴けるベースソロ。スラップや速弾きをやらなくたってこれだけかっこいいソロができるんだよっていうお手本。 ブリブリのジャックブルースやバキバキのエントウィッスルやクリススクワイアも好きですが、結局こういうソウルフルで艶っぽい演奏に最後は行き着いてしまいます。 私にとってはジェリージェモット、チャックレイニーなんかと同様、ただただ、聴き惚れるばかりのベーシストです。 単なる音楽好きのみならず、ベースギターの経験者は一度は聴いておくべきアルバムだと思います。

・「世界遺産ですね。
 賞賛の言葉が見当たらない。何を言っても言い尽くせない。そういう音楽が皆さんもこの世に幾つかはあるのでしょうけれど、全人類が感動する音の瞬間がここに詰っています。今ごろ聴いて恥ずかしいと思うと同時に、聴く機会が巡ってきて幸せでした。彼の歌、オルガン、バック陣の完璧な演奏は「神が降りてきた瞬間」のようだ。ジェラス・ガイ泣きます。2、8のバンド演奏、卒倒します。早叩きのドラマー、スラップオンリーのベースマン、テクニックを誤解しているギタリスト達、襟を正して聴くが良い。これが人間が心地良いと感じる音楽なのだ。

・「べたぼれ
他のレビュアーの方も既に書かれているとおり、最高の一枚です。比較的小さなホールで録音されたと思われるこのライブ盤は、サウンド、演奏、楽曲、観客のノリ全てが化学反応をしているようです。彼の声と、フェンダー・ローズのエレピ。バンドのグルーヴ。だれしもこの演奏、場を生で共有したいと感じるでしょう。打ち込み、ループ等の最新の機材もいいけど、人間の作り出す暖かい音、リズムの良さを感じられるアルバムです。

・「音楽に携わる全ての人々への1枚。
ヴォーカルやバンドを始めて十数年経つのですが、このアルバムを聴くたびに歌を歌うということ、楽器を演奏すること、バンド、ライヴ、空気(雰囲気)など、色々なことを考えさせられます。音楽に必要なモノ全てがこの1枚に入っているって言っても過言ではない!全ての音楽のジャンルを超えて後世に語り継がれ、人々に愛されるであろう1枚です。33歳の若さで散っていったダニー・ハサウェイ。ですが彼の歌は永遠です。彼の娘、レイラ・ハサウェイはジャズのフィールドで素晴らしい活動をしてます。顔も似ていて声の深みがまた父親譲りで(笑)、初めて耳にしたときは泣けてしまいました。。とにかく絶対聴きなさい!の1枚っ!

ライヴ (詳細)

ソーニョ70

・「初期作品に見るジスモンチとその後
エグベルト・ジスモンチ1970年のセカンドアルバム。

正に奇才と呼ぶにふさわしいエグベルト・ジスモンチ。音楽家族に生まれ、幼少より充実した音楽教育を受けてきた。その充実振りは1967年にウィーンに音楽留学をしたほど。

そんなジスモンチはこのウィーン滞在時期にクラシックからポップスの道を志すようになる。

求める音は故郷ブラジルの音楽に根ざしたものであり、その探求のために様々な試行錯誤をした末、アマゾンのインディオの集落で寝食を共にしたりもする。

本作はファーストアルバム「エグベルト・ジスモンチ」につぐセカンドアルバムであり、妻のドゥルシ・ヌネスをヴォーカルに、大胆なオーケストレーションをアレンジした大作になっている。

ジスモンチ自身もピアノに加えギターにヴォーカルにアレンジにそのルーツであるアラブ系のエキゾチックな香りを漂わせる。

1970年代以降ドイツのECMレーベルに移籍してからエグベルト・ジスモンチの音作りは、よりシンプルな構成で洗練されたインストロメンタルミュージックになっていく。

一部のファンにはこの音に馴染めない方も多いようだ。ヴォーカルが聴けるのもこの時期のみであり、このプレスは非常に貴重なものといえるだろう。

ソーニョ70 (詳細)

死刑台のエレベーター[完全版]

