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▼好きなの。見たの。(映画):セレクト商品

スクラップ・ヘブンスクラップ・ヘブン (詳細)
李相日(監督), 加瀬亮(俳優), オダギリジョー(俳優), 栗山千明(俳優), 光石研(俳優), 森下能幸(俳優), 田中哲司(俳優), 鈴木砂羽(俳優)

「かなり好き」「人の痛み」「価値観の違い、考えの浅さがわかる」「世の中について考えるための映画です。」「極端だけれど追求されたリアリティ」


疾走 スタンダード・エディション疾走 スタンダード・エディション (詳細)
SABU(監督), 手越祐也(俳優), 韓英恵(俳優), 中谷美紀(俳優), 豊川悦司(俳優), 大杉漣(俳優), 寺島進(俳優), 重松清(原著), S.E.N.S.(その他)

「生きるコト」「悲しく切ない。」「SUBU監督の新境地か」「切ない。」「難しいけど・・・」


リリイ・シュシュのすべて 通常版リリイ・シュシュのすべて 通常版 (詳細)
岩井俊二(監督), 市原隼人(俳優), 忍成修吾(俳優), 伊藤歩(俳優), 岩井 俊二(俳優), 大沢たかお(俳優), 稲森いずみ(俳優)

「やるせない傑作」「エーテルとリリイとリアル」「「リアル」」「観ていてイラついた」「分かれるよね。」


誰も知らない誰も知らない (詳細)
是枝裕和(編集), 柳楽優弥(俳優), 北浦愛(俳優), 木村飛影(俳優), 清水萌々子(俳優), 韓英恵(俳優)

「「時代」と「こころ」」「是枝監督の想像力」「一人でも多くの、大人、に見てもらいたい映画。」「演技というものを超える映画」「中学生以上の人には是非見てもらいたい映画」


サマータイムマシン・ブルース スタンダード・エディション (初回生産限定価格)サマータイムマシン・ブルース スタンダード・エディション (初回生産限定価格) (詳細)
本広克行(監督), 瑛太(俳優), 上野樹里(俳優), 与座嘉秋(俳優), 川岡大次郎(俳優), ムロツヨシ(俳優), 永野宗典(俳優), 真木よう子(俳優), 上田誠(原著)

「邦画で久々の当たり」「こりゃーやられちまったよっ!」「「せっかくのタイムマシンを…」のおバカSFコメディ、オススメ!!」「庶民派タイムマシン」「最高に面白いです!」


木更津キャッツアイ 日本シリーズ木更津キャッツアイ 日本シリーズ (詳細)
金子文紀(監督), 岡田准一(俳優), 櫻井翔(俳優), 岡田義徳(俳優), 佐藤隆太(俳優), 塚本高史(俳優), 酒井若菜(俳優), 内村光良(俳優), 哀川翔(俳優), 氣志團(俳優)

「お茶の間ができました」「買わなきゃ損!!」「ワールドシリーズへ」「誰も予想不可能の展開!!!!!てんこもり!最高!」「オトクな特典映像!」


木更津キャッツアイワールドシリーズ 通常版木更津キャッツアイワールドシリーズ 通常版 (詳細)
金子文紀(監督), 岡田准一(俳優)

「ヨースルニ!ソウネー!」「笑いと涙」「笑いから感動まで…」「ぶっさぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」「大好きです!!」


鉄コン筋クリート (通常版) [DVD]鉄コン筋クリート (通常版) [DVD] (詳細)
マイケル・アリアス(監督), 二宮和也(俳優), 蒼井優(俳優), 松本大洋(原著)

「どっちが正しい…?」「俳優さんだからとナメてました。」「見て良かった・・・」「何歳になっても忘れてはいけない事」「ひとつの頂点に到達した、ジャパニメーションの傑作」


時をかける少女 通常版時をかける少女 通常版 (詳細)
細田守(監督), 仲里依紗(俳優), 石田卓也(俳優), 板倉光隆(俳優), 原沙知絵(俳優), 谷村美月(俳優), 垣内彩未(俳優), 関戸優希(俳優), 筒井康隆(原著)

「「未来で待っている」の言葉に…」「TV放送で見ましたが・・・」「胸を張って「好き」といえる作品」「青春を体感」「素晴らしい作品」


秒速5センチメートル 通常版秒速5センチメートル 通常版 (詳細)
新海誠(監督), 水橋研二(俳優), 近藤好美(俳優), 尾上綾華(俳優), 花村怜美(俳優)

「今の自分だからこそ素晴らしい作品」「2話と3話の断絶にある真理」「擦り切れた日々にある想い」「せつない 恋。そして、大人になってしまうのだ...」「見る人を選ぶ」


雲のむこう、約束の場所雲のむこう、約束の場所 (詳細)
新海誠(監督), 吉岡秀隆(俳優), 萩原聖人(俳優), 南里侑香(俳優), 石塚運昇(俳優), 井上和彦(俳優), 水野理紗(俳優)

「懐かしさがいいね」「映画館で観て、涙流しながら帰りました。」「何ヶ月ぶりかに見て」「綾なす光,螺鈿のように煌めいて」「観れば観るほど味が出る」


ほしのこえほしのこえ (詳細)
コミックス・ウェーブ

「2種類ある『ほしのこえ』のDVD、私はこっちをお薦め」「心にしみる近未来超遠距離恋愛物語」「ケータイのない恋愛」「おもしろかったですよ」「もしぼくがもっと若かったら。。」


ZOOZOO (詳細)
金田龍(監督), 安達正軌(監督), 小林涼子(俳優), 市川由衣(俳優), 鈴木かすみ(俳優), 神木隆之介(俳優), 水崎淳平(監督), 小宮雅哲(監督), 安藤尋(監督), 乙一(原著)

「まずは子役達の頑張り!」「子供の願い。(SO-far)」「乙一の映画化作品、ついにDVD化!」「なかなか、よいよ。」「乙一の映画化作品、ついにDVD化!」


下妻物語 スタンダード・エディション下妻物語 スタンダード・エディション (詳細)
中島哲也(監督), 深田恭子(俳優), 土屋アンナ(俳優), 宮迫博之(俳優), 篠原涼子(俳優), 樹木希林(俳優), 阿部サダヲ(俳優), 岡田義徳(俳優), 嶽本野ばら(原著)

「ポップ!!!」「ロココ時代、最高!!!(爆笑です)」「異色の大傑作。」「観終った後にまた観たくなる、色々詰まった贅沢な映画」「エンタテインメント!」


約三十の嘘 特別版約三十の嘘 特別版 (詳細)
大谷健太郎(監督), 椎名桔平(俳優), 中谷美紀(俳優), 妻夫木聡(俳優), 田辺誠一(俳優), 八嶋智人(俳優), 土田英生(原著), 渡辺あや(脚本)

「詐欺師映画が大好き」「トワイライトエクスプレス内で起きるミステリー(シベ超とは違うぞ!)」「なかなかの映画」「いいと思います」「詐欺もの、ではないですね」


アキハバラ@DEEPアキハバラ@DEEP (詳細)
源孝志(監督), 成宮寛貴(俳優), 山田優(俳優), 忍成修吾(俳優), 荒川良々(俳優), 三浦春馬(俳優), 寺島しのぶ(俳優), 萩原聖人(俳優), 佐々木蔵之介(俳優), 石田衣良(原著)

「後半のノリについて行けるかどうか」「私的には星4つ!」「山田優のコスプレがたまらん」「癒されます」「骨粗鬆症」


理由 特別版理由 特別版 (詳細)
村田雄浩(俳優), 宮部みゆき(俳優), 大林宣彦(俳優), 寺島咲(俳優), 岸部一徳(俳優), 大和田伸也(俳優), 石森史郎(俳優), 宮崎あおい(俳優)

「幾重にも重なる箱を1つ1つ明けていくかのような展開」「最高に素晴らしいサスペンス映画」「これはすごい!!」「メイキングについて」「すばらしい!」


ユビサキから世界をユビサキから世界を (詳細)
行定勲(監督), 谷村美月(俳優), 北乃きい(俳優), 麻里也(俳優), 永岡真実(俳優), 上原香代子(俳優)

「楽しめた」「MUSIC×CINEMA, アンダーグラフ×行定勲」「永遠の重みはいずこへ。」「「やっぱ飛び降りでしょー」 「オムレスロ・ヘ・ジュセヨ」」「キャシャーンの二の舞」


ダメジン デラックス版ダメジン デラックス版 (詳細)
三木聡(監督), 佐藤隆太(俳優), 緋田康人(俳優), 温水洋一(俳優), 市川実日子(俳優), 篠井英介(俳優), ふせえり(俳優), 笹野高史(俳優), 岩松了(俳優)

「やっと日の目を見たダメジン」「やっぱりスゴイ!!」「ユーモア100%」「ダメジン<亀速かな?」


東京ゾンビ東京ゾンビ (詳細)
佐藤佐吉(監督), 浅野忠信(俳優), 哀川翔(俳優), 奥田恵梨華(俳優), 古田新太(俳優), 松岡日菜(俳優), 花くまゆうさく(原著)

「最高にファンキー!」「一人で、ほくそ笑んで観ましょう・・」「意外に大ウケ」「マニアック!しかし、感動的な傑作。」「格闘シュール・ロードムービー」


半落ち半落ち (詳細)
寺尾聰(俳優), 石橋蓮司(俳優), 國村隼(俳優), 本田博太郎(俳優), 原田美枝子(俳優), 伊原剛志(俳優), 樹木希林(俳優), 嶋田久作(俳優), 田辺誠一(俳優), 鶴田真由(俳優), 井川比佐志(俳優)

「素直な気持ちで見てください」「寺尾聡は素晴らしい!」「誰かのため」「日本映画も捨てたものではない・・・」「マイッタなあ〜!映画館で視ておくべきだった。」


黄泉がえり黄泉がえり (詳細)
塩田明彦(監督), 草ナギ剛(俳優), 竹内結子(俳優), 石田ゆり子(俳優), 田中邦衛(俳優), 北林谷栄(俳優), RUI(俳優), 伊勢谷友介(俳優), 田辺誠一(俳優), 梶尾真治(原著)

「泣いた・・・。」「歌が流れると泣けてきちゃう(/_;)」「死と生が出会う瞬間」「あの人に会いたい」「「なに泣いてんの。お父さん。」」


サイドカーに犬サイドカーに犬 (詳細)
根岸吉太郎(監督), 竹内結子(俳優), 古田新太(俳優), 松本花奈(俳優), 谷山毅(俳優), ミムラ(俳優), 鈴木砂羽(俳優), トミーズ雅(俳優), 長嶋有(原著), YUI(その他)

「つかみどころのない映画。」「ヨーコさんかっこいい!!」「ヨーコさんの名字がオノだと笑っちゃうなあ」「原作は原作,映画は映画の良さがある。」「ひと夏の宝物」


トリック -劇場版- 超完全版トリック -劇場版- 超完全版 (詳細)
堤幸彦(監督), 仲間由紀恵(俳優), 阿部寛(俳優), 生瀬勝久(俳優), 山下真司(俳優), 芳本美代子(俳優), ベンガル(俳優), 石橋蓮司(俳優), 伊武雅刀(俳優), 野際陽子(俳優)

「☆in堤さんワールドォ☆」「堤作品のよさ+仲間・阿部のキャラの濃さ=絶対面白い!」「2006年に劇場版2も予定されてます」「面白い!」「くわっぱ!」


トリック -劇場版2- 超完全版トリック -劇場版2- 超完全版 (詳細)
堤幸彦(監督), 仲間由紀恵(俳優), 阿部寛(俳優), 生瀬勝久(俳優), 堀北真希(俳優), 平岡祐太(俳優), 綿引勝彦(俳優), 上田耕一(俳優), 片平なぎさ(俳優), 野際陽子(俳優)

「賛否両論…真っ二つも当然かも。」「☆シリーズ完結編♪☆」「天才☆堤幸彦」「日本全国のブックオフにおいてあります」「やっぱり。」


▼クチコミ情報

スクラップ・ヘブン

・「かなり好き
"世の中もっと想像力がありゃおもしろくなる"に始まって、"世の中人の痛みを想像できない奴が多過ぎる"にテーマが変化する。構図がファイトクラブっぽいけどテーマは独立してるから面白い。そして音楽最高、フジファブリックの曲がめちゃいいっス!

