ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1~4番 (詳細)
ラフマニノフ(作曲), プレヴィン(アンドレ)(指揮), ロンドン交響楽団(オーケストラ), アシュケナージ(ウラジミール)(Piano)
「息が詰まりそうな迫真の演奏」「エキサイティングなクラシック」「補足・・・」「叙情的モダニズム、現代的ニヒリズムを徹底的に追求したニ短調協奏曲」「10年経っても聴いてます。」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番・第3番 (詳細)
ラフマニノフ(セルゲイ)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), ストコフスキー(レオポルド)(指揮), オーマンディ(ユージン)(指揮), フィラデルフィア管弦楽団(演奏)
「録音は古いが演奏は秀逸」「自作自演の面白さ」「スマートな好演・音質は覚悟が必要」「試金石。」「不滅のピアノ協奏曲」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 (詳細)
アルゲリッチ(マルタ)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), チャイコフスキー(作曲), シャイー(リッカルド)(指揮), キリル・コンドラシン(指揮), ベルリン放送交響楽団(演奏), バイエルン放送交響楽団(演奏)
「白熱の「チャイコフスキー : ピアノ協奏曲第1番」 これが1000円というのは安すぎます!!」「なんという気品に満ちた演奏」「アルゲリッチのピアノ協奏曲の名演奏」「アルゲリッチの魅力を堪能できる1枚」「驚きの名盤」
ラフマニノフ:P協奏曲第3番 (詳細)
ホロヴィッツ(ウラディミール)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), オーマンディ(ユージン)(指揮), ニューヨーク・フィルハーモニック(演奏)
「群を抜く面白さ」「永遠の名盤」「異様」「同曲の決定版」「素晴らしい」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番・第3番 (詳細)
ジルベルシュテイン(リーリャ)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), アバド(クラウディオ)(指揮), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
「ラフマニノフの音」「何と正確なピアノでしょう!」「思わず聴き入ってしまう名演」「すばらしい」「名演です!!!」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 (詳細)
ワイセンベルク(アレクシス)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), バーンスタイン(レナード)(指揮), フランス国立管弦楽団(演奏)
「鳥肌がたっています」「最も怪しげなラフマニノフ !」「癒される演奏」「印象的な美しいメロディー」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 (詳細)
アシュケナージ(ヴラディーミル)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), ハイティンク(ベルナルト)(指揮), ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(演奏)
「★★★★★★★★★★」「この世のものとは思われない美しさ」「むしろ嫌いな演奏家たちなのに!!」「確かに名演だが落ち着き過ぎか?」「素晴らしかった」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 (詳細)
ヘルフゴッド(デビッド)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), ホルバート(ミラン)(指揮), コペンハーゲン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
「魂にふれた」「なんにしても貴重な一枚」「魂をゆさぶる」「シャインで感動」「他を寄せ付けない演奏」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番&パガニーニ変奏曲 (詳細)
クライバーン(バン)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), コンドラシン(キリル)(指揮), オーマンディ(ユージン)(指揮), シンフォニー・オブ・ジ・エア(演奏), フィラデルフィア管弦楽団(演奏)
「最高のラフマニノフの3番」「若くして伝説となったピアニストの輝かしい青春の記録。」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 (詳細)
小山実稚恵(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), フェドセーエフ(ウラディーミル)(指揮), モスクワ放送交響楽団(演奏)
「素晴らしいの一言」「最高」「ソロは見事。オケはちょっと個性的。」「小山のベスト録音」「最も難易度の高いピアノ協奏曲」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番 (詳細)
ブロンフマン(イェフィム)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), サロネン(エサ=ペッカ)(指揮), フィルハーモニア管弦楽団(演奏)
「久しぶりに魂を揺さぶられた!」「ホロヴィッツに迫る演奏」「やっと見つかりました。」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 (詳細)
ヴォロドス(アルカディ)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), レヴァイン(ジェイムズ)(指揮), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
