Scott: New Music for Bowed Piano (詳細)
Stephen Scott(作曲), Colorado College New Music Ensemble(合奏)
Kurtag: Jatekok / Marta and Gyorgy Kurtag (詳細)
Johann Sebastian Bach(作曲), Gyorgy Kurtag(作曲), György Kurtág(Piano), Marta Kurtag(Piano)
「極美の音の遊戯」
White Cockatoo (詳細)
White Cockatoo Performing Group(アーティスト)
Explorer: Zimbabwe - The Soul of Mbira (詳細)
Various Artists(アーティスト)
Moondog: The Viking of Sixth Avenue (詳細)
Moondog (Louis Thomas Hardin)(作曲)
「moondog最良のCD」
ケージ:プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード (詳細)
高橋悠治(アーティスト), ケージ(作曲)
「この値段なら購入するべきでしょう」「耳を傾けながら/足を踏みならしながら」
密林のポリフォニー ~イトゥリ森ピグミーの音楽 (詳細)
民族音楽(アーティスト), イトゥリ・ピグミー(アーティスト)
「音楽とは本来こういうものではないか…」「驚きました」「気持ちがよいです」「音楽の原点にして究極な感じ」
It Is Finished (詳細)
Nina Simone(アーティスト)
Universal Consciousness (詳細)
Alice Coltrane(アーティスト)
「Universal Consciousness」
Exit (詳細)
Tangerine Dream(アーティスト)
「ポップですな。」「Most Cool Synthesizer Music!!」「オカルト と SFのジョイントのような気分を味わえる」「一番イイ!」「良くも悪くも80’sサウンド」
Individual Choice (詳細)
Jean-Luc Ponty(アーティスト)
「実に20年ぶりに…」「祝 再発!多くの人に聞いてもらいたい作品です。」「超絶技巧ヴァイオリニスト・ジャンリュックポンティのシンセサイザーを多用したアルバム!」「Aホールズワースが2曲に参加」
African Rhythms (詳細)
Gyorgy Ligeti(作曲), Steve Reich(作曲), African Traditional(作曲), Pierre-Laurent Aimard(Piano)
「バルトークの遺伝子」「好企画盤!」
Bach: Goldberg Variations (詳細)
Johann Sebastian Bach(作曲), Henry Grossman(Oboe), NES Chamber Orchestra(オーケストラ)
「飛翔するゴルドベルグ」
In My Home over There (詳細)
Mahalia Jackson(アーティスト)
「Jaspella.com 2001年3月推薦盤」
Reich: Different Trains, Electric Counterpoint / Kronos Quartet, Pat Metheny (詳細)
Steve Reich(作曲), Pat Metheny(Guitar)
「ミニマルミュージックの名盤」「『The Way Up』は間違いなくこの作品の延長線上にある」「ジャケットは★5つ」
Apollo: Atmospheres & Soundtracks (詳細)
Brian Eno(作曲)
「レア盤のバーコード・ナンバーは?」「地球を離れ、宇宙へ・・・」
Book of Days (詳細)
Meredith Monk(アーティスト)
「時空を越えるささやきと風」
●Kurtag: Jatekok / Marta and Gyorgy Kurtag
・「極美の音の遊戯」
ただ、ただ美しいピアノの音が聞きたくて、ECMの試聴用サンプルを片っ端からダウンロードしていた頃、偶然出会ったのがこのCDでした。16Kbpsに縮小された、いびつな音ではありましたが、一つの音が鳴り響いた瞬間、それがただならぬ美意識と緊張感のこめられた演奏であることは、すぐに分かりました。奏者のジェルジ・クルターグは1926年2月19日生れ、パリでダリウス・ミヨー、オリヴィエ・メシアンに師事したハンガリーの作曲家。このアルバム、《ヤコテク(遊戯)》はバッハのトランスクリプションを織りまぜた小品集で、一台のピアノを四手で弾くスタイルがとられています。相方をつとめるクルターグ夫人との親和性も素晴らしく、ため息の出るような音の遊戯に呆然とするばかりですが、ECMの録音技術陣もこれまた素晴らしく、沈黙、あるいは無そのものをCDに収めんとするかのような、極度の緊迫感の伝わってくる一枚に仕上がっています。
