Rock of Ages (詳細)
The Band(アーティスト)
「The Bandの傑作ライブ+素晴らしい未発表音源付き!!」「満腹になれます」「これは、もっと取り上げられてもいいライブではないでしょうか?」「ROCK OF AGES とは」「Rock of All the Ages」
All Things Must Pass (詳細)
George Harrison(アーティスト)
「天才の1つの形がジョージハリソン」「All Things Must Pass.....」「静かなビートル、爆発!」「質・量ともに文句なし!」「ジョージワールド」
Moondance (詳細)
Van Morrison(アーティスト)
「★10個!!」「ムーンダンス」「ロックの名盤14」「最高です、最高です。」「みなさ~ん、最高傑作ですよ~!聴かないと損ですよ~!」
ゼアズ・ノー・プレイス・ライク・アメリカ・トゥデイ・カーティス・メイフィールド 75年作 (詳細)
カーティス・メイフィールド(アーティスト)
「へヴィだね!でもこんなに優しい音もないね」「確かに暗いけど・・・」「100年経っても聴けるでしょう」「無人島に1枚持っていくなら」「鏡のような音楽」
20 Beat Classics (詳細)
Georgie Fame & the Blue Flames(アーティスト)
「定番の編集盤ですが・・・」「イエイエ」「ジョージィの熱く甘いコンパイル盤!」「ナイス・グルーヴ!」「鼻づまり。」
Workingman's Dead (詳細)
Grateful Dead(アーティスト)
「捨て曲無しの名盤」「グレイトフル・デッド・リマスター盤レビュー (5)」
Dr. John's Gumbo (詳細)
Dr. John(アーティスト)
「大名盤」「ニューオリンズの玄関口。」「これで、はまりました。」「素直に心の底から楽しい」「ライブでは大人の雰囲気でした」
Give It Up (詳細)
Bonnie Raitt(アーティスト)
「恥ずかしながら…」「グレイトギターアルバム」「フルーティな名作」「すばらしい!!」「スティールドラムギター」
The Paul Butterfield Blues Band (詳細)
The Paul Butterfield Blues Band(アーティスト)
「ジャケットがいい!!」「最高傑作」「いつまでたってもさめない弁当、その秘密は?」「Paul Butterfield のデビュ-アルバム」「シカゴに生まれて」
My Aim Is True (詳細)
Elvis Costello(アーティスト)
「怒れる若き日のコステロ!」「いいです」「記念すべき1枚目」「いいよなぁやはり」「伝説はここから」
Liege & Lief (詳細)
Fairport Convention(アーティスト)
「英国フォークロックの最高傑作!」「英国音楽の歴史的名盤」「傑作であることを再認識」「英トラッドの傑作!」「フェアポートの名盤でトラディショナル・バラッドを聴く」
Katy Lied (詳細)
Steely Dan(アーティスト)
「中期スティーリー・ダンの最高傑作」「一番良く聴くアルバム」「ケティ嘘つかない」「ベーゼンドルファーに耳を傾けてみたら」「最高傑作かもしれない・・・・」
What's Going on (詳細)
Marvin Gaye(アーティスト)
「ソウル史上最高傑作」「愛の贈り物」「長々と書くつもりはない単純に」「確かなLOVE&PEACE」「至上の名作」
Tapestry (詳細)
Carole King(アーティスト)
「少年の日は遠く」「シンガー・ソングライター・ブームの源になったアルバム」「あなただけのTapestryを…」「名盤は、配信やコピーじゃ意味無いよ。買って飾って眺めて聴くべし。」「時代に寄り添う一枚」
Motown Gold (詳細)
Various Artists(アーティスト)
「音が良いのはいいことだ」
ベリー・ベスト・オブ・アレサ・フランクリン VOL.1(完全生産限定スペシャル・プライス) (詳細)
アレサ・フランクリン(アーティスト)
「ゴスペル+ソウルの真骨頂」
Bringing It All Back Home (詳細)
Bob Dylan(アーティスト)
「ジャケットも最高」「歴史的な意義も高いがそれ以上に楽曲が充実した一つのピークを示すアルバム」「フォークからロックへ」
Innervisions (詳細)
Stevie Wonder(アーティスト)
「ソウルミュージックの金字塔」「神懸かりな作品」「レコードアルバムの最初に購入したものです!」「超えるものを聴いたことがない」「最高」
Live (詳細)
Donny Hathaway(アーティスト)
「脱帽」「良いです!」「D.ハザウェイ、傑作ライブ」
Specials (詳細)
The Specials(アーティスト)
「これを買わない理由がありますか?」「COOL」「This Is 2tone」「スカの時代を象徴する一枚」「永遠の若気のいたり」
ディキシー・チキン(紙ジャケットCD) (詳細)
リトル・フィート(アーティスト)
「最高傑作!」「いきなりのジャケ買いだったが損無し!今でも新しい!」「お薦めします。」「本物志向ロックの名作」「これぞ真のアメリカンバンド」
Better Days (詳細)
The Paul Butterfield Blues Band(アーティスト)
「Top of the White Blues」「ウッドストックの風」「色々ノックアウト」「傑作リマスター盤」「ウイスキーを片手に」
The Beatles (The White Album) (詳細)
The Beatles(アーティスト)
「ホワイトアルバム余話」「これは聴かないと」「代表作とは言えないけど、一番繰り返し聴いていた。ロック<オールジャンル見本集〉」「ビートルズで一番すき」「the ultimate disc」
Fresh (詳細)
Sly & the Family Stone(アーティスト)
「実は大傑作」「古びる事のないリズム」「SLYの中で最高の曲。唯一のリズム。」「"Are you funky?"」「実はこれ別テイク盤でした」
Everybody Knows This Is Nowhere (詳細)
Neil Young & Crazy Horse(アーティスト)
「ニールヤングで一番好きなアルバム」「名曲揃いのセカンド・アルバム」「オリジナル」「我が青春の一枚」「荒馬(クレイジーホース)に初めて乗ったニール」
ロック>フォーク・ソフトロック・AOR>シンガーソングライター
ソウル・R&B>アーティスト別>A-E>Curtis Mayfield
ソウル・R&B>アーティスト別>A-E>Aretha Franklin
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Custom Stores>By Formats>輸入盤>Classic Rock>Folk Rock
Custom Stores>By Formats>LIVE盤>ロック
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Adult Contemporary>Male Vocalists
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Adult Contemporary>Singer-songwriters
・「The Bandの傑作ライブ+素晴らしい未発表音源付き!!」
The Bandの傑作として名高い本作に24ビット・リマスターを施し,音質の改善を図っただけでなく,新しく追加されたDisc2は全て未発表音源という嬉しい再発盤である。Disc1に収められた演奏は既に評価が確立した素晴らしいものであるが,ここでのハイライトはDisc2終盤に収められたBob Dylanとの共演4曲に尽きる。既に本作をオリジナル・フォーマットで所有しているリスナーにも,このDylanとの共演だけで買い替えを薦める。これぞアメリカン・ロックの良心,王道である。
・「満腹になれます」
Disk2の追加や本盤の追加っぷりが凄まじく、聴き応えがある。ディランの「華麗なる復活」でのザ・バンドの演奏は、音が何かヨレヨレのぺナぺナに感じたが、これは腰が据わった感じでいい。ファンが求めているザ・バンド(そしてディラン)の演奏が聴ける。
・「これは、もっと取り上げられてもいいライブではないでしょうか?」
The Bandのライブといえば、彼ら自身のLast Waltzとボブ=ディランとのBefore the Floodが表に出てくるけれど、この彼らのデビュー4年目のライブは、もっと評価されてもいいのではないか? 独特の味があって派手さはないけど、素敵だと思う。
・「ROCK OF AGES とは」
The Band絶頂期の素晴しい瞬間をパッケージングした最高のROCKアルバムのひとつです。オリジナルに忠実かつ腰の据わった彼ららしい力強い唄、演奏は自信に満ち溢れていています。ブラスを導入した彼らの先見性も光ります。特にリマスター版はディランとの競演の歴史的ライブも追加されこのアルバムの位置づけを一層際立たせるものになっています。まさに、タイトルがすべてを表現しています。これはROCKが真の意味でROCKらしかった時代を永遠に教えてくれる彼らからの贈り物です。もっともっと評価されるべきアルバムです。
・「Rock of All the Ages」
かれこれ30年も前の大晦日から元旦にかけてのライブだけれど、何十年たっても良いものは良い。 アメリカは若い国だとアメリカの友人は言うけれど、その若い国が若者の音楽では大きな影響をもっている。ブルース、ゴスペル、R&B ジャズ そして どっしりとしたロックミュージック アメリカンロックミュージックの根っ子は大きく太く重いぞ の1枚
・「天才の1つの形がジョージハリソン」
ロック史に燦然と輝く名盤のリマスターです。オリジナルよりも音の分離が良く、かつてこのアルバムをアナログで聞いて、どっぷりはまった方も再聴の価値アリです。
このアルバムを聞く時に、「元ビートルズの、、、」という前書きは全く必要ありません。このアルバムは、このアルバム自体として高く評価されるべきですし、実際にそのような内容を誇っています。
・「All Things Must Pass.....」
すでに発表から30年が経過したこの作品は、単に元BeatlesのGeorge Harrisonのソロ代表作と言うだけではなく、1960年代末から1970年代初頭にかけて「芸術としてのRock」が盛んだった時代の金字塔の一つとして、時代を代表する傑作だと思います。今改めて聴いてみると、決してPOPではありませんし、特別に優れた楽曲があるわけではないのですが、どの曲も粒ぞろいで演奏に勢いがあり、全体を通して聴いてみたときのトータルなクォリティの高さは尋常ではありません。1960年代末のBeatles末期から1970年代初頭にかけてのGeorgeは、彼の全キャリアを通じて最も冴えまくっていた時期であったようです。Beatlesとして発表され、今やスタンダードである「Something」や「Here Comes The Sun」を発表したのもこの時期ですし、この「All Things Must Pass」もこの時期の作品です。「元Beatlesの」と言う定冠詞を付けないでGeorge Harrisonと言うアーティストを考えてみると、彼は1960年代末期から1970年代初頭と言う時代にマッチした偉大な才能であったのかも知れません。 1970年代のRockが好きな人、あるいはこの時代のRockに興味がある人には、「芸術としてのRock」の傑作として必聴盤です。
またBeatlesのファンで、PaulやJohnのソロ作品は聴いたことがあっても、Georgeのソロ作品はシングルしか聴いたことがないと言う人は、この作品は是非聴くべしです。間違いなくGeorgeに対する見方が変わります。Georgeの他のアルバムはともかく、「All Things Must Pass」だけは、聴かず嫌いでは間違いなく損をしますよ~。
・「静かなビートル、爆発!」
これは、ビートルズの「Let It Be」制作において、「やりたいことの半分も実現できなかった~」二人の男が、そのストレスを一気に解放して爆発させた、ある意味「時代の申し子」的な大傑作です。二人の男・・・ひとりは言う間でもなくジョージ・ハリスン。当時こんなにも曲のストックがあった、というだけでもスゴいが、どの曲も「Something」ばりの完成度。ボーナス収録の「Let It Down」や「Beware Of Darkness」のデモヴァージョンを聴くと、原型の段階で曲がかなり練られているのがわかります。もう一人の男、とはプロデューサーのフィル・スペクター。ポールにはいろいろ言われちゃった彼だけど、このアルバムでは「スタジオフェチ」全開の鬼の仕事ぶり!あの時代、あのタイミングだからこそ、これで良い!