・「人の痛み
私は好きでした。現代の社会へのモヤモヤした感情とか、刺激を求めてしまうところとか…。

粕谷は私だなって見るたび思います

テツみたいな人が来たらあたしもああなっちゃうかも…

まああんな人なかなかいないよね

・「価値観の違い、考えの浅さがわかる
こちらのレビューであまり良い評価ではなかったのであまり期待していなかったのですが、よく考えさせられる良い映画だと思います。客観的に見ればクレイジーな人種が起こすわけのわからない行動が理解できるというか、様々な価値観が錯綜する現代の一部を模範として映し出せていると思います。加瀬さんとオダギリさんが復讐を重ねていくところなんかはちょっとスカッとしたり、考えた末の行動が罪となり結局「想像力が足りない」という結論に陥ってしまった加瀬さんの気持ちの変化などは考えさせられるものがありました。そして映像、音楽に非常にセンスがある。これは大きいですね。道徳的には正しいとは言えない内容なので、もちろんハッピーエンドにはならないわけですが、心に残る映画です。残念なのは栗山さん心情が断片的にしか読み取れなかったこと。もう少し踏み込んでほしかったので星4つです。

・「世の中について考えるための映画です。
この映画はミニシアター系なのであまり大きく宣伝されていません。なので知らない人も多いと思いますが、非常に良い映画だと思います。

__偶然乗り合わせたバスがバスジャックに合い、そこで出会ったシンゴ(加瀬亮)とテツ(オダギリジョー)は、共に不満だらけの世の中へ対して「不満解消ゲーム」を始める・・・・。「想像力が足りねぇんだよ」というテツに賛成するシンゴ。果たして本当に想像力があれば世の中はマシになるのか・・・?__

加瀬亮さんと、オダギリジョーさん、そして栗山千明さんと個性派な俳優・女優で構成された、とてもユニークな設定の映画ですが、「世の中想像力が足りねぇんだよ」というセリフに、考えさせられてしまう面もあり、の邦画らしい映画です。また、ラストの展開が想像できないものなので、そこもオススメのポイントだと思います。まだ見ていない人に、是非見て欲しい一作です。

・「極端だけれど追求されたリアリティ
人間は生きていく上で、多かれ少なかれ、重ねた抑制を突発的で脈絡のないきっかけで爆発的に発散し、一時的な快楽で簡単に目的と手段を履き違えてしまうものです。だるいけど有り余るエネルギー、ビジュアルの刺激を追及しすぎて当初の目的を失っていく・・・、そういう展開はある意味ものすごくリアルでえぐいものがあります。そして、おそらく誰しもが経験した、隠しておいたはずの葛藤や胸がしめつけられる思いを、この作品を通して再び呼び起こすことになるのではないでしょうか。開放から狂気、そして恐怖と後悔へと転じて行く加瀬亮の演技は、とても卓越したものがありました。

スクラップ・ヘブン (詳細)

疾走 スタンダード・エディション

・「生きるコト
このDVDを買ったのゎ正直主演の手越くんが好きだったカラという不純な理由でした。けれどDVDが届き初めてみた時ゎそんな理由でこの映画を見ちゃいけないと思ったのを覚えています。内容がとても深く私の頭でゎなかなか何が伝えたいのかよく理解出来ませんでした。ケド何か通じる物があって、誰かと繋がっていたい気持ちゎ痛い程共感出来ました。少年犯罪など激増する世の中で、その様な事件を起こす少年達を写し出した映画だと思います。ぜひたくさんの人に見て頂きたいです!!

・「悲しく切ない。
一言で片付けられない程の切なさ。悲しみの連鎖。引き込まれる映画。原作との違いを批判する方もいますが、音楽と映像、そして役者が重なって、[映画]として完成されている素晴らしい作品です。若い手越祐也くんと韓英恵さんを演技派俳優が固める。これからの映画界に重要な作品になると思います。

・「SUBU監督の新境地か
SUBU監督というと、『走る』シーンとシニカルなユーモアの軽いタッチの映画作家というイメージが強いですが、本作は、すごく濃く、重く、そして、切ない。主人公の中学生シュウジ。彼は「死」に関して興味を持っている。彼の兄は優等生だが、カンニングが発覚し精神的に壊れて「放火魔」として逮捕されてしまう。近所からそしられ、父は借金の末失踪し、母もいなくなってしまう。と、ユーモアのかけらもないヘビーさ。

主演の手越祐也は、よく言えばフレッシュなんだろうけど、なんか素人さが空回りしている印象でした。(ファンの方ゴメンナサイ) とにかく、エリ役の韓英恵がすごい存在感だった。彼女、10歳で鈴木清順監督の「ピストルオペラ」でデビューして、「誰も知らない」でも印象的な演技でしたが、凛としていながらも繊細でクセのある、不思議な少女がハマリ過ぎ。そして、もっとすごかったのが、中谷美紀。彼女は、ホント素晴らしい。前作の「電車男」とは180度異なる「ヤクザの情婦」という役だけど、情婦でありながら、年下の10代の子、に「人のいい」(?)愛情をいだく女を見事に演じています。

差別、いじめ、非行、自殺、暴力など、多くのテーマが登場します。それらが結びついて浮き上がる最も大きなテーマは「死」。逃れられない運命、変えられない宿命、そして生きるということ、死ぬということ。すぐに答えなど出るはずのない問いが真摯に投げかけられています。後半は、とんでもない事件が起きて衝撃の結末へと向かうのだけど、そのあたりが、どうもバタバタした感じがしましたが、全編を貫く緊張感が途切れないのは大したものだと思います。

・「切ない。
少し、配役に関していろいろと感じさせるものがあったものの、物語としては心を揺さぶるものがありました。完全な共感はできませんが、主人公の所々に「わかる」と感じさせられる面があります。見終わったあとは、とても切ない気持ちになります。そして良かったです。見てよかったと素直に感じます。

・「難しいけど・・・
もう一回。。もう一回。。と見たくなる映画です。興味のある方は是非見てみてください。ファンの方は思い出アルバム代わりとして購入したほうがいいと思います。

疾走 スタンダード・エディション (詳細)

リリイ・シュシュのすべて 通常版

・「やるせない傑作
はじめに、非常に好き嫌いの分かれる映画であることを断っておく。まず、映画は娯楽であると考える人には、楽しむのが難しい作品である。かといって、ドキュメンタリー作品では決して無い。リアリティを期待して鑑賞すると、裏切られることになるだろう。むしろ、現実を下敷きにしたファンタジー映画と捉えるくらいが丁度良いのかもしれない。

ただ、残るのである。強烈な何かが、良い意味でも、悪い意味でも、残るのだ。このもやもやした後味を、単なる嫌悪感や共感で片づけず、その正体を考え込んでしまったら、この作品はその人にとって、忘れられない作品になるだろう。

この作品の見所は2つある。一つは、青春映画として優れている点だ。思春期の描写を得意とする岩井俊二は、本作でも遺憾なく、その才能を発揮している。学校の持つ、あの独特の閉塞感や、幼さと背伸びのギャップの間で揺れ動く思春期の心理描写は、見事に岩井節炸裂といった所である。出演者のぎこちない演技も、却って中学生の人間関係のぎこちなさがダイレクトに伝わってきて、むしろ良い。物語の前半は、淡々と進行し、中だるみを感じる点もあるように思える。しかし、目を逸らすことの出来ない後半の怒号の展開は、一見の価値ありだろう。思春期の暗い側面を見事に描いた傑作である。

もう一つの見所は、現代カルチャーの無力さを真摯に描いた点である。作中のカリスマ歌手は、結局、作中の現実の救いにはなれなかった。そして同様に、この映画も結局、現実の救いにはなれないのだ。この作品のあちらこちらに、こういったメタ構造を備えたパーツが散りばめられている。撮影者の存在をあえて強調したカメラワークやライティング、少年達が傾倒する歌手、リリイ・シュシュの薄っぺらさ。「リリイ・シュシュのすべて」というタイトルが示すとおり、リリイ・シュシュはただの人で、エーテルも存在しない。この映画は現代カルチャーの空虚さを見事に浮き彫りにしている。そして、この映画自体が空虚な現代カルチャーの一部であるということに自覚的だ。そこには、岩井俊二の作り手としての苦悩と自嘲が感じ取れる。生きてゆくこと、物を生み出すことの根拠が次々と失われていく現代日本。その一面を、作り手として実直に描いたことが、この映画が単なる社会問題を描くにとどまらなかった理由であろう。

・「エーテルとリリイとリアル
この映画を一言で表すならば、暗い映画である。別段面白い訳でもないストーリーは、ひたすらに暗く残酷で救いがない。もっとも、映像と音楽はその残酷さと対照的にとても美しく神秘的。これだけならば、よくある中身のないそれっぽい作品であると言えるだろう。

しかし、この映画にはひとつのテーマが存在する。それは『14歳のリアル』ちなみに、これは我々にとっての14歳のリアルではない。あくまで主人公達のリアルなのだ。我々には、映画の主人公達のようなリアルをそのまま知っている人はいないと思う。だが、どこか自分に繋がる部分がある人はいるはずだ。それがある人ならば、程度の差こそあれども間違いなく名作であると感じるはずだ。逆に、それがない人にとっては意味なく暗い映画になるだろう。その境目は厳密に言葉には表せないので、実際に見てみる事をオススメする。ここは私の主観を押しつけても意味がない場面である。でも、どちらかと言うとネガティブな人間に賛同を得られそう。

いずれにしても、強烈なインパクトを与える作品である事には違いない。

・「「リアル」
この映画が作られた時、私は彼らと同じ14歳だった。成人してから初めて見たこの映画はまさに「あの時」の息苦かった狭い世界を色濃く描いていた。善とか悪とかそういうのではないと思う。それぞれのエピソードに理由なんてないと思う。私自身の身の回りで同じ事があったわけではないけれど、「あの時」私はこうだった。

・「観ていてイラついた
どうでしょう。この作品を観てムカつきませんでした?私はイライラしながらDVDを観ていました。いつまでたっても話は救いようの無い現実を淡々と見せ付けてきます。ただひたすら少年時代の日常を生々しく思い出させるために?理由が解らないまま「現実」をあの例の美しい空気感のある映像で長々と見せられるわけです。

