「天上から・・・・・・」「孤高の天才のデビュー作」「「ガラスの10代」」「プリンスの原点」「産み落とされた天才のデビュー作」
「なぜかついつい聴いてしまうアルバム」「ポップ職人プリンスの素の姿」「裸の王子様」「Princeの原点」「全曲カバーできる秀作」
Dirty Mind (詳細)
Prince(アーティスト)
「その後のプリンスのイメージを決定付けた作品」「スカスカネチネチ」「変態さがたまらん」「昼前にウナ丼を食べる殿下!」「シンプルで奥が深い」
Controversy (詳細)
Prince(アーティスト)
「80年代のPrinceの時代へ突入する兆候」「王子、お外で姫と遊ぶ!」「天才を認識させられるアルバム」「前作の方向性を修練」「黒パンツの君」
「リスナーに優しく歩み寄った大傑作」「宇宙」「「パープルレイン」一つ前のアルバム」「クロスオーバーなるもの」「全ミュージシャンで最も完璧主義者」
Purple Rain (1984 Film) (詳細)
Prince & the Revolution(アーティスト)
「王子、革命によって天下を取る!」「プリンス入門アルバム」「シンボリック・アルバム」「「映画も是非」」「紫の雨」
Around the World in a Day (詳細)
Prince & the Revolution(アーティスト)
「王子、ワールド・ミステリー・ツアーに出る!」「第一期開眼完了」「ドンパ!ドンパ!の2拍子FUNK!」「タンバリン、欲しかった・・・。」「万華鏡なり!」
Prince And The Revolution/Parade: Music From The Motion Picture Under The Cherry Moon (詳細)
Prince & the Revolution(アーティスト)
「誰が何を言おうと」「私も、、、、」「天才の進化をはっきり感じ取れる傑作!」「王子、革命を完遂す!」「禁断の果実かつポップミュージックの金字塔」
Sign 'O' the Times (詳細)
Prince(アーティスト)
「Princeの最高傑作」「「音楽の神の啓示を受けた」としか言えない、衝撃の一枚。」「Prince世界が炸裂してます」「プリンス的前衛世界」「突き放される快感」
The Black Album (詳細)
Prince(アーティスト)
「プリンスのもうひとつの可能性」「プリンス・ファンは絶対に手に入れるべき『宿命』の一枚」「Princeの最高傑作」「ファンクの王道!」「だから「ブラック・アルバム」なんじゃないの」
「王子、愛の伝導に出る!」「うーん,ジャケットがなぁ・・・」「ジャケ写で偏見を持たないで(w」「外見でしか評価できない人間か否か?」「最後の傑作アルバム」
「佳曲ぞろい、プリンスの入門盤」「復活させるチカラが『バットマン』にはあるみたい」「PRINCEだもの」「有名な空耳”農!協!牛!乳!”が聞ける一枚」「こんなのも作ろうとすりゃできんのさ」
Graffiti Bridge (詳細)
Prince(アーティスト)
「FavoriteAlbumですが、なにか?」「天才は天才」「天才は天才」「プリンス・ファミリー集合!!」「Question of Uを絶叫する日本ファン・・・www」
Diamonds and Pearls (詳細)
Prince & the New Power Generation(アーティスト)
「『2』と『4』の先駆者」「好きです」「大きな方向転換」「ダイヤモンドとパールの如く」「殿下にしては軽めのアルバム?」
The Love Symbol : Prince & The New Power Generation (詳細)
Prince & The New Power Generation(アーティスト)
「個人的には★5つ」「『名前』の消滅」「『名前』の消滅」「こってりファンク!」「一曲目」
「ダーク」「何で人気無いの?」「18歳未満、お断り。」「親の前では聴きづらいアルバムです」「熱狂的なファンほど受け入れにくいかも?」
Exodus (詳細)
New Power Generation(アーティスト)
「黒い王子様」
Gold Experience (詳細)
Prince(アーティスト)
「輝くものすべてが...」「正に黄金の体験が実感できる!!」「ようやく手に入れました。」「エクセレント!!!」「これぞプリンス!」
Chaos and Disorder (詳細)
Prince(アーティスト)
「緻密でないところがイイ」「評論家の評価より聞いてみな」「Chaos & Disorder」「こんなプリンスも、アリでしょ?」「二日で!!!?」
Emancipation (詳細)
Prince(アーティスト)
「天才」「隠れた傑作」「中庸の得な大作」「力作であることには違いないのだー!」「それなりの殿下」
Crystal Ball (詳細)
Prince(アーティスト)
「買って悔い無し「水晶玉」」「Princeファンを自称するなら聞いておかねば」「愛しき殿下ワールド」
New Power Soul (詳細)
Prince(アーティスト)
「揺り戻し」「ネットに潜ったファンカティア」
The Vault: Old Friends 4 Sale (詳細)
Prince(アーティスト)
「お蔵入りとはいいますが・・・」「底知れぬ天才ぶり」
Rave Un2 the Joy Fantastic (詳細)
Prince(アーティスト)
「こんなの軽い、に違いない」「再び革新のイコンとなるか」「意外とさらっとしてて」
The Rainbow Children (詳細)
Prince(アーティスト)
「自分の子供の死を乗り越える」
・「天上から・・・・・・」
あまり話題に上がらない1stですが、ひっそりと輝いています。木漏れ日の様に暖かく美しいFor You。神のコーラスが去っていくのを名残り惜しむ間もなく、ハッと現実に引き戻されるIn Loveのイントロ。ちなみに私はこの静から動への瞬間がこのアルバムで一番好きです。全アルバムの中で最も悦に入れるひと時のひとつです。せつない胸の内を高らかに歌い上げて求愛すると、めでたく結ばれる喜びに突入するSoft&Wet。まるで、水浴びしに舞い降りた天女と、羽衣を隠す男を両方殿下が演じているかの様です。私の中では、この冒頭からの3曲で物語があまりに見事に完結してしまっている為、余韻にひたるかの様な4曲目以降は、殆ど記憶に残っていません(後半ではLove Is Foreverが好き)。紫の雨が世界中に降り注いでいた頃に購入して以来、いまだに月に数回は聞いています。死に急ぐかの様な80年代後半の研ぎ澄まされた作品群とは違った、しかし同等の価値ある作品として、星5つ献上です。
・「孤高の天才のデビュー作」
オープニングの"For You"の美しいファルセットによるハーモニーから始まるこのアルバム。既に独自の音楽をデビュー作より展開している所がPrinceたる所以なのだろうと思う。勿論、デビュー作から、楽器演奏や作詞作曲、アレンジ等は全て彼自身が行ったもの。また、このアルバムの青写真は既に15歳の時に完成していた(このデビュー作は彼が19歳の時に発売された)という話からも、その天性の音楽的な才能はやはりずば抜けていたとしか言いようがない。
この"For You"から既に、彼独特のセクシーな歌声で性的表現を打ち出しながら、R&B、Funk、Jazz、Rockがごちゃまぜにされたような多彩な作品が溢れている。それでいて、ちゃんとどの曲も完成度が高く、耳残りの良い、洗練されたポップ感覚が挿入され、とても聴きやすいアルバムだとも言える。
まだ、当時はこのアルバムでスポットライトを彼が浴びる事はなかったが、決して後の彼の偉大な名盤と比べても決して劣っているとは思えない。逆にファーストからこんなアルバムを作ってしまう事が驚愕に値すると言ってもいい。
個人的に好きな楽曲を挙げると、オープニングのパーフェクトなアカペラソング"For You"と、どことなくボッサ調のアコースティックギターが心地良い"Crazy You"が気に入っている。シングルで発売された"Soft And Wet"は後の彼のスタイルの原型とも言えるファンキー+セクシーな名曲だと思う。
・「「ガラスの10代」」
年を取るほどに好きになっていくなあ、プリンス。初めての出会いからもう20年以上経ちますけど、今が一番好きかもしれないです。で、このデビュー・アルバム、録音はしょぼいですが、いわゆるブラコン的なスイート・ソウルやファンク・ハードロックの要素をちりばめた楽曲は恐ろしいほど早熟な完成度を誇っております。でもこのアルバムを一番輝かせているのは、10代ならではの怖いもの知らずのセンチメンタリズム。通常プリンスはJBやスライ、Pファンクといった文脈で語られることが多いですが、このアルバムとセカンドはアズテック・カメラやオレンジ・ジュースの1stと同じ種類の切なさで満たされています。こういう青春っぽい音に過敏になるのは、年取ったせいなのか?と思ってしまう今日この頃です。
・「プリンスの原点」
今や「生きる伝説」として、また世界中のミュージシャン達からのリスペクトを集める唯一無二の存在として音楽界に君臨する存在“プリンス”。その紛れもないデビュー作がこの「For You」です。(日本での最初のリリースは2ndの「Prince」から)
このアルバムは、若き日のプリンスが当時足繁く通っていた地元ミネアポリスのクリス・ムーン・スタジオに於けるセッションで培われたアイデアやテクニックがベースとなっています。若くしてワーナーとの破格の契約を勝ち取り(経緯を話すと長くなるので割愛)若き天才いざ華麗なデビュー!…と本人が意気込みすぎてしまった為か、当初のレコーディング予算を大幅に超過してしまうなどの事態を招き、かえってアルバム全体の印象として肩に力が入り過ぎてしまい、真価を発揮しきれなかった…かのような印象も受けます。(これも若気の至りというのでしょうか)
全ての楽器をプレイし、全作詞作曲、及びセルフプロデュースをこなす…というプリンスの代名詞とも言えるこのフレーズが、既にこの時点からスタートしている辺りにプリンスの並々ならぬ自信と意欲が垣間見えます。
アルバム内容としては、現在にも通じる一人多重録音によるファルセットのコーラスワークや、思わず胸が甘酸っぱくなるようなラブソング、そして人種や音楽のカテゴリーをも超越せんとするかのようなロックナンバー(当時、黒人でロックを演るヤツなどほとんど皆無に等しかった)など、このデビューアルバムから自らの多様な音楽性を意識的に表現しているかのようです。中でも個人的には、やはりクリス・ムーンとの共作「Soft and Wet」が一番ポップで聴きやすく、プリンス初心者の方にも入り口として聴いて欲しい1曲です。
最近の作品を聴いてから、ふとこのファーストを聴き返すと思わぬ共通項を見い出すことがあります。まさにプリンスの音の源流はここにあるのだと再認識させられます。
・「産み落とされた天才のデビュー作」
孤高の天才、プリンスのデビュー作です。アコースティックな面とブラックの混在した素晴らしい作品です。
セルフ・プロデュースの姿勢はこの作品から一貫しています。ファルセットのオープニングから最後までプリンスの世界が広がります。
