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▼評価が高く、評価人数が多い漫画 ★4.5以上:セレクト商品

DEATH NOTE デスノート(1)DEATH NOTE デスノート(1) (詳細)
大場 つぐみ, 小畑 健

「今年度ジャンプ最注目作、遂に登場!」「ちょっと異色?」「覇王への道」「やはり少年誌以外でやって欲しかった」「かってよかった」


のだめカンタービレ(1)のだめカンタービレ(1) (詳細)
二ノ宮 知子(著)

「天然=野放しなのか??」「裏軒パパのファン」「マンガ世界の異色作」「ありそうでなかった音楽漫画」「腹がよじれる・・・ぐふっ」


名探偵コナン (Volume1) (少年サンデーコミックス)名探偵コナン (Volume1) (少年サンデーコミックス) (詳細)
青山 剛昌(著)

「博士の初恋が・・・」「恋の話が多いですね」「K3でのコナンと平次」「最高!」「今回の事件は恋がらみ!」


HUNTER×HUNTER NO.24 (24) (ジャンプコミックス)HUNTER×HUNTER NO.24 (24) (ジャンプコミックス) (詳細)
冨樫 義博(著)

「圧巻。」「かなわない」「重み」「ずっと・・・・待ってたんだから!!」「確かに中毒性」


よつばと! (1)よつばと! (1) (詳細)
あずま きよひこ(著)

「大人にも、子供にも、その境界線にいる青少年にも読ませたい。」「☆5つ」「ポイントは「間」」「明るく、そして懐かしい」「まったり良いです」


ハチミツとクローバー (10) (クイーンズコミックス―コーラス)ハチミツとクローバー (10) (クイーンズコミックス―コーラス) (詳細)
羽海野 チカ(著)

「始まりから終わりのストーリーは、また始まっていく。」「賛否両論ありますが…」「変わらないもの、変わってゆく関係」「ああ、終わってしまうんだ」「短編作品も収録」


PLUTO (1)PLUTO (1) (詳細)
浦沢 直樹(著), 手塚 治虫(著), 手塚 真(著)

「驚くべきリメイク」「読んで損なし」「切ない人工生命体」「21世紀に蘇った、ロボット漫画の金字塔」「実はテーマは近い」


One piece (巻44) (ジャンプ・コミックス)One piece (巻44) (ジャンプ・コミックス) (詳細)
尾田 栄一郎(著)

「‘どうもありがとう,」「確かに」「☆ONE PIECE 44☆」「わたしは。。」「新たなステップへ向けた1つの区切り」


おおきく振りかぶって (1)おおきく振りかぶって (1) (詳細)
ひぐち アサ(著)

「素晴らしいクラブ活動」「高校野球が好きでない人にも是非読んで欲しい。」「リアリティのあるフィクション」「大きく振りかぶって、そして。」「がんばれ小僧たち」


鋼の錬金術師 (1) (ガンガンコミックス)鋼の錬金術師 (1) (ガンガンコミックス) (詳細)
荒川 弘(著)

「いい翻訳だ」「スゴイ!」「ぜひ 読んでみてください!」「やっぱりスゴいなぁと思う作品」「お気に入り」


働きマン (1) (モーニングKC (999))働きマン (1) (モーニングKC (999)) (詳細)
安野 モヨコ(著)

「カチカンのソウイ。」「仕事人間?」「ひた走れ、松方弘子と「働きマン」!」「日本の全ての「働きマン」のために」「ライフワーク」


君に届け (1) (マーガレットコミックス (4061))君に届け (1) (マーガレットコミックス (4061)) (詳細)
椎名 軽穂(著)

「「友情」あっての「可愛い恋」。」「久々のヒット!」「胸がギュ〜ッと・・・」「はまりました!!」「泣けた〜〜」


聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC)聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC) (詳細)
中村 光(著)

「聖人男性2名の立川ライフ」「質の良いギャグマンガ」「思わぬ恩恵が?!」「倫理を勉強してて良かった!」「おもしろい…」


プラネテス (1) (モーニングKC (735))プラネテス (1) (モーニングKC (735)) (詳細)
幸村 誠(著)

「締めが上手い」「SFではなく叙情詩である」「テレビから・・・」「宇宙(そら)の夢見る少年だった大人たちへ・・・そんな陳腐な表現が良く似合う、最新のバ」「これ読んで進路変えちゃいました・・・」


げんしけん (1) (アフタヌーンKC (1144))げんしけん (1) (アフタヌーンKC (1144)) (詳細)
木尾 士目(著)

「オタクをめぐる愛憎」「現実的な生々しさ」「学生時代が懐かしくなる一冊」「中卒が読むと死ねる」「オタク知識が全くない人はつまらないかも」


攻殻機動隊 (1)    KCデラックス攻殻機動隊 (1) KCデラックス (詳細)
士郎 正宗(著)

「時間をかけてじっくり読みたい漫画」「すごい。」「世界設定を読む本」「情報の海へ」「世界観としてのSF(オカルト?)漫画の傑作」


フルーツバスケット 23 (23) (花とゆめCOMICS)フルーツバスケット 23 (23) (花とゆめCOMICS) (詳細)
高屋 奈月(著)

「スイマセンでした」「とうとう最終巻」「フルーツバスケット、ついに完結です」「とてもうれしかったよ」「心の絆」


寄生獣―完全版 (1) (アフタヌーンKCDX (1664))寄生獣―完全版 (1) (アフタヌーンKCDX (1664)) (詳細)
岩明 均(著)

「岩明 均のマスターピース」「傑作!」「本当の意味での完全版」「人間の取り柄」「現代版のデビルマン」


ARIA(12) (BLADE COMICS)ARIA(12) (BLADE COMICS) (詳細)
天野こずえ(著)

「ARIAはこれからも心の支えです」「新しい物語を紡ぎ続けるのでしょう…。」「最終巻です」「生きることを、楽しむということ」「ちょっと足早な最終巻のストーリー展開」


スラムダンク (31) (ジャンプ・コミックス)スラムダンク (31) (ジャンプ・コミックス) (詳細)
井上 雄彦(著)

「最高です。」「まさに最高の最終巻です。」「最高傑作です!」「初めてマンガで泣いた。」「天才ですから!」


not simple (IKKIコミックス)not simple (IKKIコミックス) (詳細)
オノ ナツメ(著)

「この、絵。」「Brilliant! 」「淡々としているのに 深いものってあるんだ・・・」「絶望と希望の関係性」「表紙に乗せられた。」


BAMBOO BLADE (1) (ヤングガンガンコミックス)BAMBOO BLADE (1) (ヤングガンガンコミックス) (詳細)
土塚 理弘(著), 五十嵐 あぐり(イラスト)

「コジロー先生、だいじょ~ぶ?生徒の方がしっかりしてるし(笑)」「自信を持ってオススメできる漫画です。」「まずは3巻まで買いましょう」「読んで損なし、買って損なし。」「剣道を知らなくっても、興味無くっても読める。」


エマ (7)エマ (7) (詳細)
森 薫(著)

「余韻が残るハッピーエンド」「このラストだからこそ。」「映画をみているようだった!」「とりあえず安心しました」「7巻は分厚いです。厚焼き玉子みたい…」


School Rumble Vol.1 (1) (少年マガジンコミックス)School Rumble Vol.1 (1) (少年マガジンコミックス) (詳細)
小林 尽(著)

「恋をしたい時はこれ一つで…」「密かな人気のショートラブコメ」「表紙にだまされるな!」「新しいタイプのラブコメ」「久々に面白い作品に出会いました」


新世紀エヴァンゲリオン (11) (角川コミックス・エース (KCA12-11))新世紀エヴァンゲリオン (11) (角川コミックス・エース (KCA12-11)) (詳細)
貞本 義行, GAINAX, カラー

「貞元氏の手腕に脱帽。」「ついに」「漫画版の魅力」「手のひらの記憶」「アニメを補完するような細かい描写、そしてなんと言っても貞本氏!」


▼クチコミ情報

DEATH NOTE デスノート(1)

・「今年度ジャンプ最注目作、遂に登場!
 殺したい人間の名前を記入するだけでその通りになるノート「デスノート」。死神・リュークが人間界に落としたそれを偶然手に入れた夜神月(ライト)は「悪人と犯罪者のいない理想の世界」を実現する為、凶悪犯ばかりを対象とした連続殺人に手を染めていく。対するはFBIやインターポールすら動かせるが、誰もその正体を知らない伝説の探偵「L」。二人の選ばれし者がそれぞれの正義をかざし、推理と裏の掻き合いで互いを追い詰めていくスリリングな推理コミックの単行本が満を持して刊行された。 

 自分の理想の実現の為には殺人をも厭わず、天才的な思考で「デスノート」の制約を最大限利用して冷徹に犯行を重ねていく主人公・夜神月。従来にない斬新な設定と主人公像は原作の大場つぐみの面目躍如である。そして魅力的なストーリーに絵を付けているのはベテラン・小畑健である。彼の実力は「ヒカルの碁」で周知のとおりであるが、独特のすっきりとした丁寧な絵は今回も冴え渡り、作品全体としての完成度を弥増している。

 誌上連載時は徐々に明らかにされる「デスノート」の「ルール」が読者に常に新鮮な緊張感を与え、ストーリー展開を臨場感溢れる物にしていたが、一方毎号ジャンプを読み捨てている読者には「ルール」が整理しきれなくなってきていたのも事実だ。その点、この単行本は各話の間に「How to use」として直近の話に出てくる「ルール」をまとめており、読みやすく、また理解しやすい親切設計になっている。未読の方はもちろんの事、ジャンプで既読の読者もこの機会に単行本を手に取ってみてはいかがであろうか。

・「ちょっと異色?
正直、体と体でぶつかり合うような漫画に食傷気味で、新しい漫画に期待しているときに始まった作品。これの連載前に前後編でやってた『DEATH NOTE』があって、その時から目をつけていましたが、関連性はあるものの、登場するキャラクターは、殆ど前後編のものとは関係ありませんので、これが初めてでも楽しんで読めます。

模試で全国1位の高校生、夜神月(やがみライト)はある日学校で「デスノート」を拾います。タイトルを見ていぶかしみ開いてみると、「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」などとノートの使い方が書いてあります。

いたずらにしては手が込んでいるな、と思いながらも、ライトは試しにノートに名前を書いてみます。ニュースでリアルタイムに放送されていた、人質を取って保育園に立て篭もっている通り魔の名を。外に出たとき女性にしつこく付きまとっていた男の名を。

その結果、二人を殺してしまったライトは、罪悪感に苛まされながらも、こう考えて自己を正当化してしまいます。「世の中は腐っている。腐っているやつは死んだ方がいい」と。そう考えたライトは、世界を変えるために、世界中の犯罪者の名をノートに書き記していきます。そんな彼の前に、「デスノート」を落したリュ―クが現れて…。

