クリムゾン・キングの宮殿 (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)
「ロック史上絶対に避けて通れない名盤中の名盤」「CDを1枚だけ持っていけるなら…」「ロックが越えるべき壁」
ポセイドンのめざめ (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)
アースバウンド (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)
「全く新しいプログレッシブ・ロックを完成させた記念すべき作品」「緊張感溢れる傑作」「二項対立がより顕著になったアルバム」「理解不可能だった名盤」「完全に受け身で没入すれば気持ちいいアルバム」
「ストイックな漆黒の美世界」「とてもBGMなんかに出来ません・・・凄まじい破壊力を持ったアルバム!!」
「高次元のエネルギーとリリシズム」
「白眉の傑作!」「名曲の名演!」「「Asbury Park」はものすごい緊張感です」「やっぱ、すごい」「伝説のライブ!」
「80年代の復活KCのアルバム」「'80年代キング・クリムゾンの第一作目。」「1981年リリースの新生クリムゾンの復活第1作!!」「ニュークリムゾン、スタート!」「錬金術師 フリップ!」
スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)
「3枚連続同一メンバーでの作品」
ヴルーム(紙ジャケット仕様) (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)
「赤い衝撃再び」「ライブ録音とは思えない完成度!」
「ダブルトリオの初作品で最後のフルアルバム」「これ1枚で終わったのが惜しい90年代クリムゾン傑作」
スラック・アタック(紙ジャケット仕様) (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)
「これぞインプロビゼーションの極致!」「妖しげなサウンドが心地よいスラックのアタックです」
コンストラクション・オブ・ライト (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)
「ヌゥオボメタルの原型が楽しめるアルバムです」
Happy With What You Have to Be Hapy With (詳細)
King Crimson(アーティスト)
ザ・パワー・トゥ・ビリーヴ (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)
「80年クリムゾンに次ぐ、同一メンバーで作られたダブルデュオクリムゾンの作品」
シェパーズ・ブッシュ・エンパイアー (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)
「新コレクターズクラブ第1弾」「重爆撃機に打ちのめされるようなサウンド」「輸入盤の方が安いよ」
レディース・オブ・ザ・ロード(紙ジャケット仕様) (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)
デジャ・ヴルーム [DVD] (詳細)
キング・クリムゾン(俳優)
「ダブルトリオ期クリムゾンの進化した映像作品」
ニール・アンド・ジャック・アンド・ミー [DVD] (詳細)
キング・クリムゾン(俳優)
「お買い得だとは思いますが・・・」「diciplineが入っていれば...」
アイズ・ワイド・オープン [DVD] (詳細)
キング・クリムゾン(俳優)
「チャーチャーチャーチャーチャー」
ザ・グレート・ディシーヴァー パート1(紙ジャケット仕様) (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)
「音が良くなっている!」
ザ・グレート・ディシーヴァー パート2(紙ジャケット仕様) (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)
「音がいい、グレートディシーバーのVol.2!」
Custom Stores>By Formats>紙ジャケット>ロック
Custom Stores>By Formats>輸入盤>All US Titles
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Classic Rock>Classic British Rock
Custom Stores>By Formats>輸入盤>Classic Rock>Progressive Rock
ミュージック>アーティスト・パフォーマー別>海外のロック>H-N>King Crimson
ミュージック>アーティスト・パフォーマー別>海外のロック>H-N>General AAS
ミュージック>アーティスト・パフォーマー別>海外のロック>General AAS
ミュージック>アーティスト・パフォーマー別>ワールド>その他
・「ロック史上絶対に避けて通れない名盤中の名盤」
発売されてから40年近く経ちましたが、その燦然と輝く音楽自体の完成度の素晴らしさに一体何をどう評価すれば良いのか、ということに怖気づきながら、書き込む勇気が無かったわけですが、ほぼリアルタイムで聞いてきた音楽ですから、感想を述べたいと思っています。
発売当時の1969年はまさしく激動の年でした。ベトナム戦争は混迷を極めた後、アメリカが辛酸をなめ、日本の大学はロック・アウトされ、東大は入試ができませんでした。時代を反映するかのごとく、音楽は常に革新性と斬新さを求めた時代でした。今から思えば『アビイ・ロード』の完成度の高さとは別の次元の音楽として『クリムゾン・キングの宮殿』が登場したのですが、日本の音楽シーンでは、すぐにはこの偉大なアルバムの評価は定まらなかったと思います。つまり世の中がついていけなかったわけですが、コアなロック・ファンによってこの不朽の名盤は、口コミによって少しずつ支持されていきました。
