Chicago Transit Authority (詳細)
Chicago(アーティスト)
「驚愕の一枚!」「偉大な歴史の始まり」「語りつくされていますが、、、名盤」「シカゴの1枚目、聴き応えがあります。聴けば聴くほど…。」「やっぱり1stだ!」
In the Court of the Crimson King (詳細)
King Crimson(アーティスト)
「もはや語るべきことなど無いが」「2枚目の宮殿」「クリムゾン・キングの宮殿。」「CDは2005年以降で」「待ちに待ったオリジナルマスターの素晴らしさに興奮!」
Bitches Brew (詳細)
Miles Davis(アーティスト)
「ツワモノたちの集団即興演奏です。」「とっつきにくいと思った人は、試しにDisc2から聴いて(経験して)みて」「わては論客ではないですけども、ゾクゾクする感じが20世紀の老身☆に響きますわな」「時間よとまれ」「火の玉のような渾沌」
Abbey Road (詳細)
The Beatles(アーティスト)
「このアルバムは絶対に聴かなくてはならない」「映画「Let It Be」を見て。」「これを聴かないで死んだらもったいない!」「星100こ」「語り尽くされた感がありますので、別の角度で・・」
Valentyne Suite (詳細)
Colosseum(アーティスト)
「ジョン・ハイズマンの目から鼻へ抜けるような才気がヒシヒシと感じれる大傑作」「なんと言ってもタイトルチューン」「コラシアムは最高」「高い演奏力を示した作品」
「コンセプトアルバム?!」「独特な暗さや陰鬱さが病みつきになる」「精神分析学的ロックミュージカル」「ザ・フーファンならずとも聞こう!」「ロック!」
「ピーター・グリーンもびっくり」「サンタナのベストアルバムはこれ!」「サンタナ2st」「聞けば聞くほど味が出る」「悦楽」
Led Zeppelin II (詳細)
Led Zeppelin(アーティスト)
「まずこれを聴きましょう!」「ハートブレイカー・・・モビー・ディック・・・」「全てがぶっ飛んだ脅威の一枚」「ハードロックといえばこれでしょう。」「zepは全てが星5つ」
After the Gold Rush (詳細)
Neil Young(アーティスト)
「「黄金時代の夢の後」」「美しい音楽とはこういう事。」「10年後はどんな気持ちで聴くのかな。」「落ち込んだ時に・・・聴いて欲しい」「ニール・ヤングの最高傑作!」
Fire and Water (詳細)
Free(アーティスト)
「ロック小僧の教則本」「最高の高揚感」「渋みのきいたブルースロック」「最初のインパクトも強いが、聴けば聴くほど味が出る」「若々しいポールのヴォーカルが眩しい定番アルバム」
Déjà Vu (詳細)
Crosby Stills Nash & Young(アーティスト)
「CSNにYが加わったスーパーグループによる歴史的名盤」「映画「Woodstock」の象徴。」「ウッドストック時代」「70年代の名盤。C.S.N&Yの傑作、「デジャヴ」」「オープン・チューニング」
Atom Heart Mother (詳細)
Pink Floyd(アーティスト)
「fat old Gilmour」「やはり、名作です。」「高尚な作品でもなければ、難解でもない傑作」「これが私にとってロックなのよ。」「ポップな語感あふれる、すがすがしいサイケデリア」
All Things Must Pass (詳細)
George Harrison(アーティスト)
「天才の1つの形がジョージハリソン」「All Things Must Pass.....」「静かなビートル、爆発!」「質・量ともに文句なし!」「ジョージワールド」
Layla and Other Assorted Love Songs (詳細)
Derek and the Dominos(アーティスト)
「クラプトンがサイドギターを弾くという事」「花火みたい」「伝説の名盤です」「歴史に名を残す名盤が、この値段ですよ!」「★★★★★★」
Emerson, Lake & Palmer (詳細)
Lake & Palmer Emerson(アーティスト)
「ELPの原点にして, キーボード・ロックの金字塔!」「凄まじい始まり」「次作以降の作品とは…」「確かに“キース・エマーソンより上手い人”はいるだろう」
John Lennon/Plastic Ono Band (詳細)
John Lennon(アーティスト)
「ジョンの魂よ、永遠なれ」「母への呼びかけを壮絶な叫び声で歌う『Mother』」「そしてジョンは永遠になった」「あるがままのジョン」「史上最強の一枚!」
Paranoid (詳細)
Black Sabbath(アーティスト)
「エポックメイキングであり、革新的。」「ヘヴィーメタルの帝王」「語りたい!でも語れない!」
明日に架ける橋 (詳細)
サイモン&ガーファンクル(アーティスト)
「不朽の名作」「S&Gが遺してくれた永久不滅の名盤です」「不死鳥のように輝く名作」「ベストアルバム」「サイモン」
Ladies of the Canyon (詳細)
Joni Mitchell(アーティスト)
「ジョニ70年発表の傑作」「時代を代表する傑作」「こんな名曲をずっと聴き逃していてとても悔しい。」「澄み切っている」「若き旅人」
Deep Purple in Rock (詳細)
Deep Purple(アーティスト)
「何も言わず聞くべし」「ディープパープルの原点」
・「驚愕の一枚!」
グループ編成、アルバムジャケット(小さいデザインが表)、グループ名、内容、アレンジ、アルバムコンセプト、デビューにして2枚組のLP、メッセージ性の強い内容、アグレシッヴな演奏・・・・・メンバーの若さ、強さ、思い入れが力強く、ひとつにまとまり、音の塊としてほとばしる、まさに驚愕の一枚。発売から30年以上経過した今も・・・輝きは衰える事なく、現在においてもさらに力強さを感じさせる。どの楽曲も緊張感、主張、実験(新しい試み)が見られ、それがバランス良くまざり合い、アルバムとしてものまとまりも見事!。このバンドの出したアルバム27枚中でもトップクラス。バラードとしてはビギニングス。個人的に好きな楽曲はイントロダクション、ポエム58、アイム・ア・マン・・・バラードで最近ファンになった若い人達にぜひ、聞いてもらいたい一枚。音楽が今ほどビックビジネスとして確立されいない時代の、良いものつくりだそうとみんなが燃えていた頃の作品です。若いファンの人には買ってぜひ、聞いてもらいたし!!!!
・「偉大な歴史の始まり」
先ずは名刺代わりの"Introduction"・・・衝撃的だった。 今でも、欠かさずセットリストに入る"Does Anybody Really Know What Time It Is?"や "Beginnings"は、お馴染みな曲で「16」〜「XXX」のファンにも違和感がないと思うが、"Poem 58"" Free Form Guitar "には"度肝を抜かれる"人も少しながらいるかも・・・。 「CHICAGO」の素晴らしさは、前向きに勇気をもって"音の変化"を受け入れて来たことだと思う。それによって、40年近く休むことなく現役であり続けた。試しに、ただ単純に「XXX」と「このアルバム」を聴き比べてほしい。同じBANDと誰が思うだろうか。一聴あれ!!!
・「語りつくされていますが、、、名盤」
ロックという言葉が市民権を得た60s中〜末期は、また、ロックの分化が始まった頃と捉えることができるのかも知れません。Chicago Transit Authority(シカゴ交通局?)という名前と共にロックシーンに表われたこのグループは、これまで部分的な色づけや効果としてロックに用いられていたブラス系のサウンドそのものを中心に据えた事、また、それをジャズ的なアプローチではなくロック的に扱った事、更には、ポリティカルなメッセージをポリティカルに音楽へ組み入れた先駆けとしての功績があるのではと思うわけです。楽曲に政治色を持ち込むことは何ら珍しくはないが、単に不平・不満を羅列する、現状を嘆く、現政治の打破を煽る(?)、といった類ではなく、それこそ政治的に真正面から立ち向かうような、謂わば"若者の主張"的な一途さを感じる点が、上記のコメントになる訳です。デビュー作にして2枚組みという形態が取り立てて珍しいことではないかもしれませんが、R.ラム(key)のライティングセンス、T.キャス(g)の形式に捉われないサウンドメイク、J.パンコウ(tb)のアレンジによるロック的なブラスバンドの在り方等々、やはり実力が無ければこうは行かなかったでしょう。既に語り尽くされた感もありますが、やはり歴史的にみても非常に意味のある作品であることに違いありません。[2]、[3]、[4]といったヒット曲もシカゴの歴史として押えておくべきものですね。
・「シカゴの1枚目、聴き応えがあります。聴けば聴くほど…。」
シカゴのデビューアルバムです。1曲目の「イントロダクション」がいいですね。攻撃的なベースギターが、ぐいぐい曲を引っ張っていきます。個人的にはこのベースギターが大好きです。曲調が途中から動から静に変わり、トランペットのソロがとても心地よいです。2曲目の邦題「いったい現実を把握しているものはいるのだろうか」という長くて難解そうな曲なのですが結構聴きやすくて口ずさみたくなる曲です。「ポエム58」もよいですよ。そして、「アイム・ア・マン」から「サムデイ」までの一連となった曲作りも聴き応えがあります。シカゴといえば、ホーンセクションを入れたロックということで、当時、大変人気がありBS&Tやチェイスなどと比べられたことを思い出します。シカゴXの「サタディ・イン・ザ・パーク」も良いですが、わたしはこの1枚目のアルバムが好きですね。懐かしい。
・「やっぱり1stだ!」
CHICAGO、「愛ある別れ」「朝もやの二人」といったバラードも素晴らしいが、やっぱりCHICAGOはこの1STでしょう!よく動き回るベースとドラムに重厚かつ切れのあるブラス、それだけでも十分迫力あるが、テリー・キャスのギター!この当時フレーズ、テクニックともに
これだけセンスのあるギタリストは、米国ではいないと思わせる程カッコイイですね。ブラスをフューチャーしたスケールの大きなサウンド、そして非常にエネルギッシュ!斬新なサウンドはまさにロックの新時代を告げるようなアルバムだと思います。
