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▼最近買ったお気に入りCD:セレクト商品

ShineShine (詳細)
Joni Mitchell(アーティスト)

「カムバック作も傑作でした。」「心地良いシリアスさ」「35年以上変わらぬ創作力、歌詞つき」「期待通りの作品。」


リヴァー~ジョニ・ミッチェルへのオマージュリヴァー~ジョニ・ミッチェルへのオマージュ (詳細)
ハービー・ハンコック(アーティスト), レナード・コーエン(アーティスト), ノラ・ジョーンズ(アーティスト), ティナ・ターナー(アーティスト), コリーヌ・ベイリー・レイ(アーティスト), ジョニ・ミッチェル(アーティスト), ルシアーナ・ソウザ(アーティスト), ウェイン・ショーター(演奏), リオーネル・ルエケ(演奏), デイヴ・ホランド(演奏), ヴィニー・カリウタ(演奏)

「やったぜ!快挙だ。グラミー最優秀アルバム賞」「今年発表のジャズ作品の上位にランクされるだろう極上の作品」「ハービーさんありがとう☆…あるジョニファンより」「真剣に演ったね」「ハンコックの大ホームラン!」


Planet EarthPlanet Earth (詳細)
Prince(アーティスト)

「あえてアナログっぽい音作りの向こうに見えるメッセージ」「買いです。」「おそるべし、殿下」「買いです。」「幕の内弁当なアルバム」


A Tribute to Joni MitchellA Tribute to Joni Mitchell (詳細)
Various Artists(アーティスト)

「ジョニの偉大さを改めて感じます。」「豪華なトリビュート盤」「生き続ける作品の力」「この素晴らしいアルバムで、再びジョニに脚光を!」「尊敬ということ」


TwelveTwelve (詳細)
Patti Smith(アーティスト)

「ロック」「Bob Dylan と Nirvana」「ファンへのプレゼントでもあり」「やはり、ただものではない..」「傑作」


Tales of a Librarian: A Tori Amos CollectionTales of a Librarian: A Tori Amos Collection (詳細)
Tori Amos(アーティスト)

「Tales of a Librarian: A Tori Amos Collection」


Strange Little GirlsStrange Little Girls (詳細)
Tori Amos(アーティスト)

「ただのカバーアルバムじゃない」「驚いた。」「バラエテイーに富んだ作品」


シンク・タンク (CCCD)シンク・タンク (CCCD) (詳細)
ブラー(アーティスト)

「CCCDだけ余計。」「最高な音楽」「デーモンのソロ・ユニット的内容」「「blur」以降のファンにとっては予想以上の出来」「心地良い☆」


Taming the TigerTaming the Tiger (詳細)
Joni Mitchell(アーティスト)

「未踏の高さ」「異常な美しさ」


American Doll PosseAmerican Doll Posse (詳細)
Tori Amos(アーティスト)

「コンセプチュアル。」


The Hounds of Love (+6 Bonus Track)The Hounds of Love (+6 Bonus Track) (詳細)
Kate Bush(アーティスト)

「一粒の宝石のようなアルバム」「ポップスのある意味最終型」「(ふしぎな)大人のPOP」「愛の形」


The Beekeeper + Bonus DVDThe Beekeeper + Bonus DVD (詳細)
Tori Amos(アーティスト)

「地味ながら佳作」「米国を代表するシンガーソングライター」「はっきりいって」


トゥ・ヴィーナス・アンド・バックトゥ・ヴィーナス・アンド・バック (詳細)
トーリ・エイモス(アーティスト)


ウインターソングウインターソング (詳細)
サラ・マクラクラン(アーティスト), サラ・マクラクラン feat.ダイアナ・クラール(アーティスト)

「いいですねぇ」「鳥肌の立つ、でも落ち着く美しさ」「私はエンヤより好き!」


The Good, the Bad & the QueenThe Good, the Bad & the Queen (詳細)
the Bad & the Queen The Good(アーティスト)

「自由に飛び、好きなように遊ぶ、デーモン・アルバーン。」「派手さはないけど飽きないアルバム」


ザ・ベスト・オブ(限定盤)ザ・ベスト・オブ(限定盤) (詳細)
ブラー(アーティスト), アルバーン(その他), コクソン(その他)

「90年代ポップバンドの象徴」「BLURは最高」「こういうのがベスト盤」「ロックだー!」「一緒に歌いだしたい曲がたっくさん!」


レジャーレジャー (詳細)
ブラー(アーティスト)

「「いい曲はあっても、アルバムとしては・・・」」


モダン・ライフ・イズ・ラビッシモダン・ライフ・イズ・ラビッシ (詳細)
ブラー(アーティスト)


パーク・ライフパーク・ライフ (詳細)
ブラー(アーティスト)

「超傑作!!!」「ブラー思春期の決定的作品」「シニカルでリリカル。これははまる。」「ロンドンパンクの継承者」「PARKLIFE」


1313 (詳細)
ブラー(アーティスト), デーモン・アルバーン(その他), グレアム・コクソン(その他), ロウンツリー(その他), ジェームス(その他)

「荒さはあっても、粗はない」「絶望の中の美しさ」「ぎっしり」「オービットのバランス感覚がいきた作品。」「空間☆」


Demon DaysDemon Days (詳細)
Gorillaz(アーティスト)

「国内盤とは違って、」「愛すべき1枚ですね」「デーモン恐るべし!ゴリラズ最高!」「DVDもついて、この値段は最高」「デーモンはやっぱり天才でした。」


▼クチコミ情報

Shine

・「カムバック作も傑作でした。
ジョニ・ミッチェル5年ぶりのカムバック作である。一時は絵画に没頭するため音楽活動を離れたそうだが、創作意欲を抑えられずに復帰作を創り上げた。これが、すばらしい!出来栄えなのである。昨年の夏に家から離れて自然の中で動物達と過ごして創られたインスト曲の#1からしてジャジーでかっこいいジョニの世界が広がります。#2、#10といったようなキャッチーな曲もありますが、詞の内容は全編を通して現代社会に対する批評が垣間見えます。ほとんどの楽器をジョニがプレイしていますが、これがスタジオミュージシャン並みにイケル!「ビッグ・イエロー・タクシー」のアコースティックギターのカッティングもかっこいい!!新規一転してHEARMUSICから出したのも正解だったのは?とにかく一聴の価値ありです。この世代で生まれてよかった・・・・。

・「心地良いシリアスさ
待望のジョニ・ミッチェル復帰作。オリジナル新曲版では9年ぶり。今回は聴く前から最もシリアスな作品になると聞いていましたが聴いてみて納得。音は実にシリアスです。しかし、聴いていて辛くなるような音楽ではありません。心に切々と響く心地良いシリアスさ。一日に何回でも聴けます。事実、買ってから今までヘビーローテーションで何度も聴いてしまっています。改めて彼女のソングライティング能力の高さをまざまざと見せ付けられて感動しました。オープニング曲のピアノで綴られるインスト曲から持っていかれ、良い意味で彼女らしい曲が繋がっていきます。一曲一曲丁寧に作りこんでいるなぁと感じます。昔のアコースティック期の代表曲のセルフカヴァーもあります。今回はジャケットなどどこにもジョニの描く絵が使われてないのは唯一の残念な事ですが、芸術的なアート写真の数々が実に作品とマッチしていてこれは逆にアリです。

・「35年以上変わらぬ創作力、歌詞つき
1971年の名盤『ブルー』を聴いたあとにこの作品を聴きましたが、35年以上変わらぬジョニの創作力に驚きました。ジョニと同じくカナダ出身のニール・ヤングにも共通しますが、カナダ出身のシンガー/ソングライターとして、あたかも、アメリカもより肌寒い辺境で、アメリカという中心を横目に見ながら、マイペースで淡々とフォーキーなグッド・ミュージックを奏でているかのような独特の雰囲気に引き込まれますね。それでいて、歌詞には、戦争や環境破壊を憂う切迫した情動も表現されています。歌詞つき。スーパー・ジュエル・ケース仕様。ジュエル・ケース仕様の日本盤にボーナストラックはないので、輸入盤でもいいのではないでしょうか。

