200CD 菊地成孔セレクション―ロックとフォークのない20世紀 (学研200音楽書シリーズ) (詳細)
菊地 成孔(著)
「80年代は永遠にダメなのか?」「井上陽水」「非常にバランスの良いディスクガイドに仕上がっているのですよ」「もう少し刺激的でも良かったのでは?」
ベスト・オブ・リトル・ウォルター+3 (詳細)
リトル・ウォルター(アーティスト)
「ブルースハープの基本」「この人は天才」
Live at the Regal (詳細)
B.B. King(アーティスト)
「鮮麗されていてしかも迫力のライブアルバム」「Everyday I have the blues.」「この頃のBB Kingは・・・」「いやーまいりました。」「ブルースの名盤」
Mellow Gold [CLEAN VERSION] (詳細)
Beck(アーティスト)
「計算ずくのローファイさ」「ダメダメグルーヴ」「景気は悪いし天気も悪いしw」
ベスト・オブ・チャック・ベリー (詳細)
チャック・ベリー(アーティスト)
「基本中の基本」「真のロックンロール・オリジネイター。」「いいよ」「ノーベル賞ものの大発明」「ロックの創始者の一人」
ジェイムス・ブラウン・ベスト・ヒッツ (詳細)
ジェームス・ブラウン(アーティスト)
エレクトリック・レディランド (詳細)
ジミ・ヘンドリックス(アーティスト)
「アーティストとしてのジミヘンの創造性が頂点に達した至高の作品」「ロックだけでなく69年以降のジャズにまで影響与えた作品」「至福の音楽体験」
On the Corner (詳細)
Miles Davis(アーティスト), John McLaughlin(アーティスト), Chick Corea(アーティスト), Herbie Hancock(アーティスト), Dave Liebman(アーティスト), Collin Walcott(アーティスト), Jack DeJohnette(アーティスト)
「リズムの洪水の格好いいアルバムです」「1972年、ヒップ・ホップはここに誕生す」「真っ黒けっけ」「魂から発せられる強烈なグルーヴ!!」「ジャズファンが批判するたびに価値が上がる恐るべき傑作」
暴動 (詳細)
スライ&ザ・ファミリー・ストーン(アーティスト)
「ファンクの金字塔」「Funk」「世紀の名盤」「音楽が語る1971年という時代!」「私の中の一枚」
フレッシュ (詳細)
スライ&ザ・ファミリー・ストーン(アーティスト)
「注意しましょう!」「祭りの後」「"In Time"という可能性」「「暴動」に並ぶのでは?」「最高作だと思う。」
コンプリート・レコーディングス (詳細)
ロバート・ジョンソン(アーティスト)
「古くて懐かしくて新しい、奇妙な音」「まさしく至高の音楽」「最初は失敗だと思った・・・」「戦前ブルーズ大音量作戦!」「聞くことによって【ブルーズ】が深い興味となる。」
アイム・ソー・グラッド (詳細)
スキップ・ジェイムス(アーティスト)
Live: P-Funk Earth Tour (詳細)
Parliament(アーティスト)
「トグロを巻く黒い渦」「マザーシップ着陸!」「行っちゃってますね……」「全盛期のP-Funkをとらえた!」「☆☆☆」
サン・ソング(紙) (詳細)
サン・ラ&ヒズ・アーケストラ(アーティスト)
ベスト・オブ・ニーナ・シモン (詳細)
ニーナ・シモン(アーティスト)
「ニーナ・シモンの手にかかれば」「60年代後半から70年代初期のベスト」
スウィート・エクソシスト (詳細)
カーティス・メイフィールド(アーティスト)
「ジャケットに騙されてはいけない」
It Takes a Nation of Millions to Hold Us Back (詳細)
Public Enemy(アーティスト)
「メッセージ性が強烈な1枚」「ヒップホップという武器」「過激なメッセージPEの2nd」「ヒップホップ史上最高の1枚」「まあ、」
「まさに”INNOVATOR”」「電子音に話しかけられて」「デトロイトから放つテクノ音楽」
Mezzanine (詳細)
Massive Attack(アーティスト)
「どれもが名盤なマッシブの作品の中でもやっぱこれが一番かなぁ・・・」「ヒヤッと無機質。」「混沌の先に見える美しさ」「自分にとって最高のアルバムのひとつ。」「何度聴いても飽きない」
● テクノですか?
● 好きなアルバム
● ブルースマン
● 自分の80’s
●200CD 菊地成孔セレクション―ロックとフォークのない20世紀 (学研200音楽書シリーズ)
・「80年代は永遠にダメなのか?」
学研200音楽書シリーズもそろそろネタ切れマンネリズムに陥る状況の中?テコ入れとして白羽の矢が刺さった菊地成孔先生期待の1冊であります。
何故か多くの日本人に刷り込まれている「ロックとフォーク」を敢えて避けたと言う割り切った観点に着目。
他にもブラックミュージックをスウィートとビターに分けたりと従来のカタログ的なディスクガイドには無かった切り口が爽快!
