Undercurrent (詳細)
Bill Evans(アーティスト)
「耳馴染みよく、抜けづらい至高の逸品」「シンプルかつ上品」「Under Current B.Evans & J.Hall」「さあ漂おう」「1曲目だけではない」
IN PURSUIT (詳細)
ジェシ・ヴァン・ルーラー&ベルツ・ヴァン・デン・ブリンク(アーティスト), ジェシ・ヴァン・ルーラー(演奏), ベルツ・ヴァン・デン・ブリンク(演奏)
「ハイレベル」
ジム・ホール&パット・メセニー (詳細)
ジム・ホール(アーティスト), パット・メセニー(演奏)
「くぅ。持ってて良かったぁ!」「もてなし」
Beyond the Missouri Sky (Short Stories) (詳細)
Charlie Haden & Pat Metheny(アーティスト)
「夜更けに小さな音で聴くと感動します」「ヒーリングの遥か彼方」「心地良い」「同郷の二人、アコースティックなアコースティックなアルバム」「現代のデュオの名盤」
スペイン (詳細)
ミシェル・カミロ&トマティート(アーティスト), ミシェル・カミロ(演奏), トマティート(演奏)
「とにかく最高!!買いましょう。」「すごいです」「Jazzのデュオアルバムとして歴史に残る名盤」「これは良いです」「聴かないと後悔します・・・!」
We'll Be Together Again (詳細)
Pat Martino(アーティスト)
「真夜中が似合うギターアルバム」「ギル・ゴールドスタインとの寡黙なデュオアルバム」
Satoko Fujii: April Shower (詳細)
Satoko Fujii(作曲), Satoko Fujii(Piano), Mark Feldman(Violin)
「作曲家としての藤井郷子」
Live in Seattle (詳細)
Martin Hayes & Dennis Cahill(アーティスト)
「アイリッシュ・フィドル音楽の最高峰!」「マーティン・ヘイズのライブ・アルバム」「超絶フィドル&軽快ギターのアンサンブル」
Lonesome Touch (詳細)
Martin Hayes & Dannis Cahill(アーティスト)
Metheny Mehldau (詳細)
Pat Metheny(アーティスト), Brad Mehldau(アーティスト)
「すばらしきメルドーとメセニーの世界」「メルドーの凄さを再確認」「輪廻」「これからの季節にはピッタリ」「秋の夜長に」
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Bill Evans
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>J-L>Jim Hall
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>P-R>Pat Metheny
Custom Stores>By Formats>輸入盤>All UK Titles
Custom Stores>By Formats>輸入盤>All US Titles
Custom Stores>By Labels>ジャズ・フュージョン>Blue Note
Custom Stores>By Formats>国内盤>ジャズ
ジャズ・フュージョン>アーティスト別>A-C>Charlie Haden
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Jazz>Fusion>General
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Jazz>Post-bop>General
・「耳馴染みよく、抜けづらい至高の逸品」
ビル・エヴァンスといえば、「ワルツ・フォー・デビー」や「ポートレイト・イン・ジャズ」など傑作を遺した、ベースにスコット・ラファロ、ドラムにポール・モチアンを迎えたピアノトリオというのが世間の相場。しかし、ともに白人ジャズプレイヤーとして最高峰と呼ばれる二人によるこの作品こそそれぞれの最高傑作だと思う。
「カインド・オブ・ブルー」発表直後に結成したピアノトリオ結成時、ビル・エヴァンスが持ち込んだインタープレイと呼ばれる手法はしかし、わずかの歳月を経てここに完成する。ここでは、どちらが主役というわけではなく、二人の紡ぎだす音は完全に融合している。今にも涙を落としそうなギターに心を奪われていると、次の瞬間突然バッキングをとっていたピアノがソロに躍り出てきて度肝を抜かれる。そしてまたギターがそんな瞬間に!と思う間もなく、スッッとごく自然に入ってくる。
