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▼僕が好きなプログレ・アルバム:セレクト商品

The Piper at the Gates of DawnThe Piper at the Gates of Dawn (詳細)
Pink Floyd(アーティスト)

「黒い光沢」「色付きの音が見える」「ミラクル・ワールド」「サイケデリック」「カッコイイ」


ウマグマウマグマ (詳細)
ピンク・フロイド(アーティスト)

「生の創作意欲を感じる大好きな逸品です。」「バランスのとれた名盤」「ピンクの前衛と商業」「これは極私的な思い入れです」「古典的フロイドサウンドの定義はこのアルバムで」


原子心母原子心母 (詳細)
ピンク・フロイド(アーティスト)

「もしも私が列車なら遅れてくるだろう」「シンフォニック!」「プログレの夜明け」「出産体験音楽」「あまり肩肘張らずに聴きたい作品」


おせっかいおせっかい (詳細)
ピンク・フロイド(アーティスト)

「星が5つくらいでは足りない」「つかみどころの無さが新鮮」「私の最も好きなフロイド」「ピンク・フロイドミュージックの完成形、「エコーズ」」「名曲エコーズを聴け」


The Dark Side of the MoonThe Dark Side of the Moon (詳細)
Pink Floyd(アーティスト)

「決して難解などではない。」「音楽史上の名盤中の名盤」「するめ」「大傑作!」「もっともピンクフロイドらしいアルバム」


Wish You Were HereWish You Were Here (詳細)
Pink Floyd(アーティスト)

「心に滲みる・・・」「コンセプチャアル」「狂気に隠れてしまった名作」「現在のフロイドの原点はここにあり!」「これぞピンクフロイド、これぞギルモア!」


AnimalsAnimals (詳細)
Pink Floyd(アーティスト)

「フロイドで一番良く聴いたアルバム」「政治的ステイトメント」「何故世間では『狂気』ばかりでこちらがちっとも注目されないのか」「コンセプトがわからなくってもギターバンドとして楽しめる」「文句なしの名作」


The WallThe Wall (詳細)
Pink Floyd(アーティスト)

「見事に「建築」されたコンセプトアルバム」「★★★追加 名盤です」「現代だからこそ浮び上がる「壁」」「傑作!」「Masterworks」


ファイナル・カットファイナル・カット (詳細)
ピンク・フロイド(アーティスト)

「個人的に好きです。」


エマーソン,レイク&パーマーエマーソン,レイク&パーマー (詳細)
エマーソン・レイク&パーマー(アーティスト)

「スーパー・グループのスーパー・プレイ」


タルカスタルカス (詳細)
エマーソン・レイク&パーマー(アーティスト)

「見事なオルガンプレー」


Pictures at an ExhibitionPictures at an Exhibition (詳細)
Lake & Palmer Emerson(アーティスト)

「このスケール、完成度は驚異的」「当時は貴重な映像でした。」「買い逃した方には嬉しいK2盤の再発売」「クラシックとプログレッシブロックのコラボレーション 音質も良くなっていますね」「名作は色あせない・・・」


TrilogyTrilogy (詳細)
Lake & Palmer Emerson(アーティスト)

「ELPの作風が一番分かりやすい名盤」「地味ながら名作の1つ。」「僕は一番好きです!!」「このアルバムも名盤です。(1972年発表の4作目)」「3作目にして名盤!」


Brain Salad SurgeryBrain Salad Surgery (詳細)
Lake & Palmer Emerson(アーティスト)

「やっとデタデタSACDマルチ」「買い直し」「3人が織り成す至高のサウンド」「これをたった3人の演奏だと思えるか?」「血管がブチ切れそうなテンションの高い演奏が魅力の名盤」


レディース&ジェントルメンレディース&ジェントルメン (詳細)
エマーソン・レイク&パーマー(アーティスト)

「ELPの神髄はLiveにあり」「プログレファン必聴のライブアルバムです」「ELP=ライブバンドであることを実証する傑作アルバムです」「集大成」「プログレ・ファン必聴のライブアルバム!」


クリムゾン・キングの宮殿クリムゾン・キングの宮殿 (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)

「ワタシは21世紀の●●異常者か?」「イアン・マクドナルド主導のジャズロック・アルバム」「敷居をまたいで」「宇宙に旅する」


ポセイドンのめざめポセイドンのめざめ (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)

「クリムゾン混乱期。バンド最大の危機。解散か存続か。」「最も奇妙、不安定な時期の作品!」


リザードリザード (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)

「KCらしくない妖しいJAZZロックです」「フリップの音楽プロジェクト!」


アースバウンドアースバウンド (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)

「ついにCD化が実現」


太陽と戦慄太陽と戦慄 (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)

「クリムゾンたる所以」「内容の価値は定評があるところ。このポニー盤の価値は」「屹立するフリー・ロックの金字塔」「衝撃のアルバム!」


スタ-レス・アンド・バイブル・ブラックスタ-レス・アンド・バイブル・ブラック (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)

「最もヘヴィなクリムゾンが聞けます」


レッドレッド (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)

「キングクリムゾン完成」「オールタイムベストです」「歴史に残る名盤」「オールドプログレファンにとっての最後のクリムゾン」


危機危機 (詳細)
イエス(アーティスト)

「プログレ至上最高傑作」「完成美、の極致」


DramaDrama (詳細)
Yes(アーティスト)

「一回限りの傑作アルバム!」「「ドラマ」は成立した。」「もっと評価されていい一枚」「いいスピーカで、音を大きくして聴いて下さい!」「捨て曲なし!の傑作」


ア・チェンジ・オブ・シーズンズア・チェンジ・オブ・シーズンズ (詳細)
ドリーム・シアター(アーティスト)

「タイトルチューンは名曲!」「プログレと言えば大曲」「ライブでも完全再現!!」「最高峰のプログレッシブ・メタル」「完膚なき傑作。」


▼クチコミ情報

The Piper at the Gates of Dawn

・「黒い光沢
フロイドそのものが私にとっての音楽初体験だっただけに、1stへの思い入れは計り知れない。このアルバムには所謂サイケといわれるものを聴き終わった後の「それ」よりもNEW WAVEを聴き終えた後の「それ」と似通った感覚がある。最近よく耳にするポストロックというものにも当てはめることができるかもしれないプログレッシヴという言葉が「先進的」という意味であるのならば。。音の一つ一つ、その全てが完璧で無駄が一切なくその後の「狂気」など足元にも及んでいないと思う

この作品が生まれてから結局フロイドはシドを越えることはできなかったフロイド1stにして最高傑作と自分は断言したい

・「色付きの音が見える
フロイドはフロイドでもプログレ期のそれとは全く異なる音。シド・バレット在籍時と脱退後とでは全く違うバンドと考えた方がいい。先入観を持たずに素直に音に身を任せてみよう。するとそこはカラフルでポップでドリーミーなサウンド・トリップの渦が広がる。サイケデリック・ポップの真髄が味わえる一枚。

・「ミラクル・ワールド
1967年作品。「ルーシー・イン・ザ・スカイ」「オースティン・パワーズ」「太陽に吠えろに出てくる地下ゴーゴー・クラブ」「欲望」「ミスター・カイト」「デュークス・オブ・ストラトフィア」「ロンドン」。ミラクル・ワールド、口笛吹き。大好き。

・「サイケデリック
これこそサイケ!薬無しでトべる。当時の英国の雰囲気が味わえるアルバム。

・「カッコイイ
聴く人によってさまざまなイマジネーションが喚起される。暗闇のなかで目を閉じて聴いてみてください。何処かへ連れていかれます。水の底に居て、青空のような水面から差し込んでくる光。あるいは、その光とともに鳴り響く音塊とか。シドのねじれ曲がったギター。ラリパッパなジャケ。大好きなアルバムです。

The Piper at the Gates of Dawn (詳細)

ウマグマ

・「生の創作意欲を感じる大好きな逸品です。
Atom Heart Motherの前年(69年)にリリースされた彼等の古典とも言えそうな作品。初期の意欲的実験作とも位置付けらると思いますが、個人的には思い切りの良さ、斬新さに惹かれて大好きな作品となっています。当時ダブルアルバムとしてリリースされたヴォリュームある内容ですが、まずはライブバージョンで収められた"A saucerful of secrets"、"Careful with that axe, Eugene "が強烈です。オリジナルからスケールアップして放たれる生のインパクトは今も新鮮、聴くものを直撃するエネルギーと濃さを感じます。加えてCD2はSF趣味のおもちゃ箱のような趣きを持つ作品群。"なんじゃこりゃ"的な楽しさと驚きを同居させながらもメンバーのアイディアと感性の非凡さを実感する思いです。

その後に完成度を高めた名作を連発する彼等ですが、個人的にはゴツゴツしながらも奔放なエネルギーを感じるこの頃の作品により愛着を覚えており、本作はその中でも逸品と思っています。

・「バランスのとれた名盤
高校生の頃、2枚組LPでとても手が出せなかった。後に安くなったので購入したところ、これがスバラシイものだった。1枚目はファーストアルバムとセカンドアルバムからの曲を主としたライブで2枚目が実験的作品群のスタジオ録音。進化し続ける彼らの一瞬を記録した作品で、「Atom Heart Mother」のB面の基となる原石を見ることができる。 後に「Atom Heart Mother」のA面の商業的成功から、彼らは違う方向に歩き出して、空中分解するのだが、このアルバムの実験性を進めていたら、こんな事にはならなかったと思うと悔やまれてしかたがない。

・「ピンクの前衛と商業
いえ、このアルバムがライブとスタジオの2枚組だったこともあるのかもしれませんが、いかにピンクが商業ベースと前衛のはざまにいたかが、非常によくわかるアルバムだと思うのですよ。いわゆる、大成功を収めたダークサイドオブザムーンへの軌跡もわかるし、そのために剥ぎ取られた実験的な部分は、ここに大いに露出しているし、さらに、そういう狭間の中で、どっちにころんだにせよ、ギルモアの音楽センスのよさもわかるし、いろいろピンクが分かる作品だと思うから、ピンクを知りたい人は、不可欠なアルバムですよね。

・「これは極私的な思い入れです
今から遡ること3年前、県立の中学で学生生活をしていた自分が突如不登校になったときに親父の部屋として昔使われていた部屋を何の気なしに物色していたときでした。ケースも表紙も何もないまま、現れたのがこのウマグマのCDだった。

プレイヤーは常備してあったので、とりあえず聴いてみることにしたんです当時自分が聴いていたものといえば流行りのものばかりだったので、この異様なまでの大凡音楽?とば呼ぶことのできないような、非音楽的なものを耳にしたときは大変なショックを受け最初はただただ好奇心のみで聴いていました。

それから間もなく、当時厨房だった自分は田舎のCDをあまり取り扱っていないレンタル屋へ行き、狂気を借りて、また意味のわからない感覚に陥っているのでありました。

今となっては、このたった一枚のCDの出会いが今の生活に多大な影響を及ぼしていることは紛れも無い事実なのです。このCDを聴き終えた後に、自分が向かった先は実験音楽と呼ばれるもので、すぐに目を背けましたが。当時そこそこ鍛え上げた耳が、今ではかなり有用されているようです。 

素直に今以って聴いてみよう。 とても幻想的なのです。 実験的ではありますがほら、聴こえるではありませんか?