・「マイルス・ダンディズムの極致
ジャズのカッコよさは、夜、大人、退廃、クール、ハードボイルドといったキー・ワードに象徴されるが、マイルス・デイビスこそ、その要素を全て併せ持ったミュージシャンだといえよう。その中でも、このアルバムはマイルス・ダンディズムの極致を地でいったきわめてクールでカッコイイ演奏である。オリジナル・クインテットを解散したのは、コルトレーンとフィリー・ジョーの麻薬が激しくなり、グループの統制やモラルに問題が出てきたからだという。そんなマイルスが心機一転ヨーロッパに渡って、現地のミュージシャンと録音した映画音楽である。当時話題になっていたヌーベル・バーグ映画で、サスペンスの中にもハードで粋な大人の雰囲気が伝わってくる。ヌーベル・バーグとジャズの相性はすこぶるよく、「危険な関係」や「大運河」などでもブレイキーやMJQといった一流ミュージシャンが起用されヨーロッパにおけるモダン・ジャズの隆盛に一役買った。今回のアルバムはオリジナルLPに収録されていなかった別テイクをすべて追加した完全盤で、映画用に加工される以前の生の演奏を聴けるのが魅力だといえる。当時のマイルスはすでにモダン・ジャズの貴公子で、同映画の主演女優のジャンヌ・モローに自らの愛器で迫り、口説いたらしいが、ジャズに興味のなかったモローに袖にされたというエピソードを聞いたことがある。それでも、パリが似合うマイルスは、やはりダンディでカッコイイミュージシャンだ。

死刑台のエレベーター[完全版] (詳細)

三月の水

・「ジョアンといえば、やはりこの作品!
初めて聞いたジョアンのアルバムがこれ。

当時の私はボサノヴァ=かったるい気の抜けた音楽という先入観を抱いていたが、ジョアンの「3月の水」を聞くやすっかり彼の虜になってしまった。今思えば、何気なく聞いている限りではリラックスしているように感じるが、その実、狂気と緊張感が渦巻いている、というギャップに魅力を覚えたのかもしれない。

ともあれ、これを機に他のジョアンの作品も買いあさったが、本作以上の感動を与えてくれるものには巡り合えなかった。では何故、「3月の水」にそこまでの魅力があるのか。全編がほぼギターと歌だけというシンプルな構成だからか。はたまた、アストラッド・ジルベルトとの離婚等であまり恵まれなかった時期だからこそ、彼の心情がそのまま作品に反映されたのか。おそらく両方とも正しいのだろうが、改めて作品を聞き返すと細かなことはどうでもよくなってしまう。つまるところ、理屈ぬきで陶然とさせられてしまうこと自体が、本作が名盤であることを証明しているのかもしれない。

評価/100点中90点

・「静謐な音の風景
ジョアンの声とギター、それにハイハットだけのシンプルな構成。

透明感と、緊張感。差し向かいでジョアンが歌ってくれているような気になる。

ジョアンがボサノバという音楽を始めたそうだが、世界中を巻き込んだブームが一段落しても結局彼以上のシンガーは現れなかったと言っていいのではないだろうか。

・「ジルベルトの最高傑作
ヴォサノヴァを世界的音楽に育てたのは、アントニオ・カルロス・ジョビンとホアン・ジルベルト。そのジルベルトの代表作にして大ヒット作。表題曲「三月の水」「喜びのサンバ」など、CDやレコードを持っていなくとも、聴いたことがある曲ばかりだろう。甘い、少し「粘る」ようなジルベルトの歌い方は、夏に似合う。美人歌手のアストラッド・ジルベルトは、この人の奥さん(元奥さん)です。(松本敏之)

・「Joao Gilbertoとその人気について
 「ボサ・ノヴァ」を生み出したジョアン・ジルベルトという人は、彼に惚れ込んでしまうファンを続出させるタイプのアーティストである(彼こそ、アーティストという呼称がふさわしい)。極限なまでにシンプルな編成で、水墨画のように本質を描き出してしまう非凡な才能。演奏は穏やかなようで、注意深く聴いてみると裏では狂気が渦巻いているという二面性。1日中パジャマでギターを弾いていて家から出ない、コンサートには平気で何時間も遅刻する、等という奇妙な行動でさえ、彼の「カリスマ」化に拍車をかけるようだ。そういう部分で、多少煙たがる人もいるようだが、彼の音楽そのものによく向き合ってみてほしい。彼も最初から評価されていたのではない、自分を認めてくれない周囲に失望した真摯で繊細な若者である所から出発している。 本作はそのテンションの高さから、最代表作とみなされるが、「彼女はカリオカ」や「声とギター」も比較的近い路線である。ストリングスが加わった「AMOROSO」や「ジョアン」はもっとリラックスした印象。惜しむらくは、才気あふれる軽やかさに満ちた初期録音(Odeonより3枚、編集CDが存在したが廃盤)が封印されたままという事だ。そして、その理由が本人の意向というのが、また彼らしい。。

三月の水 (詳細)

