Sonic Codex (詳細)
Eivind Aarset(アーティスト)
「最高」
Civilians (詳細)
Joe Henry(アーティスト)
「レイドバックされてシャープなオルタナ・カントリー/フォーク、歌詞つき」「must buy !」「なるほど、キャバレー?ミュージック」
「イキのいいの来ました!」「すてきな歌声」
Twelve (詳細)
Patti Smith(アーティスト)
「ロック」「Bob Dylan と Nirvana」「ファンへのプレゼントでもあり」「やはり、ただものではない..」「傑作」
Release the Stars (詳細)
Rufus Wainwright(アーティスト)
「はじめまして。」「精神的自由・ゆとりを求める詩学と音楽」「サウンドファンタジー」「新しくなったルーファス。」「こんなものじゃないでしょう?」
Girlfriend (詳細)
一十三十一(アーティスト)
「水分補給みたい」
Chrome Dreams II (詳細)
Neil Young(アーティスト)
「ニール節健在。長尺の曲の迫力に脱帽。」
マドンナ コンフェッションズ・ツアー・ライヴ (詳細)
マドンナ(アーティスト)
「絶対元気になれるよ!」「マジでカッコイイです。」「"Music" に絶句・・」「興奮作」「最高のエンターテインメント・ショー」
Strange Weirdos: Music from and Inspired by the Film Knocked Up (詳細)
Loudon Wainwright III(アーティスト)
「ルーファスの親父の作品というより、ジョー・ヘンリーとの共作アルバム」「おめでたコメディ映画“KNOCKED UP”のイメージサントラ」
Sky Blue Sky (詳細)
Wilco(アーティスト)
「〈音響〉のポスト・ロックではなく、しっとりとしたオルタナ・ロック」「ノイズは一切なし!サマー・ティースな雰囲気。」「とはいえ絶賛出来ない違和感。。。」「ネクストステージ」「芯のある美しさ☆」
「ビョークは燃えている。」「アントニーも最高!」「音楽!」「驚異的大変身!」「これはこれでいいが」
West (詳細)
Lucinda Williams(アーティスト)
「ジャケットも中味も名盤の輝き。」「ルシンダ姐さん、今回も決まってます!」「8作目」
DREAM DIVER (詳細)
サンタラ(アーティスト)
「サンタラの夢に飛び込んでみた。」「暇だからレビュー。」
呼吸 (詳細)
ビューティフルハミングバード(アーティスト), 鈴木惣一朗(その他)
「意欲作」「「ほっこり」します」
Night Vision (詳細)
Spirit Catcher(アーティスト)
「ベルギーのテクノユニット、待望のCDアルバムです。」
「やっと詳細が掲載されたので」「安心して聴けます。」「私信だと思いましょう」「母のやさしさ」「アン・サリーの優しい声に包まれながら穏やかな気分に浸っています」
「メロディアスで聞きやすい」「売れるだろうなぁ」
平成風俗(初回限定盤) (詳細)
椎名林檎×斎藤ネコ(アーティスト), カリソメオーケストラ(演奏), ナダタルオーケストラ(演奏), マタタビオーケストラ(演奏), コノヨノオーケストラ(演奏), コマエノオーケストラ(演奏), ノラネコオーケストラ(演奏), アノヨノオーケストラ(演奏)
「洗練された秀作」「美しい。」「・・・こりゃ高級風俗だね」「素敵です…」「私は納得。」
オブリヴィオン・ウィズ・ベルズ(DVD付) (詳細)
アンダーワールド(アーティスト)
「万人受けはしない内容」「ゆったりと一人で体を揺らす」「密室感アゲイン」「おう、これはいい!(^o^)」「動けない」
The World Has Made Me the Man of My Dreams (詳細)
Me'Shell Ndegéocello(アーティスト)
「至高の芸」「これは…」「邦題もなかなかいい感じだ!」
Shine (詳細)
Joni Mitchell(アーティスト)
「カムバック作も傑作でした。」「35年以上変わらぬ創作力、歌詞つき」「心地良いシリアスさ」「期待通りの作品。」
We'll Never Turn Back (詳細)
Mavis Staples(アーティスト)
「じっくりと聴きたいアルバム。手ごたえ十分な出来映え」「これは買いでしょ!」「素晴らしい」
ハミング・スイッチ (詳細)
二階堂和美(アーティスト), YOUR SONG IS GOOD(アーティスト)
「大胆な解釈を含むカヴァーがいい」「素敵です!」
Planet Earth (詳細)
Prince(アーティスト)
「あえてアナログっぽい音作りの向こうに見えるメッセージ」「買いです。」「おそるべし、殿下」「買いです。」「幕の内弁当なアルバム」
yanokami (詳細)
yanokami(アーティスト)
「不思議な浮遊感に包まれるサウンド」「レイ・ハラカミはマーカス・ミラーだ」「今年の宝物のひとつです」「今から楽しみです」「シンプル、そしてちょっとかわいい。」
・「最高」
いやはや、すばらしい。はじまりから中盤にかけての盛り上がり、終盤の郷愁がたまりませんね。あのギターのうねりに終始陶酔。できれば良い音響機器でお聴きいただきたいと思います。
・「レイドバックされてシャープなオルタナ・カントリー/フォーク、歌詞つき」
ジャジーでスモーキーだった『タイニー・ヴォイセズ』に比べると、今回は、ルーツ・ミュージック寄りのオルタナ・カントリー/オルタナ・フォーク。しかし、ジョー・ヘンリの音楽であるかぎり、今回も、レイドバックされ、シャープな音響が利いているキャバレー――ここで言うキャバレーはホステスが出てくる酒場ではなく、ダンスやコメディーショウをする舞台のあるレストラン、ナイト・クラブのことを指す――音楽であるのは相変わらずです。歌詞は、人事、人間の力の限界について諦観を湛えていますね。この輸入盤でも歌詞つきです。デジパック仕様。日本盤はボーナストラックなしのジュエルケース仕様。印刷された英語の歌詞を理解できて、デジパックのほうが好きなかたは、この輸入盤のほうをどうぞ。
・「must buy !」
ペニーレインさんのここでのレビューと、雑誌『ミュージック・マガジン』のレビューを参考に、ギャンブルで、つまり試聴とか一切せず、2週間ほど前に購入しました。で、それ以来、毎晩酒と辞書を手元において歌詞をながめながら(まだ完全に理解できない部分もあるけど、トム・ウェイツ並みのストーリーテラーです)、くりかえしくりかえし聴いています。要するに、これしか聴いていない!近年では、ボブ・ディランの『モダン・タイムズ』にもけっこうはまったけど、ここまでは続きませんでした。すごいアーティストにめぐり会えて幸せです。ペニーレインさん、ありがとう。 飽きのこないメロディと過不足ないアレンジ、深みと捻りのある歌詞、それにすてきなジャケ写(インナーのも本当によい)、これはもう must buy でしょう。
・「なるほど、キャバレー?ミュージック」
A.コールマンの近影を求めて彷徨っていたら、J.ヘンリーの前々作"Scar"にヒットした。薄ボンヤリAMORと浮かぶタトゥーのジャケにも、各種音楽誌をにぎわせている本作にも見覚えがあった。話題作のレビューには少し気後れするがあえてこちらでレビュー。 "Scar"の導入部=R.プライヤーヘ哀悼歌〜ムード過多?のひしゃげたボーカルと上手くはまったオーネットのアルト。つかみは十分。すぐさまB.マーリー、B.ディラン、T.ウェイツが連想された。(ウェイツのレーベルANTI所属とはでき過ぎ?)ミディアム〜スロー意味ありげな調子はそのままずっと本作まで続いている。Jhawksとの競演がにわかに信じられない転身振りというのが凡人の偽らざる感想。こうした形に帰結することこそが、オルタナのオルタナたるゆえんなのだろう。ペニーレインさんのいうキャバレーミュージックというのに、ナルホド!と膝を叩いた。歌詞を含めてすでに完成形の感じがするし、マドンナとは親戚筋らしいし、すでにブレイク済みということか。一筋縄ではいかないビートニク的存在感に惹かれる。ジャジーでスモーキーという前作"Tiny Voices"も聴いてみようっと。(というわけで聴いてみたのだが、前後2作に比して録音が良くない気がする。気のせいだろうか?)