・「古典的フロイドサウンドの定義はこのアルバムで
 ジョンレノンが「実はマザーの最初の鐘の音はフロイドのような効果を出してみたかったんだ」と、山下達郎が「もし商業的なことを無視できるのならばフロイドのようなアルバムをやるだろう。」と言いましたが、彼らプロの認識ではフロイドサウンドはどういうものだろう。その答えがこれ、特にDisc2がそうです。テープの操作、逆回転は彼ら以前にもありましたが成功しているのはビートルズとフロイドだけ。フロイドの各メンバーがバロックや郷土民謡に対する思い入れをぶつけており聴きやすいレコードです。フロイドのもっとも売れたレコードには入りませんが、実験の度合いは原子心母・エコーズよりは高く商業的にはどうもいけないようです。実況録音のDisc1はこのあとLive at Pompeiiという比較対象がありますので彼らの演奏がいかに変化したか知ることができます。2枚もありますが、プロと一部のマニアには大切な傑作です。初心者向けではないこと、フロイドのアルバムとしては聞き込んでから手を出すべきと思われるので星4つとしました。「フロイドとかクリムゾンは全作買うべきです。この2つのバンドは駄作がありません。」と言いたいのですがそうでもないと思われる方は手を出さない方がよいアルバムです。商業的な成功ではイエス、ELPが上です。

ウマグマ (詳細)

原子心母

・「もしも私が列車なら遅れてくるだろう
↑収録曲”IF”の一節ですがなかなか心に沁みます。この曲から始まる、アナログ盤で言うところのB面が特に好きです。ふわふわしたうつろな、徹夜明けの日曜の朝みたいな幸せな気分が味わえるいいCDです。この喪失感みたいな気分はどう書いて良いのかわかりませんが、現実逃避できて、とても気に入っています。歌詞もそんな気分に拍車をかける感じで大好きなので、ぜひ日本盤で聴いてほしいと思います。音楽に何を求めるかは人によって違うと思いますが、逃避型の喜びを求める人にはぴったりです。おすすめします。

長いタイトル曲については、若い時分、「なんじゃこのクラシックの出来損ないみたいなのは」なんて思ってましたが、今聴くとどうしていいメロディがたくさん含まれていて、とばすのは勿体無いです。あと余談ですが、日本盤CDにオマケでついている、収録曲”アランのサイケデリック朝食”の献立表カード(!)は、何に使ったらいいのか不明ですが、ちょっと嬉しい一品です、かな?

・「シンフォニック!
A面全てを使った、6楽章からなる表題曲の圧倒的な構成力が、この後のフロイドの代名詞になる。映像的なイメージを喚起させ、スケール感が抜群かつシンフォニックで素晴らしいのだが、B面の、各メンバーが提供したメロディの美しさが光る小品集は、ムーディで各人の個性を生かしたプロダクションが最高で、これまた素晴らしいのだ。アコースティックな“イフ”の病み方の「美」、あまりにも涼しい“サマー’68”など、ポピュラリズムも兼ね備えている。このポピュラリズムが、フロイドの傑出した才能で、人々に圧倒的に受け入れられていった最大の理由だと、僕は思う。

・「プログレの夜明け
LP時代にレコードが針ですり切れて、音がカサカサになるまで聴いた。表題作「原子心母」はトランペットをメインとした激しい叫び、甘美なヴァイオリン、合唱団が醸し出す不思議な雰囲気。当時としては非常に斬新だったが、これでもロックなのだ。当時もてはやされたロックはツェッペリンやパープルなどのハードなものだったが、激しいリズムやギターテクニックよりも交響曲的な曲全体の精神性を求める方にはウケた。FM放送でも斬新なロックとして繰り返し流された。プログレッシヴ・ロックという言葉が一般的になったのはこのアルバム発売後くらいからだと思う。1970年代前半頃だった。この頃からイエス、クリムゾン、ELPも一つの時代を築いていった。原子心母はプログレの一つの方向性を明示した後、ピンクフロイドは名作「狂気」を完成させた。こういう背景を云々する以前に、プログレファンにはこの作品は理屈抜きで本当に楽しい。

表題作以外の曲も興味深い。「もしも」は鼻に空気がスカスカと抜けている様な声でギターをバックに穏やかに歌うが、暖かい雰囲気に満ちている。「アランのサイケデリック・ブレックファスト」は面白い曲だ。否、これを曲と呼べるだろうか。男が目覚めて顔を洗ったり、朝食を食べたりする場面の音が収録され、コーヒーがどうのとか呟いている。こんな状況が続く中に3曲の歌の無い短い曲が挿入されている。作り手がこれでも曲だと思っているあたりが斬新?だが、この曲は退屈だけど意外に楽しめる。

発売当時はLP1枚2000円から2500円に値上げされた時期でもある。当時の物価水準としては高かった。今はCDとしてこの価格で買えるのなら、興味のある方には是非おすすめしたい。

・「出産体験音楽
私はロックは嫌いだ!!なのに木製レコードボックスの中には、「狂気」と「原子心母」のLPが大切にしまわれている。高校生の時に買ったものだ。部屋には「狂気」のポスターが貼ってあった。たしかプルシャンブルーの中に黒く鎮座するピラミッドの写真。どんなヤツだったんだ私。

その何年か後に、出産をした。陣痛が三日間続き、口から泡を吹いて、・・・結局帝王切開だった。全身麻酔とは、ふわふわした気持ちいいものと思っていたらとんでもない、頭の回転が次第に早くなり、「原子心母」が流れ出した。最初から最後まで。産声は聞いていないはずなのに、原子心母とリンクしていたような・・・。カッコイイとか、スゴいとかそんな安っぽい言葉では現せない、もっと神聖な音楽だったと思う。「だった」・・・というのは、もう何十年も聴いていないので。これを書いていて、CDが欲しくなってしまった。

追伸。買いましたよCD。懐かしいというよりは新鮮でした。これはロックではありませんね。タイトルも、エリック・サティの真似みたいだし。でもやっぱり出産を思い出します。その時の赤子がもう18歳。彼にはCDを聴かせていません。もしもこれを読まれたら恥ずかしいでしょう。'05.9.29.

・「あまり肩肘張らずに聴きたい作品
私は長きに渡ってPINK FLOYDを敬遠していたが、意を決して、今更ながらではあるが、有名作である本作を聴いてみた。

私個人は、評判が悪いタイトルトラックに感動した。確かにクロスジャンルでもあり、万人が受け付ける種類の音楽とはとても考えにくいが、このグループやクラシックに何を求めるかによって評価は異なってくると思う。ちなみに私は、それほどクラシックに詳しい訳ではないが、交響曲はあまり聴かず、室内楽やバロックが好きである。

②③④は普通に名曲と呼んで差し支えないだろう。⑤については、曲自体はとても良いが、冒頭の、食べ物をグチャグチャ食べる音が効果音として入っているのは…?これもこのグループの味付けなのかも知れないが…

原子心母 (詳細)

おせっかい

・「星が5つくらいでは足りない
ピンク・フロイドを最初に聞いた小学6年生から26年が経つ。初めて聞いたのはプロレスの影響で「One of These Days」で、そのうちに関心が26分にも及ぶ「エコーズ」へと移った。

セールスで問うならば、ピンク・フロイドの代表作は「狂気」や「ザ・ウォール」になるだろう。この「おせっかい」は「原始心母」「狂気」の間にあって(実際は「雲の影」が発表されているが)地味な存在のアルバムといえる。

しかし、「フロイドのサウンドは10年先に行っている」「ピンク・フロイドの音楽はアメリカ人には理解できない」と言われてきたピンク・フロイドの音楽の追究は「エコーズ」で完成されたといえる。

リック・ライトの曲の美しさやギルモアの長く胸に突き刺さるギターソロ、重くストイックなロジャーのベース。メイスンのドラムはタムごとに左右にパーンするのがおもしろい。そしていろんなギミック、迫力、めまぐるしいが違和感のない展開など、フロイドの醍醐味が果敢なくあらわされている。

メンバー選曲で製作されたフロイドベストの「エコーズ」も「エコーズ」こそがピンク・フロイドの代表曲だと認めているのは間違いない。ただし、このベストでは7分間もカットされている。雑誌等ではそのカットのことを絶賛しているが、あの長い曲が魅力であり、どこを削っても違和感を感じる。しかも信じられないことに前半のギターソロをカットしている。

ロック史上伝説の曲となるであろう「エコーズ」を何もせず、じっくりと堪能してもらいたい。

・「つかみどころの無さが新鮮
最大の聞き物は何と言っても“エコーズ”だと思う。この曲は『狂気』で明らかとされるマジックが所々見れる。“原子心母”では現実とのリンクが鍵となっていたが、この曲はサイケデリックで、ドラッグ的な空間に満ちている。また、4人だけのアンサンブルでここまで壮大なスケール感を生み出していることが、何より成長の証だろう。“ビロウ・オブ・ウインズ”“フィアレス”“サン・トロベ”はアコースティックで淡く繊細、メロディー・メイカーとしての資質が光る。『狂気』のプロローグともいえる“吹けよ風、呼べよ嵐”は何より多彩なサウンド・エフェクトによる音作りが圧巻で、演奏よりも音響としての雰囲気作りの上手さが非凡に光る。

・「私の最も好きなフロイド
 ピンク・フロイドというバンドには様々な面があり、それぞれ魅力的なのですが私が最も好きなフロイドはこの『おせっかい』の頃です。『原子心母』でオーケストラを使った彼らが、再び4人での音作りを始めたのが本作であり、彼らの曲の中で私が最も好きな曲、「エコーズ」が含まれているからです。

 冒頭の風の吹く音を一閃するベースから始まる「吹けよ風、呼べよ嵐」は文句なしに格好いい曲ですし、賛否分かれる2~5曲目も私はなかなかの佳曲だと思います。特に2曲目の「ピロウ・オブ・ウインズ」における何種類ものギターによる演奏はなかなか面白いです。

 しかし何と言ってもこの作品の主役は6曲目、23分に及ぶ大曲「エコーズ」でしょう。虚空に響くリックのピアノの1音。皆さんおっしゃる通りあの1音がたまらないのです。それに続くギルモアのギター、これも素晴らしい演奏です。ボーカルがリックとギルモアというのも正解です。ロジャーだとこの曲にはちょっと生々しすぎて合わない気がします。ともあれこの「エコーズ」演奏、曲、詞、全てにおいて傑作です。是非一度、この浮遊感溢れる世界を漂ってみてはいかかでしょう。

・「ピンク・フロイドミュージックの完成形、「エコーズ」
「原子心母」における実験の成功によって、自分達の音楽性の追求が可能になったピンク・フロイド。そんな彼らがバンドとして最もまとまりのある時期の作品が本作。全体に陽光の暖かさのようなものが感じられ、傑作「狂気」と対を成しているようにも感じられる。ギルモアのギターが炸裂し、後の作品につながっている「吹けよ風、呼べよ嵐」、「Fearless」「A Pillow Of Winds」等良質な小品である。しかし、やはりこのアルバムはなんと言っても「エコーズ」、この曲に限る。この曲はサイケデリックだとか、プログレだとかそういう概念を超えて「ピンク・フロイドミュージック」を聴かせてくれる。この曲を一回目をつむって聴いてほしい。まるで宇宙を旅しているかのようなトリップ感覚を体験することができるはずだ。しかしこのアルバムが最高傑作と呼ばれる時期はすぐに終わってしまう。なぜなら、サントラ盤「雲の影」を挟んであの「狂気」がリリースされるからだ(私的には本作が一番好きだが)。にしてもこのアルバムのわずか4年後に「炎」のような暗黒的アルバムがリリースされるとは誰が予想しただろうか?