私がイラついたワケは、心の中にしまって置きたかった少年時代の嫌な現実を、映像作品によってじわじわとしかし執拗に抉り出されたように感じたからかも知れません。

リリィの音楽が私には憂鬱さが鬱積した心の象徴のように頭の中で響きます。

子供は残酷ですよね。私もかつては「子供」でした。嫌なことをいろいろ思い出させてもらいましたよ。いつもながら岩井マジックによるデジャヴには心を動かされます。彼の映像を構成する能力が並大抵ではないのでしょう。すばらしい演出家ですね。

本作品にストーリはありません。感じるための媒体、そんな雰囲気(エーテル)を味わってください。

・「分かれるよね。
久々に見たけど、やっぱり。わかりすぎて痛かった。僕は今高3ですが、中学のときは星野そのものでした。はずされて生きてきた人や、押し潰されてそれを受け入れたことがある人はこれが好きだと思う。「久野さんはつよいから」と言える津田の純粋な残酷さ。津田がそのままの姿で地面に横たわっている画。声なく叫ぶシーン。すべてが今の、叫べずにいる僕らのありのままの姿です。岩井監督は僕らの声のない叫びを真っ直ぐに捉えてくれた気がします。冷たく客観的に。でもまぁ、嫌いな人はとことん嫌いだと思う。僕は好きだけど。

リリイ・シュシュのすべて 通常版 (詳細)

誰も知らない

・「「時代」と「こころ」
 これは時代をとらえた秀作で、全体のトーンやドキュメンタリーのような編集とカメラワークも秀逸。何ものかを「悪」とするのではなく、置かれた状況のなかで精一杯自分の大切なものを守ろうとする少年を描く。実際の事件の時は「鬼母」扱いで悪趣味な週刊誌あたりに叩かれていた母親も、身勝手で幼稚ではあるが、いわば社会的弱者で、彼女なりの幸福を追求したがっていた一人の女ととらえれば、ただ憎めばいい存在ではないことがわかる。「私は幸せになっちゃいけないの? 一番勝手なのはあなたのお父さんじゃないのさ。私達をほったらかして出て行って」と自分の息子に向かって叫ぶ姿は悲痛だ。 四人の子ども達だけの世界は、部屋は荒廃し、電気も水も止められて、しだいに行き詰まっていくが、この四人の「誰も知らない」共同生活を、監督はただの不幸、悲惨、悲劇としては描いていない。彼らは彼らなりに支え合い、特に(カンヌで賞をもらった柳楽くんの演じた)長男は、施設にでも福祉事務所にでも、行こうと思えば行けたのに、四人だけの、監督の言う所の小さな「ユートピア」を守ろうとした。子ども達を一回も学校に通わせず戸籍にさえ入れていなかった母親を、彼らは憎んでいない。これが監督の視点だ。いかなる環境下でも、異常と思われる空間にも、人の愛や幸福への希求が存在する。ただ、この先進国、世界第二位の経済大国の片隅で、「誰も知らな」かった彼らの半年。母子という関係が生まれてからなら十数年を彼らがこのように生きざるを得なかったのはなぜなのか。我々は社会をどう変えていかなければなからないのか。この映画では実はメインではないのだが、そうした問いかけも感じざるを得ない。

・「是枝監督の想像力
ネットで現実の「西巣鴨子供4人置き去り事件」について調べてみる。うーむ、現実はもっと厳しい。映画の方がかなり救いがあるかんじだ。是枝監督が冒頭でフィクションだというテロップを出したのもわかる。もしこの事件をノンフィクションで映画にしていたら、映画としての価値が下がるのは目に見える。

この映画を芸術作品としてだけではなく商業作品の面も併せ持つことを可能にしたのは、何を隠そう是枝監督の想像力だ。僕も願うなら、現実の西巣鴨事件が映画のような物語だったらどんなに素晴らしいかと思う。もちろん僕は現実の少年がどのような暮らしをしているか今はわかる余地もないので比べてもしょうがないのだが…。

結果として是枝監督の想像力がこの事件を再注目させるにいたったのだけは確かだ。是枝監督のノンフィクションとフィクションの中間点を見出す表現方法が、手厳しい現実から想像力という翼を獲得するという素晴らしい架け橋になってくれることを願う。翼というと何か逃避みたいな響きがするなぁ。

そうではなくて、彼が表現したいのは、ディレクターノートにも書いていたが「救い」なのだと思う。ここにいてもいいんだよ。生きていてもいいんだよ。そういうメッセージが彼の作品群の根幹をなしているのかもしれない。

・「一人でも多くの、大人、に見てもらいたい映画。
 ある意味、これこそ日本映画のもつ力ではないだろうか。 派手な描写や音楽もなく、淡々と進む物語。しかしそんなものが必要ないくらいにこの映画の映像には観客を引き込むパワーがある。 とにかく見ていてつらい。子供たちの自然の演技が見せる無邪気な笑顔が、大半の大人の心理をぐっと押さえつけてしまう。 この映画に何かを訴えかけるようなメッセージ性は感じられませんでした。ただそこに起こった事実を突きつけられる様な、感情の入り込む余地のないドキュメントのような作りに、かえってたくさんの事柄を考えらされる気がします。 少年の事件などが起こると、「近頃の子供は・・」と言う言葉をよく耳にします。しかし、ことはそんなに単純ではありません。まずはやはり「近頃の大人は」、私はその言葉のほうが先にくる気がします。この映画に出てくる大人たちは身勝手な人たちばかりですが、実際このような大人のなんと多いことか。やるせなくなります。 一人でも多くの人たち、いえ多くの大人たちに見てほしい映画です。

・「演技というものを超える映画
「蝿の王」という物語の対極にある映画だなと思いました。蝿の王は子どもだけの閉鎖的な世界における人間性の喪失と残酷さがテーマです。それに対し「誰も知らない」は人間性というものは喪失せず、やさしさに満たされている、というテーマを持って作ったのだと私は感じています。この兄弟姉妹を取り巻く環境にもかかわらず彼らは兄弟愛という絆でピュアな世界で生きている。そこに苛められ疎外されている少女が加わる。このストーリーを冷静に考えると、これはファンタシーの世界です。しかし、観客はドキュメントと錯覚してしまうほどの映像にどんどん引き込まれしまい、まるで目撃者のような錯覚に、あるいはそこにいるような錯覚に陥ってしまいます。丁寧な時間をかけた撮影で、その場に居合わせたような気にさせる監督の力は本当にすごい。たとえば、かわいい末っ子が膝枕でまどろみながら夢と現実をいったり来たりしている(演技ではなく本当に!)映像を見ると、「いったいどれだけの時間を費やしてこのシーンを取ったのだろう」と驚きます。長男・明役で柳楽優弥がカンヌ映画祭最優秀男優賞を史上最年少で取ったのですが、これは演技というものを超えて彼という人間が成長する姿をフィルムで捕らえたのが、この賞に結びついたのでしょう。そう考えると、これは一種の奇跡の映画なのかも知れません。

・「中学生以上の人には是非見てもらいたい映画
「誰も知らない」は、2004年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、長男役の柳楽優弥が日本人初となる男優賞を、しかもカンヌ史上最年少で受賞し当時大きな話題となった作品。興味はあったが、「母親に置き去りにされた4人の子供たちの話」ということで、今まで何となく見るのを避けていた映画である。

ドラマ好きの私にとって「誰も知らない」の淡々と進む映像手法と、子供達の演技というより自然に口から出ているセリフに、「何なのこれは?」と当初退屈感とイライラ感さえ覚えた。しかし、中盤から、セリフの少ない、観客に考えさせる、そのリアリティーあふれるストーリーの中にぐっと自分は引き込まれていった。子供たちの手や足のアップで観客の心にセリフ以上のものを訴えかける映像技法がなんとも印象的。主役の長男役の柳楽優弥の目にも引き込まれる。(俳優としての将来が楽しみ)

ストーリーの元になった実話は東京都で1988年に発生した保護責任者遺棄事件で、とても残酷な事件だったが「誰も知らない」では残酷な部分はカットされ、新たな登場人物が加えられて子供(中学生以上?)と親が一緒になって鑑賞できる映画となっている。

また長男は兄弟思いの優しい心を、ずっと持ち続けた少年として描かれているのが救われる。貧しくても兄弟皆仲良く一緒に暮らすことに幸せを感じている子供たち。何ともいとおしく、悲しい。

児童相談所に行けば学校にも行けて食べ物に困らない生活になるはずなのに兄弟がバラバラになってしまうことを長男は一番恐れているのだ。「誰も知らない」では、どんな悲しい状況になっても泣いている子供は一人もいない。

食べ物の好き嫌いの激しい、わがままな小2の自分の娘に見せたい映画であるが、ディープな問題がいろいろ入った映画なので、まだ見せたくない。

映画のラストが、すっきりしない仕上げになっているのは、映画で描けなかった残酷な事実を観客自身で事件を調べて知ってもらうという目的があったのだろうか?

「誰も知らない」は、中学生以上の人に是非見てもらいたい映画のひとつである。

P.S (2006.1.1追記)昨年末から今年にかけて、自動車のCMにYOUと柳楽くんが親子役で出ていて「誰も知らない」の幸せな続編を見れたようで、とっても嬉しいです。(本当は続編ではないのですが)

誰も知らない (詳細)

サマータイムマシン・ブルース スタンダード・エディション (初回生産限定価格)

・「邦画で久々の当たり
とても笑える。SF好きでも納得できるタイムトラベルストーリー。

スケールの小さい話が、逆転の発想的にこの映画の見所になっている。

タイムマシンを何に使うかと思いきや、壊れたリモコンの事前回収と、銭湯で盗まれたヴィダルサスーンの犯人探しにあくまでこだわり続ける。SF研究会らしからぬ、こいつらの庶民性に大好感。

「未来から来た田村君」の役者はハマリ役で、彼の次回作にも期待したい。

上野樹里の見せ場がもっとあれば、と思ったが、そこまでは贅沢だろう。

・「こりゃーやられちまったよっ!
端的に言って、この映画は「こりゃーやられちまったよっ!」です。何が、「こりゃーやられちまった」か、と申しますと。映画が始まった十数分間は、ラストに繋がる奇妙で意味ありげなシーンが続き、本編と繋がるのです。ストーリーが進むにつれて、クーラーのリモコンをめぐって昨日と今日を行ったり来たり。25年先からサンダル履いた近未来人が現れるわ。挙げ句の果てには、99年前に飛ばされて河童伝説が誕生するわ。「たかがクーラーのリモコン一つで(笑)、ここまでの物語が出来るものなのねぇー」と、あっけに取られます。それ程までに、ストーリー展開が実に巧妙に組み立てられているのです。そして、映画が始まった十数分間の、ラストに繋がる奇妙で意味ありげなシーンの謎が解き明かされたとき、「こう言う事かぁ…。」と、主演の瑛太が呟くのです。それも、このDVDを見ている人と同じタイミングで。 こりゃーやられちまったよっ! レビューを書き込みながら思ったのですが、この映画の真の主役はクーラーのリモコンだったりするかもーっ! またやられちまったよっっ!!

