Blood, Sweat & Tears 3 (詳細)
Sweat & Tears Blood(アーティスト)
L.A.Woman (詳細)
The Doors(アーティスト)
「ラストにしてベストなアルバム」「そして伝説になった」
Beggars Banquet (詳細)
The Rolling Stones(アーティスト)
「初期ストーンズの後期の始まり」「GOT ROLLS HIS OWN!」「60年代ストーンズの代表作」「人類みな悪魔」「最高傑作!」
Eat a Peach (詳細)
The Allman Brothers Band(アーティスト)
「霧のマウンテン」「レイドバック オールマン」「悲しい作品・・・。」「★★★★★★★★★★!」「最高傑作」
シカゴI シカゴの軌跡~デラックス・エディション (詳細)
シカゴ(アーティスト)
「文句なしの代表作!」「文句なしの代表作!」
The Band (詳細)
The Band(アーティスト)
「検索を頼むから出来るようにしてくれ」「唯一無二」「AMERICAN ROCKの至宝」「傑作」「アメリカ芸術音楽の最高傑作」
「Top of the White Blues」「ウッドストックの風」「傑作リマスター盤」「色々ノックアウト」「ウイスキーを片手に」
The Last Record Album (詳細)
Little Feat(アーティスト)
「ラストでなくて良かった!」「最後の傑作」「リトルフィートのすべてがリズムのウネリの中に詰め込まれた大傑作。」「フィーツの「アビィ・ロード」」「デキシーチキンに負けない完成度」
「剛のウインウッドと対峙する柔のメーソンが見事」「初期の代表作」
「しびれる遺作」「ジャニス・ジョプリンの凄さ」「ロック伝説の名盤」「燃え尽きて逝く・・・」「60年代ロックの神髄」
Gorilla (詳細)
James Taylor(アーティスト)
「JTの最高傑作」「James Taylorの最高傑作は?」「James Taylorの最高傑作は?」「何度、聞いたかわからないぐらいです。」
Retrospective: The Best of Buffalo Springfield (詳細)
Buffalo Springfield(アーティスト)
「はっぴえんど好きにも必須。」「イーグルスやドゥービーの源流バンド」
「日本語、そして日本の日常の美しさ」「聴きどころが満載」「聴きどころが満載」「今も流れる風街ろまん」「骨太日本」
ピュア・エレクトリック・ソウル (詳細)
CREATION(アーティスト)
「約30年前の竹田氏のプレイを聴け」「はじめて聞いた音みたいだ。」「ドリー・ファンク・ジュニア!」「お願い!!!」「今....聞いてグッと」
「代表作とは言えないけど、一番繰り返し聴いていた。ロック<オールジャンル見本集〉」「ホワイトアルバム余話」「これは聴かないと」「ビートルズで一番すき」「the ultimate disc」
Best of the Doobies Volume II (詳細)
The Doobie Brothers(アーティスト)
「全アルバム持っている人でも、買って損はない?」「悪くはないのだけども・・・・・」
On the Border (詳細)
Eagles(アーティスト)
「「青春の光と陰」を歌った名バラード曲が忘れられない」「快進撃の始まり」
Highway 61 Revisited (詳細)
Bob Dylan(アーティスト)
「ゾクゾク!」「Dylanの傑作のひとつ」「ディランの分岐点」「スピード感あふれる軽快なサウンド」「このディランは「ネ申」!!」
Mad Dogs & Englishmen (詳細)
Joe Cocker(アーティスト)
「JOE COCKER、25才の熱唱!」「'70s Swamp Rock 黄金時代の結晶」「70年代ロックの名盤です。」「若かりし日のリタ・クーリッジ」「コテコテのスワンプ」
・「ラストにしてベストなアルバム」
ラストにしてベストの出来のアルバムではないかと思います。アルバムとしては1枚目から大ヒットで内容も素晴らしいのですが、この最後の1枚でドアースとして完璧な出来栄えではないかと思います。中でもタイトル曲「LAウーマン」とラストを飾る「ライダーズ・オン・ザ・ストーム」はドアーズの暗さとは別な疾風感を感じさせる曲です。
・「そして伝説になった」
華麗なる反逆のカリスマ、ジム・モリソン逝く・・・忘れ得ぬ伝説のスーパーグループドアーズ このバンドの終わりは解散でもなく、ジムのソロ、脱退、メンバーチェンジでもなく、偉大なるカリスマジムの死によって終わりを迎えた。 1967〜1971と4年間で6枚のアルバムを見てみると1・2枚目はデビュー前からのレパートリーで占められていてる3・4枚目はちょっとPOPな明るい作風になり5・6枚目はブルースをベースに作られているが共通してジム・モリソンの詩世界が展開している ジム・モリソンの死後IGGY POPをボーカルに迎え新DOORSとして活動するという話もあったらしいが実現には至らず、でもIGGY POPならジムの変わりは務まると思うのは僕だけじゃないはず
・「初期ストーンズの後期の始まり」
明らかにこのアルバムから彼等の音が変わった印象がある。ビートルズの「ホワイトアルバム」に触発されたのか、原点への回帰と言う理解が発表当時の世評だった。本作が彼等の歴史の中で明らかに際立っているのが、アルバム全体を通したサウンド作りが徹底されている事だと思う。「アフターマス」と同様に、アルバムの音が一つのトーンで貫かれている。私がこのアルバムを気に入った最初の好印象がこの事だった。ポップなセンスの曲は少ないかもしれない。だが、どれもがヘヴィーなロックを内在している音楽である。「迷い猫ブルース」は「Get Ya…」でも演っているが、曲が漂わせているムードはスタジオ録音のほうが明らかにヘヴィーだ。「路上の戦闘男」も同様で、音質ではなくプロデュ−スがヘヴィー・センスなのだと思わせる。J.ミラーの影が興味深い。ストーンズの数あるアルバムの中で、一番と言われれば迷う事もあるが、3枚ベストを選べと言われれば、このアルバムは必ず選ぶ一枚である。
・「GOT ROLLS HIS OWN!」
1968年発表の大傑作。けっこうアコースティックギターが目立つ曲が多いのだが、それでもこの禍々しさ、毒々しさ、グルーヴは並なバンドでは絶対に出せない部分である。初期はイメージ戦略で「ワルのバンド」として売り出していたようだが、そんな表面的なものではなく、この音は本当に深くてこわい。ドラッグやアルコールなども影響しているのであろうが、その影響が最大限良い方向へ向かっている。(使用しているのが良いということではない)これを超えるロックを長年探しているがまだ見つけることができない。
・「60年代ストーンズの代表作」
68年発表8作目。ジミー・ミラーをプロデューサーに迎えて、一般にブルース指向の本来のストーンズに回帰したと言われるアルバム。前作は明らかに本来のストーンズとは別物の作品ではあったが、かといって本作がそれ以前の作風に戻ったか?と言われれば明らかに違う。この作品は過去の作品と比べると“旨味”のようなものが、ワン・ランクもツー・ランクも増している。高い緊張感を持った代表曲の1.や6.ピアノが印象的な次作に繋がる南部指向の2.カントリー・ワルツ風の3.ブルースっぽい4.ブライアンのスライドが素晴しい5.カントリーっぽい7.これぞストーンズと言った風情のロック・ナンバーの8.フォルクローレ?風なアコースティック・ナンバーの9.バラードの10.・・・と何処が原点回帰なのか理解に苦しむのだが、世間で言われるところの最高傑作の称号は全く問題のない作品だと思う。60年代末の作品は曲のクオリティも高いが、他の年代のものと比べて空気感のようなものが全く違う。この空気感だけでも名盤の証になると思う。
・「人類みな悪魔」
