ブラック・ラグーン 7 (7) (サンデーGXコミックス) (詳細)
広江 礼威(著)
「黒幕は…?」「ミスター・張の巻」「ちびっこメイド最高」「悪党たちのユートピア」「サンタマリアの名に誓い、すべての不義に鉄槌を。」
ヴィンランド・サガ 5 (5) (アフタヌーンKC) (詳細)
幸村 誠(著)
「「バカだとは思ってたが・・これほどとはな・・」ってアンタ、カッコ良すぎ」「迫力の世界」「ビョルンのキノコ!」「1013年。時代は大波の中」「おもしろいコミックです。」
EDEN 17―It’s an Endless World (17) (アフタヌーンKC) (詳細)
遠藤 浩輝(著)
「ビッグ・バレルとは」
鋼の錬金術師 18 (ガンガンコミックス) (詳細)
荒川 弘(著)
「堪えること。」「運命を受け止める強さ」「誰が背き、誰が赦すのか!?」「生きる信念、人の命を大切にする者の持つ優しさ、強さ、美しさ」「怖…」
蟲師 8 (8) (アフタヌーンKC) (詳細)
漆原 友紀(著)
「良き日本の漫画」「蟲師世界に住みたい☆」「やっぱりいい…!」「蟲師シンドローム」「虫は嫌いだが、蟲は好き」
GUNSLINGER GIRL 9 (9) (電撃コミックス) (詳細)
相田 裕(著)
「最後のとき」「号泣!!! (*'Д`)」「人生は短く、技術は長い…」「「お前をかばって死んでも仕方ないって言うのか?」」「おしまいはいつだって唐突」
トライガンマキシマム 13 (13) (ヤングキングコミックス) (詳細)
内藤 泰弘(著)
「圧倒的な戦闘描写と、二転三転する展開!」「熱い!」「ヤべー。泣けてくる」「予想外の熱さ」「あらすじ(ネタバレ防止の為に短いです)」
Pumpkin Scissors 8 (8) (KCデラックス) (詳細)
岩永 亮太郎(著)
「冷徹な男の魅力がいっぱい」「砲声は止むのか」「異様な街の正体」「おガキ様お断り?」
ピアノの森 14 (14) (モーニングKC) (詳細)
一色 まこと(著)
「修平君がんばって!」「コンクールの裏側」「成長した海が好き」「この漫画の大ファンです」「新たな登場人物達の登場」
のだめカンタービレ (19) (講談社コミックスKiss (673巻)) (詳細)
二ノ宮 知子(著)
「色んな視点から見てもすごい漫画!」「去る者を追え!?」「サブキャラメイン。」「祝・再会♪そしてコンクールへ」「触れ合う時間もはなれた間も」
ヒストリエ vol.4 (4) (アフタヌーンKC) (詳細)
岩明 均(著)
「異能者の人生の有り様」「長いプロローグの終わり--部将エウメネスの誕生」「名作の予感」「期待を駆り立てられます」「5巻が待ちどおしい!」
ヨルムンガンド 3 (3) (サンデーGXコミックス) (詳細)
高橋 慶太郎(著)
「今度はアフリカ」「まだ満点をつけるにはなにか足りないかな?」「どっかで・・・」
アカギ 20 (20) (近代麻雀コミックス) (詳細)
福本 伸行(著)
「心理戦の最高峰」「続きが気になる」「人が腐る理由(わけ)。」「そろそろ飽きてきた・・・」「あんたは何個連載をもっている??」
イエスタデイをうたって (Vol.1) (ヤングジャンプ・コミックスBJ) (詳細)
冬目 景(著)
「共感する部分の多い作品」「無題」「漫画の世界観」「SING''YESTERDAY''FOR ME」「静かな場所でじっくり読んでほしい作品」
海獣の子供 1 (1) (IKKI COMICS) (詳細)
五十嵐 大介(著)
「海で産まれた子供達」「五感の記憶が総動員される」「言葉にならない」「子供の頃はきっといつも冒険を望んでいた。そんな子供を思うと優しくなれる。」「どんな結末になるのかが、楽しみ」
ワールドエンブリオ 3 (3) (ヤングキングコミックス) (詳細)
森山 大輔(著)
「王道」「第二部、開幕」「主人公がどんどんかっこよく」「熱いです」「期待度満点」
● 自分メモ!
● 私の好きなモノ
● 漫画な世界
● マイテイスト
● 2007/11
● ピアノの森
● ”リアルタイムで読めてよかった!”連載中で最高のマンガ2
● オススメマンガ
● オススメの本
● BLACK LAGOON(ブラック・ラグーン)コミックリスト
● お気に入りマンガ
●ブラック・ラグーン 7 (7) (サンデーGXコミックス)
・「黒幕は…?」
ラブレス家の当主を何者かに殺されてぶちギレたロベルタ。敵をうつべくロアナプラに乗り込んで来た彼女のおかげで、今まで危うい均衡を保ってきた街のコワモテの方々が一触即発ムードになってきます。さらに、彼女の真の敵とも言うべき、当主殺害の黒幕の存在も徐々に見えてきます。今巻ではド派手なドンパチはあまりありませんが、各人が各々の立場に立った駆け引きを行う様は、まるで導火線に点った火が少しずつ爆弾に近づいて行くようでアリだと思いました。もちろん★5つ!!
・「ミスター・張の巻」
セリフが多いマンガだよな〜w。で、そのセリフがイカしてると思うんだよ。
今回一番よかったシーンはちびっ子メイドのプールシーンでもなく、レヴィーのシャワーシーンでもなく、ミスター・張だな。ロックのことを随分と買っているんですな。ここのシーンが非常にカッコよかった。マンガの舞台、ロアナプラの未来を見つめて言ってるよなシーンであった。あと、三合会での語りもカッコよかった。
レヴィーとロックの関係も、シャワーシーンでのやり取りで決まっちまったよな、な感じなのでここも見どころか、本来のロベルタとガルシア絡みの話は次巻以降じゃないと、ヨーわからん感じだ。
・「ちびっこメイド最高」
前巻に引き続きまだ序章といった感じ。ロベルタの復讐から起こる大きな事件が動き出しました。ロックの依頼承諾から、そしてマフィア、教会の動き。一体今後どう物語が進むのでしょうか。スケールが大き過ぎます。今回は銃撃戦は最初のみで、あとは過去に起こった事件について、そしてロベルタが着々と復讐のために動き、それをガルシアたち。個人的にレヴィの出番が少なかった感がありますが、ファビオラがその穴を埋めるかのように登場してて全く文句はありません!純粋に子供っぽい性格のキャラはこのシリーズでは見かけないので際立って良いキャラに見える。今後きな臭い話になりそうなので、明るい笑える場面があってよかったと思います。あの双子みたいに死んで欲しくないですね。
・「悪党たちのユートピア」
「我々が法律を作り、我々こそがその支配者たる場所―― 「現代の海賊共和国」――我らの望む穢れた別天地。 たゆまぬ努力、そしていくばくかの幸運に恵まれ、この田舎町を―― この街すべてを、俺たちのアジトへと変貌させた。 (中略) それが――この街だ。それがロアナプラだ」
ブラクラはしばらく買っていなかったが、コンビニで立ち読みしている途中で上記の張アニキの演説にガツンとやられて即購入。
おお、なるほど。『ブラック・ラグーン』ってのは、そういう話だったのかよ。
今までは、商社マンからならず者にドロップアウトしたロックの成長や同じラグーン商会の女ガンマン・レヴィとの仲だの、バラライカ姐さんのイカレっぷりだの、ドンパチ、ドンパチ、ドンパチだのを中心に読んできたのだが、ここにきて、舞台となる悪徳の街・ロアナプラの行く末が気になってきた。
というか、内外の悪党どもの間で絶妙なバランスを取ることで存続しているこのユートピアの浮沈が、ストーリーの大きな軸だということにようやく気づいた。
ブラクラのドンパチは非常に魅力的なんだけど、次第に飽きてきて、「ラグーン商会の面々は今日も元気にドンパチやってます」というようなラストを想像してしばらく買ってなかった。けど、こうなると、ユートピアの崩壊をもって、この作品は完結するんじゃないかという気がしてくる。
ドンパチ少なめの折り返しの巻、とあとがきにも書かれているが、ストーリーの主軸が定まってきて、購入の価値ありだと思う。おまけページもわりと好き。
・「サンタマリアの名に誓い、すべての不義に鉄槌を。」
待望の7巻!!