ライトの極端な考えは、そうでもしなきゃ気が狂いそうだったという理由があったものの、そう至ったことは異常です。ただ、彼は頭がよかった。だから、自分なら悪のない理想の世界を作れるかもしれないと思ってしまった。

しかし、世界から見れば、殺人鬼であることには変わりがなく、犯罪者が数日間で異様に死んでいったことから、どんな事件でも必ず解決してしまうという正体不明のLが、事件解決のために登場してきます。

どちらかといえば頭脳の戦いなこのお話。ライトとLの戦いは、今後どう転ぶのか楽しみで仕方ありません。

・「覇王への道
 今までにこれ程の知略を描いたマンガは恐らくなかった、、、はず。リアルタイムで見てこれなかったのが悔まれる。くう~。その存在は知ってはいたが(二部の出だしは今見ています)。このマンガに関してはもはや少年マンガとか青年マンガとかの区別はないですね。そんなものは超越してます。久々にジャンプが釣り上げた超大作か。天才はいろんなマンガに出てくるが、自ずから破綻してゆくケースも珍しくない。近年では「ガッシュ」の清麿の設定に無理があり過ぎ、既に天才としての風格はなく、一キャラになってしまった(予測はできたが)。最高の頭脳であれしかできないのであればちと困ります。その分、成長、情という視点とサイドストーリーで見せようとしているのだろうが。ライト、Lにはそうした足跡を辿って欲しくはない。                                                                             死神の落としたノート「DEATH NOTE」とはよく考えついたものだ。ルールを複数加えて複雑化している分、大きく逸脱すること(破綻してゆくこと、、、例えば何でもありのような)はないだろう。犠牲を払ってでも「世界を変える」というライトの意思を貫徹するのであれば、ある意味で人間を捨てなければできない(精神領域を超越する)。一方を追うL。彼もまた最善を尽くすためには代償をも辞さない。互いに何も知らない相手、見つかればノックアウト。このスリルは他のマンガにはない。互いのプライドをかけた勝負とも言える。今後どうなってゆくか見守りたい。小畑健の絵が絶妙にマッチしている。マンガ界で十年にあるかないかの超大作の幕開けか。この眼鏡は5つ星(5+)と見た。あ痛たた、眼鏡が。早く眼鏡をシンチョウして続きを読まねば、、、。眼鏡のまとめ買い。きっつ~。この水準を維持できるのか、どうか。その道程は遠いが、きっと覇王への道を歩むだろう。ご両人、期待してます。

・「やはり少年誌以外でやって欲しかった
原作終了と映画化で話題につき読んで見ました。(俗っぽいと思われるでしょうが少年ジャンプ自体、もうずっと読んでなかったので)ホントに面白い、そしても勿体無い。Lとキラ(月)が互いの姿を知らぬまま宣戦布告をする場面はゾクゾクしました。その後も、その知略だけでなく、無駄なリスクはさけるが目的のためには敢えてリスクを背負い互いの価値観をかけて挑んでいく姿勢に引き込まれました。ただ多くの方が仰っているように小中学生辺りに読ませるには刺激が強すぎると思うしそういった読者にヒットしたゆえに引き伸ばしでダレた展開になってしまったのが残念です。作画担当の小畑氏は、これまでも少年ジャンプで活動されてますので他誌に移り難い事情があったのかも知れませんが青年向けの準メジャー雑誌ぐらいで掲載してくれれば、この初期のテンションを保って上手く纏められたかも。一巻に関しては星5つで。

・「かってよかった
小畑健が描かれるということで、かなり興味があったんですが、買ってよかったです。ノートに名前を書くことで、他人を殺すことが出来るデスノート。この巻は、このデスノートの使い方が中心になってるかなぁと思ったりもしましたが、これからのLと月(主人公)の展開が楽しみです。なんだか、Lが主人公だったとしても

いいよなぁっておもっちゃいました。

DEATH NOTE デスノート(1) (詳細)

のだめカンタービレ(1)

・「天然=野放しなのか??
「ある意味ホラー漫画」と評されていたので音楽漫画でなぜ?と気になって読んでみたところ、納得です。1巻の表紙を拡大図で是非ご覧になってください。

指揮者を目指す千秋くんが挫折しかけたときに出会った”のだめ”はピアノはうまいけれどあらゆる人の理解の枠を超えた天然少女だった!

という出だしで、のだめの不思議っぷりは最初はものすごく怖いのですが、読んでいくと徐々に千秋くんと同じくらいのタイミングで平気になっていきます。ほかにも個性的な面々が出てきますが、どれもあきれはしてもひどく憎たらしいとは思えません。というかかなり笑えます。

この手の物語では珍しく感動は少ないですが、その分思い切り笑えますので、そういったのがお好きな方は是非ご覧になってください。

・「裏軒パパのファン
第1巻はのだめこと野田恵と千秋さまこと千秋真一がひょんなことから出会う(あるいは遭遇する)くだりを収録。他にも主要キャラクターである裏軒のおにいちゃんこと峰龍太郎と峰パパ(裏軒の大将)も登場。メインの二人の存在も大きいけれど、この作品では峰父子の存在がとても大きいのだ。喩えるならば・・・チャーハンのグリーンピースバイプレーヤーファンの方には、ぜひにもチェックしていただきたく思います。

後々振り返れば、およそ運命の線が決して交わることがないように思える二人。そんな二人がふとしたきっかけで出会ってしまう。貴公子然としたエリート音大生と甲子園の土が自室内にある女の子の組み合わせ。これくらい整合性がとれないくらいミスマッチが運命の運命たるゆえんなのかもしれない。

「ふとしたきっかけ」なんて書いてしまったけれど、アプローチ方法はかなり強引である。のだめの強引なアプローチの前にたじたじとなりながらも、彼女の秘めたる才能に引き寄せられる千秋。彼の無意識ではあるにしても感情の機微が序盤の重要なポイントになる。

女性向けと表現するのが適当なのかどうか分からないけれど、初めて購入した女性向け漫画である。きっかけはクチコミ。素直に他人の言うことを信じない性格なので、裏取りのためにネットで調べてみたところ総じて好評だった。というわけでお試しで購入してみたのだが、あれよあれよという間に現時点で全巻(16巻)コンプリートしてしまった。私の行動をご覧いただければこの作品の面白さは察していただけるのではないかと思います。

・「マンガ世界の異色作
おもしろいです。マンガとしてはかなり異色作。主人公の、のだめのキャラクターは、実生活にもいそうでいないキャラですがマンガの世界でも、いそうでいなかったキャラ。そのよさを引き出しているのが、絵。ドラマでやっても楽しいのはわかるけど、どんな女優さんが演じても、のだめにならないと思う。

コネタのギャグが冴えていて、(笑)のツボを心地よく刺激してくれます。ギャグマンガにありげな、記号論的「ここ、笑うところです」ってがわかるけど、きちんと笑わせてくれます。

音大を舞台にしたラブコメでは終わらない音楽の魅力まできちんと描けているところもすごい。これは、文句なくオススメです

・「ありそうでなかった音楽漫画
ゴミタメみたいな部屋の住人、野田恵というキャラクターは今までの少女漫画にはなかったキャラクターでしたね。でも、そんなキャラクターの彼女に親近感を感じてしまいました。コミカルなギャグもテンポがよくて楽しく読めました。少女漫画=清潔清楚という概念を破った金字塔的な作品だと思います。

・「腹がよじれる・・・ぐふっ
はい、おもしろすぎて腹がよじれます。音楽学校のピアノ科に所属する、一見下手かと思いきや「実はピアノ上手いしねー」(ピアノ科教師談)の天然・天才不思議少女野田恵こと“のだめ”と、外国育ちでおぼっちゃまで、だけど指揮者を目指して努力を惜しまない天才・美形青年千秋真一。

運悪く(?)千秋とのだめの家が隣同士だったことから、千秋君の恐ろしい運命(笑)が始まってしまいます。千秋に惚れて、猛烈な、しかし謎なアタックをするのだめに終始キレ気味の千秋くんですが、のだめの引くピアノの旋律に助けられたり身震いさせられたり。そんなこんなでこの二人、上手くいっているような全くすれ違ってるような・・・。

クラシック本格ラブコメ!・・・なんじゃそら?(笑)

のだめカンタービレ(1) (詳細)

名探偵コナン (Volume1) (少年サンデーコミックス)

・「博士の初恋が・・・
阿笠博士の初恋のストーリーがついに掲載。小学校の時の思い出の人に会うにはどこに行けばいいのか。コナンたちが知力を尽くして探し出す。そして一ひねりもふたひねりもあるラストシーン。

コナンらしいさわやかな話にまとめられている。

作者が扉のところに書いているがマンガのストーリーにも季節を気にしていることを知って少し感心した。

・「恋の話が多いですね
本筋?である『黒の組織』は全く出てこない巻です。コナンは毎巻とてもおもしろいですが、今巻の佐藤、高木刑事のデートの話、阿笠博士の初恋の話はすごく良かったです。どちらもですが、この続きの展開を早く描いてくれないかな、って感じですね(^^)

・「K3でのコナンと平次
この巻でのオススメはなんといってもK3の事件だと思います。服部平次の誘いで大阪にやってきたコナンたちは、K3と呼ばれる3人のスポーツ選手出が出演するパーティーで事件に遭遇。そのK3のなかには、コナンが大ファンのサッカー選手もいた。この3人があやしいと服部は推理するが、いつもと違うコナンに違和感をおぼえて…。

この回のコナンと平次の関係が素敵です!!⑲巻での救急車での台詞でも思ったんですが、平次はコナンからいろんな事を影響されているなぁと感じました。犯人がわかって、「くそったれ!!!」というコナンもかっこいいです。

ほかのファイルでは今後の展開に重要なバスジャックが掲載されています。哀ちゃん大ピンチです。

ほんとにこの巻はとのファイルも楽しめるし、内容がいいです!

・「最高!
名探偵コナンは、私にマンガの面白さを教えてくれたマンガです。私は、マンガ嫌いだったのですが、アニメのコナンを見てから大好きになりました。今では、名探偵コナン全巻持ってるし、アニメも毎週見ています。黒の組織が出てくるともうすぐ終わっちゃうんじゃないかとドキドキしながら見ています。絶対コナンは終わらないで欲しい。コナン君最高です!

・「今回の事件は恋がらみ!
『高木刑事と佐藤刑事のデート編』や『阿笠博士の初恋編』収録の恋がらみの事件がメインで楽しめた巻でした。群馬県警のへっぽこ刑事・山村(この巻に登場)や色んな脇役が魅力的で、脇役キャラだけでストーリーができそう!