●In the Court of the Crimson King
・「もはや語るべきことなど無いが」
ついに出た羨望のCDと言えよう。現在ではあまりに高騰した感のあるアナログ盤オリジナル1stプレスですが、初期のアイランドレーベルはプレスが非常に悪く、音質的に満足できるモノは現在ではほとんど無いのではと思われます。その点、今回のオリジナルマスターによるCD化は、ほぼ完成した感のあるデジタルリマスター技術も相まってオリジナルアナログ盤をついに凌いだ(?)・・・とも言えるのではないだろうか。高品位なCDPでの再生が条件となるが、安価なCDPでも大きな遜色なく聴けるのがCDの利点。ソフトの価格もリーズナブルで◎やがてSACD化されるのも遠くないと思われるが、そうなればアナログ盤は確実に過去のモノとなるだろう。自分的には「グッドコンディションの“宮殿”を探す日々はこれで終わった」と思っております。
・「2枚目の宮殿」
2枚目のCDです。正直言うと、何枚も同じCDを買う人の気が知れなかったんですけれど、これを買って納得しました。音質が素晴らしい。21世紀の精神異常者のイントロのノイズがはっきりと聴こえますし、マイケル・ジャイルズのドラムは今までのCDではぼやけていた部分がクリアに聴こえます。あと、何だかよくわからなかったムーンチャイルドの後半部分もしっかりと聴こえます。それが、このお手頃価格。付属の解説書も、英語が読めれば、色々と付いているLP発売当時の雑誌等々の切り抜きも楽しめると思います。 混沌の始まりを想起させる21世紀の精神異常者に始まり、一転して穏やかな表情を見せる風に語りて、静まり返った美しさを湛えるエピタフ、幻想的なムーンチャイルド、アルバムのラストを飾るに相応しい荘厳なクリムゾンキングの宮殿。 クリムゾンの古いCDしか持っていない方にも、これからクリムゾンを聴いてみようと言う方にも、お勧め出来るアルバムです。
・「クリムゾン・キングの宮殿。」
プログレってジャンルを知りたい人、入門したい人には最初の一枚に是非オススメ。1曲目「21世紀の精神異常者」でノックアウトされること間違いなし!実際僕がそうだったから。壮大な中にジャズの軽快さが入ってるこの曲は無条件でノレます。そして2曲目はフルートが美しく日曜の昼下がりにでも聞きたくなる「I Talk To The Wind]。3曲目は哀愁漂う「Epitaph]。4曲目は迷路に迷い込むように世界観に引きずり込まされる「Moonchild]。そしてラストナンバーは一気に心を解放してくれる「クリムゾン・キングの宮殿」。
最高の物語です。
・「CDは2005年以降で」
pink island盤も入れて比較しました。2点のアナログ 日本盤P10115A(リイシュ-) UK盤ILPS9111(マト2/2)3点のCD 1990バージンジャパン 2003紙ジャケ日本盤 2005US盤 アナログ音源はCDに録音して使用。5つのスキゾイドマンをそれぞれ10分割し当家のオーディオで判定した。(アナログはSPU Classic、ラックスマン550という普通の組み合わせで再生しコンピュータに取り込んだ。) 音のクリアさにおいては2005US盤=UK盤ILPS9111>1990バージンジャパン=2003紙ジャケ日本盤(この2枚は同じものではないかと思われる)>日本盤P10115A。低音は2005US盤>アナログUK盤(僅差)>>>残りの3だった。定位に関しては2005US盤が優れていた。つまり2005US盤はオリジナルマスターテープを使用したとされるILPS9111とほぼ同様の音質であり高価なオーディオセットにも十分通用する音と考える。驚くことにP10115A UK盤ILPS9111の差がわからないという仲間もおり、おそらくコンピュータに付属するオーディオで楽しんでいるためだろうと思われる。私個人はMP3に落としてもこの二つのアナログメディアの差を感じた。結論だが、大きなスピーカのある方は2005年以降のCDで楽しむのがよいと思う。今回2005US盤を聴くまではUK盤ILPS9111(マト2/2)がもっともすばらしい音だった。そして2005US盤にフィルタリングの形跡(高音<低音)を感じるため現時点においてもUK盤ILPS9111がこのアルバムの標準的なバランスの音を提供するメディアと考える。しかし現在このLPを手にし鑑賞するのはかなり投資が必要であり2005年US盤こそが全世界的標準音質と考えて良いだろう。今後フィルタリングを施さずにオリジナルマスターからCD化されればもはやバージョン更新の必要はないだろう。
・「待ちに待ったオリジナルマスターの素晴らしさに興奮!」
内容は、ビートルズの「アビー・ロード」をヒットチャートから引きずりおろした事が物語っており、あらためて言う必要は無いでしょう。問題は、ヴァージンの倉庫から発見されたオリジナルマスターの素晴らしさです!まず、冒頭のスキゾイドマンの出だしから、SN比が高く、個々の音の分離が良く、綺麗に聴き分けられるのです。従来盤の音の塊であったものが、エネルギー感を損なわずに聴く事ができるのには、正直言って、これ程凄いとは思いもよりませんでした。しかもCDレーベルは、マニアには伝説の初版LPのピンク色!憎い心配り。聴き始めたら、最後まで身動き出来ず、全神経を耳に集中しました。24ビットHDCD規格なので、いずれ、SACDも出るのでしょうね(SACDマスタリングなのですから)。でも、今は、このCDで満足です。SACDが出れば、きっと買う事になるでしょうが。 素晴らしい!素晴らしい!素晴らしい!
・「ツワモノたちの集団即興演奏です。」
エレクトリックマイルス期の69年に録音されたアルバムです。マイルスはここでギターやエレクトリックピアノといった電子サウンドを大幅に採用し、最高のテクニックとエネルギーを持ったミュージシャンによる集団即興演奏をしています。このアルバムが発売された当時「ジャズは死んだ」と言った評論家もいたそうですが、理屈を抜きに、脳天とハートを直撃する刺激あるサウンドに身を委ねればいいのではないでしょうか。ちなみに全曲に参加しているミュージシャンは次の通りです。ウェインショーター、ペニーモウピン、ジョーザビヌル、チックコリア、ジョンマクラフリン、デイブホランド。他にも、ビリーコブハム、ラリーヤングら多数のツワモノが曲によって、参加しています。
エレクトリックマイルスフ!ァンはもちろん、参加ミュージシャンのファンの方にもお奨めのアルバムです。
・「とっつきにくいと思った人は、試しにDisc2から聴いて(経験して)みて」
このアルバムは、初めて聴く時、素直に1曲目「ファラオズ・ダンス」から聴いてしまうと、おどろおどろしさやとっつきにくさが勝ってしまって、「ダメだ、生理的に受け付けない」と感じる人も少なくないかも。(僕は、何年か前にこのアルバムを買った時、そうなりました。)でも、そういう人でも、ためしに是非 Disc 2の「スパニッシュ・キー」から「サンクチュアリ」あたりまでを聴いてみて下さい。取り敢えず「ファラオズ・ダンス」やタイトルトラックの「ビッチェズ・ブリュー」は後回しにして。
すると?このアルバムの音楽が意外に、素直に熱く、素直にカッコ良く、素直に美しく聞こえ出したりします(不思議)。もし、それでもまだ「これのどこがいいんだろ?」と思っても、このアルバムをすぐに手放してしまわないで、ためしに、マイルス・デイヴィスが聴きまくっていたという、この時代の前後のジェイムズ・ブラウンやスライ&ザ・ファミリー・ストーン、ジミ・ヘンドリックスのアルバムを聴いてから、再びこのアルバムを聴いてみて下さい。自分の耳と心とで聴けば、「あっ」と気づくことが、きっとあるので。
自宅に居ながらインターネットで古今東西の音楽をラクに手に入れられるこの時代に、この「ビッチェズ・ブリュー」を一聴してすぐ「評判通りの名盤だ」と褒めちぎるのももったいないことなら、「それほど大したものじゃない」と切り捨ててしまうのももったいないことだと思います。
このアルバムの音楽は「ほかのリスナーや評論家さんやガイドブックがなんと言ってるか?」ではなくて、ひとりひとりの「あなた」や「私」がまず自分自身の耳(=身体)と心とで「経験」して「自分の中に入ってくるものがあるか?」「自分はこの音楽の中に入れられるものを持っているか?」それを、時間をかけて知る、という音楽に思えます。そして、1969年(の録音でしたっけ?)にこのミュージシャン達のした音楽上の冒険・挑戦に匹敵するようなスリリングな冒険・挑戦を、二十一世紀のこの世界で「あなた」や「私」(たとえミュージシャンでなくとも)がやれるかどうか?そんなことを問うているアルバムにも思えます。マイルス・デイヴィスとミュージシャン達はそんなことを意図しなかったとしても、時の流れの中でそういう「意味」や「存在感」を獲得してしまったアルバムに思えます。
マイルスは、共演するミュージシャンやこれを聴く「あなた」や「私」のひとりひとりにシンプルにして永遠の問いを突きつけているような気がします。「オレはこの音を出して、こう生きる。きみは、どんな音を出して、どう生きるんだ?」と。ここには、哀しみはあるけれど嘆きはなく − 悩んで、闘って、勝ちたい。そういう音楽のように思えます。世界には、こういう美もある、と「経験」して知ることが出来るなんて、素晴らしいことに思えます。僕はノロマで五年くらいかかりましたが、きっと他の方はもう少し早くこのアルバムの良さを発見すると思います。
・「わては論客ではないですけども、ゾクゾクする感じが20世紀の老身☆に響きますわな」
まあ、ロック、ファンク、ジャズの新潮流とか、ジャズ誌の評論家によって規格化された、生に近い古典的構成感のあるんがええジャズ、とか、本作に論客は事欠かんですわな。20世紀の年寄のわてには、ほんな、こ難しいことは当然わからんです。