ロベルタの復讐劇の始まりにより大きな力の渦に巻き込まれていくロアナプラの住人達。それぞれの思惑を交えつつ今後どう動いていくのか?に期待!
派手な展開ではないが、その分8巻あたりで大放出してくれるのでないだろうか?
ちなみにラブコメは期待していないが、ロックそりゃずるいよ…
・「「バカだとは思ってたが・・これほどとはな・・」ってアンタ、カッコ良すぎ」
主人公トルフィンの成長を縦糸に、ヴァイキングとイングランドとの抗争を横糸に織り成される長編マンガの第5巻目。何とかネタバレにならないように書きます。前巻で明かされたアシェラッドの望みとひ弱なクヌート王子とのちのクヌート大王との落差、この両者が徐々に結びついてくる。それにもまして本巻はトルフィン、アシェラッドそしてビョルンまでおいしいところありまくりの怒涛の展開である。追いかけるトルケルと、脱出しつつ中央政局もにらまざるをえないアシェラッドの間での心理的肉薄のドラマがえらいことになっており、トルケルVSアシェラッドもトルケルVSトルフィンもないのだが、本格的戦闘なしでも異常な盛り上がりを見せる。一方でちょっとアシェラッドに見せ場取られすぎかな?という主人公トルフィンは次巻以降にさらなる見せ場期待か。本作と前作『プラネテス』に通底するテーマのひとつは、自己実現とヒューマニズムの相克だろう。人殺しを何とも思わないヴァイキングにヒューマニズムなどあるわけがないと思いきや、彼らには彼らなりのルールやエシックスがあり、それを通して我々現代人があたりまえと思っていることが実は特殊なのではないかという「日常への疑い」を抱くことができる。キリスト教化されていないヴァイキング、という描写がしばしば出てくるが、現代の第一・第二世界は日本も含め、キリスト者でなくても西欧文明の価値観を受け入れている時点である面でキリスト教化されているのである。恋愛感しかり、ヒューマニズム=個人の尊重しかり。ちょっと自分の立ち位置を考えさせてくれる、こんなマンガがあってもいいではないか。人殺しばかりの陰惨なマンガと敬遠せずに読んでみて欲しい。
・「迫力の世界」
「プラネテス」の作者と知って、5巻一気に読んだ。宇宙とはうってかわって11世紀初頭の歴史物だが、緻密な描写は通ずる所があり安心して読み進められた。しっかりした土台の壮大なファンタジーとしても薦められるあたりが、間口の広さを感じさせる。若干展開がゆっくりな気もするが、主人公トルフィンがたどり着く先をこれからも楽しみに追っていきたい。個人的には、一気に読んでしまったので次が待ち遠しい…。
・「ビョルンのキノコ!」
刊行ペースが遅い遅いといわれながら、それでもいつの間にかもう5巻です。そして、前巻よりストーリの展開速度が増してきた感があります。
本作は、近頃珍しく、再読に耐える骨太なストーリ構成を持っています。例えば、トルフィンがブチ切れるシーンがあり一読して何故そこまで切れるのか疑問に思ったのですが、再読して、周りを包囲されたトールズが全身に矢を受けるシーンが再現されているということに気付きました。作者が意識的にそうした演出を施しているかどうかはわかりませんが、そういう深読みを許容する緻密さがこの作品にあるのは間違いありません。その他、トールズ暗殺を依頼した人物とスヴェン王の側近と思しき人物が同じ。気付けよっていう話はありますが、間が空いてしまったので…
その他再読して色々発見した伏線はありますが、トルケルの「ヴァルハラ」、トールズの「アヴァロン」、キリスト教徒たちの愛、これらが弾け交じりあい、トルフィンの「ヴィンランド」(題名だし)がどのような姿を現すのかが、今後の見どころになるものと期待しています。
・「1013年。時代は大波の中」
幸村誠さんのヴァイキング英雄叙事詩・第5巻。 イングランド軍に追われるデンマーク第二王子・クヌート。絶体絶命のクヌート王子をイングランドの猛将トルケルから奪い返し、この護衛に自らの命運をも賭けたアシェラッド――しかし、一世一代の大博打は、彼の思わぬ方向へと進んでいく。 相手の裏をかき、陸路を選んだアシェラッド軍であったが、それが災いして雪で身動きがとれなくなってしまう。さらに不運なことに、身を隠していた村さえもトルケルにばれ、冬の逃亡を余儀なくされる。この混乱に乗じて、クヌート側近のラグナル暗殺という策をこうじるアシェラッドであったが、死に際のラグナルから、クヌートがすでにスヴェン王から見限られていたことを知らされる。立て続けに運を逃すアシェラッドに対し、味方の中にも不穏な空気が流れ出す。そしてトルケル軍に追いつかれる寸前、ついに仲間割れが起こる――。 5巻を読んでの感想はアシェラッドが「らしくない」ということに尽きる。トールズの命さえも獲った、戦において天賦の嗅覚を持つ智将・・・であるはずが、ことごとく運気を逃し最後には自分の命さえ危うくする。この悪循環は、クヌート王子護衛に就いてからのものだろう。王子捕獲にトルケルが関わっていることを知りながらも、無理を通してクヌートを助け出した時点ですでに「らしく」なかったのかもしれない。 そもそも疑問なのは戦場で逃げ回ることしかできない、貧弱な王子にアシェラッドがそこまで固執する理由だ。ラグナルから真実を聞かされた後でさえ、彼ははクヌートを捨てない。状況から考えても、クヌートを守り抜くことにメリットはない。執拗なまでにクヌートにこだわっているようにもみえるアシェラッド。何か理由があるのだろうか? 「オレの主はオレがついていきたくなるような男であるべきだ」 「真の王がアヴァロンからお戻りになられるのを待てなくなったのさ」 時おり口からこぼれる「王」という言葉。ラグナルが死んだことさえ認められない弱々しい王子に、アシェラッドは一体何を見ているのだろうか? もしかしたらそれは見当違いではないのかもしれない。裏切った味方に捉えられる寸前、彼らはトルケル軍と激突。「アシェラッド以外は全部殺って良し」というトルケルの一言で事態は一変する。そこにアシェラッドを呼び戻しに来たトルフィンが割って入り、トルケルとトルフィンの一騎打ちに。「トルフィン、お前が勝ったら逃がしてやろう」と言い放つトルケル。アシェラッドにとって、この一連の流れはより大きな運を手にするための一つの壁なのか、それともやはり命運尽きたのか。 トルフィンとトルケルの戦いに、すべてが委ねられた。
実際の歴史をみれば今後の大きな展開は予想できるのだが。アシェラッド、トルフィン、クヌートなどなど、物語の鍵を握る人物達の動きは全く予想ができない。イングランド―デンマークを統べることになる「北海帝国」の大王誕生までに、どんなドラマが繰り広げられるのだろうか。続きが楽しみでならない。 1013年という時代の、人々の「生きる感覚」さえリアルに伝えてくれる作品。すごい漫画だ。
・「おもしろいコミックです。」
ストーリー、展開のスピード、錬られた伏線、キャラクターの魅力、画力。全てが良い。
マンガならではのダイナミックさもあり、作品の根底に流れるテーマ「愛」が作者ならではの見せ方で展開しており、最後に昇華しそうで、非常に良い作品ですね。
●EDEN 17―It’s an Endless World (17) (アフタヌーンKC)
・「ビッグ・バレルとは」
物語は、コロイドの作り上げたモノ「ビッグ・バレル」を中心に動き出します。
ハナ・バラードを追いかけて、組織の長の座を降りてまでエンノイア・バラードは、かつての組織と闘い、そして勝ち、ビッグ・バレルへと向かいます。
ケンジを中心に、捕らえられたソフィア奪還に動きます。李との対決は見ものです。李を殺し、死に行く小蘭からは母親への歪んだ愛情とともに、ソフィアの行き先を伝えられます。そう、ビッグ・バレルです。
プロパテールもビッグ・バレルの研究を進めます。ただ、他とは違い、レティア主導の元、地球に残る人間のための対策も講じ始めます。それは、地球滅亡のシナリオ。
ビッグ・バレルでアイオーンに敬礼で迎えられるハナ・バラード。一体どうなっているのでしょうか。そして、今巻ではほとんど活躍しないエリヤはどの様に話しに絡んでくるのでしょうか。
舞台はクライマックスへと上り詰めます。
・「堪えること。」
『ブリッグズに血の紋を刻め』エドに突きつけられる無情なる人間兵器としての命令。先遣隊の探索に向かった兵士たちに忍び寄る怪しき影。オリヴィエの中央への呼び出しによる指導者の不在。ブリッグズの掟『弱肉強食』はエドたちに牙をむいていた。
18巻では7人目のホムンクルス『プライド』の正体が明らかになります。『錬丹術は希望となるのか』『アルに起こる異変』『人柱』などどちらかというと次につなげるための要素が多かったと思います。特に『お父様』がつくっていた錬成陣には不気味な威圧感がありました。
『許すことと堪えることは違う』この巻で最も印象に残ったのはこの言葉です。以前、師父が『堪えろ』と言ったとき、それを単なる『自己満足』としか思わなかった自分の薄っぺらさを思い知らされました。
月刊で毎回読んでいてもまた読みたくなります。もう次の巻が待ち遠しいです。
・「運命を受け止める強さ」
少年漫画の主人公は、強くなっていく。それは勝負に勝つことだったり、相手の上を行く頭脳だったり、仲間が増えていくことだったりする。けれど、この作品の主人公は、そうではない。ケンカは最初から強いし、元から天才だ。そして仲間はあんまり増えない(笑)けれど、主人公は確実に強くなっている。何に対して?
