フラガールスタンダード・エディション (詳細)
李相日(監督), 松雪泰子(俳優), 豊川悦司(俳優), 蒼井優(俳優), 山崎静代(俳優), 岸部一徳(俳優), 富司純子(俳優)
「勇気をもらえる映画」「ハワイが日本の町を救った?」「私が観た’06邦画ナンバーワン作品です。」「本気のダンスにぶっ飛びました!」「実話のもつ迫力、説得力」
時をかける少女 通常版 (詳細)
細田守(監督), 仲里依紗(俳優), 石田卓也(俳優), 板倉光隆(俳優), 原沙知絵(俳優), 谷村美月(俳優), 垣内彩未(俳優), 関戸優希(俳優), 筒井康隆(原著)
「「未来で待っている」の言葉に…」「TV放送で見ましたが・・・」「胸を張って「好き」といえる作品」「青春を体感」「素晴らしい作品」
明日の記憶 (詳細)
堤幸彦(監督), 渡辺謙(俳優), 樋口可南子(俳優), 吹石一恵(俳優), 水川あさみ(俳優), 市川勇(俳優), 松村邦洋(俳優), 荻原浩(原著), 砂本量(脚本), 三浦有為子(脚本)
「泣けました」「切なすぎるラスト」「切実になる前に、どうぞ、ご覧下さい」「感動と悲しみと・・・」「渡辺謙が凄いです」
嫌われ松子の一生 通常版 (詳細)
中島哲也(監督), 中谷美紀(俳優), 瑛太(俳優), 伊勢谷友介(俳優), 香川照之(俳優), 市川実日子(俳優), 黒沢あすか(俳優), 柄本明(俳優), 山田宗樹(原著)
「原作は読んでおりませんが。。。。」「この映画の面白さをどう伝えたら良いのだろう、必見!」「Love is life!!!!!!!!」「何度でも見たい」「すごく清々しい気分に・・」
武士の一分 豪華版(S) (5万セット限定 3大特典付) (詳細)
山田洋次(監督), 木村拓哉(俳優), 檀れい(俳優), 笹野高史(俳優), 小林稔侍(俳優), 緒形拳(俳優), 桃井かおり(俳優), 藤沢周平(原著), 平松恵美子(脚本)
「小技の効いた藤沢周平の描く夫婦像である。」「妥協なき映画作り」「武士の一分」は「愛妻記」に関わっている。」「普通に見られる作品」「海外の映画には無い感動」
男たちの大和 / YAMATO [DVD] (詳細)
佐藤純彌(監督), 反町隆史(俳優), 中村獅童(俳優), 鈴木京香(俳優), 渡哲也(俳優), 仲代達矢(俳優), 辺見じゅん(原著), 久石譲(その他), 長渕剛(その他)
「犠牲の上に成り立つ平和」「「死に方用意」の意味、意義」「鎮魂の一篇。」「英雄ではない艦と兵士たちのドラマに感動」「薄れゆく記憶の中、彼らの想いを今一度・・・。」
父親たちの星条旗 (特別版) (詳細)
クリント・イーストウッド(監督), ライアン・フィリップ(俳優), ジェシー・ブラッドフォード(俳優), アダム・ビーチ(俳優), バリー・ペッパー(俳優), ジョン・ベンジャミン・ヒッキー(俳優), ポール・ウォーカー(俳優), ポール・ハギス(脚本), ウィリアムス・ブロイルズ・Jr(脚本)
「戦争ヒーローの重要性とは?」「『市民ケーン』との意外な接点」「この作品の評価は難しいが、私は好きです」「素晴らしい作品に出会えた幸福。」「DVD商品について」
間宮兄弟 スペシャル・エディション (初回限定生産) (詳細)
森田芳光(監督), 佐々木蔵之介(俳優), 塚地武雅(俳優), 常盤貴子(俳優), 沢尻エリカ(俳優), 北川景子(俳優), 戸田菜穂(俳優), 岩崎ひろみ(俳優), 佐藤隆太(俳優), 江國香織(原著)
「幸せのカタチは人それぞれ」「天才森田監督が帰ってきた」「兄弟仲よく日々これ好日」「兄弟愛」「夏に見たくなる。」
THE 有頂天ホテル スタンダード・エディション (詳細)
三谷幸喜(監督), 役所広司(俳優), 松たか子(俳優), 佐藤浩市(俳優), 香取慎吾(俳優), 篠原涼子(俳優), 戸田恵子(俳優), 生瀬勝久(俳優), 麻生久美子(俳優)
「本作、とにかくキャストが豪華! 」「役所広司が・・・」「松!!最高〜^^!!!」「おもしろすぎっ!」「やっぱりワクワクします。」
あらしのよるに スタンダード・エディション (詳細)
杉井ギサブロー(監督), 中村獅童(俳優), 成宮寛貴(俳優), 竹内力(俳優), 山寺宏一(俳優), 林家正蔵(九代目)(俳優), KABA.ちゃん(俳優), きむらゆういち(原著)
「とても感動しました」「子どもと一緒に観て・・・」「ヤギと狼の友情」「ネタバレ?」「爽やかな感動。」
ゲド戦記 特別収録版 (詳細)
宮崎吾朗(監督)
「娘が、「ジブリの中で、一番好き」だと言いました。」「好きです」「新しい風」「賛否両論あるようですが・・・。」「見えぬものこそ」
ブレイブ ストーリー (Blu-ray Disc) (詳細)
千明孝一(監督), 松たか子(俳優), 大泉洋(俳優), 常盤貴子(俳優), ウエンツ瑛士(俳優), 今井美樹(俳優), 宮部みゆき(原著), 亀山千広(その他), 大河内一楼(脚本)
「とにかく綺麗!」「少年ワタルの大冒険」「ピュア」「映画見ました!」「現代に無くなってしまった「勇気」を。」
劇場版DVD 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌【通常盤】 (詳細)
高山みなみ(俳優), 山崎和佳奈(俳優), 神谷明(俳優), 茶風林(俳優), 須藤昌朋(デザイン), 青山剛昌(原著)
「コナンの正体を知る謎の男からの依頼と脅迫」「柏原脚本の実力!」「いいです」「画竜点睛」「10周年の記念作品にふさわしい作品」
ゆれる (詳細)
西川美和(監督), オダギリジョー(俳優), 香川照之(俳優), 伊武雅刀(俳優), 新井浩文(俳優), 真木よう子(俳優), 木村祐一(俳優), ピエール瀧(俳優), 田山涼成(俳優)
「若干32歳の西川監督恐るべし!!」「なぜ女性監督にこれが撮れたのか・・・。」「鳥肌」「ゆれている心を描いた、素晴らしい作品。」「引き付けられて、離れられない」
涙そうそう スタンダード・エディション (詳細)
土井裕泰(監督), 妻夫木聡(俳優), 長澤まさみ(俳優), 麻生久美子(俳優), 塚本高史(俳優), 中村達也(俳優), 平良とみ(俳優), 橋爪功(俳優), 小泉今日子(俳優), 吉田紀子(脚本)
「本当に良い映画です。」「優しい気持ちになれます…」「特別な思いがあります」「こんな愛情はいいなぁ。。。沖縄の風情に浸れる佳作!」「切ないけど優しく暖かい映画」
博士の愛した数式 (詳細)
寺尾聰(俳優), 小川洋子(俳優), 小泉堯史(俳優), 深津絵里(俳優), 齋藤隆成(俳優), 吉岡秀隆(俳優), 浅丘ルリ子(俳優), 加古隆(俳優), 上田正治(俳優)
「人は時間とともに生きるものだが・・・」「数式も、ストーリーも、映像もすべてが美しい。」「涼宮ハルヒも読んだにちがいない。」「Eπi+1=0が象徴するもの」「ほのぼのと感動」
地下鉄(メトロ)に乗って THXスタンダード・エディション (詳細)
篠原哲雄(監督), 堤真一(俳優), 岡本綾(俳優), 常盤貴子(俳優), 大沢たかお(俳優), 浅田次郎(原著)
「存在の限りない哀しさについて・・・」「余韻の残る映画でした。」「この映画を感じられるかが感受性のハカリ」「誰がこのはからいを演じたのか」「激動の昭和史 魂は引き継がれる」
DEATH NOTE デスノート / DEATH NOTE デスノート the Last name complete set (詳細)
金子修介(監督), 藤原竜也(俳優), 松山ケンイチ(俳優), 戸田恵梨香(俳優), 中村獅童(俳優), 鹿賀丈史(俳優), 大場つぐみ(原著), 小畑健(原著), 大石哲也(脚本)
「原作を超えた見事なエンディング」「凄いインパクト」「前後編で見て初めてわかる良さがある」「悪を裁くのは正義か」「ある意味で原作を超えた作品」
かもめ食堂 (詳細)
荻上直子(監督), 小林聡美(俳優), 片桐はいり(俳優), もたいまさこ(俳優), 群ようこ(原著)
「構えない、作為のない、すばらしさ」「日常生活から逃避したいあなたへの究極癒しMovie」「お話は淡々としているが傑作!!」「ゆったりとした気分に包まれる、素敵な映画です」「かもめ同好会」
花田少年史 幽霊と秘密のトンネル (詳細)
水田伸生(監督), 須賀健太(俳優), 篠原涼子(俳優), 西村雅彦(俳優), 北村一輝(俳優), 安藤希(俳優), 杉本哲太(俳優), もたいまさこ(俳優), 一色まこと(原著), 大森寿美男(脚本)
「シナリオも役者もよかった!」「天才子役!」「俳優が皆、優しい顔をしている」「シリーズものにしたらいいかも」「最後まであきさせない内容で良かった」
ラフ スタンダード・エディション (詳細)
大谷健太郎(監督), 長澤まさみ(俳優), 速水もこみち(俳優), 阿部力(俳優), 石田卓也(俳優), 高橋真唯(俳優), 黒瀬真奈美(俳優), 市川由衣(俳優), あだち充(原著), 金子ありさ(脚本)
「とりあえず」「タッチより良かった」「別物として考えれば・・・」「やはり」「原作の魅力を生かしていない。」
タイヨウのうた スタンダード・エディション (詳細)
小泉徳宏(監督), YUI(俳優), 塚本高史(俳優), 麻木久仁子(俳優), 岸谷五朗(俳優), 通山愛里(俳優), 坂東賢治(原著)
「主題歌との完璧なコラボ。」「ずっと見ていたい映画」「YUIの不思議な魅力」「爽やかに、泣ける」「ぐぉぉぉぉ!!!可愛いっ!」
● Anime♪
● 持ってる映画
● 2006年 年間 (01‾12月)興行収入ランキング 01‾20
● 2005年 年間 (01‾12月)興行収入ランキング 01‾25
● 2006年 年間 (01‾12月)興行収入ランキング 21‾40
● 映画な日々
● 邦画が楽しい
・「勇気をもらえる映画」
とっても感動しました!実話を元にしているだけあって、炭鉱の人々の必死さがリアルに伝わってきました。笑いを取るシーンがある中で、泣けるシーンも満載。脚本もしっかりしているし、俳優、女優がまたみんなハマリ役で感情移入できました。炭鉱の灰色な風景に色彩が増えていく様子など絵作りもよかった。でも何と言っても最高なのは、フラダンスシーン。全くの素人が特訓の末、舞台で踊る姿は圧巻!勇気をもらえる映画です。サントラも欲しくなりました。そしてハワイアンズにもまた行きたくなりました。(^^)
・「ハワイが日本の町を救った?」
こちら(ハワイ)でもこの映画は話題になっています。当時の「常磐ハワイアンセンター」へハワイから本場のフラダンサーチームが興行してました。それから、いつのまにかギャラのせいかフィリピン人のフラダンサーに替わっていました。
でも、地元の女性も出演していたなんて知らなかった。
このような日本のある炭鉱の町での人間の絆の大切さをしみじみと実感し、フラを通じてハワイと日本の結びつきが多く生まれることを願っています。
今では、誰でも手軽にハワイへ来れる時代ですが、当時はハワイと言えば「常磐ハワイアンセンター」でしたよね。
やったね!日本アカデミー賞4部門受賞おめでとう!
