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▼30代にお奨めラノベシリーズ:セレクト商品

空ノ鐘の響く惑星で (電撃文庫)空ノ鐘の響く惑星で (電撃文庫) (詳細)
渡瀬 草一郎(著)

「読み応えのある作品です!」「やはり素晴らしい・・・!」「魅力的なキャラクタたち。今後の展開にも期待が持てる。」「渡瀬さんの設定構築力に裏付けられた期待作」「全12巻の総合評価が★5の作品」


マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA)マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA) (詳細)
冲方 丁(著)

「激情。」「これは、少女と銃の物語」「ギャンブルSFの傑作」「面白い!!」「戦うということ、生きるということ」


オイレンシュピーゲル壱 Black&Red&White (1)(角川スニーカー文庫 200-1)オイレンシュピーゲル壱 Black&Red&White (1)(角川スニーカー文庫 200-1) (詳細)
冲方 丁(著), 白亜 右月(イラスト)

「命がけの悪ふざけ」「喜びも悲しみも怒りも、全て受け止めて」「ライトノベル二大雑誌で連載のシュピーゲル共同戦線」「最高!」「文章が斬新な感じ」


“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫) (詳細)
野村 美月(著), 竹岡 美穂(イラスト)

「すべての“死にたがりの道化”に捧ぐ」「人を選ぶ、“文学少女”という変人の話?」「これは面白い」「楽しめました」「言葉というものを大事に考えてくれている著者だと思う」


鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫) (詳細)
雨木 シュウスケ(著), 深遊(著)

「さすが重版!!」「少年は生きる目的を探すために戦う。」「昼行灯のような主人公、ここぞで活躍。」「う〜ん…今後に期待??」


学校の階段 (ファミ通文庫)学校の階段 (ファミ通文庫) (詳細)
櫂末 高彰(著)

「走りたくなる!!」「爽快感」「設定がナイスです」「多分これ買った人の8割近くがジャケ買い」「「走りたい」という情熱」


嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫 い 9-1)嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫 い 9-1) (詳細)
入間 人間(著)

「壊れていても、笑えるならばそれが幸せ。」「い、いーちゃんが!いーちゃんがいるっ!」「「嘘だけど。」な一冊。」「戯言シリーズについて(?)」「騙された〜」


レンタルマギカ ~魔法使い、貸します! (角川スニーカー文庫)レンタルマギカ ~魔法使い、貸します! (角川スニーカー文庫) (詳細)
三田 誠(イラスト), pako(著)

「魔法使い。」「見てやる。視てやる。観てやる。そして・・・」「1巻でやめて欲しくない作品です。」「へなちょこ主人公が好い」「ちょっと物足りないけど・・・」


銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫) (詳細)
田中 芳樹(著)

「平和の尊さを教えてくれる。」「素晴らしい作品です。」「人生観を変えた小説」「秀逸な構成」「中学校、高校時代お世話になった娯楽小説」


機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上) (角川コミックス・エース 189-1)機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上) (角川コミックス・エース 189-1) (詳細)
福井 晴敏(著)

「”普通の現実”を描ける”正統派”ガンダム」「ファンにとって『待ってました!』の作品になるでしょう!」「大人のためのガンダム」「やっと心底「ガンダム」と呼べる作品がやってきた。」「私の魂は、「ユニコーン」の重力に縛りつけられている…故に私は、飛べないのだ!」


戦うボーイ・ミーツ・ガール―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)戦うボーイ・ミーツ・ガール―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫) (詳細)
賀東 招二(著)

「退屈しない良作シリーズ」「おもしろいの一言です」「ご馳走様でした。」「エンターテインメントの見本」「良い作品には良い作り手が集まる」


▼クチコミ情報

空ノ鐘の響く惑星で (電撃文庫)

・「読み応えのある作品です!
舞台は基本的に中世ですが、ところどころにありえないはずの進んだ技術も混在しているという独特な世界観です。主人公はアルセイフ国の第4王子:フェリオ。左遷先のフォルナム神殿の親善特使として滞在中に事が始まります。

私が一番素晴らしいと思ったのは、登場人物の心理がよく分かる文章だという点です。微妙な立場の自分の在るべき姿を探す主人公の苦悩がよく分かり、とても感情移入がしやすいです。さらに、話の展開がしっかりしていて意外性も十分にあり、これからの展開がとても楽しみになってきます。私的に、話の進行の仕方がお気に入りで、一つ一つ丁寧に進んでいくところが嬉しいです。主人公を取り巻く権力争いなどは、それぞれの思惑を推察し納得して読み進めることができ、次々と起こる出来事も読者に予測をさせません。伏線の張り方が工夫してあり、主人公をとても魅力的に見せています。ちょうどカリスマに惚れるような感じだと思いますね。また、大勢の脇役たちも一人一人に味があって皆に愛着が湧きます。それぞれにストーリーがあり同時に複数のドラマが進行していくところや、その人物が主人公たちとどう繋がっていくかなど、ワクワクしながら読み進めることができるところがとても面白いです。

・「やはり素晴らしい・・・!
 陰陽ノ京・パラサイトムーンを手がけた作者の贈る新シリーズ。

 今回の話は、作者曰く”ファンタジー”であり、第一巻である本書は導入の色の濃い作品に感じられる。それでも、作者独特の研ぎ澄まされた文章は健在であり、設定や背景もしっかりしていて、相当な時間をかけて構築してきたことが伺えることから、今後の作品も十分期待出来る。作者のHDDがクラッシュしないことを祈るのみだ。

 続巻は来年2月の予定であるが、また楽しみなシリーズが出来たことをうれしく思う。作者のファンならば決して損はしないだろう。小説をあまり読まない方でも、癖のない文体のお陰でとても読みやすくなっているので、これを機に小説を読み始めてみるのも良いのではないだろうか。

・・・ちなみに。本書と「陰陽ノ京 巻の四」の著者近影は関連があるので、そちらも一緒に覗いてみるのも一興である。

・「魅力的なキャラクタたち。今後の展開にも期待が持てる。
同じ作者の「陰陽ノ京」や「パラサイトムーン」は基本的に日本が舞台だったが、今度はちょっと中世ヨーロッパのような雰囲気がある。

主人公は王位継承権を持った第4王子だが、いろんな事情から宮廷では、つまはじきもの。自分の国と友好関係にある神殿に(閑職である)親善大使として赴任ところで、好奇心と人の良さから、トラブルに首を突っ込んでしまうことに。主人公もなかなか好感がもてるが、そのトラブルの原因とか、幼馴染などがまた魅力的でいい感じだ。

これまでの、この作者の作品は、魅力的なキャラクター、ゆったりとした日常、そして、そこに加わった非日常のバランスが素晴らしかったが、この本でもそれは健在だ。作品が持つ雰囲気はこれまでのシリーズとは異なるが、あいかわらず文章はうまいし、そして、おもしろい。この作者のこれまでのシリーズが好きだった人なら、間違いなく楽しめるでしょう。今後の展開にも期待できます。

・「渡瀬さんの設定構築力に裏付けられた期待作
表紙の少女が独特で最初は少し躊躇しましたが岩崎美奈子さんと渡瀬草一郎さんのコンビで強制購入でした。岩崎さんが挿絵を担当されており、主人公がフェリオという名前でもあり、また下記のようにファンタジーとしての設定がしっかりしているので日本ファルコムの英雄伝説シリーズを想起される方も多いかもしれませんね。