・「なぜかついつい聴いてしまうアルバム」
パープルレインからプリンスファンになった私は、それ以降のアルバムを購入するのはもちろん、過去の作品も順にさかのぼっていった。そして最後にこの"PRINCE"とデビュー作の"FOR YOU"にたどり着いた。はじめ聴いたときの印象は「まとまりすぎている」または「軽すぎる」だった。全編ファルセットだし、綺麗な音色のシンセが多用されているし、曲はどれも(歌詞はともかく)美しいし、"PARADE"や"AROUND THE WORLD IN A DAY"ほど冒険的な感じがしなかった。しかし、聴いているうちにどんどん魔法にかかったようにはまってしまい、いつのまにかかなりのお気に入り盤になってしまっていた。"I feel for you""bambi""I wanna be your lover"のメロディは脳幹にこびりついてしまい、気がつくと時々口ずさんでいたりする。イノベイターというより、メロディメーカーとしてのプリンスの醍醐味を味わえる名盤である。
・「ポップ職人プリンスの素の姿」
本人にとってもここが出発点だという意識があったのであろう。名前を関した2ndアルバム。プリンスは迷った時にこの作品を振り返っているのではないか。
ジャケットも素のプリンス。内容も彼自身の素の姿をさらけ出している。このアルバムは「俺は一般的に評価の高い奇抜さや技なんぞ使わずとも、腕一本で勝負できる」と主張している。まさにポップ職人。
シンディー・ローパーにカバーされた④をはじめとした珠玉のポップ作品集。
・「裸の王子様」
プリンスの2ndアルバム。タイトルは「PRINCE」(邦題は「愛のペガサス」)表ジャケットは上半身裸のプリンスですが、裏ジャケットを見れば…なんと裸で白馬(ペガサス)にまたがるプリンスが!!素直に彼の意を汲めば「ありのままの自分をさらけ出す」ということなのでしょうが…マスコミから変人扱いされ始めたのも、実はこの頃からかもしれません。
内容的には1stでの力みが取れて、肩の力が抜けたのか全体的にポップな佳曲が並ぶ名盤となりました。この頃、世に出始めたばかりのシンセサイザーを効果的に使っているのが印象的。(まだシンセを使いこなせているミュージシャンはそれ程居なかったはず。敢えて挙げればスティービー・ワンダー位だったような?)特に1曲目から3曲目に繋がる流れは非常にエキサイティングであり、何度聴いても最初に聴いた頃の興奮が蘇ります。またメロディメイカーとしての非凡さを随所で垣間見せてくれるアルバムでもあります。しかしプリンスはまだ当時20歳そこそこだったんですよ!そしてこのアルバムの完成度…ほとんど1人で創り上げた訳ですから、それを考えると本当に凄まじい才能ですよね。そしてプリンスの革命(レボリューション)はこれから始まるのであった…。
・「Princeの原点」
アルバムジャケットの表面も裏面もなんというか、恥ずかしすぎて手を出し辛いアルバムではあるけれど(裏面は白馬【ペガサス】に乗った王子【プリンス】)、内容に関して言えば前作"For You"のクオリティをさらに詰め、Prince自身の、独自の音楽を完成させたとも言える作品。後の彼を代表する名盤、"Around the World in a Day"、"Sign 'O' the Times"、"Parade"といった、奇抜な作品等も全てこのアルバムの基盤があったからこそ創られたのだと思う。
デヴュー作である"For You"のクオリティの高さにも驚かされたが、2作目にして既に自分の音を確立している所からもPrinceというアーティストの音楽的才能の深さが窺い知れる。ファルセットを駆使したセクシーな声と、グルーヴを重視したシンセとギターメインのポップなサウンド。そして大衆性の高い楽曲の数々。裏面のペガサスを見ていると、さらに上に飛躍しようというPrinceをどこか見て取れてしまうのも事実。
"I Wanna Be Your Lover"、"Why You Wanna Treat Me So Bad?"、"Sexy Dancer"の流れはほとんど完璧とでも言える。爆発的な彼の輝かしい軌跡はもう少し先になるけれど、内容の充実した満足させてくれる作品の一つである事は事実であると思う。
・「全曲カバーできる秀作」
80年代、ロックはPrince抜きでは語れない状況だった。(それ程つまらなかったとも言えるが)このアルバムは、まだ日本で認知されてない時の作品である。
POP満載で誰にでも受け入れられる作品になっている。この頃はまだアバンギャルドな面が出て来てないのが逆に新鮮だ。何故ミュージシャン達はこのアルバムの曲をカバーしないのか不思議である(チャカ・カーンは#8をカバーしヒットさせた)特に女性アーティストにお勧めだと思うが、いい作品は時代を超えるものだと痛感させられる。Princeは天才、何でも持ってる彼に足らないのは身長くらいだ(笑)
・「その後のプリンスのイメージを決定付けた作品」
2ndの「プリンス」では素の姿を見せた。3rdにあたる本作では素肌にブリーフ、変形ライダースジャケットというかなりユニーク(…というか気持ち悪い)いでたちで登場。良くも悪くも「先進的」「変態」というその後のプリンスのイメージはここからスタートしたと思う。
ポップ職人ぶりは健在。というか、その点に関しては現在に至るまで変わらない。音楽的には余分なものをそぎ落とし、よりシャープになった。
・「スカスカネチネチ」
音がスカスカでネチネチしてる感じ。聴きやすい音楽ばかり聴いていたから、一聴してもなんだかよくわかりませんでした。これの何処がファンキーなのか?正直今もよくわかっていない(のかもしれない)んだけども、いつの間にやら愛聴盤です。聴けば聴くほど、なんでしょうか。全く飽きない音の世界です。
・「変態さがたまらん」
初期の大傑作。この作品でプリンスの天才、変態さが全面的に開花した。音はわりとデモっぽい感じでスカスカ。後半の怒涛のスピード感溢れる展開は何回聞いてもゾクゾクする。このころはまだファルセットばっか使ってる。しかしこの人の変態さってすごいよなあ。ジャケットにビキニのジャケなんて普通の人は考えられないよ。この過剰な美意識にどうしても弾かれちゃう。この人の音ってエロティックだからゾクゾクする何かがあるんだろうなあ
・「昼前にウナ丼を食べる殿下!」
80年発表、3rdアルバム。前2作とも殆どをファルセットで歌っていた王子だが、本作から少しずつ地声を出すようになる。全体的にテクノを意識した雰囲気も感じられる。後半(アナログ的にはB面)ファンク色も強い。
ファンでさえ、王子の視覚的センスには思わず吹き出す時がある(前作の裏ジャケはプリンス自身が裸で白いペガサスに乗っている)。だが、あの「いくらなんでもやりすぎ」露悪趣味が確実に彼の音楽性に反映されているのだと思う。なぜなら、この頃から、王子は自らの「あく」というか「毒」みたいなものをまき散らし始めるからだ(まあタイトルからしてそうだ・笑)。彼にとってのグルーヴ感が性的な意味合いとリンクするのも顕著になるのも本作からだ。王子また一歩大人への階段を上る、そんな匂いが、もわーっと立ち昇るアルバム。但し、お下劣になったせいか、歌詞は印刷されていない。
・「シンプルで奥が深い」
かの「ローリングストーン誌」のレコードガイドブックでは、プリンスの作品の中でこの作品の評価が最も高く、長らく最高点を維持していた。プリンスの初期の作品の優れている点は、極限まで音を削ぎ落とした緻密なアレンジと演奏のキレである。全楽器を自分1人で演奏出来る殿下ならではであろうが、打ち込み等に頼らないグルーヴ感が非常に心地よい。M2、M5、M6など、さりげないのに真似出来ない。シンプルで奥が深い。
・「80年代のPrinceの時代へ突入する兆候」
前作"Dirty Mind"はデモ音源をそのまま発表したという形であった為、チープでスカスカな音が目立ったが、新たなPrinceの戦略のスタートと言っても良い、前衛的な作品であったように思う。そしてその1年後発売されたこの"Controversy"はその路線を引き継ぎ、音源はかなりのクオリティをストイックに突き詰めた名盤であるように僕は思う。だが、その後"1999"、"Purple Rain"、"Around The World"、"Parade"、"Sign "O" The Times"というヒット作を詰め込んだ名盤が立て続けに発売される為に、このアルバムの印象はとてもPrinceの歴史の中でも若干薄まってしまったように思う。だが、以後のその名盤たちと比べても遜色ない位の出来であるように思う。
1曲目に収録され、タイトルソングともなった"Controversy"を聴けば解るが、何よりもサウンド自身の造りが繊細かつストイックで、ギターの細かいリフとシンセによって構成されたタイトな音を綿密に組み立てていく部分は、あのFunkの父でもあるJames Brownの行った作業の80年代的なアプローチであるようにも感じてしまう。ここら辺は後の"Sign "O" The Times"に繋がるといった部分でもあるように思うが、その他は"1999"、"Purple Rain"のようなロック寄りのポップサウンドで厚みのある深いアレンジが展開されている。聴けば聴くほど味がある面白い作品であるように思う。
前作は歌詞にあけっぴろげに性愛路線を強調してみたものの、本作はその路線を引き継いだ上に、政治的な主張が大きい"Ronnie, Talk To Russia"や暗い事件をテーマとして語られる"Annie Christian"等、充分に時代に挑戦的な姿勢を持ちつつ制作されているのも一つの特徴であるように思う。
・「王子、お外で姫と遊ぶ!」
81年発表、4作目。毎年1枚のペースでアルバムを出し続けてきたプリンス。過去の作品に較べ、アルバム全体のコンセプトがはっきりし、前作でみせたファンク色と露悪趣味による合体攻撃が増えたことによって、数々の名曲を生み出すこととなった。
彼が怪鳥みたいな叫び声を放ちだしたのもこの頃だ。特に#2ではファルセットと地声を巧みに使い分けることによって、sexualityの重要性を明瞭に歌っている。また#3は80年代のプリンスの方向性を決定した名曲といえる。過去作に較べ、シャウトする回数が圧倒的に増えた。王子は、こうでなくっちゃ。
対外的には、R.Stonesの前座を務めたことでようやく世間の注目が集まり、当時バンドとしても活動したらしい。そのままThe Revolutionに参加したメンバーもいる。因みに、私はこのLPからリアルタイムで聴き始めたが、邦題「戦慄の貴公子」は当時でさえピンとこなかった。
一人遊びに飽きて、ついに城から出たやる気まんまんの王子様、って感じのアルバム。ここからはマストアイテム。
・「天才を認識させられるアルバム」
孤高の天才とは、まだ呼ばれていない時の作品である。しかし、のちの歴史的アルバムを作るきっかけとなった作品でもある。プリンスの特徴である、「捨て曲なし」が嬉しい。名曲DO ME,BABYは2002年の現在でも古さをまったく感じさせないナンバーである。世界がまだPRINCEに注目していない頃いち早く前座に使ったミック・ジャガーは耳も一流であろう。7分だいの曲が2曲もあるのに、ずるずると飽きさせずに聞かせるところが、この人のプログレを感じさせる、すばらしいところである。
・「前作の方向性を修練」