リヴェレーション

・「最高作か!?
D.カーン(p、elp、synth)がブラック・ジャズ・レコードに残した3番目の作品('73年作)として、最高作とも言われる一枚。アルバムタイトルおよび各曲タイトル、歌詞、そして楽曲。三拍子どころか、挙げる項目全てに二重丸を付けたくなります。'71年の一作目から続くJ.カーンのvo+オリジナリティに溢れる歌詞と何とも精神的な高揚を覚えるメロディー。先ずは全曲じっくりとお聴きください。全曲外せないと判りつつも、敢えてピックアップするとすれば、個人的は[2][4][7]を推します。また、前2作品よりもsynth音の使われ具合が増えたように思います。音そのものは(時代もあって)チープに聴こえるかも知れませんが、この手の音って妙にそそられます(^^;

リヴェレーション (詳細)

ベートーヴェン:交響曲第5&7番

・「私は、かつてこれ以上の名演に巡り会ったことがない。比類なき名演、交響曲第7番第2楽章
カルロス・クライバーは、極端にレパートリーの少ない人で、自信のある曲だけを徹底的に磨き上げて演奏会に上げるというだけでなく、その演奏会自体にも滅多に登場せず、特に晩年は、ほとんど伝説化・神格化された存在となっており、私も大好きな指揮者であった。ただ、現代の指揮者は、オールラウンド・プレーヤーであることを求められ、どんな曲でも短時間で器用にこなしてしまうというクライバーとは対極にある人ばかりのわけだが、そんな一流指揮者たちが、クライバーのようにレパートリーを極端に絞り込んで徹底的に磨き上げれば、クライバーと同じレベルの演奏をできる人はそこそこいるのではないかとの疑問がないわけではない。

しかし、そんな思いを感じないわけでもない私も、クライバーのベートーヴェンの交響曲第7番だけは、かつて、これ以上の演奏には出会ったことがないし、今後も出会えないかもしれないと、素直に絶賛するしかないと思っている。

第7番のクライバーの演奏を絶賛する場合に誰もが挙げる、第4楽章での凄まじいまでに畳み込む熱狂的なフィナーレも確かに素晴らしいのだが、私は、それ以上に、第2楽章の演奏にこそ、誰にもまねのできないクライバーの唯一無二の圧倒的な感性を感じるのである。

第2楽章は、「不滅のアレグレット」といわれ、全曲中の最大の聴きどころなのだが、この第2楽章を、あたかも、とうとうと流れる茫漠たる大河のごとく、こんなにも絶妙なテンポで、こんなにも物寂しく、そして、こんなにも美しく演奏した指揮者を、私は知らない。

ちなみに、「21世紀の名曲名盤」(2004年音楽之友社)では、当然のごとく、第5番、第7番とも、第2位以下に大差を付けたダントツの第1位にランクされており、特に、第7番は、この企画が始まった1983年以降、5回連続で第1位という、驚異的な評価を受けている。

・「クライバーのベートーヴェン
 超有名盤です。ですがこれはクライバーのベートーヴェンです。聴いた後の爽快さは気持ちいいものです。とてもかっこいい演奏です。

・「惜しいかなカルロス、悲しいかなカルロス
 名盤といわれる、カルロス・クライバーの「運命」と「ベト7」を、わたしは、地元の図書館で借りてきた。(あったんだなー、これが) まずは「ベト7」。手持ちのアバド盤(こちらは、8番とのカップリング)と早速聴き比べてみる。 うーん、さすが、名演といわれるだけある。すごくいい。それを印象付けたのが、第1、第4の両端楽章だ。 第1楽章は、テンポを速めに設定し、ティンパニを効果的に響かせることで、より男性的で、躍動感にあふれた音楽になるのだ。アバドのも、悪くないんだけど、テンポが遅めの分、おとなしい感じになっちゃうんだなー。 第4楽章は、随所に浮かび上がるフルートの音色が印象的だった。 「運命」も名演だ。こちらは、ヨーロッパ室内管(指揮者はアーノンクール)のものが手元にあるので、それと聴き比べてみると、やっぱり、こっちの方がいいなあ。  第1楽章の、「ジャジャジャ、ジャーン」という、おなじみのオープニングにも釘付けになったけど、それ以上に印象的だったのが、後半の2楽章だ。 まず、第3楽章は、やや遅めのテンポで、重々しく進行していく。それは、耳にハンデを抱えた、ベートーベンの人生のあがきそのもの。そして、曲は一度トーンダウンして、切れ目なしに、圧倒的な全合奏で第4楽章に突入。ラストは、一気にプレストまで加速して、輝かしいエンディングを迎える。まさに、人生の壁を打ち破った、勝利のおたけび。 クライバーの「運命」からは、これらのことがひしひしと伝わってくるのだ。 手持ちのCEO盤は、オーケストラの編成が小さい分、物足りなさを感じてしまう。  「運命」と「ベト7」という、奇数番号の名曲で、迫力ある演奏を聴かせてくれたクライバー。次に続くのは、第9か、「エロイカ」か?と思っていたら、悲しいかな、クライバーは、去年の7月にこの世を去ってしまったのだ(泣)。この名盤を聴いていると、その死が惜しまれてならない。惜しい。本当に惜しい。もうすぐ没後1周年。改めてご冥福をお祈りしたい。合掌。 