「いまポッチャリ系が熱い」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 (詳細)
ホロヴィッツ(ウラジミール)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), ライナー(フリッツ)(指揮), RCAビクター交響楽団(演奏)
「初めて聴いたホロヴィッツ」「晩年と壮年期のラフマニノフ」「ソナタ2番は音質が良く最高である。P協3番は最も評価が高いが、音質が悪い。」
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番 (詳細)
キーシン(エフゲニー)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), リスト(作曲), シューマン(作曲), 小澤征爾(指揮), リチャードソン(その他), ボストン交響楽団(演奏)
「聴かなきゃ損!です。」「すばらしぃ!!!」「背中がゾクッとする名演」「すごい」「キーシン最高」
クラシック>器楽>協奏曲>作曲家別>マ・ヤ・ラ・ワ行の作曲家>ラフマニノフ
クラシック>器楽>協奏曲>演奏者別>ア行の演奏者>アシュケナージ
Custom Stores>By Formats>国内盤>クラシック
Custom Stores>By Artists>クラシック>オーケストラ>ロンドン交響楽団
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>ハ行>プレヴィン
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>ラ行>ラフマニノフ
Custom Stores>By Artists>クラシック>演奏者別>ア行>アシュケナージ
クラシック>器楽>室内楽・器楽曲>演奏者別>ア行の演奏者>アルゲリッチ
クラシック>器楽>協奏曲>作曲家別>サ・タ行の作曲家>チャイコフスキー
クラシック>器楽>協奏曲>演奏者別>ア行の演奏者>アルゲリッチ
Custom Stores>By Artists>クラシック>オーケストラ>ベルリン交響楽団
Custom Stores>By Artists>クラシック>作曲家別>タ行>チャイコフスキー
Custom Stores>By Artists>クラシック>演奏者別>ア行>アルゲリッチ
クラシック>器楽>室内楽・器楽曲>演奏者別>ナ・ハ行の演奏者>ホロヴィッツ
・「息が詰まりそうな迫真の演奏」
この一枚は大正解の買い物でした。アシュケナージの演奏のレパートリーにラフマニノフが入っているのは知っていましたが実際に彼が演奏するラフマニノフを聴いたのはこれが初めて。 彼の演奏を聴いて感じたことはとにかく全曲通してメリハリがものすんごくついています。とくにアクセントとかはありえないぐらい周りの音と対比されていて浮き上がって聞こえます。二番の第一楽章の中間強奏部なんかはタテのノリがオケピアノ共にすごいんです!何千人もの軍隊が向こうから歩いてくるようです。繊細な部分は本当に彼が一部で女々しいと批判を浴びるのがわかるぐらいにとても美しく演奏されています。 そして聴いているといくつかミスタッチが聞き取れます。しかしその演奏を聴いてひとつも不快には思いませんでした。彼の本気と言える情熱的な演奏だからこそこういったライブ感のあるラフマニノフが聞けるのではないでしょうか。僕個人的には、ミスを恐れて丁寧に演奏されているラフマニノフよりも、こういった熱烈であり華麗なスタイルの彼の演奏のほうが、断然好きです。まさしく「ラフマニノフ節」というのがよく歌われていて心から楽しめる一枚ではないでしょうか。
・「エキサイティングなクラシック」
このCDの最大の利点は、名ピアニストの演奏でラフマニノフのピアノ協奏曲が全て聴けるということです。ラフマニノフの協奏曲は、ある場面では雄大で、ある場面では激しく、変幻自在の音楽で、表情豊かに演奏されています。クラシックは一般的に気持ち良くさせる(癒しの)音楽だとされてますが、僕の場合、そしてこのCDの場合、その素晴らしさにかえって興奮してしまいますね。おすすめできます。
・「補足・・・」
ピアノを演奏しているウラジミールアシュケナージはピアノ奏者にしては手が小さかった(指が短かった?)ため、2番の始めの和音の部分を分散して弾いています。しかし、すばらしいです。
・「叙情的モダニズム、現代的ニヒリズムを徹底的に追求したニ短調協奏曲」
他のレヴュアーの方々が釈然としないように?1970年代のプレヴィンとの共演盤は後年のハイティンク伴奏盤に及ばない点もある。特に2番などは大人しい録音もあり意外に地味(ハイテンク盤は生々しく彫が深い)。
しかし1番は中々だし、何と言っても第3番ニ短調に関しては今なお最高級の演奏と断言してよい。冒頭のメランコリックなユニゾンからしてただ事でない雰囲気が漂い、案の定,叙情的メランコリアのピアニズムが全篇開陳される。特筆されるのがプレヴィンの驚くべき指揮と解釈で、低音弦楽器と高音弦楽器群との交代の意味深さ、急にピアニッシモに陥る部分のぞっとするようなニヒリスティックな表現など、細部にわたって驚くべき解釈を示す。アシュケナージとの呼吸も完璧に合っており、これほどの演奏が再現可能とは思えないほどだ。また、えてして「慣習的カット」が施されるカデンツァもオリジナルに近いヴァージョンが採用されており、聞き応え十分(アシュケナージの多彩な表現力が素晴らしい)。
「ホロヴィッツやアルヘリッチの痛快さ、凄み」はないかもしれないが、ラフマニノフの音楽の持つ叙情的モダニズム(時として人間存在への問いかけを含む厭世観さえ漂う)を徹底的に追求した演奏として、永遠に聞き継がれるだろう。
・「10年経っても聴いてます。」
私が高校生の時に買ったCDがこれでした。ただ単に、ピアノ協奏曲第2番を聴きたかったからです。でも、4曲全て収まってこの値段は恐ろしいですよね(笑)最初は狂ったように2番ばかり聴いていましたが、3番も中々良い。というか、3番は色んなバージョンって、アシュケナージはその全てのバージョンを演奏していますが、私はこのCDに入っているバージョンが一番好きです。1番4番はマイナーですが、実は味があってどれも良い曲です。
ラフマニノフが好きで、いろいろなピアニストが弾いたCDを持っていますが、このCDは聴く回数が断然多いです。そのくらい気に入っています。
