スターリングラード [DVD] (詳細)
ジャン=ジャック・アノー(監督), ジュード・ロウ(俳優), ジョセフ・ファインズ(俳優), レイチェル・ワイズ(俳優), ボブ・ホスキンス(俳優), エド・ハリス(俳優), ロン・パールマン(俳優), アラン・ゴダール(脚本)
「戦闘シーンよりも1対1の対決の描写が映画を引き締める」「エド・ハリスが光っていた」「もっとも人に薦められる映画です」「エド・ハリスかっこええ!」「スナイパーの対決映画」
戦場のピアニスト [DVD] (詳細)
ロマン・ポランスキー(監督), エイドリアン・ブロディ(俳優), トーマス・クレッチマン(俳優), フランク・フィンレイ(俳優), ウワディスワフ・シュピルマン(原著), ロナルド・ハーウッド(脚本)
「素晴らしいけれど・・・」「実話だからこそ」「もう一人のシンドラー、ホセンフェルド大尉について」「戦争に感動はない」「テーマは「人間」」
U・ボート ディレクターズ・カット [DVD] (詳細)
ヴォルフガンク・ペーターゼン(監督), ユルゲン・プロホノフ(俳優), ヘルベルト・グレーネマイヤー(俳優)
「戦争に対する痛切なメッセージが強く込められている名作」「現役潜水艦乗りおすすめ」「最も好きな戦争映画の1つです。」「ケチのつけどころがない」「潜水艦映画のベスト1」
シンドラーのリスト スペシャルエディション [DVD] (詳細)
スティーブン・スピルバーグ(監督), リーアム・ニーソン(俳優), ベン・キングズレー(俳優), レイフ・ファインズ(俳優), スティーブン・ザイリアン(俳優)
「ナチへの怒りと、ユダヤ人の虐げられた悲しみは理解出来るが、、、。」「私が一番感銘を受けた映画」「シンドラーのリスト」「良心とは」「ラストまで一気に持っていかれた」
男たちの大和 / YAMATO [DVD] (詳細)
佐藤純彌(監督), 反町隆史(俳優), 中村獅童(俳優), 鈴木京香(俳優), 渡哲也(俳優), 仲代達矢(俳優), 辺見じゅん(原著), 久石譲(その他), 長渕剛(その他)
「犠牲の上に成り立つ平和」「「死に方用意」の意味、意義」「鎮魂の一篇。」「英雄ではない艦と兵士たちのドラマに感動」「薄れゆく記憶の中、彼らの想いを今一度・・・。」
プライベート・ライアン [DVD] (詳細)
スティーブン・スピルバーグ(監督), トム・ハンクス(俳優), トム・サイズモア(俳優), エドワード・バーンズ(俳優), マット・デイモン(俳優), バリー・ペッパー(俳優), ロバート・ロダット(脚本)
「戦争映画Best3に入る秀作。」「市街戦の最高峰」「映画の傑作」「印象深い映画。」「命」
ライフ・イズ・ビューティフル [DVD] (詳細)
ロベルト・ベニーニ(監督), ニコレッタ・ブラスキ(俳優), ジョルジオ・カンタリーニ(俳優), ジュスティーノ・デュラーノ(俳優)
「・・・・」「不覚!」「すばらしい!!!」「家族を守る男の強さを見よ」「考えさせられる」
● 2005年 年間 (01‾12月)興行収入ランキング 01‾25
● 凹む映画
● 戦う映画!