・「私が観た’06邦画ナンバーワン作品です。」
常磐ハワイアンセンター誕生の実話を映画化。 ダンス教師と少女達の友情と成長を描いた作品です。
昭和40年。 閉鎖が迫る炭鉱のまち。 炭鉱娘にフラダンスを教えるために呼ばれたのが、平山まどか(松雪泰子)だった。 最初はイヤイヤながら教えていた彼女だが、生きるために必死になって踊る少女達の姿に、忘れていたダンスに対する情熱を思い出してゆく。 しかし、前途は多難。 果たして、常夏の楽園は誕生するのか?
正直にいいます。 劇場で泣いてしまいました。 なんか、展開がわかっているんですが感動しました。 松雪さん、豊川さんの熱演に拍手。 とにかく、観てください。
私が昨年観た映画、邦画部門文句なしの1位です。
・「本気のダンスにぶっ飛びました!」
練習場での2つのソロの場面がすっごい印象的でしたね
失意のどん底で都落ちしてきたやる気なしコーチ(松雪泰子)が誰もいない練習場でひとり踊っているところに偶然居合わせ思わず息を呑む生徒(蒼井優)
デビューを前にひとり一心不乱に踊る娘(蒼井優)の姿に偶然立会い、全てを許し娘のために反目する炭鉱関係者に頭を下げる母(富司純子)
無人の練習場で踊るダンスの圧倒的な美しさと気高さが、100の言葉を並べるより雄弁に居合わせたものに語りかけ心を揺さぶる・・そんな本気のダンスがなければ成り立たない場面が見事に成立しているのが凄いです
PS.コーチの暴言に思わず我を忘れて啖呵をきってしまった支配人(岸部一徳)の『常磐弁マシンガントーク』もお気に入りの場面です。(ほんとプロだなぁ・・)
・「実話のもつ迫力、説得力」
ハワイアンセンター設立時の悲哀と、関わったひとたちの血と汗と涙は知っていましたが、それがなじみやすいエンターテインメントになって、一地方の近代史を鮮やかに描いてみせてくれました。
フラガールたちの最後のダンスは鳥肌が立つほどホンモノ感にあふれていて、猛練習で実際に腰痛者続出!のリアリテイが、エネルギーが、伝わってきます。巨大映画会社作品以外では久方ぶりに日本アカデミー賞をさらっただけのことのある、映画としてのホンモノのチカラを感じさせます。
秀作の多かった2006年の日本映画でもとびきりメモラブルな一作とおもいます。まだみてないかた、元気がでて、満足する可能性は高いとおもいますよ。傑作です。
・「「未来で待っている」の言葉に…」
何だかんだ言って、自分優先で過ごしていた高校時代。…というより、自分のことでいっぱいいっぱいだった頃を思い出しました。
真琴も最初は自分のことでタイプリープを使っていますが、狂っていく未来を見せつけられ、だんだん自分や周囲にもっと心を配っていくようになるのが印象的でした。
そして千昭の言葉。「未来で待っている」は深いですね。じーんとしてしました。
二人とも二度と会えないことは分かっているはず。千昭は未来に戻るし、真琴もやがては結婚して思い出に変わっていくかもしれません。
ですが、もし将来。真琴が「あの絵が残るように何とかしてみる」と言ったように、本当に未来その絵が残っていたら?もしくは真琴の子孫や、真琴が記した何かが残って、それが千昭の目に触れたら?『真琴がいた』証。『真琴という存在』と再会できたとは考えられないでしょうか?
その時は今度は真琴がタイプリープをして、千昭に会いに行ったことになります。
真琴の「会いに行く!」と力強く語った言葉に、そんな可能性が感じられました。
決して派手ではありませんが、あちこちに深い意味が隠された珠玉の作品だと思います。
・「TV放送で見ましたが・・・」
前作(?)を知っている分、ちょっと遠慮していたところがありました。が、「が」です。TVの前から動けませんでした。ストーリーうんぬん、作画うんぬん、そんなの関係なく、ズッポリと入り込んでしまった。車載のTVで見ていたのがすごくもったいない!かくなる上はDVDの購入を検討しています。 人物の動き、テンポもすごくいいです。劇場で見ればもっとよかったんでしょうねぇ。
・「胸を張って「好き」といえる作品」
先日TVで初めて見ました。原作その他は見たことがありません。見始めたらぐいぐい引き込まれて、あっという間にラストシーンに。
ひょんなことから時間をリセットする力を手に入れてしまった少女。誰にでもある学校での些細な問題も本人にしてみれば大問題。自分の都合のいいように時間をリセットし続けた結果、少女の周囲には人間関係の歪が生じてしまう……。
ありふれた日常と時間を飛び越える特殊能力がもたらす不思議な感じ。壮大な物語があるわけじゃないんだけど、爽快な主人公のなんともいえない心地よさと切なさがあります。
映像のクオリティの高さ、時間軸がめちゃくちゃ飛ぶのにわかりやすくてテンポ良く展開する子気味よさ。そして好感の持てる元気で前向きな主人公。
個人的に胸を張って「好き」といえる作品です。
・「青春を体感」
高校生時代、誰しもが経験したことがある青春をリアルに臨場感あふれる演出で表現されている。「こんな青春を送りたかった。」などと思わせるような作品である。より青春を感じた人ほど傑作だと感じるだろう。もう一度高校生時代に戻って青春を感じたい方にお勧めできる作品だ。
・「素晴らしい作品」
本当に心に響く作品です。他の皆様が良い部分はたくさん説明されているので注意点だけ。
物事は白黒つけないとだめな方、はっきりとしたエンディングが欲しい方には残念ながら向きません。
観終わった後に、色々と想像をめぐらせるのも、この作品の良い点なのだと解釈してます。
・「泣けました」
飛行機機内で観ました。映画で泣くことはほとんどないのですが・・・今回はダメでした。もはや他人事ではないような気もして「もしも自分が」と考えました。いや「もしも」と言う表現さえ正しくないような気がします。最近物忘れが、と悩んでいたところです。。。今度は家内と観たいです。
・「切なすぎるラスト」
若年性アルツハイマーにかかった49歳の男。家庭を顧みずバリバリと仕事をしてきた男の運命としては辛すぎるものがある。徐々に記憶がおぼろげになり、最後には死が待っている。しかし、それさえも分からなくなっていく、そんな主人公を渡辺謙が熱演しています。原作にほれ込んでいるからこその熱演といってもいいのではないでしょうか。原作にほぼ忠実に描かれていますが、最初のシーンはおそらくこうなるだろうという想像というか希望ではないだろうか。原作の最後のシーン、奥多摩に迎えに来た妻の枝実子に「いいお名前ですね」とすでに妻のことさえ忘れてしまった夫に涙する妻。原作でも痛いほど切なかったけれど、映像化されるとさらにその切なさが胸に染みます。本当にいい映画でした。
・「切実になる前に、どうぞ、ご覧下さい」
思い当たることを持つ身なので全編爆涙でした。
はじめがあのシーンだなんて。。。
まだ、「思い当たる」レベルの時に観る事ができてよかった。
だから、こんな現実に興味も関心もほとんどない時期の方に強制的に見せる方がいいのかもしれない。
樋口加奈子さんが「理想の妻」過ぎて切ないです。
個人的には医者役の及川光博さんの一見とってつけたような表現が現場の人間からすると逆にリアルで心に残りました。
35歳、キャリア10年の医者も、50歳の方から見れば「若造」しかないでしょう。
それでも、若造なりに10年のキャリアを積んで神様か悪魔がしかけた落とし穴だらけの現場に踏みとどまってできることを成そうとしています。
そんな現実を見つめることが切なくなりすぎない程度の時期に観て頂ければいいなあと思ったりしました。
ご参考までに。
・「感動と悲しみと・・・」
本を読んだときも感動しました。でも、映画も本を読んだときと同じくらい感動しました。バリバリの仕事人間だった佐伯を襲った突然の病、「若年性アルツハイマー」。病気の宣告を受けたときの驚きと戸惑いと絶望と、悲しみと・・・。渡辺謙さんの演技は本当に迫真に満ちていました。及川光博さん演じる医師との会話、そして会社で一緒に仕事をした人たちとの別れの場面には涙しました。でも一番涙が出たのは、本も映画もラストでした。いつかはこういう日が来るのだと分かっていても、佐伯の妻(樋口可南子さん)の気持ちを思うといたたまれなくります。原因も治療法も分からないこの病気。決して人ごととは思えません。いつもの日常生活がかけがえのないとても大切なものに思えました。いつの日か、この病気の治療法が見つかることを祈らずにはいられません。
・「渡辺謙が凄いです」
迫力の演技には圧倒されました。映画では分からない事がDVDだと特典映像とかあるので渡辺謙がエグゼティブプロデューサーになっているのでこの映画にかけた思いが伝わってきます。
・「原作は読んでおりませんが。。。。」
中谷美紀が演じる松子は、子供時代からのトラウマで、「誰かに愛されたい、誰かから必要とされたい、誰かとつながっていたい」という気持ちを強く心の中に秘めながら生きています。そして、いろいろな人と出会って、精一杯尽くして、でも、結果として逃げられたり、別れたりして、また一人になっていく。
その一つ一つの出会いは、観ている者に「今度こそ松子は幸せになれるのか???」と思わせないではない。笑える瞬間もあるし、幸せ一杯に見えることもある。
けれど僕たち観客は、「松子が殺害されてしまった現在」というオープニングを通過してしまっているのです。 あたりまえですが、僕たちは最後には松子が殺害されてしまうことを知りながら、彼女が迎えるひとつひとつの出会いを、素直な期待感のみと共に見守ることはできません。切なすぎる。 でも、だからこそ松子の不器用な、執拗な、男(愛する対象であり、自分を必要としてくれる他者)への執着がいとおしく、かわいく見えたりもする。 悲しい結末に向かって、それでも一生懸命生きている松子を、心の底から応援したくもなる。
是非、みなさんも機会が有れば観てみてくださいませ。 本当に良い作品でした。
もうひとつ。この映画で素敵な楽曲と歌い手さんに出会いました。
「What is a Life?」というタイトルの曲。歌っているのは、AIと及川リン(彼女のことは知りませんでした)。
AIも良いのですが、及川リンの声と歌い方が、とてもいいのです。 はかなく、カワイく、まるで松子の歌声のようです。実際映画の中では及川リンのパートは松子が歌っていました(当てレコですが)。
AIのパワフルなボーカルとの対比が、及川リンのはかない存在感を際だたせている感もありますが、DVDを観てしびれた僕は、すぐにiTunesMusicStoreで、及川リンの曲だけ即データ買い。 その日に40回は聴いていました。
アルバムが出たら是非聴いてみたいアーティストです。及川リン。
・「この映画の面白さをどう伝えたら良いのだろう、必見!」