作風は前作の延長線上だが、練りこんで成熟してきた感がある。ポップセンスも健在。
・「黒パンツの君」
このアルバムを聞くといつも自分のいる時空間から隔離されるような奇妙な感を覚える。リリース後四半世紀も経っているのに機能するFuturePunkである事の証明だ。マスの支持を取り付ける前の彼の不機嫌さと怒りも伝わってくる。でも彼の事だから産み落とす楽曲はどれも素晴らしい。表題曲はテクスチャに不釣合いなカッティングが「カテゴライズ逝ってヨシ」と聴き手に宣戦布告しているようだ。怒涛の「2.Sexuality]これは「格好いい!」以外の言葉がみつからない。今やスタンダードの[3]に続いての[4.Private Joy]これほどのCandyPopがどこにあろうか。メロウが2曲あるが基本的に姿勢はパンクロッカーだ。敏感な人達に多大な影響を残して彼はこの後いよいよグラムに手を出して見事に結実させる。
●1999
・「リスナーに優しく歩み寄った大傑作」
1983年にリリースした作品。Purple Rainの一つ前の作品と言ったら分かるだろうか?タイトルの1999はプリンスの描いた世紀末。現実をノストラダムスのように予言して的中させたもの。MTVアワードから出演依頼を受け、断ったことも有名。
一曲目の1999からLittle Red Corvetteへ続き、後は殿下の思うまま、最後まで聞かされてしまう。当時は2枚組のアルバムとして発売されたが、トータルで70分の作品だったため、CD化に伴い一枚でリリースされた。今ではほとんどの人が知らないだろうが、CDの初版ではD.M.S.Rが収録されていなかった。当然アルバムも持っているし、CDの初版も買った。そして現在発売されているD.M.S.R収録版も持ってます。全ては殿下のために。
収録されている曲は全て素晴らしい。RockなものFuncなもの、そしてSlow Ballad。何一つ文句の付けようがない完璧なアルバム。Princeファンは必聴だが、Princeを知らない人もこのアルバムから入るとと良いだろう。
今でも輝きを失わない楽曲の素晴らしさに、驚くはずだ。
・「宇宙」
それ以前の作品とは比較にならないほどバラエティーに富んだこのアルバムは、"LOVESEXY"まで続く80年代全盛期のスタート地点に位置づけられることが多いけど、実際プリンス独特の密室ファンクはこの時点でほぼ完成しているように思う。80年代のプリンスの曲って一貫して低音のすわりが悪いというか、浮ついている、腰が据わっていない感じがあって、それがプリンスサウンドをプリンスサウンドたらしめてる要因である気がするんだけど、このアルバムではスタート地点にしてその極致ともいうべき腰の据わっていないサウンドが展開される。8分近くあるニューウェーブっぽいファンク"ladycabdriver"が格好良すぎる。
・「「パープルレイン」一つ前のアルバム」
知名度、売り上げ枚数で言えば次回作の「パープルレイン」がプリンスの代表作ですが、個人的には本作がベストです。ともかく、奇才プリンスのもつ音楽の革新性、統合性、猥褻さは本作をもって、完成したと思われます。プリンスにとって2枚組で発売された始めてのアルバムですが、長さを感じさせず、まとまりのよい作品です。
黒人アーティストとして全米で初めてMTVでオンエアーされた「1999」といい、まさに歴史的名盤と言えるでしょう。
・「クロスオーバーなるもの」
黒いロッカーとして業界を席巻した殿下(プリンス)が更なるカテゴリーレスの聖地を奪取すべく作り上げたのが本作です。結果[1]は目論見通りのクロスオーバーヒットとなり[3]まではその目的に沿った戦略曲が並びます。[3]はロカビリーを取り込んで全く見事な料理長です。[4]からはセクシャルでアンビエントな尺たっぷりの曲が並びます。このアルバムこそがハウスmusicを産み落とした母体だよく言われる所以であります。ボトムリズムはマシンに任せファンクエッセンスを限界まで薄める手法(=人種に関わらず踊らせるフォーマット作り)が完成しており。後はいつ討って出るかの状態に殿下はニヤリだった筈です。しかしこの後の殿下はやや関連アーティストを乱発大量生産しクオリティコントロールが及ばない場合も見受けられるなど、肥大化する自身のビジネスに翻弄される事になります。しかしその期間は才能が枯渇した訳ではなく市場に合わせたドレスダウンをしていたという点が特筆されるべきでしょう。このアルバムはジャンルを問わず語られる事が多いのが特徴です。初期ガンズのベーシストがフェイバリットに挙げていた事を思い出します。
・「全ミュージシャンで最も完璧主義者」
1982年リリース。通算5作目。Produced,Arranged,Composed and Performed by Princeである。(●^o^●)プリンスのサウンドが完成するとともに、映像やアルバムのインナーに溢れる歌詞の多種多様なフォントまでこだわり、自らのイメージを構築して投影する手法もこのアルバムの時期に完成した。間違いなくプリンスはロックはおろかジャズ・クラシックいや文学・絵画・映画etc、所謂'芸術'と称される分野において比類なき天才のひとりである。天才とは自らのヴィジョンを常に決定的に持ち、その正当性になんら疑問を持たない人間のことである。故に商取引としてのCDの市場調査おける販売のトレンドなどというものは一切眼中に無く(●^o^●)、自らのヴィジョンに照らして『正』とあらば前進しつづける。またプリンスは全ミュージシャンで最も完璧主義者だと僕は思う。曲の作り方、コーラスの組み方、発声の仕方すべてが計算に計算を重ねて作り上げていく。そして決して妥協しない。それ故に、レコード会社とのトラブル・移籍・活動休止を繰り返すことになるわけだが、レコード会社側でプリンスの意図を100%理解出来たことはただの一度もなかったのではないかと僕には思える。だから、1993年には発音不能な記号で自らを表すようになっていくわけだが、妥協と言う言葉の反対語の様な存在だ(●^o^●)。
このアルバムであと思うこと。プリンスの意識のどこかにジミ・ヘンドリックスがあること。『1999』の始まりなど『If 6 Was 9』の様だし、ギターの弾きっぷりもどこかジミの影を感じる。
ファンク(●^o^●)。
・「王子、革命によって天下を取る!」
84年、洋楽ファンならずとも世間にPRINCEありと知らしめた大ヒット・アルバム。同名の映画のサントラとして発売されたが、やはり先に音があり、溢れ出る才能のあまりトータルコンセプトを執れきれず、後づけで映画を作ってしまったのではないかとさえ疑ってしまう。これで売れなければおかしいといった完璧さがある(売れることは悪いことではない)。
本作は、それまで年1枚アルバムを出し続けてきた彼が2年置いて、しかもThe Revolutionというバンドと連名で出した初の共演アルバムでもある。しかし内容はあくまで前5作に表現されていたプリンスの集大成的なものだ。プリンスは最初から天才だった。だが前作までと音楽的なスケール、質ともに桁違いにアップしている。
その2年間、彼に何があったのだろう。たぶん今まで知らなかった多くの人と出会い、様々な音楽を聴いたのだろう。そしてバンドのメンバー達と化学反応みたいなものを起こし、自分の天賦の才とキャリアをまとめ上げた。そうでもなければ、ここまで大衆的でありながら、完璧な音楽は創れたものではない。それまでの彼になかった(避けてきた)ジャズ的な要素も加わった。⑤をじっくり聴くと、そのニュアンスを感じることができる。「捨て曲がない」というのはこういうアルバムを言うのだろう。ここで普通の才人の才能は枯渇しかねないのだが、彼の才能はこの後さらにまた一歩飛躍することになる。
・「プリンス入門アルバム」
超カッコイイ・ロックンロールLet's go crazyに始まり、最高に美しいバラードPurple rainまで一気にエネルギーとエロティックに満ちた時間が駆け抜けます。1984年度グラミー賞Best Rock Performance By A Duo Or Group With Vocal 受賞作品。
・「シンボリック・アルバム」
1984年という時代を全く感じさせない。この時期に人気のあったアーティストで今でも世界のトップであり続ける人が他にいるだろうか?天才とは何なのか、実感できるアルバム。彼の場合ライヴ・パフォーマンスも素晴らしいのでビデオなどを見るのもおすすめ。タイトル曲は感動的。
・「「映画も是非」」
バンド名のように、’80年代の音楽シーンに「革命」を起こした、「貴公子」プリンスが放つ、金字塔的アルバム。このアルバムは、同名本人主演映画のサントラ盤みたいな感じではあるが、たとえこの映画を見てなくとも、優秀なアルバムとして聴ける事は間違い無しであろう。だが、この映画を見る事によって、とてつもない相乗効果が得られるので、この映画も是非見て欲しいところだ。基本的にプリンスと言う人物は音楽に対して秀でた才能を持ち、それが、前作の「1999(’82)」で一気に開花し、このアルバムに繋がる訳だが、このアルバムで単にアルバムを作るではなく、映画まで手掛けて、主演してしまうと言う、当時は大事件でもあったのだ。それでいて、映画もアルバムも大ヒットしてしまった事で、一躍TOPスターの仲間入りを果たしたのであった。ちなみに、この人、ギターも上手いんですよ。もうこう言う人は、何やらせてもセンスが良いんだろう。羨ましい限りである。実際、アルバムだけ聴いても、プリンス独特のロック&ポップワールドと’80年代特有ののエレクトリカルな部分が展開されて、オープニング①と⑨のタイトルナンバーが、世界的に大ヒットとなった。特に、⑨は珠玉の名バラードなのだが,①と共に少なからず、ドコかで聴いた事はあるだろうと思う。プリンスと言う人物を知る上で、入門編なアルバムなので、是非とも聴いていただきたい。
・「紫の雨」
まだ聞いていない人は是非聞いて欲しい名盤中の名盤です。溢れんばかりの才能とテクニックを発揮してきたプリンスはこのアルバムが発売されるまではまだ知る人ぞ知るという存在でした。しかしこのアルバムの超大ヒット全米26週連続NO・1と5曲ものシングルヒットで誰にも知らしめしました!!前後のアルバムも強烈にインパクトがあり聞きごたえ十分ですが、万人受けするのはやっぱりこのアルバムにつきます。1のロックンロールからファンク、テクノ、ゴスペル、ソウル、ジャズなど贅沢に取り入れた全く無駄のない最高のアルバムです!!雲の上の存在のようなプリンスがグラミー賞やアメリカンミュージックアワードにも登場してスタンディングオベーションのパフォーマンスも印象的でした。
・「王子、ワールド・ミステリー・ツアーに出る!」
Purple Rainが大ヒットした翌年の85年発表、通算7作目。録音はPurple Rainと同時期だというのが通説だ。前作で与えた「黒いロッカー」のイメージをこの一作で払拭、彼の音楽に肌の色など関係ないことを知らしめたサイケデリック・ファンク・アルバム。
セールス的には前作ほど伸びなかったが、それは殿下自身発売前から意識していたと思われる。その代わり、彼は耳のこえた大人のリスナーを獲得した。Purple Rainでは主に盛り上げるために使われたストリングスをサイケデリックに配し、彼のジャズ的な側面も臆せず前面に出している。発売当初とっつきにくい印象をファンに与えたのはそのせいかもしれない。