この作品における「強さ」。それは、勝負でも、頭でも、仲間でも無い。「運命を受け止め、それを乗り越える強さ」だ。
普通の少年漫画では、主人公とその仲間くらいしか「強く」ならず、周りの大人やヒロインは、物語の最初と最後を比べても、たいして変わらない。けれど、この作品は、誰もが確実に強くなっていく。ヒロイン、ウィンリィもまた。錬金術師でもなく、軍人でもない、普通の女の子。彼女をして「許すことと堪えることは違う」と言わせる。この強い目!
彼女は主人公のために強くなったのではない。それは主人公とは関係無い、彼女自身の問題だった。強さ。それは外部と比較して表れるのではなく、キャラクター自身の内に存るもの。
だから私は、この物語に勇気をもらう。大好きなマンガです。
・「誰が背き、誰が赦すのか!?」
エドに課された非情な命令や【プライド】の意外な正体……等々、この巻での見所は多々ありますが、その中で最も見所、最も心打たれたのはウィンリィの言動!両親を殺害した仇・スカーを目の前にしての彼女の行動に思わず……『「堪える」と「許す」は違う』このセリフを裏付けるウィンリィの態度や行動に感動できます♪
・「生きる信念、人の命を大切にする者の持つ優しさ、強さ、美しさ」
18巻で描かれているのは、生きる信念と、人の命を大切にする者の持つ優しさ、強さ、美しさだと思う。これは、エドやウインリィだけでなく、登場する者全てに共通している。
エドは『ブリッグズに血の紋を刻め』というキンブリーの命令に対し『人を殺さない覚悟』で軍の狗になった、と言い切る。ちらりと見せられた賢者の石に引っ掛けられたフリをし、エドたちは秘密裏に錬丹術師のメイ・チャンを探し出そうとする。エドの思惑に対してアルは『賢者の石は、自分たちの勝手で身体を無くした人間が使ってはいけないものだ』と語る。人の命を犠牲にせずに元に戻る方法を探す、少年たちの信念が描かれている。
エドたちに協力するため、バズクール鉱山に向かう一行の中にウインリィがいる。そこで両親の敵であるスカーと対面するが、腕に大怪我をしているスカーに止血手当てをしてやる。『理不尽を許してはいない』けれど、人の命を大切にする彼女は、ただ泣いて主人公の無事を祈るだけのヒロインではない。
スカーと対面したマイルズも、「自分が国軍に居続けるのは、この国の内側から人々の意識を変えるためだ」と言い切る。父祖の名誉回復のため、軍に身を投じて働く男の、強い信念が感じられる。
ブリッグズの人々も、犠牲を最小限にするためにそれぞれが動く。プライドが掘った穴に残された仲間の救出のため、バッカニアたちが向かう。危うくプライドに殺されそうになりながらも、暗闇の中で無事救出し、時計を停めて部下の無事を祈る、アームストロング少将の元に報告に行く。「人の心は白と黒だけでなく、見上げれば青空が広がっている」と呟くバッカニアの笑顔は少年のように美しい。
己の野望達成のために暗躍するプライドやキンブリーのどす黒さとエドやブリッグズの人々の輝きが『白と黒』で現されていて、面白い。
ぜひ読んでほしい1冊だ。
・「怖…」
表紙に示されるようにキンブリーと最後のホムンクルス・プライドに焦点が当たります。
キンブリーは「狂った哲学者」とでもいいましょうか一応、言動の筋は通ってるんですが常人と思考が明らかに異なっており次に何をやりだすか予測できずにハラハラします。そしてプライドはアニメを先に観てると違いぶりにゾッとする感覚が倍増。敵の全容が見えてきた感じですが、逆に言えば見えない敵とは戦いようが無かったのでストーリーが加速して盛り上がってきましたね。
スカーとウィンリィのやりとり(これは、もう読んでくれという感じで…)も作品のテーマの一つであり、またスカーにとって結末に向けてのターニングポイントですね。
・「良き日本の漫画」
他にこんな漫画読んだことない新しい分野なのにどうしようもなく懐かしく、曖昧なのにこれ以上ないほど完成された世界観を誇る名作「蟲師」。その第八作目。まるで子供がポケモンの存在に心踊るように、さながら深海の未知生物に魅了される学者のように、多種多様な蟲達の不可思議な生態には興味をそそられてしまう。ってそんな幻想の生物学のような好奇心もいいが、物語が素晴らしいってことを書かなくては。
全五話、どれも暖かく切ない、そして悲しい蟲と人生を共有する人間の運命。ギンコはシビアで真実をきっちりとらえている。最後「泥の草」は重いし、この掲載順は確かに後味は悪い。しかし話の結末は教訓めいているし嫌いな話ではないのが「蟲師」の良いところで。現代っ子に読み聞かせてやりたい。でも個人的には「冬の底」が好きだ。他の話は大きく括れば人間中心だが、この話はまさに蟲ならではの話。生きることの厳しさ残酷さを見せ付けられるかと思えば、ただただ蟲の存在の大きさを思い知る。飄々としていながらカッコいいギンコもいいが、こんなどこか間の抜けたギンコもまた魅力的だ。あと独特な絵も好き。この作者が「蟲師」を描いてくれたことに感謝しよう。
一度読んだら「蟲師」の虜。さらに今巻は亀の魅力にも気付くかもしれませんよ。
・「蟲師世界に住みたい☆」
益々、蟲師が好きになりました。作者が作り出した世界なのですが、どこか懐かしく心が温かくなります。今回の巻は、思わず微笑んでしまう話から哀しい話まであります。特にオススメなのは、“冬の底”です。様々な山のヌシがこの作品には登場しますが、この話の山のヌシが私は今までで一番好きです。作者もあとがきに書いてますが、悟りを開いたかのような表情がたまりません。ぜひ、山のヌシの表情を見て癒されて下さい。
・「やっぱりいい…!」
1巻からずっと高いクオリティを保たれている『蟲師』☆この作品、どんなに待たされてもまったく嫌な気分になりません!そして、相変わらず“独特な世界観”が漂っていていいですね!〈ヒト〉と〈蟲〉が共存する世界。互いが同じように存在する世界。ギンコが言います『不幸な巡り合わせが起こっただけだ―』そう、この本の中で起こることすべての出来事がそうなのです。誰も悪くなんかない…すべては生きるため起こった出来事…。
・「蟲師シンドローム」
蟲師に共通して言えるのは、命。ヒトも蟲もどちらも一つの命であって、上下関係はなく、護らなくてはいけないもの。ただ、ヒトの方に知恵があり生きる点において強者であるため、通常、蟲師はヒトの都合を優先させる。しかし、ギンコは蟲とヒトとの共生、共存を願う。
今回も、蟲とヒトとの関わりをいろんな出来事を通じて感じました。毎回、合格点なのですが、全体的に見て起伏のない一話完結の幻想的な物語に悲しいかな私は慣れてしまった。消えよ環境適応能力!ただそこにいる蟲とヒトに対応していく。そのスタンスを変えないことが蟲師の魅力でもあると思うが、「不思議な少年」のように長編を書いてみてはどうだろうか・・・と思いました。
おそらく、旅の目的が見えず終わりが想像できないことが新鮮味に欠ける原因なのではないでしょうか・・・あああ、自分の記憶を消してもう一度、蟲師に出会ったときのワクワクと感動を味わいたい!