何十回となくこのアルバムを聴いてきました。今から40年ほど前、このような宇宙的とも言える広がりをもつ音楽と遭遇するという体験は、未曾有の領域へと連れていかれるものに等しく、ただひたすら流れ出る音の洪水の中に身を任せていると、まさしく未知なる遠い地平へと連れて行かれる感覚に襲われました。暗い部屋で大音量の中でこれを聴くことによって恍惚感を得られ、まさに天上の音楽となり得たのでした。
クリームもレッド・ツェッペリンもE.L.P.もそれぞれの音楽を確立し、後のロック・シーンに大きな影響を与えてきましたが、キング・クリムゾンは別格の存在でした。この5曲の構成の妙とそれぞれの水準の高さ、また高貴でありながら狂気の部分を併せ持つという多面性において『クリムゾン・キングの宮殿』を越えるアルバムはない、と言えるでしょう。
・「CDを1枚だけ持っていけるなら…」
もし無人島にCDを1枚だけ持っていけるなら、間違いなくこれを選びます。
初めて聴いたのは1971年でしたが、実はその前にマクドナルド&ジャイルスやEL&Pを聴いていました。 「クリムゾン・キングの宮殿」のメンバーだったイアン・マクドナルドやマイケル・ジャイルス、そしてグレッグ・レイクが後から録音したLPの方が、日本では先に発売されていたからです。 こんなスゴイLPを2年近く眠らせてしまった理由は何なのか、ぜひ訊いてみたいものです。
初めて聴いたときに鳥肌が立ったのは、"21st Century Schizoid Man"のエンディング、そして一瞬の静寂の後に始まる"I Talk to the Wind"でした。 さらに"Epitaph"の"But I fear tomorrow I'll be crying, yes I fear tomorrow I'll be crying..."では涙が出そうになりました。 その感動は40年近く経ち、恐らく何千回も聴いた今でも、何も変わらないような気がします。
それからクリムゾンのLPが出るという話を聞く度に楽しみにしていたのですが、1974年に「レッド」「U.S.A.」を残して解散してしまったときには完全に虚脱感に襲われました。 1969-1974のキング・クリムゾンのライブはとうとう観る機会がありませんでしたが、確か1982年に、再結成されたキング・クリムゾンを米国で観ることができました。 ただ、もう1969-1974のような感動はありませんでした。 むしろ1978年に観たU.K.(ジョブソン/ウェットン/ホールズワース/ブリュッフォード)のライブの方が夢中になれたように思います。 ウェットン/ブリュッフォードは1974のキング・クリムゾンのメンバーだったからです。
何だか昔話になってしまいました。 その後いろいろな音楽を聴いています(例えば去年はミュージカル"Spring Awakening"に感動しました)が、こちらの感受性が鈍ってしまったこともあって、この「宮殿」を超えるようなものには出会っていないような気がします。
LPのジャケットはジャコ・パストリアスのポートレートの横にいまも飾られています。
・「ロックが越えるべき壁」
ヘヴィ・メタルとジャズが融合してしまった"21st century schizoid man"、詩情豊かな"I talk to the wind"、極めて雄大な"In the court of the crimson king"と今更くだくだ言うのも恥ずかしいくらい名曲揃いのアルバム。
歌詞に着目してみよう。21世紀を迎えたところで我々全員が精神に異常を来たしたわけではないが、人類の運命が愚か者の手にあるのは"Epitaph"に歌われている通りだ。とは言え明日を恐れるからと言って泣き叫んでばかりいられないのが現実であるがゆえに'Confusion will be my epitaph'(混乱が私の墓碑銘)というロック史上恐らく最も有名なフレーズはもはや何の有効性もない。
そんなこともあって、実は私はこの作品、あまり好きではない。あまりに悲観的過ぎて、うっとうしくなってくるのだ。大体このアルバムで一番好きな曲が"I talk to the wind"なのだから多分私にはこのアルバムのファンとしてもキング・クリムゾンのファンとしても何らかの決定的な資質が欠けているのだろうけど。
ロバート・フリップはこのアルバムを越えようと必死になっているようだが(そのせいか「メタル」というテーマに変にこだわっている)ロバート・フリップばかりではない。ロック・ミュージックこそがこの巨大な壁を乗り越え、あるいはぶち壊さなければならないのだ。
・「全く新しいプログレッシブ・ロックを完成させた記念すべき作品」
1973年発表。キング・クリムゾンの5枚目の作品。この作品のメンバーはクリムゾンのメンバーとしては第6・第7世代となる。というのはパーカッションのジェミー・ムーアが1972年7月から73年の7月9日まで在籍し脱退したからである。ムーアはライブでゴングを足に落としてしまい、この後完全に音楽から足を洗って庭師になったと聞いている。有名なHIDEYO ITOH氏のファミリー・トリィーによれば1972年7月から1974年7月1日までの2年間がそれにあたる。ロバート・フィリップはメンバーを完全に一新、第5世代のメンバーは1972年4月1日に解散し、7月までの間、自分のビジョンに合ったメンバーを集めた。そのビジョンとは、それまでの特徴だったセンチメンタルな叙情性を徹底的に排除し(言って見ればピート・シンフィールドの世界の排除とも言える)、屈強なリズム・セクションとハードなギター・リフを全面に押し出したへヴィ・メタリックなプログレッシブ・ロックの構築である。そして本作は見事にそれを実現し全く新しいプログレッシブ・ロックを完成させた記念すべき作品となっている。それを支えたのはジョン・ウェットンの醒めたボーカル、デビット・クロスのリリカルなヴァンオリン、ジャミー・ムーアの暴力的なまでのパーカッション、そして御大ビル・ブラッフォードのドラムである。フィリップは白魔術(錬金術)に傾倒、作風にも影響を与えた。ハードな曲の合間の叙情的な曲。全てが素晴らしい。『これがキング・クリムゾンのファースト・アルバム。されどこれは6枚目のアルバムでもある』というのは当時のEGレコードの考えたコピーだが、それは見事に本作を言い当てていると思う。
・「緊張感溢れる傑作」