ジャケットの汚らしい便所の意味するところは何だろう?それは「どいつもこいつもクソをする」ということだろうと思う。大金持ちの社長であろうが、医者であろうが、一介の労働者だろうが、ホームレスであろうが、美少女であろうが、アイドルであろうが、結局みんなクソをするのだ。「便所の中では皆平等」。そんなメッセージが語られる。聴く者をみな便所の中に引きずり込む。そんなパワーがあると思う。次作の「レット・イット・ブリード」と合わせて間違いなく最高傑作。
ところで、ストーンズを聴き始めたばかりの人は、「なんだあんまりいい曲入ってないじゃん」と思ってしまうこともあると思います。ストーンズの一番の聴き所は、そのストイックなグルーヴ。おもわず体が動いてしまうそのグルーヴに耳を傾ければ、必ずやはまると思います。
・「最高傑作!」
ストーンズのオリジナルアルバムの中でも一番かっこいいアルバム。っていうか全てのロック界NO.1のアルバムだと思います。特に「パラシュートウーマン」「Prodigalson」は最高。あの時代性とあの時代のSTONESが奇跡的に出会ったからこそ出せるフィーリング。キースのあのギター音は今のどんな技術を結集しても絶対出せない音ですし、「パラシュートウーマン」のチャーリーのスネアの入りにはいつ聞いてもぞくっとさせられます。ミックのボーカルも黒っぽくブルースフィーリングたっぷり。ブルース・サイケ・ロックががっちり融合した本当にすばらしい芸術作品だと思います。
・「霧のマウンテン」
フイルモアイーストでオールマンズはオリジナルであるドノバンの「霧のマウンテン」を30数分に渡るライブ演奏の大作に成し遂げている。それが「マウンテン・ジャム」だ。アナログLP時代は2面を聴き、翌日に続きの4面を聴いて堪能した。フイルモアのステージ上に6人の荒くれた若者達が登場、だが目を閉じて静聴し始めると、そこには素晴らしい旋律と律動が広がっていく。デュアンの寂しげなスライドギター、それにディッキーの張りのあるリードギターそしてグレッグのオルガン、ベリーのベースが絡まる。次第にデュアンの情念は最高潮へと達していく。ジェイモとブッチのツインドラムスには全く隙がない。泡立つベリーのベース-----この演奏後,間もなくバイク事故でデュアンそしてべリーが亡くなり、ジョージア州メーコンのローズヒルに並んで眠っている。
・「レイドバック オールマン」
オールマン・ブラザーズ・バンドの最高傑作アルバムだ。生前のデュアン最後の音源とデュアン無き後のバンドの再生への意気込みがひしひしと伝わってくるアルバムだ。まさにグレッグはレイドバックしたボーカルを披露し、ディキーのブルースカイは南部アメリカの青い空を連想させすがすがしい。そして、なんと言っても圧巻は35分以上に渡るマウンテンジャム!デュアンの泣きのギターは冴え渡り、ブッチとジェイモのツインドラムスはロックドラムスの金字塔。ベリーの演奏はベースの教則本のようだ。
・「悲しい作品・・・。」
タイトルにも書いたが、悲しい印象を受けるのは何故なのか。確かに作品としては素晴らしい。デュエインを欠き、これほどサウンドの変化が起こるのかと驚くと同時に、違うサウンドを一つのアルバムに収めてしまったので、やや統一感に欠ける印象があるが、その力強い演奏、楽曲の確かさは驚嘆に値する。しかしやはり悲しい印象を持って聞いてしまう。デュエインが生きていれば”メリッサ”はまた違った物になっていたであろう。なんと言う人間くささを感じる作品であろうか・・・。
・「★★★★★★★★★★!」
Mountain Jamのスリリングなインプロヴィゼイションは歴史に残る名園である。Duaneのスライド&DickeyのギターVSリズムセクションの掛け合いのすばらしさには、音楽を文章で紹介することの困難さという、評論の本質を突きつけられる。また、彼らが素材として取り上げたどのヴァンの曲の良さも忘れてはならない。ところで、一人忘れられているのがグレッグ先生です。この人がいなかったら、このバンドはもっと良かっただろうし、今ももっと良いと思うのは私だけでしょうか。
・「最高傑作」
全てのオールマンズの作品の中で最高傑作であることは論を待たない。特にすばらしいのがMountain Jam。DuanneのスライドとDickeyのギターが、スリリングに掛け合うリズム隊に乗って縦横無尽に駆け回る。Donnvanの素材が良かったことも一因。それからMountain Jamはinstrumentalであるためグレッグ先生のヴォーカルを聴かないで済む事もプラス材料。それはともかく、騒々しくなることなくテンションを保った演奏は秀逸そのもの。★10コ!
・「文句なしの代表作!」
35周年を迎えて、新しいファンをさらに獲得しつづけるバンド。デビュー作にして代表作。昨今のバラード、ポツプ色の強い曲でファンとなった人にはぜひとも聞いていただきたい一枚!ファンになってかれこれ約30年。今、聞いても、10代で聞いた時の感動を呼び起こすもの。個人的にはビギニングス、アイム・ア・マンが好きかな?緊張、熱気、彼等の主張がビンビンに感じられる一枚。バラードでファンになった若い人、来年の来日コンサートに行く人でまだ、聞いていない人へ・・・・ぜひ、一度、おためしを!
・「文句なしの代表作!」
35周年を迎えて、新しいファンをさらに獲得しつづけるバンド。デビュー作にして代表作。昨今のバラード、ポツプ色の強い曲でファンとなった人にはぜひとも聞いていただきたい一枚!ファンになってかれこれ約30年。今、聞いても、10代で聞いた時の感動を呼び起こすもの。個人的にはビギニングス、アイム・ア・マンが好きかな?緊張、熱気、彼等の主張がビンビンに感じられる一枚。バラードでファンになった若い人、来年の来日コンサートに行く人でまだ、聞いていない人へ・・・・ぜひ、一度、おためしを!
・「検索を頼むから出来るようにしてくれ」
The Bandは検索が難しい。他にも、例えばThe Theなどといった渋いバンドが埋もれて検索できないような状況になってしまっている。ちょっと勘弁して欲しいというのが本音だ。さて、The Bandと言えば最近はブランデーのCMなどでもフューチャーされているが、正直なところこういった音楽がよく分からない人には厳しい内容だ。とにかく、親父臭く、男気臭く、退屈かもしれない。だが待って欲しい。今は例え駄目だったとしても、5年後、10年後…きっといつかこのすばらしさはやってくる。The Bandはそういうバンドなのである。
そして一般に最高傑作とも称される2ndであるが、1stが早熟の極みのアルバムだったのに対して、2ndの今作はもはや早熟どころか完壁といったレベルにまで達している。The Bandの音楽は純粋だ。ロックンロールの一人歩きしてしまった変なイメージだとか、ブルースだから等という奢㊊も無い。当時の流行すらも全く視野に入れておらず、もちろん何時の時代の流行でもない。どこまでも誠実で、本当に音楽をやっている。だから、彼らの音楽を聴けば心がどこか暖かくなる。誤魔化しをしないで、物事にまっ直ぐ立ち向かうことは、最も大事でありながら、最もおろそかにされがちなのが何時の世もそうなのだ。
心が洗い流される音楽というものは確かにあるのだ。表面的なかっこよさなんか、このアルバムの前には永遠に敵わない。
・「唯一無二」
THE BANDの2NDにして最高傑作の呼び声高い作品。アメリカ音楽の様々な要素が、彼らにはその気は全然なかったんだとうけど、彼らの歩んできた道がそうさせるのか、凝縮された音となってます。ドラムのリヴォン・ヘルムはアメリカ南部出身で、ブルース、カントリー。ピアノのリチャードはR&B。キーボードのガースはクラシック、ジャズ。ロックベースのリック。オールラウンドのロビー・ロバートソン。クラプトンやディランさえも、出したくても出せなかった音を、いとも簡単に出してしまう。そして3人の超渋いヴォーカル。まさにザ・バンドという名のまんま、本人達のやりたい音楽を、楽しんでやってるという雰囲気。ゆったり落ち着いているようでいて、誰にも真似に出来ないサウンド。それが彼らのすごいところでしょうか?