特にJAZZに関しては鋭い審美眼が冴える”男の選択”座談会もアツい。ホント面白くてタメになる本です。
・「井上陽水」
との某公共放送での共演で、「情熱大陸」出演時にばりに知名度を上昇させたと思われる才人・菊地成孔さんのディスクガイドです。「CDは株券ではない」でも知られる菊地さんにこのシリーズの企画が持ち込まれた時点で面白いものになるに決まってるわけですが。ロックとフォークという、日本社会の圧倒的多数派をあえてバッサリと斬り捨て、それ以外から選んでいく、というスタイルがはまってますよね。対談形式にしたのも読んでいて眠くならなくてよかったです(笑)辛気臭い類書100冊よりこれ1冊。ホントお薦めです。
・「非常にバランスの良いディスクガイドに仕上がっているのですよ」
「僕の個人史と大文字の歴史がちょっとかする。という感じ」の「オールジャンル・ディスクガイド」。「個人史に欠損が生じる可能性については説明不要」の言葉通り、結果として「ロックとフォークがない」。ところが、これが非常にバランスの良いディスクガイドに仕上がっているのですよ(実際は各ジャンルのエキスパートを菊池成孔が指名し、エキスパートの作成したリストを基に選定してるわけだけど)。特に「ポップス」のセレクションは“王道”。菊池成孔をアウトスタンディングな存在として一面的に捉えていた人にとっては、かなり予想外で新鮮に思えるだろう。でも王道なんだけどセンスは良い(おこがましいですが)。ビートルズで「マジカル・ミステリー・ツアー」を挙げてるところとか、ホール&オーツにドナルド・フェイゲン、10ccにデヴィッド・ボウイ、マイケル・ジャクソンにプリンス、日本だとDTVWBにYMO、サザンにユーミンだもんね。ジャズの「極東組曲」や「リアル・バース・オブ・クール」とか、うちのCDラックとも“かすって”て、あらためて聴いてみようかな、なんて思いました。 「ポップス」の選者、岡村詩野の「20代の若いリスナーって、(中略)王道ものって素通りしている」「王道を聴くことが恥ずかしい、みたいなふうに90年代がしてしまった」「メロディアスっていう感覚が、今の子と80年代を通過してきた人とでは違う」って言葉や、菊池成孔がテレビ番組で「初心者向けのジャズ10枚」を紹介したら、個人宛に2500通の「もう一度教えてください」メールが来た、なんてエピソードを聞くと、こうした“(センスのある人の)個人史に根ざし、大文字の歴史も押さえたオールジャンル・ディスクガイド”の意義ってのが感じられます。
・「もう少し刺激的でも良かったのでは?」
菊地さんの出版物には好きなものが多いですが、この本はいまいちでした。当初はジャズのみのCD紹介という企画だったとのこと。ジャズ以外のジャンルから、どのようなアルバムが選ばれているのかもとても楽しみにして本書を手にとったのですがセレクトされているのはどれも名盤中の名盤、というものばかりであえてこの本でスペースを割いて紹介する必要があったのかな、と思ってしまいました。このての名盤を紹介している本なら、過去にもあったと思いますしいまの時代ならネットを使えば似たようなセレクトを探すことが出来るのではと思います。ポップスなどの別ジャンルから広く浅くピックアップするのだったらいっそもうジャズのみに特化した一冊にした方が読み応えあったのでは。
・「ブルースハープの基本」
まず、このアルバムもしくはサニー・ボーイのアルバムから聞くのがブルースハープをこれから聴く方にはうってつけではと思います。ブルースクラシックとも言える名曲がひしめいているこのアルバム、リマスターされたお陰でウォルターが奏でるハープの繊細な音色がさらにくっきりと聞こえてきます。目を閉じ、黙って聞いていると気持ちが落ち着きつつ、気持ちが高潮してくる不思議な音です。
・「この人は天才」
ハーモニカを吹く私にとってこの人は天才だと思うこの人のCDは全部買い最高のセンスと最高のテクニック聞いている内にその当時のシカゴにタイムスリップした気になれる何回聞いても飽きない本物だと思うだから本当は誰にも聞いてほしくない私の大切な名盤です
・「鮮麗されていてしかも迫力のライブアルバム」
アマゾンのレビューに書いてある通り、BBキングの最高傑作アルバムの一つ。艶があり迫力のボーカルは素晴らしいの一言。この時期のBBはまさにブルースの王様の声!!明るい歌も暗い歌も完璧に表現している。そして、流れるような美しくも悲しいリードギター。数あるBBキングのライブアルバムの中でも特に光る演奏です。
メジャースケールでの泣きのギターは彼の真骨頂。最近のマイナースケール主体泣きメロディを多用するロックギタリストにはお勧めの一品。かなり勉強になります。
・「Everyday I have the blues.」
B.B.Kingを代表するライブアルバムです。ギーターはもちろんのこと、ホーンと野太いボーカルが最高のブレンドで迫ってきます。私も何回聴いたことか・・・?Everyday I have the blues.と言って、毎日Bluesを聴こうと思いましたが、なかなかできるものではありません。B.B.Kingもアルバムが多過ぎるため全部を集めるわけにはいかないと思います。このライブと日本公演のライブ・イン・ジャパンをまず聴いて、それから少しずつ揃えていくのが正解かなと考えます。Bluesは最初にライブを聴くのが良いかなと思います。