キング・クリムゾンの5th。1973作。30th、24ビットリマスター。「太陽と戦慄」の邦題で知られる、第二期クリムゾンの傑作。ジョン・ウェットン、ビル・ブラッフォード、デヴィッド・クロスらの黄金メンバーが結集した、ヘヴィ・クリムゾンの幕開けである。のっけから緊張感のあるヴァイオリンとギターの音で、聴き手は引き込まれる。1973年というこの時期、にこまで重厚なロックを演奏したバンドはいまい。変拍子を力強く叩くブラッフォードのドラムは、マイケル・ジャイルズとは対照的で新たなバンドの核になっている。キーボードパートはこれまでより大幅に減っていて、代わりに張りつめたヴァイオリンの音色が静寂パートでは効果的に響く。
・「二項対立がより顕著になったアルバム」
自分がこのアルバムから聞き取ったこと・感じたこと、他の人のレビュー等を読んで知ったことをまとめてみる。
タイトルは「肉ゼリーに包まれた雲雀の舌」転じて「男性器と女性器の結合」を意味しているらしい。そしてジャケットのイラストは「太陽と月」。このことから、陰陽的な二項対立を感じた。二項対立は、今までのKing Crimsonの作品にも多々見受けられたが、今作品は以前より強調され、とりわけ「静と動」が際立っている。例えば表題曲では、静かなバイオリンで雰囲気を高めた後、激しいギターが空間を切り裂く、という表現が効果的に使われている。同様に、「静と動」は一曲の中だけではなく、アルバム全体の構築にも一役買っている。
演奏者にも注目してほしい。ドラムのBruford、それ以外のパーカッッションを勤めるMuirの二人は楽曲を守りつつ、独特な音世界を繰り広げる。Wettonのボーカルは哀愁漂い、聞くものの心を揺さぶる。Frippのギターは今アルバムでは以前とは様相を変え、どこか鬼気迫るものを感じる。そしてCrossのバイオリンは、とある意義において、他のプレイヤーよりも重要かもしれない。その意義とは、ロックにおけるバイオリンの存在である。というのも、他ロック作品において、クラッシック音楽「風」の要素を加えるために使われることの多かったバイオリンが、ここに来て独自の可能性を引き出され、そして大成功を収めている。
このアルバムは掴み所が解りにくい。もし聞いてみて、解らん、詰まらんと簡単に決め付けて、投げ出したりしないで欲しい。何回か聞いてみたり、他の人のレビューを読んだりしていくうちに、だんだん面白く感じるようになってくるはずだ(解るが詰まらんという人もいるだろうけど)。
長々と書いてしまったが、このレビューを購入・鑑賞の指針のひとつにでもしてもらえたら、幸いである。
・「理解不可能だった名盤」
~何とも理解不可能な作品だ(った)。ジャケットデザインやタイトル、タイトル曲のPart1とPart2の比較などから、ゾロアスター教に代表される二元論に基づく対応の観念で貫かれているという有力な説が昔あった。なるほどR.~~ Frippなら考えなくも無いなと思ったりした事もあったが、どうやら深読みのしすぎだったようだ。こんなのは後から付けたへ理屈に近い。この作品の要のミュージシャンがパーカッショニストのジェイミー・ミューアーだということを認識すると謎は氷解するだろう。要はクリムゾン初期の4枚を実質的にプロデュースしてきたPete~~ Sinfieldに対する当てつけのような作品であり、それまでのプログレを越えたニュー・ジャズ・ミュージックもしくはフリー・インプロヴィゼーションのような作品を作って旧クリムゾンとそれに後ろ髪を引かれ甘い幻想を追いかけている多くのリスナーをばっさりと切りたかっただけなのである。従ってこのアルバムだけをぽつんと聴いたところで理解不能、少なくとも~~デビューからの7枚を能動的に聴いて、この作品の意味あいが朧げながら見えてくるのである。最後に邪推。P. Floydが「狂気」発表後二年半沈黙した一因にこの作品の存在があるだろう。「おせっかい」~「狂気」路線を続けて良いものか否か悩んだはずだ。~
・「完全に受け身で没入すれば気持ちいいアルバム」
邦題「太陽と戦慄」 ビル・ブラフォードとジョン・ウェットンの天王星的リズムにロバート・フリップ卿の海王星的ノイズ・ギターが絡み付く、もうそこはサウンド・カオス。 それを尻目にデビッド・クロスが朗々とバイオリンを唄い上げれば、なぜだか目の前に靜かな宇宙空間が広がり心癒される。 常識という既成概念を完膚無きまでに崩壊させられるカタルシス的快感をお味わい下さい。
・「ストイックな漆黒の美世界」
1974年発表。キング・クリムゾンの6枚目の作品(僕の中では『アースバウンド』をいれられません)。このアルバム・タイトル『Starless and Bible Black(星一つ無い聖なる暗黒)』はデビュー作の中の『エビタフ』の『Confusion will be my epitaph(混迷が僕の墓碑銘)』と同レベルで心に突き刺さる僕のクリムゾンに対するイメージそのものだ。R.P.ジェイムスの詩世界はジョン・ウェットンの男性的なボーカルでストイックな漆黒の美世界をここに完成した。屈強なリズム・セクションとハードなギター・リフを全面に押し出したへヴィ・メタリックなプログレッシブ・ロックは他に比べうるものすらなく、これからも生まれようも無く、その崇高な音世界の完成の奇蹟に『this night wounds time』だ。『The Great Deceiver』のギター・リフと『Cigarettes, ice cream,figurines of the Virgin Mary』のフレーズはロック・ファンの魂でリフレインし続けている。
・「とてもBGMなんかに出来ません・・・凄まじい破壊力を持ったアルバム!!」
1974年リリースのなかなかハードなアルバム・・・テクニックに裏打ちされたインストに比重を置いた内容です。とにかく当時のエネルギーがそのまま伝わって来ます!!驚いた事にボーカル入り以外はすべてライブレコーディングらしいとの事・・・信じられません!!メンバーは、ロバートフリップ・デヴィッドクロス・ジョンウェットン・ビルブルフォードの強力ラインナップです。アナログB面を使用した「スターレスアンドバイブルブラック」~「フラクチャー」は即興性が如実にあらわれています・・・このアルバムを聴きながら何かするなんて不可能!!凄まじいエネルギーを秘めた破壊力満点のアルバム!!