しかし二人が目指したのはそんなテクニックお披露目大会なんぞではなく、実は叙情性の追及なのである。
アップテンポな「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」という斬新な解釈。ドビュッシーをはじめとするクラシック音楽の素養を窺わせる「ドリーム・ジプシー」。このアルバムで私が最も好きな「スケーティング・イン・ザ・セントラルパーク」で遂に二人の感情表現はクライマックスを迎える。ゆったりと楽しげに奏でられていくのだが、実はとても切ない。セントラルパークでスケートする事に何ゆえ胸を軋ませられるのかがよく分かりませんが。
似た個性を持ち合わせたこのデュオだからこそ実現できた極めてシンプルな構図は、耳に馴染みやすいが飽きにくく、いつでも胸深くに入り込んで静かに胸を打つのである。
・「シンプルかつ上品」
初めて聴いた時、古いという印象でした。当然悪い意味ではありません。聴く回数を重ねるほど良くなってきました。
恐らく2人は互いの息遣いを感じながら、時に見つめあいながら、絡み合うように、そして相手を思いやるかのように演奏したのではないかと感じました。
とてもシンプルです。とても優しいです。とても上品です。
「どれかジャズを一枚」と言われたらこれを勧めたいです。
雨の午後には欠かせない一枚になっています。
以前は、6曲だけのものを所有して聴いていましたが、そちらの方がなんとなく濃密で全体としての完成度が高かったような気がします。
・「Under Current B.Evans & J.Hall」
最初の音からすでにJAZZの真髄がぎっしりと詰まっており、しかもビルもジムも歌う事の大切さを理解している。JAZZを演奏するものにとって座右に置くべき一枚である。当然、リスナーにとっても常に新鮮に響き、当時の二人の演奏に対する取り組みは真摯なものでありまたひとつの音に対しても細心の注意を払い、それが曲全体を素晴らしいものにしている。更にそれがアルバム全体の統一感となり、発売当初に受けた五つ星という評価となった。このことは現代のあふれる様々な音楽に対してもその評価はゆるがず、まさにジャズクラシックの一枚、と断言できる。ジャズを聴いている人は是非とも入手すべき一枚である。値打ちとしてはレコードのほうが格上なのだが、次善のものとしてCDで聴いていただきたい。
・「さあ漂おう」
Bill EvansとJim Hallという繊細すぎる二人の天才が残した美しい一枚。
ピアノとギターが交錯しながら陶然としたリズムを紡ぎあげる「My Funny Valentine」艶然としたギターの音色にうっとりする「I Hear a Rhapsody」悄然とした雰囲気にラストのギターとピアノの交互のフレージングが美しい「Dream Gypsy」静から徐々に動へ・・・、そして忽然と広い空間を創りだすJim Hall作の傑作「Romain」
緩慢な時間の流れで、まるで自分が悠然と踊っているような感覚にとらわれるジャズというよりクラシックみたいな華麗な響きが特徴的な「Skating In Central Park」一番地味ながら、どこか秋の匂いを漂わせていて、聞けば聴くほど愁然とした味がでてくる「Darn That Dream」眼をつぶって聴けば、蒼然とした夜空が瞼の裏に浮かんでくる「Stairway To The Stars」昂然としたリズムと、水のように軟らかい浩然としたメロディが入り混じって、どこか甘酸っぱいような懐かしいような感慨にふけれる「I'm Getting Sentimental Over You」
と、本当に、一曲、一曲が素晴らしく質の高い曲ばかり。
僕としては秋とか、冬に聴くと、あまりに繊細な音な為、往々にして感傷的になりすぎて憂鬱に陥りやすいので、真夏の暑い一日の終わりの深夜に酒を片手に涼みながら聞くのが最高かな。さあ君も、ジャケットの女性みたいに「浮」いて「遊」ぶ「感」じを体験しよう。。。。。。
・「1曲目だけではない」
何と言っても名演で名高い冒頭の「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」。この曲のイメージを破るようなテンポで、最初からぐいぐい引き込む。スリリングでいてメロディアス。この曲だけでも十分買う価値はある。しかし、2曲目からはバラード調の演奏が続き、アルバム全体は深く沈み込むようなトーンで覆われる。それをどう聴くかだ。以前「2曲目から後はつまらない」と書いた評論家がいて驚いたことがある。何を聴いているのだろうかと思ったものだ。1曲目でポーンと跳び込んだら、水の流れに身をゆだねて二人の名人の掛け合いを聴こう。何と言う素晴らしい音楽の語らいだろうか。それを味わえる人なら、このアルバムを本当の「名盤」と感じるだろう。