・「AMERICAN ROCKの至宝」
何といっても、絶対的に名盤。これ以外にこの作品をたとえる言葉を私は知りません。アルバムコンセプト、楽曲、演奏、ジャケットどの要素も余りに完璧。私は25年近く前このアルバムを聞いてAMERICA南西部に遥かなる憧憬を抱き、やっと3年前その旅を実現することができました。いまでも1週間に1度は必ず聞きます。そして憧れのAMERICAを思い浮かべる事が私のストレス解消法でもあります。もう30年以上前の作品ですが、これを聞かずしてAMERICAN ROCKは語れない。
・「傑作」
傑作。ロックの完成型とさえ思う。1stの悪く言えば「ごちゃ混ぜ」アルバムを、または5人の個性を、ロック(ゴスペル,カントリー、ロカビリー、ブルース)の枠で完璧に、良い意味で押さえ込んでいる。つまりは名曲『The Weight』の方向性を継承させている曲が目立つ。そして非常に中部から南部寄りだったのを、より広範囲に、アメリカ全土のルーツをひっぱり出していることが、トータル的にマイルドに、ポップに聴き取れるのだろうとも思う。それは結局はロバートソン指揮官によって舵取りがなされているからによる好結果というわけになるのであろうけども・・・。前作における曲毎のでこぼこや角がとれて、最高傑作という冠に相応しい出来。本来有り難いはずのボーナストラックが、通して聴くと、どうしても邪魔だと思ってしまうのは、あまりにもアルバム(12曲)としての「完成度が高い」ということの証明なのかもしれない・・・。
・「アメリカ芸術音楽の最高傑作」
これはロックミュージックの中でも正真正銘の名盤。LP盤との音の比較を論じてもくだらないだけなのでやめておくが、とにかく楽曲の構成からサウンド、詩、そして演奏などすべての面において完璧である。一見ズレが多く不安定な感じを受けるかもしれないが、それが聴いたときのイマジネーションの幅を膨らませ、聴き手の目の前に自分のアイデンティティやそれにまつわる原風景を映し出す。まるで映画ような音楽であり、なおかつ自分の存在意義や生活感覚をも意識させ得る、ある意味芸術的な作品である。DVDの「メイキング・オブ・ザ・バンド」の中でR.ロバートソンが "When You Awake" について、「世界中で僕らだけにしかできないリズムだ」と語っていたが、まさに言い当て妙。しかもこの曲は感傷的でありながらも、どこか哲学的な匂いを醸し出している。全体的な流れでもサウンドからくるイマジネーションの面においては優れているが、特に素晴らしいのは "King Harvest(Has Surely Come)" であろう。この曲は人々が天候によってその生活を左右されていた時代を物語っている。L.ヘルムのシンバルとG.ハドソンのオルガンがこれから何かが起こる予感を醸し出す、嵐の前の静けさのような風によって流される空の雲を演出し、それが広大な農場一面を覆いつくす風景を想起させる。そしてR.ロバートソンの乾いたギターサウンドとR.マニュエルの声がその空の下で暮らす人々の不安と期待の心情を表現し、R.ダンコのベースがその風景の空気や雰囲気を客観的に描く。これぞまさに芸術ではないだろうか。僕にとってこれは、生きてる間は一生付き合っていくであろうアルバムである。
・「Top of the White Blues」
20数年前このレコードの輸入盤を上野で買ったとき、店員のお兄さんから「これは、絶対いいよー」と言われたことが忘れられない思い出として残っている。家に帰り聞いてみると、ジャケットから受けた印象ほどドブルースではなかったけど、「古き良き日」を取り戻そうというコンセプトは気に入りました。ブルースの渋い選曲もグッド。
これはリーダーのバターよりも、表面的には、ジェフ・マルダーとエイモス・ギャレットが中心のアルバムだと思う。この二人のカントリー・フレイバー溢れるインテリジェントでエレガントなブルース・プレイは聞き物だ。白人ブルース・マンとしてシカゴ・ブルースを長年追求していたバターだけど、黒人と同じ土俵で勝負するのではなく、一歩引いて、無理せずに白人らしさを隠さず出してブルースをプレーすることでステップ・アップし、本家の黒人越えを果たしたと思う。ウッドストックのハイダ・アウェー的雰囲気と相まっていい味出しています。
久保田真琴と夕焼け楽団のディキシー・フィーバーに参加していたロニー・バロンのピアノと個性的なボーカルもニューオーリンズ丸出しでエクセレント。それに弱冠22歳のクリス・パーカーのどこまでもクールで的確かつ正確な刻みもグレート。
ミシシッピー出身のブルース好きなアメリカ人(白人)と付き合っていたとき、"Top of the White Blues"と言って、買ったばかりのこのCDを貸してあげたら、国(ミシシッピー)に帰ったら絶対このオリジナル・アルバムを見つけると意気込んでいました。コアなデルタ・ブルースではないけだ、白人だって自分達の特長を生かした、ブラックに負けない最高のホワイト・ブルースが出来ると言う証。
・「ウッドストックの風」
アグレッシブなブルース求道者だったポール・バターフィールドがバンド名から「ブルース」をはずして結成した「ベターデイズ」。エイモス・ギャレット、ロニー・バロン、ジェフ・マルダーといったウッド・ストックの仲間達と送る珠玉の一枚です。バターフィールドのヴォーカル・ハープはもちろんバックの達人たちのカラーも前面に出し、渋くて深い味わいに仕上がっています。
「Please Send Me Someone to Love」でのジェフの枯れた唄やエイモス・ギャレットの甘くとろけるような脳天逆落としギター、「Broke My Baby's Heart」でのロニー・バロンの柔らかいながらも強い唄声、絶妙にからむポール・バターフィールドのハープと聞きどころ盛りだくさん。
一曲ずつシリアスに聴けば深い音楽性を堪能でき、BGM風に流しながらの読書やコーヒーブレイクにももってこい。楽しめてクセになる長年の愛聴盤です。
・「傑作リマスター盤」
本当は、99年に紙ジャケにて発売されたリマスタリング盤のレビューがしたいんだけど、売り切れ完売状態の様なので止むを得ずここで紹介。この91年製輸入盤自体を聞いていないので推測になってしまうのですが、恐らくとんでもなく音質が向上していると思われます。それくらいリマスター盤は凄いです。最近多くの素晴らしいリマスター盤を聞いてるけど、その中でも完全に群を抜いたクオリティーです。とろけそうなギターの音色、コロコロ転がるファンキーなピアノ、哀愁を帯びたブルースハープ、滋味溢れるボーカル、その全ての音の粒がはっきりと形をなし、互いに我一番とばかりにその音色を主張するが、全体のバランスは全く損なわれていない。今隣のスタジオで完成したばかりの「できたての音」が見事に封!じ込まれている。日頃、音にはうるさいJAZZファンの耳にもきっと満足に響く事でしょう。もし、どこかでこの紙ジャケ盤を見つけたら、たとえ帰りの電車賃がなくなたって絶対買うべきです。このCD聞きながら、歩いて帰る道のりはきっと至福の瞬間となるはずだから・・・・。
・「色々ノックアウト」
1973年作品。このアルバムは今をさること20数年前高校生の時に聴いたのです。最初に感じたのは、「大人だなあ。」。よく聴いていた英国ブルースとは随分感触が違うなあってことでした。このエレガントな感じがニューオリンズだとゆうことがわかるのはもう少し後になってからなんですが。あと、エイモス・ギャレットのギター。この何か崩壊寸前の美と言いますか、凄く美しくて一発でノックアウト。それにロニー・バロン。このアルバムどこがニューオリンズかとゆうとやはりこの人の存在が大きいと思うのですが、そのまったりとした歌声と、オルガン、ピアノ。一生懸命コピーしようとしました。リフ以外アウトだったけど(笑)。もちろん、ポール先生のハープも衝撃的でした。初めてアンプリファイド・ハープを!!聴いたもので、その音色にびっくり。太くて迫力があって。やっぱりこれ聴いてブルースハープ買って練習したけどなかなかねえ(笑)。と地味なわりには個人的に色々後々まで影響を残してくれたこのアルバム。一生忘れることは出来ないのです。
・「ウイスキーを片手に」
ブルース・バンド解散後、バターフィールドが新たに結成した「ベターデイズ」ファースト・アルバム。ボビー・チャールズ、マリア・マルダー、デイヴィッド・サンボーンらがゲスト参加。バターフィールド自身の曲は一曲にとどまっており、ロバート・ジョンスンの①(コーザ・ノストラがイントロをどこかでパクっていた)や、パーシー・メイフィールドの名曲②などの、ブルース、ソウルのカヴァーに、メンバーのオリジナルを数曲加えた構成。ジャニス・ジョプリンが歌うはずだった⑥は名曲だと思うし、アップ・テンポの⑨も、個人的にはお気に入り。バターフィールドのブルースは本物だ。聴き終えたあと、心地よく眠りにつける。
・「ラストでなくて良かった!」