・「期待通りの作品。
待ちに待ったジョニ・ミッチェルの新作。予想にあった様にシリアスな内容だが、ジョニの世界を見事に具現化している。一曲目はインスタルメンタルで始まり、作品への期待が徐々に盛り上がっていく見事な演出で幕が開ける。一つ一つの音を丁寧に積み重ねながら、彼女の世界を築き上げていく様は、全くもって年齢の衰えなどを一切感じさせない。ジョニ・ミッチェルの凄いところは、誰にも媚びることなく、且つ嫌味なく、自分の世界に人を引き込むエネルギーである。年輪を重ねても、その音楽は先鋭的であり、優しく魅力的である。今作品が、ミュージックシーンにおいて、今年最大の出来事である間違いないことである。

Shine (詳細)

リヴァー~ジョニ・ミッチェルへのオマージュ

・「やったぜ!快挙だ。グラミー最優秀アルバム賞
ジョニ・ミッチェルへの敬意を表したこの『RIVER』。慎重に選ばれたジョニの曲8曲とウェイン・ショーターのNefertiti、デューク・エリントンのSolitudeで構成されている。ボーカリストとしては、ジョニ・ミッチェル本人、ノラ・ジョーンズ、コリーヌ・ベイリー・レイ、ティナ・ターナー、レナード・コーエンらが参加している。Herbieは人生のほとんどを音楽家として歩んだ優秀な演奏家であり、作曲家であり、プロデューサでもあるが、過去のアルバムと比べても、このアルバムでは、Herbieのピアノの音が一段と澄んでいる。「透明」といってもいいような純度だ。そして一段と洗練され都会的なサウンドとなっている。素晴らしい。

ジャズアーティストが最優秀アルバム賞を受賞したのは、43年前の白人テナー奏者スタン・ゲッツとブラジル音楽家ジョアン・ジルベルトの「ゲッツ〜ジルベルト」以来という快挙だ。人種と肌の色への偏見は根強かった。

受賞のスピーチでHerbieはこう語った。「今までの因習にとらわれず賞を贈ってくださったことに感謝します。そして、私が模範としてきた巨人たち、マイルス・デイビス、ジョン・コルトレーン、本当に疑いなく賞を獲るに値した人たち・・・。今日は不可能が可能になることが証明された夜なのです」

世界のJAZZMEN、おめでとう!

・「今年発表のジャズ作品の上位にランクされるだろう極上の作品
ジョニ・ミッチェルの音楽界復帰・新作リリースにシンクロしたジョニへのトリビュート・アルバムであるが、彼女の作品を素材にしているものの、ハービーとL.クライン(プロデュース及びアレンジは2人が手掛けたとのこと)による新たな解釈が展開され、ハービーのジャズ作品の大傑作に仕上がっている。例えば「青春の光と影」は、曲目リストを見て初めてこの曲だったのかとわかるぐらいの大胆なアレンジが施されている。ジョニ本人を含めてヴォーカル付きが5曲。そのうち、(10)のレナード・コーエンは詞を読んでいるだけ。残りの曲はインストゥルメンタル。そして、ジョニ作品ではない曲として、デューク・エリントン等のソリチュードとウェイン・ショーターのネフェルティティ(!)が含まれている。これらの曲もジョニの曲中心の本作に違和感なく溶け込んでいる。従って、本作はハービーによる秋の夜長にふさわしいアコースティック・ジャズを賞味するための作品だと思った方がよい。彼は全曲生ピアノを弾いており、その一音一音の美しさに聞き惚れ、改めて彼がリリシズム豊かなピアニストであることを再認識した次第である。本作は、今年発表のジャズ作品の中で上位にランクされるだろう、極上の力作として大いに推奨したい。

日本盤にはボーナス・トラックとしてジョニの超名曲「ア・ケイス・オブ・ユー」が含まれており、本作品は日本盤を求めるべきだろう。この曲がある意味本作でジョニの原曲に一番忠実だが、実に美しい感動的な演奏である。キース・ジャレット・クァルテットのマイ・ソングに匹敵するのではなかろうか。このようなボーナス・トラックに耳を傾ける時こそ、日本に生まれ、ジョニ、そしてジャズのファンであることの幸せを噛み締める瞬間である。

・「ハービーさんありがとう☆…あるジョニファンより
ジョニ・ミッチェルのファンなのでこのアルバムを買いました。ハービーとジョニとジャズとアコースティックの融合。更に曲ごとにVo参加のアーティスト達(ノラ、ティナ、コリーヌ、レナード、ルシアーナ、ジョニ本人も参加)もまた融合してくるので絶妙な味わいになっています。インスト曲も入っているのですが(ジョニが書いていない曲2曲含む)全く違和感のない良い繋がりです。

ハービーのアルバムですがジョニファン大満足!日本盤のボーナス・トラックには私の大好きなケース・オブ・ユーが原曲の形を留めたJAZZになって入っているですが、レナード・コーエンの原曲を大胆にアレンジしてそれが独特の毛色になっているジャングル・ライン(←これも素晴らしい!)で終わるより個人的にはこのアルバムらしいと思います。

これからの季節にぴったりな素敵な大人のアルバムを届けてくれたハービーさんに感謝します。余談ですが、同時期に発売されたジョニの新作も秋にぴったりの素晴らしい作品でした。

・「真剣に演ったね
ハービーがジョニを演ると聴いて素晴らしいと感じたが、ニュースタンダートの様な一般受けする選曲やミュージシャンを並べて安っぽい雰囲気があるかと言えばそうではない。

・「ハンコックの大ホームラン!
前作Possibilitiesのようなアルバムはハンコックに一枚くらいあっても良いが正直なところそれほど楽しめるアルバムではなかった。今回も類似した企画物なのかと思ったのだが対象がジョニ・ミッチェルだし参加しているヴォーカリストも非常に興味深いものなので期待半分、不安半分で聴いてみたのだけれどもこれは非常に素晴らしい。メンバーはハンコック(p)、ウェイン・ショーター(ts,ss)、デイヴ・ホランド(b)、ヴィニー・カリウタ(ds)、リオーネル・ルーク(g)にジョニ本人を含む6人のヴォーカリストが参加。プロデュースはジョニの音楽的パートナーであるラリー・クライン。ショーターやカリウタなどジョニと縁のあるミュージシャンを上手く起用したところに彼の見識の深さを感じる。ヴォーカリストのなかではやはりジョニ本人が圧倒的な存在感を発揮するが他にもティナ・ターナー(ハンコックとの共演が多いチャカ・カーンではなくティナを選んだことにやはりプロデューサーの見識を感じる)、またレナード・コーエンのほとんどポエトリー・リーディングに近いヴォーカルも素晴らしい。唯一コリーヌ・ベイリー・レイだけは力不足を感じさせるのが残念。欲を言えばマリー・ドルヌや月並みではあるけれど先ほどノンサッチがリリースしたジョニへのトリビュート盤にも参加していたカサンドラ・ウィルソンなんかが参加していても良かったかも。ショーターもソロやオブリガードに魅力を全開させていて最後まで一気に聴かせてしまう傑作。

リヴァー~ジョニ・ミッチェルへのオマージュ (詳細)

Planet Earth

・「あえてアナログっぽい音作りの向こうに見えるメッセージ
とびきり楽曲の質の高い1曲目、一見なんてことないけどキレの良いGリフとジャストでタイトなリズム隊がメチャメチャかっこいい2曲目を試聴して、即買った。僕が一番好きだったアルバム「1999」「パープレイン」の頃がなぜか思い出される。リサ&ウエンディやシーラ・Eといった名前がクレジットされているからだけではないだろう。‘85年のパープレインツアーの頃、ジミヘンのように全身全霊でギターを弾きまくりロックしていたプリンスの姿が目に浮かぶ。

中盤以降は良く練られた多彩なスローナンバーによって、アルバムにぐっと深みが出る。粋なピアノとミュートしたフリューゲルホーンがジャージーな3、タイトなファンクロックチューンの4をはさみ、5はスローナンバーだけれども、馴染みやすいメロディと練られたアレンジにより深い味わい、全く退屈しない。6はコーラスの絡みが心地よく、7はウエンディの弾くマンドリンがとても良く似合う。

ディスコ感覚モロ出しに涙がチョチョ切れる8からはまたパーティー再開だ。バッチバッチのホーンセクションは短いソロ回しを含めて、そのカッコよさは聞かないと分からないね。9、フェイザーのかかったGのイントロでまた「パープレイン」を思い出すも、アップテンポでひねりも充分、文句なし! エンディング10もストレートだ。正直言って、プリンスのアルバムを最後まで聞きとおせたのは久しぶり。しばらく愛聴盤になりそうだ。

最後に、このアルバムは録ったものを加工して現代的な音にすることをあえて拒んでいるように思う。表ジャケには例のサインのみで文字がなく、曲名すら書いてない(プロダクション情報はあるが)。“Planet Earth”と“人間の文明や技術の進歩”が、放っておけばより相入れない状況になる、というメッセージと受け取るのは深読みだろうか?