・「この頃のBB Kingは・・・」
62年シカゴのリーガルで繰り広げられたライブ音源。ABC移籍後の2枚目であり、確かライブ音源としては初リリースにあたる。まぁファンの間でも名盤として永く愛されてきている作品であり、文句のつけようが無い充実した内容。ジョン・リー・フッカー、メンフィス・スリム、エルモア等当時のヒット曲をBBらしい解釈でプレイしいている。バンドスタッフも素晴らしく個人的にはSonny Freemanのドラムが好き。この後からどんどん大物ブルースマンとしての地位をより強固なものにしていき、若手バンドメンバーが萎縮しているように感じるライブもあるが、この頃の魅力はバンドスタッフとBBが対等にわたりあっていることから生まれるスリリングな掛け合い。最近のリラックスしたBB Kingも好きだけど、この60年代前半のブルースギターリストらしい彼が一番かっこいいと思ってしまう。
・「いやーまいりました。」
30年前、渋谷公会堂で、BBのコンサートを聴いたときの感動がよみがえりました。Every Day I have the bluesが始まったとき、背中に電気が走って身動きができません出した。このあと、体をよじらせながら興奮は最高潮に達しました。ずっとブルースファンでブルースフェステバルやバディガイ、ジュニアウェルズ、ロックウッドと聞きに行きましたが生涯で、最高のコンサートでした。カウンティジュエルのライブがすばらしいけど、これはそれ以上で、彼の最高作の最高でしょう。生の、彼の最盛期のコンサートが聞けたのはしあわせでした。このCDを最高音量で、聞いてください。ちなみにコンサートの時は、彼はほとんどマイクなしの状態でものすごい声量でした、ピッキングの力強さは、ものすごい。こんなパワルなライブは無いと思います。クリームのゴールデンより断然すごい。
・「ブルースの名盤」
クラプトンやブルースをしていた白人はみんなBBのライブ・アット・リーガルをすり切れるまで聞いてコピーしたのですよ。コレクションにどうぞ。
・「計算ずくのローファイさ」
1994年にリリースされた『ルーザー』。この1曲がベックをオーヴァーグラウンドに押し上げた。でもその後の彼の活躍を見れば彼は登場すべくして登場したのだ。
『ルーザー』はシルヴァーレイクのコーヒーショップ『ONYX』で1991年には歌われていた。当初はその当時知り合った友人の8トラックで録音されたそうだ。父をブルーグラスのストリート・ミュージシャンに持ち、底辺を彷徨うように生きてきた彼のごった煮の音楽は見事に開花する。で、本作がメジャー・デビューとなるわけだが、計算ずくのローファイさがヘッドフォンで聴くとよく解る。
僕はシングル・カットされた『ルーザー』も持っているのだが、こちらも本作に無い魅力満載で見逃せない傑作だ。
・「ダメダメグルーヴ」
ヒップホップのリズムに、やさぐれたアコースティックギター。喋ったり歌ったりするその声には、神懸かりなほどにやる気がない。たぶんアンダーグラウンドのヒップホップにも影響を与えた怪作。元気もないくせに跳ねるビートが好き、そんな人にオススメ。
・「景気は悪いし天気も悪いしw」
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・「基本中の基本」
まあ何というか基本中の基本ですね、御馴染みのイントロとリズムはロックを語る上では欠かせません。 チャック・ベリーの偉大な所はブルースの3コードを基本に8分の8拍子の2・4・6・8拍にアクセントを置いた8ビートを確立し、ティーン・エイジャーの何気ない日常を歌詞にしたところにあると思う。 このアルバムに収録の半数以上はBEATLES、STONESをはじめ様々なバンドによってカバーされリスペクトされていますがBOB DYLAN程のカリスマ性がないのは自分のバンドを持たず公演先でローカルバンドを雇いながらツアーを続けるためだと思います、でもかつてはストーンズやアニマルズがバックを務めたこともあったそうです、しかし、リハーサルで急にKEYを変えたり大変だったみたいで特にキース・リチャーズはKEYの事でもめて殴られても殴り返せなかったと語っています
・「真のロックンロール・オリジネイター。」