●レッド
・「高次元のエネルギーとリリシズム」
『太陽と戦慄』から本作にいたるキング・クリムゾンの作品が巷間言われるほど破壊力があるともメタリックとも私は思わない。メタリックなとんがり具合ならジョン・マクラフリン&マハヴィシュヌ・オーケストラ『火の鳥』の方が凄まじいし、破壊力や禍々しさならデミセミクエーバーが「マジック・マザー・ホール」一曲でこの作品を凌駕している。大体、ロバート・フリップ大先生は正攻法のインテリ過ぎて面白くないのだ。同じインテリならジェスロ・タルを率いるイアン・アンダーソン爺さんの方が、知性の限りを尽くしてバカなことをやってくれるのではるかに楽しい。
とは言うものの、この作品の魅力は否定しない。ロバート・フリップのギターは時に怪獣の咆哮、時に悲嘆の呻き声。ジョン・ウェットンはヴォーカル、ベースともに文句なしの重量感。ビル・ブラフォードのドラムはロックらしいダイナミズムに今一つ欠けるけど(実際ジャズ指向の強い人で、最近のインタヴューではロックをボロカス言ってる)この人のドラムでなければエネルギーと叙情性ばかりが暴走してこうも緻密な作品にはならなかっただろう。浮かず引っ込まずエキサイティングにバンドを引っ張るゲスト・ミュージシャンのヴァイオリンやホーンも素晴らしいし、どう見てもリスナーにメンチを切ってるジャケットもナイス。
やけっぱち寸前のエネルギーと叙情性で、リスナーをレッド・ゾーンの更に向こう側までトリップさせてくれる作品。
●USA
・「白眉の傑作!」
クリムゾンがアルバム「レッド」のレコーディングに入る前の最後のアメリカツアーの模様を収めたライブアルバムです。これほどの名盤が長らくCD化されなかった理由の一つに、エディ・ジョブソンがヴァイオリンとピアノの音を後からスタジオワークで加えたため、そのことが御大ロバート・フリップの逆鱗に触れたから、というのが定説になっています。しかし、このことは「後になってから」言われたことであり、アナログ盤を所有していた人間にとって、初めてこの音源を聴いたときは大袈裟でもなく「これは奇跡のライブだ!」と驚嘆の声を上げたものです。事実、オーバーダビングされたことなど露も知らずに聴いていたファンがほとんどではないでしょうか?(スリーブには英文で明記されていましたが)ちなみに④「Exiles」ではスタジオワークが施されていませんので、完全に生の演奏が楽しめます。
その後、各作品が続々とCD化されていくのに、このアルバムだけがなぜかランナップされず、多くのファンが「なぜ?」と疑問を持ちはじめた頃に上記の理由が判明したわけです。一時期はアナログ盤をそのままCDに移植したと思われる粗悪な海賊盤まで出回っていましたが、結成30周年を機にやっとCD化されました。まずは、拍手です。さらに、2曲もボーナストラックが付いてきてお得感が増しています。また、拍手です。
・「名曲の名演!」
名盤レッド発表直前の米ツアーの実況録音盤です。クリムゾンの解散までの経緯はロバートの韻を踏んだ数字からの由来などの説もありますが、私はスケジュールの過酷なこのツアーが引き金になったのだと思いこんでおります。すると怒りに満ちた演奏や追加された”暗黒”や”突破口”が彼ら自身の精神状況だったような気がしてとても感情移入してしまうからです。そんな戯言よりもとにかく名曲の名演をお聞きください
・「「Asbury Park」はものすごい緊張感です」
何と言っても、「Asbury Park」の緊張感が最高です。この1曲が私にとってのCrimsonです。
曲の始めの方で、Frippの「F」って声が聞こえてきますね、その瞬間までどの音で始まるのか分からないなんて、この時期のCrimsonらしいですね。
この「Asbury Park」、私は特にドラムとベースのドライブ感が好きです。WettonはVocalistとしても非常に魅力的ですが、Fender Precisonの良さを活かした音で曲を構成してゆく印象です。
以上、「Asbury Park」のみのレビューでした。(笑)
しかし、なんですね。フリップに付き合う人はいろいろな意味で緊張感がありますね。 Wetton,Bruford,Jobson,Hall,Summers,Sylvian...などなど。Enoは別格にあたると思うけど、やはりFrippとENOは同類なんでしょうか。(笑)
・「やっぱ、すごい」
このアルバムだけずっと買いそびれていたけど、買ってよかった。やっぱりクリムゾン、すごいです。来日コンサートの感動を思い出した。この破壊力がクリムゾンなんだよね。曲の構成もいいし、音も「21世紀の~」のボーカルがちょっと割れてる以外はいい。CDでは、「突破口」と「スターレス」が加えられていて、お得感あり。感動の1枚。
・「伝説のライブ!」
完全即興の「5.アズベリー・パーク」の見事さにただただ脱帽。この一曲を聴くだけでもこのアルバムは買う価値がある、と思う。その上、アナログ盤にはなかった8.9.の二曲が付加されたんだからもうたまりません。
・「80年代の復活KCのアルバム」