・「買いです。
自らのレーベルやマイナーなレーベルからの作品ももちろんよかったのですが、久し振りのメジャー、ワーナーからの「ミュージコロジー」以降、明らかにプリンスは新しいディケードに突入したという確信を僕たちは抱きました。そこから三枚目である本作もその勢いを維持したままの快作と呼べる出来で、古くからのファンは溜飲を下げたはず。とかく一時代を築いたアーティストが言われがちな、「先進性を失った」「音的にひとつ古い」云々の横槍も撥ね返す、このほとばしる創造性を一体だれが揶揄中傷できるのでしょうか。瑣末な瑕疵(と言っていいならですが)や、いかにもプリンスといった手触りを越えて、スネアの音や曲を盛り上げていくギターやボーカルなどの総体としてプリンスは、もはや普遍という言葉にふさわしい高みにまで登りつめたような気がします。

・「おそるべし、殿下
殿下が完全に、時代にアジャスト、しました。80年代の疾走後、後進のR&Bアーティストに押されまくった90年代は、ワーナーとの闘争〜プリンスという名の封印、自主レーベルの設立など山ほどの暗中模索がありましたが、ザ・レヴォリューションに変わるバックバンド、NewPowerGenerationでの質の高いパワフルな演奏も、イマイチ時代を見誤っているかな?という印象も正直拭えずでした。プリンス個人としては、90年代は結婚〜長男の死産〜離婚、そして親御さんの逝去、と、疾走のツケが来たような人生の節目続きでありました。毎年何かをリリースする多作な殿下ですが、この10年弱は本来の創作意欲を見失いかけていた惰性をも感じました。プリンスという名前を取り戻した99年の「レイヴ・アン2・ザ・ジョイ・ファンタスティック」以降、彼のリハビリは徐々に熱を帯びて行きますが、葬送ムードの強いジャズ的作品「レインボウ・チルドレン」、思い切りフュージョンにまで行ってしまった「N・E・W・S」がことのほか評価が高く、その次の現代のR&Bに照準を合わせ直した「ミュージコロジー」あわせてグラミー受賞で一線復帰をしました。「レイヴ〜」という作品以後、殿下にとっては「80年代の自分の音」と今の自分がどう折り合いを付ければよいかはある種長い間の悩みであったかもしれません。ですが、そんな90年代の試行錯誤を経て、殿下の音楽の基本スタイルは結局80年代の音、ということに開き直ったかのような出来が「KISS」の新世紀版とも言える「ブラック・スウェット」収録の「3121」と思います。快作でしたが、でも何かが足りない印象でした。

そして今作、前作では足りていなかった「自信」を深めた殿下を、アルバム収録10曲すべてに感じます。音が流行であろうがそうでなかろうが関係なく、殿下自身の意識が現代のダイナミズムに追いついた、創作意欲が凌駕している、という感想。ほぼ全編ミディアム系の曲で構成されていますが、随一のハード・ロック・ナンバーM-2「Guitar」に、強い自己肯定を見る思いがします。この人が絶好調のときの音は、解説を要しません。骨太の一枚、どうぞ、感じてください。

・「買いです。
自らのレーベルやマイナーなレーベルからの作品ももちろんよかったのですが、久し振りのメジャー、ワーナーからの「ミュージコロジー」以降、明らかにプリンスは新しいディケードに突入したという確信を僕たちは抱きました。そこから三枚目である本作もその勢いを維持したままの快作と呼べる出来で、古くからのファンは溜飲を下げたはず。とかく一時代を築いたアーティストが言われがちな、「先進性を失った」「音的にひとつ古い」云々の横槍も撥ね返す、このほとばしる創造性を一体だれが揶揄中傷できるのでしょうか。瑣末な瑕疵(と言っていいならですが)や、いかにもプリンスといった手触りを越えて、スネアの音や曲を盛り上げていくギターやボーカルなどの総体としてプリンスは、もはや普遍という言葉にふさわしい高みにまで登りつめたような気がします。

・「幕の内弁当なアルバム
プリンスといえば多彩な音楽センス故にファンによってツボがバラバラだったりする。

バラードがツボだったりファンキーなナンバーがツボだったり・・というように

今までのアルバムは多彩なナンバーが入ってるとはいえどこか全体的にR&B寄りだったりファンク寄りだったりという印象のものが多かったが

今回の新作は1曲1曲がはっきりと印象が違う。ファンキーなのはファンキー。POPなのはPOPと振れ幅が大きくまたどれもがプリンスとして納得できる密度の濃いナンバーに仕上がってます。

まさに高級料亭の幕の内弁当状態。

全10曲とボリュームは少なめですが全方向のプリンスファンが満足できるアルバムだと思います。

Planet Earth (詳細)

A Tribute to Joni Mitchell

・「ジョニの偉大さを改めて感じます。
ジョニ・ミッチェルのトリビュートです。様々な分野のミュージシャン達から崇拝されているジョニだけに集まったアーティストの豪華なこと!ビョーク、プリンス、コステロ、アニー・レノックス、サラ・マクラクラン、ブラッド・メルドーなど超一流アーティストばかりです。一曲目はアレンジの違いにエッ?って驚かずにはいられない「Free Man・・・」。二曲目には癒しの極め!ビヨークの歌声が聴けます。もちろん、「Help Me」(K.Dラング),「River」(ジョームス・テイラー)などのようにジョニの雰囲気を踏襲している曲もありますよ。けど、圧巻はプリンスの「A Case Of You」でしょう。プリンスが自らピアノを弾き(ギターだけでなくピアノも素晴らしい!)、切なく歌う極上のバラードになっています。この一曲を聴くだけでもこのアルバムを買う価値はあると思いますよ。このアルバムを聴いた後「コート&スパーク」、「ブルー」、「夏草の誘い」など名作を聴いて本家本元のよさを知るのもいいでしょう。今年中にジョニのニューアルバムも出るそうで・・、それもまた楽しみです。

・「豪華なトリビュート盤
ジョニのオリジナル曲も素晴らしいが、各アーティストによるアレンジ、歌唱、個性的味付けも素晴らしい。

1は斬新にアレンジされてますがそれが良い感じに2,5はアーティストの個性を生かしつつオリジナルをうまく継承している3はVocalistの性別が変わるだけで雰囲気が変化する4はVocalなしのインストにアレンジされていて6,10,12は大御所の味とジョニの作品の融合7,11はオリジナルに忠実にジョニへの尊敬の念が伺えます8はより幻想的に9はらしい選曲ですね

ジョニ・ミッチェルのオリジナルを聴きまくってますがそれでもいても飽きないトリビュートです。                                                      だからといってトータル的にジョニの姿が浮かんでこないアルバムではなくジョニの輪郭もはっきり見える良いトリビュート盤だと思います。

・「生き続ける作品の力
2000年にNYで開催されたジョニ・ミッチェルのトリビュートコンサートと時期を同じくして発売を予定していたアルバムの企画自体が頓挫。その後いつ出るかとファンを待たせて7年。ついにリリースになったこのアルバムは、まさに待った甲斐があったと言わしめる抜群の内容だと思う。選曲が初期の作品に固まってしまったのが少々残念な気がするが、ビョークを筆頭に、カエターノ・ヴェローゾ/プリンス/ジェイムス・テイラー/KD.ラング/カサンドラ・ウィルソン/ブラッド・メルドゥ……と業界の中でもかなりの「クセモノ」たちが集結したことは素直に嬉しい。そしてそのアレンジの大胆さもまた秀逸。もはや原曲を感じさせないほどの仕上がりに、ジョニ本人は(苦い顔をするどころか)大喜びでしょう。そういう人です、あの方は。そのジョニの新作が今年の秋に予定されていることですし、このアタリでもう一度彼女の作品に向き合って見るいい機会だと思います。是非第二弾を企画して欲しい、そう思える近年稀な秀逸なアルバムだと思います。超お薦め!