・「質・量ともに文句なし!」
「3枚組みだって?あいつは頭がどうかしちまったんじゃないか?」というのはこのレコードが発売された当時のジョン・レノンの発言ですが、確かに、ビートルズのジョージ・ハリスンしか知らない者にとっては、この「オール・シングス・マスト・パス」の発売は異常な出来事でした。 しかし、このレコードは本当にすばらしい。エリック・クラプトンや、リンゴ・スターなどの友人たちの助けにも支えられて、たくさんの名曲が詰まっています。フィル・スペクターの仕事も特筆すべきものでしょう。 そして私がこのレコードで一番印象に残ったのは、ジョージのボーカリストとしての魅力です。個人的にはポールより好きです。 ぜひ聴いてみてください。ビートルズを解散した後の4人が作ったレコードでは私は本作が一番すばらしいと思います。
・「ジョージワールド」
全曲大好きだけど特にBALLAD OF SIR ...がほんとにいい!この曲歌詞は「それを転がそう」くらいしかいってないけど、こういうちょっと面白くて不思議な歌詞がジョージの魅力のひとつ。ポップなのからロックなのまで様々入ってるから誰でも好きになれると思います。
・「★10個!!」
とにかく名曲「しか」入っていないのがこのアルバムです。ジャズっぽいアレンジがクールな"moon dance"、数々のアーティストがカヴァーした、とろけるようなバラード"crazy love"、ダイナミックなアレンジでライヴの定番曲となった"caravan"・・・。どこを切っても完璧な演奏、完璧なアレンジ、完璧なヴォーカルしか聴こえてきません。
ソウルフルで深みのあるヴァンのヴォーカルとソングライティングはまさに絶品。ロック、ジャズ、ソウルを見事に消化しきった天才に脱帽するほかありません。
・「ムーンダンス」
10年前にロンドンのCD屋で出会ったのが最初でした。何気なく手に取り、帰国後聴いて以来、ファンになりました。30年前のアルバムながら、まったく音褪せてないアルバム。1曲目から10曲目まで、流れるように作り出される音のマジック。そして30年経った今でも「現役」で新作を出しているという驚き。
この人にジャンルなんてないと思わせる1枚です。
・「ロックの名盤14」
心に染み入るアルバムです。ヴァン・モリソンは名前こそ知っていたものの、これまで聴こうとしませんでした。もっと早く聴いていれば良かったと今更ながら後悔です。心を打つ音楽には滅多に出会えないのですが、初めて聴いた時「これだッ!」と思いました。こんな音楽に出会いたくて今までいろいろなアーティストを聴きました。それぞれに良い音楽に出会えたと思います。しかし探していた音楽はこのアルバムにありました。
・「最高です、最高です。」
ゼムを前身バンドに持つヴァンモリソンだが、ゼムの頃は激しいロックンロールが多かったように思う。しかしこのアルバムの中には、激しい曲も優しい曲も、まれに聴ける超傑作も含まれている。ヴァンモリソンは、アメリカ人でもカナダ人でもない。そのヴァンモリソンがこれだけロックというものを作り上げた真実は、とても嬉しいことだ。日本人でロックを語ると臭くなるが、同じようにロック発祥の地で生まれたわけではないヴァンモリソンが、このアルバムを作り上げている事がとにかく凄いのだ。何か混乱めいたことを書いているが、とにかく一度聞いてみて欲しい。とんでもなく飛んでもいい、傑作アルバムであるのだから。
・「みなさ~ん、最高傑作ですよ~!聴かないと損ですよ~!」
とんでもないアルバムですこれは!文字や言葉でも説明できないし何かを表現して相手に勧める手立てがありません。もうただただ聴いて欲しい!それだけのアルバムです。ビートルズやストーンズ、サムクックやオーティス、ディランやクラプトン等のどんな最高傑作と比較しても絶対に引けを取らない全ての音楽の中の「金字塔」です。 この音楽に出会えて良かった!絶対にそう思うアルバムです。ちなみに早くリマスター出ないかな~?ワーナーさん!
●ゼアズ・ノー・プレイス・ライク・アメリカ・トゥデイ・カーティス・メイフィールド 75年作
・「へヴィだね!でもこんなに優しい音もないね」
確か山下達郎も生涯のベストに選んでいた本作。ワウワウギター、引きづるようなシンコペイションに彼のファルセットが乗る一曲目。深刻な社会風刺を孕んだタイトルトラックなどファンキーなカーティスが好きな向きはそっぽを向くのかもしれないけど、「SO IN LOVE」など聴くと生きる希望に満ちてくる。そんな奥深い本当の意味での70年代ブラックミュージックのエルドラドである。聴けば聴くほど深く優しい大傑作
・「確かに暗いけど・・・」
元々いきりたったとこの少ない人だから、ストリングスの彩りや鳴り響くホーンズを削れば、これ程沈鬱な印象を与えてしまうのか?ボーカルやメロディーが暗いという訳ではない。むしろ今まで通りのカーティスだ。ただ動きを極力少なくしルート音を大事にするベースライン、タイトに刻むドラムス、ひかえめかつシャープなホーンズ等のミニマムなバッキングからは、いつもの(いわゆるニューソウルらしい)"華やかさ"や"流麗さ"は感じられない。(1)(4)(6)のようなミッドテンポなファンクマナーの曲に、浮ついたところのない重量感を特に感じる。たしかに暗いトーンでアルバムは統一されているが、演奏者の確かな技量に支えられ、気持ちの良いグルーヴが堪能できる。
・「100年経っても聴けるでしょう」
30年前に発表されて、20年前に初めて聴いて、いまでも年に1、2回聴きます。
LPにはストリングスが入っていないけど、CDのカーティス・ベスト盤でこの中の曲を聴いたら、ストリングスがバンバンで、びっくりした記憶があります。どちらがオリジナルバージョンか知りませんが、ないほうが遙かにいいね。
ドラムの人は誰でしたっけ、名前忘れちゃった。「ハードタイムズ」のスネアの音なんて、神がかってるよね。ビルブラッフォードも、リッチヘイワードも、こんな音出せない。すごい。
完成された音なので、100年経っても聞けるでしょう。教会音楽のように、完結した世界の音楽です。
・「無人島に1枚持っていくなら」
無人島にCDを1枚持っていくなら、マーヴィンのレッツ・ゲット・イット・オン、ホワッツ・ゴーイング・オン、スライのフレッシュ、暴動、そしてカーティスのスーパーフライ、そしてそしてこのアルバム、アメリカ・トゥデイの中からどれにしようと迷うだろう。(迷いに迷った末、「中を取って」プリンスのブラックアルバムに
してしまうかもしれないが・・・(笑))カーティスの個人的ベストで、スーパーフライに比べてバンドっぽい音なのでライブ感もあり、つらいとき、悲しいとき、つい聴いてしまう。激辛の社会派アルバムで、それも被害者当事者の立場を隠さないので感情丸出しだが、それでも、この世はひどいところだけど、
それでも生き抜いて行こうという力強さがある。小さな裏声で、振り絞るように歌うから逆に心に響く。昔のアルバムだけど、今聞きたい。問題は全然解決していないし、我々には希望が必要だからだ。
・「鏡のような音楽」
ピーター・バラカン氏もお勧めしていた一枚。この音楽はゆらゆら揺れる水に反射する光のようだ。限りなく弱々しいが、しかし決して消える事はない。太陽が沈んでも月が姿を現すだろう。確実に存在する光。それは、言い変えれば即ちソウルなのだろうか。
・「定番の編集盤ですが・・・」
アナログ時代から定番の編集盤ですがそろそろEMI時代のしっかりした編集盤を出すべきではないでしょうか。このCDの内容には文句ありませんがこれでは彼の本当の良さの一面しかわかりません。そもそも1stの「R&B from FLAMINGO」が現在聴けないというのが解せません。「レコード・ジャケットは知ってるけど聴いた事無い」という方が多いと思うので発売すればソコソコ売れると思いますが・・・
・「イエイエ」
見目麗しきオリジナルモッズ官房長官ながら、いまだ現役なフェイムさん。なかなか演奏も歌も上手なオルガンの黒グルーブがマトモにカッコいいのがオリジナル黒モッズクオリティ。JBやブッカーT&MG'Sのカバーもあります。カッコいい。
・「ジョージィの熱く甘いコンパイル盤!」
83年に出た編集盤!ほとんどがカバーながら、非常にガッツとソウル溢れる一枚!ブッカーやJBの曲なんかまさに楽しくシェイクしそうな「のり」を産んでいて本当にステキ!
60年代の彼の音源は本当に当時の風景を想像させてくれます。おしゃれmodsの大定番!
・「ナイス・グルーヴ!」
ジョージィ・フェイムのモッド期のベスト盤。一曲目の「イェイェ」からモータウンやノーザン・ソウルのカバー曲まで、、、ジョージィ自らシークエンスしているとあって、演奏はもちろん、選曲が素晴らしい!グルービィ・オルガンにあのシャガレ声(笑)もうでっかい音で踊るしかありません!!