80年代の復活KCのアルバム。全員短髪でキーボード不在のクリムゾンに、かつての"プログレ"を期待したファンからはあまり好意的に受け入れられなかったように記憶している。マスコミのレビューも複合リズムの導入や実験的なギターなどの表面的な技巧が言い訳のように強調されていたが、この混沌とした、それでいて意外にとっつき易いサウンドはまさしく80年代のKCならではのものと言っていいだろう。過去にこだらわず、その時代の音を躊躇すること無く取り入れようとするその姿勢は、真の意味でProgressiveだ。
・「'80年代キング・クリムゾンの第一作目。」
'80年代キング・クリムゾンの第一作目。初めて加わった2人のアメリカ人と奇才ロバート・フリップがどう絡むか非常に注目された作品。結論としては、今までのファンにとってはイメージが違いすぎたのだと思う。多くの酷評が飛び交った。しかし、私はそうは思わない。この作品に始まる3部作はそれ以前の作品に勝るとも劣らない良さを持っていると思う。むしろ、今聴いてこそ理解できる音と言い換えることも出来るかもしれない。“Matte Kudasai”を除く全ての曲が名作だと思う。
・「1981年リリースの新生クリムゾンの復活第1作!!」
1981年リリースキングクリムゾン復活第1作・・・なんと言っても1曲目「エレファントトーク」に象徴されるやっぱり凄いアルバム、パオッー!!ロバートフリップ(G)・エイドリアンブリュー(Vo・G)によるギターの絡みは緻密で超絶、ビルブルフォード(Dr)・トニーレヴィン(B・Stick)のリズムセクションは本当凄いです!!なんと言ってもトニーレヴィンの起用が見事・・・エレファントトークでのスティックのプレイは驚異的、彼がいてこそのサウンド!!エイドリアンの象の鳴き声も凄い・・・フランクザッパの卒業生なんですよ、彼も。3曲目は「待ってください」・・・クリムゾン流バラード?単純に名曲。革新的な素晴らしいアルバムです!!!!
・「ニュークリムゾン、スタート!」
1981年に発表された新生クリムゾンの第1作です。トーキング・ヘッズでのプレイが冴え渡っていた奇才エイドリアン・ブリューをやはり「強奪」してメインギタリストに迎え、ベースにはスキンヘッドのベース(スティック・ベース)の魔術師トニー・レイヴンを据えて、今までに聴かれなかった大変キッチュな音の世界を作り上げています。
まずは1「Elephant Talk」ではいきなりエイドリアン・ブリューによる象の咆哮が炸裂します。こんなのは以前のクリムゾンでは考えられなかったこと。続く「Frame By Frame」では何とグループ禁断の“ハーモニー”まで出てくる始末です。それにしてもエイドリアン・ブリューの曲がりくねったギターソロは完全に「変態の域」に達していますが、対する御大フリップのプレイは相変わらず冷徹、冷静で機械的ですらあります。この2人のまったくキャラが異なるギタリストが織りなす摩訶不思議な世界は、聴いているうちに妙なトランス状態へと導いていく静かなパワーを感じます。トニー・レイヴンが作り出すスティックによるフレーズも、当時としては斬新で、2人のギタリストが作り出す変態世界に確かな彩りを加えています。
Discipline=鍛錬、訓練と名づけられたこのアルバムがリリースされた当時、御大フリップは「自ら鍛錬を続けることによって、より完成された音楽を作り出すことができる。私のこれまでのプレイは非常に雑で粗野だった。だから、今までの自分のプレイのすべてを捨て去ったうえで新たに鍛錬、訓練を続けながら自分の音楽を志向していくことになるであろう。だからアルバムのタイトルもDisciplineにした」という意味合いの発言をしていました。この発言がどこまで本気でどこまで冗談なのかは、発売後20年以上経ったいまでも分かりませんが、従来のクリムゾンのイメージを完全に打ち破ったのは事実です。また、以前のクリムゾンのイメージを求めてこのアルバムに接した人は、強烈な拒否感を示したことも事実でしょう。そう感じさせた時点で、御大フリップはきっとニヒルな笑みを浮かべたに違いません。個人的には永遠と続く無機質なアルペジオを弾くには、やはり日常の鍛錬、訓練が必要だなと感じましたが。
・「錬金術師 フリップ!」
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・「3枚連続同一メンバーでの作品」
フリップは当時、何かを成し遂げるには常に3年を基準にしていると発言しているが、発言通り、この作品でディシプリンクリムゾンは活動を休止する。フリップが度々発言する3部作完結がタイトルからも分かる。アナログ発売当時は、A面が唄物、B面がインスト(ディグミーを除く)となっていた。太陽と戦慄の新たな解釈でパート3も収録されている。このアルバム発表、ツアー後、フリップはシーンから姿を消す。
・「赤い衝撃再び」
