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▼お薦めCD・DVD1〜6月号:セレクト商品

2007年ジルベスター・コンサート「展覧会の絵」2007年ジルベスター・コンサート「展覧会の絵」 (詳細)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ラトル(サイモン)(アーティスト), ムソルグスキー(作曲), ボロディン(作曲), ラトル(サイモン)(指揮), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)

「ラトルの秀演」「クラシック初心者にも安心して薦められるCD」「ラトルはこんなものなのか?」


New Year's Concert 2008New Year's Concert 2008 (詳細)
Joseph (ii) Hellmesberger(作曲), Joseph Lanner(作曲), Recorded Sound(作曲), Johann I Strauss(作曲), Johann II Strauss(作曲), Josef Strauss(作曲), Georges Prêtre(指揮), Vienna Philharmonic Orchestra(オーケストラ)

「甘くて、美しくて、楽しい。ワルツの真髄。」


Perfect Future(初回限定盤)Perfect Future(初回限定盤) (詳細)
東京スカパラダイスオーケストラ(アーティスト), 伊藤ふみお(アーティスト), 安藤裕子(アーティスト), ハナレグミ(アーティスト)

「21世紀のアンセム『Pride Of Lions』」「ベーシックに戻りつつ、新しく東京スカを探る」「これは凄いぞ!いかしてるぞ!」


マーラー:交響曲第10番マーラー:交響曲第10番 (詳細)
ハーディング(ダニエル)(アーティスト), マーラー(作曲), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)

「精緻で透明な美しさ光る演奏は新鮮!」「マラ10の素晴らしさ」


マーラー:交響曲第9番マーラー:交響曲第9番 (詳細)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ラトル(サイモン)(アーティスト), マーラー(作曲), ラトル(サイモン)(指揮), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)

「興味深い演奏だが評価は分かれるだろう」「マーラーの9番としては平凡」


のだめカンタービレ in ヨーロッパのだめカンタービレ in ヨーロッパ (詳細)
上野樹里(俳優), 玉木宏(俳優), 小出恵介(俳優), 石井正則(俳優), 遠藤雄弥(俳優), ベッキー(俳優), 瑛太(俳優), ウエンツ瑛士(俳優), 水川あさみ(俳優), 山口沙弥加(俳優)

「ロード・オブ・ザ・リングの門に ファンがラクガキ・・・」「あらゆる制約を乗り越えた感動作!」「ウエンツ瑛士、ベッキーが好演したと思います。」「続編希望!」「やっぱり、のだめ最高!!」


パリだ!プラハだ!!ぎゃぼー!!!のだめカンタービレ in ヨーロッパ ロケ地マップパリだ!プラハだ!!ぎゃぼー!!!のだめカンタービレ in ヨーロッパ ロケ地マップ (詳細)
上野樹里/玉木宏(俳優)

「すごく楽しかったです。」「見どころ満載!買いです!!!」「買ってよかった!」「のだめ in ヨーロッパの ロケ地マップ」「見ごたえたっぷりですが」


楽団長は短気ですけど、何か?楽団長は短気ですけど、何か? (詳細)
金山 茂人(著)

「お腹いっぱいのエッセイでした♪」


伝統的なドイツの指揮者たち 5 ルドルフ・ケンペ伝統的なドイツの指揮者たち 5 ルドルフ・ケンペ (詳細)
ケンペ(ルドルフ)(アーティスト), ウェーバー(作曲), ブラームス(作曲), シュトラウス(作曲), ベートーヴェン(作曲), シュターツカペレ・ドレスデン(演奏), ベルク(エリック・テン)(演奏)


伝統的なドイツの指揮者たち 6 ルドルフ・ケンペ伝統的なドイツの指揮者たち 6 ルドルフ・ケンペ (詳細)
ケンペ(ルドルフ)(アーティスト), ブラームス(作曲), モーツァルト(作曲), シュターツカペレ・ドレスデン(演奏), ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(演奏), ゼーマン(カール)(演奏)


伝統的なドイツの指揮者たち 7 ルドルフ・ケンペ伝統的なドイツの指揮者たち 7 ルドルフ・ケンペ (詳細)
ケンペ(ルドルフ)(アーティスト), ワーグナー(作曲), ベートーヴェン(作曲), シュターツカペレ・ドレスデン(演奏)


Mahler: Symphony No. 4Mahler: Symphony No. 4 (詳細)
Gustav Mahler(作曲), Spoken Word(作曲), Giuseppe Sinopoli(指揮), Dresden Staatskapelle(オーケストラ), Juliane Banse(Soprano)


モーツァルト・レクイエムの悲劇モーツァルト・レクイエムの悲劇 (詳細)
ダニエル N.リーソン(著), 楠瀬 佳子(翻訳), 江口 英子(翻訳)

「内容はなかなか興味深いのだが、あまりにも翻訳が…」


The Complete EMI Recordings 1946-1984, Vol. 2: Opera & VocalThe Complete EMI Recordings 1946-1984, Vol. 2: Opera & Vocal (詳細)
Erich Kunz(Baritone), Boris Christoff(Bass), Hans Hotter(Bass), Heinz Rehfuss(Bass), José van Dam(Bass), Nicola Zaccaria [singer](Bass), Walter Berry(Bass), Johann Sebastian Bach(作曲), Ludwig van Beethoven(作曲), Johannes Brahms(作曲), Claude Debussy(作曲), Gaetano Donizetti(作曲), Charles Gounod(作曲), Franz Joseph Haydn(作曲), Engelbert Humperdinck(作曲), Ruggero Leoncavallo(作曲), Pietro Mascagni(作曲), Wolfgang Amadeus Mozart(作曲), Modest Mussorgsky(作曲), Jacques Offenbach(作曲)