この映画の面白さを、果たして、どう伝えれば良いのか。 中島哲也の斬新な場面構成と、ポップで才気ほとばしるセンスに!日本映画界において、極めて稀なミュージカルとしての楽しさに!全編に充満する苛酷さと残酷さとファニーさが融合するジェット・コースターばりの疾走感に!そのものズバリの、刹那的なBONNIE PINKの歌詞に!郷愁を誘うデパートの屋上のメリー・ゴーランドに!「アメリ」を想起させる松子の少女時代の唯一の夢の具現化としての赤い靴の眩しさと、「まげてのばして」に!クドカンの焦燥感と、劇団ひとりの情けなさに!黒沢あすかの、額の美しさと凛々しさに!光GENZIからのファンレターの返事を日々待ちわびて郵便箱を開ける哀しいファン心理に!中谷美紀のスクワットに(笑)!またかって、歌手としてヒット曲を持っていた彼女の澄み切った歌の上手さに!美人女優としての、見事なひょっとこ顔に!ダメ男に惚れ続ける彼女の生きベタ加減に!劇中3回発せられる「おかえり」、「ただいま」のあまりの哀切さに!そして、悲劇的な結末の後、カメラがパンして映し出される夜空の星々の美しさと、彼女が晩年眺めていた荒川が、故郷の筑後川に連なり、松子の魂が安住するラストに!以上、深く感動し、限りなくホシボシを捧げたい。掛け値なしに観ないと後悔する作品、文句なく今年の日本映画のベスト1になり得る傑作と、声高に叫んでおきたい。
・「Love is life!!!!!!!!」
周囲での評判が良かったので、見てみました。ヤラれました。泣いちゃいましたよ(笑)観始めは唐突過ぎて訳が分からず、「おいおい最後までこのノリかぁ?!」と不安に思ってましたが、杞憂でした。いつのまにやら松子さんの一生に引き込まれていました。
映画本編の感想ですが、とても良かったです。ミュージカル調のどこまでも明るい演出でなければ、多分もっと重たくて悲しくていかにもお涙頂戴的な一品になっていたと思いますが、このノリはツボでした。また、逆にその「空回り・本能の赴くまま」的な明るいテンションが胸に刺さりました。
そんな感じのテンションで本能に任せて生きた松子さんは、『本当は皆に愛されてる嫌われ者』なんだなぁと思いました。松子本人を筆頭に本当に不器用な人ばっかりで、見ているこっちがワジワジした気持ちになったけど、ラストの歌のシーンで「松子さんが人生に影響を与えた人はこんなにいるんだ」、と涙してしまいました。皆が皆、色んな形の愛で松子さんと繋がっていたんですよね。
それと、人に一番影響を与えるのは誰でもない『親』なんだ、ということを再認識しました。最近のイジメやら、自殺やらとマスコミを賑わせている話題も、全ては親にかかってるんですよね。やっぱり子は親を見て育つんです。幾つになっても親の一挙一動がその人の全てなんですよ。
と、話が反れてしまいましたがこの映画は本当にオススメです。中谷さんの演技はやはり凄すぎます。ミュージカルだけに歌もチカラ入りまくりで大好きです。松子さんのおかげで、いろんなことを考えさせてもらうことが出来ました。
・「何度でも見たい」
映画館で見た時、長編であるにも関わらずあっという間に時間が過ぎてしまった気がしました。見終わったあとすぐ「また見たい!」と思った作品です。映像美もさることながら、中谷美紀が本当に素晴らしい☆ 原作とはまたひと味違ったミュージカル調の物語。ダメな男に惹かれてばかりの松子だけど、とても愛すべき女性なのです。ほんのちょっとしたきっかけで、大きく人生が変わっていく。それが他人から見ればプラスでもマイナスでも、松子にとってはその瞬間ごとが全てで、いつも素敵に輝いている。きっと中谷美紀と松子の事が大好きになりますよ。原作が大好きだったので映画化でどうなるかと思いましたが、中島監督に拍手です☆
・「すごく清々しい気分に・・」
見終わったあと、なんだかすごく清々しい気分に包まれました。
この映画で描かれる主人公、川尻松子は、 性格ブスな面も多々ある人物として描かれており、 映画の中で展開される彼女や、彼女を取り巻く人々の 人生模様・愛憎劇は、 一般的に言って決して清々しいモノではありません。
なのになぜ・・ ミュージック仕立ての演出・映像美・俳優達の演技力・音楽等々に、清々しくさせるタネや仕掛けが存分に埋め込まれているのは確かでしょう。
ただ、松子がどうしようもなく不器用なその愛・生き方を嘆くこともなく(たとえ痩せ我慢であったとしても)潔く生きていく姿勢が、涙ではなく清々しさを、 私の胸の中に残してくれたのだろうと思います。
一押しでお勧めできる映画です。
・「小技の効いた藤沢周平の描く夫婦像である。」
この映画は、武士の一分という、武士道のことではなく、夫婦愛の話しが中心である。 新之丞と加世の夫婦にまつわるいわば日常的話しの時代劇であるが、木村拓哉は演技が上手である、小林や坂東の脇役も素晴らしかった。 とにかく、演技とは思えない当たり前のような動きには感心する。咳払いや偉そうな姿や…とにかく巧い。しかし、なによりも宝塚出身の壇れいがとても綺麗な役どころであり、勿論、本人も演技も素晴らしかった。最後は、素敵な終わり方をしてとても和やかな気持ちになった。ストーリーもだいたい思った通りに進む程度で単純明快でよろしい。映画を観終わって、若いカップルが「あんた、泣いてたの」と笑いながら彼氏の顔を覗く彼女、微笑ましい姿に、映画のホントのエンディングは、観終わったヒトの顔だったのかと山田監督の奥深さを教わった。
・「妥協なき映画作り」
二回劇場で見ました。ぶっちゃけ率直な感想、シンプルゆえに面白いです。
この作品を含め、山田洋二監督・藤沢周平原作の時代劇三部作の特徴は、オーソドックスなストーリー展開ながら、徹底した時代考証と選りすぐりのキャスト陣の迫真の演技、それによりチャンバラではない本物さながらの殺陣のシーンから、果ては当時の武家の日常風景の中にある細かな作法まで、一切妥協のない徹底したリアリティを実現しているところにあると思います。
さて、キムタク主演で話題の今作、前作「たそがれ清兵衛」「隠し剣・鬼の爪」と明らかに異なるのは、前作では舞台の山形県・庄内の風景を積極的にシーンに取り込み、東北の郷土の雰囲気を作品中に上手に織り交ぜていたのに対し、今回は屋敷や城内といった舞台セットが中心の、インドア中心のやや窮屈な作品展開となっております。ただしその制作スタイルが逆に、今作のテーマの中心「夫婦」の日常風景を味わいよく描き出すことに結びついています。そういう意味では成功かもしれません。
で、僕から見たキムタクの演技ですが、十分に役にはまってますよ。序盤こそいつもの”キムタク”でしたが、中盤、盲目になり絶望するさまを気合を込めて演じ、さらに妻との離縁、終盤の決闘にかけて迫真の演技を続け「役者」木村拓哉を見せてくれます。さらに妻役の壇れいも可憐な大和撫子らしさを見事に演じていますし、坂東三津五郎も悪役らしさを存分に出してます。その他、緒方拳、桃井かおり、小林稔持など脇役陣もいい味を出してくれていますが、特に中間役の笹野高史の役どころは非常に大きく見所だといえるかもしれません。
前作と比較される部分は結構ありますけど、一本の映画としてのクオリティを十分に兼ね備えていますので見る価値はありです。
・「武士の一分」は「愛妻記」に関わっている。」
「武士の一分」を見ました。今年のベストテンに入る映画でした。
最初の山田洋次のシナリオは「愛妻記」だったという。それではあまりいい題ではない。やはりこの映画は「武士の一分」でなければならない。
「武士の一分」は「愛妻記」に関わっている。
なぜあだ討ちするのかときかれキムタク演ずる新之丞が『「武士の一分」にかかわる事でございます。』と応える。なんだか忘れられないフレーズになりそう。
ネット上の書き込みで最後の盲目の主人公が妻の手を取ってそれと理解するシーンは「街の灯」を思わせると言うのがあったがまさにそうだと思った。「愛妻記」と名前を付けなかったことでこの映画は類いまれな「愛妻記」となった。
山田洋次は江戸時代の平和を高く評価する。欧米の知識人は幕末の穏やかで謙虚で礼儀正しい日本人と農村の風景がユートピアのようだと語っている由
この映画は復讐劇、愛妻劇そして日本の文化の再評価劇である。
・「普通に見られる作品」
まず、主役は木村拓哉だが彼は俳優ではない。だが主役を自然に演じていた事は評価できる。方言も全編を通して自然に話していたし、剣道をやっていただけあって殺陣もよかった。彼の演技に対する批判の原因である「キムタク語」も、時代劇なのでもちろんないのでその点では安心して見られる。盲目になってからも、明らかに演技をしているというわざとらしい演技ではなく、自然体でキムタクを主張する事なく落ち着いた演技をしている。だが、さすがは木村拓哉というか存在感はある。檀れいは初めてにしては頑張ったと思うし、笹野高史はさすが名脇役という演技、桃井かおりの存在感もさすがと共演者も素晴らしい。 「華麗なる一族」も原作が好きなので全話見たが、見て感じたことは、彼のイメージに関係なく演技させようと製作陣が思えば、彼はそれに応えるだけの力量を持っているのではないかと感じた。それまでイメージ通りに演じさせ過ぎた結果、批判に繋がってしまったと思われる。 そしてこの作品は、時代劇としては異例の興行成績を記録した。その事に関して、興行目的のために木村拓哉を起用したと主張する人もいるが、主役を演じられるだけの力量があると判断しての起用だと思う。俳優を本業としていない割には、この作品の主役を見事に演じて見せたと思う。これまでに確立された「キムタク」のイメージを引きずり、その彼が主役を演じている作品だからと偏見を持って見られていることが非常に残念である。
・「海外の映画には無い感動」
最近は洋画ばかり見ていて、やはり日本の映画はどこかレベルが低いのかも、と思いはじめていたのですが、武士の一分には日本映画でしか味わえない感動が沢山ありました。それは日本の四季でしか味わえない季節の音であったり、夜の風であったり、日本の女性ならではの魅力であったり。その表現がとても良く映像に出ていました。こういった事は海外の方では理解しづらいと思いますが、これが日本の良さなんだなと思います。他の方はどう感じるかわかりませんが、私は武士の一文なら胸を張って日本の作品だと言えますし、むしろこれが日本なんだと言いたいですね。恥さらしな映画が目立つだけに、この映画の良さはとても伝わってくるはずです。
・「犠牲の上に成り立つ平和」
