ピチカートマニア! (詳細)
ピチカート・ファイヴ(アーティスト)
「なぜかいつまでたっても好き」「ポップでキャッチー」「良質」「不思議な魅力」「テクノ+フレンチがお好きな方に」
Pres and Teddy (詳細)
Lester Young - Teddy Wilson Quartet(アーティスト)
「老人の日向ぼっこのような」「VerveそしてGranz」
ベスト・オブ・レッド・ツェッペリン~リマスターズ(完全生産限定スペシャル・プライス) (詳細)
レッド・ツェッペリン(アーティスト)
「再発売CD」「☆世界最高のバンド」「ベスト盤としてはこれかな。」
セロニアス・ヒムセルフ+1 (詳細)
セロニアス・モンク(アーティスト), ジョン・コルトレーン(演奏), ウィルバー・ウェア(演奏)
「モンクの音楽は不協和音だろうか」「モンク芸術のエッセンス」「死ぬ間際に聴きたい音楽」「寒い冬の陽だまりのような、、、内省的で厳しくも、暖かくて深みのあるピアノ」
アウト・トゥ・ランチ (詳細)
エリック・ドルフィー(アーティスト), フレディ・ハバード(演奏), ボビー・ハッチャーソン(演奏), リチャード・デイヴィス(演奏), トニー・ウィリアムス(演奏)
「自由な、あまりに自由な音楽だぞー」「新しい響きを求めて」「時空を越えたモダン・アート。」「音楽って自由でなくちゃ」「刹那の狂気」
Stranded (詳細)
Roxy Music(アーティスト)
「原点」「ヨーロッパ哀歌」「歓迎」「アート、セールス、退廃。すべてが揃ったアルバム」「心を包囲する…サウンド」
ワーク・ソング (詳細)
ナット・アダレイ(アーティスト), ウェス・モンゴメリー(演奏), ボビー・ティモンズ(演奏), サム・ジョーンズ(演奏), ルイ・ヘイズ(演奏), キーター・ベッツ(演奏), パーシー・ヒース(演奏)
「ナットの代表作。ワークソングがいい」「ナットの代表作。ワークソングがいい」「ナットの代表作。ワークソングがいい」「ナットの代表作。ワークソングがいい」
Blade Runner Trilogy [25th Anniversary] (詳細)
Vangelis(作曲), Dick Morrissey(Saxophone), Dimitris Tsakas(Saxophone), Demis Roussos(Vocals), Don Percival(Vocals), Mary Hopkin(Vocals)
「ファン 必買い!素晴らしいCDセット!」「素晴らしい楽曲構成!」「又、出ちゃった…でも、買ってしまうんだろうなァ……。」「なんかへんなものが、おっこちてったぜ」「DISK 2」
In a Sentimental Mood (詳細)
Dr. John(アーティスト)
「New Orleans R&B」
The Rhythm of the Saints (詳細)
Paul Simon(アーティスト)
「アフリカからブラジルへリズムの伝播をたどる旅」「こいつ俺より身長低いのに」「とにかくドラム・パーカッションのすごさを感じて!」「もう思いっきりアフリカンサウンドなアルバム。」
2001: A Space Odyssey - Original Motion Picture Sountrack (1996 Reissue) (詳細)
Aram Khachaturian(作曲), Gyorgy Ligeti(作曲), Spoken Word(作曲), Johann II Strauss(作曲), Richard Strauss(作曲), Clytus Gottwald(指揮), Ernest Bour(指揮), Francis Travis(指揮), Gennady Rozhdestvensky(指揮), György Ligeti(指揮), Herbert von Karajan(指揮), Stuttgart Schola Cantorum(合奏), Bavarian Radio Symphony Orchestra(オーケストラ), Berliner Philharmoniker(オーケストラ), Internationale Musikinstitut Darmstardt(オーケストラ), Leningrad Philharmonic Orchestra(オーケストラ), Rundfunk Orchester des Bayerischen Rundfunk(オーケストラ), Sudwest Orchestra(オーケストラ), Vienna Philharmonic Orchestra(オーケストラ)
「HALと対話気分」「映画未使用テイクやHAL9000の音声も収録」
Portraits of Duke Ellington (詳細)
Joe Pass(アーティスト)
ビトウィーン・ザ・ラインズ~愛の回想録(K2HD/紙ジャケット仕様) (詳細)
ジャニス・イアン(アーティスト)
「17歳の頃、違和感を感じていた人必聴」「ジャニスの最高傑作!」「癒し系音楽の元祖?」「ノスタルジーが心地良い」「良い。」
Retail Therapy (詳細)
T.D.F.(アーティスト)
「覆面ユニットT.D.F・・・その正体は?みんな知ってますよ」
Talking Book (詳細)
Stevie Wonder(アーティスト)
「サンシャイン」「黄金の3部作、第1弾!」「Talking book」「最高作」「このアルバムから始まった・・・・」
ギター・フロム・イパネマ (詳細)
ローリンド・アルメイダ(アーティスト)
「1960年代初頭のボサノヴァ・ブームを創り出した一人です」「ローリンド・アルメイダは、1960年代初頭のボサノヴァ・ブームを創り出した一人です」「さわやかな風を感じる」「古き良き時代のボサノヴァ」「ボサノヴァの「オールデイズ」」
Pride (詳細)
Robert Palmer(アーティスト)
「オリビィア・ニュートン・ジョン♪」「オリビィア・ニュートン・ジョン♪」「素朴なテクノ」「Club,Dance」「YouAreInMySystem は本作収録のバージョンが良いです!」
イタリアン・グラフィティ(紙ジャケット仕様) (詳細)
ニック・デカロ(アーティスト)
「欲しかったこのアルバムがCDとして発売されて」「だまされたと思って」「当代随一の名アレンジャーが自らの解釈を用いて描いたポップ・ワールドの歴史的名盤」「デリケートなシティミュージック」「色褪せない名曲の数々」
Live at the Grand Opera House - Belfast (詳細)
Van Morrison(アーティスト)
MOONLIGHT ISLAND (詳細)
桑名晴子(アーティスト)
「名盤の復刻」「20年以上経っても色褪せない珠玉のカヴァー集。オシャレ!」
ファースト・キッス (詳細)
フェアーグラウンド・アトラクション(アーティスト)
「高校生のときに」「地味ですが、80’sの名盤だと思います!!」
Dinner Music (詳細)
Carla Bley(アーティスト)
「スタッフとの共演」「リズム隊はSTUFFの面子です(^^;」
ルイス・フューレイ (詳細)
ルイス・フューレイ(アーティスト)
「お宝なのです。」
カーニー(紙ジャケット仕様) (詳細)
レオン・ラッセル(アーティスト)
ゴールデン・ピクニックス(紙) (詳細)
四人囃子(アーティスト)
「祝:ペーパースリーヴ仕様・・・「レディヴァイオレッタ」のシングルバージョン収録!!」「やっぱり傑作」
・「なぜかいつまでたっても好き」
とても素人っぽいサウンドなのですが、忘れたころにふと聴きたくなるアルバムです。実はピチカートのアルバムの中ではもっとも記憶に残る1枚かもしれません。細野晴臣氏がベースを弾いてる『アクションペインティング』は隠れた初期の名曲で、POPでポストパンクな小西さんの歌詞も、佐々木麻美子さんのキュートなボーカルも最高です。
・「ポップでキャッチー」