70年代KCの掉尾を飾ったRED、その異常にヘビーメタリックなサウンドに打ちのめされた者にとって、一時的にせよ、80年代のKCは肩透かしでした(現在持つ印象は違いますが)。そして90年代、この作品と共に現れた音、VROOOMの静寂から一気に炸裂するイントロには思わず興奮、これぞ待ちに待った音だと。それはあのREDの流れを汲む感触に他ならなかったからです。しかし、この編成による来日公演で演奏されたREDには、かつての近寄りがたい迫力と緊張感が失われており、70年代のパワートリオとはかなり異質であるらしいことも次第にわかってきました。ブラッフォードが「ダブルトリオ」のコンセプトに従っただけなのが明らかなのに対し、本作でもブリューの色彩は濃く、”Cage”などはDiscipline当時の発展系と言えそうです。 次にリリースされたTHRAKにやや散漫な印象を覚えたのは不思議でした。何故そうなのか?曲数の多さや、既出曲により薄まった内容のせいだけではない気がします。今振り返ってみると、この手の楽曲は初期衝動が重要、その点で本作は荒々しい生命力を保っており、当時の作品中では一番のオススメです。
・「ライブ録音とは思えない完成度!」
鳴らすべき音が誕生したときクリムゾンは動き出す〜とおっしゃったフィリップ卿の言葉どおり、正にクリムゾンしか出来ない音楽だ!と思いましたね。当時は!言われなきゃ一発録りなんてわかんないよ!うますぎるぅ〜〜!この後出たフル・アルバム「スラック」に本作の#1,2,4,6が収録されてはいるんだけど、全部アルバムとは別テイクであり、練られたアルバムversionよりもこちらの方が衝動的でよいという方も多いようです。特にインストの#1、4はアルバムでは両方とも3分ぐらい短縮されており、これらの曲の生まれたままの姿を味わいたい方には是非おすすめのミニ・アルバムです。尚、#3「ケイジ」は短い曲だけど、ユニークで異色の興味深い曲です。
●スラック
・「ダブルトリオの初作品で最後のフルアルバム」
今作の予告編としてヴルームが発表されていたので、聴き比べが出来るのだがこじんまりとまとめられた感が強い。しかし1曲目のヴルームはビートルズミックスと題されて、LRに各人の音が振り分けられている。これもクリムゾン初の試み。今作発表前にはツアーもしており、曲が成長したのが見受けられる。このアルバム発表後に6人でのスケジュール調整が難しい、コストがかかる等から、クリムゾンは次期クリムゾンの開発、調査の為にプロジェクトシリーズを行う。結果ブラッフォードのアコースティックへの回帰、レビンの多忙な事から脱退ではなく、離脱。ダブルトリオは幕を閉じる。
・「これ1枚で終わったのが惜しい90年代クリムゾン傑作」
70年代後期クリムゾンのヘヴィネスと80年代クリムゾンのリズム位相変移/ポリリズムの技法が合体した6人編成のクリムゾンは、ライブを除けば事実上これ1枚で終わりましたが、世紀末を飾る大傑作といえましょう。
この後の現在進行2000年版クリムゾンは、ヘヴィネスをさらに増強したヌォーヴォメタルへと進化を遂げましたが、「現在のクリムゾンは重すぎて・・・」という人でも、こちらには大満足でしょう。
・「これぞインプロビゼーションの極致!」
ダブルトリオ・キングクリムゾンのコンサートツアーからスラックのインプロビゼーションだけを集めて編集した作品。最初はわけがわからない音の洪水のようですが、聞き込むうちにメンバーそれぞれの個性が浮き上がり、何度聞いても飽きない内容です。
・「妖しげなサウンドが心地よいスラックのアタックです」
ダブルトリオいわゆるlineup5による、95年の日本・アメリカツアーから、スラックのインプロヴィゼーションを取り出し、全1曲につなげたものです。近年も、21世紀のインプロをつなげ、全1曲にしたライブを出しているKCですが、21世紀がメルコリンズのSAXとフリップのG中心だったのに対し、こちらは、何といっても、テクニシャン6人によるインプロということで、あちらこちらで奇妙な音が。でも、これが、一旦、聞き始めると、妙な気持ちよさを持っているから、不思議なものです。KCファンといえども、決して、全員にお奨めのアルバムではありませんが、ヌオヴォメタルの1側面でもある中近東性にも通じる妖しげなKCサウンドが好きな方には、一聴の価値あるアルバムです。
・「ヌゥオボメタルの原型が楽しめるアルバムです」
ダブルトリオ後、一連のプロジェクトを経て、結局、ブラッフォード、レヴィン抜きの4人からなるlineup6で2000年に発表されたアルバムです。メンツは同じですが、次作がヌゥオボメタルを掲げているのに対し、当アルバムでは、そういったコンセプトは用意されていません。ただ、サウンド的には、lineup6の特徴の1つであるヘヴィさがかなり前面に出ており、ヌゥオボメタルに至る過渡期アルバムといえるかもしれません。過渡期と言うと、一聴、否定的に聞こえますが、KCの場合、コンセプトをライブを重ねる中で、煮詰めていくバンドであり、コンセプトの完成前・熟成後のサウンドが最も面白いのも事実です。サウンドのヘヴィさとも相まって、全てのKCファンにお奨めのアルバムではありませんが、lineup6ファンであれば、楽しめるアルバムだと思います。