・「イキのいいの来ました!」
アコーディオンの弾き語りなる特異なスタイルで、ジプシー音楽からジャズやボサノバ、果てはケルトの匂いまで感じさせちゃう手広さが魅力的です。でも聴けばすぐに「中山うりだ」とわかる、しっかりとしたスタイルも持ってます。
SalyuやUAに通ずる、倍音の多い柔らかな声の持ち主ですが、彼女たちが「耳にひっかかる声」だとすれば、うりさんの場合は「耳にフィットする声」とでもいいましょうか。とにかく聴いていて気持ちが良いんです。
楽曲も、アコーディオンによく似合う童話的な曲、場末のバーを思わせるノスタルジックな曲などバラエティ豊か。世界観も完璧に練られていて、安心して浸れます。文章じゃいくら書いてもうまく表せない・・・とにかく聴いてください。
・「すてきな歌声」
先日「サクサク」にゲストで出演していた「中山うり」のアルバム。 サクサクはちょっと癖のある新人アーチストが紹介されることが多いが、番組で聴いた曲からいつものようにポップス系なのかと思ったら、Amazonではジャズに分類されていた。 番組でちらっと紹介されるクリップではポップ系のバラード〜R&B系?と言っても通る曲が紹介されていたけれど、翳りのあるシャンソンっぽい歌声がなかなかいいぞ。
・「ロック」
カバー集とはいうのは、謙遜であろうか。オリジナルアルバムと考えていい。 1曲目の「アー・ユー・エクスペリアンス」から完全に曲はパティのものになっている。まるで別の曲。「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」なんていう驚きの曲も入っているが、これも、元の曲と肩を並べるくらい素晴らしい出来である。全ての曲は解体され、パティの鋭い感性で曲中の最もロックなるものを抽出され、新たに構築しなおされている。 アメリカン、ブリティッシュ、60S、70Sと幅広い選曲となっているが、好きな曲を選んだと言うより、彼女が今最も表現したい事を表す曲を選んだものだろう。パティの懐メロソング集では決して無い。 パティはまだロックしているのである。音楽を聴いて身震いを憶えるなんてここ何十年も何百年も無かった。 ちなみに私は、日本盤を買ったが、歌詞も記載されておらず(パティの意向らしい。一曲一曲にパティのコメントがある)、もちろん対訳も無い。お高い日本盤を買うよりこっちの輸入盤で良かったかなとも思っている。ご参考に。
・「Bob Dylan と Nirvana」
7曲目、Bob Dylan の“Changing of the Guards”がなかなか良い。原曲も聴いてみたが、こちらのほうが私は好きだ。ディランの「臭み」がなくなって物足りないといえばそれまでだが。それにしても6分ほどにもなる曲をほとんど同じメロディーで聴いていて飽きないということは、やはりディランがすごいということでもある。ま、歌詞がシブいわな。
もう1つ、たぶんこのアルバムの中でもっとも注目すべき10曲目、Nirvana の“Smells Like Teen Spirit" が素晴らしい。かなりテンポが遅く、かつシンプルな演奏なのだが、バックで弾かれるクラシックギターの音が非常に印象深く、独特の雰囲気を醸し出している。この1曲を聴くためだけでも買う価値があると思う。
・「ファンへのプレゼントでもあり」
何を歌っても自分の世界を作ってしまう力があるため、「パティ・スミスのオリジナルアルバム」として聴いてもさほど違和感はないのですが、やはり肩の力を抜いて楽しむのがいいのではないでしょうか。
メンバーが楽しげに(もちろん心を込めて)演奏しているのが伝わってきますし、一曲一曲にパティのコメントが付いているのも嬉しいですね。
・「やはり、ただものではない..」
ティアーズ・フォー・フィアーズ、ニール・ヤングなどロックナンバーのバラード中心かな?と聴き進むと、ストーンズ、ポール・サイモンのミディアム・ナンバー、果てはニルバナのハードな名曲、さらにヒップホップの名曲まで、ロックヒストリーを俯瞰するような選曲の良さ。カバーアルバムは、そのアーティストの特徴でまとまることが多いですが、彼女は1曲1曲、完全に自分のものにしています。この人、本当に詩人なんですね。ジェファーソン・エアプレーンあたりにくると、思わず体がスイング。ポール・サイモンも、んー凄い!ニルバナに至っては、脱帽。言葉もありません。既にヘビーローテしています。
仕事で疲れて帰ってきた体と心を癒してくれる、久々の掘り出し物。星空の下で、頭を空っぽにして、聞き入りたい1枚です。
・「傑作」
正直最近のパティのオリジナルアルバムは楽曲がぱっとしないのが多かった気がするので(個人的にですが…)このカバーアルバムは久々の当たりのような気がします。冒頭のジミヘンのAre You Experienced?をはじめしっかりと自己解釈をした上で歌っており原曲への敬意を持ちつつもパティ色に染め上がった素晴らしい仕上がり。買い。
・「はじめまして。」
まず、このアルバムを教えてくれた吉井和哉氏に感謝!
ある日、森の中で全曲通して聴いてみた時に、自分が解き放たれていくのを感じました。それは幽体離脱的な感覚じゃなくて、木々や風や光や川のせせらぎの中に溶けてしまいそうな感覚。。
スピリチュアルで、文学的で、Insideなのに、Outside。 なんだか、初期のDavid Bowieを匂わす雰囲気です。
素敵な歌をありがとう。
・「精神的自由・ゆとりを求める詩学と音楽」
まず、ブックレットに歌詞が印刷されているのは、とてもありがたいですね。
さて、オペラ、クラシックなどのヨーロッパのかつての栄光に思いを馳せながら、現在のアメリカを批判的、諧謔的に眺め、自己自身を肯定する。ルーファスのオルタナティヴ・フォークの特徴は、その点にあります。この作品でも、その特徴は変わらず、『ウォント』二作に比べると、オペラ、クラシックなどのヨーロッパの高尚な音楽への傾倒は、やや抑えられたかたちでも、見られます。しかし、ぼくらは、そこに、懐古趣味、劣等感、大衆蔑視を否定的に見るよりもむしろ、現在の中身のないヒットものに安易に便乗しない精神的ゆとりを肯定的に見るべきでしょう。ヴォーカルに関しては、ルーファスの声質は、故ジェフ・バックリィ、レディオヘッドのトム・ヨーク、コールドプレイのクリス・マーティン、アントニー&ザ・ジョンソンズのアントニーの声質と同様に、くぐもっているけれど、高くて鋭いです。ここ十数年の男性シンガーを代表する声質なので、聴いていると、世代的な説得力、安定感があります。
・「サウンドファンタジー」
意外に評判がよくないのでちょっとびっくりしました。たしかに今回は今までで一番ポップで明るい印象ですが、僕はそれを彼のキラキラ感がサウンドファンタジーとして爆発したととって大変気に入ってます。セルフプロデュースですしね。歌声も鼻声なのにド派手なオーケストラに引けをとらない相変わらず素晴らしいものですしこれからも期待しています。ライブが楽しみだ!