・「虫は嫌いだが、蟲は好き」
普通、マンガというと「面白い」「笑える」「感動する」「熱くなる」「勉強になる」などの思いが湧き出てくる。『蟲師』も例外ではないが、上に挙げたどの思いにも似つかないモノが溢れだしてくる。正直、感想を言葉で表すのが難しいので、『蟲師』の魅力を少し説明したいと思う。様々な蟲がおり、人間との衝突により問題が発生する。蟲が「いる」というところがポイントになってくる。人がそこにいるように、蟲もそこにいるのだ。一見、寄生虫のような外見をしている蟲たち。本作品では全巻を通して最も「蟲」の存在感が強い。ただその場で生きているだけの蟲に、主人公のギンコが振り回されるような話さえある。今まで、マンガの世界に入りたいと誰でも一度は思っただろう。『蟲師』は、そんな思いが他とは比べられないほど偉大な作品である。また、一話読み切りなので、途中からでも、気になる巻だけでも手に取りやすい。言葉では表せない感想を抱いてほしい。
●GUNSLINGER GIRL 9 (9) (電撃コミックス)
・「最後のとき」
初期から「短い命」「長くはもたない」という定義づけを義体にしていたが遂にこの巻でそれが現実になってしまった。なってしまった、というか作者のさじ加減次第、といってしまえばそれまでだが、それでも感慨深い・・・残念な気持ちだ。この時まで9巻も使ったからこそ、この「来てしまった」感を感じれたと思った。
義体メンバーの第1期にして、最も初期に実験体となった少女アンジェリカ。この巻ではまるまる彼女に向けられた内容・構成になっていて増増気持ちが高ぶる。彼女の見た昔の夢やパスタの話、そしてそれを最後まで看取るマルコーの想い、など様々な思いや記憶が入り混じり長年の読者にはたまらない内容になっている。そして彼女のことだけじゃなく、その周りのトリエラやぺトラ、ヒルシャーなどにもスポットライトが当てられており、その構成も非常に巧さを感じる。
ガンスリは1巻の時から構成や背景、感情ラインなどに異様なまでのこだわりや執念を感じさせる漫画であったがこの巻では逆にシンプルに一つのことをやる、という流れになっておりそれが新鮮だった。ぺトラのフラテッロの登場によりフラテッロの恋、という新たな概念も生まれてることだし、本当に読者を飽きさせない最高の漫画の一つとしてずっと展開してると思う。そんな長年の読者なら涙腺を緩まずには得ない至上の巻であることは間違いない。
・「号泣!!! (*'Д`)」
不覚!まさかマンガで泣くとは…
Vol.9 第48話クレプスコロ(4)
読む度に号泣デス★(*'Д`)
・「人生は短く、技術は長い…」
今回は哀しみの一作だと思います。でもとても良い話。
忘れても忘れきれないパスタのお話。最期は消えゆく燈火のようにアンジェは静かに眠った…そう、黄昏の夕陽が沈むその刻に…。
そしてそれをきっかけに蠢く担当官達、死に怖れを感じるトリエラ。
いまから次巻が楽しみですよコレハ
第一期ファンには哀しくも読んで欲しい巻です。
・「「お前をかばって死んでも仕方ないって言うのか?」」
9巻はアンジェリカ中心の話です。タイトルは1巻フェルミの言葉。1巻からずっと漂う 死の気配。この物語の根底にある 避けようの無い事実。担当官の彼らも 義体の彼女らも 公社の職員達も アンジェリカを通して再びそれを強く認識させられてゆきます。おそらく読者達も。「南部は政府の支援がないとどうにもなりませんからね」公社の存在理由のひとつ 北部と南部の格差と 義体技術の社会貢献彼女と 彼女と関わる人たちの表情が細かく描かれています。アンジェリカの部屋でのリコの表情が印象的。
表紙絵見ただけでもう涙目。最高にして最悪の物語。ハンカチはどこだ。。義体の彼女たちは「銀河鉄道の夜」でいうトコの蠍の火のような存在かもしれません。望むと 望まざるとにかかわらず。ならばアンジェは星になれただろうか。彼女は確かに「幸せ」を見つけたかもしれない。 けれどもほんとうの幸せは一体何だろう。あとヘンリエッタ砂糖入れすぎ。。。。
・「おしまいはいつだって唐突」
メディアワークス刊・月刊コミック電撃大王連載相田裕作「GUNSLINGER GIRL」第45〜50話を収録したコミックス9巻ですヨーロッパの社会福祉公社という建前を持った政府の超法規的諜報機関を舞台に、五共和国派(テロ)との政治抗争と、異常な身体能力の「義体」として生まれ変わった少女達の堕ちゆく様をクールに描いたドラマ要素の濃い作品です(総合9/10点)
今回は2巻収録#10,11「パスタの国の王子様(前,後編)」の終幕に相当するお話が中心。ぜひ読み直してから購読することをお薦めします
最後の最期で自分を思い出し、大切な物語を楽しそうに語るその無垢な姿に涙を誘われます。忘れてしまっても、判らなくなってしまってもかつての自分は消せない二人の絆の物語を綺麗に寂しく締めくくっており、きっちり決別させた作者の意気込みに感心させられました
しかし、エルザ同様に別れを体感しても実感できない義体の無味乾燥で哀れな姿を捉える点は抜かりなく、次第に深まる終焉の憂鬱さに拍車を掛けています。特にトリエラの言動には心はあれど、少女ではなくあくまで戦闘用に特化した義体であると無意識に主張しているようでやるせない気持ちにさせられますね・・・
また、目の描き方が幾分大きめになっているものの、動きを的確に一枚で捉えたレイアウトとデッサン能力がかなり向上しているのに驚かされました。従来の丁寧ながらこじんまりしすぎた作画に荒々しさが加わって今まで以上に良い均衡を保っています。作画面では個人的に一番気に入っている巻です
●トライガンマキシマム 13 (13) (ヤングキングコミックス)
・「圧倒的な戦闘描写と、二転三転する展開!」
前巻に引き続き、三分化された戦いが本格化します。
リヴィオとエレンディラ・ザ・クリムゾンネイルの戦いは、開始からパワーバランスが二転三転、さらにリヴィオ側に意外な「助っ人」が登場したことによりさらに四転五転!実はこの戦い、他のバトル漫画でも時折みかける「Aが不利→Aは実は本気じゃなかった→Bも手加減していた→Aが本気を出す→Bも……→」というよく言えば王道、悪く言えばおきまりの展開なのですが、内藤泰弘の手によって全く先の読めない、息つく間もない熱い展開に仕上げられています。
ヴァッシュ対レガート・ブルーサマーズの因縁の対決も佳境を迎えます。人を操る糸を封印し、さらにヴァッシュがプラントの力を解放したため、戦況はレガートにとって戦いと呼べないほどに劣勢です。しかし「あの」宿敵レガート・ブルーサマーズがそれだけで終わるわけがありません。
「圧倒的な力を持つ相手に、主人公が挑む」というのはよくありますが「圧倒的な力を持つ主人公に、相手が挑む」のは珍しい展開だと思います。この戦いではヴァッシュが相手役になり、またレガートの内面も多く描かれるため、読者はレガートの方に感情移入しやすくなっています。
しかし、感情移入が出来る理由はそれだけではありません。全身に致命傷を受けながらも、たった一つの思いのために立ち上がり続けるその姿は、読者が見つづけてきた本作の主人公と何一つ変わらないのですから。
地球艦隊とナイブズの戦闘にも動きがあり、長かった戦いも決着に向かいつつあります。泣いても笑っても次巻、ついに最終巻です!