・「この素晴らしいアルバムで、再びジョニに脚光を!
このアルバムは良い。しかも、相当。

やはりこのアルバムを手にとるのは、その大多数がジョニ・ミッチェルのファンということになろうかと思うが、かなりコアな方々(ちなみに私もそうなのですが)も含めて、充分満足いく出来になっているのではないだろうか。

選曲は彼女の長きに渡るキャリアを全般的にカヴァーしたものであるし、その作品群の音楽性に合わせて、演じるミュージシャンも実に様々なジャンルから集められたヴァラエティに富む顔ぶれとなっている。そして何といっても、それら各ミュージシャンの各楽曲が、それぞれのオリジナリティあふれるジョニ解釈を持ちつつ、決して一人よがりならず、非常に高いクオリティの“聴かせる”作品に仕上げられている点が重要だ。個人的には、Sufjan・Steavens,Caetano・Veloso,Brad・Mehldauといった人々は初めて聴いたのだが全く瞠目させられたし、コステロやプリンスはその実力どおりの素晴らしい仕事ぶり、豪華女性陣の競演も見事で、中でもビョークの「ボーホー・ダンス」は圧巻と言える出来栄えである。思うに、やはりジョニ自身のオリジナル作品の他に類を見ない独創性とその完成度の高さが、それをカヴァーするミュージシャンたちをして、相当な覚悟と気合と技量をその作業に要求し、これらの充実した結果をもたらしたといえるのではないだろうか。

カヴァーしたそれぞれのミュージシャンのファンの方々をはじめ、トータルな一枚のアルバムとしても非常に整合感・質ともに高いので、より多くの人達に聞かれればと思う。そして、2002年の「トラヴェローグ」以降引退状態にあり、最近の情報が極めて乏しいジョニ本人に対しても、再評価の波が大いに盛り上がってくれることを期待したい。

・「尊敬ということ
噂が出た段階からずっと気にしていたけれど、聞いてみて、更に驚いた。 参加しているミュージシャン全員がジョニ・ミッチェルを尊敬していて、私もあなたのような存在になりたい、と思っているのがはっきりと判る。 それにしても生きて、活動をしているというのにトリビュートアルバムが出ちゃうジョニはすごい。それだけの力があるんだなぁ、と改めて思った。 さらに。どの曲もジョニの曲というより、その人の曲になっている、というのがすごい。最初の音から間違いなくその人の曲だ。すごいなあ、みんな。どれも予想以上にいい。ノンサッチは素晴らしいレーベルだとここでも改めて思った。偉いよ、ノンサッチ。もう、手放しで誉めちゃう。素晴らしい。

A Tribute to Joni Mitchell (詳細)

Twelve

・「ロック
カバー集とはいうのは、謙遜であろうか。オリジナルアルバムと考えていい。  1曲目の「アー・ユー・エクスペリアンス」から完全に曲はパティのものになっている。まるで別の曲。「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」なんていう驚きの曲も入っているが、これも、元の曲と肩を並べるくらい素晴らしい出来である。全ての曲は解体され、パティの鋭い感性で曲中の最もロックなるものを抽出され、新たに構築しなおされている。  アメリカン、ブリティッシュ、60S、70Sと幅広い選曲となっているが、好きな曲を選んだと言うより、彼女が今最も表現したい事を表す曲を選んだものだろう。パティの懐メロソング集では決して無い。  パティはまだロックしているのである。音楽を聴いて身震いを憶えるなんてここ何十年も何百年も無かった。  ちなみに私は、日本盤を買ったが、歌詞も記載されておらず(パティの意向らしい。一曲一曲にパティのコメントがある)、もちろん対訳も無い。お高い日本盤を買うよりこっちの輸入盤で良かったかなとも思っている。ご参考に。

・「Bob Dylan と Nirvana
7曲目、Bob Dylan の“Changing of the Guards”がなかなか良い。原曲も聴いてみたが、こちらのほうが私は好きだ。ディランの「臭み」がなくなって物足りないといえばそれまでだが。それにしても6分ほどにもなる曲をほとんど同じメロディーで聴いていて飽きないということは、やはりディランがすごいということでもある。ま、歌詞がシブいわな。

もう1つ、たぶんこのアルバムの中でもっとも注目すべき10曲目、Nirvana の“Smells Like Teen Spirit" が素晴らしい。かなりテンポが遅く、かつシンプルな演奏なのだが、バックで弾かれるクラシックギターの音が非常に印象深く、独特の雰囲気を醸し出している。この1曲を聴くためだけでも買う価値があると思う。

・「ファンへのプレゼントでもあり
何を歌っても自分の世界を作ってしまう力があるため、「パティ・スミスのオリジナルアルバム」として聴いてもさほど違和感はないのですが、やはり肩の力を抜いて楽しむのがいいのではないでしょうか。

メンバーが楽しげに(もちろん心を込めて)演奏しているのが伝わってきますし、一曲一曲にパティのコメントが付いているのも嬉しいですね。

・「やはり、ただものではない..
ティアーズ・フォー・フィアーズ、ニール・ヤングなどロックナンバーのバラード中心かな?と聴き進むと、ストーンズ、ポール・サイモンのミディアム・ナンバー、果てはニルバナのハードな名曲、さらにヒップホップの名曲まで、ロックヒストリーを俯瞰するような選曲の良さ。カバーアルバムは、そのアーティストの特徴でまとまることが多いですが、彼女は1曲1曲、完全に自分のものにしています。この人、本当に詩人なんですね。ジェファーソン・エアプレーンあたりにくると、思わず体がスイング。ポール・サイモンも、んー凄い!ニルバナに至っては、脱帽。言葉もありません。既にヘビーローテしています。

仕事で疲れて帰ってきた体と心を癒してくれる、久々の掘り出し物。星空の下で、頭を空っぽにして、聞き入りたい1枚です。

・「傑作
正直最近のパティのオリジナルアルバムは楽曲がぱっとしないのが多かった気がするので(個人的にですが…)このカバーアルバムは久々の当たりのような気がします。冒頭のジミヘンのAre You Experienced?をはじめしっかりと自己解釈をした上で歌っており原曲への敬意を持ちつつもパティ色に染め上がった素晴らしい仕上がり。買い。

Twelve (詳細)

Tales of a Librarian: A Tori Amos Collection

・「Tales of a Librarian: A Tori Amos Collection
このアルバムはベストアルバムとして発表されそのように受け取れるような選曲ですが、Toriらしくその辺りのベストアルバムではないコンセプチュアルな素晴らしい仕上がりになっています。一人の女性の誕生から幼年期、思春期、大人になりそして子の親になる人生の課程(苦悩や喜び等)をそれぞれの楽曲に表現しています。作曲と再レコーディングされた楽曲も素晴らしいですが更に初期の曲をリマスターした音源は秀逸です。またボーナスDVDはリージョン1で日本のプレイヤーでは再生不可ですが、とてもよい内容です。ライブのリハーサル映像3曲とBoys For peleからオーディオトラック2曲です。初めてToriを聞く方も長年のファンの方にもお薦めのアルバムです。

Tales of a Librarian: A Tori Amos Collection (詳細)

Strange Little Girls

・「ただのカバーアルバムじゃない
Toriの唯一のカバーアルバム。全曲、男性アーティストの曲を選んでるところが彼女らしい!それらの曲を、女性の視点から歌い上げることが出来るのも、彼女の才能の凄さ。ただカバーするだけじゃなく、完全に彼女の色に塗り替えてしまっています。

原曲は、それぞれ、

1. The Velvet Underground 2. Eminem 3. The Stranglers 4. Depeche Mode 5. 10cc 6. Lloyd Cole 7. Tom Waits 8. Neil Young 9. Boomtown Rats10. The Beatles11. Slayers12. Joe Jackson

のもの。



1曲目の「New Age」が一番好きかもしれない。歌詞は、The Velvet Undergroundのものじゃなくて、Lou Reedが1969年にライブで歌ったときの歌詞。私も、Lou Reedの歌詞の方が断然好き。

ビートルズのカバーでは、バックにブッシュ大統領親子の銃に関する演説が。政治的な歌に仕上がり、カバーというよりも、完全に彼女の才能で曲そのものを飲み込んでしまったかのよう。