病院の待合室や美容室とかの暇な場所で気軽に読めてけっこう重宝なんだけど、この巻にも黒の組織との接触はまったくなく、いつ進展があって何巻まで続くのか全く推理できない。本棚の空きスペースがどこまで埋まるのかなぁ。巻末の事件は妃弁護士が登場なんだけど、次巻へつづくなので、本誌読んでない私としては早く続きが出て欲しい!

名探偵コナン (Volume1) (少年サンデーコミックス) (詳細)

HUNTER×HUNTER NO.24 (24) (ジャンプコミックス)

・「圧巻。
この人の描く漫画はやっぱりすごい。諦めずに待っててよかった!!

深く入り組んだストーリー。細かい心理描写。得も言われぬ緊張感。言葉の言い回し。たこがかわいい。

なにをとっても圧巻です。ここ最近の漫画ではそうそう味わう事のできないものではないでしょうか。

絵が雑とか、休みスギとか、もうそんなん関係ないです。おれはこの漫画の続きが見たくてしょうがない!!!この言葉に尽きる!!!

ただ次の巻は、10週連続掲載とやらで、またちょっと間が開いてしまうでしょう…。これもあくまで冨樫先生がちゃんと書いてくださればの話ですが…。

読者としてただただ続きを願うばかりです。

・「かなわない
やっぱり、この作品は何がなんでもすごい!この圧倒的面白さにはきちんと毎週連載してようが敵わない。この巻を読んで前の巻を何冊か読みたくなって、引っ張り出して一通り見てみると、凄さがわかる。きちんと、主人公達の成長が順を踏んで強くなっている。がむしゃらに修業してでも出来なくていざ敵を目の前にした土壇場でいきなりバカ力を発揮して術をマスターする、みたいな「いきなり土壇場パターン」じゃない。数巻前の主人公達を見ると、「あれ、まだこんなに弱かったの?このころまだこんなことも出来なかったの?知らなかったの?」と、ちゃんと順序を踏んで修業して習ってレベルアップしていく、という納得の出来る「強さの習得」しているのがすごい。「あれ?このころってこんな弱かったんだ」と思わされるほどごく自然に納得のいく形で主人公達が強さを身につけていく様をここまで見事に描けるのはやっぱり作りが丁寧で込んでる。それから、絶対に無理だと思っていた王の心境の変化の描き方。唯我独尊だった王が唯一ひとりの少女の軍議の圧倒的な強さの前に打ちのめされるという初めての体験により現れる変化。ごく自然に、僅かに少しづつ変わっていく王の心の変化、かと思えば唐突なその変化の否定によりさらにその変化を決定づけるというシナリオの巧みさ。どこまでいっても強さに際限がない!と素直に期待させてくれるところも魅力。所謂「これより強くなったらどうなるんだよ」という呆れがない。圧倒的な強さを見せ付けてくれてその強さの敵といきなり未熟な主人公達を鉢合わせることによってどうなるんだろう!?という緊迫感を読者に与えて目を話せない展開に見事に引き付けてくれる。ストーリー展開はやっぱり圧倒的!読者を見事に引き付けて、「これだけ面白ければ、定期に連載しなくても、とにかくどんな状況でも続けてくれさえすればいいや」と思わず危険な思考に思わされるほどに面白い!

・「重み
なあなあに続けて巻数増やして金稼ぐよりか、自己欲押し付けて長期休暇とりながらも、やりたいことやってるコイツの方が全然いいよ…とか思っちゃうほどコイツは才能あるんだね…(それでもあえてコイツ呼ばわりさせてもらうよ)

・「ずっと・・・・待ってたんだから!!
正直、もうこの漫画の続きは永久に描かれることは無いと思っておりました(笑)。しかし・・・・まあ、なんと言うか・・・・やっぱ面白いわこの漫画・・・・。

全く無駄がないというか、余計なもの全部そぎ落として旨みのある部分だけを抽出し、テンポよく組み立てる。やっぱりセンスが違うんでしょうね、富樫サンは。

鼻水ダラダラのアホ面天才少女が、「負けたら、私はゴミなんです」とか、台詞回し一つとっても洗練されてるといいますか・・・・。

購読してる漫画は他にも幾つかありますがこれだけは別格、「レヴェルが違う」そんな感じです。

・「確かに中毒性
前の方が言っているように中毒性の様なものがあり続きがとても気になります。やはり作者の才能からくるようなものなのか他の漫画とは一線を画しているようにさえ思える作品です。24巻の内容については触れませんが、無論面白いです。

ハンターハンターは作者が休載を続けたり画が汚くなったりでいろいろ言われていますが、それはどの言葉もごもっともなことです。プロ意識があるのならもう少しきちんとして欲しいです。しっかり管理できない集英社にも多少の問題ありですが・・・

私自信はっきりいってこの作品にはまっています。続きが気になってしょうがありません。一部情報で作者が嫌になっていて適当に終わらせるみたいなことを聞いたときは本当に悲しいことだと感じました。それは長期休載や画のひどさに比べたらとても悲しいことです。私が一番してほしくないのが変な妥協や投げやりな態度でさっさと終わらせてしまうことです。これまで読んできた人はご存知だと思いますが多くの伏線が引かれています。展開はいくらでも考えられます。ゴンの友達、蜘蛛、ジン、王国から抜け出した1匹の蟻、もう1匹の王などひねり出せばいくらでもあります。楽しみでしょうがありません。

作者に対する批判はかなりあるようですがもうちょいがんばれよな富樫。

HUNTER×HUNTER NO.24 (24) (ジャンプコミックス) (詳細)

よつばと! (1)

・「大人にも、子供にも、その境界線にいる青少年にも読ませたい。
「天衣無縫」 この言葉が、これほど似合う主人公も居ないだろう。 大人がイメージする「純真な子供」のイメージをそのまま具現化したような主人公、よつば。この少女と、少女を取り巻く人々の日常。 ジャンル分けすれば「ギャグマンガ」というカテゴリに入ってしまうのかもしれない。しかし、この作品にはそれだけでない何かがある。

 大人となった今では、ただの気持ち悪い存在である「虫」に興味を抱いていた子供時代。親の田舎に連れて行って貰った時や、よその町へ出かけた時の、全てが新しく目に映る感覚。 蘇ってくるそんな感情を、ノスタルジーという言葉で呼びたくはない。僕らが忘れてしまった、大人になるにつれて脱ぎ捨ててきた純粋さ、

それらを思い出すだけじゃない。取り戻すこともできる。 少なくともこの本を読んでいる間は、僕らはそんな視点に戻ることができる。世界は、日常は、こんなにも楽しいのだということを、気づかせてくれた、そんな一冊です。

・「☆5つ
好奇心旺盛、行動力抜群な女の子・よつばの日常。「初めて」のことばかり起こる刺激的な日々。自分にもあったはずだが遠い昔に忘れてしまった世界。失くしたはずの記憶だが、「失くしてしまった」ということだけはハッキリと思い出させてくれる。とーちゃんやジャンボ、お隣さん一家の優しい目に見守られながら、よつばは思う存分笑って怒って遊んで寝ます。「どこかで見た、どこにもない場所」。そんな場所が確かに在る「よつばと!」の世界。全年齢推奨の良作です。

・「ポイントは「間」
「あずまんが大王」のマンガ、アニメともに見ましたが、やはりこの方の作品のポイントは「間」だと私は思います。次の表情になるまでの時間が絶妙です!時に早く、時にゆっくり。アニメならともかく、マンガで時間を表現して相手に伝えることがどれだけ困難なことか。アニメ、小説と違いマンガは「止まった画」なので時間の表現は難しいんですよね。

登場人物の個性も健在。相変わらず表情が豊かですね。日常かわいい登場人物が「カッ」「クワッ」って目が縦線になったり、口が四角になったりするのが好きです。

このようなご近所づきあいってあまり今は見ないですよね。うらやましいです。でもこの作品を見たご近所さん同士ならすごく仲良くなれるような気がします(笑)

読んでいると勝手に自分の中で「よつばと語録」ができていきます。「わけわかんねー」「あぱーと」「ズボンなんてはいてかっこつけてんじゃねー」「じゃあ俺は車もらう」「ん?少女だな」etc...自分的に名言だらけ。

自分は将来この作品の「とーちゃん」みたいになりたいですね。

特に私の好きなシーンは1巻最後の話の1シーン。とーちゃんが風香によつばのコトを「無敵だ」と話した時にジーンと来るものがありました。1冊の終わり方がすごいスッキリしていて気持ちいいです。

微笑ましい場面、爆笑する場面と何気ない日常を描いた本当に人間の温かさを感じる作品だと思うので興味がある人は是非ご覧ください。

・「明るく、そして懐かしい
「よつば」という少女を中心に広がる、ほのぼのとしたストーリーのマンガです。その話のほとんどは普段の何気ない生活を切り取ったもので、私たちの近くにもころがっていそうな日常をよつばを中心におもしろく描いています。世界の物すべてが不思議で面白くて、何でも知りたいとお思い、どんなことでも感動できたあの子供時代を思い出させてくれる、そんなマンガです。昔は持っていたのにいつの間にか無くしてしまったものが、いっぱい詰まっている作品だと思います。

年齢男女関係なく楽しめる内容だと思います。

・「まったり良いです
 大ヒットした「あずまんが大王」の作者、あずまきよひこ待望の新作。主人公は、超元気で変わった女の子よつば(小学校低学年くらい?)。引っ越してきた新しい街で、よつばが、とーちゃんや、おとなりの三姉妹、とーちゃんの友達のジャンボと過ごすなんと言うこともない普通の生活を描いたマンガで、一話完結(というかストーリーと呼べるものはない)、「あずまんが大王」とちがって4コマではないです。 かわいくて親しみやすい、丸みのある絵柄、よつばをはじめとしたキャラクターの良さ、独特のセリフと間で笑わせるギャグセンスとあずまきよひこの魅力が全開で、特にストーリーがあるわけでもないのに、何度も読み返してしまう作品です。

 「あずまんが大王」に比べると(4コマでない分)ギャグの密度は低いですが、まったりとした雰囲気の心地よさはすばらしくて、どちらもオススメです。「あずまんが大王」ファンの人はもちろん、そうでない人にも読んで欲しい!