「「大人買い」の至福のワンセット」


ドイツ・グラモフォン・コンプリート・レコーディング(240枚組)ドイツ・グラモフォン・コンプリート・レコーディング(240枚組) (詳細)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(アーティスト)

「買いました。」「買うの躊躇しちゃいますね・・」「持っているものとかなり重複しますが」「私も」


Mahler: Symphony No. 6 [Hybrid SACD]Mahler: Symphony No. 6 [Hybrid SACD] (詳細)
Gustav Mahler(作曲), Bernard Haitink(指揮), Chicago Symphony Orchestra(オーケストラ)


カラヤンの“美”-ロバート・ドーンヘルムによるドキュメンタリーカラヤンの“美”-ロバート・ドーンヘルムによるドキュメンタリー (詳細)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(俳優)

「永久保存版」


のだめカンタービレ #20 (20) (講談社コミックスキス)のだめカンタービレ #20 (20) (講談社コミックスキス) (詳細)
二ノ宮 知子(著)

「親?の心子?知らず」「本当の意味での転換点の1冊?」「ピアノまたはクラッシックに興味のある人のみの」「のだめのレビューは本当に難しい」「それぞれのコンクール」


Jazz Matinee: Let Freedom SwingJazz Matinee: Let Freedom Swing (詳細)
Toshiko Akiyoshi(アーティスト)


Debussy: La Mer; Dutilleux: L'Arbre des songs; Ravel: La valse [Hybrid SACD]Debussy: La Mer; Dutilleux: L'Arbre des songs; Ravel: La valse [Hybrid SACD] (詳細)
Claude Debussy(作曲), Henri Dutilleux(作曲), Maurice Ravel(作曲), Recorded Sound(作曲), Mariss Jansons(指揮), Royal Concertgebouw Orchestra(オーケストラ), Dmitry Sitkovetsky(Violin)


Wagner: Ring Orchestral HltsWagner: Ring Orchestral Hlts (詳細)
Donald Runnicles(アーティスト)


Verdi: RequiemVerdi: Requiem (詳細)
Giuseppe Verdi(作曲), Semyon Bychkov(指揮), WDR Symphony Orchestra(オーケストラ)


Vol. 30 Staatskapelle DresdenVol. 30 Staatskapelle Dresden (詳細)
Busch(アーティスト), Skd(アーティスト)


『天空の女神』ライヴ 1981『天空の女神』ライヴ 1981 (詳細)
アース・ウィンド&ファイアー(俳優)


オーケストラの向こう側 フィラデルフィア管弦楽団の秘密オーケストラの向こう側 フィラデルフィア管弦楽団の秘密 (詳細)
ダニエル・アンカー(監督), フィラデルフィア管弦楽団(出演・声の出演), ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(作曲), イーゴリ・フョドロヴィチ・ストラヴィーンスキイ(作曲), タン・ドゥン(作曲), シューベルト(作曲), ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮), クリストフ・エッシェンバッハ(指揮), シャルル・デュトワ(指揮), インゴ・メッツマッハー(指揮)


▼クチコミ情報

2007年ジルベスター・コンサート「展覧会の絵」

・「ラトルの秀演
2007年に行われたベルリンフィルのジルベスターコンサートの展覧会の絵。久々に聴き応えのある展覧会の絵だ。ベルリンフィルの機能美、名人芸が遺憾なく発揮されている。キエフの大門からラストの盛り上げ方などラトルの指揮も見事だ。華麗な演奏の中にロシア臭さもある。私は展覧会の絵はショルティ、シカゴ響のものがベストワンディスクと思っているがそれに続く優秀ディスクの登場だ。

・「クラシック初心者にも安心して薦められるCD
これからクラシックを聴こうという人に『展覧会の絵』のCDを1枚勧めるとしたら、私ならこれを勧めるだろう。冒頭のテンポも、場面転換の鮮やかさも、「サミュエル・ゴールデンベルクとシュミイレ」のやり取りのテンポのよさも、「キエフの大門」の鐘の音とともに響く祝砲のような音も、申し分ない。ゲルギエフ/ウィーン・フィル盤は期待ほどではなかったし、ムソルグスキー作品で固めたアバド/ベルリン・フィル盤も原典版『禿山の一夜』以外は退屈だった。チェリビダッケ盤はファースト・チョイスには向かないだろう。その点、これは安心して薦められる。日本語解説も、各場面や聴きどころの詳しくわかりやすい説明や、使われている楽器についての解説など、懇切丁寧で初心者に親切だ。併録のボロディンの交響曲第2番と「だったん人の踊り」も良い。録音も、音質の悪さで悪名高いEMIにしては良い方だと思う。(もちろん、オーディオマニアには不満かもしれないが。)