こんなカバーアルバムを出せる女性アーティストは彼女くらい。満ち溢れる才能が思う存分にいかされている、アルバムです。

・「驚いた。
トリ・エイモスがカバー集を出すこと自体にビックリしたが、期待したtrack10には驚いた。ビートルズの原曲もかなり性的であるが、その線で表現されていると思いきや、レノンが射殺されたときのニュースだのジョージ・ブッシュの声明だのが導入されてむしろ政治的なのである。前に枯葉剤批判の歌も書いていた人ではあるが。一筋縄じゃいかない人だ。

アルバム全体ではエイドリアン・ブリューがギターで参加。重いベース、ピアノの響き、ケイト・ブッシュやプログレ好きな人にはお薦めしたい。 

・「バラエテイーに富んだ作品
わが国の彼女の評価からは考えもつかないほど、ポーランドをはじめ東欧諸国で人気がある彼女。何かかの地の女性ファンをとりこにするものを発散しているらしい。仕事がら訪れるたびにラジオでのエアプレイも増え、密かな信者を得ている気がします。なんでも歌詞がポイントとか。自立した働く女性のいいとこをくすぐるんでしょう。今作ではスリーブでの七変化よろしく、様々な曲想で楽しませてくれる。ずっとファンの人には実験作ともとれようそのバラエテイー加減にこそ評価がかかってそう。作品としては今を感じさせて悪くないとおもう。

Strange Little Girls (詳細)

シンク・タンク (CCCD)

・「CCCDだけ余計。
ブラーにとって、7枚目となるアルバムであり、又いままでの作品の中で"一番深い混迷からの脱出"と共に完成されたアルバムであろう。グレアム(G)の脱退により少しは心配された「音」だが、逆にいい感じのスペースが曲中にあり、そのスペースが心地よいグルーブとなっている事を伝えたい。

「ブリット・ポップは死んだ。」のデーモンの発言後に世に出された2タイトル(ブラー,13)の延長に存在する価値のあるアルバムだと思う。

じっくり聞き込むと、「音」の中に更なる「音」を発見できそうな、自分にとっては愉快なアルバムである。

CCCDだけは本当に余計だと思う。

・「最高な音楽
3人になったブラー初めてのアルバム。最高にかっこいいアルバムだと思います。特にシングルのCRAZY BEAT,OUT OF TIME,GOOD SONG辺りはぶっとんでいて最高です!傑作といわれたPARK LIFEに匹敵するかそれ以上の出来だと思います。

・「デーモンのソロ・ユニット的内容
 期å¾...と不安のå...¥ã‚Šæ··ã˜ã‚‹ä¸­è'いてみた。ノーマン・クックが手がã'た「クレイジー・ãƒ"ート」は効果音がそれ風ではあるã'ど、どちらかというとアルバムå...¨ä½"ã‚'通ã-てã‚'リラズっぽい感じがする。勿è«-あそã"まで肩の力が抜ã'た感じではなく、ã"ã"数枚のアルバムに漂っていたシリアスな雰囲æ°-が強く感じられるå†...容。本作でデーモンが初めてギタリストとã-てãƒ-レイã-ているが、ノイジーなギターが炸裂する「クレイジー~」「ファイル・オン・ユー」などã‚'è'く限りではグレアムほどのç '壊力はないがカãƒ'ァーは出来ていると思う。

 やはり本作ã‚'è'いて思ったのはデーモンのソロ・ユニットにè¿'くなってきたのかな・・・というã"と。グレアムが何æ•...脱退ã-てã-まったのか僕は事æƒ...ã‚'良く知らないのだが、音ã‚'è'いてã!„て非常に良く出来てはいるのだが彼の不在が強く感じられて寂ã-くなった・・・。ああ、グレアム・・・

 ã"のアルバム自ä½"はç'›ã‚Œã‚‚ないå‚'作ですよ。聞く価値は十分にあると思います。特にã‚'リラズやデーモンがマリのミュージシャンとコラボレートã-たアルバムが好きだったæ-¹ã«ã¯å¼·ãã‚ªã‚¹ã‚¹ãƒ¡ã§ãã¾ã™ã€‚

・「「blur」以降のファンにとっては予想以上の出来
 僕もやはりグレアムの不在ということで、このアルバムを購入することに躊躇していたのですが、「blur」ほどの個性はもっていないものの、完成度でいえば上回っていると思います。

「13」はブラーファンの僕でも戸惑いを隠せない部分がありましたが、今作は前作の13を踏まえた上で、実験的な音楽が自然に取り入れられているように思います。

 アップテンポな曲は少なめで、バラードっぽい曲が多くなっています。間奏ではサックスが使われたりしているので、グレアムのギターは、(個人的見解ですが)あまり必要とされていないように感じました。

 1曲だけグレアムが参加しているスローテンポの曲があるのですが、これまでのblurにはない美しさとやさしさをもったとてもいい曲です。

ギターのほうも、曲と相性がよく、グレアムの脱退が悔やまれます。

・「心地良い☆
民族的な味を効かせた良質なポップミュージックだと言えるんじゃないでしょうか。どちらかと言えば「クレイジービート」が浮いている位に、その新しい世界観は卓越されたものになっていると思います。

歌、メロディ、リズムサウンドは懐が深いものになっていて、音の広がりや間(ま)、余韻まで非常に心地よく飽きがこないですね。

グレアムは恋しいですが、この作品について否定する要素はありません。

シンク・タンク (CCCD) (詳細)

Taming the Tiger

・「未踏の高さ
本作発表後のジョニの作品といえば、フル・オーケストラをバックにした自他作のカヴァー・アルバム2点になるので、純然たるオリジナル新曲のバンド・サウンドが聞けるのはこの作品が最後ということになる。まして本人の宣言どうりに引退ということになれば、である。 アコースティック時代の『ブルー』、70年代中後期ジャズ・フュージョン時代の『逃避行』、オーケストラルな『トラヴェローグ』などのエポック・メイキングな作品のように明解な分かり易さはないものの、本作はジョニという音楽家の現時点での最終到達点のように感じる。 エレクトロニクスとアコースティックの玄妙な融合が、唯一無比の音響空間を創出し、メロディーを自在に崩し器楽的発声によるヴォーカル・スタイルは、深い情感をたたえた優れたジャズ・ヴォーカルを思わせる。 そして何よりも素晴らしいのは、こうした複雑な要素を水底に沈めて、聞き手には穏やかで、澄み切った美しさしか感じさせない点だろう。ここで彼女が到達しえた高みには目も眩むばかりだ。 およそ駄作らしい駄作のない(強いて言えば『ミンガス』がホームラン級のファウルか)彼女の作品だが、本作は間違いなく五指に入る傑作だ。 それにしてもこれだけ優れた音楽家が引退してしまうなんて、事実とすればとても寂しい。どんな形であれ音楽活動を続けて欲しい、と願うのは私だけではないだろう。

・「異常な美しさ
ジョニのアルバム全部レビューしてみようか…。僕はミュージシャンのサウンドファンタジーが爆発した作品に弱い。Kate BushのThe Sensual WorldとかRufus WainwrightのRelease the StarsとかPrinceのSign of The Timesあたり。んでジョニだったらこれにあたる。こんな音楽聞いたことないでしょ?っていわれてるみたいにジョニにしか描き出せないサウンドファンタジーが全開になっている。アコースティックでありながらエレクトロニクス。ギターはうん、ロックってこういうのだよなと今更ながら感心してしまう。ジョニはこれ以降オーケストラを従えてのゴージャスなカバーに進んでいくのでこんなアルバムはもう出さなかった。これ一枚きりの大傑作です。味わいつくしましょう。このアルバム聞いてインパクトが弱いとか芸術にこだわりすぎてつまんなくなってるとかいう評論家は表面的にしかジョニを見てないと思いますね。

Taming the Tiger (詳細)