マイルスのこの時期、あるいは引退を挟んだ以降の作で、ライブ盤は最初は衝撃あってええんですが、繰返し聴くとなるとキツい。で、トランペットとテナーの入ったロック、としていつまで経っても愛聴でけるのが本作ですわな。ツェッペリンの「プレゼンス」、マイルスの「ラウンド・ミッドナイト」とか同じように、何年か経ってまた聴くと、違った味が出てくるんが名盤ですわな。ファラオズ・ダンスの11分位からのゾクゾクする感じが、今のジャズやロックにありますか?この時期には、すっかり仲が悪くなっとったらしいショーターもノリノリでアルトソロを吹いてはるし。ビッチズ・ブルーでも、切り裂くようなマイルスのソロが11分位に来る。普通、エレキギターでやるんですけど、こうゆうフレーズ。ビッチズ・ブルーやスパニッシュ・キーでのブラックマジック的なショーターのテナーも秀逸。マイルス・ランズ・ブードゥー・ダウンでも6分頃に入ってくるショーターの呪文のようなソロが圧倒的で、エレピ始めバンド全員がショーターの魔術に突き動かされて呪文を唱えはじめる。マイルスは傍観。CD盤面にはマイルス作、とありますが、編曲でしょうな。最後の曲は、マイルスそのもののバラード。50年代と一緒やないですか、このマイルスの心。心を聴いてから論客は批判せなあかんですわな
・「時間よとまれ」
うわこんな名作のレビュー書いちゃっていいのかと思いつつ、もう始まってしまったので構わず書くことにする。 JAZZの「歴史」を踏まえれば踏まれるほど、この「作品」は重みを増してしまい、その重さにこちらが押し潰されそうになる。だから、無謀だが、マイルス初心者にこそ、このアルバムをオススメしたい。
なぜなら、エレクトリック時代も、アコースティック時代も、「クールの誕生」も「フォア・アンド・モア」も「TUTU」も「DOO BOP」も、全てのエッセンスをここに感じることが出来るからだ。逆にいうとこのアルバムでOKならば全アルバムOKで、しかもニヤリとしながら聴き進むことができる。
そんなこと全然構わずに、「音の塊」としてこの作品集を愉しむのが最もよい。マイルスは自由で、も!はやコードがどうした、リフがどうしたではなく吹き放しである。この境地が許されたマイルスは、この作品が録音された3日間、メチャクチャ楽しかっただろう。余りに大勢のミュージシャンが参加していて、各人が様々な思惑でプレイしている(なんか各人があっちこっちで同時多発的にマジックをしている)が、マイルスはお構いなしだ。しかも木を見ず森を見るとちゃんと全員一体となってスィングしているのである。奇跡だ。 日曜の朝から、差し込む光で舞うホコリを見ながら、コーヒーをすすってこのアルバムを聴こう。
・「火の玉のような渾沌」
1967年7月17日、コレクティブ・インプロビゼーションというベクトルを指し示していたジョン・コルトレーンが死んだ。多くのジャズ・ミュージシャンの精神的支柱であった彼の死後、もう一人の精神的支柱であるマイルスがどう動くか、ジャズ全体が彼の動向に注目していた。それが60年代の終わりのジャズの渾沌とした状況だった。そしてマイルスはジャズ・ファンクに突っ走る。なぜ、ジャズ・ファンクか?その答えは同じ1967年にデビュー作『アー・ユー・エクスペリエンスト?』を発表したジミ・ヘンドリックスの音楽である。彼の音楽がいかにマイルスのジャズ・ファンク傾倒に火をつけたかをロックを聴き続けてこの時期のマイルスの音を聴いたものは誰しも感じずにはいられないだろう。一言で言ってマイルスはジミ・ヘンドリックスの音を自分のものにしたかったのだ。よってこの時期のライブはロックを聴き続けてきてこの作品を聴く者と、ジャズをピュアに追いかけてきてこの作品を聴く者とではまったく違って聴こえてしまう。特にギターがだ。マイルスはジミ・ヘンとファンクしたくてたまらなったに違いない。故にロックとして聴けばここでのギターは単なるジミ・ヘンの偽物である。このパラドックスと渾沌が火の玉のように燃える。そう、1969年8月の3日間CBSスタジオで録音されたこの『ビッチズ・ブリュー』から、マイルスが一時沈黙するまでの間に演奏された作品群は、ジャズ・ファンクという強烈なベクトルに、才能あるミュージシャンを次々と放り込み、その渾沌から何が見えてくるかをマイルス自身も若手も同時体験した時期だったと僕には思える。こういうことはマイルス以外誰もしなかったし成しえなかった。年齢がいったミュージシャンのほとんどは自らの年齢を鑑み、冒険を忘れ、スタイルを固定し、ひたすら枯れて行くような静的方向へと固まるばかりだ。しかしマイルスにとって年齢とは単なる数字であって、今日は昨日に1を足した前進の加算でしかなかった。真の天才は年齢がない。このパラドックスと渾沌が火の玉の経験が後に自らの音楽とは何かを参加したミュージシャンに問うこととなる。それが、チック・コリアのスパニッシュ回帰であり、キース・ジャレットの静寂である。そしてそれらの開花がジャズを一段上の次元の音楽に押し上げたことはまちがいところだ。本作はそういうジャズやロックの様々な変容を頭に入れた上で聴くべきギグなのだと僕には思える。
・「このアルバムは絶対に聴かなくてはならない」
ゲット・バックセッションで崩壊寸前だった4人が最後に奇跡の団結力で放ったアルバム。前半では非常に完成度の高い楽曲に圧倒され、後半のロック・シンフォニーともいえるメドレーで更に圧倒される。ビートルズの構成力はほんとに凄いです。ハードナンバーもありますが、それも含めとにかく美しいのです。さらにこのメドレーの終わりを彼等らしく笑いとばすようなラストナンバーで締めくくっているところもこのアルバムのレベルを逆に高めています。僕の一番好きなアルバムです。これを聴いて感動せずにはいられません!必聴です!
・「映画「Let It Be」を見て。」
GWで久しぶりに帰省し、高校の先生のところに挨拶に行ったときに、彼が学生時代に深夜放送か何かで録画したこの映画を持っているというので、見せてもらいました。 本当にショックでした。Beatlesの最後は、本当にこんなにぎすぎすしていたのでしょうか? 有名な屋上でのセッションを初めて映像で見ましたが、これはかっこよかった。でも、スタジオ内のやり取りは、本当にこの名作を作る状況にあったのか、疑問でした。 やはり、プロデューサーの才覚だったのか、最後のところでは、みんながプロ意識に徹したのかはわかりませんが、この名作が、あの、喧嘩が始まりそうなスタジオで作られたことに驚くとともに、悲しくもなりました。
・「これを聴かないで死んだらもったいない!」
ビートルズの最高傑作は「サージェント・ペパー」ということになっている。が、専門家はいざ知らず、ファンに1番支持されているのはこのアルバムだろう。頭の「カム・トゥゲザー」もカッコイイけど、ジョンはもう一曲、とんでもなく美しい「ビコーズ」をつくってくれた。ジョージ・ハリスンも頑張ってる。でも、このアルバムに1番貢献しているのは、やっぱりポールだろう。どう見ても全く関連性のないジョンと自分の曲をメドレーにして、どうしてもこうでなきゃいけない、と思わせるところまで形にしてしまった。
ジョンと比較して、ポールはどうも、という人がいる。でもそれはジョンと比べるからの話で、ポールだって本当に、凄い! まあ、そもそもジョンとポールは凄さの質が全くちがうから、比較して!!もあんまり意味はないと思うけど。
ジョンとポールの二人の天才が、それぞれの才能を充分以上に発揮している。これを聴かないで死んだりしたら、本当にもったいない!
・「星100こ」
私の人生で最も大切なものがこの一枚のアルバムです。このアルバムと共に人生を歩んできたような気もします。様々な分野で才能溢れるアーティスト達が傑作と言われる作品を世に送り出してきました。どれもこれも良いのですが、このアルバムだけは特別なもののように感じるのです。すべての人に是非味わってもらいたいと思います。何度も聞き返してください。CDになって、レコードの頃のようにA面からB面にひっくり返す時の中断がないので、曲構成の斬新さがより際立ちます。今から30年以上前のものですが、ジャケットも格好良いです。現在の音楽シーンの原点がここにあると思います。ジョン・ジョージやすらかに!ポール&リンゴいつまでもお元気で!
・「語り尽くされた感がありますので、別の角度で・・」
人生の中で一番感受性が強いのは、おそらく、十代初めから中盤にかけてではないでしょうか?
自分が、これ程音楽が好きになったのは、ビートルズの存在が大きな要因になっています。
「感性を磨く」という事、これは音楽に限らず、創造的な仕事を行うにあたって、非常に重要な事だと思います。
このアルバムは美しいメロディ、躍動感、ユーモア、ヘビーさ、そして様々なアイデアに満ちた素晴らしい作品です。年頃の子供のおられる方は、ぜひ一度聴かせてあげて下さい。
・「ジョン・ハイズマンの目から鼻へ抜けるような才気がヒシヒシと感じれる大傑作」
ジョン・ハイズマン(drums), デイブ・グリーンスレイド(Hammond Organ, Vibes),ディック・ヘクストール・スミス(saxophone), ジェイムス・リザーランド(guitars, vocals)トニー・リーヴス(bass guitars), 1969年作
・「なんと言ってもタイトルチューン」
クリス・ファーローがお好きな方には申し訳ないが、彼が苦手な僕としてはこれは愛聴盤。なんと言ってもタイトル・チューンが白眉の出来。でも当時こんなものがよく流行ったなあと・・時代を感じる。JAZZ?ROCK?やや宗教音楽っぽいし。何でも飲み込む時代であったような。いい時代に生きたものだと感謝感謝。今から考えたらこのような雰囲気のジャンルは定着しなかったんですね。ハードロックは少々歪ではありますがヘビメタ系で確固たる地位を占めていますし、クリムゾン・イエス的な音はプログレという名称を今も頂いておりますし、「ジャズ+ロック」のこの音は今はあんまり聞きません。是非ともお若い方は聞いてください。
・「コラシアムは最高」
1969年に発売されたコラシウムの第2作目、 このCDはディジタルリマスターで発売。 ブラスが入っていたので、イギリスのBS&Tとかシカゴとも呼ばれました。 ブラス ジャズ ロックの最高峰。私としては、プログレッシブ ロックと呼ぶには少し抵抗があります。ジョン ハイズマンのドラムスは最高にいかしてます。 ディック
ヘックストール スミスのサックスは英国ナンバー ワン間違い無し。ジェームス リザーランドのギターも素晴らしい。 #1. The Kettle,#2. Elegy, #3. Butty's Blues, #5. Valentyne Suite, #6. Theme One#7. Theme Two, 7曲入りコンセプト アルバムですが、 これほど良く出来た コンセプト 作品は珍しいほど、最高の出来上がりです。