・「ハイレベル」
ピアノとデュオ演奏。ジェシが伴奏をする部分も多く、それを聴くと「やはり上手いギタリストだな」と思った。曲はスタンダードとオリジナルが半々で、好きなスタンダードも入っていたので気に入りました。それと、ギターのシャープな音色が個性があっていいですよね。音色だけでジェシと分かります。音色で分かるギタリストは少ない。クリーン系統の音色だとジム・ホール系、ウェス系、ケニー・バレル系、グラント・グリーン系などがオリジナルなギターの音色として思い浮かびますが、ジェシ・ヴァン・ルーラー系という流派もできるかもしれませんね。
・「くぅ。持ってて良かったぁ!」
7曲目。ガーシュインの"Summertime"がむちゃくちゃかっこ良くて盛り上がります! パットがアコギでじゃかじゃかかき鳴らしの例の必殺技。あの上でジムがいい感じの固いピッキングでソロをとる。これがたまりません。順番戻っちゃいますが、アッティラ・ゾラーの作曲した"The Birds and the Bees"。すげ~かっこいい。名曲ですね。彼がお亡くなりになったのは、このアルバムの出た前の年でしょ。だから、捧げてるんですね。いやあ曲も演奏もばっちりです。これが一等賞ですね、かっこよさでは。パットの名曲"Farmer's Trust"でも二人ともエエ感じでやっとる。ライブ観たかったぁ!! 客がうらやましぃ。。"COLD SPRING"。。遊んでますね。いい感じですがもの凄い緊迫感。でっでたぁ。。反則技、ピカソギター!"Into the Dream" ジム・ホールがひと際ぶっとい音で対抗措置をとってますが、これが実にマッチしてうまく昇華していてかっこいいです。Improvisation 1~5は、既に説明不可能問答無用の美的な世界。。
・「もてなし」
人気ナンバー1パット・メセニーと職人ジム・ホールのDUO作。この作品どちらのリーダー作だろうか?音楽的にはジムのスタイルであるが、この作品のリーダーはメセニーだろう。メセニーが心の師匠とも言えるジムをもてなしていると言った印象である。
●Beyond the Missouri Sky (Short Stories)
・「夜更けに小さな音で聴くと感動します」
これ聴きながら、リンダ・マンザーの本"森の中からジャズが聞こえるーパットメセニーのギターを作る"を読むと感動しますよ。やっぱり彼女のギターって音に特徴ありますね。パットのセンスとマッチしている。森林浴のあの生き生きとして爽やかな感じ。でも、"The Moon Song"でのギターはこれってアイバニーズですね。これもいいですねえ。チャーリーヘイデンのベースも深くて良い音してますね。どの曲も素晴らしいですが、個人的にはヘンリーマンシーニが大好きなので、"Two for the Road"に、一番感銘を受けました。パットのソロがメロディからうまくソロを紡いでいて感動します。夜更けに小さな音で聴くととってもいいですね。それでも、しっかりベース音が聴こえるんですよ。
・「ヒーリングの遥か彼方」
ミズリーには行ったことはないが、このアルバムがそれを教えてくれる。何もない大地、乾いた空気、所々に置き忘れられた人々の思い出。二本のギターだけで、静かに奏でる遠い記憶の世界。それは、ミズリーという素材を超え、誰の中にもある生まれる前の記憶。
アメリカ人が演奏しているとは思えないほどの繊細な作業。
ジャズやヒーリング、クラシックを超えた時間。
・「心地良い」
静寂な音、ギターとベースの旋律が心地良いです。
・「同郷の二人、アコースティックなアコースティックなアルバム」
1996年ニューヨーク、ライトトラック・スタジオで録音。
二人はミズーリ州出身の同郷である。メセニーはリーズサミット、ヘイデンはそこから真南に100マイル下ってハイウェイ71号線を外れたところにあるフォーサイス、ともに小さな町だ。年齢は18才差、ヘイデンがメセニーに最初に出会ったのは1973年ヘイデンがオーネット・コールマンのバンドでプレイしていた頃で、当時18才であったメセニーがゲイリー・バートンのバンドにいると自己紹介した。以来『80/81』等素晴らしいセッションを二人は繰り広げていて、ヘイデンが1989年にルース・キャメロンと結婚した時の介添え役もメセニーは務めている。
という二人であるからして、ヘイデンの誘いで作り上げたこのアコースティックなアコースティックなアルバムが素晴らしくないわけがない。心と心が通い合い、ミズーリの風景が目に浮かぶようなアルバムである。特に『The Moon Is A Harsh Misstress』のアコースティックなギターは『80/81』の頃の音色とそっくりで、おそらくギルドのアコースティック・ギターD30の音である。泣けてくる素晴らしさだ。