● 極私的傑作集
● mixi「後味ずっしり重たい映画大好きコミュ」のランキング
● 私の宝物
・「戦闘シーンよりも1対1の対決の描写が映画を引き締める」
冒頭の戦闘シーンの凄まじさは「プライベート・ライアン」並みで、味方からも銃弾を浴びる悲壮感は「戦争のはらわた」に匹敵する。しかしこの映画の最大の魅力はこの後の1対1の対決の緊張感にある。ジュード・ロウが最初に独軍将校を狙撃する場面は鮮烈。 そして、ジュード・ロウのスナイパーとしての孤独感を漂わせる演技が素晴らしい。この俳優はクールな容貌から無機質な二枚目と思われがちだが、なかなか表情に深いものがあってこの役にぴったりだった。対する独軍少佐のエド・ハリスの存在感も抜群で、両雄の対決は1対1の対決を描いた名作「ジャッカルの日」を思い出させる。そのほかの出演者たちも好演で、ジョセフ・ファインズはでしゃばりすぎると映画全体のバランスを崩しかねない微妙な役回りを抑制して演じていたし、レイチェル・ワイズの汚れた格好でも美しい存在感と、戦場でのラブシーンの決していやらしすぎないエロチックさも良かった。 ラストのクレジットも印象的。
・「エド・ハリスが光っていた」
往年の名作「スターリン・グラード」のリメイクではありません。序盤に壮絶なスターリン・グラードの攻防戦が出てきます。「プライベート・ライアン」と勝負出来るぐらいに銃弾が飛び交います。電撃作戦を続けるドイツ軍に対して大勢の肉弾で迫るロシア軍。凄まじいシーンが連続しますが、ストーリーの重点はその後のスナイパーが中心です。原題も確か「ENEMY AT THE GATE」ですから、スターリングラードの攻防に主眼をおいたものではなくて、目の前にいる敵との息詰まるサスペンスものと思って下さい。ジュード・ロウ扮するロシアのスナイパーとエド・ハリスのドイツスナイパーの心理的、頭脳的なスナイパーの戦いが焦点となります。特にエド・ハリスのドイツ将校が様になっていて、渋い演技に魅了されます。実話を元に描かれていますので、歴史的背景もほとんど確かです。少し残念なのは、みんな英語で話しているところかな。
・「もっとも人に薦められる映画です」
戦争の非条理を描くにはもってこいの地名から意地でロシアが死守したスターリングラード、この設定がこの映画の持ち味です。挽回を狙った英雄の創出、スナイパーという数に比例しない戦力、そうした創造物に関する、周囲の人間関係、特に恋愛関係が非常に緻密に描写されています。スナイパーである主人公は、敵スナイパーに狙われる立場となり、後半非常に緊張した設定となるにも関わらず、戦闘の合間にには、戦後どう生きていくのかといった、人間的な言動が同時並行で進行するため、非常に人間くさい戦争映画になっています。
・「エド・ハリスかっこええ!」
1942年のスターリングラードで、実際に存在した人物をモデルとした物語です。序盤の戦闘シーンもなかなかの迫力ですが、自分が一番好きなのは主人公が初めて友軍将兵の前で実力を見せ付けるシーンです。正直言ってシビれました……ストーリーもあくまで背景として戦争が描かれており、よくあるひたすら戦闘シーン&男の友情みたいな安易な物ではありません。かなり濃いです。ラストも後味良く終わるので、すっきりした気持ちで見終えれます。後で気づいたことですがメインキャストにロシアの方いないのですね……
・「スナイパーの対決映画」
戦争の怖さと迫力を感じられる映画です。見ていて感情移入しました。
序盤からいきなり戦場で、早速狙撃シーンが拝めます。物語はテンポよく進みますし、何度も狙撃シーンが出てきて、見てる人を飽きさせません。また、演技もうまいですし、役柄もぴったしでした。
・「素晴らしいけれど・・・」
個人的には、「シンドラーのリスト」より好きかもしれません。シュピルマン役のE・ブロディが、シュピルマン本人には似ていないけれど、良いですね。音楽も素晴らしい。ただ、シュピルマンの書いた原作を読んでから観た私には、ホーゼンフェルト大尉との会話の時の字幕と脚本に不満があります。脚本はともかく、字幕に関しては多分、原作を読んだ方は同じように感じていると思います。
シュピルマンの「ドイツ人ですか?」の問いに「そうだ。恥ずかしい事だ。こうなってしまっては!」と答える場面が映画ではなかったのが、凄く残念。その一言で彼の人間性がわかる筈なのに。また、映画では大尉がシュピルマンに「おい、ユダヤ人。いるか?」と呼びかけるシーンがあったけれど、本では「君、いるか?」と呼びかけています。細かいけれど、印象は随分違ってしまう。あの字幕の翻訳のために、大尉が誤解されそうで、悲しいです。元々は教師で、人道主義者のとても心の優しい人で、助けたユダヤ人もシュピルマンだけではない事も、原作本についている日記等や、シュピルマンのご子息の書かれた本を読むとわかります。