PS…本編を見終わった後に、コメンタリー付きで本編をもう一度見てみてください。見落としていた謎が見えてきますよ。

・「「せっかくのタイムマシンを…」のおバカSFコメディ、オススメ!!
とある大学のSF研究会のお気楽学生たちが、突如現れたタイムマシンをあまりにも些細な用途に無駄遣いする…というSFコメディ。

それだけ聞くと気が抜けるけれども、タイムパラドックスを巧妙に利用した上質のシナリオ、芸達者な面々が演じるおバカ部員たちの珍騒動ぶりは、半端ではなく面白い。ささやかな予算で作った映画なのに、ハリウッド大作も顔負けのノンストップ・ジェットコースター・ムービーに仕上がっていて、「映画の面白さは予算に比例しない」の典型例。お勧めです!

この映画は2回観るとなお楽しい。伏線になっている仕掛けがいっぱいあって、2回目は伏線の意味が全部分かるので思わずニヤリとしてしまう。3回、4回観てもそのたびに笑える。ぜひDVDで持っておきたい作品だ。なお、若手俳優たちの熱演が「ちょっと演技過剰」と感じる人もいるので、その点だけご注意ください(^_^;)

・「庶民派タイムマシン
結局トータル18回ものタイムトラベルをしてしまう、にしては、スケールの小さいストーリーです。しかし、このところ見た映画の中で一番笑いました。『踊る大捜査線』シリーズを手がけてきた本広克行監督の最新作ですが、ほんと、うまいですね、エンタティメントという側面で映画をみれば、この人ほど、サービス精神にあふれた映画を作れる人はいないでしょうね。元になったお芝居・脚本もすばらしかったのでしょうが、映画になってもさらにブラッシュアップされて、全編眼の離せない、大SF映画(小規模)になっております(^^)。

SF研の部室の感じもグーですよ。丸亀(?)と思われる町並みもいいですね。主役の瑛太くん、上野樹里ちゃんもばっちりいいムードですね。でも、やっぱり最高なのは未来人田村くんです。

一回最後まで見てしまったら、改めて、最初に戻してリピートせずにはおれない面白さですよ。必見。

Tommy Heavenly16 (Tommy Febのこと)の歌もグッドです。

・「最高に面白いです!
タイムスリップものは数多く有れど、日本映画でここまで完成されたものは無いでしょう。シーンのあちこちに出てくる何気ないものが、すべて布石になっています。突っ込みを入れようと思ったら、見事にフォローされていて悔しい思いをしました。嬉しいぐらいに見事なストーリーと言うしかないでしょうね。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」も良く練られた脚本と見事な展開であっと言わせてくれましたが、なかなか日本映画もがんばっていますよ。「費用をかけないでも見事な作品が出来るぞ」という本広克行監督の言葉が今にも聞こえてきそうなぐらいに素晴らしい出来です。これも3部作とは言いませんが、続編を製作してほしい。いろんな伏線が引かれているので、まだまだ話は発展出来そうです。

サマータイムマシン・ブルース スタンダード・エディション (初回生産限定価格) (詳細)

木更津キャッツアイ 日本シリーズ

・「お茶の間ができました
試写で見たんですよ。もちろん見たい人が集まってきますよね。冒頭から、セリフが聞こえないくらいに大きな笑い声。大阪という土地柄も手伝ってか、誰もが自宅のお茶の間にいるように、笑い、突っ込み、のた打ち回っておりました。「ありえねぇよ!」それでも、誰も怒らないし、止めないし。楽しかった。映画自体もだし、その雰囲気も。

画面に引き込まれすぎて皆、周りが気にならなかったのかな?

あんなに自由奔放にのびのびと劇場で映画を鑑賞したのは生まれて初めてな気がします。まるで、大きなお茶の間で、昔から知ってる人と突っ込みながらテレビを見ているような連帯感でした。一本の映画としてはどうか知らないけど、

「木更津キャッツアイ」はどこでもいつでも「木更津キャッツアイ」。あのお茶の間感を、うちのお茶の間で楽しみたい。いや、楽しみましょうよ!

・「買わなきゃ損!!
普通、ドラマが映画化されるとテレビのときのような勢いがなくなってしまうことってよくありますよねぇ。。でもこの木更津キャッツアイは違いますよ~!!さらにグレードアップ、テンションアップって感じで。見てるだけで元気になっちゃいます。内容もすごいけど、出演者の豪華さもすごいです。テレビのときのレギュラーの方たちだけでもすごいのに、映画には内村さんやユンソナさんや船越さんなどなど豪華なキャストでもりだくさん、おなかいっぱいです!!劇中でぶっさん(岡田くん)が歌ってる「赤い橋の伝説」もすっごいいいんですよっ!!とにかく語り始めたらキリがないかんじです。そんな素敵な本編にプラス特典映像までついてるんですから、キャッツファンならずともこれは絶対買いだと思います!!

・「ワールドシリーズへ
ほんとに他の人からは評価が低い意見が多くありますが、僕にはとても楽しめました。ドラマも通常放送・再放送ともに観ていましたし、シナリオ本も買って読むほどハマっていました。だからこそこの『日本シリーズ』を観る前は心配でした。ドラマが映画化すると残念なことが多いので、ファンとして正直観るのが怖かったくらいです。が、本当に観てよかった。テンションのから回り加減もたまらない。皆さんからは評価の低い、ゴミンゴや黒モー子も良かったです。黒モー子に関しては最後のゴミンゴのシーンの伏線として必要だったと思います。黒モー子がいたからこそ本物のモー子はどうなったのか?という疑問を気にしないで観れたのだと。

『日本シリーズ』を観て、完結『ワールドシリーズ』へ。

・「誰も予想不可能の展開!!!!!てんこもり!最高!
ドラマの時から大好きで、映画館に見に行き、内容が濃すぎてなんどもみたい!!!!っと思ってDVD買いました!いろんな視点から見れるので何度見ても飽きない!!!!なん回も毎日のように見てます★細かいところまでこだわっていて見れば見るほどいろんな発見があります!トイレいってる暇本当にないですよ。展開が速すぎて!CGもありすごい面白いです★木更津のような毎日をおくりたいくらいです★

・「オトクな特典映像!
映画もメチャクチャ面白くって、これは絶対にDVDを買おう!と思っていたけど、初回盤に付く特典ディスクの豪華さにぶったまげた\(◎o◎)/!だって、一枚で約170分って。。。本編よりも長いじゃないですか~しかも、「フジミロックフェス」の完全バージョンまで付いてしまうとは。。。

本編だけでもいいや、と思ってただけに、この豪華仕様にはヤラレタ。。あとは、これで、キャッツたちが会場に着くまでの間のつなぎで急遽やることになった山口先輩と猫田のパフォーマンスの完全版も入れてくれると嬉しいな~もう、これは今から発売が楽しみだニャー

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木更津キャッツアイワールドシリーズ 通常版

・「ヨースルニ!ソウネー!
今回の作品は前作(日本シリーズ)とドラマとは違い笑いというよりは、ぶっさんとの別れがテーマです。仲間達、キャッツのメンバーとの別れ、美礼先生や山口さん、公助さん、ユッケ、猫田監督、そして今まで見守ってきた私たちとぶっさんとの本当に最後の別れだと思います。是非、言い忘れた、ぶっさんの最後のメッセージ"ばいばい"を受け取ってあげてください。今までたくさんの感動と仲間の大切さを教えてくれたぶっさん。本当にありがとう!そしてお疲れ様☆

・「笑いと涙
日本映画の「勝利の方程式」は涙と笑い、義理と人情につきます。どんなに時代が変わっても、これは不変です。そして「木更津」は愚直にその方程式を貫き、代金を払って映画館に入る人のために、まさに「映画」らしい「映画」を作りました。その職人芸に感銘を受けます。このシリーズも永遠でしょう。

・「笑いから感動まで…
前半はいつもの木更津キャッツアイで笑って、後半は涙、涙…特にぶっさんと公助との別れのシーンでは涙なしでは観てられません…ぶっさんの親に対する感謝の言葉、当たり前だけど、ぶっさんには意外な言葉だったので映画館で号泣でした…今まで楽しませてくれてありがとう!木更津キャッツアイ!

・「ぶっさぁぁぁぁぁぁぁぁん!!
マジでオススメです!

映画館で観たけど、周りを気にせず大爆笑&大号泣!!!DVD発売を心待ちにしていました★

キャッツ好きなら絶対買いです!

・「大好きです!!
映画館で見た時に号泣しました!!ほんとにほんとに大好きな作品です。ドラマ、映画前作そして今作すべてがすばらしいと思いますがこれが一番の最高傑作だと思います!ただの笑いだけじゃないキャッツを是非見てください☆あちこち謎だらけなので何回見ても新しい発見のできる飽きることのない作品だと思います!大満足の☆☆☆☆☆!!

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鉄コン筋クリート (通常版) [DVD]

・「どっちが正しい…?
静と動、信と疑、生と死、進と滞。あらゆる対立するものの中で、誰もが何が正しいのかで悩んでいるストーリー。

宝町は「俺の町」だから何を失っても守らなきゃいけないと思うクロは、町を支配しようとするヤクザとの争いの中で、何が正しいのか、何を守らなきゃいけないのかを見失って苦悩する。苦悩して葛藤して、何が自分にとって一番大事なのかをクロだけじゃなく、ヤクザの中にも考え始める人が出てくる。

最終的に、誰が何を選ぶのかは違うけど、誰が選んだものもその人にとって一番大切なもの。自分がクロだったらどうするだろう?と思ったりする作品です。

雑然とした色が鮮やかな町と、冷たいコンクリートのクロとシロの住処が印象的でこの対比が、血で血を洗うような争いに詩情を加味してくれる。映像もストーリーも、描かれるタッチの単純さに比べて実は深くて、僕は好きです。

・「俳優さんだからとナメてました。
蒼井優さんや二宮さんと俳優さん達が声優を多くやっている作品なのであまり演技は期待せずにみたのですが・・御免なさい、素晴らしい演技です。皆さんも書いてますが特に蒼井さんがいなければこの作品が成り立たないほどです。一見、子供向けのような絵柄ですが完全に青年〜大人向け作品ですね。精神を侵食するストーリー、そして暴力と義理人情が合わさり観るものを離しません。何度も観てしまう作品ではないですが必ず心に残る作品です。注意としましては子供にはみせられない表現がありますので小さい子供さんがいる場合は注意です。

・「見て良かった・・・
この作品を見て感動し、急いで原作も読みました。映像としてアニメーションの技巧やセンスが素晴しいのは、言う迄もありません。ただ、この作品の真に素晴しい点は、それだけを目的としていないという事です。作品から、原作の世界を愛し、映像化したいという思いが伝わってきます。わたしは『鉄コン筋クリート』をこの作品で知り、そして原作を読みましたが、その逆であったとしても決して期待を裏切らない素晴しい作品に仕上がっていると思います。

・「何歳になっても忘れてはいけない事
この映画の伝えている事はいたってシンプル。世の中は、そして個々の中には黒と白が潜んでいるっていうこと。そして、映画が全て終了する直前の一言。