静かに通して聴きたい1枚。
・「現代のデュオの名盤」
デュオの名盤と言えば、ビル・エヴァンスとジム・ホール(ピアノとギター)、スタン・ゲッツとケニー・バロン(サックスとピアノ)がすぐに思い出されるが、ベースとギターという弦楽器同士のデュオは珍しい。70年代初頭にロン・カーターとジム・ホール(ベースとギター)の「アローン・トゥゲザー」が思い出される。「アローン・トゥゲザー」がいわゆるジャズならばこのアルバムはジャズというジャンルを超えたヒーリング音楽かも知れない。だから、いわゆるゴリゴリのジャズを求める人には向かない。ジャズ喫茶の親父にしてジャズ評論家の寺島靖国さんに言わせれば「パット・メセニーはフュージョンというか、あちら側(ジャズ以外)の人。それが時々、こちら側(ジャズの側)に出張してくるから、ややこしくなる。そっち側(ジャズ以外の側)に居てくれ。と言いたくなる」。名手チャーリー・ヘイデンは重々しいのだが、メセニーは良くも悪くも、軽い。哀愁、情感といったジャズの要素があまりない。しかし、その「軽み」が心地よいと感じる人もいるだろう。さて、曲はメセニー、ヘイデンのオリジナルに加えて、マンシーニやモリコーネの軽快なポピュラ-な曲まで。加えて、スタン・ゲッツが死の3カ月前にケニー・バロンとのデュオ(ピープル・タイム)に吹き込んだヘイデンの名曲「ファースト・ソング」も入っている。この美しい曲をヘイデンのベースで聴くだけでも買ってよかった。と思える。(松本敏之)
●スペイン
・「とにかく最高!!買いましょう。」
とにかくすばらしいアルバムです。ライブも最高でしたし。カミロの超絶テクと超絶リズム感にトマティートの情熱的でロマンティックなフラメンコギターが絡み合っています。録音も大変きれいな響きの多い録音で、特にギターの音が最高です。「Spain」をはじめ、「Besame Mucho」などから、アルゼンチンタンゴなどバリエーションも豊富です。BGMにも良いですし、まじめに聞いても味がどんどん出てきます。ドライブにもグッドです。
・「すごいです」
ミシェル・カミーロの名前は某パソ通から派生(?)した某フュージョンサイトで超絶技巧ピアニストが居る、という紹介記事で知っていたがどうにも今まで手が出なかった。が、一番最初に買うならこのアルバムだと決めていた。で、買って聞いて思った。な~んで今まで躊躇してたんだ!色々な人が絶賛しているように、このアルバムは、JAZZ/Fusion史上最も重要な一枚の長い列に加わった事を確信した。ドミニカ出身のインテリピアニストが馳せたラティーノへの郷愁、望郷、その思いを稀代のナイロンギタリスト・トマティートの力がプラスアルファされ、廻りで繰り広げられる酒と煙草とフラメンコ(藁)の非現実的ビジョンの中に聞く者を誘い込んでくれます。そして2人の熾烈な闘いはライブ感を否が応でも盛り上げている。アルバムタイトルはスペイン、勿論本家ロドリーゴのリスペクトもありますが、自分は実はタイトルトラックより、アルゼンチン出身のギタリスト、ルイス・サリナスが提供している、Aire de Tango、Tango Para Troilo y Salganには聞き惚れた。思わず涙ぐんでしまう程のパトスがある。ところで、その2曲はサリナスの1stアルバムで(GRPのは2nd)も聞けるので聞き比べてみるのも一興かと思いますよ。諸兄姉。
・「Jazzのデュオアルバムとして歴史に残る名盤」
Jazzのデュオアルバムとして歴史に残ってもおかしくない名盤だと思う。ミシェル・カミロといえば、超絶技巧(古いな俺も)で名を馳せた人。超絶技巧と聞けば、アンサンブルに難があるのではと思う人もいるかもしれないが、このアルバムに関して言えば二人の呼吸はパーフェクト。一昨年、(2000年)Blue Noteにこのアルバムのライブを聞きにいったが、
ライブでもアルバムと同じ完成度で演じきって圧倒されました。ほんとはJazzという狭いジャンルを飛び越えて、もっとメジャーになってもおかしくない人です。
・「これは良いです」
ギターものをいろいろ聴いてみたくて、Amazon.co.jpで売れているというCDの中から適当に何枚か選んでみたCDの中の1つでした。彼らのことはこれっぽっちも知らずに買ったのですが、これは大当たり!! ピアノとフラメンコ・ギターが、何て恰好良くて美しいんでしょう。
3曲目なども好きだけれど、とりわけタイトル曲の「Spain」が素晴らしい。超かっこいいです。何と言うか、胸に来ますね。Bravo, Michel y Tomatito!