・「ラトルはこんなものなのか?
優秀なオケ、ドライブの利いた指揮による管弦楽人気曲の名演。ビギナーにはまさにぴったり。しかし、その分この作品のどうしょうもない退屈さが明らかとなるディスクだ。これはラトルのせいではないといえばその通り。絢爛豪華、バブリーなゴージャス感がある演奏でもないし、抉りまくった演奏でもない。ここもあそこも優秀妥当な高偏差値演奏である。

『展覧会』はオルフの『カルミナ・ブラーナ』やガーシュインなどとともに、ラトルとすれば取り上げざるを得ない人気曲なのだろうが、天下のベルリン・フィルを考えれば、まずは、いやそろそろブラームスのシンフォニーやブルックナーの第5、第8、第9あたりで勝負して欲しいものだ。ブラームス『ドイツ・レクイエム』、ブルックナー第4、シューベルト『グレイト』といったドイツ物が既出だが、いずれも凡演、駄演。EMIの録音への不評もあって旗色が悪い。一定の評価を得たショスタコーヴィチのシンフォニーでも、評者には不満しか残らなかった。

当ディスクでも敢えて挙げるなら「サムエル・ゴールデンベルク」などは、大いに不満だ。純音楽的な路線なのかもしれないが、優等生過ぎるとでも言おうか・・・。これはやっぱり録音のせいなのか? 「キエフの大門」はなるほど盛り上がっているかもしれない。随分お上品だが。実演で聴けば大興奮するのかもしれない。

録音技師とか時代による技術的な違い、再生機との相性などはまるで知らないが、同時に購入した同じEMIのジョルジュ・プレートル指揮『プーランク・オーケストラ作品集』(輸入盤)はメリハリのある高音質だった。演奏も素晴らしい。楽器の出し入れ、思い切った鳴り、バランス・・・・。やはり指揮者の力量が大きいのかとも思われるのだが。

2007年ジルベスター・コンサート「展覧会の絵」 (詳細)

New Year's Concert 2008

・「甘くて、美しくて、楽しい。ワルツの真髄。
初めてのフランス人指揮者の登場だと言う。意外かもしれない。しかし今回あらためて認識したのは、ワルツとはヨーロッパに普遍的な舞踏の一形式であったということだ。ベルリオーズも、ウェーバーも、チャイコフスキーも、R,シュトラウスもみな美しいワルツを書いている。なぜ「ウィンナワルツ」だけを特別扱いできようか。プレートルの演奏は、実に甘くて、美しくて、楽しい。洗練され屈託のないところは「フランス的」なのかもしれないが、この楽しさはワルツの真髄である。今までのウィンナワルツの聴き方は(これは私だけではあるまいが)、いかにも「ウィーン的でなければならない」と決めてかかってきた気がする。それがかえって、J.シュトラウスをはじめとするオーストリア出身の作曲家のワルツのよさを殺いできてしまったかもしれない。

これまであまりニューイヤーコンサートを楽しく聴いた記憶があまりない。いつも「型どおり」だった気がする。しかし、今年のは、踊りなどのアトラクション的なものの気の利き方もあり、楽しかった。何よりもプレートルの指揮がよかった。年は確か80くらいだろうと思ったが、とにかく音楽が若い(全曲暗譜していたのには驚いたが)。プレートルといえばプーランクのスペシャリストというイメージがあり、私も彼のプーランクのCDを愛聴している。甘さ、美しさ、リズム感の良さなどは、彼のプーランクの演奏と相通じるものがある。彼がここまで健在であったとは! こらからもう少し活躍を続けてほしいと思う。

New Year's Concert 2008 (詳細)

Perfect Future(初回限定盤)

・「21世紀のアンセム『Pride Of Lions』
好みはいろいろあると思いますが、個人的な意見としては今までのスカパラのアルバムのなかでいちばん好きなアルバムになりました。タイトルチューンでもある1曲目の『Perfect Future』で確実にヤラれると思います。スパイ映画などのオープニングを思わせるドキドキ感満載の曲です。アルバム全体を通してのバランス感覚も絶妙で、ひとことで言うなら<飽きないアルバム>。そして、なんと言ってもこのアルバムを象徴するのが、昨年12月に解散したKEMURIから盟友・伊藤ふみおをゲストヴォーカルに迎えた11曲目の『Pride Of Lions』。作詞をしたバリトンサックスの谷中敦がインタビューでも言っていましたが、KEMURIの解散を表明していた伊藤ふみおが、去年のライジングサンのステージでスカパラと1曲だけ共演した後に「KEMURIは解散するけど歌うことはやめずに続けていこうと思ったよ、、、、」と言ったことによって生まれた曲。まさに音楽が持つ力によって切り開かれた“完璧な未来”が描かれている曲と言えるでしょう。スカパラの詩人・谷中の作詞がこの曲を数段素晴らしいものに昇華させていると思いました。(ブックレットには対訳の日本語詞有り)エルレガーデンの細美武士も『TR11が4分を越えました。このままもう5分くらい続けばいいのに!!』というコメントを寄せていましたね。<夢>と<勇気>と<希望>と<友情>という弾丸を銃に詰め込み、未来に向けてブッ放した21世紀のアンセム『Pride Of Lions』。もちろん歌詞は英語だから日本のみならず世界中で鳴り響くアンセムになるべき楽曲!!さらに、初回盤のボーナスDISCに収録されているスカパラが昨年のヨーロッパツアー時に出演した「モントルー・ジャズ・フェスティバル」のライブ音源(8曲)を聴くと、彼らが世界に対してもまったく引けを取らずに闘っていることがよくわかります。