結論から、ですが前2作で惜しみなく発揮された大作ゲームシナリオを思わせるその世界観の構築力が今作でも遺憾なく発揮されていると思います。王国ファンタジー、で妾腹の有能第四王子が主人公、という国民にとってみれば頭痛の元でしかない設定ですが(笑丁寧に物語が紡がれていくのを安心して、驚きと期待に胸を

膨らませながら見ることができるでしょう。完結ストーリーかとおもって購入しましたが、完全に続きモノで私は既に次巻が待ち遠しくてたまりません。期待を込めて、星5つをつけたいと思います。

・「全12巻の総合評価が★5の作品
内容】時代背景は火薬の無い14-16世紀頃のヨーロッパというところでしょうか主役は、素直で誠実な王子。ヒロインは電子工学の発達した別世界からやってきた少女と王子の幼馴染である高貴な血筋の少女。戦乱とは無縁の豊かな国で育つ王子。しかしそれは、危うい均衡の元にあっただけであり、それが崩れた時・・・・・・・・・・

批評】いわゆる前時代的な封建社会での戦争物です。そこに、オーバーテクノロジーが加わったTVゲームでは良くあるネタですね。ただ、この作品が高い評価を得ているのは、その作りこみの深さにあります。作品発表前から10冊以上の刊行を考えた作品だけあって、具体的な政策、人物の立場による考え方、そして登場人物達がよく練られ矛盾も無く作りこまれています。また、この手の本に在りがちな戦略や兵器は人間ドラマを重視するために割愛しているため、専門用語も無く若年齢層にも読み易くなっているのも良いですね。

登場人物の敵味方全てが魅力的で、作者の登場人物達に対する愛情を感じる数十年経っても、人におすすめできる名作でした。

空ノ鐘の響く惑星で (電撃文庫) (詳細)

マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA)

・「激情。
近年読んだ本の中では最高に近い評価を自分の中ではしています。最近今一度読み返してみてやはり物語の熱さに感動しました。個人的にはこうした書き手の熱情が叩きつけられたような作品が好きです。今は表面的に面白いか面白くないか、で本が出版されているように感じるのでこうした「この作品を書くのだ!この作品にこのテーマをぶつけるのだ!」というものがひしひしと伝わってくる本がもっと出てほしいです。冲方さんの作品にはそうした感じがあるのでとても好きです。

・「これは、少女と銃の物語
・・・・と、著者があとがきで述べていた。この「銃」ってのが曲者で、武器であると同時に少女の相棒(金色のネズミ!)だったりする。少女は銃を取る理由を探していて、銃は自分が武器たる理由を探している。そして、二人は自分がそこにいる自由を守るため、それぞれの理由で、お互いのために戦うことを決意する―――

きっちりと組み上げられたSF的な世界観とあわせて、どっぷり浸かると元気が湧いてくる作品。幸い(?)もう完結しているので、リアルタイムではない読者の特権として3巻まとめ買いして一息に読むことをお勧めしたい。2巻以降のカジノのシーンは堪らない。

・「ギャンブルSFの傑作
 少女娼婦である主人公のバロットが、自らの理不尽な運命に立ち向かう成長小説としてのストーリーを主軸にしながら、斬新なイメージに裏打ちされたSFガジェット、迫力あるアクション描写、「戦うこと」の意味を浮かび上がらせるテーマ性など、質的にも量的にも盛りだくさんな大作(文庫全三巻)。文章も上手で、その熱気に引き込まれてどんどん読み進められて、全然長いと感じさせない。

 その中でも特に、二巻後半から三巻前半にかけてのギャンブルによる対決は白眉で、ギャンブルのルールや、プレイヤーの心理状態から導かれる戦術の精密さや、勝負どころでの緊張感、さらにはギャンブルを通じてのバロットの成長が、ゲームの進行に無理なく溶け込んでいく構成は、一級のギャンブル小説に特有の興奮!と、既存のギャンブル小説にはない感動を与えてくれる。ブラックジャックの勝敗に、涙が出るぐらい感動するなん体験は、この作品でしか味わえないだろう。

・「面白い!!
冲方丁氏の『マルドゥック・スクランブル』の第一巻です。少女娼婦であるルーン=バロットは、賭博師であるシェル=セプティノスに囲われている身ですが、ある日バロットは自分の偽造身分を知ろうとしてシェルに殺されそうになります。瀕死の重傷を負ったバロットは、その後のパートナーとなるウフコックやドクターに助けられますが、生命保持のため "マルドゥック - 09" という緊急法令によって禁忌とされる科学技術を利用した体に改造され、その特殊能力を如何なく発揮します。誰も自分を愛してくれなかったという傷を負った彼女は、ウフコックやドクターと共にシェルを法的に裁くために動きますが、逆に命を狙われるはめになります。

本書の面白さは、新しい能力を手に入れたバロットの活躍と、ウフコックという特殊な相棒との心の触れあい、シェル側の人間(?)であるボイルドとの対決など息をつかせぬアクションにあります。『ピルグリム・イェーガー』の原作でもそうでしたが、冲方丁氏の緻密なストーリー仕立ては、決して読者を失望させることはないでしょう。

・「戦うということ、生きるということ
主人公ルーン・バロットは、一巻終盤でこういう。『Now Here(ここにいる)』と。著者が脚本その他を担当した、ロボットアニメ『蒼穹のファフナー』でも同種の描写がある。

冲方 丁にとって、『生きる』ということは存在をアピールすることであり、それ即ち価値観を持つことで、それはいずれ『戦う』ことに発展する。『戦う』のは何も力をぶつけ合う事ではない。意見を交わすことも、知略をめぐらせる事も、言ってみれば、生きることはそれ自体が戦いだ。こういう主張が強く渦巻いている。

これは戦いの物語。戦って、感じて、学んで、成長する物語。虚ろだった少女が、ラストでは立派でかっこいい女性になってるではないか。それが何より印象的で、緻密な描写もすべてそこに収束する。その世界、ぜひ一読あれ。

マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA) (詳細)

オイレンシュピーゲル壱 Black&Red&White (1)(角川スニーカー文庫 200-1)

・「命がけの悪ふざけ
近未来のオーストリアを舞台に児童福祉政策により四肢を機械化された少女たちの戦闘の日々を描くバイオレンスアクション。最初聞いた時は「それ何てガンスリ?」だったんですがガンスリとは大分イメージ違います、ある意味対極です。二番煎じの心配なし。

三人娘の中でも一番純粋純情で熱血肌の黒犬・涼月、狙撃の名手にしてクール&ニヒルな赤犬・陽炎、いつもお気楽極楽な鼻歌を絶やさないムードメイカーの白犬・夕霧。

拳が唸り銃弾飛び交いワイヤー舞う過激なアクションとキャラクター同士のユーモラスな掛け合い(副長いびり、もとい三者三様の副長いじりに注目)が絶妙のテンポを生み最後まで読者をぐいぐい引き付けて離さない。

犯罪が多発し悪党どもが闊歩し策謀が蠢く壊れかけの街で、絶望と背中合わせになりながらも仲間とともに死線をくぐりぬけていく少女たちの苛烈にして鮮烈な生き様に惹き込まれる。

不安定な心の揺れを抱えた少女たちをサポートする大人たちもとても魅力的に描かれている。陽炎の「この人なんだかんだ言いつつ最後まで聞いてくれるんだな」の雑感が端的に表しているように、やりたい放題の三人娘に振り回され時に多大な損害を被りながらも、胸の内では彼女らの身を真摯に案じ、部下が喪心した際は本名を呼んで叱咤する副長の人間臭さは絶品。こんな上司がいたらいいなあ。最前線すぎるのはどうかと思うけど(笑)