・「熱い!」
やっぱりトライガン最高です。他の漫画のような「戦闘シーンの省略」などがされずに臨場感あふれるアクションまみれ。(多少動きが分かりにくいところもあるけど…)とにかく、アクションがカッコイイ!ヴァッシュもカッコイイ!
はまり過ぎてレビューになってないですねw早く続きが読みたいです。
・「ヤべー。泣けてくる」
リヴィオとラズロのやり取りが最高に泣けます。ラズロの最強すなわちそれは・・・!
・「予想外の熱さ」
ウルフウッド死んでからは、ヒートダウン感が否めなかったが(まあ10巻が熱過ぎたから)でもその後の展開が気になってたから買ったら予想外の熱さにびっくりしたリヴィラズvsエレンディラ、ヴァッシュvsレガート どちらも熱かった!!最終巻が楽しみです
・「あらすじ(ネタバレ防止の為に短いです)」
#1:虚の相似形ーーーヴァッシュとの戦いの最中にレガートがナイブズとの回想にふける#2:DOUBLE DUELーーーリヴィオとクリムゾンネイルとの最後の戦いが始まる#3:鬼火ーーーパンセが地上に降下。戦いをさけようとするヴァッシュにレガートが乱射。#4:BLACKーーークリムゾンネイルが拘束具を外す。ラズロが現れる。#5:魔人戦線ーーー潜在意識の戦い#6:TAG IN A PERSONーーーリヴィオとラズロが串刺しの中から見いだす勝機#7:catch-as-catch-canーーー右腕・左足・腹をぶちぬかれたリヴィオに訪れる結末#8:尖翼ーーーレガートの回想#9:VSーーーレガート、リミッター解放
この本の流れとしては、ほぼリヴィオとクリムゾンネイルの戦いとなってます。
●Pumpkin Scissors 8 (8) (KCデラックス)
・「冷徹な男の魅力がいっぱい」
2課と3課の任務は着々と進み、テンポが良い。それに加えその過程での話がなかなかに熱い。安定感があって読んでいて疲れないし、展開もいい。それになんといってもコールドヴィッターというキャラがとてつもなくいい。この男は静かに燃えている。
・「砲声は止むのか」
月刊連載は良い材料になったみたい。緊張感のある展開、一回一回の盛り上げ、各キャラクターの掘り下げ、世界観の補完、物語にとってすべて+に作用している。また、絵がこなれてキャラクターの表情がとても多様になった。主役、脇役、端役に至るまで、人間味のあるいい顔を見せていると思う。ただ惜しむらくは、話の決着がまだまだ先になりそうなこと。もちろんいい具合に盛り上がっているのだが、続刊が待ち遠しすぎる!
この巻の回想シーンに出てくる技術顧問さんの顔が味があって好きです。
・「異様な街の正体」
アリスとヴィッターが乗り込んだ街は、自ら支配された街だった。国境警備隊という名のゴロツキに心を支配され、軍から金を吸い取り、人身売買が行なわれる街だった。
ここを舞台に、過去に潜入して殺害されたフランシア伍長を巡る息詰まるサスペンス、はかなくも揺るぎない愛。国の為に、自分の為に、自分が抱く理由の為にアリスもヴィッターも戦い、フランシアの死の真相を追う。一方、負傷したオーランドは街の人達を国境警備隊の支配から決心を救う固める。より正確に言えば、街の人たちが自らを救う手伝いをする決心を。
この巻はハンクス大尉の切れ者振りを満喫できる巻でもある。逆に、街娘の話にあわせて出てくるアリス・ヴィッター両少尉の似顔絵はユーモラス。
…もう、このエピソードはモチーフが多すぎてとても一つ一つについて述べ切れません。だからお願いします、興味を感じたら読んで下さい、きっとその価値はありますから
・「おガキ様お断り?」
孤立した街の秘密と陰謀を探る、スパイもののような展開です。そこに、二組の少尉と伍長の恋愛物語がからみ、物語が進行する。表紙同様、ここまではちょっと地味な展開ですが、内容は濃いです。特にヴィッター少尉。土砂降りの中、雨の日の思い出に”冷淡”の仮面が崩れるところは引き込まれてしまいます。少年誌らしからぬ、本当の意味で大人っぽい悲恋物語です。必殺技を叫ぶタイプのマンガに飽きたなら、オススメのシリーズです。特にこの辺りはイッキ読みを推奨!あ、9巻まだ出てないですね。
・「修平君がんばって!」
今回もとてもおもしろかったです。 ああ、こういうわけだったのかという話が多くて、納得もできたし。登場人物の幅も広がったし。 私は修平君が好きなので、何とか自分に打ち勝ってというか壁を突き破って欲しいです。 ま、コンクールは一番を決めるためのものだけど、最高のピアニストというのはひとりじゃないし、最後は個性とか聞く人の好みによるんだけどなあ。レフ シマノフスキーとかパンウェイがほとんど出てこなかったので、そっちもどう展開するのか、次回が楽しみです。 早く出て欲しいです。
・「コンクールの裏側」
コンクールの裏側を知ることができる作品である。
コンクールの綺麗な部分と、暗い部分との両方を書きながら、結局は、音楽家個人が、音楽に対してどれだけ集中できるか、どれだけ練習できるか、どれだけ思いを込められるかを描いている。
個々の詳細な描写には、賛否があるかもしれないが、音楽を愛する人の心を打つ部分もあると思う。
音楽家の方からの意見を期待する。
・「成長した海が好き」
「のだめ」も素晴らしい音楽漫画ですが「ピアノの森」も最高です。 のだめより シリアス。現実的で葛藤がある。 主人公の海くんが特に、高校生になってからやばい、いいです。 わたしときたら、自分をもっていて思いやりのある長髪キャラに弱いみたい。 エドとか剣心とか。笑。
のだめも ドラマ・アニメ化でメディアミックスされましたが ピアノの森も、ついに 7月21日より 全国ロードショー
って、いっておいて、やらないじゃないか。沖縄。 あああ・・・ 必ずいつか観ます(泣) Biglobe でがんばって 予告動画探して観ました。
上戸彩さんの声。コンクールでピアノに呼びかける海くんの声も、ね、 艶があって、成長した海くんの色気あるいい男っぷりが 暗示させてて・・・ まだ観ちゃいないけど、映画は小学校時代の話らしいので、続編希望。 16歳のコンクール。約束のコンクール。 ライバルどしどし出てきて面白いですよね。 みんな がんばって生きてて、ピアノに向きあってるなあって。
それにしても、のだめも海くんも 自明的に行為をおこなえる。(結果や評価をもとめず、ただ、その行為を愛して、没頭できる。) うらやましいです。 海くんにも他者の影が忍び寄ってきましたが、自明的行為に昇華させてほしいです。
・「この漫画の大ファンです」
でもストーリーはこれでもかというぐらいのベタですよね、10年前のヤングマガジンからの再録ということもあり、どこか古さを感じてしまう部分もありますが、それ以上に作品のやさしさが随所に感じられますよね。
・「新たな登場人物達の登場」
久しぶりの新刊です。言うまでもなく本作の主人公は海なのですが、本巻では、修平だけでなく、今後もストーリーに絡んでいきそうな登場人物達が登場し、ストーリーに広がりを感じさせてくれる展開となっていました。残念ながら海の本番は次回に持ち越しですが、それ以外にも何かと続きが気になり、もどかしい気持ちでいっぱいです。。。。。がきっと次巻がでるのもまだまだ先なんでしょうね。
●のだめカンタービレ (19) (講談社コミックスKiss (673巻))
・「色んな視点から見てもすごい漫画!」
のだめは一気に大人買いしてから、徐々に発売日と同時に買うようになりました。 そして今巻、やはり作者は人を飽きさせない手腕がすばらしいと、感じました。
のだめにおいて感心するところは沢山あります。 私の友人は、吹奏楽をしていた経験があり、彼女の描く演奏者の楽器の持ち方が素晴らしいと、褒め称えていました。
一方の私は、漫画を描いていることもあり、のだめの漫画の描き方にいつも感心させられます。巧みに俯瞰図を交え、ムダなアップの構図がない。トーンでごまかさないため、キャラクターをしっかり見ることが出来る。 また、ストーリーはキャラクターの位置づけや成長、それぞれの物語をしっかり練っているなと、本当に凄いなあと思います。 ちょっと専門的な見方をしてしまいましたが、現在の漫画家のマンネリ化やレベルの低さを感じている中、こういった漫画をかける人がいることがうれしいですね。
皆さんが言っているように、漫画から音楽が聞こえてきます。そしてつい一緒にその音楽を聞き入っている自分もいます。 日本にいた頃とフランスにいる今、明らかな成長を続けている千秋と、少しずつだが自分の道を開きつつあるのだめの、2人を心から応援したいと思います。
二宮先生、これからもがんばって!