ピチカート・ファイブ2代目のCDです。囁くような透き通った声と、パンチには欠けるけど何故か頭に残るメロディーが重なりあって良い感じです。この不思議な雰囲気がとても好きで、買った当初はこればっかり聴いていました。
・「良質」
佐々木麻美子がヴォーカルだった時代の一枚。後期の自己模倣だらけの縮小再生産経済な小西作品よりも、はるかに出来がよい。ちなみにこのアルバムが好きな人はスパンクハッピーあたりを聴くと良いでしょう。
・「不思議な魅力」
いなたい雰囲気が凄く好きで、何故か何回も聴きたくなる不思議な魅力があると思います。またこの時代背景も好き。
・「テクノ+フレンチがお好きな方に」
ã"ãã«ã¼ãæåæã®12inch Singleã'éããããã¢ã«ãã ãï¼ï¼å¹'çºå£²ããã¤ãã¯æä»£ã¨å'¼ã°ããé ã®ä½å"ã§ãå½"æã®ã¡ã³ãã¼ã¯ä½ã...æ¨éº»ç¾å(Vo)ãå°è¥¿åº·é½ã髿³¢æ...¶å¤ªéãå¾ã«ãã³ãã'çµæããé'¨å®®æ¶¼ã®ï¼"åãå身ã¯é'å¦ã®é³æ¥½ãµã¼ã¯ã«ã ããã§ããï¼ä½è«ã§ãããã"ã®ãµã¼ã¯ã«ã®OBããµã¶ã³ã ããã§ãï¼ãæåæã®ä½é¢¨ã¯ãã¯ãããã-ã«ãã¬ã³ãç³»ã¦ã£ã¹ã'ãªã³ã°ãã¼ã«ã«ã'ä¹-ãããããªå°ç²'ãªä½å"ãé³ç¨ãä¸å®å®ãªã¨ã"ãããã¬ã³ãç³»ã§ã"æå¬ã§ããããã¬ã³ãããã¯ãã好ããªæ-¹ã«ã¯ãå§ãã§ããã"ã®ãã¯ãï¼ãã¬ã³ãã®ä½é¢¨ãè'ã'ãã®ã¯ã"ã®ã¢ã«ãã ã ã'ãã"ã®ã¢ã«ãã ã®ã©ã¹ãã®æ²ã¯ããµã³ã-ã©ã¼ã'é§ä½¿ã-ã¾ã£ãããããªãå°è¥¿åã®æ¬é çºæ®ã®ãããªä½å"ã§ããã¡ãªã¿ã«ããã"ã¥ã¼ã©ã¤ã-ãã¯ã£ã'ããã"ã©ã®åçµæã©ã¤ã-ã®å座ã ã£ãã¨ããã®ã¯æåãªè©!±ãã"ã®ã¢ã«ãã ã¿ã¤ãã«âã"ãã«ã¼ãããã¢âã¯å°è¥¿åã®ãã¼ã¯ã¼ãã¨ãªããã©ã¤ã-ã®ç¬¬ä¸å£°ã¯ã決ã¾ãã®ããã"ãã«ã¼ãããã¢ã®ã¿ãªãã"ãã"ã"ã°ã"ãï¼ã"ãã«ã¼ããã¡ã¤ã-ã§ãï¼ãã¨ãªãã
・「老人の日向ぼっこのような」
もう少し若い頃は、チャーリー・パーカーみたいな「インプロヴィゼイションに命を張ったスリルと興奮」こそがジャズだと思ってた。聴き流せる様な音なんてジャズじゃない、と。でも、本当に豊かな表現って、このレコードのように、聴き流しても耳障りじゃなくある種のムードに浸れ、じっくり聴きこめば聴き込むほど味わい深い・・・そんな音楽なんだなぁと最近はつくづく思うようになってた。それにしても芳醇な演奏。まるであと数年で人生を終えることが判っていて、なおかつ駆け抜けてきた自らの人生を悔いもせずのほほんと振り返る、老人の日向ぼっこのような・・・ほのぼのとした味わいの中にせつなさを感じさせる、特別な「うた」が聴こえてきます。
・「VerveそしてGranz」
50年から60年台のバーブレコードのジャズは、時代のトップアーチストや新進気鋭のメンバーが揃いどれもが素晴らしいでき。このプレス&テディもしかり。プロデューサーのノーマン・グランツのセンスの良さも、カルテットの素晴らしさと同様讃えなければ。
●ベスト・オブ・レッド・ツェッペリン~リマスターズ(完全生産限定スペシャル・プライス)
・「再発売CD」
このツェッペリンリマスターズは何年か前に発売されたCDの価格がお値打ちになったCDらしいです。自分は昔の価格で買ってしまったので・・・ もっと早くこの値段で発売してほしかったです。 曲も価格も最高だとおもいます!!
・「☆世界最高のバンド」
世界最高峰バンドの公式盤ベストである…それだけで十分!
・「ベスト盤としてはこれかな。」
余りにも偉大なバンドなので、非公式CDを含めると、数え切れないほどの盤が出ていますよね。これからも出続けるでしょう。売り手が商業主義に徹していても生粋のサポータがいてコンスタントに売れますから。全く凄いもんです。そもそもこれ位のバンドになると少しだけ聴いてみたいという方も多くいらっしゃるんですね。そういった方にはこのベスト盤がベストなのかなと思います。そもそも一枚に纏めるのは不可能ですから、自然に2枚組みになりまして、その中には概ねどこかで聴いたことのある曲、シングルカットした曲、カバーされた曲等を満載する必要があります。これはそれを見事果たしています。これを出発点にしてはどうでしょう。これを聴いてみて嵌らなければZepとは縁がないのでしょう。嵌った方は例えば、W→U→フィジカル・グラフィティといった順序でも聴き進めて行って下さい。ちなみに、これは一案に過ぎず、以降はご自分のテイストに従って下さい。一度嵌ると全部収集したくなりますから要注意です。
・「モンクの音楽は不協和音だろうか」
1957年4月5・16日、ニューヨークで録音。カバー表紙は『Solo Piano by Thelonious Monk』とあるが、8『Monk's Mood』ではコルトレーンのサックスとウィルバー・ウェアのベースが加わりトリオ演奏となっている。また、ぼくの持つCDには名曲『'Round Midnight』の『in progress』版が入っていて、この名曲の生成過程が分かって非常に興味深い。モンクのソロ・ピアノの最初のアルバムは1954年6月にフランスで吹き込んだヴォーグ盤が存在し、本作はアメリカでのモンク初のソロ作品ということになる。
モンクの音楽を語るときによく使われるのが『モンクの独特の不協和音』という言葉だ。しかしぼくはこの音楽を単に『独特の不協和音』で片付けてしまっていいのか、と疑問に思う。リズムも独特で彼の音楽はむしろ独特の音階という方が正しいのではないだろうか。つまりは一段高いレベルの音楽を独自に構築している、と思える。それはまさにモンクの『言語』と言える世界だ。
つまり『モンク語』を喋るにはソロ・ピアノが最も簡単である。多くのミュージシャンはその『モンク語』に惹かれ、自らの楽器でその世界を語ってみたいと思い、ジャム・セッションをしたと思える。チック・コリアが1981年の『トリオ・ミュージック』の1枚でまるまる取り上げたモンクの世界はモンクの持っているエッセンスを音楽理論的に純粋に抽出したすばらしい作品だが、そういった純粋抽出された『モンク語』を聴いた後でオリジナルを聴くとその感がますます強まる。この音楽はジャズ以上の存在だと思う。
・「モンク芸術のエッセンス」
セロニアス・モンクの最高傑作はというとブリリアント・コーナーズやモンクス・ミュージックといったコンボやオーケストラによる作品が思い浮かぶかも知れない。確かにモンクの総合的な世界への評価という意味ではそれらは重要かつ完成度の高いアルバムだといえよう。しかし、モンクの本質はといえば、ソロではないだろうか。ピアノ・トリオという形式もモダン・ジャズのなかではバッド・パウエルやオスカー・ピーターソンからビル・エバンスにいたるまで幅広く展開し、完全に定着したわけだが、ソロとなるとアート・テイタムという例外はあるが、キース・ジャレットが出るまで、それほど多くのピアニストが好んで演奏していない。それだけソロは表現力と演奏者の世界観が問われるものなのだろう。モンクはそのような意味で稀有なピアニストであり、彼の場合、独自の音楽性を具現化するのに、ソロほど適した形式はないと思われる。パリの四月、ゴースト・オブ・ア・チャンスといったスタンダードや名曲ラウンド・ミッドナイトなどがモンクならではのタイム感覚とハーモニー、メロディラインで展開される。本作はまさにモンク芸術のエッセンスが凝縮されている傑作盤である。
・「死ぬ間際に聴きたい音楽」
april in paris からこのアルバムの世界に引き込まれる。就寝前に聴くと気持ちがすーっと落ち着く。「間」が良いんです。
だから平日の朝とかに聴いちゃいけません(笑)。