よつばと! (1) (詳細)

ハチミツとクローバー (10) (クイーンズコミックス―コーラス)

・「始まりから終わりのストーリーは、また始まっていく。
この漫画は、最初から「出会い」ではなく「別れ」を中心に描かれていた気がする。急な別れでは無く、物語の最初からゆるゆると進んでいく「別れ」。いつまでも仲良しの五人でべったりではなく、みんなが別々の道を歩んでいく。登場人物の気持ちの描き方も上手いかもしれないが、この漫画は「時間の流れ」の描き方が群を抜いているように思う。

終わり方に不満を持つ方もいるだろう。

はぐの怪我に関しては、ハチクロの世界観の中では意外な出来事だったのは確かだと思う。ゆるゆるとした世界に、突如訪れた嵐。急激なクライマックスに驚いた読者も多かったと思う。でも私は、これからもこのストーリーを読み続けたい、と思えるような終わり方だったと思う。はぐはこれからちゃんとリハビリをしていけるのか。あゆは今後ちゃんと恋愛をしていけるのか。読者に様々な「今後」を連想させる終わり方であり、それがこの物語の新たなる「始まり」なのかもしれない。

・「賛否両論ありますが…
はぐちゃんが花本先生を選ぶ(こういう表現はしくないが)結果は当たり前と思いました。やはり一人で生きていけないはぐちゃんにとってモラトリアンな森田さんなどもってのほかでしょう!!先生とはぐちゃんは恋愛とかそんな甘っちょろいものではない固い絆があって一生共に歩いていく…美しい関係です。先生にとってはぐちゃんが大切な人なのは多分はぐちゃんが男の子であっても同じなのだと思う。そして今まで一人で何もできなかったはぐちゃんが自分は描き続けたいと必死で怪我を治す努力をするところに感激しました。でも山田さんの恋をもうちょっと見届けたかった気はする…なんかあっけなかった。でも竹本くんがはぐちゃんにもらったクローバーのサンドイッチをみて泣いてしまうシーンで完全に竹本くんに感情移入して泣いてしまいました。もうあの仲間と会えない…本当に素晴らしい最終回でした。

・「変わらないもの、変わってゆく関係
ハチクロ完結編です。この作品は『全員片思い』という事で物語が進んでいきましたが、意外な形で終わりました。私はスゴくこの結末、良かったと思います。

2人がお互いを誰よりも大切な人だとおもっている―。それだけで十分だと思います。いつになくドキドキしてしまいました。

たとえ恋が実らなくても、なかった事になんかならないで、自分の大切な糧になる。青春のキラキラした部分や残酷な現実を、優しい絵で魅せてくれたこの作品は、ホントに面白かったです♪巻数もちょうどイイので、是非読んでみてください。ラストのモノローグは、感動です!

・「ああ、終わってしまうんだ
「ああ、終わってしまうんだ。読みたいけど、読みたくないなあ」最終巻を手にとったときの感想です。作者のウミノさんが後書きで、「ずっと一緒に暮らしていた家族が突然いなくなったようだ」というようなことを書いてますが、私も同じ気持ちです。きっと多くの読者の方々も同じ気持ちなんじゃないかなと思います。登場人物と一緒に、笑ったり、泣いたり、私にとってこれほど共感できる作品は最近無かったので、これで終わってしまうのが、とても寂しいです。登場人物たちの心地良い「やさしさ」にもっと浸っていたかったのだけれど(ときにそのやさしさが他人を傷つけたり、話をややこしくしたりしたけど)。 最終刊で、みんな、それぞれ自分の生き方を見つけることができたようで安心しました。

・「短編作品も収録
本編については皆さんが既に素敵なレビューをたくさん投稿しているので短編についてレビューを。ハチクロ以外のお話が2つ収録されていました。それらのレビューです。

1 どらえもん道具のお話ドラえもんの道具を使って話を作る・・これだけでこんないい話をつくれるチカさんは凄いです。ドラえもんを知らない人がいても関係なく楽しめます。内容はぜひ単行本で確認を!2 青い鳥のお話チカさんは本当に微妙な心理や悩みを描き出すのが得意なのだなと思いました。この主人公カップルに共感する人も多いのではないでしょうか。

絵もストーリーも安定しています。ほんわかした雰囲気に癒されます。

ハチミツとクローバー (10) (クイーンズコミックス―コーラス) (詳細)

PLUTO (1)

・「驚くべきリメイク
つい先頃には鉄人28号が他作家の手によって漫画化されたが、まさか鉄腕アトムが他のマンガ家の手になるリメイクを受けるとは思わなかった。

鉄腕アトムは手塚治虫漫画全集版を子供の頃から通読していたが、この「PLUTO」とはアトムでも最大級の長編シナリオであった「地上最大のロボット」のシリーズを核としていて、「ああなるほど、あのシリーズならいろいろ強そうなロボットがたくさんでるし、見せ場にも事欠かないよな」失礼ながら、そんなことを考えながら手に取ってしまった。

しかし、そうしたオールドファンの固定観念をすべて吹き飛ばす新鮮味に溢れた、この「PLUTO」は、手塚を知らずとも傑作と呼ばれる程の浦沢直樹自身の作家性とオリジナリティに溢れている。骨子はそれそのものでも、決して本家のおんぶにだっこ的な作品ではないし、むしろ新旧ファンの双方を裏切らないバランス感覚を保ちつつ、オリジナリティとリスペクトの絶妙なハーモニーを楽しめるのが嬉しい。

アトムを主人公とせず、「ロボット刑事」ゲジヒトを主人公に据えたのも、通常ならアトムというビッグネームじゃさすがに荷が重いのかな、と否定的な見方をするところであるが、浦沢直樹の手にかかってはむしろそれが大正解といおうか、渋い近未来の姿を演出することに成功している。しかしながら1巻にしてアトムやブラックジャックらしき医者の存在を匂わす、ファンをニヤリとさせるくすぐりにも心を砕いていて、さらに好感が持てる作りとなっているのは喝采を送りたい。リメイクも、優秀な作家の手にかかるとここまで優れた作品になりうる・・・という一つの証明になるのではないか。

アトムでの結末は知っているが、ミステリー仕立ての本書での続きが大変気になる。手塚を知らず浦沢ファンである方にも、浦沢漫画を知らず、手塚やアトムファンの方にも一度読んでいただきたい作品である。

・「読んで損なし
最初、本誌で見たときはどうなるのだろうと不安に思い、そして期待もしていた。実際手にとって見て感想は後者だった。それも予想を上回る面白さなのだ!浦沢作品はほかにも読んでいるが、なんと言っても毎回着眼点がいい。今回もそうだ。アトムを主人公にするのではなく、またその周りの人物をターゲットにするでもなく、意表をつくキャラを主人公にしたことがまず何よりも未知の楽しさを感じさせる。アトムであってアトムでない。今回、あえて作品の内容には一切触れないでおこうと思う。なぜなら、どこをとってもネタバレになってしまうからだ。また面白さも半減してしまうので、実際手にとって確かめてほしい。一言で言うなら「読んで損なし」!!!絶対に後悔しないだろう。事実、私は二巻が待ち遠しく、自分で展開を考えるほどだからだ。

・「切ない人工生命体
あの「鉄腕アトム」が原案と聞き、手塚テイストになっているのかと思いましたが、全くそうではなく新しい解釈になっていました。

人間から見た世界ではなくロボットからみた世界というのが面白いと思いました。この作品は不思議な事に人間よりロボットの方が見ていてとても悲しく切ないのです。続きが楽しみですが、20世紀少年より短い話であることを望みます。だってはやく結末が知りたいから(笑)。

・「21世紀に蘇った、ロボット漫画の金字塔
手塚治虫の代表作『鉄腕アトム』の1エピソード「地上最大のロボット」を原作に、『モンスター』『20世紀少年』の浦沢直樹が“再構築”を試みた。

昨今、「仮面ライダー」「デビルマン」「ブラックジャック」など、過去の名作の設定を生かして現代の作家が新エピソードを生み出すという動きは数多い。しかし、今回は原作の中でも特に人気の高いエピソードを、原作では全くの脇役だった刑事ロボット・ゲジヒトを主人公に据えてリライトするという、実に大胆な挑戦。

(これまで読む限り)“アイデンティティ問題”“差別”など、原作のテーマ性をきちんと踏まえながらも、より現代的な意味づけ、味付けがなされ、非常に面白い。

先の展開が(原作読んでるにもかかわらず)とても楽しみです。

・「実はテーマは近い
原作を30年近く前に読んだクチです。原作が「最強であることの意味」、本作が「戦うことの意味」と、意外とテーマが近いことに驚いています。豪華版についてきた原作を改めて読み直しましたが、基本となる部分は押さえられていると感じました。ノース2号のエピソードの秀逸ぶりは多くの人が触れられていますが、私も思わず泣いてしまいました。

あと、アトムの容貌については原作の金属感を知っている人は違和感バリバリかもしれませんけれど、アトム生誕のエピソードを思い返してみれば、もともと天馬博士が子供の代わりとして造ったのですから、浦沢流で再現するならあれしかないだろうなと納得しています。

PLUTO (1) (詳細)

One piece (巻44) (ジャンプ・コミックス)

・「‘どうもありがとう,
エニエス・ロビー編完結。長かったCP9との激闘も、ルフィ対ルッチの戦いと共に終焉を迎えます。ロビンの救出。メリー号の最後。34巻からずっと繋がっていた物語の決着だと思うと、思わずため息が出てしまいます。読者に、作者に、登場人物たちにも、お疲れ様と言いたくなります。CP9を倒し、強すぎる感は否めないルフィ一行ですが、それがあまり気にならないのは、作品の舵がそういった戦闘能力の天秤だけに依存していないということでしょう。物語の主軸に絡んできたロビンの重い運命ですが、それに見合うだけの強さを、作者がルフィ達に求めた結果がこの巻、この展開だと思えば頷けます。そしてどんな強敵より、メリー号の最後の‘ありがとう,の方が脳天に響いてきます。それが、作品の良さであり強みなのでしょう。ここまで本当に、お疲れ様です。これからも応援します。頑張れ!麦わら海賊団!