・「新しくなったルーファス。」
何回も何回も聴いているんですが過去の 4 枚にあって今回のアルバムに無いものがあるんですよ。曲もアレンジもいいし、ルーファスの歌も完璧。ではそれが何かずーっと考えていたんですが、 「ウットリする様な恍惚感」 が今回まったく無くなっているんです。これがルーファス言うところの「新しいルーファス」なら仕方ないけど、結局ぼくがルーファスの音楽に求めていたものってそれだったんだと思いました。
・「こんなものじゃないでしょう?」
あまりルーファスらしくないアルバムですね。「Do I Disappoint You」と「Tulsa」は絶対に聴いて!!と言いたいけど他が地味すぎる。やっぱりルーファスにはゲイ的美学が全開になったキャンプなアルバムを期待してしまうので,今作は普通すぎるというかヘテロすぎるというか・・・ちょっと疲れた時に聴くには良さそうだけど,初めて彼の作品に触れる人にはもっと彼らしいアルバムから聴くことをオススメします。
・「水分補給みたい」
体のどこかに水がしみ込むみたいな音に声。。。確実に乾いている箇所を狙ってジワ〜ッ。と程よい潤いを与えてくれるような。一曲目の歌いだしからものの数秒で空間が変わりました。これだから一十三十一は素敵☆だと感じます。今回のアルバム、聴くというよりは体感する感じに近いと思いました。気になっている方、購入して損はしないと思いますよ。アレンジも本当に良いです。是非。
・「ニール節健在。長尺の曲の迫力に脱帽。」
本作のタイトルはクローム・ドリームス2だが、過去にクローム・ドリームス(1)が発表された訳ではない。その作品は76年11月に発売予定だったのがお蔵入りになり、ライク・ア・ハリケーン等の収録予定曲はアメリカン・スターズン・バーズ等のアルバムに散っていったのである。その作品と本作とは直接関係ないが、彼が30年前から引きずっていたアイデアが形を変えて結実し、今の世に問うべく発表されたのが本作ということになろうか。冒頭3曲は80年代後半に作られてこれまで未発表だった曲を新しく録音したものである。本作で彼を主にサポートするのはベン・キース、リック・ロサス(ベース)、そしてクレイジーホースからドラムのラルフ・モリーナ。ストレイゲーターズとクレイジーホースの混成のようだが、それに応じてか曲はアコースティックの穏やかな曲からエレクトリックのニール節全開の曲まで多様だ。
美しいアコースティック・サウンドのM1、バンジョー入りのM2、合唱隊を交えたM10、他にM4、M5、M8がフォーク/カントリー色の強い曲。特にM4はジョニ・ミッチェルのシャインに通じる祈りの歌詞が素晴らしい。その他の曲はニールならではのロック色が強いが、最大の聴きものは、それぞれ18分、14分を超す長尺のエレクトリック・ロックのM3、M9。ニール独特のギター・サウンドも声も健在。年齢を全く感じさせずこのような大曲に果敢に取り組むニールのアクティブさには脱帽する。M3は重厚なホーン・セクションの起用も要注目。
3曲で道が重要なテーマになっているが、ブルース・スプリングスティーンのロング・ウォーク・ホームに通低するものを感じる。直接的に政治を批判する歌詞はないものの、社会に関わるニールの姿勢は健在だ。結論として本作はニールの快心作と位置づけられるだろう。
・「絶対元気になれるよ!」
最近はちょっとマドンナから遠ざかっていたんだけど、知り合いから”このツアーライブは必見!”と言われ早速購入。 いやぁ、マドンナ踊る、踊る!激しいダンスの後には息切れしながら水を飲み”ちょっと休ませてね”と言ってステージに横たわったりしてリアルに頑張ってる姿に感動ですよ、あなた。も、とにかくかっこいい!の一言です。サタデー・ナイト・フィーバーのコスチューム、ロックスター風(ギターほんとに弾いてる?)とビジュアル的にも全く飽きずにあっというまに時間が過ぎていくのです。 全身にみなぎるオーラとセクシー演出で、ちょっとお疲れの人々に元気を与えてくれるこのDVDは確かに必見です!"Sorry"のイントロでは女性ダンサーとのキスをして、どきどきですし。。^^
・「マジでカッコイイです。」
自分はまだ、20代だけど、MADONNAはなにげに、映画のDVDをレンタルして、MADONNAの音楽へとハマッてしまいました。最新アルバム「CONEFENTIONS...」は毎日のように聴いています。飽きない。LIVE DVDを楽しみにしてこのアイテムを買いましたが、すごく感動!カッコよすぎです。歳なんて関係ないです。歌もダンスもエンターテイメントも最高です。DVDは凄い感動しました。LIVE DVDもすごくいいです。洋楽アーティストでここまでやってくれるアーティストはMADONNAだけです。
「え〜 MADONNA、古くない?」なんて言ったらだめです。彼女は世代なんて関係ないです。オリジナルアルバム最高ですが、このCD+LIVE DVDを是非買ってきてください。きっと、考えが変わります。前回の同じようなアイテムがでましたが、絶対、こちらをオススメです。
これ見たら、元気でます。嫌なこと、吹っ飛びます。
・「"Music" に絶句・・」
昨年、リージョンコード1を買った。"Music Inferno" と "Hung up" に本当にショックを受けた。あれ以来、ほとんど毎晩見て、見る度にそのかっこ良さに「すんばらしい!」を叫んでいた。そして、ようやくコード2が出たのでなぜかこれも買った。今や私はバックダンサーのデバラさんとアンドレィにもいたく感銘!マドンナ同様大好き。これほど見る度に感動し、顔がほころぶDVDはありません。批判の多い「よけいな」画面編集にも私は満足しております。
・「興奮作」
2006年音楽業界での“最大のトピック”といっても過言ではない、マドンナのワールドツアーの模様がついにDVD化。歌い・踊るマドンナの姿はもちろんですが、スワロフスキーによる100万ドルのミラーボール、超人的な肉体を駆使したダンサーたち、アイザック、ダンス、ゴルチエ/グッチ/ドルガバ/サンローランの衣装、巨大スクリーンなどなど、映像作品ならではの見所が盛沢山となっています。特に冒頭の悲鳴にも似た観客の歓声には凄まじいものがあり、聴いているだけでグッときてしまう。そしてマドンナの登場。登場を待ちわびた狂乱のファンに囲まれながらも、「そんなこと知るか」と言わんばかりの表情でクールに歌い始める彼女の姿がマジで鳥肌もの。シビレます。ディレクションは、「ray of light」や「I’m going to tell you a secret」を手掛けたのと同人物。粗さやディテイルの甘さが多少気になるものの、膨大な映像マテリアルの中からよくぞここまでまとめ上げたたと思います。カットが多い分飽きさせないのはもちろん、クラブのスクリーンに映し出されるような 見ていて一緒に踊れるような映像作りを心掛けたのではないでしょうか。ファンは当然この作品をゲットしていると思いますが、そうではない方に是非見ていただきたい、まさに逸品です。
・「最高のエンターテインメント・ショー」
マドンナはいつまで経っても衰えませんね〜!!凄いです。ファンでなくとも一度は見ておいたほうがいいと思います。ただし、US盤はリージョン1なので、一般の方にはリージョン2の国内盤をお薦めします。
リージョン・コードの件は下記でも指摘されている通りなのですが、US向けがリージョン1で、通常の日本製プレイヤーでは再生できない旨をメーカーはもっと周知すべきだと思います。PCで再生できる可能性が残されているのは救いですけどね。一般人にはNTSC方式とPAL方式の違いとか、リージョンコードの違いなんて、さっぱりわからないと思いますよ。理解する気もないだろうし。。。
●Strange Weirdos: Music from and Inspired by the Film Knocked Up
・「ルーファスの親父の作品というより、ジョー・ヘンリーとの共作アルバム」
ラウドンとジョー・ヘンリーの共同作曲、共同プロデュース作品ですが、ジョー・ヘンリーの個性が強く表れています。ルーファス・ウェインライトのお父さんであることは忘れたほうがいいでしょう。渋いオルタナ・カントリー/フォークですね。おそらくライヴ録音なので、音がずしりと重いです。ぼくは何度も聴くことでしょう。ブックレットには歌詞が印刷されています。
・「おめでたコメディ映画“KNOCKED UP”のイメージサントラ」
ジャケット画像が映画とは無関係なせいで一見すると「ちがうんじゃないか?」という気もしてしまいますが、正真正銘全米大ヒット映画“KNOCKED UP”のMusic from and Inspired byな公式サントラ。
『40歳の童貞男』をヒットさせたジャド・アパトー監督の熱烈な要望に応えて本作ではLoudon Wainwright IIIがすべての挿入歌を担当。 (その曲を『プラダを着た悪魔』のJoe Henryが歌詞を抜いてスコア化)
劇中曲がすべて歌詞つきだと、うるさすぎるということで、泣く泣く歌詞をカットしてスコア化したそうででも全曲イイ歌ばかりなので「イメージサントラ」として発売。そういう経緯らしいです。たしかにイイですよ。映画本編同様、実にほのぼの系です。
(Loudon Wainwright III自身は医者役で映画に出ています)
・「〈音響〉のポスト・ロックではなく、しっとりとしたオルタナ・ロック」
まず、『サマーティース』以来ずっとですが、今回も輸入盤のブックレットにも歌詞が印刷されているのがうれしいです。国内盤にボーナストラックはなし。輸入盤の特別限定盤も、DVDのリージョナル・コードが1で日本製のプレーヤーで再生不可能らしいです。『ヤンキー・ホテル・フォックストロット』、『ア・ゴースト・イズ・ボーン』同様、発売半年後ぐらいに何らかのかたちで二枚組特別盤が出そうですが、でも、今のところは、ぼくにはこの輸入盤で十分です。また、CDエンハンスドがあります。パソコンのQuickTime Playerでファイルを開くと、インターネットでウェブキャストにつながります。どうやら、CD発売後に2日間行われるライヴのうち、ひとつがCD購入者限定でライヴ音源が聴けるようです。
さて、内容については、ほかのかたも触れていらっしゃるように、今回は、『ヤンキー・ホテル・フォックストロット』、『ア・ゴースト・イズ・ボーン』とは違って、ジム・オルークによる〈音響〉的ミキシングや大きなコンセプトはありません。でも、ビーチ・ボーイズ、ブライアン・ウィルソン的な明るさ、甘さのあった『サマーティース』とも違って、今回は、しっとりと、いろんなルーツ・ミュージックをアメリカのオルタナティヴ・ロックとして昇華した感じです。バンドは本当に楽な気持ち、純粋な気持ちで作ったのでしょう。とにかく無理なく聴けますし、最後の締めで、ジェフのヴォーカルもいつも通り印象に残ります。
・「ノイズは一切なし!サマー・ティースな雰囲気。」
最近のウィルコはジム・オルークが関わりノイズを大幅に加わえ、決して初期のカントリー調の聴きやすい音楽ではなかった。それはウィルコという音楽を完成させたのだが、ジムの影響が大きくどちらかというとジムの作品のようにも感じた。しかし今回はサマー・ティースのような雰囲気で、ノイズを入れた長い曲もなくポップで聴きやすいです。また最近のようなどちらかというと暗いイメージではなく明るいイメージの作品になっており、ジムも参加していますが今回はウィルコが主となっている感じです。
・「とはいえ絶賛出来ない違和感。。。」
wilcoに関しては2種のリスナーが存在しており、アメリカーナ指向〜the bandの幻影を無意識に求める人達が片方で、その人達は今作絶賛な感じですね。結局ghost is bornが沸点だった故に、今ジェフに揺り戻しが来たのかなあという印象が今作。9.11を租借し終わった今の気分がこうなんだろう。summerteethが聴きやすい中庸なポップだったのもあれ以前だったからと邪推してしまう。というかジェフはどう出るか分かんないのがwilcoの面白さだと思うので、ネルズ・クラインもいつまで居るか分かんないですね...。このメンツで本当に、猛烈に観たい。
・「ネクストステージ」
今やアメリカンロックの代表選手になったWILCO。前作のJim O' Roukeによる音響破壊因鬱世界爆発ロックとはうってかわり非常にすっきりとした簡素なアコースティック・ロック。柔らかい印象を持たすバンドサウンドなんだけど非常にコンパクトでタイトな演奏、なんだけど良く聴くと実はJEFFの繊細なセンスが複雑に交差した硬質で奥の深い謎めいた作品。簡素なんだけど壮大、清楚だけどノイジー。だからどうした?って感じだけどWILCOの新たな音楽性が感じられ、次から次へとステージを移していくことが出来るWILCOの刹那を切り取ったロックアルバム。
・「芯のある美しさ☆」
アメリカン・ルーツとしてのwilcoを色濃く感じるものになっていました。音はスタイリッシュによくまとまっていて、メロディは美しいです。芯があって、なかなか聴き飽きしない、持ちのいい音楽と言えるかもしれません。自分でもこれからさらに聴いていくだろうなと思います!