・「名曲エコーズを聴け
ピンクフロイドの名を聞いてまず思い浮かぶのはモンスターアルバムの「狂気」だろう。間違いなく20世紀を代表するロックアルバムの1枚である。しかしこのアルバムも地味ではあるが好きな1枚。一般的には吹けよ風、呼べよ嵐」がよく知られているが、心の琴線に響くのはなんといっても大作「エコーズ」である。「原子心母」でその組曲風な楽曲作りに成功した彼らがいっそう内省的に自己を見つめ作りこんだこの曲はニヒリズムとロマンシズムが見事なまでに融合し、私たちを別次元に引き込んで行く。必聴。

おせっかい (詳細)

The Dark Side of the Moon

・「決して難解などではない。
プログレのみならず、ロック史上に残る名盤。プログレ=難解とよく言われるが、決してそうではなく、このアルバムを聴いてみてほしい。意外と聴きやすいのだ。心臓の鼓動から始まり、一気にフロイドらしい幻想的なサウンドの一曲目、騒々しいチャイムの音で始まる3曲目、幻想的な世界へと連れて行かれる4曲目、ギルモアのギターが炸裂する5曲目、サビの盛り上がりがすごい6曲目、印象的な歌詞で終わるラストと全ての曲がつながっていながら一曲一曲自体の完成度も完璧で、あっという間に聴きとおせてしまう。このアルバムを当時のアメリカ人達はレコードが擦り切れるまで聴き、また買いなおすということを繰り返していたらしい。そんなこんなでこのアルバムは全世界で3000万枚を超すまさに「狂気」ともいえる売上を記録し、ピンク・フロイドは世界で最もレコードを売るグループになった。しかし、このアルバム以降メンバー間の亀裂も深まり、またこの驚異的な売上によっていろいろ悩むことになってしまう。皮肉にも彼らは聴き手ほどの幸せを得られなかったということだ。

・「音楽史上の名盤中の名盤
このピンクフロイドのアルバムが名盤中の名盤である ことに異議を唱える人はまずいないでしょう。アルバム全体でひとつの曲とも言えるし、独立した曲の集合体でもあります。CD時代になってLPのCD化が行われましたが、その時に真っ先にCD化されたのが本作品だったのです。当然と言えば当然なのですが、名盤の証と言えるでしょう。また、ピンクフロイドは、プログレッシヴロックの頂点にたつバンドのうちのひとつですが、決して難解なことはやっていません。むしろ取っ付きやすいほうではないかと思います。それゆえあのプログレ不毛の地アメリカでも絶大なる人気を誇っていたのです。このアルバムは、気に入った曲のみ聴くのもいいのですが、できれば通しで聴くのがベストな聴き方だと思います。ピンクフロイドの音世界にどっぷりつかって、時の経つのも忘れてしまうはずですよ!

・「するめ
 聞けば聞くほど味がでるのがこのアルバム。BGMとしてではなく、大きめのヘッドフォンやオーディオルームを使い、大音量でまっすぐ前を向いて聞いてください。1度2度3度4度と聞くたびに心にしみてきます。アルバムとして聞いてほしい。月の裏側が見えるかもしれない!

・「大傑作!
本作は、録音に九ヶ月もの長き時間を費やしたが為に、その完成度はハンパなものではなくなってしまい、結果フロイドの代表作と言うよりはロックの名盤としてのステイタスを与えられることとなりました。それはリリース後、1988年にチャート圏外になるまでに連続724週に亘ってビルボードのチャートトップ200に居座り続けるというモンスターセールを記録した点でも立証されていることでしょう。光の屈折を表現した神秘的なジャケットの中に広がるのはリスナーの想像力をあらゆる面において喚起する一大ロックスペクタクル。アルバム全体の完成度という点では、このアルバムを凌駕するものはこの世には出ていないと言えます。間違いなくロックの名盤です。

・「もっともピンクフロイドらしいアルバム
好みの問題を言えば、アニマル、あなたがここにいて欲しい、のどちらかをベストとするが、やはりアルバムとしての完成度、ほかに何も聴いたことの無い人にとってのインパクトを考慮すると、一番に来るピンクフロイド作品である。肩肘を張らず、なんとなく聞いていれば、突如涙がこぼれるときが来るだろう。これは、人間にやさしい作品である。これは、あなたの痛みを、隠された痛みを暴き出し、洗い出し、清め、癒す。あなたが英語がわからない人であるなら、彼らの音楽を聴くには幸せかもしれない。基本的に「音」に全てをこめる彼らの作品は歌詞を不必要とする部分が大きいからである。特に何かを意識する必要は無い。それこそ台所仕事や、休日の午前中のぼんやり時間のBGMに最適な、無意識に聞くための音楽である。そして、無意識に入り込み、無意識を解析し、無意識を洗う「フロイド」的なアルバムである。

The Dark Side of the Moon (詳細)

Wish You Were Here

・「心に滲みる・・・
本作には新機軸と呼べるような冒険や派手なコンセプト性は見当たらない。しかし、当人たちの予想をはるかにしのぐ成功後、改めて、自分達には辿り着けない所に行ってしまった盟友シド・バレットに対する想いを、“クレイジー・ダイヤモンド”やタイトル曲“あなたがここにいてほしい”で歌い、成功に対する困惑を“葉巻はいかが”で吐露し、またその後の作風を象徴するような社会風刺を込めた“ようこそマシーンへ”等、「前衛性」より、音の「情緒性」と世間に対する個人的な「違和感」を追及し始めた作品で、興味深い。特にバレットに送った二曲は、人間としての弱さをさらけ出した彼らの人間宣言とも受け取れる、心に滲みる、あまりにも切ない名曲だ。

・「コンセプチャアル
『炎(Wish You Were Here)』はコンセプチャアルだ。1975年1月から7月にかけて録音されたこの作品は今は無きメンバー『シド・バレット』に語りかけるように作られている。パート9までに分かれる『Shine On Your Crazy Diamond』こそはブルースに貫かれたブルース以外の新しい産物。テープ技術を駆使した視覚的な音楽だった。『あなたがここにいて欲しい。』、約43分の長い長いこの空間を味わって欲しい。

・「狂気に隠れてしまった名作
フロイドの代表作と言えば狂気、原子心母、ザ・ウォールといったところが一般的だと思うが、自分にとってはそれらのアルバムに隠れてしまったこの炎とアニマルズの2枚になる。特に炎。このアルバムそのものといえる狂ったダイヤモンドとあなたがここにいてほしいは心にしみる名曲であり、メロディーの美しさもさることながらギルモアのギターが泣ける位切ないのもポイント。他の2曲ようこそマシーンへと葉巻はいかがも曲のつながりが良く最初から独自の世界に引き込まれる。そして狂ったダイヤモンドの第2部が終わった時なんともいえない満足感に支配される。名作とはこういうアルバムのことを言う。

・「現在のフロイドの原点はここにあり!
静寂の中に鳴る悲しげなギター、不気味な笑い声、旧友シドに捧げた”クレイジーダイアモンド”は今のフロイドの原点だ! その他うねるようなグルーブの”葉巻はいかが”、フロイド流テクノ?の”マシーンへようこそ”、生ギターから始まる”あなたがここにいてほしい”等 名作 狂気 の後に隠れながら、実はそれ以上の説得力を持つトータルアルバムだ!

・「これぞピンクフロイド、これぞギルモア!
 ウォールがロジャー色の強いアルバムならば、こちらはギルモア色の強いアルバムといえる。どうしても狂気と比べられて評価が一般的に低いようだが、それに関しては私は異論をとなえる。ウォール、狂気も良いが、このアルバムも良い。ギルモア好きの私にしてみると、ギルモアの全てが堪能できるアルバムで非常に素晴らしい。ピンクフロイドは、初期はサイケであったが、ギルモアが加入しブルースを基調にしたプログレへと変わっていった。この泣きのブルースギターこそ、ギルモアであり、ピンクフロイドだといえる。1曲目はもちろんのこと、3曲目のギターもギルモアの味が出ている。ピンクフロイド初心者は、是非このアルバムから入ることをお勧めする。

Wish You Were Here (詳細)

Animals

・「フロイドで一番良く聴いたアルバム
何でだろう?フロイドとすれば失敗作(売り上げ上)の部類に入るこのアルバムだが何故か良く聴いた。今でもたまに無償に聴きたくなるのがこのアルバムである。特に一番のいお気に入りはドッグズで、17分を超える大作。イントロの不安を掻き立てられるようなギターからその世界に入ってしまう強烈な曲だ。この曲もギルモアのギターが素晴らしい。間奏の犬の叫びも哀れみを誘う。そしてヴォーカルがギルモアからウォーターズに替わり怒涛のエンディング。ひと仕事終えた後のような満足感。これぞピンクフロイドサウンドの魔力である。

・「政治的ステイトメント
渋谷陽一がライナー・ノーツに書いているように、スターとしての地位を確立した後に、やるべきことをした作品。音楽的な意味よりも、政治的な意味の方が重要だろう。巨大な風船ブタを飛ばすなどということをしたらしいが、リアルに時間を共有しなかった私にも、興醒めすることなく意義が感じられる。大抵のバンドが政治的な姿勢を見せても馬鹿にしか見えないのとは違う。政治的なステイトメントなんてのは本当に大バンドでなきゃサマにならないということ。そうでなければ一部のファン以外にはまず届かないんだから。