・「確かに
話の流れは毎回似たようになってしまうのかもしれません。でも、何回見たって泣けるんだからいいじゃないですか…ウソップやらメリー号やら、なんでこんなに読者を泣かせるのがうまいんだ〜(;_;)少年漫画としていまどき珍しいくらい本当に面白い漫画だと思います。

・「☆ONE PIECE 44☆
ようやくロビン救出完了!! この話はかなり長かったですね〜(^-^;) でも、それだけ長いことハラハラしながら楽しめました。

私的に、ロビンって1人だけはっきりと敵方だったし、年齢にも開きがあるので、どこか一線引いている…って感じがしてたのですが、今回の話を経て、真の意味で麦わら海賊団の仲間になった気がします(*^-^*) いつもCOOLで大人びているロビンですが「私も生きたい!! 一緒に連れて行って!!」と叫ぶ熱い気持ちも持ち合わせていたんだなと思うと、親しみを感じます。

一波乱も二波乱もあったけど、結果的により結束が強くなったと思います(o^-^o)

今後も船大工やらCP9のその後など気になることがありますので、楽しみは尽きません♪

※そげキングの事も良かったなぁ…(^-^*)

・「わたしは。。
ずーっと大好きですよ、この作品☆なので、批判的な方のコメントを読んでびっくりしています。同じものを読んでいても、受けとめかたは人ぞれちがうものですね!当たり前か〜(笑)わたしは、作品の位置的なことを考えたことはなかったし、作者の方の状況など分析するような鋭い感覚もきっと持ち合わせていません(汗)ただ、深く考えずに素直に読んでみてこそ伝わってくる感動や、気づかされるメッセージ性なんてのもあるのでは、と思うんです。批判的な見方で損をしてることも、わたしはあるかなと。さて、この巻ですが、読後感がとてもヨイですよ☆ 今までの色んな想いがこみあげてきて泣けますが、一段落ついてスッキリして、この先に更に期待もてます。ぜひ、今まで長かっただとか、そーゆうことをとっぱらって、この巻を純粋に楽しんでみてくださいねっ! ウソップが最高です♪

・「新たなステップへ向けた1つの区切り
36巻に始まり、この44巻で「水の都編」は完結します。皆さんもお気づきの通り、この「水の都編」から一気にシリアス度がアップし、作者の意気込みが強く感じられます。ロビンの過去に加え、世界政府への宣戦布告。ワンピース全体の中で重要な位置を占める物語だったのではないでしょうか。話の展開もよく練りこまれており、ただただ面白いの一言に尽きます。正直、空島編では、多少のマンネリ感と取ってつけたような物語に不満があったのですが「水の都編」で作者の真髄を改めて思い知らされました。

ところでこの巻の中に、これまでで最も気に入った場面があります。CP9との戦闘後万全ではないゾロ達に、200人の大佐が一斉に襲いかかるシーンです。裁く者、運命に抗う者。スペースが中サイズなので少し地味ですが、残酷で、美しい映画のようなシーンだと思います。もちろんこの他にも印象的なシーンが数多くありました。

-以下は少し話がずれますが。ワンピースが殺人漫画ではない点を、私は気に入っています。残酷な描写や殺し合いよりも、友情や人とのつながりを大事にしています。尾田栄一郎氏はコメントではああやってふざけてはいても、実際はとても深く物事を考えている人です。本当の正義、人の命の重さ、そして人が全力で生きることの素晴らしさ。←ちょっとクサすぎたかww作品の裏には、そういったものが描かれていると思うのです。

このまま弛むことなく、全力疾走してもらいたいものです。

One piece (巻44) (ジャンプ・コミックス) (詳細)

おおきく振りかぶって (1)

・「素晴らしいクラブ活動
 「全員一年生の高校野球」モノ。だがそんなくくりが何の意味も持たない、すさまじい面白さ。スポーツ科学関連の情報をふんだんに盛り込み、あくまでフラットにゲームを描きながら(例えば「ケガを隠して頑張り続ける選手」なんて絶対出てこない)、凡百のスポ根とは比較にならないくらい感動的な野球漫画はまだ始まったばかり。長期連載を望みたい。

 前二作(「家族のそれから」「ヤサシイワタシ」)にも通じる「女性ならではの知性」(斎藤美奈子)はそのままに、本作においては登場人物の多さと主題が漫画の躍動感に拍車をかけまくっている。著者の野球(と漫画)への愛が、ひしひしと伝わってくる。

 一丸となって目的に向かう信頼に足る仲間。理解のある非キンパチ的指導者。こんな部活があるもんか! とは思うのだけど、この清々しさに触れると、学生時代に戻って野球部に入りたくなってしまう。 元帰宅部・文科系にも薦める。

・「高校野球が好きでない人にも是非読んで欲しい。
噂になっていたのでとりあえず、で読んでみたのですが、本当に面白かった。感動しました。久々の大当たり作。中学時代、理事長の孫だから実力がないのにヒイキでエースになったと思われハブにされていた主人公・三橋廉が、別の地域の高校で野球部に入ってやり直す。すっかり自信をなくして卑屈になった彼の隠れた実力に気が付いた捕手・阿部が中心になって、主人公を支えていくお話です。この阿部はアタマが良くて野望があってちょっと傲慢な嫌なヤツなんだけど、三橋の手に変化球ダコがあるのに気が付いて、「こいつはこんなに努力してんのに 中学のヤツラがこいつから自信を根こそぎとってったんだ」って涙を流すんですよ。泣いた…。野球をモチーフにしていますが、過去の自分に向き合い乗り越えていく青春ドラマです。周りを固める人物たちにもドラマがあり、とても深い物語。ちょっとアクが強いところもありますが、野球を好きかそうでないかにかかわらず是非オススメしたい作品です。目からウロコが落ちる思いでした。深い共感を呼びます。読後感も爽やか。2巻も是非。

・「リアリティのあるフィクション
作者がかなりの野球好きらしく、綿密な取材を元にした、リアルで、しかもわかりやすい野球漫画になっている。話の重点も、卑屈な主人公を中心としたチームメイト達の心理描写に置いてあるので、この点も他の野球漫画と一線を画していてなかなか面白いと思った。ただ、フィクションの部分も多大に含まれている。主人公達の所属する野球チームはかなり恵まれている。新設の野球部ということで、うるさい先輩やOBもいない。監督はバイト代を全て野球部につぎ込むほど熱心で、しかも指導力もある。顧問もチームに献身的に協力していて、野球に関する勉強、雑用を惜しまない。チームメイトは皆一丸となって厳しい練習に耐えて誰一人サボらないし、マネージャーも優秀で、バックアップを完璧にこなしている。勿論話を盛り上げるためのいさかいはあるけど、それは全て外部との問題で、チーム内での問題はほとんど無い。まさに完璧すぎる理想の部活動であるけど、不思議とご都合主義には感じさせず、この漫画の魅力を際立たせる一因となっている。現実には必ず一つはある嫌ないざこざを無くすことで、前述したチームメイト達の心理描写に重点を置けるのだし、メンバー一人一人の個性をしっかりと描き出せるのだと思う。それに、漫画を買ってまで現実的な嫌な話は読みたくないし、それが無いおかげで、読むと不思議な爽快感を感じさせてもらえる。それに、野球がおもしろそうに思えてくる。その理由は、こういう部活動に憧れていた想いがどこかにあるからだと思う。そういう想いを抱いているのは、自分だけではないはずだ。文句なしにお薦め。従来の野球漫画が苦手だった人にも薦められる。

・「大きく振りかぶって、そして。
久しぶりに見た、『学校の部活動』の漫画だと思う。主人公を始め、バッテリーを組む相手に先生。ライバル校に、一緒にがんばっていく仲間たち。そういう、主人公を取り囲む環境がとても自然に描かれていて、なんだか一緒に主人公を応援したくなった。

買って損はない、得するどころか、もっとなにかいいものまで一緒に買った気分になる、これからの続きがとても楽しみな一作。

・「がんばれ小僧たち
野球、全然興味ありません。

スポ根、そんなもんに関わりたいとも思わない。

そういう私に「面白い」と友達が薦めてくれたのがこの本でした。

薦めてくれてありがとう!!

ものすごく面白い!!

屈折しすぎて根暗通り越して真っ暗な登場人物や物語が多い昨今、このマンガはうってかわってまっすぎだし一直線です。

ありえねぇ!!な話の多いマンガの中で、あまりにもまっすぐにそのまんま高校生の野球描いているので、びっくりしました。

しかも妙なところでとてもリアル。

個性的な登場人物と彼らのまっすぐさに、あっという間に引き込まれて気がついたら全部読んでいました。

はっきりいって、野球小僧たちのがんばりに胸熱くなった。

小僧らしいがんばりに拍手したいです。

おおきく振りかぶって (1) (詳細)

鋼の錬金術師 (1) (ガンガンコミックス)

・「いい翻訳だ
「鋼の錬金術師」は今アメリカでも大人気だ。アニメがヒットしたので、アメリカ最大の漫画翻訳企業で「ドラゴンボール」などのジャンプ作品や「らんま1/2」なども翻訳しているVIZが今回翻訳に乗り出した。

VIZの翻訳は、他の作品を見てもレベルが高いのだが、この「ハガレン」の翻訳もいい出来だ。ネイティブが読めばそのまま「ハガレン」の面白さがちゃんと伝わるし、日本人が読めば英語の勉強になるだろう。「持っていかれた…」が「He's gone...」となっているなど、多少首をかしげるところもあるが、それでもお勧めだ。さらに、北米で放送されたアニメ版とちゃんと同じ翻訳をしているところなども、これまでの翻訳より力の入れようをうかがわせる。

Humankind cannot gain anything without first giving something in return. To obtain, something of equal value must be lost. That is alchemy's first law of equivalent exchange. In those days, we really believed that to be the world's one and only truth...(人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためには同等の代価が必要になる。それが錬金術における等価交換の原則だ。そのころ僕らは、それが世界の真実だと信じていた…。)

・「スゴイ!
参った。スゴイです。「最愛の母親を生き返らせたい」

という無垢なる願いのために、生体錬成(要するにヒトを造る)という禁忌を侵してしまった幼い兄弟が主人公です。錬成失敗の代償として自らの肉体を失ってしまう衝撃的なシーンから物語は始まります。"自身"を取り戻す為、生体錬成の手がかりを求めて世界中をめぐる兄弟だが、やがて世界を暗く覆わんとする大きな陰謀に巻き込まれて行く…。

…って話です。絵、上手いです。ド派手な戦闘シーンから細かな心理描写まで描き分ける画力の高さがありながら、「どうだい? 上手いだろ?」ってな主張をしてこない温かみが有ります。ストーリーも、素晴らしいです。綿密に練り上げられた世界設定が土壌にあるからこその重厚感が有ります。でも何より「スゴイ」と思うのは構図や演出を含めた、"見せ方"。幾重に張られた伏線にニヤリとさせられますし、映画的な場面構成には漫画を超えた芸術性すら感じます。イヤ、言い過ぎじゃなく(笑)。

とにかく面白い。久々に出逢った傑作です。

・「ぜひ 読んでみてください!
アニメ化されるとのことで「まぁ読んでみるか」的にさほど期待もせず読み始めました。・・・お、おもしろい!一気に5巻まで読んでしまいました。

「何かを得ようとするなら、それ同等の代価が必要」冒頭で錬金術では最大の禁忌を犯し左足をもっていかれるエド。こんな衝撃的な場面から始まります。そして元の身体を取り戻すため、旅にでる二人・・・

1巻は「二人の錬金術師」「命の代価」「炭鉱の町」「車上の戦い」の4本が掲載されています。

「人体練成」重いテーマのはずなのですが、暗さをまったく感じさせません。前向きな主人公エドとアルがとてもいい味を出しています。絵も丁寧で読みやすいです。ストーリーもこれからの波乱を予感させる複線の張り方がうまく

久しぶりにわくわくしながらマンガを読むことが出来ました。

戦闘シーンは今まで見た「戦闘モノ」に比べるとちょっと物足りないかなぁ・・・と思ったりもしましたが、かえって新鮮で決めの場面での迫力を感じました。

あと個人的にはおまけのページの四コママンガが大好きです。以降の巻はここから読んでましたから(笑)