・「寒い冬の陽だまりのような、、、内省的で厳しくも、暖かくて深みのあるピアノ」
華麗なテクニックを披露したり気の利いたフレーズに思わず頬が緩んだり
、、、そんなことはほとんどありませんが
ゆったりしたテンポの中で紡ぎ出す一音一音がとても印象的で
複雑な和音と絡み合って
寒い国の静かな大地のような、
独特の包容力を醸し出しているように思えます。
・「自由な、あまりに自由な音楽だぞー」
めったにない完璧なアルバム。個人的には、J・コルトレーンの「至上の愛」、O・コールマンの「ゴールデン・サークルVOL.1」と共に60年代フリー系3大アルバムの一枚。
そしてもっとも自由なアルバム。他の2枚はリーダーのサックスとリズムの主従関係がはっきりしているのに対して、本作はメンバー全員がのびのびと、対等にやりあっている。
さらには色彩感が強烈。バスクラ、フルート、およびアルトを持ち替えるリーダーに、閃光のやうなアクセントを加えるのがハッチャーソンのヴァイブとウィリアムスのドラムス。もちろんデイヴィスのベースとハバードのトランペットも十二分の存在感を示す。
なぜかモノーラルミックスの、このRVGリマスターCDの音質も凄い。オリジナルモノーラルアナログ盤にわずかにおよばないものの、国内盤の紙ジャケのステレオ盤よりははるかに良い音です。買い替える価値は十分にあります。
・「新しい響きを求めて」
当時は前衛ジャズと言ってたかな。メロディを追っかけるのは難しいけど、響きのおもしろさに浸ればよし。当時のジャズメンは「何か新しいサウンドを」「何かおもしろいことはないか」を必死に追求していたのがよくわかります。特にボビー・ハッチャーソンのバイブの響きにそれを感じます。鉄腕アトムの主題歌の出だしのバイブの音を思い出します。ちょっと不安定で何かぞくぞくする音。未来を予感させる音なんですね。よくこのアルバムを「フリーの一歩手前まできた新主流派」とか言われてますが、最初その言葉の意味すらわかりませんでした。響きの新しさにてっきりフリーじゃないの?と思ってました。でも、よく聴くとジャズの典型的な様式、テーマ→アドリブ→テーマを踏まえています。メロディ追いかけにくいと言いましたが結構頭に残ります。うちの奥さんが最後の曲口ずさんでたので「このCDのタイトル昼食中」と教えるとすかさず「こんなんご飯時にかかってると吐くで」言い返されました。確かにランチのBGM向きではありません。ルディ・ヴァン・ゲルダー24ビットリマスターの効果は絶大なので、買うときはRVG盤と確認して買うようにしてください。
・「時空を越えたモダン・アート。」
ジャズに特に興味が無いほうがいいくらい。ジャズという言葉からナイト・クラブ・ミュージックの匂いを想像する人は聞かないほうがいいと思う。
エリック・ドルフィーは完全に自分のオリジナルな「声」と「言葉」を持ったプレーヤーであり、特にこのBlueNoteの作品はジャケットのデザインのちょっとシュールなカッコよさと音楽のカッコよさが見事に一致している。
フリー・ジャズという言葉と一緒に語られることも多いが、過去の時代の鎖を断ち切れないこの言葉とは全然無関係にこの音はモダンであり、アートとして完成している。 ほんのちょっと難しい顔をして海外小説でも読むときにでも。
・「音楽って自由でなくちゃ」
めったにない完璧なアルバム。個人的には、J・コルトレーンの「至上の愛」、O・コールマンの「ゴールデン・サークルVOL.1」と共に60年代フリー系3大アルバムの一枚。
そしてもっとも自由なアルバム。他の2枚はリーダーのサックスとリズムの主従関係がはっきりしているのに対して、本作はメンバー全員がのびのびと、対等にやりあっている。
さらには色彩感が強烈。バスクラ、フルート、およびアルトを持ち替えるリーダーに、閃光のやうなアクセントを加えるのがハッチャーソンのヴァイブとウィリアムスのドラムス。もちろんデイヴィスのベースとハバードのトランペットも十二分の存在感を示す。
・「刹那の狂気」
奇跡のアンサンブル。どいつもこいつもスゴイけど、特にトニーウィリアムスのドラムが、もう。炸裂。爆裂。一瞬の閃光。不意をつかれてハートに突き刺さる。
・「原点」
ロキシー・ミュージックの3枚目のアルバム。ブライアン・イーノの脱退で、エクスペリメンタルな要素は後退。シャンソンのパロディー的な「ヨーロッパ哀歌」に代表される、(後にブライアン・フェリーの代名詞となる)「ダンディー」な雰囲気が全面に出てくることに。1,7など繰り返し演奏される定番曲も登場している、かれらの原点であり、名作のひとつ。
・「ヨーロッパ哀歌」
here as i sit at this empty cafe thinking of youi remember all those moments lost in wonder that we'll never find again........ ヨーロッパ哀歌のフェリーの声は、悲しい。1曲目の「ストリートライフ」で、喧騒の中にいたフェリーは、なんでこんな悲しい歌を歌うのだろう。そして、次の「マザー・オブ・パール」。喧騒から始まり、安らぎに終わるこの曲で、フェリーは何に出会ったのか。 前期ロキシーの中でも、特に素晴らしいアルバム。
・「歓迎」
本盤は2000年ディジタル・リマスター、ジュエル・ケース仕様の再リリース盤である。これは輸入盤であるが、これに対応した日本盤は丁寧な装丁の紙ジャケット盤にてリリースされた。
他のロクシー・アイテム(デヴューから最終オフィシャル・ライヴまで)も同様の装丁にてリリースされた。
ミキシング、各楽器の位相、各プレイヤーの力量、何より勢い、すべてをもってこれがロクシー必殺の最高傑作である、と断言したい。グレイト・ポール・トムプスンのドタドタするドラムスのフィル・インを聞いた段階でそれは確信する。
本日(2007年7月某日)、ついにロクシー・アイテム及びB・フェリー氏ソロ・アイテムの英国オリジナル・アナログ盤仕様を限りなく再現した紙ジャケット仕様の再リリースが発表された。
どうやら帯や内袋も当時のモノを再現するようだ。
特にロクシー関連は既にリリースはされていたが、B・フェリー氏ソロ・アイテムはジュエル・ケース・ディジタル・リマスタリングは輸入盤のみしかなかったので楽しみ。当時、初版限定で紙ジャケット盤もあったにはあったが・・・。
但し、2000年リマスタリング音源をそのまま採用しているので、あの怒涛のドラミングなどはそのまま。少し残念。
2007年9月26日リリース予定。
グラム・ロック華やかりし頃、当時中学生だった私はこのアナログ盤をわざと小脇に抱えて学校へ行ったものだ。同じロック好きの仲間からも全く理解されず、寂しい思いをしたのを思い出す。
涙を拭いながら、店頭へ行こう。
・「アート、セールス、退廃。すべてが揃ったアルバム」
素晴らしいアルバムだ。今のフェリーが奮起してもこのレベルの作品をクリエイトするのは難しいだろう。この時期のフェリーは画期的だ。彼は他のソングライターやヴォーカリストが無視してきたことをあえて強調する。それは男の弱さでもあり、はかなさでもある。そしてヨーロッパのミュージシャンがいくら必死になってもアメリカンポップスやブラックミュージックには勝てないという事も。本作では既にイーノは不在。それゆえフェリーの思想と歌が強調されています。目玉は⑥のソング・フォー・ヨーロッパ、フェリーにとって「敗北」と「悲しさ」は重要なモチーフ。それが最もわかりやすい形で結晶化しています。⑤のセレナーデも彼の気質が顕著に出ています。古臭い日活映画みたいなラブソングをニューウェーブ風のアレンジで歌ってくれます。このギャップが嬉しい。とにかくこれほど「人工的」で「薄っぺら」で「キッチュ」なアルバムは他にはありません。ヨーロッパでは売れました。(73年発表)
・「心を包囲する…サウンド」
お約束どうりに[ROXY]のジャケは官能シリーズですよね、うねる様なフェリーの歌は時に声ではなく思考の波になるようです、決して温かくはない冷たく無表情なサウンドですけど…繰り返して聞いてしまう、危険な香り…それが[ROXYMUSIC]です。