・「高い演奏力を示した作品」
69年発表の2nd。一般的に彼らの代表作とさける作品であり、素晴しい演奏と高い完成度を誇る。1.はレイジーなメロディが印象的なブルース・ロック風の曲。唸るベースも素晴しい。2.はヴォーカルとリードを分け合うヘクストール・スミスのサックスが素晴しい曲であり、バックに付くストリングスも良い味を出している。3.はデイヴ・グリーンスレイドのオルガンが良い味を出しているビッグ・バンド・ジャズっぽい曲。バックに付くブラス・セクションもらしい雰囲気を出している。4.はフルートが登場するブルース・ロック。渋いヴォーカルがたまらない。5.からは説明の必要のない彼らの代表曲。5.はビック・バンド・ジャズにプログレ風味の哀愁メロを加えたかのようなコラシアムならではの曲。バロックとジャズを融合したかのようなグリーンスレイドのオルガンも聞き物。6.は初期ルネッサンスを思わせる儚いコーラスが美しい、フォークをベースにしたハード・ロック。7.の中盤からのサックスのフレーズは一度聴いたら忘れられないほど印象的であり、この作品の価値を大きく上げていると思う。尚、本作成後、ギタリストが、デイヴ・クレムソンになり、ベースのトニー・リーブスも脱退した。この作品のアメリカ盤『The Grass Is Greener』に収録の「緑なす草原」はギターがデイヴのものに差し換えられている。現行のCDには両方のバージョンを含んだものもあるので選択は好みにあわせて慎重に。コラシアムの音は今の耳で聴くと若干古臭く感じる場合もあるかもしれないが、それはこの時代の音楽に耳が慣れていないだけのことであり、このサウンドが理解出来ないうちは60〜70年代の音楽は分からないと思って良いと思う。そして演奏面では確かに本作が最高傑作だが、クリス・ファーロウの奇跡のヴォーカルが満喫出来る次作『Daughter of Time』も素晴し過ぎるので合わせて聴くべきだと思う。
・「コンセプトアルバム?!」
時代とともに音楽は進化し今の若いひとたちがこのアルバムを聞くとこれが「ロックアルバムと感じることができるのだろうか?」などと客観的な感想もありますが、このアルバム発表当時がTHE WHOを世界の一流バンドと知らしめ彼らをリスペクトするアーティストが爆増するきっかけとなったアルバムです。このアルバムのテーマは壮大でヒッピームーブメントの祭典ウッドストックで異常ともいえる観衆の絶大な支持を得たのも彼らのサウンドの躍動感だけではなかったはずです。ストーリは1行であらわすと身体的に障害のある主人公が精神的世界とも超能力ともいえぬ世界において活躍するコンセプトアルバムだが、私はすぐにヴェトナム戦争にて両手両足、視力、聴力も紛失してしまった若者の精神状態だけを描いた「ジョニーは戦場にいった」を連想してしまった。今もアメリカは徴兵制がしかれイラクへと向かい毎日死と向かいあわせ運良く生き残っても身体的や精神的障害を煩う可能性が異常に高確率になる人たちの心情は理解しがたいものだが強制的にしろ自発的にしろ自分をとりまいている世界が精神的に多大な抑圧された世界と感じた時にこのアルバムはとてつもない感動をあたえてくれる。できれば和訳を読み後に発表されたエルトンジョンやティナターナも出演した劇場版も見て欲しい。
・「独特な暗さや陰鬱さが病みつきになる」
「セルアウト」の次にリリースされたTHE WHOの余りにも有名な作品、このアルバムをはじめて聞いたときは「何か暗いアルバムだなあ」といった感じで、なぜこの作品がアメリカで売れたんだと否定的な考えが頭に浮かび、好きになれなかったが、車を運転しながら聞きこむうちにすごく好きになった。このアルバムはヒット曲だけをピックアップしながら聴くよりもアルバム一枚を通して聞いた方が良さが見えてくるアルバムだと思う。「オーバーチュア」の悲しげで力強いオープニングからラストの「シーミー」までの流れに一貫性があり、実に丁寧に計算された作品だということがわかる。個人的なベストトラックは、「シーミー」やロジャーがささやくように歌う「ウエルカム」、そして「センセーション」あたりだと思う。2枚組でこんな陰鬱なアルバムがなぜ陽気なアメリカ人に受け入れられたのか不思議だ。60年代後半のベトナム戦争的な暗い世相が影響していたのだろうか、その後WHOは「ネクスト」をリリースしこの作品を含めて絶頂期を迎えることになる。
・「精神分析学的ロックミュージカル」
トミーの両親はごく普通の夫婦だった。戦争が二人を引き裂くまでは。そして、トミーが生まれた後、女性としての幸せを取り戻し、家庭を再び築こうとした母親が直面したこととは・・・。みんながトミーの幸せを願っていたのに、ショックでトミーは・・・。哀しい偶然がトミーの心と家庭を蝕む。更に、トミーの奇跡的な内的実現と成長はマスコミに毒されていく。そして、その結末は・・・? ロジャー・ダルトリーの歌声と共に、THE WHOの真骨頂ともいえる物語は、精神分析学的な見地からも興味深いロックミュージカルと言えるでしょう。メロディラインと共に、哲学的な歌詞も堪能して下さい。(映画の方も同時に見ると、豪華なミュージシャンが揃い踏みです)
・「ザ・フーファンならずとも聞こう!」
以前は2枚組みでしたが、1枚になったためとても聞きやすく、物語の流れもわかりやすくなったと思います。のちにライヴでほとんどの曲をやっているように、ピートもお気に入りなのでしょう。輸入盤ですが、歌詞カードもちゃんと付いてます。英語も簡単なので、辞書片手に勉強しながら聞けます。まぁピートの詩の世界を理解するのは難しいと思いますが。
・「ロック!」
ロックオペラなんて聞くと、どうしてもクイーンを思い出し聞き比べてしまう。でも、やっぱりWHOはWHOで、計算されつくしたクイーンみたいなのと違って、はじけちゃってます。みんな歌詞にとらわれすぎて、このアルバムを楽しめてないだけじゃないのかい!ものほんのロッカーとクラシックとくらべてどうすんだ!聞きゃ分かるってピートも、天国のキースムーンも言うに違いない!最高のワンフレーズをたのしもうぜ!
・「ピーター・グリーンもびっくり」
ウッドストックの映画で強烈な印象を与えて、ファーストアルバムもそこそこの評価で登場してきたサンタナがその存在をロック史に記すことになった記念的超名作。まずアルバムジャケット、1枚目も隠し絵ありの楽しめるものでしたが、この2枚目においては強烈な印象を与えるもう禁断の・・・というところでしょうか。マイルス・デイビスのビッチェス・ブリューと同じ画家だと思うのですがいい出来です。そして極めつけはフリートウッド・マックの「ブラック・マジック・ウーマン」、まさに名手ピーター・グリーンも真っ青。この曲はこのあと様々なライブに出てきますが、ボーカルはこの時のが一番好きですね。いまにし思えば、何故「ブラック・マジック・ウーマン」だったのでしょうか当時でいえば多分2年位前のイギリスのヒット曲のはずですよね。全体的にもこのブラック・マジック・ウーマン以降、ジプシー・クイーンからオエ・コモ・バさらにネシャブールの出来事へと怒涛のごとく突っ走ります。まさに勢いがついてしまってどうしようもない時代を作った衝撃のアルバムです。ボーナストラックも嬉しいです。
・「サンタナのベストアルバムはこれ!」
ウッドストック世代にとって忘れられないインパクトを画面から発散させていた当時のサンタナはまさに「ドラッグ」「酒・女」的な不良な臭いがプンプンしていた魅力的なバンドでした。当時、これがロック?と言う評論家も沢山いたが、充分にロックいやそんな範疇をあっさり越えたバンドだった。その魅力はラテンパーカッションとマイク・シュリーブのリズム隊の織りなすリズムのうねり、サンタナのエモーショナルなギター、決してウマくなかったが味のあるボーカルetc.その全てが一体化した怪しいサウンドこそ「サンタナ」の魅力だったと思います。名曲「ソウル・サクリファイス」が入ったファースト。大ヒット曲「ブラック・マジックウーマン」など捨て曲なしの、このセカンド。ニール・ショーンとのギターバトルが戦慄を憶えたサードアルバム。孤高のトータルサウンドが美しい「キャラバン・サライ」この4枚が「サンタナ」のベストだと思う。その中でも、このセカンドがアルバムの構成・完成度からサンタナのベストアルバムと言っても過言でな無い!今のサンタナは、私的には別バンドです。電気を消した真っ黒な部屋で1曲目の「風は歌い,野獣は叫ぶ」を聞いてみて欲しい。そのパーカッションの美しさに絡むサンタナのギターのエロチックな叫び。ここで日常から遊離出来ます!後はめくるめく官能なサウンドの渦に巻き込まれます。これこそコンセプトアルバムです。おまけのライブテイクも暑いです!それと忘れてならないのはアルバムジャケットの美しい怪しさです。見事にサウンドを表現しています。
・「サンタナ2st」
オリジナルリマスターで見事な音に仕上がってます。 全曲キーボード、ギター、パーカッション、ドラム、ベースが光ってます。僕もですが、これを聞いてアフリカンビートにハマる人も多いのでは? めちゃくちゃ安いので買ってください。ハズレじゃないことは約束します笑!
・「聞けば聞くほど味が出る」
サンタナのギターははっきり言ってあまり好きではないのですが、バンドサウンドとしては最高に素敵です。まず、パーカッションがかっこよすぎ!コンガ、ティンバレスなどのラテン太鼓で構成されるリズムは分厚く、奥深い。
このアルバムは楽曲が特に優れていて、いかに私がサンタナのことをあまり好きではなくとも、彼の実力とすばらしさを否定出来ない程の仕上がり。
そこまでの名盤、是非サンタナの入門に買ってみては?
・「悦楽」
カルロス・サンターナの泣きのギター、なんといっても最高でしょ!彼ほど良く歌うギターを弾く人はあまりいないんじゃないかな。ここでのバンドとしてのサンターナはいい意味で洗練されていないが、既にひとつの極みに達している。ラテンパーカッションのに載って歌うサンターナのギターとマイク・シュリーブのヴォーカルに身を任せればいいだけなのだ。
・「まずこれを聴きましょう!」
ベスト盤から聴くのもいいが、やはりこの2から聴いていただきたいですね。天国への階段やロックンロールなど有名な曲が多いため最初に4を聴く方が多いとは思いますが、勢いとパワーが感じられるこのアルバムを最初に聴くと、4から聴き始めた人に比べ、より深みにはまること請け合いです。このあと1から順番にどうぞ!