あの字幕は非常に頭にきます。おかげで感動が半減してしまいました。本当に残念です。しかし、それでも、シュピルマンと監督の思いは十分に伝わってくる、見ごたえのある作品であると思います。観る価値は十分にあります。
・「実話だからこそ」
観終わって何が一番怖かったって、これが実話だと言うことでした。単なる映画用の脚本ではないのです。私はシュピルマン氏の回想録も読みましたが、ほぼ忠実に再現されていました。大きく違っていたのは、主人公が収容所行きの列車に乗るのを免れた時、原作では「走って逃げた」とあるのを本作品では「歩いて逃げた」のです。これは同じくゲットーでの生活を経験したポランスキー監督の体験(逃げるときに「走るな」と言われた)から変更したものです。そしてもう一点は、ドイツ人将校に見つかって弾く曲が、映画の中ではより感動的な曲になっています。シュピルマン自身が有名なピアニストであったからこそ列車から一人降ろされ、かくまってくれる同志がいて、ドイツ将校にも助けられたのです。作り話な!らばあまりにも都合のいい作品だと評されても当然ですが、この数奇な運命を生き延びた実在のピアニストの回想録であり、また監督自身のすさまじい実体験を真正面からとらえた作品です。
・「もう一人のシンドラー、ホセンフェルド大尉について」
映画だけを見ると、ホセンフェルド大尉がまるでピアノ演奏に感動してシュピルマンを助けたような印象を受けますが、実は彼はもう一人のシンドラーとも言うべき人物で、戦争中ずっとナチのユダヤ人政策に密かに反感を抱き、多数のユダヤ人を間接的に助けた人物なのです。彼の日記には、ナチの残虐な行為に対する非難が吐露されています。この映画でこういう人が人々の記憶に残ることは、すばらしいことです。
・「戦争に感動はない」
視ている最中は,主人公シュピルマンの情けなさを少々腹立たしく思っていた。しかし,この映画がノンフィクションであることを知ったとき,この映画で表現されていたを一気に理解できたような気がした。作者は,言い訳がましいことを一切抜きにして,同胞レジスタンスの戦いを覗き見しつつ惨めに生き抜いた自身の姿をありのままに描いていたわけである。私は,戦争の無意味さ,虚しさを,今一度,直視できたような気がした。涙を誘うような戦争映画に毒されていた私は,戦争をどこかで誤解していたかもしれない。
・「テーマは「人間」」
音楽の事は実はあまり重要なテーマでは無いような気がします。ロマン監督は「愛する家族を失った後、音楽に対する情熱が主人公の生きる原動力となったんだ」と話していましたが、、、私が主人公に感じたのはもっとギトギトした人間の生への理由無き欲望です。ピアニストという小奇麗な職業をしていた彼だからこそ極限状態の時とのギャップが浮き彫りになっていて、そのリアリティに心打たれます。缶詰を大切に抱えながら命乞いのためにピアノを弾くシーンはとても美しく、また残酷です。
また、主人公を助けたナチス将校は彼以外にも戦争中何人かのユダヤ人を非合法に助けることをしていたようです。ナチス将校の中にも良心を持っていた人間がいた事、或いはレジスタンスの中にもカンパで私腹を肥していた人間がいたことなど、非常に「人間」にスポットが当たっている映画だと思います。戦争映画において国家でもなく組織でもなく「人間」をきちんと描こうとした作品は案外少ないのではないでしょうか。その点からもこの映画は本当に素晴らしいと思います。
・「戦争に対する痛切なメッセージが強く込められている名作」
今やハリウッドを代表する監督の一人として次々と話題作を手掛けるウォルフガング・ペーターセン。これは彼がアメリカ進出を果たす以前の1981年に母国ドイツで撮られた超大作。戦争の狂気を如実に描いた不朽の名作として長く語り継がれ、20世紀の最後を飾って6時間余にも及ぶ撮影済みフィルムの中からディレクターズカットとして蘇った幻のバージョンである。
敗戦国ドイツの立場から見た第二次世界大戦の狂気。その真只中で犠牲になっていった全ての若者達への鎮魂歌としてこれからも受け継がれて行くべき映画だ。潜水艦を舞台にした作品として、嘗ては「眼下の敵」と云う名作があり、近年では「レッド・オクトーバーを追え!」や「クリムソン・タイド」と云った作品も娯楽作品として高く評価出来る。しかし内容の濃さ・リアリティの両面からみても本作には及ばないであろう。物語の進行と共に狭い潜水艦内の圧迫感、臭気そして水圧までもがリアルな感覚となって観る者を呑み込んでしまう。金属の軋む音や水滴の音などに戦慄を禁じ得ない。それはSFX全盛の今日に観ても十二分に通用するものであり、映画の奥の深さを改めて思い知らされる。