と、私は本当にそう思った。これだけの名盤を発表し続けているフィートの「ラスト」でなくてホントにそう思った。が、内実は、どうも「ラスト」状態だったようだ。1stから一貫して素晴らしい作品を出しているにもかかわらず、すべて、商業的には完全敗北。度重なるメンバーチェンジ、解散話、ドラッグ漬けの日々と、もう、いつも「ラスト」状態だった。今回も前作の後、大々的なツアーを行い、それなりの評判も得、前作はそこそこ売れたのだが、十分なものではなかった。ローウェルの疲れもかなり限界に来ていたようで、この5thでは、かろうじてプロデューサーとして名前を挙げているが、3曲しか作曲していない。また、演奏面でもほとんどボーカルしか担当していない。そして、アルバムジャケット裏面には曲のクレジット、歌詞が載っているが、「high roller」と言うポール・バレルの曲は、ボツにしたと、マジックで「maybe next time」と大きく書いて消されている(紙ジャケが楽しみ!)。そして、タイトルは「ラスト・レコード・アルバム」である。相当モメたようである。 と、ここまで悪口を書いたようであるが、本作は前作に続く作品らしく、また、ツアー後のアルバムらしく、演奏面では非常にタイトで十分な落ち着きを聴かせる曲がそろっている。これまでフィートは、クリエイティヴィティという点では文句のつけようが無い作品ばかりだったが、演奏と言う点では少し不安な点もあったのである。が、ここでは本当に「タイト」と言う言葉がぴったりな演奏である。 さらには、ビル・ペイン、ポール・バレルらが作曲、演奏面でもこれまでより表に立った事でローウェルの暴れん坊な曲、演奏とあいまってバンドとして非常にいい味を出している。 こういったファンキーな演奏に重きを置いた点、ヴァラエティな曲がそろっている点を前面に出しているところは、後期フィートを象徴するもので、もはや「ディキシー・チキン」のフィートではないという事を考えれば、非常に良い作品である。私は「ロング・ディスタンス・ラヴ」で何度泣いたか知れないぐらい。そんじょそこらのバンドが作れる作品ではないのだ。 でも、結局、また、売れなかった。ウーン。
・「最後の傑作」
リトルフィートの初期傑作は、アーシーでブルージーなSailin' Shoesだ。ニューオーリンズR&Bの香りが濃厚に漂う中期傑作は名作Dixie Chicken。これら2作で、シンプルかつファンキーなサウンドを見事に作り上げたのが、リズムセクションの中心人物であるビル・ペイン(keyboads)とリッチー・ヘイワード(drums)だ。その上に乗って映えまくったのがローエル・ジョージのボーカルとスライドだった。前記2作と肩を並べる後期傑作の本作では、ペイン、ヘイワードがポール・バレー(guitar)と一緒になって、ジョージと肩を並べる。ジョージのボーカル、スライドと見事に一体化していたファンキーでレイドバックしたリズムセクションは、ここでは以前より少し強い自己主張をし始めたと言う感じだ。バンド全体のアンサンブルが強調され、各楽器の音が良く聞こえるミックスがすこぶる気持ち良い。初期の一本気なシンプルでヘビーなサウンドは消え、ファンキーでカラフルなサウンドは、ジャージーな香りをも漂わせる。サウンドは多様化し、より細分化されたリズムと、複雑なコードチェンジを持つようになった。洒落の効いたソングライティングは冴えまくり、リトルフィートの個性を際だたせている。重量級ではないがバレーとペインの小気味良く味のあるボーカルが、グループに新たな魅力を付け加えている。聴き込めば聴き込むほど味が出てくる作品に仕上がっていると思う。
・「リトルフィートのすべてがリズムのウネリの中に詰め込まれた大傑作。」
リトル・フィートの5作目。この音を言葉で表すのはかなり難しい。要素としてはロック、ファンク、ブルース、ジャズ、プログレ、がすべて吸収され、リズムに飲み込まれる感覚。初期のローウェル・ジョージが引っ張るスタイルだけでなく、ビル・ペインのうねるキーボード、ポール・バレールのギター等聞き所は多く、それぞれの楽器がクリアなミックスも素晴らしいのですが、個人的にはリッチー・ヘイワードのドラミングが感動的です。この独特のうねりを醸し出している最大の貢献者は彼ではないでしょうか。このメンバーでこのタイミングでしか成し得なかった素晴らしい作品です。(1975年)
・「フィーツの「アビィ・ロード」」
大成功だった前作の路線を継承することなく、リトルフィートは、通算5作目となるこのアルバムで、大きな方向転換を図ります。その背景には、ビリー・ペイン(key)、ポール・バレア(g)の成長と、この2人のジャズ指向があったようですが、ローウェル・ジョージ、そして、彼らの生みの親レニー・ワロンカーの好まないものだったようで、バンド内の不協和音を決定的なものにしてしまったようです。しかし、アルバムの完成度は、ここのメンバーの才能が存分に発揮された、前作はもちろん、前々作「ディキシー・チキン」にも劣らない素晴らしさだと思います。
そんなふうに振り返ってみると、このアルバムは、ビートルズの「アビィ・ロード」の多くの共通点を持っているような気がします。ジャケットに描かれ㡊??のはアビィ・ロードではなく、ハリウッド・ブールヴァードですけれども‥‥。
・「デキシーチキンに負けない完成度」
ローウエル・ジョージ=リトルフィートという訳ではない。メンバー一人一人が才能溢れる優秀なミュージシャンである。ローウエルがギタリスト、ヴォーカリスト、ソングライターとしては6分の1強の役割を果たし、コントロールルームから裏方として全体をプロデュースしたのが本アルバムである。ソングライティング、ヴォーカル部門で目覚ましい活躍をするのがキーボードのビル・ペインとギターのポール・バレールだ。彼らのちょっとイカレタ歌詞とイナセなボーカルは聴けば聴くほどに味わい深くなる。ジェフ・マルダーとエイモス・ギャレットのコンビにも匹敵する程にシャレが効いている。演奏部門では、キーボードのビル・ペインが、ピアノ、オルガン、ムーグシンセイザーを操りアグレッシブなプレイでバンドを引っ張る。ヘイワード、グラッドニー、クレイトンのリズムセクションはより安定感を増したファンキーなビートでサウンドを彩る。フロントのペイン、バレール、ジョージを盛り上げる熱い一体感にグループとしての成熟を感じさせる。名盤デキシーチキンに勝とも劣らない完成度を誇る作品だ。それにしても本作とデキシーの曲の流れはよく似ている。Rmance Dance VS Dexie Chicken, All That You Dream VS Two Trains, Long Distance Love VS Roll Em Easy, Day Or Night VS On Your Way Down・・・如何でしょうか?聴き比べると面白いかも。プロデューサーのローウエル・ジョージの好みなのでしょうか。最後に入っているライブアルバムのWaiting For Columbusから持ってきたボーナスの2曲はやっぱり邪魔に感じてしまう。
・「剛のウインウッドと対峙する柔のメーソンが見事」
Trafficというと天才Steve Winwoodのワンマンバンドと思いがち。彼のエッジの効いたキーボードやギターのプレイやソウルフルなボーカルはやはり凄い。だが、本作の特徴は怪人?Dave Masonの際だつ個性だろう。Steveと相対するような柔らかで暖かいトーンのヴォーカル、アコーステイックギター(何故かエレクトリックギターをほとんど弾いていない)やハーモニカが横溢する。シンプルでとらえどころのない不思議なソングライテイングも見事。剛のSteveのプレーを柔のDaveの歌世界が取り込んで行く様は愉快だ。聴けば聴くほどにDaveの世界に引き込まれていく自分がいる。多分それがこの大名盤の魅力なんだろう。意外にもアコーステイックなんだけど聴くほどにロックしてくる。リマスターによって、楽器の分離度がぐっと高くなっている。絶対に大音量で聴く方が良い。
・「初期の代表作」
Trafficはけして長くはないその活動期間中に、頻繁にメンバーチェンジを繰り返し、音楽性も幅広く変化しました。Steve,JimそしてChrisの三人の中心メンバーは不動でしたが。本CDは彼らのセカンドアルバムであり、ファーストとともに初期の代表作、そして60年代中期のブリティッシュロックの最高傑作としても重要な作品です。
ブルースを吸収・消化したSteveのボーカルとジャズからブリティッシュトラッドを守備範囲とするChrisのフルートがバンドの基調であることが本作品で確立したように思えます。本CDはボーナストラックを含み、輸入盤の廉価を考えてもお買い得でしょう。
●パール
・「しびれる遺作」
この方の歌、本当に素晴らしいです。1970年のアルバムをリマスターしたものですが、オリジナル盤がどんなものか聴いたことが無いのですが、結構いい音だと思います。
そんなことより音楽が凄い。Move OverやらCry Babyとか、搾り出すような声にしびれます。
ブルースをベースにした収録曲は全て、力いっぱい歌っています。渾身の〜といった観があります。 この方は本当に素晴らしいアーティストですね。バンドのサウンドも生きています。本当に躍動感があります。
彼女はこのアルバムを遺作としています。そして曲によってはミックス・ダウン(というか細部修正)が完全に終わっていない作品だとも耳にします。この収録の途中で今生の人となり、名盤を遺しました。
・「ジャニス・ジョプリンの凄さ」
松浦亜弥がコマーシャルでMove Overを歌っていた。つられて久しぶりにPearlを聴いてみた。
