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▼ジャズ・アルト・サックス番付:セレクト商品

バード・アンド・ディズ+3バード・アンド・ディズ+3 (詳細)
チャーリー・パーカー(アーティスト), ディジー・ガレスピー(演奏), セロニアス・モンク(演奏), カーリー・ラッセル(演奏), バディ・リッチ(演奏)

「抜群の録音でパーカーを味わいつくせ」「Verveレーベルにおける貴重なバードとディズの競演盤」


アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション +1 (XRCD-24bit)アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション +1 (XRCD-24bit) (詳細)
アート・ペッパー(アーティスト), レッド・ガーランド(演奏), ポール・チェンバース(演奏), フィリー・ジョー・ジョーンズ(演奏)

「よい音源で聞くと驚くほどの臨場感が!」「音もいい「超」名盤」


モーション+3モーション+3 (詳細)
リー・コニッツ(アーティスト), ソニー・ダラス(演奏), エルビン・ジョーンズ(演奏)

「コニッツの異色作は最高傑作」「予想外の組み合わせが生んだ、予想外の成果。」


バードランドの夜 Vol.1バードランドの夜 Vol.1 (詳細)
アート・ブレイキー(アーティスト), ホレス・シルバー(演奏), クリフォード・ブラウン(演奏), ルー・ドナルドソン(演奏), カーリー・ラッセル(演奏)

「ハードバップの熱さ!」「やはりジャズの至宝だ」「まずは聴いてみました」「これぞ、ハードバップ」「いつ聞いてもかっこいい」


ウォーム・ウッズウォーム・ウッズ (詳細)
フィル・ウッズ(アーティスト), ソニー・ダラス(演奏), ボブ・コーウィン(演奏), ニック・スタビュラス(演奏)

「気品漂うウッズのワンホーン」


アット・ザ・ファイヴ・スポット VOL.1アット・ザ・ファイヴ・スポット VOL.1 (詳細)
エリック・ドルフィー(アーティスト), ブッカー・リトル(演奏), マル・ウォルドロン(演奏), リチャード・デイヴィス(演奏), エド・ブラックウェル(演奏)

「これぞアヴァンギャルド。若者たちの青春が渦巻く熱演盤。」「正に「歴史的名盤」の名に相応しい傑作。必聴!」


スイング・スワング・スインギンスイング・スワング・スインギン (詳細)
ジャッキー・マクリーン(アーティスト), ウォルター・ビショップ(演奏), ジミー・ギャリソン(演奏), アート・テイラー(演奏)

「安定感」「ジャッキー・マクリーンの歌が聞こえる」「豪快無比のアルトサックス」「マクリーン節よ永遠に」「胸いっぱいのジャズを。」


The Shape of Jazz to ComeThe Shape of Jazz to Come (詳細)
Ornette Coleman(アーティスト)

「モダン・ジャズのイノベーターが放った鮮烈なメッセージ」「革命の真の第一歩」「難解ではなく、全体的によく構成された緻密な傑作!」


タイム・アウトタイム・アウト (詳細)
デイヴ・ブルーベック(アーティスト), ポール・デスモンド(演奏), ジーン・ライト(演奏), ジョー・モレロ(演奏)

「アルバムとして通して聞いたときにその威力が倍増」「スムースジャズ」「不思議な感覚」「キアヌ・リーブス「コンスタンティン」で使われてます」「秋の夜長にjazzを聴く・・・。」


Somethin' ElseSomethin' Else (詳細)
Cannonball Adderley(アーティスト)

「まさに実った果実。黄金の一枚。」「マイルスのターニングポイント」「とりあえず「枯葉」の決定版。」「jazzを聴いてみたい人に」「名盤中の名盤」


スティット・プレイズ・バード(完全生産限定盤)スティット・プレイズ・バード(完全生産限定盤) (詳細)
ソニー・スティット(アーティスト), ジョン・ルイス(演奏), ジム・ホール(演奏), リチャード・デイヴィス(演奏), コニー・ケイ(演奏)


ホエン・ファーマー・メット・グライスホエン・ファーマー・メット・グライス (詳細)
ジジ・グライス アート・ファーマー(アーティスト), アート・ファーマー(演奏), ジジ・グライス(演奏), ホレス・シルヴァー(演奏), フレディ・レッド(演奏), パーシー・ヒース(演奏), アディソン・ファーマー(演奏), ケニー・クラーク(演奏), アート・テイラー(演奏)