厳格な艦長役で主演のユルゲン・ポロホノフを含めた全ての乗組員の迫真の演技が、極限状態に追い込まれた人間の姿を圧倒的なリアリティで表現していて思わず息を呑む。関係者の皆様には誠に申し訳無いが、「U-571」や「ローレライ」で描かれる「薄っぺらな青春群像」とは比較にならない。(比較するのが間違いだが。)
あっけない程のエンディングには多少の疑問が残らなくも無いが、逆にそれが他作品には無いリアリティを与えている。戦争が決してヒーロー等を生み出すものではなく、飽くまで愚かな行為だと云う製作関係者全員の痛切なメッセージが強く込められている気がする。
・「現役潜水艦乗りおすすめ」
いわゆる「潜水艦もの」映画では間違いなく最高の一本です。数多の潜水艦映画が制作されている今日において、未だにこの作品を超える迫力を持ったものはありません、その細部に至るまでの事実に基づく演出は、現役潜水艦乗りを呻らせるものがあります。…出港中の艦内では誰も見たがりません。
・「最も好きな戦争映画の1つです。」
今まで敗戦国側からの視点から描かれた優れた戦争映画はなかった。しかしこれは違う!登場人物もほとんどが階級で呼ばれるぐらいで名前が出てこない。限界深度まで潜ってきしむ音やボルトの飛び出す恐怖、そしてやっぱり恐いのが爆雷でやられること。それでいてUボートが大海原を快走するシーンは綺麗だ。音楽もいまだにTV番組で使われているぐらいだからあの音楽を聞くと現場へ急行するシーンを思い出す。しかしどうして日本にはこういう映画が作られないんだろう。みんなお涙頂戴映画ばかりだ。「硫黄島からの手紙」にしてもC・イーストウッドがいたからこそ実現したアメリカ映画だ。日本人として恥ずかしい。
・「ケチのつけどころがない」
この映画は、冷徹に情け容赦なく現実を画くことにより、そこからリアリズムを生じさせている。ゆえに、危機的状況に陥れば息苦しいほどに不安になるし、窮地から脱することができれば、閉ざされた空間から解き放たれたかのごとく安堵する。
海面に浮上し、ハッチを開ければ深呼吸したくなる。動かなかった発動機が動きだせば本気でホッとする。暗く静かな海底から海面に浮上し、全速で波を切って猛進すれば、すばらしい音楽にあわせて心が躍る。
映像をリアルにするだけでは伝えられない戦争の一面を、どの映画よりもリアルに再現している映画だと思った。
・「潜水艦映画のベスト1」
まさしく「海の...いや海中の男」NO.1です。これ以外には、「クリムゾン・タイド」か「眼下の敵」くらいかな。緊張度120%で、まさに一乗務員になったかのような臨場感。だけど・・・最後が・・・虚しい・・・虚し過ぎる。あまりにも皮肉に、戦争の本質が浮き彫りにされる。
・「ナチへの怒りと、ユダヤ人の虐げられた悲しみは理解出来るが、、、。」
自らユダヤ人であるとの出自を胸に、冷徹なカメラ・アイと、激越なメッセージを以って撮り上げた、言わずとしれたスピルバーグ渾身の力作。公開当時、大味な大作が続いていた彼の、初期の才気溢れるシャープさを彷彿させるサスペンス&ユーモアの切れ味の見事さに、大いに唸らされる。例えば、老練工に向けられながら、引き金を引けども引けども発射されない拳銃、誤ってアウシュビッツに送られてしまった女性たちに蔓延する“恐怖”のイメージと、ガス室での不気味なノズル孔、当人たちは露知らぬまま収容所に送られ、二度と主たちのもとには返る事がないと思わせるスーツケースの山から探し出されたであろう、金、銀といった装飾品を機械的に解体する手のクローズアップ、或いは、両親を救いたい一心で日々嘆願する女性を、ガラス越しに見下ろすシンドラーの表情の変化、、、と、そのケレン味ある演出の巧さは枚挙の暇もない。全編を覆う緊迫感の中、最も印象的なのは、やはりホロコーストの描写であって、尊厳を収奪し、人間をモノ以下としてしか扱わず、その唐突に繰り返される殺戮と夥しい死者の群れは、正に阿鼻叫喚の地獄絵図とも言うべき凄惨さであるが、ナチス・ドイツの極悪性とユダヤ人の受難と哀惜を想う気持ちは揺るがぬものの、その後エルサレムに渡り、イスラエルを建国し、パレスチナ人たちに対して、程度の違いはあれ、“同様”の迫害を行ったユダヤ人たちを見る時、人間の持つ底知れぬ残虐性と原罪を感じてしまう。
・「私が一番感銘を受けた映画」
何度見ても泣けます(;_;)
内容についてはみなさんが書かれている通りなので省かせていただきますm(_ _)m
白黒映像ですが一色(一部)だけ色が付きます。はじめはユダヤ人にほとんど興味なんか無かったシンドラー。
しかし、その一部の色彩で表現されている人物との間接的な関わりで次第にシンドラーに変化が...