・「録音は古いが演奏は秀逸」
モノラル、ノイズも多い。でも、演奏の凄みに比べればたいした問題ではない。変に溜めたような弾き方はせず、「疾風怒濤」という言葉がふさわしい演奏だと思います。
・「自作自演の面白さ」
☆年代、演奏者を見てお気づきでしょうが、まさに「自作自演」の記念盤です。これは、演奏の善し悪しよりも、ああ、これがラフマニノフの表現したかった2番なのか、という聴き方です。作曲者が亡くなると、その解釈は様々に発展し、音楽家の感性に合うものに変化をしていきます。それはそれで、またクラシカル音楽の良さだと思います。私は、マーラーの自作自演があったら聞いてみたいなんて思います。
・「スマートな好演・音質は覚悟が必要」
ピアノの名手ラフマニノフの自作自演。ピアノ協奏曲第2番は1929年、第3番は1939年から1940年にかけての録音。多くのロマンティックな演奏と比べると、情感過多にならず淡々した流れで進んでいきます。しかし、作曲者自身の演奏ということもあってか、説得力のある演奏です。テクニックは当時としてはやはり圧倒的ですね。派手ではありませんが、淡々とした中にもその名技が存分に発揮されています。伴奏のオーケストラも秀逸。個性派として知られるストコフスキーは、ここでは万全の好サポートを見せていますね。フィラデルフィア管弦楽団の豪華なサウンドはこの頃から健在で、オーケストラの響きも楽しめます。
音質については、録音年代が古いので覚悟しておいてください。この曲を初めて聴く人にはお薦めしません。経験上、入門者はできるだけ音質の良いものを選んだほうが楽しめると思います。
・「試金石。」
録音年代が古い(1929~1940)のでそれほど期待していなかったが、今後も一つの規範として輝き続ける演奏だと確信した。
ここで聴くことの出来る演奏からはラフマニノフがまさにヴァーチュオーゾと呼ぶに相応しいピアニストであったことがわかる。しかし、過去の名演奏家にありがちな気ままでセンチメンタルな表現は微塵もみられず、時に初々しいとさえ感じさせるような素直さを感じさせることに好感を持った。
作品全体の構成に気を配りつつ、素直なフレージングで真正面から作品を歌い込み、内包するリリシズムを自然に浮かび上がらせようとする。ハッタリの効いた大げさな表現でごまかすことなく、必要なときに必要な表現を的確にヴィジュアライズする演奏能力の高さがあってこそ可能な演奏スタイルだ。
現代でもこれほど優れた演奏技術を持ったピアニストはそれほどたくさんいないのではないだろうか。腐ったロマン派の成れの果てではなく、まさに現代の巨匠の業と呼ぶにふさわしい演奏だった。
・「不滅のピアノ協奏曲」
録音は古い。だけどそんな些細な事、この二つの偉大な協奏曲を聴いた後では、まったく気にならない。しかもその奏者が、ラフマニノフ。作曲家ラフマニノフの作品を演奏家ラフマニノフが自由に演奏している。自作自演が名演奏とは限らない。だが、このラフマニノフの自作自演に関しては無用の言葉といえる。後世にこのような名録音を残してくれた、ラフマニノフにお礼が言いたい。
・「白熱の「チャイコフスキー : ピアノ協奏曲第1番」 これが1000円というのは安すぎます!!」
20年以上前、今はない梅田のレコード店で、白熱した演奏が流れていました。レコードジャケットを確認したらアルゲリッチが演奏する「チャイコフスキー : ピアノ協奏曲第1番」でした。第3楽章から聴かされたので特にそう感じたのでしょうが、素晴らしい演奏でした。声楽曲を探しにいったはずなのに、ピアノ協奏曲を買って帰ったという思い出の曲です。
レコード時代は単独でしたが、今はラフマニノフの第3番とカップリングされています。今日、改めてCDを買いなおして聴きました。ラフマニノフの第3番も骨太の演奏でした。
この「チャイコフスキー」の良い所は,第3楽章の出だしからオーケストラをぐいぐい引っ張っていったアルゲリッチのピアノが、1番最後のクライマックスでさらに恐るべきスピードでかけあがっていき、それに負けじとオーケストラも最高潮に盛り上がって終わる所です。
流石にピアノの女王もミスタッチをやっています。そんなのはお構いなしに、突っ走る迫力満点のラストは、他の演奏では聴けないほどのすさまじさです。演奏終了後の「ブラボー」の掛け声はこのCDを聴いた人、全ての思いでしょう。
フルトヴェングラーの伝説のバイロイトでの演奏、ベートーヴェンの第9の最終楽章と匹敵する演奏です。破綻寸前のすさまじさは、「真剣勝負」のライブなればこそです。ピアノ競争(狂騒)曲ともいえる演奏です。名演です。
ちなみに、これは『レコード芸術』の1982年度リーダーズ・チョイスの年間ベスト1に選ばれました。
・「なんという気品に満ちた演奏」
ラフマニノフは、ピアノもオーケストラも美しいの一言。この作品の豪勢さと愁いをここまで生かしきった演奏はほかにないのでは。アルゲリッチの確信に満ちたタッチがすばらしい。チャイコフスキーも名演だが、それが普通に聞こえてしまうくらいラフマニノフが素晴らしすぎる。これはもう曲自体の持つ力の差といっていいかもしれない。
・「アルゲリッチのピアノ協奏曲の名演奏」
アルゲリッチによる名曲の名演のカップリング。これが千円とはまったく驚くほかはない。両曲ともライブ特有の熱気が聴く者の感動を誘ってやまない。コンドラシンとのチャイコフスキーの1番はスリリングで、3楽章などは興奮のきわみである。バイエルン響の音色もすばらしい。若き日のシャイーとのラフマニノフの3番もアルゲリッチの情熱がほとばしる。とにかく豪快にして美しいアルゲリッチのピアノに酔いしれることができる1枚といえる。
・「アルゲリッチの魅力を堪能できる1枚」
チャイコフスキー、ラフマニノフとも、ライブならではの迫力・緊張感が伝わってくる素晴らしい1枚。
・「驚きの名盤」
知人のCDを聴かせてもらったのですが、私の持っているアシュケナージのラフマニノフと比べ、まるで違う曲を聴いているかのようなテンポと迫力に圧倒されました。ピアノマニアの間でも「これ以上のラフマニノフと、チャイコフスキーはない」という噂だとか。そして、誰でも聴いたことがあるチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第一番」。これも、昔私が持っていたレコードの演奏とはかけ離れたスピード感が快感です。このお値段でこの選曲、非常にお得な一枚だと自信を持ってお勧めできます。
・「群を抜く面白さ」