・「ベーシックに戻りつつ、新しく東京スカを探る
ベストを出して心機一転ということで、かなり気合の入った今作。ゲストに安藤裕子と伊藤ふみおを迎えてのヴォーカル曲などがあります。

・「これは凄いぞ!いかしてるぞ!
正に、魂を鼓舞するアルバム、適度のセンチメンタリズムとエロチシズム、そして過分な躍動感と高揚感に溢れている。以前、傑作アルバム「Stompin’On Down Beat Alley」で、にわかスカパラ・ファンになった者にとっても十分に満足できる。これって、ライブでは、床が抜けるほど大盛り上がり確実の新作ではないか。いきなり、管楽器と弦楽器と打楽器が、我も我もとばかりにシャウトしながらも、見事にハーモニーされるそそられるオープニングのアルバムタイトル曲1から、これぞスカパラ・サウンドと呼ぶべき怒涛のインストゥルメンタル5.9.10に、ムーディで大人な媚薬を感じさせる7、踊りたくなる事必至の伊藤ふみおとのコラボが楽しい軽妙でリズミカルな11他、何ともヴァライティに富んだDISC1に、2007年のヨーロッパ・ツアーでの「モントルー・ジャズ・フェスティバル」でのお馴染みの楽曲乱れ打ちライブ(「Ska Me Crazy」での聴衆との一体感を感じよ!)が丸々8曲も付いて、もはやボーナス特典と言うには有難過ぎる(笑)DISC2も併せて、何とも嬉しい1枚。

Perfect Future(初回限定盤) (詳細)

マーラー:交響曲第10番

・「精緻で透明な美しさ光る演奏は新鮮!
10番はもともと妖艶な美しさが曲全体を覆うっていますが、この音楽がハーディングを通り抜けることで、マーラーの精神を濾過して、その音楽が持つ美しさと香りだけを取り出したような演奏に驚いてしまいました。穢れがないというべきか、30代前の演奏家でなければ紡ぎ出せないような透明で美しい音楽は、古今の誰とも異なる素晴らしい演奏です。終楽章のティンパニの一打は、今までどの演奏家のものでも不自然に聞こえてしまい仕方がないとあきらめていましたが、初めて自然な演奏に接しました。音楽界に身を投じる為に若くして自らの信じる神も捨て、死の予感の中で妻のアルマの愛さえ失いかけたマーラーの終楽章は感動的です。昇華されていく音楽の美しさに浸ることができました。優秀な録音であることは間違いありませんが、素晴らしい録音だったブーレーズの2番、3番、8番に匹敵するかというと今一歩という気がします。しかし空間の奥行、広がりの取れたマーラーに相応しいすぐれた録音になっていることは間違いありません。

・「マラ10の素晴らしさ
クック稿の10番はどうしても認めないという人も多いかと思います。そんな人たちに聴いてほしいのが、ギーレン盤、シャイー盤、そしてこのハーディング盤のいずれかです。どれも三者三様の名演で、マーラーかどうかを認めるかは個々人になってきますが、素晴らしい名曲だとは感じるかと思います。このハーディング盤は今まで全曲版の中でも最も博愛に満ちた演奏で最後はそれこそ、浄化されるように終わりを告げます。いわゆる「マーラーには厳しさ」というものを求めている人にはなかなか合わないかもしれません。しかし、終楽章の美しいフルートの音色など本当に感動的です。10番のファーストチョイスとしても最高でしょう。が、正直音質が余りよくないです。悪くも無いですが、管楽器の音色がかなり乾いて聴こえます。後発の輸入盤では改善されてることを望みます。

マーラー:交響曲第10番 (詳細)

マーラー:交響曲第9番

・「興味深い演奏だが評価は分かれるだろう
きわめてメリハリのきいた演奏だ。「もっとすんなりいっても」と思うところでタメを作るかと思えば、他の演奏以上に一気に加速したりする。「ここでこんな音がしてたっけ?」と思うぐらい、今までの滑らかに流れる演奏の中では聞こえていなかったいろいろな音が聞こえてくるのも興味深い。ヴァイオリンを両翼に分けた対向配置の効果も、ウィーン・フィルとの旧盤以上にはっきりと感じられる。録音状態はもちろん今回の方が優れている。

だが、そうしたことは、別の見方をすれば、音楽の滑らかさとか、この曲に従来結びつけられてきた「死の予感」から連想される耽美的な美しさなどには、少々欠けるということにもなるかもしれない。そうした点では旧盤のほうが上だろうし、かつてのベルリン・フィルとカラヤンの作り出した流麗と洗練の極みのような演奏とは全く違っている。これに比べれば、ブーレーズ/シカゴ響盤も、より滑らかで美しい演奏に聞こえる(ただしライヴ録音か否かとかレーベルの違いとかもあるので一概には言えないが)。そこがおそらく評価の分かれる点だろう。