スタッフロール直前(?)に役者と実際の人物が登場しシンドラーのお墓に石を置いていくシーンがあるんですが。
最後に遠いシルエットでシンドラー役の人が1人でお墓の前に立つシーンの演出が最高にいいと思います。
それと、テーマ曲が最高!!聞いただけで泣けます!!
・「シンドラーのリスト」
ナチスという強大な組織に、表面上は従順をよそおいながらも悠然と挑戦し、多くのユダヤ人の命を救った男の物語です。
シンドラーは決して情熱的なヒーローでなく、主人公を演じるリアム・ニーソンがどことなく胡散臭い風貌をしているのがリアリティを感じさせます。クールでスマートな金持ちであるシンドラーが、百万マルクの金を使って千二百人の命を救います。
スッカラカンになっても奢らないでクールに振舞うシンドラー、なけなしの金歯を加工して作った指輪を彼に贈る、自由を手にしたユダヤ人たち。感謝や安堵、悲しみ空虚感などさまざまな思いが胸を熱くさせます。
また、白黒映画の中で、一人赤い服を着た少女が登場するシーンは強く印象に残ります。全体にわたり表現方法が巧みだと思いました。
・「良心とは」
狂気の時代。僅かでも良心が存在した事を世に示す貴重な作品。
レイフ・ファインズの狂気の演技は秀逸。
良心の実践には、、、知恵と金が必須は、見事な教訓。
蛇足だが、狂気の被害者のユダヤ人が、パレスチナでは、狂気の加害者。歴史とは因果の物者。
・「ラストまで一気に持っていかれた」
三時間を超える大作ですが、オスカー・シンドラーがユダヤ人救済に本格的に傾斜していく辺りから、目が離せなくなりました。ポーランドのユダヤ人ゲットーが、ナチスによって解体される場面。無抵抗のユダヤ人を、容赦なく銃殺するナチス。小高い丘から、その様子を見守るシンドラー。やがて、それまで白黒だった画面に、ぽつりと赤い色が見えてきます。あの場面こそが、金儲け第一だったシンドラーに訪れた、劇的な転換点だったように思います。あざやかに印象に残るその場面にぐいっと引きつけられて、あとはラストまで一気に持っていかれました。 シンドラーの右腕となって工場経営にあたるイザック・シュターンの、シンドラーを見る目が変わっていくところ。シンドラーに酒を勧められる場面を皮切りに、話の中で何度かそうした場面が出てくるのですが、あの辺の演出も巧いですね。イザック・シュターンを始め、ユダヤ人たちとシンドラーとの間に友情と信頼の絆が生まれ、深まっていく様子が、見事に描き出されていました。 このヒューマンなドラマにふさわしいテーマ曲も忘れられませんね。しみじみと胸に響くジョン・ウィリアムズの音楽に、何度も心を揺さぶられました。
・「犠牲の上に成り立つ平和」
私の祖父は、連合艦隊の外周を守る駆逐艦に乗っていた。まだミッドウェー海戦前のことだ。補給船の護衛に付いた祖父の乗る駆逐艦は、補給船と共にアメリカの潜水艦からの雷撃で、轟沈したそうだ。そんな話を聞いているからかどうかわからないが、この映画を再生して感情移入するのに時間はかからなかった。あの戦争が侵略戦争だったとか、負けて当然とか、そんな政治的解釈はこの映画では不要だ。描かれているのは、大和に乗った水兵達を主人公とし、どんな気持ちで、どのように戦ったのかということだ。次々と占領地域を失い、本土への侵攻が目前となった時、何もせずにはおられなかった若者達、下士官の行動はしごく自然だ。また、伊藤指令が大和最後の特攻を命じられた時に、護衛戦闘機がないのに作戦が成功するはずがないと反発した。それに対し「軍令部総長に、陛下がお尋ねになったそうです。海軍には、もう軍艦はないのか。と。」と反発され、言葉をつまらせたシーンも、伊藤指令の苦悩の決断がひしひしと伝わってきた。軍艦は残っている。だから出撃しないわけにはいかない。そう決意したのだと思う。大和映画は多く存在するし、TVドラマにもなっている。しかし、今回のように兵士を最優先で追いかけた映画は、この作品が初めてだと思う。多くの戦死者を生んだ太平洋戦争。私達は、幸運にも生き残ってくれた国民の末裔である。生き残ってくれた祖先たちは、皆、一人一人が使命をもって生きてきた。国を立て直すための使命である。その祖先達が築いてくれた平和を、私達は忘れかけてはいないだろうか。有り余る平和を弄んではいないだろうか。そう考えさせられる作品だった。もう3回観ているが、何度観ても冒頭から流れ出す涙を、止めることは困難だ。