・「去る者を追え!?」
18巻で暗雲がたちこめたのだめと千秋の仲。が、あのチョモランマ並みにプライドの高い千秋が酔っ払い状態であったとは言え、犬プレイ!ふおぉぉぉ〜思いがけずヴィエラ先生に会ってリサイタルをスッぽかしてしまったことをきちんと謝りたかったのでしょうね。が、翌日、これから会う時間がますます減りそうなこと、Ruiとの共演のことを話している千秋。そんなとき、のだめの許にかかってきた電話。自分の知らない男からの電話。更に、ジッパーだのブラだのという言葉が飛び出している。心穏やかならぬ千秋。追い討ちをかけるように同じ学校のリュカがのだめをお出迎え。ヴィエラ先生のコンサートに誘ったり、ウィーンへの一泊旅行に誘うなど引き留め工作に出る千秋。これでひとまず危機回避。以前の千秋なら「去る者追わず」だったのでしょうが、のだめに逃げられるのはマズいと考えるようになったのは以前と大分変わったと思います。今は、のだめが千秋を必要としている以上に千秋がのだめを必要としているような気がしました。イタリア行きの飛行機の中で「のだめがいれば…」とガタガタ震えて涙目の千秋の姿には笑ってしまいました。百年の恋も醒めるお姿(のだめ以外は)それと、ユンロンって案外いいヤツだったんだということを発見。
・「サブキャラメイン。」
コンクールに向けて突き進むもの。自分の音楽を見失うもの。音楽という正解のない世界でもがき続ける彼ら。しかし結果はハッキリとした形で訪れる。
19巻は千秋の出番は少なく、清良や峰など他のキャラが目立っていました。サブキャラメインといった感じです。恋愛面でもターニャ・黒木、ジャン・ゆうこと充実しています。
しかし、数少ないチャンスをものにしようと必死で挑戦しながらも現実を思い知らされるような場面もあり、ちょっとしんみりもします。
あと、正座しておとなしく話を聞いてる千秋や、お湯のことでキレている清良がちょっとかわいかったです。
・「祝・再会♪そしてコンクールへ」
“このままでは国に帰れない!”コンクールの練習に励むターニャ、ユンロン、清良。しかし、夢の実現に立ちはだかる壁。才能の有無、精神の脆さ。そして自分らしい音楽とは?
今回は脇役達が頑張ってます。峰や清良など懐かしい面々も登場!嬉しくて、こっちまでテンション上がってしまいました。のだめと千秋の仲もとりあえず元通り。犬プレイに従順な千秋が可笑しい。峰君も相変わらず笑えます。のだめといると兄妹みたい。息ピッタリです。ウイーンで清良と再会。レストランでのだめ暴走(笑)清良を巻き込んでの“千秋のモノマネ演奏会”に爆笑です! のだめ、指揮者の才能も有り?ギャグだけではありません。コンクールではターニャとユンロンの明暗が分かれましたね。才能・努力・情熱だけでは頂点に立てないシビアな世界。強運と自己に打ち勝つ精神力があって、初めて栄光を手にする事ができるのでしょう。結果は次巻に持ち越しです。やっぱり“のだめ”は面白い。皆の行く末を最後まで見届けたいです。
・「触れ合う時間もはなれた間も」
序盤でのだめと千秋がおさまるところにおさまってしまったせいか、二人が霞んでたような感じはしましたが、懐かしくも新しい匂いのするよい一冊でした。
特に序盤ですが、のだめが可愛かったです。おんなのこでした。ナイフで指揮したシーンがありましたが、ちゃんと振れてるらしいですね...さすがのだめ。続々とコンクールやコンサートに向けての話題が多い中、じっと自らを熟させているのだめですが、彼女がぱっと表に飛び出すときがなんとも楽しみになりました。
誰かが誰かに刺激を与えるとき、もらうときが、この話は美しい。そして前を向く人達を、自分は見ているんだなぁと思います。
・「異能者の人生の有り様」
休載が多くなって、かなり間隔が開いての第4巻。最強戦闘民族の最強戦士の子という肉体属性よりも、知将としての頭脳戦にスポットあてる方向になって、面白くなってきた。この巻では初陣を描いていて、エウメネスが自分の人生の有り様を自覚するところがいい。善良素朴な村人の中で、自分だけにしかできない殲滅戦の作戦立案が成ったときの高揚感と自信。しかし、必要とあればいくらでも人を殺せるという異能は平和の訪れとともに… エウネメスは自分の才能も、それを必要とするところも必要とされないところも全て自覚して、迷いなく行動していく。友情も恋も確かなものだったのに、それは記憶の中にしまいこんで… 頑張れ!
・「長いプロローグの終わり--部将エウメネスの誕生」
アレクサンドロス大王の部将兼書記官をつとめたエウメネスの生涯を自伝的につづるコミックの4巻目。この巻ではエウメネスの「最初の戦い」が描かれ、3巻目まで虐げられていた主人公に感情移入していた人はやっとスカッとする展開となる。また、巻末で1巻の冒頭にもどり、ここでこの長い物語のプロローグが終わり、次巻からフィリッポスやアレクサンドロスが登場するのだなぁ、という期待を持たせるところで終わる。本作の魅力は何と言っても主人公のキャラクターだろう。闊達でありながら内省的なエウメネスに惹かれる人は多いと思う。「寄生獣」と比較されることも多いが、新一よりも完成されたキャラクターと言えるかもしれない。エウメネスやバルシネのその後については、森谷公俊『王妃オリュンピアス』、『アレクサンドロスの征服と神話』等を読むと輪郭がつかめる。あえてそれらの情報に触れずに物語として楽しむのも手かもしれない。
・「名作の予感」
ようやく出た4巻目です。岩明先生と言えば「寄生獣」が有名ですが、これはそれを超える名作になりそうな気がします。そういえば「寄生獣(完全版)」に収録されていた著者の言葉に、『物語には着地点があって、うまくそこに辿り着けた作品は幸せだ』的なものがありました。たぶん本作にもきっとそんな着地点が用意されているように思います。歴史の流れの中で、英雄がどのようにして英雄になって行ったのか、というテーマをその人物の幼少時代から書いていくという、結構気の遠くなるような作業ですが、是非すばらしい着地点を目指して完結させてほしいと思います。文句なくオススメです。
・「期待を駆り立てられます」
岩明さんは、初の連載作「風子のいる店」の当時からずっと応援している作家です。芯はしっかりしていながら、どこか揺らぎのある、独特のキャラの主人公を描くのが好きでした。風子、新一、エウメネス…段々とその揺らぎは薄らぎ、自分に確信を持った主人公へと変化してきたのは、作家自身の成長でもあるのだろうと思います(「寄生獣」の新一に関しては、初めと終わりでもかなりキャラが変化してます)。この作家の物語の主人公はどれも一貫して、ある意味で作家自身の分身であるように、私には見えます。そして、なぜか判らないのですが、彼の物語の主人公には、つい自分を重ね合わせてしまう、という感じの共感をいつも持ってしまうのです。私だけなんでしょうか。。。
エウメネスも、並外れた知性と体力を持つ英雄的人物として現れていながらも、芯の芯には、風子と共通する自分の存在への心細さを出発点として抱えているように思われるのです。そこが岩明さんの物語の懐の深さであり、魅力ではないでしょうか。ストーリーテリングの見事さは作を重ねるごとに素晴らしくなり、饒舌に説明しすぎることもなく、こちらに考える余地を残してくれるネームも非常に完成度が高いと思います。デビュー前から温めていた題材とのこと、是非この質をキープして、描き急がずに納得のいく作品に仕上げていただきたいです。この作品なら、私はいくらでも待てます。
エウメネスがボアの村を後にする際の村人たちとのやりとりには、胸が熱くなりました。オデュッセイアを絡めながら回想風に綴られるシーンは圧巻です。これで映画が一本撮れると思いました。