Saturday MorningSaturday Morning (詳細)
Sonny Criss(アーティスト)


Ode to SuperOde to Super (詳細)
Jackie McLean(アーティスト)

「新旧のアルトが時代を超えて競演」「なかなか!!の好演」


What's New in the TraditionWhat's New in the Tradition (詳細)
Anthony Braxton(アーティスト)

「まずは聴いてみてください」


▼クチコミ情報

バード・アンド・ディズ+3

・「抜群の録音でパーカーを味わいつくせ
チャーリー・パーカーが Verve に残した作品の中でも最高なのがこの "Bird and Diz" だ。パーカーとガレスピーの黄金タッグにセロニアス・モンクがからむトンでもない名盤である。何よりも録音が抜群によく、パーカーの艶のある音色をどっぷり味わうことができる。

しかしこのアルバムについて昔から相も変わらず言われ続けているのが、「ドラムの人選ミス」だ。「スイング派」のバディ・リッチだから駄目だというわけだが、そういうことをほざくやつは、そもそもスイング・ジャズのドラミングがどういうものかまったくわかっていない。ジーン・クルーパを聴いたことがないのか。「コンセプトの違い」って何だよ。

このアルバムのリッチのプレイは、バッキングからソロまで、フレージングがもう「ウンパ・ウンパ・ウンパ・ウンパ」の完全なバップ・ドラミングだ。しかもかなり上等な演奏である。おかげでものすごいドライブ感が生まれていて、どう聴いても、パーカーもガレスピーもモンクもごきげんで演っている。少なくとも同じ Verve の "Now's the time"(ドラムはマックス・ローチ)よりは成功している。アタマで決めつけずに音を聴くべきだ。まあ、ドラムがロイ・ヘインズだったら、それはそれで面白かったとは思うが。

ジャズについて語る人って、ベースまでは理解できるんだが、ドラムについてはてんで無知・無理解なんだ。

・「Verveレーベルにおける貴重なバードとディズの競演盤
Verveレーベルにおける貴重なバードとディズの競演盤。ビ・バップの立役者の二人は数多くのセッションを残し、そのすさまじい演奏によってモダン・ジャズの歴史の基礎を築いていった。二人の天才は、性格、生い立ち、生涯があまりに異なっているが、それだけにその邂逅の意義は計り知れない。この競演でもいずれ劣らぬアドリブを展開し、ビ・バップとはこのようなものだという手本を示している。またバックの共演者がセロニアス・モンクとバディ・リッチというのも異色で面白い。超ユニーク・ピアノと超テクニシャン・ドラムのミスマッチがバードとディズの天才ぶりをさらに引き立てているように思える。モダン・ジャズの古典といえるアルバムである。赤いモノクロームのジャケットも時代を感じさせてくれ、捨てがたい味わいである。

バード・アンド・ディズ+3 (詳細)

アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション +1 (XRCD-24bit)

・「よい音源で聞くと驚くほどの臨場感が!
録音の良さで知られるコンテンポラリー・レコードの不世出の録音技師ロイ・デュナンの手によるもの。西海岸を感じさせるリアルでクリアな音質に驚ろかされるばかりだ。高出力アンプにJBLスピ-カーなどのよい音源で聞くと、その臨場感に圧倒される。また、オーナーのレスター・ケーニヒの肝いりで急遽決まったというセッションは、当事No.1といわれた一糸乱れぬマイルスのリズム・セクション+ウエスト・コーストを代表する天才肌のアルト、アート・ペッパーという千載一遇の顔合わせだ。のっけからYou'd Be So Nice To Come Home Toの名演一発で、しびれてしまう。すでに麻薬付けといわれていたペッパーだが、信じられないようなすばらしいプレイを聞かせ、生涯の最高傑作をものにしてしまった。同じく60年2月にコンテンポラリーに残したGettin' Togetherは当時マイルスのリズム隊のP・チェンバース、ウイントン・ケリー、ジミー・コブによるもので2匹目のドジョウをねらった感があるが、リズム隊の差という以上に、時代を経ことによるペッパー自身のイマジネーションの不足、体調不良によるダウン現象が如実に現れ、おまけに悲しいかなアルバムジャケットに映し出されたペッパーの美貌やデザインも含め比較にならない出来である。70年代に一度復活をはたしたものの、やはりペッパーのベストは50年代であろう。