●Moondog: The Viking of Sixth Avenue
・「moondog最良のCD」
最も優れた仕事であるシングルをまとめたCD。これまで出ていたどのCDよりも、お薦め。この盲目のストリートミュージシャンの神髄がわかる。ぼくが入手したころよりも、ずいぶん値段も安くなったので、手に入るうちにどうぞ。収録曲は、ミニマルなマーチのようなものやミニマルなジャズっぽい曲、ミニマルな聖歌みたいなのなど、バラエティに富んでいる。って全部ミニマルやけど。まるでbasic channelのようなミニマル・テクノな曲もあるぞ。オネスト・ジョンズのいい仕事の一つ。
●ケージ:プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード
・「この値段なら購入するべきでしょう」
現代音楽の聖典とも言えるアルバムです。ポリーニのブーレーズのソナタと比較するのも面白いかもしれません。構造でもなく、主観でもなく、一体この音楽が伝えるものは何なのか?偶然性?多くの人はそう語るでしょう。確かに、
上記の発言を撤回します。「聖典」とか「構造」とか「偶然性」とか一切関係ありません。多分ケージともさして関係ありません。高橋悠治のお遊戯と指の運動です。何故ピアノを使ってこんな楽しみ方をするのか、偶然性とかそんな間抜けな事より、そっちの方を考えた方がまだマシでしょう。
・「耳を傾けながら/足を踏みならしながら」
買え。
・「音楽とは本来こういうものではないか…」
人類における音楽の本来の姿というのはこのCDに収録されている音楽のようなものをいうのではないでしょうか?何の根拠もないですが、何度もそう思ってしまいました。森の中、鳥のさえずり、蝿の飛ぶ音…全てが素晴らしいです。電気を落として、ヘッドホンで聴くと、もうまるで彼らが暮らすコンゴの森の中のよう。秘境のありさまをありのまま伝えてくれる貴重な音源だと思います。
・「驚きました」
最近アフリカの音楽(伝統音楽も現代音楽も)のCDがかなり出回るようになって嬉しく思っていました。コラとかカリンバの演奏まで日本にいて手に入れることができます。しかし、まさかピグミーのコーラスを現地録音したCDが存在しているなんて!アフリカ伝統音楽のファンであれば一度聞いてみてください。
現代人のための「癒し系」の音源としてもいいかも?!そんなことを言ったら歌っている彼らに失礼かもしれませんが。
・「気持ちがよいです」
静まり返った部屋で聞くと、森林の中にいるように思えてきます。蛙の声も聞こえるようです。寝る前、ボーっとしたい時に聞いてください。とても気持ちがよいですよ。
・「音楽の原点にして究極な感じ」
初めて本来の音楽を聴いた気がしました
CDもスピーカーも無くたって、音楽があるんだなぁと思いました
一瞬、ビートルズもツェッペリンも忘れちゃうくらいそのくらいすごい音楽です
・「Universal Consciousness」
ジョンコルトレーンの奥様です。 ドローンドローンとした演奏。 インド帰りの奥様が作った恐ろしいほどのトリップミュージック。
71年にこんな音楽が存在していたこと自体奇跡 ジャズの括りなんて意味ありませんので注意。
●Exit
・「ポップですな。」
タンジェリンドリームの諸作品の中で、私が一番最初に聞いたアルバムがこれです。ちょっと前に加入したヨハネス・シューメリングの影響か、ルビコンやリコシェ、ましてや最初期のアルファ・ケンタウリとかのどろどろした実験的な音楽性は微塵も感じさせないポップな音楽です。後のアンビエント的な癒し系の静粛さもなく、まるで躍動感ある映画音楽のよう。でも、さすがクラフトワークと並ぶエレクトロニック・ミュージックの第一人者だけあって、その音楽構成は凡百の同じ音楽性のグループとは比べ物にならないハイ・クオリティーのものです。特にシーケンサーの使い方は素晴らしい。初期ばかりクローズアップされ、1980年以降は全然評価されないこのグループだけれども、私は「ツァイト」とか「フェードラ!!」より全然こっちのほうが好きなんだけどなあ。
・「Most Cool Synthesizer Music!!」
