Congotronics (詳細)
Konono Number One(アーティスト)
「音に身を任す」「ファースト・インパクト勝負」
My Life in a Hole in the Ground (詳細)
African Head Charge(アーティスト)
「ダブでクリック」
Moondog (詳細)
Moondog (Louis Thomas Hardin)(作曲), Moondog(Drums), Sam Ulano(Drums), Weiner-Sabinsky Duo(合奏)
「可笑しな人」
Body Meta (詳細)
Ornette Coleman(アーティスト)
「腰砕け!」「ボ・ディドリ-ビ-ト・その2.」「これは強力」
「待ちに待った初CD化」「かっわい~」
「音の配列」「ブリブリって音」「中間期」「ジャケのイメージそのままの音」「時間にすら逆らう音の集積。」
Music Has the Right to Children (詳細)
Boards of Canada(アーティスト)
「色々言われてますが・・・。」「エレクトロニカのスタンダード」「ジャケットそのままの音」「国境を超えるノスタルジー」「ヒップ・ホップのビート」
Grounation: The Indomitable Spirit of Rastafari (詳細)
Count Ossie & Mystic Revelation(アーティスト)
・「音に身を任す」
一曲目から泥臭いグルーヴとウネリ、信じられないくらい原始的であり進歩的な音に圧倒させられます。しかし、これを聞くと眠ってしまうのは何故でしょう…?
・「ファースト・インパクト勝負」
このアルバムでは「1曲目はいまいちだけど、2曲目からは良かった」とかいうことが起こるなんてあり得ません。全曲同じ。ポリリズムの嵐。それだけです。1曲聴いて、好きか嫌いか、それだけです。グラグラになれるかなれないか、それだけのことです。
●2
・「ダブでクリック」
低音+クリック+ダブ温度は低めで湿度は普通。明度も彩度も低い。うねる低音、響くプチプチ音。はまります。6曲入り35分くらい。これらいの長さが良いな。
テクノ聞く人でPOLEを聞かない人がいないように注意を促したい。(なんじゃそれ)Boards of Canada聞いたら、次は。
・「可笑しな人」
彼のレコードを聴く度ニューヨークのストリートにへたり込むホームレスを想う。それは彼が事実ニューヨークのストリートミュージシャンであり、その身形が頭に焼き付いてしまっているから。ジャズでも現代音楽でもイージーリスニングでもなんと称されようがどうでもいいのだけど、一つ重要なのは可笑しなものが可笑しなものとして成り立っていないということ。ムーンドッグは月の犬。アヴァンギャルドや前衛を志向する音楽家というよりはミュージシャンといった響きが合う。
・「腰砕け!」
オーネットはジャズミュ-じシャンでなく現代音楽家ではないか。ジャマラディーンもさすが。シャノン・ジャクソンも周りの音全然聞いてないみたいでちゃんと聞いてるし。二人のギターはちゃんと役割わかってるし。ここまでむちゃくちゃな、でも知的?なまとまりはこのあと80年代からのプライムタイムに続く。まさにプライムタイムも原型。と感じる。別物といえば別物だが。ちなみにダンシング・イン・ユア・ヘッドと同日録音らしい。
・「ボ・ディドリ-ビ-ト・その2.」
1曲目がいきなり大好きなボ・ディドリ-ビ-ト。ロックファンの自分としてはボ・ディドリ-ビ-トを聞くと陽の血が騒ぎます。リズム隊がオ-ネットの息子とロナルド・シャノン・ジャクソン、それにべ-スがジャマラディ-ン・タク-マ。なんて豪華で強力な組み合わせなんでしょう。チャ-リ-・エラ-ビとバ-ン・ニックスのツイン・ギタ-もスト-ンズみたくてかっこいい―。その上をオ-ネットのやさしいアルトが泳ぎまくる。オ-ネットの親父最高。マイルスの「On The Corner」きらい。聞くと悪酔いするから。これ大好き。ハ-モロデック理論って本当はむずかしいのかもしれないけどこれ全然難しくないです。今まで聞いたオ-ネットのアルバムでは特別大好きなアルバムです。
・「これは強力」
フリージャズの旗手として名を馳せたオーネット.コールマン(sax)率いるプライムタイム名義の第1作('78年作)。O.コールマンが唱えるハーモロディック理論を具現化するプライムタイムの演奏は自由奔放。"ダンシング・イン・ユア・ヘッド"('73年作)の明快さのようなものとは少し異なるものの、やはり独自の世界を形成しています。決して聴き易い代物ではありませんが、例えば、小さな子供が悦に入って"ガラガラ"を振り回すが如く、"自らの気持ち良さを音にした"演奏はほんの少しロック的な響きを含みつつ、フリー・ファンクといった趣で前進を続けます。これは強力です。