とにかく、これほどまでに他のアーティストたちにカヴァーされまくった人は、後にも先にもいないのではないでしょうか。ここに収録された28曲のうちの半分以上が、ビートルズやストーンズらの後進のアーティスト、バンドによってカヴァーされています。まさに、真の”ロックンロール・オリジネイター”と言って差し支えないと思います。シンプルな3コードでこれだけ聴かせ、躍らせるアーティストは他にいないでしょう。現代の複雑化(?)したロック、ポップスも悪くはないですが、彼の産んだ楽曲群がその”礎”となっているのは紛れもない事実。彼の残した(といっても彼自身、まだ健在ですが)功績はもっと広く認められるべきだと思うし、もっともっと広く聴かれるべきだと思います。最も”過小評価”されているロックンローラーといっても良いのではないでしょうか。このベスト盤は、彼の魅力を余すところなく伝えている、とても良心的なものだと思います。全28曲、全てが必聴の最強のベスト・アルバム。そしてこの値段!それでも「買わない」「聴かない」というのなら、その理由は全て言い訳にしかならない、としか思えません(笑)
大げさでもなんでもなく、全てのロックンロール・ファン必携だと断言します。一家に1枚、チャック・ベリー。
・「いいよ」
50代中盤を迎えたけどいいねー。昔、ビートルズやアニマルズで聞いたけどオリジナルはこうなんだと感慨もひとしおです。「モンキービジネス」のソロ、かっこいい!!さすがオリジナルは違います。
・「ノーベル賞ものの大発明」
ありとあらゆるロックバンドが、少年時代にショックを受け影響された、ロックンロールの神様・チャック・ベリー。ブルースとロックンロールは親子のような関係で、基本構造の部分は全く同じ。違うのは、ビートと、歌詞の中身。ブルースのコード進行をベースにスピードを上げでビート感を強く打ち出し、そこにエンターテイメント性をより強く打ち出した、わかりやすく、しかも大人は目をそむけるような若者特有の思いを綴った歌詞を乗っけたのがチャック・ベリーの発明したロックンロール。後の音楽に与えた影響を考えると、ノーベル賞ものの、ものすごい発明だと思う。
・「ロックの創始者の一人」
「Rock & Rollに別の名前があるなら、それは”チャックベリー”だ」これは、ジョンレノンが言った言葉。ジョン自身(ビートルズのメンバー全員だけど)は、チャックベリーのファンであり、子供のときからの憧れのアーティストでした。ビートルズメンバーは「Rockn' Roll Music」「Roll Over Beethoven」「Too Much Monkey Business」などのチャックベリーの曲を好んで演奏していました。 ビートルズのメンバーだけでなく、チャックベリーは多くのアーティストに影響を与え、カバーされてきました。ジミヘン、ローリングストーンズ、ヤードーバーズ、ビーチボーイズなどそうそうたる顔ぶれです。 特に「Jonny B Goode」は、プロアマ問わずライヴのアンコールの定番曲であり、ロックファンなら知っていて当然の有名曲です。
・「アーティストとしてのジミヘンの創造性が頂点に達した至高の作品」
本作は3作目の作品で最高傑作として有名です。ジミヘンはギターの神だから本作は神業ギター炸裂のロック色濃い作品だ、と思う初心者がいるかもしれません。ですが本作が最高作と呼ばれる理由はそれとは別です(とはいえ、そういう理由も若干含まれます)。本作では様々なタイプの音楽(ロック、ブルース、ファンク、ジャズ等)が渾然一体となっています。混沌という言葉が本作の音世界の描写にピッタリでしょう。全くまとまりが無いのではなく、2曲の異なる「ヴードゥーチャイルド」の4と16がその混沌の求心軸となってます。多様なジャンルを違和感なく融合させたジミの天才的感性、ギターという楽器が出来る音楽表現の可能性が最も追求されている事、そしてプロデューサー・アーティストとしての彼の才能がギタリストという存在を超えて発揮されている事が本作を最高作としている理由でしょう。
本作は聴き所盛り沢山です。音の波動の1、今聴くとラップの要素のある3、本作の前半のハイライトとなるブルースロックジャムの4、ハープシコードを取り入れた凝った作りの9、中盤のハイライトのミニプログレパート(?)10〜13、ボレロ風の斬新なアレンジを施したディランの15、そして最後のハイライトとなる傑作ロック16が主要な聴き所として挙げられます。
聴き手の価値観により、その音世界が万華鏡のように様相を変えるという稀有の特徴を持つ本作にはビートルズの「ホワイトアルバム」と共通するものがあります。未来の全ての音楽アーティストにとって無尽蔵のインスピレーションの宝庫である本作は特にプログレファンにお勧めです。その他のジャンルの音楽ファンである初心者の方はまず最初のアルバムを聴いてから本作を聴く事をお勧めします。壮大で様々な聴き方ができる創造性に満ちた本作を是非体験して下さい。
・「ロックだけでなく69年以降のジャズにまで影響与えた作品」