「スクランブル」や「ヴェロシティ」が好きな方ならハマると思います。

・「喜びも悲しみも怒りも、全て受け止めて
 テロや犯罪が多発する国際都市ミリオポリスを舞台に機械の手足を駆使して犯罪者に立ち向かう少女たちを描いた、「スプライトシュピーゲル」と一緒にレーベルを越えて展開する物語ですが、こちらはレーベルの特徴か、読んでいてかなりハードな物語です。 しかし、それだけに敵味方を問わず登場人物の友情や恋、時には怒り、憎しみ、悲しみが強く読み取れ、感情移入が容易に出来ます。 特に主人公の一人である涼月の、世界の理不尽を知っていても自分ではどうにもならない現状をもどかしく思いながらも、ふてくされたり絶望したりせず、目の前で起こる事件に果敢に立ち向かい、未来に向かって邁進する様は、読んでいて勇気づけられます。「なーんか世界とか救いてぇ──」 それらを踏まえて時たま涼月が呟く上の台詞を見ると、その中に色々な思いが詰まっているんだと分かります。

・「ライトノベル二大雑誌で連載のシュピーゲル共同戦線
 ライトノベル二大雑誌「ザ・スニーカー」と「ドラゴンマガジン」で同時に連載されたシュピーゲル共同戦線(以前神坂一先生がスニーカーでシェリフスターシリーズを書いていましたが、それを拡大したよーな感じ)、その「ザ・スニーカー」連載版 読んで最初に思った感想は、まるで某○ンスリンガーガールを未来的に、少女達の性格を少しひねくれさせたような作品だなァって感じでした。(舞台はイタリアとオーストリアと違いますが、彼女達の置かれた立場というか仕事?というか・・・) 今巻で収録は第壱話〜第参話まで第壱話 Black in the street ケルベロス小隊小隊長にして突撃手「黒犬」涼月・ディートリッヒ・シュルツを中心とした話第二話 Red it be 小隊の狙撃手「紅犬」陽炎・サビーネ・クルツリンガーを中心とした話第参話 Blowin in the White 小隊の遊撃手「白犬」夕霧・クニグンデ・モレンツを中心とした話

 前述したよーに某○ンスリンガーガールをイメージしてしまう作品ですが、冲方先生の描くバイオレンスタッチでたまらなく面白い作品です。 しかしこれがもともと読み切り短編だったとは・・・ もう一つのシュピーゲルも読むとより楽しめます。

 

・「最高!
もう文句無しにおすすめの一品、ただグロテスク系に弱い方はちょっときついかもしれない。が、グロの得意な方なら文句無いと思います。他の小説には無い表現手法によりスピーディーにキャラが動く!また他の小説達よりもかなり読み応えがある!そして男として絶賛できるその格好良さ!これこそラノベの中心でしょう。

・「文章が斬新な感じ
この本を読んでいてまず思ったのは、文章というか小説の書き方が斬新だな〜と…言葉のキャパが少ないので表現が難しいですが、なんか脚本を読んでいるかのような書き方ですね(汗この著者が元々こういった書き方なのか、あえてこうゆう書き方なのかは知りませんが、最初にこの本を読んだ方はまず文章に違和感を覚えると思います…ただ、そんな人もこの文章に慣れてさえしまえば、しっかり楽しめるだけの内容でもあると思います♪

話としては要するに、近未来を舞台に、機械の手足を与えられた3人の少女達(主人公)が頻発するテロや、その背後に潜む敵と戦うというバイオレンスアクション物です収録内容はちょっと長めの短編が3話1話は"黒犬"涼月を、2話は"紅犬"陽炎を、3話は"白犬"夕霧をそれぞれストーリーの中心に据えて、各々の掘り下げも行われている構成です

さっきも言ったように文章でちょっと違和感を感じることはあるかと思いますが、内容はなかなか刺激があって面白かったと思います♪

オイレンシュピーゲル壱 Black&Red&White (1)(角川スニーカー文庫 200-1) (詳細)

“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)

・「すべての“死にたがりの道化”に捧ぐ
“文学少女”というフレーズと美麗なカバーイラストに食指が動いた人なら読んで損はありません。

・「人を選ぶ、“文学少女”という変人の話?
客観的に見れば、星3つか4つくらいです。しかし私個人としてはすごく面白く感じたので、星5つです。

この巻は太宰治の作品をもとに話が作られています。作中で「太宰は好き嫌いがわかれる作家で」と書かれていますが、この作品自体も好き嫌いがわかれやすい要素を含んでいます。偶然の一致かもしれませんが、「そこまで踏襲するとは」と思わされました。

ストーリーは最初コメディっぽい感じですが、後半にかけてシリアス度が高くなっていきます。謎が何段階も重なって、ぐいぐい惹き込まれます。(ただし人によっては展開が見え見えかもしれません)

作中では登場人物が長い台詞を一気に喋る場面が多くあります。その中の数カ所では、テンポをもう少し調整したほうがいいように感じました。しかし基本的にはテンポも良いし丁寧に書かれた文章だと思います。

個人的なオススメは、クライマックスあたりの遠子先輩の説得シーンです。(人によって感じ方が大きく変わり、私とは逆にしらけてしまう可能性があるでしょうが)

――それは現実世界を文学世界で例えた解説。――それはとても正しく世界を表現した解説。――それはとてもとても馬鹿馬鹿しい説得。――そしてそれでこそ“文学少女”が本当に真剣に行ったといえる説得。

私はその説得に対し、掛け値無しの賛辞を送りたいです。変人にしか納得できない、変人の全身全霊に。

そのシーンを読んで私は、本当に心踊りました。

後いくつかポイントを挙げますと、挿絵がキレイ系、遠子先輩が可愛い、心葉の過去とこれからが気になる、あざといツンデレ娘が報われそうな気がしない、等でしょうか。

人を選ぶ作品だとは思いますが、一人でも多くの人にこの本を取ってみて欲しいです。

・「これは面白い
うわっ、こりゃ、星五つだなぁ、と思った作品でした。

ライトノベルで、物語をこう「くる、くる」と二度回せている作品は少ない気がします。大体それが不自然な感じになったり、上手く回せても一度だけくるって回すだけとか、そういうのが多いなか、この作品は優雅にくるくると二度回して見せました。みっともない楕円にすることなく堂々と回して見せました。貴重な作品ではないでしょうか。

わけわからないレビューですいません。起承転結の転がとても質がよかったということです。とても面白い作品です。

・「楽しめました
本を食べる妖怪、ではなく自称"文学少女"の天野遠子。元天才美少女作家の井上ミウこと井上心葉(男)この二人を主軸にして話が展開されます。序盤はコメディ色が強く、ありがちな学園コメディ物なのかな?と思いましたが、中盤から終盤に掛けては謎解きや人間の感情が絡み合うシリアスなムードが漂う作品になっていました。しかし、シリアスといっても救い様がないほど暗いわけではなく、ちゃんとした着地点も用意されていて好感が持てましたね。表情豊かな遠子先輩に振り回される心葉君も見ていて微笑ましかったです。私的に見所は最後の説得ですね。遠子先輩が文学少女たる所以が分かるはずですので。文学少女風に感想を言えば、「熟成されたワインの様にほどよい渋みと仄かな甘みを含んだ作品」といった所でしょうか。

・「言葉というものを大事に考えてくれている著者だと思う
既刊3冊を読みましたが、表題にあるとおり、言葉に対し、凄く好奇心があり且つ大事に思ってくれているんじゃないか、と思いました。

ます、汚い言葉は出てきません。それと、修飾語の数では今まで呼んだことのあるライトのベルの中で髄一じゃないかと思えるほどですね。

落ちに若干の物足りなさは感じますが、話の中で筋道を立てようという作者の態度には好感を覚えました。

“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫) (詳細)

鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)

・「さすが重版!!
面白いですね!設定も非常に楽しいし、キャラクターがそれぞれ個性があり全員に興味がでました。諦めずに戦う人や、強いのに自分の能力が嫌いな人、協調性がない人、これからどの様になっていくのかが非常に楽しみです!!!

