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▼俳優で繋ぐ好きな邦画の輪・後編:セレクト商品

タンポポタンポポ (詳細)
伊丹十三(監督), 山崎努(俳優), 宮本信子(俳優), 役所広司(俳優), 大滝秀治(俳優)

「オムライス」「ラーメン好き」「右上方に沈ませ加減に安置・・・・・」「とにかく楽しい」「新人とベテランの必死さが伝わる一品。」


スローなブギにしてくれスローなブギにしてくれ (詳細)
藤田敏八(監督), 浅野温子(俳優), 山崎努(俳優), 古尾谷雅人(俳優), 原田芳雄(俳優), 片岡義男(原著)

「少年時代」「少年時代」「浅野温子はきれい」


けんかえれじいけんかえれじい (詳細)
鈴木清順(監督), 高橋英樹(俳優), 浅野順子(俳優), 川津祐介(俳優), 宮城千賀子(俳優), 鈴木隆(原著), 新藤兼人(脚本)

「死ぬまで何度でも見たい作品」「青春ドタバタ喜劇の傑作」「続きが観たかった!」


県警対組織暴力県警対組織暴力 (詳細)
深作欣二(監督), 菅原文太(俳優), 梅宮辰夫(俳優), 松方弘樹(俳優), 金子信雄(俳優), 笠原和夫(脚本)

「この映画はマジで面白い」「大傑作」「どぅどぅ!どうどうどうどう!!by松方弘樹」「最高傑作」「深作パワー全開。男泣き。」


椿三十郎<普及版>椿三十郎<普及版> (詳細)
黒澤明(監督), 三船敏郎;仲代達矢;加山雄三;団令子;志村喬;田中邦衛(俳優)

「黒澤娯楽時代劇の決定版」「時代劇の枠を超えた極上のアクション映画」「緩急取り混ぜた絶妙のテンポで楽しませてくれます」「最近黒澤のリメイクが流行っているが」「リメイク版とは月とスッポン」


風林火山風林火山 (詳細)
稲垣浩(監督), 三船敏郎(俳優), 中村錦之助(俳優), 石原裕次郎(俳優), 佐久間良子(俳優), 大空真弓(俳優), 井上靖(原著), 橋本忍(脚本)

「役者の存在感が成り立たしめた大作。」「真っ直ぐな山本勘助です」「待ちに待った大作」「最後の正統派娯楽時代劇の大作」「スターのオーラ!」


日本のいちばん長い日日本のいちばん長い日 (詳細)
岡本喜八(監督), 三船敏郎(俳優), 加山雄三(俳優), 黒沢年男(俳優), 小林桂樹(俳優), 橋本忍(脚本)

「決起工作に奔走する、青年将校たちの熱意と狂気を描く傑作!!」「見事な演出と演技陣」「すさまじいド迫力」「毎年8月にはテレビ放送するべき作品」「(玉音盤)終戦放送阻止に暗躍した陸軍の行動」


冬の華冬の華 (詳細)
高倉健(俳優), 北大路欣也(俳優)

「健さんは勿論いいが、池部良に痺れた。」「耐える健さんの姿に感動します」「耐える健さんの姿に感動します」「これだけ渋い映画も無いです」「悲しいが美しい」


サードサード (詳細)
東陽一(監督), 島倉千代子(俳優), 永島敏行(俳優), 森下愛子(俳優), 志方亜紀子(俳優), 内藤武敏(俳優), 峰岸徹(俳優), 片桐夕子(俳優), 吉田次昭(俳優)

「初々しい森下愛子に星5つ」


砂の器 デジタルリマスター版砂の器 デジタルリマスター版 (詳細)
松本清張(俳優), 野村芳太郎(俳優), 丹波哲郎(俳優), 加藤剛(俳優), 森田健作(俳優), 島田陽子(俳優), 渥美清(俳優), 緒形拳(俳優)

「60年の生涯で出会った最高傑作」「デジタル・インタメディエイトの力!」「日本映画史上・・・」「いわずと知れた、日本映画の名作、必見です。原作:松本清張×監督:野村芳太郎×脚本:橋本忍,山田洋次の豪華製作陣による、人間の「宿命」を描く名作。傑作社会派ミステリーでありながら、より人間ドラマである。」「重厚な語り口の日本映画の傑作のひとつ」


IZOIZO (詳細)
三池崇史(監督), 中山一也(俳優), 桃井かおり(俳優), 松田龍平(俳優), 美木良介(俳優), 内田裕也(俳優), 緒形拳(俳優), 魔裟斗(俳優), ボブ・サップ(俳優), 武知鎮典(脚本)

「これぞ三池!!! しかし一般受けはしないだろうなあ(笑)」「友川の素敵な天誅。」「同情」「批判する前に自分の無能を知れ!」「傑作」


極道戦国志 不動【デラックス版】極道戦国志 不動【デラックス版】 (詳細)
三池崇史(監督), 谷原章介(俳優), 竹内力(俳優), 高野拳磁(俳優), 野本美穂(俳優), 森岡利行(脚本)

「帰ってきたぞ!公序良俗に反する、傑作作品!?」「元祖」「荒唐無稽だけども…」


岸和田少年愚連隊 EPISODE FINAL スタンド・バイ・ミー岸和田少年愚連隊 EPISODE FINAL スタンド・バイ・ミー (詳細)
宮坂武志(監督), 竹内力(俳優), 田口トモロヲ(俳優), 崎山凛(俳優), 山口祥行(俳優), 池乃めだか(俳優), 中場利一(原著)

「これも岸和田。」「昔のほうが、、、」「岸和田本編が好きなら…」


ナイン・ソウルズナイン・ソウルズ (詳細)
豊田利晃(監督), 原田芳雄(俳優), 松田龍平(俳優), 千原浩史(俳優), 鬼丸(俳優), 板尾創路(俳優), 伊東美咲(俳優), 松たか子(俳優)

「未来の鍵」「影響大」「この社会へと提示されたメッセージ」「名作!」「鳥肌ものです。」


青い春青い春 (詳細)
豊田利晃(監督)

「青春って痛い」「再生しない痛みがある。」「青い春・・・。」「文句無しの傑作」「喪った何かを思い出させる痛み」


殺し屋1 特別プレミアム版殺し屋1 特別プレミアム版 (詳細)
三池崇史(監督), 塚本晋也(俳優), 浅野忠信(俳優), 松尾スズキ(俳優), 國村隼(俳優), Alien Sun(俳優), SABU(俳優), 寺島進(俳優), 大森南朋(俳優)

「正直な感想は漫画の方が面白い」


キッズ・リターンキッズ・リターン (詳細)
北野武(監督), 金子賢(俳優), 安藤政信(俳優), 森本レオ(俳優), 石橋凌(俳優)

「現実の厳しさ。」「まだ、終わっていなかった。」「美しく儚い夢のような・・・」「青春映画」「素晴らしい」


大阪最強伝説 喧嘩の花道大阪最強伝説 喧嘩の花道 (詳細)
三池崇史(監督), 奥田智彦(俳優), 矢部亨祐(俳優)

「男も女も人生は闘い!」「最高!やべVS北村一樹!!」「三池崇史の初監督作にして最高傑作」「サイコー」「素直におもしろかった」


クローズZERO スタンダード・エディションクローズZERO スタンダード・エディション (詳細)
小栗旬(俳優), 山田孝之(俳優), 黒木メイサ(俳優), 高岡蒼甫(俳優), 桐谷健太(俳優), やべきょうすけ(俳優), 三池崇史(監督)

「芹沢素敵!!」「これはすごかった。」「鈴蘭史上最強の男!!」「平成ビーバップ( ̄ω ̄)」「最高(*^-^)b」


龍が如く 劇場版 通常版龍が如く 劇場版 通常版 (詳細)
三池崇史(監督), 北村一輝.岸谷五朗.塩谷瞬.サエコ.夏緒.加藤晴彦.高岡早紀.哀川翔.コン・ユ.ほか(俳優)

「三池監督のセンスが光る」「北村一輝最高!!」「あなどってはいけない!!」「錦が…」「いてはります」


日本黒社会~LEY LINES~日本黒社会~LEY LINES~ (詳細)
三池崇史(監督), 北村一輝(俳優), 哀川翔(俳優), 田口トモロヲ(俳優), 竹中直人(俳優)

「線路」「」


漂流街~THE HAZARD CITY~漂流街~THE HAZARD CITY~ (詳細)
三池崇史(監督), TEAH(俳優), ミッシェル・リー(俳優), 及川光博(俳優), パトリシア・マンテローラ(俳優), 吉川晃司(俳優), 柄本明(俳優), 馳星周(原著)

「卓球しませんか?」「スピード感が心地よい」「みっちーファンは見逃せない作品です。」「楽屋オチの連続、三池万歳!!」「クレイジーな映画」


妖怪大戦争 DTSスペシャル・エディション (初回限定生産)妖怪大戦争 DTSスペシャル・エディション (初回限定生産) (詳細)
三池崇史(監督), 神木隆之介(俳優), 宮迫博之(俳優), 高橋真唯(俳優), 岡村隆史(俳優), 栗山千明(俳優), 菅原文太(俳優), 豊川悦司(俳優), 竹中直人(俳優), 近藤正臣(俳優)

「本編はノーカットで観るべし!!」「夏休み with 仁義でも正義でもなく、銘々の性分で動き回る素敵な妖怪たち」「カワヒメのフトモモと神木くんの背中」「妖怪がたくさん!」「加藤様LOVE」


カタクリ家の幸福カタクリ家の幸福 (詳細)
三池崇史(監督), 沢田研二(俳優), 松坂慶子(俳優), 武田真治(俳優), 西田尚美(俳優), 忌野清志郎(俳優), 丹波哲郎(俳優), 竹中直人(俳優), 遠藤憲一(俳優)

「こんな映画見たことない!!(いや、見に行ったんだけど・・)」「とにかく楽しい映画です。ぜひ観てもらいたいですね。」「三池作品最高!!」「邦画ブラックコメディーの傑作」「傑作です。」


太陽を盗んだ男 ULTIMATE PREMIUM EDITION太陽を盗んだ男 ULTIMATE PREMIUM EDITION (詳細)
長谷川和彦(監督), 沢田研二(俳優), 菅原文太(俳優), 池上季実子(俳優), 北村和夫(俳優)

「圧倒的なおもしろさ」「太陽を盗んだ男の極私的みどころ」「シャレにならないくらい秀逸な無軌道性」「長谷川和彦の新作を望む」「これが映画だ!」


▼クチコミ情報

タンポポ

・「オムライス
タンポポといえばラーメンですがオムライスも有名ですね。チキンライスの上にオムレツをのせナイフを入れる、トロリと広がるたまご。おいしそう・・・。あと印象にあるのは何でもモミモミするおばあちゃん。深夜のスーパーの食品売り場、桃を揉み潰す。物語の本線とは関係ないけど、いろんな場面がザッピングで面白い。ラーメンの食べ方を教わったのもこの作品です。面白い。

・「ラーメン好き
こっちの「タンポポ」は通常版のようですね。特典がないみたいです。それでも本編の面白さは誰もが知る所。ザッピングがあるのが楽しいですね。物語とは直接関係ないけど、ちょいとした小話。えびを身体に乗せたり、生がき食べたり、スーパーで品物を押しつぶすおばあちゃん。死にかけのお母さんがチャーハン作る所はぐっときます。あと今では超有名になった「タンポポオムライス」!!オムレツを開いて中身がとろりと出てくる瞬間よだれがでます。食にをテーマにした映画は面白いですね。おいしそう。