ただ決して悪い作品ではないと思うのですが―個人的には方向性として「ヤンキー〜」なるものを期待していたので―物足りなさを強く感じている事も事実です。ノイジーで不安定な音響、独特の空気感が恋しくなります。なのでそれぞれが求める方向性によって意見が別れる作品ではないかと思います。
●ヴォルタ
・「ビョークは燃えている。」
自分はこのアルバム、いたってシンプルだと思いました。
なぜなら、もうBjorkはデビュー当時のように真っ直ぐ一点しか見ていないからなのでしょう。。メダラやヴェスパタインの様に模索する必要はなくなったのです。
ジャケ写が今までと違って遠くを見ているのも、何だかそれを物語っている様な気がします。。。
『私は起源を失った。だけど取り戻そうとも思わない。』『(多分シンドリ君に対して)私の息子よ。あなたは私の最大の愛。』そして何より、ガンガンのクラブサウンドで『旗を揚げろ!独立を宣言するのだ!』………。
あんた、40にしていよいよ動き出したね。。。
・「アントニーも最高!」
あのかわいくて(今や40こえたオバサンですが)へんてこで知的でアッパーでどこにもいない愛すべき生きものビョークが帰ってきた。ここんとこどうも我々の手のとどかない高尚な世界にいってる感じがしていたけど今回はパワフルでカラフル、ビョークの天才が我々の日常と地続きの路上やキッチンやダンスフロアで爆発している。ほんと今までで一番ポップ。以前の作品で時々感じられた、とってつけたような大げさなものも今回はまったくなく、実に軽やかだがサウンドはブッとい。リズムもトライバルでいい感じで激しい。結構ビョークは今の世界に怒っていて、でビョークが怒るとこうなるか?お母さんが怒ってる感じかな。しかしこの人、歌えばなんでもビョークになっちゃう個性の強さはあっぱれだな。あとゲストでビョークと2曲デュエットするアントニー、最高ですよ。このアルバムを聴いてアントニーの声を気に入ったビョークファンの皆さん、ぜひアントニー&ザ・ジョンソンズのアルバムも聴いてみてください。彼のアルバム「アイ・アム・ア・バード・ナウ」は素晴らしいですよ。
・「音楽!」
約3年ぶりのビョークのアルバムは、異なった人々との出会いと言うことを中心にすえたもの。それは、単なる観念的なものでなく、世界中さまざまな音楽奏者とのコラボレーションを行っていることにも表れている。 が、私が一番うれしいのは、そういった話になるよりも先ず第一に彼女が音楽に返ってきたと言うことである。最近少し、ビョークというとどうしても「アーティスト」と言う感が強くなり、音楽よりも観念的な話の方が先立っていた。が、ここで聴かれる音楽は、力強く、躍動的で、しなやかであり、誰よりも先にビョーク自身が音楽を楽しんでいるのがはっきり分かる。 衝撃のデビューから何年も経ち、いろんなことが変わってきたが、音楽を愛する気持ちは変わらない、そんな気持ちがひしひしと伝ってくる名盤だと思います。
・「驚異的大変身!」
発売当初批判が6、戸惑いが2、絶賛が2ぐらいのときは大傑作である場合が多いのですがこのアルバムはまさしくそれです。前作で一つの極点を極めた彼女。天才らしく華麗で驚異的なな方向転換を図りました。今までの北欧的な、クリスタルガラスの煌きやヘアーラインフィニッシュのステンレスの表面のような冷たい空気や感性を感じさせる音楽から、漣立つ水面に反射する太陽の煌きや森林の木漏れ日を想起させるような温度感の高い音楽へと見事な変身を遂げたのです。曲間に挟まる自然音でさえ、温帯から亜熱帯の湿気を含んだ音へと変貌しています。理知的でスマートな音響から肉感的でアーシーな音塊へ。余りにも大きなサイズの音楽である為、音と対峙する聴き方でないとその真価が分かりにくいのですが、これはまさしく彼女のターニングポイントでありマイルストーンです。
・「これはこれでいいが」
僕はビョークのアルバムではホモジェニックとヴェスパタインが金字塔で、この二つを10点とするなら今回は8点くらいかな…直前に聞いたジョニミッチェルのカバーが素晴らしかったこともあって、ビョークならもっと凄いのができたんじゃないかという感は拭えないです。とはいえ前回の抗ドロでみせたブラスアレンジを多用したりして面白いことは面白いし水準を大きく上まってることは確か。参加ミュージシャンがアンソニーにコノノbPにライトニングボルトっていうのも洋楽ファンなら興味ひかれるメンツですね。
●West
・「ジャケットも中味も名盤の輝き。」
ゆるやかにスタートするオープニングから、ビル・フリーゼルのギターと共に、複雑に揺れ動く日常に踏み込んできてくれる味わい深い一枚です。
はずんだ曲は少ないけれど、枯れて味わい深く、荒涼とした大地を駆け抜けてゆくような大きさもあり、繰り返し聞いてもじわじわと染みて効いてくるような粒よりの曲が配列よく揃っています。
聞き込むほどに声やサウンドが薬草のように効いてきて、不思議な発見もあり、堂々とした輝きがあります。優しいし。
・「ルシンダ姐さん、今回も決まってます!」
2007年モデルのルシンダは相変わらず気怠く、乾いていて、それでいて艶っぽい。40才になることを恐れている女性の友人がいたら、迷わずこのアルバムを薦めるでしょう。年をとるのは、こんなにもゆたかなことなんだよ、って。カントリーであり、ロックであり、ブルースである。良質の音楽というのは、軽々とジャンルの壁を越えていくということも、このアルバムでわかるでしょう。
・「8作目」
8作目のスタジオ盤。やはり今まで通りというか、期待通りというか、鬱としてふわふわとして乾ききったフォーク・カントリーTXな音。バックの演奏はとにかくめちゃくちゃ美味い。侘び寂びを心得た猛者たちがLucinda姉御の生命力溢れる声を引き立てている。前作のライブ音源のバンドスタイルが好きならデモの入った日本版が良いかも。
ところでコステロとの曲はどうなったんや?