American Doll Posse

・「コンセプチュアル。
2年ぶりの新作は23曲で前作同様、かなり曲数の多いアルバム。かなりバラエティも豊富でエレキギターやバイオリン、フルートなども使われかなりロック色の強い作品で、統一感が強かった前作のBeekeeperとは全く作風が異なるアルバム。全体として言うならピアノを中核に置いたロックアルバム。シングルとしてお目見えした"Big Wheel"はエッジの効いたポップロックだが、おそらく彼女のファンであれば確実に気に入るだろうピアノを使用した美しいバラード群も今回はかなり多い。例えばどちらかというと優しく落ち着いた感じの"Almost Rosey"Pretty Good Yearに近い感じの"Beauty of Speed"そしてBoys For Peleに含まれていてもおかしくない幽玄な"Velvet Revolution","Fathers Son"などかなりピアノ曲とはいえバラエティは多い。他にも軽快なポップロックからバロック音楽を思わせる曲まで多種多様。特にラストの"Dragon"はピアノサウンドと途中で挿入されるフルートの組み合わせが絶品。感じとしては、Boys For PeleとChoirgirl Hotelを足した感じに近いが、Scarlet's Walk以降の母性を感じる部分も強い。いつもながら、宗教色の強い作品ではあるが、おそらくStrange Little Girls以降落ち着いてしまった感じの彼女、だがAmerican Doll Posseは今までの作品の中で最も野心的なアルバムになっている。Beekeeperで一休みして、いよいよ本格的にやり始めたなぁという感じ。彼女の初期の作品が好きで、90年代の中期以降あまり聴いていないファンにもオススメできるがバラエティの豊富さからTori Amos導入編としても良い作品。

American Doll Posse (詳細)

The Hounds of Love (+6 Bonus Track)

・「一粒の宝石のようなアルバム
私が初めてKateの音楽に出会った1986年。FMで耳にした曲の虜になり購入したのがこのLP盤でした。ケースと歌詞カードのジャケットがKateの美しい写真で、(このCDにも収められていますが)曲のイメージと重ね合わせながら惚れ惚れと見ておりました。それはともかく、21世紀になって久しぶりにKateのCDを聞いてみて、まったく古くなってない、美しく斬新であることに驚きすら覚えました。またこのUK盤では6曲のボーナストラックが入っており(嬉しいです)、以前購入した古い日本版CDとは比べものにならないほど音質もよかったです。初めて聴かれる方にもお奨めしたい作品です。

・「ポップスのある意味最終型
ケイトの前回アルバム「the Dreaming」(こちらも超銘盤!ケイトサウンドのこだわりに感動すべし)に対するアンサーアルバム的存在。緊張感をも伴う前回アルバムを反省したのか、非常にリラックス&よりポップで聞きやすい作りになっている。ハイテンション&ハイトーンボイスも影を潜め、全てを包むような大人ケイトを堪能できる。癒されてください。

前半5曲(内ヒット曲4つ!)はテーマが広義の「愛」。後半6~12曲は「the Ninth Wave」という海中を遭難して一晩過ごす事になった女性がテーマ。(モデルはケイト自身の事では?と思える)

「Running Up That Hill」のリミックス版も楽しめるボーナストラック6曲付き輸入版、お勧め。歌い方が変わった感の一番顕著な「Under The Ivy」も聴けます。

・「(ふしぎな)大人のPOP
「天使と小悪魔 (Kick Inside)」の頃のエキセントリックな少女をこのアルバムに求めると失望することになります。小鳥のさえずりのようだったボーカルも、成熟した大人の女性の声になっています(時には演歌調の「こぶし」さえ聞こえてきます)。その声で、人が生きていく上での、悲しさ、苦しさ、せつなさ、醜さ、狂気、虚無、そして強さと優しさを歌っています。

依然として、この人とこの人の作る曲がOne-and-Onlyであることに変わりはありません。

T1、T3、T5、T10などに顕著なのですが、このアルバムには命を感じさせる力強いリズムが満ちています。その結果としてダンサブルな曲が多いのですが、それは一過性のヒットポップスというよりも、長い歴史を持つ「民族舞曲」を思わせます。リズムの強調は、このアルバムのモチーフを表現している一方で、Kate自身の生命力の回復も感じさせます。

楽曲としては、T1、T5、T10が私のお気に入りです。T1はアメリカのカレッジチャートでNo.1を獲得したダンスナンバー。ラヴェルのボレロを思い起こさせる盛り上がりのT5にはアイルランドの香りがします。T10はアイルランドのトラディショナル(よく考えるとこれもダンスナンバーですね)。T4、T6も忘れがたい印象を残します。

・「愛の形
感動的ですまるで、「オペラ曲」を聴いているような感覚です。ケイトのハイトーンでドラマチックに歌い上げています。ですが、癒し系の一枚です。曲も、一枚物のアルバムとしては、多い方。初めて、「ケイトブッシュ」を聴く方には、これ一枚で欲張りに楽しめます。まか不思議擬な世界が広がってゆきます。

The Hounds of Love (+6 Bonus Track) (詳細)

The Beekeeper + Bonus DVD

・「地味ながら佳作
Tori Amosの最新作となった今作品だが、今回もややエキセントリックな部分は影を潜めコーラスを十分に取り入れた優しくアコースティックな作品となっている。「Sleeps with Butterflies」や「Jamaica Inn」のような曲はコーラスが最大に生かされた曲といえよう。また「Parasol」や「Goodbye Pisces」は流して聴けるような曲で前作で開拓した部分を発展させたような曲、もしくは「Mary's oftheSea」のように「Past the Mission」を思い起こさせるシャウトを多用したアコースティックな曲など内容は意外に多彩。そして、1stに収録されていた「Winter」などのようにシンプルなピアノを基調とした「Original Sinsuality」や「Toast」など起伏はそれほど感じられないものの安心して聴ける内容となっている。

・「米国を代表するシンガーソングライター
Tori Amosの新作、The Beekeeperはこれまでのエキセントリックな彼女の路線に縛られる事無く前作と同様、自由奔放に作りたい音楽を作っているという印象をまず受ける。リードトラックのParasolやSleeps With Butterfliesは以前にも増してポップな印象を受けるがそれでも時折ゾクっとさせるようなピアノやヴォーカルは健在。これまでのファンだけでなく幅広く多くのリスナーを引き付けるコンテンポラリーさを秘めた傑作だ。

・「はっきりいって
面白くない。表立ったエキセントリックさがまったくというほど無くなってしまった上にほのぼのしすぎて求心力が感じられない。Boys for PeleやScarlet's Walkではあれだけの曲数は必然だったと思ったけど、これはなんかただ長いだけって感じ。初期からのファンでこのアルバムが受け付けられないって人は結構多い。まあ次のAmerican Doll Posseがよかったのでいいけど。

The Beekeeper + Bonus DVD (詳細)

ウインターソング

・「いいですねぇ
クリスマスの この季節にはぴったりのCDです。John Lennon のカバー曲も とてもよく仕上がっていて、心地よいです。落ち着いて、ゆったりしたいときにコーヒーでも飲みながら、ゆっくりとどうぞ(^ー^)

・「鳥肌の立つ、でも落ち着く美しさ
さすが実力派!という感じです。What child is this?が一番好きですが、他も全てサラらしいゆったりとした、力強い美しさに満ちていて。ウインターソングを集めたもので、彼女のオリジナルの曲のアルバムではないですが、彼女らしい個性に満ちた解釈が暖かくていいです。冬に聞くのがもちろん一番だと思いますが、夏の夜にもゆったりと聞けると思います。

・「私はエンヤより好き!
ウィンターソングを偶然耳にしたとき、なんともいえない気分になりました。邪心が洗い流されるような感じというのでしょうか(^^ゞとても穏やかで静かな、音の無い世界にいるような不思議な感じでした。。。とにかく、すぐにamazonで調べて、CDを購入しました。シンプルだけれど、とてもステキな歌声です。

ウインターソング (詳細)

The Good, the Bad & the Queen

・「自由に飛び、好きなように遊ぶ、デーモン・アルバーン。
アイドルチックな少年だったのに、今や “音楽センスのかたまり” のようなデーモン・アルバーン。『Gorillaz』の次に仕掛けたのが、この『The Good,The Bad And The Queen』そのメンバーは、デーモンの他に、元クラッシュのポール・シムノン、元ヴァーヴのサイモン・トング、元フェラ・クティ・バンドのトニー・アレンの4人。

デーモン、あなたって人は…あんなことや、こんなこと、あの人、この人って…(笑)「伝統的英国音楽」「ブリット・ポップ」そんな言葉も懐かしいけど、スポンジみたいに…あるいは、こどもの遊びみたいに、いろんなスパイスやエッセンスを吸収し、発信し続けてるんだなぁ。

一時は、迷路に迷いこんでいたあなたが、今は自由に、音楽を楽しんでる。なんだかんだ言った奴らを『音楽』で黙らせるのは、かっこいいよ。

音楽は、自由に楽しんだ者勝ち!!…なんだね。

「ブリット・ポップの名盤『パーク・ライフ』の続編 となるような作品になる予定」だとか言われてるけど、『クラッシュ』の『サンディニスタ』あたりも見え隠れ。“オモチャ箱” みたいに、いろんな『音』が入ってて…なによりも、「今」楽しいんだろうなぁ。音楽やってることが。

風にのって、気持ちよく空を飛んでるような、デーモン・アルバーン。あなたは、どんどんかっこよくなってくね。

・「派手さはないけど飽きないアルバム
派手さはないけど名うてのミュージシャンが集まっただけあって大人の上質感と渋さがいい感じに漂っていてそこに遊び心もなんともなく混ざっていて終始飽きさせません。                                    流し続けても邪魔にならず、メロディもなかなか良いんです。 トータル43分足らずのコンパクトなまとまり感もよりそう感じさせているのかもしれません。そういったところが中年版パークライフといったところですか・・!? あまり表に出なくなったデーモンを久々に見たかったのでUK盤のDVD付きバージョンを購入しました。日本の機器によっては見れないかもしれません。私はPCで再生が出来たので満足です!