ジャニス・ジョプリンの凄いところって何だろう?彼女の歌を多少聴いて、そして、彼女の伝記「ジャニス〜ブルースに死す」などを読んで多少なりとも彼女の人生を知っていれば、あるいはPearlのライナーノーツというかあの紫色の「新聞」でジャニスフリークの想いのほどを知っていれば、人間としてのジャニスを尊敬し、愛し、悲しむことができる。私もその一人であった。
ジャニスの生のステージを見たことがないので想像でしかないが、ライブアルバムと比べて、スタジオのジャニスは、飛び出したいのに出られない箱の中でとても苦しそうだ。「Mercedes Benz」や「Cry Baby」「Get It While You Can」などを聴くと、とても強くそれを感じる。とても息苦しい、助けて! … そしてジャニスは翔び立っていった… こんな見方もできるのかな、と、ふと思った。
悲しすぎるほど凄くて苦しい、命の叫びが込められた爆発寸前のアルバムだと思う。 … でもまあこんなことを偉そうに言っているようでは、天国のジャニスから「あんた青いねぇ〜」などと笑われそうな気がする。
・「ロック伝説の名盤」
60年代のラブアンドピースというロックの幻想が崩れる大きな原因となるジャニスジョップリンの死(Tr5”生きながらブルースに葬られ”レコーディング予定の前日に亡くなったという)。その死を伝説化し、ロックの歴史に大きく刻みつけたラストアルバム。67年にホールディングカンパニーを率いモんタレーポップフェスティバルに地元の1バンドとして熱唱した事で世界的に知られる事になり、70年までわずか3年を酒とドラッグ、そして本当の愛を求め、その思いをブルースにこめて歌い続け、文字通り命を削って時代を駆け抜けた完全なロックイコン。この盤をほんとうに愛すにはそうした伝説を知る事も必要だが、当時世界の人々の度肝を抜いたブルーアイドソウルは今聞いても古さを感じず、心を揺さぶられる。
・「燃え尽きて逝く・・・」
ドラッグやアルコールの過剰摂取により命を落としたミュージシャンは数多いが、ジャニス・ジョプリンもその一人。彼女の遺作となったこのアルバム(レコーディング期間中に死亡)は、彼女の命が最後に燃焼した迫力がまんま封じ込められている。
有名過ぎるほど有名な①はもちろん、アルバム全編を通して振り絞るようなヴォーカルが堪能できる。アルコールとドラッグで咽喉が荒れていたらしいが、それがかえって凄味を感じさせる。ヴォーカル入れができなかったためインスト曲になった⑤に、彼女はどんなメロディを乗せるつもりだったのか・・・。逆にヴォーカルトラックのみの⑧はブルーズそのもの。息遣いまで聴こえてきそうな魂の叫びだ。
・「60年代ロックの神髄」
1960年代の女性ロックシンガー・ジャニス・ジョップリンの死後直後に発表された作品。歴史的名盤と名高い一枚。ジャケット写真からして奔放な女性のイメージが強いジャニズだが、人間の持つ弱さや儚さをも隠さず正直に表現できたストレートなシンガーだったと思う。僕は昔からR&B、ソウル、ブルースを良く聴いてきた人間なので、黒人シンガーのダイナミックで余裕のあるシャウトを聞き慣れているので、ジャニスの声を張り上げビブラートする歌い方に少し物足りなさを感じてしまうところもある。特にボビー・ウーマックのトラストミーでは後半声が裏返ってしまい、出なくなるところがある。(多分、後日オーバーダビングで修正するつもりだったのでしょうが...)本作ではカバー作品に良い曲が多く(当然か?)、バックバンドのフルチルトブギー(ザ・バンドと同じく5人組でダブルキーボードのシングルリードギター)の演奏が素晴らしく聞き惚れてしまう。ジャニスの急死のため、ボーカルなしの彼らだけのインスト曲(生きながらブルースに祀られて)もある。文字通り全速力のハッタリの効いたブギーを聴かせてくれてうれしい。ただし、ジャニス死後の録音(だとしたら上手い演出だ)と思わせる部分もないではない。しかし、何よりも感動させられるのは、エタ・ジェームズをこよなく愛したジャニスの、全身全霊を込めた熱いソウルだ。曲によっては粗さが見えてくるところもあるけど、白人でここまで歌えた女性は少ない。理屈抜きでリスペクトしてしまう。本作では円熟味というか、じっくりと聴かせる懐の広さを感じさせるところがある。やはり、あの60年代のロック全盛期を缶詰にしたロックの名作といえるでしょう。後半の盛り上がり方がオーティスのTry A Little Tenderness を彷彿とさせるクリス・クリストファーソン(ジャニスの当時のステディマン)カバーのMe and Bobby Maggieが歌詞(バトンルージュで文無しになって、ニューオリンズまでトラックでヒッチハイクして、真っ赤なバンダナからハープを出して皆でブルースを歌ったいうところ)を含めて僕は大好きです。素敵なアルバムをありがとうジャニス、合掌です。最近出たコロンビアレガシー盤は邪道ですので出来れば無視して下さい。
・「JTの最高傑作」
個人的にはJames Taylorの最高のアルバムだと思います。1曲目の"Mexico"は今でも必ずライヴで歌われる名曲だし、"I Was a Fool to Care"はpops史上今までに書かれた最高の曲の一つだと思うのです。Marvin Gayeの"How Sweet It Is"はピアノのアレンジが印象的で、私などはオリジナルよりも気に入ってます(Marvinごめん)。
この頃のJTは当時奥様だったCarly Simonと最高に幸せな生活を送っていたのだと思います(今の三回目の結婚でもとても幸せそうですが)。娘のSara Mariaのために作った曲もあるし、とてもリラックスしていて精神的に安定していることが伝わってきます。
どの曲も素晴らしく、何度でも聴きたくなる名作です。
・「James Taylorの最高傑作は?」
James Taylorは基本的には普遍的なポップミュージックを我々に提供し続けてくれた人で、どの作品も一定水準以上であり、甲乙付けがたいものばかり。でもあえて最も優れた作品は?となると、個人的には本作(75年)、翌年次作「In The Pocket」、または2作間を挟んで(「JT」「FRAG」)、81年リリース「Dad Loves His Work」の3作が最高傑作3部作だと思う。何れもロス録音。リラックスした「うたもの」アルバムに仕上がっており、ポップミュージックの極みとも言える優れた作品なのだ。本作も西海岸系の乾いた空気と良い楽曲、リラックスした、しかしながらデビュー当初のようなSSWらしさも内包した非常にバランスのとれた1枚だと思う。#1は珍しくラテンの雰囲気も醸し出した陽気な曲。#2以降はJamesらしい、人生の辛さと、人間的な強さを表現した説得力のある曲が続く。説得力のある歌と曲、しかし決して嫌味ではなく、さりげなく生きることの難しさと、しかしながら生きることの素晴らしさを、そっと諭す・・・いや共有してくれる、僕にとって、とっても大切なアルバム。
・「James Taylorの最高傑作は?」
James Taylorは基本的には普遍的なポップミュージックを我々に提供し続けてくれた人で、どの作品も一定水準以上であり、甲乙付けがたいものばかり。 でもあえて最も優れた作品は?となると、個人的には本作(75年)、もしくは翌年次作「In The Pocket」、または2作(「JT」と「FRAG」)飛んで81年「Dad Loves His Work」の3作が最高傑作3部作だと思う。 言ってしまえば全てロス録音であり、リラックスした「うたもの」アルバムに仕上がっており、ポップミュージックの極みとも捉えても良いような優れた作品なのだ。 本作も同じく西海岸系の乾いた空気と良い楽曲、リラックスした、しかしながらデビュー当初のようなSSWらしさも内包した非常にバランスのとれた1枚だと思う。 #1は珍しくラテンの雰囲気も醸し出した陽気な曲。 #2以降はJamesらしい、人生の辛さと、人間的な強さを表現した説得力のある曲が続く。 説得力のある歌と曲、しかし決して嫌味ではなく、さりげなく生きることの難しさと、しかしながら生きることの素晴らしさを、そっと諭す・・・いや共有してくれる、僕にとって大切なアルバム。
・「何度、聞いたかわからないぐらいです。」
いろいろな音・映像などを飲み込んでしまった一日の終わり。何もせずに、寝転んで、身をゆだねてしまえば、ジェームスおじさんがすべての疲れや興奮やモロモロのものを包み込んでくれます。そして明日の目覚めが違うんです。硬い言い方になりましたが、まあとにかく一日の一番最後に聞いてみてください。それから、日本でコンサートやってくれないかなあ・・・。
●Retrospective: The Best of Buffalo Springfield
・「はっぴえんど好きにも必須。」
バッファロー・スプリングフィールドは3枚の公式アルバムを出しており(幻の名盤でオフィシャル化されていない「スタンピード」もあります)、どれもがアメリカン・ロック史に残る傑作。とくに、セカンドの「アゲイン」は不朽の一大絵巻でした。なにせS.スティルス、N.ヤングを双頭としたバンド、文句のつけようもありません。今作は、そんな彼らのベストアルバム。入門者には最適ですし、ベストとはいえアルバムにも流れが感じられて、まことに素晴らしい。はっぴえんどの面々がめざした音楽こそ、このバッファローのロックだったというのは夙に知られた話ですね!