・「右上方に沈ませ加減に安置・・・・・
大きく3つの要素で構成されている。 A: 役所広司と黒田福美のエピソード B: メインの「ラーメン・ウェスタン」ドラマ C: 様々な俳優たちによる食べ物についてのエピソード。柱となるBは王道を行く作りだが、AとCが天才的に面白く、全ての伊丹作品の中でもっともエスプリの効いた作品。中でもAの卵の黄身を使ったプレイは何度観ても呆気にとられる。

・「とにかく楽しい
ストーリーは宮本信子のラーメン屋を繁盛させることだ。洋画「シェーン」っぽく作られている。冒頭はむしろ「浦島太郎」か。随所に出てくる食べ物のうんちくが楽しい。途中に挟まるエピソードも楽しい。宮本信子が朝食を作るシーンはマーラーの交響曲第5番の第5楽章が流れる。軽快でさわやかだ。役所広司のエピソードでは同じ曲の第4楽章が流れる。これは洋画「ベニスに死す」でも使われていて、どちらも退廃的で美しい映像とよく合っている。ついに完成したラーメンの、汁まで飲み干すシーンではリストの「プレリュード」だ。この曲は洋画「愛と哀しみのボレロ」の中でパリの凱旋門のシーンで使われている。たんぽぽではラーメンで、大げさな感じがまた楽しい。

・「新人とベテランの必死さが伝わる一品。
大友柳太朗が遺作ですって。あの例の有名なチャーシューを右肩に置きなど、ラーメンの食べ方講習なんてものをやってました。また、渡辺謙の若々しい熱演が光ります。伊丹十三の配役を選ぶのが光ります。安岡力也も異色。格闘家がうまくマッチしている。役所広司と黒田福美の好演。映画にちょっとあきたかなという方にピッタリ。

タンポポ (詳細)

スローなブギにしてくれ

・「少年時代
少年時代、この映画を観て片岡義男氏と南佳孝氏の絶妙な都会的雰囲気を感じて、小説と音楽を聴きあさったものだ。

男女関係の複雑さを考えさせられ、私自身の女性観が変わった映画でした。なぜか?新宿の朝5時頃の雰囲気が私を包む映画です。

・「少年時代
少年時代、この映画を観て片岡義男氏と南佳孝氏の絶妙な都会的雰囲気を感じて、小説と音楽を聴きあさったものだ。

男女関係の複雑さを考えさせられ、私自身の女性観が変わった映画でした。なぜか?新宿の朝5時頃の雰囲気が私を包む映画です。

・「浅野温子はきれい
一昔前、角川文庫を代表する作家のひとりであった片岡義男の原作をもとに、角川春樹(河原で自転車をこいでいるおやじ役で登場)がプロデュースした「角川」映画。高度経済成長期後半の青春のやるせない部分をやるせなく描いた映画になっている。しかし、藤田敏八の演出は現代の目から見ると少々古くて泥臭すぎ、若い人は相当の違和感を感じるだろう。また、片岡義男的バイク愛や片岡義男的「敏感すぎて苦しい」若者の感性は映画からはほとんど伝わってこず、原作を愛するものからみると、かなり悲しい仕上がりだ。主人公たちが、たまり場にしている「クイーンエリザベス」という店のカウンターに並んでいる(しかも、この酒だけしか並んでない)「クイーンエリザベス」という酒は当時、角川が売り出そうとしていた酒である。片岡義男という商業主義とは、もっとも遠い原作を、もっとも商業主義的な角川映画がまちがって料理してしまった。そんな感じである。しかし、浅野温子はとてもきれい!

スローなブギにしてくれ (詳細)

けんかえれじい

・「死ぬまで何度でも見たい作品
いったい、この映画を何度見たことだろう。そしてまた、これからも何度も何度も見ていくことだろう。そのとき、やはり清順映画の最高傑作は「けんかえれじい」なのだと確認することだろう。清順映画は、どんな映画でも、何度見ても新たな発見と感動がある。発見と感動の対象は、物語であってもいいし、役者の演技であってもいいし、カットや構図、絵の美しさであってもいいだろう。「らぶれたあ」のピアノと十字架、「刺青一代」の群集や襖、「悪太郎」の純愛と横移動のカットの繰り返し、「河内カルメン」の土手--などなど、ありとあらゆる清順映画の宝石が、「けんかえれじい」にちりばめられ、それはまた、未来の清順映画にも投げかけられるのだ。

・「青春ドタバタ喜劇の傑作
けんかに明け暮れる一方で、初恋の少女に恋焦がれる昭和初期の青春。この映画は、荒々しいながらそれでもかわいらしいけんかの対極に、同時代の青年将校によるテロが存在していた、とほのめかす。すなわち、2.26事件もただのけんかだと強烈に批判しているのである。

と、内容についてはまとめられる。でも、印象に残ったシーンをひとつ。それは、高橋英樹が好きな女の子が愛用するピアノの前で自分の恋心をひとり確かめるのだが、でも、彼が手も触れていないのに、ピアノの鍵盤がひとつ「ポーン」と鳴るシーンだ。彼の役は、自分の体のどの部分で鍵盤を弾いたことになるのか、よく考えてほしい。思春期に恋心が性の目覚めと微妙に結びついていることをさりげなく示す名シーンだ、と思う。しかし、高橋は、当時、若き女性たちのアイドルだっただろう。彼女たちから見ると「汚れシーン」でしかないものをよく演じたものだ。

これは、映画俳優とテレビ俳優とのちがいをも示しているようで興味深い。往年のアイドル主演のテレビドラマ・シリーズでのやさしいお父さん役で有名な俳優が、「いつも同じような役ばかりで退屈しなかったんですか」というトーク番組のホストの問いにこう答えた。「テレビの役者はイメージを大事にしますから」、と。つまり、極端に図式化して言うと、テレビの役者の多くはイメージを大切にし、できるだけ善人役を演じ、あわよくばCMに出演してお金を稼ぐことを目的とするのに対し、映画の役者の多くは、基本的に脚本で「いい作品」だと納得しさえすれば、作品のあとに自分に残るイメージは気にせずに、どんな役でも引き受け、どんなシーンでも演じる。

そう、ぼくは、『けんかえれじい』の高橋英樹から映画俳優の芸術家肌を感じたのだ。

・「続きが観たかった!
どなたかご存知であれば、教えてください。予告編には、浅野順子が会津に会いに来るシーン(ラストではなく)があるのですが、本編にはなかった。かつて、映画館で観た時にはあったと思うのですが、どうなのでしょうか。日活としては<けんかシリーズ>として続編をつくる予定だっだそうですか、何かの理由で中止になったとのこと。つくづく残念でたまりません。

桜と喧嘩が実に美しく楽しい青春映画です。

けんかえれじい (詳細)

県警対組織暴力

・「この映画はマジで面白い
30年以上前の映画です。たまたまテレビでやってるのを見たんですがマジで面白いっす。

警察もヤクザも企業も裏でがっちり手を結んでて、最終的にはどの業界でも頭のいい人間だけが上にのぼり生き残る世界を描いてます。

面白いシーンは色々あるんですが、取調室のやり取りや、松方弘樹が酒を飲みながら女を抱いてるシーンが面白いっすw

結構有名な作品なんですが、知名度はあまり高くないのでまだ見てない人はとりあえず、見て損はないっす。

・「大傑作
監督深作欣二、脚本笠原和夫の大傑作。俳優陣では菅原文太はもちろんいいとして、松方弘樹の最高の作品ではないかと。最近の釣り好きのイメージからは程遠い狂犬のような熱演!正直あんまり好きな俳優ではなかったが見直しました。池玲子とのベッドシーンでは狂犬そのものですが、たぶん前貼りしてません。架空の県の県警という設定になっているようだが、明らかに広島。仁義なき戦いの警察版。

・「どぅどぅ!どうどうどうどう!!by松方弘樹
深作欣二+笠原和夫+菅原文太という「仁義なき戦い」トリオが再度組んだ任侠愚連隊風警察映画。

松方弘樹の暴力団と癒着したダーティー・コップ菅原文太が、政財界アンド暴力団の癒着に戦いを挑み、破滅への道を突っ走る。暴力シーンは容赦ないので決して万人向けではないけれど、凄まじい映像と演技のパワーにはただただ圧倒される。

タイトルの「どぅどぅ!どうどうどうどう」は、松方弘樹が目に付けた池玲子をいてこます場面の雄叫びです。まさしく72年の生涯を駆け抜けて燃えつきた深作欣二魂の叫びでもあります(?)。

社会の不条理を鋭くえぐった梅宮辰夫の姿にも注目したい。さあ、みんな元気に朝の体操をしよー!は笑えます。3代目水戸黄門こと佐野浅夫の汚れ役もよい。これこそ東映実録路線の極北だ。

・「最高傑作
仁義なきの深作・笠原コンビが作り上げた、最強のこの作品は、いわば仁義なき戦い警察版的映画である。仁義なきで使われなかったさまざまな実話を取り込んだ、作品。菅原文太、松方弘樹、梅宮辰夫の仁義なきトリオはもちろん、金子信雄、成田三樹夫、山城新伍、川谷拓三、室田日出男ら最強メンバーが出演、お腹いっぱいになる、すばらしい作品だ。

・「深作パワー全開。男泣き。
別の角度からみた「仁義なき戦い」だと思う本作。前のシリーズが「ヤクザ社会」から世相を描いていたがこれは「警察内部」からみた社会のしくずをパワーあふれる演出でみせる。エレキのあいかわらず「チャカポコ」したBGMも最高。

菅原&松方の奇妙な友情。梅宮が演じるキャリアと現場の対立。金子の悪徳議員など、綺麗に「白か黒」ではない関係が社会問題も交えてリアルな人間ドラマを作り上げている。

みどころは、故・川谷演じるチンンピラが取り調べでムチャクチャにやられるところだろう。前バリもハガレそうになるくらいに菅原&山城にいたぶられ、最後には「ヤクザなんか、つまらんもんじゃろう」とすっかり落とされてしまうところ。そして、最後のはからいで!便所に中であせりながら情婦との事におよぶところは人間の本能を丸出しで演じている。

ラスト、菅原と梅宮のその後が悲しく今みても(今も同じか)切なくなる。

県警対組織暴力 (詳細)

椿三十郎<普及版>

・「黒澤娯楽時代劇の決定版
 「用心棒」に続く、黒澤娯楽時代劇の名作。「用心棒」よりもユーモアが強調され、キャスティングも小林桂樹、入江たか子、伊藤雄之助、田中邦衛など少しとぼけた面々が適材適所で配役されています。三船の豪快さ、仲代の冷徹ぶりも健在です。「用心棒」の続編ではなく姉妹編なので、この作品だけ独立して観ても十分面白い。むしろ始めての黒澤映画だったらこちらの方が面白いかもしれません。織田裕二主演でリメイクされていますが、スチール写真を見るかぎり、今の若手俳優特有の前髪を下ろしたおかしなマゲ(若くではなく幼く見える)を見ただけで、ゲンナリです。三船敏郎の男臭い豪快さは表現できないでしょうね。この価格で出るなら絶対に買いです。少なくともリメイクのロードショーにお金を払うよりは有意義だと思います。