・「決して色あせない名演!
運命のCDで1枚と言えばカルロス・クライバーのこのCDです。冒頭からウィーンフィルのアンサンブルに圧倒されます。フィナーレまで全てにおいて引き寄せれます。7番についても同様ですが、これは他にも名盤ありですね。

・「とにかくカッコいいんです
「クライバーの第7はカラヤン+ベルリンフィルを超えている」と聞いたとき「ウソだろ」と思った。ぼくにとってベートーベンの7番は絶対にカラヤンだった。特に、終楽章のホルンのスピード感と切れ味は誰も追随できないだろうと....

違った。リズムの大氾濫状態を生み出しながら、それに流されず、ノリの良いロックでも聴くような恍惚感を与えてくれる。とにかくカッコいいんです。一度聴くべし。

ベートーヴェン:交響曲第5&7番 (詳細)

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」

・「「巨匠の時代」の大いなる遺産
同時代を生きた巨匠の中で私は寧ろワルターを愛して止まない一人である。だが殊「第九」に関してはこのフルトヴェングラー盤の素晴らしさを認めない訳にはいかない。彼の音楽はワルターのそれとは違って微笑む事はしない。時に厳めしく聴く者を拒絶するかの様だ。だが時としてそこに楽曲の真実の姿が浮き彫りにされるのだ。録音は1951年で当然モノラルだから良かろう筈も無い。しかしそれを覚悟の上で聴くと、以外にもそこに息づく音楽の生々しさは筆舌に尽くし難く鳥肌さえ立つ。緩徐楽章でのオーケストラの大きな破綻もライヴならではのスリルに充ちている。何よりも終楽章大団円プレストの疾風怒涛の如きアッチェルランド(加速)には何度聴いても驚嘆させられる。ソプラノのシュワルツコップの張りのある声も素晴らしい。私は単なる懐古趣味や「歴史的演奏・歴史的名盤」と云った事を大上段に構えてこの演奏をお奨めする訳では無い。近年の指揮者の何人かが、実はそうしたくても「怖さ」から決して具現化出来ない解釈がここにはある。今は単なる憧れでしかない「巨匠の時代」の大いなる遺産である。初心者の方にはバーンスタイン盤辺りからお聴き頂き、最後はこの演奏に到達して頂くのも良かろう。

・「音楽とは何かを考えさせられる名演♪
初めに聴いた時は唖然としました。

これが名演とは?・・・信じられませんでした。3楽章の音程の酷いホルンの乱入。最終楽章のオケの破綻。およそ「模範演奏」とはかけ離れた内容に感じたものです。

ところが、いまや第九を聴くとき、自然にこのCDを取り出す自分がいます。

そう、素晴らしい「名演」とは、きっと「模範演奏」のことではないのです。

もともと音楽は心の発露であり、音はその心を伝える手段に過ぎないのでしょう。聴けば聴くほど、時間が経てば経つほど、この演奏の素晴らしさが胸にしみてきます。

このCDを稀有の「名演」として推薦いたします。

・「現在の演奏には求められない貴重なドラマ
ここのベートーヴェンは苦悩している。過酷な運命と壮絶な闘いをくりひろげている。人生は思い通りにいかない事の方が多いし、しかも苦しみが圧倒的に多い。そんなキズついた魂を、このベートーヴェンは一緒に格闘し、そして癒してくれる。こんな演奏ができたなんて、正に奇跡だと思う。第九は、年末恒例の風物詩となる生易しい曲ではない。

血反吐を吐いて、ギリギリの演奏をしてこそ本当のこの曲の価値が見えてくる。それを、気が付かせる一枚だ。最後に、人生に危機を経験した事のない幸福な人は何度聴いてもこの演奏の凄さが分からないと思う。

・「追体験
年末の第九合唱に参加して以来、あの時の感動を追体験したくて、色々な第九CDを買っては聞いていましたが、なかなかこれだ、というものに当たりませんでした。レビューを見て気にはなりつつ「話半分」な気持ちでこのCDを購入しましたが、最初、音が悪いなぁ・・・と思って聴いていたのに、何時の間にかのめりこんでしまい、気が付けば夢中に…。

舞台に立っていた時に感じた高揚感、曲の中に引き込まれて溶け込み、ホールの隅々まで広がっていく感覚…。それがまさにこの1枚の中にあるのです。

私が探していたのはこれだ!