それ以外に関しては、個々がどう思うかはご自由にどうぞといった感じ。だってその部分も個々人の黒と白の兼ね合いによって変わってくるから。だから松本作品は面白い。

舞台となっているのは、原作の頃だから90年前後の栄えた下町(?)高度成長が過渡期となり次の一手としてとられた第3セクターがイメージできる。ヤクザが絡んでいるところがベタだけど生々しい。ちょうど90年ごろは私がクロの年ぐらいだったから、少年視線の心理は何となく分かるけど、今の10代の子は分かりにくいであろう。この舞台にどっぷり漬かるには携帯電話は邪魔な存在だから。

それでも、この原作の主張は十分分かる。シロや、悪がき3人組のセリフをしっかり聞いていたら、10歳くらいの子でも十分伝わる。どのキャラクターも最後に現れる「シロ」の行きつく先が「親」、「子」、「師弟」、「郷土」などなど『愛』というところもシンプルだけど温かい。

二宮、蒼井の選択は大正解。この2人でなかったら大外れになっていた恐れあり。映像、音楽も満点。ストーリーも含めて当然の☆5つです。

・「ひとつの頂点に到達した、ジャパニメーションの傑作
 自分は松本大洋のコミックを読んでいない。それだけに原作との比較はできないが、松本大洋の熱烈なファンがこの作品を絶賛しているのも分かるような気がする。独特なタッチのキャラと余りに美しい背景やCGとの融合は見事としか言いようがない。松本ワールドを知らない自分にもその魅力は充分に伝わってきた。 香港とも上海とも思えるような不思議な世界観のなか、お互いを補完しあいながらドロップアウトした生活を送るクロとシロ。描かれている日常はレトロな雰囲気が漂っているが、子供達の逃げ場の無い息苦しさ、疎外感はまるで現代そのものを描いているようだ。

 声優陣もみな適役だと思うが、なかでもシロ役の蒼井優の演技には驚嘆させられた。決して易しい役では無いはずだが、あれは本当に蒼井優なのかと思う程の名演で、この映画の魅力を底上げしている。あの演技は努力や演技力を超越した「天性」のものだ。  ディズニーアニメが完全にCGに移行した今、手書きアニメーションはもはや日本の独壇場だが、人肌を感じさせる温もりや情緒感は、CGよりも手書きのほうが圧倒的に優れている事を、この作品を含め多くの「ジャパニメーション」は如実に教えてくれている。

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時をかける少女 通常版

・「「未来で待っている」の言葉に…
何だかんだ言って、自分優先で過ごしていた高校時代。…というより、自分のことでいっぱいいっぱいだった頃を思い出しました。

真琴も最初は自分のことでタイプリープを使っていますが、狂っていく未来を見せつけられ、だんだん自分や周囲にもっと心を配っていくようになるのが印象的でした。

そして千昭の言葉。「未来で待っている」は深いですね。じーんとしてしました。

二人とも二度と会えないことは分かっているはず。千昭は未来に戻るし、真琴もやがては結婚して思い出に変わっていくかもしれません。

ですが、もし将来。真琴が「あの絵が残るように何とかしてみる」と言ったように、本当に未来その絵が残っていたら?もしくは真琴の子孫や、真琴が記した何かが残って、それが千昭の目に触れたら?『真琴がいた』証。『真琴という存在』と再会できたとは考えられないでしょうか?

その時は今度は真琴がタイプリープをして、千昭に会いに行ったことになります。

真琴の「会いに行く!」と力強く語った言葉に、そんな可能性が感じられました。

決して派手ではありませんが、あちこちに深い意味が隠された珠玉の作品だと思います。

・「TV放送で見ましたが・・・
 前作(?)を知っている分、ちょっと遠慮していたところがありました。が、「が」です。TVの前から動けませんでした。ストーリーうんぬん、作画うんぬん、そんなの関係なく、ズッポリと入り込んでしまった。車載のTVで見ていたのがすごくもったいない!かくなる上はDVDの購入を検討しています。 人物の動き、テンポもすごくいいです。劇場で見ればもっとよかったんでしょうねぇ。

・「胸を張って「好き」といえる作品
先日TVで初めて見ました。原作その他は見たことがありません。見始めたらぐいぐい引き込まれて、あっという間にラストシーンに。

ひょんなことから時間をリセットする力を手に入れてしまった少女。誰にでもある学校での些細な問題も本人にしてみれば大問題。自分の都合のいいように時間をリセットし続けた結果、少女の周囲には人間関係の歪が生じてしまう……。

ありふれた日常と時間を飛び越える特殊能力がもたらす不思議な感じ。壮大な物語があるわけじゃないんだけど、爽快な主人公のなんともいえない心地よさと切なさがあります。

映像のクオリティの高さ、時間軸がめちゃくちゃ飛ぶのにわかりやすくてテンポ良く展開する子気味よさ。そして好感の持てる元気で前向きな主人公。

個人的に胸を張って「好き」といえる作品です。

・「青春を体感
高校生時代、誰しもが経験したことがある青春をリアルに臨場感あふれる演出で表現されている。「こんな青春を送りたかった。」などと思わせるような作品である。より青春を感じた人ほど傑作だと感じるだろう。もう一度高校生時代に戻って青春を感じたい方にお勧めできる作品だ。

・「素晴らしい作品
本当に心に響く作品です。他の皆様が良い部分はたくさん説明されているので注意点だけ。

物事は白黒つけないとだめな方、はっきりとしたエンディングが欲しい方には残念ながら向きません。

観終わった後に、色々と想像をめぐらせるのも、この作品の良い点なのだと解釈してます。

時をかける少女 通常版 (詳細)

秒速5センチメートル 通常版

・「今の自分だからこそ素晴らしい作品
「泣ける映画が必ずしも良い映画じゃない」とは『子ぎつねヘレン』を見て号泣してしまった爆笑問題太田の言葉だが、この作品を見終わった時、「ああ、これがそうか」とすぐに思い出した。全く涙は出なかった。ただ心が締めつけられるような痛み、速くなった鼓動、目の前にモヤがかかったような感覚だけが残った。そしてそれらが落ち着いた時、最初に感じたのは、新海誠への愛情にも似た憧れとある種の親近感だった。この作品に限らず新海が度々批判の対象になるのは、見る側の中にかなりの割合でこの親近感を感じられない人間が存在することが原因だと思う。逆に一部の人々が彼を絶賛するのもまた、親近感が全てだと言っていいだろう。おそらくこの作品には「まあまあ良かった」という評価はないはずだ。境界線のこちら側で見ることができるか、あちら側から傍観するかで全く違った感じ方になると思う。心の隅に、かすかに、しかしいつまでも残っている何かを無理矢理映像にしたような性質の作品であるため、少し説明不足にも思えるが、この説明できていない部分は、きっと作った新海にも分からないのではないだろうか。そしてその説明できない『何か』とはおそらく、ものすごく恥ずかしい、誰にも見られたくない類の感情だ。そう考えてやっと、作品を見た後に残った新海への親近感の正体は、断片的とはいえ自身の生々しい感情を日本中に公開した勇敢さへの尊敬と、自分の中にも説明できない『何か』があることに気づいた共有感覚なのだと気づいた。ストーリーはリアリティに欠ける部分もあるが、では現実ではどうなるべきなのか、見終わって感じた共有感覚を頼りに記憶の糸をたぐり寄せてみても、なぜか何も引っかかるものがなくて驚く。経験もないのにそんな気になっていたのか、すっかり忘れてしまっているだけなのかは分からないが、それを思い出すには自分は大人になりすぎてしまったのだと気づいて、また胸が締めつけられる。きっとこの作品を素晴らしいものとして受け取ることができるのは、新海と同世代か、精神年齢の近い人間だけなのだろう。若すぎればモヤモヤした『何か』はすぐ目の前にあるし、歳をとりすぎれば色々なものを忘れ去ってしまう。今の新海誠が、今の自分に絶妙のタイミングでこの作品を届けてくれた事をとても幸せに思います。

・「2話と3話の断絶にある真理
この作品を見て、第3話を見て、自分の中から何が引きずり出されたか。それが評価の全てではないか。多分、誰が見ても、引きずり出されてくるのは愉しいものではない。ただ、それに対して、多分、この作品を見た瞬間に自我のかなりの部分を、意識なりと無意識なりと規定しているその記憶に対して、どう関わって、どう折り合いを付けながら生きてきたかによって、評価は真っ二つに割れる。第2話と第3話の間にある落差、隔絶、そして努力とは別のところで突きつけられる喪失感。高校生と20代後半にさしかかる貴樹の時間の中味は、そのまま鑑賞者の中味に置き換えるべきもので、そこに何を見いだしたか。そこにしか評価の基準が置けないと考える。美術的、音楽的技巧は、作者の趣味性の問題であり、本作の本質ではない。リアリティはリアルには及ばないのだから。この作品によって引きずり出される何か。鑑賞者の内面から引きずり出した何ものかを持って作品的評価にすり替えさせるのは、クリエイターとしては邪道かもしれない。だけど、そのために、本来秘めておくべき新海氏自身の何ものかを、断片的にでも言語映像化したことを評価して、4つのところを5つ星にしました。

・「擦り切れた日々にある想い
飛び去るように過ぎていく毎日。ただひたすら色んなものを失っていく。そんな中で遠い日の恋を思い出す。

取り戻そうなんて考えてない。ただ、「もし、あの恋を失っていなかったら…」と考えずにはいられない。あの子を失わなかったらこんな日々を暮らすことはなかったんじゃないかと考えてしまう。今会っても何も変わらないのに、ただその姿を探してしまう。十年以上経っても、そうやって残る鮮烈な痛み。そんなことを思い出させる作品だと思います。

・「せつない 恋。そして、大人になってしまうのだ...
第一話「桜花抄」、第2話「コスモナウト」、第三話「秒速5センチメートル」の連作。どうでもいいようだが、新海誠監督の作品は その美しい絵にほだされて見てきた。桜の花びらが落ちるのは秒速5センチメートル。13歳の少女は言った。少女は栃木県の宇都宮へ。少年も、その1年後、鹿児島に移る。最後に二人は会う。予想だにしない雪。遅れた列車。待ち続けた少女。最初の口づけ。そのご、続くであろうと思っていた交際は途切れた。種子島で少年をずっと慕っていたが、「好きだ」と言えなかった高校3年生のスミダさん。そして、少年は青年となり、仕事に。しかし、3年間交際していた女性からの別れのメール。退職して 過去を取り戻そうとする主人公。奇跡は起こらない。第一話の女性はまもなく結婚するのだから。しかし、探し求める主人公。あっけない第三話。これは 悲しすぎる話。しかし、よくある話でもある。こうして 多くの者たちは 初々しい恋を忘れて 多忙な仕事に入り、不可解なる結婚をしてしまう。初恋は それゆえに 美しく美しく思えてくるのだ。今回は 大人になったものの悲しみがテーマ。でも、速度で 表現するなんて 味なことを 新海誠監督はしたものである。

・「見る人を選ぶ
評価の分かれる作品だと思います。 登場人物たちの距離や隔たりについて描かれている作品ですが、それだけにとどまらず逆説的に人々の漠然としたつながりや同じ世界にいるという実感までもえがいています。