・「時代劇の枠を超えた極上のアクション映画
森田芳光監督、織田裕二主演で、この黒澤映画のリメイクを作るらしい。森田監督も随分思い切ったことをするものだ。普通の基準で相当に素晴らしい映画になったとしても、この黒澤オリジナルと比べられたら、「やっぱりオリジナル版の足元にも及ばない」と評価されるではないか。それくらいこのオリジナル版はスゴい映画なのだ。

この映画、数ある黒澤映画の中ではある意味異端と言ってよい。上映時間が短く、スケールが大きい大作と言うわけでなく、社会的なテーマを扱ったり、心に響くメッセージを持っているわけでもない。腕の立つ浪人が勧善懲悪で悪者たちを懲らしめると言った、あらすじだけから言うと、ごくごく普通のチャンバラ時代劇だ。

だが、そのような「普通のチャンバラ」だからこそ、黒澤の映画監督としてのずば抜けた技量が表れている。アクションはもちろん、笑いあり、ハラハラドキドキあり、どんでん返しのトリックあり、悪が倒れる爽快感あり、そして目に焼きついて絶対忘れられないラストシーン。

ここまで書いて、リメイク版を作る森田監督の気持ちを邪推した。森田監督は、ひとりの映画ファンとして、1人でも多くの人に、オリジナル版椿三十郎を見て欲しいと思ったのではないか。そのために、自らの作品に悪評がついてでも「オリジナルを見直すためのリメイク」を作ったのではないかと。

ひとつ注意。リメイク版を見たい人は、先にオリジナル版は見ないように。オリジナルを先にみると、非常に高い確率でリメイクにがっかりする。でも、リメイク版を先に見れば、ある程度リメイク版を楽しんだ上で、さらにオリジナルで極上の楽しみが得られるはずだ。

・「緩急取り混ぜた絶妙のテンポで楽しませてくれます
 問答無用、びゅんと伸びるストレートの速球の面白さがあった『用心棒』に対して、翌年、1962年(昭和37年)製作のこちらは、絶妙の曲線を描いて曲がるカーブの趣。夜の社殿で話の経緯を提示する出だしのシーンから、血しぶきビュッ!のラストの決闘シーンまで、緩急取り混ぜたテンポで楽しませてくれました。 全編を貫く太い流れのひとつは、椿三十郎(三船敏郎)と室戸半兵衛(仲代達矢)の丁々発止の駆け引きと緊張感。そのたて糸に時折織り込まれる横糸が、飄々とした登場人物のとぼけた面白味。なかでも、三十郎・三船も苦笑いするしかない城代家老夫人(入江たか子)のおっとりとした物言い、キャラクターが魅力的でしたね。 あとは、そうだ、見張り役の侍(小林桂樹)が「ちょいと割り込みますがね」と言うことだけ言って、「それじゃあ、わたしはこのへんで」と押入れに戻るシーン。あそこはおかしかったなあ。くすりとさせられました。 加山雄三以下の若侍のなかでは、田中邦衛がいい味出していました。

・「最近黒澤のリメイクが流行っているが
これはどう云う訳だろうか。製作サイドのネタ切れか?それとも今更ながらに黒澤の時代を超えた映画作家としての力量が再認識されていると云う事なのか?本作は「用心棒」の続編。一般的な評価は勿論圧倒的に「用心棒」だ。中には「柳の下に二匹のどじょうはいなかった」と云う酷評迄ある。映画としての完成度の高さと迫力は「用心棒」であろう。あの隅々迄で計算され尽くされた精緻なカメラワーク(宮川一夫の傑作だ)と舞台劇の様な設定でありながらも映画ならではの迫真の映像美に加え、三船の名演はこの作品に続編の存在などあり得ないと思わせるものだった。しかし黒澤は凡百の映画作家とは違った。主人公の三十郎だけを流用して全く別物の世界を作り上げてくれた。前作を意識して敢えてライトタッチの演出・映像。カメラに宮川や中井朝一を起用しなかったのも意識的なものだろう。時代劇でありながら、血気に逸る若者と物に老いた三十郎や城代家老睦田との対比は、いつの時代も変わらない世代間の相克を表している。完璧主義者の黒澤が加山雄三以下若侍達の大根演技を容認したのも、現代的な若者達の言動を加山達に重ねあわせていたからだろう。ラストシーンは無論最高の見せ場だが、映画の中程で何十人もの侍をなで斬りにした三船が、物凄い形相をして肩で息をする場面は、所謂「時代劇」を超越した黒澤流リアリズム演出の見事な発露だ。他にも入江たか子と伊藤雄之助の飄々とした演技が、見事に脇を引き締めている。リメイク版で初めて黒澤を知った人たちにも、ぜひ観てもらいたい素晴らしい作品だ。

・「リメイク版とは月とスッポン
何がオダユージだ あんなもの比較するまでも無くこっちの方が面白い皆が言ってるように比べるまでも無いのだ 迫力や面白さが桁外れに違うやっぱり何度見ても最後の切りあいのシーンは素晴らしい 長いにらみ合いのすえ画面から音は完全に消え去り血しぶきが四方八方に飛び散るあの興奮を二度実現するのは不可能 「ダイ・ハード」のジョン・マクレーンのキャラクターもこの三船敏郎にオマージュを捧げたものだったらしい 間違いなく日本映画の至宝素晴らしい映画でした

椿三十郎<普及版> (詳細)

風林火山

・「役者の存在感が成り立たしめた大作。
この映画は、主演・山本勘助に三船敏郎、武田信玄に中村錦之介(後の萬屋金之助)、上杉謙信に石原裕次郎・・・という、当時の日本映画界を代表するそうそうたる三人が顔を揃えた大作でした。中でも、主役の三船敏郎の最期のシーンは、何度見ても感涙にむせびますが、特筆すべきは、やはり、その大俳優というものの存在感・・・。三船敏郎の山本勘助は、普通、あそこまでとんとん拍子にうまく行くはずもないのに、その挙措のすべてにある重厚さで、それが、うまく行くことに、いささかも非現実性を感じさせない。一方で、中村錦之介扮する武田信玄もまた、その存在感は誰も不平を言えないほどに、家中を圧倒していることに対しても、何の違和感も感じない・・・。しかし、それよりも、私が特に印象に残っているのが、セリフは一切無い石原裕次郎の上杉謙信でした。

石原裕次郎扮する上杉謙信が、川を挟んで、武田軍と対峙したとき、馬を駆って行軍中に、川向こうの武田方を睨むシーンがあったのですが、見るからに映画俳優・・・って感じのやさおとこの美男子とは違う、その男臭さに、思わず、「本当の上杉謙信という人は、きっと、こういう人だったんだろうな」と鳥肌が立ったことを覚えています。その意味では、やはり、役者の粒の大きさが、これほどまでに映画を成り立たしめるものなのかと思った逸品でした。

・「真っ直ぐな山本勘助です
「風林火山」を映像化したものは多いですが、三船の山本勘助は直球ど真ん中という感じで、策士山本勘助を爽快に演じています。映像そのものは古っぽい、いわゆる昔の時代映画で武張った感じが非常に良いです。以前、ビデオ2本組でレンタルされたものを見て以来、久々に完全版を見ました。ビデオ1本に編集したトリミング版しか無かったので、完全版は嬉しいです。

・「待ちに待った大作
 一見すれば、三船プロが隆盛を極めた時期に撮られた作品であろうことが容易にわかる大作で、まずは豪華な出演陣と合戦シーンでのエキストラの多さにに驚く。 井上靖の原作にかなり忠実だが、ところどころ映画的な解釈、演出が取り入れられており実に楽しめる。特に、原作には無いコメディー的キャラクターの武平(ぶへい)を演じる緒形拳がとても親しみ易く微笑ましいキャラクターを生き生きと演じており、作品に華を添えている。また、三船の演じる勘介は原作のイメージと違うという意見があるが、私にしてみれば、初勘介=三船だったので、むしろ他の役者が演じた勘介に違和感を覚える。物語終盤、戦場を騎馬で疾駆する山本勘介の格好良さは三船だからこそ醸し出せたものだと思う。 川中島の合戦を描いた映像は幾つかあるが、結局、いろいろな意味で本作が最高傑作と言えるのではないだろうか。

 レーザーディスクが市場に出回リ始めた頃、本作の2枚組のソフトが発売されたが、そちらはトリミング収録されたものだったので決して納得の行く品物ではなかった。その点、この製品はワイド収録との事なので、今まで見えなかった部分まで見られることが嬉しい。

・「最後の正統派娯楽時代劇の大作
 日本の映画界が崩壊に向かいつつある1960年代後半に最後の正統派大作時代劇の秀作とし登場したのがこの「風林火山」だった。 当時邦画の五社協定なるものが崩れ、東宝=三船敏郎、日活=石原裕次郎、大映=勝新太郎、東映=萬屋錦之介といった看板スター同士の会社を越えた共演が話題になっていたが、「待ち伏せ」「幕末」など出演者は豪華だけど作品としていまひとつといった映画が多く、この「風林火山」も映画史に残る傑作とは言いがたいのは確かだが、丁寧に作られており、手抜きがない分、質的にはかなり満足のいく出来となった。 橋本忍の脚本、稲垣浩の演出、佐藤勝の音楽といった一流のスタッフをそろえたことも大きいが、もっとも魅力的だったのは、やはり豪華スターの共演だった。しかし顔ぶれが豪華なだけで、ゲストスターに無理に見せ場を作ってしまい失敗作になる例が多い中で、この作品では主役の三船を中心に、錦之介がもう一人の重要な主役の信玄を演じ、ヒロインに佐久間良子という3人の話に焦点を合わせ、謙信側の動きは最小限しか描かれず、それがかえって良い結果となった。謙信を演じる裕次郎は明らかにゲストだが時代劇の似合わない俳優なのでセリフなしで髷姿もないのは正解だった。むしろセリフがなくても印象に残るという点でぴったりの配役。緒方拳、中村勘三郎、田村正和といった現在のスター俳優たちの若き日の姿を見れるのも貴重だが、中村翫右衛門、志村喬、月形龍之介などの姿(髷が似合う、着物姿の動きが自然、重厚な演技)に感心した。今の学芸会風の映画・テレビの時代劇は、とんでもない言動がでるかと思って、ある意味ハラハラドキドキだが、この作品は安心して見れる。合戦シーンのスケールといい、このレベルの時代劇の新作を見たいというのは贅沢な望みなのだろうか。

・「スターのオーラ!
大河ドラマ「風林火山」が始まるのでその前に見てみました。とにかく佐久間良子演じる由布姫がめちゃめちゃ綺麗。わがままで傍若無人なのだけど、あれだけ美しかったらたとえ戦国の世でも許されてしまうのでは、という位。山本勘助が職分を忘れて必要以上にメロメロになっているのもあれだったら仕方ないかと思う。その勘助を演じた三船敏郎、信玄の萬屋錦之助、すごい存在感、まさにスターのオーラ。石原裕次郎さんの謙信、にこりと笑うシーンは抜粋で見たことありますが、これは美味しい役でした。合戦シーンも迫力があって、本当にお金をかけてる、という映画です。緒形拳、中村勘三郎、他の出演陣皆若かった!!!