ラフマニノフは2番は子供の頃から好きでしたが、3番には大して惹かれませんでした。このディスクに出会うまでは。
ここでのホロヴィッツはもう70歳を超えていて、さすがに自慢のテクにも多少の衰えが見られます(ライナー盤と比較すると明らかです)。おまけに曲の一部を勝手に変更しちゃったりしてます。でもアシュケナージなんかと比べると、もう断然こちらの方が面白い!問答無用、ホロヴィッツの圧勝です。
こう書くと何か不真面目な演奏の様ですが、そういう訳ではありません。ホロヴィッツの演奏は感情の起伏が極めてダイナミックで、それに華麗なテクニックが非常にマッチしてるんですね。演奏効果が魅力の大きな要因を占める(純文学というより大衆文学に近い)作品なので、内面掘り下げる事にこだわって几帳面にやり過ぎると退屈しちゃうんです。ブレーキばかり踏んでセンターラインはみ出すのを怖がってちゃ駄目で、逆にアクセル踏み込んでガンガンドリフトしちゃえって事です。そう、ノリが大事なんです。
しばしば「ホロヴィッツにしか許されない演奏」とか言われますが、このディスクを聴けば、良い意味でそれが納得できると思います。
・「永遠の名盤」
20数年まえ、何気なく手にしたLPを購入して以来、いまだに私の中で他に超えることの無い名盤です。ホロヴィッツの指から繰り出される、繊細かつ怒濤の演奏に何度聞いても新たな感動が湧き起こります。
難曲にも関わらず主題旋律を明確に押し出す超人的な技巧が演奏の情感を一気に高め、あるいは破綻しそうに思えるほどの一瞬の揺らぎ?も逆にオーマンディ率いるニューヨークフィルのオケとの間に心地よい緊張感を醸成する。ライブ演奏ゆえの一体感がひしひしと伝わる希有の演奏です。協奏曲用に選んだと言われるシュタインウエイは強音部では堅めの音質でピアノ旋律を浮き立たせる一方、弱音部で一転柔らな面をみせる。オケの中から浮き上がり、いつの間にかとけ込む、陰陽にオケと絡み合い完璧に融合された演奏に驚嘆せざるを得ない。本番までオーマンディとは合わせていないとも言われているがとても信じ難い。
ライナー盤と比較して、第1楽章はライナー盤の押し寄せる迫力ある演奏と互角と感じるが、第2、第3楽章は圧倒的にこの録音が優れている。悲しく張り詰めた緊張感のあるトーンが演奏全体に決して崩れることなく貫かれ、一種極限の精神世界が具現される。ライナー盤、その他の演奏者では見られないまさに作曲者が意図した演奏と感じる。この年、この演奏の後にメータ指揮でのDVD(当初はLD)があるが、一転無骨な演奏でオケとのずれ、重大な場面でのミスタッチも目立つ。まさにこの演奏が無二の演奏であったと感じさせられる。
演奏終了後間髪を入れずわき起こり、終わることなく怒号のようにくりかえし押し寄せる喝采がこの演奏のすべてを物語っている。(この部分LP版に比べてCD版で短くカットされ余韻に浸りきれない?のは少し残念であるが)1978年1月8日、その日が再びくるならば、間違いなくカーネギーホールへ行くであろう。
・「異様」
あくまでホロヴィッツの演奏。いわゆるその他の演奏とは大きく異なる。強弱のつけ方。ためのとり方。これは解釈なのか、加齢による衰えなのか、わからないが違和感を感じつつも妙な迫力がある。その他の演奏をたっぷり聴いてから、ぜひこのCDを聞いてみて欲しい。音質に関しては少々微妙。録音レベルがかなり低いのか、他のCDの音量を出そうとすると結構ボリュームをひねる必要がある。ただ、雑音がひどいとかこもってるとか、そのような意味ではないのでご安心を。
・「同曲の決定版」
好きな曲なのでアシュケナージ他いろいろ聞きましたが、他のレヴューアのおっしゃるとおり、私も本盤が決定版だと思えます。聞き始めるともう逃れられない怒涛のような演奏。最後は聴衆の拍手や「ブラヴォ!」までおさめられていますが、心の中で自分も叫んでしまいます(笑)。
・「素晴らしい」
ラフマニノフという作曲家の大半の曲は、ロマンティックというより、絵画のような世界の曲が多いと思います。どちらかといえば、印象的な絵画と言ってよいでしょうか。この演奏は、ラフマニノフの意図を充分に理解している演奏だと思います。冒頭の第一主題の部分は、少しタッチが強すぎると思いますが、そんなこと、後になっていくほど、全然気にならなくなります。バックのオーケストラも、ラフマニノフ自信の意図に沿った解釈をしていると思います。本当に素晴らしい一枚です。できるならば、二番も一緒に収録してほしかったです。
・「ラフマニノフの音」
リーリャ・ジルベルシュタインの深い打鍵から生み出される上質の音が素晴らしい。特にラフマニノフ3番は音数が多いため演奏もヒステリックになりがちだが、この演奏は何か懐に余裕がありしっとりとしていて魅力がある。彼女の持ち味である健康的な力強さ、ストレートな情感、はじけるようなリズムと機敏なテクニックが生かされた演奏だ。アバド&BPOの十全のサポートも見事だ。2番もオーソドックスな演奏として推薦します。演奏に何か強烈な個性を求める人には多少物足りないかもしれませんが…
・「何と正確なピアノでしょう!」
ピアノNO3は何枚か持っておりますが、グラモフォンが最初でした。後にTVでも拝見致しましたが(別な曲)、リーシャ・ジルビルシュタインは、ラフマニノフが命を削って創りあげたこの曲を、まるで「これがお手本」と言わんばかりの正確なピアノ・タッチで聴かせます。タイト・ロープを渡るように弾くデビット・ヘルフゴット(前から5列目で聴きました!)とは、まさに対極をなしています。同じ譜面でも、こうも変わるモノかー!・・・です。
・「思わず聴き入ってしまう名演」
ラフマニノフの2曲のピアノ協奏曲。今まで有名な2番は何枚も持ってたんですが3番は初めて。両曲とも素晴らしい演奏です。繊細さと大胆さ両方を兼ね備えた演奏です。アバド指揮のものはシカゴ響とのものを持ってましたが、はっきり言ってこれは別格でした。
・「すばらしい」
文句なく素晴らしいラフマニノフのピアノ協奏曲でした。ジルベルシュテインはこのCDで初めて知りましたが、1966年モスクワ生まれのロシア人作曲家の作品をレパートリーの中心に持つピアニストのようです。(ということはこの録音は20代中盤という非常に若々しい録音)2番はオケに溶け込むようにやさしく流れ、3番の第3楽章はここが見せ場とばかりにドラマチックで激しい演奏をみせてくれます。このレベルまでくれば後は好みの問題かなと思います。 有名な2番3番をこのぐらい高いレベルでカップリングしてくれるCDはなかなかないと思います。オススメ!!