・「5巻が待ちどおしい!」
この作品は 家族中でハマった漫画です。漫画って親が読めても子が読めない。子が読めても親が読めない事多いと思います。でもこの作品は家族中で楽しめそうです内容は多々グロテスクな描写が有るも一読する価値はあると思います。展開が読めず続きが気になる漫画に久々に会えたので嬉しいです。
・「今度はアフリカ」
この巻の初めの二話で、前巻から引き続いていたヨナとキャスパーとの因縁が明かされます。その後、わりと平和な一話があり、いよいよ次のビジネスの舞台であるアフリカに到着します。またまた怪しいキャラが登場したり、再登場なスケアクロウは噛ませやギャグ担当なのかと思わせるシーンもあり、色々と楽しめます。さらに、バルメの右目の傷に関する話題もチラホラ出てきたり…。
途中で出てくる『なんて……もったいない!!』のセリフには、バルメ達だけで無く、多くの読者は共感できるはずです。
・「まだ満点をつけるにはなにか足りないかな?」
絵が上手で、アクションシーンは迫力ありますし、絵柄も個性的で他と被ってないです。ただストーリーの展開が説明不足でわかりにくいという意見が見られますが、読み返す毎に新しい発見があるので何回も読んでる私にはある意味利点でした。
この物語の中心である武器ディーラーのココ・ヘクマティアルの行く末がテーマだろうと思うので、ココの考える正義、なぜ武器を売るのか、なぜ売ることが世界の平和へと繋がると考えるかを、読者にも共感が得られるような展開にこれから丁寧に描いてくれることを期待しています。
・「どっかで・・・」
読んだことがあるような、ないような・・・
ってのが感想。面白いかといえば、面白い。でも、読んだことがあるってのがなぁ・・・
突き抜けた感が欲しいんだけれど、掲載誌の他作品とのバランスかなぁ
・「心理戦の最高峰」
漫画、小説、映画。どんなジャンルであっても心理描写というものは難しく、へたをすれば退屈なものになってしまう。しかし、だからこそ一番おもしろいところ、作品の醍醐味となる部分になるものだ。「天」の中でアカギが言っていたように人の心というのが一番うまいのだ。
確かに最近のアカギには目を見張るようなトリックがないのかもしれない。展開も遅い。しかし、この20巻でもアカギにしか見えてない部分を含めて、敵、味方、両サイドの立場から心理描写がされている。いかに敵である鷲巣がアカギに心理的に絡めとられ嵌められているのがわかる。そういう意味ではちゃんとしたトリックも描かれている。逆に言えば、絶対に省略できる部分ではない。
「天」でアカギが登場していた時点でもう勝敗はわかっているのだ。正直言って、決着なんてどうでもいい。アカギがどのように闘ったかなのだ。すでに終わった試合のヒーローインタビューのようなものと考えてもいいと思う。
どう考えても不利な状況でギリギリの中、常に冷静(もう単に冷静という一言では表現しきれない)に闘うアカギの姿に何度鳥肌が立ったことか、、、。
何度読み返しても飽きのこない心理戦のエッセンスがふんだんに入れられた作品です。
・「続きが気になる」
この作者の漫画は初めて読みましたが、面白くって一気に20巻まで読んじゃいました。
皆さんが言うように、鷲巣編は8巻くらいからぶっちぎりでまだ続いてますね。
鷲巣編に入るまでの話はホント麻雀勝負!って感じでストレート。心理描写は、だいたい文字で表現されてます。
ですが、鷲巣編は心理描写を直接的に絵で描いてることが圧倒的に多いのでそれだけでかなりのページ数をさいてますし、そもそも鷲巣というキャラ自体(+その部下)が今までの対戦相手と違って一人ではっちゃけまくってるので妄想暴走が止まりません。
でもその心理描写が面白いのなんの。一打するたびにあれだけの妄想を張り巡らせることに感心します。
私は麻雀を少し知ってる程度ですが、十分楽しめました。とにかく続きが気になります。
・「人が腐る理由(わけ)。」
普通のブラフが通用しないなら、もっと高度なブラフを仕掛ければいい。アカギは相手の心理を利用したとんでもないブラフを仕掛ける。普通の心理状態なら通じないブラフも、役満を振らなければ「ほぼ勝ち」という状況で、役満のブラフを仕掛けられれば、そうはいかない。もう正常な判断は不可能なのだ。人は、ツイテいた(運が良かった)のに自分から逃がしてしまうことがある。失敗したときに何がいけなかったかを考える場合に「あそこで勇気を出していっていれば」ということがよくある。しかし人は、大きな富を得てしまうと、ノーリスクの道を選びたがる。勇気を出すことが愚かな行為のように感じる。周りの人間は、本人以上にそう感じる。鷲巣は、結局、僕(しもべ)たちの説得を聞き入れ、アカギのブラフに向かっていけず、自らのチャンスを潰してしまう。この20巻は、ギャンブルを通じて人生を描く福本漫画の真骨頂だ。ものの見事に人の心理状態を描いている。この巻を読めば、若い頃はあれほど理想に燃えていた政治家連中がなぜ年をとると腐るのかが、よく分かる。「失いたくない」という気持ちが人を腐らせる。
・「そろそろ飽きてきた・・・」
半荘6回分とはいえ長すぎます。アカギといえば試合後に相手の心理描写や場面場面での捨ハイの意味などを解説して「なるほどな〜」って思って楽しんでいたのですが長すぎて前半部分は忘れてるし・・・この巻で鷲巣が周りの影響を受けて自我を通せなくなるのは今の作者の心理描写???でもマージャンマンガとしては面白いので星5つ
・「あんたは何個連載をもっている??」
福本さん…‥あんた恐ろしい人だよ。
なんで、一つの作品を完結させないで、違う作品が描けるのか?同時進行ができるのか?しかも、ギャンブル・心理描写(他作品とゴッチャにならないのだろうか)こんな漫画家が他にどれだけいるというのか?というよりいるのか(一つの作品を完結させてくれ……切に願う)それとも、自分を追い込まないと創作意欲がわかない人なのか?少年誌でも連載始めたし(打ち切りにならぬよう祈る)
どちらにせよ‥…あんたは怖ろしい人だよ。
●イエスタデイをうたって (Vol.1) (ヤングジャンプ・コミックスBJ)
・「共感する部分の多い作品」
冬目景にとっては逆に異色な、ライトな漫画。この作者の作品は全てそうだと思うけど、大勢でワイワイするより、一人でいる方が好きという人のが面白く感じるだろう。作中のキャラ一人一人が、言い表せないわだかまりみたいのを抱えていて、それから逃げたり、向き合ったり、乗り越えていったり
する姿がとても良い。人間関係がなかなか進展しない奥手揃いなところも、自分と重なったりして共感できる。
・「無題」
レビューを見たら分かる通り、この作者の作品は好き嫌いがハッキリ分かれます。私はもちろん好きな方です。この世界観というか雰囲気というか、その辺りに惹かれます。読んでみないとこの作品の面白さ(またはつまらなさ)はわからないと思います。古本屋で立ち読みしてみて、気に入ったら買って見て下さい。
・「漫画の世界観」
まずこの漫画はタッチが雑です。正しくは雑に見えます。しかしこの絵があるからこの漫画が成り立っているのです。この味のある絵がリクオ(主人公)やハルたちの世界観を見るのに一番あっています。
この漫画の内容は人生に対していろんな考え方を持った人々がいろんな関係でかかわり合って、時にはその考え方に感化されたりいろんな影響を与えあいながら淡々と、しかし着実にゆっくりと生きていく、そんな内容です。このありがちでないようなこの独特の世界観は冬目景ならでわと言えるでしょう。
・「SING''YESTERDAY''FOR ME」