だが、本作でのプリンスは「俺についてこい、これが未来のpop musicだ」と言うかのように自信満々だ。これだけの内容であれば、そう思うのも当然だろう。本作を彼の最高傑作に挙げる人も多い。このアルバムから彼が時代のイノベーターになる。The Revolutionとのコンビもいよいよ絶頂期を迎える。尚、本作から、ペイズリーパークなるレーベルを立ち上げ、独断専横の官能世界が多方向で繰り広げられることになる。
・「第一期開眼完了」
大作「1999」、大ヒット作「Purple Rain」を経て発表された傑作。「Dirty Mind」から続けたスタイルが完全に消化されている。
ヒット曲④があるものの、一般的には派手な前2作の陰に隠れて目立たない存在。ファンキーでポップなプリンスのひとつの完成形。色眼鏡なしで楽しみたい。
・「ドンパ!ドンパ!の2拍子FUNK!」
「PURPLE RAIN」がグラムなら今作はサイケ。前作がサービスいっぱい、これでもかのアルバムだったのに対し今作は内省的で偏執的。ものすごくいびつなサウンド、意味深な歌詞、そこにprinceの表情溢れるボーカル。それがどうにも心をとらえて離さない。ウェンディたちの女子コーラスも可愛くフィット。ドラムの音が気になる?大丈夫、10回も聴けば慣れてしまうので。
「Around the World in a Day」中近東風のメロディから始まり「目を開いて/心を開いて」とPRINCEが唄い出す。ほんとに変な曲で曲中鳴ってる笛?のような音が合っているのかいないのか、居心地の悪さが妙に快感。中間にグルーブするところがかっこいい。
「Paisley Park」はリズムのずれた?キーボードが奇妙な眠気を誘う。今作でPRINCEは新たな共同体を創作しようと試みる。その代表的な曲。とにかく楽しい曲で愉快でさえある。
「Condition of the Heart」ながーいイントロに導かれて出てくる美しいメロディー。アレンジが少々大袈裟だけどそれえを補ってあまりある歌。特に5分10秒以降の唄は誠実で本当に素晴らしい。ここを聴くだけでもこのアルバムを聴く価値あり。
「Raspberry Beret」このアルバムの特徴はストリングスや管楽器の多用。この曲はその最たるケース。曲もポップでいいぞ。第一弾シングルでした。全米2位。アメリカ人も分かってるじゃないか。
「Tamborine」タイトル通りドラムとシンセベースとボーカルとタンバリンだけの曲。それで十分完成してるところが凄い。雑誌で見た女の子に恋してタンバリンを叩きまくるという唄。へんてこさがたまらない。
「America」唯一バンドっぽいサウンドの曲。revolutionのかっこいい演奏にアメリカ讃歌とも取れる歌詞。ギターがいいな。いいな。チョッピリ未完成な感じを残す。
「Pop Life」「君の人生に何があったの?」と歌い出す。ちょっとボブ・ディランを思わせる(僕だけか?)よく出来た曲でサビは一緒に唄いたくなる。個人的にはアルバムのNo1.花が咲いたような曲。
「The Ladder」はサイケなゴスペルといったところ。壮麗なストリングスに導かれて語り始めるprince女子コーラスも冴えて盛り上がるがフェィドアウトが早すぎる!あと5分は持つのにな。。。
「Temptation」は狂乱のブルース。サックスも決まってギターも暴れる。エンデイングでは「SEXより愛が大事」と何を今更!。
ほとんどのボタンを掛け違えてしまったが、よく見ればかっこ良く見える。こんな着方があってもいいんじゃないか?といったアルバム。princeが一番素直だったアルバムなのかも。現行のCDは音が良くない。うすっぺらいのだ。リマスターを強く望みます。
このアルバムからprinceはものすごいことになって行く。音楽的に不毛といわれた80年代、僕らにはprinceがいた。たった一人で時代の音を作っていった。そんな彼の輝かしい一枚。今でも十分輝いていると思う。
・「タンバリン、欲しかった・・・。」
何と言っても、タイトル曲です。初来日ツアーのの1曲目がこの曲で、中近東風のイントロから横浜スタジアムが異次元空間になったのを記憶しています。M-5の「タンバリン」の性急なリズムも痺れます。レコード評などで、ボ・ディドリー風のリズムと書かれていたので、ボ・ディドリーのコンピレーション物も購入してみたのですが、そうかぁ〜?って感じでした。そういえば、横浜スタジアムの客席の何席かの1つずつにアーティストからのプレゼントですって、タンバリンが置いてあったなぁ。ライブも金掛ってそうだったし、あれで採算取れてたのかなぁ?
・「万華鏡なり!」
前作「パープル・レイン」で完全にはまった中学生の頃、FMステーションでこのアルバム発売告知を見て、指折り数えていたのを覚えています。そしてついにこの歴史的傑作に針を落とした時の感動(つまりレコードってことね)。ヘッドフォンで聞いてください。「POP LIFE」や「AMERICA」「PAISLEY PARK」なんかのポップな曲もいいのですが、一曲目の「AROUND THE WORLD IN A DAY」を聞いたときの体の震え!興奮を今でもしっかり覚えています。80年代に比べてすっかり落ち着いちゃったイメージのプリンスですが、20世紀の偉人の一人ではないでしょうか?そんなに熱心なプリンス信者でもない私でもそう確信しています。80年代の熱狂を体感したければ、これとフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの「プレジャードーム」を聞くべし!正にビートに抱かれて!
●Prince And The Revolution/Parade: Music From The Motion Picture Under The Cherry Moon
・「誰が何を言おうと」
殿下の作品でどうしてもどうしても、どうしても1枚選ばなくちゃいけないってなったら???・・・この過酷な質問の答えがこのアルバムだ!激しい殿下もいい。シャイな殿下もいい。だが、油の乗り切った「大人の」殿下の一面を覗きたいなら、これ。パープルの雨の後の濡れた階段で、この奇跡をぜひ!
・「私も、、、、」
同じように感じた方がいらっしゃるんだなあ。。。。。私は、Purple Rainからハマリ、Around The World....で、いい意味で裏切られ、PARADEで度肝を抜かれました。このアルバムは、リリースされてから、毎日、半年間聞き続けました。聞けば聞くほど、益々虜になっていったのです。KISSは、歌詞の内容がいいなあと思い、いつも口ずさみながら聞いていたものです。1枚選ぶとしたら、PARADEか、Sign 'o' The Timesか、非常に迷う所であります。このアルバムと同じような衝撃を受けた物はまだ無いです。。。。。リリースから20年近くたった現在でも、めぐりあっておりません。
・「天才の進化をはっきり感じ取れる傑作!」
この頃のプリンスといったら、とどまるところを知らない成長・進み具合だった。前々作「パープルレイン」でプリンスのとりこになってしまった僕たちは、「レッツ・ゴー・クレイジー」のギターソロのノリの新作アルバムを期待し、「アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ」で思いっきり裏切られる。同様に本作「パレード」でもそうだった。。。前作のアルバム以降、完全に独壇場となってしまった渋谷陽一大先生のライナーノーツには、毎度毎度「時代を10年先取りする傑作だ」とかいてあったが、正直初めて聞いたときには、期待と違う印象に戸惑いながら聞いたものだ。しかし、このアルバムは、発売から20年近くたっても、まったく色あせない。当時の曲を集めたコンピ盤の中にこのアルバムの収録曲の「KISS」がはいっていたが、この曲のみ浮いていた。「懐かしい」のは他の曲同様もちろんあるが、際立って新しいのだ。全然古くない。時代を創り続けていっている最中でのアルバム「PARADE」であり、名曲「KISS」だからだろう。完全に無駄な部分を削ぎ落とし、刃物のように研ぎ澄まされたサウンドだ。すごい。僕のような愚人には一回でこのアルバムの良さは分からなかったが、何回も聞いていくと、素晴らしさは絶対に分かってくる。そんなアルバムだ。
・「王子、革命を完遂す!」
86年、映画UNDER THE CHERRY MOONのサントラとして発売された通算8作目。The Revolution名義としては3作目。サントラというにはコンセプトが完璧すぎる。アルバム単体としても★10個分の価値がある超名盤。
本作の最大の魅力は、前作のサイケデリックな雰囲気を、打楽器によるタイム感と奇妙なミキシングによって、大きく飛躍させた点にある。もちろん全曲すばらしい出来だ。彼らが本作で成し遂げた高みはそれまで誰も表現しえなかったものだ。シングルカットされた曲も多いが、全体を通しで聴いても一つの物語を読んだような不思議な感覚がある。
私はこの時期の彼らを横浜球場へ観にいったが、さすがにライブで、この雰囲気を再現できてなかった。しかし、その日がThe Revolution解散の日であったらしく、アンコールのPurple Rainで、王子が泣きながらギターを弾いていた。彼はステージからギターをファンに投げ与え、その度にローディーが同じ型を持ってくる。その数は5台以上だった。予備のギターが尽きると同時にコンサートが終わった。ちょっと異様な感じだった。しかし、あの光景を私は一生忘れないだろう。
・「禁断の果実かつポップミュージックの金字塔」
多くの人がレビューを書いているので、はじめ書くのをためらったのですが、あまりに思い入れが強く、やはり書くことにしました。逆説的なタイトルですが、これが的確な表現かと思います。
86年の発売当時中学生だった私にとってこの作品は禁断の果実のような存在でした。音量を上げて聴いていると家族におかしな目で見られるので、自分の部屋に閉じこもって、部屋を暗くして、ヘッドフォンを装着して聴いていました。暗い部屋の中で、"NEW POSITION"や"KISS"のイントロが脳に流れ込んでくる瞬間は、えも言われぬ快感に包まれるものでした。
最近久しぶりに昔の聴き方を試してみましたが、効果は全く変わりませんでした。それは音楽自体がまったく色あせず、20年近く経った今でも蠱惑的(こわくてき)であり続けているからだと思います。是非、こっそりこの果実を賞味していただきたいと思います。
・「Princeの最高傑作」
Paradeの後にリリースされたPrinceの最高傑作。CDでも2枚組だがトータル80分を切るので、一気に最後まで聞いてしまう。
このアルバムでの聞き所は、全米No.1のSign 'o' The TimesからHousequake,Starfish And Coffee,Hot Thing,If I Was Your Girlfriend,I Could Never Take The Place Of Your Manと挙げると切りがない。Rockを基本にバラエティに富んだアルバムだ。
書いておかなければならないことに、このアルバムは、ほとんどPrince一人で作っていること。全ての演奏・作詞・作曲・プロデュースまで。こんなマルチアーティストかつ天才は、もう現れないんじゃないだろうか?
