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▼新書で脳科学:セレクト商品

<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書) (詳細)
林 成之(著)

「ぜひ知っておきたい内容が盛りだくさんです。」「脳のメカニズムがわかる良書」「子供の勉強方針に生かしたい」「簡潔で解り易い!」「実践的な脳を鍛える本」


脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書) (詳細)
築山 節(著)

「大当たりでした。」「具体的でわかりやすい良書」「「なぜ良いか」を納得させ、やる気を起こさせる」「生活の中で実践できること」「インスタントではないが、効果が出やすい」


運動神経の科学 (講談社現代新書)運動神経の科学 (講談社現代新書) (詳細)
小林 寛道(著)

「明快な最新トレーニング理論への入門書」「運動が苦手な人ほど読むべき本」「宣伝のように感じてしまうのだが・・・」「新たな領域が見えてきました」


決断力 (角川oneテーマ21)決断力 (角川oneテーマ21) (詳細)
羽生 善治(著)

「Scientistが読んでも、得るところが沢山あります」「天才の頭の中身」「現役最強棋士のスマートな思考」「読みやすすぎて気味が悪かった」「シンプル、かつ、重みのあるメッセージ」


記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス)記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス) (詳細)
池谷 裕二(著)

「驚きと納得、オヤジが変わった」「みんな、これ読んで、おもしろいから、と薦めたい一冊」「学者ではない自分に記憶の仕組みを科学的に理解させてくれる本」「脳科学の神髄を見させていただいた気がします!」「著者に拍手!」


進化しすぎた脳 (ブル-バックス)進化しすぎた脳 (ブル-バックス) (詳細)
池谷 裕二(著)

「世界観を変える本」「テンポよく語られる脳」「面白すぎ!」「脳科学の最先端を中高生に理解させる著者の挑戦、すごい!」「ひさびさにわくわくした!」


すべては脳からはじまる (中公新書ラクレ)すべては脳からはじまる (中公新書ラクレ) (詳細)
茂木 健一郎(著)

「日常にあふれる多様性の世界」「ウオーミングアップ」「発想力か」「すばらしいです」「文字が語りかけてくる本」


「脳」整理法 (ちくま新書)「脳」整理法 (ちくま新書) (詳細)
茂木 健一郎(著)

「新世界」「智に働けば角が立つ」「「偶有性」というものを理解しました。」「「絶対的なもの」は存在しない」「偶有性を生きろ。」


ひらめき脳 (新潮新書)ひらめき脳 (新潮新書) (詳細)
茂木 健一郎(著)

「お子さんをお持ちのお母さんにも」「脳科学の先端が解き明かす”ひらめき”の秘密」「バカの壁を越えた!?」「脳の活動とひらめく時の面白さを知る」「脳科学は面白い!」


海馬―脳は疲れない (新潮文庫)海馬―脳は疲れない (新潮文庫) (詳細)
池谷 裕二(著), 糸井 重里(著)

「凄い本だなぁ、これ!」「やる気を生み出す方法」「わかりやすく内容も充実、科学的にも経験則でも他の学習法本を圧倒」「知ってよかった〜」「脳の話よりも生き方の話」


▼クチコミ情報

<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)

・「ぜひ知っておきたい内容が盛りだくさんです。
脳神経科学、脳外科、救命救急医学の専門医であり、脳低温療法開発で世界的な評価を受けた林 成之氏が、脳のしくみを分かりやすく説いたのが本書である。<勝負脳>という言葉は林氏が造った造語であり、ひとことで言えば、勝負に勝つための戦略を練る知能を言う。勝負事というのはスポーツの世界だけの言葉ではなく、人生には勝たなくてはならない様々な局面にぶつかる。例えば入学試験や資格試験、顧客獲得のための営業活動やプレゼンなど・・・。勝負に無縁な人間など一人もいないのではないだろうか。その勝負の結果、誰でも一度は、自分は実力に見合った結果が得られていないと思ったことがあるのなら、それは勝負脳が弱いためである可能性が高いと言えるそうです。本書では、身近な例とともに分かりやすい解説が添えてあるので、難しい言葉で埋め尽くされた下手な専門書を読むよりも数百倍読みやすい良書だと思います。勝負脳の鍛え方を知らずに負けるよりも、知って勝ちにいきたいと強く思いました。

・「脳のメカニズムがわかる良書
脳の働きについて、非常に詳しく説明してあります。

実例も豊富で、特にオリンピック選手を例に取ったものが多く、とてもわかりやすいです。

また脳の働きだけにとどまらず、人間そのもののメカニズムが紹介されているといってもよいでしょう。

ゴルフをされている方にも、とても参考になる部分があります。

・「子供の勉強方針に生かしたい
 なかなか、ためになるよい本だと思います。 日々の生活での心構えとして実践していきたいと思うことが多いです。 心技体の一番は心から、脳イコール心ではないでしょうか。 これからの生活の実践に生かしたいと思います。 子供の教育、勉強方針にも生かしたいと思います。

・「簡潔で解り易い!
「脳」を理解するにはとても簡単に記述されているので、ちょっと不安にはなりますが、スポーツへ脳科学を生かそうと思えば、この新書の内容は素晴らしく簡潔だし、理解し易い。200ページに満たない分量も忙しい方々には良いのでは!?巷にあるスポーツ心理学に関する文献よりもはるかに読む価値があるし、著者のスポーツをやる人達全てに対する渾身の一冊ではないでしょうか・・・

・「実践的な脳を鍛える本
脳神経の専門家が、懇切丁寧に脳と心の働きから勝負脳をどうやってつくるかを説いている。とてもよく頭に入るように書かれているので読みやすく、実践したい意欲を持たせてくれる。とても良い本。巻末に著者が書いているように、今何歳の人でも、この本に書かれている心の機能を高める習慣をつくることで、いきいきと働く脳になっていく、というのは、うれしい。肯定的に人生を生きていく上で、この本の意義は大きいと思います。

<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書) (詳細)

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

・「大当たりでした。
ある方が薦めていて、気になったので、読んでみました。

☆大当たりです☆

最近、脳みそが思わしくなくて・・・というテーマに脳トレではなく、生活習慣の改善を提案する著者。

生活リズムを安定させる朝する習慣時間の制約の中仕事するよく眠ること雑用生活のルールをもつ身の回りの整理目を使う、ラジオを使う報告書、まとめ、ブログを書く会話力を高める表現力を高める体を使う+腹八分目脳の画像検査を受けよう失敗ノートをつけようアイデアを出すためにやる気を高める脳機能ドックを受ける