・「音もいい「超」名盤
超有名ジャズメンには「この一曲」がある。コルトレーンだったら「マイ・フェーバリット・シングス」。マイルスやビル・エヴァンスのように、「この一曲」が複数あるミュージシャンはスーパースター。で、アート・ペッパーは「ベサメ・ムーチョ」などもあるが、やはりこのアルバムの一曲目の「ユード・ビー・ソー・ナイス・・・」だろう。ヘレン・メリルのヴォーカルでのこの曲もいいけど、アルト・サックスでは、このペッパーの一曲で決まりだ。「ストレート・ライフ」など、このアルバムには佳曲も多いが、やはり聴き物は一曲目。情緒的なペッパー、日本人のジャズファンのために生まれてきた。と、夢想したくなる。いつでも聴きたい、いつまでも持っていたい一枚。1959年の録音だが、録音、音源がいいので、XRCD24ビットではとても50年前の録音とは思えないほど音がいい。

アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション +1 (XRCD-24bit) (詳細)

モーション+3

・「コニッツの異色作は最高傑作
コニッツの最高傑作といえば、サブコンシャス・リーというのが定番である。僕もその通りだと思うし、当時のコニッツは神がかっていた。では、その後のコニッツは燃え尽きた余燼であるかというとそれは否定しなければならない。なぜなら60年のモーションという異色作にして最高のパフォーマンスを聞かせる作品があるからだ。これが異色なのはエルビン・ジョーンズという新世代の複合リズムを叩き出す天才ドラマーとの共演ゆえである。しかしエルビンは単なる豪放なだけのドラマーではない。以前生を聴いたときに感じたのは、あれほど激しくパワーあふれる演奏が全くうるさくなく、繊細で美しくさえあったことだ。コルトレーンの最高のパートナーであったエルビンだが、ロリンズ、ゲッツ、ショーター、ジョー・ヘンダーソンといった当代きってのホーン奏者のバッキングを勤め、数多くの傑作をものにしている。モーションもそうした歴史的名作であり、異色の組み合わせが化学変化を生んだといえよう。

・「予想外の組み合わせが生んだ、予想外の成果。
大福と苺のように思わぬ組み合わせが功を奏す場合が、Jazzにはある。Lee KonitzとElvin Jonesの共演は発売当時は驚きだったろうが、元々相手の音をよく聞くタイプのプレイヤーなので杞憂に終わった。メロディメイカーというより対位的な旋律を螺旋的に積み重ねていくKonitzはどうしても指向が内側に向かいがちなため、むしろ一見煽り立てるElvinのバッキングは的を得たものとなったと思う。You'd be so Nice to Come Home toが白眉で、うねりを上げるKonitzの迫力と弾力には彼の底力を改めて実感させられる。

モーション+3 (詳細)

バードランドの夜 Vol.1

・「ハードバップの熱さ!
このアルバムでぼくは、ハードバップの熱気に触れました。イントロダクションが終わり、元気よく飛び出すツーホーンテーマが多少合わなくても関係ない。さぁ、行くぞ!という気合が感じられてしまう。そして、2曲目クリフォード・ブラウンさんのワンホーン。言葉を失う。シミジミとしたテーマ吹奏から、火の出るようなアドリブ。そして、途中からのホラス・シルバーさんのピアノの「ン、チャチャ!ン、チャチャ!」というバッキング「ぬぉー!」と唸るしかないです。アルトのルー・ドナルドソンさんは、4曲目のアドリブ第一声で僕を昇天てさせてくれました。とにもかくにも、熱い熱すぎます火傷しそうです。

・「やはりジャズの至宝だ
バードランドの名司会ピー・ウィー・マーケットの紹介に始まる冒頭の印象…クラブの雰囲気を見事に匂わせていてさすがだな、と思う。私はこの1曲目「スプリット・キック」のテーマから、そのままルーのアドリブになだれ込んでいく部分が好きだ。ステージ奥から凄まじいテンションで煽り立てるブレイキーに後押しされ、ルーもブラウニーも今にも燃え出しそうなアドリブを展開している。3曲目「クイックシルバー」5曲目「メイリー」も、冒頭曲と同様のハイ・テンションな名演であり、個人的に愛聴しているトラックである。