・「サンタラの夢に飛び込んでみた。」
わたしはまさに「ここからサンタラを始める人間」なので、とても心地よく聞くことができました。田村キョウコさんの、ドライで気怠げなヴォーカルと歌詞が、じわじわ〜としみてきます。心地よい倦怠感に、しっぽりと包まれます。
『冬の匂い』このアルバムでのいちばんのお気に入り。 言葉では説明できない、理屈ではない、淡い気体のような恋心を、こんなふうに唄えるなんて!切ない世界です。厳しい真冬ではなく、これから冬になろうかという晩秋の歌。夕方、自転車に乗りながら口ずさんでしまいたくなる曲です。
このアルバムを振り出しに、過去のアルバムを辿っていきます。きっと、新しい順に聴いたほうがいいのでしょうね。楽しみ。
・「暇だからレビュー。」
ジャケットを見ても分かるように、完全にソニー色に染まってる。 内容はというと、やはりインディーズとくらべてクリアになり、色々な音が増えている。 ここからサンタラを始める人間にはよいかもしれないが、昔からのファンである私には少しショックであった。 星5の評価は、このアルバムの中で唯一二人だけで構成された、エルザの憂鬱へ向けたものである。
●呼吸
・「意欲作」
「フォーク・デュオ」色が若干薄れ、新たなサウンドを目指した意欲作と言えるでしょう。シンプルな構成を期待していた人にとっては肩透かし感があったかもしれませんが、ピアノやバンド・サウンドが違和感なく溶け込み、聴けば聴くほど上質な旨みが出てくるアルバムです。
・「「ほっこり」します」
ラジオで彼女らの生演奏を偶然耳にし、迷わず買いに走りました。ほんとにもう、心がほっこりしてきます。穏やかで、緩やかで、美しくて、やわらかくて、暖かくて…聴いているうちにこちらの呼吸が止まってしまいそうな、至福の時間が過ごせます。
・「ベルギーのテクノユニット、待望のCDアルバムです。」
当方クラバーでも無ければDJでも無いのでこの手の物の最新の情報なんてさっぱり?の状態ですが(若かった頃のテクノ情報収集に費やすエネルギーなんてもう無いです)以前DirtyCircuitを聴いてこのユニットが気に入ってしまい、期待薄ながらCDアルバム出さないかなと思っていたらいつの間に発売されていて迷わず購入&予想的中の内容で感激です。音内容的には既に何年も前から腐る程やりつくされた様な感じがしなくなくもないのですが、何と言うのかな彼等オリジナルのデトロイトテクノディスコ??みたいな感覚が新鮮なんですよ。シンプルなリズムにブリブリのアナログシンセベース音+うっすらと綺麗なシンセのパッド音が被さる様な思想的でダンサブルな楽曲っていつの時代に聴いても良いんですよね(ただし、本作の様なセンスの良い物に限るですが)。全11曲そんな感じのノリで良いです、特にリピートで聴くほど好きなのが9曲目のHiddenMemories、この曲は美しいの一言です。因みに国内版の方は限定でHarmonizeとNightVisionのリミックスCDが付いて来ます。強いて言えばアルバムバージョンも悪くは無いのですが以前聴いて感激したDirtyCircuitのリミックスも入れて欲しかったですが、、。デトロイトテクノのファン、LarryHeard(Mr.Fingers)とか砂原 良徳のアルバムLoveBeat が好きな方等にオススメです。+テクノ好きにはドライブ中の=落ち着くBGM=にこれ以上最適な物は無いです!!。
・「やっと詳細が掲載されたので」
以前、一心寺シアターのLIVEでも聴けたミルトンナシメントの「トラヴェジア」やみんなのうたで放映中のあの曲も収録された待望のNEW ALBUMである。人気の高い日本語詞の歌も交えまた一枚、確かな足跡を残してくれたのが嬉しい。同時代を生きる者の空気感みたいなものを踏まえつつ、生きる喜びや哀しみを昇華して歌に込めたかのような各楽曲に聞き入るのみ。心無いレヴューを他のサイトで目にしたりもしたが、こんなに大切にいろんな歌を歌える人を少なくとも私は他に知らない。是非、耳を傾けてみて頂きたいと思う。ちょうどお二人目のお嬢さんもご生誕の由。また記念すべき作品となることだろう。
・「安心して聴けます。」
赤ちゃんの声(一曲の中に、くどいくらいに収録されています。)など、個人的な喜びが大きく伝わってきます。アーチストからの私信と考えれば腹も立ちません。(笑)
相変わらず録音も最良に近い状態です。スチールドラムの音はANDY Narellの「The Passage」よりも日本人向きで非常に魅力的な音色ではありますが多用しすぎの感もあります。
日本語の美しさを改めて認識させてくれるところも変わっていません。歌とはこういうものだと改めて教えられます。CDを購入しても絶対損はさせない貴重な「ボーカリスト」のひとりです。
・「私信だと思いましょう」
どなたかもかかれていますが、個人的な喜びを伝えるように歌われている曲が多いです。そのため、好き嫌いが分かれると思います。私はちょっといまいちでした。
子どもはみんなのうたでもやっていた4.が大好きで何回も何回も聞いています。
・「母のやさしさ」
結婚を間近に控えた私に、涙が出そうな気持ちを催させたのは、「お前が生まれた日」です。自分は、子どもがいませんから、子どもの立場からこの曲を聴きます。それでも、私自身が生まれた日の、父や母のあつい思いを間近に聞かされたような気持ちになって、感動しました。
結婚式の、花嫁の手紙シーンや、花束贈呈シーンで敢えて流したい曲だなあ、とすごく感じました。短い、同じような曲調が続く曲だけれど、とても静かに、心に響く言葉をのせて、私に感動をくれました。それだけでこのアルバムは買いでした。
・「アン・サリーの優しい声に包まれながら穏やかな気分に浸っています」
ジャズ・シンガーであり、心臓内科医であり、二児の母という色々な顔を持っていますが、本アルバムでは、特に母性の優しさが強く感じられました。彼女のオリジナル曲から醸し出される優しさと温かさは、アン・サリーの目指す歌の世界なのでしょう。紙製CDケースの内側にあるアン・サリーと赤ちゃんの写真に込められたメッセージは、収録曲にも色濃く表れています。
奈良県在住の18歳の青年、加藤勇喜さん(知的障害者)の作詞による「のびろのびろだいすきな木」がいいですね。作曲したアン・サリーの言葉によりますと「愛すると同時に憎んだり争ったり、人間の一生の中にある喜怒哀楽の慌しさを、言葉を語ること見守り続けている木を描いた詩にハッとした」そうです。これは第12回NHKハート展テーマソングですが、彼女の感性によって素敵な歌に仕上がっています。
冒頭の「虹の彼方」もいいですね。どこか南国の雰囲気を醸し出すスティールパンの軽やかな音色にのせて、伸びやかに歌われています。彼女の声に含まれているあたかも睡眠導入剤のようなリスナーを夢の世界へといざなう魅力が、ファンのひかれる要素の一つなのでしょうか。
島崎藤村作詞、山田耕筰作曲の「椰子の実」、武満徹作詞・作曲の「翼」と日本語の美しさを見事に表現した二つの佳曲が続けて歌われています。透明な麻のカーテンのような肌触りのような声で、虚飾を排除した素朴な感覚を伝わってくる所が愛される所以でしょうか。スロー・バラードは得意でしょうが、9曲目のデューク・エリントンの「プレリュード・トゥ・ア・キス」でのアップ・テンポの歌唱も切れ味良く聴かせてもらいました。爽快な気分をもたらす曲でした。
●Big
・「メロディアスで聞きやすい」
ウィル・アイ・アム参加ということで、どんなアルバムになるんだろうと思っていましたが、全曲非常にメロディアスで聞きやすく、万人受けする感じです。難解な曲がないせいか、初めから終わりまで一気に聞けます。でも、Macy Grayの最大の特徴であるこのヴォーカルでないと歌えない曲というのがあっても良かったような気がします。
・「売れるだろうなぁ」
意外にも素直な仕上がり。どれをとっても聴きやすくポップな仕上がりで、悪く言えば無難にまとめた売れ筋路線なんですが、だからといってこれ見よがしなイヤラシさは無い。欲をいえば彼女のパンチの効いた曲をもう少し聴きたかったところ。ナタリー・コールをフューチャーした一曲目は必聴です。
・「洗練された秀作」
待ってましたの椎名林檎ソロ名義。賛否両論ある様ですが、このアルバムに昔の椎名林檎を求めるのは如何なもんかと思います。昔の曲をこれだけ聴き応えあるアレンジに仕上げたのは素晴らしい。一曲目ギャンブルから鳥肌がたちました。
私は個人的に、彼女の創る和製ジャズな雰囲気が好きです。美しい。音楽が商売に成り下がってしまったこの時代、彼女の音楽はやはり凛とした力強さを感じますね。
・「美しい。」
このアルバムは映画のためのアルバムです。アルバム世界に沿う楽曲をと考えた時に、収録の過去楽曲が浮かんだというのは非常に納得のいく話。一足先に映画を観ましたが、ぴったりしっくりとくるのですもの。
だから過去の楽曲の使い回しという表現は適切ではないように思います。映画に合うように、更に楽曲を育てているのです(賣笑に似たものがありますが、あの雰囲気が必要だったことも理解ができます)。
とても壮大で、贅沢な音。林檎の声の力を存分に感じられます。「過去のCDレンタルすれば事足りるじゃん」なんて思ってたら後悔します。一回聴いてみるべき。
・「・・・こりゃ高級風俗だね」
確かに、既存の曲が大半を占めています。昔の林檎が復活した訳でもありません。しかし、映画「さくらん」の話が無かったら、きっとソロ名義をしなかったし、映画前提な部分も多少なりともあるのでそこは妥協すべきだと思います。そして、本作の個人的な感想。かなり良かったです!元々、KSKからファンになった僕としては、前編オーケストラアレンジな本作はまさにツボでした。特にギャンブルは衝撃的!シングルカットしてもええんでない?レベルです。アレンジが売笑エクスタシーのまんまのような曲もあったのですこし残念でしたが、どの曲も美しいものばかりです。本作は林檎をこれから識る人にも良いと思います。タイトルセンスも毎度の事ながら粋です。「この世の限り」も、このアルバムの中にあるからこそ輝ける曲だと思います。やっぱり、林檎嬢はアルバムアーティストであり、才能はずば抜けている事を再確認させられました。買う価値はかなりありますよ!!