風林火山 (詳細)

日本のいちばん長い日

・「決起工作に奔走する、青年将校たちの熱意と狂気を描く傑作!!
 近衛師団長惨殺シーン、三船敏郎演じる阿南陸相の自決シーンは目をそむけたくなるほどの迫力がある。この作品が白黒で良かったと思う。

 決起工作に奔走する青年将校たちの軍服の、脇から背中を黒く染める汗の描写。額に光る玉の汗。参謀飾緒をはねあげながら、長い坂道を自転車で駆け上がる彼らの異様なエネルギー。おそらく実戦経験がなく、目の前に広がる本土空襲の災禍も国民の窮状も理解しようとしない彼らが、なお、国家のためと終戦阻止の決起に情熱をかける。ここには「敵を知らず、己を知らず」自分の都合のままに主観的感情的な戦争指導に暴走した昭和の陸軍軍人の典型が浮かび上がる。目をむいて、激情のままに行動する畑中少佐を黒沢年男が力演。「貴様の純粋な心には感銘する」と不本意ながら決起工作に協力する井田中佐の言葉は、畑中少佐ら決起派将校の心情を解く「鍵」となっている。彼らの決起工作は「こうなるであろう」「こうあらねばならない」という主観に立って構成され、国を思う我々の工作が成功しないはずがない、という自己陶酔に支えられている。名作である。

・「見事な演出と演技陣
終戦前夜から当日の軍内部の姿を描いた超大作。東宝の8.15シリーズ最初の作品であり、大宅壮一の同名小説を岡本喜八監督が見事に描いている。主演は当時の東宝オールキャスト総出演で三船敏郎と黒沢年男2人の真剣な演技に当時の軍内部の葛藤が見事に再現されている。あえてモノクロ作品で撮ったことにより、出演者の表情が鋭く描かれています。岡本喜八の才能に脱帽します。長い長い1日であったろう時の流れが、我々見る側も手に汗を握って同時進行します。最後に流れる天皇陛下の玉音放送の中、悲しい結末を迎え長い1日が終わります。

・「すさまじいド迫力
 東宝俳優のすさまじいド迫力、圧倒的な存在感にただただ脱帽。何なんでしょうね、この緊張感は。この当時の日本映画は本当にすごいですね。とにかく感想にならないくらいに圧倒されました。ドキュメンタリータッチで玉音放送までの1日を描いているのですが、戦闘シーンなどがほとんどある訳でもないのに引き込まれていきます。監督の手腕・名優の演技・脚本等全てがすばらしい(黒澤年男の演技がちょっとおおげさ?)。現在の日本の映画界ではリメイクしても、ここまでの作品には仕上がらないでしょう。テーマもはっきりしていますしね、必見です。

・「毎年8月にはテレビ放送するべき作品
内容の素晴らしさについては既に皆さんレビュー済みなのでトリビアを、

「一死以テ大罪ニ謝シ奉ル、神州不滅ヲ確信シテ」と書かれた阿南陸相の遺書は劇中にあるように割腹の際、血に染まった、遺書と自決に使われた短刀「靖憲」はその後靖国神社に奉納され、現在は境内の博物館「遊就館」に展示されています、目立つ形の展示方法ではないので行かれる方は終戦時展示室ではよく観察してください、なお陸相の書体は実に見事なものです、

天本英世演じる過激将校は戦後ずっと逃亡を続け時効後に鈴木亭に謝りにいったと伝えられています、

陸軍が主張していた本土決戦で一度は敵に損害を与えた上での講和には一理あります、すでにアメリカ国内では米兵の損害累増に厭戦気分が高まっており、もし本土決戦が行われれば万単位のアメリカ兵の戦死・戦傷は必定だったわけで(もちろんそれに倍する以上の損害を日本は受けたでしょう)、もし昭和20年秋まで戦争が長引けばポツダム宣言以上に譲歩した講和条件を連合国側が提示した可能性はとても高い、もっともその時には3発目4発目の原爆、そして北海道は完全にソ連が占領する形になったでしょうからプラス・マイナスを考慮すれば8月15日は遅すぎたとはいえ時期としては的を得ていたと考えます、

・「(玉音盤)終戦放送阻止に暗躍した陸軍の行動
かつて、東宝が8.15シリーズとして毎年夏に公開していたシリーズの第一作目。以降のシリーズより、最も重圧でリアリティーのある展開で進展していく。昭和の日本の夏を描かせたら、天下一品の岡本喜八監督の演出は、ここでも十分生かされてます。娯楽重視の邦画全盛の公開当時は、「内容墳珍」などと言われたそうですが、ありのままの完璧なドキュメント作品として、申し分ないくらいの仕上がりだと思います。現在では到底、作れそうにない演技陣たちの緊迫した表情や鬼気迫る陸軍兵たちの動き。ここへ出てくる黒沢年男、等の演技はアカデミー男優賞なみであります。

再度、終戦放送にまつわる真実を、この作品でご覧頂きたいと思います。真相に衝撃をうけることマチガイなし。

日本のいちばん長い日 (詳細)

冬の華

・「健さんは勿論いいが、池部良に痺れた。
健さんのために書かれた脚本、ヤクザ映画がすたれたのち生まれた優れたヤクザ映画の一本。倉本総の脚本がいい。全編に哀感と悲しみが溢れていますが、あえて男とはいわず、日本人の美学や倫理観のようなものが描かれており、私たちのような世代はいつまでも共感を覚えます。健さんがかっこいいのは言うまでもありません。それはもう語りつくされているといってもよく、私はその他の出演者の魅力を書きたいと思います。まず、なんといっても池部良です。映画の冒頭シーン、暗い海辺、兄貴分の池部良を健さんが組織の命に従って殺すシーン。短い出演時間でした。「なんとかならねか。見逃しちゃくれねーか」無理を知りながら健さんに頼む池部良。娘がいるのです。黙って聞いていた健さんが、ブスっと刺します。たったこれだけのシーンですが、池部良のヤクザは絶品です。東宝の二枚目だった池部良をヤクザに最初に起用したのは松竹の篠田正浩だったと記憶してますが、これが素晴らしかった。この映画でも、このシーンは名シーンと思います。そして、今は亡き小池昭雄の親分が、悪事を働いた後、健さんに殺られる際、同じように「子供がいるんだ。見逃しちゃーけれねえか」と懇願するのですが、ここでも健さんは無言で一気に刺します。このシーンもよかった。懐かしい名画です。これからも見るでしょう。

・「耐える健さんの姿に感動します
ストーリーは単純なのですが、義理やしがらみや人情に逆らえない不器用なハマのヤクザである健さんが、自分が背負ったものに耐えている姿に感動しました。私のナンバー1のお薦めです。余談ですが、現在の駅ビルになる前の横浜駅の貴重な姿を見ることもできます。

・「耐える健さんの姿に感動します
不器用な生き方しかできない、ハマのヤクザである健さんが、かつて組のために殺した人の娘の面倒をみながら、ようやく出所し、その娘に会おうとするが、やがて関西の組との抗争が再燃し、義理のために再びドスを握る。ストーリーは単純なのですが、耐える健さんの姿に感動します。

・「これだけ渋い映画も無いです
なぜに高倉健さんは出たり入ったり刑務所の設定が多いのでしょう。この映画の健さんはホント台詞が少ないですが過去に自分が殺めたあいての娘さんとの出会いの場面では見ているこっちはホントに歯がゆい感じがして最後まで自分の素性を明かせないまま義理をつらぬいてドスを抜いてしまう・・なにか悲しいですね。ヤクザ映画と呼べるのか判りませんがこの役を出来る人もなかなかいないでしょう、いい映画です。

・「悲しいが美しい
 不器用にしか生きられない任侠の男の姿を淡々と美しく描いた映画です。

冬の華 (詳細)

サード

・「初々しい森下愛子に星5つ
永島敏行と森下愛子を有名にした映画です。森下愛子は永島との図書室でのエッチシーン、自室の鏡の前で裸になるシーン、ヤクザ役の峰岸徹とのベッドシーン、全裸で廊下を走るシーンなど、体当たり演技を披露しています。森下愛子は、後に浅田美代子と離婚した吉田拓郎と結婚したことでも有名ですが、TBSドラマ「うちの子にかぎって」で田村正和の妻の役でも可愛らしい演技を披露していました。

サード (詳細)

砂の器 デジタルリマスター版

・「60年の生涯で出会った最高傑作
何十年もはるかな昔…、田舎の小さな映画館で…。初めてこの作品を見た時の感動は60を過ぎたいまでもまざまざと甦ってきます。心の琴線を震わすテーマ音楽「宿命」。今はもうほとんど残っていないであろう、数々の良き日本の原風景。俳優たちも、その持てる演技力の全てを出し切って演じているのがひしひしと伝わってきます。結婚後は妻に、子供ができたら子供たちに、そして、仲間たちと映画の話をするときはいの一番に、この作品を推薦してきました。そして、今でも時たま、秘蔵のベータ版ビデオで鑑賞しております。そんな折、デジタルリマスター版DVDの発売を知り、年がいもなく、今から入手、上映を楽しみに胸をときめかせています。

・「デジタル・インタメディエイトの力!
2002年のDVDでは傷みを抑える作業が行われたが、今回は「日本映画の傑作のマスター版を作る」ことを目指し、デジタルリマスター版が作成された。出来上がった本物の「砂の器」は1974年の初号フィルムよりもきれいだったと撮影監督の川又さんが語っています。今夏の映画館興行では東京、大阪、京都の3館で上映し、4万5489人が鑑賞。映画館で映画を観たい人、本物が見たい人が日本にいるということを実感させてくれました。そのDVD版ですから感動もひとしお。デジタル・インタメディエイトはハリウッド映画では、すでに80%に使用されている技術です。今後この技術で美しい日本映画の名作群を復元して、未来への財産として欲しいものですね。 余談:リマスター版試写会当日、野村監督の訃報が。合掌。

・「日本映画史上・・・
日本映画が衰退したと言う人が多い。「アニメ」「ホラー」「テレビドラマの映画版」「動物」と、残念ながら、サブ・カルチャー的要素の強い分野に特化し、本道・本質のドラマの優秀作品が出てきていない。そんな中で、この40年以上も前の作品が、ここまでリアルに、そして美しく、切なく感じられるのは、その作品の持つ力強さと秀逸さがあったからこそ。丹波哲朗の深みある演技、森田健作の青春ドラマで見せるおどけた演技とは別の、真剣さ、加藤嘉の最後の泣き声・・・。いつまでも残る、名作中の名作である。