・「イーグルスやドゥービーの源流バンド」
60年代のロスで結成されたバンド、バッファロー・スプリングフィールドは、1)Buffalo Springfield, 2)Buffalo Springfield Again, 3)Last Time Roundの三枚のアルバムを発表した。 本CDはこれらのアルバムからの選りすぐり12曲(もっと欲しいな)を上手く並べたお得なコンピレーション。ロスのバンドで名前がカナダ国境の田舎町バッファローとスプリングフィールドって言うのも、ぶっ飛んでいると言うかインパクトがある。70年代のウエストコーストロックを背負って立つStephen Stills, Neil Young, Richie,Furay, Jim Messinaと言う凄いメンバーから成るスーパーバンドであった。そんな天才達の若い日々の輝きを詰め込んだ作品群は、才気に溢れる実験的なもので、めまいがする位クリエイティブだ。そんなだから、バンドの中ではさぞかしもめ事が多かったでしょうね(笑)。スケールは大きいが荒々しいニールヤング(カナダはオンタリオ州出身)、若さに似合わず完成度の高いスティーブンスティルス(フロリダ州マイアミ出身)。この二人の目指すところはロスの範疇を超えた、ブルース、ソウル、R&Bとロックの融合。カントリーっぽいリッチーヒューレイの作品と相俟って良い味を出している。ビーチボーイズやバーズ後のウエストコーストロックの次世代を提示した功績は大きい。かなりぶっ飛んだ60年代のロスの音楽として聴いてもスゲーカッコイイ。
・「日本語、そして日本の日常の美しさ」
風街ろまん、71年の作らしい。こういうバンドのこういうアルバムを聴いていると、やっぱり今の日本の音楽シーンっていうのは消費されて、忘れられていく一方の音楽なんだろうなぁ、と思ってしまうのです。もちろんそうでない音楽もありますが。
今巷に溢れている音楽に比べれば、やはり地味な印象は拭えない。
けれど、何度も聴いてしまうし、何より詩が語りかけてくる。
声高に、直球路線で愛を叫ぶ歌なんてない。語られるは、淡々とした、日々感じたことだったり、自分が見える範囲の私的な世界観である。その詩がとても美しく、かつ、彼らが生きた60年~70年代の光景が目に浮かぶようで、あぁ、日本って、そして日本語って、こんなに綺麗な物だったんだな、と感じる。
曲調的には、フォーク調のが多い。他にカントリー風、ブルース風、ロック風と様々だが、全体的に、春の晴れた日、田舎の家で窓全開で聴きたい、そんな感じです。とても落ち着く。歌詞も曲も、聞き手に押し付ける所が無い。
尚、この紙ジャケ仕様はアマゾンに書いてないですが、ボートラ7曲収録で、
はいからはくち関連が4曲、あしたてんきになあれのリズムトラック、あいうえお、そして、夏なんですのリハーサルテイクが入ってます。全然原曲と違う、夏なんです のリハテイクが原曲より好き。音源は、はっぴいえんどBOX用の最新リマスターされたものです。
全ての日本人に聴いてもらいたい。そんな一枚。
・「聴きどころが満載」
はっぴいえんどのオリジナル、3作中の第2作。大瀧7曲/細野4曲/鈴木1曲という構成だが、特に大瀧色が強いわけでもなく、三人三様の持ち味が次第に見えてきた作品。
まず、細野氏の2大傑作「風をあつめて」「夏なんです」。本作の空気感は、この2曲による所が大きいのかもしれない。音楽の引き出しが多い人だが、この和風な味わいは独特。録音技術の過渡期ながらギターの音質も良好で、不思議と耳に残る響きである。
鈴木茂氏は、本作で初めて作曲と歌を担当。「花いちもんめ」1曲だけだが、これが完成度の高い佳曲で存在感が十分出ている。代表作の1つと言ってもよく、構成がしっかりしていて聴き応えあり。その後の彼の個性が、既に垣間見えるようでもある。
さらに大瀧作品も好調。演奏もコーラスもまさにグループ総力戦の「はいからはくち」が圧巻。だが、それ以上に特筆したいのが「颱風」。「颱」の字自体がただならぬ雰囲気を醸し出しているが、内容もそれに劣らず異様なテンションを見せている。台風が来る前の、不安と共に何故かワクワクするあの感じが見事に表現された異色作。
最後になったが、全体の色合いを左右しているのが松本氏の詩の世界である。「オリンピック以前の東京の原風景」とよく言われるが、地方在住で彼らより後の世代の私が見ても、そういった匂いを感じるのが不思議である。
・「聴きどころが満載」
はっぴいえんどのオリジナル、3作中の第2作。大瀧7曲/細野4曲/鈴木1曲という構成だが、特に大瀧色が強いわけでもなく、三人三様の持ち味が次第に見えてきた作品。
まず、細野氏の2大傑作「風をあつめて」「夏なんです」。本作の空気感は、この2曲による所が大きいのかもしれない。音楽の引き出しが多い人だが、この和風な味わいは独特。録音技術の過渡期ながらギターの音質も良好で、不思議と耳に残る響きである。
鈴木茂氏は、本作で初めて作曲と歌を担当。「花いちもんめ」1曲だけだが、これが完成度の高い佳曲で存在感が十分出ている。代表作の1つと言ってもよく、構成がしっかりしていて聴き応えあり。その後の彼の個性が、既に垣間見えるようでもある。
さらに大瀧作品も好調。演奏もコーラスもまさにグループ総力戦の「はいからはくち」が圧巻。だが、それ以上に特筆したいのが「颱風」。「颱」の字自体がただならぬ雰囲気を醸し出しているが、内容もそれに劣らず異様なテンションを見せている。台風が来る前の、不安と共に何故かワクワクするあの感じが見事に表現された異色作。
最後になったが、全体の色合いを左右しているのが松本氏の詩の世界である。「オリンピック以前の東京の原風景」とよく言われるが、地方在住で彼らより後の世代の私が見ても、そういった匂いを感じるのが不思議である。
・「今も流れる風街ろまん」
はっぴいえんどのセカンドアルバムだがここで全てが完成している。もう一枚出しているのだがそれは契約上のものかと思ってしまう。3枚のアルバムを発表したあとロックへのオマージュを完成させ解散。その中でも傑作の呼び声高いのがこの風街ろまん。ネプチューンの原田泰三そっくりな松本隆、日本の名ギタリスト鈴木茂、顔はともかく才能は止まらない大滝詠一、おじいさんがタイタニックの生き残りの細野晴臣。この四人の中で一番このアルバムに影響を与えているのが細野であると思う。風をあつめて。この歌が輝きを強く放っている。もともと手紙というタイトルであった曲の完成系のものだが、まさしく名曲である。細野自身はもっと高い声で歌いたかったらしいが、ジェイムステイラーを聞いて歌い方を変えたらしい。ちなみに大滝は遠藤賢司という人の歌い方にヒントを得ています。そうとにかく風をあつめて一曲だけでも十二分に聞く価値のあるかなりいいアルバムなのである。
・「骨太日本」
今から4・5年前、大学入りたての頃に喫茶店で時間を潰しながらよく聴いてたアルバム。などと言うと、「風をあつめて」の歌詞の様ですが、実際、音楽好きな学生達が楽しんで創っている情景が感じられて、大好きでした。 日本のビートルズと言っても過言ではない彼等ですが、サニーデイサービスやキリンジ、ハナレグミ等、現代の注目ミュージシャンへの影響もはかり知れません。日本的な情緒を匂わせながらも、音は極めて60年代の英米ロックよりであり、明らかにクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングや、ザ・バンド等の影響がかい間見えます。「夏なんです」のギターリフはどう考えても、モビーグレイプと言われる方々も結局は好きなんです。元ネタどうあれ、はっぴえんど唯一無二のサウンドです。 大瀧詠一の1STアルバムが極めてビートルズ以前のポップス、フィルスペクターを匂わせるものであるのに対し、こちらの大瀧氏の歌唱はどう聞いてもバッファロースプリングフィールド。器用な方なんですね。「ロング・バケーション」等の洗練されたAORよりのサウンドとは違った骨太さ、イナタさが濃縮されています。そんな部分にもスティーリー・ダン的な要素を感じてしまいます。 また、カントリーやフォークを独自に煮詰めた細野氏の「hosono house」、現代的な視点からフリーソウルやボッサとも言える鈴木氏の「band wagon」どちらも合わせて大好きです。 はっぴいえんどの1STの出だしのギターサウンドを始めて聴いた時から、洋楽コンプレックスの様なものが氷解された方も多いと思います。
・「約30年前の竹田氏のプレイを聴け」
当時を知っている人も知らない人も必聴です。特にSPINNING TOE-HOLDやヤードバーズのカバー曲のHAPPENINGS TEN YEARS TIME AGOはいいですよ。SPINNING TOE-HOLDはB'zの松本さんのカバーするほどの曲です。
・「はじめて聞いた音みたいだ。」
アナログ盤で聴いていますが、不思議な音です。当時はラジオ、TVでもたまには、クリエイションの音を聴いていたに、初めて接する音のようです。熱いクリエイションの演奏の姿が思いだされます。甲斐バンドなんて、目じゃないぜと弾きまくる竹田さんを見ていました。今もカッコイイですよ。
・「ドリー・ファンク・ジュニア!」
ロックとプロレスは良く似合う?一時期、ドリー・ファンク・ジュニアとテリー・ファンクの「ファンクス」のテーマソング?に使われていた「スピニング・トゥ・ホールド」(逆ですよね、元々彼らの必殺技の名前ですから)とかのヤードバーズの「幻の10年」の2曲を聞かねば日本のロックを語れない。脱線してしまいますが、ザ・ファンクスとブッチャー&シーク組みの死闘は凄かったですね。
・「お願い!!!」
この時期のクリエイションは全米ツァーを決行し(野外フェスティバルでは、サンタナやフリートウッド・マックと共演し、観衆の中にはあのジェフ・ベックが居たらしい)まさに破竹の勢いが、そのままアルバムに反映されている。日本ではまだまだROCKが定着?しずらい状況だっただけに、このアルバムは未だ色褪せる事の無い日本ROCKの財産である。後期、ギタリストを加えツインギターで作られたアルバム『ライジング・サン』 是非、このアルバムのCD化を東芝さんに切実に願います!外タレバンドかと思える超一級の名盤です!!!