とにかく今私の中ではイチオシ!続きが気になる・・・ そんなマンガなのです。一見の価値はあるマンガだと思います。

・「やっぱりスゴいなぁと思う作品
友達に借りて読んだのが出会いだったんですが、話の完成度の高さに毎度驚くばかりなのです。等価交換という世の中の原理を鋭い目線で描く様は見ていて気持ちいい。お話としては始まりから暗いテーマを題材にしているので、重いものが多いです。でも一話一話があとから効いてくる作品だとおもうので「ああ、こういう事だったのか」と後々感心させられる事がしばしば、それがまたいいんです。どうしようもできない理不尽さ、思い、悲しみ。戦争、人の命についての描写からは凄いメッセージ性を感じました。ただ、私もそうだったのですが錬金術はこんなんじゃないやい!という考えは一旦すみに置いて作者さんの作り出したなんでもあり(でもないが)「錬金術」は別物なんだと割り切って読みましょう。これはあり得なさすぎだろーという所は多々ありますが、そういうところをふまえても面白いと思えました。

作者さんのどうすれば本当に読者を楽しませながら自分も満足できる展開に持っていけるか、という試行錯誤が見え隠れしていて人気が出た漫画にありがちな手抜き感がないのに好感が持てる。今や掲載雑誌の看板作品的存在ですがそんな中でも読者の期待を裏切らない面白さを保ち続けるのは本当に大変なことだと思います。アニメ、映画とで評判が評判を呼び人気の本作ですが、そういったものに振り回される事のない作品展開や(雑誌のほうは振り回され気味ですが)謎が謎を呼ぶストーリー、先が気になりますし色々考えさせられる漫画だと思います。おすすめできます。

余談ですが個人的に巻末おまけ漫画とカバー裏が違った意味で本編より好き。本編とのギャップに吹きます。

・「お気に入り
かなり、気に入っているコミックです。すでに、何度も読み返しました。構成もしっかりしていて、読者に訴えるものもあって、奥深いものを感じます。

亡き母を蘇生させるべく挑んだ主人公兄弟。けれど、人体蘇生は禁忌とされるだけあり、代償は想像を絶するものだった。兄は片腕片足を、弟は肉体を……失った。自然の摂理に逆らった事への後悔を胸に、あるべき肉体を取り戻すべく二人は旅に出る。命というものをしっかりと見据えた、かなりオススメなコミックです。

おまけのページもあり、カバーもはずしてみたりなんかすると……。とにかく、読者をとことん意識した作品で、かなり、楽しめます!!

鋼の錬金術師 (1) (ガンガンコミックス) (詳細)

働きマン (1) (モーニングKC (999))

・「カチカンのソウイ。
『自分にとって、仕事って何?』という、とても根源的な問題を突きつけてくれる作品です。とはいえ、それは押し付けがましいものでもなんでもなく、えらく客観的な視点で描かれている。

仕事してこそ人生!と言わんばかりの主人公・松方弘子。仕事は適当にソツなくこなすもの、という田中。人生の“抜き方”を熟知している成田。嫌われ役に徹する編集長。少し甘えが残る若手のまゆ。醸し出すオーラで、ありえない事をありうる事に変える女・梶。

他にもいろんなキャラクターが出てきますが、みんなそれぞれ、ちゃんと仕事に対する価値観が違うんです。これって当たり前の事だけど、一人の人間が描く世界の中で、となると、けっこう難しい事だと思います。

読み進めると、自分と合う!というキャラクターが必ず見つかりますよ。

すでに社会人な人はもちろん、これから社会に出ていこうとする方にも読んで見て欲しいですね。

絵がオシャレなのは言わずもがなですが、安野さんのストーリーの作り方の巧さも際立っております。さすが。基本的に一話完結形式ですので、その辺りも読んでいて疲れないポイントかも。

・「仕事人間?
安野さんの作品は登場人物のファッションなどを見るのも楽しくて、女性ファンが多いと思いますが、今作ははモーニングに掲載されていた作品で、読者層としてはサラリーマンなど働く男が多いのではないかと思います。主人公?は28歳仕事に燃える雑誌編集者松方弘子。話の中心にいるのは彼女ですが、読みきりタイプで一話ごとに主人公が変わります。

仕事に燃える女、仕事は入れ込みすぎずあくまでバランスと割り込む男、嫌な仕事を続ける男、女を武器に働く女・・・などなどいろんなタイプの働く大人が描かれてます。それぞれに理由を抱えながら、今日も働く!

自分はこのタイプだな~と考えながらよむのはもちろん、高校生や大学生など就業前の学生にも読んでほしい。スマートじゃなかったりするけど、働く大人はかっこいい!!

2005年初夏に2巻発売予定です。

・「ひた走れ、松方弘子と「働きマン」!
一人の女性がさっそうと現れた。『働きマン』の主人公、松方弘子(28歳)である。

本作は仕事に恋に奮闘する、そんなヒロインをリアルに描いたマンガだ。硬派週刊誌の記者にして、デートの約束より仕事を優先してしまう松方は、バリバリの女サラリーマン。けれど彼女は決して「女の皮をかぶったオヤジ」として描写されてるワケではない。『どーにかしてよ 新人 田中 !!』と愚痴を言い『もう3ヶ月以上セックスしてないなあ』とボヤく松方弘子は、我々30代前後の女性にとって、等身大のヒロインだ。「仕事をする女性」が特殊な存在だったのは、遠い昔の話。今の我々女性にとって「仕事」とは、当然あるべき「日常の問題」なのだ。

松方弘子は、どんなときでも美しい理想の女性では決してない。ときにはものすごくブザマな姿も見せる。けれどそれでも尚、彼女はかっこよく美しい。それはあがきながらも現実から逃避せず、きちんと責任を引き受けるからだ。その責任が何なのかと問われれば、それは「女であること」「大人であること」更には「サラリーマンであること」の責任だ。女であることに腹をくくり、そこから逃げることを選ばなかったから、かくも彼女は美しい。

「さくらん」にひき続き、安野モヨコは『女のハードボイルド』を見事に描ききっている。もしかして、正面きってリアルに現代の「女の仕事」や「女サラリーマンの姿」を描いたのは、安野作品に関わらず、本作品が最初なんじゃなかろうか。今後の展開が、とても楽しみだ。

・「日本の全ての「働きマン」のために
週刊誌「JIDAI」編集部を舞台にした連作集。第一話の松方弘子は、28歳のやり手編集者。世界的に通用する雑誌を創る夢のために、猛烈に働いている。疲れきって家に帰って倒れるように寝るだけの生活・・・恋人とのすれ違い、いらだちや不安、上司や同僚との関係がリアルに描き出されている。作中のセリフのひとつひとつが重く、読者の胸に迫る。1話完結形式で男女取り混ぜた様様な働き方の苦悩と幸せの真実を提示しており、その完成度の高さにうならされる。個性豊かな人々の「働きマン」ぶりをシビアに、そして温かく優しい視点で描き出した安野モヨコの最新傑作。

・「ライフワーク
正直安野モヨコというと、どこかで、「ちゃんとした絵は描けない偏りのある漫画家」と勝手に思っていたが、青年誌できっちり描ける人ということに初めて気付いた。登場人物もバラエティに富んでおり描かれている世界もバランスが取れている。この作品は作者にとってもきっと代表作の一つになると思うので、是非ライフワークとして続けていってほしいと願います。

働きマン (1) (モーニングKC (999)) (詳細)

君に届け (1) (マーガレットコミックス (4061))

・「「友情」あっての「可愛い恋」。
裏側に書かれてる「あらすじ紹介」だけ読んで、素通りしてほしくない…と思った漫画です(^^)

これはもう…中身しっかり読んで初めてキュン死にしかけます…爽子の、「天然」を遥かに超えたあまりのピュアっぷりといい、風早の本音といい…。

とにかく、可愛い。この二人。

たぶんあらすじ聞いただけじゃ、「ああ、少女漫画にゃよくありそうな」って流されてしまいそうで怖い(汗)確かにヒーローの風早君は、ホント冗談ですか!?ってくらいの爽やか君。対するヒロイン爽子は見た目ダークなのが災いして、浮いた存在。。そんな彼女に風早が色々きっかけを残してくれて、爽子は彼に憧れを抱き、周囲にも少しずつ打ち解けて行く…

…と、これだけで終わっちゃいけないんです。

爽子の言う、風早に対する「あこがれ」の意味とは?何故風早は爽子にこだわるのか?ちょっとおっかない印象の吉田と矢野の、意外なキャラクター性…

色々予想をいい意味で外されて、見落としてた期待に応えられちゃった!って感じ。ちゃんと一話一話最後まで読んでみて、うわぁ…そうなのねっ…♪ってじんわり、ときめいたりして。

とりあえず、ネタバレ避けて言えることは、爽子ちゃんは、決してレンアイどうこうだけと言うヒロインでは無いということです。

それよりももっと純粋で、まっすぐなもの―ふとした人の優しさとか、あったかさとか、日常のささいな幸せのために、一生懸命頑張ったり、泣いたりできる―そういう女の子だってこと。

そんな彼女を中心に、少しずつ学生達が動き始める、青春ドラマです。まあ当の爽子はいつだって「風早君がみんなの中心」と思いこんでいるのですが…。そんな爽子を応援したくなるし、なんだかすごく可愛がりたくなってしまう―風早の、爽子を見る表情がこれまた可愛すぎる…!なんで気づかない爽子!でも気づかないのが爽子なのかも…?

そんな相反するドキドキが、いっぱい詰まった作品です。早く続きが読みたいな〜。こういう少女漫画を待ってましたって感じですヽ(^o^)丿

・「久々のヒット!
少女マンガの恋愛たるもの、「両想いまでのドキドキ」や「初めてのキスまでのときめき」をメインにすべきであーる!!!!

というあたしの理想にぴったりばっちりでした。

最近の少女マンガはすぐに両思いになってしまったり、初体験までのドキドキやそんなのばかりでなかなかいいものがないなぁと思っていたときに出会った作品。これぞ少女マンガ!純粋ピュアなストーリー。

主人公の黒沼爽子はほんとは優しくて真面目な女の子なのに暗い雰囲気から「貞子」と呼ばれ、周りから敬遠されてしまう。誰とも分け隔てなく接するクラスメイト風早翔太だけが爽子に優しく声をかけてくれるのだが…。

爽子自体のキャラも絶品だけど、まわりもかなりイイ!!!お気に入りのキャラが見つかることでしょう。

1巻は爽子の恋心の芽生えが中心。私も、風早くんだったら「もっともっと大きなだいすきの気持ち」が生まれてしまいそうです。

・「胸がギュ〜ッと・・・
陰気な外見の主人公 爽子がクラスメートに邪険にされながらもがんばる姿が前向きで凄く良いっ。爽子の心の支えになっているクラスメートの風早君が爽やかで好きです。こんな男の子がいて欲しい!二人のやり取りが可愛くて、くすぐったいです。今後の展開が楽しみで早く読みたい!!