今のところ、私はまだこれ以上の第九には巡り会えていません。

・「盤をえらんでください
バイロイトの第九はクラシックを聞き始めたものが必ず通る演奏に違いない。第九をきっかけに初めてクラシックのCDを買う人は少なくない。そのライナーノーツで過去の演奏と比較するときに必ず引き合いに出されるからだ。バイロイトの第九については演奏が1951年であること、モノラルであること、そして何より名演奏であったことから、さまざまな方法でリマスタリングが行われ、同じ曲の同じ演奏でおびただしい数のCDが発売されている。しかし同じ演奏だから同じCDだとおもったら大間違いだ。私もついこの間までそう思っていたが、何枚か手に入れるうちにその音のクオリティの違いに驚いた。5つ星はこのCDに対してではなく、演奏に対してです。

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 (詳細)

バッハ:マタイ受難曲

・「リヒターのひたむきな祈りが伝わってくる
これは二種類あるリヒターのセッション録音のうち58年に録音した旧盤の方で、今でも同曲の決定盤と謳われているものだ。今では時代考証の成果を踏まえた古楽器による演奏が主流になっているが、演奏スタイルの古さを越えて、訴えかけてくる感動の大きさは他の録音を圧倒している。ヘレヴェッヘ盤など最近の古楽器による録音の洗練された合唱の透明感や、ビブラートを抑制したソリストのくっきりとした歌唱に接した後では、このリヒター盤のミュンヘンバッハ合唱団は素人だなという感は否めないし、ソリストのオペラティックで感情表現の濃厚な歌唱は重たく感じてしまうのも確かだ。しかし、虚飾を排し、しなやかで実直そのものの音色からは、ひたむきな祈りが伝わってくる。もはや演奏スタイルが時代遅れだということだけで、このかけがえの無い名演奏を聴かずに済ましてしまうのは、あまりにも勿体無い。マタイ受難曲がお好きな人には、ぜひ一度は接してもらいたい名盤の一つである。

・「バッハのマタイ受難曲での最高の演奏は、今なお、58年録音のリヒター盤だと思っています。
先日、ヘルンスト・ヘフリガーが87歳で亡くなったという新聞記事を見ましたので、不世出のエヴァンゲリストとしての名声を彼が確立したこのリヒターのマタイを真剣に聴き通しました。生真面目な性格が伺える端正な演奏は、第1級の福音史家と言えましょうし、テノールソロでの劇的な表現力は、リヒターの持っているバッハ観に即したものだと思いました。

オルガニストとして著名だったリヒターが、かくも素晴らしい演奏を31歳の時に残したと思うと、その年代で到達したこれだけの高い精神性に驚かされますし、バッハも42歳という一番円熟した時だからこそこれだけの金字塔とも言える大作を残せたのだと思いました。

アリアとレチタティーヴォがマタイの音楽構造の中心をなすように思えますが、コラールを歌うミュンヘン・バッハ合唱団の素直な発声は、この厳しい受難曲にあって聴くものの救いとなっていますし、その美しい旋律と和声はバッハの残した多くの音楽の中でも輝いている作品群だと思います。

キート・エンゲンは豊かで威厳のある声でイエスに相応しいと思ってきましたが、感情移入する際の音程の揺れ幅が少し気になりました。もっともヘフリガー、ゼーフリート、テッパー、エンゲン、フィシャー=ディースカウ、そしてリヒターと皆30代という若い年齢でこれだけの演奏を残したという功績は忘れてはいけないと思います。

・「聴き手を福音書の世界に引きずり込む
この受難曲では聖書のテキストに加え、詩篇や賛美歌などの外部のテキストからの素材も織り交ぜて歌う。とりわけ長大な導入部で、リフレインのように「どこに?」「誰を?」と繰り返し問い掛ける合唱が印象的。外部からの雑音を遮断して、計三時間半、音楽と正対して打たれてほしい。キリスト教の信仰はこれほどまでに偉大な賛美を生み出すものか。