1968年発表。ジミ・ヘンドリックスのこの作品はロックだけでなく69年以降のジャズにまで影響与えた作品である。ロック・オンリーのフリーク達の知らないところで1967年7月17日、コレクティブ・インプロビゼーションというベクトルを指し示していたジャズの重鎮ジョン・コルトレーンが死んだ。多くのジャズ・ミュージシャンの精神的支柱であった彼の死後、もう一人の精神的支柱であるマイルスがどう動くか、ジャズ全体が彼の動向に注目していた。それが60年代の終わりのジャズの渾沌とした状況だった。そしてマイルスはジャズ・ファンクに突っ走る。なぜ、ジャズ・ファンクか?その答えは同じ1967年にデビュー作『アー・ユー・エクスペリエンスト?』を発表したジミ・ヘンドリックスの音楽である。彼の音楽がいかにマイルスのジャズ・ファンク傾倒に火をつけたかをロックを聴き続けてこの時期のマイルスの音を聴いたものは誰しも感じずにはいられないだろう。一言で言ってマイルスはジミ・ヘンドリックスの音を自分のものにしたかったのだ。マイルスはジミ・ヘンとファンクしたくてたまらなかった。そして1969年8月の3日間CBSスタジオで録音された『ビッチズ・ブリュー』から、マイルスが一時沈黙するまでの間に演奏された作品群は、ジャズ・ファンクという強烈なベクトルに、才能あるミュージシャンを次々と放り込み、その渾沌から何が見えてくるかをマイルス自身も若手も同時体験した。ロック・ファンクだけ追いかけている人には関係のない話である。実は本作はそういった側面すら持った作品だということだ。僕はやはり『Voodoo Chile』を推したい。15分を越えるこの曲こそジミヘンの神髄だと思う。このブルージーな音こそロックもジャズも突き抜けた爆風の音だ(オルガンはスティーブ・ウインウッド)。ギター・フリークを自負するならこのアルバムのジミヘンのギターを聴かずしてギターを語ることは不可能。それほどの作品である。また、それに負けないくらいボーカルも素晴らしい。それにしても今のギター・フリークはジミヘンが右きき用のギターをくるり左に回して偉大な音楽世界を作り上げたことを知っているのだろうか?
・「至福の音楽体験」
これ聞いて良さが分からなかったらどうしようとビクビクしてましたがまったく杞憂でした。全編サイケ感溢れる曲ばっかりで聞いてるとなんだかトリップしてしまいそうな贅沢な音の洪水。68年の音楽というのが信じられないほど時代を先取りしてます。心底から湧き出た音楽だからジミヘンのギターは宇宙との交信とかいわれるんでしょうねえ。たしかにここまでくると音が一つの宇宙になってしまうし、僕もそう思う。ロック、ブルース、ジャズ、ファンクのごった煮スープ。ジミは短い生涯を駆け抜けてしまいましたがここになってるのは間違いなく今も生きている生々しい音であり、これからも音楽がある限り永遠にジミは生き続けると思います。
・「リズムの洪水の格好いいアルバムです」
マイルスデイビスがエレクトリック楽器を多用し、リズムを追求していた72年録音の作品ですが、発表当時はジャズファンに酷評されました。サウンドとしては、前衛ファンクともいうべき、リズム・リズム・リズムの洪水で、ジャケットどおり、思わず体が動いてしまう音になっています。
ロックでリズムというと、トーキングヘッズあたりを思い浮かべますが、ヘッズよりも10年も前にこのような音楽をやっていた所に、改めてマイルスのすごさがわかります。ちなみに、①~④でギターを披露しているのはジョンマクラフリンです。ロックファンにも是非聴いて欲しい非常に格好いいアルバムです。
・「1972年、ヒップ・ホップはここに誕生す」
変貌と疾走を続けるマイルスの重要なターニング・ポイントが本作。バダル・ロイのタブラを筆頭に、すでに過去のジャズの要素はリズムの中にほとんど無く、当時のリスナーには認識すらできなかった『ヒップ・ホップ』という新しい音楽がこのアルバムで誕生している。24ビットでリマスターされたサウンドで今聴き直すと、なおさら本作の音楽史上における存在の意義がいかに大きいかを感じずにはいられない。後のジャズの世界を担う重鎮たちは、ここでマイルスの音楽に対するあくなき変貌と疾走の実践をともに体験している。それがいかに後のジャズの世界に影響を残したか本当に計り知れないものがある。
マイルスのみならず、後の音楽の世界に多大な影響を与えた原子爆弾級の作品。『Black Satin』のDNAは今、まさに開花している。
・「真っ黒けっけ」
パーラメントやファンカデリックに通じるものを感じつつもやはりこの意味不明グルーヴはマイルス特有ですね。
自伝によると編集でかなりいじくりたおしてるらしくBlack Satinの冒頭を聴くとわかりやすいですが全パート1拍目をずらしてるらしいです。いやぁ、やっぱり帝王の考えることはわからない。
こういう編集(Mixing)の巧みはHipHopに通じるところがあると思います。この時代から大胆な編集を行っていたマイルスはやはり宇宙人なんだろうなぁ。
・「魂から発せられる強烈なグルーヴ!!」
アルバムを出すごとに良くも悪くも物議を醸したマイルスですが、発売時どんな評判だったろう、ジャズの評論家のセンセイ方はきっとボロクソに言ったのかな…なんて思いも馳せながら、ソウル/ファンクに傾倒していた時期での最高傑作であり、多くのマイルスの作品でも現在に至る音楽そのものの流れを大きく動かしたであろうという意味で、私が聴いたマイルスの作品の中でも最高のものではないかと考えてます。腰、体、魂から発せられるグルーヴに身を任せさえすれば、至福の時間まで乗っけていってくれる、ブラック・ミュージックの集大成的な作品。必聴!