私自身転勤族で、幼いころから転校が多く親しい人たちとの別れを何度も経験しました。 でも、現実は残酷なものでかつて親しかった人たちとのつながりや同じ世界にいるという実感は日常の中で希薄になっていきます。そんな中でこの秒速5センチメートルを鑑賞し、かつての友人や恋人との時間が思い出され暖かい気持ちになりました。

第三話のラストはいかにも現実的で残酷ですが、せつない「別れ」の経験が多い人ならば、ラストでの貴樹の笑みに現実にはなかなかありえない光明を見出すことができ優しい気持ちになれると思います。

秒速5センチメートル 通常版 (詳細)

雲のむこう、約束の場所

・「懐かしさがいいね
東北の木造平屋建ての校舎で高校生活を過ごした僕には、この作品の始めの部分に出る教室や廊下や、永訣の朝を朗読する同級生の姿やらが、30年前の高校生だった自分へひき戻しました。ストーリーは難解ではないのですが、奥行きは深くありません。「平行理論」に踏み込むと荒唐無稽な印象に陥るかもしれない。この作品はそうした物語を追いかけるよりは、登場人物のとつとつと語る言葉を味わうほうがいい。全体に流れるしみじみ感を味合うほうがいい。僕を切なくさせるサウンド。美しい絵。絶妙の色彩。飛行機のデザイン!。空への憧れ、青春のトクトク感。繰り返し繰り返し見てしまう。エンディングの音のはずれがちな歌も狙ったのかと思わせる効果を引き出しています。アニメというと若い人との印象がありますが、僕のようないい歳になった者には、若い人にはない感じ方もあるんだと思いました。

・「映画館で観て、涙流しながら帰りました。
 映像もストーリーも見事なまでに「新海節」で、期待に違わぬすばらしい出来でした。 個人製作ではなくなったので、あの独特の映像美が損なわれていないかと心配だったのですが、全くの杞憂でした。 ストーリーについては相変わらず、良い意味で「甘ったるい」もので、個人的な好みには合いましたね。最後には少し泣きながら映画館から出てきたぐらい良かったです。 声優のキャスティングも良かったし。 映画は単館系での上映しかなかったので、映画館で観られなかった方はぜひ。

・「何ヶ月ぶりかに見て
この物語の結末は、よくあるハッピーエンドではなかったんですね。恥ずかしながらそれにようやく気づきました。

エンディングから冒頭へつながる物語、そしてその間を埋める歌詞こういったものをじっくりと読み理解することで何も知らず考えずにただ感じるまま、見ていたときに感じた心の震え(?)とは違ったものを感じとることができました。

こういう表現が正しいのかは分かりませんがたとえどんな環境にあっても世界を生きる、生きていくということへの強いこだわりや決意?が根底にはあるのかなぁ・・・と

これは人にもよるでしょうが今では冒頭部分を見るたびにとても切なくなります。

・「綾なす光,螺鈿のように煌めいて
 このような作品は,評価が真っ二つに分かれる場合が多いように思う。確固たるバックボーンと,主題となる柱がいくつか存在しているが,説明的な台詞は限定されており,ほとんどを登場人物たちの行動,仕草,あるいは,演出やBGMに託している。また,比喩が多用されており,台詞だけ聞いていれば内容を理解できるようなドラマではない。映像メディアの特性をフルに活用した作品といえるだろう。

 ヒロインの行動の主体性について,監督自身も最後まで迷ったと語っている。この点は物語を左右する部分なので,賛否両論あるだろう。私は違和感を感じなかったが,パイロットフィルムの案が採用されていたならばと考えてしまうのも事実。多少の食い足りなさをおぼえるのは,この点によるものなのかもしれない。

 背景美術は前作よりも圧倒的に美しい。ダイナミックな光線の使い方と,シャドー部まで適度に描き込まれた作画は,ディスプレイをきっちり調整して鑑賞したい。

 キャラクターたちは表情豊かに,魅力的に動き回る。といっても基本は「静」だ。細やかなキャラの所作,台詞回し,カットバックなど,演出の巧さが光る。

 サウンドデザインは広く深い。当方,2chシステムでSRS TruSurroundで視聴したが,上空を横切るジェット機の爆音,遠方で轟く雷鳴,雨音など,三次元的な音響空間を感じ取れた。また,周囲を取り囲むように漂うBGMが印象的。

 万人向けの物語ではないと思うが,胸襟を開いたとき,彼らの気持ちと重なる部分がきっとあることと思う。既に社会に出てしまった人,また,現在,主人公たちと同じ時を過ごしている人たちに観て欲しい作品だ。

・「観れば観るほど味が出る
先のレビューにもある通り、2度以上観ることをお勧めする。なぜか。この作品は前半の無邪気な学生時代の幸福感、果たされることのなかった約束をかかえたまま別々の道を進んでいった後半の悲愴感との対比で成り立っている。しかし、この対比が少し甘い。後半の展開に加え前半が短いだけあってか、前半よりも後半が印象に残ってしまう。前半の光あっての後半の影。前半が薄れてしまって後半が際立たないために、1度観ただけでは何か物足りなさを感じてしまう。

だからこそもう1度、前半・後半を観直して欲しい。そうすれば、彼らの気持ちをより深く感じることができるだろう。そして3度、4度・・・。観れば観るほど味が出る。

批判しているように見えるかもしれないが、実のところ大絶賛である。背景、音楽とも群を抜いてる。至るところに感じるものがある。手元に置いておき、ふと思い出したときに観たい映画だ。

是非1度、・・・いや、2度3度観てもらいたいお勧めの作品である。

雲のむこう、約束の場所 (詳細)

ほしのこえ

・「2種類ある『ほしのこえ』のDVD、私はこっちをお薦め
『ほしのこえ』については、新世紀東京国際アニメフェア21「公募部門優秀賞」、第7回アニメーション神戸「パッケージ部門賞」、第6回文化庁メディア芸術祭「デジタルアート部門特別賞」を受賞するなど注目を集めており、みなさん、すでにご存じのことと思います。

さて、この項目の『ほしのこえ』DVDはコミックス・ウェーブから2002年4月に発売されたパッケージです。(以下、CW版と表記)これとは別に2002年10月に発売された書籍扱いの[アニメージュライブラリー DVDBOOK『ほしのこえ』](以下BOOK版と表記)もあります。このCW版のセールスが好調だったのでBOOK版の発売につながったそうです。

ちなみに私は初めにCW版を購入したのですが、本編の絵コンテも欲しかったのでBOOK版と両方を持っています。

普及版であるBOOK版でも『ほしのこえ』のすばらしさは伝わると思いますが、CW版の・オリジナル音声版と声優版の両方の音声を聴き比べられる。

・パンフレットの用語解説で、どうしても深く語られなかった『ほしのこえ』の世界・設定を補足することができる。・『ほしのこえ』の前に作られた新海誠さんの作品『彼女と彼女の猫』(完全版、約5分)を見ることができる。といった付加価値がありますので私はCW版がお薦めです。

・「心にしみる近未来超遠距離恋愛物語
今見ている星の光は、何万年、何億年前に星が発した光が地球に辿り着いたもの。学校で習い、SFでよく使われていた○○光年というスケールを、肌で、心で感じさせてくれる物語。今すぐにこの気持ちを伝えたい。しかし、その相手は距離は8.6光年の彼方。切ない思いを8年半後に辿り着くかどうかも判らないメールにたくす。その様な状況に立ったとき、人はどんな思いを抱くのだろうか?宇宙の彼方からの便りを待つ人は何を思うのだろうか?美しい映像と音楽で綴る、「近未来の」超遠距離恋愛物語。

・「ケータイのない恋愛
最近、携帯を片手によく思う。「ケータイなんてなければ……」

みんなが携帯を身に着けるようになってから、世の中が少しつまらなくなった気がする。「すれ違い」「別れの予感」「待つ」。すべて携帯が奪い去ってしまった。公衆電話から部屋にかけても誰も出ない不安、改札での名残惜しさ、待ち合わせのドキドキ感……。いまや、いつでも着信さえ残せばいい、別れても電車に乗った瞬間にメール、遅れてくる相手のことを慮ったりしない。こんな時代だからこそ、この作品には共感できるものがある。

・「おもしろかったですよ
散文詩的なこの作品が好きです。まるでフランス映画のように感じました。子供が欲しがって買ったのですが、数回見たあと打ち捨てられてあったのを見てみました。ハリウッドの様な派手さもなく、日本映画にみられるくどさもなく、淡々とストーリーが進行していく様は、作者の質の高さを感じ取ることができます。細部のディテールや作画の善し悪しは、私にはどうでもいいように思います。(もっとも私には分かりませんが) なにか心に残る、受け手に判断を委ねるようなこの作品は、奇をてらったところがなく良いとおもいます。 

・「もしぼくがもっと若かったら。。
一人でこんなものができることを、子供や学生の頃に知ってさえいえば。。

子供の頃はまんが家にあこがれ、キャラクターを書いたり、簡単なマンガを作ったものです。まんが好きな少年でした。

同時にアニメも大好きでした。しかし自分でアニメを作るとか、アニメの真似事なんてしたこともなかったし、できるものとすら考えていなかった。でももし子供の時に、この作品が生まれていたら。。。

きっと自分もパソコンの3Dソフトやフォトショップに夢中になり、キャラを作ったり、動かしてみたり、そして簡単なストーリーを作ってみたりしていたでしょう。

自分ひとりでこんな立派なアニメーションが作れる。

この事実は衝撃的です。

たぶんこれは後世の子供たちに、大きな影響を持つと思います。まんが家になりたいな、みたいなノリで、アニメ監督になりたいな。ちょっとまんがの真似事でも書こうかな、みたいなノリで、アニメの真似事を家でひとりで作ってみたり。

そしてその中から、きっとすばらしいアニメ監督が生まれると思います。もしタイミングが違えば、きっとぼくも、少なくともアニメ監督になれなくても、あこがれ、真似事をした子供の一人だったと思います。

多くの人にアニメ制作感を変えたこの映画に幸あれ

ほしのこえ (詳細)

ZOO

・「まずは子役達の頑張り!
SEVEN ROOMSの須賀健太君。彼も今では天才子役と謳われてます。頑張ってますよ演技。SO・farの神木君。演技力の高さに脱帽。改めて天才子役だと感じた。これまた頑張ってますよ。二人の天才子役を起用した監督は良いセンスしてると思う。

・「子供の願い。(SO-far)
批判が多いようですが私は楽しめました。全体的によかったです。でも普通は最後に良い話、一番いい話を持ってくるものだと思いますが最後の話だけはつまらなかったので残念でした(ただ死体の写真だけは見事です)短編集で『カザリとヨーコ』では双子を一人二役で同じ女の子が演じてます。ちゃんと演じわけていたと思います。『SEVEN ROOMS』も最後ほろっと少しだけ来ますし『SO-far』は神木君がとてもよかったです。白目向くシーンはどうやったのでしょう。『陽だまりの詩』はCGで唯一のアニメですが敢えてアニメにしたのが良かったと思う。最初棒読みに感じましたが、全体を見て一番好きな作品です。メイキングの絵コンテも見れて満足です!『ZOO』はすいません、つまらなかったです。特典映像も満載で見応え充分だと思います。ただ私は原作を読んだのが遠い昔で内容を所々しか覚えてない為、この映画とどれくらいかけ離れてるか判りませんが私は良かったです。クラシック音楽も沢山使われていて効果的でしたがたまに音が少し大き過ぎて邪魔な気がしたシーンもありました。何故か『カザリとヨーコ』は本編よりメイキングの方が泣けました。舞台挨拶もSEVEN ROOMSの監督が照れてて面白くて「人間ていいなぁ」と思ってしまう様な明るく楽しい雰囲気の舞台挨拶映像でした。

・「乙一の映画化作品、ついにDVD化!
「せつなさの魔術師」とまで評される作家・乙一の作品『ZOO』(角川書店)の10の短編のうち5つをオムニバス形式で映画化。上映館が少なかった為、見逃してしまった人も多いはず!初回生産分には限定で「ZOOプレミアムブックレット」がついてくるようです。それぞれの作品を担当した監督はどれも個性的で素晴らしい仕上がりとなっていました。

・「なかなか、よいよ。
 作り手のほとんどの人が乙一さんのファンということもあり、原作の雰囲気を壊さない、よく出来た映像化と思います。個人的には「陽だまりの詩」が一番良かったですね。これ唯一のアニメなんですが、実写には出せない「せつなさ」をとてもかもし出しており、もっとも乙一ワールドで発散される空気を感じ取れる作品となっています。 特典も豊富。地方ではまずお目にかかれない舞台挨拶がとても貴重。あまり露出したがらない原作者乙一さんの挨拶が聞けるのはファンにはうれしい限り。こういった映像をみれるのはDVDの良いところ。メイキングもそれぞれについており、とても豪勢なつくり。とてもユーザー思いのDVD化と感じました。買って損無し!!!