・「少年は生きる目的を探すために戦う。
 舞台はどうもかなり未来の世界なのかな?<br /><br /> 大地が荒廃し、大気には毒素が満ち、あらゆる生命が死に絶えた世界。<br /> 人間はそこに鋼殻都市、レギオスを建設して暮らしていた。<br /> レギオスは自立AIと足を持ち、AIの意思で気紛れに移動するためにそれを把握できるのは唯一つの交通都市だけであった。<br /> ではなぜ都市は動くのか?<br /> 荒廃した大地にある毒素を食んで生き残った唯一の生物、汚染獣から逃げるためだ。<br /> 人々は汚染獣から身を隠し、稀に気ままに逃げる他の都市との交流を持って生きているそんな世界、主人公は学び舎を求め、学園都市ツェルニへと旅立つ。<br /> 自らの過去を断ち切るために。<br /> 汚染獣と戦えるだけの力を隠して・・・。<br /><br /> こんな感じで、どっちかというと錬金術っぽい科学を取り入れたファンタジーなお話です。<br /> ラヴの要素はあまりなく、どちらかといえばアクションですね。<br /> あと、気、とでもいうのでしょうか?<br /> 中国武術に良くあるような考え方を取り入れた設定をつかった武器のあり方が面白いと想います。<br /> 自分は少しずつ明かされていく主人公の過去が気になり、頁をめくる手が休まらなかったです。

・「昼行灯のような主人公、ここぞで活躍。
主人公は自らの力を隠し、一般教養科として学園都市ツェルニに入学するが、入学式の騒動から武芸科に転科することとから物語は始まっていく。

主人公の過去の経緯からそう人前で力を揮えないのは解る。そして本当の意味での理解者がリーリンただ一人だというのはやるせない。新たな場所で主人公は人間関係を築いていく。過去がどうであれ、やはり人は人を求めるものなのだろう。ただ、彼は新たな場所で周りの人間に恵まれた。反発しながらも理解してくれようとしてくれる人間がいることは、なによりの財産だろう。

その物語を楽しめるかどうかは、かなりの割合でその物語の主人公を好きになれるかだと感じている。そういう意味でこの作品の主人公は個人的に好きになっている。

・「う〜ん…今後に期待??
 なんとな〜くお話の流れがぎこちない印象を受けました。「あれ?」と思うこともちらほらと。キャラクターや設定、世界観などはわかりやすいと思ったのですけど、ちょっと主人公の背景がわかりにくいなぁと思ったりもしました。あともう少し勢いもあるといいですね。 次とさらに次の巻も出ることが決定しているそうなので、ここからどうやって繋いでいくのかが楽しみですね。なのでこれらを踏まえて☆3つとさせていただきます。

鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫) (詳細)

学校の階段 (ファミ通文庫)

・「走りたくなる!!
これほど走りたくなるラノベは他にあるのだろうか。非公認、迷惑で邪魔扱いの階段部。その活動は校内を走ること。しかし、それは平坦な道を走るのとはわけが違う。わずか数秒を縮めるために彼女ら彼らは走りつづける。そして、主人公の缶バッチは彼らの姿に自分の中に目覚めた欲求に気付く!「とにかく走りたい!」

彼女ら彼らの走る姿に胸が熱くなる。素晴らしき! 青春の暴走!! ビバ青春の無駄足!

あと部長の外見はどことなく、委員長(愛佳 toheart)に似てないか (だから

・「爽快感
通常本を買う時内容を全部読んで買うという危篤な方はいないと思います。

一見して「学校の階段」を「学校の怪談」と間違えてしまいました。でもこのタイトルが個人的に非常に気に入ってます。

内容も最高でした。言葉で言い表せない衝動   「走りたい」って気持ちにさせられます。まさしく青春を描いた作品ですよ

・「設定がナイスです
私の場合は、この『学校の階段』は近所の書店で表紙が可愛かったので、買ってみました。内容もなかなか面白かったです。まず、『階段部』をいう設定がナイスです。思わず走り出したくなる一冊です。ただ、残念なのは、話がよく分からなくなったり、この人いまどこにいるの?みたいな感じになったりすることです。でも、なかなか魅力的ですよ。私の場合、この本の魅力は、『甘福あまねさんのイラスト』『設定の面白さ』『キャラクターの個性』って感じですかね。この本は、表紙が可愛いので、ジャケ買いする人も多いと思います。面白いので読んでみてください。

・「多分これ買った人の8割近くがジャケ買い
ネタバレは嫌ですので軽く。背景はかなり分かりづらいです。こいつ今どこにいるの?と何度思ったことか・・・読解力が無いだけかもしれませんが。姉妹が誰が誰だかさっぱりわからなかったです;そもそも名前覚えるのは苦手なんですけど、次女がいいキャラしているのにもったいないなぁ、と思えます。二回目以降読むときは全然気にせず面白く読めますがね。一回読むだけで終らせる人だったら見所は最後のレースしかないんじゃないかな?

結構批判しましたが、最後のレースが上の欠点を補うくらいのものなので5を付けさせて頂きました。

父を亡くして一年以内に復活できますよ、えぇ。経験者です。一ヶ月は何か足りない感でしたが・・・慣れるもんなんですよ。いつまでもウヂウヂしていたってどうしようもないですしね。逆に一年たっても復活しないのならばその人の性格に何か問題があると思いますね。

・「「走りたい」という情熱
ストーリー自体にそれといった波もなく、悪くない意味で全体的に平坦な感じの軽い青春小説学校でも嫌われ者扱いされる奇妙な学校非公認の部活・階段部に、ちょっとした成り行きから入部することになった主人公。階段部メンバー達との交流を経て、主人公の心の成長を描いて……いるのだと思います(汗まぁとにかく"言葉では説明できない「走りたい」という情熱"はしっかり伝わってくる感じです

この小説で一番の盛り上げどころは、終盤のライバル(?)とのレースですこのレースの模様は、読んでて大変面白いと思います階段レースの醍醐味が詰まった良い勝負が楽しめます

階段部の活動を許せるか許せないかによっても面白い面白くないが分かれる作品です結構、批評する人には批評される作品ですが、私は気に入りましたし面白かったと思います

学校の階段 (ファミ通文庫) (詳細)

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫 い 9-1)

・「壊れていても、笑えるならばそれが幸せ。
またもや表紙にやられた。しかもカバー表紙はがしてビックリ。黒い、黒い言葉の羅列が呪縛のように奉られている。わお。

内容も電撃らしからぬ黒さで最高でした。共に誘拐被害者である“みーちゃん”と“まーちゃん”。事件以来接触していなかった二人が再び出会ってしまう。壊れた二人が壊れた共同生活を開始する中、同時期に発生した連続殺人事件と小学生誘拐事件の真相が明らかになる。