私の祖父は、連合艦隊の外周を守る駆逐艦に乗っていた。まだミッドウェー海戦前のことだ。補給船の護衛に付いた祖父の乗る駆逐艦は、補給船と共にアメリカの潜水艦からの雷撃で、轟沈したそうだ。そんな話を聞いているからかどうかわからないが、この映画を再生して感情移入するのに時間はかからなかった。あの戦争が侵略戦争だったとか、負けて当然とか、そんな政治的解釈はこの映画では不要だ。描かれているのは、大和に乗った水兵達を主人公とし、どんな気持ちで、どのように戦ったのかということだ。次々と占領地域を失い、本土への侵攻が目前となった時、何もせずにはおられなかった若者達、下士官の行動はしごく自然だ。また、伊藤指令が大和最後の特攻を命じられた時に、護衛戦闘機がないのに作戦が成功するはずがないと反発した。それに対し「軍令部総長に、陛下がお尋ねになったそうです。海軍には、もう軍艦はないのか。と。」と反発され、言葉をつまらせたシーンも、伊藤指令の苦悩の決断がひしひしと伝わってきた。軍艦は残っている。だから出撃しないわけにはいかない。そう決意したのだと思う。大和映画は多く存在するし、TVドラマにもなっている。しかし、今回のように兵士を最優先で追いかけた映画は、この作品が初めてだと思う。多くの戦死者を生んだ太平洋戦争。私達は、幸運にも生き残ってくれた国民の末裔である。生き残ってくれた祖先たちは、皆、一人一人が使命をもって生きてきた。国を立て直すための使命である。その祖先達が築いてくれた平和を、私達は忘れかけてはいないだろうか。有り余る平和を弄んではいないだろうか。そう考えさせられる作品だった。もう3回観ているが、何度観ても冒頭から流れ出す涙を、止めることは困難だ。
・「「死に方用意」の意味、意義」
エンドロールのときも、いつもはほとんどいなくなってしまう館内が、立つ人も少なく、最後の最後まで、皆さん映画を噛みしめていたようです。涙が乾くのを待っていたのかもしれませんね。こんなに涙した映画は今まで無かったですね。そういう年齢、立場になったのかなぁ…。
下士官や十代の若者に物語を絞ったことで、素直な人間感情を発散できる癒しの作品に浄化しました。
加害責任の後ろめたさを感じながら見る、今までの悲惨さを前面に出す日本の戦争映画とちょっと違って、世代の受け渡しを、最初と最後の話を入れることによって、「死に方用意」の意味、意義を素直に受け止めることができました。
同時に、自分たちがこの「日本で生きている」ことを突きつけられる厳しい投げ掛けでもありました。「平和」とか「生きる意味」とか「誇り」とか考えさせられます。とりあえず、「真面目に生きていこう!」と思いました。
どちらかといえば苦手な長渕剛の歌も、なんかいいなぁ、と不覚にも思ってしまいました。音楽は久石譲だと知らずに見ていました。エンドロールでびっくりです。非常に耳になじみやすい、アイルランド民謡風の、日本人の琴線に触れるいいメインテーマです。前半から涙腺緩みっぱなしのこの映画に浸るのにとてもよかったです。
俳優では松山君が良かったですね。
最後に 「先人たちの失敗から学ぶ」。 それを絶対忘れてはいけません!
・「鎮魂の一篇。」
公開当時、『戦艦大和』のCGの精緻さや、オープンセットの迫力だけがインプットされていて、それほど興味はありませんでした。CGと分かっていても、『戦艦大和』の細部にわたりよくぞここまで再現したものです。最期の出撃となった‘沖縄戦’の壮絶な戦闘シーンもかなりリアルなものでした。
それにしても、まだ子供といってもいい面影の青年たちの『戦艦大和』での在り様はただただ痛ましく、溢れる涙を堪えることが出来ませんでした。戦争とはこんな凄惨な出来事だと、そして有為の大切な人々の命がいとも簡単に損なわれるという事を改めて認識しなければいけないと思いました。
大切な祖国を、大切な人を守るために我が身を以ってその魁とならん・・・なんと純粋で清冽で悲しい決意かと思います。
日本人として、又、人として決して忘れてはならない物語でした。是非お勧めします。
・「英雄ではない艦と兵士たちのドラマに感動」
日本人にしかつくれない映画だと思います。ロンゲストデイもUボートも戦争映画として傑作ですが、アメリカともドイツとも違う日本の視点での映画、しかも過度に英雄的に描かず、個々の人の気持ちを丹念に描いた作品だと思いました。 最も感心したのは大和が全く活躍しない点です。もちろんCGやモデルで描かれた大和は出て来ますが、ちっとも英雄的に描かれない。敵機をどんどん落とすとかそういうシーンが無い。大和が破壊されるシーン、兵士たちが死ぬシーンが連続します。兵士たちの死もピアノのソロで泣かせるセリフをはきながらなんて一切無い。これは映画監督として脚本家として自分の手を縛りながら心で絵を描くような作業ではないか、と。それは伝わりましたね。 また、この映画の特徴の一つはアメリカの視点が一切無いことですが、それが逆に家族を守るために戦った兵士たちの気持ちを表現するのに寄与していると思いました。アメリカの視点、日本の指導者の視点、それは他の作品に任せればいい。それぞれの真実があるはず。 演技陣も熱演ですし、音楽は久石譲。金払って観るだけの値打ちは充分にある映画です。お勧めです。
・「薄れゆく記憶の中、彼らの想いを今一度・・・。」
戦後60年以上が経ち、戦争を語ることのできる人間が少なくなってきている今だからこそこうした形で戦争を語ることは大切だと思う。自衛隊協力というだけあって、戦闘シーンも迫力があるが、それ以上に人間ドラマがすばらしい。厳しいながらも部下を気遣う上官の愛情、一兵士として、仲間として、そして友としての想い、残してきた家族への想い、それらが上手く絡み合い、戦争という名の下に散っていった彼らもまた戦争の犠牲者であるということを痛々しい程に感じた。
それにしてもまだ酒も飲めないような若者が次々と苦痛の悲鳴をあげながら死んでいく姿はあまりにも悲しすぎる。戦争という薄れゆく記憶を残すという段階に来ているということは、世界に比べ日本が平和であるという以上に月日が経つことの残酷さも覚えた。
様々な問いを今の日本にストレートに投げかけてくれる、非常にいい作品でした。
・「戦争ヒーローの重要性とは?」
イラク戦争継続中のアメリカに対して、この作品の意義は大きい。帰還兵をヒーローに仕立てるのはなにも第二次大戦に限ることではない。現在でもイラクからの帰還兵に対する熱烈な歓迎は、全米各地で行われている凱旋パレードからでもわかる。地元での様々な式典からプロスポーツでのセレモニーまで、ヒーローは引っ張りだこです。
・「『市民ケーン』との意外な接点」
最初は国旗掲揚者となった主人公であるジョン・ブラッドリーが老人となりながらも夜な夜な"Iggy!"とうなされているというシーンから始まります。あ、イーストウッド監督は『市民ケーン』をやるんだ、と思いましたね。"Iggy!"は"Rose Bud"なんですね。過去と現在を結ぶ時には、衛生兵ジョン・ブラッドリーの戦友であったIggyを探す声、そして砲弾の炸裂する音と帰国した国旗掲揚者を英雄として迎える花火の音の交叉、硫黄島で撃たれた兵士が衛生兵である自分を呼ぶ"Corpsman!(コーマン!)"という声がキッカケとなります。この3つの効果音で現在のアメリカ、硫黄島での戦闘、ヒーローとして強制帰国させられた国旗掲揚者たちが戦時国債を売るためのキャンペーンにかり出されて茶番を演じさせられている時という3つの時代を往き来させます。
国旗掲揚者は6人なのですが、写真が大反響を呼んで「勝利のシンボルとして写っている者たちを帰国させろ」という命令が下った時点で、すでに3人が戦死していたということからも、いかにすさまじい戦闘が行われていたかというがわかると思うのですが、そうした激しい戦闘をあざ笑うかのように、新聞王ハーストはその名もソルジャーフィールドと名づけたスタジアムに、すり鉢山のハリボテをつくりあげ、生き残った3人に国旗を掲揚させるショーを企画するんです。この最悪のショーはハースト系の新聞社が企画したということは原作に書いてあったことなのですが(『硫黄島の星条旗』 p.472)、原作のここを読んだ時にイーストウッド監督は「映画の構成は『市民ケーン』でいくか」と決意したのかもしれません。なにしろ『市民ケーン』はウィリアム・ランドルフ・ハーストをモデルに描いた作品なのですから。それにしても、ひどいことをやらせるもんです。
・「この作品の評価は難しいが、私は好きです」
非常に評価が別れる作品でしょうね。ただ、私は歴史に残る名作だと思います(2本とも)。時空(現在、硫黄島の戦い、ボンドツアー)を行き来するので、1回見ただけではわかりにくい。たぶん原作を読まずに1度だけの鑑賞だと「これはどこの場面?」と感じた方もいらっしゃるでしょう。私の場合もそうでした。だからがんばって後で原書も読みました。この映画を2年間楽しみに待っていましたから、全くOKです。DVDだと何回も見れるので特に問題はないかと思います(「遠すぎた橋」と同じ感覚でしょうか)。 クリント・イーストウッドが表現したかったことは、映画のHP上の「クリント・イーストウッドからの手紙」に述べられています。「硫黄島からの手紙」と併せて、監督の想いは我々に伝わったのではと思います。 両作品とも¥3,980分はメイキング版や特製ボックス(これは「硫黄島からの手紙」のみ)が付いているようなのでファンなら、やはり2本とも揃えたいですね。戦争映画の場合、色々なバリュエーションがあり、好みも人それぞれです。敵・味方両サイドからの映画化という新しい試みも素晴らしかった。ドリームワークのスピルーバーグは、こと戦争映画に関しては何かをやってくれるので本当にうれしいです(私にとっての今回のビッグサプライズはクリント・イーストウッドに監督を任せたことでした。)。 私は2本とも買って何回も見ます。しかし、本当に日米が戦争していたんですね、今の時代に生を受けたことに本当に感謝したいです。
・「素晴らしい作品に出会えた幸福。」
戦後、酒に溺れ野垂れ死んでいったアイラ。 イーストウッドがこの映画で、一番描きたかったのは彼の人生では? 死や孤独、人生の深みを真の意味で描けるのは、現在の映画監督では、イーストウッドだけのような気がします。 悪夢の硫黄島で始まり、最後は兵士達のつかの間の休養を、神様が優しい目で見つめるように終わっていく・・どこまでも切なく美しい音楽とともに・・。 今後、自分が誰かに洋画を一本薦める事があれば、間違いなくこの作品になるでしょう。 出来れば「ミリオンダラーベイビー」とセットで見てもらいたいのですが・・。
・「DVD商品について」
作品内容については、多くの方と同意見なので、DVDの商品としてのコメントを書かせていただきます。何よりも、特典ディスクの内容がいいです。メイキングは約30分あります。本編の戦闘シーンが真に迫っていただけに、C.イーストウッドの姿が映って何だかホッとした気分になったのが自分でも不思議でした。「あ、やはりこれは映画として造ったものだったんだな」という安堵感の様なものでしょうか。ところがその後、約9分あるドキュメンタリーを見て愕然としました。これは実際の硫黄島における本物の激戦が映し出されるのですが、映画の中の戦闘シーンと変わらないんですよ。逆に言うと、それだけ映画内の戦闘シーンを徹底してリアルに『再現』したんだと言うことになる訳で。こう言った事を認識させてくれる特典ディスク。素晴しいと思います。これから購入をお考えの方、是非こちらの2枚組みをお勧めします!