・「究極の1曲
よく、「無人島にたった1曲のみをもって行くことが許されているとしたら何を持っていくか」といったような想定で一番好きな曲、または一番必要な、かけがえのない曲は何か、というような質問をしますが、そんなときには、私は躊躇ためらいなく、このリヒターのマタイ受難曲を選びます。2曲許されるとしたら、これにやはりリヒターのヨハネ受難曲を加えます。  マタイ受難曲は、人類にとって、また私にとっても、またく特別な曲です。人間の魂の奥深くにこれほど語りかけ、魂を揺るぎ起こさせ、浄化してくれる曲は他にありません。そのマタイ受難曲の中でもこのリヒターの演奏は特別です。

 リヒターはバッハを演奏するために生まれたような人ですが、そのリヒターの全演奏の中でも、このマタイとヨハネは頂点に輝いている存在です。マタイはこの後にも録音しており、それも捨てがたいですが、リヒターの原点となったこちらの演奏を敢えて録ります。

 無人島…云々はありそうもない想定ですが、私は自分が死んだときは、自分がアレンジした“音楽葬”にすることを決めていますが、その中心はもちろんこの曲にしています。

・「これぞバッハ
バッハなんて退屈で古臭い音楽だと思っていた高校生のころ、友人に薦められてこのCDを初めて聴きました。

…圧倒されました。なんという生命力。なんという瑞々しさ。なんという緊張感。自分のバッハに対する無知、先入観を恥じました。

作曲者、演奏者の厚く実直な信仰心に満ち溢れ、それでいて実に暖かく包容力のある名曲、名演奏です。音楽を愛するすべての方に聴いていただきたいと思います。

バッハ:マタイ受難曲 (詳細)

ビー・ヒア・ナウ―心の扉をひらく本 (mind books)

・「全ての人に
この本を全ての人に。ビーヒアナウ。つまり、今ここにいるということ。ラムダスの本を読もうと思っている方はまず初めにこの本を読んで下さい。ラムダスが名誉やお金すべてを手に入れた人でしたが、メキシコで出会った幻覚きのこによって360度、人生をゆるがす体験をします。そこから、自分を見つめ、インドに旅に出ます、そしてマハラジとの出会い。何回でも読み返すことのできる本です。とても為になる沢山の言葉も記してあります。是非、沢山の人に読んでもらいたいです。

ビー・ヒア・ナウ―心の扉をひらく本 (mind books) (詳細)

アセンションの時代―迷走する地球人へのプレアデスの智慧

・「☆☆素晴らしい良書。。地球人必読の書です☆☆
アセンションについて、ちまたではいろんな書物、情報が氾濫しています。。「宇宙人が会いに来る」とか、「救いに来る」とか、執拗に不安を煽る内容の物も。。

私達がなぜ今の時代にこの地球に産まれ、人生の目的は何なのか。。地球人としてどうあるべきか。。『光の存在』である同志の愛溢れる手引き書です。。わたしはこの本の全てのページに愛を感じ、打ち震えました。

是非、地球の全ての皆さんに読んで頂きたいです。そして愛する人にも是非読んでもらってください。

・「今後の人生を左右するような重要な書
精神世界等に関する本を数々読んできましたが、これほど具体的に人類が現在置かれている状況及び、今後の人類が進むべき方向を明確に述べている本はなかったと思います。 アセンション等に関心のある方は是非一読されることをお勧めします。

・「愛に溢れる本
アセンションに興味がある方にはお薦めの1冊です。その言葉は温かくユーモアにあふれ、今地球で起こっていること私たちに起こっていることを優しい語り口で教えてくれます。そして私たちの本当の姿を思い出させてくれるフレーズでいっぱいです。

・「ぴたっと、はまりました。
20万年の人類歴史の中で何があったのか、衝撃的事実をはじめて知りました。今までずーっと外に神を求め 、グルを探していたことの原因を知り、これできっぱりと、決別できました。やっと、自分に帰ってくることができました。これも、この本のおかげです。この本を出版してくださって、ほんとうにありがとうございます。

・「「気づき」のヒントを与えてくれる本
バ−バラの新書が発行されるというので、10年ぶりという懐かしさも手伝って久々に予約をしての購入となりました。読ませて頂いてまず感じたのは、不思議な位に自分の今の状況にフィットしている内容が数多くある事でした。(これは沢山の皆様が感じられる事でしょうが・・・・)現実創造、宇宙の流れと個(自分)の関係、エネルギ−と波動、多次元的存在の自覚、そして「エンパワ−メント」というような今自分自身が謙虚に取り組むテ−マが書かれているのには強い共時性も感じました。それと翻訳も自我の無いとても自然の流れになっているのでしょうね。バ−バラの波動が素直に伝わって来ました。この本を読む事で受取るものは多様でお1人お1人が違ったものを受取る事でしょうが、私は自分自身及び自分自身が創り上げた周りの環境を見つめ直し、「気づき」のヒントになる可能性がとても高い本だと思います。