・「いわずと知れた、日本映画の名作、必見です。原作:松本清張×監督:野村芳太郎×脚本:橋本忍,山田洋次の豪華製作陣による、人間の「宿命」を描く名作。傑作社会派ミステリーでありながら、より人間ドラマである。
いわずと知れた、日本映画の名作、必見です。本DVDは、2005年6月18日、松竹110周年特別企画としてリバイバル公開された「砂の器 デジタルリマスター 2005」を受けて発売されたデジタルリマスター版です。国鉄・蒲田駅操車場で起きた殺人事件、二人の刑事の執拗な捜査による意外な物証から、やがて容疑者が浮かび上がる。DVDで、見直して最も感じたのは、物語序盤から少しずつ地道に進められていく捜査過程が、丁寧に描かれているということです。その捜査は、名物刑事の強引な勘や、無理な偶然などではなく、きちんと捜査されて除々に浮かび上がる真実と過去であるからこそ、その物語に引き込まれていきます。このために、クライマックスの、和賀英良とピアノ協奏曲「宿命」の演奏を背景に、丹波哲郎が涙ながらに過去を語るシーンが生きてきて、感動に導かれるものだと思います。このピアノ協奏曲「宿命」もまた本作において非常に大きくウェイトを締めており、菅野光亮氏の作曲・ピアノ演奏(音楽監督:芥川也寸志氏の協力)による音楽、四季の映像、俳優陣の名演の相乗効果がクライマックスの感動を呼んでいます。

丹波哲郎演ずる刑事は、執念深いことはあっても普通の家族持ちであるし、森田健作も若く真面目ではあっても、二人とも普通の人間であるところも、話をよりいっそうリアルに感じさせ重要であると思います。加藤剛さんは、出演シーン特にせりふは思ったより少ないにもかかわらず、「宿命」を「生まれて来たことと、生きているということ」と語る場面など存在感があり、特にコンサートでの演奏時の「表情」で、そこに至るまでの人生を表現している様が強く印象に残ります。他にも、終盤の加藤嘉さん、緒方拳さんら俳優陣の人間味のあふれる演技にも感動必至です。

個人的には、「八つ墓村」「八甲田山」にも出演した加藤健一さんが駐在のおまわりさん役で出演しているのも要チェック。現在は、加藤健一事務所(1980年〜)・劇団を主宰されており、下北沢本多劇場での毎年数回の公演で精力的に活動されています。

*DVD特典映像の特報・予告では、本編未使用あるいは予告用のカットも観れます。

・「重厚な語り口の日本映画の傑作のひとつ
改めて観なおしました。デジタルリマスター版で画像が良くなってます。加藤剛さん演じる犯人、丹波哲郎&森田健作さんの刑事の奮闘。そして重要な役どころの加藤嘉さん演じるハンセン病患者である親。脇も島田陽子さん、殺され役の緒形拳さん。ちょっぴりスパイスを効かせる渥美清さん。やっぱ、今時の俳優には無い演技。もちろん監督は巨匠野村芳太郎さん。脚本の橋本忍さんと相まって、日本映画の最高傑作のひとつです。これを先に見てからテレビの中居のを見ると、テレビのほうは二度と観たくはありません。

砂の器 デジタルリマスター版 (詳細)

IZO

・「これぞ三池!!! しかし一般受けはしないだろうなあ(笑)
 はっきり言ってストーリーは無いです(笑)。というかストーリー不用の過激映画。これを見るにはある程度、三池崇史監督の事を知っている人で無いとちとつらい内容でしょう。 ただ延々と殺陣シーンが続く。怨念そのものと化したIZO(幕末浪人、人斬り以蔵こと、岡田以蔵)が立ちふさがる悪しき物を過去、現在と次元を超えてただただ切りまくる映画。しかし、ストーリーが無いからとにかく難解。映像のパワーは凄いのでそれにつられて見られることは見れるのですが、やはりこれは三池さんのファン向け映画でしょう。一般的ユーザーには「なにこれ!?」でしょう。 しかし、出演陣は超がつく豪華さ。Vシネファンは知った顔がこぞって出てくるので楽しいでしょう(笑)。

・「友川の素敵な天誅。
一応星を5つもつけてしまったが、映画自体は傑作でもあり、トホホでもあると思う。ただ、僕のような虐げられしプロレタリアートのろくでなしにとってはやはり大切な映画だ。そう、斬らねばならんのだ。金持ちや権力者は勿論のこと、何もしない同階級のクソ共も。しかし何といっても友川かずきだ!!話がわけわからなかろうが、不快だろうが、それが何じゃい!!友川かずきがこれだけ映画の中で歌っていることが何より素晴らしいことなのだ!!天誅。そうだ!天誅!天誅!!天誅!!!天誅!!!!ほかのことなんかどうだっていい!天誅だけが全てだ!!

・「同情
キャストの非常な豪華さが、見るものにストーリーの基盤の固さを錯覚させるけど、めたくたな演出が本当の魅力だと私は思う。だが演出の凄みで2回目でやっと気づいたのだが、終盤につれるにつれ、暁の色に染まっていく、IZOの目にはきっと同情させられることでしょう。私的にはSATが東映の時代劇村でIZOとパワフルにじゃれあうところが一番好きです。この映画で"グロに挑戦"なんて人は三歩引くしかありません。

・「批判する前に自分の無能を知れ!
難解と言われる理由がわからないでもない三池崇史映画のなかでは、比較的万人向けと思われる一作。三池自身も、武知鎮典のあまりに破壊され尽された脚本を読んで、逆に物語を再構築したくなったと語るとおり、他の三池作品(たとえばDOAなど)よりそのプロットも、また背景にある思想もわかりやすく映像化されていると思うのだが、なぜかトンチンカンな批判があまりに多いのは、作品ではなく見る側の無自覚さにこそ問題があることを自覚すべきだが、それができないから「無自覚」でもあるという矛盾が浮き彫りにされつつある。作品ではなく、その作品を批判する能力に欠ける批判者自身をこそ批判すべき。ま、映画には関係ないことだが。 現代に蘇るIZOが斬りまくるのは、理不尽な現実とそれから一生逃れられない彼の呪われた運命であり、あるいは彼が斬れなかったものもまた、社会と個人の狭間にある矛盾を意味する。要は斬っても斬らなくても、彼自身も社会も何も変わらず、映画が終われば実は何も変わっていなかったことの証明にすぎない。その点で脚本の武知が尤もらしく語るその思想より、監督三池のほうが一枚上手であることが知れる。 それにしてもこれだけのオールスター・キャストをこんなに簡単に使いこなす三池の才能に底知れぬものを感じる。たとえばスティーブン・ソダーバーグなどは土下座してひれ伏してこの映画を見るべし!

・「傑作
天誅だとか政治なんかは暗殺者にとって大した意味をもたない。ただ、餓鬼となって冥界や地獄の狭間を彷徨い続ける。餓鬼道の見事な映像化だと思う。

IZO (詳細)

極道戦国志 不動【デラックス版】

・「帰ってきたぞ!公序良俗に反する、傑作作品!?
日本国内よりも…海外での認知度が高い「極道戦国志 不動」。海外ではとっくにDVD化されていたのに、本場の日本でDVD化されないのは、どういうことだーと嘆いていたファンも多いはず。そんなファンも待ったかいがあったもんです…なんと爆裂“カクテキMIX”音声と称し本編を5.1chサラウンド化(もちろんオリジナル音声も収録)…あわせて三池監督と谷原章介との爆笑コメンタリーも収録、別途インタビュー映像まで付いてくる、デラックス仕様で帰ってきたのだ。

ヤクザを主人公にした映画ではあるのだが、普通のヤクザ映画とはまったく違うのでご注意を。許容範囲が狭い方にはあまりお薦めできないのだが…何でもありのお馬鹿映画が好きな人なら、絶対にハマれる映画である。

ランドセル背負った小学生が平気で拳銃を振り回し、人間の生首をサッカーボールのように蹴り回す。ストリッパーでもある女子高生は、とっても卑猥なところから吹き矢を発射して獲物を仕留める。お色気サービス満点、女子高生と女教師(?)禁断のレズシーンなんかも登場。マニアは認めても、映倫は絶対に認めない“公序良俗に反する”R-18一般制限付き成人映画!ミッキー・カーチスと田口トモロヲ(確かノンクレジット)の壮絶な銃撃戦に燃えろ!竹内力の貫禄に怯えろ!ツッコミどころ満載のお馬鹿映画でもあるが…このハチャメチャなパワーは、そんじょそこらの映画には無いエネルギーを感じる。

未完の(まま終わった)コミックが原作なので…この映画自体、続きを感じさせる結末。実際に、監督が変わって二本の続編も作られたが…この1作目と比べると、別物になってしまった。作品のテンションを落としたくなければ、1作目以外は見なくてもいいが、どうしても2、3に興味のある方は、同時発売している限定版のBOXを購入された方がいいでしょう。

・「元祖
一度見たことのある映画でしたが、もう一度見たくて買ってしまいました。

今から8年前の1996年の作品ではあるが、2回目の鑑賞でも新鮮に見られました。笑ってしまうほどハンパじゃない血の量、子どもたちが大人を殺す、などなど、最近のバイオレンス映画の元祖的な作品ではないでしょうか。

特典では、主役の谷原章介と、監督の三池崇史インタビューが見られます。特に30分を超える監督のインタビューは、ファンには必見。当時の海外での映画祭の様子や、出演している俳優一人一人について語ってくれています。

私が最初に見たときは、「日本にこんなスゴイ映画があったのか!!」と驚きました。

日本映画などツマラナイと思っている人にもお勧めします。(お勧めしてよいものだろうか...とも思うが。)

・「荒唐無稽だけども…
1996年のものとはいえ、新鮮です。ありえないストーリー展開ですがついつい引き込まれて最後まで観られる。今をときめく谷原章介さんの映画第2作目でセリフ棒読み、と本人も特典映像でおっしゃってますが、それも演技に慣れてない新人時代の作品ですのであまり気にならない。一回通しで観てから、特典映像で三池監督と谷原章介さんの解説を聞きながら観るとおもしろさ倍増ですよ。

極道戦国志 不動【デラックス版】 (詳細)

岸和田少年愚連隊 EPISODE FINAL スタンド・バイ・ミー

・「これも岸和田。
カオルちゃんシリーズと千原兄弟編の融合作品とでもいうのだろうか、これはストーリーが結構気に入った。細かい部分はさておいて、なんとなく感動してしまったのでした。

・「昔のほうが、、、
かつてあのナイナイが主演をしていた映画ですが、正直ナイナイの方が面白いです、ただあの面白い雰囲気は今も健在で、昔のやつが好きな方でも知らない方でも見れる内容に感じました。

・「岸和田本編が好きなら…
『岸和田』正史各編の持つ少年〜青年の移行期に特有のウジウジ感や焦燥感がよく出ているのでそっちが好きなら気に入ると思います

カオルちゃんシリーズの荒唐無稽さを期待してみると辛い作品です

私は後者なのでこの星です

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ナイン・ソウルズ

・「未来の鍵
一回目に観た時は、終わってから暫く考え込んでしまった。2回目以降、何度も観て行くうちに凄く感動するようになった。自分としては、とにかく感情移入してしまう映画。こんなに作品と一体化して観た映画ははじめてだった。

それぞれが目的の場所へ希望を持って向かうのに、そこに待つのは良い現実ではないしそこで終わってしまう者もいる。

“希望をもって旅立っても良い結果は殆ど望めない”なんだか自分の現実とかぶってしまって、凄くやるせなかった。

未散が弟を殺しに行くシーンの彼の語りは何度聞いても衝撃を受けてしまう。全てが自分もそうだ、と思ってしまう台詞。落ち込んだ時、現実から逃げたくなった時この映画をみるようにしている。

これは自分にも“鍵”をくれる映画。

・「影響大
この映画を一人で観てたら、正直鬱になりました(笑)頑張っても報われないんだなぁなんて思ったりして……。彼らは「犯罪者」という世間的にも大きな問題があるのに、今自分はなんて小さいことに悩んでるんだろう。と、悪い意味で「何でもできる」という錯覚を起こしてしまいそうになりました。しかし2回目観た時には、なんだか無償に「頑張ろう」という気持ちが沸いてきました。彼らの生き方とか、9人は何故一緒行動するのか、刑務所から出たからといってすぐに別れたりしない、そんな部分に心打たれます。ストーリー的には明確にしすぎないところがまた良かったです。9人それぞれの道が単純に心に響きます。

これは本当に何回観ても飽きない映画。見るたびにいろんなことを発見できます。豊田監督の作品はいつも凄く考えさせられます。こんなに人生に影響を与えらたものも初めてです。観るときには是非一人で観て下さい!