Tangerine Dream諸ä½å"群ã®ä¸ã§æé«å'ä½ã ã¨æãã70å¹'代ã®T.Dã¯æ²æ³ã«å-ãçãããªãæ-鬱éããã80å¹'代䏿ããç¾å¨ã®T.Dã¯ä¸»å¼µãéããªãå¸è-ãªï¼ã¯ã£ããè¨ãã¨é¢ç½ããªãï¼ãã¥ã¼ã¨ã¤ã¸ãã¥ã¼ã¸ãã¯ã«æãä¸ãã£ã¦ã-ã¾ã£ã¦ãããT.Dã¯80å¹'代ååã®æ°ä½å"ãã»ã"ã¨ãã«ç' æ'ãã-ããã«ãã³è¯ãã
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・「オカルト と SFのジョイントのような気分を味わえる」
オカルト と SFのジョイントのような気分を味わえる。曲のタイトルも怪しくていい感じ。「キエフ・ミッション」なんて、漫画「ワン・ゼロ」を読みながら聴いたら、嵌ってしまうでしょう。
・「一番イイ!」
色んなアルバムがありますがこの「EXIT」が一番聴きやすい。そして、メロディも残りつつ、今までの雰囲気もわずかに残すという奇跡の綱渡りのような状態のアルバム。「恐怖の報酬」の次に聴いた曲が、このアルバム内の曲だった。おかげで、現在までタンジェリンを追いかけるハメに。
とりあえずの1枚には最適。
・「良くも悪くも80’sサウンド」
分かり易すぎる。その一言に尽きる。「フェードラ」や「アンコール」にあった神秘性とポップさのバランスは最早完璧に傾いてしまった。このCDには茫洋と漂うような小難しい音はもうない。ただひたすらにメロディアスで、ポップなサウンドだ。クラフト・ワーク風でもある。
個人的には70年代のタンジェリン・ドリームの方が好みだが、タンジェリン・ドリームを初めて聴く場合や、テクノ好きに勧める分には割と良い一枚。入門用としては悪くないと思う。
派手だが飽きやすいアルバム、という印象を受けるCD。
・「実に20年ぶりに…」
なんと言っても一曲目。当時テクノ少年だった私がこの曲がFMから流れてきた時のショックは今でも忘れられません。先日、ふとしたきっかけでCDを手に入れました。お薦めです。(=゚ω゚)ノ
・「祝 再発!多くの人に聞いてもらいたい作品です。」
1983年にリリースされた作品、本作と次作はこれまでの目玉だった超絶技巧軍団による超絶演奏が控えめで、代わりにコンピューターによってプログラミングされた作品が目立つようになっている。本作では「エニグマティックオーシャン」でダリルスチューマーとともに超絶ギター演奏を見せたアランホールズワースが2曲(5曲目と7曲目)で参加している。5曲目の方はイーグルスの「のろわれた夜」のイントロのようなリフレインをバックにあの荒涼としたギターが曲に暗い彩を与えている。7曲目ではジャンのバイオリンとアランのギターの応酬が楽しい曲、 この2曲が目玉として宣伝されることが多いが、個人的なベストトラックは1曲目の「コンピューターによる世界平和のおまじない」で、プログラミングされたシンセサイザーサウンドにバイオリンが重なるだけの曲で、ドラムレス、ギターレスの曲なのだが、ものすごく緻密な計算の上に成り立つ曲で、いちどはまったら抜け出せなくなるほどやみつきになる曲だと思う。女の子との夜のドライブでBGMに使ったのだが、「同じことの繰り返しでつまらない」と言われたことを思い出したが、この曲はぜひヘッドホーンで聴いてほしい。聞き手が飽きないような配慮が随所に施されており、一見相性が合わなそうなバイオリンも見事に曲の中に調和していることに気がつくはずだ。この曲を完成させた時のジャンの喜びは相当なものだったに違いない。この曲のスタイルは次作「オープンマインド」のタイトル曲で再演されている。ただ単に、バイオリンが上手いだけではなく、誰も踏み込んでいないテクノロジーの世界に敢えて挑戦する姿勢が、マンネリにならずにここまで生き残ってきた秘訣だったように思う。
・「超絶技巧ヴァイオリニスト・ジャンリュックポンティのシンセサイザーを多用したアルバム!」
983年リリースの超絶技巧ヴァイオリニスト・ジャンリュックポンティが、ほとんど全曲でシンセサイザーを手がけているアルバム・・・ほとんど一人で制作したアルバムです!!内容は耳に心地よい(ジャズロック色のある)フュージョンサウンドです・・・この人のアルバムは本当聴いていて気持ちいい!!あまり知られていませんが、実はこのアルバムの5曲目・7曲目にアランホールズワースが参加しています・・・僕個人このアルバムを買った理由でもあります。彼らしいギターソロがフューチャーされています・・・特に7曲目でのソロはなかなかいいですし、曲もいい!!他にランディジャクソン(B)・レイフォードグリフィン(Dr)がリズムセクション、3曲目でジョージデュークがミニムーグソロを!披!露しています。ジャンファンは勿論ですが、アランホールズワースファンは入手しておくべきアルバム!!