アセンションの時代―迷走する地球人へのプレアデスの智慧 (詳細)

或る女(紙ジャケット仕様)

・「絶品。
ダイナマイトのようなパワーが炸裂する初期のエリスも素晴らしいけれど、後期のエリスの声には得もいわれぬ深みと味わいがあります。ジョイスの作になるタイトル曲の3.Essa Mulher、エリスの突然過ぎる夭折を悼んで人々が合唱したというジョアン・ボスコの2.O Bado E a Equillibristaなど、静かに心の扉を叩いてくる切々としたナンバーがたっぷり聴けます。そうかと思えば、遠くに「クァクァラクァクァ~」と聞こえてくる絶妙のアレンジが冴える1.Cai Dentro、思わず体が動いてしまうような6.Eu Hein Rosa!ではパワフルなエリスも健在。他に追随を許さないコクのあるヴォーカル。知名度低いけど大傑作の一枚。

・「エリスレジーナ後期の最高傑作
エリスレジーナ後期の最高傑作といっていいのではないでしょうか。ジョアン・ボスコの「酔っぱらいと綱渡り芸人」ジョイスの「或る女」を始め、全てが名曲です。明るいサンバから段々としっとりとしていきます。最後のさびしい終わり方は、次のアルバム「エリス1980」を最後にこの世を去るエリスの人生を物語るようで切なくなります。

・「お薦めです
"酔っぱらいと綱渡り芸人"これはジョアン・ボスコのカバーです。非常に彼女を語る上では大事な曲です。ちょっと彼女のアルバムの中では趣を異にするアルバムですが、彼女の大事な一面をうかがう意味では貴重なアルバムの一つだと思います。もちろん彼女の歌唱力の素晴らしさを十分堪能できるアルバムです。エリスを知るうえでぜひ聴いて下さい。

或る女(紙ジャケット仕様) (詳細)

イン・ロンドン

・「のびやか・軽やか・あでやか。
一曲目から驚かされます。まるで朝の鳥のように軽やかなヴォーカル。かと思えば、ぐっと聴かせるバラードあり。びっくり箱のような一枚!彼女のアルバムは他にも持っているけれど、この”IN LONDON”が私は一番好きです。オケに負けないパワフルな(でも決して力強く聞こえるわけではない)彼女の声に最初から最後まで圧倒されるアルバムです。

・「今いちばん好きなエリス
わたしも彼女のアルバムは数枚持っていますが、その中でもこれが一番好き。本当にのびのびと、力まずに歌ってると思います。同じ1969年の "COMO & PORQUE" や、それ以降では、もっと力強く迫力のある歌い方なんだけど。曲もアップビートなものが多いし。わたしは "IN LONDON" のほうが好き。でも、もっとエリスを聴き込んだらまた変わるのかも知れないけど。両手をぴょこっとさせて、羽ばたく前の小鳥みたいなエリスのジャケ写もすごくかわいい。オムニバスに入ってた1963年の1曲(Domingo Em Copacabana, これはめちゃくちゃ爽やかなエリスでした)と、かなり堂に入った1969年以降のものしかもってないから、その間のエリスが聴いてみたい。

・「なんじゃこりゃ?
まずクオリティの高さにビックリ。たった2日間で録音したなんてホントに驚き。まずプレーヤーにセットしていきなりエリスの声だけがパーンと聞こえてきて曇り空なんか吹っ飛びそう。英国にむけてのアルバムだったから本国ブラジルで発売になったのはだいぶ後になったそう。そういうエピソードを聞くとエリスはほんとに波瀾万丈な人生だったなと。でもその中のたった2日間のテンションの高さが聴けるのはウレシイことだと思います。

・「唐辛子はいかが?
その人生が、その生き方が「唐辛子」の様なスパイシーな存在であったレジーナを理解するにもってこいのロンドンレコーディングな1枚。

このレコーディングは、1曲(それはボーカルダビングだけ)を除いて一発録りだったことに驚かざるを得ない。 なぜならばこのCDに収められている熱情と愛情がダイレクトだからだ。 激しく、そして包み込む優しさが同居している、そして稀なる名盤だと言えよう。

できれば、寂しくなった時に聴いて欲しい。 ジャケットのレジーナが鳩の戯れを喜ぶのと同様に、このCDを聴き終わったあなたの心がロンドンの雲を吹き飛ばしてしまうかも知れないから。いつでも買える珠玉の1枚であって欲しい。