The Good, the Bad & the Queen (詳細)

ザ・ベスト・オブ(限定盤)

・「90年代ポップバンドの象徴
「ポップバンド」この言葉がこれほど似合うバンドは他に無いと思う。時代とともに変化するのがバンドであり、ミュージシャンだと思う。しかし、ブラーのようにリスナーの要求を否定し、自分たちの音楽を作っているバンドは少ない。

97年「無題」で見事に音楽性を変化させたが、このベストを聞くとそれ以後と以前の曲を続けて聞いても、さほど違和感を感じさせないことに驚かされる。どれもブラーでしかなしえない音楽がなっている。もちろん、全曲が最高水準のポップソングで決して色あせていない。

BLURは好きだけど、「ブリットポップ」時代は好きになれないとか、「無題」以降のBLURは合わないと思っている人が聞くと新たな発見があるはず。それに、入門用としても聞きやすい。

90年代のイギ!リスロックへの影響は、明らかにオアシスよりもブラーによるものの方が大きいと思う。世紀は変わり、グレアム(g)が脱退しても、ブラーを信じたくさせる。やっぱり、デーモンは天才だ!

・「BLURは最高
このCDではBLURのシングル曲を各アルバムからバランスよく聴けます。さらにLIVE版のほうに収録しきれなかったシングルが収録されているので、ブラーのシングルの大半を聴けます。イギリスを代表するロックバンド、ブラーのビートを聴いてください!

・「こういうのがベスト盤
ある程度キャリアの長いアーティストが作るベスト盤。でも、ホントに満足行くベスト盤を作るのはとても難しいと思います。ただ、ヒット曲を並べただけ、とか、肝心の曲が入ってない、とか。特に熱烈なファンなら、ベスト盤には満足しないんじゃないかな。

で、オレはその、熱烈なブラーファンです。それでも、このアルバムには大満足。数あるベスト盤の中で、オレが、「うん、これはベストだ」って言えるのは2枚しかありません。(ちなみにもう1枚は、ブルーハーツのライブ盤ベスト「ALL SOLD OUT」)

つまり、これさえ持ってれば、他のブラーのアルバムは買わなくてもオッケーって事です。(ただし、「13」は、別の話ですが)このアルバムがよくないってんなら、あなたにブラーは向いてないと思われます。あしからず。

・「ロックだー!
“ロック”といえば、おそらくオアシスやニッケルバックなどストレートなギターサウンドのバンドを思い浮かべる人が多いと思う。でも僕が“ロック”ときいて真っ先に思い浮かべるのが、ブラーでありレディオヘッドでありベン・フォールズであり、こういった捻くれたナードが奏でる捻くれた音である。

確かにサウンドはポップだし、全盛期のデーモンは品の良いイケメンだし、おおよそロックスターのイメージとはかけ離れてる。しかしこれほどまでにシニカルに社会を切り取り、皮肉を叩きつけるブラーは間違いなくUKが産んだロックスターといえるだろう。

そんな彼らのベストアルバム。ブラーへの取っ掛かりにこれで代表曲の数々を聴いて、ぜひオリジナルアルバムにたどり着いて欲しい。個人的にはポップ好きなので3,6,10,13を聴くことが多いが、8,12,16などもスッと曲の世界に引き込まれてしまう。

デーモンのセンスには脱帽だね!

・「一緒に歌いだしたい曲がたっくさん!
ブラー派かオアシス派かで大きく分かれた私たちの世代。ボーイズ&ガールズを大声で歌っていたアノ頃が懐かしい!!改めて聞くと、やっぱすごくポップです。

オアシスよりもおぼっちゃんな感じなので、ギターがギュイーンいうのがうるさく感じるようなメロディー重視派のヒトには、すごく楽しめるアルバムだと思います。

ザ・ベスト・オブ(限定盤) (詳細)

レジャー

・「「いい曲はあっても、アルバムとしては・・・」
1.シーズ・ソー・ハイ、2.ゼアズ・ノー・アザー・ウェイ、8.シングなどそれなりに評価できる曲もあるが、アルバム全体としては同じような曲が多すぎるというかメリハリがないというか、なんだか一枚聴くのに非常に疲れるアルバム。

レジャー (詳細)

パーク・ライフ

・「超傑作!!!
ブリットポップ再興を指してネオネオモッズだのって言葉がありましたが、フー、キンクスあたりからパンク、ネオモッズのイギリス的系譜を踏まえながらもXTCやワイヤー、そしてビートルズ的な、イギリスっぽさ、「イギリス的解決」法を、一つの到達点として示した作品であると思います。内容も無茶苦茶カッコいいですし、モッズ映画「さらば青春の光」のフィルダニエルがセリフで参加する(キースムーンっぽい!)など、思わずニヤリとする要素もたっぷり。今や「WORLD LOVES」なブラーですが、まさに「LONDON LOVES」な今作。歌詞もすごいカッコいいです。

・「ブラー思春期の決定的作品
ブラーのディスコグラフィの中で、最も知られている3rd。全16曲と、通常のアルバムの常識を越えた密度の高いポップソング集(かなり多作なバンドなので他のアルバムも比較的収録曲数は多い)。主な収録曲紹介↓1.「Girls & Boys」はアレックスのベースラインが最高にノレるディスコチューン。ただ80年代のそれと較べると有機的な感じがする。2.「Tracy Jacks」はグレアムの掛け合うハーモニーが魅力的なキンクス風の曲。3.「End Of A Century」は本作中、個人的に最も好きなナンバーで、シングルカット曲(なんと3分足らず)。4.「Parklife」同じくシングルになったフィル・ダニエルズがナレーションの純イギリスのハッピーな曲(全英2位まで上昇)。6.「Badhead」はグレアムいわく[二日酔いに効く]優しい曲。8.「Far Out」はアレックスが初作曲&ボーカルを披露したいわくつきのナンバー。9.「To The End」はステレオラブのレティシア(フランス語)とデュエットを披露し、デーモンの伸びのあるコーラス部分が印象的なシングル曲。10.「London Loves」はまんまロンドンへの愛情を歌うディスコ。最後の交通情報のSEから流れ込む→11.「Trouble In The Message Centre」はグレアムのギターが滑走するブラーらしいパンクナンバー。15.「This Is A Low」はライブでも最後の方を飾ることの多い壮大なイングランドへのラブソング(シングル以外唯一ベストアルバムに収録)。アレックスからデーモンへのプレゼント(ハンカチ)から歌詞のインスピレーションが生まれた。2nd同様に2曲のインストを挟み相変わらずのブラー流コンセプトアルバムだが全曲飽きることない。これだけアイデアが詰まっているアルバムはそうもない。傑作だ

・「シニカルでリリカル。これははまる。
 ブラーの3枚目で、全英1位の大ヒット・アルバムだけど、実際に売れただけの事はある。 妙に心地よい不協和音や、時としてリリカルなサウンド、そして英国ロックお得意のシニカルな詩。オアシスのどこか生真面目な感じとは違い、ポップで悪ふざけしているような印象を受ける。もしかしたらスミスの影響があるのかな?