・「Aホールズワースが2曲に参加」
フランスを代表するジャズヴァイオリニスト、ジャン・リュック・ポンティの1983年の作品です。ギターに元ソフトマシーン、元UK、元ブラフォードの超絶ギタリスト、アラン・ホールズワースがゲスト参加(2曲)しています。ホールズワースとダリル・ステューマーという異なった個性をもつギタリスト2人を擁して制作された傑作「エニグマティック・オーシャン」に続く続編的な意味合いをもつ作品ですが、ここでのホールズワースの扱いはあくまでもスポット的なゲスト参加という感じです。
・「バルトークの遺伝子」
20世紀のいわゆるクラシカルな音楽の歴史の中で、バルトークやコダーイのように自国の民族音楽を蒐集、研究し、自己のスタイルとしたやりかたは大きな影響を与えた。このアルバムを聴いていると、バルトークらが行ったことをよりグローバルに援用して、新たな音楽を作り上げたということが如実に分かる。その意味でここに呈示された音楽にはバルトーク的な遺伝子を感じます。ここで展開されるリゲティやライヒの音楽はほぼ全部ピアノソロによる音楽なので、複雑でアブストラクトな音響になっていないことが、より音楽を分かりやすくさせていると思います。プロデューサーが音楽を良く分かっていて、音楽の見せ方が上手だと思いました。
・「好企画盤!」
~なるほど!っていうのは聴けば分かります。ピグミー族の歌、リズムにヒントを得て作られたと思われるライヒ、リゲティの曲をピグミーの演奏の後に収録しいかに影響が見られるか?を聴きながら楽しめます。かなり深ーいところでなるほど!とうなるものもあれば、まんまのものもあり、音楽の面白さがまたひとつ再発見できるでしょう。結構難解なイメージを持っ~~ている人(現代音楽とか)にこそおすすめ。坂本龍一氏もこれをいたく褒めていました。まずは聴いてみて!~
・「飛翔するゴルドベルグ」
ジャケットが端的にこのCDの内容を表している。雲を超えて飛来する幾つもの輝く音。聴いているうちに自分自身の精神も飛翔をはじめる。シトコヴェツキーの快挙といってよい録音ではないだろうか。マイスキー、コセとらによる弦楽3重奏も捨てがたいが、弦楽によるこの編曲は、原曲の密度を壊すことなく、一体となったニュー・ヨーロピアン・ストリングスにより新たなバッハの世界をのぞかせてくれる。新しい美しい糸を紡いで編み上げた新しい生地ではあるが、それはバッハのものであり、この作曲家の偉大さを再度見せつける結果でしかない。特に第2変奏は必聴!