残念ながらこのアルバムはグラミーで「Album of the year」をU2に譲ってしまったが、その時の殿下のコメント「U2にはHousequakeは作れない」。なんて自信か、でもこれだけのものを作り上げることの出来る才能に誰も反論は出来なかった。
Prince入門編として自信を持ってオススメできる。
・「「音楽の神の啓示を受けた」としか言えない、衝撃の一枚。」
はじめて聴いたときは、「奇妙で耳障りな物音」ぐらいにしか思わなかったこのアルバムですが、ある時突然、天上の音楽として鳴り響きました。あのときの驚きと快感は忘れられません。まさに宝物ですが、しかしながら、どういう理屈でこのアルバムの楽曲群が成立しているのか、未だに分析不能です。なぜ、このメロディなのか・リズムなのか・音色なのか・展開なのか…それを知っているのはプリンス自身と神様だけでしょう。発表してからこれだけ時がたてば、「このあたりこうすればよかったのに」などと素人なりに思い浮かんでくるものですが、このアルバムに関しては「皆無」といって過言ではありません。まさに孤高の音。未聴の方はぜひともお聴きください。
・「Prince世界が炸裂してます」
プリンスは今でもすごいけど、いまのところ最高傑作はこれだと思う。グラミー賞のAlbum of the yearにノミネートされて本命視されていたんだけど、実際にはU2が獲得した。そのときのインタビューがよかったね。「残念でしたね?」「どうってことないさ。だって彼らにはhousequakeは作れないだろ」それでこそ、prince。いかしすぎ。
・「プリンス的前衛世界」
紛れもない最高傑作。創作意欲が爆発したそのボリュームもさることながら、多彩な楽曲で飽きが来ない。ほぼ一人で作ったようなアルバムだというからただ驚くばかり。プリンスにしか築き上げ得ない世界。感覚的・官能的ではあるけど実は深い。ショーを意識したような造りで、たとえるならDisc1は第1幕、Disc2は第2幕といったところだろう。楽曲はさっきも書いた通り多彩だけど「1999」「Purple Rain」の頃のように時代に迎合するようなサウンドは減った。前衛的であり、自分が時代を牽引するという意思も見える。実際に多大な評価を受けるわけだからスゴい。まさに天才という言葉が似合うと思う。だが同時に天才特有の内向性もあり時には理解しがたい。ただそれらをひっくるめてスゴいと言っている。今の僕には讃えることしかできない。
・「突き放される快感」
この時期のプリンスのエネルギーは凄まじかった。1曲目のイントロのドラム音なんて、高性能コンピューターが突然喋り始めたような衝撃だった。で、それがジミへンのような暴力的な強姦されるようなエネルギーでは無い。冷たく突き放される快感。とにかく全曲ポップで、スキが無い。このアルバムと同じタイトルのライヴ映画が公開されたけど、あまりの素晴らしさに何度も観に行った。シーラEのドラムが凄いので、映画も観て欲しい。
・「プリンスのもうひとつの可能性」
「Sign 'O' the Times」で早くも第二展開を昇華させてしまったプリンス。そこで、この「Black Album」である。しかし、このアルバムは諸事情で正式には発売されなかった。
「Black Album」は先人へのリスペクトとオマージュに満ち溢れている。スライ・ストーン、ジョージ・クリントン、ジミ・ヘンドリックス…⑥などタイトルからしてパーラメント/ファンカデリック風。しかし、しっかりとプリンスである。
プリンスはここからどこへ行こうとしていたのか…。この先のプリンスを見たかった。
ちなみに、当時は海賊版が大量にでまわり日本でも比較的簡単に入手できた。その後、こっそり正式発売されたが、当時より入手しづらい気がする…。
・「プリンス・ファンは絶対に手に入れるべき『宿命』の一枚」
全部で8曲だが実際はぶっ続けで演奏される。音的には同時期の『Sign 'O' The Times』と同じでるべきなのだろうが、さにあらん(●^o^●)、もっと凄くファンクである。なんとなく、ワーナーとの確執をエネルギーに変えたりしている感は否めないプリンスだが、より自由気ままにこの天才を製作にあたらしたらいったいどれだけのものを作ってしまうのか、と思ってしまう。否、抑圧があり邪魔がはいるからより燃え上がって製作するのか、何しろ人には難しいと思われることをカンタンかつあっという間に完成させてしまう凄さが、このアルバムには滲み出ている。
もしかしてもっともっとお蔵入りになっている音源がワーナーのおかげでいっぱいある気がする(●^o^●)。最近では会員向けインターネット専門みたいになりつつあるプリンスだが、産み出した創造物は計り知れない価値だ。
プリンス・ファンは絶対に手に入れるべき『宿命』の一枚である。(●^o^●)
・「Princeの最高傑作」
Princeの最高傑作はこの"Black Album"です。断言いたします。ただし、ブートレッグとして発売されたので、一般には入手しずらく、評価もそれなりにマニア向けになってしまうのは致し方ないと思うのですが、それでも息をもつかせぬ完璧な楽曲が次から次へと展開する様は、さすが殿下と言うよりほかありません。同時期の兄弟アルバム"Lovesexy"がポジティブなイメージを放つのに比べ、確かにこの作品は陰のイメージを持っていますが、だからこそユニセクシュアルな魅力を放っていたPrinceのファンクが体に染み渡る名盤です。殿下が好きな人は、高いかもしれませんが、Warnerから発売された正規盤をぜひ入手してください。生涯の愛聴盤になること請け合いです。
・「ファンクの王道!」
まさにゴリゴリのファンク。ブラックアルバムというタイトルがぴったしって感じ。プリンスがこれまでのブラック(ファンク)ミュージシャンの影響を受けてきたものを存分に活かしきり、また自分のこれまでのファンクナンバー、たとえばDMSR(1999)KISS(PARADE)といった超かっこいい曲をさらに研ぎ澄ませて作り上げたアルバムといってよいのでは。個人的には、遅ればせながらここからJBやP-FUNKに走って行ったりしたけど、ファンク入門としても、最高の一枚。全曲かっこいいので、一曲を選ぶことなんてできないけど、SUPERFUNKYCALIFRAGISEXYのイントロなんて、まさに鳥肌もん!ぜひとも聞いてもらいたい!
・「だから「ブラック・アルバム」なんじゃないの」
Pファンク、スライ、JB...... プリンス!ファンク!ファンク!ファンク!ブラック・ミュージックのおいしいところを濃縮。カッコよくてセクシーでノリノリでしっとりもあり。ポップな曲ばかりで耳あたりもとても気持ちいい。殿下のファンでなくても最近で言う「R&B」好きならゼシ!
・「王子、愛の伝導に出る!」
88年発表通算10作目。全9曲44分56秒のボリュームでありながらトラック表示が1曲分しか表示されない究極のコンセプトアルバム。
冒頭プリンスのめざす理念が高らかに宣言され、ポップ+ファンク+サイケデリック=ミュージック、彼が道を拓いてきた集大成的世界が繰り広げられる。Paradeで成し遂げたのが、極端に音数の少ないサイケデリックミュージックだとしたら、このLOVESEXYはその極北にあると言ってもいい。ヘッドフォンで聴くと、予想しなかった方向から音に撲たれる感じだ。その半面、全編愛に満ちている。歌詞をみても、言葉を記号化する頻度も急激に増えた。因みに1曲目は「I Know」という意味だろうが「目no」だ(笑)。彼の表現したいものはもはや言語で語ることのできない「愛」だ。このアルバムにヒステリックな怒りはない。だがこの時期彼が最も苛立っていたことを、我々は数年後Black Albumを聴くことで知ることになる。
・「うーん,ジャケットがなぁ・・・」
このアルバムの世間的な評価と評論家の評価っていったいどうなってんだろうか,とすごく気になる。なぜかっていうと,僕はこの作品は,完成度でいけば「パープル・レイン」後のプリンスで最高だと思っているからだ。「アイ・ノウ」「アルファベット・ストリート」あたりは,当時「これが歌なのか?洋楽ってすげぇなぁ!」と驚愕したものである。もちろん,プリンスは洋楽なんていう範疇では完全に説明できないのだが,とにかくすごいと思ったのだ。当時はLPを買って,その後CDを買ったのだが,CDを買ってみて,またびっくり。「聴きずらい!」。すごい!