・「ジャズファンが批判するたびに価値が上がる恐るべき傑作」
エレクトリック・マイルズは「Bitches Brew」を例外として冗長と感じられる作品が多いけれども、この作品は違う! ミニマルで緊迫感があって、かつ、緩さもあり。徹底した反復。曲をスキップしてもスキップしてもまったく同じリズムが流れてくるのには爆笑。インテリのファンカデリックという感じか。クラウトロック的でもあり、Canなどが好きな人も必聴。クラウトロック/ジャーマンプログレ→テクノ→ブレイクビーツ/エレクトロニカに繋がる壮大な流れをこれ一枚で予言している…というのは深読みしすぎですね。ジャズファンが批判するたびに価値が上がる恐るべき傑作。
●暴動
・「ファンクの金字塔」
ファンクミュージックの創始者、スライストーンの「スタンド!」と並ぶ歴史的な最高傑作であるだけではなく、ジャンルに関係なく誰にでも是非聞いていただきたい素晴らしい作品です。個人的な話ですが、70年代後半の自分が子供の頃、スライの作品を探していたことがあり、当時は暇だけはあったので東京じゅうの中古
レコード店を歩き回りましたが、このアルバムは長い間廃盤で気が遠くなるくらいに入手困難で、見つけるまでに相当な苦労をしました。ようやく復刻されたのが80年代の前半頃だったと思います。この永遠に語り継がれる素晴らしいアルバムが70年代後半から80年にかけて、現実に封印されていたという事実は何故か誰も語りませんが、
とんでもないことですのでここに書かせていただきます。レコードに針を下ろした時の衝撃は未だに色褪せず、不世出の天才が送りだしてくれた、まさに革命的な名盤です。
・「Funk」
ファンクがメッセージを届ける手段であった時期のアルバム。聴いてみるとやけにダークなファンク。なので、やたら明るい『コマーシャリズムで計算されたファンク』しか連想できない人はやめたほうがよい。ここにあるのは『明るくないファンク』=『シリアスファンク』だ。抜きん出ているのはスライのソングライティングセンスである。名盤というのがだれにでも合うというのはうそですよ。 10点中9点
・「世紀の名盤」
評論家からなどもスライのアルバムの中で最も高い評価を受ける一枚。スライ流ファンクが濃縮されており、ドロドロの世界を体感できる。スライをどのアルバムから入るか迷っている方には勧めないが、いずれはまって聴くことになるでしょう。個人的なお気に入りはラスト二曲。特にサンキューのベースは決まりすぎ。
・「音楽が語る1971年という時代!」
1971年に果たしてファンクという言葉があったかどうか、定かではないのですが、このアルバムの人気は凄まじいものがありました。
とにかく、当時としては、ぶっ飛んでいた、という表現が当てはまると思います。当時は、黒人公民権運動、ベトナム戦争などアメリカ社会が揺れに揺れていた時代。そこに、大衆を揺り動かすような”新しい音”が登場してきた感じです。聞いていれば、自然に体が動き出すアフリカのリズムと誰でも声を合わせられるシャウト、さらに煽動的なメッセージが込められた詞。音は、ファンキーですが、詞は時代を反映しているものになっています。プリンスやEW&F等に連なっているように思えるサウンドですが、71年という時代を考えれば、スライの音楽の先進性が想像できます。
・「私の中の一枚」
ファンクの創始者、スライ・ストーンが'71年10月にリリースした大傑作アルバム。グループ名義になってはいるが、アルバムのほとんどをスライ一人でプレイ。'70年代以降の黒人音楽の構造を指し示した決定的な作品に仕上がっている。なんといっても注目すべき点はリズム・ボックスの導入だろう。粘りに粘る独自のファンク・ビートと無機的なリズム・ボックスとの画期的な融合。後のデジタル・ミュージック、ヒップホップの登場の先駆けとなる方法論が初めて開花した重要な一枚だ。このアルバムの存在なくして、ブラック・ミュージック・シーンはありえない。全米NO.1になったこのアルバムから、ミディアムファンク「ファミリー・アフェア」、メロウな「ランニング・アウェイ」をはじめ3曲の全米TOP100ヒットが収録されている。
・「注意しましょう!」