・「名演です!!!」
ラフマニノフのコンチェルトといえば難曲として超有名だが、正確で危なげない演奏、しかも曲想によく合った美しく悲しげな音色の名演となっている。オーケストラともよく調和し、見せ場ではしっかりとした演奏を聴かせている点も良いと思う。特によかったのは冒頭で、ピアノの序奏(特にアルペジオ)も素晴らしいし、その後に続くオーケストラのメロディーも感動的でとても気に入った。初めてラフマニノフのコンチェルトを聴く人には最適かもしれない。
・「鳥肌がたっています」
初めて心を打たれたクラシックが、ワイセンベルクとカラヤンのラフマニノフのピアノコンチェルト2番の演奏でした。約一年前の3月のことです。
あまりの衝撃と感動で、それから一ヶ月間、毎朝通勤する前にその曲を聴きました。その頃は、会社勤めがとてもつらく、夫と離れて暮らしていることもあり、生きているのが苦痛なときもありました。でもそのつらいときに体中をワイセンベルクの演奏がめぐってくれ、救いとなりました。
ワイセンベルクが3番の演奏をしていると知って、問い合わせたのですが、去年の春にはこのCDは絶版となっていました。おとといこのCDがEMIの決定盤になっていると知り、すぐさま注文しました。今、ヘッドホンで聞きながらこのレビューを書いています。感動に打ち震えるというのはまさにこのことだと体中が言っているようです。本当にすばらしい演奏です。
・「最も怪しげなラフマニノフ !」
バーンスタインは同性愛者だったので、協奏曲の録音では必ず男性の奏者を指名するのが常であった。ワイセンベルクという人畜無害なピアニストを相手に選んだ彼は、このラフマニノフをマーラーを指揮する時と全く同じアプローチで、自己の感情を赤裸々なまでに吐露し、音楽の中に自己を強烈なまでに埋没させてゆく。主導権は完全にバーンスタインが握っており、まるで「ボスは俺だぜ」と言わんばかりだが、それは曲に対してやや冷ややかな距離を置き、よそよそしい演奏に終始することの多いワイセンベルクの心をも動かし、二人の競演は濃厚な化学反応を起こしながら盛り上がってゆく。 第三楽章の中盤、バーンスタインはゆったりとしたテンポでしっとりとオーケストラに歌わせマーラーもかくやと思わせるが、やがて彼の暴走はもはや誰にも止めることができなくなり、クライマックスへ向かって一直線に突き進む。「俺といっしょに上りつめようぜ、ベイビー」という彼の声が聞こえそうなぐらい怪しげな指揮でワイセンベルクを誘惑し続け、ワイセンベルクのピアノは明らかに冷静さを見失う寸前まで追い詰められてゆく。やがて二人はいつ果てるともなく延々と続く絶頂に達するカタルシスの中にまどろむのであった……。 ここまでくると、音楽というよりは何か見てはいけないものを見てしまった怪しげなものがあり、聴いている方が変な気持ちになり幻惑されてしまう。この演奏は数あるラフマニノフの中でも最もスキャンダラスな雰囲気に満ち、ワイセンベルクのピアノが珍しく高揚を見せるものの、良くも悪くもバーンスタインの体臭がぷんぷん漂う、しかし極めて魅力的な異色の名盤と言えるだろう。
・「癒される演奏」
非常にゆっくりとしたテンポと柔らかなタッチ、3番の演奏としては異色かもしれない。私はこの曲はホロヴィッツ&オーマンディ(1978)の演奏がベストと思っているが、厳しく張り詰めた緊張感で聞く者も一瞬も気の抜けないホロビッツの演奏とある意味対極にあるワイゼンベルクの演奏には包まれる安心感と優しさが漂う。聞き慣れた3番であるはずなのに新鮮な衝撃を感じる好演である。しかし、第1楽章のカデンツァは何であんなに爆走(^^ゞしているのだろう。違和感は否めない。
・「印象的な美しいメロディー」
映画「シャイン」で「世界で一番難しい曲だ」と言っていたので、手にしたのがこのワイセンベルク盤でした。第一楽章の印象的なメロディーが大好きでちょっと仕事に疲れた時など、頭の中でこのメロディーを思い浮かべて癒されています。値段も安いのでお勧めです。
・「★★★★★★★★★★」
アシュケナージもあいかわらずすごいけれど、ハイティンクとACOはもっとすごいです。ホール全体が鳴っているのがよくわかります。ピアノとオケがぶつかりあって本当に熱い名盤です、是非聞いてください!
・「この世のものとは思われない美しさ」
本協奏曲はピアノがオーケストラと渾然一体となって、心象風景を描いている。同じ旋律が繰り返し、変容、展開し、夢と現実、あの世とこの世の境界を行ったり来たりしていく。淡々として、感情過多にならない表現が曲調とマッチしており、何度聴いても、飽きることがない。あたかも遠い追憶が飽きることがないように。
・「むしろ嫌いな演奏家たちなのに!!」
◆ハッキリ言ってアシュケナージもハイティンクも、常套句の目立つ演奏家だから私のタイプの音楽家ではありません。オマケにオケは、これまた私見では無難な仕事の多いコンセルトヘボウと来たもんだ。こりゃ…ロクな演奏なハズがない………ハズがないハズなのだが…。現に、アシュケ&ハイティンクの他のラフマは常套的でイマイチ。第1はプレトニョフ、第2はツィマーマンやヴァーシャリ(汗。…好きなんだ)、第4はコチシュ、パガニーニはダヴィドヴィチの方が、私は断然好きだ。
◆ところが第3は…。私の好きな演奏家たちには適性がないのか、しっくり来る演奏がない。アルゲリッチは技巧が目立つ上にオケが置き去りになってる。アンスネスもヴァーシャリもコチシュも「悪くない」どまりで冴えない。ジルベルシュタインは指揮者がヘロヘロと来た。指揮者に主眼を置くと、バーンスタインもミュンシュも組んだピアニストが下品過ぎる!泣不甲斐ない。
アシュケナージ&ハイティンク、この狂おしいまでの美しさは何なんだぁ!…これだから嫌いな演奏家にもチェック入れなきゃならんのだよね…。ほの暗い情熱と洗練性が見事に調和しています♪