について、なかなかいいことを言っています。

思わず久しぶりに読書メモをつけてしまいました。

・「具体的でわかりやすい良書
冴えない脳の状態を改善させ、記憶・集中・思考力を高める為に有効な15の習慣を、脳の原則に基づて、非常に分かりやすく具体的に解説している良書である。難解でなく、スラスラ読める!(15の習慣ごとに要点の纏めがあるのも便利。)

個人的には、以下の習慣を生活に取り入れ、脳を活性化させたいと思った。・新聞コラムの音読、書き写し・挨拶に一言付け加える・「思考の整理」という意味で睡眠を取る・理想的な脳トレである家事を、工夫しながら積極的に行う・書きながら考える・目を動かす時間を意識的に取る・ラジオを利用する・「出力」を意識して情報を取る・適度な運動と腹八分目を心がける・失敗ノートを作り、分析する・活動をマルチにする・人との出会いを大切にする…など。

また、一日中ダラダラと仕事をする傾向のある自分自身にとって、「時間の制約」を取り入れて「脳の基本回転数」を上げるという考え方も、目から鱗であった。

・「「なぜ良いか」を納得させ、やる気を起こさせる
 全編に渡って、ほとんど納得。理解できなかったり、腑に落ちなかったりする箇所がないだけでなく、「この習慣を実践してみよう」という意欲をかき立ててくれるのが良い。 日頃、何となく「こうするべきだろうな」と思っていることに、「なぜそうするべきなのか」という具体的な説明と、行動の指針を、脳の専門医が次々に与えてくれる。 たとえば、朝、早めに起きて体を動かしたり、音読をしたりするといいだろう、ということは以前から感じていた。しかし、なかなかそういう風に生活改善する気にはなれないものだ。 それを築山氏はうまく諭してくれる。「脳にはこういう性質があるんです。だから、こうするといいんですよ」と。また、そういう習慣を実践している著者の言葉を通して、朝早く起きて散歩する清々しさ、午前中に重要な仕事を終わらせる快適さなどが伝わってくる。 脳の「基本回転数」を高める習慣2をはじめ、ビジネスに即役立ちそうな項目も多い。 本田直之氏が『レバレッジ・シンキング』の中で、繰り返しこの本から引用しているが、さもありなん。仕事や勉強の効率を高めるタイム・マネジメントの考え方に、ここまで納得のいく説明を与えてくれた本は記憶にない。 「自分に関係ないと思われる習慣はとりあえず読み飛ばして下さい」と書いてあるが、冒頭から読み始め、一気に最後まで読みきった。それくらい読みやすく、スイスイ理解できる。 各章の最後に「まとめ」がついているので、読み直す必要がないのも便利だ。

・「生活の中で実践できること
私が気になったコト・パソコンなどに集中しているとき、急に人から話しかけられて すぐ応対できない仕事柄パソコンを使用している私には覚えがあることでした。「あぁなるほど。目の使い方なのか!」と、この本を読んで知りました。「目を動かさないと脳への刺激がなく、頭の回転が悪くなる。」結構衝撃でした。脳が冴える習慣。すべて実行できなくても15の内のいくつかを実行するだけで効果があるのが嬉しいです。私が特に取り入れたい習慣が、朝の過ごし方と夜の過ごし方。「脳」の使い方も参考になるので、これは勉強方法にも使えると思いました。

・「インスタントではないが、効果が出やすい
『文芸春秋』の「新書一点賭け」で、日垣隆氏が「人生を変えるような本と、そう何度も出会えるものではありません。実際、私の生活は変わりました」と絶賛していた本です。その言葉通り、説得力がある良書だと思います。

対象とされているのは、何となく頭がぼんやりしている状態(話しかけられたときにパッと反応できない、集中力が続かない、物覚えが悪い、長い話が苦手、アイデアが浮かばない、意欲が湧かない…など)です。病的なレベルでなく、単に仕事が遅い、コミュニケーションが苦手という人にも役立つと思います。

著者の最大の独自性は、「脳の基本回転数」というポイントに着目し、それを向上させる方法を分かりやすく説明、具体的に提案していることにあると感じました。実行して、もっとも効果があると感じたのもこの点です(習慣2)。

昔から常識的に良いとされている習慣も含まれていますが、それがなぜ有効なのか、怠っているとどうなるかということを、脳の器質的根拠と、専門医としての経験論的根拠の両面から丁寧に説明しているのが、美点だと思います。

語り口が優しく、説明が上手いです。「何をすればいいか」がすいすい頭に入ってきます。また、それを実行する元気を与えてくれる本だと思います。

脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書) (詳細)

運動神経の科学 (講談社現代新書)

・「明快な最新トレーニング理論への入門書
「運動神経」とは何か、それをどう鍛えるか、というテーマで最新のトレーニング理論とその成果をやさしく説明した好著。スポーツにおいて真剣にトレーニングに取り組んでいる人が読めば、きっと納得すると思う。私自身、自分の陸上競技におけるパフォーマンスを向上させるため、いろんなトレーニングを自分なりに勉強し、工夫してきたが、もっと若いときにこのような理論を知ることができたら、もっと自己記録を伸ばせたのでは、と思ってしまった。この本に興味をもったのは「フェルデンクライス・メソッド」を実践していたことが大きい。モーシェ・フェルデンクライスの考えでは、人間は脳の本来の機能の10%くらいしか使っていない、動きを通じて新しい神経回路を作りあげていくことで、無限の可能性が開けてくる。従来のスポーツトレーニングに見られる、単なる経験至上主義、根性主義でなく、この本に示されるような科学的・脳神経生理学的な知見を十分に活用した合理的なトレーニングが、もっと普及することが望まれる。この本にも「歩くことにより運動神経を鍛える」、「寝たきりにならないための、体幹深層筋を鍛えるウォーキング」などについての分かり易い説明があるが、同著者の「若返りウォーキング」も好著であり、お勧めする。

・「運動が苦手な人ほど読むべき本
堅い本? と思いきや、すらすら読めます。面白いです。運動能力は生まれ持ったものだけではなく、訓練によって培われる部分が非常に大きいということが、理屈を持ってよくわかります。また、運動能力をアップさせるために筆者が特別に開発したマシンの数々……(四足歩行の動物のような柔軟な脊柱の動きが身に付く(?)「アニマー」なるものなど)。興味深すぎます!!!