様々な悩みやコンプレックスを抱えながらも、なんとか前向きに生きようとする若者たちのモラトリアム青春グラフィティ。交錯し合う恋、届かないものへの憧れ、自分との葛藤、影を落とす過去・・・リクオ、ハル、しな子、浪、彼らの物語はここから始まる。
・「静かな場所でじっくり読んでほしい作品」
時間は思ったよりゆっくりと流れる。けれど、気がつけば桜散るあの季節がまたやってくる。いつしか夢だとか希望だとかそんな言葉を並べることに疑問を持つようになっていた。どうして僕らは学生のうちに“何か”を決めなくてはいけないのだろう。決められなかった彼らは小さな恋や夢をポケットに入れて平凡でも非凡でもない日々を歩む。近づいたと思えばまたすれ違う心と心。出会った人の数だけ交差する想い。「切ない」の一言では語れない、冬目景の描く純文学とも言える退廃的な美しさを感じてほしい。
・「海で産まれた子供達」
壮大な海の物語の始まり―。主人公の少女・琉花は部活でチームメートに怪我をさせてしまい、夏休みの練習を干されてしまう。失意の琉花の前に2人の少年・海と空が現われ、やがて3人は深く関わっていく事になる。海と空は海中でジュゴンに育てられ、魚のように自由自在に泳ぎ回る事ができた。彼らの出生や生態はこの物語最大の謎。生物学者のジムやアングラードを始め、彼らに魅せられた人々は謎を解明すべく奔走するのだが…。やがて世界各地の海から魚が消え、海と空のいる海域に集まってくる―。
『魔女』で深淵なる精神世界を見事に描いた作者初の長編漫画です。“海洋冒険譚”のアオリ文句にワクワクしながら読んでみたら、やはりそんな甘い内容ではなかった(笑)自然や人物の臨場感溢れる描写、緻密なストーリー展開は相変わらず凄い。その画力に圧倒されます。読み手に潮の香りや海獣たちの歌声が伝わってきそうです。1巻はまだ嵐の前の静けさといった感じで、物語に目立った動きはありません。しかし2巻後半から急展開。ラストは衝撃的で、すごくいい所で終わってます(泣)1巻の終わりでチョロっと出てきたアングラードは2巻から本格的に登場です。美形です、アングラード♪ 最初、女性かと思いました。1〜2巻合わせて読まれる事をお薦めします。
この漫画を読んでたら、久しぶりに『アディエマス』が聴きたくなりました。『聖なる海の歌声』を聴きながら『海獣〜』の世界にゆらゆらと浸りたいです♪
・「五感の記憶が総動員される」
雑誌で初めて見たとき、海の絵がとてもよくて、名前を覚えた作家さん。モノクロページなのに、コマごとに、海がいろんな青に見えるのが不思議だった。場所・季節・時刻・天候などの情報が、マンガ文法的に、きっちり与えられていて、画面がしっかり構成されているから、読む側の記憶の中の海の映像が呼び覚まされるわけだ。
単行本になって、ようやく人物関係もストーリーも楽しめた。諸星大二郎のマッドメンが好きなので、比較対比して楽しんでる。客人(まれびと)、神話の歌、秘境、守護動物、学者と謎の少年と日本人少女などなど。
作者最初の大長編となる本作はきっと大成功するだろう。
・「言葉にならない」
2年ぶりの五十嵐大介の新刊。なんというイメージの開放と奔流だろう。まるで己の足許さえも見失ってしまうような世界観。稀代の才能をぜひ体感して欲しい。
・「子供の頃はきっといつも冒険を望んでいた。そんな子供を思うと優しくなれる。」
何とも言えない海の中の気持ちよさがとても良い漫画。五十嵐節炸裂で、透明感とピュアさが消えてないのがうれしい。
夏休み・冒険・少年少女。
そんなキーワードが作り出す世界は、きっとちくっとちょっと痛くて、でも大人には、優しい。
色んな事を思い出しつつ。戻れない自分の子供時代の肉体がいとおしく。どこまでも泳げそうで、どこまでも走れそうな、あの底なしのエネルギーは27才にはなかなか沸いてこない。
3巻が待ち遠しいなぁ。
・「どんな結末になるのかが、楽しみ」
最低限、必要な絵と言葉で描かれた、深いふかい物語。
自然保護とか純粋なとか、ありきたりの言葉でまとめることがつくづくためらわれる。
“海にもぐっていると、 陸に戻らなければならない意味が わからなくなる”というようなことを言ったのは、マイヨールだったか、「グラン・ブルー」のジャン・レノだったか。
海獣に育てられた子供たちには、そんなことも、よくわかるのかもしれない。
はやく続きが読みたい。
●ワールドエンブリオ 3 (3) (ヤングキングコミックス)
・「王道」
青年誌に掲載されているのが不思議なくらい王道少年漫画です。設定がやや複雑ですが、非常に丁寧な作りをしているので、巻を重ねるごとに世界観に厚みが増し、引き込まれていきます。主人公のともすれば、イラっとくるような言動も、全ては彼の成長の布石。キャラの心の流れを無理なく、きちんと描いているのが、とても好感が持てます。画が綺麗なのも非常に魅力的です。これからが楽しみな漫画です。「クロノクルセイド」の作者さんなら、きちんとしたものを作り上げてくれる予感がします。
・「第二部、開幕」
人間から棺守、そして刃旗使いへ変貌を遂げてきた主人公リク。目まぐるしく変化していく心境の中で、物語は新展開―新学期を迎えます。1・2巻ではリクと洋平の間に入れずにイマイチ味がなかった「変なコートの女」レナですが、今回からはリクをリードする年上ヒロインとして、パートナーとして同級生として物語に密接に関わってきます。ネーネも色んな意味でどんどん成長していますし、新キャラの文系少女も登場します。今後もワールドエンブリオの女性達から目が離せません。裏表紙にはリクのパラメーターが。主人公レベル1としては凶悪な強さですね
・「主人公がどんどんかっこよく」
この巻、主人公がかっこよくなっていく過程がとてもうまく書かれています。 主人公らしからぬ表情が多い彼ですが、その一つ一つが人間くさく、含みを感じるものとなっています。 バトル漫画としても、成長しています。戦いにルールが生まれたというか、ただ超能力者同士が殴りあうだけの漫画じゃ無くなってきています。 ネーネがかわいかったり意外なキャラが台頭してきたりと、女性キャラも魅力的。 面白い漫画になってまいりました。
と、評価とは関係ないんですが、皆さんあの帯はどう思いました? ガンダム00の宣伝にしても、もう少し控えめにすべきだと思うんですが…… あんなデカデカと、漫画の表紙の雰囲気を崩すような宣伝はやめて欲しかったです。
・「熱いです」
第2部解禁ですね。今回は学園でのバトルとヨウ兄がいなくなった日常がメインです。少年漫画の王道を進んでいながら、バッチリ伏線をキメています。 相変わらずの高い画力も健在です。ヨウ兄の死を乗り越えたリクと成長していくネーネ、意味深発言をするレナなど見所満載です。
・「期待度満点」
人の命と記憶を奪い、驚異的な繁殖力を持つ謎の敵「棺守」と、異能者「刃旗使い」の戦いを描いたSF漫画の第3巻。この作品の特徴は絵が上手いだけではなく、綿密に作られた世界観と、とてもリアルな感情を見せるキャラクター、それらを上手く見せるストーリー構成にあると思っています。
第2巻のあとがきで作者さん自らが言われたとおり、これまでは主人公「天海陸」を作り上げ、取り巻く環境を一通り認識させる序章であり、本書からが真の物語のスタートとなります。人間の成れの果て「棺守」を斬る事を躊躇ったり、大事なものを守る為には形振りを捨てて掛かって行く主人公の姿はとてもリアルです。主人公・陸がこだわる「消えた義姉」や、他人との接触を拒絶してまで戦う有栖川レナなど、登場キャラクターに関してもまだまだ謎は尽きません。まだまだ目が離せず、これからも注目して行きたい作品です。
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