・「素敵です…」
TVで歌っていらっしゃるのを見て感動しまして、聴いてみました。素晴らしく美しかったです。ただ歌詞はほとんど日本語で良かったかと思います。やっぱり林檎さんですし…
・「私は納得。」
基本的に今回のアルバムは東京事変や従来の椎名林檎の作品と一線を画すと思います。斎藤ネコの影響が多分にあり、全体的にシックで感じです。でも、相変わらず本を読んでいるような椎名林檎の作詞は見事で、私の中では1,2位を争う作品です。ファッション的な、きれいな曲調が流行っている現代にあって、私には“大”納得の作品でした。
・「万人受けはしない内容」
今作は派手な曲はほとんど無く最初に聴いた印象は、久々の新作にしては地味で少し物足りないアルバムだと思いました。しかし、繰り返し聴き込めば聴き込むほどに味の増す曲ばかりで、一度ハマると戻れなくなる位の深さがあります。聴くたびに新たな発見があり、改めてアンダーワールドの世界観の広さや面白さを感じとれ、個人的にはかなりの傑作です。B&Eのサントラやファーストアルバムが好き人にオススメです。逆にアンダーワールド=Born slippy、Rez、Tow months off位に思ってる人と、いまだに「ダレンがいないと・・」とか言ってる人にはオススメ出来ません。
・「ゆったりと一人で体を揺らす」
アンダーワールドの久々のアルバムですが、現在のニューレイブやらディスコパンクやら踊れる機能を重視したものが溢れて、求められているシーンにも関わらず相変わらず状況に左右されず、真摯な作品をドロップしてくれました。
・「密室感アゲイン」
これぞTOMATOというアートワークでドロップされたアンダーワールド5年振りのオリジナルアルバム。
結果からいうと前作のロハス的な明るい開放感が個人的には心地悪かったという苦い記憶をしっかり吹き飛ばしてくれる内容でした。以前「JAL TO TOKYO」を聞いた時「ダークだけどなんか理想のアンダーワールドとどんどんかけ離れていくな・・」と思ってましたが・・・全くの取り越し苦労でした^^このアルバムになんの心配もありません。アンダーワールドファンは期待に胸膨らませて聴いてくださって結構です。
今作はアンダーワールドの専売特許ともいうべき「密室感」や「透き通る無機質な開放感」が今作では完全復活。まるで脱退したダレンが戻ってきたかのようなサウンドなので大きなカテゴリーは違いますが「2番目のタフガキ」や「ボクゥフィッシュ」が好きなUWファンにはきっとこのエッセンスやニュアンスは満足出来る筈です。
歌詞も今までのようなループさせ効果音として扱う以外に歌として構成させてるナンバーもあり結果曲の広がりが大幅にUPしていたりアンビエントなナンバーも4打ちのパルス音などをあえて排除する事で他のダンサブルなナンバーと同等な存在感があります。
あえて言うなら全編に漂うこの硬質なひんやりとしたものは「2番目のタフガキ」の質感に近く今回はそれを更に進化したものと思います。是非!
・「おう、これはいい!(^o^)」
なかなかクールで、聞いているうちに静かに体の中から湧いてくるグルーブが良い。こりゃ買わないと損だぞ。
しかし連中って、クラフトワーク大好きなのね〜。
・「動けない」
前作から5年、だそうです。UWを聴いてきた皆さんにも、イロイロあるには十分な時間と思います。その延長線上で、変わらずこの音を聴かせてくれるUWにシビれること必至です。今すぐ、不安を抱かず買ってよし、です。音のレビューってホント難しい、自分じゃゴミと思ってる作品が絶賛されてるのもよく目にします。伝わらない文章ですみません。ですが、買うのをちょっと躊躇してる方なら、少しくらいの前情報を持ってると思うので一言…スピーカーの前から動けなくなります。お勧めします。
●The World Has Made Me the Man of My Dreams
・「至高の芸」
「BASS MAGAZINE」誌九月号の特集で彼女のことを知って以来、まだ日は浅いですが本作を含むミシェルのアルバムは現在筆者のiPodでヘビーローテーション状態です。
どのアルバムにも言える事ですが、彼女の生み出す楽曲は一聴しただけでは味わいきれぬほどの複雑かつ精緻な芸術であり同時に初聴の人でもすんなり受け入れられ魅了される心地よさと美しさを兼ね備えています。
本当に何度聴いても飽きるということがありません。これほどに聴くたびに新たな発見と感動を与えてくれる音楽に出会えたのは初めてかも。
ベースの他ギター、キーボードも弾きこなし、唄もラップもやってのけるマルチプレイヤーの才媛ミシェルはべーシスト志望の小生の偶像になりました。
彼女の音楽が一人でも多くの音楽ファンの方々に認められることを願わずにいられません。
・「これは…」
すごい。 音の空間が芸術的に昇華されて一つの宇宙にすらなってる。 ファーストが一番いいと思ってたけどこれが最高傑作かも。 ほんとにスピリチュアルで素晴らしい。 年間ベストクラスの大傑作です。
・「邦題もなかなかいい感じだ!」
マイルス・デイヴィスとプリンスの遺伝子を継ぐ現在進行形の音楽の革命家、ミシェル・ンデゲオチェロの新作!前作「コンフォート・ウーマン」で見せた精神の深淵への宇宙旅行みたいな内容も本当に素晴らしかったけど、一転して今度のはロックらしい。アーティストとしては最も刺激的な領域に踏み込んでいる可能性大です。付けられた邦題もなかなかいい感じだ!発売前から、めちゃくちゃ盛り上がってます!