・「この社会へと提示されたメッセージ
見終わったとき、体中に広がった鳥肌を表現するためには、「泣ける」だの「感動」だの、そんなありふれた言葉は役に立たない。「言葉にならない。」そうとしか言い様がなかった。過去に十字架を抱えて生きている人間には、きっと9人のうちの誰かに(それが完全にではないとしても)、シンクロできるのではないかと思う。そして希望を感じられるのではないかと思う。仲間、それはつまり人と人との絆で、最後の最後で未散はそれを信じることができた。だが彼を待ち受ける未来は、きっと明るいものではないだろう。それでも、彼の心は確実に救われたはずだ。それにしても松田龍平演じる金子未散のラストは凄まじかった。涙が出そうなほど、息が出来ないほど切なく、痛々しかった。やはり松田龍平には血と闇がよく似合う。他のレビューを読んでいて「青い春の方がいい」というコメントをちらほらと見かけた。だが、比較する意味が、一体どこにあるというのだろう。私も「青い春」を愛する一人だが、この映画も同じくらいに愛しいと思う。ただ誰にでも経験のある(つまりある意味では普遍的な)青春の痛みをテーマにした「青い春」に比べ、この「9souls」は社会的・倫理的に許されぬ罪を犯した人間がそれぞれ主人公であるからして、必然的に共感できる観客を選ぶものになったのかもしれない、とは思う。なんにせよ、豊田監督の作品は視線が一貫している。豊田監督が人間を見つめる目はいつも厳しく、そして温かい。そこに私は惹かれる。この映画は、今の腐りきった社会への、警告のメッセージだ。血まみれの未散の叫びを聞け。虎吉の鳴らすクラクションに耳を澄ませ。この世界が、荒野へと変わる前に。

・「名作!
下のほうにリアルを感じないなどという人が居てちょっとびっくりした。普通の考えたら、このご時勢に9人同時に脱獄できた、という最初の設定の時点で別にリアルさを求めてはいけない映画だと気づくでしょう。

破綻寸前のメチャクチャなストーリーとかなり強引な伏線の回収…なのに感動が出来る。チープなユーモアと抜群の哀愁が織り交ざった、日本映画の良さ(強さ)を備えた名作です!

・「鳥肌ものです。
カッコイイ。その一言です。ポルノスター、青い春、そしてこのナインソウルズ、正に初期の集大成です。文句なしに星5つ、です。

ナイン・ソウルズ (詳細)

青い春

・「青春って痛い
痛い映画だった。精神的にも映像的にもそうとう痛い。攻撃的なのに切なくロマンティック。音楽に例えるならニルヴァーナといった感じ。

高校生、特に3年生というのは将来のことや何だかんだとちょっと本気で考えなければならなくなる難しい時期。でも、学校生活というのはなんとなく平和で退屈でもあり、漠然とした不安と倦怠感というモノが常に内包されている。

つまらない日常に飽き飽きして色々やってみて面白がっていても、本当は何も面白い事なんて無いとみんな分かっている。分からない振りをして楽しむのはルールなのに、九條はそのルールを無視する。九條はクールというより冷めている。熱くなるのは面倒だから。でも、カリスマ性があって、何故か目立ってしまう。そんな役に松田龍平の無言の存在感が見事にはまっている。

その他のキャスティングも素晴らしく、それぞれ印象に残るキャラクターになっている。特にマメ山田扮する花田先生が秀逸。この映画に花田先生がいなかったら救われない話になっていた。すごいぞ豊田監督。同じ松本大洋原作の「ピンポン」ほど話題になりませんでしたが、「青い春」はカルトな青春映画として語り繼がれることでしょう。

・「再生しない痛みがある。
すばらしい青春映画である。もう、これに尽きる。それで終わってもいいくらい、すばらしい青春映画だ。学校の中しか写さないカメラは、ある意味学生時代の閉塞感を思い出させる。ここから出れば何かがあるような、しかしここから出られないような、そんな閉じた世界観を感じるカメラワークがうまい。

そして、とにかく、出てくる役者それぞれの面構えがすばらしい。OPの屋上から立ち去る画面だけで、もうゾクゾクする。「なんかある!」と思わせる。それは期待でも希望でもないのだが。だが、17歳の時に、前途に希望だけがあった人などいるだろうか? そんな幸せな人などおそらくこの世にはほとんどいない。だからこそ、この映画は価値がある。そして痛々しく、やるせない。悲しい、というだけでは言葉が足りない、ヒリヒリしたあの感覚を思い出すだけで、この作品は価値があるのだ。7人の仲間がそれぞれにそれぞれの理由でカメラから出て行ってしまうことにより、やがて二人の友情に焦点があってゆくさまがすさまじく痛ましい。二人の関係の速度は、友情を大切だと思っている人にはより一層リアルに感じられることだろうと思う。あの年代特有の、あのあせり、あの熱、どこにむかえばいいのかわからない熱さが、痛みとともによみがえって、本当に、やるせない映画だ。男子であればリアルに、女子であれば痛ましく、見ることが出来ると思う。是非、若い人に、若いうちに見てもらいたいと思う。

・「青い春・・・。
この映画はホントにすごいです。今まで洋画ばかり見ていた私ですが、邦画のすばらしさを教えてくれた映画です。

83分という時間ですが、ミッシェルの曲に乗ってガンガン進んでいく感じ、だけど内容的には何時間もあるような。

若手の俳優さんのキャスティングも見事です。松田さん演じる九條の妖しい雰囲気とか、

新井さん演じる青木の不安定な気持ちとか個人的にはマメ山田さんの先生がホントに胸を打たれるシーンがたくさんありました。

暴力的な描写もあるので少し苦手な人もいるかもしれませんが、見終わった後には涙が出るほどの切なさと感動が味わえると思います。

・「文句無しの傑作
ストーリーの筋と本編の短さはぴったりだと思います。

何気なく毎日を過ごし、このままいつまでも変わりたくないと思いながらも時間はあっという間に過ぎてしまう。形は違ってもこんな思いは誰にでもあったんではないでしょうか?自分も高校時代はそう思っていました。このまま変わらずいたいだけなのに次第に現実の問題が迫ってくる。

流されることを恐れながらも、自分がどうしたいかを言葉にできない。身に覚えがあるからこそ切なくなってしまうのでしょうか。

ラストの映像が最高でした。九条が一心不乱に階段を掻け上がり辿り付いた屋上で、青木が描いた地面のラクガキに舞う桜の花。綺麗なだけではなく痛くて苦しくなるほどあざやかな『春』の別れと切なさが見事です。

・「喪った何かを思い出させる痛み
個人的に数年ぶりの傑作邦画が登場した。それがこの「青い春」だ。画が素晴らしい。音楽が素晴らしい。そしてストーリーが素晴らしい。 83分というコンパクトな枠の中で一切無駄のない展開が心地よい。

暴力描写の激しさが観る人間を選ぶかもしれないが、この作品において真に衝撃的なのは肉体的暴力の描写ではない。感情だ。彼らが言葉にしない、できない、激しく、もどかしい想いだ。 その純粋さは切ないほどに青く、透明に澄んでいて、肉体的暴力の描写よりもはるかに暴力的に胸を抉る。 ラストシーンの美しさは筆舌に尽くし難い。

九條の存在を全力で肯定した青木の想いの激しさを、愛と呼んでも何も差し支えないだろう。

さて、この映画の主演である松田龍平だが、彼の存在感の強さは今更ながら、その異様なほどのカリスマ性を遺憾なく発揮させることに成功した豊田利晃監督の手腕には拍手を送りたい。

そしてこの映画においてデビューを果たした青木役の新人・新井浩文の発見は今後の日本映画界において素晴らしい財産になるだろう。この作品では他にも多くの若者達が刹那的な輝きを放っていたが、全てこれからの邦画界における財産である。将来が楽しみだ。

この青く透明な愛情の物語には、繰り返す日常に忙殺されて失ってしまった何かを思い出せる、ひりひりとした「痛み」が満ちている。是非一度、その痛みに触れて何かを感じて欲しい。

青い春 (詳細)

殺し屋1 特別プレミアム版

・「正直な感想は漫画の方が面白い
随分前にマンガ読んでて半分忘れた頃に映画みたが、ヤクザの方が主役だったっけ?マンガではイチの視点がもっと多かったような・・マンガも若干コントみたいなのりだったがもっと深度があった(双子の殺し屋等)。この映画は軽すぎる。

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キッズ・リターン

・「現実の厳しさ。
高校の頃って勉強が嫌いな人間って珍しくないと思う、喧嘩が強くなりたいとか、大人や先生の言いなりになりたくないなど誰もが考えることだと思う。そんな二人の主人公マサルとシンジは自分たちなりに考えてがむしゃらに夢に向かって行く。だが現実はそんなに甘くない。

印象に残った台詞は、夢に敗れた二人が、

「俺たち終わっちゃったのかな?」

「バカヤロー始まってもねぇよ」

失敗してもいいからもう一度なにかに挑戦しようって、二人の前向きな気持ちに、勇気付けられました。

・「まだ、終わっていなかった。
がらんどうの瞳になって現われたゆがんだ顔の復帰会見。北野武はもう終わったとおもった。復帰第一作だから、あまり期待もせずに見たのだが...

これは"ビートたけし"ファンにとっては馴染み深い自伝的エピソードをストーリーに多く含んでいるので、"ツービート"ファンにはとても嬉しい。マサルにもシンジにもなれなかった青春時代のタケシ自身への過剰なセンチメンタルとも言える感情表現は従来のクールな作風に温かみのある人間的なものが加えられ、同時進行する登場人物それぞれのエピソードは複雑になりながらも繋がりをもち、作品の完成度は今迄以上に増しているではないか!すげえ!さすが!武!