しかし、第2楽章の「いくぶんぎこちなく、そしてきわめて粗野に」(このCDの日本盤では「いくぶん歩くように」となっているがカラヤン盤の解説では「いくらかぶきっちょに」、ブーレーズ盤では「いくぶんぎこちなく」となっている)とか第3楽章の「きわめて反抗的に」という指示を見ると、この曲はただ滑らかで耽美的なだけの曲でもない。それらの指示を見事に実現してみせた演奏と言うことも出来るだろう。舞曲も、滑らかに流れるような踊りではない。こういう言い方が適切かわからないが、イメージとして言うならば、古楽の演奏を経て起伏が大きくユーモラスな感覚を持ったハイドン演奏が隠し味になっているマーラーという感じか。個人的には、現時点では美に陶酔できる演奏に魅力を感じるが、このCDはなにか病みつきになって時折聴きたくなる演奏だと思う。

・「マーラーの9番としては平凡
マーラーの交響曲9番というと、ベルリンフィルの当たり曲で名盤も多く、バーンスタインのライヴ、カラヤンの2種(ライヴのほうが優秀)、バルビローリ、アバド。ラトルのマーラーはデビューの5番が駄作で、この9番はまあまあだけど上記の名盤の中では、どうしても埋もれてしまう。平凡な演奏。フレーズやテンポに意味の無い変化を付けるのがこの人の特徴で、過去を見てもこういったアポローチの指揮者は一時期脚光を浴びても、結果としては平板な指揮者で終わっている。ラトルの何曲か聴いたが、大指揮者とは成りえない人材です。

マーラー:交響曲第9番 (詳細)

のだめカンタービレ in ヨーロッパ

・「ロード・オブ・ザ・リングの門に ファンがラクガキ・・・
このドラマでのだめ達が暮らしているアパルトマンの門として、利用された門(スタジオセットではありません)にスプレーで「ぎゃぼー!」 サインペンでは「のだめinヨーロッパ見たよ!」と落書きが されていました。先週はさらにマングースが書かれていました。しかもうろ覚えだからか、下手でした。のだめファンは本当に迷惑だなと思いました。 このDVD見て、フランスへNO・DAMEの旅に出る人はそんな暴走はやめていただきたいです。

・「あらゆる制約を乗り越えた感動作!
言葉の問題、ロケ地、キャスト。。。 問題の多さから製作が困難と言われていた「ヨーロッパ編」が新春スペシャル として製作された。 原作でも重要な外国人キャラクターであるターニャをベッキーが、フランクを ウエンツ瑛士が演じ、二人とも予想を超えるはまり具合を魅せる。 ギャグも徹底的に描かれ、観るものを飽きさせない。 何より、千秋が指揮者コンクールで、のだめはリサイタルで成長を遂げていく 様子が感動的に描かれている。 海外編をここまでの作品に仕上げた出演者、スタッフに拍手を送りたい。

・「ウエンツ瑛士、ベッキーが好演したと思います。
のだめのファンを納得させるヨーロッパ編だと思いました。ウエンツ瑛士、ベッキーに違和感なくなじめました。それぞれ、役割を十分演じて、楽しい雰囲気を醸し出していたと思います。音楽の話題も豊富で、音楽のファンも納得できるものになっていたのではないでしょうか。ヨーロッパでの撮影は大変かもしれませんが、続編をぜひ期待します。よろしくお願いします。

・「続編希望!
新春スペシャルをみて、どっぷりのだめワールドにはまってしまった者です。子育てで忙しく、月九の時はリアルタイムでみることができませんでした。こんなに面白いドラマを見過ごしていた自分が心底情けなく、DVDボックス&漫画全巻を一気に揃えてしまいました!。失っていた時間を取り戻すべく、今空き時間をみつけては猛勉強中です!。それにしてもドラマの素晴らしさといったら…いくつか削られたエピもありますが、すっきりまとめられ、漫画未読(放映時は)の私でも存分に楽しむことができました。製作に携わった全ての方に敬意を表します。漫画から飛び出たような樹里ちゃんのだめや、美しい玉木さん千秋をはじめ、キャスティングも素晴らしい!。ベッキーターニャや石井さん片平等スペシャル版のキャストもよかった。続編に期待してスペシャル版のDVD購入させて頂きます。次は松田さんやムッシュ長田を登場させて欲しいですね(松田さんは細川茂樹さんでいかがでしょう?)

・「やっぱり、のだめ最高!!
一夜だけかと思ってたら、二夜続けて楽しませてもらえて、すごく幸せでした。でも、どうせ二夜するなら、第二部として、月九枠でやってくれれば・・とも思ったのですが・・・。

漫画での名場面は、しっかり押さえてくれてて大満足。ベッキーと、ウェンツも好演。もう、他の配役は考えられない程はまってる、上野樹里さんと、玉木さんの演技にも、改めて感動しました。

漫画の世界を、ここまで、忠実にドラマ化できるなんて。ほんとに、俳優と、スタツフの方々に感謝の作品です。

それにしても、ラストは笑えましたね。あれだけ感動させといて、変態の森で終わるか!!みたいな(笑い)。

のだめカンタービレ in ヨーロッパ (詳細)