・「何故世間では『狂気』ばかりでこちらがちっとも注目されないのか
おそらく数あるフロイドの作品の中ではきわめて地味な存在であるはずだ。フロイドの好きなアルバムでこれを挙げている人はあまり見ない。しかしわたしはこれが大好きである。特に二曲目の犬のSEはなかなか他には真似できないだろう。これほどまでに自然に犬の鳴き声を曲の一部にしてしまうのは。全体的に落ち着いた印象の曲が多い。そして、ブルースチックなギターである。しかし、フロイドというのはどちらかというとブルースから派生したような雰囲気もある音楽だと思うし、これはそれが最も成功した例のようにすら思えるのだ。何故世間では『狂気』ばかりでこちらがちっとも注目されないのか……少し理解に苦しむところもある。

・「コンセプトがわからなくってもギターバンドとして楽しめる
ピンクフロイドは何といってもロジャー・ウォーターズのコンセプトが売りのバンドですが、このアルバムはそれがわからなくってもロックロックで最高に楽しめるアルバム。それはデイビット・ギルモア様のギターのスピード感にあります。計算されたリズムの乗り方で躍動感を表現し、コントロールされて演奏されてるなと素人でも理解できる。

このアルバムの中のソロは本当に素晴らしいの一言。はっきり言ってぶっ飛んでます。アルバムWISH YOU ARE HEREでの泣きのソロも良いですが、ハードなギルモア様も最高ですので聞いてみてください。

・「文句なしの名作
狂気~炎に繋がる、ピンク・フロイド出世三部作の最終章。4年のブランクを経て、満を持してリリースされた問題作でもあります。

筆者がまず気に入ったのは、ジャケット。豚が空を飛んでいるとか、そんなことではなく、写真(なんですが)なんだか、精密なイラストなんだか区別がつかないくらいの美しい光景(中ジャケに写真撮影のイメージ写真が挿入)。これだけでクラクラします。そのためだけにも、紙ジャケの価値があります。

そして、組曲3部作。とりわけ、DOGSの秀逸なインストパート。ギルモアのソロは、いかにも70年代ですよね・・・筆者は、これを聴くと、名作ドラマ「夜明けの刑事」をイメージしてしまいます。

3部作、それぞれにアジがありますが、SHEEPラストの怒涛のエンディングから静寂、PIGS ON THE WINGS ②は何度聴いても秀逸です。

狂気やWALLなど名作が多い彼らですが、筆者のナンバー1は迷わずこの作品です。

Animals (詳細)

The Wall

・「見事に「建築」されたコンセプトアルバム
80年発表。狂気(The Dark Side of the Moon)と双璧を成す、Pink Floydの傑作コンセプトアルバムです。

ロジャー・ウォーターズ(B)が狂気で全曲の作詞を手掛け、またそれが批評家や一般リスナーから高く評価されたことにより、バンド内での発言権を強め、彼が前作アニマルズのツアー中に感じた“古い曲ばかり聴きたがる観客と自分達との間に存在する壁”の原理を深く掘り下げ、それを主題にした一つの物語(架空のロックスター、ピンクの半生。映像化もされ、賛否はあるが傑作とされている。また戦争で父親を失って育ったウォーターズ自身の間接的な自伝の意味合いもあるらしい)をアルバム全体を使って進めていくという、ある種のロックオペラ的な作品です。そのため非常に彼の色が強く、ギルモア(G)やリック・ライト(Key)の色が抑えられているので、ファンの間でも賛否が分かれる作品でもあります。この作品が後年まで、メンバー間に大きな“壁”を築いてしまったのは皮肉的です。(特にライトはアルバム製作中にウォーターズから正式メンバーを解雇されている)

楽曲の方はというと、狂気や初期の作品に見られたプログレッシブな質感、浮遊感(エコーや幻想的なシンセの多用)は抑えられ、短くてポップな楽曲が中心となってアルバムを構成しています。しかしメインテーマのAnother Brick in the Wallの様々なVerを含め、少年少女合唱隊やオーケストラなどの外部ミュージシャンを多く招いていることもあって、楽曲は緩やかでテーマに沿った一貫性を保ちながら、非常にバラエティに富んでいます。実はサウンドの方もよく聴くと非常に綿密に構成されており、ギターやヴォーカルにかけられたディレイ(山びこのように音が反復するエフェクト)処理も見事で、正に見事に「建築」された作品です(彼はバンド内でギルモアとライトを“芸術家”、自分とメイスン(Dr)を“建築家”だったと語っている)

アルバム内にはいくつか、物語のキーとも呼べる楽曲も用意され、Disc.1のMotherやウォーターズとギルモアがアレンジで強烈な衝突を繰り返したとされる、Disc.2のComfortably Numbは単体で聴いても文句無しの名曲に仕上がっています。(特に後者のアレンジ、ギターソロは素晴らしいです)また全編を通してロジャーのヴォーカルの比率が高いのですが、彼の感情的で鬼気迫るヴォーカルは時に恐ろしく(特に終盤のTrialは声の加工も相まって壮絶)、時に限りなく哀しげに響き、アルバムの世界に深く引き込まれる要因になっていると思います。

2枚組み、全26曲の大作ではありますが収録時間は実は70分強と、1枚の長めアルバムと大して変わらず非常に聞きやすい内容です。発砲スチロールを積み上げ、ステージ上に巨大な壁を構築したという映像版も含めて、一聴一見の価値があると思います。

(P.S.非常に思い入れが強い作品なので、長くなってしまいすいません…)

・「★★★追加 名盤です
 このアルバムのテーマはずばり「壁」。「壁」は、時に「人間は社会の一つの煉瓦にすぎない」という意味で社会を象徴し、時に人間と人間を隔てるどうしようもない存在を象徴するなど、様々なものの象徴として扱われています。またアルバムは「社会に組み込まれていく少年の成長記」というロック・オペラの形式とっています。ある意味平凡なストーリーですが、僕は20年以上聴いて未だに飽きません。魅力ある名盤だと思います。 飽きないというのは、もちろん音楽が良いからですが、のみならず物語自体が普遍的な問題を内包するからです。10代のころに社会と自分の関係性を自覚し恐怖に怯えるという経験は(少なくとも男性には)通過儀礼のようなものですが、そういう「普遍的な恐怖」を、ロジャーはここで圧倒的迫力をもって描写しえたと思います。 物語の中で主人公はプライドを引き裂かれ、孤独に耐え、それでも生きていかねばならなりません。そしてやがて正気を失い、自暴自棄になり、自我もろとも崩れていってしまいます。その様子は生々しく、聴く者としては古い経験を突き付けられるようで、苦い痛みを伴うものです。最後の曲はある種の救いかレクイエムのようで、愛する人々が自分を想い困惑している様子が描かれますが、その最後のオトがアルバムの冒頭に続くことが象徴するように、これもまた同じ物語の始まりでしかないことが示唆されます。 個人的なことですが、僕がこのアルバムを聴いたのは中学生の頃で、丁度社会の恐ろしさを自覚しつつある時期でしたので、受けた衝撃は強く、その後数年に渡ってこのアルバムが明示した(と感じた)世界観に呪縛され続けました。 大人になってから客観的に聴くとどのように感じたか分かりませんが、それでも十分価値のある作品だっただろうと思っています。

・「現代だからこそ浮び上がる「壁」
コンセプトは「壁」であり、「壁」と言うのは物理的なものというよりは、「人と人、及び社会との壁」というものです。ロジャーの思想が主体であり、主人公「ピンク」を通して、誕生から幼少期、ロックスターとしての苦悩が表現されています。その思想は近代に生きる我々にとって決して他人事ではないどころか、とてつもないリアリティーを持って我々に迫って来るような気すらします。 Disk1-- 1.ショウでも観に来たのか?俺の本当の姿を見てみろ! 2.幸福な誕生と破滅への予感 3.父親の不在 4.5.教師と学校への不信感 6.母親の過剰な溺愛 7.戦火焼きつくされた青い空・・それ以降もDisk2へと続き、主人公「ピンク」はファシストに変貌したりと、もはや自虐的ともいえる自己探求に我々を引きずり込みます。曲の中には明らかに我々を含めた「聴衆」を突き放す性質のものすらあります。Disk2-- 12. ザ・トライアル =「裁判」では、オペラ的な味付けとともにこのアルバムの鬱積した負のエネルギーを一気に爆発させます。

コンセプトや歌詞も秀逸なのですが、やはり一番の魅力は、曲そのものでしょう。曲一つ一つがアルバム全体を機能させるようつくられており、微細なSEと楽器の呼吸も絶妙です。(これはコンセプトや歌詞を理解していなくても感じ取れるはずです。)

社会生活を送りながらも、社会に対して何らかの「壁=THE WALL」を感じつつ生活している人にとって、この作品は、おそらく他人事ではないはずです。

・「傑作!
ノーベル音楽賞なるものが存在したら、間違いなく受賞しているであろうロックバンド「ピンクフロイド」。この有名な作品「ザ・ウォール」は、ロジャーウォーターズ主導の下製作され、とてもロジャー色の強い作品になっています。映画を意識して製作されたせいか、とてもストーリー性があります。他のピンクフロイドの作品に比べ、「怖い」感じの曲が多いように思います(表現が稚拙で申し訳ないです)。ピンクフロイドをはじめて聞く人、このようないわゆる「前衛的な芸術」に慣れていない人は、この作品を聞くととても奇妙で気持悪いものに聴こえるかもしれません。しかし、このピンクフロイドの筆舌に尽くし難い素晴らしさが分かってくるととんでもない作品であることに気づくはずです。慣れるまで我慢してでもなんどか繰り返し聴いてみてください。徐々にピンクフロイドサウンドが快感になり、中毒に陥ります。とくにデヴィッドギルモアのギターなんて素晴らし過ぎます。是非、映画版の「ザ・ウォール」も観てみて下さい。

・「Masterworks
"Animals"のLiveのときにそのコンセプトを得たWatersの全面的な指揮の下、制作された本作"The Wall"(次作"Final Cut"制作時には「独裁」状態に)。とはいっても、Gilmourのペンによる曲もあり、バランスは悪くない。CD,Live,映画があるが、それぞれWatersのコンセプトを基に実行されたといって良い関係のあるものである。映画版を観るとCDの内容がより一層理解でき、CDを聞き込むことで、サウンドトラックのように使われている曲の必然性が分かる。映画版にはCDには収録されていない曲も収録されている。

最近のLiveでもはずせない名曲、"Comfortably Numb","Another Brick in the Wall, Pt. 2"などを含むアルバムでフロイドの歴史を語る上ではずすことが出来ないポジションのCDである。コンセプトアルバムということもあり、曲単位で聴くよりは、CDを丸ごと聴くことをオススメしたい。Genesisの"ブロードウェイ"ほど難解ではないので是非聴いてみて頂きたい。"Dark side of the Moon"を求めると違うかな、という点も。