・「幸せのカタチは人それぞれ」
この映画は物語に、これと言った盛り上がりがあるわけでもなく、風変わりな兄弟の日常生活が、ほのぼのと描かれている。全編通して、兄弟のやりとりが「クスリ」とした笑いを誘う。でもちょっとジ〜ンとくるシーンもあったりして、そこらへんのバランスがとても良いと思った。物語としては地味めかもしれないが、最後まで飽きることなく、この映画の中の兄弟の行く末を暖かく見守ってしまう。平凡な毎日かもしれないけど、この兄弟は幸せな日々を過ごしていて、幸せのカタチは人それぞれで、誰かと比べて、妬み・嫉みをするよりも、こんな風に生きる方が、例え誰かの目には滑稽に映っても、幸せなんじゃないかと思う。観終わったあとに、なんか良い気分になれて、気分転換に向いている作品だと思いました。ちょっと落ち込んだときに観ても、きっと「クスリ」と笑えて、元気がでそうなので、星5つ。
・「天才森田監督が帰ってきた」
まず、30歳を超えても、寝るときも休日も仲良く一緒って兄弟を、キモく無く純粋な少年のように描き、体型・容姿が全然異なる佐々木蔵之助・塚地武雅を本当の兄弟のように思わせてゆく脚本と演出は素晴らしいです。
森田監督のセルフオマージュとも言える、「家族ゲーム」の食卓シーンを連想させる皆で並んで線香花火をするシーンとか、自転車のシーンに東京名所のナレーションがかぶさるシーンは、まさに「の・ようなもの」です。(笑)洗濯機の中で洗濯物が回るシーンとか、河原の土手や銭湯のシーンでの何パターンかの見せ方や演出も面白かった。『塩むすび』は本当に美味そうだったし、兄がビール弟が牛乳を飲むシーンは笑いを誘うけど、これも美味そうそうだったね。そんなこんなで、ずーっとどうでもいいエピソードと小ネタを積み重ね、ダレるかダレないか絶妙のタイミングで、笑いをさそうネタを入れる。
ヒロインを演じた常盤貴子、沢尻エリカもまた、可憐にして、どこか普通っぽい女性を好演。特に、常盤貴子なんてメガネ美人ながら、オバサン風味が入りつつある小学校教師ぶりがとってもよかった。また、兄弟の母親役の中島みゆきが作品全体にほのぼのと暖かな雰囲気を醸し出している。この映画は、兄弟愛を描くと同時に、家族愛の物語でもあるから彼女の起用は大成功と言っていいです。
結局、『間宮兄弟』は、やっぱり『間宮兄弟』のままで、成長もなければ後退もない。「何も変わらない事の幸せ」を噛み締める、という感じなのかな。いろいろあったけど、何も変わらない。でも、今までだって幸せだったから別にいいじゃないか、と自己完結してる。(笑) 何となくほんわかした優しい気持ちになれますよ。(笑)
・「兄弟仲よく日々これ好日」
日常。
・「兄弟愛」
何処かに居そうな、仲睦まじい兄弟の日常の話なのになんだか見終わった後に暖かくなれる映画です。見る人によっては、「ただの気持ち悪い兄弟」とか「こんな兄弟いないよ」とか思うでしょうが、なんでか暖かく、そしてリアリティがあるストーリーで時間を気にしないで見れた映画です。
何処か変わっているんだけど、兄弟愛が普通の兄弟より強いだけ。とても素敵で、面白い間宮兄弟。今時珍しいけど、こういう兄弟が本当にいたらいいな、ってつい思ってしまいます。
・「夏に見たくなる。」
仕事が忙しくてなかなか行けなかったんですが、どーしても観たくて最終の週になんとか映画館へ行きました。ようやく蔵様に逢えた…。特にドラマチックな展開も無く、ほんわかと進んでいく感じで和みます。ただ、あまりにも兄弟が仲良すぎて途中から兄弟っつーか男夫婦に見えてきました。優しい感じなのに、結構シビアな場面もあり、笑いありで退屈しません!小ネタとかも結構ツボでしたね。自分もベイスターズファンだし。とにかく間宮兄弟が愛おしくてたまりません!蔵様目当てで行ったのに塚地がもう可愛くて可愛くて…。ぶひ〜脇役も結構豪華で一番嬉しかったのは中島みゆきでしょうか。声めっちゃ可愛い!こんなお母さんいたら楽しいだろうなぁ〜。そして一番は北川景子の可愛い事可愛い事…。沢尻エリカの妹役でしたが、なんじゃ〜この子は!どきどき!エリカちゃんも可愛いですが、この役ではリアルに性格がきつそうでした。え?演技?地?位のリアルさ。凄い期待していった映画だったので、終わった瞬間正直期待しすぎたかな?と思って帰ったんですが帰りながら後から後から思い出してきて感動がじわ〜んときました。もう一回観たい!みたいな。兄弟で夜飛行機飛ばしに行ったり、商店街の中をグリコジャンケンしたりそういう時の外の空気の匂いとか、温度とかが凄く伝わってくる映画です。二人とも子供のまんま大人になったような感じだから凄く楽しそうで、幸せになります。夏にビールの飲みながら誰かとのんびりしながら観たい映画です。
・「本作、とにかくキャストが豪華! 」
中でも傑作は西田敏行と伊藤四郎! 御大お二人はさすがです! 出てくるだけで笑えますし。
それぞれのキャラがたってますし、個性豊かで。 登場人物各位にショートストーリーがあるような感じでとても盛りだくさんな感じでした! (でもストーリーは単純) 個人的には生瀬さん(副支配人)が味があって好好き。
元の奥さんの前で嘘ついて、格好つけて・・・ 男っていつまでたってもああいう処ありますよね(?) ガキっぽいというか、みっともないというか(苦笑) 恥ずかしいなぁ、気をつけようっと・・・
「ラジオの時間」と「みんなのいえ」を見ている方には、見てない方より笑える場面が二つほどあります。 エンターテイメント性の高い映画ですねぇ。 心から楽しめますよ!
・「役所広司が・・・」
映画館で観て面白かったのでDVDを買いました。家で見直しても大爆笑してしまいました。特に役所さんが素晴らしい。こんなにコメディーに合う人だとは思いませんでした。他の三谷作品はすごく長くかんじて途中で飽きてしまった人もこの作品は飽きずに観られると思います。
・「松!!最高〜^^!!!」
松たかこが最高!!滑舌のよいボケは笑えます。また役所さんのキャラがはまり役といった感じ!!大晦日に必ず観たい映画です^^つ〜〜か購入しました!!!
・「おもしろすぎっ!」
映画館に行ってみましたが、DVDがでるのを楽しみにしていました。内容は知っていても2度3度…楽しめる作品です。ホテルに勤務していたので、こんなおもしろいホテルだったらどれだけハラハラするだろうかと思いました。おススメの作品です!!
・「やっぱりワクワクします。」
三谷幸喜が監督を勤めたからこそ実現したキャスティング。豪華です。これだけたくさんの豪華な人が出ると素直にワクワクします。やっぱり。誰が主役なの?誰が主役でもいい!!だって面白いんだもん。そして舞台をメインにやってきた三谷さんなので、今回の映画も舞台のように1カットが長く役者さんのすばらしさも伝わってきます。
そして大晦日のワクワク感もあり、色々なハプニングもクスクス笑ってしまいます。
そして個人的にうれしかったのが、「みんなのいえ」で登場したココリコ田中さんと八木亜希子さんがまた夫婦役でこっそり登場しているところです。
きっと何回も見ると細かい所にまだまだおもしろが隠れているのではないでしょうか??
それもワクワクしながら探してみようと思います。
・「とても感動しました」
最初メイの声が顔と合ってないなあと思ったのですが、きいていくうちに違和感は無くなりました。私はガブのセリフに感動して涙が出ました。(おいらを一人にしないでくれよとか、何で腹が鳴るんだとか)もう少し、他のヤギとか狼が出てくるのかと思っていましたが、思っていたほど出てこなかったのでもう少し出ればいいのになーと思いました。でも、とても感動的で見て良かったと思わせてくれる映画だと私は思います。
・「子どもと一緒に観て・・・」
原作の絵本とは様子が違い、絵がほのぼのとして、素朴です。背景がきれいです。子どもたちと一緒に観ましたが、次々に展開していくお話にドキドキしながら、釘付けになりました。
「おおかみ」と「やぎ」の友情。ありえないけど、あってほしい。心のなかに、「信頼」「勇気」「友情」が芽生える映画です。「もし、私がおおかみの立場だったら・・・、やぎだったら・・・。」と、子どもたちの心にも、いろいろな思いが広がったようです。
ぜひ、お子様と一緒に観てください。きっと、何かしらの感動が心に残ると思います。
・「ヤギと狼の友情」
絵本「あらしのよるに」だけを読んだことがありましたが、その続きも一緒になって映画になっていて、通してみると、ヤギと狼の友情に感動してしまいました。やわらかい色づかいとメイとガブの動きや表情、声も重なってよかったんだと思います。(最近のアニメはすごいキレイですね)感動できる内容としては、狼の食料のヤギを狼のガブが守るという姿勢にこどもも大人にもうけるのではないでしょうか。
・「ネタバレ?」
欲をゆうならば、メイとギロの絡みを入れた方がもっと面白くなったのかなとか、最後のギロとガブの戦いはもうちょっと長くはっきり描いた方がよかったんじゃないかとか…絵本を読んでないのでよくわからないんですが。絵本が何冊か出てる様なので、ひとつのエピソードをじっくりと言うより、映画の時間に合わせて物語を凝縮してあるみたいな印象を受けました。ワンシーンごとが見所みたいな感じですが(シリーズ物を一本の映画にするのだから仕方ないのでしょうね)それさえもメイがとても可愛くていい感じです。動物好きな方は内容以上にメイの可愛さにやられてしまうと思います(笑)
・「爽やかな感動。」
先が読めないストーリー展開。でも最後はやっぱり“ずっと一緒”のハッピーエンドで終わりました。本編にオオカミとヤギの戦いのシーンがありますが、ちょっと小さい子供が見るのには恐いかも。
・「娘が、「ジブリの中で、一番好き」だと言いました。」
小学6年になる娘が、「ジブリの中で、一番好き」だと言いました。
確かに、大人の私から見れば、生硬な作品だとは思います。 人物の描写も妙に棒立ちが多く、全体に躍動感に欠けると感じます。
脚本については、グウィンの原作からは離れていますが、 原案としてクレジットされている絵物語『シュナの旅』とミックスさせたストーリーは成功しています。
追いかけてくる影の役割を、原作とは逆転させて、「心の光」とした点が面白い。
このような形で「生と死」のテーマを取り上げた事は素晴らしく、 「人はいつか死ななければならない」という恐怖が 波のように襲って来ることに直面する年頃の娘の心に この映画は深く落ちたようでした。
クライマックスシーン。「そうして命はずっと続いていくんだよ。」というセリフは映画史に残ると思います。
公開から一年近く経つ今でも、娘の部屋には 映画「ゲド戦記」の大きなポスターが何枚も飾られています。
僕の中では☆3つかな、と思うけれど、 娘の心に響く、このようなテーマの映画を作ってくれた関係者に感謝して、☆5つとしたい。
☆「いつの日か、死んでしまう君よ」、と歌われるエンディングテーマ(「時の歌」)には、軽い衝撃と感銘を受けました。
【追記】1.酷評する方の気持ちも分かるけど、自分の子供を持ってから、もう一度見てごらん、と言っておきたい。2.それから、脚本は原案『シュナの旅』の影響が強いので、原作とは違っていて当然なんです。3.最後に一点、原作とは逆で、追いかけてくるアレンが「光」。みんな分かっているかな?