パリだ!プラハだ!!ぎゃぼー!!!のだめカンタービレ in ヨーロッパ ロケ地マップ

・「すごく楽しかったです。
私はテレビで放送された『ロケ地マップ』を録画して観ました。まだHDDに残してたまに観てます。ですからDVDを買うことをちょっと考えました。実際に購入してみて、本編はテレビで見れなかった部分も見れましたし、出演者の方のインタビューも見れました。良かったと思います。でも私が一番お勧めしたいのは、本編の『コメンタリー付き』の方です。これまでテレビや雑誌で、出演者側の思いや裏側など色々拝見しましたが、監督さんやプロデューサーさん側からの体験談は聞いたことなくて、すごくおもしろかったです。しかも話をしている3人がとても楽しそうで・・・。一緒に涙出そうになりました(笑)もっとず〜っと裏話を聞いていたかったです!どうしようか迷って買ったけど、すごく楽しかったです。今までよりも内側からドラマが見れるようになりました。お勧めです!!

・「見どころ満載!買いです!!!
SP当日に放送された正味45分ほどのスペシャル番組に未公開映像を含めた84分のメイキング番組。ロケ地を見るにも楽しめますし、撮影風景も見ごたえのあるものでした。どれだけキャストスタッフがこだわりをもって「のだめ」の撮影をしていたのかというのがよくわかるものでしたし、共演者同士の仲のよさなども垣間見れて、かなりお得感のある番組でした。結構なネタバレを含むので、本編をまだ見ていない人は本編後に見たほうがいいかもしれませんが、ファンなら手に入れておいて損はないはず!上野樹里さん、プロデューサーとディレクターの裏話満載のコメンタリーも楽しめました。さらに61分の特典映像!上野さんのロングインタビュー、玉木宏さんのカフェでのインタビュー、さらに指揮シーン撮影終了後の燕尾姿でのインタビューと見ごたえがかなりありました。他にも峰君や真澄ちゃん、黒木君など連ドラメンバーに加えて、ターニャ、フランク、ゆうこ、カタイラなどのSPからのメンバーのインタビューも収録されていて、とてもお得なDVDでした。付録のロケ地マップもかっこよくて立派です。あれなら現地にもっていっても恥ずかしくない!

・「買ってよかった!
テレビで放送したものを録画していたので、買おうかどーか迷ったんですけど買って正解でした!

デレビ録画と見比べたらデレビでは放送されてなかった映像がしっかり入っててまた楽しむことが出来ました。

デレビで観てない方はもちろん、デレビで一度観た方もまた楽しめると思います!

・「のだめ in ヨーロッパの ロケ地マップ
ロケ地マップのDVD。食べまくり?歴史的建造物?のだめ投げたりなげられたり?見所満載となったパリ、プラハ。きっと最高。教会でモーツアルトが聞こえたら最高ですが、どうでしょうか。

・「見ごたえたっぷりですが
2008年正月スペシャルドラマ「のだめinヨーロッパ」の撮影をくまなく追った本編84分と、出演者インタビューなどの特典映像61分を加えたメイキングDVD。パリとプラハの名所をめぐる撮影隊の知られざる苦労に唸り、暴走エキストラのはじけっぷりには笑い、のだめパワー炸裂の撮影風景は、現地の人の目にどう映っているのかちょっと心配になる程(笑)。そんな見ごたえたっぷりのこのロケ地マップ、こんなにいろいろ先に出してしまって、本編DVDの特典ディスクには一体何が収録されのるか!?更に楽しみになるばかりですが、出演者の中にはこれが本編DVDの特典ディスクと思って答えている節のある方も有。関係者の方にも予想外なのか、やはりこの販売方法には星1つ減。ディスクがたいへん取り出しにくいシングルデジパックにも更に星1つ減。このようなケースは取り出す際にディスクをしならせすぎると痛む事がありますので、要注意です。(過去にディスクが痛んでノイズが出るようになってしまった悲しい思い出が…)

2008/5/9 追記本編DVD-BOXを入手してビックリ、BOXにはこのロケ地マップも収納できるのです!なるほど〜。そして同じタイプのデジパックに見えるのに、こちらは普通にディスクが取り出せます。何故?

パリだ!プラハだ!!ぎゃぼー!!!のだめカンタービレ in ヨーロッパ ロケ地マップ (詳細)

楽団長は短気ですけど、何か?

・「お腹いっぱいのエッセイでした♪
 クラシック音楽は嫌いじゃない。っていうか、けっこう好き。年に6回くらいのコンサート鑑賞はしてるかな?でも、、、楽団長って、聞いたことがあるようでないようで。。。う〜ん、一体どんな仕事なのかなと思って、手にとった。

著者は、その職業を会社の社長のようなもの、って表現してたけど、、、読んでいて確かにそのとおりか、って感じた。でも、一般企業の社長は、なんでもかんでも、あれほどには仕事をしないんじゃないの!企画、金策、人事、営業、等々なんでもかんでも。。。

東京交響楽団てオケについても、親しみがわいた。今まではテレビ番組の「題名のない音楽界」とかでしか知らなかったけど、ね。文章にリズムがあって読みやすかったし、裏ネタもおもしろかった。

それに、脚注があるのって親切だよね。良く知ってるつもりの作曲家かなんかも、何年に生まれて何年に死んだなんて、結構知らないもんね。クラシック音楽というのは専門用語の多い分野なので、脚注があることで、とても読みやすくなった。