・「ハートブレイカー・・・モビー・ディック・・・」
それまでの概念をぶち壊して、他に類をみないほどの前衛的・先進的なギターリフで溢れているがその中でもハートブレイカー・・・
偏屈なのに伸縮自在、硬質なのに柔軟こんなリフはほんとペイジしか作れないと思う。
そしてモビー・ディックでのボーナムの表現力・・・
叩き出されたビートの響きを通して空間全体を振動で満たしてくれる。時に精密、時に柔軟な表現力の高さには圧倒させられる。
・「全てがぶっ飛んだ脅威の一枚」
1969年の秋、時は大阪の千里丘陵の世界万国博を目前に控えた数ヶ月前に発売されたこのLZの2枚目は、ひょっとしてビートルズを超えたのでは?と思わせるほどの衝撃を私に与えてくれました。「胸いっぱいの愛を」で始まってからあっという間の45分間です。「レモンソング」のギター、「ハートブレーカー」から「リビング・ラビング・メイド」へのつなぎの一瞬、最後の「ブリング・イット・オン・ホーム」まで、毎日毎日、繰り返し繰り返し聞いたものです。前作のブルースを下地とした構成から、オリジナリティが増したというかよりロックっぽくなり、トータルコンセプトアルバムというような明確な線を打ち出していなくても全体の構成が静と動が上手く組み合わされて実に良く練られたトータルアルバムという感じを与えます。これほど1枚のレコードが短く感じられたレコードはそれまでなかったと記憶しております。その時代に与えた影響度という意味ではまさしく超弩級の1枚です。
・「ハードロックといえばこれでしょう。」
ZEPを文字どおりトップバンドにのし上げた2NDアルバムです。ZEPはプログレバンド以上に進化を繰り返し、しかもどのアルバムも完成度が高いことから、その人の趣味によってZEPの最高傑作は変わると思いますが、ハードロックファンならほとんどの人がこのアルバムを最高傑作に押すのではないでしょうか。
ベートーヴェンの運命の冒頭に匹敵するペイジのギター音に始まり、LASTまで一挙に聞かせてくれます。渋谷陽一も書いているように、バンドの才能や勢い等が重なって生まれた奇跡のアルバムだと思います。ロックファンだけでなく全ての音楽ファンに聴いて欲しいアルバムです。
・「zepは全てが星5つ」
受験勉強してました、レコードを小さな音で聞きながら徹夜してました、頭の中がドロドロに溶けて勉強になりませんでした、気分転換にラジオに変えても…ヤッパリ[ZEP]がオンエアしてました。
・「「黄金時代の夢の後」」
友達に裏切られたり、恋人の心変わりとか、疎外感ばかりが募っていく。でも何かを信じたくて、ただ音楽だけを聞き続けた。慰めや励ましなんかほしいわけじゃない。必要なのはただ現実を現実として突きつけてくれる言葉と音だ。ニール・ヤングは優しい声で、救いようのないこの世界を描写していく。
「友達の言ってたことを考えていたんだ。 あれが嘘だったらって、ずっと願ってたんだ。」
そして僕は今でも、そう願っているんだ。
・「美しい音楽とはこういう事。」
シンガーソングライターとしての彼の才能が大爆発したのが本アルバム。特にアナログA面に当たる1〜5曲の流れは信じられない位素晴らしい!聴けば聴くほど心に響いてくる独特な声とメロディ。他のアーティストの傑作と明らかに違うのは彼の音楽は決して「完成」させない所だと思う。簡素なアレンジに終始し楽曲が生まれた生々しさを損なわず瞬間真空パックしたような感じかな。最近いろんなアーティストの発掘音源でデモテープみたいなものがやけに感動したりするけど、NEILの音楽はそういう魅力に尽きると思う。今作が好きになれなかった人は彼の音楽とは縁が無かったと思ってあきらめた方がいい。Don't Let It Bring You Downはまさに天から降りてきたようなメロディ!絶対神懸ってますね、これは。他のアーティストにカバーされる曲もこのアルバムからの選曲が多いです。
・「10年後はどんな気持ちで聴くのかな。」
1945年生まれのニールはこのアルバムを24歳で作った。1972年生まれのぼくは、このアルバムを20歳で初めて聴いた。世代は違っても、ずいぶん救われたし、ものすごく勇気づけられた。乾いたアコースティックギターやピアノにのった優しいハーモニーがぼくに孤独感とか喪失感とか放浪のロマンを教えてくれた。4や9の鋭く切り込んでくるエレキギターや、か細いながらも決意に満ちたようなボーカルが、ぼくの青臭い情熱に火をつけてくれたりもした。学生生活の終盤を彩ってくれたし、旅の友にもなった。
30を過ぎて、ぼくが徐々に薄汚れたりニヤけたリしていく一方で60になるニールヤングは今も同じ地平で叫びながらギターをかき鳴らしている。その表情はやはり決意に満ちており、いささか必死でもある。立ち止まり続けることもまた、決して平坦ではないのだ。
昔の気分を取り戻したくて心の洗濯をするとき、現在のニールを聴くのは辛い。だって、彼はいまだに戦い続けているのだ。だから”After the gold rush”を取り出してプレイボタンを押す。世間に対して、自分はいつの間にか白旗を揚げてしまったという後ろめたさをほんの少し感じながら。
・「落ち込んだ時に・・・聴いて欲しい」
凄く絶望したり、望んだことに失望したり、孤独を感じたりしたらこのアルバムをお薦めしたい。表題が示すように「祭りが終わった後」の寂しさが暗闇の中の一筋の光のように一曲一曲がともしびみたく感じられます。「お城が燃えているだけ、もう大丈夫だから」
真っ向勝負のストレートなサウンドとメッセージ。ニール・ヤングのこのアルバムは時代を超え、国境をも超える普遍性がある。映画「アメリカン・ビューティ」のラストシーン間近でもカヴァーされていた「ドン・レット・イット・ブリング・ユー・ダウン」。涙がでるくらいいいアルバムです。
・「ニール・ヤングの最高傑作!」
これは文句無く、ニール・ヤングの最高傑作でしょう。 3枚目のアルバムが「最高」と言っては、その後のアルバムに申し訳ありませんが、でもやっぱりそうなのです。 指から血をしたたらせながら弾いているのかと思うような "Southen Man" の緊張感は、残念ながら、次のアルバム "Harvest" にはもうありません。
・「ロック小僧の教則本」
ポールロジャースがクイーンの再結成に参加すると聞いて、28年ぶりに買ってしまいました。昔の5倍の値段のオーディオで改めて聴くと、レットイットビーのネイキドのようなスタジオの臨場感を感じられて、彼らの真剣さも伝わってきました。 センスの良い若いミュージシャンが一生懸命プレーしている硬派のブルースロックが満載です。カッコいいロックは斯くあるべし。年老いたロック小僧から、現在バンドをやっている若い皆さんに、心から推薦したい一枚です。でも・・・やっぱりポールロジャースのボヘミアンラプソディ-は聴きたくないですね。
・「最高の高揚感」
1970年発売のフリーの3枚目のアルバムです。ソウルフルで骨太なポール・ロジャースの歌声と、アンディとサイモンのうねるグルーヴ隊そして直情的で陶酔させてくれるコゾフのギタープレイとがあいまって最高の高揚感をくれる1枚です。「Fire And Water」、「Mr.Big」、そして最高にグルーヴィーな「All Right Now」と名曲ぞろいです。今の音楽にはない、独特なうねる空間を是非体験してみてください。きっと虜になって手放せない1枚になると思います。
・「渋みのきいたブルースロック」
私はまだ20代なんですが、こういう渋みのきいたブルースロックは最近のバンドにはない深みがあって好きですね。デレク&ザ・ドミノス(エリック・クラプトンのバンド)の『LAYLA』とこのアルバムはブルースを理解するうえで最初に聴くには最適なのではないでしょうか。アルバム全体としてはわりとテンポのゆったりした曲が多くて、ツェッペリンみたいな豪快なギターリフやガツンガツンくる強烈なバンドアンサンブルではなく、むしろ音数が少なくて、その“間”みたいなものがグッとくるブルージーな雰囲気を醸し出してて、そこがいいんだと思います。むせび泣くようなギターとブルース的なコブシのきいた情感たっぷりのヴォーカルがもうなんとも言えず最高です。個人的には夕暮れ時に聴くと堪らない気持ちになります。郷愁の念にかられるとでも言うんでしょうか、浸っちゃいますね。昔好きだったロックミュージックって、後で聴き返すとあまり耳に馴染まなかったりするもんですが、このアルバムは一生聴ける作品になるんじゃないかと思います。
・「最初のインパクトも強いが、聴けば聴くほど味が出る」
高校生位の頃、当時入り浸っていた中古レコード店で、店長のお兄さんが、「パープルやレインボーもいいけど、これもとても良いよ。」と勧めてくれたのがこれです。でかい音でうねりまくるベースとドラム、速弾きとは無縁ですが心に染み入るコソフのギター、そしてなによりもエモーショナルで圧倒的なヴォーカル。一発で気に入ったというか、圧倒されて最後までじっくり聴き入ってしまいました。あれからもう20年以上が過ぎていますが、年月を経れば経るほど魅力が増していっています。所謂「捨て曲」というものが一切なく、未だに飽きずに聴いています。 それにしてもアンディフレイザーのベースが印象的です。超絶技巧を駆使するすごさや良さではなく、一聴して彼とわかる雰囲気というかサウンドというか・・・。こういうタイプのベース弾きって、最近少ないように思います。 70年代のブルース寄りのロックを象徴するようなすばらしいアルバムだと思います。フレイザー在籍時のアルバムはどれも「はずれ」はありませんが、どれか一枚となると、私はやっぱりこれになります。
・「若々しいポールのヴォーカルが眩しい定番アルバム」
70年発表の3rd。フリーの最高傑作であり、実際に一番売れたアルバムだが、現在ではロックの定番中の定番として愛され続けている作品だと思う。小生もこのアルバムはことがあるごとに必ず聴いている愛聴盤として別格の扱いをしている。決して渋すぎず、かと言って甘くもない。表情豊かなヴォーカルとそれをしっかりと支えるリズム隊、そして印象的なギターのトーンと決して変わったことをやっているわけではないはずなのに、そして派手な音楽をやっている分けではないのに華やかに聞こえるこのサウンド・・・一曲目のイントロを聴いただけで、このアルバムは違うな!と気が付くはず。全曲が研ぎすまされたかのような名曲揃いだけど代表曲の7.やフリー流のヘヴィネスを追求したかのような5.は一度聴いたら忘れられない傑作。これを聴かずしてロックなど分かるはずもないと思う。全音楽ファン必聴の名盤だと思います。
・「CSNにYが加わったスーパーグループによる歴史的名盤」
CSNにYが加わったスーパーグループによる歴史的名盤のひとつです。このアルバムは、映画「いちご白書」で最初に使われ、最近では映画「マイ・ガール」の中でもOur Houseが挿入歌として登場し、主人公の父親がなつかしげに、楽しそうに口ずさんでいます。このアルバムを聴くと70年代の学生紛争の混沌と、アメリカの広大な大地という矛盾した2つのイメージが思い浮かびます。カントリー&フォーク&ロックが混ぜこぜになったジャンルのうちの最高傑作だと思います。この味はボブ・ディランにも出せない。
・「映画「Woodstock」の象徴。」