この本、凄い好きだった。言葉回しとか絶妙だし、内容もストレートではなく微妙にひねてていい。「嘘だけど」って言葉がくせになりそうでした。ただ、雰囲気(なのか?)が若干西尾維新チックだったのが気になった。まあ面白かったから良いのですが。

二人の出会いは決して良い結果を生み出さなかったと思う。だけど、くだらない世界で壊れた二人が不幸ながらも互いを想い合い笑えるのなら、それも幸せなのかなあ。ただし、それを愛と呼べるかどうかは疑問だけどね。

・「い、いーちゃんが!いーちゃんがいるっ!
この作品を読んだ人はタイトルのようなことを思ったのでは?それともみーくんは「無為式」なのかっ。そんな主人公やキャラと相まって西尾維新の作品と雰囲気が結構に通ってましたよね。第二の西尾維新となるようにがんばっていただきたいです。前振り終わりっこの作品は勇者とお姫様が結婚してハッピーエンド的なわかりやすい終わりが好きな人には向かないかもしれません。「戯言」と同じでやっぱり主人公が結構不幸です。設定とかも多くないので始めから終わりまでスムーズに読むことが出来ます。

・「「嘘だけど。」な一冊。
一通り読み終えた後の感想はなかなかの良作と評価する。いや、正直に言えばかなり良作、いやいやとてつもなく良作と個人的に判定する。ようするに、たいへん面白い。花丸だ。嘘だけど。・・・嘘だけど。

いやほんと、普通に面白い作品でしたよ(あ、上の文はあまり気にしないでください。読んだ人ならわかると思いますが)。みーくんのキャラは自分的に結構好きですし、作中で何度も使われる「嘘だけど」がいい味出してるなぁと思いました。どこまでが真実でどこからが嘘なのか解らないところも少しありましたけど・・・あとこうゆう一人称で語ってゆくスタイルは読みやすくて(読みにくいと感じる方もいらっしゃると思いますが)すらすら読めちゃいました。こうなるだろうなぁっていう予想が、悉く違っていたりしていい意味で裏切られました。そこがすごくよかったりなんかするんですけど。思わず、「幸せ」ってなんだろう?と考えさせらてしまう自分がいました。あと、みーくんとジェロニモさんとのやりとりには思わず笑っちゃいました。二人とも最高ですよ。挿絵らしい挿絵がなく、まーちゃん意外の登場人物はまったく描かれていないので、自分でイメージできて、そこも非常にいいと思ったところのひとつです。

誰かに薦めたいような薦めたくないような、そんな一冊です。

次回作が出たら絶対10冊は買おうと思います。嘘だけど。

・「戯言シリーズについて(?)
戯言シリーズと似ている、という方がいらっしゃるようですが、自分はそうは思えません正直に言えばこちらの方が僕は好きですね。

戯言シリーズにおける「戯言」の意味とこの作品における「嘘」の意味を考えてみれば両作品がまったくの別物であると思えるはずです

・「騙された〜
確かに未熟な文章、後半勢いで書き上げてる感もある。トドメは、なんだか西尾維新に似てる。これだけあげると、到底評価される作品とは思えませんが、私は好きです。文章そのもののテンポは悪くないし、言われているほど個性が無いわけじゃない。なにより、構成が素晴らしいと思う。作者は構成をうまく組んで読者を騙してきます。少し勘のいい人こそ引っかかってしまう伏線や意図的に読者を混乱させるような仕掛けは、(悪く言えば)雑な文章と組み合わさって逆に最大の効果を発揮していたような気がします。主人公の嘘には騙されなくても(騙す気が無いし)、作者の嘘にはすっかり騙されてしました。ただし、一番の欠点はキャラ力。この話では根本的に一種類の人間しか描かれていません。そのせいで世界に奥行きが無い。もちろんテーマのせいもあるでしょうけど、これは他とは比べられないほど致命的です。

最後に。結末はぶっ飛んでますが、決して絶望的なものではないです。事件はしっかり収束します。むしろこれはハッピーエンド?その背景は不幸で彩られているけれども。

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫 い 9-1) (詳細)

レンタルマギカ ~魔法使い、貸します! (角川スニーカー文庫)

・「魔法使い。
タイトルを見る限り魔法使いを貸すだけの物語に見えますけど、貸すというよりは一緒に行くという感じです、確かに貸すだけなら主人公の出番も全然なくなってしまうので・・・・キャラクターも個性が十分でドタバタしながら楽しくやっています。主人公の見せ場もしっかりあります、ぜひ買って見てください!!

・「見てやる。視てやる。観てやる。そして・・・
魔法というとどんなものを思い浮かべますか?某作のようなド派手な炎やら氷やら、大地が裂けて岩塊が飛んだりだとか・・・そんなものを想像するかと思います。実際この作品でもそんなものが出てきますが、少し違います。

第一巻では紹介のような感じです。それでも魔法はガンガン登場します。「魔法を使うには準備に費用と時間がかかる」そういう設定にハマってしまいました。

右目の眼帯と極度の怖がりという事以外は普通の高校生、伊庭いつき。強制的に魔法使い派遣会社アストラルの2代目社長に就任。

同業の魔術結社ゲーティアの首領アディリシアアストラルの社員、穂波、猫屋敷、みかん達と魔法になった魔法使いに挑む。

伊庭いつきのようなキャラは好みではないのですが好感が持てます。女性キャラが目立ち、いつきに好意を寄せているのには少し抵抗がありますが様々な魔法が集まるのはとても魅力的です。

これは伊庭いつきの成長物語、次巻以降はそれが判る作りです。

・「1巻でやめて欲しくない作品です。
最新刊まで全部読んだ者です。1巻のあらすじ。魔法使いをレンタルできる会社「アストラル」。7年前社長が失踪してしまい、その息子の伊庭いつきが半ば強制的に社長を引き継ぐことになってしまった、というところから物語が始まります。

これは、1巻でやめて欲しくないラノベです。個人的に。この巻だけを読んだ人は、物足りないなーって思うかもしれません。展開も若干駆け足だったし、いまいちキャラは掴めない。アディは可愛いけど(え私も思いました。てか私が思ったことです。

とりあえず3巻ぐらいまで読んでみてください。これで評価が上がらなかったら無理して読むことないっすよ。はい。1巻は、設定とキャラの掴み、アディ萌えの巻だと思っていいです。私的に、レンタルマギカはどんどん面白くなっていく作品だと思います。

・「へなちょこ主人公が好い
 主人公率いる魔法使い派遣会社の社員が活躍する物語である。よくある事だが、主人公より周囲の美少女たちがカッコイイ。ルックス良し、頭良し、何よりも強引で我が儘な少女たち。そんな彼女たちに振り回される主人公にもちゃーんと作者は見せ場を用意してくれている。 現代という世界観での魔法使いという設定に興味のある方は一読あれ。

・「ちょっと物足りないけど・・・
ケルト、ソロモン、陰陽道等々いろいろでできて面白いんです!よくあるような話の設定でも、その世界にはまってしまう魅力があります。「この後どうなるんだろう?」って続きがすんごく気になります!キャラ一人一人の個性が光ってるし。でも、話の展開が少し速い気もして少し物足りないかもしれません。

レンタルマギカ ~魔法使い、貸します! (角川スニーカー文庫) (詳細)

銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫)

・「平和の尊さを教えてくれる。
この作品の魅力は、挙げるときりが無い。あえて挙げるとすれば、スペースオペラという舞台設定での戦記物で、尚且つ破綻が無く面白い事と、少し固めの濃い文体、圧倒的な数のキャラがそれぞれ個性的で魅力的だということだろう。とくにキャラクターに関して言えば、天才的だと思う。キャラクター作りはさることながら、それの動かし方がすばらしい。これだけ壮大なストーリーとなると、魅力的なキャラクターでも動かずにただいるだけとなってしまう場合もあるが、皆がそれぞれ、自分の性格と状況に即して動いている。

だが、この物語は戦争物なのである。この作品にはご都合主義と言う物はなく、戦争というものは相手の人間を殺す事なので、バッタバッタとお気に入りのキャラも含めて死んでいく。あるキャラが死んだときは、本当に死んでしまったのか5回くらい繰り返して読んだものだ。他の作品にあるように、実は捕虜になったとか、蘇生できたとかなく、本当に死んでしまうのだ。作者の伝えることは他にあるのかもしれないが、自分にとっては反戦と平和の尊さを教えてくれた最高の物語だ。

・「素晴らしい作品です。
 スケールの大きい作品なので、最初は横文字の登場人物の多さに辟易するかもしれません。しかし、少し我慢して読み進めていけば、そのストーリーの魅力にひきつけられること請け合いです。 主要な脇役が早い段階で死んでしまう珍しい小説ですが、それがいかにこの作品に潤いと深みを与えていることか。また、主人公が死んでしまってからも、作品が少なからず続くことも珍しく、それから後の巻で筆者が語りたかったことも、メッセージ性にあふれています。 内容の本格さから、(特に最初)軽々しくは読めないかもしれませんが、なんとか文庫系の手軽に読めるものとは全く違った濃密さとワクワク感を持てると思います。ぜひ、読んでみてください。

・「人生観を変えた小説
15年近く前に読んだ小説なのですが、今でも読み返したくなります。科学考証を度外視し、はるかな未来の宇宙を舞台に歴史小説スタイルで描かれた歴史群像。今でもこうのようなスタイルの小説はほとんどないように思います。初めて読んだときはその横文字の登場人物の多さに少々辟易した記憶がありますが、何度も読んでみると、その一人一人が実に活き活きと描かれています。アニメ、ゲーム、同人誌など多くの分野の派生したことで、もちろん得もしているのですが、ややオタク色の強い作品と思われ、損をしている気もしていました。今回このような硬派な装丁で再版されることになり、純粋に小説として新たな読者の目に触れてくれれば、昔からの読者としては嬉しい限りです。

・「秀逸な構成
多くの方と同様、中学生の時に一気に読破しました。当時はオーベルシュタインの、過激なマキャベリズムと、その裏にあると思われる絶対平和主義が好きでした。構成やキャラ立てが絶妙で素晴らしい完成度の高さなのですが、当時は友人と、宇宙戦争が二次元だったり、中途半端なワープやレーダーの設定、変な兵器や情報インフラ、時間や惑星運動の矛盾を笑い話にしていました。著者の田中さんも数々のSF設定の矛盾は織り込み済みで、思い切って捨象しているのも面白かったです。

・「中学校、高校時代お世話になった娯楽小説
三国志にはまった方は間違いなく楽しめると思います。

私も中学校時代に、はまりにはまり登場人物のプロフィールは、ほぼ暗記していました。

娯楽小説をとして、ファンタジー版三国志としてすごく楽しめます。

次に、創竜伝を読むことをお勧めします。

そうすれば、田中芳樹氏を卒業するか信者になるか結論が出ると思います。

思い出の作家です。

銀河英雄伝説 1 黎明編 (創元SF文庫) (詳細)

機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上) (角川コミックス・エース 189-1)

・「”普通の現実”を描ける”正統派”ガンダム
 富野氏のガンダムを見ていた世代が、今では社会に出て30代後半から40代になり、社会を動かす最前線に立っている訳だが(私は36歳になるが)、その私達が現在作られているガンダム等を見ていてまず思うのは、「今の製作者の多くが、アニメ漬けで育った、”大人”と”社会”をリアルに表現できない”オタク”」ということである。 (富野氏は以前から、そういう現状を手厳しく批判していたが)

 10代の少年少女が主人公である点は昔と変わらなくとも、その「子供」がもっともらしい理由があっても簡単に指導者のような立場になり、「世界を救ってしまう」といったストーリーに違和感を覚えた、私と同世代の大人は多いのではないだろうか?  私の同世代の多くが今では現実社会の中で、組織の中間管理職などで苦労していると思うが、人を、社会を、組織を動かすということが、いかに巨大で困難なことかを日々実感しているはずだ。

 そして、アニメに描かれる”彼ら”の言動が、余りにも”キレイすぎる”ことに違和感を持ちはしなかっただろうか? ”彼ら”の言動に、ハッキリと正誤の白黒がついていることが多いことに違和感を持った方も多いのではないだろうか? 「世の中って、そんな単純なものじゃないよ」と歯がゆく思ったことはないだろうか? (※ネット上で見る若い世代のアニメ感想等を見ると、やたらと”黒い”とか”汚い”とか、簡単に道徳的善悪論で判別してしまう見方が多いことに気づく)

 一方で目立つのが、そういった作品群に描かれる”大人たち”のステロタイプなチープさである。  彼ら製作者はアニメ黄金時代に少年期を送った私たちの同世代なのだが、恐らくアニメ漬けで育ってその業界に入り、市井の一般的な生活体験に乏しいのだろう。”普通の大人と社会”というものがまったく描けていないのである。  登場するのは、”パターン化され、善悪いずれに属しても言動がキレイ過ぎる美少年美少女”と”まるで背景記号のような大人たち”だけだ。   (※ただ一方でこれらは、今の私達大人が、若い世代に対して、”現実に存在する潔い大人像”を現実に見せてこなかったことに対する”痛い”結果でもあるのだろう。  1970〜80年代、「新人類=ニュータイプ」と呼ばれた私たちの世代も、結局は青少年期には冷ややかに見ていた筈の”普通の大人”以上にも以下にもなりえなかったことの証左でもあるのだ)

 まがりなりにも、青少年期を脱して実社会に出た”大人達”から見れば、人間というものは、単純に美しくも綺麗でもないし、一方で極端に”黒く”も”汚く”もなく、その間をフラフラと行ったり来たりしながら、格好悪く、しかし一生懸命に、日々を”生臭く”生きていく生き物だと知っている訳で(だからこそ、人間は悲劇を、或いは喜劇を繰り返す生き物なのだが・・・)、”アニメ”に描かれるような”綺麗さ”も”汚さ”も現実にはありえないし、そのようなもので世界は動いていないと痛感するのである。

 富野作品が画期的だったのは、そして富野ガンダムが魅力的だったのは、私から見れば別に”戦闘シーンや兵器がリアルでカッコイイ”などということではなく、そこに登場する人間たちが異様に生々しく、煮えきらず、エゴイスティックで、”生臭かった”からだ。  そこに描かれる人間たちの”業”の生々しさにこそ、私は(或いは私達は)惹かれたのだ。