・「乙一の映画化作品、ついにDVD化!
~「せつなさの魔術師」とまで評される作家・乙一の著書『ZOO』(角川書店)の、10ある短編のうち5つをオムニバス形式で映画化!公開されても上映されていた場所は少なかったので、見逃してしまった人も多い筈。初回生産分には限定で「ZOOプレミアムブックレット」もついてくるようです5つの作品はどれも監督がそれぞれ個性的で素晴らしい仕上がりになって~~いました~

ZOO (詳細)

下妻物語 スタンダード・エディション

・「ポップ!!!
 茨城の片田舎でレディースにわが身を捧げるイチゴ(土屋アンナ)。ジャージが普段着で正装でもある尼崎生まれながらロココ調ファッションに魅入られた桃子(深田恭子)。それぞれ自分のスタイルに並々ならぬこだわりを持っていることは同じ。だけど、ヤンキーとロリータというまったく相いれないタイプの女の子2人をめぐる、出会いと別れ、そして成長、はたまた絆の深まりを、異端が普通で、普通が異端、そういうアンビバレントな視点で描いた、愉快・痛快・“嬉々怪々”、笑って泣けるポップな映画だ。

 すでにキャスティングの時点でこの映画は勝利しているのだが、天然マイペース深キョンとヤンキーを地でいく土屋アンナの熱演をはじめ、宮迫博之・篠原涼子・阿部サダヲ(1人2役)・岡田義徳・荒川良々・小池栄子・生瀬勝久・樹木希林などなど、キャスト全員が弾けている。個人的には、本人とはわからないほどデフォルメした生瀬勝久の演技に爆笑。

 さすが加藤茶と三浦友和のサントリー冷撰洋酒や、豊川悦司と山崎努のサッポロ黒ラベルなどを手がけたCMディレクター中島哲也の脚本・監督だけあって、エンタテインメント画素数の濃さは、15秒CMの集積を見るようだ。ド派手にカスタマイズされた原チャリ、牛久の大仏像、ジャスコをこよなく愛す下妻住民など、随所に散りばめられた笑いのネタも的確で効果的。

 ストーリー自体がこの上なく面白いうえに、ギャグとマジを絶妙にブレンドしながら、人生へのメッセージも放ちつつ、実にテンポよく話がすすんでいく。ここ数年では、★10個あげたいくらい、出色の出来映え。邦画は情緒ばかりに頼って物足りないと嘆いている人に、ぜひ、おすすめ!

・「ロココ時代、最高!!!(爆笑です)
 この映画を外側のみてくれの外見だけで判断していると、せっかくの傑作を見逃すことになります。私もその一人でした。 なんか評判がよく、常時レンタル中、なんとなく気になったので購入して鑑賞しました。 あっという間の102分でした。ほんとにあっという間です。これほどの面白い日本映画は久々です。爆笑に次ぐ爆笑に、ラストはお約束の大感動に、ビシッと締めた、典型的なパターン映画ですが、なにせ映像と演出のパワーが桁違いにぶっ飛んでいて、めちゃ面白い。いいのかこれと言う表現も多々ありますが、超ブラックユーモアとして楽しみましょう。 キリン・ラガーのCMで有名な中島哲也さんの才能はブラフではないとわかる快作です。 役者も曲者ぞろい。主役二人の圧倒的な存在感はもう語るまでも無く、それを固める脇役も個性派ぞろい。個人的には本田博太郎さんが何故か妙におかしく、笑わしてもらえました。 意外なとこで、いま「エンタ」でブレイクしかけている魔邪(当時はまちゃまちゃという名前です)が出てますよ。まったく変わらない外見に知ってる人はすぐにわかるはずです。見た目どおりの役柄なのですぐにわかりますから、探してみてください。 またこのDVDはスタンダート版だというのに特典がやけに豪華。とにかく音声が凄い。DD5.1、dts5.1、2.0ステレオと再生環境問わず楽しめるのは立派。コメンタリーもスタッフ版と深田恭子&土屋アンナ&中島監督、3人版と超豪華な仕様。作品も傑作。DVDの作りも傑作。これはまさに買いの一本ですよ。 鑑賞後は間違いなく元気が出ます。ロリロリファッションと、ヤンキー娘の画で疑っている人は、だまされたと思って一度見て下さい。決して後悔はしないと思いますよ。

・「異色の大傑作。
たいへんな力作です。最近の邦画の中では群を抜く出来の良さです。

良いと思えるところはたくさんありますが、何といってもギャグが秀逸です。海外のコメディ映画にも全く負けないくらい、とにかく笑えます。10~20代の方なら、まず間違いなくこの笑いを楽しめるでしょう。監督のギャグセンスの素晴らしさを感じます。

この監督のセンスの良さは、笑いだけでなくキャスティングにも現われています。主人公の桃子の役に深田恭子を当てたのは、まさに正解だったと思います。幼い顔立ちにロリータファッション、マイペースでおっとりした性格のイメージ。この上なく役柄にぴったりでした。一方で土屋アンナも熱いヤンキーを無理のない自然な感じで演じていて、不器用さ(頭の悪さ?)をもろに出しながらも、とてもかっこいい。結果として、性格も価値観の全く対照的な2人が見事にできあがっています。

この2人以外にも、希木樹林や阿部サダヲ、宮迫博之といったマニアックな顔ぶれが揃い、彼らの強烈な個性も遺憾なく発揮されています。不気味なくらい面白いキャスティングです。

しかしそれ以上に素晴らしいのは、個人主義の浸透しきった現代に生きる思春期の若者の心の動きが、それなりに丁寧に描かれていることにあります。つまずきや悩み、何かに向かって熱くさせる若さのエネルギー、性格や価値観の違いを超えて互いを理解し、関わりあってゆく姿。本当に良質な青春映画だと思います。単なるお笑い映画で終わらないこの点が、もっとも評価できるところです。

100分ちょっとの長さなのにストーリーは濃く、クライマックスの盛り上がりなどの作りも本当によくできています。設定上これはありえないんじゃないの?って思う瞬間もありましたが、コメディドラマであることを考えれば許せるでしょう。文句なしの5つ星作品です。

・「観終った後にまた観たくなる、色々詰まった贅沢な映画
予備知識としては、ロリータ深田恭子とヤンキー土屋アンナの友情物語、という程度でした。内容はなくとも、とりあえず笑える映画ではあるのかなぁ、と。

実際観終った感想として、笑える点は予想を裏切りませんでした。映像などの技術も相まって、とても「アホな」(最高の褒め言葉です)内容でした。

でも、単に面白いだけでなく、感動しやすい人なら思わずぐっと来てしまう要素もあったと思います。構成も適当な訳でもなく、100分程度の中でも、いくつかストーリーもできてて筋が通っていると思いました。

キャスティングもとてもツボをついてます。もともと濃いキャラが集まってますが、みんながみんなハマリ役なので、そこら辺が観ててすっと映画に入れる要因でもあるのだと思います。

全体として観終った後とても爽快な気持ちになれるし、また観たいと思えるいい映画だったと思います。

個人的には、テーマソングの「Hey my friend」(Tommy heavenly6)がとてもよく映画に合っていたように思いました。歌詞の内容もちょっと切ない感じのメロディも、観終った後だと思わず納得です。

・「エンタテインメント!
文句無く楽しめました。 映画館で予告を観たときには、正直「くだらない映画だろうな〜」と思ってそれっきりになってました。いやいや観てびっくり。映画館で観るべきだったとかなり後悔。

いやー、中島監督。失礼しました。理窟ぬきで楽しめる娯楽映画でありながらちょっぴり切なくもある青春映画。

土屋アンナの演技、良いです。そして、深キョンはこれ以上無いハマリ役。ついつい、昨年公開前後の盛り上がりの様子を知りたくなって、公式ホームページまで訪問してしまいました。

菅野よう子の音楽もいいし、トミヘブのテーマソングも良い。何回も観たくなる映画ですね。

下妻物語 スタンダード・エディション (詳細)

約三十の嘘 特別版

・「詐欺師映画が大好き
上映時、就活真っ只中でうまく時間が作れなかったのですが、どうしても見たくて、最終日最終回にスーツ姿で梅田を走り、予告途中に映画館に入る事が出来ました。大谷監督作品の中では1番好きです。映画見終わって、絶対DVD買おうと思った程の作品です。

大谷監督は、人間の普通さを描くのがとても上手です。ただ、「アベックモンマリ」「とらばいゆ」では描く対象が、普通の男女であったり、女流棋士という変わった職業であっても、舞台が家庭の中であったりと、普通の中の普通さを描いていたので、少し物足りませんでした。しかし、この作品では、登場人物が詐欺師集団で、話の舞台が詐欺ツアーの往復の電車内という、100%普通じゃない物の中の普通さを描いてくれました。詐欺師としては二流だったけど、人間臭さのある登場人物が微笑ましい作品です。

・「トワイライトエクスプレス内で起きるミステリー(シベ超とは違うぞ!)
ストーリーは3年前、斬れ者リーダー引き入る詐欺しチームが大金を手に入れるが、裏切り者に現金を持ち逃げされ、チーム解散に・・・。その詐欺しチームが再び大阪駅に集まり、トワイライトエクスプレス(激予約待ち列車)に載って北海道で荒稼ぎを目論む。そして見事に大成功!大阪駅行きのトワイライトエクスプレスで寛ぐメンバーだが、再び問題が起こる・・・(殺しでは無いよ) 出演者も若手演技派が揃っているし、マスコットキャラ『ゴンゾウ』も活かしている(笑)詐欺し達も人間性があって良い「みんな何か欠落している」詐欺しながら人を騙す事が不器用なメンバー達。そんな各人が何を求めて、何を企てるか・・・。最後はさすが詐欺し『嘘も方便』

私も遊び関係のチームに入った事があるが、少数の我がままからチーム内の数名が豹変し、チームがボロボロになった経験が何度もある。この作品と同じ境遇に感じた。このようなチームにはルールは存在せず、チームを維持するのは信頼関係しかない。詐欺しチーム!『騙し』と『信頼』の異なる物が存在する中で起こる作品!お金が有っても良し、仲間が居ても良し、意外と奥が深い作品!