【追記の追記】自分の中では☆三つ、と書きましたけれど、この映画は、なんやかやでお金を払って、劇場で三回観ることとなりました。上記は、その結果付けたレビューだ、ということを申し添えさせていただきます。
・「好きです」
私も原作は読まない派なので原作のことを言われるとさっぱりわかりませんが、素直に映画として見れば伝えたいことはちゃんと伝わってきましたよ。それを全否定されると劇場へ2回見に行き2回とも泣いた私の涙はいったいなんなんだったんでしょうね?そもそもこの作品に限らず映画になるときにはほとんどが原作とは違う物になると聞きます。原作は原作として、映画は映画として楽しめばいいのではないでしょうか?ということで先入観なく見れる方にはお勧めします。
・「新しい風」
知り合いが子供にこの映画を見せたら泣いてしまったそうです。見せなければよかったと言っていたので、期待半分で見に行きましたがおもしろかったです。残念ながら私は子供が産めませんが、もし私に子供がいたとしたら是非見てほしかったな。で、こわかったら思いきり泣いて、いろんな事をたくさん感じて欲しかったな。
絵も内容も荒削りかもしれないし、原作とも違うかもしれない。でも、そんなことは特に重要でも何でもなくて私にとってはすごく面白かったし、生と死について考える時間を作ってくれた作品でした。DVDを出してくれて本当にありがとうございます。
ジブリ世代で育った私にも(何を持ってしてジブリ世代かはわからないですが。。^^;)この作品は、ジブリ映画として充分楽しめたし、充分に泣かせてもらいました。
それからジブリに吹いた新しい風かなとも感じました。宮崎駿監督や高畑勲監督も大好きだそれからけど、宮崎吾朗監督も大好きです。もっともっと、たくさんの若い監督さんがジブリに風を吹かせてくれることを期待しています。
私は見る価値が高い映画だと思う。映画館の入館料が安く感じたくらいです。
・「賛否両論あるようですが・・・。」
僕も実際に見てきましたが、やはり最初は余りのイメージの暗さに「これって、本当にジブリ?」と思ってしまいましたが、なんだか見ていくうちに、「現実から目を背けてはならないんだ」という、この映画独特の雰囲気に引きずり込まれてしまいました。 確かに、若い監督さんが手掛けた事もあり、なんだかもの足りないと思う人がいるかもしれません。しかし、現代を生きている人間だからこそ、絶対に見て欲しいと思いますし、見て絶対に損はないと思います。必ず僕のように、あの映画を見ておいて本当に良かったと思える日が来ると思います。やはり、何かしら考えさせられるものがないとジブリじゃないと思いますし、このような経験をしていくことも、これからの人生生きていく上で、とても大切な事だと思います。このようなことから、次回のジブリにも、より一層期待したいと思います。
・「見えぬものこそ」
初監督作品のため説明不足や荒っぽさが目立ちます。更に言うならこれまでのジブリ作品と比べるとあまりにも暗い…けれども伝わったので、星5つ。もしかしたらの話なのですが、この作品があまりに否定されるのは表立って暗闇が活躍してるからなのではないだろうか…そしてやはり、これまでのジブリとは違いすぎる乗り越えかただから…誰もが心の底に隠している殺意や暴力、自暴自棄。闇の話だから、目をそらしたくなるのかもしれない。見るとなると痛みを伴うから。けれども、共感できる人が確かにいるのです。この作品を見て、わずかに何かが消化された人が。アレンのように、テルーのように、わずかに安定を取り戻し、泣きたくなったひとが。
・「とにかく綺麗!」
世界初のTHXBDだということで購入しました。あまりの綺麗さにただただ驚くばかり。DVDとは、別世界の高画質です。音もしっかりしており、今発売されているBDの中ではもっともハイクオリティなのではないでしょうか。THX仕様なので、モニターチェック機能もついています。
・「少年ワタルの大冒険」
小学生の5年生の少年ワタルの大冒険を描く作品。宮部みゆきのあのベストセラー小説を映画化した割にはおもしろいです。スケールも大きいし、ラストも感動。
・「ピュア」
皆さんが言うように、途中、ストーリー急ぎすぎ、なんて思いましたが、全体を通して見ればそんなことはないとおもいます。
そしてやっぱりこの映像!!キレイです。メチャクチャ。ストーリーを否定する人はいてもこの映像を否定する人はいないでしょう。
次にキャスティングですが、松たか子さんはやっぱし凄い役者さんだなぁと再認識しました。他の役者さん達も良い。しかし、インパルス板倉さんの演技はちょっと…でしたね(>_<) 後、樹木さんに関しては「コレダケかよ?」て、ちょっと残念でした。そして、今井美樹さんの声は素晴らしいです。癒されました。
大人の皆さんは、「どうせ子供だましでしょ」なんて思いながら何も期待を持たずに見て下さい、そうしたら、凄くピュアな気持ちになれます。お子さんには、一つの映像作品として一度は見てほしい作品ですね。
・「映画見ました!」
商品かどうかはともかく、映画としてみたとき、よい作品でした。映画見ながら手がゲーム機のコントローラー探すほど、RPGならではの世界「観」を再現してます。こういう映画は見たこと無い。と、同時に、TVでおもしろ半分に報道されている事件報道をまさに自分の現実として目の前にした子供の心というのが痛いほど表現されていて、息が出来なかった。それだけに、ラストシーンは感動しました。どんなラストシーンだって?ハッピーエンドに決まってるじゃないですか!
・「現代に無くなってしまった「勇気」を。」
素直に面白かったです。家族揃って楽しめる作品だと思います。 アニメ作品ですが、序盤の現実世界の設定は結構シリアスで、ああ、この様な境遇の子供達は結構いるのだと思うと心苦しくなります。
その後の、冒険ファンタジー部分は中々見応えがあり、楽しい。 邦画って、何かモソモソとして聴きずらいものが多いと思うのですが、THX採用もあってか、とてもクリアーに聞こえます。 特典映像が、SDながら充実しており楽しい。 主題歌の、Aqua Timez「決意の朝に」。良い歌ですね。 作品にぴったりです。 ワーナーからの販売ですが、画質・音質ともに非常に良いと思います。
画質:9 音質:9 内容:9
・「コナンの正体を知る謎の男からの依頼と脅迫」
劇場版「名探偵コナン」第10作にして、10周年記念作品!! 実際に見る前はオールキャスト総出演みたいなことを聞いていたので、登場人物が多く成り過ぎてごっちゃごちゃな映画にならないか…その点が不安でした ただ実際見てみると、ストーリーは個人的に好きなストーリー展開でしたし、テンポよく話が進んでいくので見ていて楽しかった♪ 問題の登場人物にしても、さほどごちゃごちゃした感はなかったと思うし。無駄に長い前置きもようなものもなく、僅か10分からそこらで話の核心(謎の男に調査を脅迫される)に入ってコナン達の捜査が始まります 今回は自ら推理するよりも、むしろ気楽に構えてサスペンスな展開を見て楽しむほうが向いている作品だと思います。腕に付けられた爆弾、銃で武装したバイクの二人組、何度となく知らず知らず爆発の危機に直面する仲間達……等々、エンターテイメント性が強調されたサスペンスな展開ですのでね そんなわけで今回の「探偵たちの鎮魂歌」! 今までの劇場版の中でも、上位に入る傑作だったと思いますよ♪ コナン映画の中でも、オススメできる作品の1つです♪
・「柏原脚本の実力!」
今回10周年ということで、脚本を大ベテランに起用したのが大当たりvv今まであったばかばかしいまでのだるさと無駄なセリフ(言わなくて良いことをしゃべらせる)、幼稚な人物配置、前半と後半に分かれる統一性のない展開(テレビシリーズじゃないんだから)などがすべて払拭され、タイトでスピード感あふれる展開と無駄のない見事なセリフ回し、裏のある(笑)白馬の出し方などいままでにない完成度だと思う。 新一(コナン)と蘭のからみがつねにストーリーを停止させていたのを、今回は完全に廃してアクション展開に絞ったのが良かった。 もともと柏原さんは「あぶない刑事」などのヒットメーカーだ。銃の音からして今回は違った。子供向けとは言い難いとはいえ、他がとくに子供向けだったわけでないコナン映画(そもそも子供に殺人を見せるのがおかしい)においてこれは傑作以上のなにものでもない。 落ちた興業収入をまたたたき上げたのも見事だった。大人の要求に応えた評判で、普段アニメをあまり見ない層に受け入れられたのがその原因だったようだ。 それにしても脚本のみでこれほど良くなるとは、素晴らしい。
・「いいです」
10周年記念作品としてこれは合格です。なんといってもストーリーがハラハラドキドキでおもしろい感じです。是非最新作の<紺碧の棺(ジョリーロジャー)>を楽しむならばこの10周年作品のを見るともっと楽しめます。