同時期に公開されたドキュメンタリー映画「Woodstock」で当時の若者達の代弁者のような位置付けで扱われていた。デビューしたばかりだったのでジミヘンやフーには無い新鮮さもあったのでしょうけれど、映画の象徴となるサウンドは日本側にいて観ていた我々中学1年生にとっては、遠い異国への憧憬でした。映画を観て、彼等のシーンで弾かれている見た事も無かったマーチンD−45の音の凄かったこと!何故か「あぁアメリカは凄い国なんだなぁ」と勝手に思い込んでしまった。
このグループ(と言っていいのかどうか?)の最初で最後のまとまった奇跡のアルバム。リマスターは歓迎だけど、ボーナストラックを付けるのは止めてどうかこのままで・・・。聴くたびに胸躍らせて聴いていた1970年のあの頃を思い出します。「ガッツ」っていうギター譜面雑誌があってねぇ。それに載っていた変則チューニングを宝物のように扱いましたよねぇ。目から鱗のチューニングだったよなぁ・・今じゃ当ったり前のように「子供達」が演ってるけんどさ。
・「ウッドストック時代」
CSNYのデビューアルバムにしてロックの傑作集の歴史上最も不思議な構成を持ったアルバムでもある。冷静に本作を聞き進んでいくと、明らかに個性の異なる音楽が共存していることに気付く。中でも、クロスビーとヤングの個性は印象的だ。逆にアルバムにポップ性を与えているのがスティルスとナッシュの作品群なのだが、この比較的判りやすい旋律を持った歌曲と前者の個性的な音楽との組み合わせが不思議になじんでいるのは、こう言ったバランスでロックを作り始めたのが彼等がオリジネイタ−だったということから来るものなのか、それとも相当の計算されたプロデュースなのかは解らないが、CSNにYが一枚加わった影響と言うものを感じてしまう。要するにオリジネイターは好きに出来ると言う強味なのである。 60年代のフォーク・ロック時代、ブリティッシュ・インヴェイジョン時代から抜け出てきた四つの個性がぶつかった化学反応のようなアルバムなのである。この後しばらくの時期をおいてCSNは再びアルバム製作を始めるのだが、その頃にはもうここでの緊張感はなくしている。(プロフェッショナルに成り切っているからだ)グループ内に複数の作曲家が存在するとアルバムはどうしても勢力争いになる、その事はこのアルバムでも同様なのだが、全体の路線から浮いた曲が存在しない事の不思議さ。飽きが来ない傑作である。
・「70年代の名盤。C.S.N&Yの傑作、「デジャヴ」」
カントリーともいえず、やっぱりロックだな。「ウッドストック」の唐突で攻撃的なギターフレーズから始まる。はじめてC.S.N&Yを聴く人は、違和感があるサウンドかもしれませんが、聴いていくうちに少しずつ病み付きになっていきます。「ティーチユアチルドレン」「アウアハウス」の心温まるハーモ二ー。本当、いい曲,グラハムナッシュの名作ですね。私、個人的にはグラハムナッシュが大好きです。「カットマイヘア」では、デビッドクロスビーの叫びと、スティーブンスティルスとニールヤングのギターが最高ですね。「デジャヴ」は、コーラスとスティーブンスティルスのギターと、何か不思議なサウンドに魅了されます。
・「オープン・チューニング」
ギター小僧的に言えばこのアルバムの全面に溢れるオープンチューニングのギター、テレ・キャスター(STILLS!!)のリードはカッコイイの一言です。そしてCSN&Yの一糸乱れぬコーラス!やっぱり歴史的名盤です。
ニール・ヤングの『Helpless』のボーカルは今聴いてもハートにきますね。
・「fat old Gilmour」
もうX10年もこの作品を聴いています。たまに聞き返すのですが、すこしも飽きません。これ以後のフロイドのモチーフの殆どが出ていると思います。ドローンドローンと繰り返すウォーターズのベース、宗教曲のように荘厳なライトのオルガン、そしてやたらスケールのでかいギルモア博士のギターです。繰り返しが続き、唐突にハッと目が覚めたように次の部分に入っていく構成。それからこの曲の途中にどこか九州辺りの日本民謡みたいなコーラスが入りますね。バッサンコ、バッサンコと聴こえる。あそこも好きです。デブでよろよろになってしまった浴衣が似合いそうなギルモアの「デブでよろよろの太陽」は、フロイド屈指の名曲でしょう。エンディングのギターが物凄く良い。
・「やはり、名作です。」
20年前、筆者がCDとして初めて購入する段になって初CDとして迷わず選んだのがこの作品。
壮大なオーケストラのインスト作品がレコードで言うA面全てで表わされています。70年代初頭を思わせる、雰囲気のあるインスト作品であり、非常にすばらしい、名曲だと思います。当時環境音楽(狂気でもレッテルを貼られていましたが)という呼び名で分別されてしまっていましたが、そういったジャンルにとらわれないか佳曲だと思います。
レコードで言うB面は、雰囲気をガラッと変えて、サイケデリックなアコースティックナンバーが続きます。特に最後の曲なんて、本当にサイケデリックです。筆者は、それよりもその前の曲で「はう・どぅ・ゆぅ・ふぃ~!」と叫んで、「ぱぁ~ぱらっぱ、らっぱ~」とハモってしまう方が好きだったりしますが、年を重ねるにつれて、B面4曲の魅力を一層深く感じるようになってきました。
聞く時々に違う感覚を与えてくれる、そんな作品でもあります。
おそらく、ピンク・フロイドのステレオタイプで接しようとしている方には、非常に違和感を感じさせる作品である、危険性も秘めていますが、筆者的には名作のヒトツだと思っています。お勧めです。
・「高尚な作品でもなければ、難解でもない傑作」
ピンクフロイドのアルバムは、ある意味で完成度を放棄するスタイルで、一つ一つの音の完成度を高める一方で一曲一曲をわざわざ未完成に仕上げ、全体として全てがぼやける仕組みになっている。この作品は特にその傾向そのもので、聞いているうちにぼんやりとしてくるし、聞き終わる頃には記憶がなくなった錯覚に陥る。なぜこんな作品を作るのかと言えば、恐らく彼らが正直だからだろう。世界は、知れば知るほどぼんやりとしてくる。人間は知れば知るほどぼんやりとしてくる。そのぼんやりを見つめることから、初めて確かな世界、確かな人間が見えてくるのだ。ピンクという色は、人の意識をぼんやりとさせ、無意識を誘発する。そして「フロイド」と言う存在は、無意識を解析する。この作品は、ピンクフロイド!!の、ピンクが強い作品である。ピンクは、高尚な世界の話ではない。ぼんやりとしているが、難解でもない(単に不可解なだけで)。この作品の紹介のほとんどが、難解で高尚だが、何のことは無い。ぼんやりとしているものを、そのままに描いただけだ。だから本当に凄い。
・「これが私にとってロックなのよ。」
いかんのですよ、私のロックの遍歴。なんせ、はじめてロックバンドのアルバムを買って聞いたのが、このアトムハートマザー。もう、そこから狂気の道がはじまった。クラシックが好きになったのも、このアルバムのおかげ。今思えば、感謝感激の1枚なのよ。
クラシック嫌いの人が、よくこのアルバムをピンクから排除しようとするけど、このアルバムから入った私にとって、ロックとクラシックの融合は自然であり、単にアバンギャルドだけで終わっている耳障りな曲は美しくないのよ。ロックの美学はプログレにあり、プログレの美学はここにあり、よね。
・「ポップな語感あふれる、すがすがしいサイケデリア」
カラっとサイケ。サラっとサイケ。
一曲目をはじめて聞いた時の退屈さと言ったら苦痛そのものだが、ジャケットやタイトルでかっこいいと思った人にはおすすめと言える。
このアルバムがちょうどコンセプト重視路線と、サイケデリック路線の中間くらいの場所にあって、楽器の音色や歌詞、歌い方までも偶然なのか天然なのか、今聞いてもかっこよろしい作りになっている。
さらに、曲のタイトルがとてもいい。アトム・ハート・マザーファット・オールド・サンアランズ・サイケデリック・ブレックファースト
(アラン・パーソンズのことだとかなんとか)そのまま、バンド名にしちゃいたいくらいのネーミング。
一曲目が20分ってことで、意表をつかれるが、二曲目以降はゆるやかなサイケデリックさを、つぶやくようなヴォーカルで歌いあげ、どれもこれも、最近のスローコアなんかを思わせる、この頃のフロイド中、最高の楽曲ばかり。
しかも曲の後半はプログレ的肥大を見せる、エクサイティングな内容であり、適度な実験精神とポップ感覚がキレイに融合しておる(やっぱ天然か?)
・「天才の1つの形がジョージハリソン」
ロック史に燦然と輝く名盤のリマスターです。オリジナルよりも音の分離が良く、かつてこのアルバムをアナログで聞いて、どっぷりはまった方も再聴の価値アリです。
このアルバムを聞く時に、「元ビートルズの、、、」という前書きは全く必要ありません。このアルバムは、このアルバム自体として高く評価されるべきですし、実際にそのような内容を誇っています。
・「All Things Must Pass.....」
すでに発表から30年が経過したこの作品は、単に元BeatlesのGeorge Harrisonのソロ代表作と言うだけではなく、1960年代末から1970年代初頭にかけて「芸術としてのRock」が盛んだった時代の金字塔の一つとして、時代を代表する傑作だと思います。今改めて聴いてみると、決してPOPではありませんし、特別に優れた楽曲があるわけではないのですが、どの曲も粒ぞろいで演奏に勢いがあり、全体を通して聴いてみたときのトータルなクォリティの高さは尋常ではありません。1960年代末のBeatles末期から1970年代初頭にかけてのGeorgeは、彼の全キャリアを通じて最も冴えまくっていた時期であったようです。Beatlesとして発表され、今やスタンダードである「Something」や「Here Comes The Sun」を発表したのもこの時期ですし、この「All Things Must Pass」もこの時期の作品です。「元Beatlesの」と言う定冠詞を付けないでGeorge Harrisonと言うアーティストを考えてみると、彼は1960年代末期から1970年代初頭と言う時代にマッチした偉大な才能であったのかも知れません。 1970年代のRockが好きな人、あるいはこの時代のRockに興味がある人には、「芸術としてのRock」の傑作として必聴盤です。
またBeatlesのファンで、PaulやJohnのソロ作品は聴いたことがあっても、Georgeのソロ作品はシングルしか聴いたことがないと言う人は、この作品は是非聴くべしです。間違いなくGeorgeに対する見方が変わります。Georgeの他のアルバムはともかく、「All Things Must Pass」だけは、聴かず嫌いでは間違いなく損をしますよ~。
・「静かなビートル、爆発!」
これは、ビートルズの「Let It Be」制作において、「やりたいことの半分も実現できなかった~」二人の男が、そのストレスを一気に解放して爆発させた、ある意味「時代の申し子」的な大傑作です。二人の男・・・ひとりは言う間でもなくジョージ・ハリスン。当時こんなにも曲のストックがあった、というだけでもスゴいが、どの曲も「Something」ばりの完成度。ボーナス収録の「Let It Down」や「Beware Of Darkness」のデモヴァージョンを聴くと、原型の段階で曲がかなり練られているのがわかります。もう一人の男、とはプロデューサーのフィル・スペクター。ポールにはいろいろ言われちゃった彼だけど、このアルバムでは「スタジオフェチ」全開の鬼の仕事ぶり!あの時代、あのタイミングだからこそ、これで良い!
