澄み渡る空、その向こうに僕が見たもの。 (詳細)
fra-foa(アーティスト), 三上ちさ子(その他)
「独特の世界」「唯一残念なのはジャケットに顔が載っていないこと?」
「名盤」「隠れた天才」「惜しい」「彼女の本領が発揮されていないもどかしさ」
うた き (詳細)
小谷美紗子(アーティスト), デレック・ナカモト(その他), 遠山淳(その他), 柴田俊文(その他), デビッド・キャンベル(その他), マイケル・トンプソン(その他)
「心の奥に来る」「いい」「彼女の「うた き」での歌声は時として」「魂への刻印」「傷」
未成年 (詳細)
柴田淳(アーティスト), 坂本昌之(その他)
「忘れられない一枚に。」「このCDの意味を考え・・・」「世代を超えて受け入れられる予感....。」「ファンならずとも考えさせられる、そして鳥肌の立つ作品」「心をえぐられる歌詞」
VALON-1 (詳細)
Salyu(アーティスト), Takeshi Kobayashi(その他)
「大感動!」「『VALON』とはまた違った魅力のある曲」「ある意味衝撃」「もう鳥肌モノ!!」「まってました~っ!!」
「「ここではないどこか」があります」「書かずにはいられない」「北欧神話の中のよう・・・」「心が透き通る!」「良い音楽でお部屋の浄化に最適。 ご冥福をお祈りします。黙祷。」
a tempo (詳細)
mawari(アーティスト), 遠山淳(アーティスト), 坂井紀雄(アーティスト), 多田光裕(アーティスト), 茂村泰彦(アーティスト)
「今更なんですが・・・」「やっぱりmawari」
goodbye and good luck (詳細)
the brilliant green(アーティスト), 川瀬智子(その他)
「神が舞い降りた曲」「goodbye and good luck」
さいはて (詳細)
ハートバザール(アーティスト), 石井皐月(その他), 中村修司(その他)
「さいはて」
Meg Lion (詳細)
天野月子(アーティスト), 戸倉弘智(その他)
「疾風怒濤のアルバム」「挑戦作」「弾けて広がる月子さんの世界」「久々に定価で買った邦楽アルバム!」「「わりと核の集まりだと思う」」
翔べ!イカロス (詳細)
Jungle Smile(アーティスト), 吉田ゐさお(その他), 高木郁乃(その他), 中脇雅裕(演奏), 天野清継(演奏), 美久月千春(演奏), 山下政人(演奏), 坂井秀彰(演奏)
「僕らは行くしかない」
「「もらい泣き」を知らずに買ったのです。」「今はじめてアルバム通して聞いたけど」「良い!」「アジアの新星」「極上のアコースティックサウンド」
潮騒のうた (詳細)
BELL&ACCORDIONS(アーティスト)
「切ない歌声・・・」
「アメリカの田舎には本物のロックが眠っている」「ギターがないてる!!」「胸に染みます・・」「美味!!」「お手本」
One and One (詳細)
Robert Miles(アーティスト)
21世紀への贈りもの‾OFF COURSE Melodies‾ (詳細)
オムニバス(アーティスト), 小田和正(アーティスト), 岡本真夜(アーティスト), 米倉利紀(アーティスト), 山口由子(アーティスト), SCUDELIA ELECTRO(アーティスト), 小谷美紗子(アーティスト), 中西圭三(アーティスト), 辛島美登里(アーティスト), SALT & SUGAR(アーティスト), 矢野顕子(アーティスト)
「「さよなら」がグッド!!」「さよなら」「小谷美紗子の世界がこの1曲に凝縮」「どうかな」
ベスト・オブ・スザンヌ・ヴェガ (詳細)
スザンヌ・ヴェガ(アーティスト), DNA(アーティスト)
「淡々と、熱く、鋭い。」「透き通る歌声で」「是非一度聞いてほしいです*」「ホントにブルーな時の癒し系」「歌詞に溢れ出るセンス」
シアタラム (詳細)
ロドリーゴ・レアン(アーティスト), ボックス・アンサンブル(演奏)
「哀しみ、狂気、愛の音楽」
・「独特の世界」
厳しく自らを傷つけ叫ぶような詞の中で、優しさも感じられる独特の味を持っています。特に「澄み渡る空、その向こうに僕が見たもの。」は曲のテンポの良さ、メロディの聞きやすさが、詞の意味も染み透らせてくるような傑作です。
・「唯一残念なのはジャケットに顔が載っていないこと?」
前2作はマニアっぽく筆者には難しいものでしたが、今title曲は比較的わかり易い内容でした(と言っても100%理解している訳ではありませんが)。『澄み渡る空』と言葉がピッタリな抜けるようなVocalは爽快感充分である上に、気分をポジティブに昂揚させてくれます。C/W『つめたいあさ』はキーボード伴奏にVocal或いはギター伴奏にVocalというようにSimpleな音となっています。従って十二分に三上ちさ子の声を堪能できます。尚、唯一残念なことはジャケットに三上ちさ子の顔が載っておらず、手だけになっていることです。
●スミレ
・「名盤」
大塚利恵。名前も聞いたことがない、今の現状だと思うしかし、天才とゆう言葉が当て嵌まるパフォーマーは極稀である彼女もその独りであることに間違いない。
最後の消え行く曲「スミレ」を聴いて欲しい、凡人には到達未踏の次元だ