・「ジャケ写で偏見を持たないで(w」
物議を醸したジャケットの話はあえてスルー。CDを買ってびっくり。全体の曲がひとまとまりになってる! 1曲45分かよ! スキップすんなってか! わがままだな! それでこそプリンスだよ!まぁ、国によっては曲ごとのインデックスが存在しているものもあるようだが(少なくともドイツ版は分かれていた)。
しかし、プリンスの曲にしてはやたらに音数が多いような気がする。
・「外見でしか評価できない人間か否か?」
言わずもがなのえぐい表紙。まずはこれが大きな購入の障害となるでしょう(笑)。ただし、ここさえ越えられれば投資以上の幸福を手に入れられるでしょう。自らが外見でしかものを評価できないかどうかをみる、踏絵的なアルバム。タイトル通り、愛と性を真っ向からPositiveにとらえた作品。音楽的には意見は分かれるとは思いますが、少なくともこのテーマに限れば、彼のベストアルバムではないかと思います。
・「最後の傑作アルバム」
前作、サイン・オブ・ザ・タイムスまで物凄い勢いで信じ難い名作群を産み落とし続けてきた殿下ですが、このアルバムでとどめをさしたと言えるでしょう。元々、存在自体がプログレのかたまりみたいな人なので、仰々しいプログレ作品は作らないだろうなあと思っていましたが、作っちゃいました。とはいえそこは殿下ですから、クラッシックとロックの融合などという生易しいものでは当然ありません。細かい技術を駆使しながらも、ファンキー、ファンキー、ファンキーです。これまでとは違ったことやるんだろうなあと心の準備が出来ていても、いきなり I Know.に何じゃこりゃ、ってなっちゃった人、沢山いるんじゃないでしょうか。そして2曲目のAlphabet St.奇妙なリズムで始まり殿下がうっとかあっとか言ってる内に心地よいギターが被さってあっという間に夢幻空間に引きずりこまれます。私など本当にふわふわと宙を漂ってる様な気にさせられて、イケナイ薬をやってる様な後ろめたさすら感じちゃいます。気持ちいいぞう。そしてハイライトはやはり圧巻の、Lovesexy.圧倒的な何か(愛か?)が怒涛のように降り注いで1秒たりとも耳を離すことを許してくれません。嵐が過ぎ去ると神の懐でゆったりとバスタブへ −When 2 all in love.−殿下のバラードの中でも1,2を争う神々しい作品ですが、歌詞はお風呂であんなことやこんなこと。さすがは殿下です。ついに行きつく所まで行きついた感のある大作。前作に比べ、やや疲労を感じさせる作品もいくつかありますが、常に私達の期待を大幅に上回る作品を作り続けて来た殿下ですので、次は一体何をやらかしてくれるのかと思ったら・・・・・次作、バットマンより殿下は別人の様に変貌し、長い長い低迷期間に入ることになってしまいます(作品は作り続けるし、ヒットも飛ばしはしますが)。ここが殿下の限界なのか?というこのアルバム、殿下の歴史を知る上で、絶対に聞き逃してはならない作品です。
・「佳曲ぞろい、プリンスの入門盤」
映画「バットマン」を観ていなくても純粋なオリジナルアルバムとして聴くことができます。さまざまな楽曲が収録されており、プリンスの芸達者なところを気軽に楽しめるのが本作の特徴。Electric chair:重低音響くファンクThe arms of Orion:正統派ラブバラード(シーナ・イーストンとのデュエット曲です)Partyman:タイトル通りのパーティソング
Trust:軽快で疾走感ある小楽曲Scandalous:プリンスお得意の性愛バラードBatdance:マイケル・キートン、キム・ベイシンガー、ジャック・ニコルソンの台詞をサンプリングするなど小技満載の全米NO.1ヒット曲
最新作がセールス的にも好調で注目される中、入門盤としてお勧めできるアルバムです(少なくとも最新作よりは聴きやすいはず)。
・「復活させるチカラが『バットマン』にはあるみたい」
1989年リリース。『The Arms Of Orion』がシーナ・イーストンと共作(面白い組み合わせだなぁ)、『Scandalous』がジョン・L・ネルソンと共作。残りがProduced,Arranged,Composed and Performed by Princeである。(●^o^●)
間違いなくプリンスはロックはおろかジャズ・クラシックいや文学・絵画・映画etc、所謂'芸術'と称される分野において比類なき天才のひとりである。天才とは自らのヴィジョンを常に決定的に持ち、その正当性になんら疑問を持たない人間のことである。故に商取引としてのCDの市場調査おける販売のトレンドなどというものは一切眼中に無く(●^o^●)、自らのヴィジョンに照らして『正』とあらば前進しつづける。よって時に『市場』は天才を受け付けず事実破産させたりする。そしてプリンスも『パープル・レイン』の後破綻した。
しかし経済的に破綻したのは人間としてのプリンスであって、芸術的天才のプリンスではなかった。プリンスはこの『バットマン』のヒットで復活のキッカケを掴み、その後の『グラフィティ・ブリッジ』で商業的にも完全復活する。映画ではこのアルバムの一部しか使われていないのが不思議である。それほどこのアルバムのレベルは高い。
破綻した人を復活させるチカラが『バットマン』にはあるみたいだなぁ(●^o^●)。
・「PRINCEだもの」
ティム・バートン作「BAT MAN」のダークな映像と殿下の音楽が見事にコラボレートした一品。 サントラとしては文句なく高評価です。
殿下のハイ・クオリティーで天才肌の一端を感じることができるので、プリンスを聴いたことがない人への「入門編」としてもオススメできると思います。
ただ以前からの殿下ファンには物足りないかも。 個人的には軽いティストの音楽も好きなので、星5つ。
・「有名な空耳”農!協!牛!乳!”が聞ける一枚」
普通に映画の主題歌ですが
某番組の空耳”農!協!牛!乳!”が聞ける一枚です。
実際は”ドント、ストップ、ダンシング”と言っているみたいですが”農協牛乳”としか聞こえないのが笑えます。
聞いてみる価値は十分にあると思います。
・「こんなのも作ろうとすりゃできんのさ」
いわゆるメガヒットがなくなって、「プリンス凋落説」が出てきた最中に出されたアルバム。ポップでキャッチーな曲が中心に収録されている。「どうだい? こんな曲は作ろうとすりゃいくらだってできるんだよ」というプリンスの声が聞こえてきそう。Lemon Crash,The Future,Party Manと佳作ぞろいかつ聞きやすい。殿下入門盤ですかね。
・「FavoriteAlbumですが、なにか?」
このアルバムが一番好きだっていう度に、同好の士からすらも「え?」という顔をされるのだが……実は完成度高いよ?まぁ、実は同時期に作られたbootlegに収録されている曲のほうが1曲1曲の完成度は高いんだけど。特にWe can funkなんかはね。それでも、アルバムの構成としてはこれかな。聞き込むほどに味が出ます。いや、ホントに。
・「天才は天才」
1990年リリース。通算12作目。プリンスはロックはおろかジャズ・クラシックいや文学・絵画・映画etc、所謂'芸術'と称される分野において比類なき天才のひとりである。天才とは自らのヴィジョンを常に決定的に持ち、その正当性になんら疑問を持たない人間のことである。故に商取引としてのCDの市場調査おける販売のトレンドなどというものは一切眼中に無く(●^o^●)、自らのヴィジョンに照らして『正』とあらば前進しつづける。よって時に『市場』は天才を受け付けず事実破産させたりする。プリンスも破産し『バットマン』で持ち直しこのアルバムに辿り着いた。しかしながら天才は天才である。商取引としてのCDの市場調査による販売のトレンドなど眼中に無く、己の世界の微細にわたっての完全構築とカリスマの確立を見事にやってのけ、しかも結果として商業的成功もおさめた。おそるべき才能だ。本作は同名の映画のサントラのカタチとなっていてLP当時は二枚組だった。映画はプリンス自身が実質的にコントロールした3本目の映画となる。既にリズムも曲構成も『パープル・レイン』の既製概念的なサイズを大きく飛び出し、全方向へ拡散し始めている。
プリンスが破綻の縁から復活し、天才は天才ということを証明したアルバムだ。
・「天才は天才」
1990年リリース。通算12作目。プリンスはロックはおろかジャズ・クラシックいや文学・絵画・映画etc、所謂'芸術'と称される分野において比類なき天才のひとりである。天才とは自らのヴィジョンを常に決定的に持ち、その正当性になんら疑問を持たない人間のことである。故に商取引としてのCDの市場調査における販売のトレンドなどというものは一切眼中に無く(●^o^●)、自らのヴィジョンに照らして『正』とあらば前進しつづける。よって時に『市場』は天才を受け付けず事実破産させたりする。プリンスも破産し『バットマン』で持ち直しこのアルバムに辿り着いた。しかしながら天才は天才である。商取引としてのCDの市場調査による販売のトレンドなど眼中に無く、己の世界の微細にわたっての完全構築とカリスマの確立を見事にやってのけ、しかも結果として商業的成功もおさめた。おそるべき才能だ。本作は同名の映画のサントラのカタチとなっていてLP当時は二枚組だった。映画はプリンス自身が実質的にコントロールした3本目の映画となる。既にリズムも曲構成も『パープル・レイン』の既製概念的なサイズを大きく飛び出し、全方向へ拡散し始めている。
プリンスが破綻の縁から復活し、天才は天才ということを証明したアルバムだ。
・「プリンス・ファミリー集合!!」
軽快なロックン・ロールから始まるこのアルバム、同名のプリンス主演の映画のサントラです。プリンスのアルバムらしくどれも名曲揃い。プリンス・プロデュースのThe Time,George Clinton.Tevin Campbell,Mavis Staplesの曲が約半分含まれてます。ちなみにThe Timeは同時期にPandemoniumというアルバムをリリースしてます。
・「Question of Uを絶叫する日本ファン・・・www」
Question of Uを聞くと、来日時のライブでしっとり殿下がIntroをピアノで弾いてるのに、歌詞を絶叫してた恥ずかし~い日本ファンを思い出して、思わず苦笑してしまうのですが、この作品、どの曲もMy favoriteです。本当に完成度が高い(映画は酷評されていたらしいけれど)。今聞いても新鮮。最新作も中々評判ですけれども、私の中では最近のより、過去の殿下の作品が好き。実験的なものあり、セールス度外視のものあり、でもやっぱ、みんな、クオリティ高いです。パレードなんか何度も聞いてるのに飽きない。こちらは歌詞カードがついてないのが玉に傷・・・ゆえに星4つですが、内容としては星5つですね、間違いなく。
・「『2』と『4』の先駆者」
1991年発表。『グラフィティ・ブリッジ』に続くアルバムで、本作から『ザ・ニュー・パワー・ジェネーレーション』となる。プリンスは全ミュージシャンで最も完璧主義者だと僕は思う。曲の作り方、コーラスの組み方、発声の仕方すべてが計算に計算を重ねて作り上げていく。そして決して妥協しない。大変に頭のいい人だと思う。それ故に、レコード会社とのトラブル・移籍・活動休止を繰り返すことになるわけだが、レコード会社側でプリンスの意図を100%理解出来たことはただの一度もなかったのではないかと僕には思える。だから、1993年には発音不能な記号で自らを表すようになっていくわけだが、妥協と言う言葉の反対語の様な存在だ(●^o^●)。本作が発表された時期というのが、湾岸戦争後の1991年ということもあり、10.『Money Don't Matter 2 Night』などはストレートにそのことを歌っていて、石油や経済優先にして人命を戦線に送り出すアメリカを徹底して批判している。ただ音楽として完璧を目指すだけでなく、自分の意図もその中に完璧に表現する姿勢を貫くミュージシャンを僕はプリンス以外に知らない。『2』や『4』を『to』や『for』の変わりに使ったり、『目のマーク(つまりeye)』を『I』の変わりに使ったのもプリンスが先駆者だろう。溢れんばかりの感性と表現力はあのマイルス・デイビスもシビレていたのも有名な話だ。このアルバムでプリンスが造り出したダイヤモンドの様な硬質で光り輝く作品の素晴らしさに引き込まれないようにする、ということがいかに難しいことか(●^o^●)。そんなことは無駄・無駄・無駄・無駄・無駄・無駄・無駄・無駄・無駄・無駄・無駄・無駄・無駄・無駄・無駄、である。(●^o^●)
・「好きです」
クリーム、ダイアモンドアンドパールズは名曲。なんだかんだ言いつつも90年代初期もいいね。
・「大きな方向転換」