・「質・量ともに文句なし!」
「3枚組みだって?あいつは頭がどうかしちまったんじゃないか?」というのはこのレコードが発売された当時のジョン・レノンの発言ですが、確かに、ビートルズのジョージ・ハリスンしか知らない者にとっては、この「オール・シングス・マスト・パス」の発売は異常な出来事でした。 しかし、このレコードは本当にすばらしい。エリック・クラプトンや、リンゴ・スターなどの友人たちの助けにも支えられて、たくさんの名曲が詰まっています。フィル・スペクターの仕事も特筆すべきものでしょう。 そして私がこのレコードで一番印象に残ったのは、ジョージのボーカリストとしての魅力です。個人的にはポールより好きです。 ぜひ聴いてみてください。ビートルズを解散した後の4人が作ったレコードでは私は本作が一番すばらしいと思います。
・「ジョージワールド」
全曲大好きだけど特にBALLAD OF SIR ...がほんとにいい!この曲歌詞は「それを転がそう」くらいしかいってないけど、こういうちょっと面白くて不思議な歌詞がジョージの魅力のひとつ。ポップなのからロックなのまで様々入ってるから誰でも好きになれると思います。
●Layla and Other Assorted Love Songs
・「クラプトンがサイドギターを弾くという事」
このアルバムで一番感心したのはあのスロー・ハンドといわれるクラプトンがレイラの中でサイドギターに回っているという事実でした。デュアン・オールマンのスライド・ギターのリードはそれほどに素晴らしいという事でもあります。中間部からの2本のギターのさえずりはいつまでもいつまでも幸せな空を登り続けていくような錯覚におちいります。個人的にはこれとBeatlesのホワイル・マイ・ギター・ジェントルウィープスのクラプトンが一番好きですね。
・「花火みたい」
一期一会という言葉がとてもピッタリくるアルバムだと思います。ドミノスはこのアルバムを最後に解散してしまいますし、クラプトンが敬愛してやまなかったデュアンオールマン(G)はこの後に交通事故で他界してしまいます。ドラムのジムゴードンもその後は歪んだ人生を送っていきます。ほぼ現場復帰は無理な状況です。
そんな運命をよそに、このアルバムは完璧な演奏を聞かせてくれます。このバンドのリズムセクションは当時のロックバンド随一だったのではないでしょうか。このバンドは名を隠して様々な人のレコーディングに参加しています。ジョージハリスンのあの名盤中の名盤「All Things Must Pass」にも参加。ドミノスにジョージが参加しているのではないかと感じさせるような曲がいくつかあります。当然のことながら楽曲も素晴らしい。名曲Laylaのみならず、クラプトンがいまだにライブで演奏しつづけているBellbottom BluesやHave You Ever Loved A Woman,そしてジミヘンドリックスのLittle Wing、それ以外にも素晴らしいカバー曲とオリジナル曲がアルバム全体に散りばめられています。飽きることがありません。
いずれにしても、このアルバムは花火のような「あでやかさ」と「はかなさ」を兼ね備えています。こういったテイストのアルバムは我々自身が歳を重ねて行けば行くほど深く心の中に染み入ってくるのだと思います。一家に一枚。
・「伝説の名盤です」
今から30年ほど前、LPレコードを買い何百回も聞き本当にレコードが擦り切れてしまいました。その後日本版のCDを買い、輸入盤も買いました。今でも大切に聞いています。 今は亡きDUANE ALLMANのスライドギターとERIC CLAPTONの競演はこのアルバムでしか聞くことができません。 これが本当の歴史に残る名盤です。
・「歴史に名を残す名盤が、この値段ですよ!」
このアルバム、なぜか春になると聴きたくなる。全体的な雰囲気は「夏!」というような感じだが、春になるとついついCD棚からこのCDを取り出して、へヴィーローテーションしてしまう。 このアルバムは、CMなどでもよく使われるLaylaが収録されているオリジナルアルバム。でも、Laylaはこのアルバムの魔法に掛かるためのひとつのキッカケに過ぎない。元気のある曲でも、なにか切なく物悲しい雰囲気をもち、バリエーションも豊富で、いつ聴いてもその情景にマッチしてしまう。正にホントの意味での名盤である。 そんなこのアルバムのなかでも個人的に一番好きなのは「I looked Away」である。メロディー、歌詞、ヴォーカル、ギタープレイが特に素晴らしく、個人的にクラプトンのベストソングの1つである。この3分ほどの曲だけを聴くために買っても絶対に後悔しないと思います。この曲に限らず、どの曲も本当に素晴らしい。 しかもこの安さですよ!音楽ファンなら購入して当然ですよね!?ギタリストのひとは、このアルバムにのみ響くバリバリ且つ切ない枯れたクラプトンのギターをコピーしましょう。
・「★★★★★★」
初めて聴いたのは、20年前でした。ロックの洗礼をこれで受けました。その後多少は音楽を聴く耳が肥えて、ジャンルもジャズやクラシックの方へシフトしつつありますが、今でも愛聴しています。当時このアルバムが「リラックスしすぎ」と不当に過小評価されたらしいですが、信じられないですね。クラプトンが「歌に自信がなかった」なんてのも信じられない事です。クラプトンは全キャリアを通して最も情熱的に歌ってますし、バンドのサウンドも非常にスリリングに聴こえます。ドミノスのライブは(海賊盤含め随分聴きましたが)もっとリラックスしていますから、ここでの緊張感にはD.オールマンが大きく関与したんでしょう。 今の若い人は「レイラ」をCMで知って買うんでしょうか?S.Crowが「keep On Growing」をカヴァーしているところから入ってくるんでしょうか?どういうきっかけであれ、時代を超えるロックの見本がここにあります。こういうところからディープな世界へ入っていって欲しいですね。
・「ELPの原点にして, キーボード・ロックの金字塔!」
キーボード・ロックというジャンルの頂点に君臨し、圧倒的な輝きを今も失わないグループの1つに Emerson, Lake & Palmer の名を挙げることについて、異論を挟む余地はないでしょう。本作は、そんな彼らの発表したデビュー・アルバム(!)にして、キーボード・ロックのあらゆるエッセンス/面白味が詰め込まれた超傑作です。
彼らの代表作としては、そのクオリティの高さゆえ、どうしても『タルカス』〜『恐怖の頭脳改革』までのいずれかの作品が挙げられることが多いようですが、 ELPを語る上では本作の存在は欠かすことのできないものです。
多面的なELPサウンドの中でも最も重要かつ魅力的な部分である、はち切れんばかりにエネルギッシュなプレイ、そしてクラシックを取り入れたへヴィなナンバーといった特徴もあちらこちらで見られますが、本作において特に注目すべきなのは、代表作 Take A Pebble に見られるような、ミステリアスにしてロマンティックな叙情性でしょう。グレッグ・レイクの瑞々しい感性がアルバム全体の雰囲気に溶かし込まされており、作品を激しさとたおやかさのバランスが適度に取れた完成度の高いものへと仕上ているのです。
正統的な技巧に裏打ちされたハイテンションなプレイと、ハードな面とリリカルな面を併せ持つ素晴らしい楽曲群が一体となったプログレッシヴ・ロックの傑作。ELPの他の作品を気に入った方へはもちろんのこと、あらゆる種類のキーボード・ファンに強くお薦めしたい大名盤です。
・「凄まじい始まり」
個性の強い3人が出会って演奏を合わてみたら、これって凄く新しいのでは、という希望に満ちあふれた喜びの作品。怒濤の2作目、タルカスに続く。
・「次作以降の作品とは…」
若干傾向が違います。というのも次作「Tarkus」以降、ハモンドとシンセによるハードロックといった感じのバンドになっていくELPですが、このアルバムでは各メンバーの前身バンドであるナイス、クリムゾン等の影響が感じられます。個人的にELPのNo.1曲であるTake a Peddleのような作風は次作以降には見られなくなります。しかし、BarbarianやKnife Edgeなどは次作以降の作品のモチーフとなっていますし、Lucky Manはレイクの弾き語り曲の定番となっていきます。次作以降あまりに有名作が多いため、ついつい忘れられがちな本作ですが、キングクリムゾンを好きな人や次作以降の有名作を全て聴き終えてしまった人は是非とも本作を聴いてみて下さい。
・「確かに“キース・エマーソンより上手い人”はいるだろう」
70年発表の1st。元ナイスのキース・エマーソンと元クリムゾンのグレック・レイク、元アトミック・ルースターのカール・パーマーの3人で結成。クリムゾンのツアーで前座がナイスだった縁で2人が新グループを企て、カールを加えたという経緯だったそうだ。このグループは無骨で大道芸的なおもしろさをライヴで発揮するが、実際のスタジオ作ではかなりシリアスなものが多く、また違った意味で魅力が高い。本作はデビュー作ではあるものの、実力派のグループ出身のメンバーが集まっているだけに既に何ら文句を付ける部分はないものの、これから新しい音楽を創造するんだ!!という意気込みのようなフレッシュさが魅力的だ。プログレ界の鍵盤奏者としてはリック・ウェイクマンと人気を二分しており、攻撃的かつ、トリッキーなプレイでは右に出る者のいないエマーソンのプレイと神々しいグレックの歌声、そしてやたらとオカズの多いバタバタとしたドラムス。この個性的な3人が作り上げた音楽は70年代の数多くの名作の中でも非常に魅力的だ。“この人 (キース) より上手い人はジャズのミュージシャンなら一杯いる”という話を腐るほど見てきたが、裏を返せば毎回そのようなことを言われるほどキースのピアノはロック的に上手い。少なくともサディスティックな力強さという意味ではダントツで素晴しいし、存在感と言う意味においても唯一無二だと思う。彼はオルガン、ピアノ、シンセとどれを弾いても個性的だが、本作での魅力は何と言ってもその力強いピアノである。楽曲も現代音楽的な響きを持ちつつも、非常に分かりやすいものが多く、何よりもメロディアスである。マイナーなアーティストの凡作を聞くよりは、まずは本作のような良作を押さえることが寛容だと言いたい。パイプ・オルガンや初期のムーグ・シンセの音色にも酔いしれられる。
・「ジョンの魂よ、永遠なれ」
ジョンとポールの創るラヴソングの違いとは何か。一言で言うとポールのはぬくもり、ジョンのはせつなさではなかろうか。ポールのマイラヴと本作収録のラヴを聴き比べるとそんなふうに感じます。さてこのアルバムですが、ジョンの私的な心情の告白とも言える内容になっています。亡き母への思い、ビートルズのメンバー(特にポール)への思い、ヨーコへの思い・・・。聴く人によっては重い内容に辛くなるかもしれません。しかしながらこれがジョンレノンというひとりの人間の人生を映し出したアルバムなのです。それにしてもジョンの魂という邦題をつけたセンスに脱帽します。まさに内容のすべてをこの一言が言い表わしています。ソロ作品を含めたビートルズの全てのアルバムのなかでも三本の指にはいる傑作でもあります。ビートルズファンはもちろん、イマジンやハッピークリスマスでジョンに興味をもった人たちに最も聴いてもらいたいアルバムが本作品ジョンの魂である。
・「母への呼びかけを壮絶な叫び声で歌う『Mother』」
1970年12月11日発表。1970年アーサー・ヤノフによって著された『プライマル・スクリーム』にジョンは出会い、約半年間プライマル精神療法を受ける。ジョンの心は幼年期に遡り、両親の離別や母を交通事故で失ったことなど内面に閉じこめていた心の傷と正面から対峙し苦痛と恐怖感を徐々に解き放った。そして出来上がったジョン最初のソロ・アルバムが本作『ジョンの魂』だ。
霧深い鐘の音で始まり、母への呼びかけを壮絶な叫び声で歌う『Mother』、信じないものを列挙する『God』、愛を定義し続ける『Love』と、カラカラに干からび、傷だらけになった天才の心を感じずにいられない作品になっている。『My Mummy's Dead』と歌い続けて終わる最後のナンバーはまさに象徴的で、ジョンの幼年期の傷がいかに深いものであったかを感じる。