・「隠れた天才」
大塚利恵さんという人は、NHK-FMのサタデーホットリクエストで偶然に聴いて以来、密かに天才ではないかと思っていました。前作の「東京」は詩良し、曲良しでしたが、なにか団塊オヤジにむりやり歌わされているような勘違いなセンスのアレンジが痛々しかった。 これはレーベルを変えての初盤だそうで、肩の力が抜けたアレンジと、楽しそうな演奏で、なかなかにイイと思います。他の方のレビューにありますが、最終曲の「スミレ」本当に美しくて切ない、埋もれた名曲でしょう。「東京」も前作と違うアレンジでの採録ですが、ピアノ、サックス、ドラムだけで歌うこっちの方が断然に彼女のクルードな魅力が出ていると思います。 彼女の詩からも曲からも、なにか自分を突き放さないと見えてこないような切なさというか、不器用でも何か表現しようとしてもし切れない心の動きが伝わってくるんですよね。あまりこういう言い方は好みませんが、ポップスという分野が音楽にできて以来、この「ポップス」とやらは自己表現だけで終わっている。でも彼女の歌には、ポップスだの音楽だの自分だの、そういったものよりも深くて、それでいて普通で、あっけらかんとしたシンプルな感動がある。 詩や曲は何気ないものですが、それでいてゾっとするような、やさしくて、しかも鋭い輝きがある。聴いてて不意に涙があふれてくることがあります。もっと評価されるべきアーティストですし、これからもっと評価されていくアーティストだと思います。
・「惜しい」
最初に一通り聴いたとき、今までの曲調と大分違い、驚いた、というより面食らった。彼女の声でこの曲調だと、多少調子外れに聴こえるのでは、とさえ思った。しかし、しばらくすると無性にまた聴きたくなり、そしてもう一度聴いてみると、「ああ、これはこれで・・・やっぱりいい曲だ」と思えるのだ。さすがである。しかし、彼女の大きな魅力、自然と詞が心に染みとおっていく感触が以前の作品に比べ弱まった感が否めない。以前からのファンとしてはちょっと寂しい気もする。
・「彼女の本領が発揮されていないもどかしさ」
3枚目のアルバム、インディーズに移籍しての心機一転の一作であるが、私のこのアルバムの評価は低い。このアルバムで彼女を評価して欲しくないという気持ちが強い。前作「東京」が奇跡的な名盤であったことを考えると相対的に失敗作といってもいいと思う。彼女の真価は卓越した作詞能力と独特の儚さ繊細さにあるのだが、このCDのプロデュースはそういった彼女の美点を考慮してなされたとは思えない。素材としての曲は前作に勝るとも劣らないが、つくりが大味すぎて彼女の魅力をうまく伝えていない。とくにタイトル曲のアレンジは彼女のファンとしては非常に残念。歴史的な名曲だと思うので是非リメイクして欲しい。素晴らしい宝石が原石のまま眠っている残念だけど愛すべきアルバムである。
●うた き
・「心の奥に来る」
彼女の音は心の奥に響く。普段聞いていても美しい曲で聞き流してしまうこともあるが、落ち込んでいるとき、彼女の曲のいずれかは必ず強い励ましと立ち上がろうとする力を与えてくれる。圧迫感。嵐の前の海に向かい、海風を受けているときのようなもの寂しさと、何者にも負けない強さを持っている。
時に厳しく、時に甘やかしてくれる全てのエレメントが飽和状態のアルバム。
・「いい」
私は女性ボーカルが好きなのですが、特に声がよいのが最も好き。骨太な声などと評されているが、私にとっては非常な美声である。一つ一つの曲もすばらしくはずれがない。CD一枚何回も聞き入ってしまう。歌詞の内容ははっきり言って社会批評っぽいモノは一口でいって青臭く、私の年齢〔40歳〕からみるとあまあまなのであるが、曲調と美声が全て補って余りある。私はこのCDをどうやって人に聞いてもらおうか思いをめぐらしている。
・「彼女の「うた き」での歌声は時として」
心地よさを通り越し、寒気を感じるほど。
このアルバムでは、ポップ的な明るさよりもむしろ彼女の想いを伝える術としての唄に重きを置いているように思う。歌詞は、その時彼女が思っていたことをストレートに伝えており、そこには作為的なものは一切感じない。それだけに、社会の表面だけをなでたように聞こえてしまう歌詞も中にはある。
しかしだからこそ、その時の感情をそのまま歌にしたという、リアリティーがそこにはあると思う。その結果、アルバムに収録された曲達は、こねくり回していない荒々しさを秘め、恐るべきパワーを持って聴者の胸に突き刺さるんだと思う。まさに小細工の無い傑作。
・「魂への刻印」
この音楽に会わなければ、私の弱い心は 疾うの昔に壊れていた…
『母の日』に触れていない自分がいたら、彼は取り返しのつかないことをして 犯罪者になっていたかもしれない。 偏屈で、誰も信じなかった。自分すらも信じられなかった。 そんなウソツキな私を支えて、全うに世に送り出してくれている。 ほんとうに 敬服してやまない名盤。
何も飾らない言葉を、心のままに ピアノと共に弾き語る。 音、声、詩…全てに 「力」 が漲っている。
彼女の代名詞ともいえる『火の川』を含む、全10曲。