・「鼻づまり。」
10年程前、周囲のMOD達の影響で60年代の音を聴いていた頃、鼻が詰まったような甘ったるい声が気になって余り好まなかったが、久し振りに聴いてみると懐かしさいっぱい。レーベルの都合(?)でファーストアルバムからの選曲がないのは残念だが、このジャジーなR&B、とりあえず買いでしょう。
・「捨て曲無しの名盤」
デッドを有る一面のみで判断するのは困難ですが、単純に楽曲単位で名曲がつまっているこのアルバムは傑作といっていいでしょう。スタジオ作のなかではトップクラスの出来。
・「グレイトフル・デッド・リマスター盤レビュー (5)」
70年6月発売の本作はデッド初のゴールド・ディスクに輝いたヒット作。前作の『ライヴ・デッド』でのインプロヴィゼーション主体の演奏から一転し、ルーツに回帰したようなフォーク、カントリー路線は当時から賛否両論で、そのあまりにもゆるい演奏には批判的な意見も多い。明らかにCSN&Yの影響を感じられる1曲目の「アンクル・ジョンズ・バンド」や、その後のライヴでも定番ライヴ・レパートリーである「ケイシー・ジョーンズ」といった代表曲は必聴だが、残念ながら、他の曲ではライヴでのテンションの高さはあまり感じられない。ボーナス・トラックは、アルバム収録曲のライヴなど7曲収録されているが、注目は、長い間デッドの未レコード化曲として有名な「メイソンズ・チルドレン」のライヴ。隠しトラックとして、アルバム発売当時に流れたラジオCMが入っている。
・「大名盤」
Dr.Johnといえばニューオリンズ、ニューオリンズといえばガンボというわけで、ニューオリンズサウンドの粋がぎゅっとガンボになっているアルバムです。ニューオリンズでは定番演歌みたいな「Iko Iko」もDr.Johnテイストになっています。全曲ノリノリで楽しめるアルバムです。音楽の町ニューオリンズがこの1枚で楽しめる。鬱々してる時なんかには絶対オススメです!
・「ニューオリンズの玄関口。」
熱心な音楽ファンなら当たり前の事かもしれませんが、多くのロック・ファンに「ニューオリンズ」(またはガンボ)を記憶させた功績は多大なるものがあると思います。このアルバムには、古き良き時代の(現代にも受け継がれている!)音楽のキーワードが沢山隠されています。中には、明らかにボ・ガンボスや憂歌団が参考にしたと考えられる曲も含まれていて影響力の大きさを感じずにはいられません。まさに、聖書(バイブル)と呼ぶに相応しい名作です。
・「これで、はまりました。」
小さい頃、ラジオでよく流れていた曲。でも、アーティストも曲名も不明。何年か過ぎて、ラジオの放送履歴がわかるシステムになってから、はじめて、問い合わせて購入したCDです。まず、この独特の声(好きな人と嫌いな人がわかれるかもしれません)と、ピアノのリズムがすっかりと気に入ってしまい、とりあえず、DR.JHONの名前が有ると、買ってしまいます。・・でも、今まで買って損をしたという記憶はありません。
・「素直に心の底から楽しい」
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・「ライブでは大人の雰囲気でした」
軽やかに転がっていくようなリズムは、最後まで楽しい気分に浸らせてくれます。
ぐっと地に足のついた安定感があるのは名うてのミュージシャンだからでしょうか、サウンド作りもとても丁寧な印象です。それでいて押しつけがましくなくリスナーに音楽で心躍らせることの楽しさを伝えてくれるのです。
・「恥ずかしながら…」
最初はそれほど期待もせずに何げなく聴いていたんですが、まず二曲目でグッときて、四曲目で心をギュッと鷲づかみにされ、最後の「Love Has No Pride」を聴き終えた時には、もう完全にボニーに恋してましたね。ピーター・バラカン氏がこの頃のボニーに夢中だったのは知ってたけど、まさか自分もそうなるとは夢にも思ってなかったですね。以前カレン・カーペンターやノラ・ジョーンズを初めて聴いた時にも、一種特別な感動を受けたけど、ボニーにはそれ以上のものを感じました。とにかくその歌声、センス、フィーリングなど全てに参りました。特にバラードは最高ですね。このアルバムにはいい曲が沢山あるし、カラッと仕上がったサウンドも心地好く、一時期はこのCDばかり聴いていて全く飽きなかったですね。そしてもちろん今でも大の愛聴盤です。ため息まじる37分…
・「グレイトギターアルバム」
とにかくグレイトなギターアルバムです。しかしグワングワン轟音でもなく、清涼感あふれる拡がりサウンドでもない。 コリコリです。木の幹。軟骨。音の粒が際立っている。アコースティックもエレクトリックも無駄な残響がいっさいなく、気持ちよく音が途切れる。 レイット自身もウッドストックのギタリスト達も、ギターという楽器の本質を味わいながら弾いてます。
・「フルーティな名作」
あの時代独特の温かみのある録音が心ゆくまで楽しめる作品。「LOVE HAS NO PRIDE」など名曲がいっぱいで、文句無しにボニーの最高傑作でしょう。スライドギターも存分に楽しめる。
・「すばらしい!!」
このアルバムはすべてのロックファンにおすすめです。ボニーはもちろん、脇を固めるミュージシャンたちも並外れている。例えばフリーボの情緒感あるベース、ポール・バターフィールドのスイングするハープ・・・etc。どれをとっても「すばらしい」、のひとこと。
あと、このレコードの質感もたまりません。他のレコードには見られない、すごくいい空気が漂っています。
・「スティールドラムギター」
「スティールドラムギター」と言うヘンテコな記載がライナーにあります。どんな音かは、「9.You Told Me Baby」で聞いて下さい。とにかく名前どおりのキテレツな音で、ジョンホールがピックをギターの弦にはさんで録音したそうです。
●The Paul Butterfield Blues Band
・「ジャケットがいい!!」
「イースト・ウエスト」を買った後、輸入盤でデビュー・アルバムを買った。「イースト・ウエスト」はブルースというより、タイトルの「イースト・ウエスト」におけるマイケル・ブルームフィールドのギターを聞くために買ったのが本当の動機であるが、他のも聞いてみたくなってこれを買った。出だしの「ボーン・イン・シカゴ」からぶっ飛ぶ。後になってブルースブラザーズ2000でも使われているカッコいい曲である。僕のブルースの世界の探訪は白人のブルースバンドから始まった。どちらかといえば、個人的にはこのアルバムがポール・バタフィールド・ブルースバンドのベストだと思っている。この時のポールはサングラスが似合って格好いいです。他の全員の雰囲気もいい感じが出てます。「イースト・ウエスト」でもそうですが、皆さん真面目に揃って写真を撮られて微笑ましい時代です。
・「最高傑作」
これも彼らの最高傑作ではと思います。これまでは「イースト・ウエスト」が彼らの最高傑作と思い、今もそれは代わりがないのですが、今回この1st聞いて、なるほどいろんな雑誌でこのアルバムが最高としているのが分かりました。 とにかく1曲目から凄まじい熱気です。歌、ギター、ハープどれをとっても、もの凄い勢い熱気です。「イースト・ウエスト」の完成度も素晴らしいですが、この1stのこの熱気はただものではありません。 日本盤を待っていたのですが、なかなか出ないので今回この外盤を買ったのですが、こんなに凄いのなら、もっと早くに買っておけばよかったと後悔し切りです。ご同様の方、是非一日も早くこの盤のご購入をお勧めしますよ。
・「いつまでたってもさめない弁当、その秘密は?」
「おおっ教えてくれ洋一くん、なぜこの弁当はいつまでたっても激アツのままなのだ、しかも、こんなに歯ごたえがシャキシャキしたままではないか!」「その秘密はね、味皇さま、素材にあるのさ!しかも、若くてハートのある料理人が、熱い思いのままにその最高の素材を調理して、密封したのさ!100年たっても、この弁当はさめることは無い、しかも、歯ごたえもそのままなのさ!」「う、美味い、ぞおおー!」
・「Paul Butterfield のデビュ-アルバム」
アメリカでは'60年代に入って白人の間で黒人のブル-ズに対する関心が高まりだした。その結晶がこの作品である。このアルバムの発表当時('65年)Paulは弱冠23歳、シカゴ大学の学生だったリ-ドギタリストのMike.Bloomfieldは22歳であった。白人のバンドでこれだけ黒人のシカゴブル-ズに接近したサウンドを出し切ったアルバムは他にないのでは。その理由は2つある。1つは上記の2人を含め、2ndギタ-のElvin.Bishop(オクラホマ出身のシカゴ大学生)、オルガンのMark.Naftalinの両白人もシカゴアンで、体で黒人のシカゴブル-ズを吸収していたこと。もう一つの理由は、これが大きいのだが、Sam Lay(Dr),Jerome Arnold(Ba)という最強の黒人リズムセクションがいたことである。この2人はHowlin'Wolfのバンドメンバ-だった人達である。Paulのハ-モニカはLittle Walterの影響が濃い。また、Mikeのギタ-は、ややジャジ-なところもあるがブル-ズフィ-リングたっぷりの渋いフレ-ズを弾いている。30年以上前に、小生はこのアルバムをきっかけに黒人のブル-ズにはまり込んでいった、個人的にも思いで深い作品なのだが、実際、バンドブル-ズの入門アルバムとして最適なのではないだろうか。ボ-カルが物足りない点で4星にした。しかし彼らの作品中ではこれがベストである。
・「シカゴに生まれて」
彼のプレイに詳しい、ハ-ピストのマウントフジヒコさんにすすめられて購入。リリース当時のライナーを読むと、「ホワイトブルーズの最初の成果」という記述があるが、そのような音楽史的な位置付けは購入当時の吉里爽にはどうでもよかった。マディのベスト盤以外にブルーズそのものにさして免疫がなかった20代前半のバンドマンは、ブルーズのロックにはないかっこよさとディープさをこのアルバムで存分に味わうことができた。
しかし、今にして思えば、シカゴ育ちの白人ブルーズマンが同年代の白人ミュージシャンと Howlin' Wolf のリズムセクションを従えてブルーズバンドを結成し、この名盤を世に残したことの意味は大きかったのではないか。数多の(黒人以外の)アマチュアブルーズマンが、ポール・バターフィールドに羨望と憧憬と嫉妬に近い感情を抱いたことは想像に難くない。
01., 02., は、バンドマン時代に何度も歌った思い出がある。05., も、このヴァージョンで初めて知ったが、ドラマーのサム・レイのヴォーカルがすばらしい。Little Walter の03., エルヴィスの名唱で知られる09.もよい。
オリジナルのリリースから40年が経過した2005年に聴いても、輝きが褪せていない。偉大なハ-ピスト&ブルーズマンポール・バターフィールドのファーストにして至高の名盤だ。ブルーズというジャンルを遠く感じているロックファンに、入門編としておすすめしたい。
・「怒れる若き日のコステロ!」
いや‾、やっぱこれは名盤でしょう。
1977年のロンドンに現れた、ちょっと陰険そうな黒ブチメガネ君ロケンローラー。
そんなダサめのルックスの下に燃える、熱いパンク魂!