・「宣伝のように感じてしまうのだが・・・
本の内容は、これまでに無かった「運動神経」に関して科学的に解明していて非常に興味深いのですが・・・「では、どうやって実現していくか」という質問に対しては、「トレーンニングマシンを購入して鍛える」という結論になってしまっていて、残念な気がします。マシンができる過程に関しては、その苦労や歴史があって面白いのですが、もうちょっと簡単に実践できるような解説があれば、もっと良かったと思っているのですが・・・

・「新たな領域が見えてきました
スプリントマシンを作った事で有名な著者ですが、この本でもその事について詳しく書かれています。スポーツ競技ではトレーニングと言うとウエイトを使った筋力トレーニングに目が行きがちですが、動作の重要性を認識する事で今まで無いような究極の領域が見えてくると思います。しかし、この分野の発展は物凄く著しくて、全て明らかになってしまいそうな勢いです。

運動神経の科学 (講談社現代新書) (詳細)

決断力 (角川oneテーマ21)

・「Scientistが読んでも、得るところが沢山あります
将棋の羽生さんが書く本だから、もっぱら将棋ファン向けの将棋の本なのだろう、とお思いの方がいらっしゃるかもしれません。しかし、視点を変えて本書を読むと、将棋だけに通じる話ではない、と気付かされます。これはあらゆる分野における「研究者」にも通じるところがある話なのです。

現代の将棋は昔の将棋と違いデータベース化が進んでおり、パソコンで誰でもデータにアクセス出来ます。(→ 却って情報過多な位で、全ての情報を調べるのは時間的に不可能)「新手一生」でなく「新手一局」、どんな新アイディアもたちまち古くなる。そんな中で、如何に創造力を発揮し続け、最前線で活躍を続けることが出来るのか? このような話は、将棋の分野だけに限りません。現代の自然科学の研究でも、状況はまさに同じです。「将棋の研究」を「科学の研究」と置き換え、「将棋の対局相手」を「自然」と置き換えると、面白いことに研究者としてのあるべき心構えは将棋でも科学でも同じなのだ、と気付かされるのです。例えば「対局相手にアイディアを引き出してもらう」という処を読んで、「科学とは自然と人間との協同作品である」(中谷宇吉郎氏)を思い出しました。対局(実験)する前に「こうなるのではないか?」と色々と考え尽くした積もりになっていても、いざ対局(実験)してみると、予想外のことが必ず起きます。そんな慣れていない状況になると失敗する確率も当然高まりますが、未知の事態に踏み込むのを恐れるのでなく、そこに挑戦する楽しみ(新発見の喜び、充実感)を持つことが本当に大事なのです。「現在のリスクを回避することは、未来のリスクを高めることになる」という氏の発言に、ドキッとさせられました。

この羽生氏の本を読むと、氏が将棋だけの勉強でなく、他の色んな分野に興味を持っていることに気付かされます。(「素人のように考え、玄人として実行する」の本を書かれた金出武雄先生の話まで出てくるのにはビックリしました) あらゆることに興味を持ち、自分なりの言葉で理解するという氏の姿から、「知識を知恵に」昇華させるご様子が窺えます。「大局観」を磨くとはこういうことなのだ、ということが氏の言葉の端々に現れています。他の分野の学徒も、そんな氏の姿勢から学ぶ処が多いと思います。「自分はこれからどうやって研究を進めて行けば良いのだろう?」と迷った時に、こういう本も読んでみては如何でしょう? 得る処があることは請け合いです。

・「天才の頭の中身
天才が語る勝負の要。そして、時々、文章の中から垣間見える天才・羽生の怖さ。天才の頭の中身を知り、自分自身と引き比べながら、それでも少しは共通する点を探り、逆に、圧倒的な差というものをも思い知る。実に面白い本。

・「現役最強棋士のスマートな思考
史上初の7冠を達成した現役最強棋士、羽生善治さんの将棋に対するスタンスを余す所なく知ることができる貴重な本です。

将棋に対する姿勢、思考がとにかくスマートでシンプル。ごちゃごちゃと余計なことを考えてはいけないなと改めて思います。そして、自分の可能性と限界を的確に捉えている点も敬服します。将棋だけでなく、他の勝負事に臨む人にも参考になります。

・「読みやすすぎて気味が悪かった
究極的には、将棋で次の一手になにを指すかという軸をおいて、そこから派生的に考えられる決断の諸般の論点を著者の視点から書かれたものだ。そこにある、いわば自分への戒めとしてある「べき」姿勢が書かれている。全体の流れは非常に読みやすい。

将棋を指さない人がどう読み取るかは分からないが、すべての章において将棋以外のことと関連付けている箇所が少なくとも一箇所はあるため、決断の共通性を認識できるのではないだろうか。正直なところ、このような決断をせずに言葉を濁して困った顔をしている人達に突きつけたい本である。

一貫して感じられることは、決断をするのは自分であること、そのために自分をコントロールしなければならない、そして決断で自分を甘やかせば将来的にそれは自分への負担として返ってくるという著者の信念である。自分のために自分で考える、自分のために自分を戒める、このような背景が感じられ、とても感じの良い一冊である。

・「シンプル、かつ、重みのあるメッセージ
羽生名人の将棋上の経験則から書いているのだが、「直感の7割は結果的に正しい」「ある決断を下すには少なからずリスクを負う覚悟が必要である」「前例を覚えることは必要だが、重要なのは前例から離れた後の応用力と柔軟性」などなど一般社会にも敷衍できるメッセージが多い。やはりその筋の一人者の書く文章というのは自分の成功体験を前提にしているため、重みがあり、頷かされてしまう。

決断力 (角川oneテーマ21) (詳細)

記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス)

・「驚きと納得、オヤジが変わった
【この本との出合い】長女が進学する高校の入学前課題で「理科の読書感想文」に指定されていた本の1冊でした。従って中学生にも充分に理解できる内容と言うことです。それを「文系オヤジ」が娘から取り上げて読んでみました。