●大地の音
・「待ちに待った初CD化」
~多くのニューウェーブ・ファンが待ちに待ったスリッツの2ndアルバムの再発であり、しかも世界初CD化である。今回ニューウェーブルネッサンス2004という一連のシリーズで再発されたりCD化された中では一番の功績がこのCDではないかと思う。プロデュースは1st同様にデニス・ボーヴェルが担当しており、まさに傑作といってよいアルバムに仕上がっている。
~~日本盤のみ日本語バージョンが入っているのは嬉しいのだが、これがあまりにもキワモノでせっかくの名盤の統一感を崩してしまっている感があるのは残念。邦題はアナログ発売時のものがそのまま流用されており、一部聞き取り不能という注釈はあるものの日本語の対訳もついている。
~~ステージではまともに楽器も演奏せず、楽器を置いて演奏はドラム独りにまかせて踊り出すような勝手気ままなパフォーマンスをやっていたようだが、それでもワンフレーズだけでも音が入っただけで彼女らの曲だと分かってしまうほど強烈な個性をもったオリジナリティ溢れる楽曲ばかりである。~
・「かっわい~」
ジャケットのドギツさ?とは逆に、キラキラ輝くキュートな名盤。
1曲目の日本語歌詞の歌(元々はボーナス・トラックだったようです)と、以降の本編を分けて考えれば、1枚で2度おいしいお得なアルバム。
日本語歌詞の歌は、5,6分でありながら、この1曲にこの値段を払って損はないくらい、最高にキュートで愉快です。
海外アーティストによる、日本語歌詞の愉快な(御本人の意図は別にして)歌と言えば、スティングの「DO DO DO DA DA DA」や、デビッド・ボウイの「GIRLS」がありますが、この「大地の音」も同様に、使い慣れた言語ではない為、こなれていない純粋な何かが出ていて素敵です。対訳を読むよりも遥かに歌詞、というか気持ちが伝わってくる気がします。
でも、あまりにも濃いので、1曲目にしなくてもよかったのではという気も。
本編は、コーラスもアレンジも音も完璧で素敵♪既成概念にとらわれない工夫が楽しめます。しかもこの値段で日本盤。かわいくてかっちょいい音が聴きたい人は是非。
●EP7
・「音の配列」
この手の音楽が好きな人にはかなりオススメします。(メロディが好きというより音そのものを好きになっていしまうような方など)逆にダンス系が好きな方にはオススメしません、全然踊れませんし、(無理やり踊ろうと思えば踊れますがそれはもはや痙攣といえます)ビートは大半がブレイクビーツです、かなり崩してきますが。この人たちはHIPHOP好きらしいので。
・「ブリブリって音」
オウテカカッコいいです。一見取り付きにくい奇妙な世界観は、実際は遊び心が大暴走したようなキュートなそれです。このアルバムの中で、リズムやメロディは溶解して、いったん音のすべては元素的なマテリアルの状態に戻っているように見えます。ですので、構築された完璧な世界観というより、フリーマインドに基づき自然な状態で開放された音て感じを受けます。ですのでメチルアルコールを酒として飲めないのと同様にこれ踊れません。でも大好き。
・「中間期」
作品を出すごとにだんだんと叙情性が薄れ、より機械的な不規則ビート主体の曲へと変わっていくオウテカ。その変化の中ごろの作品です。淡々と流れるメロディの美しさと、ユニークなビートがとても好きです。
・「ジャケのイメージそのままの音」
持続しながら変化していくノイズ、奇怪な電子音、複雑に絡み合うリズムが渾然一体となって感じさせる、硬質な手触りの中の大きな『うねり』。電子音やノイズは時にメロディさえ浮かび上がらせる。その緻密でモノクロームな世界に一度のめりこんでしまうと、なかなか抜けだせない。
・「時間にすら逆らう音の集積。」
いやぁ色褪せねぇ。それというのも、ここでは一つ一つの音に「これはリズム」「これはメロ」みたいな、先入観混じりの線引きがハナから無いのであって、だから自ずと純粋な「音そのもの」の勝負になり、それが研ぎすまされているが故、軽々と時間の経過に逆らってしまえるのだな。デジタル世代のポストパンクかってくらいの切れ味。
一つの音を作り上げるのにももの凄い精査を重ねている気がするが、その配置も尋常じゃないこだわりっぷりで、未だに聴き返すと意表をつかれることしきり。たぬきとしては、その配置にこそ彼らのアシッドなB-BOY魂を感じるのであって、自分らしくいる、その姿勢をここまで極端に貫きまくっている人間も少ないな〜、と。踊れるか否かはそれぞれに任せるが、それが全てではないし、踊りと言えるか否かは謎だが体は否応無く反応する。