ジャズの熱気に満ち満ちた本作は、歴史的に重要な記録なだけでなく、素晴らしい音楽である。是非聞いてみてください。

・「まずは聴いてみました
最近JAZZを聴き始めました。そのとき勧められたのがこの一枚です。村上春樹訳「さよならバードランド」を読みながら聴きこんでいます。

・「これぞ、ハードバップ
司会者のあとにブワーっと音がスピーカーから飛び出る感じがすごい。当時からすると、まさにパワー一杯だったんだろうなと。最近、ルディバンゲルダーのインタビューがスィングジャーナル(たぶん2006.08&09号)に掲載されていて、それを読みながら、これを聞くと2倍楽しい。この音の分厚さが、どうやって録音されたかがよくわかる。

・「いつ聞いてもかっこいい
あまりジャズは詳しくありませんがとにかくかっこいい。特にクイックシルバーという曲は見事。バードランドの名物MCといい、聴けば聴くほど、ここに居たかったと思う。死ぬまでに一度は聴かないといけないでしょう、これは。

バードランドの夜 Vol.1 (詳細)

ウォーム・ウッズ

・「気品漂うウッズのワンホーン
1950年代のウッズは豪快なフルトーンで吹きまくるのではなく、抑制の効いた演奏をしていた。現在のスタイルからは想像つかないが、ちょっぴり切ないような、気品のあるアルトプレイである。選曲もスタンダード中心にタイトル通りの暖かい演奏が疲れた心身を癒してくれます。乗りではなく落ち着いたフレーズで聴かせるアルバムである。

ウォーム・ウッズ (詳細)

アット・ザ・ファイヴ・スポット VOL.1

・「これぞアヴァンギャルド。若者たちの青春が渦巻く熱演盤。
これほど熱気を感じるアルバムもそうない。ライブである点を差し引いてもエリック・ドルフィー以下の爆発的な情念、エネルギーは止められない。50年代からチャールス・ミンガスのグループで前衛的な活動を展開していたドルフィーと盟友マル・ウォルドロンが全体の雰囲気をお膳立てし、若き天才ブッカー・リトルの火を吐くようなトランペットがかぶさる。さらにヘビー級のベーシスト、リチャード・デイビスとエド・ブラックウェルのリズムが煽りたてる。映画スイングガールズで竹中直人演ずる教師がジャズのすばらしさを説くときにこのアルバムがフリー・ジャズの凄さの象徴として紹介したときは嬉しかった。リトルとドルフィーはこのあと立て続けに夭逝してしまい、夢の共演は文字通り真夏の夜の出来事と化した。が、若者たちの青春が渦巻く熱演は人々の記憶から決して消えることなく、次なる新たなジャズの胎動へと誘っていくのである。惜しむらくはドラムがややイモっぽいブラックウェルでなく、シャープなトニー・ウイリアムスかロイ・ヘインズあたりだとさらに面白かったと感じるのは僕だけではないだろう。

・「正に「歴史的名盤」の名に相応しい傑作。必聴!
 映画「スウィング・ガールズ」で、竹中直人扮するウンチクjazzオヤジが、自室でジャケット片手に興奮気味にその魅力を語っていたのが今作。1961年7月16日、NY「ファイブ・スポット」での、エリック・ドルフィー&ブッカー・リトルによる伝説の一夜。その息苦しいほど酸欠状態なまでに吹きまくる魂の咆哮、マル・ウォルドロンも巻き込んでの果てる事のない狂熱的なせめぎあいと絡み合い、ハード・バップとフリージャズのボーダー・ラインを越境してしまったような解放感、正に圧巻で怒涛のセッションに、竹中ならずとも、唾気をとばして絶賛したくなる出来栄え。「歴史的名盤」、と言うフレーズはそう安々とは使うべき類のモノではないと思うが、今アルバムはその称号に相応しい1枚。ドルフィーもリトルも若くしてその命を散らしてしまったが、jazzへの飽くなき探究心が存分に窺える傑作。必聴!。

アット・ザ・ファイヴ・スポット VOL.1 (詳細)