【オヤジが変わった】中高年になると、とかく

「脳細胞がどんどん死んでいるんだから、新しいことが覚えられないのは仕方がない」と言い訳をしがちです。実は、脳の記憶を司る神経細胞は、使うことで年齢には関係なく増え続けると言うのです。年をとると若い頃のように勉強しなくなり、覚える努力をしないだけ、と言うのが著者の指摘で、中高年が「新しいことを覚えられない」原因なのです。

脳と体の健康を保つ、と言う意味でも「ものを覚えよう」という意欲を掻き立ててくれました。

【英語学習に活かす】40才を過ぎてから英語学習を始め、毎日勉強しても中々話せない、TOEICスコアもそこそこあがったけど、それ以上伸びない。「こんなに勉強しているのに俺ってバカじゃねぇか?」

とも思っていたそんな私の学習に唯一抜けていたのが英文の暗記、暗唱です。「この年で覚えられる筈がない」と、やろうともしていなかった。でも年齢に応じた脳の使い方がある、記憶に必要な脳の神経細胞は使えば増える、それに勇気付けられ英文の暗記、暗唱にチャレンジすると、ちゃんと暗記できるじゃん。

英語の通信教育の月例課題のスコアも、やや右下がりの高原状態から脱却し、点数面では短期間にブレークスルーしました。次回のTOEICが楽しみ。。

【オヤジの共感】人間は気合と根性、と言っているオヤジですが、この本でも、脳の働きを活発にするには「意欲」と「努力」が必要と言っています。

最先端の脳科学でも、「意欲」「努力」が尊い、とする結論は大変共感が持てました。

いやぁ~、文系オヤジにもこの「脳科学」の本は面白かったし、随分得をしました。本書の著者の若き研究者に多謝。

・「みんな、これ読んで、おもしろいから、と薦めたい一冊
本の帯に、「やめられないおもしろさ」と紹介されてるように、読み出したらとまらない。東大出身で、数々の発見をし、人をひきつけられる文章を書け、しかも氷川きよし似と、著者に若干のジェラシーを感じる部分もあるが、ページをめくるたびベートーベンの「運命」のように驚きと興奮が湧き上がる。(人が記憶する際に、脳の海馬という部分から出すθ(シータ)波のリズムは、この「運命」の「ジャジャジャジャーン」と同じらしい。)この本の素晴らしいところは、「学習はまず大局をつかみ手順を分解して覚えるほうがよい」とか「忘却曲線から考える一番よい復習スケジュール」など科学的根拠に裏づけされた実用的なヒントがあること。これがあるために、「人間のもつファジーな記憶こそ、環境に適応するために生み出された産物」とか、「旨み成分のグルタミン酸は脳内に多く存在する神経伝達物質のひとつ」など、学術的な内容にも抵抗なく入っていける。老若男女問わずにお薦めできる本です。

・「学者ではない自分に記憶の仕組みを科学的に理解させてくれる本
だいたい記憶力について、関心をもつきっかけは、自分が「もの覚え」が悪くなったなとか、どうして、あの人は色々と覚えているんだろうとか、そういったことがきっかけになって、「手っ取り早く覚える方法は無いかな?」と考えて、まず、「記憶術」や「記憶法」に関連する書籍を読み始める。そして、記憶術などの書籍を読んで、実践してみても、なかなかうまく活用できず、今度は、「記憶の本質って何だ?」と記憶自体に疑問を持ち始め、記憶に関係する書籍を読み始める場合が多いと思う。かく言う自分も、このステップを経て、「記憶力を強くする」にたどり着いた。この本は、どのような経過で脳がものごとを記憶していくかということに焦点を絞って、脳が記憶していく仕組みを書いているので、私みたいな経過をたどってから、読む者にとっては、役に立つ。この本を読んでから、あらためて「記憶法」や「勉強法」の本を読み返すと最初に読んだ時よりも内容の理解が促進される。

「最新脳科学が教える 高校生の勉強法」は、「記憶力を強くする」をやさしく書いているので、勉強法に役立てる目的なら、「最新脳科学が教える 高校生の勉強法」を、記憶の仕組みをさらに詳しく理解したいなら、「記憶力を強くする」を読めば良いと思う。

・「脳科学の神髄を見させていただいた気がします!
近頃、歳のせいか記憶力が落ちたなぁと感じていましたので、題名に惹かれて気軽に購入してみました。しかし、この本は題名とはウラハラに、安易な記憶の指南書ではなく、「記憶」全般についてもっと深く論じられていました。脳はどのようにして物を記憶するのか、そもそも人はなぜ記憶するのか、などなど、記憶について普段から疑問に思っていたことについて明解に答えてくれました。しかも、ここ数年間の最新脳科学の研究成果も、ふんだんに紹介されていてまさにエキサイティングです(いやはや現代の科学は既にこんなにも脳を解明しているのですね)。そして科学的視点から脳の機能を詳しく説明したあとに、この脳の機能をいかにうまく利用して、記憶力を強くするのかを解説しています。説得力100%で!す!そして何より素晴らしいのは、私のような素人でも十分に読めるように、多くの例をあげながら具体的にかつ丁寧に説明してくれていることです。最新の脳科学を理解できる(理解したつもりにさせてくれる)絶品だと思います。受験を控えた学生さんや、私のように記憶力の低下に悩む年輩の方だけでなく、「脳」に興味のある全ての皆さんにお勧めしたいです。これを読まなければ損ですよ!

・「著者に拍手!
難解な脳の科学が一般人にもとても分かり易く書かれており、章立ても明解でとてもリズム良く読むことができました。一般人にとっては第6章の記憶増強に関するノウハウの部分が最も大事なのでしょうが、これを理解するための科学的知識が前の5章でコンパクトにかつ良心的にまとめられています。

この手の書物を読んで楽しかった経験は余りないのですが、本書は例外で確かに「読み始めたらとまらない面白さ」(週刊文春)でした。著者の筆力は相当なものとお見受けします。

記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス) (詳細)

進化しすぎた脳 (ブル-バックス)

・「世界観を変える本
大脳生理学者が、「脳の組成はどうなっているのか」「どのように機能しているのか」といった解剖学的な視点から、「脳とコンピュータの違いはなにか」「心とは何か、心がどこから生まれるか」「心がそもそも存在する意味は何なのか」といった、心理学や哲学の領域に至るまで、現在の脳研究の最新の成果を、高校生(理科系)レベルでも分かるように平易に解説する。