◆とりあえず第3番を知っておきたいって人は、この1枚だけあれば、充分ですよ♪もう絶対にこれがオススメ!アシュケナージには他の指揮者との録音も何種類かありますが、これが完璧に隙が無い。アシュケナージもハイティンクも大嫌いな私が言うんだから間違いない☆この演奏のCDを、私は中古屋に売ってしまえる日が来るのだろうか?(好きな演奏家のCD以外は、手元に置きたくないのだが…)
◆なお、この第3、初リリース時は1曲収録のアルバムでした。パガニーニ変奏曲はサービスのつもりなんだろうけど…、余計だと思う。量を増やして質を落とすなよ!(パガニーニは第1とのカップリングだったかな?手放したから曖昧)
・「確かに名演だが落ち着き過ぎか?」
アシュケナージはラフマニノフのピアノ協奏曲の中でも、この曲が最も録音が多い。私もラフマニノフでは、第2よりも第3の方が好きで沢山の名盤と言われているものを持っているが、アシュケナージが演奏したものではこの演奏ではなく、オーマンディと競演したものの方が惹かれるものがある。ハイティンク盤は音も磨かれ、テクニックも完璧に近く本当に美しい演奏ですが、だからもの足りなくもあります。オーマンディ盤はもっとアシュケナージは演奏にひたむきさと、神経質にならずに伸びやかに弾かれている様に思います。ハイティンク盤は、まとまり過ぎていて面白く聴けません。私は、荒っぽいがピアニスティックでアシュケナージがゆとりを持って弾いている若い頃の録音が好きです。ハイティンク盤はあまりに完璧な為に、何回も聴いていると飽きてしまい、もっと演奏に刺激が欲しくなるのです。演奏自体は素晴らしい名演奏ですし、欠点も少ないですが、若い時の録音には大胆さがあって私はこの頃のアシュケナージが捨てがたいんですが‥。
・「素晴らしかった」
先日、テレビで、あるコンクールの本選が放映されていて、「パガニーニの主題による狂詩曲」が演奏されていた。第18変奏は有名であるし、よく耳にする曲で、知っていたのだが、この作品の主題となる旋律に一目ぼれしてしまったので早速購入した。本当に素晴らしい曲だと思い、聴きながら感涙してしまった。一緒に録音されている、「ピアノ協奏曲第三番」も良かったと思う。「第二番」はよく聴くが、同じように、スケールの大きい作品だと感じた。アシュケナージの演奏であるが、オーケストラの、コンセルトへボウ管弦楽団も素晴らしかったと思う。買ってよかったと感じた。
・「魂にふれた」
ヘルフゴッドの演奏は心の深いところにジーンと響きます。とくにこのラフマニノフピアノ協奏曲第3番は、魂をゆさぶります。
技術的にはいろいろな指摘もあることでしょう。でも、彼の演奏は何か言語化できないものを表現している。激しい情熱というのか、それとも一種の神がかり的な昂揚感とも言うべきか…。ぼくはこの曲を聞くと激しい情念の燃焼と言い知れぬ魂の安らぎとを得られます。
・「なんにしても貴重な一枚」
速くなく遅くない、絶妙のテンポで始まり、何かを予感させ、語っていくようなヘルフゴッドの演奏には本当に感動する。この人の演奏をもっともっとたくさん聴きたいと思った。ただ、ヘルフゴッドの天真爛漫な演奏はオーケストラと調和が必ずしも取れているとは思えず、この人ならではの危なっかしい演奏が、世界一難しいと言われるこの難曲でさらに浮き彫りになっていて、オーケストラも合わせるのに苦労しているような場面が幾つも垣間見れ、聴いている方がとてもハラハラドキドキする。そこが面白いと言えば面白いし、許せないといえば許せないかな。いずれにせよ、この人のCDは普通のピアニストのCDでないことだけはお墨付で、とても面白いです。
・「魂をゆさぶる」
技巧的にはいろいろ意見もあるかと思いますが、映画「シャイン」を見た私にとってはどうでもいいことに感じます。正確さや音のきらめきにこだわる私にはなんとも不思議な感覚です。人間の奥深い部分に響く演奏だからだではないでしょうか。もっといろいろな作品を聴いてみたくなりました。
・「シャインで感動」
シャインという、彼デヴィッド・ヘルフゴットの話の映画を見て長年この、ラフマニノフのピアノ協奏曲第三番の彼自身が演奏したCDを探していました。超技巧のたくさんあるこの曲は彼が弾くと少々荒っぽい点も目立つが、彼の思いの詰まった演奏で感動しました。
・「他を寄せ付けない演奏」
この演奏はデヴィット・ヘルフゴッドの手によるものであるが、プレトニョフ盤、ホロヴィッツ盤などの名盤に比べるとさすがに技巧の面において劣る。少々危なっかしい部分があるが「これはこれでよいのだ」と思わせる不思議な魅力がある。演奏がいつか失敗し、流れがせき止められてしまうかもしれない、でもそれでもそのまま音楽は流れ続ける。綱渡りをわたっているようなスリル。こんな演奏は唯一無二である。しかしなんと言っても、叙情的な部分に目を見張るものがある。特にソナタ第二番の二楽章。こんなに精神をずたずたにされた人物でないと演奏できないものではないかと思う。確かに聴くに堪えない実にこっけいな演奏ではあるものの、他の盤にはないものが確かにあると言える。
・「最高のラフマニノフの3番」
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・「若くして伝説となったピアニストの輝かしい青春の記録。」
リヒテルの話を聞けば、3番を好きと思ったなら、誰だって聴いてみたくなると思いますし、それも相俟って人気がある演奏だと思います。私は、このCDそのものを持っていますが、解説には、こうあります。
「彼がまだ自らの限りのない未来を信じていたであろう頃、チャイコフスキー・コンクール優勝から約1ヶ月後に行われた凱旋公演のライブ録音であり、若くして伝説となったピアニストの、輝かしい青春の記録である」