今作は、たぬきとしては、彼ら史上もっともメロディーを感じるが故に、ベストと言って憚らない。パーカッションであれ何であれ、元々は一つの音として等価な訳で、そんな大事だけど忘れてしまいがちな事実を、今でもしっかり突きつけてくる、貴重な存在。そこにこそ、この先の扉の鍵があるような。つうことは、これエラい先駆的だな〜。
ひたすら挑戦的なジャケットも素敵すぎます。
●Music Has the Right to Children
・「色々言われてますが・・・。」
レイ・ハラカミだったでしょうか、BOCなんてAphex Twinがブレイクビーツやってるだけじゃないかみたいな事をインタビューで言ってました。確かに同じWARP勢だけあって似たようなところは多々あるかもしれませんね、どちらもたまに安っぽい機材の音が入るし。
でも、それを差し引いても曲やリズムの完全な整合性。ほとんど必然性とも言っても良いかも知れません、特にHappy CYcling!!出だしからドタバタ下手くそなビートが続きますが、曲の展開が変わるところでの神が降りてくるような感じ(笑)
レイハラカミの奇抜に富んだ曲も大好きですが、10年後も聴ける曲となったら明らかにBoards Of Canadaに軍配。買っときましょう。
・「エレクトロニカのスタンダード」
スコットランドを拠点とする、WARPの重鎮Boards Of Canadaの1st Album。しかし、この1stを発表する以前から、プライベート・レーベルで細々と音楽活動を続けていて、現在の構成でなければ、なんと80年代から活動しているベテランです。
このAlbumはWARP以前のリリース作品からも数曲が収められており、1stであると同時に、集大成的な作品になっていると思います。
音の方は、正に現在のエレクトロニカのスタンダードと呼んでも良いような、儚く美しいメロディとHIP HOPの影響を感じさせるブレイク・ビーツ、(割とビートは重い方だと思います)不思議なサウンドスケープと、細かなノイズやクリック音を多用したスタイルです。
それと心なし、拠点であるスコットランドという土地を連想させる、ケルティックな雰囲気がメロディの中に感じられる気がします。
Autechreほど前衛的では無いですし、Aphex Twinのように多種多様なスタイルを使い分けるわけではありませんが、非常に完成された、多くの人が聴きやすい作品だと思います。
・「ジャケットそのままの音」
これは必ず聴くべきだ。もしかしたら好みじゃないかもしれないが、聴いたほうがいいと思う。
エイフェックス・ツインやエレクトロニカという言葉に覚えがあるなら、なおさらだ。
幼児的な懐かしいメロディーと、これまた幼児的な残虐さ。この二つが、非常に美しく同居している。調和音だけで構成されるわかりやすいが退屈な音楽が多い中で、
不協和音を美しく奏でている。「ノイズもの」や「難解もの」が嫌いな人でも、純粋に楽しめる。
あと10年くらい経ったら、「この10年」というコーナーで必ず取り上げられるであろう音楽。
なお、前後にもアルバムはリリースしているが、個人的には、これがベストと思われる。
・「国境を超えるノスタルジー」
2ndや3rdも名盤だけど、BOCのパブリックイメージというものはやはりこのアルバムに集約されていると思います。マイブラの「loveless」と並んで自分が追い求める音の指針の一つとなった作品。
アナログシンセに鈍いhiphopビートというシンプル極まりない構成の隙間に、リスナーの想像力を喚起させる絶妙の間があります。それらがお互いにシンクロするトリップ感、サイケ感。名盤の多くがそうであるようにジャケも素晴らしく、この世界観を補完しています。
子供の笑い声のサンプリングも多くのアーティストがやってるありふれた手法で、正直うざったく感じたりすることも多いのですが、BOCの場合は必然性を感じますね。国境を越えた本能的ノスタルジー。BOCがこの音楽を向けるのはイギリス人でもなければ日本人でもなく、「人間」なのだという事。こんな素晴らしい事はない。
・「ヒップ・ホップのビート」
ヒップ・ホップのビートを色濃く残したトラックが特徴。寝る前に焼酎を飲みながら聴くと気持ちよくなれます。オウテカが聴きにくいという人でもボーズ・オブ・カナダなら聴きやすいのでエレクトロニカの世界に入り込めると思います。オヴァルなどの音響系ファンの人は同じボーズ・オブ・カナダの前作がおすすめです。少しミニマルアート色が強く、より深いサイケデリックが味わえます。 ヒップ・ホップのビートを取り入れるというボーズ・オブ・カナダの音はエレクトロニカという枠組みから見てもとても革新的だと思う。常に新しさを求めるテクノ・エレクトロニカファンにとってはとてもおもしろい作品だと思う。
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