普段、あまり脳関連の書籍は読まないのですが、本書は本当に刺激的でした。しかも、専門的になりすぎず、「ロボットネズミ」の話や「視覚の偏見」の話など、専門外の人でも興味をかき立てられるお話がつまっています。お話の展開がうまいです。好奇心旺盛な高校生ならずとも、大人の自分でも知的興奮を覚えます。

僕が印象に残ったのは以下のような点です。(特に最後の点は非常に好感がもてました)・脳は体をコントロールしているが、体も脳をコントロールしている。・「悲しい」といった感情は単に脳の副産物、脳の活動の結果にすぎない。・「見る」とはものを歪める行為である。・ヒトの脳は柔軟性を生むために発達した。・部分と全体は互いに不可分で、相互に影響を与えている。脳も複雑系。・人間の脳がそんな簡単にわかってたまるか

脳という器官についての知的好奇心をかき立てられると同時に、世界の見方を変える本。大脳生理学の入門として、また、認知心理学や哲学にも繋がる本として、高校生には是非読んでもらいたい。大人も今からでも遅くないですよ。

・「テンポよく語られる脳
脳に関する本をちゃんと読んだのは本書が初めてです。高校生向けのレクチャーということで、殆ど予備知識なしに読めました。テンポの良い語りは、読むものを飽きさせません。内容的には、理系の人には少々物足りなさを感じさせるかもしれません。

本書の内容そのものも、もちろん面白かったのですが、あとがきに記されているこのレクチャーを行った当時を振り返ったコメントが、同年代の者として、共感をおぼえました。

しかし、ブルーバックスも高くなったものですね。石浦「遺伝子が明かす脳と心のからくり」と似たような価格ですから、買う前に見比べて合う方を選ばれたほうが良いと思います。神経細胞については本書の方が深く、脳機能としては、「遺伝子…」の方が深いようです。

・「面白すぎ!
面白い!

自分も持っていながら、神秘の器官である脳。正確をきして専門的に説明しようとすれば、いくらでも難しく説明できるのでしょうが高校生相手ということもあって、とってもわかりやすく書かれています。とは言いながら、よく考えると「レセプター」や「神経伝達物質」あたりの所とか結構専門的に解説してたりする気がしますが、不思議とすんなり頭に入る。説明がうまいんだろーなー、きっと。

この本の著者池谷さんと、糸井重里さんとの対話形式で書かれている「海馬〜脳は疲れない」もオススメですよ。

・「脳科学の最先端を中高生に理解させる著者の挑戦、すごい!
『記憶力を強くする』『海馬』の著者で脳科学者である池谷裕二氏の著作。中高生を対象とした数回の授業での話をそのままの言葉で活字にしている。最新の脳科学の研究成果をもとに、記憶とは何か、思考とは何かを論じ、個性や心とは何かといった究極のテーマについての考察を述べている。平易な言葉を用いており、少なくとも理系の高校生以上の知識があれば誰もが理解可能と思われる。

本書は、『高校生レベルに話して理解させられなければ、その人は科学を理解していることにはならない(ファインマン)』という理念にたいする著者自身の挑戦である。本書のすばらしさを列挙すると、最先端の脳科学が網羅的に述べられ、かつそれぞれの情報が相互に結びつけられているため、一貫性と整合性が保たれていること。多数の引用文献はすべて権威ある国際誌に掲載された論文であり、著者自身の研究データも含まれていること。話が面白く、読み出したら次が気になってやめられなくなること。学生と対話形式で授業を行っていること。これによって学生のレベルを量りながら、次の言葉のレベルを考えていたり、途中で発生する疑問に即座に答えることで、理解力を向上させることが可能となっている。このような形式で授業を行うことによって学生の能力を最大限引き出していると思われる。これらによって著者の知識量、機転などのほかに、教育者としての能力の高さが読者に伝わってくる。

最近、数名の学者と称する著者の書を集中的に読んだが、すばらしい書からとんでも本まで千差万別であった。思考や教育姿勢においては、菊池聡氏や安斎育郎氏もすばらしいが、池谷氏の能力の高さも際立っているように感じた。他の低レベルな書において『論旨は矛盾しているが著者の心意気を買う』という理由のみで高い評価をするレビューが散見され、たいていそれらの著者はマスコミによく登場する者であったりする。しかし、真に買うべき心意気というのは、池谷氏や菊池氏のような真摯な挑戦をする学者に見いだされるものだと実感する。池谷氏の著書は3冊読んだが、どれもすばらしく、世界の最先端をリードしているのは、間違いなく本著者のような科学者である。星5つ、万人に勧められる良書。

・「ひさびさにわくわくした!
 ブルーバックスです。 大脳生理学の最新成果を中高生を相手に講義するというコンセプトの本なんですが、これが文句なく面白い。 何かを知るわくわくどきどき、興奮、そして知的好奇心が満たされる満足感。どれをとってもひさびさに学術系で大ヒットの本でした。これは、著者の軽快な語り口調と話の展開の上手さによるところがかなりあると思いますが、内容そのものも、ただ単純に「脳とは何か」「脳の機能」といったものではなく、「無意識と意識の違いに脳はどう関わっているのか」とか「脳と精神の関係は」などの哲学的なテーマにまで踏み込んでいて興味深いです。 どれもこれも興味深い記事なので、例を一つ挙げるのが難しいですが例えばこんな話が出て来ます。猿の実験ですが、猿にテレビゲームを覚えさせます。テレビゲームの中でロボットアームを操ると、実際にバナナがご褒美に与えられるようにする。そうすると猿は結構器用にコントローラーを使ってゲームをします。その猿の指の神経に電極をさして、コントローラーではなく直接ゲーム画面の中をコントロールできるようにする。猿は気付いてないかも知れないけれど、コントローラーは全く機能させないでおいても、猿はゲームをコントロールできます。次に、コントローラーをコントロールする指の神経を使う腕の神経に電極を指して、実物の猿の手は動かなくする。それでも、猿は自分の手やコントローラーが機能していると思い込んで、ゲームをする。実際には腕の電極から直接コントロールしているのにも関わらず、そうできる。つまりは、電極をあるべきところに仕込んでおけば現実にはそこにないものをあるようにコントロールしている感覚で動かせる。これを更に進めて行くと、本当にやった実験なんですが、脳に電極をさして手が動かないようにしていても、猿はあたかも自分の手がそこにあるようにゲームをできるのだそうです。つまり何がいいたいかというと、この猿は(というかすべての動物は)脳でイメージして身体を動かしているということの完全な証明ができたのと、脳からの電気信号を拾う装置があれば(電極でもいい)、神経を直接つながなくても義手や義足を動かせるように出来るということです。このような事がいろいろ書いてあります。 文才がないので、書くと面白さの万分の一も伝わってないのが残念ですが、このような感じで脳について色々な話がなされていて本当に面白かったです。