スイング・スワング・スインギン

・「安定感
マル・ウォルドロン「Left Alone」での名演で有名なジャッキー・マクリーンのリーダー作であり名盤中の名盤。ジャッキー・マクリーンは突き抜けるようなカリスマ性はないためコルトレーンやロリンズのような“巨人”の域までは到達しなかったが、「猫の鳴き声」と評された泣き節サックスと安定感抜群のプレイは、脇役として起用された際に特に実力を発揮した。この作品の素晴しい点は、サックス・ピアノ・ベース・ドラムのバランスの良さである。特にブルージーなウォルター・ビショップのピアノが素晴しく良い働きをしている。ちょっとウイントン・ケリーに似た雰囲気もあり、またバッキングに廻った際のタッチも絶妙だ。この4人によるアンサンブルが抜群に安定しているため、突出した楽曲はないが落ち着いて聴く事が出来るのが最大の魅力。各人のプレイ(フレーズ)に難解さもなく、穏やかな素晴しい作品だと思う。

・「ジャッキー・マクリーンの歌が聞こえる
ジャッキー・マクリーンをモダン・ジャズ・シーンのなかで正当に評価した場合どのようなポジションを得るのであろうか。チャーリー・パーカーは別格としても、ソニー・スティット、キャノンボール・アダレー、アート・ペッパー、リー・コニッツ、ポール・デスモンド、フィル・ウッズ、オーネット・コールマン、エリック・ドルフィーといった後にようやく出てくるのではないだろうか。確かに、ここにあげたアルト奏者と比較して、マクリーンは音程の安定感、リズム的なノリの問題、アドリブの創造性やテクニックといった面で、やや劣るかもしれない。また、これといった、ジャズのイノヴェーション性とも無縁なミュージシャンなのかも知れない。しかし、である!ジャズは理屈を超えたどうしようもない個性や嗜好によって成り立っている音楽である。マクリーンこそ、そんな客観的な優れた資質や条件を超えた、訛りのような、どうしようもない個性と彼ならではのタイム感覚(後乗りの)、さらに、不安定ながら泣きの入った忘れられないトーンとフレーズがあるのだ。立て板に水の巧言令色よりもたどたどしく,訥々とした語りに信頼と懐かしさを覚えるのだ。しかも、スタンダード集の本作品は、59年という微妙な時期ながら、洗練されたグループ・フィーリングでまとめられ、聴きやすくまとまったアルバムだといえよう。お勧めのCDである。

・「豪快無比のアルトサックス
ジャッキーマクリーンが昔からあまり好きでなかった。子供の頃からの蓄膿症で鼻づまりが悪かったので、彼のどこか音の詰まったアルトを聴くと呼吸が苦しくなる症候群によく陥った。だが本盤だけは例外だった。ケレンミなく吹きまくるマクリーンがいい。どことなく漂う心の中の雨雲を吹き飛ばしてくれる。何の迷いもなくただただ力一杯に吹きまくるだけのワンホーンアルバム。ぶっといベースのジミーギャリソン、ビバップフレイズをまき散らすピアノのウォルタービショップ、堅実なプレイのドラムスのアートテイラーのシンプルなバッキングもグッドだ。スタンダーズナンバーが曲の多くを占めているので聞きやすさもある。マクリーンの中では例外的に好きな一枚だ。

・「マクリーン節よ永遠に
ジャッキー・マクリーンが亡くなった。73才。あのマクリーン節が新たに音として刻まれることはもうない。

・「胸いっぱいのジャズを。
マイルス・デイヴィスやジョン・コルトレーンがキャビア、フォアグラだとすれば、ジャッキー・マクリーンはラーメン、コロッケ、でしょうか。というわけで、そんなマクリーンの「泣きメロ」をこれでもかと堪能できる、ワンホーンによるスタンダード集。いやあ、お腹一杯っす。切々と情熱的に歌い上げるマクリーンは、本当に「歌」ですなあ。タイトル通り、スインギーでノってます。クセになったらやめられないマクリーン節を是非どうぞ。

スイング・スワング・スインギン (詳細)