The Wall (詳細)

ファイナル・カット

・「個人的に好きです。
貴志祐介原作の「青の炎」の映画で気になり、購入しました。映画の中で、主人公の秀一の心を覗かせる効果的な形で使用されていました。

全体的に暗く悲しげな曲ばかりですが、静かに心に沁みます。どこかのサイトにも書いてましたが、ヘッドホンで聞くとホントに効果的です。映画に使用された曲以外も、何故か独自の光景が脳裏に浮かぶ気がします。。。

ファイナル・カット (詳細)

エマーソン,レイク&パーマー

・「スーパー・グループのスーパー・プレイ
 ’70年発表のデビュー作。3人の各メンバーが、それぞれ前に在籍していたバンドで実績を作っていたので、いわゆるスーパー・グループといえよう。 1曲目からパワー全開の迫力あるプレイで幕を開ける。 ②はG.LAKEの美声をフィーチャーしながらも、K.EMERSONのピアノがクラシック調、ジャズ調に激しく転調する。

 ③は、へヴィなオルガンを中心とした、ポップなハード・ロック・ナンバー。 ④は、パイプ・オルガンを大々的にフィーチャーした荘厳な曲。 ⑤は、C.PALMERのアクロバティックともいえるドラミングがアクセントとなっているジャズ風なハード・ナンバー。

 ⑥は、G.LAKEの美しいヴォーカルとアコースティック・ギターの心地良いフォーク・ナンバー。バックのシンセサイザーとドラムが不思議な雰囲気を演出している。 とにかくパワー漲る力強いプレイが全編に貫かれている。ギター・レスでキーボード主体のトリオ編成というだけで十分個性的だが、それ以上の実験精神が随所に感じられる内容になっている。

 それが、本作以降も傑作を次々と生み出せた原動力となっているのであろうことを改めて実感させられる作品だ。

エマーソン,レイク&パーマー (詳細)

タルカス

・「見事なオルガンプレー
かなりの鍵盤のテクニシャンのキースエマーソン。ジャズ、クラッシック音楽からの影響を見事にバランス良く消化した作品。グレッグレイクの声も美しい。組曲形式というのもすばらしいコンセプト。10点中10点  シンセサイザーがほえています。

タルカス (詳細)

Pictures at an Exhibition

・「このスケール、完成度は驚異的
プログレ5大バンドの1つELPことエマーソン、レイク&パーマーの代表作。ムソルグスキーの『展覧会の絵』をELPなりにアレンジしてライヴ演奏したものです。ただ、ライヴといっても歓声が入っていなければほとんどわからないほど、細かいところまで完成度の高い作品です。

本作からELPを聴き始める方も多いと思いますが、プログレと聞いて、キング・クリムゾンやイエスをイメージしてELPを聴くと、ちょっと面食らいます。他のバンドが基本的にギターをメインにおいているのに対し、ELPは極端にギターの音をなくした、9割がたシンセサイザーの音構成です。(しかも、テクニックが半端じゃない。)

私も初めて聴いたとき、いままで経験したことのないシンセサイザー主体の音のスケールに圧倒されました。今回のK2HD盤のせいなのかもしれませんが、縦横無尽に駆け巡るシンセサイザーの音は圧巻の一言です。とてもこの音が35年以上前に録音されたとは思えません。

ELPの最高傑作というと、『タルカス』や『恐怖の頭脳改革』が挙げられることが多い様ですが、私は本作をおすすめします。『恐怖の頭脳改革』のようなハイテンションな作品もいいですが、本作は「バーバ・ヤーガの呪い」のようにアグレッシブな曲以外に、「賢人」のようなしっとり聴かせる曲も収録されていて、全体的に聴きやすいです。計3回流れる「プロムナード」も全体の統一に一役買っています。そして、ラストのドラマティックな「キエフの大門」も見逃せません。

また、この紙ジャケはA式見開きジャケット(紙が厚めのタイプ)で、開くと表では額だけになっている部分にそれぞれ絵が飾られている仕組みになっています。今回はK2HD盤ということもあって音質に注目が集まっていますが、個人的には紙ジャケも気に入ってます。

・「当時は貴重な映像でした。
音質、画質、サイケなエフェクト・・現在の感覚からすると確かに不満を感じるかもしれません。しかし、海外アーティストのライブ画像を見る機会など無いに等しかった当時、これは非常に貴重な映像でした。(これがTV放送された時、当時小学生だった私はカセットテレコで録音、画像を思い出しながら、繰返し聞いていました。)

そして「誰も彼のようには狂えない」と言われたキース・エマーソンの、ロデオ宜しくオルガンの上に飛び乗っての演奏、果ては臀部で楽器を演奏する様や、上半身裸になってドラを打ち鳴らすカール・パーマーの姿など、スタジオ録音では決して窺い知る事の出来ない、彼らのパフォーマンスは必見です。特に、スタジオ録音や後期のライブしか知らない人には、初期のELPが見せる「プログレッシブ」な70年代テイストを見て頂きたいと思います。

当時から評判の芳しくない?サイケなエフェクトは、ELPが創造した音楽・パフォーマンスが余りに前衛的だった為に、戸惑いを覚えたビデオ編集者が思わず入れてしまったものだと理解しましょう!

・「買い逃した方には嬉しいK2盤の再発売
展覧会の絵を含むELPの初期作品のK2盤は、1994年頃に最初に出ましたが、完全限定盤であったため買い逃した方も多いと思います。展覧会の絵は音質という点ではそれほど高く評価されていない作品ですが、このK2盤は、通常盤CDと較べて、高域の情報量がかなり増えています。より良い音で聴きたい方にはオススメ。

・「クラシックとプログレッシブロックのコラボレーション 音質も良くなっていますね
エマーソン、レイク&パーマーの『展覧会の絵』のライブ演奏は、我々の世代にとっては、大変懐かしいですね。クラシックロックの作品として、当時話題になった作品です。このアルバムのアンコール曲として収録されている「ナットロッカー」が特に有名でしたね。

今聴いても3人の演奏技術の高さは素晴らしく、聴く者を魅了します。プログレッシブロック特有の狂気、破壊力も健在です。とても30数年前の演奏とは思えませんが。

当時、テレビでこの『展覧会の絵』のライブ演奏を見た事があります。キース・エマーソンが、キーボードにナイフを突き刺した瞬間は本当に驚きました。オルガンを破壊しながらの壮絶な演奏でした。

プログレッシブロックの進化の過程で、クラシックの音楽まで飲みこんでいって消化した作品です。ラストの「キエフの大門」のスケールの大きさは、とても3人だけで演奏されているとは思えません。今聴いても凄まじい表現力ですね。そしてアンコールの「ナットロッカー」(くるみ割り人形)へとなだれこみます。 最近、このような音楽ジャンルの枠組みを越えたスケールの大きい音楽に出会えないのが残念です。

・「名作は色あせない・・・
小学生の頃、兄が大事にしていたこのアルバム(もちろんレコード!)をこっそり聴いては、「うーん、よくわからんけどなんだかかっちょいいッ!」とガキのくせに唸っていました。最近ツタヤに行ったおり、たまたまCDを見つけたのでなつかしくて借りてきて久々に聴いてみたところ・・・・。子供のころ聴いたあの時の感動が鮮烈によみがえって言葉をなくしました。ギタリストのいないロックバンド(と呼んでいいんでしょうかね?)って成立しうるのだなあとやたら驚きまくったことも思いだしました。グレッグ・レイクの圧倒的な歌唱力、カール・パーマーの力強いドラム、そしてキース・エマーソンの変幻自在のキーボード!(この頃はまだシーケンサーの類なんてとうぜん無かったんですよね?)名作は、というか天才の輝きは時を経てもぜんぜん色あせたりしないということを、あらためて思い知らされた一枚でした。

Pictures at an Exhibition (詳細)

Trilogy

・「ELPの作風が一番分かりやすい名盤
ELPの通算4作目、スタジオ制作盤としては通算3枚目にあたります。当初はやや高音域がカットされた音質でしたが、K2盤になったら、かなり高域にゆとりのある音質になりました。内容は、安定感を崩さない範囲で冒険を試みている感じで、前作までで提示したELPの作風をしっかり踏まえつつも無難に固まらず、聴き応え感を拡大させている事に成功しています。ホウダウンは長期に渡って彼らのライブのオープニングを飾った名曲ですし、表題曲のトリロジーも見事な編曲と演奏が聴けます。なお、この紙ジャケット内側の、林の中に沢山のメンバーが配置されている合成写真ですが、若い頃のメンバーの美青年ぶりが発揮されたこの写真が、とある同性愛嗜好雑誌で無断使用された事件があったそうです。

・「地味ながら名作の1つ。
「タルカス」における”タルカス”や、「展覧会の絵」、「恐怖の頭脳改革」の”悪の教典”のように目を惹く代表曲がないだけにやや地味な印象のあるアルバムだが、すべてがEL&Pらしい名曲といえる内容。他のアルバムを聴いた人には、ぜひこのアルバムまでは手を伸ばして欲しいところ。個人的にはやっぱり"hoedown"ですよ。素晴らしいです。

・「僕は一番好きです!!
EL&Pの最高傑作としてよく言われるのは恐怖の頭脳改革やタルカス、展覧会の絵などですか、僕はこのトリロジーが一番好きです。一曲目から三曲目にかけての 永遠の謎 が切なさや虚無感を僕に感じさせてくれます。それがすごく僕の心に響いてきます。それが僕がこのトリロジーが一番好きな理由です。もちろん上記の三作もオススメですが、このトリロジーもオススメです!!ぜひ聴いてみてください!!