しかし彼がそこいらの若僧パンクスと決定的に違っていたのは
ド派手な芸名と深い音楽的造詣、そしてありあまる才能だった…。
素晴らしいソングライティングで描き出す醒めた視点と激しい怒りのテンションは、
発表から30年!経っても十分に強烈だ。
俺は『奇跡の男』 だなんてうそぶいてみても、あの娘とダンスは踊れない。
天使はオレの赤いクツ盗んでくし、昔の彼女にゃバッタリ会っちゃうし、
ファシスト野郎は堂々と街を闊歩してやがる。世の中なんてゼロ以下の価値しかねぇんだ。
TVの探偵ドラマ見ながらキャーキャーゆってるミーハー女を横目で睨みつけ、
口では『オレは怒ってない』とか言いながらも『金は返してもらうぜ』と
『ヘビみたいなカンジ』でからんじゃうコステロ青年(当時24歳)でした。
『労働週間へようこそ』で始まり『世界の終わりを待っている』で終るっていうのも
実にカッコええわな。
・「いいです」
Artistの1stアルバムってその人の個性を最も表していると思っています。とにかく、今でも新鮮な感動を与えます。他のアーティストへの影響も大きかったんではないでしょうか?私はAlison,Red shoesがお気に入りです。
・「記念すべき1枚目」
ここから歴史は始まった!っていうのは大げさでしょうか?1977年発売の名曲が詰まったデビュー盤+ボーナスディスク。名曲Alisonは、美しいメロディと共に切ない別れた恋人に対する思いを赤裸々に語った心に迫る1曲、ちなみに私はホリーコールのこの曲のカバーも大好きです。ライブでは欠かせないWatching the detectives(2002年ライブではMy funny valentineと共に聴けた)、メロディが耳になじむRed Shoes等々聴き応えある曲ばかりです。カントリー調のトーンですが、1曲目から最終曲まで流れよく聴ける1枚です。
なお、ボーナス盤の聴き所は、デビュー前の録音が楽しめるのと、バカラックの名曲のカバー等のライブ盤が聴けるということ。2枚含めてコステロの歌を堪能できる傑作アルバムです。
・「いいよなぁやはり」
いわずと知れたコステロの1st。
パンクやパブロックの文脈で語られることが多かったので、中学生ではじめて聴いたときには正直少し違和感がありましたが、それはコステロの類稀な個性ゆえといったところ。非常に良い作品です。曲が良いし、少し鼻にかかった表現力豊かな声だから、甘い音楽(後年、そういうふうに洗練されていくわけですが)を演ってもはまるのに、シンプルで粗さの残るバンドサウンドをバックに、時に怒鳴ったりする。その立ち位置がオリジナルです。超名曲「アリソン」はその意味でも顕著。甘いけど抑制された品のいい曲、コステロの声、隙間が多いけど暖かい音の結晶が、聴く者にため息をつかせます。
・「伝説はここから」
いまでこそエルヴィス・コステロはバラードを歌う渋いおじさんといった印象を感じるが、彼のアーティストとしての記録はこの My Aim Is True から始まった。今のコステロしか聞いたことのない人には曲の統一感の無さを感じると思う。そんなアルバムの中に収録されている名バラード「Alison」はその後のアルバムを通してでも輝き続けている。
クセの強いアルバムだが、耳から離れないサウンドがスピーカーから流れてくることには間違いなし。
・「英国フォークロックの最高傑作!」
フェアポートの歴史上、最強のラインナップによる、最高の演奏が聴けるアルバムです。前作までのドラマー、マーチンランブルを不慮の事故で失い、残りのメンバーは、フィドラーのデイブスウォーブリック、新ドラマー、デイブマタックスを正式メンバーに迎えました。結果、再出発第一弾は最高の作品となりました。自国のトラッドにはまっていた彼らは、この頃、ザ・バンドの1stミュージックフロムビッグピンクをよく聴いていたそうです。いわばこのアルバムは英国流ミュージックフロムビッグピンクといっていいものです。このアルバムからフィドラーのスワブが大活躍するのですが、私はドラマーのマタックスの貢献が一番大きいと思います。転がるようなスネア(元々ジャズドラマーだったらしい)、信じられないようなベースドラムのパターン、元々無伴奏だったトラッドに対応する変拍子、タメの聴いた的確なリズムキープなど完璧なドラミングを披露しています。後に英国一忙しいセッションドラマーとなっていく彼ですが、最初から唯一無二の素晴らしいドラマーだったわけです。ほとんどがトラッドですが、オリジナルでもスワブとリチャードの共作で「クレイジーマンマイケル」という不朽の名作も生まれました。この曲を天使の歌声サンディーが歌っているのですから、涙ちょちょ切れものです。次作フルハウス同様、誰も超えられない大名盤であります!
・「英国音楽の歴史的名盤」
フェアポート・コンベンションの大傑作アルバム(69年)のリマスター盤。ブリティッシュ・トラッド・フォークを最初にエレクトリック化し、トラッド・ロックを定着させた傑作というだけではなく、英国音楽の歴史の中でも最重要作ともいえる名盤だろう。新しい分野の開拓への挑戦的精神が、サンディ・デニーの歌唱とリチャード・トンプソン、アッシュリー・ハッチングスら黄金ラインナップによる緊張感ある演奏によって、ストイックでいて、かつ情感豊かな美しい音楽へと昇華した決定的瞬間がここに収められている。彼らのオリジナル曲は3曲のみで他はすべてトラッド・ナンバーをロック化したものだが、当時としては新しい音楽との出会いはかなり衝撃的だった(個人的にはキング・クリムゾンの『宮殿』やツェッペリンのファーストなどと同等の意味合いを持っている)。このリマスター盤は、当時のプロデューサーであるジョー・ボイドとメンバーのアッシュリー・ハッチングスの監修のもとリマスタリングされただけあって音質も素晴らしい。ボーナス・トラックは同セッションからの未発表アウトテイク2曲。「Sir Patrick Spens」は次作『Full House』で取り上げられているが、ここではサンディ・デニーがヴォーカルをとったテイクが聞ける。
・「傑作であることを再認識」
某雑誌でブリティッシュ・フォークの特集が組まれており、フェアポートを思い出して久々に聞きましたが、全く古びておらず、現代でも十分に通用する傑作であることを再認識しました。この作品は、デビューから徐々に志向を変化させていったフェアポートが、トラッドを本格的に組み入れて作品を構成し、トラッド・ロックなる分野を確立した一枚です。
デニー、トンプソン、ハッチングス等、最強のラインナップで、収録曲も粒ぞろいですが、ハイライトは、やはりトラッドをアレンジした「マティ・グローヴス」「タム・リン」の2曲でしょう。今回久々に聞いても、デニーの鬼気迫るヴォーカルは圧巻でした。
トラッドというと古い、暗い、小難しいという印象があるかもしれませんが、まず、この作品を聴いてみて欲しいと思います。歌詞の内容などわからなくても十分素晴らしさがわかると思います。
・「英トラッドの傑作!」
Fairport Conventionの4thアルバム。Jefferson AirplaneやJoni Mitchellのような、米フォーク・ロック路線から、英トラッドへと見事に独自のスタイルを完成させた作品。Sandy Dennyのうた、Richard Thompsonのギター、新メンバーDave Swarbrickのフィドルどこをとっても、素晴らしい出来だ!アレンジ、楽曲共、私は、彼らの最高傑作だと感じている。
・「フェアポートの名盤でトラディショナル・バラッドを聴く」
見事なヴォーカルと演奏が美しいほどの緊迫感を生み出し、物語が展開する:ジャネットは禁じられた場所でバラを摘む。すると妖精のタム・リンが現われ、二人は言葉を交わす。父は娘が身ごもったのではと疑うが、彼女はスカートを膝上までたくし上げて恋人の元へと急ぐ。タム・リンは人間に戻る方法を彼女に教え、その夜、結婚指輪を持った彼女は見事タム・リンを救い出す。最後に怒った妖精の女王が言う。「おまえの目をくり抜いて木の目玉にかえておくんだった!」
フェアポートが初めてトラッドを取り上げたのが2ndアルバムだった。そこではまだアコースティック色が強く、また3rdでも1曲取り上げ、本格的にエレクトリック化を試みてはいるが、やはりまだこなれていない感があった。そしてこの4thアルバム。彼らはトラッドのエレクトリック化を見事に成功させた。曲も大半がトラッドになり、その上オリジナルもトラッドと見紛う出来映えで、アルバム全体が極めて完成度の高い仕上がりとなっている。派手さこそないものの、ビートルズの「サージェント・ペッパーズ」を彷彿とさせずにはおかない。実際彼らはこのアルバムで金字塔を打ち建てたのであり、同時に、伝承文化であるトラッドの、今を生きる新しい姿を示したのである。
本作で注目したいのは、本格的なトラディショナル・バラッド(伝承物語唄)が取り上げられている点だ。とりわけ「タム・リン」と「マティ・グローブス」は鳥肌が立つほど素晴らしい。エレクトリック化されている分だけ、かつての英国庶民より感動は大きいかもしれない。
サンディーのヴォーカルは時に勇ましいほど力強く、物語をぐいぐいと引っ張ってゆく。「マティ・グローブス」はこんな物語だ:アーノルド卿の妻は断わるマティを強引にベッドに誘うが、召使いの密告で駆け付けたアーノルド卿にマティは剣で刺し殺され、妻は、キスされるならあなたより死んだマティの方がましと口答えしたばかりに、心臓を刺し貫かれる・・・
・「中期スティーリー・ダンの最高傑作」
前作Pretzel Logicで確立した彼らの方法論をさらに発展させたのがこの作品だ。緩急自在というか縦横無尽というか、とにかく非のうちどころのないポップアルバムに仕上がっている。またボーカリストとしては語られることがあまりないドナルド・フェイゲンだが、注意深く聞いていくとアルバムごとに微妙に表情が違う。おそらくフェイゲンのボーカルが最も粘っこいのがこのアルバムだと思うが、私のような熱心な(救いようのない)ファンにとっては最も官能的なアルバムでもある。ちなみにバックコーラスとしてマイケル・マクドナルドが参加するのはこのアルバムから。
・「一番良く聴くアルバム」
スティーリー・ダンのファンの中には,最初は"Aja"や"Gaucho"から入門し,最後にこのアルバムにたどり着く人も少なくない。このアルバムは,バンド活動期からスタジオミュージシャンを駆使する時代に至るまでの過渡期の作品で,音楽の完成度は"Aja"や"Gaucho"には及ばないかもしれないが,心に響く「何か」を持っている。"Daddy don't live in that New York City"のような小気味良いロックから,ハービー・ハンコックも取り上げたジャズ色の強い佳品"Your Gold Teeth 2"まで幅の広い音楽を魅せるが,何よりも"Doctor Wu"や"Any World"のように,叙情性の強いメロディが最も印象に残る。マイケル・オマーティアンの弾く、ベーゼンドルファーのピアノの音色もすばらしい。