・「ナットの代表作。ワークソングがいい」
弟のキャノンボールがあまりにも有名になったが、これは兄のコルネット奏者ナット・アダレイの代表作。なんと言ってもナット自身の作曲による1曲目のワークソングが聴きどころ。覚えやすい躍動感あふれる名曲だ。ウエス・モンゴメリーはナットを引き立てる脇役に徹している。マット・デニス作曲の「コートにすみれを」もいい。(松本敏之)
・「ナットの代表作。ワークソングがいい」
弟のキャノンボールがあまりにも有名になったが、これは兄のコルネット奏者ナット・アダレイの代表作。なんと言ってもナット自身の作曲による1曲目のワークソングが聴きどころ。覚えやすい躍動感あふれる名曲だ。ウエス・モンゴメリーはナットを引き立てる脇役に徹している。マット・デニス作曲の「コートにすみれを」もいい。(松本敏之)
・「ナットの代表作。ワークソングがいい」
兄のキャノンボールがあまりにも有名になったが、これは弟のコルネット奏者ナット・アダレイの代表作。なんと言ってもナット自身の作曲による表題曲(1曲目)のワークソングが聴きどころ。覚えやすい躍動感あふれる名曲だ。ウエス・モンゴメリーはナットを引き立てる脇役に徹している。マット・デニス作曲の「コートにすみれを」もいい。(松本敏之)
・「ナットの代表作。ワークソングがいい」
兄のキャノンボールがあまりにも有名になったが、これは弟のコルネット奏者ナット・アダレイの代表作。なんと言ってもナット自身の作曲による表題曲(1曲目)のワークソングが聴きどころ。覚えやすい躍動感あふれる名曲だ。ウエス・モンゴメリーはナットを引き立てる脇役に徹している。マット・デニス作曲の「コートにすみれを」もいい。(松本敏之)
●Blade Runner Trilogy [25th Anniversary]
・「ファン 必買い!素晴らしいCDセット!」
ブレードランナーの製作25周年を記念して発売される3枚組!Disc1は従来のサントラをリマスターした高音質版、Disc2は劇中で使用されなかった曲が納められているが、目玉はdisc3でしょう。25年周年のためにヴァンゲリスが新たに書き下ろした2007年版のブレードランナーを聴くことが出来ます!!邦盤は発売する予定はないのが残念ですが、輸入盤が購入できるので安心です。Disc1は従来のサントラの高音質盤ということでしたが、実際に聴いてみると全く別のアルバムのようです。音質がかなり向上されている上に、巧みに編集されているので聴き終わると映画1本を観たような満足感が得られます。Disc2,3では全く新しいブレードランナーの世界が堪能でき涙ものです。25年周年に相応しいアルバムでした。
・「素晴らしい楽曲構成!」
今までリリースされていなかった劇中の、しかもフル尺が海賊版ではなく正規版で楽しめるのが嬉しい。リミックスに関しては賛否両論あるものの、ヴァンゲリスの新境地も垣間見える。もし本編の続編があるのであれば、こういうアプローチになるのであろう。長年ファンを待たしていたヴァンゲリスの解答がココにある。インスパイアで作曲されていようとも、数多くのサウンドトラックを手掛け、ようやく辿り着いた安堵感。巨匠の余裕と無邪気で小粋な「遊び」が楽しい。暫くの間は他のサントラは要らない。
・「又、出ちゃった…でも、買ってしまうんだろうなァ……。」
最も好きなサントラが付録付きで再び登場!といった感じ…。只、カバーのデザインはヴァン・ゲリスの同名タイトルのベストアルバムの様な趣きのデザインのものに替えて欲しかった…。内容は文句無しにおすすめ!!だけどオリジナルのリマスターのみの(付録ナシ)ものも用意するべきだったのでは?……ヴァン・ゲリスのベスト盤か、このサントラかで迷っているなら、こちらを選ぶべきだ!事切れる寸前のロイのセリフが収録されているのもうれしい。…しかし、本編のDVDについても言えるけど、リマスターはこれっきりにしててほしい。
・「なんかへんなものが、おっこちてったぜ」
ブレードランナーのサントラといえば、権利関係のごたごたから、長い間まともな正規盤サントラが出なかったことで有名です。なかなか出ない正規盤を尻目に、これまで様々な海賊盤がリリースされてきました。その中にはOFF-WORLD盤やGONGO盤など、今でもマニアの間で高額で取引されているものもあります。ですから、今回このような形で3枚組みの正規盤が発売されたことはうれしい限りですね。
さて、本サントラですが、1枚目は過去にリリースされた正規盤のリマスターですから、今作品の肝は、これまでの未収録曲を収めた2枚目と、新たにヴァンゲリスが作曲した3枚目、ということになります。個人的には、3枚目の新曲が意外に良いと思いました。ジャジーな「Perfume Exotico」や、神秘的な「Spotkanie Z Matka」が印象的です。他にも、「Piano In An Empty Room」の静かなピアノの音色もいい感じです。特に秀逸なのは「Sweet Solitude」で、雨の休日にグラスを傾けながら聴くと、すごく雰囲気が出ていいですよ。
ただ、正直な所を申しますと、この3枚目はブレードランナーとは切り離して考えたほうがいいかもしれません。あくまで映画のインスパイア曲ですから、合う人・合わない人が出てくると思います。ヴァンゲリスの新作として聴いたほうが、すんなり受け入れられるでしょう。肝心のディスク2枚目についても、マニアが一番期待していたであろう「End Titles」の長尺版は収録されていません。また、「扇の的」「千鳥の曲」などのマニアックな曲も入っていません。パッケージがデジパック仕様というのも好みが分かれると思います。
ですが、今まで海賊盤でしか聴けなかった多くの未収録曲が、高音質の正規盤で聴けることは、素直に喜ぶべきことでしょう。その点では、このサントラは”完全版”ではないにしても、”決定版”として充分に価値のあるものだと思います。
・「DISK 2」
DISK 2はボーナストラック2曲の他は劇中に使用されたスコアが収録されており、これがサントラとしては目玉でしょう。ラストシーン、デッカードがタイレル社を訪れたシーン、目玉工場、デッカードとロイの戦い、タイレル殺害、TEARS IN THE RAIN(ロイの台詞カット)など、これこそサントラという曲が収録されています。
・「New Orleans R&B」
14年前のアルバム。なんとこのアルバム<1>でリッキーリージョーンズとデュエットしててグラミー賞取ったのよね。ややソフィスティケートされすぎなドクタージョンなのよ。なんだかハイソでノーブルなドクタージョン。高層ビルの屋上カクテルラウンジで聞くのがジャストフィットだわ。マテリアルはアメリカン有名スタンダードばかり。ゴージャスなアレンジとギャラの高いミュージシャンばかり集めたの。集めたのはトミーリピューマ。トミーはなんでも『スムーズジャズ』にしてしまう人物なの。なので、『スムーズジャズ』ファンにこのアルバムはおすすめだわ。 10点中7点
・「アフリカからブラジルへリズムの伝播をたどる旅」
ポール・サイモンは、そのキャリアのごく早い時期から様々な音楽ジャンルを融合させようと取り組み、アメリカ音楽のルーツ、さらにはより広い視野をもって人間と深く関わってきた音楽のルーツをたどるような音楽探求を続けてきた。そのサイモンが、前作_Graceland_(1986年)でアフリカ音楽との融合を図ったのち、そのアルバム製作中に「西アフリカの打楽器のリズムは奴隷貿易で連れていかれた黒人たちによって南米に伝わった」という話を聞いて、今度はその伝播のあとをたどり、アフリカとブラジルとそして自身がもともと持っているアメリカの音楽の融合を図ったアルバムが今作である。