・「Jaspella.com 2001年3月推薦盤」
「ゴスペルの女王」の初期の作品を集めたこのアルバムには二点だけマイナーな短所がある。一つは、初期の貴重なものであるにも関わらず録音の日付がないこと。もう一つは二部構成であるはずの「In the Upper Room」の前半のみが収録されていること。ただしそれら二点以外の全てはマハリア版のスタンダード曲「His Eye Is on the Sparrow」、「Amazing Grace」、そしてタイトル曲の「In My Home over There」やブルース風の「There's Not a Friend Like Jesus」など、正にamazingなアルバム。
●Reich: Different Trains, Electric Counterpoint / Kronos Quartet, Pat Metheny
・「ミニマルミュージックの名盤」
単純な音形が反復されて、それが幾重にも重なったりしながら変化していくミニマルミュージック。その創始者の一人であるスティーブライヒのアルバムです。聴いたことのない人はあまりドラマティックでなく退屈な音楽という印象があるかもしれませんが、このアルバムはまったくそんなことはなく、特に一曲目などはサブタイトル通りに戦争中の不安や混乱を感じさせます。クロノスカルテットやパットメセニーの演奏、そしてミックスも良いので、ミニマルミュージックやライヒに興味のある人はまずこれからはじめると良いと思います。
・「『The Way Up』は間違いなくこの作品の延長線上にある」
『Different Trains』は1988年8月31日〜9月9日、サンフランシスコのロシアン・ヒルで、『Electric Counterpoint』は1987年9月26日〜10月1日、ニューヨーク、パワー・ステーションで録音。
『Different Trains』もまあ面白いのだが、僕にとっては何と言ってもパット・メセニーの演奏する『Electric Counterpoint』である。本当に実力があるミュージシャンがライヒの曲を演奏するとこんなに凄いんだ、と感心してしまった。特に遡ってこの作品を聴いているので余計そう思うのだろうが、パットの近作の『The Way Up』は間違いなくこの作品の延長線上にあると思う。
ライヒの提唱する曲は多くのミュージシャンに創作上のヒントを多大に与えている。『Electric Counterpoint』は10本のギターに2本のエレクトリック・ベースを再生しながらパットがギターを弾くわけだが、普通には考えつかない組み合わせだ。言ってみればスタジオ録音にライヴを重ねている状況である。こういうあり得ないセッテイングが新しいヒントを、その後のパットに与えたと思える。重要な作品だ。
・「ジャケットは★5つ」
前半の"Different Trains"は弦楽器と列車の汽笛の音が絡み合い、そこに人の声のサンプリングが乗る非常にクールな作品。後半の"Electric Counterpoint"はPat Methenyの奏でるギターが幾重にも重なり、繊細で深みのある楽曲に仕上がっています。共に普段テクノ等のクラブミュージックを聴いているリスナーの方々にも楽しめる内容になっているのではないかと思います。表面が列車の線路、裏面がギターのネックという捻りの効いたジャケットも秀逸ですので、観賞用にも是非。
●Apollo: Atmospheres & Soundtracks
・「レア盤のバーコード・ナンバーは?」
1983年リリース。NASAの月面着陸の記録映画用にブライアン・イーノが製作したサントラである。1992年では『Nerve Net』でいささか先祖返りしたイーノもここでは再び『触媒』に戻っている(●^o^●)。相棒ダニエル・ラノワとロジャー・イーノが参加している。
時に『エアポート』時に『フィルム』とあてがう場所を選んできたイーノのアンビエント・ミュージックも『宇宙』というあてがい場所を得て、全開のイマジネーションを繰り広げる。まさに目を瞑れば宇宙飛行船に乗って見る船外の風景であろう真下の星や星の送りあう瞬きのシグナル、そして母なる地球の『ディープ・ブルー』が浮かび上がる音楽である。素晴らしい!
実はこのApolloにはマニアに知られたロングバージョンを含むレア盤が存在する。僕の持つEGCD53のUK盤バーコード・ナンバー7777867782はそのレア盤では残念ながらない。そのレア盤を求めてオークションを彷徨う日々でもある(●^o^●)。それほどファンにとっては『熱い』作品なのだ。
・「地球を離れ、宇宙へ・・・」
アポロ計画のドキュメンタリー映画のサウンドトラック。イーノが兄弟のロジャー、そしてダニエル・ラノワと共に製作。テーマが宇宙ということもあり、果てない静寂を想像してたのだけど、以前のアンビエント・シリーズなどと比べて曲の中に動きがあります。静かに流れるノイズの中で、ギターやキーボードの音色が繰り返されます。ぽつんと佇む寂しさ、みたいなものでは感じられません。宇宙にあっても同時に人の温もりを懐かしむような・・・ほんのりと感じられる安らぎ。出来はSIDE TWOの方がかなり上。映画のサントラだけあって、一曲ごとに尺が短いのがやや残念か。SILVER MORNINGやALWAYS RETURNINGは一晩中でも聴いていたいと思わせるほど、美しい。
・「時空を越えるささやきと風」
時空を越えるささやきと風が流れてきて、まるで透明な大きなソファにもたれているような気持ち。それは全てが心地よい夢ではなく、白昼夢が記憶のひだに刻まれていて、そこを揺り起こされるような切ない感傷を伴っている。メレディスの才能は計り知れない。何か共通項を見出さなければ、共感だけでは長く聞けるものではない。彼女の作品はどれを
取っても、特に女性の場合は、少女の記憶に還る瞬間がある。
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