収録されている全てが、恐ろしいほどの名曲。 1st、2ndに較べ、感じるままに社会の不条理を ばっさりと斬ってのけるような曲は少なくなった。 しかし、より深くなったテーマは、本質を射抜くようになり、心を奥をえぐってくる。 音楽が持つ力の素晴らしさを知ってから、常に新しい作品を求め 探し続ける日々を続けているが…… このアルバムは、一線を画する 違う世界にある。
心に響く『詩』が好きな方。 もし聴いたことがなければ、レンタルでもいいから触れて欲しい。
そして、数日後。 この一枚は、手元に無ければ不安になってしまう、そのくらい大きな存在になっているはずである。
・「傷」
衝撃でした。一曲目から歌手の歌の力に圧倒されて・・・世界に引きずり込まれる感覚でしょうか。単に自虐的になってるだけの人には伝わらない、小谷さんの深い「傷」に、ただただ垂れるのみ・・・。へヴィーなものがへヴィーなまま鳴ってしまっているので、BGMにはなりません。(長所ではあるが、ある意味で短所でもある)このメロディーと歌の力に、こちらも全力で耳を集中しましょう。一番好きな曲は「左手」。ひさしぶりに全てのアルバムを揃えたくさせた音楽家です。
●未成年
・「忘れられない一枚に。」
柴田淳と出遭って、「それでも来た道」を知り、「ため息」と出会い、そうして「未成年」と巡り合った。公式サイトで言っている。「ねえねぇ、この曲聴いて。聴いたことない誰だか知らないこの曲だけど、ねえ、聴いてみて。あなたに聴いて欲しいの。お願い聴いて。耳を澄まして聴いて。って言いたい曲なの。そう、『それでもきた道』や『ため息』と同じようにね。」心の琴線に響くとは、こういうことを言うのだろうか。「未成年」からは、”人の在り様”が感じられる。”人は独りである。けれども、人は一人では生きていけない。”そういう矛盾した”心”がこの唄に込められているようだ。決して”未成年”だけを対象にしたのではない。言うなれば、”心の未成年”を謳いあげたのかもしれない。とはいっても、解釈はそれぞれである。聞いた後、”何かが残る”、そんな忘れられない一枚である。
・「このCDの意味を考え・・・」
僕はこれまで沢山の音楽を聴いてきました。自分でもソングライティングをして歌います。正直に書きます。こんな音楽に出逢えた事を感謝しています。美しく哀しいピアノが流れ・・・最後まで涙が溢れて止まりませんでした。これは理屈では説明できない。聴くしかないと思います。
蛇足ですが録音も素晴らしいです。また山下達郎お抱えのドラマーとして知られる、日本屈指のビートをたたき出す「青山純」のプレーを25年聴いていますがその中でも最高のプレーだと思います。ボーカルの表現力も素晴らしい。どこを切っても僕の知りうる限り最高のCDです。
・「世代を超えて受け入れられる予感....。」
可愛くて綺麗なお姉さんが、切ないバラードでラブソングを歌っている、という認識しか今までありませんでした。(まぁ、そこが気に入っていたんですが....)本作のサンプラー、PVを見てその認識は一気に改めさせられました。PVを見ても、サンプラーを聴いても、歌詞を読んでも、鳥肌が立ち、魂の震えがとまりませんでした。楽曲の完成度、本質を抉り取るような鋭い歌詞、そして、繊細なボーカルテクニック。なにより、その圧倒的な「存在感」。その「本物」の素晴らしさを具現化した存在が、彼女なのでなないかとすら感じました。これをきっかけにスターダムを上っていきそうな予感がします。でも、この1年程度で彼女を知ったにわかファンの一人である、私でさえ、そこに若干の寂しさを感じてしまいます。インディーズから追っている人はなおさらでしょうね....。むしろ、そういった気持ちをおこさせてしまうことこそ、彼女の魅力なのかもしれないですが.....。
・「ファンならずとも考えさせられる、そして鳥肌の立つ作品」
この作品を最初に聞いたのはTVでサビのほんのワンフレーズだけ。ほんの数秒のその印象は「柴淳らしいしっとりした楽曲」。ただ、タイトルを聞いて「どんな詩の内容なんだろう?」と思った。
未成年・・・CD発売当日、初めてフルコーラスを聞いて驚いた。。
色々なサイトに記載のとおり、これまでの柴田淳のイメージとは一線を画すドキっとさせられる歌詞。ファンとしてはいい意味で「やられた」と思ってしまった。正直痛い。自分自身を振り返ると、未成年の時は歌詞に書かれているような気持ちを持っていたのかもしれない。だから痛いのかもしれない。
しかし、多くの大人がこのような気持ちを抱え、成長してきたのではなかろうか。
オフィシャルサイトの日記では「何も語りたくない」「この曲が響いてしまう今の世の中が、とっても淋しくも感じてしまう」と本人も言っている。そのとおりだと思う。
淋しく感じてしまいつつ、あえてこの曲を世に送り出した柴田淳。
一人でも多くの人にこの曲を聴いてほしい。その人なりの解釈で柴田淳のメッセージを受け止めてもらいたいと思う。きっと、心に何かを残してくれる作品だから。。。
・「心をえぐられる歌詞」
問題作であることは間違いないと思います。この曲を聴いて何かを感じること。それは本当は感じてしまってはいけない事なのかもしれません。私はこの楽曲を聴いて涙が出てしまいました。私も多くの大人の中の一人なのだと感じました。
この楽曲に「答え」は無いと思います。
・「大感動!」
正直言ってVALONが出てから、この間隔でVALON-1を出すのは卑怯でしょうと思っていましたが、聞いてみると大感動!