中でも最大の聴きものは、1曲目の“The Obvious Child”だろう。冒頭いきなり登場するバイーア地方の何十人もからなるドラム・グループのオロドゥムによる、大迫力のブラジリアン・ドラムに圧倒される。そのほかの曲もよい。2、5、6、8曲目は、熱帯雨林の様々な音を連想させる多種多様なパーカッションが、いかにもブラジルといった感じの雰囲気を作り出している。3曲目は、このアルバムの後一緒にミュージカルを作ることになるノーベル賞作家デレク・ウォルコットとその家族に捧げられている。この曲には前作で大評判となった南アフリカのコーラス・グループのレディスミス・ブラック・マンバーゾも参加している。ゲストといえば、9曲目にはブラジル音楽の大御所ミルトン・ナシメントが参加してサイモンとヴォーカルを分け合ってもいる。また、今回のCDには、このアルバムのアウトテイクで後に限定盤ボックス・セットに収録された“Thelma”がボーナス・トラックとして加えられているのもうれしい。後の“You're the One”の基になったような感じのする変わったリズムの楽しげな曲だ。
・「こいつ俺より身長低いのに」
前作「グレイスランド」では、新たな大衆音楽の可能性の開拓としてのアフリカ音楽へのアプローチを試み、見事に成功させたが、今作ではすっかりアフリカ音楽そのものに染まってしまっているポール・サイモン。しかしやはり彼は器用な人で、アフリカ音楽の持つアクの強さに飲まれず、しっかり自分の音楽として想いを表現している。
1曲目で彼は高らかに歌い上げるではないか。「何故無邪気な子供の心を否定するんだ?」――あらゆる物事への自由なアプローチ。アフリカ音楽をやり、それを発表するという決意とも取れるこのフレーズからは、S&G時代のフォーク路線から、ソロ時代におけるあらゆる音楽への貪欲な挑戦に身を投じる彼の姿が浮かんでくる。
メロディー・コード進行・アレンジともにさすがの凝りようで、やはり天才の名に申し分ない作品。そればかりか自由の意味を世に知らしめた、大変意義のある作品だと思う。
・「とにかくドラム・パーカッションのすごさを感じて!」
前作グレイスランドでは、大胆に南アフリカの音楽を取り込んだポールは、さらに根源的なリズムのルーツを求めてブラジルにまでたどり着いた。こう書くと何かヒット作の2番煎じのようなイメージだが、対象の音楽により深〜くアプローチできたのは、むしろこちらの作品なのではないかな。それほどまでにここでのポールは、ブラジルのリズムに潔く身を委ねている。
アルバムタイトルも『聖者のリズム』とはよく言ったもの。とにかく、冒頭「Obvious Child」を筆頭に聞かれる、ドラム、パーカッション類の迫力といったら!盟友ロイ・ハリーをエンジニアに迎え、現地でのライブ録音にあわせてメロディと歌詞をあてはめて行ったらしい。そう、いつものポールのソングライティングとは異なるアプローチで取り組んだ全10作品は、ロックンロールのリズムだけでは測れない、人間が心地よさを感じ、自然に体がうずくような、根源的なリズムに支配された音世界が楽しめる。世間の評価ではグレイスランドに軍配が挙がるものの、個人的にはこっちの方が好きだなぁ。当時の大所帯のライブはすごかったなぁ・・・。
反面、ポールらしいソングライティングの“冴え”はやや影を潜めており、似たイメージの曲が並んだ印象は否めない。とはいえ、そのマイナスを差し引いても、★5つは譲れない。
・「もう思いっきりアフリカンサウンドなアルバム。」
~80年代の傑作であり、しばらくポール・サイモンの音楽の主軸ともなった「グレイスランド」に続くアフリカン路線第二弾は、前作が主にリズムや曲構成をアフリカン化していたのに対し、徹底的にアフリカン化、リズムやアレンジばかりでなく使われている楽器もアフリカンで、ここまでくると「融合」というより「アフリカン形式そのもの」のポップソング(これはち~~ょっと強調しすぎな表現だが)。曲のインパクトやパワーはマンネリと言うか、ちょっと弱ってきているのは少し残念だが、かなりの力作で、かなりの味わい深さである。とりあえずぶっ続けで3回クレイは聞いてみてほしい。しかし、このテのものが苦手な人や「時の流れに」のシティーポップ調のアレンジこそ素晴らしいという人には、これはちょっと入りにくい作品か~~もしれない。~
●2001: A Space Odyssey - Original Motion Picture Sountrack (1996 Reissue)
・「HALと対話気分」
このCDの最終トラックには映画中のHALの音声が収録されています。my mind is going...とか音声だけ聞くとまたいい感じです。
・「映画未使用テイクやHAL9000の音声も収録」
SF映画の最高峰とも言える作品の サウンドトラック盤。発売元がアメリカ ライノ社だけあって 音質も厚みを増し なによりも未発表テイクとコンピュータHAL9000とのやりとりが 収録されているのが うれしい。個人の好みで言えば「Lux Aeterna」のロング・バージョンが あるのがうれしかった。
●ビトウィーン・ザ・ラインズ~愛の回想録(K2HD/紙ジャケット仕様)
・「17歳の頃、違和感を感じていた人必聴」
ジャニス・イアンと言えば、日本では「ラヴ・イズ・ブラインド」、「岸辺のアルバム」のテーマ曲ということに不幸にしてなってしまっているが、現在も精力的に活動中の彼女の第二期ベストはなんといっても本作品。ポップス史上初とも言える「もてない女の子の内面」を赤裸々に歌った「17歳の頃」を聞くと、現在40代半ばの私でも、いつも17歳の自分の気持ちに引き戻されてしまう。アルバムとしての完成度も高く、それぞれの歌に10代後半に周囲に対して違和感を感じつつ、ものを考えざるを得なかった人たちに共感を呼び起こす。(ちなみに第一期ベストは「ソサエティ・チャイルド」第三期ベストは「リベンジ」)
・「ジャニスの最高傑作!」
全体のトーンも穏やかで、非常に完成度の高いアルバム。室内楽風の響きを全曲に漂わせ、品良くまとまっている。
第1曲の「パーティーが終わったら」からして、このアルバムを最後まで聞きたいと思わせる、穏やかかつさっぱりした曲で、掴みはOKという感じ。彼女の代表作「17才の頃」は、少し内省的過ぎるところもあるが、抑え気味で演奏される金管楽器もとても大人っぽい。一番のお気に入りは「約束事」と表題曲「愛の回想録」。「約束事」は、ライブバーで演奏を聴いているかのようなジャジーな響きに、ハスキーなジャニスの熱唱がよい。曲が一度終わったかのように見せて、最後の1節を歌うあたり、本当によく考えてある。「愛の回想録」は凍てつくようなピアノ伴奏で始まり、本当にシビアな愛の歌という感じ。盛り上がる部分のジャニスの熱唱も凄いし、木管楽器を使って、まるでサーカスのような雰囲気を醸し出していて、曲が悲惨で悲しい内容に終わらせない。曲の終わりに向かってテンポが速くなっていく感じも切迫感があっていい。「置き手紙」のテンポ感、、まるでドラマの1シーンを見ているかのような「冬の部屋」、切々と歌い込まれたジャニスの歌に感動する「思い出の水彩画」、フォークソングのような明るさとハーモニーがまた印象深い「灯りを下さい」と、本当に高水準の歌が連なっている。堂々とアルバムをしめる「愛する人の子守歌」も感動的。前半のゆったりとした4/4拍子、夜の静けさにむけて踊り出していくかのようなワルツのリズムの後半と、辛い内容のアルバムであるにもかかわらず、何かほっとしたような終わりが印象的。
ジャニスのアルバムでは何を置いても持っておくべきアルバムだと思う。
・「癒し系音楽の元祖?」
1970年代に多くの女性シンガーソングライターが現れました。キャロルキング、カーリーサイモン等々、ジャニスイアンは当時、レコード、カセットなど色々なメディアで聴くことができたものでした。しかし今ではほとんど彼女の音楽を探すのが困難になってしまいました。
彼女の奏でる旋律はとても美しく、語りかけるような歌声はひと時の清涼感を与えてくれます。カレン カーペンターと並び癒しの音楽と言えるでしょう。
・「ノスタルジーが心地良い」
なんだか懐かしい香りのする1枚です。時間の流れも少し昔のようにゆったりとしてきます。’セブンティ-ン’は昔深夜のFMラジオから聞こえてきて’だれのこれ?’と書きとめた覚えがあります。デートやドライブ用にテープに編集をした甘い経験をお持ちの大人のあなた! 現代にはない切なさと甘さとそして大人のクールさに惹かれませんか?