・「「死に方用意」の意味、意義」
エンドロールのときも、いつもはほとんどいなくなってしまう館内が、立つ人も少なく、最後の最後まで、皆さん映画を噛みしめていたようです。涙が乾くのを待っていたのかもしれませんね。こんなに涙した映画は今まで無かったですね。そういう年齢、立場になったのかなぁ…。
下士官や十代の若者に物語を絞ったことで、素直な人間感情を発散できる癒しの作品に浄化しました。
加害責任の後ろめたさを感じながら見る、今までの悲惨さを前面に出す日本の戦争映画とちょっと違って、世代の受け渡しを、最初と最後の話を入れることによって、「死に方用意」の意味、意義を素直に受け止めることができました。
同時に、自分たちがこの「日本で生きている」ことを突きつけられる厳しい投げ掛けでもありました。「平和」とか「生きる意味」とか「誇り」とか考えさせられます。とりあえず、「真面目に生きていこう!」と思いました。
どちらかといえば苦手な長渕剛の歌も、なんかいいなぁ、と不覚にも思ってしまいました。音楽は久石譲だと知らずに見ていました。エンドロールでびっくりです。非常に耳になじみやすい、アイルランド民謡風の、日本人の琴線に触れるいいメインテーマです。前半から涙腺緩みっぱなしのこの映画に浸るのにとてもよかったです。
俳優では松山君が良かったですね。
最後に 「先人たちの失敗から学ぶ」。 それを絶対忘れてはいけません!
・「鎮魂の一篇。」
公開当時、『戦艦大和』のCGの精緻さや、オープンセットの迫力だけがインプットされていて、それほど興味はありませんでした。CGと分かっていても、『戦艦大和』の細部にわたりよくぞここまで再現したものです。最期の出撃となった‘沖縄戦’の壮絶な戦闘シーンもかなりリアルなものでした。
それにしても、まだ子供といってもいい面影の青年たちの『戦艦大和』での在り様はただただ痛ましく、溢れる涙を堪えることが出来ませんでした。戦争とはこんな凄惨な出来事だと、そして有為の大切な人々の命がいとも簡単に損なわれるという事を改めて認識しなければいけないと思いました。
大切な祖国を、大切な人を守るために我が身を以ってその魁とならん・・・なんと純粋で清冽で悲しい決意かと思います。
日本人として、又、人として決して忘れてはならない物語でした。是非お勧めします。
・「英雄ではない艦と兵士たちのドラマに感動」
日本人にしかつくれない映画だと思います。ロンゲストデイもUボートも戦争映画として傑作ですが、アメリカともドイツとも違う日本の視点での映画、しかも過度に英雄的に描かず、個々の人の気持ちを丹念に描いた作品だと思いました。 最も感心したのは大和が全く活躍しない点です。もちろんCGやモデルで描かれた大和は出て来ますが、ちっとも英雄的に描かれない。敵機をどんどん落とすとかそういうシーンが無い。大和が破壊されるシーン、兵士たちが死ぬシーンが連続します。兵士たちの死もピアノのソロで泣かせるセリフをはきながらなんて一切無い。これは映画監督として脚本家として自分の手を縛りながら心で絵を描くような作業ではないか、と。それは伝わりましたね。 また、この映画の特徴の一つはアメリカの視点が一切無いことですが、それが逆に家族を守るために戦った兵士たちの気持ちを表現するのに寄与していると思いました。アメリカの視点、日本の指導者の視点、それは他の作品に任せればいい。それぞれの真実があるはず。 演技陣も熱演ですし、音楽は久石譲。金払って観るだけの値打ちは充分にある映画です。お勧めです。