・「今....聞いてグッと」
くるものはなかったです。竹田氏をリーダーとするこのバンドはかの樋口氏を要するかつてのジャパニーズロックの代表格であったと思います。しかしこれにロックをあまり感じませんでした。おそらくは、竹田氏のギターが技術的には優位でも、心踊らす、また、きらびやかな感じ、雄大なものが少ないからと思います。ゆえに彼は思うほどにはブレイクしなかったではないかと....。ここまでの作品を聞いてくると、その限界を感じます。
・「代表作とは言えないけど、一番繰り返し聴いていた。ロック<オールジャンル見本集〉」
アビーロードやサージャントペッパーズよりも繰り返し聴いていたなぁ。だって飽きなかったんだよ。一つの曲に飽きる頃には別の曲が好きになる。とにかく色々なジャンルが片寄りなく網羅されている。例の#9も好きだったし。昔、雑誌のコラムに、「宇宙人に、ロックという音楽を説明するなら、このアルバムを聞かせるのが手っ取り早い……」というようなことが書かれていた。同感だ。願わくば、5・1サラウンド版にリミックスしてほしい。#9なんかをそれで聞いたら面白そうじゃないか。
・「ホワイトアルバム余話」
『Sgt. Pepper's』はジョージ・マーティンが見事にまとめ上げたと書きましたが、このアルバムではメンバーの自己主張が強すぎて、さすがのマーティンもまとめるのはあきらめた様子。ビートルズ内の雰囲気も険悪だったようで、ついにはレコーディング中にリンゴが脱退してしまいます。そのため、リンゴがいない間にレコーディングされた「Back In The U.S.S.R」と「Dear Prudence」でドラムを叩いているのはポールだそうです。言われなければわかりませんが、ちょっとというか、かなり驚きました。だってうまいし、ずっとリンゴが叩いていると思っていましたから。でも、リンゴは何日かたって戻ってくるわけですけど、ドラムを録音し直さなかったのはなぜなのでしょう。リンゴは自分がドラムを叩いていない曲を聴いて、どんな気分だったのか、想像するに余りあります。
・「これは聴かないと」
一番素直にビートルズが全部出てると思う 後期になって、「原石」と呼べるようなアルバムを作れるなんて凄い Revolution No.9なんて、昨今のポストロックを経た時代に聞くと、そこまで革新的な気はしないけども、時代を考えると、今のポストロック連中相手に、「ポストだなんてとんでもない ロックを作った人が既にやってるじゃない」と言いたくなるほどの先見性の高い音楽。 これが一番好き。統一感がないって?統一感のあるアルバムをあれだけ作った人らがそんなことに気づかずにやってるわけない。統一感を求めることで削り取られることになる要素もある。これは、何も削らないことで見える別の視界がちゃんとある。散漫とは決して違う。これはこうじゃないといけなかった。最高
・「ビートルズで一番すき」
このアルバムより好きなアルバムを上げようと思えばいくつか上げられます。しかし無人島の一枚だったらこれ以外には存在しないです。
音楽を聴いているといちいちアルバムのトータル感だとかこうるさい物が頭をよぎります。たとえ作者に何の意識がなかったとしてもこっち側でかってにアルバムのトータル感を「創作」してしまう物です。しかし元来アルバムとは曲の寄せ集めんすぎません。いちいちトータル感を感じなきゃいけないこと等ないのです。ほとんどの人がただできたいい曲をひたすら詰め込んでいるだけなのですから。
いい曲がいっぱいある。それでいいじゃないですか。
後このアルバムは音のデパートとか西洋音楽の歴史だとか呼ばれてます。2枚組アルバムはどんないい曲がそろっていてもうっとうしくなる物です。しかしこれはバラエティーにとにかく富んでて途中でもたれたりはありません。唯一の良質な2枚組です。cdでは一枚に収まるロンドンコーリングやならず者は除いて
4人が担当楽器も参加人数も限定せず思い思いに曲を作っているというスタンスはうらやましいです。「このバンドの音」という物にとらわれずに香りはちゃんと残せる形態です。こんな形態でバンドをやっていきたいものです。
・「the ultimate disc」
this is the best cd you can ever buy.It is absolutely wonderful, all the tracks have great qualityLennon and McCartney are absolutely great.I strongly recomend you to buy this.