進化しすぎた脳 (ブル-バックス) (詳細)

すべては脳からはじまる (中公新書ラクレ)

・「日常にあふれる多様性の世界
脳の多様性や偶有性をテーマにした著である。脳科学の視点から,現在の我々を取り巻く様々な出来事を解説しています。最近の話題や事件を取り上げ,茂木先生がどのようにとらえているかを垣間見ることができ,興味深い内容になっています。「脳名人の流儀」と題した本文中に散りばめられた小エッセイは特に楽しめます。

・「ウオーミングアップ
茂木さんは、哲学する脳科学者です。文学にも造詣が深い。この方を知ると、人間を文系と理系の2つに分けることの、意味の無さを強く感じます。私は以前いきなり「クオリア降臨」を読み、準備体操なしにマラソンをして、息切れしたような経験をしたので、このような新書で軽いが、しかし内容の深い茂木さんのエッセイを待っていました。ウオーミングアップ・・これには大成功。徐々にこれから、クオリアの世界に迫って行きたいと思っています。ユーミンとの対談エピソードなど、興味深く楽しい話も満載です。

・「発想力か
「読売ウイークリー」「中央公論」の連載記事をまとめて一冊にしたものが本書になる。

時事をネタにした手ごろな良のエッセイという風味だが、そこに含まれている味わいは深い。

その当時の鮮度もそのままに脳の不思議を絡める。そしてその面白さなどを感じさせてくれる。

そんじょそこらのエッセイよりも断然に面白い。

・「すばらしいです
 脳科学に関する短編エッセイですが、指摘されなければ脳についてのことだと意識しないであろうというほど自然に日常生活についての何気ない一情景を描いておられ、そしてさりげなく脳についての見識が埋め込まれています。脳科学の本でありながらここまで身近な話ばかりを考えることができる著者の技術に感心します。

 短編集ですのでそれぞれがサクッと読めてしまうのですがどれもが良い出来映えで、「あー、そうそう」とか「なるほど、なるほど」など深い共感を感じることができるものばかりです。

 長文の論文を読むのが好きという方は満足できないかもしれませんが、そうでない方には文句なしにお勧めできる良書です。ご一読ください。

・「文字が語りかけてくる本
この本は目の前に茂木さんがいて、そのお話を聞いているといった印象を受ける。それくらい堅苦しくない文章と、それでいて話の幅が広く奥が深い。異なる2種類のエッセイをまとめてあるため、文体などに統一性に欠ける点が星マイナス1の理由。内容で減ったわけではない。だから、じっくり読むというよりも、どこかにもって行き、空いた時間にちょこちょこ読むには良いと思う。「茂木健一郎入門」に使うには良い本。次に何を読もうか、といった気にさせてくれる。

すべては脳からはじまる (中公新書ラクレ) (詳細)

「脳」整理法 (ちくま新書)

・「新世界
自分の脳がどのように世界を認知しているのか。世界知と生活知の有り方から、自分というものが一体何なのか。その存在が確認できるような感覚がこの本を読んで感じられた。。

本書は難しい言葉はほとんどなく、脳の動きや役割をしっかりと認知させてくれる。

読み終わったとき、目の前の世界が変わって見える。そんな体験は初めてだった。

・「智に働けば角が立つ
「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。(中略)とかくこの世は住みにくい」とは漱石の「草枕」で本書にも引用されている。ここでいう「智」が科学的な考え方で、「情」が生きていくために必要な考え方といえる。しかしこの世が「住みにくい」のは、「智」と「情」の中間の判断をしなくてはならない(偶有性)ことが多いからで、そういった判断をしているのが脳であるという。そういった性質を持つ脳を活かすための方策や原理が記載されているのが本書である。例えば、「セレンディピティーserendipity」、すなわち「偶然の幸運に出会う能力」である。最初は「そんなの偶然じゃん」と思ったが、本書を読み進むうちに「なるほど、そういう能力も開発できるのだ」と感じた次第。

・「「偶有性」というものを理解しました。
生きていく事は、偶有性を受け入れる事である。といのが本書のテーマである。であるから本書を理解するには偶有性とは何かを理解しなければならない。人生で遭遇する出来事は偶有性を持っている。偶有性とは、確率性と唯一性を合わせ持った性質の事である。例えば、受験生が予備校で合格率80%と言われた大学に不合格になってしまう。これは確率的には起きにくいが、おきてしまった、たった一度の出来事であり、これが人生に大きな痕跡を残していく。この痕跡の集積が人生であるというわけである。逆に偶有性が無い世界とはどういう世界であるかを考えるとわかりやすい。例えば、ロールプレイングゲームは、偶有性が無い。自分が気に入った所で状態をセーブしておき、敵にやられてしまったら、セーブポイントからやり直せば良い。多くの人はファイナルファンタジーなどのゲームをする際、不運があると、リセットボタンを押し、「取りこぼしが無いように」ゲームを進めていく。

しかし実際我々が生きる人生はこのようになっていないのである。私達は偶有性を受け入れなければ生きていけない。一方で、偶有性を受け入れるばかりでなく、楽しむ事ができる人は、かなり有望である。例えば間違った試薬を用いた実験をしてしまい、そこで得た発見によりノーベル賞をとった人などは、達人級の「生き方上手」と言えるであろう。

・「「絶対的なもの」は存在しない
この本で一気に茂木氏を好きになってしまった。

今まで 不明瞭な形でしか説明できなかった「人や出来事との出会いによる成長」、「その人にしかできなかった体験で磨かれる人間性とそれによって豊かになる人生」、それらが茂木氏の理論で明確に証明された感じがある。 脳は『世界知』と『生活知』を身につけて、様々な体験の中で偶有性を整理し世界に適応する。そしてその偶有性が脳を鍛えていくのだ、と。