濃ぉ〜い1冊でした。

 

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モーツァルト・レクイエムの悲劇

・「内容はなかなか興味深いのだが、あまりにも翻訳が…
モーツァルトのレクイエムに関する久々の本格的研究書ということで、わくわくしながら早速注文して読んでみた。内容は、それほど新鮮な知識ばかりとは言えないものの、非常に具体的な論述と実証的な考察に満ちた、興味深いものであった。しかしながら、本書を努力して訳されたであろう二名の訳者の方々には大変申し訳ないのだが、翻訳があまりにもお粗末すぎる。私は自分自身も英語の専門家の端くれであり、かつモーツァルトの大ファンなので、予備知識で補うことで何とか読み進めることができたが、あまり予備知識のない人がこの翻訳をいきなり読んだら、わけがわからなくなって途中で放り出してしまう恐れが大きいだろう。具体的には、次のような問題がある。1.音楽用語に関して、慣習にそぐわないものや不統一な部分が多々みられる。2.明らかに原文の英語を誤って解釈したと思われる部分が随所にみられる。私はこの本の原典を所有していないが、おそらく原文はこのような表現で、それをこのように解釈し間違ってのであろうと、容易に想像できてしまう箇所も多かった。3.翻訳の問題というよりも日本語表現の問題として、表現の拙劣な部分が多すぎる。特に助詞「が」と「は」の使い分けなどがひどい。4.私としてはこれがいちばん許しがたい点であったのだが、訳者がふだんからモーツァルトの音楽を愛し、モーツァルトに興味を持っていたならば、当然すぐに気づくに違いないであろう内容的な誤りや筋の通らない記述が、誤訳されたまま放置されている。いずれこれらの問題点を解決した全面改訂版が出版されることを強く願って止まない次第である。

モーツァルト・レクイエムの悲劇 (詳細)

The Complete EMI Recordings 1946-1984, Vol. 2: Opera & Vocal

・「「大人買い」の至福のワンセット
まさに「大人買い」。全部聞き通し終わるのは何時か?重複して既にもっているのも多少あるがジャケの関係などでそちらを手放す事は今のところ考えていない.安価なバックアップを入手したと考えれば腹も立たない.リブレットは付属CD-ROMにPDFでついている(流石に邦訳は無い).私としてはこのセットはシュバルツコップとカラヤンの組み合わせの演奏が多数聞けるのが幸せだ。録音もモノラルである事を忘れさせる優秀なものが多い。一枚あたり¥300弱。驚異的なコストパフォーマンスだが,制作費は回収し終わっているカラヤンだからこそなせるワザだろう。一点,難点として,あいかわらずばらつきが多いEMIオランダ工場のプレスの品質を言及しておく.

The Complete EMI Recordings 1946-1984, Vol. 2: Opera & Vocal (詳細)

ドイツ・グラモフォン・コンプリート・レコーディング(240枚組)

・「買いました。
特にカラヤンファンではありませんが、知らなかった名演が満載です。買って良かったです。満足です。

前出の、『水戸”コーマン”』さんが、「一枚3000円」とおっしゃってますが、何故そうなるのでしょう?240枚組で300,000円だから、一枚あたり、1,250円です。安いですよ。

・「買うの躊躇しちゃいますね・・
どうなんでしょうか?妥当な値段でしょうか?せめて、10万円なら、買うかな?皆さん、どうでしょうか?投稿してください!

・「持っているものとかなり重複しますが
1枚当たり1250円ですか・・・ドイツ・グラフォモンは廉価販売をやってくれませんね。老舗ですから・・・

で、購入したいんですけど何せお金が貧・・・経済的に分不相当なので買えません。なかなか入手できない盤も含まれていて購入できる方は幸せですね。すでにドイツグラフォモンのカラヤンは30枚ほど持っていますので、重複するんですけど、特にこの中で特典として付いている盤だけでも売って欲しいくらいです。

価格が10万・・・いや、20万ぐらいなら買いますが。10年後ぐらいにCDが廃れて、別メディアになったときに、この価格が下がることを期待して今は我慢します。

・「私も
10万円程度が妥当のような気がします。というのもこれを買おうと思うのはかなりのカラヤン・ファンであるはずですが、それほど熱心なファンならかなりのCDをすでに持っているはずです。その重複する分も目をつぶって買おうとした場合、30万(1枚3000円!)はちょっと手が出ませんね。

ドイツ・グラモフォン・コンプリート・レコーディング(240枚組) (詳細)

カラヤンの“美”-ロバート・ドーンヘルムによるドキュメンタリー

・「永久保存版
先日、NHKhiでカラヤン生誕100年特集で一足早く見て購入を決めました。以前NHKで3時間でカラヤンのドキュメンタリー番組が放送されてまして保存版として残してますが、それをも超えるクオリティの高い内容になってます。娘さん(イザベルとアラベル)やラトルやヤンソンス等の豪華コメントもさる事ながら、カラヤンのリハーサル風景もふんだんに使われ、また時代の2大巨匠たるバーンスタインとマーラーの交響曲5番のリハーサルの対比などかなり興味深い内容です。よく90分にまとまったなぁと感心します。しかも、いろいろな視点で客観的な内容なので生誕100年記念の『カラヤン賛歌』という単純なのでないのも評価できます。とにかく、カラヤンの事はよ〜く知っているよ てな人も是非是非見て下さい。