・「良い。」
もう本当に全曲が良いです!'75当時は、冬の部屋が一番好きで、17才の頃の良さも分からなかったけれど・・。想い出の水彩画、とても好きな曲の一つです。
・「覆面ユニットT.D.F・・・その正体は?みんな知ってますよ」
1997年リリースの覆面ユニット「トータル・ディスファンクショナリー・ファミリー(いっちゃってる家族)」のアルバム・・・中心人物は元クライミーフィッシャーのサイモンクライミーです(実は知りません)。この人だけでは買いませんが問題はX-SAMPLEなる人物・・・エリッククラプトンとなれば、もう買いです エリッククラプトンがギタリストとしての可能性を追求したアルバムと言っていいでしょう(ジェフベックのユーハッドイットカミングも近いものがありますよね。)6曲目「SEVEN」は結構弾きまくっててカッコいいです。フュージョン色ある曲もあり結構聴きやすいアルバムでした・・・基本的にインストアルバムです
・「サンシャイン」
柔和で甘美なこの曲に耳を澄ませば
どこまでも幸せな気持ちになれる。思わず笑みがこぼれる。
スティーヴィーは僕のサンシャイン。
いや皆のサンシャイン。
・「黄金の3部作、第1弾!」
前作"Music Of My Mind"の制作でシンセサイザー等による独自の創作スタイルを確立し、その経験はStevie自身に大きな自信を与える事になった。そして、前作よりもクオリティと完成度のハードルを高く、そしてより多くの聴衆に受け入れられやすいように大衆性も考慮した今作"Talking Book"こそStevie Wonderのキャリアを語る上で欠かせない名盤だ。このアルバムの成功をきっかけに、この作品と並べて「黄金の3部作」と謳われた"Innervisions"と"Fulfillingness' First Finale"、そして2枚組の大作"Songs in the Key of Life"と立て続けに大成功を収める事となる。そしてStevie Wonderが世界的なトップアーティストとしての地位を確立する事となる。
このアルバムも前作と同じく、Malcolm Cesil、Robert Margouleffの2人とコンビを組みシンセサイザーを主体とする制作となっている。そしてソウルやR&Bという枠を飛び抜けて、様々なジャンルの要素を取り入れた強力なサウンドはこれまでのような黒人聴衆のみだけではなく白人達にも訴えかける力があった。作品に込められたメッセージはより内省的な色を帯びStevie自身の言葉が前面に押し出されている。
何よりもこのアルバムに収録されている楽曲が全てシングルになってもおかしくない位の出来映えで、僕個人的に全ての曲が心に残る大事な楽曲でもある。芸術性と大衆性を丁度良いバランスで配置し、そしてStevieが持つ絶妙なメロディメイクがより作品自身の魅力を深めている。"You Are The Sunshine Of My Life"、"Superstition"のような名曲は彼のキャリアの中でも飛び抜けている。そして究極に美しい"You And I"に、甘酸っぱいセンチメンタルな気持ちにさせられる"Tuesday Heartbreak"や"Blame It On The Sun"。どれを取っても見事な出来でこのアルバム1枚の中で何度も感動させられた。人々の心に残る素晴らしい名盤だと思う。
・「Talking book」
この作品は、スティーヴィーワンダーの代表曲のひとつ「You Are the Sunshine of My Life」から始まる。バラード系の曲の比率が高い。6曲目の「Superstition]は、元はスティーヴィーがジェフベックに曲提供した曲である。ジェフベックはBBAのアルバムのためにこの曲をレコーディングしたが、スティーヴィーがこのアルバムで先にリリースしてしまったため、ジェフベックが怒ったという曰くつきの1曲。そのジェフベックだが、9曲目の「Lookin' for Another Pure Love 」にギターで参加している。ジェフベックもスティーヴィーの音楽が大好きであるため、とても愛に満ちたギターが聴ける。
・「最高作」
この作以降のアルバムから、スティービーはその才能を全開させていますが、結局のところ最もよく出来たのは本作だと思います。この後の『Songs in the Key of Life』(キー・オブ・ザ・ライフ)あたりが技術的にはいちばん熟れているのかもしれませんが、ある意味で演歌チックなスティービー節の世界になり、悪達者な感じは否めません。この『Talking Book』では、良い意味でルーズな拙さのある、固まりかけたプリンのような音が却って彼の非常な才能を示しています。それは生得の官能性溢れる音なのです。
・「このアルバムから始まった・・・・」
まさに、このアルバムから始まりました。スティービーのグラミー賞の獲得が、このアルバム以降、出すもの、出すもの、次々と授賞するまさに黄金伝説の始まりです。ひとつの記念碑的なものでもあるので評価は5つとします。当時の奥さんの事を歌ったサンシャインが一番のお気に入りです。ひとつのスタイルを作ったと言っていい迷信も捨てがたい!初めて聞いた時の驚きは「な、なんだ!」というのが感想でした。今までに聞いた事のないメロディーに打ちのめされました。個人的にはこれ以降の3枚が好きです。大御所となる前のスティービーが良い!本件もお勧め!!!
・「1960年代初頭のボサノヴァ・ブームを創り出した一人です」
私にとって、ローリンド・アルメイダというとレイ・ブラウン、シェリー・マン、バド・シャンクと一緒に70年代中期に人気を集めたウェスト・コーストグループ「LA4」を思い出します。クラシックやサンバの曲をジャズと融合させたオシャレなサウンドのグループでした。
このCDタイトルの有名な「イパネマの娘」では、ローリンド・アルメイダのギターと、ギタリストのジャック・マーシャルの口笛が、いきなり「ボサノヴァ」の世界に誘ってくれます。この軽快さが、「ボサノヴァ」の醍醐味ですね。アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲「イパネマの娘」は、40年経った今でも「ボサノヴァ」の代名詞だと言えましょう。
アルメイダのもともと持っているサンバのリズムが、彼のクラシック・ギターのテクニックに、より色彩を加えています。彼は、後にジャズの世界でも活躍しましたが、スタン・ゲッツ同様、アメリカにおいて、といえると思います。
他に「黒いオルフェ」、「クワイエット・ナイツ・クワイエット・スターズ(原題コルコヴァード)」等、有名な「ボサノヴァ」の曲が収録されていますので、初めての方も気分良く聞いていただけると思います。
このCDは、ローリンド・アルメイダの油の乗りきった47才の頃の演奏ですので、若い方も、「ボサノヴァ」の良さをきっと感じていただけることと思います。また、ゴンチチ・ファンの方は、彼のギターのテクニックも聴いてほしいと思います。疲れた現代人にとっては、「ヒーリング・サウンド」といえましょう。
とても明るい光が室内に入ってくるような気分で聴いています。肩の凝らない音楽っていいですね。
・「ローリンド・アルメイダは、1960年代初頭のボサノヴァ・ブームを創り出した一人です」
ローリンド・アルメイダというとレイ・ブラウン、シェリー・マン、バド・シャンクと一緒に70年代中期に人気を集めたウェスト・コーストグループ「LA4」を思い出します。クラシックやサンバの曲をジャズと融合させたオシャレなサウンドのグループでした。
CDタイトルの有名な「イパネマの娘」では、アルメイダのギターと、ギタリストのジャック・マーシャルの口笛が、いきなり「ボサノヴァ」の世界に誘ってくれます。この軽快さが、「ボサノヴァ」の醍醐味ですね。アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲「イパネマの娘」は、40年経った今でも「ボサノヴァ」の代名詞だと言えましょう。
アルメイダの持っているサンバのリズムが、彼のクラシック・ギターのテクニックに、より色彩を加えています。
他に「黒いオルフェ」、「クワイエット・ナイツ・クワイエット・スターズ(原題コルコヴァード)」等、有名な「ボサノヴァ」の曲が収録されていますので、初めての方も気分良く聞いていただけると思います。
このCDは、アルメイダの油の乗りきった47才の時の演奏ですので、若い方も、「ボサノヴァ」の良さを感じていただけることだと思いますし、ギターのテクニックも聴いてほしいですね。疲れた現代人にとって「ヒーリング・サウンド」といえましょう。
・「さわやかな風を感じる」
1964年の音源ということに驚きます。東京オリンピックがあり、東海道新幹線が開業した年。そんなムカシに、こんなさわやかな音楽が生まれていたというのが驚きです。どこにいても、このアルバムをかけるだけで、涼やかな潮風の吹く海岸に寝ころんでいる気分になれると思います。
でもね、アルメイダのギターは、ジャズプレーヤーと組んたときの方が好きです。ゲッツとの力強い演奏や、LAフォーというユニットの中で緊張感のあるプレイのイメージが強かったので、この演奏はちょっと緩すぎる(^^;;;。
正調ボサノバのファンにはお勧めですが、ウェストコーストジャズで活躍したカッコ良さを求めて聞くと「アレ?」と思うかも。
・「古き良き時代のボサノヴァ」
アルバム「ゲッツ・ジルベルト」の「イパネマの娘」の大ヒットで「柳の下のドジョウ」を狙って作られたのがありありとわかる。この前後に制作された「ゲッツ・アルメイダ」は世紀の名盤で今聴いても、いささかも古びた所を感じないが、このアルバムは売れ線ねらいの「はやり歌」的要素が強すぎる。このアルバムでアルメイダはグラミー賞を得るが、今(2006年)に聴くと、なにやら「なつかしのオールデイズ」を聴いているような陳腐さはぬぐえない。しかし、古き良き時代のボサノヴァではある。(松本敏之)
・「ボサノヴァの「オールデイズ」」
アルバム「ゲッツ・ジルベルト」の「イパネマの娘」の大ヒットで「柳の下のドジョウ」を狙って作られたのがありありとわかる。この前後に制作された「ゲッツ・アルメイダ」は世紀の名盤で今聴いても、いささかも古びた所を感じないが、このアルバムは売れ線ねらいの「はやり歌」的要素が強すぎる。このアルバムでアルメイダはグラミー賞を得るが、今(2006年)に聴くと、なにやら「なつかしのオールデイズ」を聴いているような陳腐さはぬぐえない。しかし、古き良き時代のボサノヴァではある。(松本敏之)