・「画竜点睛」
いつもコナンの劇場版は期待して見る。オープニングのお馴染みの自己紹介やメカの説明が始まるとわくわくして来る。通はあのベタさがたまらないのだ。子供向けの映画なので、付き添いの保護者も物語を楽しめるようにとの製作者の配慮だろうが、コナンファンが観ると「推理を楽しむ」通例の見所がリセットされ、改めて「体は子供、頭脳は大人」の主人公の設定の魅力が再認識され、ふりだしに戻ったような楽しみかたできる。今回の劇場版はシリーズ10作目のメモリアル作品で、それに相応しい豪華なアニメ映画となった。事件やアクシデントが重なるように降りかかり、次々に明らかになる新事実の発覚、迫力のアクション、レギュラーメンバーは全員?集合し、点と点を結んで線を作る推理モノのお約束ごともしっかり抑えてある。意外といえば劇場版でいつも赤面させてくれる蘭と新一のラブロマンスが無かった事だ。外注の脚本家がマンネリを恐れて、わざと外したのだろうが、これは賛否両論別れるところだろう。どちらにせよコナンの醍醐味のツボを押さえたエンターテイメント作品として立派に通用すると思うので、コナンが好きな人なら充分楽しめるのは間違いない。欠点は犯人の動機が毎度ながら自己中心的で陳腐であること、ラブロマンスがないせいかコナンが今回あまり活躍しなかったこと、だ。(推理は大阪の探偵平次と共同作業で、推理自体もひらめきというより、パズルを論理的に組み立てていくだけのもの。いまいち主人公の天才性のアピールが弱い)
・「10周年の記念作品にふさわしい作品」
この映画は「名探偵コナンシリーズ」の記念すべき10本目の作品です。 この映画のポスターを映画館で初めて見たときには、「主要キャラ総登場は凄いな。でも、キャラクターを出すことを全面に出すと、ちょっと分かりにくい映画になるのではないか」、と思いましたが、そんなことは全然ありませんでした。10周年の記念作品にふさわしい作品だったと思います。でも、キャラクターを一人でも多く登場させるために一人当たりの出演時間が短かったと思います。でていないキャラクターも結構いました。 「名探偵コナンシリーズ」を全部見ている人にはもちろんのこと、まだ本作品を見ていない人、このシリーズの映画はまだ一度も見ていない人にも楽しめる是非見て欲しい作品のひとつです。まだ未見の人には是非お勧めします。
●ゆれる
・「若干32歳の西川監督恐るべし!!」
人間の心理の複雑さを巧みに、そして、スリリングに描いていています。
本作で描きたかったのは、兄弟でも特に弟の心理。自分のことしか考えない男だから、他人との記憶が曖昧で、結果、他人もしくは自分を欺いてきた。そんな弟が、やっと素直に自分のことを振り返れるようになるまでの話なんだろうと思います。それを描くため、ひとつの出来事の解釈が二転三転するトリッキーなサスペンスドラマ様式をとったのでしょう。これが、黒澤明監督の「羅生門」を思い起こさせ、裁判シーンの出来のよさもあって、見ごたえ十分です。はたして実際は何が起こっていたのか? 曖昧な記憶が感情を揺さぶり、その感情が引き金となった出来事でまた揺さぶられる。観客はそんな彼らの心情を読み取るうちに、自然と揺さぶられていくという構図ですね。 オダギリ・ジョーのある種ナルシスティックな演技も自然にドラマに溶け込んでいる。終盤、兄弟二人が向き合う面会室のシーンは本当に凄いです。それにも増して凄いのは香川照之。いい人を演じ続けてこなければいけなかった長男の苦悩、その仮面の下で抑圧されていた嫉妬、劣等感といったドロドロとした感情をさらけ出す生々しさ。
それにしても、「蛇イチゴ」もそうだったけど、本作もラストシーンまでの、すべてのシークエンスが長いプロローグのようでした。
・「なぜ女性監督にこれが撮れたのか・・・。」
寂れた地方の山村の、これまた寂れたガソスタの店長をしている兄と、都会に出て成功したカメラマンの弟。
ほとんどすべての重荷を背負い込まされてもなお、弟の成功を手放しで喜んでくれる人のいい兄と、その人のよさに心を痛める弟。
気まずいながらもそれまでは安定していた兄弟の関係が、一人の女の死をきっかけにゆれはじめて・・・。
取り残された地方と都会という対比もさることながら、家を守っていくことに人生を犠牲にした兄を演じる香川照之がすばらしい。「人はいいんだけど何から何までうまくいかなかった人」を演じさせたら、彼の右に出るものはいないのではないだろうか。
男兄弟の家庭で育った者ならおそらく誰もが、身に詰まる思いをする作品。不思議なのは、これほどまでに繊細な兄弟愛をなぜ女の監督が描ききることができたのかということ。
・「鳥肌」
この映画を観ていて、いったい何度鳥肌が立っことか。すごすぎる。主演のオダギリ・ジョーも、香川さんも真木さんも。そして、脇を固める全ての俳優さんたち、みんながすごかった。検察官役のキム兄の演技も素晴らしかった。そして、西川美和監督による脚本の上手さ。前作の『蛇イチゴ』を凌駕するミステリアスでサスペンスフルな空気感。そして、随所に散りばめられた滑稽とも言える笑い、メタファーの数々が作品全体をとてつもないほど奥行きのある世界へと仕上げています。
そして、観た人それぞれの解釈が求められる衝撃のラスト。こんなにも鳥肌を誘発され、涙を流した映画は久しぶりでした。西川美和監督、次回作を心から待っています。
・「ゆれている心を描いた、素晴らしい作品。」
ゆれながら展開する心理描写が実にスリリングでした。田舎町の旧家でしょうか。二人兄弟の運命は決まっています。兄は跡を継ぎ、弟は都会に出る。兄は旧家のしきたりに生き、弟は奔放に育つ。家を出て都会暮らしに慣れた弟は、因習に縛られた生活を見下ろし、家に残ったものたちはその視線に気づきながらも今を生きています。そこに事件が起こります。兄弟と弟と理由ありで兄と一緒に働く女性がハイキングに行き女性が死亡します。兄が自分が殺したと証言したことで状況が一変。事件は裁判に持ち込まれます。兄は積年の鬱憤を晴らすかのように変わってゆく。一つの事件を巡って兄と弟、二人を取り囲む人達のこころがゆれます。このゆれる心理こそがこの作品の主題なのでしょう。見応えのある映画でした。兄弟役のオダギリ・ジョーさん、香川照之さんは表情の動き、目の動きで微妙な感情を演じています。素晴らしい作品です。
・「引き付けられて、離れられない」
西川監督の繊細な感性と妥協を許さない演出が、オダギリジョーや香川照之の真に迫った演技を引き出したまぎれもない傑作。
兄と弟、故郷と都会、欲望と嫉妬、嘘と真実、愛と憎しみ…。さまざまな葛藤が見る者を引き付けて離さない。その感覚は見終わっても続く。この兄弟に救いの日はやってくるのか。これからどうなっていくのか…。密度の濃い作品なので、言葉や表情だけでなく全てのものに意味があるように感じられる。印象的だったのは、オダギリや香川を背中から撮影したシーン。その背中から伝わる彼らの思い。哀愁。彼らの人生。男は人の背中など見ない。女性監督ならではの視点だと思った。俺は一体どんな背中をしているのだろう。
見終わってから20時間たったけれど、まだ吊り橋の上にいるようだ。まだラストシーンが頭から離れない。まだゆれている。
・「本当に良い映画です。」
沖縄に興味があった為、初めは舞台が沖縄という事で映画を見ました。そしたら大変、スッーと心に入ってくる映画で知らないうちに涙がボロボロと流れ最後は自分でもどうしてよいか分からないくらい涙を流しながら見入ってしまいました。DVDがでたら絶対に購入しようと思っていたのですが、待てずに2回映画館に見に行ってもマダマダ見たいと思ってしまう程、自分の中での大ヒット映画でした。念願のDVD発売で本当に本当にうれしいです。
・「優しい気持ちになれます…」
正直この映画はそんなに期待していなくて,遊んでいた時暇で,することがなかったから見ようと思ったくらいの映画でした。。。
しかし!!その考えは大きくはずれ,私が今まで見た映画の中で一番と言っても過言ではないくらぃ,泣いてしまった映画となりました(ρд;)
沖縄の緩やかな,和まされる空気と,妻夫木くんと長澤まさみちゃん扮する,和やかな雰囲気の兄弟関係にとても癒されました。
特に,長澤まさみちゃんの妹役は,沖縄弁がとても自然な感じで「にぃにぃ!」と言ってる姿がとても可愛かったです♪
02人が離れ離れになってしまうシーンもとても泣けましたし,最後のシーンの頃には本当に涙が止まらず,映画が終わった時にゎ目が腫れまくってありえないことになってしまいました(';ω;`)笑
とにかくこの映画は,とても心が暖かくなり,じんわり優しい気持ちになれる映画だと思います!!