この本は様々な思考の場に連れて行ってくれる。 自分とは、他者とは何か、人間らしさとは何か、言葉とは何か、世界とは何か、戦争とは何か、宗教や神とは何か、社会と人の関係などなど。 そして、大きな概念に惑わされて『世界知』に偶有性がないと考えてはいけないと教えてくれた。固まった概念が危険であることを教えてくれた。世の中に絶対なものなど存在しないと改めて強く認識させてくれた。

様々な偶有性に出会い、成長していきたい。そして世の偶有性に逆に働きかけていくというのも面白いのかもしれない。

・「偶有性を生きろ。
生きる中での確実性と不確実性その「ふり幅」の大きさが、その人の人生の面白みを決定しているんじゃないかとたまに思う。本書に何度も出てくる偶有性というのも、そういうことじゃないだろうか。

「こうなる」と思っていたのに、思いもよらなかった結果が出る。失敗がほとんどかもしれないが、少なくともその失敗が新たな変化を生む。無鉄砲な行動が良いとは思わないが、はじめなければ、はじまらないのも事実だ。

思い、考え、行動して、その結果失敗したり、成功したり、損したり、得したりするその経験を取り込むことで自分自身が変化していく。まぁ考えれば当たり前のことなんですが,,,目先にとらわれると、そういうことも忘れがちです。

この本を読んでいて、「恋はデジャ・ブ」という映画がを思い浮かべました。思いどおりは面白くないのかもしれません。

あと、この本が面白いと思った方は、外山滋比古の「思考の整理学」(ちくま文庫)も気に入るかもしれません.両方ともお勧めします。

「脳」整理法 (ちくま新書) (詳細)

ひらめき脳 (新潮新書)

・「お子さんをお持ちのお母さんにも
著者の他の類書と読みくらべてみましたが、著者の類書の中では、一番やさしく書いてある本だと思います。何か一冊を最初に読みたいのであれば、この本でしょう。よく話が組み立てられており、新書でページ数も少ないながら、読み応えのある内容です。この本を読まれると、著者の他の類書の理解も進むのではないかと思います。

何らかの受験生がこの本を読まれると大変参考になると思いますが、それ以外の方もご自分の職業ジャンルを問わず読まれると、日々の仕事の上での考えるヒントを貰えるのではないかと思います。

「生きるということは、何か起こるかわからない不確実性にいかに向きあうかということが本質なのです。」「感情は、理性にコントロールされているのではなく、むしろ理性を支えている」などのメッセージは大変心に残りました。

お子さんをお持ちのお母さんにもお薦めです。

・「脳科学の先端が解き明かす”ひらめき”の秘密
 著者は『世界一うけたい授業』『プロフェッショナル』等、テレビでもおなじみの脳科学者。気づかないうちに画面が大きく変化しているという「アハ!ピクチャー」の発案者と言った方が通りが良いかもしれない。

 “クオリア”という何だか小難しい研究が専門らしいが、この本では(本人が後書きで書いている通り)脳科学の最先端の知見を素人にも分かりやすく説き起こしてくれる。

「暗記がなければ、創造性も生まれない」「記憶が完全でないから、新しい意味に気づくことができる」「スランプがひらめきを生む」「理性と感情は対立するものではなく、感情が理性を支えている。正解のわからない問題に直面したときこそ、感情が必要だ。」

 …等など、目からウロコが落ちる話が満載。毎日の生活の中で生かせそうなアイデア、提言も沢山あります。 著者が一番訴えたかったという、「なぜ、私達の脳には“ひらめき”という機能が備わっているのか」という問いへの答えは、なかなか感動的です。  本人自ら「文章が難しい」と書いてますが、他のコムズカシイ著作も読んでみたくなりました。

・「バカの壁を越えた!?
「クオリア入門」も読みましたが、あれは難解でした・・・「ひらめき脳」はわかりやすいです。印象に残ったこと、なるほどなぁ〜と思ったことは以下の通り。

 創造性は過去の記憶というカテゴリーの中にある。 「創造」や「ひらめき」は、ゼロから作り出す「未来」的なことと思われがちだが、そうではない。 創造性を引き出すこととは、実は、ど忘れを思い出すことに似ている。

 創造性=体験(側頭葉)×意欲(前頭葉) 基本的に、経験は時間とともに増えていく。意欲や欲望は逆に減っていく。 経験豊富な年寄りに創造性がないことが多いのは、意欲がないから。 欲望を持ち続けることは、創造性を発揮するために極めて重要。

 人は偶有性を好む。偶有性とは、半ば規則的で、半ば偶然の出来事。 適切な文脈で提出された不確実性は、それ自体が脳にとっての報酬になりうる(=ドーパミンが出る)。 恋愛、スポーツ、競争行為、創作活動、ライフワークなど、ハラハラドキドキしたり 熱中したりするものは偶有性があり、欲望をかき立てる。

 様々なことに首を突っ込む、好奇心が旺盛で行動力のある人。あるいは、色々な趣味や 立場を持っている人などに創造性を発揮する人をよく見る。 変わる自分、いつもと違う自分をうまく使える人が、創造性を発揮する。 違う自分ということは、脳の神経回路がつなぎ変わっているということ。 関係性の数だけ、異なる自分が引き出される。

 「セレンディピティ」とは偶然幸運に出会う能力のこと。 どうしたら偶然幸運に出会えるか。共通しているのは、最初に行動ありきということ。 行動するから出会える。不確実性に立ち向かわなければ、幸運の女神には出会えない。 だから、まずは難しいこと考えずに行動すること。

ちなみに、いまだにイエスキリストだけは見えません・・・

・「脳の活動とひらめく時の面白さを知る
テレビなどでも紹介されているアハ体験について紹介されている本書。脳の中でなんだろなんだろうともんもんと考えている時の脳。そしてそれらが解明して「ぴん!」と来た時。

・「脳科学は面白い!
この本をきっかけに脳科学に興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。かく言う私もその一人です。

茂木さんの本はその後何冊か読みましたが、今のところ最も判り易く且つ脳に関する多くの謎に答えてくれるのがこの本だと思います。個人的に興味深かったのは、喜怒哀楽といった感情が強く生じると何故記憶が強化されるのかを、脳の各部の働きとともに解説されているくだりでした。人々の記憶に残る「何か」を提供したいと考える全ての方にとって、多くの示唆を与えてくれる良書だと思います。