「キッズ・リターン」とは北野武自身にとって総決算であり再出発でもある作品だったのだ。

・「美しく儚い夢のような・・・
まさに人生は「一炊の夢」。栄光と挫折、そして再生。同じ時を過ごした仲間たちが夢と希望を胸に秘め、それぞれの人生を歩んでゆく。その先には現実という壁が立ちはだかる。この映画は、<複数の人生模様の同時進行>という手法が大変効果的に使われている。登場人物それぞれの結末が観る者の胸に何かを刻んでゆく。何度観ても観るたびに得るものがある。本作品に出会えた人は大変幸運であると思う。

・「青春映画
青春をテーマにした作品は世の中に腐る程あるはずだ。この作品は、青春映画の中でも素晴らしいと思う。青春という「痛さ」がひしひしと伝わってくる。主役2人の青臭さが、とても作品にマッチしている。しかし久石さんの曲と、北野監督の独特の色と何もかもが綺麗なハーモニーを奏でるかのよう。最高に感じれる作品。

・「素晴らしい
本当に素晴らしい作品だ。映画の本家本元から評価されるわけだ。

すべては順調、天下は目前。だが自分をコントロールできなくなった時すべて壊れ始める。見渡せば 自分より格段格下だと思っていた奴ら、いじめていた奴ら、ボコボコにぶちのめした奴らに追い抜かされている。

そんな時 万人はどうするんだろう。

すべてパーになった時の主人公たちの会話が印象的だ「俺たち終わっちゃったのかな?」「(失笑)バカ、まだ始まってねーよ」

素晴らしい。「Kids Retuen」 一度は死にかけた北野武監督だからこそできた作品だ。

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大阪最強伝説 喧嘩の花道

・「男も女も人生は闘い!
勇ましい題名ですが、内容は青春グラフィティーです。

・「最高!やべVS北村一樹!!
前田日明と赤井英和の若いころをモデルにした二人のヤンキーの話やけどやっぱり何回見ても面白い!赤井役の俳優のやべきょうすけがおもろかっこいい。ブイシネには結構でてるけどテレビとかにはあまりでてこないので一般的知名度はないと思うけどかなりいいです。最近では映画「クローズ」に出てます。

そして前田役には北村一輝!今はドラマに出まくってて有名になったけどこの作品ではバッキバキのパンチパーマあてて凶悪なヤンキーを演じてます。後回し蹴りとか結構いい動きしててかっこいいです!北村ファン必見作品。北村の親父役で少し出てるシーザー武士もひそにどしぶな演技してます。

監督は三池崇でシリーズで5くらいまで出てますが1が一番です。

・「三池崇史の初監督作にして最高傑作
こう思ったのは私だけではなく、なんと出演していた北村康(北村一輝)さんもそう思っていることをインタビューで知りました。しかも時間をおいて再度見直しても、楽しめる良く練り込まれた作品です。主人公の二人以外のキャラクターも皆それぞれに場面が思い出せる、そんな作りの作品です。

・「サイコー
とにかくサイコーです。特にやべきょうすけはやべきょうすけらしさが凄く出ていて良かった。やべきょうすけはメジャーではないがVシネマではかなりの作品に出演している。彼が主演の作品も少なくない。本作品も奥田よりやべが主演のようなものだ。やはりこの手のヤンチャ系ヤンキーものにはやべきょうすけが欠かせない。キックボクシングをやっていただけあってアクションもかなりサマになっている。以降、喧嘩の花道はパート5まで出ているが全てやべが主演を果たしている。やべに興味のある人は是非『明日を殴れ』や『天牌』がオススメです。本作とは違ったやべが見れるはず。

・「素直におもしろかった
とにかくエネルギーに満ち溢れた映画でした。笑えるところは素直に笑えるいい作品だと思います。多少やりすぎ感があったりなかったりですが許容範囲でした。見てからは大分たったのですが、まだ印象に残ってます。ちょっとだけいい話な部分もあるけど基本的にはバカ映画。笑ってすっきりしたい人にお勧めです。

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クローズZERO スタンダード・エディション

・「芹沢素敵!!
芹沢役の山田孝之がかなりの男前です!!すごい貫禄でイメージがかわりました。主人公かと思うくらいでした。やべきょうすけもいい味だしてますね。

・「これはすごかった。
ヤンキーものという括りではかたずけられない映画的興奮に満ちた快作です。若手役者陣が最高にいいです。小栗旬。(いい意味で彼は器用すぎる)山田孝之。(イッタ目が怖い)やべきょうすけ。(昭和の香りがいいです)誰もが今までのベストパフォーマンスです。学ランの着こなしも最高にかっこよくてヤンキーものに付き物の気恥ずかしさがありませんでした。このメンバーで仁義なき戦いのリメイクやっても面白そうです。とりあえず、源治のその後が見たいので続編希望です。

・「鈴蘭史上最強の男!!
やはりリンダマンは強すぎます。(原作でも無敗の強さ)もはや彼を倒せる人などいないです。

・「平成ビーバップ( ̄ω ̄)
ビーバップやショウバクを好きな俺には面白かった(>_<)平成バージョンだけど('Д`) アクションはワイヤーを使った物が多かったが、ワイヤーに頼ってない作りが凄くイイ。ストーリーも分かりやすく最近じゃ最高傑作だと俺は思います。ストーリーと言えば…ちと…古臭いです!!でもそれがとってもフィット(^O^)イマドキのくだらない洋画や意味不明な邦画に比べたら神作品かな(>д<)言い過ぎか?他のレビューにもありますが黒木の歌は要らないですな!必要性がわかりません。イイ流れをぶち壊しです。そこは早送りでカバー(-_-)まぁ不良学園物としちゃ最高です。

・「最高(*^-^)b
本当っ楽しかった(^O^)黒木メイサがすっごい好きになった

感動するし笑えるし?山田孝之も小栗旬も最高に格好よすぎ(^_^;)



上地が笑えたけど(^_^;)

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龍が如く 劇場版 通常版

・「三池監督のセンスが光る
邦画を代表するハードボイルド監督、三池崇史のバイオレンスアクション映画三池監督は監督としての演出もさることながら、役者の選出眼も超一流である本当の適役、役者として高い力量を持つ隠れた人材を見つけることができる、管理職やクリエイターとして最も重要な能力が三池監督には備わっているとくにこの映画の主人公である北村一輝は、容姿がゲーム版の主人公と瓜二つで、役者としても日本人離れした熱意と実力を感じさせる

・「北村一輝最高!!
ゲームの世界観を踏まえつつまるで狼たちの午後のようなうだる暑さの中での限定された時間をスピーデイーに描き独自のリズムが龍が如くの新たな世界観を表わしていてかっこいいです。桐生を演じる北村一輝のかっこよさといったらないです。映画見終わったらまたゲームやりたくなること請け合いです。劇場公開時、新宿と銀座の映画館で軒並みパンフレットが売り切れていたのが印象的でした。

・「あなどってはいけない!!
いやー、個人的にはかなりやられました! おっ、面白い!! ゲームはやってなかったのですが、イメージ的にやくざ系の映画かなと思いきや、思いっきり裏切られ・・・めっちゃ、コメディしてます! もう、特に岸谷さんが弾けてます! これって、岸谷さんの出演作の中でも代表作にしてもいいぐらい凄いハマってました。 北村さんのアクションもなかなか凄いけど、岸谷さんの体裁きが尋常ではないくらい早い! カッコイイ!! あれで、是非スピンオフ版を観たいなぁ〜。 監督が完成披露かなにかのコメントにあったように、ストーリーはあまり気にせずに、前のめりになって楽しむべき作品だと思いました。 確かにちょっと話しに置いて行かれる部分があるのですが、パワーで押し切っちゃっえるぐらいのエネルギーある作品だと感じました。 どこぞの東●の「●猿」とかのように最近の説明ばかりしすぎる作品に比べれば、ちょっとぐらい説明不足ぐらいの方が潔くて僕好みでした。 是非ともゲームやって、また観たいと思います! そにしても、脇役の面々も無駄に豪華でツボでした!! 

・「錦が…
岸谷と北村のアクションは迫力があってめっちゃよかった。しかし錦がよわい(笑)ラストの相手なのに弱すぎる。簡単に決着がついたもっと長くしてほしかったよ〜 あとカップルいらん(笑)

・「いてはります
桐生が服役していた理由等設定・背景の説明が少なかった。二組の強盗関連のエピソードは別になくてもよかったかも。錦山や由美は重要なキャラなのに、殆ど出ず存在感が薄い上になんだかミスキャスト。ラスボス戦もクライマックスで、映画らしくもなく回復薬を使う桐生さん。マイナス要因をあげるならこんな所でしょうか。対してよかったのは喧嘩シーンです。構えかたがゲームと同じだったり、チャージ技のCGエフェクトがかかったりと、芸が細かいです。北村氏の桐生はかなりハマリ役でした。派手な殴り合いの後に真顔でドッグフードを買ったり、携帯が使えなかったりと少しおちゃめな所等もイメージはぴったりでした。そして皆様も言われている真島兄貴は、ハマリ役という域など超越し、ゲーム画面から出てきたようなお見事な"そのもの"っぷりでした。この人の為に購入してもいいと言っても過言ではないかもしれません(笑)。全体としてはプラマイゼロ、可もなく不可もなくいったところ。ゲームの雰囲気は大切にして頂いた上で、2も是非お願いしたいですね。

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日本黒社会~LEY LINES~

・「線路
この作品は青春物です。けれど、スカッとしたり、楽しかったりはしません。主人公達はマイノリティだから。生きることを許さない日本からブラジルへ抜け出そうとしますが……登場人物は中国残留孤児二世や中国人の売春婦、ガーナ人のトルエン売り、中国マフィア、自動車工場やってるベトナム人など。映画の中でみんな死んでいきます。切ないし、空しさが残ります。最後のふたりのシーンはすごくきれいですが、よく見ると、もやがかかっていることでぼやけていて大海原のように見えています。本当にいいシーンですね。

・「
暴力的、衝動的で、余りに儚く切ない青春映画の傑作。三池監督、こんなに詩的な映画も撮れるんですね。

やり場のない苛立ちに追われて新宿に上京、三池監督らしい猥雑な街並みのカットと主人公たちの居場所のなさが交差する。

後半は畳み掛けるように印象的なシーンの連続。田舎の無人駅に佇む二人、疲れきった表情で龍一に抱きつくアニタ、追ってきた上海マフィアから逃れる二人のかっこ良さ。

映画の冒頭と同じように口ずさまれる『線路は続くよどこまでも』、大海原へと漕ぎ出していくボートを俯瞰するラストショットは、多分一生忘れられませんね。

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漂流街~THE HAZARD CITY~

・「卓球しませんか?
 吉川晃司、ミッチーがもう最高!!! 吉川晃司なんて特別出演なのに全編出まくり(笑)。懐かしのスーパーカー、デトマソ・パンテーラも渋い!! 原作者、馳星周さんも特別出演。闘鶏場でニワトリニックス(マトリックスのパロディ)で戦います。しかしこれ原作とはぜんぜん違います。三池監督の破壊活動の成果のような出来になっています。もう馳さん笑うしかない状態でしょう。原作が好きな方は別物として見た方がいいでしょう。これは破壊者三池監督の「漂流街THE HAZARD CITY」なのです。

・「スピード感が心地よい
場面転換や出演者の動きに、スピード感がある。そこに個性たっぷりの出演者たちが絡まってくると、何か心地よい魔法をかけられているかのような気分になる。北野武カントクと並び、世界で通用しそうな才能ある監督の作品だ。

・「みっちーファンは見逃せない作品です。
最近、みっちーファンになってしまったので迷わず購入。

中国人マフィアという役柄で、異常にきれいなみっちーがたまりません!!