The Shape of Jazz to Come

・「モダン・ジャズのイノベーターが放った鮮烈なメッセージ
ジャズを聴き始めた高校の頃、マイルスやアート・ブレイキー、コルトレーンというお決まりのアイドルにはまり、すごく気にはしつつも敬遠していたのがオーネット・コールマンであった。もちろん彼がモダン・ジャズの最大のイノベーターの一人であることは知っていたし、コルトレーンやドルフィーのフリーキーな演奏にも親しんでいたので、興味がないわけではなかった。最初に聞いたオーネットはそのドルフィーらとの文字通り「フリージャズ」というアルバムで、ジャクソン・ポロックらしき作品がジャケットに使用されていた点も、当時美術に進もうと決めていた僕にとって親近感を抱かせるものであった。しかし意外にも、アトランティックのこのデビュー作は聞く機会がないまま、ロンリーウーマンという名曲の存在ともども幻のアルバムとして心の隅にあり続けた。そして、おそらく30代半ばくらいに初めて聴いたとき、これがフリージャズの旗頭となったオーネットの問題作なのかと、少々驚かされた。新しさがないというのではなく、想像以上に美しく、やさしい音楽だと思った。そしてそこから発せられたフリー<無調>という概念の鮮烈さの意味が少しわかり、以前から漠然と思っていたフリージャズという概念に対する疑問が氷解したのであった。無調であるということが「でたらめ」ということではなく、既成のコード、リズム、メロディという要素の枠を新たな概念や規範によって再構成することという、いわば当然のことが実感できたのだ。美術にもいえることであるが、具象的な絵画しか絵だと思っていない人にとって抽象絵画が、でたらめに見えるように無調やモードでさえも、いやもっといえば通常のインプロビゼーションすら「わけがわからん」という精神の埒外に飛んでしまうのだろう。この音楽との出会いが、また一つ豊かな世界を知らせしめたのだ。オーネットに感謝したい。

・「革命の真の第一歩
パッと聴いた感じでは、とても心地よい音楽なのです。深く聴いて、深く考えた時、あなたは初めてその革新性に戦慄をおぼえることでしょう。

・「難解ではなく、全体的によく構成された緻密な傑作!
できれば音量を上げて聴くとよりよい作品だと思います。「ロンリーウーマン」から始まり、テンポの速い曲を中心にアルバム構成されている点は、どこかマイルス五重奏団の「マイルス・スマイルズ」を彷彿させます。ともに、エネルギー溢れる個所は音を上げて聴きたいし、またリズムが転回しまくりる至福も味わえます。

私には全体的によく構成された緻密な作品、シンプルな構成でよくぞ斬新なアレンジ(というよりアドリブか)を施したなー、ときこえました。ジャズ入門として聴くのもよいと思います

The Shape of Jazz to Come (詳細)

タイム・アウト

・「アルバムとして通して聞いたときにその威力が倍増
定番中の定番。やはり外せません。「Taka Five」はもちろんですが、アルバムとして通して聞いたときにその威力が倍増。美味しくお酒が飲めますよ。大好きなアルバムです。

・「スムースジャズ
小生はジャズ初心者です。本CDを購入したのはポールデズモンドが演奏に加わっていたからです。彼のTake Tenは大好きですが、その原点であるTake Fiveがあるなんて.......、ついぞ知りませんでした。全体に初心者でもスムーズにそしてリラックスして楽しめる演奏だと思います。こうした演奏のCDをもっと知りたいと思います。ジャズビギナーin 仙台

・「不思議な感覚
誰もが名盤と認めるアルバムで、ワタシも大好きです。

個人的には、少しだけ古いアメリカのショートフィルムに出てきそうな音楽、あるいはちょっとだけ洒落たレストランで流れてきそうな音楽(イームズのフィルムにこんな音楽が使われていたような・・・)、という気がします。

とにかく落ち着くアルバムです。ど迫力も難解さもない親しみやすさは、やはり高いレベルを感じさせてくれて楽しいです。TVなんか消して、こういうのを聴いてみてはいかがでしょう?

・「キアヌ・リーブス「コンスタンティン」で使われてます
名曲「テイクファイブ」が入ったこのアルバム。大好きです。他に入っている曲もいい曲ばかり。そもそも「変拍子ばかりあつめたアルバム」っていうのが素敵すぎます。キアヌ・リーブス最新作「コンスタンティン」の中でもコンスタンティンが自宅でLP盤に針をおとして「テイクファイブ」をかけるシーンがあります。ドラムとシンバルでリズムが刻み込まれ、それにサックスの音色がふわっとかぶさった瞬間鳥肌がたちました。サントラには残念ながら入っていません。コンスタンティンの謎めいた雰囲気にぴったりの「テイクファイブ」です。映画に興味がない方でも、機会があったら「コンスタンティン」と「テイクファイブ」の素敵な出会いをお楽しみください。