そう、まだ自らの限りのない未来を信じていたであろう頃・・って何とも切ないです。彼は、録音も1975年が最後、1978年演奏活動を中断し、第一線から遠ざかっています。(数年前復活を果たしたそうですが)
私は、アシュケナージ3種類、ホロヴィッツ3種類などをはじめいろんな3番を持ってたり聴いたりしましたが、この演奏の感想は、コンサバな演奏とは違う、個性的です。現代風とはちょっと違う、1950年代の薫りがします。静かにはじまりますが、ピアノとフォルテの差が激しいです。とてもダイナミックな快演です。ほんとに青春の息吹です。
ライブ録音なので拍手、観客の息づかいもきこえてきます。私の持っている他の3番の演奏家のCDの解説に、ヴァン・クライバーンのようなはた目にも明らかな大仰さやレトリック・・(と批判してその演奏家を誉めている)とありましたが、その解説の人が言うように「大仰」なのかどうかは、是非聴いて確かめてみてください。
私自身は、そうは思ってませんけど。
・「素晴らしいの一言」
はっきり言って、こんなにすごい演奏とは思わなかった。とにかく音がいい。本当にコンサートホールにいるような臨場感が味わえる。そして張りつめた緊張感、完璧な小山実稚恵のピアノ、豪快というかすさまじいというか、なんとも形容のしようのない素晴らしい演奏だった。特にカデンツァは神としか思えない出来だった。ホロヴィッツだといいところがすぐに終わってしまうが、彼女は巨匠の風格とも言うべきスケールの大きな演奏で我々をひきつける。聴かせどころを押さえた的確な表現と推進力でホロヴィッツやアルゲリッチとは違ったこの曲の魅力を示していると思う。
・「最高」
このCDはもともとdsd録音で音がいいので愛聴盤だったがsacdが出たので買った。凄い。こんなに音のいいCDは初めて。去年のツィマーマンの1番2番も聴きまくったがこのCDが来てから御蔵いりしてしまった。なんと美しい曲なのだろうか。特に2楽章のオケが素晴らしい。至福の時間が過ぎて行く。彼女のピアノは強い。強い意志で時に甘く成りすぎのオケを引き締める。ソナタがまたいい。録音がすごい。録音に凝ったトロップのシューマン盤と同等かそれ異常。目の前にスタインウエーが出現する。曲も録音も全てがいい。奇蹟みたいなセッションだ。必聴買わなきゃ絶対損。
・「ソロは見事。オケはちょっと個性的。」
この曲は、名技性のみならず構築力、洒脱なセンス、冷静な抑制心など、さまざまな要素をピアニストに1度に要求する大変な難曲ですが、小山実稚恵はそれらをかなりの水準でクリアしています。強音部でもまったく混濁のない音色美、音楽の流れに逆らわない自然な高揚感、緩徐楽章でのデリカシーなど、実に見事です。オーケストラ・パートはロシアのオケならでは野性味に溢れ、愁いに満ちた弦合奏、腹に響く低音など、今となっては希少価値満点。それゆえやや鈍い感じはありますが、ソロとの足並みはきっちり揃っています。
・「小山のベスト録音」
特に第3協奏曲はかなりの名演。録音の優秀さを考慮すれば真っ先にお勧めしても良いくらい。第1楽章のカデンツァも女流としては珍しく大カデンツァを選択しており、しかも立派に弾き切っている。
それと比べると第2ソナタはやや平凡な感もあるが、協奏曲だけでも十分星5つの価値があると思う。
・「最も難易度の高いピアノ協奏曲」
チャイコフスキー国際コンクール、そしてショパンピアノ国際コンクールとダブルで入賞歴のある日本屈指の女性ピアニスト、渾身の一枚。
オケはラフマニノフの地元ロシアのモスクワ放送交響楽団と指揮はその音楽監督ウラジミール・フェドセーエフ。
映画「シャイン」でも使われ、ピアノ協奏曲の中では最も高い演奏技術を必要とする難曲に挑むに遜色のない顔ぶれだろう。
第二楽章から第三楽章にかけ、憂愁を色が濃い、美しい旋律の乱舞に続き一気に流れ込むラフマニノフ終止。甘い第二番も悪くないが、第三番はやはり圧巻。
・「久しぶりに魂を揺さぶられた!」
ラフマ3番はホロヴィッツに止めをさす、と思ってましたが、最近某動画サイトでブロンフマンが来日したときのラフマ3の演奏をみました(ゲルギエフ&ウィーンフィル)。
・「ホロヴィッツに迫る演奏」
何とも安定感のある地に足の着いた演奏でる。テクニックもすばらしく難曲をものともせず弾ききっている。オケとのバランスもよくいささかのぶれも無い一体感に安心して聞き入ることができる。ラフマニノフの3番は構成が複雑で生半可なテクニックや解釈ではこの曲をかえって退屈なものにしてしまう。映画シャインで有名になったとはいえ2番に比較してポピュラーでないのはそういったところも影響していると思う。ホロヴィッツ、特に1978年のオーマンディとの演奏はその情感と起伏のある表現力で心に突き刺さり、極限に追い込まれたぎりぎりのバランスを表現するこの曲の一つの究極的な解釈であるのに対し、ブロンフマンは圧倒的、現代的なテクニックをベースに豊かな広がりのある世界を演出し、新たな解釈を予感させられる。演奏の完成度、表現の深みではホロヴィッツに劣るが、前出の演奏時、ホロヴィッツは70歳を過ぎている。この先のブロンフマンの進化に注目したい。
・「やっと見つかりました。」
2004年のウィーン・フィルの日本公演でラフマニノフのピアノ・コンチェルト3番をテレビで見て感激し、早速申し込みました。演奏は1990年の演奏でテレビで見た演奏より14年前の演奏で若々しいけれど、天才肌の超絶技法は当時からすばらしく、やはりブロンフマンはすごいということを実感しました。日本公演のほうはライブなのでCDよりも少し迫力があり、また年齢を重ねて円熟味もあったのでかなということで、★4つ。
・「いまポッチャリ系が熱い」
圧倒的な正確性でこの難曲を弾きこなしています。ミスがごまかせないライブだというのにすばらしい。くるくる指が回っている様が思い浮かびます。今、この3番を弾きこなすのは、ブロンフマンやジルベルシュテイン等、なぜかポッチャリ系。今、ポッチャリ系が熱いのか?それぐらいエネルギーを要する曲ということなのかもしれませんね。 とにかくヴォロドスは技巧面では世界一とも名高い人なので、上手すぎてがっかりと言うことはあっても、演奏ががっかりということはありません。お勧めです。