・「ケティ嘘つかない」
最初に言っとくけど、Steely Danはロックだからね! ズージャの人は聴いちゃいけないんだよ。特にこのアルバムは。だってギターはリックだよ! リック・デリンジャー。リック・デリンジャーと言えば、あなた、シルバーのジャンプスーツに手袋してギター弾いてたんだから、そんなギタリストの音を聴いてたら笑われちゃうよ!だから、ズージャの人はAjaからにしてください。お願いします。
ジャケ写が悪すぎて長く陽の目を見ませんでしたが、やっぱり好きな人には判るこの1枚。フェイゲンとベッカーが大人になる前の最後の1枚って感じかな? アルバム全曲、こんなに完成度の高いROCK/POPチューンで埋め尽くされた奇跡のような1枚は、ちょっとありませんぜ旦那。ってなわけで、このアルバムはイコライザーをROCKにして、ボリューム大で聴いてください。聴くほどに気持ちの悪さがクセになる、フェイゲンのヴォーカルとバックコーラスの絡みを堪能していただけます。
・「ベーゼンドルファーに耳を傾けてみたら」
本作の制作に入る前に、フェイゲンとベッカーが、Keyのマイケル・オマーティアンに見立ててもらい、ABCレーベルに買わせたのが、オーストリア製のピアノ、名器ベーゼンドルファー。 *彼らが買ったのは、日本で今買うと1千万円位か・・。リスト、ブラームス、ドヴォルザークも支持したというこのピアノは、彼らも前からレコードでは聞いていた。「Bad Sneakers」「Doctor Wu」でじっくり聞けるけど、こんな楽器をバッキングで使ってしまうというぜいたくさ!有名なスタジオミュージシャンの使い倒しだけでなく、こんな贅沢もしていました。これくらいのワガママがなければ、30年たっても色あせない作品はつくれないよなあ。
・「最高傑作かもしれない・・・・」
自分もそうでしたが、このジャケット故に購入をためらっている人も多いのかも。でもそれは明らかに間違いです!!私がこのアルバムを購入したのは既にAJAまでリリースされている頃でしたが、やっぱり一番最後でした。このジャケット故に・・・・。でもあれから30年ほど経った今、彼らの中で最もよく聞くアルバムがこれです。
無理やり位置づけるとするならプリッツェルロジックとAJAの間といったところでしょうか(ROYAL SCAMはちょっとロック寄りだったので外して)。彼らに関してはどのアルバムも外れは一切ありませんが、特にこのアルバムは楽曲の良さが飛びぬけています。今の彼らのスタイルに脱皮する直前の一瞬の輝きをアルバムにした感じです。
・「ソウル史上最高傑作」
マーヴィン・ゲイの最高傑作はベストセラーとして長く売れ続けているが、今回はとうとうでジタリ・リマスタリングされて破格の価格で再登場。21世紀以降の様々なアルバムと聴き比べても目劣りしない他、アイデアが非常にエヴァーグリーンで全く色あせていないので、古い作品を聴くつもりで聴かなくても充分に楽しめる。長いことモータウンレコードのお抱え作家陣のプロデュースでヒットを連発していた彼だが、今回はセルフプロデュース。ここから魂のマーヴィン・ゲイの快進撃がスタートする。アルバムとしては最後まで一続きになっており、まるで絵巻のようなアルバム。ラストでは再び最初のWHAT'S GOING ONのコーラスが流れ、ループするようになっている。途中もまるでメドレーかMIX CDのような曲の繋がり方が、今でこそ誰もが行っているインタールードを交えた曲の繋がり方の原型とも言える手法だ。70年過ぎにこれをやっていたマーヴィン・ゲイはさすがだ。アレンジはかなり豪華で、沢山のコーラス隊がいるのでゴスペル的で、楽器のバリエーションも非常に多い。自らの多重コーラスも聞き所。やはりこの時代に多重コーラスを取り入れていた点も特筆すべき点だ。今活躍しているシンガー達では手も足も出ないほどのずば抜けた傑作をどうぞ。
・「愛の贈り物」
今年で亡くなって20年、余りにも悲劇的な死を遂げた。マ-ヴィンステ-ジ中にデュエット相手のタミ-テレルの死、身内がベトナムから帰還兵としてベトナムの戦乱の話を聞かされて、其れまで、愛とセックスをテ-マに歌ってたマ-ヴィンが反戦的なメッセ-ジ、環境問題、1曲目のWHAT`S GOING ON 歌詞に 母さん こんなに多くのものが、貴方に涙の雨を降らせるんだね、同胞よ仲間が次々と死んでゆく、だから 今 ここで 愛を降り注ぐ方法を考えよう、6曲目のMERCY MERCY ME トヨタ ラウムCMで流れている名曲--歌詞は、なんて事だろう大地も空も熱で覆われてしまっているんだ、この地に生息する動物達や鳥達は瀕死の状態 何て事だろう 何もかもが昔と変わってしまった。この作品は社会問題に対するマ-ヴィンからの提言全人類的な愛をテ-マにした。音楽史に残る名作です。マ-ヴィンを知らない
人はこの作品から聴く事をお薦めします。
・「長々と書くつもりはない単純に」
慈愛に溢れている。勿論歌詞もそうだがこのアルバムを聴いてると、音からも滲み出てくる様にさえ感じる。言葉では説明できない感覚を是非味わってほしいと思う。
・「確かなLOVE&PEACE」
R&Bの最高峰で、20世紀のポピュラー音楽すら代表するような名盤。発売から35年以上たった今でも古臭さを感じず聴ける。難解な音楽にはあることだが、聴きやすい音楽においては奇跡的な事だと言える。
最近LOVE&PEACEという言葉が大分安っぽくなってしまった気がする。だがこのアルバムはその高尚なメッセージを見事に、かつ真摯に具現化している。ベトナムから帰還した兵士の視点(を想像して)で描かれたという詞は一貫して反戦・人種差別撤廃といった社会問題を扱い、深い愛をもって語りかける。全世界を俯瞰しているかのような印象を受ける。徹底して「強者」の立場から語られていたロックの土壌には熟さないテーマであった。
それだけではない。技術が進んだ現在でも音楽的に古臭くならないのは、当時最先端の録音技術を利用したことと、その完成度の高さに起因する。LPのAB面それぞれでメドレー形式をとっていて、まさに一枚のアルバムとして聴ける。曲はもちろん名曲揃い。特筆すべきは所々で繰り返される1曲目「What's Going On」の一節。本作がコンセプトアルバムであることを示す。最後1分半Repriceのように収録されている一節は、その発想とともに非常に印象的だ。
20世紀の音楽的遺産。そのメッセージとともに深くかみしめたい一枚だ。
・「至上の名作」
この作品は、不滅の傑作です。繊細な感覚が精巧な音作りの中に昇華されている魂の一枚です。これを聞かねば、ブラックミュージックは語れません。いやいや、ブラックミュージックという範疇に留まらない音楽史上の金字塔たる作品といえます。
・「少年の日は遠く」
16歳、高1の時だから32年前になる。確か初めて買った洋楽(なつかしい響きの言葉)のLP(これも)である。購入したきっかけは、いまでははっきり覚えていない。
とにかくアナログのLPをターンテーブルにおいた日から、半年ほどにわたって、毎日欠かさず聴いた。何度も何度も繰り返し針を乗せ、歌詞もほぼ暗記してしまうほどだった。犬の散歩をしながら、いろんな歌を次々と口ずさんだ。「You've Got A Friend」「So Far Away」「Natural Woman」「Way Over Yonder」「Home Again」あたりがお気に入りだった。
洋楽の聴き始めのころ、ビートルズでもプレスリーでもなく、キャロル・キングだけがなぜこんなにも深く心に滲みたのか。それは今もわからない。
ただ過剰な自意識を抱えていた少年には、キャロルは世界への一筋の通路だった。冬の後には春が来る。恋が終わっても人生は続く。人は人と関わってしか生きていけない。「どんなに不器用でも、不細工でも」。このアルバムを聴きながら、そんなことをとりとめもなく、しかし真摯に考えていたのである。それはやっぱり説明しにくいことだけれども……。
とまれ、厚顔に生き恥をさらしてきたオヤジは、今でも年に何度かこのアルバムを聴く。時折、犬に引っ張られて手のひらに鎖がくい込む感覚が甦ってくるが、もはや少年の日のように口ずさむことはない。ただ、杯を傾けて、酔いに身をまかせるばかりである。
長い時が過ぎた―。しかし、キャロル・キングはここにいる。多くの若いリスナーを獲得しながら……。そのことをオールドファンは静かに喜びたい。
・「シンガー・ソングライター・ブームの源になったアルバム」
71年発表の2nd。彼女の代表作であるばかりか、70年代初頭のシンガー・ソングライター・ブームの源になった重要アルバムであり、当然ながら70年代のアルバムとしても絶対にはずす事の出来ないアルバムである。特に日本の音楽シーンには絶大な影響力を与えており、フォークやニュー・ミュージックと呼ばれる一連のシーンにおいて彼女の影響を受けていない者はほとんど皆無だと思う。個人的には彼女の持つ「孤独感」のようなものが苦手であまり聞く事はないが、それだけにごく稀に聞くこの作品は新鮮でその素晴しさはヒシヒシと伝わってくる。名曲しか入っていないが、特に好きなのは1.と3.。これらを聞くと後のシティ・ポップスは彼女が提示したものだと言うことが良く分かる。9.での彼とすぐ分かるジェイムス・テイラーのコーラスも素晴しい。全体的にも土臭さを全く感じさせない、また洗練されていながらも、され過ぎない微妙なラインがこの人の魅力であり、個性。文句無しの一枚なのでベスト盤を買うよりもこちらがお薦めです。
・「あなただけのTapestryを…」
ふと疲れた時…何かにもたれかかりたくなった時…そんな時に思わず聴きたくなる優しい香りに満ちた傑作だと思う。しかし、これは決してエンヤの作品から伝わってくるような神々しい大陸的煌めきを放つヒーリング・ミュージック然とした癒しではない。もっと臨場感のある…手にとって伝わる…そんな身近な癒しではないかと思う。何というか、意識して聴き込む類の作品ではなく、自然と聴きたくなる…もっと言えば、それだけキャロル自身が聴かせる作品…そんな気品と魅力を放ち続けている作品だと言える。本作に収録された曲は、リスナー一人一人のTapestryを紡ぐために与えられた素材であり、それらはリスナーの数だけTapestryなり物語なりを彩ってきたはずである。それが、本作が今日まで愛され続けている一番の原因ではないだろうか…。派手派手しさや喧噪とは無縁の佇まいの響きが、リスナーに寄り添っているような安心感を与えてくれるような気もする。7・9・12など、他人に提供しヒットした曲が多く収録されているから名作なのは当然という見方もあるだろうが、ハッキリ言って本作には無駄な曲・埋め合わせ的な曲は全くない。それらの曲だけで判断・納得してしまうのは大きな損失だというのは、2.3.4.11あたりを聴けば明らかだろう。誤解を恐れず言わせてもらえば、幾多の名作アルバムがあるが、本作ほど密度の濃い作品は、そう簡単に出会えるものではないとも言える。正直な話、本作からキャロルに入ると、他のキャロルの作品でも物足りない…そう言っても過言ではない別格の作品だとも思うからだ。今日もこの不朽の名作を耳にした誰かが、また一つどこかで新たなTapestryを織りあげた…そんないつでも寄り添ってくれる優しい色の心の生糸を運んでもらう次の人は、あなたかもしれない。そこから、あなただけのTapestryが生まれるはず…It's not too late…。