VALONと微妙に違う歌詞がまた深い。
PVも収録されていて、久し振りに本当にドラマ性の高いビデオを見たという感じです。
是非皆様もVALONの二番煎じと思わずに聞いてみてください!
・「『VALON』とはまた違った魅力のある曲」
Salyuの本格的なソロデビューとなる作品。先にリリースされたリップスライムIlmariとのコラボレーション作品『VALON』も素晴らしかったのですが、今回はそれに輪をかけて、素晴らしい作品に仕上がっていると思いました。
Salyuの歌声が最大限に生かされていて、この曲はやはり彼女が歌うために作られたものであると確信しました。
インディーズ時代から『M-1』というタイトルで、大切に歌われてきたこともあって、彼女の代表曲になることは間違えないでしょう。まだ聞いたことがない人は、彼女のウィスパーボイスに癒されてみてください♪
ただプロモーションビデオに関しては、『VALON』の方が作品として優れているように感じました。
カップリングの『虹の先』も、ゆったりした気分になれる落ち着いた曲で良かったですv
・「ある意味衝撃」
ラジオで初めて聞いた時、この歌声に聞き惚れCD欲しさに走りました!
透明感があり、なおかつ聞く者の耳を離さない力ある歌声!楽曲も良いですがまず歌声を堪能していただきたい作品です。買って損無し!です。
・「もう鳥肌モノ!!」
リリィ・シュシュの時から彼女の歌声の虜になっていましたが、「M-1」が前回の無意味なコラボ「VALON」という形でリリースされたのが残念で仕方ありませんでした。(企業側の戦略だったのか、大失敗でしたね、まぁリップスのファンには彼女の素晴らしさが伝わるいいキッカケになったとは思いますが)
今回はイルマリのパートがそぎ落とされた分、彼女のさらなる高揚感を帯びたヴォーカルパートが加わり、大満足の作品と仕上がっています。エキストラのPVもユニークな内容でこれは必見です!!カップリングの曲「虹の先」も本当に素晴らしい!!
・「まってました~っ!!」
前作(呼吸)より三年待ったかいがありましたよ~(T口T)なぜにあなたの歌声は私を吸い込んでいくのですか?
ある番組でPVを見たのですが、動物のサイがケンカしているのを彼女が仲裁しているという、またまた奥の深そうな内容でした。このシングルを買えば見れるわけですよ。ウフフ
・「「ここではないどこか」があります」
ここに収録されているのは、異国或いは異世界に旅しているような気にさせてくれる音楽です。幻想的な歌声、呪文めいた歌詞、月のまにまに流れるようなメロディ。惜しむらくは曲数が少なく、心地よい時間があっという間に終わってしまうこと。けれど、それもまた、一夜の夢のようでいいのかもしれません。自分だけの秘密にしておきたいけれど、お勧めします。
・「書かずにはいられない」
この澄み切った美声は、なんと表現すれば最適なのだろう? 「晴れ渡った蒼空より降り注ぐ天気雨のよう」としか、拙い筆では評し得ないが、恐らく如何な達人と言えども、文字で表すのは不可能ではないだろうか? 参考までに、このような「癒し系」という点では、Enyaと相通じる所があるが、彼女の側が、時に円熟の極みに見られる倦怠感を催させるのに対し、この河井英理(Erie)には、より積極的に語りかけようと懸命に搾り出すようなメッセージ性がある。宛ら天高く駆け上がりつつ、喉も裂けよと震わす雲雀に似ている。しかし、飽く迄も透明……。「素敵な宇宙船地球号」のサントラに収録されている「セコイア」は、この歌姫あって初めて完成したとの事。成る程、この透明感と、身に迫る圧倒的な力感との妙を繰ることができる歌い手は、そうは多くないだろう。こちらも是非ともお勧めしたい。
・「北欧神話の中のよう・・・」
素敵な旋律と、ほんとうに綺麗な歌声。まるで中世ヨーロッパの世界に迷い込んだような気分に浸れる「癒しの音楽」ヒーリングミュージックがお好きな方は一度聴いてみては?あまり知名度は少ないようですが、実力は本物です。CDに収録されている「シャ・リオン」は昔テレビ番組の主題歌にもなっていたそうです。本当に良い曲です。
他にも私的に「オーマイグローリー」「スカボロフィアー」もおすすめです。
・「心が透き通る!」
聞いていると心が透き通っていきます。部屋の空気が透明感を持ってきます。
声が持つ“癒し”のパワーを感じさせます。1曲1曲に“祈り”パワーを感じます。
ゆったりとくつろぎたい時にお薦めの1枚です。
・「良い音楽でお部屋の浄化に最適。 ご冥福をお祈りします。黙祷。」
予備知識無く購入して、音楽を聴いたとたん部屋の空気が、綺麗に浄化されていくような、心地良い空間で、喜びの感覚に浸る事が出来ました。これは他人がどう言葉で説明しても、自分自身で感じられる事でしか無いですが、オススメします。
最後に、素晴らしい歌を残して頂いて、感謝します。ありがとう。
・「今更なんですが・・・」
もう2年も前に出たCDですが、良いCDだと思います。私は某掲示板でmawariさんを知り、それから彼女のCDを買うようになりましたが彼女のCDの中で最もベストな1枚だと思います。3曲目の「捨てる勇気」なんかは特にジ~ンときてしまうような歌詞です。古いCDだからとバカせずにぜひ、買ってもらいたいです。