 前置きが長くなったが、作者の福井晴敏氏が一部で富野監督の後継者と目されるているのは、そういった”ナマの””現実の”社会と大人を書ける力量があるからだ。  主人公は少年少女であっても、ガンダム・ユニコーンをはじめ福井作品の世界を動かしているのは、現実の”特別カッコよくもなく、良い人でもなく、一方で悪人でもない”普通の大人たちであり、だからこそ生まれる悲劇、人の業の悲しさを”富野由悠季の弟子”に恥じない表現力で描いている。 (※と同時に、ガンダムのメッセージ性は、少年少女たち新しい世代に希望を託する性格を帯びてくるのだが、それが危険な”諸刃の剣”であったことを、我々の世代は90年代以降に起きた様々な事件を通して実感している。  富野氏は、ガンダムエース創刊号において、「こんな本(※注 ガンダムエースを指して)を読んでいてはダメだ!(=現実の世界に戻れ!)」と富野氏一流の表現で、警鐘を鳴らしている)

 最後に、本の装丁にはクレームを付けたい。

 まるで”コミックス”並みの安い装丁の表紙と作り。だから、小説なのに「コミック・コーナー」に置いてある。  内容は素晴らしいだけに、2,000円を超えてもきちんと重厚な表紙とハードカバーで、新書として文芸欄に並べられる本にして欲しかった。  せめてもの抵抗で”文芸カバーバージョン”を買ったが・・・宮部みゆき氏の推薦文が短いが素晴らく、最低限の慰めにはなった。

 曰く「ガンダム? モビルスーツ? いえいえ。将来の若者に向けた”戦争と平和”ですよ・・・」。  簡潔に素晴らしい評だと思う。ガンダム市場の加速する”オタク化”に一石を投じる良作である。 

・「ファンにとって『待ってました!』の作品になるでしょう!
いやぁ、これはガンダムファン、特にファーストファンなら必読の書です。ファースト・Z・ZZ・逆シャアに加え、現在連載中のCDAも加えると、既に完成の域に達した感のあるオリジナル。そのオリジナルを尊重するが故に起こる、『もう手の加えようがないのでは?どんな物語を作るっていうの?』という疑問。でも一方で抑えきれない『もっと見たい!終わらせて欲しくない!』という欲求。この一冊は、そんなファンの疑問や欲求に、見事に応えてくれる事でしょう。僕は、これこそ壮大なガンダムサーガを完結に導く、最後の1ピースだと確信しました。

物語は前世紀(AD)の最後の年に起こったある陰謀から、一気に『シャアの反乱』の3年後にジャンプしますが、この陰謀が、僕らが知ってる一年戦争からシャアの反乱に至る歴史の背景に、非常に大きな影響を与えていたようです。(詳細はまだ明らかにされていません。う〜ん早く知りたい!)。

また、ここまで読んだ限りでは、最後まで残されていたいくつかのミステリーも解いてくれるのではないかと思います。特に、ファーストから出ていた『あの子』の行く末には本当に嬉しくなりましたし、前世紀(AD)からUCへ移行する時の社会情勢や政治的背景の描写については、ファンの高度な知的欲求を満たす事請け合い。個人的には、良くぞここにスポットを当ててくれました!という感じで、本当に嬉しかったです。

物語はまだ始まったばかりですが、これは恐らくガンダム史上に残る大作になるのではないでしょうか。とにかく早く次が読みたいですし、この先に予定されているだろう映画化が、今から本当に楽しみで仕方がありません。色んな意味で、30代後半を中心としたコアなファンの欲求に応えていると思います。(僕のも含め、ほとんどのレビューが長文だという点が、それを表していると思います)

もちろんストーリー自体も良く出来ていて、特別なガンダムへの思い入れがない人にとっても十二分に楽しめる、一級のSFエンタテイメント小説と言えるでしょう。読者を引き込み、目を釘付けにしてしまうストーリー展開に加え、まだ訪れていないはずの未来を覆い尽くす厳然たるリアリティは、圧巻の一言。読者は、我々の未来が実際にこうなるだろうという一種の錯覚を覚えながら、物語を読み進める事になるでしょう。そしてそのリアリティは、アニメの描写を解説する役割をも果たしていて、ファンにとっては『ああ、だからアニメではこうだったのかぁ!』というトリビア的な楽しみもあると思います。いや、ホントに凄いですよ。

という事で、当然☆五つです!

・「大人のためのガンダム
「逆襲のシャア」から3年後の世界。物語序盤、主人公のバナージ=リンクスはエレカに乗り、コロニー外壁を伝うリニアカーに乗る。この描写は、Zガンダムの第一話における、カミーユ=ビダンの登場シーンと重なる。そこがバナージがカミーユ=ビダンの再来と言われる所以でもあろう。

西暦から宇宙世紀に暦が変更されようとする、まさにその時から物語は始まる。作り話でありながら、科学考証やこの時代の物理学設定の丁寧さもさることながら、妙な現実感を伴う描写力に、近い将来ありうるかもしれない世界に対する錯覚を覚え、旧ガンダムに夢中になったとき以来の興奮を覚えた。

特に、ミノフスキー粒子のことは理解していたにしても、なぜ宇宙空間での兵器が人型をしていなければならないのかは理解していなかった。人型であれば手足が動かせるぶん、作用反作用の法則で姿勢制御にスラスターを必要とせず、省エネで有利であることで少し納得した。(しかし、地球でMSが使用される理由はこれでは説明がつかないが…地球ではやはり航空機で十分と思える)

テレビシリーズでは深く描かれることのなかった「宇宙世紀」という世界観の細部にわたる描写に、福井 晴敏は成功している。小説中に使用される日本語の美しさもさることながら、子供だましでは満足できなくなった旧ガンダムファンの要求を汲み取って、的確に捉えた企画だと思う。まさに大人のためのガンダムである。

話は逸れるが、ニュータイプという人種は、仏教に通じるものがある。仏典に書かれた六神通力の能力、第六感や七感、八感が研ぎ澄まされたような、英語的な表現をすればリモート・ビューイングやマインド・リーディングを連想させるNT能力は、仏陀の説く真理をジオン=ズム=ダイクンがニュータイプ=「人の革新」と言う表現で再発表したものではないかと妙に感心したりする。

ニュータイプ能力に関しては、霊能と良く似ていることがあることは前々から思っていたが、今作に登場するMS「クシャトリア」はインドのカースト制度のいわゆる武士階級のことで、釈迦もクシャトリア出身だったことから、以上のことを連想したのだが…蛇足だが付け加えておく。本編でも、人間の五感、それを超える六感、解脱へと言及しており、仏教を意識させる。

キャラデザインが安彦良和というのも、本家の血統を正統に受け継ぐガンダムとしてお薦めできる。小説も福井さんの方が語彙豊富で、富野監督よりも上手なので、なお良いでしょう。