・「秋の夜長にjazzを聴く・・・。
ブルーベック氏の名作中の名作と言えます。私は「TAKE FIVE」を聴きながら秋の夜長を楽しんでおります。

タイム・アウト (詳細)

Somethin' Else

・「まさに実った果実。黄金の一枚。
キャノンボールもそうだが、特に50年代をガムシャラに走ってきたマイルスにとって、この一枚は実りの果実だったんじゃないかな。Kind Of Blueの定義付けは、ある種特別なのであれだが、60年代以降、良くも悪くも貪欲に自らの道を開拓していった両者だが、ここではそんなハングリーさとかストイックさとかとは別で、本当に悠然と心から音を楽しんでる感じが伝わってくる。「Autumn Leaves」、「Somethin' Else」、「One For Daddy-O」では、音色、フレージングともに見事なまでに安定したユニゾンを聴かせてくれる。ほんと艶然と微笑むような気持ちになれる。

もう何度も聴いた一枚だが、昔は前述の両者とサム・ジョーンズの芯の強いベース音に感服してたりしたが、年月たって聴いてみると、ハンク・ジョーンズのピアノ音は何とも温かいというか、心に沁みるというか、だんだん彼の凄さに気づいてくる。そう思って聞き返すと以外に、この作品で彼は、おいしい所どりしてるのがよくわかる。彼の音を一音一音追って聴くと何時までも飽きのこない贅沢さがあると思う。

あとキャノンボール名義じゃないともいわれてるが、何々ラストナンバー「Dancing in the Dark」の彼のアルトの、メロウにムード満点に歌い上げてるの聴いてロマンティックに浸れば、あながち彼のその後の活躍を予感させる感がヒシヒシと伝わってきて、お膳立てではあるが、間違いなく彼のリーダー作だよ。

・「マイルスのターニングポイント
レーベルの関係でキャノンボール・アダレイがリーダーになっているが、事実上はもちろんマイルスがリーダー。この二人はこの後コルトレーンを加えた最強のマイルスのセクステットで行動を共にする。その意味でも、歴史的な邂逅といっていい。しかし、ここではこのアルバムの内容にこそ注目すべきだろう。というのもシャンソンの名曲「枯葉」の決定的名演を残した事だ。スタンダードや歌ものが得意なマイルスだが、シンプルで抑制の効いたこの曲を100㌫JAZZに仕立てた力量は彼の美学のエッセンスが凝縮された姿でもある。さらに音楽的な成果でいうならば50年代の総決算ともいえるモード・ジャズに突入する直前のマイルスのターニングポイントとして位置づけられる作品である。ギル・エバンスのオーケストラとの共演のなかでモードジャズを追及していたマイルスだが、コンボでのモード奏法への転換期の貴重な記録でもある。もう一人の主役、キャノンボールはマイルスの静と正反対のオーバーアクションな動的アドリブを展開し、見事な対比が描き出されている。チャーリー・パーカーの再来と騒がれた彼は、独立後ファンキー・ジャズの代名詞にもなったが、マイルスとの共演時代こそ、天性のリズム感やイマジネーションが真に発揮されていたのではないだろうか。他にラブ・フォー・セールなどのスタンダードがお勧めだ。

・「とりあえず「枯葉」の決定版。
 「枯葉」という曲をジャズで聞きたいならこれ以外にはありません。アレンジ、ムード全てにおいてこれが決定版でしょう。

 それはさておいて、本作品は実質上はMiles Davisの作品だとはよく言われることですが(Milesのディスコグラフィーでもそんな扱いです)、でもやはりキャノンボールのアルトを楽しむ作品だと思います。Milesの作品に共通する張り詰めたエレガンスよりも、ややリラックスした暖かいムードなのは、BlueNoteがきちんとリハをやらせてくれたことと、Milesがお膳立てをしたにせよ、リーダーはキャノンボールであることによると思います。 タイトル曲のモダンなブルーズ解釈が一番Milesっぽいでしょうか。

RVGのリマスター・シリーズは結構音も良くてCDでも迫力あります。

・「jazzを聴いてみたい人に
東芝EMIのアンケートで、「初めてブルーノートを聴く友達に勧めたいアルバム」の一位になった。私も、ジャズを聴いてみたいという友人に勧めてきた。ジャズの楽しみがギュッと濃縮されているからだ。そして何よりカッコイイ。 ピアノとトランペットの印象的な前奏から「枯葉」が始まる。薄暗い中で色彩が踊るように、音がつながって行く。黒を基調としたジャケットと雰囲気が似る。全体的に抑制が効いている。マイルス・デイビスの色だ。キャノンボールが対照的に、クールでありながらエモーション豊かなサックスを吹く。華麗なピアノが彩りを加える。