・「名盤は、配信やコピーじゃ意味無いよ。買って飾って眺めて聴くべし。」
名盤として語り継がれているので、ジャケット自体に風格があります。これを部屋に飾っておけば、オンナノコが部屋に来ても「あらキャロル」ってなもんです。悪い印象には絶対ならない。鉄板です。そんな不純な動機で入ったとしても、中身ももちろん名盤にふさわしい内容。音は楽器の音がちゃんと聴こえる古き良き70年代で、今でもCMやカバーで使用されるので聴いた事のある曲がいっぱい。聴きやすいし、味わいも深い。もちろん歌詞は英語なので分かりませんが、タイトルと曲自体で訴えかけてきます。だから最後は「ナチュラルウーマン」で終わるべき。捨て曲無しのこの名盤になんでボーナストラックをつけるのか、残念です。
それでもこの名盤は買って持っておくべき。趣味の欄に「音楽鑑賞」と書いた事のある人は、おさえとかなダメでしょう。女性ポップスというジャンルがあるとすれば最高峰だと思います。
・「時代に寄り添う一枚」
いつ聴いても力強いキャロルキングの歌声が心に沁みる一枚。60年代から走り続け、そしてこのフォロワーが作ろうとも作れない名曲いっぱいのアルバムを作る。彼女が一つのジャンルを作ったとも言える最高傑作です。1曲目から最後まで、何回も何回も聴くほどに味が出てくる作品です。
・「音が良いのはいいことだ」
これまた星の数ほどある60年代のMOTOWNのオムニバス盤ですが、これはお買い得!なぜなら音質がすばらしい。「MY GIRL」「TRACKS OF MY TEARS」「I CAN'T HELP MYSELF」などの超有名曲の数々がモノーラルミックスで収録されていて、しかも音がブ厚くて聴き応え十分。さらにヴォーカルやコーラスのミックスがステレオ盤とは微妙に違っていて、実に興味深い。
難を言うと、曲に関するデータが少なすぎるのと(ライノを見習えよ)ひとつのグループの曲が多すぎること(シュープリームスやフォートップス)かな。
それを補って余りあるのが音質。バックのファンキーかつヒップな伴奏も、従来のディスクにくらべると、生々しく感じられます。とくにジェームズ・ジェマーソンのフェンダーベースがビンビンです!!この点からも初心者のみならず、年季を積んだMOTOWNマニアにもおすすめ。
それにしてもこれほどヒット曲が多くて影響力のあるレーベルにもかかわらず、国内盤のリリース状況がお寒いのはなぜなんだろう。
●ベリー・ベスト・オブ・アレサ・フランクリン VOL.1(完全生産限定スペシャル・プライス)
・「ゴスペル+ソウルの真骨頂」
「安い」の一語に尽きますね。ゴスペルにルーツをもつアレサの歌唱が各楽曲にすばらしい緊張を生んでいます。また、編曲も、すばらしい。1(オーティス・レディング)、13(ザ・バンド)、14(ビートルズ)などの同時代の超有名曲も、歌詞やタイトルを確認しないとカヴァーとはわからないほどに、ゴスペル・ソウル風に編曲されています。編曲自体も、同じソウルの大物の曲でも、サム・クック、オーティス・レディングというソウルの創成期の大物の曲の編曲は、あまりに古めかしすぎに感じられることもあるのに対して、アレサの場合、現在聴いても、あまり違和感はないです。
・「ジャケットも最高」
ディランがバンドをつけてロックをやりだした一枚目の本作。激しく始まるアルバム冒頭"Subterranean Homesick Blues"自身のツアー映画でも鋭く言葉を投げつけるかの如く歌われる有名なこの曲はラップの原点の様でもあります。その他にも現在ではロックのマスターピースと呼べる曲が詰まっていますが、冒頭と対比をなすかのような"Love Minus Zero/No limits"の美しさは本当にうっとりさせられます。ディラン初期フォークロック入門盤に是非お勧めです。
・「歴史的な意義も高いがそれ以上に楽曲が充実した一つのピークを示すアルバム」
65年発表の5作目。このアルバムはファンのみならず別格の作品だろう。ディランがフォーク・ロックというスタイルを完成させたアルバムであり、これすなわちフォーク・ロックというスタイルが初めて完成された歴史的な瞬間であり、その点だけでもロック史における重要盤であることは言うまでもない。しかしながらそんなことは無視してかまわないほどこのアルバムには良い曲が詰まっている。この時代のディランは曲作りという点でも凄すぎるのだ。前半がフォーク・ロックのスタイルで後半が従来のフォーク調の曲が中心となっているが、通して聴いても全く違和感はない。1.は多数のカヴァーを生むディランの代表曲の一つ。8.も代表曲であり、ファン以外の人にも人気の高い曲である。ディランはこのフォーク・ロックという新しいスタイルをニューポート・フォーク・フェスティバルで披露したが、観客に全く受け入れられずに楽屋へひっこんだ。そして涙ながらに歌ったのが、11.である。個人的にもこのアルバムはディランの作品の中でももっとも愛聴しているものであり、ついつい聴いてしまう類いのものである。それはやっぱり8.の普遍的な魅力のためなのだろうか?60年代の空気がギッシリ詰まった埃っぽい乾いた音も魅力である。
・「フォークからロックへ」
よく言われる事ですがフォークシンガーからロックへの歩み寄りが積極的になった作品。曲毎の出来も充実しており且つバラエティ豊か。アルバム全体のバランスとしてはキャリア中最高峰と言っても過言ではない。特に後半のたたみかけるようなフォークナンバー#8「Mr. Tambourine Man」#9「Gates of Eden」#10「It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding)」#11「It's All Over Now, Baby Blue」の流れは素晴らしい。当時の保守層(フォークファン)がロックへの転換をはかったディランをボロクソに貶した気持ちも解らんでもないなぁと・・・。
・「ソウルミュージックの金字塔」
リトル・ステイーヴィーと呼ばれていた少年が、前作「迷信」で一気に”ビッグ”となり、今度は”神”に近いところまで行ってしまった、時代やジャンルを超えた傑作。⑤はマイケル・マクドナルドが、⑦はバーブラ・ストライザンドがカバー。(他のアルバムからは「迷信」のBBA、「AS」のジョージ・マイケル&メアリー・J・ブライジ、等々あげればキリがない)彼は弦楽器意外は何でもこなしますが、曲によっての適材適所な人選はさすが。②のDean Praks、David"T"WakerのE・ギター&A・ギターのコンビネーション、⑨ではWillie WeeksのBでのナチュラルなグルーブ。でも、なんといっても名機Arpでの絶妙な上モノ、moogの超有名ベースラインは必聴モノ(1音ずつしか出なかった当時のシンセは、なにせ音が太く、存在感がある)。アメリカのヒットチャートはラップ全盛。でも、ここに歌われている普通の黒人の生活の厳しさは、貧富の差が年々大きくなるこの国では、かえって悪くなっているのではないだろうか。聞く度にそう考えさせられる。
・「神懸かりな作品」
Stevie Wonderの最高傑作とも言われる作品。前作"Talking Book"にて成功を得た彼が相当ストイックな環境と覚悟で制作に臨んだ事が音源を通しても伝わってくる。実際この時のStevieは自分自身を世間から隔離した環境の中で、眠るのも惜しいと言うほど音楽漬けの生活を送っていたという。"Talking Book"というアルバムは全ての曲自身が輝きを放ち、尚且つポップセンスに溢れた作品であった。それに代わって今作の"Innervisions"は勿論1曲1曲のクオリティも素晴らしいが、アルバムトータルで見てコンセプチュアルで一貫した輝きに満ちている。曲やアルバムの完成度の高さ、そしてStevieのスピリチュアルなメッセージ。ジャンルの枠に捕われない沢山の音楽の要素が1枚に凝縮した密度の濃い作品だ。
作品全体にピンと張り詰めたような空気が漂い、フィジカルな強さから生み出されるタイトなリズムと破壊力のあるサウンドが洪水の様に押し寄せてくる。そのサウンドは中毒性のある快感に満ちたサウンド。そして極めつけはセンチメンタル溢れる世にも美しい楽曲が上手くその間に落ち着き、アルバムにスピリチュアルで神聖な空気を醸し出している。オープニングから強烈な緊張感の溢れる"Too High"。静謐で神秘的なバラード"Visions"。ファンキーだけれど何処か危険な香りが漂う"Living For The City"。心の琴線に触れるような優しいサウンドが溢れる"Golden Lady"。全てのリスナーをハイにしてしまう"Higher Ground"。この流れは正直度肝を抜かれてしまう。
僕はStevie Wonderの数多くの曲の中で、このアルバム収録の"Golden Lady"が一番のお気に入り。何故かこの曲を聴くと自分の淡い思い出とリンクして切なくなってしまう。気だるいシンセサイザーの音が心の柔らかい部分を突いてくる。
・「レコードアルバムの最初に購入したものです!」
名前は、知っていたのですが、このアルバムが発売され、ラジオの特集を聞いて、レコード店にすぐに行き、購入したのがこれです。どの曲も良く、特に、彼が吹くハーモニカはなんとも言えずカッコ良く!自分で曲を書き、演奏もする、限りない才能と可能性を感じました。個人的に好きなのは、TOO HIGH、GOLDEN LADY、DON'T YOU WORRY 'BOUT A THING、HE'S MISSTRA KNOW-IT-ALLが大好きです。前作(TALKING BOOK)からの3作が私にとって、スティービーの最も好きな時期の作品達であり、その中でも本作は最高傑作だと思います。購入して20年以上経つ、今もその思いは普遍です。彼のアルバムを一枚と言われると間違いなく、これです。お勧めします。賞味期限は永久です!!