・「はまりました!!
前作の「Crazy For You」で椎名軽穂さんのマンガにはまり、今回この「君に届け」が出るのを心待ちにしていました。本屋さんで発見した時は感動でしたよ(^-^)絵もすっごくかわいいし☆主人公は、長い黒髪に夏でも青白い肌をしている「爽子」。その見た目通り小学校からのあだ名は「貞子」(笑)本当は霊感なんか全然無いのに、その見た目から「3秒以上目が合ったら不幸になる」など、様々なうわさが流れ、周囲からは恐れられている。そんな爽子の座右の銘は「一日一善」!!みんなと仲良くなるために一生懸命頑張る爽子の姿に気付いていたのは、クラスの人気者の「風早」だった。肝試しや席替えなどクラスでのイベントを通して徐々に2人の距離が縮まり、爽子の周りも少しずつ変わり始め、幸せな学校生活がスタート♪・・・が、人気のある「風早」と仲良くしているのを妬む女子が行動を起こし始める(>_<)1冊読む間に笑いと涙の繰り返しが何回あったことか・・(><)シもう本当におもしろいです!!爽やかなストーリーに読者は思わず恋がしたくなるに違いありません♪ぜひとも読んでみてくださいね(^3^)/

・「泣けた〜〜
娘が読んでいたのですが...娘は人見知りでクラスでも自分から友達に声をかけられない地味な子。娘と爽子が重なって、この本を自分で選んで買って読んだ、娘の気持ちに泣いてしまいました。家に友達から電話くるだけで喜んでいる親の姿は、まるで私自身のようで...

君に届け (1) (マーガレットコミックス (4061)) (詳細)

聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC)

・「聖人男性2名の立川ライフ
2008年・上半期 うちの蔵書の中で読み返された回数が最も多いギャグ漫画

世紀末のお勤めを無事に終えた神の子2人 ブッダとイエスは 下界に光臨 東京・立川のアパートをシェアをして この現代で休暇を楽しんでいる

お金を使うことに慎重で 主婦気質のブッダ日本の文化に はしゃぎまくるイエス (神とはいえ 観光中の外国人だからね)

一見 下町の暮らしに馴染んでいる様でも 隠しようのない神能力で「奇跡」を起こしてしまう2人は ありふれた日常に ありえない展開を生みだしていく

mixiで日記を公開するイエスと 手塚治虫の「ブッダ」で感涙にむせぶ御本人が見られるのは 「聖☆おにいさん」だけ!(笑

7月下旬に2巻が出ますぜ

・「質の良いギャグマンガ
私はクリスチャンですが、本当に面白かったです。こっち側のネタが細かいところまで凄いので、多分仏教の方も「こんなとこまで!」と思う筈。知識があるとないとでちょっと面白さが変わるかもしれないけど、知らなくても十分楽しめると思います。

・「思わぬ恩恵が?!
友人から「絶対おもしろいから買ってみなよ」と薦められ購入しました。 友人のアドバイスに従ってよかったです!!大感謝!一気に読み爆笑!!イエスと仏陀のコラボはこんなにも「笑い(明るさ)」を放つものなんですね〜!!ただ勤務先で読んで爆笑してしまい「ヘンナヤツ」扱いされました。読む場所は選びましょう。

ちなみに小4の子が読んでも大爆笑でした。しかも今まで世界の偉人なんて全く興味もなかったのになんと翌日、図書館からイエスや仏陀の偉人伝を借りてきたのです。「なんかイエスや仏陀のこと知りたくなった」そうで、思わぬ恩恵を授かりました☆

・「倫理を勉強してて良かった!
立川のアパートにて、イエスとブッダがルームシェアする設定。そして繰り出されるほのぼのした笑い。

笑えます。

昔学校で倫理の勉強しながら「これから先、絶対使わないだろう」と思っていた知識が、ネタとして山程出て来ます。あの時の知識は、この作品に出会えて無駄ではなくなりました。

現在勉強中の方のモチベーションアップのアイテムとしてもお勧めします。

・「おもしろい…
キリスト教を信仰していますが、私は楽しく読むことができました。これは本当におすすめです。作者はよくこんなに仏教とキリスト教について調べたなあと感心します。ブッダについて無知な私は、Tシャツの文字について、伝説について、ついつい調べたくなってしまう。宗教的意味合いは無い漫画なのに…!ギャグマンガとしてのレベルも高いと思います。

聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC) (詳細)

プラネテス (1) (モーニングKC (735))

・「締めが上手い
良い漫画だと思います。1巻と2巻以降では哲学的な要素が入るというか、全く趣きが変わってくる為、好き嫌いは別れそうですが。

あと、内容とは直接関係無い事ですが、この漫画、特に1巻を読んでいて毎回思うのですが、締めというか各話最後の1ページが良い。毎話色々な事件、イベントが起こりますが、最後の1ページでそれらをきっちり締める、と言えばいいのでしょうか。私の拙い文章では説明し難いのですけど、とにかくとても印象に残る締め方をする漫画だと思いました。

・「SFではなく叙情詩である
宇宙に憧れて宇宙飛行士になった主人公、星野八太郎。その憧れは、パイオニア的な存在の宇宙飛行士の自殺に出会うことよって変化を始める。その事件は、広大な宇宙に身を置きながら、小さな存在の自分が内面に有する広大な宇宙と向き合うきっかけとなる。

人と人との係わり合いだけではなく、そう遠くない未来で新しく抱えるであろう環境問題にまで視点を広げている。

決してメジャーな作品ではなくとも、探せば必ず良質な作品は存在する好例。読後、価格以上の感想を抱けることを保証する。

・「テレビから・・・
今、BS放送で朝やっているようですが、それを見てから買う方は注意!アニメとは違います(もちろん本が先なのでアニメが違うのですが)。方向性は同じですが登場人物やSTORYが漫画にはなかったものが出ています。しかしどちらも面白いことは確かです。私は漫画が先だったのでアニメに違和感がありましたが、違うものとして見たら面白いと思えるようになりました。アニメから入る人も、違うものとして見た方が良いかも。

しかし、断然お勧めします!!!!SFながら、すんなりと受け入れられるのは、未来に対して飛躍した描写が無いことと登場人物の心の描写がすばらしく良くできているからなのでしょう。この絵のタッチが嫌いなんていう人も、そんなことは全然気にならなくなりますよ。試し読みのできる本屋さんもあるので、とにかく一度手に取ってみて!

・「宇宙(そら)の夢見る少年だった大人たちへ・・・そんな陳腐な表現が良く似合う、最新のバ
連載時、å†'頭のカラーで描いた宇宙船å¤-でのæ'»å‹•シーン、見事だった。ã"ういうのã‚'スãƒ'っと出せるモーニングの良さã‚'感じた。

次に作è€...のリアリティã‚'目指す姿勢。勿è«-未来の話だから、核融合炉の実ç"¨åŒ-や推進力とã-ての応ç"¨ã€é«˜é«˜åº¦æ-...客機、å±...住型宇宙ステーション、月面ベースなど、現在はまだ発展段階の技è¡"だが、それでもã"の物語の舞台となる

今からï¼-0å¹'後には十分説å¾-力のある話だ。

そã-て主要な登å '人物の心理描写ã‚'きっちり書き分ã'ているとã"ろ。基本は主人å...¬æ ¼ã®å®‡å®™èˆªæµ·å£«ã€å...«éƒŽå¤ªï¼ˆé€šç§°ãƒãƒãƒžã‚­ï¼‰ã®æˆé•·ç‰©èªžã§ã¯ã‚るが、あくまでまじめに、かつ優ã-くå-り組ã‚"でいるように思える。

それだã'にå...«éƒŽå¤ªã¯è¾›ãã€æ‚²ã-い想いã‚'ã-たり、

自分ã‚'æ›'にそういうå '所に追い込ã‚"でã!„くå '面があるが、æ-°å...¥ã‚Šå®‡å®™èˆªæµ·å£«ã€ã‚¿ãƒŠãƒ™ã‚'キーãƒ'ーソンにç™'ã-と自分探ã-ã‚'ã-ていく。

å...¨éƒ¨ã§ï¼"巻と手ã"ろな事も相まって、ï¼'巻、ï¼"巻一æ°-にそろえて読ã‚"でã-まうã"とうã'あいだ。

・「これ読んで進路変えちゃいました・・・
ちょうど大学受験の直前期に友人に、「理系ならいっぺんは読んどきなっ…」と勧められたのがきっかけでハマってしまいました。全4巻なのだが一言で言えば‘濃い’です!特に1巻にも垣間見れるハチマキの心の中の自分(?との葛藤は、分野は違えど新しいものをつくろう手がけようとしている人間なら一度は感じるものではないかと共感された方も多いのでは?アニメは原作を超えるものないよなぁぁといつも感じているんですが、この作品は違いました。登場人物や設定の変更などを加えているので原作とは違ったおもしろさがあります。っと話がそれましたが結局私は工学部のエンジン工学を今手がけています。(ロック・スミスのような非人道的な人にはならないようにと戒めながら…?!笑)そんな私の人生のキッカケになってしまったこの作品…一読なされてみてはいかがでしょうか?ちなみにそんじょそこらの本屋では置いてないのが残念です。

プラネテス (1) (モーニングKC (735)) (詳細)

げんしけん (1) (アフタヌーンKC (1144))

・「オタクをめぐる愛憎
この漫画は、オタクをめぐる人々を描いているが、決して「オタクがオタクへ向けて」描いたものではない。舞台は「現代視覚文化研究会(略称げんしけん)」というオタク系大学サークルであり、会員たちのオタク的日常が淡々と描かれる。格ゲー・エロゲー・アニメ・コミックに関する彼らの熱い議論や、同人誌事情などがさも当たり前のように展開される。作中作として登場する漫画も、すぐさまモデルが思い浮かぶような「少年誌にひとつはあるようなラブコメ」だ。しばしば典型的に描かれる「オタク像」以上に、さらに一歩踏み込んだリアルなオタクの「生態」が徹底的に描かれる。

この漫画を、実際にオタクである人が読めば、ある種「内輪ネタ」的な、「あるあるー」「元ネタはあれだよねー」といった楽しみ方ができる。しかし、あくまでそれ以上のものではない。むしろその真価は、非オタク、あるいは少しオタクを知っている読者が接した時にこそ、発揮される。自分とは異なる日常を、当然のこととして生きる者の「生態」の観察として。

そうした読者の視点の違いは、登場人物の群像を見ると、よく理解できる。すでに〈オタクである者〉、これから〈オタクになろうとする者〉、外見は美男子なのに〈誰よりもオタクである者〉、彼に惚れてしまった〈誰よりも非オタクである者〉。全ては、オタクと非オタクの「境界」をめぐっての愛憎である。読者は登場人物の誰かに自分の立場を見出して、「オタク」を観察することになる。理解できるにしても、できないにしても。