私はとてもオススメします☆
・「特別な思いがあります」
人生には長い短いがある、という島のおばあさんの言葉。短いけど濃い人生なんですね。短い人生はたしかにがんばり過ぎの面があります。その陰には愛する人の姿が見え隠れします。残された人には、自分の分まで幸せになってほしいという無償の愛もあります。そのすべてが最後のクライマックスに凝縮されています。同じような経験のある人は本当に涙が止まらないと思います。そうでない人にも訴えるものがある作品だと思います。「涙そうそう」の歌詞も見事に映画のストーリーに直結しており映画としての完成度も高い名作です。
・「こんな愛情はいいなぁ。。。沖縄の風情に浸れる佳作!」
『涙そうそう』はBEGINのメロディー、森山良子さんの詞が共に素晴らしくて、僕の大好きな曲の一つです。それだけにこの同名映画の出来が少し気になっていたのですが、観てみると期待していた以上の内容でなかなか良かったです。 母の再婚によって新しい父と幼い妹ができたのも束の間。義父の失踪、母の死によって、血のつながらない妹と二人で取り残された少年は、母の遺言に従い妹を守って生きていくことになります。 南の島らしい大らかな優しさを醸し出したストーリー仕立てとも言えますが、成長した二人の感情が微妙に交錯する場面は下手な役者が演ずると下世話な雰囲気になりかねないところです。でも、この映画では主演の妻夫木聡さんと長澤まさみさんが爽やかに演じていて、とても好感が持てました。 那覇の公設市場や食堂、居酒屋、町並み、海岸道路、万座のホテルと海、また兄妹が祖母に引き取られて過ごした伊是名島など、沖縄の風情にたっぷり浸れるのもいいですね。僕も伊是名を訪ねたことがあり、島の人たちの暮らしぶりに魅せられた一人ですが、この映画を観てまたゆっくり旅してみたいと思いました。
・「切ないけど優しく暖かい映画」
見る前は歌の「涙そうそう」をイメージしただけの映画かと思いあまり期待せずに見たのですが、久しぶりに買って良かったと思える映画でした。 年代、立場によって見方、感じ方も違うのでしょうがただ泣ける映画というのでなく、妻夫木くんのお兄さんとしての父親的な暖かく、優しい愛情が綺麗に表現されていたと思いまし、長澤まさみさんのお兄さんに対する切ない感情、笑顔、涙、よかったです。 ストーリーとしては先の見える単純なものですが、それゆえ懐かしく、優しく、暖かく、切ない映画にしあがってるようにも思えます。私の中では近年では「猟奇的な彼女」、「今会いに行きます」以来のヒットでした。
・「人は時間とともに生きるものだが・・・」
作品全体としては、わざとらしい盛り上がりも無く、淡々と進行していく。主人公の博士は、事故の後遺症で記憶が80分しか持続しない。それでも、人は、一日一日を生きていくことが出来る。その時々の感動や驚きを味わうことが出来る。そして、周囲の人々の尊敬も得ることができるし、その人々の記憶にも忘れられない思い出として長く存在することが出来る。人間は漠然と自分の目の前の生活が永遠に続くというような錯覚?を持ってしまいがちだが、ここにはそういうことを日常的に感じることが不可能な、しかしある意味非常に豊かで意義深い一日一日を送っている人がいる。人間は、「今ではないいつか」に憧れる生き物だ、という考え方があるが、この作品で描かれる博士は、いったい今ではないいつかに憧れることがあるのだろうか。その一方で、周囲の人々、特に少年ルートは成長の過程で、博士の大きな影響を受けて、とても優しく深い人間へと成長していくのだ。表現はとても静謐であるが、人という生き物と、時間というもの(概念?真理?)との関わりをもテーマとした、非常に感慨深い作品であると思う。また、数学教師となったルートの授業の素晴らしさ!このような授業がこの世に数多く存在して欲しいと願ってやまないのである。
・「数式も、ストーリーも、映像もすべてが美しい。」
昨日(2006年4月18日)の朝日新聞の夕刊に確か杏の花の咲き乱れている写真が掲載されていましたが、映画館で入手したパンフレットによると丁度1年前のその頃もう撮影の佳境に入っていたんですね。満開の花の下を博士と「私」(家政婦)が散歩するシーン、「私」、ルート、博士の3人が湖畔に佇むシーン、緑滴る自然の中の博士の家に「私」が自転車で通勤するシーン。原作も素晴しかったですが、やはり映画ならではの映像美は小説では味わえないもの。本作は期待を裏切りません。それでいて、原作の、凛とした、静謐な美も損なわれていない。原作も映画もどちらも素晴しいという作品にはなかなか出会えないものですが、これはその幸運に恵まれた希少な実例です。原作同様、タイガース、特に江夏を巡るエピソードが展開されるのも嬉しい。「私」とルートが、どこかの映像アーカイブで、江夏が延長戦でノーヒット・ノーランを達成し、しかも自らのサヨナラ・ホームランで決着をつけてホームインする、まさに歴史的瞬間の映像を鑑賞している場面がチラッと映りますが、これまた映画ならではの嬉しい場面。ラストシーンの、成人したルートと博士のキャッチ・ボールは、日本版フィールド・オブ・ドリームスと呼びたくなる心に染みる名場面です。ここまで江夏にこだわるなら、博士へのプレゼントは原作のものと同一にしてほしかったし、原作では比較的軽く扱われていた「N」を巡る話をここまで映画で前面に押し出す必要があったかな、という気もしますが、映画と原作が全く同一でもつまらない。ここは映画化困難といわれた作業を見事に完成させたスタッフに拍手を贈りましょう。なお、「記憶」に残る大投手江夏がどのような選手であったか、関心をお持ちになった方は、原作の最後に参考文献の一つとして紹介されていた「牙 江夏豊とその時代」を一読されることをお薦めします。
・「涼宮ハルヒも読んだにちがいない。」
学を指向するということは、人を愛することと同じことだと教えてくれる。 友愛数、完全数など、数にまつわるお話はおもしろい。
ほのぼのとした話の中に、数学的な話題が出てくるので退屈しない。
数学嫌いだった人には、こんな面もあるかという感じで、数の楽しさがにじんで来るような気がする。 最後に、オイラーの公式のおもしろさを教えてくれる。
ps. 涼宮ハルヒも、この本を読んだに違いない。
・「Eπi+1=0が象徴するもの」
まずは、とても美しい映像に心惹かれました。あぁこんな所で暮らしたい・・・と。 そして、すでに原作を読んでいたのですが絶妙なキャスティングにより立体的になった事で本とは異なる新たな感動が生まれました。√の母の真っ直ぐな思いは心地がよく、博士や√との自然体の会話に共感を覚えました。 それぞれに結構暗い過去を抱えた大人たちが√の存在により穏やかな時間を取り戻していく・・・・それが博士の愛した数式Eπi+1=0が象徴するものと感じましたが、深読みし過ぎでしょうか? それから数学が、からきし駄目な私ですが、本ではほとんど理解できなかった数学用語の数々を√先生の授業のお陰で理解できたというおまけがついたのもうれしかったです。(幼き日の√が遠い日の吉岡君を彷彿させた事も驚きでした。)ぜひ、まっさらな気持ちで観て欲しい作品です。
・「ほのぼのと感動」
感動しました。
80分しか記憶が持たないって?そんな80分って正確な時間が分かるわけないじゃん。体内時計かい?79分前は覚えていて81分前の記憶はない。そんなあほな!どんな病気っすか?と軽く突っ込みたくもなるのはちょっと悪いくせだが、感動できる。
のどかさと強弱をつけた音楽、そして田舎の風景が見事に合っている。郷愁を漂わせる風景と音楽で、それだけでも癒される。
博士が好きな方程式はオイラーの方程式。自然対数e、パイ、虚数i。この個々には全く関連がない3つが合わさり数字の1が加わるとゼロ(無)になる。依然、どっかで習った記憶はある。その時にこの式を見て楽しいとは決して思わなかった。今回は説明を聞いているとなんとなく楽しい。 博士と家政婦と彼女の息子ルートの交流が数字を通して行われていく。「あんたの足のサイズは幾つかね?」家政婦が来たとき毎日博士が質問する。「24です」「そいつは素晴らしいよ!4の階乗だ!」初対面の人とこのような会話が出来るのだからなんとも面白い。
博士が教えてくれた数字の意味を大きくなって数学の新任教師のルートが説明していくシナリオの流れもなかなか面白く、博士の教え方、そして成長したルート君の数字の教え方に、数学など大嫌いというあなたも数字にだんだん魅了されていく。
何がいいって、博士や家政婦と当時10歳のルート君の無邪気な笑顔。対比的に、影のある義姉。観ていてほのぼとした感動を味わいたい人向け。
●地下鉄(メトロ)に乗って THXスタンダード・エディション
・「存在の限りない哀しさについて・・・」
浅田次郎さんの原作を読んでから観た映画ですが、原作に負けない、なかなか味のある作品に仕上がっていたと思います。 強権的なエゴイストである父を憎んで家を飛び出した男は、自分の中に父の性質と相通ずるものがあることを薄々感じつつも、それを否定しながら日々を送っていました。 そんな彼がひょんなことから過去にタイムトリップして、父が送ってきた激動の半生を目撃し、母や死んだ兄の真実についても知ることになります。 これは男が遠い存在であり続けた父のことを理解して受け入れ、やがて自分の中の父とも和解していくために必要な魂の旅だったのでしょう。 しかし、男と一緒にタイムトリップをする破目になったその彼女にとっては、自らの出生の秘密を、そして父の存在を確認する旅になってしまいます。 男と自分が同じ父を持つ異母兄妹であることを悟った彼女は、自分が両親の愛を受けてこの世に生を受けたことを知って泣きますが、次の瞬間に彼女が選んだのは自分という存在を最初から消し去ってしまうことでした。 この展開はあまりにも唐突で悲し過ぎ、僕は画面を見ていて眩暈がしそうになりましたが、これは存在ということの限りない哀しさ、辛さを知っていた彼女にとって避けがたい選択だったのでしょう。 地下に網の目のように張り巡らされた異空間を走る地下鉄。そこには時空を超えていく隙間があるのかも知れません。
・「余韻の残る映画でした。」
良い映画でした。原作のファンタジックな味わいを上手に描いた作品に仕上げられていたと思います。理解しあえなかった親子が、子供の視線からは見えなかった父親の人生を知ることで深い愛情に気がつくという物語です。タイムスリップをして若き日の父親の姿を知るのですが、ご覧になった方は自分の父親の人生に思いを馳せることでしょう。女性なら、きっと母親の人生に。そして子供ができたときの喜びを思い出すことでしょう。主演の堤真一さんはこの役が実に似合っていたと思います。父親役の大沢たかおさんが青年時代から壮年に至るまでを好演しています。この映画を見て地下鉄に乗ればファンタジックな想像に取り付かれるかもしれません。お勧めです。
・「この映画を感じられるかが感受性のハカリ」
多くのレビューで言われているように、設定が酷く、あまりにも説明不足な点が、これだけの作品の全ての評価を落としている。
死に際にいる傲慢な父親を許せずにいた主人公が、幻にも見えるかつての恩師と偶然の再会をする。その恩師は父親の生き様を知っていたのだ。 その恩師との再会を機に、地下鉄をテーマに度々のタイムスリップをしてゆく。恩師と次に出会う時には全てが終わっており、その間の記憶もこれを機に消える。
何故その時それを選んだのか。それはそれなりの感受性をもって、多くの経験を踏んでいないと、けっして誰もが理解できないストーリーだ。 そうして選んだハカリが、驚きの結末として迎える。だから尚更設定不足の不親切さと映像の舞台の雑さが残念なのだ。 みな良い演技をしているが、それ以上に岡本綾の演技、表情で見せる心理描写が奇跡のようだ。
・「誰がこのはからいを演じたのか」
アラはアラ。もともと私たちの思考や行動は矛盾だらけなんだし、一貫性もないもんだ。何もかも納得できる作品なんて、果たしてあるのかなぁ? 終わった瞬間「これ見てよかったなぁ…」と思えればいいや。これは良い作品でした。岡本綾さんの、長年の思いが解けたような、感極まった嗚咽。満たされたかのような微笑みはもう、奇跡の演技です。松嶋菜々子さんって上手だなと何度か思ったけど、これはそれ以上。監督はどうやってあれを引き出したんだろう。「自分の母親の幸せと、自分の好きな人の幸せと、どちらが大切?」という謎めいた問い。「こんな演技ができる女優さんがいたんだ!」と感激していたら、突然の展開。好きな人の幸せって!という衝撃。そういう答えを出せるものなのでしょうか。そして、自分のためにその答えを選んだ、かつてあれほど大切に思った人の記憶はすべて失われた。なんという切ないことかと。恩師と自分との、切っても切れない縁。骨髄に至るまで憎んでいたはずの父親との、要所要所での出会い。一体誰が、このようなシナリオを描き、実現せしめたか。別に主人公が望んでいた様子もないのに。(もちろん著者という意味ではなく)命燃え尽きる間際の、父親の思いがそうさせたのか。それとも主人公の、自分でも気づかない父への思いか。「それはわからない。でもとにかく、こういうことが起こったんだよ」という物語のようです。
・「激動の昭和史 魂は引き継がれる」
見事と言うよりも。。。それを遥かに超える凄過