・「カムバック作も傑作でした。」
ジョニ・ミッチェル5年ぶりのカムバック作である。一時は絵画に没頭するため音楽活動を離れたそうだが、創作意欲を抑えられずに復帰作を創り上げた。これが、すばらしい!出来栄えなのである。昨年の夏に家から離れて自然の中で動物達と過ごして創られたインスト曲の#1からしてジャジーでかっこいいジョニの世界が広がります。#2、#10といったようなキャッチーな曲もありますが、詞の内容は全編を通して現代社会に対する批評が垣間見えます。ほとんどの楽器をジョニがプレイしていますが、これがスタジオミュージシャン並みにイケル!「ビッグ・イエロー・タクシー」のアコースティックギターのカッティングもかっこいい!!新規一転してHEARMUSICから出したのも正解だったのは?とにかく一聴の価値ありです。この世代で生まれてよかった・・・・。
・「35年以上変わらぬ創作力、歌詞つき」
1971年の名盤『ブルー』を聴いたあとにこの作品を聴きましたが、35年以上変わらぬジョニの創作力に驚きました。ジョニと同じくカナダ出身のニール・ヤングにも共通しますが、カナダ出身のシンガー/ソングライターとして、あたかも、アメリカもより肌寒い辺境で、アメリカという中心を横目に見ながら、マイペースで淡々とフォーキーなグッド・ミュージックを奏でているかのような独特の雰囲気に引き込まれますね。それでいて、歌詞には、戦争や環境破壊を憂う切迫した情動も表現されています。歌詞つき。スーパー・ジュエル・ケース仕様。ジュエル・ケース仕様の日本盤にボーナストラックはないので、輸入盤でもいいのではないでしょうか。
・「心地良いシリアスさ」
待望のジョニ・ミッチェル復帰作。オリジナル新曲版では9年ぶり。今回は聴く前から最もシリアスな作品になると聞いていましたが聴いてみて納得。音は実にシリアスです。しかし、聴いていて辛くなるような音楽ではありません。心に切々と響く心地良いシリアスさ。一日に何回でも聴けます。事実、買ってから今までヘビーローテーションで何度も聴いてしまっています。改めて彼女のソングライティング能力の高さをまざまざと見せ付けられて感動しました。オープニング曲のピアノで綴られるインスト曲から持っていかれ、良い意味で彼女らしい曲が繋がっていきます。一曲一曲丁寧に作りこんでいるなぁと感じます。昔のアコースティック期の代表曲のセルフカヴァーもあります。今回はジャケットなどどこにもジョニの描く絵が使われてないのは唯一の残念な事ですが、芸術的なアート写真の数々が実に作品とマッチしていてこれは逆にアリです。
・「期待通りの作品。」
待ちに待ったジョニ・ミッチェルの新作。予想にあった様にシリアスな内容だが、ジョニの世界を見事に具現化している。一曲目はインスタルメンタルで始まり、作品への期待が徐々に盛り上がっていく見事な演出で幕が開ける。一つ一つの音を丁寧に積み重ねながら、彼女の世界を築き上げていく様は、全くもって年齢の衰えなどを一切感じさせない。ジョニ・ミッチェルの凄いところは、誰にも媚びることなく、且つ嫌味なく、自分の世界に人を引き込むエネルギーである。年輪を重ねても、その音楽は先鋭的であり、優しく魅力的である。今作品が、ミュージックシーンにおいて、今年最大の出来事である間違いないことである。
・「じっくりと聴きたいアルバム。手ごたえ十分な出来映え」
このアルバムは一人でじっくり聴くべきものだと感じた。聴くほどに深く深く訴えかけられている様な気がしてならない。バックのライ・クーダーのギターも雰囲気を高めている。非常に手ごたえのあるヘビーなアルバムだ。このアルバムを聴いていたらカサンドラ・ウィルソンのニュームーン・ドーターやブルー・ムーンを思い出した。どれもハスキーボイスで味わい深い作品である。
・「これは買いでしょ!」
メイヴィスのこの新しい作品はピカイチです。Ry Cooderがプロデユースしただけあって、ルーツィーなギターが堪能できるほか、メイヴィスのスモーキーな声にぴったり合った仕上がりです。こんどこそ、メイヴィスはグラミーを受賞されると思いますよ。
・「素晴らしい」
今年夏、ケンタッキーへ出張する際に飛行機で聴いて即購入しました。ルーツですね。混ざり物が無いというか。のっけからヤラレました。素晴らしい作品だと思います。個人的には限りなく星5つに近い4つです。やや前半の似た曲調が続いたので、その辺りだけ幅が欲しかったのですが、たいした問題ではないですかね。We'll Never Turn Backに何度も泣いてます。
・「大胆な解釈を含むカヴァーがいい」
タイトル曲の1は、日産マーチのCMソング。このことが象徴するように、基本的には、創作の主体性を放棄したミニ・アルバム。2はもちろんさだまさしのカヴァーですし、3はずっと前にできあがっていたけども、埋もれていた曲です。4はサザンのカヴァー、5は斉藤由貴のカヴァー、6はセルフカヴァー。そのため、リーフレットには、「素晴しい作詞家/作曲家の方々に敬意を込めて(二階堂和美)」との謝辞が記されています。邦楽の場合、オリジナルと大差のないカヴァーが多いのですが、今回はそれなりに大胆な解釈、編曲が行われています。そして、全曲を通じて、二階堂和美のヴォーカルが自由に飛び跳ねるところが、聴いていてとても心地よいです。ぼく自身は、5の「卒業」がとても気に入っています。
・「素敵です!」
キャッチーなスキットが愛らしくて楽しい「ハミング・スイッチ」、YOURSONGISGOODとコラボした、ホーンの音が少しおまぬけでしみじみとさせられる「関白宣言」のカバーをはじめ、にか嬢の歌唱力がよりレベルアップしたことを感じさせられる6つの曲が入ったミニアルバム。変化自在の声が様々なシチュエーションを想起させてくれて、もともとあった歌世界に、新たな物語を紡いでいくような、記名性が高い歌声であるにもかかわらず、きわめてポップで、敷居が低く、難しいことなんて考えなくても楽しめるような出来に仕上がっている。全面支持!
・「あえてアナログっぽい音作りの向こうに見えるメッセージ」
とびきり楽曲の質の高い1曲目、一見なんてことないけどキレの良いGリフとジャストでタイトなリズム隊がメチャメチャかっこいい2曲目を試聴して、即買った。僕が一番好きだったアルバム「1999」「パープレイン」の頃がなぜか思い出される。リサ&ウエンディやシーラ・Eといった名前がクレジットされているからだけではないだろう。‘85年のパープレインツアーの頃、ジミヘンのように全身全霊でギターを弾きまくりロックしていたプリンスの姿が目に浮かぶ。
中盤以降は良く練られた多彩なスローナンバーによって、アルバムにぐっと深みが出る。粋なピアノとミュートしたフリューゲルホーンがジャージーな3、タイトなファンクロックチューンの4をはさみ、5はスローナンバーだけれども、馴染みやすいメロディと練られたアレンジにより深い味わい、全く退屈しない。6はコーラスの絡みが心地よく、7はウエンディの弾くマンドリンがとても良く似合う。
ディスコ感覚モロ出しに涙がチョチョ切れる8からはまたパーティー再開だ。バッチバッチのホーンセクションは短いソロ回しを含めて、そのカッコよさは聞かないと分からないね。9、フェイザーのかかったGのイントロでまた「パープレイン」を思い出すも、アップテンポでひねりも充分、文句なし! エンディング10もストレートだ。正直言って、プリンスのアルバムを最後まで聞きとおせたのは久しぶり。しばらく愛聴盤になりそうだ。
最後に、このアルバムは録ったものを加工して現代的な音にすることをあえて拒んでいるように思う。表ジャケには例のサインのみで文字がなく、曲名すら書いてない(プロダクション情報はあるが)。“Planet Earth”と“人間の文明や技術の進歩”が、放っておけばより相入れない状況になる、というメッセージと受け取るのは深読みだろうか?