・「このアルバムも名盤です。(1972年発表の4作目)
 ELPというとアルバム「タルカス」や「恐怖の頭脳改革」の完成度が凄すぎて、どちらかというと目立たないアルバムになってしまいがちですが、このアルバムの完成度も結構高いです。そのサウンドは少し「ファーストアルバム」の頃に戻ったような感じもありますが、①~③の流れはとても「流麗」で個人的にひじょうに好きです。④はレイク節のアコースティックなサウンドです。⑤~⑨も個性を持った名曲揃いで満足できます。 私はこのアルバムでの「ハモンド・オルガン」の音も結構好きで、①~③、⑤のサウンドが特に気に入ってます。それぞれの曲に違った魅力があり、バラエティに富んだサウンドになっていると思います。

・「3作目にして名盤!
このELPの3作目は、レイクのボーカルを前面に出ている印象があります。「永遠の謎」は3つのパートからなる組曲ですが、レイクの訴えかけるようなボーカルには感動します。タイトル曲の「トリロジー」は変化に満ちた小組曲で、とても楽しめます。

Trilogy (詳細)

Brain Salad Surgery

・「やっとデタデタSACDマルチ
DVD−Aマルチの登場以降待ちに待っていたSACDマルチがついに登場。DVD−A衰退の現在、今後を考えるとSACDマルチでしょう。音質も良好SACDはハイブリッド仕様なので通常のCDプレーヤーでもCDとしてなら再生出来ます。ただ『Brain Salad Surgery』は、かなり以前から音質の良いリマスターが多々あるので音質に限って評価すれば、それほどのインパクトは無いと思います。

DVD−A版との大きな差は、冒頭Jerusalem がAlternate Mixで無いこと。このミックスは、ボーカルが全くの別テイクで荘厳な曲にマッチしたボーカルバージョンなのでボーナストラックとしてでも是非入れて欲しかった。

難点を云えば、他の方も言っていましたが、私もSACD探しました・・カバーも無しに詰め込んでしまうこの入れ方は無いと思う。本セット購入者にとってメインディスクなんだからね。

とはいえ、SACDを含む3枚でこの価格は大満足。

・「買い直し
4面見開きジャケットに3CD、ブックレット。DISK 1はオリジナル・アルバム, DISK 2は,アルバム未収録曲や別テイク、別MIXをたっぷり。DISK 3はハイブリットSACD。SACD層には2chと5.1MIXを収録。このサラウンドはいけてます。音もいいし、この値段なら買い!

・「3人が織り成す至高のサウンド
発表当時(私は大学生)は当然アルバムで、ジャケットの表(骸骨マーク)の両開きを開くと、そこにはメディウサが待っていて、あなたを石に変える...。そんな凝ったジャケットが違和感がない程、聴く者を異次元へと運んでくれる素晴らしいサウンドが詰まっている。

数種類のキーボード類を自由自在に操るK.エマーソンの超絶的なテクニック。ドラムス、パーカーションから果ては中国のドラまで叩きまくるK.パーマーの迫力。ヴェルベット・ボイスとベース・ラインの美しさが光るG.レイク。

この3人が織り成すサウンドが、予想も付かず息をもつかせない展開を見せて、聴く者に圧倒的な衝撃を与えてくれる。まさに「恐怖の頭脳改革」。アパートに住んでいた当時の友人は本作を自室で何度も聴いたため、隣人から変な目で見られたそうである。まさに、プログレッシブ・ロックを代表する記念碑的名作。

・「これをたった3人の演奏だと思えるか?
ELPのアルバムには捨て曲とまではいかないが、いわゆる「あんまり…」と言った感じの曲が一枚アルバムに一曲は入っていたりする(タルカスのB面とか…)。しかしこのアルバムと1stだけは特別。そういう曲が一曲も無い。教会の雰囲気っぽい「エルサレム」やパーカッシヴな「トッカータ」、アコースティックな「still‥」など小品の出来もさることながら、何と言ってもやはり「悪の教典」は圧倒的。いわゆる大作の中でもトップクラスの長さをほこる本作であるが、約30分もの間聴き手を全く飽きさせることなく最後まで突っ走る。そしてこの曲ではエマーソンがベースパートを弾き、レイクがエレキギターを弾くなど演奏力が向上している点も見逃せない。しかし何よりもたった3人でこのような分厚い音を出せたということに敬服である。キーボード奏者ならこのアルバムでのエマーソンの演奏は必聴であろう。

・「血管がブチ切れそうなテンションの高い演奏が魅力の名盤
73年発表の5作目。一般にEL&Pの最高傑作とされるアルバムであり、日本でも『恐怖の頭脳改革』の邦題で長年親しまれている。EL&Pはこのアルバムに先立って自らのレーベル、マンティコアを設立。様々な意味で絶好調だった頃の作品なだけに悪いはずもない。彼らの作品の中でも極めて美しいメロディを持った賛美歌のような1.や代表曲「悪の教典#9」は絶対に聞いておくべき。3.のバラードもグレックらしい美しい曲である。演奏のテンションが物凄く高く、アルバム全体から湯気のようなものが立ち上っている感じ。何度聞いても聞く方のこちら側にも力が入ってしまう作品というのも実はかなり珍しい。ムーグによるファンファーレやトリッキーなノイズなど、当時シンセをここまで動的に使いこなした人物はいないと思う。カール・パーマーもシンセ・パーカッションを導入している。とにかく彼ららしい作品ということなるとこのアルバムが最適。作詞にはピート・シンフィールドが参加している。

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レディース&ジェントルメン

・「ELPの神髄はLiveにあり
ELPを呼び出すアナウンスで始まるこのアルバムはELPの演奏能力の神髄を見せつける名盤です。KarnEvil9もこっちのバージョンの方がスタジオ録音よりずっとカッコイイと思うのは僕だけでしょうか?特に最初からの3曲のメドレーはスタジオ録音の『トリロジー』より1万倍カッコイイです。ELPの神髄はLiveにあり。

・「プログレファン必聴のライブアルバムです
「展覧会の絵」でライブパフォーマンスの高さを実証済のELPが放ったアナログにして3枚組のライブアルバムです。しかも「恐怖の頭脳改革」発表後のライブであり、全盛期のパフォーマンスとそれまでのBEST盤的選曲が楽しめる内容になっています。加えて、後の「ピアノ協奏曲」につながるエマーソンのピアノインプロビゼーションやKCの「エピタフ」まで飛び出すライブならではのお楽しみ付きです。やはりELPやPF、KC等、プログレのトップバンドはライブがいいなあと思わせるライブアルバムの傑作です。全てのプログレファンにお奨めできるアルバムです。

・「ELP=ライブバンドであることを実証する傑作アルバムです
「展覧会の絵」で既にライブパフォーマンスの高さを示しているELPが結成4周年を記念し、満を持して発表したライブアルバムです。「恐怖の頭脳改革」発表後のライブ音源ということで、全盛期のライブパフォーマンスと「タルカス」「悪の教典」を始めとする代表曲のオンパレードが楽しめます。さらにライブということで、後の「ピアノ協奏曲」につながるエマーソンのピアノインプロヴィゼーションやKCの「エピタフ」まで楽しめるというオマケ付きです。オリジナル以上にダイナミズム溢れる演奏が楽しめ、ELP=ライブバンドであることを実証するライブアルバムになっており、全てのプログレファンに聴いて欲しいアルバムです。

・「集大成
 この時期のプログレバンド、即ちクリムゾン、イエス、そしてこのELPは何と言ってもライブが素晴らしい。それぞれに素晴らしいライブ・アルバムがある。この『レディース&ジェントルメン』もその中の1つで、やや録音に難のあるものの3人の演奏や曲目は、まさにこの時期までのELPの集大成といえる内容でしょう。

 「タルカス」や、「悪の教典」も全曲収められており、そのテンションの高さときたら、本当に凄い。タルカスの途中のエピタフの演奏はご愛嬌ですが。「石を取れ」や、エマーソンのソロも聴き応えは十分。どこまでも3人が突っ走ってます。

 ジャケットがもうちょっと面白かったらな、と思わないことも無いですが、内容は抜群です。プログレの過激さ、楽しさが思い切り詰まったライブ・アルバムです。

・「プログレ・ファン必聴のライブアルバム!
EL&Pがもっとも油がのりきっていた絶好調のときのライブ。やたらテンポの速い"hoedown"に始まり、"tarkus"のフル・バージョン(キング・クリムゾンの"epitaph"も少し聴ける)、”悪の教典”もフルに聴くことができる。この2曲で約1時間。それだけでも、当時の彼らのパワーを窺い知ることができる。キース・エマーソンの独壇場となる"piano improvisations"は、彼の指向がわかっておもしろいが、退屈だと感じる人もいるかもしれない。

彼らのファンならこのライブ・アルバムは押さえておくべきでしょう。もちろん、ファンじゃない方も楽しめると思いますよ。

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クリムゾン・キングの宮殿

・「ワタシは21世紀の●●異常者か?
初出は1969年、THE BEATLESのアビィロードを抜き差ってチャートインした本作は、タイトル曲よりもA面1曲目の「21st schizoid man」が有名か?インパクトのあるジャケットの中から叙情的でドラマチックな曲が流れてきたのに出会った私は、その日からschizoid manとなって21世紀を迎えてしまいました。

・「イアン・マクドナルド主導のジャズロック・アルバム
ジャズとブルース・ロックの邂逅が新鮮だった時代にいち早く生まれた完成品。

天才マルチプレイヤーであるイアン・マクドナルドは、クラシック・ギターの名手ロバート・フリップ、ジャズ・ドラマーのマイケル・ジャイルス、スター性のあるヴォーカリスト、グレグ・レイクらとともに知的なジャズロックを生み出した上に、詩人ピーター・シンフィールドの想像力をそのまま音におきかえてPROCOL HARUMを越える叙事詩をつくりあげた。

あふれでるイマジネーションにともなう内的な拮抗とそれを乗り越えた作品化のエネルギーはTRAFFICにも通じるような気がします。

・「敷居をまたいで
もう来年でリリースから40年ですか。 リアルタイムで聴いたわけではないけれど、時の洗礼を受けてなお、そそり立つ孤高のアルバム、と言った感があります。 「ビートルズの『アビー・ロード』をチャート1位から引きずり降ろしたアルバム 」、「プログレッシヴ・ロックの先鞭をつけたアルバム」、「ロックの新たな始まりとその終焉を同時に内包したアルバム」、「『混乱』こそ我が墓標銘(エピタフ)と歌われている通り、このアルバムはロック・ジャズ・ブルース…ジャンルのコンフュージョンである」等々、今まで語り尽くされて来たわけですが、ジャケットの迫力も含めて、そんな評価や言葉が敷居を高くしている気がしてなりません。未聴の方で、「興味はあるけどなんだかな」って人はぜひ手にとって聴いてみてください。1曲目のタイトルはすごいと言うか、インパクト絶大ですが、すごいのは曲なのだと言うことがよくわかります。

・「宇宙に旅する
仰々しいイントロで始まる1曲目が印象的なのですが、その他は意外に静かめの曲ばっかりです。5曲目は、昔の、宇宙に旅する和製アニメで使われてイメージが湧きました。

クリムゾン・キングの宮殿 (詳細)

ポセイドンのめざめ

・「クリムゾン混乱期。バンド最大の危機。解散か存続か。
世界中に衝撃をもたらしたファーストアルバム「クリムゾンキングの宮殿」に次ぐ1970年5月リリースのキングクリムゾン第2弾アルバム「ポセイドンのめざめ」。前作の続編ともいえる「叙情的プログレッシブロック」の第2弾でもある。タイトル曲「ポセイドンのめざめ」は美しい珠玉の名作。

このアルバム発表時点でオリジナルメンバー、イアンマクドナルド、マイケルジャイルズ、グレッグレイクはもう脱退している。しかし下記のようにリストにはマイケルジャイルズとグレッグレイクも含まれている。