・「80年クリムゾンに次ぐ、同一メンバーで作られたダブルデュオクリムゾンの作品」
80年の新生クリムゾンでは『ディシプリン』『ビート』『スリー オブ ア パーフェクト ペアー』と同一メンバーで3枚発表されたが、2000年ダブルデュオクリムゾンでも同一メンバーで発表された今作。前作『コンストラクション オブ ライト』の延長上的作品。機材の進化によりギターの音もシンセギターが中心になっているが、1曲1曲を個別に聴くと非常に作り込まれた曲が多い。このメンバーで発売されたDVDを観れば解るが、ドラムのパットマステロットを除く3人がヘッドホーンをしている事から、シーケンサー(自動演奏装置)を使用している模様。このシーケンサーを操作しているのがパットマステロットである。この時期のクリムゾンでは、パットマステロットの比重が大きく、重要人物となっている。今作を持ってトレイガンが脱退。エディージョブソンが『UK』の復活を目指すバンド、『UKZ』へ移籍する。代わりに80年クリムゾンの重要メンバーであったトニーレビンが復帰。また、ポーキュパイントゥリーのドラマー、ギャヴィンハリソンが参加予定。またツインドラム体制のクリムゾンが誕生し、08年内に復活予定。
・「新コレクターズクラブ第1弾」
1996年7月1日、ダブルトリオ期クリムゾンのスラックアタックツアーロンドン公演を2枚組で完全収録しております。完全収録ですが、前座のロバートフリップのソロ、約25分まで完全収録されています(笑)この日のライブは既に海賊盤で出回っていますが、やはりオフィシャル盤だと音がいいですね。内容的には中々いいと思います。旧曲は80年代ディシプリンクリムゾンの楽曲、70年代クリムゾンから2曲(太陽と戦慄2とレッド)、21世紀のスキッゾイドマンをやっていますが、ダブルトリオクリムゾンだとインプロパートが少なくなっています。しかしインプロ曲も1曲収録されています。この値段で2枚組は安いと思います。内容も中々お勧め出来ますので、買っても損はありません。
・「重爆撃機に打ちのめされるようなサウンド」
もう40年近くクリムソンを聞いていますが、未だに、一番好きなバンド。新譜が出ると内容が同じようでも、つい買ってしまいますが、このロンドンライブもなかなかいいです。2度と集まらないであろう6人のダブルトリオ・クリムソンの音を大音量で聞いていると、表現は悪いですが、爆撃機にやられているような気持ちになります。とくに、二人のドラマーがばたばたと叩きまくっているので、80年代のクリムソンも曲もかなり違った印象に感じます。あとスピードが速い。昔の曲も少し速めの演奏で聞くと、またスリリング。flame by flameとか、フリップはリフが大変です。ベースもよく聞こえるので、i-pod等で聞く場合は、ぜひ、低音がよく聞こえるようにイヤフォンにも気を遣ってみてくださいね。クリムゾン・マニアは当然として、若い方にも買って欲しいものです。私は60歳になってもクリムゾンを聞きますから、早く本当の新譜を出してくれないかなあ。
・「輸入盤の方が安いよ」
「Collectable King Crimson, Volume Three」と同じ内容だと思いますので、安い方を買っても良いんじゃないでしょうか。タイトルが違うので見つけにくいですけれども。時期的にも内容的にも「Absent Lovers - Live in Montreal 1984」のキレのある演奏から現在のヘヴィーメタルなKCへの過渡期的なライヴだと思います。私はパット嫌い&ビル大好きなのと、やはりダブルトリオはあまり意味がなかったのではと考えていますのでこの時期のクリムゾンは今一つですが、それはこのアルバムの罪ではありません。内容は悪くないと思いますよ。
・「ダブルトリオ期クリムゾンの進化した映像作品」
ダブルトリオ期のクリムゾンの姿を的確に捉えた秀逸な作品の再発盤です。DVDメディアとしての完成度は高く、DVDが普及する前にリリースされた作品であるにも拘わらず、古さが全くありません。マルチアングル、ちょっとしたゲーム感覚で歌、リズム隊、ソロを各年代からチョイスして演奏出来る21世紀のスキッゾイドマン...完成度は非常に高いです。前回発売されたDVDからの変更点は、まず前回はCDケースサイズがDVDケースサイズになりました。それと両面1層でしたが、片面2層になり、DVDを裏返す必要がなくなりました。これが大きな変更点。ただ、片面2層にしたので、時間短縮の為か曲が孤立していて繋がったライブ感覚ではなくなりました。それと、『VROOOM』が『VROOOM VROOOM』、『VROOOM VROOOM』が『VROOOM』と誤表記されています。見所はビルとパットのグルーブの違いですね(笑)。この作品で、クリムゾンで観れるビルブラッフォードは最後です。もう少し評価されてもいい作品だと思います。
・「お買い得だとは思いますが・・・」