・「聴かないと後悔します・・・!」
激しくて、切なくて・・・もう最高です!人の推薦ではなく、自分で選んで買った最大のヒットCDになりました。心が揺さぶられます。聴いてのお楽しみ!
・「真夜中が似合うギターアルバム」
パット・マルティーノ(g)とギル・ゴールドスタイン(elp)の二人による作品。リズム隊がいない分、独特な雰囲気で、真夜中の静謐さをかもし出す。趣味の良い選曲の上で、極太の弦を張り、極厚のピックでバシバシとフレーズを決めるマルティーノ。悪いはずがない。男気溢れるギタープレイであり、マルティーノの人柄は知らないが、寡黙な男が淡々とギターを弾いている姿を思い浮かべてしまう。 ジャズギターが好きな人には必ず押さえておいて欲しい一枚だし、ジャズに興味がなくても、深夜に聴く音楽を探している人にはお薦めである。
・「ギル・ゴールドスタインとの寡黙なデュオアルバム」
弾丸ピッキングギタリスト、パット・マルティーノによる1976年の作品です。マルティーノの作品としては珍しいギル・ゴールドスタイン(エレピ)とのデュオアルバム。
60年代後半から70年代初頭にかけてのマルティーノはバリバリと弾きまくる正確無比な弾丸ピッキングが売り物でしたが、病に倒れる80年直前はどちらかと言うとフュージョン色が色濃い作風に転じていました。そこにきてのこのギターとエレピというシンプルなアルバムは、ギターという楽器がもつ表現力を改めて前面に押し出すとともに、寡黙な作風の中にも確かなリリシズムが全曲ににじみ出ています。
ギターと鍵盤楽器とのデュオというと、ジム・ホール&ビル・エヴァンスやジョン・アバークロンビー&アンディ・ラヴァーンを思い起こしますが、先達のウェットな作風とはまた違った硬派でドライな空気感が堪らない魅力を放っています。ギター好きの人はもちろん、多くのジャズファンにもぜひ聴いてほしい佳作です。
・「作曲家としての藤井郷子」
共にN.Y.地下ジャズシーンで活躍する藤井郷子(P)とマーク・フェルドマン(Vln)のデュオ演奏集。(一部ピアノソロ) 藤井の全作品の中では、最も現代音楽的な資質が表れたものであり、彼女のコンポーザーとしての魅力が素のままに楽しめる。そうした意味では、私の様なジャズ、ポップサイドからの聞き手よりも、日頃から現代音楽を聞き慣れているクラシックファンの方が本作の魅力を的確につかめるのかも知れない。
けれども、時折現れるメロディーは叙情的で美しいし、演奏自体もスリリングで緊張感が終始維持され、私としても充分楽しむことが出来た。
ニューヨーク・タイムスのレヴユワーが「内的冒険心に溢れた」演奏という意味のことを書いている。ここでの二人の演奏者のダイアローグ、藤井のモノローグにそっと耳を傾けることによって、初めてこの意味が理解される。
・「アイリッシュ・フィドル音楽の最高峰!」
名実ともに現代最高のアイリッシュ・フィドルプレイヤーであるマーティン・ヘイズの4枚目のアルバムにあたる。1999年のシアトル・トラクター・タヴァーンでのライヴ録音。前作「The Lonesome Touch」と同様、ギタリスト、デニス・カヒルとのデュオ名義である。
一言でいうと、彼のフィドルは非常に美しい。暗闇にたゆたう一条の光のごときである。それにカヒルのギターがしずかに音を付加してゆく。神秘的ともいえる静けさで音楽は進行してゆくのだが、それにしたがって少しずつ二人の内に秘めた熱情が表面化してくる。30分弱に及ぶ壮絶な2トラック目は、ひとつの音楽の完成形であると感じる。アイリッシュ伝統音楽のファンだけでなく、ヴァイオリンの音楽を愛するひとすべてにお勧めする。
・「マーティン・ヘイズのライブ・アルバム」
最初のトラックをどこかで試聴してすぐに魅了されてしまいました。エレガント(?)で穏やかなフィドルに、さりげなく、少ない音で最高の音楽を作るギター演奏。それに、いろんなところで息がぴったり。すばらしいです。