・「なかなかの映画
職場の人に教えてもらって知った映画だったけど、キャスト、ストーリーが興味深くて期待して見に行きました。最後までどうなるのどうなるの?と思わせる展開。人情が一貫している内容、個性ある役柄。なかなかの映画でした。

・「いいと思います
皆さん案外酷評ですね;私はこの作品好きです。DVDも買いました。確かにストーリーを考えるともう少しひねりが欲しいけど・・・。キャストは文句なしです。ツマブキ君はちょっと苦手だけどこの中では大して気になりませんでした。本当に列車の中だけの出来事で話が進行するところもいいし、一人一人個性的で会話のやりとりも面白かったです。音楽も横山剣ってところがまたイイ!お洒落ですね。

邦画はレンタルで済ませちゃうけど、これは劇場で観れば良かったなあと後悔してます・・・。

・「詐欺もの、ではないですね
詐欺ものということで、「やられたぁ!」というどんでん返しを期待して観ると裏切られます。ヒューマンドラマの要素が多分にありますね。何か中途半端とも言えます。俺が見たかったのはコレか?という感覚は残ってしまいました。でも画面に漂う雰囲気と、役者の演技は極上です。贅沢な列車の旅をしてみたくなりますね。「詐欺もの」ではないけど、これはアリです。

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アキハバラ@DEEP

・「後半のノリについて行けるかどうか
秋葉原の裏通りの描写など「ブレードランナー」やウォン・カーウァイの描く香港のような雰囲気のある映像。デジタルな町を舞台にアナログなストーリー展開というのは悪くないし、インド人ジャンク屋から買ったパソコンが「SOMY」「FUJITYU」「GELL」というベタなパロディも、特に、MacのOSがWindowsだったというのはツボでした。(笑) さらに、5つの個性を持ったAIで成長する検索エンジン「クルーク」、実際にあったら面白いと思うしアイデアがいいよね。

個性的な5人の設定や、佐々木蔵之助のオタクな怪しい社長ぶりが良かったのだけど、盗まれた「クルーク」を奪還するためにデジキャピ社に乗り込んでいくあたりから、なんだか「○○戦隊××レンジャー」みたいなお子様モードになってしまう...。IDカード、暗号解読などといった「ミッション・インポッシブル」的な内容になるのかと想像していたのですが、あえてこのノリを狙ったのかもしれないけど、私はハズシているように感じました。

部分的には、寺島しのぶと山田優の格闘シーンはなかなか良かったし、寺島しのぶ、藤純子つながりなのか劇中映画で「緋牡丹博徒」が出てきたのにはニヤリ。惜しむらくは、藤圭子も登場させたからには、宇多田ヒカルもチラリと登場なんてあったら良かったかも。(笑)ラストのオチは、あれはあれで面白かったですけどね。

・「私的には星4つ!
舞台は世界の電脳中心地アキハバラ。 社会からドロップアウトした5人の若者があるきっかけで出会う。 彼らはベンチャー企業を立ち上げた。 そして、IT業界を騒然とさせる検索エンジンを開発したのだった。 しかし、そこに忍び寄る怪しい影…。

私には、もろツボの作品でした。 MS06−Sをはじめ、涙物のフィギュアが登場する! 佐々木蔵之介さん、怪しくて良いですよ。 最高の見せ場?は、ジェットストリュームアタック!!です。(本当か?)

評価は分かれる作品だと思います。 星3つ、が妥当だと思います。 でも、私的には4つはあげられますね。 RX−78世代の人には、意外と受けるかも?

・「山田優のコスプレがたまらん
山田優のコスがかなり萌〜って感じです。山田優の谷間がたまりませ〜ん!少しムスコが吠えました。あと山田優のファイトシーンはカッコイイ。山田優のメイド姿かなり可愛いくてもう少しみたかったなので☆は一つ減らし四つです☆☆☆☆あとは普通かそれ以下山田優が出てるイコール☆四つ。作品自体はあまり面白いとは思わなかった。山田優が好きな人は買いかも。そんな方は所々で見える山田優の谷間やコスに注目。あとファイトシーンかな。

・「癒されます
秋葉原の町を堪能できる程ではないが、多少はその雰囲気を味わえた。インターネットをしている人であれば十分ついてこれる内容。また、ビジュアル的にも退屈しない。制作に遊び心があって良い感じであった。次の展開を期待してせずにはいられないし、話の中へ引き込むのが上手い。飽きることなく最後まで見れた事は良いと思う。若い子達に見てもらいたい。絆の大切さと、粘る力をこの映画を通して知ってもらいたい。お友達と見た方が、この映画は楽しめるかもしれないが、もちろん一人で寂しい思いの人も是非見るべきである。見て良かったと思うだろうから。

・「骨粗鬆症
作品全体としてはノリで突っ切れる作品だと思います。しかし、良くも悪くも「あー原作の方が面白いんだろうなー」という感が私には否めません。監督さんとしては青春映画を撮りたかったとのことですが青春と元々の作品の貌がごっちゃになってるような印象を受けました。

主人公達がされたことの割には勧善懲悪の度合いがぬる過ぎると思います。見終わったあとあまりスッキリはしませんでした。

分かる人には分かるネタが随所に盛り込まれていてそこはかなり楽しみながら観ることができました。

アキハバラ@DEEP (詳細)

理由 特別版

・「幾重にも重なる箱を1つ1つ明けていくかのような展開
 直木賞受賞作でもある宮部みゆきの壮大なミステリー大作を見事に映画化。小説を読んた方は分かると思いますが、あの600ページにも及ぶ長編小説が映画化出来たことにまず感動します。 映画は小説同様ドキュメンタリータッチで描かれます。映画の2時間30分という時間の枠におさまるよう、一つのシーンが小気味良くまとまっている。荒川一家4人殺人事件の真相が、幾重にも重なる箱を1つ1つ明けていくかのように、少しづつ解明していく。 また、脇役が豪華。永六輔、立川談志などが、ワンカットだけ出演している。見ごたえあります。

・「最高に素晴らしいサスペンス映画
時間が2時間半もあってたるそうと思って見ていたらこれが結構面白かったたった4人の死体をめぐり104人もの人達を巻き込んで行く出演者全員ノーメイクというドキュメンタリータッチの描き方 話もかなりリアルで面白かったです 壮大な推理小説を読んでいるようで楽しいです 正に日本映画の傑作とにかく素晴らしい映画です

・「これはすごい!!
 本当にすごいっすごい作品です。これまで映像化不可能と言われていたこのベストセラー「理由」。大林監督はまさに万を辞して挑んだんですね。

 107人もの証言者たち。破格の登場人物の多さながら、見る側が混乱しないのは大林監督の言葉通り「全ての出演者がホームランバッター級だから」に他ならないでしょう。これだけのメンツを揃えられるのは、やはり監督の人望ですね!

 全ての登場人物がそれぞれに深い表情を持っていて、魅力的なのですが…やはり少女が印象的なのは大林監督だからでしょうね。特に良かったのは伊東歩さん。「いつのまにこんなに成長していたんだろう?」と驚かされました!!あと語り部の役割を果たす岸辺一徳さん…まったく危なげの無い演技が光ってました☆

 過去と現在を自在に行き来するストーリー。映像の斬新さ(特に夕日が美しい)。ミステリーでありながらヒューマンドラマでもある。大林監督、全く年齢を感じさせない渾身の作品と言えるでしょう。絶対絶対観て欲しいです!!エンディング曲がまた怖いんだ…

・「メイキングについて
本編はかなり多くの評価がなされていますが、本DVDのメイキングはついつい見入ってしまう素晴らしいものだと思いました。全編白黒で、助手の方々を念入りに映し出しており、映画を作る裏方の苦労を垣間見ることができました。なお、大林監督の語り口調はそうした現場の苦労を楽しい思い出話にしてしまうくらいにほのぼのしたものですが、そうしたメルヘンを作るのに命がけの方々の作品をして改めて本編を視ると、感慨深いものがあります。

・「すばらしい!
この映画を観て、溢れる情報の中で、一番大事な事は、自分が何を感じて何を信じ、どう行動していくのかなんだと思いました。常に自分にとっての理由はひとつで、それが自分にとっての真実なんだなとも・・・。この作品は、賛否両論ある作品のようですが、私は現代と真っ向からとっくみあった大林宣彦監督や膨大な情報量の原作を脚本化した石森史郎に敬意を表す以外にないと思います。凄みのある作品だと思います。

理由 特別版 (詳細)

ユビサキから世界を

・「楽しめた
自殺という重いテーマに関わらず、奇妙な展開が面白く進み、結局最後には、生きる希望の光へとつながっていくことになります。ラジオをかける屋上のシーンが良かったです。きちんとツバサという曲の紹介のもとに歌が流れ出し、シーンが続いていく。このシーンだけでツバサを聴いたことが無かったひとは、もっと聞きたくなります。実際、この歌をもっと聞きたいと思いました。評価がいまいちというかたもおられるでしょうが、その評価を見て購入を控えていましたが、実際買ってみたら買ってよかったです。魅力的な出演者と、アンダーグラフの音楽、屋上での撮影など、なかなか楽しめました。 谷村美月はあまり知りませんでしたが、この映画での彼女は良い感じでした。北乃きいが出演していることが一番ですが。 このような映画もなかなか楽しいものです。 乳牛という呼び方が強烈なインパクトでした。

・「MUSIC×CINEMA, アンダーグラフ×行定勲
アンダーグラフの「ユビサキから世界を」にインスパイアされて、「セカチュー」の行定勲監督に制作された映画。

短期間で作ったのか、女子高生による集団自殺をモチーフにした脚本は、正直ちょっとチープに思いました。

まあ、ボクよりも、行定監督のが今の女子高生の心情がリアルにわかっているかもしれませんが。

よかったのは、主演する5人の女子高生役のそれぞれが魅力的なのと、終盤の集団自殺しようとする舞台となる校舎とその屋上からの風景、女子高生の映像美と、そのエンディング前のやり取りから、アンダーグラフの「ユビサキから世界を」が流れるオーバーラップが良いです。

音楽と映画のコラボレーションという企画を通した、行定勲監督の情熱を評価します。

・「永遠の重みはいずこへ。
行定勲が岩井俊二組出身であることをあらためて実感。一時間という枠組みの中、淡々とした映像と静かなピアノの旋律に乗せ、時にブラックな笑いを交えてそこに描かれるのは“こんな世の中”とやらに嫌気がさして死に向かう四人の高校生の姿。

でも岩井俊二と行定勲の最大の違いは、後者がひどく現実に立脚しているということでは。彼女たちの死と生へのスタンスは、総じて軽い。イマドキそんなもんだといわれれ