「ジャズでも聴いてみよう」という初めての一枚に最適だ。クラシック好きから入るなら、情動のストレートな表現が新鮮に響くだろう。リズムが鮮明で、揺れる様なノリもある。 ロックやポップス好きから入るなら、知的な印象を持つだろう。音のつながりに、理論を感じるだろうか。楽器に注目した聴き方も新鮮で面白い。洗練された楽器の声を感じて欲しい。

購入して、とにかくも繰り返し聴いて欲しい。気に入った曲だけを繰り返しても良いだろう。まずは音にのめりこんでみることだ。これが駄目ならば、悲しいけれど、いわゆるジャズは難しいだろう、と思う。しかし、幸いジャズは奥深い。ラテン、ファンキー、フリー、スウィングなどへ行く手もあるが、まずはこのアルバムは試金石だ。

・「名盤中の名盤
傑作中の傑作、名盤中の名盤とはこのアルバムのことだ。キャノンボール・アダレイ(アルト・サックス)ハンク・ジョーンズ(ピアノ)サム・ジョーンズ(ベース)にアート・ブレイキー(ドラム)。加えてマイルス・デイビスと豪華キャスト。ブルーノートレーベルで最も売れた一枚だろう。表題曲「サムシン・エルス」や「ラブ・フォー・セール」もごきげんだが、やっぱり一曲目の「枯葉」。マイルスのトランペットを聴くと涙が出る。ジャズファンでなくとも必聴の一枚。(松本敏之)

Somethin' Else (詳細)

Ode to Super

・「新旧のアルトが時代を超えて競演
ゲーリー・バーツといえばマイルスのライブイーブルで彗星のごとくデビューした新鋭アルト。バップ時代からキャリアのあるマクリーンとの競演は数あるアルトバトルの中でも屈指の出来である。なんといってもバーツの新感覚のアルトがマクリーンを刺激し、またバーツも巨匠マクリーンとの対決で実力が発揮できた。特に表題曲Ode to Super は圧巻だ。個人的な好みでいえばバーツのソロが新鮮でいいと思うし、マクリーンをややしのいでいるという印象である。しかしその後のバーツの活躍が期待していたよりも芳しくないというのが不満でもある。このようなセッションは(マクリーンが没したという事実を除いても)もはや望むべくもないのだろう。

・「なかなか!!の好演
Jackie McLeanとGary Bartzの競演盤。2 Altoで、McLeanはいつもの(’70年代の)トーン。BartzはMcLeanよりやや厚ぼったい感じのトーン。1曲目から、なんだか脳天気なテーマのモード曲で、whole tone等交えながらいつもの調子のMcLeanの後にBartz登場。アルトの音なんだけど、フレーズはテナーっぽい、なんて思いました。2曲目は、minorの哀愁ある曲で、後テーマで二人のvocalが聴けます(昔は僕も一緒に歌った(謎))。ちょっとぅっとキますね…3曲目は、あれ?Das Datと同じですね…最後にParker tuneをブッ速で2回やって終了。ベースは電気増幅の、時代を感じさせる音です。だけど、これは私の頭にこびりついて離れないアルバムですね。McLeanフリークなら、是非!

Ode to Super (詳細)

What's New in the Tradition

・「まずは聴いてみてください
もともとは管楽器奏者は違う人だったらしいが、この人で正解。TETE3が完全に食われてしまっていて、ひたすらバクハツしまくる。圧巻は、コントラバスクラを普通のクラリネットのようにぶいぶい吹きまくる1-4。跳躍が多く、ただでさえテンポの速いために、運動性の悪い低音楽器にとっては鬼門のはずのこの曲をしっかりとした発音で明瞭に聞かせてくれるのだが、バスの音とかぶって、何がなんだかわからなくなってくる。雨あられというよりも、まるでぼたもち(つぶしあん)のどしゃ降り。この人の卓越した技量に圧倒される。好き嫌いは分かれるが、優れた作品です。是非お聴きください。

What's New in the Tradition (詳細)
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