のんびり聞いても、音楽の世界に浸っても、想像力を刺激させても楽しめます。2トラックは20分以上にわたる演奏で、素晴らしい曲がゆっくり次々と、時に軽快に、時に情感たっぷりに展開します。
・「超絶フィドル&軽快ギターのアンサンブル」
Martin Hayesの超絶フィドルテクニックに圧倒される。フィドルをこれほどまでにリズミカルに演奏するのは素直に驚き。小気味よいギターとのアンサンブルが気持ちよい。ライブだが音質は問題なし。収録時間が45分と短く物足りないので星ひとつマイナス。
・「すばらしきメルドーとメセニーの世界」
メセニーはナンサッチに移行してから。また新しい展開を見せている。二人のコラボは大変色鮮やかで見事と言うしかない。この二人の透徹したコラボは、メセニーのより進化した境地と言えるだろう。4と7での疾走感あふれるプレイはメルドーの卓越したジャズ・スピリッツ溢れるピアノとメセニーのプレイが展開されており、聞く者を唸らせる。メルドー・ファンとメセニー・ファンには十分たのしめる作品となっている。またメルドーのプレイは大変気迫に溢れている。
・「メルドーの凄さを再確認」
2人とも強い世界観をもつ素晴らしいミュージシャンなので、コラボがどうなるのか、かなり期待をしていましたが、見事に溶け合っていますね。
全10曲中7曲がメセニーによる曲で、これらはいつもどおりの(といってもいつでもフレッシュでもある)、メセニー特有の普遍的な心地よさを持つ曲なのですが、メルドー(=新しい感性を持った、ピアノの詩人)はこうしたメセニーの曲のもつ雰囲気を存分にひきたてつつも、自分のサウンドまで十分に表現していて、ライル・メイズとはまた違うベクトルでとんでもなく素晴らしいです。
あとの3曲はメルドーによる作曲ですが、こちらも反対に、メルドーの空気感がいっぱいの中のメセニーの存在感も素晴らしいですね。
個人的には、聴いていると、良い映画を見ている時のような胸の揺らぎが感じられます。
・「輪廻」
このCDを入手してから、ほぼ毎日のように、4曲目の”Ring of Life"を聴いています。それぐらいの衝撃が、もう30年来のPat Metheneyファンである私に走ったのです。このビートは長らくPat自身が封印してきたものであろうし、Mehldauというファンタジスタは若かりし頃のPat自身をピアノの世界で投影したような存在なのでしょう。その結果、今までのPatの組んできたJazz系セッション・アルバムとは全く異なる作品(もっとポップであり、ロックであり、コンテンポラリーです)となっています。私にとっては、カルテットとしてのPatのバンドはこれがベストであり、この1曲が聴けただけでこのCDは十分価値があるものと思えます。タイトルが意味するものは、全ての新しい何かを創造することを志す人々に伝えたいメッセージなのでしょうね。恐らくPat自身にも。MethenyからMehldauへ。
・「これからの季節にはピッタリ」
早速聴きました。パットはもちろんメルドーの歌心にも心打たれました。いいアルバムです。カルテットの2曲もいいですね。このカルテットで来日して欲しいですね。メルドーのピアノは全盛期のビル・エヴァンスを彷彿とさせる情感たっぷりのプレイ…感動です。パットは相変わらず自らのフレーズでグイグイという感じで別世界へと誘ってくれます。ギターシンセも、バリトンギターももう最高です。新たな名作の誕生!
・「秋の夜長に」
ギターとピアノが織り成す調べに酔い痴れることができるCD。 時に清流がほとばしるような、時にしみじみとかたりかけてくるような ・・・そんな音楽。 メセニー節は随所に健在であり、メルドーのピアノも素晴らしい。 これからの季節にお洒落な一時を演出してくれる 一枚だと思う。 ジャズファンの方以外にも是非聞いていただきたい。
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