私は1987に出たイギリス盤のアナログを持っていましたが、i-podに入れるの面倒だしとCDを買い直しました。聞いて驚き!私の長年聞いてきたFreshとは全く別ものでした。音がってレベルじゃないですよ。全く別バージョンです。私の持ってるアナログ盤に入ってる、ホーン、エレピ、コーラス、リズムボックスが入ってないとか、曲のピッチも違う!独特の音の歪みもなく、ペヨンジュンかコカコーラか?って位スッキリ!さわやか!これはこれでカッコイイけど、オリジナルを聞いてから個人的には聞いてほしい。輸入盤のFreshでLet Me Have It Allを試聴してみて下さい。この日本盤に入っていないコーラスが入ってます。
・「祭りの後」
ポップ&キャッチーな『スタンド!』、大傑作『暴動』に続く作品。だから、比較的リラックスした感じで、たそがれたような雰囲気すら漂うアルバムなのかな、と最初は思ったものですが。然し、凄いスリルなのです。ミディアム・ナンバーが中心で、音も派手さがないので、一聴した所、地味、の印象で下手すると流されてしまうかも知れないのですが――歌もの、と言っていいかも知れません。但しじっくり聴けば、リズムの魔術師スライの本領が、もしかすると前述の2枚以上に発揮されている名盤です。穏やかだけど、潔くて、とてもパーソナルな感じ。いつの間にか、スライのアルバムの中で一番よく聴く作品になりました。
・「"In Time"という可能性」
前々作"Stand"、そして前作"There's Riot Goin' On"はソウルミュージック界における歴史に残る作品であった。そしてそのアルバムと肩を並べSlyの3部作と言われている今作"Fresh"。前2つの傑作に比べ音楽業界における革新性は薄いけれど、ファン達の間でも特に人気のあるアルバム。あまりにも両極端すぎる"Stand"と"There's Riot Goin' On"に比べ、比較的聴きやすいポップさがこのアルバムの人気の理由かもしれない。前作"There's Riot Goin' On"の制作途中でベースのLarry Graham、ドラマーのGregg Erricoが脱退。そして今作はリズム隊にAndy NewmarkとRusty Allenの2人を加え制作が行われる。僕は思うのだけれど、多分この2人にメンバーが交代していなければこれだけの作品は出来上がっていなかったと思う。確かにLarry Grahamは伝説的なベーシストではあるけれど、この2人はSly Stoneが頭の中で描いたイメージを『忠実に再現』出来たプレイヤーであり、変則的なリズムを構築する上で2人の存在は欠かせないものであったと思う。
シングルで発売された"If You Want Me To Stay"、Doris Dayが歌った名曲のカバー"Que, Sera, Sera (What Will Be, Will Be)"、クールなファンクナンバー"Babies Makin' Babies"等聴き所は沢山あるけれど、やはりこの作品で特筆するべき曲はオープニングの"In Time"であり、2人のメンバーが新加入した真骨頂はここにあると思う。Slyの天才と呼ばれる所以はそのサウンドの革新性にあると思うのだけれど、この曲に関しては今現代に聴いても新鮮でいて、さらに先に進んでいる感じもしてしまう。妙に気だるいギターのフレーズが印象的なイントロから、歌が入った途端に巻き起こるタイトで激しいポリリズムの嵐。ベースとギター、ホーン、そしてドラムのハイハットが空間を埋めるように交差され、とても口に表せないような見事なアンサンブルを組み立てている。そこで生み出されるサウンドはとても鋭く、ピンと張りつめたような緊張感に満ちている。
ただ、僕が思うのはこの作品が制作されている時、既にSlyの麻薬依存はかなりの重症で、一時死亡説も出る程のものであった。そして70年代後半から始まるSly Stoneの度重なるカムバック劇で何度もファン達の期待を裏切ってきたのは、この作品の所為ではないか?と思う。前作"There's Riot Goin' On"で彼は音楽業界における革新的なサウンドは全て出し尽くしたと思われる。だが、このアルバム"Fresh"という作品の残された可能性がSlyという天才を生かし続け、そして彼の転落ぶりを余計に強調してしまったように思う。"If You Want Me To Stay"の過去のライヴ映像を見て悲しくなった。そこには既に生気を失った目をしたSly Stoneが覇気無くぼんやりと歌っていた。Slyの時代は既にこの時終わっていた。だけどこんなに素晴らしいアルバムを創り上げてしまう事が一時代を手にした天才の悲しむべき才能だったのではないかと僕は思う。