・「オリビィア・ニュートン・ジョン♪」
ロバート・パーマーが死んでしまってもうこの世にいない、というのは事実だとしても不思議だ。ファンクからテクノまで吸収し、あのルパート・ハインを迎えて作られた本作『Pride』や、デュラン・デュランやシックのメンバーと作った『Power Station』を聴いているとそう思う。まるでアンドロイド化したようなアルバム・ジャケットの彼は元気そのものだ。MTV時代の申し子でもあった彼は、『Pride』の中でオリビィア・ニュートン・ジョンの『レッツ・ゲット・フィジカル』のビデオ・クリップに対して『オリビィア・ニュートン・ジョン、君はなんてことしたんだ!』と気持ち良さそうに物申している。(●^o^●)
・「オリビィア・ニュートン・ジョン♪」
ロバート・パーマーが死んでしまってもうこの世にいない、というのは事実だとしても不思議だ。ファンクからテクノまで吸収し、あのルパート・ハインを迎えて作られた本作『Pride』や、デュラン・デュランやシックのメンバーと作った『Power Station』を聴いているとそう思う。まるでアンドロイド化したようなアルバム・ジャケットの彼は元気そのものだ。MTV時代の申し子でもあった彼は、『Pride』の中でオリビィア・ニュートン・ジョンの『レッツ・ゲット・フィジカル』のビデオ・クリップに対して『オリビィア・ニュートン・ジョン、君はなんてことしたんだ!』と気持ち良さそうに物申している。(●^o^●)
・「素朴なテクノ」
ロバートパーマーが本当の意味でのメジャーになる前の作品で、甘いマスクに似合わず、音楽に突き進んでいます。このころのロバートパーマーはテクノミュージックの一員で、特に民族音楽的な要素を含んでいる作品です。特に一曲目のPRIDEと最後のSILVER GUNはそれが顕著です。
PRIDEはまるでミクロネシヤ諸島でテクノをやっている感じで、素朴な中に彼のボーカルがなんともミスマッチ!SILVER GUNは、インドの山奥でテクノをやっている感じで、やはりミスマッチ!その筋の方にはなんとも最高の作品だと思います。
・「Club,Dance」
ご案内させていただきます。1983年もの。がっぽりもうける前のロバートパーマー。この時期まだまだ日本では通受けするミュージシャンでした。でこのアルバムは電子式クラブ、ディスコサウンドを志向していた時期です。なので(5)はデビッドフランクのザ システムのカバーになっています。ですがアレンジもいまいち地味でヒットとはいきませんでした。全体に地味ですが=ねらっていたのは明らかに『シンセダンス、シンセファンク音楽』=それも先端なもの。クール&ザ ギャングのカバー(8)などにも彼の趣味は出ています。ルパートハインの味わいが出た(7)も面白い。とまああやや地味でこれといった決定打となるシングルがなかったのも事実。皮肉やなパーマーのアベレージ作品と言えるかも。ブレイク前のウォーミングアップしているパーマーの姿がここに。本当にコアなパーマーのファンにしかおすすめできないしろもの。 (6点)
・「YouAreInMySystem は本作収録のバージョンが良いです!」
今でも大好きなナンバーJohnny&Maryがヒット中の時に彼の存在を初めて知り、そのナンバーを含む前スタジオ作CluesでGaryNumanとの異色コラボで好きになった程度で大ファンでは無いのですが、そのGaryNumanにかなり影響され、シンセ、ドラムマシン等に熱中してエレクトロにハマっていた頃のRobertPalmerが当方は好きだった。本作は実験的な要素を多く含めつつ完成度が高い80'sテクノ名作の1枚と言っても良いのでは。テクノ好きなら確実にコレクションに加えて欲しい作品です。やはり本作収録のTHE SYSTEMのカバーナンバーYou Are In My Systemが最高です。TheSystemのオリジナルとRPのカバー、どちらが良いは賛否両論みたいですが、個人的にはどちらのバージョンも好き。TheSystemのミニマルでスムーズなノリのバージョンも=味=で、当時としてはあのエレクトロサウンドは最先端でした、TheSystemのオリジナルバージョンを軽いサウンドとか言ってバカにしてはいけません(TheSystemのバージョンは入手が非常に困難です)。さてRPのバージョンですが、聴くのは本作に収録のバージョンで、後のベスト版等に収録のリメイク(ボーカルリテイク)バージョンはダメです。オリジナルのボーカルを本人は気に入らなかったのでリメイクしたらしいですが、いやいや、オリジナルの勢いでやった様な荒っぽいボーカルテイクの方が全然ソウルを感じて良い。分かる人は分かる程度の違いかも知れませんが、彼の1曲をセレクトするとなった場合、当方は確実にYouAreInMySystemで、=本作に収録のボーカルバージョン=と言う事で。RobertPalmerのこのナンバーはいつの時代に聴いても最高にカッコ良いと思っています。R.I.P Robert Palmer
・「欲しかったこのアルバムがCDとして発売されて」
1970年代後半、マイケル フランクスのセカンド-スリーピング ジプシーを購入した頃、FMでニックデカロの曲もかけてくれてエアチェックしました。その後、このアルバムのことは忘れていましたが、3年くらい前にCDショップで検索してもらうと、あったんです、イタリアングラフィティが。
即、予約して、届いたという連絡が来て購入して、家で聞くと懐かしいけれど、今でも良い。マイケルフランクスのArt Of Teaにも参加していたとか。Doobie Brothersのスタピードのストリングスが壮大だったのは、ニックデカロがストリングスを担当していたんですね。
ある人のサイトでニックデカロのことを書いたら、地方のFM曲が夜中に
イタリアングラフィティを流してくれました。
・「だまされたと思って」
ジャケットにだまされないで下さい。中身はAORと言うよりもソフトロックに近いと思います。しっとり、じっくり聞いてください。名作です。
・「当代随一の名アレンジャーが自らの解釈を用いて描いたポップ・ワールドの歴史的名盤」
60年代から70年代にかけてレニー・ワロンカーやトミー・リピューマなどの大物プロデューサーとのコラボレイトで数々のヒットを世に送り出した編曲家/アコーディオニスト、ニック・デカロ。そんな彼が既存のポップソングを用い、自らが消化してきたジャズ、ソウル、ボッサなどのエッセンスを巧く散りばめ、自身のコーラス多重録音という手段で制作されたのが本作。後のAORの源流としてマイルストーン的作品とされているが、それ以上に彼の時代感や編曲法に驚嘆。この作品が無かったら後のポップスシーンに影響があったのではと思わせる程の出来映え。まさにワン&オンリー、不世出である。また、ディヴィッド・Tやバド・シャンクらの好演も聴きどころ。
・「デリケートなシティミュージック」
ジャケットに写るこの風貌である。まさに裏方さんの佇まい。そんな裏方の仕事としては、ロジャーニコルスやハーパービザールのアルバムで素晴らしいアレンジを聴かせてくれた名アレンジャーである。しかし本作では見た目からは想像出来ない甘い歌声にまず驚かされる。歌う楽曲もスティービーワンダー、ジョニミッチェル、トッドラングレン、ランディニューマンなどの隠れた名曲を儚くもはつらつと歌っている。ところどころチェットベイカーのような雰囲気もあり、あのボーカルとトランペットの関係のように、ボーカルとバックにおける対等な関係は、その意味においてAORの先駆的名盤と言われる所以であろうか? 加えてリピューマ、シュミットの三巨頭揃い踏み。まさに70年代A&Mなソフティケイトロック。このシティミュージックに酔いしれて下さい。ところどころ日本のキリンジなんかに似ているところも。彼らが似てるんだけどね。
・「色褪せない名曲の数々」
渋谷系やA&Mにやられていた10数年前、彼の名前は単にアレンジャーとしてしか見ていませんでした。しかし彼の過去のソロアルバムがCD化されると聞き(共同プロデューサーがTOMMY LIPUMAというのも追い風になり)、渋谷系サウンドを期待して(笑)買いに行きました。急いで家に帰って聴いてみると・・・はっきり言って期待を裏切られました。「何かおかしい」と思い、もう一度アルバムを全曲聴いてみると・・・そこには大人のムーディー漂う音楽が散りばめられていました。とってもメロウ。そして耳元でささやくような、優しいデカロの歌声。虜になるのにそう時間はかかりませんでした。
カバー選曲、アレンジとも文句なしです。
彼は生前、数枚のアルバムと山下達郎氏のカバー集を出していますが、どれも素晴らしい出来です。
ニック・デカロで、大人になる事が出来ました(笑)
・「名盤の復刻」
70年代に生まれた名曲群を桑名晴子が敬意を込めてカバーした名盤が長門芳郎監修によるデジタル・リマスタリングを経て復刻した。選曲、AB'sによるアレンジ、演奏、すべて申し分ない出来のカバーアルバムでありキャラメル・ママ~ティン・パン・アレー~ナイアガラ周辺のファンには周知の本作がこのような形で復刻されることはとても喜ばしい。1、2曲目の細野カバーを芳野藤丸と松下誠が交代でアレンジし最後に実兄・桑名正博の名曲「夜の海」もアレンジ違いで並べて締めくくるという構成もAB'sテイスト溢れていて心憎い。まさに日本のAOR、80年代シティ・ポップスの豊穣なる収穫である。
・「20年以上経っても色褪せない珠玉のカヴァー集。オシャレ!」
Originalの発売は1982年。晴子さんは時代のはるか先を行ってたんだな~、今聴いても全く古さを感じさせません。その訳はお兄ちゃんゆずりの唄のうまさと、当時ひっぱりだこだった吉野藤丸氏、松下 誠氏のcoolなギター(なつかしい!)、PARACHUTEの安藤芳彦氏、上田正樹とSouth to Southの中西康晴氏など日本語ロック草創期のそうそうたるメンバーによる演奏がオシャレなアレンジと共に高い完成度を生んでいるからだと思います。“月のあかり”とともに正博お兄ちゃんと下田逸郎氏の名曲“夜の海”の一部を女性歌詞にしたのも正解。長門芳郎氏の詳しいライナーもついてこの価格のお値打ち価格にも好感持てました。お買い得!