サウンド面で大方向転換した作品(1991年作)。このアルバム以前と以後ではサウンドが大きく異なります。特徴としては、リズム面で生音の割合がかなり高くなっています。80年代のプリンスのサウンドではリズムマシーンが大活躍し、ライブでもリズムマシーンのみでやる曲もあったようですが、このアルバム以降、現在(2007年)に至るまで、ほぼすべての曲でドラマーが演奏するようになりました。また、余り語られていないことですが、プリンスがミキシング等の裏方作業を初めて100%他人に委ねたことにより、"平均的なポップスター的ゴージャス感"な音質になっています。生音が増えた分、以前のサウンドにあった鋭利な感じや、ストレンジな部分は後退しましたが、バンドサウンド特有の厚みと暖かみが出てきました。本作はそれを活かしてプリンス流60年代サウンドリバイバルが繰り広げられています。「Daddy Pop」「Cream」など曲名からして、いかにも"あの時代"な感じで、スローな曲ではジャジー感が濃厚。しかし、91年当時流行していたニュージャックスイング、ヒップホップ、ハウスと比べるとかなり地味に感じられ、個人的な推測ですが、派手さを出すために後から「Thunder」と「Gett Off」が追加されたのではないかと思います。この2曲は明らかに本作のカラーからは外れています。(裏ジャケでシングルB面となった「Horny Pony」が見え消しされているのはそのせい?)ラップの導入とか、過去の曲の焼き直しと思われるような曲があるためか、コアなファンからは保守的と捉えられ、評価が低いですが、プリンスの90年代の作品中、最も良いセールスを収めた作品となりました。なんという皮肉。orz賛否両論の多い作品ではありますが、80年代以降、ブラックミュージックはデジタル楽器による"打ち込みサウンド"が中心となるなか、本作は"打ち込みサウンド"の生音への変換に挑んだ先駆的な作品として再評価されてほしいな、と思います。
・「ダイヤモンドとパールの如く」
今まで「ラブセクシー」のジャケットのイメージが強烈すぎて門を押し開くことができなかったプリンス。バイト先でこのアルバムの曲が流れて早10年近くなります。このアルバムは解説にもあるように、かなり聴きやすいアルバムだと思います。プリンスにはまるのが怖い方は、ここから入るのが最良ではないでしょうか?メンバーは流動的ですが、現在まで続いているニューパワージェネレーションの新鮮な演奏、小奇麗にまとめられた編曲はまさに「ダイヤモンドとパール」の如き輝き。今ではもっと濃密なプリンスサウンドを求めてしまう僕ですが、それでも必ずこのアルバムに戻ってきてしまいます。それほど色あせないアルバムなんです。
・「殿下にしては軽めのアルバム?」
<7>はいい。コード進行といい、バスの利きかたといいダークにすぎる。そこが気持ちいい。 <6>と<13>もいいかな。 ただ、それらを除くとあっさり聞ける、まるでイージーリスニングのようなアルバムだ。 もちろん、それは他のプリンスのアルバムとの比較であって、実は充分にこってり気味なのだけれど(笑)。
かえって軽くて聴きやすいかもしれないです。
●The Love Symbol : Prince & The New Power Generation
・「個人的には★5つ」
<1>の冒頭の歌詞――"My name is Prince, and I'm a funky!" それはワーナーに対しての反逆の叫びでもあるのだろうが、まさにこのアルバムそのものを表わしてもいる。 こってり、ねっとりとしたプリンス的なファンクロックに包まれるアルバムです。 まぁ、ちょっとこってり過ぎて食傷気味になるかも。前作と足して二で割ったらよかったかも。
もう一曲くらいキレイ目なバラードとかあるといい感じだったかな。
・「『名前』の消滅」
1992年リリース。ワーナー/チャペル・ミュージック出版社に対するプリンスの反逆開始を告げる1.『My Name Is Prince』に始まる。間違いなくプリンスはロックはおろかジャズ・クラシックいや文学・絵画・映画etc、所謂'芸術'と称される分野において比類なき天才のひとりである。天才とは自らのヴィジョンを常に決定的に持ち、その正当性になんら疑問を持たない人間のことである。故に商取引としてのCDの市場調査おける販売のトレンドなどというものは一切眼中に無く、自らのヴィジョンに照らして『正』とあらば前進しつづける。よって時に『市場』は天才を受け付けず事実破産させたりする。
かくて天才は自らのヴィジョンに照らし自らの『名前』も消し去る。
ファンク・ミュージック満載の本作。自らの音楽を創リ続ける一方で商業主義にも戦いを挑んでいた。アーティストとはそういうものなのだろう。
・「『名前』の消滅」
1992年リリース。ワーナー/チャペル・ミュージック出版社に対するプリンスの反逆開始を告げる1.『My Name Is Prince』に始まる。間違いなくプリンスはロックはおろかジャズ・クラシックいや文学・絵画・映画etc、所謂'芸術'と称される分野において比類なき天才のひとりである。天才とは自らのヴィジョンを常に決定的に持ち、その正当性になんら疑問を持たない人間のことである。故に商取引としてのCDの市場調査おける販売のトレンドなどというものは一切眼中に無く(●^o^●)、自らのヴィジョンに照らして『正』とあらば前進しつづける。よって時に『市場』は天才を受け付けず事実破産させたりする。
かくて天才は自らのヴィジョンに照らし自らの『名前』も消し去る。
ファンク・ミュージック満載の本作。自らの音楽を創リ続ける一方で商業主義にも戦いを挑んでいた。アーティストとはそういうものなのだろう。
・「こってりファンク!」
天才プリンスのこってりファンクアルバムな一枚。確かに、プリンスというアーティスト自体ファンクだけでは語れないのも事実ですが、根底にあるものはやはりファンク。演奏は勿論、プリンスのギターサウンドは相変わらずファンキーでタイトで言う事なし、ギタリストとしてあまり有名ではないのが不思議なぐらいです。プリンスのアルバムを買ってファンキーな曲ばっかり聞きたい!という人にオススメ。ある意味では最も素のプリンスなのかもしれません。ファンクという点では星5つですが、プリンスとしては星4つかな?
・「一曲目」
憤りだとか劣等感を抱いていているとき、ヘッドホン装着の上、ボリューム全開にして踊り狂います。攻撃的な音楽だと思う。分厚いドラム音と「アーアー」唄うコーラスで、バラバラのマイ自尊心がダイアモンドのように硬く結束して、熱を帯び、光を放つ。聴いてるとそんな気持ちになります。この時期はこの時期で新たな意気込みが感じられて、大好きだ!ただ、食いきれないくらいボリューミーなのがトータルとしては残念だ!
●Come
・「ダーク」
このアルバムは、何度も聴かないと良さが理解できないです。内容も暗いので、人によって好みが分かれると思います。聴き手を選ぶアルバムなんでしょうね。それ故プリンス入門には向いてないです。
Letitgoはオススメ
・「何で人気無いの?」
90年代のアルバムではこれがダントツで好きです。パワジェネやシンボルマーク路線とは明らかに違う。ファンクを基調としつつも、音数を極限まで絞り込み凡人には及びもつかぬ世界を創り上げるさまは、まさに、音楽神プリンスの名に恥じぬものであります。 まず、冒頭のComeですが、単純なリズムで淡々と進んで行き、11分と長いですが、その長さが後半の盛り上がりに拍車をかけて、胸をわしずかみにします。来い、と呼ばれるまま飛び込んだら、そこは無重力の宇宙空間。リズミカルなベースラインが、軽やかな太鼓のフィルが、鮮やかなハーモニーが、渾然一体となって、まさに極上のSpase。二曲目にして完全にノックアウトの私です。発売当時から現在に至るまで、この作品の評価が低いのが不思議でなりません。是非、今一度聴いてみて欲しいです。 特に感心したのは、先の二曲ですが、他も佳曲揃い。ブラックブラッド炸裂、のりのりどファンクのRace。殿下の色気ムンムン、Pheromone。呪いのワラ人形みたいな暗い歌詞が信じられない程美しいバラッド、Dark。やけくそ気味のトランス、Loose!も大好きです。SoloとOrgasmは笑って聴き飛ばすとして(聴けばわかります)、ホント、何で人気無いんだろ? ちなみに、カム、ルース、ダークは、おそらく試行錯誤中の段階の別バージョンとして、クリスタルボールに収録されています。全然違うので、興味のある方はそちらもどうぞ。
・「18歳未満、お断り。」
アルバム冒頭で、殿下が警告しています。趣向(ワーナーへの嫌がらせ?)があるから、家族のいるところで聞くなよ、という配慮でしょう。余談ですが、私はこのアルバムと映画『恋人達の予感』を、つい聞き較べてしまいました。(笑)
本作品は、ワーナーと絶縁するため、契約消化で出したアルバムだそうです。だから、「Prince 1958-1993」と、墓碑銘のようなデザインなのでしょうか。殿下の子供っぽい性格が透けて見え、個人的には可愛いなと感じます。音はクール。このジャケ写同様、いつもの派手さはありませんが、侮れません。歌詞はおなじみの調子ですが、社会派な曲も織り交ぜてあるところが新味です。
以前は「黒人の血を引くだけで『ブラック・ミュージック』と括られるのは心外」と漏らしていた殿下でした。しかし、この頃になると、「自分はブラック」という肯定的自覚が芽生えたようです。人種差別を歌った「Race」は、「Count The Days」「Family Name」等へと続く基点と思われます。
このアルバムで、私が最もはまった曲は「Dark」でした。地味ながら、名曲。聞くほどに、暗くて熱い情念の世界に引き込まれ、「はまる」という表現がピッタリでした。「Dark」は本人も気に入っていたらしく、『Crystal Ball』に別バージョンを収録しています。本作の方がこってりソウルフルな音で、JBっぽいシャウトが引き立ちます。同年発表された幸福感いっぱいの「the BEAUTIFUL experience」ともども、聞き較べると面白いですよ。
・「親の前では聴きづらいアルバムです」
今は変なマークになっちゃった元プリンスのプリンス名義の最後の?アルバムです。喘ぎ声も入ってるので聴くときは周りに誰もいないことを確認してから聴きましょう(笑)
お気に入りは9曲目のLetitgoです。
・「熱狂的なファンほど受け入れにくいかも?」
1994発売。殿下の盲目的ファンですから、今回はどんな高揚感を得られるか楽しみにしていました。殿下の良いところはどんな分野の音楽でも自身で消化して「ほら聴いてみろよ、いいだろ」と言わしめてしまうところです。でも、このアルバムには良いところは殆どありません。残念ですけど。唯一キャチーなLetitgo位しか聞き所がない。しかもOrgasmは最初から最後まで女性のあえぎ声が!間違っても彼女とのドライブには持って行かない方がいいですよ。他には、しいて挙げればSpaceかな。基本的にレビューでは最高なモノだけ紹介しようと思っているのですが、残念ながらこのアルバムは星3つ。殿下ですから、他のアーティストよりクオリティはいいんですけどね。
・「黒い王子様」
プリンスがファンキーなのは周知の事実だけれど、活動が多彩過ぎて(「ファンキー」と「ファンク」の差異については、ここでは無視)殿下の最も濃ゆ〜いファンク・アルバムを選べ!と言われたら、答えに窮する。どのアルバムもポップであるが故に、かつてのブラック・ミュージックといった括りから必ずはみ出してしまう楽曲があるせいかもしれない。せいぜいダンス音楽に特化した『ブラック・アルバム』くらいかなあ……みたいな。ところが、ニュー・パワー・ジェネレーションというバンド名義ながらも、このアルバムは、どファンク! どこをどう切ってもファンクの嵐。発売当時も、この70年代志向全開のアナクロニズムってどうよ?という感じは否めなかったけれども、「黒い殿下が好きなんだい」という向きには外せない1枚。
・「輝くものすべてが...」
だいぶ前ですが、自分が司会を務めた会社の会議のオープニングに“Gold” を使わせてもらったことがあります。歌詞に共鳴したのと、サウンドの持つポジティブかつ崇高なイメージがバッチリ嵌まったからでした。耳に残る美しいメロディーライン、タイトルのごとくきらびやかなサウンド、入魂のギターソロ...個人的な懐古趣味ではなく、今でもこの曲を聴くと全身に震えが走ります。私にとって数年に1曲あるかないかのエヴァーグリーン(エヴァーゴールド?)な本物の音楽です。“プリンス”の名前は知っていても未だ優れた音楽家として認識していない人は、歌詞(輸入版にも付いている)をじっくり読みながら聴いてみて下さい。宝物が一つ増える筈です。
・「正に黄金の体験が実感できる!!」
当時しばらく不振の続いていたプリンスの起死回生の95年の大傑作。不朽の名曲。「エンドルフィンマシン」を収録!絶対誰もが知ってるあの曲だよ♪ロック、ファンク、ポップ、ゴスペル、ソウルと幅広く全ての楽曲のレベルの高さに驚くこと間違いなし。オペレーターをはさんで物語が流れるかの様なつくりはミニ・コンセプトアルバムともいえるだろう!!タイトル通り、正に黄金の体験をさせてもらえるよ!!