 それにしても実に「はまる」1枚です。

・「ロンドンパンクの継承者
幼稚な話だが、どう考えても彼らはオアシスよりRockしていた。clashの一連の作品を聞けば、その延長上にブラーが入ることは間違いない。なにより当時のライブを見た事があるなら、彼らが乱発されたブリット・ポップの中で数少ないロックバンドであった事がわかるはずだ。それなのに、出身地やルックスのみでイギリスの糞メディアに面白可笑しくあつかわれてに潰されてしまったバンド。オアシスみたいに、今でものんびり演って小銭を稼いでいる演歌とは訳が違う傑作です。

・「PARKLIFE
94年に発売された決定的なアルバム。以後、ブリット・ポップと評される言葉の原点とも言えるんじゃないでしょうか?このアルバムによってブラー=ブリット・ポップの確固たる地位を決定付けたと言ってもおかしくないです。この頃のブラーの良質なPOPサウンド、ほんっと好きです。

『Boys&Girls』が翌年のブリット・アワードを受賞したのがきっかけともなり、イギリスでは大ブレークしたアルバムです。アルバム全体が、とにかくポップで、もちろん全英1位を記録してます3曲目のEnd of a Centuryなんかは凄い好きです。Clover over Doverなんかも、Magic Americaも、ブラーの独特のサウンドでお薦めTo the End/London Loves/This Is a Lowなんかも、って言っていくと、きりがないくらい、こちらも3部作にふさわしく、良質なポップサウンドがぎっしりと詰まった完璧なアルバムです!

パーク・ライフ (詳細)

13

・「荒さはあっても、粗はない
長年共にやってきたスティーブン・ストリートのもとを離れ、ウィリアム・オービットをプロデューサーに迎えた意欲作『13』。99年発表の6枚目。当時の恋人ジャスティーンとの別れにより、デーモンがインスパイアされた所が大きいとされるアルバム。ちなみに別れの原因は「お互いの成功や名声によって調和が保てなくなったから」とデーモンは話す評としては、ひとつの作品として聴くことが好ましいが、決してコンセプトアルバムではなく、一聴してまとまりがないように思える。とゆーか録音自体ジャムセッションを録り続けて、後日オービットが曲にしてくるといったものなので 本人たちですら最終的な出来が予想できなかったという。個人的にアルバム中1、2を争うくらい大好きな4.「Swamp Song」でさえギリギリまでB面に使おうとしていたらしい。こういったことから本人たちでさえ何が正しいか見当がついてなかったように思える。でもだからこそ、これはブラーですら解っていなかった『ブラー』の音そのものである。オービットとの『13』の制作の中で、客観的に自分の音像を初めて掴むことができたのである。自ら所有するスタジオ名をアルバムタイトルに冠したのも、そういった制作においての【大切なもの】を見出だしたに他ならないと思う。1.「Tender」はゴスペルクワイアを使った7分を越える佳曲。そして12.「No Distance Left to Run」もブラー屈指の名曲だが、この赤裸々な(もしくはそれまでのブラーらしくない)2曲を幕開け&締め括り(実際最後は「Optigan1」)に持ってこれるんだからすごい変化だと思う。これを何回も聴き、素晴らしさがわかった時にはあなたもブラーに夢中になっているはず

・「絶望の中の美しさ
 ブリットポップの覇者となり、そして最大の敗者ともなったブラー。特に、そのフロントマンのデーモン・アルバーンは全ての負債を押し付けられた。アルバム「blur」という原点回帰の作品を出すことで彼らのクリエイティビティは開放されたが、敗北、失恋、メンバー同士のすれ違いを経験し、心の面で完全に癒えることは無かっただろう。そんなギクシャクした状態でこのアルバムは作られたのだろう。アルバムを終始覆うのは「絶望」である。TenderもNo Distanse‾もとんでもなく暗い。そして悲しい。他の曲も、まさにメンバー同士の喧嘩である。虫の羽音のようにせまるグレアムのノイズ、まるで逆らうかのようなアレックスのグルーヴ、死ぬ前の声とはこんなものなんだろうかという程のデーモンの声。そして、このアルバムにして初めて本性を現したデイブさんのドラム。全てがトゲトゲしく、激しく主張する。しかし常に「ポップ」であり続ける彼らの精神が、「13」でも生き残っている。そしてそれは、漆黒に囲まれた白はやたらと際立って見えるように、とてつもなく美しく感じられる。このアルバムを聴くとそんな場面に幾度ともなく出会う。もしこの作品に興味があるなら、自分自身も暗い気分にいる時に聴くことをお薦めします。そうすれば、最後の「No Distandse‾」を聴いたとき間違いなく今までに無かった感触を得ることと思います。自分もこのアルバムに幾度となく救われた気がします。音楽の力というものを初めて認識した作品。一生涯聴き続ける心の傑作です。

・「ぎっしり
「tender」が比較的そういう感じだからかもしれないが、このアルバムは全体的に落ち着いた感じがします。アーティスティックな面も勿論見逃せませんが、「coffe&tv」なんかでは久しぶりにすっきりした感じが見られます。爽やかというかポップというか、このアルバムの中では一番好きな曲です。新しさを感じさせるアルバムですが、全体を通して余計なことをやりすぎてないので飽きません。程よいです。

・「オービットのバランス感覚がいきた作品。
マドンナなどのプロデュースも手がけた電子楽器職人オービットの手助けで、幅広い音空間を作り出している。もともとそういう音空間を創造する能力には長けていたのだろうけど、あらためてすばらしい。

教会のゴスペル風の合唱が響く①や、ノイジーなギターが響く②など曲調としてはオーソドックスなんだけど、音色やエフェクトがこっています。かといって難しくならず、ポップな感じが最後まで続くので、バランス感覚にもすぐれています。

・「空間☆
あらゆるアイデアやそれぞれの主張が絶妙なバランスと奥行きで表現されています。壊れそうなギスギス感が最高のエッセンスになっていると思いますね。非常に練られた音作りであると思いますが、反面狙ってできないパワーにも溢れています。

重さ・暗さがあり一般的に聴く人を選ぶ面は強いかもしれませんが、逆にシンクロした人には最高に深くのめり込める一枚になると思います。そういう力はブラーの中でも一番かもしれません。個人的には特別な一枚になっています。

特に好きな曲は「Bugman」「Coffee&TV」「Battle」です。後半の流れも聴き応え十分です。

ヘッドホンで聴くのもお勧めです。

13 (詳細)

Demon Days

・「国内盤とは違って、
CCCDではありません。DVDもついてるし、こっちを買うのが賢明でしょう。

・「愛すべき1枚ですね
大好きなアルバムです!やはり歌詞も最高!!!日本語訳がないので自分でせっせと訳してますが、本当に心に響きます…。何かせずにはいられなくなるような調子のいいものや、やんわりと又はストレートに伝わってくる切ない感じなど、最高ですね。特に切なさ…。曲を聴きながら歌詞を思い浮かべるともう切なさ爆発です。もちろん星5つ!

・「デーモン恐るべし!ゴリラズ最高!
正直、聴く前には期待していなかった・・・まさか、こんなにヘヴィーローテーションで聴くとは思わなかった!最高ですよこのアルバム。i-podのCMソングである「feel good inc」は本当に素敵な曲だ!rock&hip hopなだけではなく、ゆるく心地いい音とデーモンのボーカルが本当に絶妙だ!12曲目ではマッドチェスターのドンであるショーンライダーの久しぶりに元気な歌声が当時のマンチェスターブームを思い出させてくれる。だからといって本当に新しい!ジャンルレスでみんなに聞いてもらえる素敵なアルバムだと思う。今のところ2005年上半期NO1のアルバム。ちなみにNO2はbeckの新譜です~この辺好きな人にはたまらないですよ。是非聴いてみてください。

・「DVDもついて、この値段は最高
Gorillazの2ndアルバムですね。日本盤はCCCDですが、こちらはCCCDではなく、普通のCDです。さらにDVDもついていて、この値段はお買い得ですね。曲は視聴してみれば分かるとおり、どの曲にも個性があって、良作ばかりです。パッケージデザインもきれいで、非の打ち所はありません!

・「デーモンはやっぱり天才でした。
 ゴリラズの2nd。言うまでもなく、デーモンの才能が炸裂!BLURからグレアム(こちらもとんでもなく素晴らしい!)が脱退した後、あのきらめくギタープレイなしに、デーモンはどうなってしまうのだろうと思っていましたが、杞憂に終わりましたね。乗り越えてきたもんが違う。音に対する鋭さは、昔からあった人でした。ゴリラズを聴くたび、いつもそのことを思い出す。もちろんこの2ndでもそれは同じ。音に対するこだわりの粒が全編からキラキラと輝いていますよ!必聴!!

Demon Days (詳細)
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