1982年8月27日のフランスでのライブと1984年4月28日の日本でのライブを1枚に収めたお買い得なDVDだと思います。84年のライブは私が持っているLDのものと違いがあります。・DISCIPLINEが入っていない(ELEPHANT TALKの前に入っていた)・THREE OF A PERFECT PAIRの演奏シーンが加工されて1曲目に入っている。(LDではDIG MEの 後に演奏シーンが入っていた)・4人の楽屋裏でのシーンはTHELA HUN GINJEETの後に入っていたといった感じです。どうせならやはりLDと同じにしてほしかったと思います。とはいえ見所は満載で、FRIPP卿のメトロノームに会わせてFRACTUREを弾く姿などは感動的です。ADRIANの象さんもこのときは元気に鳴いています。ELEPHANT TALKでは音と映像が合っていない箇所がありましたが、そんな所を修正して出してほしかった。
・「diciplineが入っていれば...」
賛否両論な80sクリムゾンのライブ。ある意味貴重なソースです。個人的には「賛」の方なので非常にうれしい。20年前に友人宅でライブインジャパンのビデオを見て以来、いつかほしかった、でもそのうち廃盤になってしまった映像がDVDで手に入るだけでも星5つです。しかもフランス?だったかの別ライブの映像もある。これで星7つです。が、なぜかビデオに収録されていたdiciplineが未収録!昨今のクリムゾンのヘビーなカラーにそぐわないからかもしれませんが、80sの象徴としてこれは入れて欲しかった。ということで星3つ(!)減点です。おしい。
・「チャーチャーチャーチャーチャー」
2003年日本公演と2000年ロンドン公演の2枚組み。ロンドンのほうは、以前CD「ヘヴィーコンストラクション」の特典についていた公演と同じ映像だと思うのですが、かなり暗い映像(あえてそういう編集をしているのかな?)で、曲によってはフリップのおでこのテカリしか見えなかったりします。ただ、演奏自体はこちらのほうが締まりがあってよいと思います。日本のほうは映像は明るいのですが、カメラワークがイマイチで、ステージを斜めに捉えていたり、やたらと切り替わったりして集中できませんでした。あと、ブリューが畑仕事してるオジイサンみたいな、映像作品には”ありえない”格好で(ある意味必見かも)、演奏もちょっと緊張感に欠ける感じがしました。あと、「太陽4」って途中からコーダ部分を演らなくなって、ちょっと尻切れトンボな感じがしますよね・・・。(ロンドンでは演っていましたが、日本では無し。)
●ザ・グレート・ディシーヴァー パート1(紙ジャケット仕様)
・「音が良くなっている!」
廃盤となった作品を2枚組を2セットとして発売されたVol.1です。以前に発売された『グレートディシーバー』と内容は全く同じ。しかし当時のCD製作よりも、現在の方が断然クオリティーが上がっています。音がいい!しかも2セットに分けて発売しているので、以前発売の『グレートディシーバー』よりも買い易くなっています。当時は4枚組で1万円でした。しかし『真紅伝説』発売前に、『グレートディシーバー』を6枚組にして発売する計画があったらしいが。。。ジャケも一新。最近のクリムゾン作品でお馴染みのPj クルックが担当。買い逃した人、以前発売の『グレートディシーバー』を所有している人も買っても損はありません。しかし。。。クリムゾンは何が再発されるか解らなくなってきましたね。。。クリムゾナー泣かせです(泣)。
●ザ・グレート・ディシーヴァー パート2(紙ジャケット仕様)
・「音がいい、グレートディシーバーのVol.2!」
廃盤となった作品を2枚組を2セットとして発売されたVol.2です。以前に発売された『グレートディシーバー』と内容は全く同じ。しかし当時のCD製作よりも、現在の方が断然クオリティーが上がっています。音がいい!しかも2セットに分けて発売しているので、以前発売の『グレートディシーバー』よりも買い易くなっています。当時は4枚組で1万円でした。しかし『真紅伝説』発売前に、『グレートディシーバー』を6枚組にして発売する計画があったらしいが。。。ジャケも一新。最近のクリムゾン作品でお馴染みのPj クルックが担当。買い逃した人、以前発売の『グレートディシーバー』を所有している人も買っても損はありません。Vol.1のレビューでいい事ばかり書いてしまったので、ちょっと批判的な事も指摘をすると、最近はクリムゾンのライブ音源がありふれているので聴き比べてみると解ります。ちょっと編集過多。けど内容は最高ですね。コレクターズクラブの作品の様にどんどんライブ音源を発表してくれるのはファンとしては嬉しいけど、この『グレートディシーバー』や『エピタフ』の様にまとまった作品集も発売されると嬉しいかも。しかし紙ジャケ仕様の他にもプラケース仕様でも発売して、まだクリムゾンに触れた事の無い新しいファンの獲得をすればいいのにと思いますね。。。
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