多彩な出演者と展開の速いストーリーがとてもおもしろかったです。みっちーが出演していなくても「おもしろい!」と思ったと思います。

・「楽屋オチの連続、三池万歳!!
おそらく三池監督という日本映画の異端児を知らずにこの映画を見てしまうとすごく不愉快になってしまうと思う。なぜなら暴力、ギャグ、楽屋オチがひっきりなしにあなたを襲うからだ。ドラマが停滞してしまうほどの無駄な暴力と繰り返される遊びのカットについて来れないときっときびしい映画だろうなぁと思います。

ただやっぱり見るべき所は沢山あって例えば、三池組カメラマンで有名な山本英夫のライブ感あふれる躍動的なカメラワークであったり、遊び心たっぷりの無駄なCGワークなんかはさすが世界で評価されている三池監督の勢いのある演出だと思います。

あと主人公の吉川晃司は個人的に役者としてとてもいい演技していると思います。

・「クレイジーな映画
この映画、当時住んでいた地方都市の場末の映画館に平日に見に行ったら、客が3人。しかし、僕は大変満足しました。

最初から最後まで、あまりの馬鹿馬鹿しさに、スクリーンの前でニヤニヤしっぱなし。これ、監督の狙い通りだと思う。

冒頭、どう見てもアメリカかオーストラリアにしかあり得ないような、超広大な広野の一本道をバスが走っているのだが、ここで画面に「埼玉」とテロップが出る。思わず「日本かよ!」と叫びたくなる、この馬鹿げたセンス。これを許せないならば、おそらくもう楽しめないでしょう。

その後も、マトリックスのパロディを鶏同士の闘いでやってみたり、やりたい放題。吉川晃司と及川光博のマフィア役も、妙にはまっていて笑えます。

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妖怪大戦争 DTSスペシャル・エディション (初回限定生産)

・「本編はノーカットで観るべし!!
他の方も書かれているとおり、テレビ版の編集は構成が悪すぎです。あれでは作品のメッセージが伝わりません。全体の流れを考えず、ただ適当に時間調整をしただけの編集… 映画を見に行けずテレビで初めて見たのですが、本当に本編もあんなにあっけないものなのかと思い、DVDで再度見てみたら倍以上に楽しめました!! お笑いの要素もたっぷりで。(笑) メッセージもしっかりしてました。映画本編の評価としては間違いなく★★★★★ ですが、テレビ版の評価は★です。テレビ版の編集は正直最悪ですね。テレビで初めて見た方は再度DVDで見ることをオススメします。絶対に評価も変わりますよ!

・「夏休み with 仁義でも正義でもなく、銘々の性分で動き回る素敵な妖怪たち
 大戦争と云うか、<一部の真面目な主役級キャラクターを除いて>万単位もの妖怪のほぼ全員がまるきりお祭り気分で参加しては勝手に喧嘩やら小豆拾いやらをおっぱじめ、しかもかなり妙なきっかけから話が解決してしまうと云う、とにかくヒロイックなものへの安易な期待を捨てつつ、或る程度脱力して観る必要のある映画です。

 件・ろくろ首やぶるぶるに油すましなど、妖怪たちの生態はVFXを駆使しつつ、流石に本格的。終盤参加する京極・荒俣両氏に水木大翁も良い味を出しています。特に件の生々しさは凄いですょ。

 怒涛のように妖怪連が押し寄せるシーン、アギの運命や川姫の艶っぽさ、すねこすりの縫いぐるみっぽさ等、見所は幾らでもありますが、個人的に一押しなのは…妖怪たちが雲外鏡を通して加藤の妖怪虐待振りを見た時に「許せんな〜」と言って怒りつつも、まぁそれはそれとして自分達は関係ないんで「さぁ帰ろ、解散解散」と言い放ち、タダシ以下一部の真面目妖怪たちが一斉にズッコケるシーン。妖怪世界でもズッコケは伝統芸能なのでしょうか。怒りに我を忘れないと云うか、良かれ悪しかれ他人に振り回されない妖怪的生活スタイルの一端がここで初めて明らかになります。やり過ぎな気もしますが、とにかく力ずくでもここで一度観客を脱力させとこう、という意欲は買いです。

 ラストシーンも賛否両論でしょうが、個人的にはこれは最高の終わり方だと思っています。こうしたラストシーンは既に中盤辺り、一度は見えた川姫を再び見ることが出来なくなってしまった佐田=宮迫少年のエピソードでも予示されていて、これが話に緊張感を持たせる役も果たしています。人間の世界とは本来無縁で異質で、容易に見失っちまう世界だからこそ、そう云う世界を垣間見る貴重さを噛み締めときや、と云うメッセージと解釈しときましたょ。

 取り敢えず、肩肘張らずに一度お試しあれ。

・「カワヒメのフトモモと神木くんの背中
娘と一緒に見に行きましたが、実に楽しかった!親子で楽しめる作品ですね!一番笑ったのは「ごぼう」。実写とCGとのバランスが良く、妖怪の存在感が十分生々しく表現されています。旧作に対するオマージュを感じながらカワヒメのフトモモと神木くんのかわいらしさに少年時代に「かわいいもの」と「こわいもの」に対する純粋なあこがれを抱いていた頃を思い出しました。家に帰って水木さんの妖怪の古い本を引っ張り出して娘と一緒に見ましたところ、ほとんど同じデザインで映画に登場してました。ほんとおすすめです。

・「妖怪がたくさん!
この映画の面白いとこは日本の妖怪がたくさん出てくるとこ!!妖怪マニアなら映画に出てくる妖怪にニヤリとするはずですそれ以外でもCGが素晴らしく見応えがあります

・「加藤様LOVE
サイコー!!ギャグもなかなかのもの!キャストは豪華でいいです!加藤様が、きめきめでかっこよすぎでしょうがない。ベタ惚れです(加藤様に)。最後のオチはすごかったです。まさかこんなことになるなんて!加藤様も予想外です!この映画のよさがわからない人はさびしい人ですね。この映画を駄目映画やつまんないという人たちの考えがわからない。批判するなら最初から見ないでほしいですね。バトルシーンはけっこうきたいしてたんですけど、あっけなかったです。(加藤保憲VS麒麟送子)

 アギが刺されるシーンはけっこうラブストーリー系で泣きですね。それにしても加藤様のセリフかっこよすぎ!「お前が抱いている私への、愛。その愛が・・・邪魔なのだ。」「どうだ?私が憎いか?」「痛いか・・・心が痛いか。」なんて最高!言われたいです!あぁ、でもそのあとのオチとギャップありすぎ。せっかくシリアスモードでいい感じだったのに最後ギャグオチですからねー。でもいい映画です!何回でも見てください!!

妖怪大戦争 DTSスペシャル・エディション (初回限定生産) (詳細)

カタクリ家の幸福

・「こんな映画見たことない!!(いや、見に行ったんだけど・・)
まず出演者が豪華!それも、それぞれの個性をパロディーにしてしまったようなキャスティング!ミュージカル仕立てで、歌とダンスもふんだん!一見、ばかばかしいような内容に感じるかもしれないけど、この根底にある「家族」というもの、「人の死」に対する想いなどが感じられて、最後はなんだか納得しながらさわやかな気持ちにしてくれます。

また、DVD特典のメイキングやインタビューなどが、特に良いので、絶対DVDでの購入をお勧めです。

・「とにかく楽しい映画です。ぜひ観てもらいたいですね。
三池監督の映画にしては俳優が有名どころが集まってますね。出ているすべての俳優がいいです。とにかく歌って踊れる人ばかりなので、ばっちり決まってます。途中に入るクレアニメーションなのかな、これもアクセントがついてよい効果があります。

あと、なんで面白いのかというと、この監督が暴力的なシーンが得意な点にあると思います。激しい映像が(犯罪も、自然の激しさも)うまいから、ほかのほのぼのしている映像が引き立つのです。私自身はすごく気持ちがめげているときに初めて観たのですが、嫌なことを忘れさせてくれました。終ったときに楽しい気分にさせてくれた映画です。感謝感謝。

最後に丹波さんが「大霊界」そのままに飛んでいってしまうところも面白いし、出だしのカラスを木を投げて落とすところなんかいいですねえ。私は本当に楽しかったです。

・「三池作品最高!!
日本映画界の核弾頭、三池監督の作品が次々とDVD化され、ファンにとっては、嬉しい反面、財布の中身が気になる今日この頃です。冒頭の人形アニメから飛ばしまくりで、一瞬映る「ポンカレー」の看板は「漂流街」繋がりなんてのはファン泣かせ。とにかく最初から最後まで全てのキャストが楽しんで演じている、この作品。おススメです。三池監督に不可能なジャンルは存在しない!!

・「邦画ブラックコメディーの傑作
鬼才三池監督の感性が光る傑作ブラックコメディー。

キャストが豪華で変な踊りと音楽が妙に耳に残ります。

私も映画館で見て爆笑しましたね。とにかくぶっ飛んでるとしか言い様が無い映画です(笑)

もっとこういう邦画を作るべきですね。

邦画娯楽作として文句無しよって★五つ。

・「傑作です。
もとネタの「クワイエット・ファミリー」は見てないし、三池監督作品も初めてだったが、見事に私の笑いのツボにはまってしまった。個性が強いだけに、好き嫌いははっきりと別れる作品ですね。 まず冒頭のクレイ・アニメにびっくり! 変で気持ち悪くて不条理です。  次々と宿泊客に死なれるカタクリ家の面々の面白さ。すっかり太めになった沢田研二だけど、歌うとやっぱりジュリーだわ♪ 相変わらず演技は下手だけど、ドレスアップして旦那とデュエットする場面はさすがに美しい松坂慶子。やはりあれは女優の華かしら。丹波哲郎はやはり語ってしまうのだ。中高年に比べたら若手はややパワー不足だったが健闘していた。愛嬌の無い孫娘のユリエの醒めた感じがとてもいい。 そして清志郎演じる結婚詐欺師、最高〜!! 自称日英ハーフの米軍人で変テコな日本語で女を口説く。「こんなのに騙されるんかい?!」と思うけど、実際ニュースなりましたね、こんな詐欺師が。。。。 

カタクリ家の幸福 (詳細)

太陽を盗んだ男 ULTIMATE PREMIUM EDITION

・「圧倒的なおもしろさ
今から25年程前、私が見る日本映画は古い名作と言われるものだけでしたが、この映画を見て日本映画に対する考えが変わりました。ストーリーのおもしろさ(荒唐無稽だが)、音楽のすばらしさ。何より長谷川和彦という監督の映画をおもしろく作るという才能にたまげました。黒澤映画以外でこんなに面白い映画はめったにありません。

それにしても、長谷川監督は今どうしているのでしょうか?たしかこの後、劇映画を撮っていないのでは・・・。

私が大金持ちなら彼に映画を撮らせたい。

・「太陽を盗んだ男の極私的みどころ
 内容についての正統なレビューは既に先達が書かれているので、ここは個人的にツボに入ったところを挙げておきたいと思う。

1.昔の東京の様子が懐かしい この映画に限ってではないのだが、この映画の舞台となった四半世紀前の東京の情景や名称がやたらと懐かしい。電電公社、”○”に井の字の丸井のマーク、インベーダー、初代RX-7等々... あの時代の東京を知る人間は、この映画に出てくるあの時代の風景を見るだけでも楽しいと思う。

2.音楽が時代の雰囲気を醸す 『太陽にほえろ』『傷だらけの天使』等を手掛けた、ある意味70年代の音楽を代表する井上堯之の曲がとにかく素晴らしい。「歌は世につれ」という文句通り、この