・「薄れゆく記憶の中、彼らの想いを今一度・・・。」
戦後60年以上が経ち、戦争を語ることのできる人間が少なくなってきている今だからこそこうした形で戦争を語ることは大切だと思う。自衛隊協力というだけあって、戦闘シーンも迫力があるが、それ以上に人間ドラマがすばらしい。厳しいながらも部下を気遣う上官の愛情、一兵士として、仲間として、そして友としての想い、残してきた家族への想い、それらが上手く絡み合い、戦争という名の下に散っていった彼らもまた戦争の犠牲者であるということを痛々しい程に感じた。
それにしてもまだ酒も飲めないような若者が次々と苦痛の悲鳴をあげながら死んでいく姿はあまりにも悲しすぎる。戦争という薄れゆく記憶を残すという段階に来ているということは、世界に比べ日本が平和であるという以上に月日が経つことの残酷さも覚えた。
様々な問いを今の日本にストレートに投げかけてくれる、非常にいい作品でした。
・「戦争映画Best3に入る秀作。」
そもそも戦争映画に順位をつけるのも甚だおかしな話かもしれないが、この映画が優れてるのは、どちらか一方を正義にみたてて偏ってないところ、戦争の不条理さ、軍の命令の不条理さ、人間の脆さ・強さ、を描ききってる所だ。しかも、涙を流させるまでの感動作にもっていけるところがスピルバーグの凄さ。
戦場のシーンはあまりに臨場感があって、あっというまって感じですよね。とにかく音のこだわりはすごい。
そして、たった一人の二等兵を救出する為に、生まれる男達の葛藤と友情には胸が熱くなる。キャスト陣の頑張り、特にアパム伍長を演じた、ジェレミー・デイビスは秀逸。もし一般人が戦場にいけば間違いなく彼みたいに怯えるか、気が狂うだろう。そんな極限の心理状態を見事に演じきってる。自分が逃がした捕虜が皮肉にも戦前にいる、そしてそれを見つめる、あの顔・・・鬼気迫る演技力が素晴らしい。
・「市街戦の最高峰」
映画で見る市街戦、特に第二次世界大戦終盤の欧州には独特の雰囲気がある。美しかった町並みが廃墟と化した中での白兵戦は「史上最大の作戦」「遠すぎた橋」「スターリングラード」などに名場面として残る。そして「プライベート・ライアン」でも独軍戦車が瓦礫の山を乗り上げ、米軍側の手製爆弾や火炎瓶が炸裂する。特に独軍の20mm機関砲と米軍の狙撃銃の描き方が秀逸だ。20mmは障害物も貫通して炸裂するので米軍は片っ端からこれに殺されていく。他方、高所から狙い撃ちする狙撃銃も多くの独軍兵士を倒す。1挺の威力は「スターリングラード」でも描かれた。映画の起承転結はいかにもで、米国人だけのヒューマニズムが主軸。そして、インディアンに攻められ、最後の最後に騎兵隊が助けに来る、といった副軸がお定まりの形式。ウンチクを言わせて頂くと、ソ連映画にもよく似た筋の戦争映画があります。
・「映画の傑作」
この映画は他の戦争映画とは全く違う。戦争を美化するものではなく、リアルな世界を築いていた。戦争では、ヒーローが生き残るのではない。偶然や奇跡が重なった人が生き残る。それを言葉ではなくて映像で見せつけてきた。そほ技量はさすがと言うべき。兵士一人一人の言葉に堪えきれないものを感じた。それは恐らく私も兵士のように戦争への恐怖を感じていたからなのだろう。
・「印象深い映画。」
これは私が小学5年か4年の時に,洋画が大好きな父と見た作品です。内容はまだ小さかったので理解できませんでしたが,最初の戦闘のシーンは本当に悲惨です。映像はとても綺麗なので兵士の傷や表情,,何もかもリアルです。今でも鮮明に思いだします。特に印象に残っている場面が,塔から隠れて兵士が敵に向かって十字架を切りながら,銃で殺していくのですが,もう兵士もガクガクになっていて…とてもリアルです。アメリカの映画ですが,戦場の様子がひしひしと伝わってきます。しかし私にとってはグロくて嫌な戦争映画ではなくもう一度見たいと思う映画でした。