・「やっぱりmawari」
ひまわりがすごく良かったので買ってしまいました。歌声はやっぱりmawari。良いです。聞き惚れます。今回のアルバムは、ひまわりほど、全曲通しての変化が無いのがちょっと残念ですが、「歌にひたりたい」と言う人にはお勧めだと思います。ひまわりを持っていなければ、そちらも手に入れることをお勧めします。
・「神が舞い降りた曲」
極めてよくできたメロディを持ちながら、詩はかなり漠然としている。
この歌の歌詞は、引っ越しした友達(恋人)を回想するという状況をモチーフにしてると一般的には考えられる。だが、この歌は実は葬式のうたであり、このマキシにおさめられている”I never dreamed”と物語的につながっているのではないかと私は感じる。そうして再聴してみると、この簡単な英語詞が存外深く感じられるから不思議。
また、”Mister Moon”はうって変わって明るい曲だが、これもPOPな曲調が心地よい秀作である。
PVも必見であろう。
・「goodbye and good luck」
デビューの頃のブリグリは「bye」を使ったりすることが多く、別れのときなどという、そういう悲しい曲が多かった。一曲一曲丹念につくられていて、英語歌詞という洋楽を意識したようなバンドは日本では少ないと思う。このシングルは、Bye Bye Mr.Mug に続く曲だが前作のシングルに比べて、雰囲気がすこし違う。I NEVER DREAMED は暗くて寂しい感じの曲で歌詞も忠実に描かれている。MISTER MOON なんかも何回か聴くとはまる曲だしこのシングルの完成度は結構高いと思う。
●さいはて
・「さいはて」
ひねくれポップ、ハートバザールのアルバム。
生真面目でとても痛々しい歌詞、それでいてポップス傾倒のキャッチーなメロディー。
歌詞を読んでいてて、恋愛を理論的にとらえようとする気持ちが伝わる。シングル「コレクター」アルバム収録曲「はらいそ」「色彩」僕がこのCDを聴いたのは、大好きな人と別れた後だった。
いろいろ考える時期だったから、それぞれの曲にとても感情移入する事が出来たし、思うことも多かった。好きになるとはどういうことか。それが分かるかもしれない。
と、ここまではこのアルバムを聴いてて思っていたのだが、この後にリリースされたシングル「AI(アイ)」これを聴いて面食らった。
歌詞を見てみると分かるのだが、アルバムではあんなに好きになることはどういうことか考えていたのに、この「AI」では恋愛は理屈ではない…と歌っているじゃないか!
ああ…これがたどり着いた先、考え抜いた結果。これが彼女らの「さいはて」だったのだろう。何も考えずに、恋愛は理屈じゃないと言われてもぼくには分からなかったかもしれない。
現在では解散してしまい、新たに楽曲がリリースされることはもうないが、彼女らの今後の動向が気になるしだいである。
・「疾風怒濤のアルバム」
「人形」のイントロを聴いて驚いた。彼女のことだからシングルとは違うアレンジを施すだろうと思ってはいたが、ここまで甘美で幽玄なアレンジになっているとは。正に天野本人が「自らの核」と表現した通り、冒頭を飾るに相応しい大曲となっている。続く「日曜日」は対照的にシンプルなロックサウンドだが、天野の
伸びやかな歌唱はこのアルバムの中で群を抜いている。他にも今までは見られなかったR&Bテイストの曲が含まれいてたり、壮大なバラードを歌っていたり、ミドルダンスチューンがあるなど、相変わらずのサウンドの幅広さに驚かされる。
しかし全体的に言えるのは、リリックやサウンド面、アレンジなどの
全てに於いて、一切の虚飾を排していることだろう。素材そのまま持ち味を生かした小細工ナシの真っ向勝負で音作りに挑んでいる。前作『Sharon Stones』との差別化を図って意図的にそう作られたのかもしれないが、以前の彼女ではやりたくても出来なかっただろう。アルバムリリースや数々のツアー経験を経た「今」の彼女だからこそ
今作を完成し得たと言える。
そしてラストの「クレマチス」のサビで繰り返される「We can go」という言葉は、彼女のこれからに対しての意志表明と言えるだろう。これからもずっと飛躍し続けることを、彼女は歌で証明してくれた。彼女のさらなる成長を見届けていきたい。
・「挑戦作」
シングル集のような趣が強かった前作はチャートでも大健闘、軒並み好評ではあったが、彼女自身が「核」を自ら隠匿しているようなきらいがあった。各曲に馴染んだ「仮面」を自ら選出し、曲ごとに被り変えていたような印象があったのだ。しかし本作では、彼女は冒頭からその仮面を剥いでいる。その先の自己表現としてに見出したのが寓話好きの彼女らしい独自の、本作で表現された「マザー・グース」的な世界観だった。 本作には「シンプル」という指針があるが、これは言い換えるならば「ライヴ感を強調した音」ということになる。つまり、アレンジありきで、スタジオでの音修正を前提にしているのではなく、生々しさを武器にした作り。本作を耳にしたリスナーの多くが抱く違和感(それは前作との対比による)の原因は、これに値するだろう。今までは自身の演奏を前に出していたバンド・メンバーも寧ろ、天野を引き立てるための演奏に徹している傾向が見られる。ギター・ソロのあるシャラのギターも少し雰囲気作りに傾いているし、特にあっきー、JJによるリズム隊は演奏力を全面に押し出す場面が少なくなり、多くの部分でリズム・ワークに徹している。結果、前作ほど豪奢な音作りではないが、歌詞世界と相俟って、今までは意図的にぼやかされていた「天野月子という人物の輪郭」或いは「その現状」、といった印象を強めている。 そのうえで絵本『メグとライオン』にリンクするなど、コンセプチュアルなつくりも新鮮で、本作が優秀な「挑戦作」であることを示している。よって満点。天野の今後に注目だ。