カラヤンの“美”-ロバート・ドーンヘルムによるドキュメンタリー (詳細)

のだめカンタービレ #20 (20) (講談社コミックスキス)

・「親?の心子?知らず
オクレール先生の心、のだめ知らず。千秋の心、のだめ知らず。ってな感じでした。のだめは自分がどれほどのものを天から授けられてしまったのか認識していない。ターニャやあの千秋でさえも羨む天賦の才、宝石のきらめき。だが、のだめの苦悩もその授かったギフト故なのかもしれないとも思った。改めてのだめの感性、才能に驚嘆する千秋。そして、オクレール先生がいかにのだめの育成に心血を注いでいるかを目の当たりにする千秋。コンクールで"プレイ"に走って本選出場を逃したターニャを見て、なぜ、オクレール先生がのだめのコンクール出場に慎重なのかが少しわかった気がした。今までのだめをほったらかしてわがまま放題に音楽にのめりこんでいた印象が強い千秋だったが、19巻あたりから「一緒に…」という意識が随所に表れている気がする。二人がキスしているシーンはとても自然だった。Lesson117の扉絵が、のだめの旅立ちの日もそう遠くはないことを暗示している気がした。そして、118ではその絵がシルクハットにフロックコート姿の千秋とのツーショットになっていて二人で同じ彼方を見つめている。二人の未来がこうだったらいいと思った。この物語もそろそろ終楽章にさしかかっているような気がしている。

・「本当の意味での転換点の1冊?
みんなの恋の行方、本格的キスも出てきたけど、重要なのは実は最後のシーン、千秋の住込みレッスンで一心不乱に練習してたのだめが、突如、千秋をレッスンを拒否する。でもこれは、いつもの自信喪失ののだめが、千秋の勘違いに怒ったのではなく、「もう自分で曲の意味が分かる!先輩はもう自分のことをして!」という彼女なりの宣言ではないでしょうか。その伏線としてラフマニノフへの開眼と、〈どう感じるかはのだめのもの〉⇒〈曲の構造を理解したうえでの自分なりの解釈の確立〉という宣言があるように思います。最後まで読んでみて、「音楽に正面から向き合う」という第一巻以来の彼女の抱え込んでた課題が、解決に向かい始めた卷のように思えてきました。それにしても、「さぞかし…」というビミョーにずれたのだめ日本語は笑いました。

・「ピアノまたはクラッシックに興味のある人のみの
ピアノが好きか、クラッシックが好きな人なら、十分に楽しめると思います。フランスでの生活、音楽と正面からぶつかったり、斜めから見たり。音楽に真剣に取り組む姿、音楽に集中したときの感性のすばらしさ。天才と秀才の違いを見るようです。のだめが天才で、千秋が秀才だと思いますが、いかがでしょうか。

・「のだめのレビューは本当に難しい
 「笑えるクラッシック漫画」という「売り文句」は今回も正しい。  のだめの読者は、クラッシックに造詣の深い人(演奏する人、聞き込んでいる人)と、クラッシック初心者の両方がいると思うが、私はバリバリ初心者としてのコメント。

 今回はいわゆる「アナリーゼ」的なセリフがものすごく多い。普段なら読み飛ばすのだが、今回と今後の展開に大きく関連があるような気がするので、じっくり腰を据えて読んでみた方がいいかもしれない。 おもしろいと思ったのは、演奏者は、作曲家の作曲時の心情を加味して演奏すべきなのか、譜面を見て演奏者が自ら解釈して「プレイ」すべきなのか(コンクールでターニャは自己陶酔プレイで失敗)という点である。

 のだめは没入することで作曲家の語りかけ(「メッセージ」)が聞こえてきたようだが、千秋は猛烈な勉強で作曲家の「メッセージ」を体得しているようだ。 千秋のベート−ベンについての解説は正直おもしろいと感じた。演奏家や指揮者が感じている作曲家の「メッセージ」をまとめた本があれば、是非読んでみたいものである。 

 カントナ国際コンクールが終わり、アパートのメンバーにも変化が訪れる。 R☆Sオーケストラは新しい展開が開けそうだが、千秋やのだめに何が起こるかは展開が読みにくいように感じた。

・「それぞれのコンクール
パリでピアノ修行中の女の子のだめと 指揮者として活動する千秋の、恋愛と音楽修行のお話です。

今巻は、ターニャと清良が二次予選にすすんでいるコンクールのお話から。ターニャは結果を残さないと、援助を打ち切られて帰国しなくてはいけないがけっぷち。でもおかげで、意識しあっている黒木くんと進展ありそう。。。?黒木くんの発言にはびっくりしました♪

清良と、こっそり応援にかけつけていた峰もタイミングよく出会っています。遠距離恋愛長いのに、いきぴったり。らぶらぶですね。

いっぽうのだめと千秋は、最近どうも歯車があっていないかんじ。。めずらしく千秋がのだめのために!ってもえているのにうまくいかない。いい感じだと思っていても長続きしないというか。7月発行予定の次巻の予告にますます不安をあおられます。。

のだめカンタービレ #20 (20) (講談社コミックスキス) (詳細)
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