・「超えるものを聴いたことがない」
70年代の彼にはおそらく現世の音楽ファンのために過去の偉人が摂り付いているに違いない。先日のライブではいきなりToo HighからスタートしHigher Groundまでメドレーで生演奏を聴かせてくれた。20年以上何千回このアルバムを聴いてきたものとしては言葉にならぬ感動であった。当時スティービーはほとんど寝ることもなく数ヶ月このアルバム製作に没頭したという。しかも完成直後味覚を失う大事故に遭う。暗示的スピリチュアルな曲がメドレーで歌われている。前作および後の2作もすばらしいが他のアーティストの作品も含めアルバムとしてこれを超えるものを聴いたことがない。POP,POCK,R&Bに興味のあるあらゆる人に聴いてほしい20世紀の遺産である。
・「最高」
「Too High」でいきなりこのアルバム世界に引きづりこまれて、以降「Visions」から「Living for the city」、「Golden lady」に流れるあたりに感動し、録音はとても30年以上前のものとは思えません。これからも永久に聴き続けられていく作品であることに間違いありません。
●Live
・「脱帽」
ただただ素晴らしいの一言。
ソウルと言えばせいぜいStevie Wonderくらいしか聴かなかった自分を、たった一度の試聴で振り向かせたこの声は、いったい何なのだ?と常々思う。稚拙ながら2つだけ答えが出た。1、天才的に歌がうまいこと。2、歌は完全にダニーのものであること。つくられた歌を歌っている気がしない。詞の一節一節を、その時々に、毎回誠実に生み出している。だから彼の喉から発せられる歌は、いつも真実。そういう感じ。
しかし、そういう歌い方(=生き方?)って、とても大変なことに違いない。彼が早くに逝ってしまったというのが、そのピュアな印象から、なんとなく納得できた。
それにしても、観客もまるごと取り込んでアルバムが完成しているのが驚異的であり、またいかにも誠実だ。
・「良いです!」
ドニーのほぼ絶好調の頃のライブです。まだ深刻になり過ぎない、純粋に音楽を聴かそうとしていた頃のものなので、ソウル、R&Bのこの頃のライブ盤としても相当の完成度かと思います。とにかく生々しい音で臨場感があり、オーディエンスとの一体感も良く感じられます。加えて、私の大好きなベース、ウィリー・ウィークスとギターのフィル・アップチャーチの見事なグルーヴが空気を支配している感じが良く伝わり、身を任せることができる音になっています。マーヴィン・ゲイ、キャロル・キングのカヴァーまで飛び出し、リラックスした雰囲気です。70年代ブラックでは避けて通れない完成度、充実度です!
・「D.ハザウェイ、傑作ライブ」
S.ワンダー、M.ゲイ、R.フラック etc.. 70s初頭辺りから起こったニュー・ソウル・ムーヴメントでは、これらアーティスト以外にも多くの有能なアーティストが輩出された訳ですが、D.ハザウェイ(vo、p、el-p、org)も大きく扱われる一人。本作('71年作)は多くの音楽ファンが口を揃える傑作。ソウルのライブと聞くと、熱気ムンムン・汗ダラダラという典型的なイメージがあるのですが、ここにあるのは−確かに熱を帯びた声援はありますが−非常にクール&スマートなイメージです。#盛り上がっていない、という意味ではありません。誤解なきようm(_ _)m万人の耳に馴染む[1]や[4]があるかと思えば、[2]に代表されるようなフツフツと湧きあがるメッセージとそれを表現する長めのインスト・プレイなど、正に新しいソウルのイメージを体感できる作品に仕上がっていると思います。実際には[1]-[4]、[5]-[8]は別ライブ/別メンバーによるものですが、細かな点に気を取られるより、全体を通じてその"クールな熱気"を味わってみてください。とか何とか言いつつ、個人的にはギタリスト・フリークなので(^^;、前半(P.アップチャーチ)と後半(C.デュプリー)のギター・プレーを密かに(?)楽しんでいます。余談:D.ハザウェイ自身は、本作のセールス的な成功とは別の部分に対しては不満点も持っていたとの事。それを払拭するためのエフォートが、今後の作品で展開されて行くことになります。
・「これを買わない理由がありますか?」
伝説の2トーンスカバンド、The Specialsのファーストです。とにかくいいです。当時のパンク(今のパンク感とは大分異なりますが…)とスカが見事に結びついて最高のサウンドを作り上げています。って今さら説明の必要もないですけど。その当時に生まれていればなぁ…とため息がでちゃいました…。
いつまでも色あせることのない大名盤!!ホントにおすすめ★ご飯一食我慢すれば買えます。(笑)学生さんなら学食3食我慢すれば買えます。よろしくお願いします。
・「COOL」
現代に於ける(ハード)SKAファンには、シンプル且つライトな印象を受けるかと思います。しかし、オリジナル・レゲ、SKAにビート感を増した彼らのサウンドは30年近く経つ今も全く時代を感じさせない。多くのROCK,MODSファンに支持される源流の様な作品です。チョット牧歌的な印象を受けるイントロから始まるミディアムナンバーのM-1は、彼らの代表曲。2曲目以降の緩急織り交ぜたナンバーはバラエティーに富んでおり、彼らを知るのは勿論、当時の2TONE SKAブームを知る上でも重要作。
・「This Is 2tone」
私が洋楽にはまるキッカケとなった作品です。昔、NHKで「ヤングミュージックショー」という番組があって、そこで彼らのLIVE映像を初めて見たのですが、その時のインパクトが強烈でした。特にテリーホールのカッ飛んだ目が印象的だったのを憶えています。当時はパンク全盛でしたが、私にはS.ピストルズやクラッシュ等よりも2トーンは更にお洒落でカッコ良く思えました。以来、ずっと愛聴している名盤。名曲「Gangstars」は入っていませんが、どの曲もスピード感に溢れ、刺激に満ちています。音がグルーヴしまくってます。ジャケットがカッコ良かったので、窓辺の机に常時飾っていて、私のモノクロのアナログ盤はすっかり色褪せてしまいましたが、その音楽は一向に古びていません。このアルバムを通してToots&Maytals等、素晴らしいオリジナルスカにも出会うことができました。このジャケットはVilladge Vangurd等で若い人も良く見かけると思いますが、是非聴いてみて下さい。きっとそのカッコ良さに痺れると思いますよ。
・「スカの時代を象徴する一枚」
パンク・ニューウェイブムーブメントが発生した1970年代後半から80年代前半は、UKロック史上における一つの黄金期であった。この時代、多くのスカ・バンドも現れたが、頂点に君臨するのはやはりこのスペシャルズである。そのスペシャルズの代表作。この一枚を聴けば、スカ・ムーブメントの全貌がほぼ把握できる。私にとっては青春を思い出す懐かしい一枚。
・「永遠の若気のいたり」
1979年発表の英国リバイバル・ニュー・スカの名盤が映像2曲のおまけ付きでリマスター登場。スカちゅうてもオリジナルのジャマイカ・スカはこんなに高速でないし、ボーカルもいかにも白人で感触は全然違うのだけど、まさにこれなんだよーって叫びたくなるような見事なツボ押え。オリジナルスカの呑気さ聴いてこうゆう風にやってくれたらとゆうところをやってくれた感がします。コステロのプロデュースも、「何にもやってないぞー」とかメンバーに言われたらしいですが、何の何の、このチンピラ表現にふさわしい音色を採用したのは彼の功績大では無いかと思うぞ。いつまでも生きの良さを失わない永遠の若気のいたりアルバムです。これにはまって本家レゲエ、スカも聴いてみよう。
・「最高傑作!」
セカンドである前作「セイリン・シューズ」で早くも彼らなりの音楽を築き始めたフィートのこれはサードにして最高傑作。ローウェル自身、グループの全てを表しているというとおり、非常に優れた作品になっている。 ファーストでのサイケデリック感覚はここではもうあまり聞かれない。と、同時に前作では聞けた南部伝承音楽の奇妙なたたずまいも余りない。そういったものを捨てたのではなく、それら全てを飲み込み、新たに自分のものとし、その結果生まれた楽曲をそろえたという感じである。さらには前作で顕著だった土着民族的なビートをリズム隊の強化で一歩進め、楽曲を全体的にファンキーにさせ聴きやすくしたというのも指摘されるところ。ローウェルの指揮の元、ここで鳴らされる音全てに「リトル・フィート」の刻印が押されているのは、驚異の事実。聴きやすくなったとは言え、それは決してミュージックビジネスに媚びたことではないのがこのバンドの、そしてこのアルバムの凄いところである。 プロデュースもローウェルで、冒頭のとおり非常な自信作であった。今となっては彼らのと言うより、ロックの金字塔のひとつである。が、発表当時は、商業的には見事に敗北、バンドはまたも解散状態、ローウェルはドラッグにのめりこみ始める。いやはやなんとも。 それにしても、そんなローウェルのソロも一緒に紙ジャケで復刻すべきじゃない?今からでも遅くはないよ。
・「いきなりのジャケ買いだったが損無し!今でも新しい!」
彼らのことを全然知らなくて(すみません)、某音楽ムックを斜め読みしただけの知識で、ジャケ買いしてしまいました。でも、すごく良い!カントリーミュージックもニューオーリンズジャズ系統も以前から時々聞いていた私は、やっぱり予想通り!とにやりとしたと共に、予想外な音に、にっこりという感じでした。おっ、これこれ!こういうの有りそうで意外と無かったかも、という感じですね!フュージョンを思わせるようなサウンドも有り、とても面白いですね。いくつかで感じたことですが、楽器の音がそれぞれ主張し過ぎず自然に出入りしていて、独特の音楽を作り上げているみたい。
今聞いても決して古くない、ファンキーです。本人たちが楽しんで演奏していて、肩の力が適当に抜けている感じがします。バックヴォーカルとかコーラスがちょっとゴスペルっぽいですね。なぜ今までもっと知られなかったのか、不思議な位です。南部の情景とか、ホンキートンクなんてのが目の前に広がるようです。
・「お薦めします。」
ずばりこれは買いです。私の持っているCDのジャケットは色がくすんでいるんですが、この紙ジャケの発色がすばらしい。色が綺麗に印刷されていて、紙ジャケはこうあるべきという仕上がりです。ネオンパークも喜んでいるでしょう。音楽もスライドギターを渋く鳴らしてこれまたすばらしいです。どちらかというとブリティッシュ寄りの私もこれを聴くとライクーダーとか聴きたくなっちゃうんですよね。すばらしいです。
・「本物志向ロックの名作」