・「弾けて広がる月子さんの世界」
いかにもデビューアルバムに相応しい、月子さんの王道な曲が揃った前作とはやや雰囲気の異なる2ndアルバム。しかしそれで魅力が薄れるかと言えば、そんな事は無い。このアルバムで、月子さんの世界はさらに広がった。個人的には「天龍」や「A MOON CHILD IN THE SKY」の方が好きなのだが、こちらも素晴らしい作品だ。
恋人との日常を明るく、どこか切なく歌う「日曜日」「時計台の鐘」。クールなメロディが耳に心地良い「ダンデライオン」。切ない歌詞が美しい「銀猫」。鳩に悪戦苦闘する光景が目に浮かぶような「pigeon」。弾けるロックの「トムパンクス」。最後を飾るに相応しい雄大なバラード「クレマチス」。眠れぬ夜を重いギター音に乗せて歌う「羊」は、このアルバムの中でも特に印象強い曲だ。物語のような歌詞を低音でクールに歌う月子さんに、一種男気のようなものさえ感じてしまう。そして「人形」。激しいロックとストリングスが飾る月子さんの歌が素晴らしい。ラストのサビの、喉が痛くなりそうな叫びに思わず鳥肌がたった。激しさと痛みを美しさに昇華させる月子さんは、本当にすごいミュージシャンだと思う。未聴の方、ぜひ。
・「久々に定価で買った邦楽アルバム!」
天野月子との出会いは、シャローンストーンのジャケがかわいくて、どんな歌なんだろうと気になり、某CDレンタル店で視聴してみたのがきっかけだった。そのときはさほどいいと思わなかったけど、レンタル屋でメグライオンがあって借りて聴いてはまって、洋楽や中古激安で邦楽アルバムを買ってたけど久々に定価の金額払って買ったアルバム!!!毎日聴きまくってまーす
・「「わりと核の集まりだと思う」」
天野月子のこの言葉に、このアルバムの全てが詰め込まれている。前作『Sharon Stones』はインディーズでデビューしてからメジャーとしてアルバムを出すに至るまでを綴った日記のような作品だった。それに対し今作は、制作期間約3ヶ月という非常に短い期間で作られ、それゆえ、各曲のテンションをそのままキープしつつレコーディング
が行われた。まさに、天野月子の“今”の集大成と言える。またシングル「人形」初回版に綴じ込まれた天野月子が執筆した絵本“時計台の鐘”と、さらにその続編となる“メグとライオン”という二つの作品との関連性も大いに興味深い。歌い手として、また作家として、今度は私たちにどんな世界を見せてくれるのか。今からとても楽しみだ。
・「僕らは行くしかない」
イカロスという名前は誰もが音楽の時間に聞いたことがあると思います。今まで考えもしなかったけれど、蝋で固めた羽で飛びたったイカロスは英雄か、逃げた卑怯者か。はっと、する歌詞にそんな事を考えてしまいました。世間の風当たりや、個人の進む道。どんなことがあっても、歌い続けるのだという、ジャンスマの意思が見えます。
どんな事があっても「僕らは行くしかない」と。
●月天心
・「「もらい泣き」を知らずに買ったのです。」
■このアルバムが発売された頃に、たまたま、知人から借りたのが、買ったきっかけです。自宅のオーディオで聴いて、驚きました。なんと独創的で開放的な音造りかと。その時まだ私は「もらい泣き」は知りませんでしたので、「もらい泣き」で買ったのではなく、アルバム全体のアレンジに惚れて買ったようなものなのです。■あちこちで、「アレンジが良くない」と書かれていますが、それは、フリージャズや現代音楽などは、一切聴かない方の意見なのでは ? この、国籍FREEの、一歩先行くサウンドは、快感です。ワイドレンジでくせの少ないオーディオで聴けば、うれしさが倍増しますよ。
・「今はじめてアルバム通して聞いたけど」
今はじめてアルバム通して聞いたけどこれは大傑作だと思う。売れ線J-POPとして消費されるのが勿体無いと思うほどである。使い捨て、消耗品として音楽を聴いている人にはよさはわかりにくいと思う。 今風のテクノロジーっぽい音に暖かく生々しい歌謡曲的なボーカル・歌詞をうまくのせている2、いわゆるビートルズ的なアレンジが見られる7、が個人的に好き。すべての曲に言えるのは、バックの音とボーカルの調和が見事だということである。 どの曲もよく聴くと細かいところに遊びがあって面白い。
・「良い!」
このCDを買った友人達は、いまいちだったと言うのですが、私はとても良かったと思います。初めて、人との好みの違いが解りました。
すべての曲、一つ一つに世界があり素晴らしいものだと感じました。どの曲も、心に響くものでした。
これはお勧めです!