・「やや荒削りなエリスが良い。
数あるエリスのアルバムの中でも特別な存在。ベストアルバムとは言わないがエリス入門には最適です。後期の完成されたボーカルとはまた違うやや荒削りな彼女の魅力が詰まってます。本当にうまいですね。ロック好きな方にも聞き易いのではないでしょうか。

イン・ロンドン (詳細)

ゴッホの手紙 上 ベルナール宛 改版 (1) (岩波文庫 青 553-1)

・「画家の魂
ゴッホというと 耳をそぎおとした狂人 というイメージしか持っていなかった小生だったが この本を読んで 本当のゴッホに申し訳なかったと強く反省した。こんなに真摯で知性的で優しい男だったのかと知り 間違ったイメージしか持っていなかった自分が恥ずかしいと思った。また ゴッホが日本の絵画を非常に高く評価していたことも初めて知り これは嬉しかった。

それにしても不幸な人である。生活に苦しみつつ創作を続ける姿に いくどか本を閉じて嘆息するしかなかった。彼の絵の今日の評価を思うと 例え1枚だけでも 現在の価格で売れたとしたら 彼はどんなに生活も楽だったろうし 彼を支え続け 彼に続いて世を去った弟テオもどんなに嬉しかったろうと思わざるを得ない。

日本人も 何十億円で彼の絵を買うのも良いが その前にこの書簡集を読むべきであると強く思う次第である。これを読んだことで 彼の絵が 本当に身近に感じられる様になったことを是非ゴッホファンにお伝えしたい。

・「ゴッホが何を考えていたのか
ゴッホのよき理解者ベルナール宛の手紙を収録している。ゴッホが日々どういうことを考えて過ごしたのかを垣間見ることが出来る。本文の間にある挿絵がいいなあ〜。中・下巻では彼を経済的に支えた弟のテオ宛が収録されている。経済的に貧しく、恵まれていない中、絵を描き続けたゴッホ。最後は精神的にまいってしまい、悲しい結末となってしまうのですが。本書を読んで、本物のゴッホの絵を見たくなった。それにしてもゴッホは日本が好きだったんだなあ。

ゴッホの手紙 上 ベルナール宛 改版 (1) (岩波文庫 青 553-1) (詳細)

若き詩人への手紙・若き女性への手紙 (新潮文庫)

・「リルケの魂
とてもいい本です。何度も何度も読みました。そうさせる力を持っています。この本は、きれいな言葉と生きる力に溢れている気がします。リルケの考えに触れることは美しく生きるチャンスを与えてくれそうな、そんな気がします。

・「いまだ消え去らぬ微熱。
リルケを最初に知ったのは、「僧院生活の巻」と言う詩のなかの「私がその中から生まれてきた闇よ~」とうたわれる部分です。【新潮文庫 リルケ詩集 収録】この詩には相当の衝撃を受けずっと詩集を読んでいたのですが、知人に薦められて読み始めたこの本がずっとその後10年以上もことあるごとに繰り返し読む特別な本になりました。

 言葉が陳腐かもしれませんが、ここにはまごころがあります。凛として厳しい詩人の魂が織り上げた最も美しいまごころが焼き付けられています。 この本を前にして、100年と言う時間は意味を持たずいまだ微熱を帯びているような気がします。

そうしてこの本は手紙を書き送られた若き詩人や女性だけでなく私やあなたのような「書かない詩人」の心に確かに届くのです。もっとも激しく、厳しく、美しい癒しとして。

・「天使にラブソング2
天使にラブソングを2のDVD(LD)で、リルケの若き詩人への手紙の一節の引用がでてきました。

若い人が、芸術への道を進むかどうか悩んだときに、読むのと役に立つことがわかりました。

この本を読んで、ピンと来なければ、DVDの天使にラブソングを2を見てみてください。

・「詩人の魂
マリリンモンローはかつて、このようにインタビューで答えていました。私はその影響で読み始めましたけれども彼女の気持ちが少しはわかるような気もします。

ライナーマリアリルケの『若き詩人への手紙』という本にはとても力づけられた。あれを読まなかったら、私はいつか本当に頭がおかしくなっていただろう「マリクレール」1960年10月号 (『インタビューズ』より)

・「真摯な助言
リルケが悩める若き詩人に対して真摯にアドヴァイスします。

己が内面に深く潜伏すること、自らがどうしても詩を書かずにいられないか問いただすこと、外部への期待のために本当の意味での詩は存在する訳ではないということ―。

詩ではなくとも何某かの芸術家に成らんとする人は是非とも読んでみるべき作品です。

若き詩人への手紙・若き女性への手紙 (新潮文庫) (詳細)
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