ロバートフリップ Guitar, Mellotron, & Devicesグレッグレイク Vocalsマイケルジャイルズ Drumsピータージャイルズ Bassキースティペット Piano

メルコリンズ Saxes & Fluteゴードンハスケル Vocalピーターシンフィールド 詩

以下は私の憶測だが・・・

ロバートフリップは思った。「大ヒットデビューしてセカンドの発表を望まれているし、早く作らなければいけない。どうすれば良いのか。ええい、どうにかなるさ作ってしまえ。グレッグとジャイルズ兄弟は親切だから最後にもう一度だけ手伝って貰おう。イアンは酷い奴だ。話も聞いてくれない。負けないぞー。メンバーとゲストの表記分けはどうしようか。そうだ!オリジナルメンバーですら1枚で終わったんだし、今回の参加者は全員クリムゾンとしても良いかも。残された俺の方がクビになった様なもんだし、自分自身もゲストみたいなものだし」

以上は私の憶測でありフリップが本当にそのような気持ちであったかどうかはわからない。が、イギリスでは有名になっている「フリップの性格」からするなら、その線は弱くはないかも。イギリス人と音楽話をする機会があるなら、試しに「クリムゾンのフリップ」の感想を訊いてみていただきたい。私の場合は顔をしかめられたこともあった。うぅぅぅむ。

・「最も奇妙、不安定な時期の作品!
1969年に発売された「クリムゾン・キングの宮殿」に続くキング・クリムゾンのセカンド・アルバム。1970年の発売。既にメンバーが大きく変わり始めていて、フリップ、シンフィールド、グレッグ・レイク(グレッグ・レイクがヴォーカルのみ)マイケル・ジャイルズ(ds)ピーター・ジャイルズ(bass)、キース・ティペット(piano)、メル・コリンズ(Sax&Flute)、ゴードン・ハスケルズ(Vo)の8人がメンバーとしてクレジットされている。メンバーの変動期に当たっていて、この作品が完成した時に残っているのは、フリップとシンフィールドのみであった。そういう混乱期にあってもこのアルバムは非常に完成度が高いし、内容もユニークである。「宮殿」にかなり似通って入るが。⑥「キャット・フード」は、ジョン・レノンの「カム・トゥゲザー」を皮肉った曲である。⑦「デヴィルズ・トライアングル」はホルストの「惑星」をモチーフにした大作。バンドの混乱期ではあってもフリップの音楽的訴求が、クリムゾンのサウンドを支えているのだろう。

ポセイドンのめざめ (詳細)

リザード

・「KCらしくない妖しいJAZZロックです
「もっともキングクリムゾンらしくない」アルバムという評価の高い3RDアルバムです。

たしかに、KCの特徴である「動」の暴力性や「静」の美しさといったものはほとんどありません。あるのはJAZZロックを基調とした妖しいサウンドです。そのサウンドに貢献しているのはフリージャズのキースティペットのピアノ、メルコリンズのSAX、そしてアンドリューマカロックのシンプルだけど正確なドラムでしょうか。とりわけキ-スティペットが主旋律を気にすることなく弾きまくるピアノの影響が大きいと思います。正統なKCファンにはお奨めできないかもわかりませんが、JAZZロック、中でも妖しいサウンドのソフツの3RDあたりが好きな方にはお奨めできます。

・「フリップの音楽プロジェクト!
キング・クリムゾンが1970年に発売した3枚目のアルバム。キース・ティペットが全面的に参加していて、ジャズの自由演奏が作品全体を特徴付けている。「ルーパート王子のめざめ」では、イエスのジョン・アンダーソンがヴォーカルとして参加。ゲストが重要な要素を占めている。

「クリムゾン・キングの宮殿」でデビューしたKCは、3作目でメンバーは大幅に入れ替わっている。残っているのは、ロバート・フリップとピート・シンフィールドだけで、それ以外はメル・コリンズ(sax)、ゴードン・ハスケル(vo/bass)、アンディ・マカロック(ds)。正式なメンバー以外でキース・ティペットとそのグループ、さらにジョン・アンダーソン。「リザード」は、キング・クリムゾンというバンドとしての個性というよ!!りは、ロバート・フリップの音楽プロジェクトの印象が強いアルバム。バンド以外のメンバーを多用し、自らのサウンド欲求を満たそうとしているように思う。ロバート・フリップの音楽性は存分に発揮されていると思う。

リザード (詳細)

アースバウンド

・「ついにCD化が実現
音質云々の問題ではない。この曰く付きの問題作を24ビット・デジタル・リマスターで体感できることを素直に喜びたい。極悪音質のブートレッグを通ってきたファンならば、この程度の音質など取るに足らないことだ。70年代クリムゾンの中で、最も極限状態だった頃の貴重な音像に身を委ねるべし!

アースバウンド (詳細)

太陽と戦慄

・「クリムゾンたる所以
名盤と言われるアルバムだが、クリムゾン初めての一枚にするにはちょっと重過ぎる。またよくあるロック的な展開でもない。ジャズのジャムセッション、アンビエント、民族音楽にも近いノリだが、恐怖映画のサウンドトラックっぽくもある。どこまでが偶然か、必然なのかわからないノイズ、全体的に流れる倒錯的でヒステリック、鉄線をギンギンに引っ張ったような限界の緊張感は、このアルバム特有のものだし、クリムゾンがいかに他のプログレバンドと一線を化すバンドだったかを感じさせる。

・「内容の価値は定評があるところ。このポニー盤の価値は
最近リマスターされたり、紙ジャケで再発されたりと、ファンが困るような再発につぐ再発。そのうち、SACDで再発されるのでしょう。このアルバムの評価は定評のあるところですが、このポニー・キャニオン盤のみのコレクター心をくすぐる点があります。それは、トーキングドラムから太陽と戦慄パート2への移行点(チャプターの位置)が大きくずれてしまっている事です。ハッキリ言えば、製作ミスなのですが、切手やコイン収集でも、製作ミスは、逆に価値がでるのです。これを聴きながら、チャプター表示を注意して見て下さい。大きくずれている事が解ります。リマスター盤は正しい位置にチャプターが置かれていますが、このバージョンだけは、ミスしています。そのため、リマスター盤と共に、このCDも持ち続けています。

・「屹立するフリー・ロックの金字塔
さまざまな実験や一貫性に乏しいアプローチを重ねたKING CRIMSONがついにロバート・フリップ主導の下、ジャズロックの語法から開放され新境地に達した作品。 リズムと高反応の即興を重視したパフォーマンスはジャズロックの最終到達点を示すと同時にテクニカル・メタルやエスニック・ロックの先駆けでもあった。 問答無用の大傑作。

・「衝撃のアルバム!
キング・クリムゾンの第5期と言われ、6枚目のアルバムで1973年の発売。音楽的な挑戦を続けるロバート・フリップが達したプログレシッブ・ロックの頂点とも言える完成度の高い作品。メンバーは、フリップの他、ビル・ブラッフォード(ds)、ジョン・ウエットン(vo,bass)、デヴィッド・クロス(violin)、ジェイミー・ムーア(per)。オリジナル・メンバーは一新され、テクニシャンが揃えられ、大幅なアドリブを取り入れ新たなキング・クリムゾンの音楽が開拓された。この作品から、KCは新たな時代に移行したとも言える。狂気と幻想という命題から人間の持つ善悪を映し出す”音”に移った。エスニック、オリエンタルなムードと音の洪水によって聴く者に戦慄が走る。②ブック・オブ・サタデー③エグザイル!ズは、ジョン・ウェットンのほのかな歌で、この作品の中にあっては砂漠で見つけたオアシスのように感じられる。ロック史上の名盤。

太陽と戦慄 (詳細)

スタ-レス・アンド・バイブル・ブラック

・「最もヘヴィなクリムゾンが聞けます
後半3部作の2作目に当たるこのアルバムはボーカルナンバーを除き、全てLIVE音源を加工したといわれています。そのせいか、インプロビゼイション性は更に高まり、もはやロックの範疇では語れない「音の固まり」になっています。また、クリムゾンによくいわれる静と動の対比ですが、静の曲は1曲だけで、後は動の曲ばかりになっており、前期クリムゾンを通じ、最もヘヴィなアルバムになっています。好き嫌いははっきりわかれると思いますが、肯定派にはたまらないアルバムだと思います。もちろん、私は肯定派であり、肯定派はここから各種LIVE音源を求めることになります。3部作は決して万人向けではありませんので、前作の「太陽と戦慄」から聞いて趣味に合うかどうかを決めればよいと思います。

スタ-レス・アンド・バイブル・ブラック (詳細)

レッド

・「キングクリムゾン完成
ï¼-ï¼"å¹'リリースのスタジオアルバムï¼-枚目「レッド」。メンバーは、ロバートフリッãƒ-(G)ジョンウェットン(B&VO)ウイリアムãƒ-ラッフォード(Drm)

ã"のアルバムリリースとほぼ同時にフリッãƒ-の一声により抜きæ‰"ち解散。メンバー陣もその計ç"»ã¯çŸ¥ã‚‰ã•れなかった。(81å¹'再結成 84å¹'解散 94å¹'再結成)

クリムゾンã‚'知らない人、ロックファン、音楽ファン、誰にでも「ã"れがキングクリムゾンである」と言いながらおすすめ出来るアルバム。

フリッãƒ-はデãƒ"ューアルバム(ï¼-9å¹')でのバンドå'©å£Šå¾Œã€å£Šã‚Œã¦ã-まったキングクリムゾンã‚'æ-°ãŸã«æ§‹ç¯‰ã-完成ã‚'模ç'¢ã-ていくã"とになる。そã-て彼の到é"ã-た完成型のひとつは、たったï¼"人のãƒ-ログレッシãƒ-ロックバンドだった。そのã"とã‚'、ï¼'曲目のレッドとアルバã!ƒ ã‚¸ãƒ£ã‚±ãƒƒãƒˆã§ãƒ•リッãƒ-はæš-に示そうとã-たのかもã-れない。(ã"のアルバム、レッドでは様ã€...な楽器のゲストãƒ-レイがタイトル曲以å¤-で存在するが、フリッãƒ-の言いたいã"とは「レッドでのï¼"人編成が、限界までè£...飾楽器ã‚'省いたクリムゾンの完成型の一つだ」というã"とだろう)

ï¼'曲目・レッド/ヘãƒ"ーロックのインストナンバーï¼"曲目・再び赤い悪夢/スモークオンザウォーターのãƒ'ロディ?