『ダブル・ファンタジー』に幸福な人間の魂を、『ジョンの魂』にどん底の人間の魂を感じる。そしてもどちらも同じジョン・レノンという人間の作ったものだということに、彼の偉大さを感じずにはいられない。
・「そしてジョンは永遠になった」
このアルバムは詩である。ジョンは、自分の過去を、今を、未来を一冊の詩集のように綴り、アルバムとした。孤独だった少年時代、スターとなったもののむなしさばかりにさいなまれた自分、ヨーコとの出会い、友へのメッセージ、そして愛。それらを赤裸々に語り尽くそうとするアルバムであった。音は、あくまでもシンプルでありソリッドであり、その詩をよけいに露わにしている。このアルバムには、人間ジョンレノンがいる、世界的な有名人ジョンではなく。一人の人間ジョンレノンの告白である。だからこそ僕らはジョンに熱狂した。このアルバムに心を打たれた。ロック史に残るアルバムである。このアルバムによってジョンは永遠となった。
・「あるがままのジョン」
‘マザー’‘しっかりジョン’‘悟り’‘孤独’‘神’といった曲に代表されるように、自らの存在を確認するための「内省」作品だ。音楽的には極めてベーシックだし、洗練されたプロダクションとも傑出したミュージシャンシップとも無縁だ。ただ、大切なのは、ジョンは思考に思考を重ねていることだ。感情の垂れ流しではない。自分のメッセージを水で薄めずに伝えたいという意志のもと、公にされた、あるがままのジョンがこのアルバムに根づいている。特に、‘神’で唄われる「長年に及ぶ内省のあげく今、辿り着いた新しい地平に立つ自分」とは、感動的ですらある。
・「史上最強の一枚!」
このアルバムはロックという表現形態における最強の一枚でしょう。このアルバムを初めて聞いたのは中学校一年の時でしたが、それから数日間は悪夢に悩まされました。そして再びこのアルバムを聞くのが怖くて、しばらく遠ざけていました。でも聞かずにはいられない。
しばらくしてからまた聞いてみて、そしてまた距離を置く。そんなことを繰り返しながらこの作品を受け止めるための準備を重ねていきました。そして気づくと、楽にこのアルバムを聞けるようになっていました。このアルバムを聞くにあたって、このような経験をされた方は僕だけではないでしょう。
聞き手にそれなりの受け入れの準備を要求する、そんなアルバムです。これは歌詞の内容に起因するものではなく、サウンドがそうさせるのだと思います。ここで発せられているディープでリアルな音こそがこのアルバムの本質であり、ジョンレノンとフィルスペクターの音作りの技術に驚かされます。
そしてリンゴのドラムの凄まじさ。特にマザーでのドラミングは歴史的名演でしょう。このアルバムに向き合う覚悟が出来ているのなら、強くこのアルバムをお薦めします。
・「エポックメイキングであり、革新的。」
名作であるし、絶対聴くべきだと思える作品でもある。ただ、black sabbathが好きな人は、アルバム「master of reality」を最高傑作に挙げるひとが多い。この作品はかなりポップであるし、毛嫌いする人も多いのか。表題作paranoidはheavy metalの始まりともいえるギターカッティングが登場する。また有名なiron manはかなり変な作品だ。一方でwar pigsはかなり重い。またluke's wallなどは、CDではwar pigsと同じ1曲目にasignされている。また最後の曲fairies wear bootsも前の曲jack the stripperと同じトラックとなっている。聴く人にすれば、どこが曲の途切れ目か、分からない。ただ、曲の途切れ目を意識するタイプの音楽では無いと言われればそうなのかもしれない。隠れた名曲としてplanet caravanがある。これがsabbathの曲であることは言われなければ分からない。スゴイ曲のバリエーションである。リフが重いelectric funeral、独自性が高いhand of doom、ドラムがすばらしく、独自の構成であるrat saladの流れは圧巻だ。曲の構成としては、長い曲が多いにも関わらず飽きさせないものが多い。しかも技術的というよりも独自の感覚がある。何か閉鎖的な感じを受けるが、一方で底なしに深い曲が多い。一度聴き入るとなかなか抜け出せない。かなり高い独自性がある。このアルバムは自分自身初めて聴いたblack sabbathであり、かなり重いアルバムでもある。ジャケットの意味は良く分からないが。付け加えるなら、この作品はsecondアルバムであり、firstアルバムと同年の作である。
・「ヘヴィーメタルの帝王」
ブラックサバスの1970年発表のセカンドアルバムです。本作収録のパラノイドの大ヒットにより、サバスの名は一躍有名になりました。サバスの最大の特徴といえば、トニーアイオミのまるで死体をズルズルと引きずっているかのような重たいギターサウンドです。これは後のドゥームメタルのみならず、あらゆるメタルバンドに今なお影響を与え続けています。特にアイアンマンとウォーピッグスの二曲は、サバスの代表曲の中の代表曲です。
もしあなたがヘヴィーメタルのファンであるならば、ヘヴィーメタルの帝王ブラックサバスを聴かないわけにはいかないはずです。ただしサバスは中毒性があるので注意してくださいね!
・「語りたい!でも語れない!」
ジャケ写が全てを物語っている、ということにしたいんです。独り街灯の無い真っ暗な夜道を歩いていたら、鬱蒼と茂った木々の奥からこんなカッコしたおっさんがいきなり飛び出してくるんです。その衝撃、恐怖、不条理、胡散臭さ、訳分からなさ、…走馬灯のように駆け巡る色んな感情がそのまま音になっている。初期サバスのアルバムには、リフとリフの行間から不気味な陽炎のような、もしくは磁場のような何かが発生しているような感じがしますね。
・「不朽の名作」
不朽の名作
'93年以来の再結成,さらには,'82-'83年以来20年ぶりの本格的なツアーを開始したサイモン&ガーファンクルの不朽の名作が,再販となりました! 内容的には,先ごろ(2003/10/22)発売された紙ケース仕様の限定盤と,パッケージを除けば変わりありませんが,全曲二人の監修のもとデジタル・リマスタリングを行った音源は非常にクリアで,旧盤しかお持ちでない方にはお勧めです.
アルバム自体について,改めてここに説明するまでもないでしょう.1970年に発表されたサイモン&ガーファンクル5作目にして最後のオリジナル・アルバムとなった不朽の名作です.全米チャートでは10週間トップを維持し,この年のグラミー賞で最優秀アルバム賞をはじめ6部門を総なめにしました.
「1. 明日に架ける橋」は,ポールだからこそ生み出すことができた曲であり,アートだからこそ歌えたといえる,名作中の名作.繊細でありながら力強いメロディと詩は,挫折や落胆ですべてを投げ出したくなるようなそんなときでも,明日へ歩むことを鼓舞してくれます.そしてフォーク・ロックというジャンルにカテゴライズされるサイモン&ガーファンクルにあって,その完成度を極めた曲であり,ロックの力強さとフォークの繊細なメロディとメッセージが融合した傑作が「5. ボクサー」.
全体的に,このころ徐々にそれぞれの道へと進みつつあった二人にあって,ポールのアートに対する気持ちの込められた曲もあったりするわけですが,そんなことは感じさせられない曲それぞれ,そしてアルバムとしての完成度は非常に高く,まさに不朽の名作であるといえるでしょう.
・「S&Gが遺してくれた永久不滅の名盤です」
グラミー賞を独占したS&G最後のこのオリジナル・アルバムには、壮大で感動的なタイトルチューンや「ボクサー」などS&Gを代表するヒット曲が満載です。「セシリア」「バイバイラブ」もシングルヒットとなりましたし、南米民謡がモチーフの「コンドルは飛んでゆく」も日本では特別に大ヒットしました。これらはベスト盤にもはいっているでしょう。
・「不死鳥のように輝く名作」
本作(当時アルバム)を聴いたのは中学生の頃。アルバムは大ヒットし、グラミー賞も受賞した。収録曲も秀作が多い。
南米音楽を大胆に取り入れ話題となった「コンドルは飛んで行く」。恋人のゴキゲンを取る様を陽気に描いた「いとしのセシリア」。スラム街出身の少年の半生を哀感溢れる詩で描いた「ボクサー」。コンサートで場の盛り上げに良く使われる「バイ・バイ・ラブ」。
そしてハイライトはタイトル作の「明日に架ける橋」である。P.サイモンの絶望・孤独から一転して希望・夢への飛翔を描く情感溢れる詩、A.ガーファンクルの透明感と力強さとが共存する奇跡的なボーカル。アレンジの良さも手伝って、本曲は20世紀を代表する名曲となった。
あの9.11事件が起こった際、一度は放送禁止になったものの、その後「明日に架ける橋」はニューヨークの人々を勇気付ける役割を果たしたそうである。まさしく、人々が打ちひしがれていた時、夢と希望を与えたのだ。私が中学を卒業した時の寄せ書きの中央には「明日に架ける」の大きな文字が。
・「ベストアルバム」
もう、説明不要のモンスターアルバム。このアルバムから、殆どの曲がベストアルバムへ選ばれると言っても過言ではない。特に、表題になっているバラード曲はS&Gの代表曲で、ニッキー・ホプキンスのピアノが、アート・ガーファンクルのボーカルを後押ししています。僕にとっては、永遠のフェイバリットアルバム‥。
・「サイモン」
ジャケ写真を見て私は最初、爆笑問題の漫才のCDだと思い購入したが、いい意味で期待を裏切られ涙した。いいな?これはサイモン&ガーファンクルのCDだ。爆笑問題のCDではない。私と同じ過ちの轍を踏まないでほしい。しかし爆笑問題のファンも聴くといい。本当に素晴らしいのだ。わかるな?アーティの声は勿論最高だ。だがポールの孤軍奮闘で作られたこのアルバムを、もし誰かに「好きなアルバムだ」と紹介する時は、一瞬だけでもポールの顔を脳裏に思い浮かべなければいけないだろう。荒れる海に身を横たえても、ポールに足を向けて寝てはいけない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!いいな?わかるな?もう一度訊くがいいな?わかったな?聴こう。
・「ジョニ70年発表の傑作」
初期ジョニのアルバムの名曲充実度として、同期の総決算といえる名作ライヴ「マイルズ・オブ・アイルズ」で歌われている曲数が一つの指標になると思うが、そういう観点から見ると、「ブルー」に次ぐのが本作で、(7)、(10)、(11)、(12)の4曲が「マイルズ・オブ・アイルズ」で取り上げられている。これら4曲に限らず、つい先日日本盤が出たトリビュート・アルバムでアニー・レノックスが(4)をカバーする等、本作は瑞々しい佳曲が多く収録されている。演奏スタイルもアコギの弾き語りだけでなく、ピアノも使うようになって幅が広がっている。
それにしても、ロック・ポップス史上の超名曲であるラスト3曲は誰が聞いてもその素晴しさに心惹かれるだろう。(10)が気にいった人はボブ・ディランがカバーしている(一部歌詞を変えているが)ので聴き比べてみることを薦める。解説によれば(12)はニール・ヤングをテーマにしたとのこと。それを知って聴くと味わいも違ってくるだろう。
・「時代を代表する傑作」
ウッドストック時代を象徴する曲「ウッドストック」、イチゴ白書の主題歌としてバフィー・セントメリーがカバーした「サークルゲーム」、そして現代も彼女の代表曲である「ビッグ・イヤロー・タクシー」が収録されているということで彼女の中でも重要な作品。しかしそれ以上に少ない音数でジョニ独特の個性が表現されたこの作品は、反戦・変革へ動き出した時代の混沌とした雰囲気を持ちながら、同時にそれらを個人の内側から冷静に観察するような視点を感じさせる実にすごい、本当に本物の傑作と思います。
・「こんな名曲をずっと聴き逃していてとても悔しい。」
・「澄み切っている」
個人的に初期の最高傑作。 Morning Morgantownを筆頭にここまで澄み切った純粋なアルバムを僕は他に知りません。 初めて聴いた時あまりの無垢さにびっくりしたのを覚えてます。 ジョニの歌唱がまた、純粋で… ブルーだけ聴いてジョニ知った気になってる人はぜひ。 ラス