・「アジアの新星」
11月にシングル「もらい泣き」でデビューし、その存在が口コミでじわじわと広がりつつある彼女。そのうねるようにこぶしをきかせた歌唱と、繊細で憂いを含んだヴォーカルが心を離さないためだろう。日本人と台湾人の両親の間に生まれ、いわば別の文化や環境に接して育った彼女だからこそ培われた独特のセンスも素晴らしい。
そんな彼女が早くも1stアルバム『月天心』をリリースする。シングル曲「もらい泣き」をはじめとし、今までインストアライブなどで歌われてきた隠れた名曲「あこるでぃおん」など、全部で10の詩編がおさめられている。いまだ未知数の才能を秘めている彼女だが、珠玉のアルバムであることは確信できる。この作品によって日本中へ、そして
世界へ羽ばたくアジアのSongbirdとなれる可能性を秘めている。そんな大きな期待の持てる作品だ。
・「極上のアコースティックサウンド」
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・「切ない歌声・・・」
潮騒のうたはもちろんのこと、どの曲もすごく素敵です。個人的に、プロテストソングが一番オススメv曲も詩も感動ものですよ。価格もリーズナブルなので、ぜひ聴いてみてください!
・「アメリカの田舎には本物のロックが眠っている」
元々は音楽を目指していなかった遅咲きのシンガー。'95年のデビュー作の本作がいきなりトリプルプラチナム以上となり、ブレイクしました。'80年代中頃に売れていたHootersのソングライターコンビ、エリック(G)とロブ(Key)が曲作り・演奏に全面支援。'90年代に入ってHootersは「Out of body」など出しますが、正直言っていい曲がなくもうだめだと思っていました。そこにこのアルバムで、ジョアンとの共作を中心に完全復活。①からいきなり心が持っていかれます。泣きのフレットレスベース、せつない歌声、「聖テレサ」という歌詞を読めば分かる皮肉なタイトル。Hootersの(良くも悪くも)個性のひとつ、宗教的主張がとてもシンプルかつ生活感のある歌詞となって、シングルチャートNo.1になった⑥、オマー・ハキムのドラムすら溶け込んでしまう素晴らしいアンサンブルの⑧、などとにかく曲の完成度が高く、飽きさせません。ラストの⑫、一見お手軽に作ったジミな歌に見えて、シンセとギターが後ろでどこか小さな狂気をちらちらさせる、そういえば歌詞もなんとなく・・・。広大なアメリカには、突然こんな名盤を出してくる懐の深さがある、そう感じさせる1枚です。
・「ギターがないてる!!」
衝撃の出会いでした。哀愁ただようロックしてます!"one of us"は特にいい!!名曲っていう言葉じゃ表せないくらいです。2時間の映画を見るよりドラマしててすっごく切ないです!!
・「胸に染みます・・」
透明感のある声、渋めのアレンジ、アルバム全曲カッコいいですが、映画、バニラ・スカイの中で流れながらもサントラには収録されていない、「One of us」が特にいいです! そう、Dr.イーブルも歌ってましたねー!! やっぱ名曲だ(笑)。
・「美味!!」
正にタイトル通りに「美味(レリッシュ)」なアルバムである。実は、映画「オースティン・パワーズ」でDR,イーブルが歌っているのを見て知ったので、少しナメていたのだが、実際聞いてみると想像以上に素晴らしいものだった。その「ワン・オヴ・アス」も含め、全てが名曲なので全曲がオススメです。
・「お手本」
ほんとうに「良いものは良い」と言い切れる音楽は、はたして世の中にどのくらいあるのだろう?このアルバムはそれに答えてみせる一枚だと思う。ほどよいテンションの演奏、オーソドックスであるがエモーショナルに歌いあげるジョーンのヴォーカルがすばらしい。全編にわたってバックアップする元フーターズ、エリック・バジリアンのギターもすごくいいです。90年代を代表する名盤だと思います。
●21世紀への贈りもの‾OFF COURSE Melodies‾
・「「さよなら」がグッド!!」
Off Courseの曲をいろんなアーティストがそれぞれの思いでカバーしたアルバム。それぞれのアーティストがそれぞれ個性を発揮し、いい味を出してるんですが、その中でも小谷美紗子の「さよなら」がいい。もともと個性のある歌い方で好きなアーティストなんですが、このカバーも最高にいいです。ぜひ聴いてみて下さい。
・「さよなら」
小谷美紗子の「さよなら」が抜群に良い。
・「小谷美紗子の世界がこの1曲に凝縮」
小谷美紗子の「さよなら」。この1曲のためだけに買う価値ありと思います。歌の説得力が出色です。聴かせます。オダニの世界がこの1曲に凝縮された形で展開されています。元のOFF COURSEの「さよなら」とは違う小谷美紗子独自の解釈で歌い上げています。シングルカットされてもおかしくないほどの出来の良さです。
・「どうかな」