しかし思うに、この「境界」に最も複雑な思いを抱いてるのは、誰でもなく作者自身だろう。一方ではオタクの世界を詳細に描きながら、一般人の視点やオタクへの嫌悪もちゃんと知っている(これ以前の作風は、全く非オタク的だった)。作者こそ、まさに「境界」の真上を漂い続けているように思われる。

・「現実的な生々しさ
オタクの実態と青春群像。現実の日本のどこかで実際にあるような生活が生々しく描かれている。といっても、漫画なので物語になるように脚色しているけど。とにかく、オタクとアンチオタクが共存する奇妙なサークルを盗み見しているかのような体験が出来ます。オタクにも青春があるんじゃないのかっていう視点が素敵。

しかし、企画の勝利だけでなく前作から引き継がれる作者の作風が絶妙なセッションを奏でている。これは、面白いです。

・「学生時代が懐かしくなる一冊
本書はもちろん、「オタクの生態を楽しむ」という趣旨なはずだ。

だが、なんだか自分の学生時代のことを思い出してしまい、懐かしさに胸が熱くなるような作品でもある。そうそう、部室でのダベり方とか、あんな感じの人間関係とか、あったなぁ・・・と。あ、別にオタ系のサークルではなかったのですが。

そのあたりの描き方が非常にうまい、と思う。ちゃんと「青春モノ」としても成り立っている。

元ネタがわからなくても十分な内容になっているので、食わず嫌いをせずにぜひ読んで欲しい一冊。でもやっぱり、オタ系のネタは秀逸。

・「中卒が読むと死ねる
 自分は大学に通った記憶がない。記憶喪失だと周りの人間から言われたこともないので、きっと大学に入学したことが無いのだろう。そんな自分がこのマンガを見ると、息苦しくなる。なぜなら、このマンガで展開されているオタクのためのサークル「げんしけん」の面々の人間模様があまりにもまぶしくて直視できなくなるからである。ああ、なんてこのセカイは綺麗なんだろう、そんな思いを抱かせる。大学にいったら、こんなにおもしろいセカイが待っているのだろうか?大学にいった人に聞いてみると答えは「NO」。そんなにラクなものでもないらしい。それは置いておいて、このマンガは読むに値する。いわばこのマンガはオタクサークルの名を借りた、文化系大学生の青春群像なのであり、平均的大学生の斜め上をいく大学生の生態を上手に描写した傑作である。

 蛇足ながら……このマンガに登場するキャラクターたちは格ゲーにエロゲーにマンガにアニメ、はては同人誌にまで触手をのばしているが、そのくせ、現実感覚があって、空気読めてないようなキャラは少ない(もちろん、作中に少しは登場するけど。朽木くんとか)。こういうマンガが一般の人にも読まれれば、オタクに対する偏見も少しは減るのではないだろうか……けっこう考えてること同じじゃないか、なーんてね。

・「オタク知識が全くない人はつまらないかも
「オタクが好きな内容の漫画」ではなく「オタクな生活を描いた漫画」ですね。ガンダム等のアニメに出てくる言葉や、キャラクターちょこちょこと出てくるので、知っている人は笑えそう。ゲームやアニメ、フィギュアなど、色んなタイプのオタクが登場してきます。コミケに行ったとき、心の中で色々考えている主人公がリアルでした(笑)

ただ、説明なしに色々な言葉が出てくるので、オタク知識が全くない人は、意味がわからないかも。コミケやガンダムの有名セリフがわかるレベルの人は十分面白いと思います。

げんしけん (1) (アフタヌーンKC (1144)) (詳細)

攻殻機動隊 (1) KCデラックス

・「時間をかけてじっくり読みたい漫画
 映画になった、功殻機動隊 GHOST IN THE SHELL、イノセンス、の原作となった漫画です。欄外に注記が満載されていて、ちょっと読みづらく感じますが、非常に読み応えのある漫画です。最近の漫画は、絵の占める割合が非常に多く、10分ほどで単行本1冊読めてしまうことも多いですが、この本は結構長い時間楽しめます。読み終わった後に、感慨にふけってしまうこともあります。 難解な漫画という評価を受けることが多いですが、それは10年以上前の話で、現在ならばさほど難解とは感じないのではないでしょうか。世の中がやっと士郎正宗氏の感覚を理解できるようになってきたということなのかもしれません。SFが好きな方ならば、楽しめると思います。 話が少し脱線しますが、映画をご覧になった方は、きっと映画は、漫画のこの部分を使ったんだなどと気づく点も多いと思います。個人的な意見ですが、映画を楽しむつもりなら、この原作は映画鑑賞後に読むことをお勧めします。映画のオチがわかってしまうので映画の楽しみが減少します。私は、映画(イノセンス)のはじめの方にオチがわかってしまい、映画が今ひとつと感じてしまいました。

・「すごい。
 映像化によって有名になりましたが、作者の描く緻密で綿密な世界観は他に類を見ません。それでいてエンターテイメント性を失っていないのはやはり驚嘆です。 こった漫画を読んでみたいという方、そしてもちろん映像で存在をしった9課のファンの方、必読です。

・「世界設定を読む本
犯罪を取り締まる公安9課の活躍を描いた漫画。サイバーパンク・サイボーグ活劇といった感じです。

漫画の内容と脚注、最低2回は読まないと完全に理解できません。内容もさることながら、その世界観は圧巻です。緻密な近未来世界の設定は、何年たっても新鮮です。

映画やアニメがありますが、まずは漫画を一読することをオススメします。

・「情報の海へ
ご存知、押井守監督作品「GHOST IN THE SHELL」の原作。

こちらのほうがアニメーション作品よりも明るいノリです。私はどちらかというと原作ファンです。

脳と脊髄以外は全身サイボーグ化した女性、草薙素子(クサナギ・モトコ)の活躍を描くアクション&サイバー漫画。コンピュータ技術が高度に発達した未来の日本を舞台に、犯罪の芽を潰すべく、素子とその仲間たちが電脳ネットワークを駆使して戦います。

やがて凄腕ハッカー、「人形使い」(字が違ったかナ?)が素子の前に現れます。元々はAIというか人間にプログラムされた存在なのですが、なんと「彼」は、自分を「情報の海で生まれた生命体」であると主張します。一度は姿を消した人形使い。しかし彼はあるとき再び素子の前に現れ、ある申し出をします。その申し出とは・・・?

高性能サイボーグであり、高度な情報ネットワークと戦闘能力を持つプロフェッショナルである素子。しかし自信の一方では、アイデンティティの揺らぎを感じることもある彼女。人形使いとの接触は、彼女を新たなるステージへと導きます。

そのうち続編も出版されるようです(時期未定)。ちなみに同じく士郎正宗の代表作「アップルシード」は、時代的には、この「攻殻機動隊」のさらに未来のお話になります。

士郎正宗さんの漫画はウンチクがいっぱい・説明もいっぱい。ガン&アクションの痛快マンガである一方、けっこう社会派だったりもします。読み込むほどに理解の深まる、一粒で何度も美味しい世界!

男性諸氏には、魅力的な女性キャラも嬉しいところでしょう。

・「世界観としてのSF(オカルト?)漫画の傑作
本作は士郎正宗の代表作の一つですが、テレビアニメシリーズのスタンド・アローン・コンプレックスから攻殻世界に入った人にとってはかなり戸惑うであろう内容でもあります。少佐の「やなこった へへーん」なんて言う80年代的なヒロイン像はアニメ版の少佐とはもはや別人とさえ言えます。(ただしこういったヒロインが士郎作品の特徴でもあるのですが)

しかし、この作品で本当に特筆されるべきはその独特の世界観(宇宙観)でしょう。ネットワークが普遍的になった世界における自我や自己の存在といったテーマはサイバーパンク系にはありがちですが、攻殻においては「ゴースト」という「ケストラー思想 + ある種のオカルティズム」といったまさに士郎節全開の独特の解釈をしています。この生命(開放系)の熱力学に抗う性質や下の階層の量子的揺らぎが上位の動脈硬化を防ぐといった考えは決して科学ではなく、むしろオカルトや疑似科学といったものに近いのですがこれこそこの漫画の肝というべきものです。

この設定を色濃く残し映像化したのが押井監督の劇場版、この設定を薄くして刑事ドラマ色を強めたのが神山監督のテレビシリーズです。

なおこの漫画は非常に解りにくいので、他の方も書かれている様に最低2度は読むことをお勧めします。

攻殻機動隊 (1) KCデラックス (詳細)

フルーツバスケット 23 (23) (花とゆめCOMICS)

・「スイマセンでした
正直18巻から読むのやめて手放してました。しかし最終巻が発売されたのを期にまた全巻大人買いしました。アニメでこの作品をしり結末がとても気になり集めてましたけど後半は読み辛かったですね。伏線の波状もありましたし…

しかし、最後まで読んでみればとても素晴らしい作品だったと思いました。

特に最後の数ページで、読み始めは透達と同じ歳だったのにいつの間にか彼等の年齢を追い越しそして追い越された感慨に浸らされ、置いて行かれた寂しさに陥りました。

まさに十二支の呪いが解けて居なくなったらなったで寂しくなった様に感じました。

あと自分は男なので恥を忍んで買っていた唯一の少女漫画でした(笑)

それぞれのその後も是非みたいですね(透と夾の生活とか)でも高屋先生まずはお疲れ様でした

・「とうとう最終巻
前巻でドカーン!と打ち上がった分、今巻は残された事柄を1つ1つまったりゆっくりじんわりと語っていく感じ。うまく表現できないけど、そんな感じです。やっぱり、今までが今までだけに、はいそうですかでスッパリ切り替えられる事ばっかりじゃないですもんね。特に草摩本家の事とかね。それでも、いろいろ葛藤しながらもちゃんとみんな前を向いて歩んでいく姿って感動です。特に旅立ち前夜と、ラストシーン。ヤラレタ!という感じ。

フルバって、最初の頃からいろんな布石が散りばめられてて収集大変そうだな〜という印象はあったんですが、きちんと1つずつ拾ってくれていって、最後にちゃんと綺麗に終わらせてくれたね、嬉しいね、という作品だったと思います。最終巻を読んだ今だからこそ、もう一度最初からじっくり読んでみようかなと感じます。

・「フルーツバスケット、ついに完結です
1998年から連載を開始して早8年…。2006年花とゆめ24号で無事に「フルーツバスケット」が完結し、そして2007年の3月に最終巻となる23巻が発売されます。旅立ちと別れ…。一緒に生きていくと決めた透と夾。二人で未来へと一歩ずつ進んでいきます。そして今日子も…。きっとどのような結末を迎えたのか気になっている方がたくさんいらっし