ひらめき脳 (新潮新書) (詳細)

海馬―脳は疲れない (新潮文庫)

・「凄い本だなぁ、これ!
専門家の言葉をフツーの言葉に翻訳する名手、糸井重里が東大首席卒業の新進気鋭の脳研究家池谷祐二に「脳」について聞く対談です。

本書で明かされる脳の知識は知らないことばっかりで、それをここに書いたら「本」になってしまうくらいのもの。

池谷氏は、小さい頃、九九もできず、漢字も覚えられなかったというのがおもしろい。

脳には、単なる暗記(WHAT記憶)と方法暗記(HOW記憶)があるらしい。「頭がいい」とか「独創的である」あるいは「名人の極意」「センス」というのが、この方法暗記(HOWの記憶;経験メモリー)の組み合わせでできているということで、そういうものもテクノロジーであって「学べる」ものだということには驚いた。

発想力や想像力も方法記憶の話になるわけで、新しい記憶のネットワークをつくることが、クリエイティビティということ、と言うくだりには唸ってしまった。

大事なことは、幾つになっても「自分にとって何が快適なのか」「しあわせとはどういうものか」ということを考えないと「何が面白いのか」もわからない。そう考えていくとボディと世界観が初めてジョイントするという。

すごく元気と希望のでる話だ。すごいな〜、人間のポテンシャルって!!!

・「やる気を生み出す方法
 本書を読んで、ああそうだったのかと納得しました。何も行動を起こしていない状態では、やる気が起こらないのは当然の事だったのです。

<従来の誤解>従来、私は「やる気と行動」に関して以下のように考えていました。・当初はやる気が無い状態。   ↓・積極的な考え方をして意識的にやる気を出すように努力する。   ↓・次第に行動的になる。

<今回分かったこと>やる気を出すには以下の流れになるようです。・当初はやる気が無い状態。   ↓・何かを手始めにやってみる。   ↓・やっているうちに興味が湧いたり興奮したりして側座核(そくざかく)の神経細胞が刺激を受け、次第にやる気が出てくる。   ↓・行動的になる。

つまり、何も行動していない状態では「やる気」が起きないのは当然であり、何かをやる前にやる気が出ないと悩むことはあまり意味が無いことになります。

やる気が出ないからといって、自分は駄目な人間かも知れない、などと悩む必要は無いのです。

従って何かに手を付けてみる、取りあえず少しやってみるということが、今後の生活を行動的にするのに役立つということです。

消極的に生きるのも人生。積極的に生きるのも人生。回り道をしてしまった方がいるかも知れませんが、一歩前に踏み出してみませんか。

・「わかりやすく内容も充実、科学的にも経験則でも他の学習法本を圧倒
本書でいう海馬(かいば)とは、脳内の記憶を制御する部位を指す。この海馬について、脳科学者の池谷裕二氏と作家の糸井重里氏が行った対談を収載した書。平易な言葉でまとめられており、広い読者層が対象。人の思考を決定している因子で重要なものが、記憶情報であるという観点から、これを司る海馬研究の立場から述べ、それをわかりやすく他の言葉に置き換えて解説している。各章ごとに要約を記載している。

第一感はとにかくわかりやすい、次に内容が厚い、にもかかわらず数時間あれば読破できるという良書である。著名人と科学者の対談の組み合わせとしては、最近では羽生善治氏と金出武雄氏の対談を収録した『簡単に、単純に考える』が知られているが、本書の糸井氏は言葉のプロであることで、池谷氏の説明する科学データを一般の出来事に喩えて確認する作業が抜群にうまいため、この2人の組み合わせは絶妙である。逆に、糸井氏が日常の出来事を話し、池谷氏がそれを科学的に解説する部分も多い。ただし池谷氏の言葉もきわめて平易でわかりやすく、一般の読者(と糸井氏)が理解できるよう配慮されている。さらには、読者が実際に誤認や錯視を体現しながら説明される部分も多く、いやが上にも納得させられる仕掛けになっている。内容の一部を紹介すると、30歳程度を境に頭脳の発達する部分がかわるため、30歳以降でも十分に能力を伸ばすことが可能な点や、刺激によって海馬の細胞が増殖することなど。ほぼ全てに科学的根拠となる研究データ、または引用文献が紹介されていて、一般的な学習法を紹介する書と比較しても群を抜く完成度であり、本書の中にこそ望ましい勉強法のヒントが満載されている。当然一貫性も保たれている。敢えて減点材料を挙げるとすれば、糸井氏がしゃべりすぎかなと思える部分や少し脱線している部分、喩え話が的をはずしている部分がある点か。ただし、話が意外な方向にそれることも、池谷氏は新たな視点が生まれるとして容認している点がすばらしい。驚くことに、池谷氏は小学校での成績がビリだったとのこと。科学的にも経験則でも他の学習法本を圧倒している秘密がここにある。

わずかに減点材料があるものの、他人へのお勧め度は星5つ。文庫分では後日談も掲載されており、単行本ではなくこちらを買うこと。海馬についてさらに詳細に学びたければ、重複は多いが池谷氏の『記憶力を強くする』がお勧め。

・「知ってよかった〜
こんなに読みやすくてためになる本はそうそうないと思います。一つ一つの対談にまとめが設けられているくらいですから。

かなり目からウロコな脳の情報を得ることが出来ました。旅が脳によい、とか、累乗で能力は上がる、とか、30から頭はよくなる、とか...読んでよかったです。とりあえず旅をしようと思います(笑)

・「脳の話よりも生き方の話
本書は、池谷氏と糸井氏の対談を書籍にまとめたものである。対談のテーマは、脳についての学術的な話というより、脳の有効的な使い方ないしは、生きかたについての話が多かったように思います。

これからは、私が重要だなと思ったところを列挙します。・ネットワークを作る(物事の関係性・関連性を見つかる)ことは、年をとってもできることだ。・「海馬」の神経細胞は、成人になっても増える。→記憶力がアップすることができる。・やる気が出ないときでも、何とかやり続ければ、やる気が起こる。・複雑な問題を解かなければならないときは、まず問題を列挙して、一つ一つ問題を解いていこう。・言ってしまったことが未来を決める。→できると思えばできるし、できないと思えばできない。→言葉は暗示になる。

海馬―脳は疲れない (新潮文庫) (詳細)
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