巨匠・小田和正の曲をカバーしたものとしては、少し納得がいかないという感想が残った。確かに個性的で歌唱力もある面々が歌っているのだが、なんというか、全体を通して聴くと、本来の小田和正の曲の持つ魅力を半減させてしまっているような気がした。どれだけ彼の曲に対して理解があるか、という疑問を感じざるをえない…。ただ「好きだから」歌っているという感じが否めなかった。しかし、そんな中でも光っているのは8。やはり佐藤竹善は歌い手として持っているべき全てが備わっている。何かと小田氏の共同活動が多い彼だが、やはりこの人は小田氏に対するリスペクト精神が半端じゃない。顕著に感じられる。全体的な出来としては「普通」だと思ったので、星は三つ。
・「淡々と、熱く、鋭い。」
スザンヌ・ヴェガとの出会いは「ルカ」。無表情に淡々と歌っているのに、なぜこんなに悲しいのか、と感じた。こんな時代に聴く「女王と兵士」は泣ける。でも、「スザンヌ・ヴェガは「悲しい」とは言わない。「愛している」とも書かない。「戦争反対」と叫ばない。ただ淡々と描写する。それがニュー・ヨークの街角の風景であったり、虐待される子供であったり、一瞬の出会いと別れであったりする。場所や人(性)が変わっても感情移入されずに生み出される曲は、思いを込めて描かれた絵画というより、そのままを切取る写真に近い気がする。このアルバムは時代も曲調も、とてもバランスのとれた選曲だと思うが、私は「街角の詩」収録の「クラッキング」がとても好きなので、機会があればぜひ。
・「透き通る歌声で」
スザンナ・ヴェガ は 『ザ・ベスト・オブ・スザンナ・ヴェガ』。一番好きなのは"TOM'S DINER (DNA FEATURING SUZANNE VEGA)"雨の中、朝の通勤途中で立ち寄ったカフェ、一時の出来事の中にすれ違い、行き交う人々の中に見る現実の街。限りなくリアルで、不意に寂しげで、また慌ただしく巡りゆく街と人をよそに、雨音に耳を傾ける彼女、、、まるで一つのストーリーのように世界が動き、存在感を広げます。 他"LUKA" や "MARLENE ON THE WALL" "99.9F`"、"NO CHEAP THRIL"などは特に良い曲で、サウンドトラックのようにアルバムとしての流れも光ります。 私がこのスザンナ・ヴェガに出逢ったのは知人に『 BOWWOW TV 』というドラマやCMでタイアップした洋楽を集めた、オムニバス・アルバムを借りたのがチャンスでした。 それがCoffeeのCM”トムズ・ダイナー”だったんです。なお「Tom's Restaurant」というのはブロードウェイに実在するそうですね。
・「是非一度聞いてほしいです*」
このアルバムはとても質の高い、大人な感じのCDだと思います。トムズダイナーもほんとに素敵なんですが、ルカの、明るい曲に虐待を受けている少年のことが書かれた辛い歌詞をたんたんと歌っていく、というのにとても衝撃を受けました。是非聞いてほしいです。スザンヌはほんとに素敵ですよ!
・「ホントにブルーな時の癒し系」
死にたい位落ち込んだ時、一般的な癒し系の音楽ってウザくないですか?この人の歌は、キレイ事だけでなく不安や絶望も含む、曇り空の様な不透明感。堕ちるとこまで堕ちて、逃避出来ない自分の現実。そんな暗闇の中からでも、スザンヌ=ヴェガというくもり空は、見上げても眩しすぎず、何とかなるだろう...とちょっとだけ前向きにしてくれます。
・「歌詞に溢れ出るセンス」
スザンヌの歌詞はとにかく深くてはっとさせられます。一人で過ごす午後に聴きたい、ちょっとテンション低めでしっかりした歌。その根底に流れているのは、写実的で真面目で少々アンニュイな精神。Tom's DinerやLukaもいいけど、個人的に気に入っているのは、Left of CenterとIronbound(アルバムSolitude Standingに入ってる)。If you want me you can find me Left of center, wondering about you...うん、ニクいわ。
・「哀しみ、狂気、愛の音楽」
室内楽とポルトガル音楽のエッセンスを電子音で味付けした前衛的作品。ポルトガルの画家のデザインによる十一人の肖像画が印象的なジャケ。楽曲はその十一の不気味な肖像に彩られた人物が辿る架空の物語に沿って展開されていく。前作のイメージとは全く変わって、ここには絶望と悲壮で満たされた世界観が荒涼と広がるばかりである。
哀愁のストリングスに、シンセサウンドが荒廃感たっぷりの響きを加え、時に荘厳に、そして執拗に迫る混声合唱が狂気的に奏でられる。中心を彩るのは天上に祈りを請う三人のソプラノボーカル。中でも「Solitarium」の悲壮感、高揚感はカタルシス。愛故に織りなされる絶望と悲劇の中に、刹那の救いを捕らえられるはず。
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