●Best of the Doobies Volume II
・「全アルバム持っている人でも、買って損はない?」
トム・ジョンソンが完全に抜けた後の「運命の轍」から、最終作「リアル・ラブ」までの作品群を集めたベスト版です。ですので、歌はパット・シモンズと、マイケル・マクドナルドのみでちょっと寂しい・・・・。
この時期のドゥービースは完全にAORの旗手となっていて、AORミュージシャンの最高峰としてグラミー賞までもらっているのですが、初期のワイルドさが好きな人にはどうもアルバムがおとなしく感じます。(ただし、当時のドゥービース、ライブは相変わらすワイルドだった。AORなのに甘ったれたところがないところがサスガでした。)AOR好きなら絶対のお勧め盤。
なお、本アルバムには今までのドゥービースのアルバムには収められていない、「リトル・ダーリン」という曲が収められているので、全アルバム持っている人でもこの盤は買う価値があります。「リトル・ダーリン」は実に素晴らしい名曲です。
それもそのはず、この曲はあの偉大なるマーヴィン・ゲイが、新しい妻のことを歌って大ヒットさせた名曲のカバー。マーヴィン・ゲイの原曲は、どちらかというとフィーリング重視の歌い方でしたが、ドゥービーズ・バージョンではAORとロックがうまく混ざったかっちりした曲に仕上がり、非常に優れています。
後の曲は全てそれぞれのアルバムからカッティングしただけのもので、バージョンが違うとかはありません。
・「悪くはないのだけども・・・・・」
一言で言うと物足りない・・・という感じのアルバムです。選曲自身の間違いではなく、これは、vol.2が表しているようにこのグループとしての失速感から来ているのではないかと思います。マイケル・マクドナルドを悪者にするつもりはないが、トム・ジョンストンの抜けたDoobie!耳障りがよく、コンパクトにまとまった聞きやすいだけのコーラスバンドというのが本件を聞くと如実にわかります。アルバムジャケットもパッとせず、いささか手抜きの感が強いです。AORのDoobieファンには5つ星となるアルバムでしょう。バンドとしての一体感が感じられた頃(スタンピード)が懐かしい・・・
・「「青春の光と陰」を歌った名バラード曲が忘れられない」
イーグルスの魅力の一つに青春の喜びと痛みというか「青春の光と陰」を歌でうまく表現したしたところがあると思うんです。本盤にはそのあたりを歌った良い曲がいくつかあり、そこがいまだに惹けつけられるところなんです。例えば、バーニー・レドンの名作である「マイ・マン」。彼らしい心暖まるカントリーバラード。心ならずも世を去った友を懐かしむ歌詞が素晴らしい。ドン・ヘンリーのブルージーな歌声を上手く生かした「オン・ザ・ボーダー」。彼の渋いボーカルとヘビーなドラムスを堪能できます。トム・ウエイツのイカレタ世界を再構築した「オールド55」。グレンとドンが交代でボーカルをとります。イーグルスの美意識がかいま見られて興味深いです。生ギターでの弾き語りが印象的なヘビーなラブバラード「ベスト・オブ・マイ・ラブ」。これまたヘンリーの男らしい力強い歌声がナイスです。これらのドラマティックで歌心を生かした曲の出来が良いと思うんです。特にヘンリーとフライがボーカルをシェアーする「オールド55」は、車好きな僕には大切な曲なんです。リマスターされた音はとってもエッジが効いていてシャープに鳴っていて良い出来だと思いますよ。
・「快進撃の始まり」
軽快なロックンロールナンバーの「Already Gone」、「James Dean」がLPでいうとA面、B面の冒頭を飾り、そのあとにバラード、カントリーフレーバー漂う曲へと続いていく。ペダルスティールギターの柔らかな音が心に響く「My Man」、「Ol'55」は地味ながら良質なカントリーロックバンドとしての側面を良く表している。一方で新加入のDon Felderによってギターの音が分厚くなっている。スライドギターが印象的な「Good Day In Hell」が典型。 タイトルナンバーの「On The Border」はファンク、ソウル色の濃いナンバー。ラストナンバーは大ヒット(全米1位)した「The Best Of My Love」。ウエストコーストロックのサウンドにソウルバラードの味付けを施したこの曲でイーグルスはビッグネームの仲間入りを果たした。
・「ゾクゾク!」
もともと僕の聞くジャンルでなかったボブ・ディランが僕にとっては聞きやすい音を作ってくれたと飛びついたのがこのアルバム。初めから「ゾクゾク」しますわ。そのころあんまり一緒にやっているミュージシャンを気にしなかったんですが、マイケル・ブルームフィールドとアル・クーパーがここで一緒にやっているのがその後の2人の活動の原点かと思うと別の意味で感激。当時の僕の周りではこのボブ・ディランの変化に異議を唱えたものはいなかったんですけど・・・。全てウエルカムで「こいつはスゴイ」という評価一色だったんですけどね。
・「Dylanの傑作のひとつ」
私は彼の最高傑作は自作の「Blonde On Blonde」だと思っているのだが、この作品もそれと紙一重の傑作。イントロ聞こえるだけでゾクゾクする①を筆頭に全曲Dylanのマスターピース。当時はDylanがバックバンドつけてロック演奏した初めての作品とかでいろいろ雑音があったようだが、今聴けば単純に素晴らしいロックアルバム。これも星五つどころか十個でも差し上げたい大名作。
・「ディランの分岐点」
単調なリズムにアコースティックギターとハーモニカ、それがそれまでのディランのスタイルでしたが、この作品から本格的にディランはエレクトリック楽器を導入した新しいスタイルを築き始めます。何と言っても『ライク・ア・ローリング・ストーン』はそのイントロから胸が躍る、力強い曲です。フォーク・ロックの幕開けを飾ったこのアルバムの歴史的価値は計り知れません。
・「スピード感あふれる軽快なサウンド」
ハイウェイ61とはブルース生誕の地ミシシッピ州クラークスデールとブルースを広めた地、あるいはロックン・ロール生誕の地として知られるテネシー州メンフィスを結ぶ道です。都会的、インテリ的なイメージから田舎っぽい肉体的なイメージへと変身を遂げて、弾き語りという形式の殻を破った勢いそのままにスピード感あふれる軽快な曲が並びます。Like a rolling stoneは全てのロック・ファン必聴ですね。
・「このディランは「ネ申」!!」
僕にとってのディランは、この前にもこの後にも存在しない。ディランは何故この世に生を受けたのか?このアルバムを録音するためにである。と自信をもって言い切れるのが本作だ。"この危険な'存在感'こそがディランだぜ"、"60年代のロックだぜ"と言いたい。とってもシンプルで濃い。フォークロックの歴史的な事始めでもある。名盤に欠かせないこの一曲が、出だしの"Like A Rollin' Stone"だ。徹底的な攻めのサウンドに痺れまくる。マシンガンのように攻撃的な言葉と荒々しいボーカル。ブルースやR&Bをベースにしたバックのパワフルでドラマティックな演奏。完全にディランの作りだす世界に連れ込まれていく。残りの全曲にもこの衝撃は姿と形を変えて引き継がれ僕の脳天を突き刺す。全曲が刺激的で時代の曲がり角を見事に象徴する。本作が無かったらビートルズやストーンズの70年代も存在し得なかっただろう。50代のオヤジ達にはバイブルのような作品。だが今の10代20代の若者にも通じるインパクトがある。ここでのディランは本当に永遠だと思う。魅力的で波乱に富んだあの60年代後半をパッケージングした歌と演奏。素晴らしいリマスターが施されていて、名盤が分厚く瑞々しいサウンドで甦っている。この時代の息吹を飲み込んだ演奏はずっと若者達に聴き継がれて行くだろう。
・「JOE COCKER、25才の熱唱!」
確実に、この時代のJOE COCKERの代表作。あまりにも熱くエネルギッシュな歌いっぷりには、感動以外は無い。この1997年リマスター盤は、オリジナルのコモリが殆どなく、より鮮明に迫る。バンド陣も見事でLEONは勿論、2人の名手ドラマーが素晴らしい。PHIL COLLINS師も以前、絶賛のコメントをしていた。以降スランプと闘いながらも、数々の名唱を残していく、COCKER師も最高。同世代に生きられて、本当に幸せだ。しかし、もう日本盤は出ないのかな?去年の新作も出なかったけど。悲しいかな日本音楽市場。それと、同名映画もご機嫌。フィルモアでの"CRY ME A RIVER"のプロモも付けて、早いトコDVD化して欲しい。その筋の方、ヨロシク!
・「'70s Swamp Rock 黄金時代の結晶」
Leon Russell が'60年代を通じて培った人脈を最大限に生かし、絶頂期の Joe Cocker をサポートした、いわば2人の黄金時代を収録した金字塔的ライブアルバム。1970年の全米ツアーを映画化した同名のビデオもおすすめです。この人脈のうねりは Eric Clapton や George Harrison に代表される英国勢ミュージシャンをも巻き込み、あの名曲「Layla」や、史上初のロックチャリティーコンサートである「The Concert For Bangladesh」を生み出す母体となりました。
・「70年代ロックの名盤です。」
同タイトルのビデオと見るとあの頃の雰囲気と音がよりよく伝わってきます。同年代のミュージシャンと比べて日本では影が薄いですが、間違いなく名盤に入る一枚だと思います。
・「若かりし日のリタ・クーリッジ」
ジョー・コッカーの熱唱もさることながら、若い頃のリタ・クーリッジのSuper Starもとてもいい。これに比べると後に出た(こちらの方が有名?)カーペンターズのそれは”クソ”ですね。なにしろSong Writerがバックをつとめているのだから。 レコード時代は2枚目A面のBlue Medleyがお気に入りで、よく聴きます。でも35年程前の録音かー。単なるナツメロ親父かおれは。
・「コテコテのスワンプ」
ツアーを追った映画のサントラ・ライブ盤です。スワンプ色が強く演奏も荒いため自分は初めて聴いた時はとっつきにくかったのですが何度か聴くうちにはまってきました。個人的には、初めてジョー・コッカーを聴く人にはファースト(かセカンド)を薦めたいです。
出だしからいきなり2,4,5曲目と泥臭い演奏が続くあたりが良いです。他にもいくつか聴き所がありますがスタジオ作では味わえないゴスペルのような雑でパワフルな盛り上がりが魅力です。
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