5曲目・スターレス/クリムゾンラストに相応ã-いç' æ™'らã-い大作。後半部分5分é-"の悪夢のような展é-‹ã¯ãƒ©ã‚¹ãƒˆï¼"0ç§'の感動のテーマへとå'かい、そã-て悪夢から目覚めた後のæƒ...景ã‚'è'くå'に与える。(あくまで冷静な計ç®-による芸è¡"。ドラッグの力ã‚'借りて作れる作å"ãªã©ã§ã¯ãªã„)

ゲストãƒ-レイヤーにデãƒ"ィットクロã!‚¹ Violinメルコリンズ Soprano Sax

イアンマクドナルド Alto Saxロãƒ"ンミラー Oboeマーク・チャリグ Cornet とある。

イアンマクドナルドã‚'ゲストとã-て招いたのは勿è«-良いãƒ-レイヤーだとフリッãƒ-が認めているã"とには違いない。が、イアンマクドナルドがクリムゾン復帰ã‚'希望ã-てるのã‚'知ったフリッãƒ-が、過去にギタリストの自分とバンド「キングクリムゾン」ã‚'無責任に捨てたマクドナルドへのメッセージの意å'³ã‚'も込めてのゲスト参加依頼、そã-てすぐ後の解散、だったという話もある。

・「オールタイムベストです
 ああ、なんといったらいいのか、とても好きです。他のどんなアーティスト、アルバムを押さえて、私にとってはオールタイムベストです。でも、ヘッドホンして真剣に聴いていると頭がおかしくなりそうな音楽でもあります。特に「スターレス」は頭のヒューズが飛びそうになります。

 そういえば、昔の渋谷陽一のサウンドストリートという番組で(古い!!)、ヘビーメタルベストテンという企画があって、レッドツェッペリンやらモーターヘッドやら全部押さえて、タイトル曲「レッド」が堂々の1位だったのにたまげた記憶があります。

・「歴史に残る名盤
黎明期から成熟期にいたるKCのラストアルバム。タイトルは裏ジャケにもあるとおり、臨界点(RED ZONE)にいってしまいました・・・という意味でのREDです。

様々なメンバーチェンジを繰り返し、究極のメンバー、演奏を求めてきたフィリップ大先生が得た答えが、この作品と唐突な解散宣言であったと言えるでしょう。

①は歴史に残る、メタル・プログレ最初の曲。インストですが、とにかく赤の世界における衝撃・破壊力を表現した名曲。うって変わって②では静から動に変化しつつも美しさを失わない名曲。そして④から⑤につながるエピローグは、偉大なバンドKCの一時的な休息を伝える名曲。

世間でプログレメタルと言われるバンドが多いですが、その先駆となった作品として、歴史的にも非常に価値のある大傑作だと思います。(これとZEPのPHYSICAL GRAFFITTIでしょう。 やはり)

・「オールドプログレファンにとっての最後のクリムゾン
「太陽と戦慄」以降の第2期クリムゾンの実質的ラストアルバム。それまでの作品よりも硬質でテンションの高い演奏が特徴的である。曲目により、多少冗漫な部分もあるが、track 2, 5は出色の出来である。また、Ian McDonald, Mel Collins, Robin Millerらがゲストとして参加しているのもクリムゾンフリークにとってはうれしいところ。

レッド (詳細)

危機

・「プログレ至上最高傑作
どんなプログレ・ファンでもキング・クリムゾンの『宮殿』とピンク・フロイドの『狂気』そしてこの『危機』を名盤としてあげない人はいないでしょう。5人の演奏能力は正にこの時最高レベルに達していて、複雑なリズムもなんのその、他に例を見ない世界が完成しています。高校生の時、ジョン・アンダーソンの暗示的なこの詩に魅せられて、宿題の詩をアンダーソン風に作って持っていったら、当時の現代国語の先生に馬鹿にされたのを思い出します。聴かずに死ねない名盤。

・「完成美、の極致
特にA面の「危機」は、イエスの最高傑作だと思います。初版のLPのライナー・ノーツにあった「キラメク宇宙を旅する自分を想像できる」的なファンタジーな音像の世界。哲学的?で難解な歌詞と変拍子のリズム。それでいてスタジオライブ的な息遣いの録音。ファズのかかったフレーズで「ロック」であることを主張するスティーヴのギター、クリスがビョンビョン弾くベース・・・。一転、ロジャー・ディーンの描くイラストのジャケットと一体となって幻想的な世界が広がるパートでは、リックの重厚なキーボードに乗せてジョンの透明なヴォーカルが響き渡る・・・。これは、まさに、ロックバンドが遺した、20世紀最高のシンフォニーの一つだと思います。

危機 (詳細)

Drama

・「一回限りの傑作アルバム!
イエスのメンバーチェンジの激しさも極まったか?と思えた顔ぶれで作られたアルバム。ジョン・アンダーソンがいなくなって、イエスと呼べるのか?という思いが交錯して、異質な感じのあるこの作品だが、正直、傑作と呼べる作品だと思う。

ベースのクリス・スクワイアが音作りをリードしたようでロック色の強い軽快な曲が多く、ジョンがいたがゆえに表に現われにくかったメンバーの個性が発揮されている。

その後ジョンが復帰し、元のイエスに納まってゆくことを考えれば、たった一回限りのイエスであり、時間が経つにつれ貴重な作品になってゆくと思う。イエス・ファンで敬遠されていた方には是非一度聞いてほしいと思う。

・「「ドラマ」は成立した。
1980年リリースの本作ではジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンが抜けた穴を埋める為バグルスの二人が加入しました。その吸収によりサウンドもその時分の流れを汲む事に成功し、[3]の「Does It Really Happen?」なんかは実にエキセントリックな仕上がりだ。トレヴァー・ホーンの芯の強いヴォーカルもさることながら、ジェフ・ダウンズ・・・この人は本当に器用というかポケットが広いというか何でもソツなくこなしてしまうマジシャンプレイヤーですわ。多種多彩なキーボードワークには胸躍るもんがあります。

そして「Machine Messiah」&「Into the Lens」なんかは曲の長さをまったく感じさせないほど練りこまれ密度の濃いたまらない出来です。ラストを飾る「Tempus Fugit」の聴き手に与えるスピード感も特筆ものですね。なんせこのバンドのまとまりは・・・まるで十年来もいっしょにやってきたような印象すら受ける、、アラン・ホワイトも何かしがらみから抜けたように細かいことは気にせずスケールのでかいドラミングを聴かせてくれます。

アンダーソンがいなくても「ドラマ」は成立し得ると云わんばかりに才能が弾けた一枚!

・「もっと評価されていい一枚
イエスだと思って聴くと、ジョンの声がないので、評価は難しい…というか、評価不能、というのが正直なところです。「i know a lot of fans did not like drama.」と言われるのもむべなるかな。

バグルスがまるごと加入、というのも、考えてみればどえらい事なのですが、イエスファンからすると、「必死だな」「痛々しい」「ぶちこわしだ」としか思えず、宣伝効果としてはプラスにはたらいたとは言いづらい面があります。

しかし、改めてこのアルバムを聴いてみると、「なんだ、いいじゃないか。というか、傑作じゃないか」という感想しか生まれません。

ピザを食べに行って天ぷらうどんが出てきたら、客は「ふざけるな」と怒るでしょうが、その天ぷらうどんは、相当に出来が良かったのです。

「ドラマ」は、そんなアルバムです。そうですね。バンド名のほうを変えてれば、評価は一変していたでしょうね。

・「いいスピーカで、音を大きくして聴いて下さい!
U.Kの「デンジャーマネー」といい、この Yesの「Drama」といい、80年代のプログレとしては、隠れた名盤ですね。

・「捨て曲なし!の傑作
YESの顔ジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンの脱退で「YES解散?」と騒がれたけど、代わりに加入したトレバー・ホーンとジェフ・ダウンズが実にいい味を出している。特にトレバー・ホーンの声質はジョンと聞き間違えるほど似ているので、違和感なく聴ける。アルバムは1980年リリース。「リレイヤー」以降、試行錯誤を繰り返していた時期を超越し、全体的に緊張感溢れる作品で、捨て曲がぜんぜん無く一気に聴き終えることができる。「こういう音楽を待っていたんだ!」と叫びたくなる傑作。

特に1曲目の「Machine Messiah」は約10分の大作で、往時にYESを想起させる完璧な演奏。起承転結に富んだ曲運び。それから以降「Tempus Fugit」までの感動的展開は、何度繰り返し聴いても飽きが来ない。そんな傑作アルバムであるが、世間の評価は今ひとつなんだよね〜。

今からでも遅くないので、じっくり聴き入ってほしいな。

Drama (詳細)

ア・チェンジ・オブ・シーズンズ

・「タイトルチューンは名曲!
タイトルチューンは文句なしの名曲!ダレる?ダレるところなんてありません!ペトのソロは最高に泣けます!

この1曲のために買っても損はしません!DTのテクニカルさについていける人はですけど・・・。

・「プログレと言えば大曲
~タイトル・トラックは23分にも及ぶ、いかにもプログレッシヴな大曲です。イントロからラストまで適度な緊張感が心地よく、23分間があっと言う間です。説得ある演奏技術で聴かせてくれる名曲です。2曲目以降はライヴでのカヴァー曲集で、彼らの意外なルーツを知ることができると思います。お遊びなしの真剣勝負で、どれも本家に迫るクオリティです。~~いや、「Perfect Strangers」は本家より上手いでしょう。もう一つ欲を言えば、カヴァーじゃなくて、タイトル・トラックの以前にプレイしていたライヴ・ヴァージョンなんかを収録して欲しかったです。~

・「ライブでも完全再現!!
超大作のタイトルトラックですが無駄な部分が無く23分はあっと言う間に過ぎてしまいます。前作アウェイクの硬質な感じを引っ張ったままメロディアスな部分もあり上手くマッチングがとれた作品となってます。大好きな曲です。ライブでも完全再現しておりこの難曲を緊張が途切れる事無く完璧に演奏しております。彼らにとってはまだまだ余裕のある曲なんでしょうねきっと。

・「最高峰のプログレッシブ・メタル
幅広い音楽的知識と、それを具現化するだけの変態的テクニックを備えた超技巧派音楽集団ドリーム・シアター。その巧さゆえに世紀の雇いボーカリストと囃されたジェイムス・ラブリエを迎えてからの彼らのアルバムは、どれも聴きどころ満載。最高峰のプログレッシブ・メタルである。心配の種だったキーボード奏者の変遷も、『メトロポリス・パート2』制作時、神様ジョーダン・ルーデスを迎え入れてから、ひとまず落ち着いた。もとより歴代のキーボード奏者、ケヴィン・ムーア、デレク・シェリニアン共に当代超一級の腕前。誤解を恐れずに言えば、『イメージズ・アンド・ワーズ』以降、ドリーム・シアターが発表したアルバムはどれもが超名盤なのだ。(ただ、ケヴィン・シャーリーがミキサー役に引っ込んでからの音質は、若干粒が粗く聞こえて、個人的には納得いかないんだけど…誰もそこ