・「やっと心底「ガンダム」と呼べる作品がやってきた。
SEEDやダブルオーなど、ガンダムとは名ばかりの作品が連続する中、今作は紛れもなく「ガンダム」である。いわゆるガンダム世代の人たちが子供の頃に夢中になった宇宙世紀を題材にしたファーストガンダム。その後いくつかの続編が作られたが、最近のガンダムはファーストとはなんの係わりもなく、名前だけがガンダムであった。  そんな中、ガンダム世代であり、現代を代表する冒険小説家の福井晴敏により、止まっていた宇宙世紀が動き出した。媒体は当然小説である。この企画を聞いたとき、どんな作品になるんだ?と期待と不安が交錯したが、1・2巻を読み、これはすごい!と確信した。ファーストの雰囲気を残しつつも、現代的に若干アレンジされた世界観・福井晴敏らしい熱い登場人物達・重厚な上、引きこまれる文章・とことん盛り上がるストーリー展開・・・。もともと福井晴敏・ガンダム共に大ファンである私にすれば、新しいガンダムの描き方として、これ以上はない。  さらにキャラクターデザインが安彦良和、メカニックデザインがカトキハジメ。なんと贅沢なことだろう。特にカトキハジメが描く新モビルスーツは、とにかくかっこいい。ガンダムダブルオーの主役機・ガンダムエクシアと、今作の主役機・ユニコーンガンダム・NT−D発動形態を見比べてほしい。どちらがよりガンダムで、どちらがより優秀なデザインか。比べるまでもないのではないだろうか。  三巻以降も全く目が離せない。お姫様は一体誰なのか、シャアの再来と言われる男の正体とは、主要キャラやユニコーンはどんな道を行くのか、そして「ラプラスの箱」とは・・・。心から熱望した宇宙世紀の再開。ガンダム世代は必見である。

・「私の魂は、「ユニコーン」の重力に縛りつけられている…故に私は、飛べないのだ!
まず、福井ファンとして書かせていただきます。「亡国のイージス」に代表されるスペクタクル小説を中心に発表されてきた著者ですが、「ガンダム」という、非オリジナルを扱った本作品にも、著者らしさは健在です。膨大な情報量による圧倒的な状況(環境)描写と戦闘描写、登場人物の細やかな感情描写、そしてどこか周囲や世間に対して斜に構えたような主人公などです。ただし、本作における主人公は少年・バジーナですが、氏の作品に多く見られる「鬱屈したオヤジ」と「冷めた少年」という構図を、一人で体現している感がありました。また、基本的に現代社会を舞台にしてきたこれまでの作品と違い、本策は《宇宙世紀》を舞台にしていますので、「ガンダム」の知識がない方には、やや環境が分かり辛いこともあるかもしれません。しかし、上上記の理由より、やはり福井ファンにはお勧めしたい作品です。《DAIS》の登場には期待できませんが…(期待しちゃいますが)。

機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上) (角川コミックス・エース 189-1) (詳細)

戦うボーイ・ミーツ・ガール―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)

・「退屈しない良作シリーズ
「フルメタル・パニック」シリーズは、短編集(コチラは漢数字がサブタイトルに入る。『放っておけない一匹狼?』『本気になれない二死満塁?』……)と長編の2パターンで刊行されているわけだが、どちらも退屈せずに読むことができる。

“戦争ボケ”の主人公、若年ながら熟練の傭兵である相良宗介が、“平和ボケ”の日本に、千鳥かなめという少女を護衛しにやってくるわけだが、この設定が見事で面白い。

たいていは平和ボケしてる主人公が、非日常の世界に放り出されてあたふたしながら、だんだんと適応していったり自分の居場所を見つけていくわけだが、「フルメタル・パニック」はその逆をやる。『“戦争ボケ”が平和な世界に送り込まれたら?』だがしかし、この例は斬新とはいえない。『熟練の海兵隊がハウスキーパーをしたなら?』『殺し屋が隣人になってしまったら?』などと、平和な日常のなかに火薬の匂いをさせた異分子が紛れ込む作品の例は少なからずあるのである。

が、「フルメタル・パニック」はそのレベルが違ったのである。相良宗介は“戦争ボケ”、まさしく戦争しか知らなければ、戦争が価値観の基準。戦争と戦争の合間に団欒に安らぐこともなければ、「ここを乗り切ればこの世界ともおさらばだ」と考えることもない。そこがキモであり、その点をコメディに活かし、いざという時のシリアスとの対比させる。まさに一石二鳥、いや、そこを基点にしてかなめとの恋を展開させ、さらには恋敵テレサ・テスタロッサを登場させる。二鳥どころか、一石四鳥である。ごった煮ながら、それゆえの面白さを見せ付ける一作だ。

また、現実世界とは微妙に違う世界観を追ってみるのもいい。ASという兵器はもちろんだが、ゴルバチョフが暗殺されてペレストロイカがなされていなかったりと、いろいろ面白い齟齬も楽しみの一つである。

・「おもしろいの一言です
フルメタル・パニックの長編第一巻ですね。この本自体の面白さは、何しろその奇抜な設定でしょう紛争地帯で育った戦争ボケの主人公と普通の高校生であるヒロイン狙われるヒロインを守る主人公・・・とかっこ良く決まるはずが、そのボケっぷりによってずれてしまう。だけど決めるとこは決めます。そしてシリーズという大きさでこの作品を見るならば、

主人公の成長、ヒロインとの関係、そしてキャラの面々、組織の思惑、ヒロインの使命・・・などなど挙げてゆけばきりがありませんとにかく面白いと思うので読んでみてください。

・「ご馳走様でした。
スパロボに参戦したので読んでみようかな?と手に取りました。第一印象としては、文体が平易で読みやすい、と、非常に好感が持てました。昨今のライトノベルの文体は、奇をてらいすぎて文章が読みにくいものが少なからずあったのでなおさら思いました。そして間髪いれずにさらっと読めてしまいました。読後感としては、やはり純粋に「おもしろい」前半の学園ものにしろ、後半のハードな展開にしろ、エンターテインメントとしてのつぼが押さえられている感じで素直に楽しめました。さらに、王道ではあるが、登場人物の心理描写も丁寧で、全体的に丁寧なつくりであると感じました。なんか面白い本はないか?ときかれたらこれ!と答えられるような本であったと思います。

・「エンターテインメントの見本
初めて見たのはアニメでしたが、はっきり言って引いてました(汗「なにこのときメモみたいなキャラ…」って思いました、ライトノベル自体にあまり感心がなく、惰性で読んだ分非常に驚きました。

とにかく、読者を楽しませようとしているのが解ります。コテコテのアニメ絵で疎遠にしてきた絵ですが、今みると作品とよく合っているように思えます。作中に出てくる兵器や軍事関係に関する作者の知識もこの作品の魅力です。主人公は戦場でしか生きた事がない少年兵士、常識で考えて16才で凄腕の兵士であるとか潜水艦の艦長が16才の美少女だとかかなり不自然なのですがその不自然さを話のキモに持って行く事で、完成度の高い展開に仕上がっています。作者の力量が伺えます。

ライトノベルを書きたいと思っている人や、文章を生業としたい人などはいいお手本になるんではないでしょうか。長編とは思えないほどスパっと読めて読後感も悪くありません。

もしライトノベルじゃなくてハードカバーで出てたらもっと幅広い年齢に指示されたと思いますが、ライトノベルじゃなければこんなに世界が広がらなかったでしょう。難しいところですね。

・「良い作品には良い作り手が集まる
アニメは綺麗だし良い出来ですよ。声優陣も隙無しだし、テンポが良くてねえ。

アニメが面白いのは原作がこれでもかと面白いからなんですよ。

エリート戦士相良宗介が千鳥かなめを護衛する話。彼女にまつわるすべてを護衛します。家の姉が「日本にも徴兵制度があればいいのに…」と呟いていましたがこれって日本の女子が相良宗介を求めているってことじゃないですか?オタクだって嫌がられるんで、言いませんでしたけど。

漫画もね館野冽さん。好きなんですよ。エロ漫画も描いてたからツボが分かってらして。

短編はギャグで長篇は本気な感じです。ああ、伝え切れないや…。

戦うボーイ・ミーツ・ガール―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫) (詳細)
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