名盤に必要なこの一曲がタイトル曲のDixie Chickenだ。ニューオリンズ名物のセカンドラインを強調したリズムセクションとローウエルのブルージーなボーカルとヘヴィーなスライドが炸裂する。ディキシークィーンと過ごした一夜のお楽しみは自分だけのものだと思ったが・・・という歌詞も面白い。レイドバックしたサウンドにトリップ状態にさせられるOn Your Way Downも聞き応え充分。シンガー、スライドギタリストだけとしてではなく、ライター、プロデューサーとしても大活躍するローエルジョージがグレート。ローエルをうまく引き立てるベース、ドラムス、キーボードのプレーヤー達の優れた演奏能力も聞き物だ。凄いのはローウェル・ジョージだけでない。"Walkin' All Night"辺りをジックリと聴き込んで欲しい。LP時代にA面だった5曲がニューオリンズテイストを発揮していて良い。バックコーラスとしてボニー・ブラムレット(元デラニーアンドボニー)やボニー・レイットが参加している。70年代本物志向ロックが最もR&Bに近づいた一枚。渋くて豪快で上手い。一念発起でスタジオに籠もって本作をモノにしたローウエル達は快哉を叫んだが、リリース当時のセールスは全然だったらしい。笑えない話だ。
・「これぞ真のアメリカンバンド」
LAやNYCだけがアメリカじゃない。中西部のコーンベルト、アリゾナの大砂漠、ミッシシピーデルタ....アメリカの広大でアーシーな大地を連想させるバンドがリトルフィートだ。洗練されたリズム隊が北部のタフな大都会の人種混合を、スライドギターの音色が南部の田舎の懐かしさを、ラフなスタイルのボーカルが開放的な人々のライフスタイルを思い起こさせる。リトルフィートの音は、アメリカ南部志向の非アメリカ的ミュージシャン達ーーストーンズ、ザ・バンド、エリッククラプトン、スティービーウィンウッドーーとは大きく違う。リトルフィートの音にはアメリカの大地の血と肉と言ったものが良くも悪くもしっかりと刻み込まれていると感じる。僕にとって「アメリカンバンド」の原点はこのリトルフィートや一時期のドゥービーブラザースにある。彼らの持つこのアメリカ的良さは後のヒューイルイスアンドニュースやブルースホーンズビーアンドレイジらによりポップな形で継承されていったと思う。
グループの中心人物故ローエルジョージがプロデュースしたアメリカンテイストに溢れる本作は、全曲スケールの大きい、ルーズでファンキーな演奏を収めた出来の良い曲揃いで、やはり彼らの最高傑作と言えるだろう。CD化によってLPの時代よりキーボードやリズムセクションの細かいアンジューレション等が聴き取れるようになって魅力が増大した。
・「Top of the White Blues」
20数年前このレコードの輸入盤を上野で買ったとき、店員のお兄さんから「これは、絶対いいよー」と言われたことが忘れられない思い出として残っている。家に帰り聞いてみると、ジャケットから受けた印象ほどドブルースではなかったけど、「古き良き日」を取り戻そうというコンセプトは気に入りました。ブルースの渋い選曲もグッド。
これはリーダーのバターよりも、表面的には、ジェフ・マルダーとエイモス・ギャレットが中心のアルバムだと思う。この二人のカントリー・フレイバー溢れるインテリジェントでエレガントなブルース・プレイは聞き物だ。白人ブルース・マンとしてシカゴ・ブルースを長年追求していたバターだけど、黒人と同じ土俵で勝負するのではなく、一歩引いて、無理せずに白人らしさを隠さず出してブルースをプレーすることでステップ・アップし、本家の黒人越えを果たしたと思う。ウッドストックのハイダ・アウェー的雰囲気と相まっていい味出しています。
久保田真琴と夕焼け楽団のディキシー・フィーバーに参加していたロニー・バロンのピアノと個性的なボーカルもニューオーリンズ丸出しでエクセレント。それに弱冠22歳のクリス・パーカーのどこまでもクールで的確かつ正確な刻みもグレート。
ミシシッピー出身のブルース好きなアメリカ人(白人)と付き合っていたとき、"Top of the White Blues"と言って、買ったばかりのこのCDを貸してあげたら、国(ミシシッピー)に帰ったら絶対このオリジナル・アルバムを見つけると意気込んでいました。コアなデルタ・ブルースではないけだ、白人だって自分達の特長を生かした、ブラックに負けない最高のホワイト・ブルースが出来ると言う証。
・「ウッドストックの風」
アグレッシブなブルース求道者だったポール・バターフィールドがバンド名から「ブルース」をはずして結成した「ベターデイズ」。エイモス・ギャレット、ロニー・バロン、ジェフ・マルダーといったウッド・ストックの仲間達と送る珠玉の一枚です。バターフィールドのヴォーカル・ハープはもちろんバックの達人たちのカラーも前面に出し、渋くて深い味わいに仕上がっています。
「Please Send Me Someone to Love」でのジェフの枯れた唄やエイモス・ギャレットの甘くとろけるような脳天逆落としギター、「Broke My Baby's Heart」でのロニー・バロンの柔らかいながらも強い唄声、絶妙にからむポール・バターフィールドのハープと聞きどころ盛りだくさん。
一曲ずつシリアスに聴けば深い音楽性を堪能でき、BGM風に流しながらの読書やコーヒーブレイクにももってこい。楽しめてクセになる長年の愛聴盤です。
・「色々ノックアウト」
1973年作品。このアルバムは今をさること20数年前高校生の時に聴いたのです。最初に感じたのは、「大人だなあ。」。よく聴いていた英国ブルースとは随分感触が違うなあってことでした。このエレガントな感じがニューオリンズだとゆうことがわかるのはもう少し後になってからなんですが。あと、エイモス・ギャレットのギター。この何か崩壊寸前の美と言いますか、凄く美しくて一発でノックアウト。それにロニー・バロン。このアルバムどこがニューオリンズかとゆうとやはりこの人の存在が大きいと思うのですが、そのまったりとした歌声と、オルガン、ピアノ。一生懸命コピーしようとしました。リフ以外アウトだったけど(笑)。もちろん、ポール先生のハープも衝撃的でした。初めてアンプリファイド・ハープを!!聴いたもので、その音色にびっくり。太くて迫力があって。やっぱりこれ聴いてブルースハープ買って練習したけどなかなかねえ(笑)。と地味なわりには個人的に色々後々まで影響を残してくれたこのアルバム。一生忘れることは出来ないのです。
・「傑作リマスター盤」
本当は、99年に紙ジャケにて発売されたリマスタリング盤のレビューがしたいんだけど、売り切れ完売状態の様なので止むを得ずここで紹介。この91年製輸入盤自体を聞いていないので推測になってしまうのですが、恐らくとんでもなく音質が向上していると思われます。それくらいリマスター盤は凄いです。最近多くの素晴らしいリマスター盤を聞いてるけど、その中でも完全に群を抜いたクオリティーです。とろけそうなギターの音色、コロコロ転がるファンキーなピアノ、哀愁を帯びたブルースハープ、滋味溢れるボーカル、その全ての音の粒がはっきりと形をなし、互いに我一番とばかりにその音色を主張するが、全体のバランスは全く損なわれていない。今隣のスタジオで完成したばかりの「できたての音」が見事に封!じ込まれている。日頃、音にはうるさいJAZZファンの耳にもきっと満足に響く事でしょう。もし、どこかでこの紙ジャケ盤を見つけたら、たとえ帰りの電車賃がなくなたって絶対買うべきです。このCD聞きながら、歩いて帰る道のりはきっと至福の瞬間となるはずだから・・・・。
・「ウイスキーを片手に」
ブルース・バンド解散後、バターフィールドが新たに結成した「ベターデイズ」ファースト・アルバム。ボビー・チャールズ、マリア・マルダー、デイヴィッド・サンボーンらがゲスト参加。バターフィールド自身の曲は一曲にとどまっており、ロバート・ジョンスンの①(コーザ・ノストラがイントロをどこかでパクっていた)や、パーシー・メイフィールドの名曲②などの、ブルース、ソウルのカヴァーに、メンバーのオリジナルを数曲加えた構成。ジャニス・ジョプリンが歌うはずだった⑥は名曲だと思うし、アップ・テンポの⑨も、個人的にはお気に入り。バターフィールドのブルースは本物だ。聴き終えたあと、心地よく眠りにつける。
●The Beatles (The White Album)
・「ホワイトアルバム余話」
『Sgt. Pepper's』はジョージ・マーティンが見事にまとめ上げたと書きましたが、このアルバムではメンバーの自己主張が強すぎて、さすがのマーティンもまとめるのはあきらめた様子。ビートルズ内の雰囲気も険悪だったようで、ついにはレコーディング中にリンゴが脱退してしまいます。そのため、リンゴがいない間にレコーディングされた「Back In The U.S.S.R」と「Dear Prudence」でドラムを叩いているのはポールだそうです。言われなければわかりませんが、ちょっとというか、かなり驚きました。だってうまいし、ずっとリンゴが叩いていると思っていましたから。でも、リンゴは何日かたって戻ってくるわけですけど、ドラムを録音し直さなかったのはなぜなのでしょう。リンゴは自分がドラムを叩いていない曲を聴いて、どんな気分だったのか、想像するに余りあります。
・「これは聴かないと」
一番素直にビートルズが全部出てると思う 後期になって、「原石」と呼べるようなアルバムを作れるなんて凄い Revolution No.9なんて、昨今のポストロックを経た時代に聞くと、そこまで革新的な気はしないけども、時代を考えると、今のポストロック連中相手に、「ポストだなんてとんでもない ロックを作った人が既にやってるじゃない」と言いたくなるほどの先見性の高い音楽。 これが一番好き。統一感がないって?統一感のあるアルバムをあれだけ作った人らがそんなことに気づかずにやってるわけない。統一感を求めることで削り取られることになる要素もある。これは、何も削らないことで見える別の視界がちゃんとある。散漫とは決して違う。これはこうじゃないといけなかった。最高
・「代表作とは言えないけど、一番繰り返し聴いていた。ロック<オールジャンル見本集〉」
アビーロードやサージャントペッパーズよりも繰り返し聴いていたなぁ。だって飽きなかったんだよ。一つの曲に飽きる頃には別の曲が好きになる。とにかく色々なジャンルが片寄りなく網羅されている。例の#9も好きだったし。昔、雑誌のコラムに、「宇宙人に、ロックという音楽を説明するなら、このアルバムを聞かせるのが手っ取り早い……」というようなことが書かれていた。同感だ。願わくば、5・1サラウンド版にリミックスしてほしい。#9なんかをそれで聞いたら面白そうじゃないか。
・「ビートルズで一番すき」
このアルバムより好きなアルバムを上げようと思えばいくつか上げられます。しかし無人島の一枚だったらこれ以外には存在しないです。
音楽を聴いているといちいちアルバムのトータル感だとかこうるさい物が頭をよぎります。たとえ作者に何の意識がなかったとしてもこっち側でかってにアルバムのトータル感を「創作」してしまう物です。しかし元来アルバムとは曲の寄せ集めんすぎません。いちいちトータル感を感じなきゃいけないこと等ないのです。ほとんどの人がただできたいい曲をひたすら詰め込んでいるだけなのですから。
いい曲がいっぱいある。それでいいじ