・「ようやく手に入れました。」
すごいアルバムですね。間のナレーションのつなぎが絶妙です。つなぎがなかったLovesexyと対称的です。3を聴いたときには目が点になりました。今まで知らずにTVで聴いていた自分が恥ずかしかったです。The most beautiful girl.. も以前からよく耳にしていたとはいえやはり綺麗なメロディでうっとりします。奥深さでは、Around the world in the dayの方が好きですがでもGold Experienceですからね。名に恥じない名曲(最後がGoldというのもすばらしい)ぞろいでほんといい買い物をしました。
・「エクセレント!!!」
改名後初のアルバム。本来は1994年に出るはずが、レコード会社とのゴタゴタから、95年にリリースされました。その間、いろいろ変更が加えられ、当初入るといわれていた”Days of Wild” や ”Love Sign”(どちらも超カッコイイ)が外されてしまいました(涙)。前作「Come」とほぼ同時期にレコーディングされ、「Come」と本作に曲が振り分けられたといわれております。本作は『<+(O』(←文字化けじゃないよ)のデビュー作と位置付けられ、前作の幽玄的な音とは対照的に、明るく、ギターが前面に出たストレートな音となっています。現時点において、プリンス史上最もパワフルな作品です。Hip Hopからスタジアムロックまでいろいろなタイプの曲がありますが、統一感があり、音の要素一つ一つが生き生きとしています。しかしセールスは振るわず。欧米では"P Control"(茶の間で流れたら腰抜かす)がまずかったのかな…? 特にアメリカではこの頃から2004年くらいまで「過去の奇人」扱い(失礼<(_ _)> でも、そんな空気感じた)になっていたように思います。余談ですが、”Endorphin Machine” と “Gold” はK-1のテーマ曲に使われています。捨て曲なし! ですが、個人的に ”Gold” はプリンスの中で一番好きな曲です。”Gold”にまつわるライナーもグー。プリンスの中で最もおすすめの作品です。2007年時点で廃盤。残念。orz 最も再評価されて欲しい作品です。
・「これぞプリンス!」
ゴールドエクスペリエェェーンス!!プリンス最高!!プリンスを知りたきゃこれを買えばいい!③はきっと誰もが耳にした。
・「緻密でないところがイイ」
プリンスはどのアルバムも懲りすぎるぐらい凝ってアルバムを作りますが、このアルバムだけはそういうところが全くありません。そういうところがかえってイイ。もともとギターがめちゃくちゃ上手いのは気がついていましたが、素の感じがそれをより一層感じさせてくれます。「Dinner With Delores」が一番スキかな・・・。
・「評論家の評価より聞いてみな」
Chaos and Disorderは二日で録音されたアルバム。所属レコード会社Warnerとの固執もあっただろうが、いくらなんでも二日はないだろうと当時思ったものだ。
評論家にも「クズ」などと言う人もいたが、これがまたいいんだよ。楽曲は毎年アルバムをリリースするとしてあと何十年も持っている彼が、暴力的なスタンスで作り上げた本作は、潔さとライブ感がハートに響く。作り込めばいいものが出来るわけではないことを証明するアルバムだと私は思っている。
・「Chaos & Disorder」
すごくかっこいいです。今までとは明らかに毛色が違う作品ですが、それもそれで楽しめます。初めて聞いた時には(買ったのが)失敗か?と思ったのですが、二度三度と聞いているうちにノリノリになってきます。かっこいい。
・「こんなプリンスも、アリでしょ?」
レコード会社との諸問題を抱えていた中で”書きなぐる”ように作られたと思われるアルバム。完成度としてはほかの作品より落ちるかもしれないけど、勢いや荒々しさはプリンスの心の奥底にある魂を表しているように思います。ドキドキしながら駆け抜けていく感じのする1枚。
・「二日で!!!?」
このアルバム、二日で作った割りに悪くないです。何というか、かなり勢いがありますね。けっこう耳馴染も良いです。ですが、やはりプリンスの他の作品に比べると、完成度は低いです。もう少し凝って作れば良くなったと思いますが・・・非常に惜しい作品ですね。。
・「天才」
前作が契約問題で実に荒れた作品だった。移籍後すぐ制作されたこのアルバムは解放感に満ち、精神的充足が天才プリンスの才能を倍増させている。3枚組。1枚ごとにコンセプトを決め、それぞれ12曲/60分ぴったりにまとめる。捨て曲一切なし。他にこんなことができるミュージシャンを私は知らない。
作品数が多く、名曲・名作の多いプリンスなので、なかなかこの3枚組のアルバムに手を出しにくいと思われますが、ぜひ、「天才」の恐ろしいほどの「才能」を体験して欲しいです。おすすめです。
・「隠れた傑作」
ディスク:2が最高、これだけのために買っても損はない作品PRINCEの輝かしい歴史に隠れがちだが外せないアルバムでもある特にGolly,Wowは曲アレンジ共すばらしく代表作と言えるのではないか当時は、アバンギャルドな部分を期待したので、曲があまりにも臭く感じ避けていたが時が経つに連れ良くなって来た
PRINCEは常に時代の先に行っているのでついて行くファンも大変です(笑)
・「中庸の得な大作」
「グラフィティ・ブリッジ」、「バットマン」以降、低空飛行を続けたプリンスが放ったCD3枚組みの大作。出た当時は、あまりの膨大な量に消化することができず、全体像を把握することができなかった。最近聴きかえして、今のプリンスに通じるコンテンポラリーなポップ路線が一本筋に通っており、なかなか聴き応えのある作品集だと思った。今のプリンスが好きならこのアルバムは一生の友になりうると思います。私個人は「中庸の得」的な最近のプリンスの成熟には熱中できないので★-1。しかし、良い作品集であることに変わりはありません。
・「力作であることには違いないのだー!」
(ぽんちゃんは好きだったが)前作カオスアンドディスオーダーとは趣向も完成度も全く違う意欲作なのだー。プリンス史上初のカヴァー作品も何と4曲もあるのだ。またCD1がポップ。CD2がバラード。CD3がオルタナティヴというジャンルになっていてややコンセプトアルバムの様な気もするのだ。ただあっと驚かされるのはその構成だけであって、曲事体は佳曲が多いがそれまでの殿下の革新性は薄いということもいなめないのだ。でもバラードの曲は今までの殿下になかった手作り・生物の様な人間味あふれる佳曲も数曲あり新しい一面もみることができるのだー。個人的な基準で申し訳ないが(あい、しゅいましぇーん)CD1 70点。CD2 90点。CD3 80点 平均80点で☆4つにしましたのだ。ぽんちゃん自身も100%満足している作品ではないが、これだけの力作が残らないというのは音楽ファンとして嫌なのだ。コアな殿下ファン以外の方にも聴いてもらいたいアルバムなのだー。
・「それなりの殿下」
Princeという天才の音楽的ピークをどの時期だとするかは人それぞれだろう。私を含めて、PARADEからSIGN OF THE TIMESに置くファンが多い気がする。Princeの名を捨て記号化した芸名でThe Artist…As Princeと呼ばれていたこの頃まで、彼の作品を熱心に追い続けてるファンは意外に少ないのではないか。そこにこの3枚組(96年)である。日本盤は3800円と廉価だったが、なかなか手を出せないに違いない。私もそうだった(笑)。しかし実際聴いてみると、Princeの実態は最新作Rainbow Childrenに至るまであまり変わっていないことに気づく。振り返れば絶頂期とされる時期、彼のそばにはWendy & Lisaという相棒がいたし、あの頃の独特な魅力はやはり彼女たちとのコラボレーションによって生まれたのだと考えるべきなのかもしれない(だからあくまでPrince & The Revolution名義で出していたのだろう)。
前置きが長くなったが、この3枚組。全36曲、各ディスク60分計3時間ジャストで聴けるような仕様になっている。全体の雰囲気は比較的肯定的で明るい曲調が多くコンセプトアルバムというより、作品集といった趣き。バックの演奏もかなり達者だ。またカバー曲も多くOne Of Usなど当時ヒットしたものを堂々とカバーしたり、ボニー・レイエットのI Can't Make You Love Me(ジョージ・マイケルもカバー)の一部歌詞を変えPrince流にアレンジしたりしいる。個人的にはこの2曲が凄くいい。一方、RainbowChildrenへの伏線となる「神」への忠誠心も垣間見れる。
ただ20年後に彼のベストアルバムが一枚モノで出されるとしたら、この3枚組から選ばれるかというと…厳しいところかもしれない。シングルとして売れた売れないは別として彼の膨大な作品群にはもっと選ばれるべき曲があるように思う。その意味で星3つ、少々カラいかもしれないが。
・「買って悔い無し「水晶玉」」
4枚組み、1万円を越えるヘヴィな値段にちょっとちゅうちょする方も多いと思われますが、プリンス作品のハイグレードさに信頼をもって、ぜひおすすめしたい作品です。内容は既出のアルバム未収録・未発表などのアウトテイクやセッション・プリプロのマニア向けトラック、そして自らブートレグを名乗るアコギ中心のファンカ・ロック(私はこの4枚目が結構好き)などになっています。プリンス独自のNPGレーベル流通だけでも、10万セット以上売っているその実績は、いかに世界中の音楽ファンがプリンスの音楽を望み、愛しているかの証明です。ファンキー、どうでしょうか?
・「Princeファンを自称するなら聞いておかねば」
1998年に発売されたアルバム。始めNPG会員向けに配布されたものだが、その後レコード店にも陳列されるようになった。デモレベルの曲も数曲含まれており、寄せ集めの感は否めないが、傑作かどうかはどうでもよく、私はこのアルバムが一番好きだ。CD1の1曲目から10分を越えるコアなファンにしか受け入れられないような曲で始まる。けど私はこの曲(Crystal Ball)が大好きだ。ドラムを叩くPrinceだが「あなたは何故そんなにドラムがうまいの?」と彼に直接聞いてみたい。
Liveでは演奏するが未発表な曲がいくつも入っており、Princeファンを自称したいなら是非とも聞いておくべき。
・「愛しき殿下ワールド」
品薄の為、海外版に飛びついて粗悪品をつかまされたり(4