・「初めて聴いたホロヴィッツ」
1951年録音。オーケストラの音の劣化は、隠せないが、ピアノの音は、明瞭。
冒頭の優雅な旋律が無表情に弾き始められたときには、正直言って、あまり大したことはないと思った。しかし、その旋律の反復に入ったときに、びっくりした。右手の旋律は、アダージョ風で無表情なままなのに対し、左手の分散和音の進行が、プレスト風に、力強く、明瞭に演奏されていたからだ。初めて聴いたホロヴィッツの演奏だった。斬新だった。
第3楽章のフィナーレの独奏部分が、最大の聴きどころであり、ホロヴィッツの特徴が良く出ている部分だ。例えば、『展覧会の絵』の最終章である「凱旋門」のような、和音進行の独特のレトリックだ。曲全体のイメージをつかみたい方には、ベルマンの演奏をお勧めしたい。
・「晩年と壮年期のラフマニノフ」
協奏曲以外はすべてホロヴィッツが70歳代も後半の演奏(ソナタは80年のライブ録音)。それにも関わらず圧倒的なテクニック、音!この頃はまだまだ無類のヴィルトゥオーゾぶりを遺憾なく発揮していたことがよく分かる豪壮な演奏である。またそれを追認するかのように聴衆の熱狂も物凄く、ホロヴィッツのリサイタルの様子も垣間見させてくれる。しかし晩年のホロヴィッツは同時に、楽譜にとらわれない自在な表現で深い瞑想的な詩情も感じさせてくれる。
1951年録音の協奏曲は今更説明無用の超名演。録音バランスのせいでオケがやや引っ込み気味なので、例えば終楽章コーダのような場面で曲のもたらす感動がやや薄いのが残念だが、独奏に限って言えばまさに空前絶後、桁外れの表現力である。ただ最近ではもうちょっと音質の改善された盤があるとのこと。また作曲者容認のカットをいくつか行っている。
・「ソナタ2番は音質が良く最高である。P協3番は最も評価が高いが、音質が悪い。」
ソナタ2番とその他の小品の音質は非常に良くて、ホロヴィッツの魅力を近くに感じることが出来る。特にソナタ2番を爆発的なエネルギーで弾いているホロヴィッツは凄く、私は一気にこの曲が好きになった。
最高に有名なP協3番は音質が悪い。情熱的かつ軽快に弾くホロヴィッツの様子は伝わってくるが、音質の悪さには残念である。
・「聴かなきゃ損!です。」
今まで「ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番」のCDをいろんなピアニストのバージョンを揃えてきましたが、キーシンの演奏を聴いた時には今まで聴いた事の無い、素晴らしい演奏にすぐ夢中になりました。これはライブ録音なのですが、音の崩れが無く音色がとても綺麗でまるで宝石のような演奏です。
1楽章のカデンツァも素晴らしいのですが、2楽章も静かでありでも熱くもある、3楽章もこれでもかこれでもかというクライマックス、とても聴き応えのある演奏です。また、テンポも嫌味の無い調度良い感じで小澤指揮との絶妙なバランスによって成り立っているんだなと改めて感じました。
演奏が終わった時の拍手と歓声がまた良く、その場にいるような気になってしまいますね。 ただ、DVDがあればもっと良いのですが・・・無いのでしょうね。
・「すばらしぃ!!!」
ラフマニノフ好きな私はこれまで何枚もCDを購入しました。ピアノコンツェルトには特に思い入れもあるせいか、いいと思える演奏も数少ないものでした。キーシンはこの大曲を演奏するにはまだ年齢も若いのでは?と期待せずに購入しましたが、どんどん演奏に引き込まれてしまいました。みなさんがコメントされている通りです。大事にしていきたい演奏です。
・「背中がゾクッとする名演」
ピアノの始めのテーマが始まると、ややゆっくりめの語りかけるような歌い方、哀愁を帯びた音色に背中がゾクッとして、どんどん演奏に引きずり込まれて行きました。 ライブ盤ならではの臨場感です。 キーシンのすばらしい集中力とあざやかなテクニックは圧巻です!! メインの『第三番』だけではなく、アンコール曲もよく考えられた選曲で、ラフマニノフの世界に浸れます。 ピアノ版『ヴォカリーズ』はさりげなくすばらしく、おまけの『スペイン狂詩曲』は圧倒的なテクニックが冴え、『献呈』は何とも美しい曲です。 小澤征爾・指揮、ボストン響というのもいいではないか…
・「すごい」
聞いた瞬間このCDに夢中になりました。カデンツァ、迫力があってすごいすごいすごい。生で聴けた人がうらやましいなと思ったけれど、このCDにめぐり合えてそれをいいと思える自分で充分なのかな~?
・「キーシン最高」
93年度レコードアカデミー賞を受賞したアルバム。キーシンは比較的オーソドックスに弾いているけど冒頭のメロディはゆっくり目のテンポで演奏。ゆっくり弾いているのはキーシンとアシュケナージしか聴いたことないけどゆっくりの方が心に響いて染みわたってくる。特にキーシンはこのメロディを1音1音大切に弾いている。そしてだんだんと熱を帯びていき、カデンツァで爆発。カデンツァは大カデンツァの方を弾いている。2、3楽章もキーシンの完璧な技巧によってすばらしい演奏になっている。ピアノとオケが1つになった奇跡の演奏。演奏終了後の拍手も気がついたら自分も一緒に拍手してしまうほど感動的な演奏。ちなみにアンコールはヴォカリーズと前奏曲だけ。スペイン狂詩曲と献呈はカーネギーでのライヴ録音。ただこのアルバムの欠点はラフマニノフの曲は音量が小さく、音量を上げないと聞こえにくい。逆にカーネギーの録音は普通の音量。でもキーシンの演奏はすばらしいので★は減点しない。
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