・「命」
この映画は観る方によって様々な意見に分かれるでしょう。
私が戦争映画を観る際に、最も気にする部分は、偏った描き方になっていないか、ということです。
ともすれば片側の国を悪役にして、ヒーローのように描く映画がありますが、それは個人的に納得できない。
やってることは人殺しな訳で、それを正当化するのは倫理的にもおかしい。
この映画はアメリカの映画ですし、当然アメリカ目線で描かれています。ドイツ兵も敵として現れます。しかしアメリカ兵を正義の味方のように描いているかといえば、そうでもありません。
象徴的なのは、手を挙げて(恐らく)命ごいをしながら降伏しているドイツ兵2人を、アメリカ兵が射殺し嘲笑するシーン。
あれはアメリカ人が観ても、いい気持ちにはならないでしょう。
エンターテインメントとして観客を退屈させないように、ドンパチはやります。主人公達はドイツ兵を沢山殺しますが、アメリカ兵にもかなりの死者がでます。
観てる側には虚しさしか残りません。どっちがいい悪い等はありません。
ただのドンパチ映画とみれば、派手なだけと映るでしょう。
ですが人の傷みや家族を失った遺族の傷みを考えながら観れば、伝わるものが全く違うと思います。
私個人の意見としてこの映画は、人の死を無惨に描くことで、命の大切さを伝えているのだと感じました。
・「・・・・」
レビューをみたが、否定している人のいっていることに腹が立ちました。確かにこの作品には、ユダヤ人迫害についてのもっと深い部分にはふれていませんでした。もしこの映像が歴史的事実を伝えるための記録映画であったのならばこれは被害者たちにとっては耐え難いものになるでしょう。でもこの映像はあくまで普通の“映画”なのだからそこについて言及するのはどうかと思います。戦争の厳しさ、悲惨さ、過酷さが描かれていない。確かにそうだとは思いますが、そんなことは小学校一年生でもわかります。これは戦時中の中でも、むしろ戦時中だからこそあった家族愛に焦点を当てたものなんじゃないかなと思いました。過酷な中だからこそ自分の息子、奥さんに少しでも希望を与えようとする。どんなに暗く、重く、極限状態にあってもその中にある小さな光を忘れずにつかんでいく。戦争映画の闇の部分でなく、あえてその中にでもあった小さな光の部分についてスポットを当ててみた。life is beautiful.私は、素直に感動しました。
・「不覚!」
自分が好きな映画を全部吐露しようと思うといくつか思いあたる作品がある。その大トロが、これ。不覚をとると、泣いてしまう。俺は不覚をとってしまった。素人ながらに分析するとチャップリン映画に通じるものがある。かも。
・「すばらしい!!!」
どんな状況になっても、『夢』と『希望』となにより『笑い=ユーモア』を忘れず子供を育てなければ!と熱く感じさせられました。重いテーマですが、見終わった後不思議な清涼感も味わえると思います。すばらしい映画です!!!
・「家族を守る男の強さを見よ」
世界中を虜にしたベニーニの傑作、力強く家族愛を描いた感動モノです。妻を愛し、子供を愛し、迫害に追われようとも収容所に入ろうとも家族のために生き続ける男の純愛がストレートに描かれています。テーマのわりに暗くないのはやはりベニーニだからこそ、随所に盛り込まれたユーモアが話を邪魔せず、盛り上げていくからこそ悲劇が胸にくるのです。名作、感動作をじっくり楽しみたい夜には最高。
・「考えさせられる」
生きるってなんだろう。愛ってなんだろう。家族ってなんだろう。きっと答えなんか無いんだろうけど、少なくともこの映画の主人公と家族は純粋な愛を持って生きている気がする。それが例えどんな環境であろうと。あと、人によっては前半で多少ダレるかもしれないけど(俺はそうだった)絶対に最後まで見た方がいいです。
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