・「買いです。」
自らのレーベルやマイナーなレーベルからの作品ももちろんよかったのですが、久し振りのメジャー、ワーナーからの「ミュージコロジー」以降、明らかにプリンスは新しいディケードに突入したという確信を僕たちは抱きました。そこから三枚目である本作もその勢いを維持したままの快作と呼べる出来で、古くからのファンは溜飲を下げたはず。とかく一時代を築いたアーティストが言われがちな、「先進性を失った」「音的にひとつ古い」云々の横槍も撥ね返す、このほとばしる創造性を一体だれが揶揄中傷できるのでしょうか。瑣末な瑕疵(と言っていいならですが)や、いかにもプリンスといった手触りを越えて、スネアの音や曲を盛り上げていくギターやボーカルなどの総体としてプリンスは、もはや普遍という言葉にふさわしい高みにまで登りつめたような気がします。
・「おそるべし、殿下」
殿下が完全に、時代にアジャスト、しました。80年代の疾走後、後進のR&Bアーティストに押されまくった90年代は、ワーナーとの闘争〜プリンスという名の封印、自主レーベルの設立など山ほどの暗中模索がありましたが、ザ・レヴォリューションに変わるバックバンド、NewPowerGenerationでの質の高いパワフルな演奏も、イマイチ時代を見誤っているかな?という印象も正直拭えずでした。プリンス個人としては、90年代は結婚〜長男の死産〜離婚、そして親御さんの逝去、と、疾走のツケが来たような人生の節目続きでありました。毎年何かをリリースする多作な殿下ですが、この10年弱は本来の創作意欲を見失いかけていた惰性をも感じました。プリンスという名前を取り戻した99年の「レイヴ・アン2・ザ・ジョイ・ファンタスティック」以降、彼のリハビリは徐々に熱を帯びて行きますが、葬送ムードの強いジャズ的作品「レインボウ・チルドレン」、思い切りフュージョンにまで行ってしまった「N・E・W・S」がことのほか評価が高く、その次の現代のR&Bに照準を合わせ直した「ミュージコロジー」あわせてグラミー受賞で一線復帰をしました。「レイヴ〜」という作品以後、殿下にとっては「80年代の自分の音」と今の自分がどう折り合いを付ければよいかはある種長い間の悩みであったかもしれません。ですが、そんな90年代の試行錯誤を経て、殿下の音楽の基本スタイルは結局80年代の音、ということに開き直ったかのような出来が「KISS」の新世紀版とも言える「ブラック・スウェット」収録の「3121」と思います。快作でしたが、でも何かが足りない印象でした。
そして今作、前作では足りていなかった「自信」を深めた殿下を、アルバム収録10曲すべてに感じます。音が流行であろうがそうでなかろうが関係なく、殿下自身の意識が現代のダイナミズムに追いついた、創作意欲が凌駕している、という感想。ほぼ全編ミディアム系の曲で構成されていますが、随一のハード・ロック・ナンバーM-2「Guitar」に、強い自己肯定を見る思いがします。この人が絶好調のときの音は、解説を要しません。骨太の一枚、どうぞ、感じてください。
・「買いです。」
自らのレーベルやマイナーなレーベルからの作品ももちろんよかったのですが、久し振りのメジャー、ワーナーからの「ミュージコロジー」以降、明らかにプリンスは新しいディケードに突入したという確信を僕たちは抱きました。そこから三枚目である本作もその勢いを維持したままの快作と呼べる出来で、古くからのファンは溜飲を下げたはず。とかく一時代を築いたアーティストが言われがちな、「先進性を失った」「音的にひとつ古い」云々の横槍も撥ね返す、このほとばしる創造性を一体だれが揶揄中傷できるのでしょうか。瑣末な瑕疵(と言っていいならですが)や、いかにもプリンスといった手触りを越えて、スネアの音や曲を盛り上げていくギターやボーカルなどの総体としてプリンスは、もはや普遍という言葉にふさわしい高みにまで登りつめたような気がします。
・「幕の内弁当なアルバム」
プリンスといえば多彩な音楽センス故にファンによってツボがバラバラだったりする。
バラードがツボだったりファンキーなナンバーがツボだったり・・というように
今までのアルバムは多彩なナンバーが入ってるとはいえどこか全体的にR&B寄りだったりファンク寄りだったりという印象のものが多かったが
今回の新作は1曲1曲がはっきりと印象が違う。ファンキーなのはファンキー。POPなのはPOPと振れ幅が大きくまたどれもがプリンスとして納得できる密度の濃いナンバーに仕上がってます。
まさに高級料亭の幕の内弁当状態。
全10曲とボリュームは少なめですが全方向のプリンスファンが満足できるアルバムだと思います。
・「不思議な浮遊感に包まれるサウンド」
yanokamiはまったく新しいバンドだ。yanokamiは矢野顕子の延長でもなく、レイハラカミの延長でもない。このグループは音楽的に共鳴し新しい音を作りたいのでアルバムを作ってみました、という表層的なレベルだけではない。曲はでき次第、yanokamiサイトとmyspaceでアップし、発売前のプロモーションでは全曲、フルコーラスをインターネット経由で自由に聞けるようにしていた。音楽配信会社やあるいはレコード会社中心のプロモーションではなく、それがyanokami自身のバンド活動のスタイルなのである。ベテランと新進気鋭のミュージシャンがそれをやってしまうすごさ。インターネットを敵視するJAS○A○のような近視眼的で前近代的なシステムを鼻でフフンと笑っているようにも思える。そう、yanokamiはインターネット時代における音楽の在り方を実践するための新しいバンドなのだと愚考するのであった。矢野顕子の以前のアルバム「ホントの気持ち」にあったレイハラカミとのコラボ曲の雰囲気を前面に押し出した内容である。選曲はデビュー当時から現在に至るまで幅広く選択し、それをレイハラカミサウンドに仕上げている。レイハラカミの不思議に癒されるサウンドに矢野顕子の声が浮遊感を与える。たとえるなら夏の夜、満天の星空の下、一人プールに浮かんで漂いながら空を眺めるといった感じかな。(筆者は矢野顕子のデビュー以来のファン)
・「レイ・ハラカミはマーカス・ミラーだ」
私は矢野ファンなので、まずは矢野側からのアプローチ。ハモンズでの経験から(それを言うならYMO時代から)こういう実験的なエレクトロニカと矢野は非常に合うのは頭では分かっていた。しかし過去の経緯もあるから、ついそれ以上を求めてしまう嫌いがある。それはYMO(今はHASYMOか)でもそう。だが考えてみれば今挙げた人達は皆50代になってしまった。一方でイノヴェーションはやはり若い頭脳から出てくるものだという気持ちがないでもない。だから余り期待し過ぎも禁物だ。 おそるおそる聴いたYanokamiは、しかし驚くほど「自然」。「あれ?今までこういうのはなかったんだっけ?」という位スムーズに入ってくる。この要因はつまり、レイ・ハラカミの作り出すトラックにある。一番いいのは「無理をし過ぎない」事だった。あまり「テクノ!」でない所がポイント高い。聴けば機材はローランドのシンセ1台位しか使っておらず、音もせいぜい8チャンネル位のようだ。このシンプルさが良い。分析できそうで、できない寸止めの所がこの人の技なのだと分かった。レイ・ハラカミ恐るべし。 似たケースはマイルス・デイヴィスの『TUTU』だ。これはマーカス・ミラーがほとんど一人でオケを作ってしまっているが、しかしマーカスも難しい音は避け、マイルスに寄り添う音だった。共通するのはシンプルさ、だ。大御所相手の正しい戦略だ。 最後に矢野。矢野はどーぉんと、拡げた新聞の上で寝そべる猫だ。やはり存在感が凄い。「おおきいあい」は久々に傑出したものではないか。「La La means I love you」はヤマタツのヴァージョンが頭にあったので楽しく聴けた。このユニットの解散を厳禁する。
・「今年の宝物のひとつです」
両者の過去の作品のほとんどすべてを知る者としてはいろんな感慨があるのですが、この計算式(足し算)はもともと相性が良いこともあり、非常に完成度が高いアルバムとなっています。何はともあれ「無駄なやりすぎがひとつも無い」ところがイイ。
音的には本当に単純な足し算です。でも無駄が無い、邪魔が無いので、そこがベストな状態に感じられます。両者共にかけた部分のない「1.00」な人なのできちんと「2.00」になっている今の状況がうれしい。誰が聞いても矢野顕子とレイハラカミです。
本当はアッコちゃんの新作をたっぷり聴きたいという気持ちもありますが中途半端なものになるのならまずは今回の方法論で正解だと思います。でも次回は新作メインがイイナ。
ところでこれは(先入観の無い)海外の人が聞く場合どのような評価なんだろう、と思いました。どうなんだろう?少なくともこの組み合わせのような音を出してるグループって今の地球には他にないですよね。
・「今から楽しみです」
以前さとがえるコンサートで矢野顕子がレイハラカミを起用して披露された『終りの季節』『David』『気球に乗って』そして他に『おおきいあい』『TooGoodToBeTrue』『NightTrainHome』など収録予定とのことで楽しみです。
・「シンプル、そしてちょっとかわいい。」
面としての絵(レイハラカミ)の中に求心的な点(矢野顕子)が生まれ、それが勢いよく動き出したり、或は矢野顕子の空間色(背景色)を変えて奥行きや動きをつけることで、絵のヒロインがどんな新しい表情を見せるのか、こうした様々に変化する両者の相対速度がどのように影響しあうのか、矢野顕子+レイハラカミという天才同士の組み合わせだからその聴き所が多数存在する作品です。
ハラカミ氏は歌ものへ取り組む際、主題の邪魔になるようなドラマチックな展開は打たないそうです。今作も歌や主旋律を活かしつつ、音響で新しい見え方にすることを意識されたよう。しかもシンプルにです(音源はRolandのSC-88Proだけ等、極めて素朴な環境だとか)。でもこのシンプルさのなかに何か久遠の深みや凝縮された行間を覚える気がして、氏の世界を感じてしまいます。風景に動きをつけるに、大袈裟なことをせず、主題に沿いつつ原曲から更に拡がる宇宙をつくってみせる。そのシンプルさって凄く美しいと思います。因みに昔矢野氏は自身のピアノプレイに関して「歌の邪魔をするものを弾きたくない」と述べていますが、ハラカミ氏の音ってこれに徹しながら自身の色もイーヴンに出しているのが凄いです。
そんな慎ましさを知るのが背景なら、ヒロインの動きもそれにあわせてしなやかです。矢野氏の声質そのものにあるガーリーな部分(まるで齢を感じさせませんね)や、歌唱方法としてもハラカミ氏の空間を意識し、そこへ溶け込まそうとする歌い方(ハミングや軽い音の乗せ方)で、調和を図っているのがわかります。作品を通して決して彼女だけ奔放ということがないんです。「彼がそうくるなら私はこう歌う」と。ここがヤノカミだと思いました。勿論第二の歌声であるピアノの重ね方も然りです。今作の音作りの基軸となったという「恋は桃色」では当に両者の息がぴったり。背景と歌声が織り成す色彩の綺麗さは、桃色というタイトルのように、音の花で染まる感覚の美しさがありました。
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