・「高校生のときに」
ときめいて初めて自分で買いました。当時のは洋盤しかなかったのですが、今はもう日本盤でてますからこちらをおすすめします。いいものは何年経ってもいいものです。
・「地味ですが、80’sの名盤だと思います!!」
オリジナルアルバム1枚、大ヒット1曲だけを残して解散したフェアーグラウンド・アトラクション。しかしその存在感は、正しく80年代の奇跡といえるのではないでしょうか。名曲「パーフェクト」は、他のどのバンドも真似できない独特のインパクトがあります。そしてパーフェクト収録のこのアルバム「ファースト・キッス」ですが、ボーカルのエディ・リーダーの美声が光る名盤に間違いありません。聴けば聴くほどに味わいが溢れ出す傑作ですね。ジャケも有名で、80’sアルバムジャケの中では上位に入る素晴らしさです。これも80’sコレクター必聴、必携のアルバムなのですよ〜!!
・「スタッフとの共演」
カーラ・ブレイがNYのフュージョン・グループ、スタッフと組んだアルバムで4人の管楽器奏者はカーラ・ブレイ・バンドのメンバー。1976年の作品。特別編成のセッションということからか演奏されているのはカーラ・ブレイのベスト・ソングスという趣で、意外な組み合わせながら内容的にはとても面白く充実したアルバムになっている。カーラ・ブレイの曲はポール・ブレイによる演奏が一番よく知られているのだろうが、ポール・ブレイの理知的で時にフリージャズ的な解釈に比べてここではとてもソウルフル。カーラのメロディ・メイカーぶりが前面に出ている。特にバラード曲ではとてもメロウな演奏を聴かせており普段の彼女の音楽からはちょっと想像するのが難しいほどセクシーだ。ラズウェル・ラッド等管楽器奏者の演奏も素晴らしい。カーラのオルガンとリチャード・ティーのピアノ、エレピとの絡みなど聴いていてゾクゾクする。カーラ・ブレイに近寄り難いコワモテのイメージを持っているひとにはまずこのアルバムをお薦めしたい。
・「リズム隊はSTUFFの面子です(^^;」
C.ブレイ(org、p、vo)がJCOAの仲間を集い、リズム隊にはStuffの面子を召集して創り上げた'77年の作品。Stuffとは何だかまるで方向性が違うように想像していたのですが、R&B的な土壌は両者に共通する部分が多分にあったのでしょう。C.ブレイと聞くだけで、"前衛的"とか"小難しい"と思う私のような者でも、少なくともここではそのような心配(?)は一切無用。C.ブレイのorgも、R.ラッドのtbも凄く耳に馴染みます。それにしても、R.ラッドのtbはいいですね。すっかりハマってしまいました。また、C.デュプリー、E.ゲイルの両氏にもそれぞれギターソロを取っている曲があるのも、Stuff好きには嬉しい限り。#[2]でのソロなど”激渋”です(gはE.ゲイル氏)。#敢えて、"弾きまくっていない"のが良いです。アルバム全体から流れてくる音の気持ち良さ、、、何だか全ての音がセピア色に見えてきそうな、どこか優しく、懐かしさすら覚えます。
・「お宝なのです。」
1975年発表のお宝アルバム。清楚なアレンジと美しいメロディ、切れ味の良い歌詞が見事です。CD化で音が生生しくなってます。ロクシー・ミュージック,ルー・リード,10CC好きな方,いや全ての音楽ファンにこの美しいメロディの一杯入ったアルバムを薦めたいです。いや、本当に只物じゃない名盤なんですよ。
・「祝:ペーパースリーヴ仕様・・・「レディヴァイオレッタ」のシングルバージョン収録!!」
1976年リリースの四人囃子のセカンドアルバム・・・改めて今聴いてみると、この時代にこのようなサウンドを作り出していたのですから、本当驚きです!!帯タタキ引用:「2年間の沈黙を破り、ついに完成された四人囃子の新たなる世界。次々に万華鏡のように繰り広げられる位相の違った世界への47分間のピクニック!」・・・アナログで購入した時は「なんの事でしょ?」と思いましたが(笑)、今回また読み返すと「その通り!!」なんて感じましたね。森園氏のボーカルはかなり線が細いのですが、それがまた魅力的ですし、バンドの演奏もかなり充実している素晴らしい内容です。4曲目「空と海の間」は個人的に大好きな曲で、末松氏のなんともいえない素朴な歌詞が味わい深いです・・・森園氏のギタ??がかっこいい1曲、途中別な曲になってしまうのがこのバンドらしい所。このアルバムの最大の聴きものは、アナログB面1曲目約17分にわたる「泳ぐなネッシー」でしょう・・・プログレッシヴな嗜好がバリバリ炸裂している大作、めまぐるしい音の変化に酔いまくりです(笑)。続くラストを飾る「レディヴァイオレッタ」は美しいメロディラインを持つインストナンバーで名曲・・・森園氏のギターが絶品、今回のCDで音質がさらに良くなっています。この曲のシングルヴァージョンが今回収録されていて、嬉しかったですね・・・正直初めて聴きましたが、時間は勿論ギターアレンジが違っていて凄く新鮮でした!!中村真一から佐久間正英にベーシストがチェンジした事も、重要なアルバム・・・3曲目「なすのちゃ!わんやき」は中村氏の曲で、リコーダーを吹いているのが佐久間氏というのも感慨深いです(この曲何気ないけど、凄い!!)。アナログの良さを丁寧に再現した仕事振りに、拍手を送ります!!日本ロック史に残る大名盤!!!!
・「やっぱり傑作」
ベースが変わったとはいえ、デビューの「一触即発」よりも、ますます曲が素晴らしくなっている気がします。なんていうか、洗練さがより加わった感じ。プログレでもあり、フュージョンでもあるといえます。本当に、リアルタイムで聴いてないのを後悔しています。名曲揃いですが、とりわけ、「レディー バイオレッタ」は超名曲。しかもアレンジの違うアルバムバージョンとシングルバージョンと両方聴けるのは、大歓迎。余談ですが、「日本のロックギタリスト 森園勝敏」では、ライブバージョンが聴け、それも必聴。傑作です。
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