・「「暴動」に並ぶのでは?」
「暴動」も確かに名盤中の名盤。しかし、個人的にはこの「フレッシュ」だって負けてないと思う。めちゃくちゃルーズな演奏に、冗談みたいなリズム・ボックス、そのうさんくさい感じが最高で、汗と筋肉のファンクとは全く別物の名盤です。
・「最高作だと思う。」
スタンド、暴動、フレッシュと秀作が3枚続きますが、私はこのフレッシュが最も良くできた作品であると思い、またスライも一番やりたかったものではないでしょうか?スライはアルバムを発表するに連れ、どんどん自分の内部を見つめるようになっていきます。そんな内省化する自分にとって、誰かに何かを託すことが煩わしくなりつつあったのではないでしょうか?もともと才能が人並み外れているので、常人には理解できないかも知れません。いわゆる孤高の人です。曲はミディアム・テンポですが、ベースに黒いうねりを感じます。聴き込めば怖さを感じてしまうアルバムかも知れません。この時代は、このスライを受け入れ許せる良い時代であったと思います。一刻も早くスライが元気な姿を見せることをファンとして願います。
・「古くて懐かしくて新しい、奇妙な音」
ブルーズに興味を持ってマディ・ウォーターズやアルバート・キングを聴いてみたんだけど、ぼくには良さがわからなかった。ロバート・ジョンソンに至ってはさらにマニア向けの、聴きづらいアーティストだと聞いていたので期待はしてなかったんだけど、これにはやられた。美しいとは間違っても言えないけど、なぜか胸を締めつけてやまない声。
ひとりで弾いてるのに音を重ねているように聴こえるギター。しかもそれはテクニックを見せつけるような曲芸的なギターテクではなく、あくまで音楽のために弾かれるテクニック。70年も前の音楽なのに、斬新な印象を受ける。初めて聴く曲なのに、懐かしい印象を受ける。
たぶん彼の音楽がいろんなアーティストに影響を与えていて、無自覚のうちに間接的に彼の音楽を聴いてきたからなんだろう。
・「まさしく至高の音楽」
このアルバムを購入したのは確か高校生の頃でした。例によってアメリカルーツ音楽のディスクガイドを読んで、硬質でワケの分からない文章を書く評論家の「ブルース聞くならまずはマディかロバジョンだ!」「ロバートの音楽が理解できない奴はロックとは何たるかを理解することはできない!」みたいな宣伝文句に乗らされて購入したのですが、音楽的知識も素養もなく、あまり耳の肥えていない高校生にその価値が理解できるはずもなく、モノラルでノイズが入る上に、アコースティック・ギターの弾き語りで「kindhearted woman」のダウナーなイントロを聴いた瞬間、「とんでもないもの買ってしまったなぁ…」と後悔した記憶があります。 ロバート・ジョンソンはロックに関わらず、全てのポピュラーミュージックのルーツをたどって行けば必ず到達する人物でありますが、その音楽は非常に排他的だと思います。クラプトンやレッチリのカヴァーを聞いて、いきなりこのアルバムを購入された方は、困惑された方も多いのではないでしょうか? 多くのディスクガイドでブルース初心者に購入が必須とされるロバートジョンソンのアルバムですが、決して初心者向けの音楽ではないように思います。 「今朝起きたら、ブルースが人間みたいに歩いていた」(preachin blues) まだ僕は朝に目が覚めてもブルースを見たことがありません。修行が足りないんでしょうか?―でもロバートは説教する。 「ブルースは寒気をもよおす嫌なヤツ。まだ経験ないんだね、経験しない方がいいよ」
ロバート・ジョンソン―それは、ブルースのみならず、ロック、ポップス、ジャズ等、多様な音楽を消化し、そして、奥深いロバートの「詩歌」を理解するには多くの人生経験が要求されるであろう―至高の音楽であることに間違いありません。
・「最初は失敗だと思った・・・」
CDを買って1年半…良さが分かってきた気がする。聴いているとなぜか落ち着く。
・「戦前ブルーズ大音量作戦!」
ぜひ大音量で聞いてみてください・・・2冊もついているぶ厚いブックレット(歌詞・対訳付)の一節にそうあります。そこでそのとおりにしたところ、普通の音量で聞いた時と全く印象が変わり、驚きました。現代の、ドラムやベースがしっかりしたロックを聴きなれていると、ギター一本で歌う彼の曲は確かに最初「地味」に聴こえました。しかし大音量で聴くと(もちろん普通の音量でも素晴らしいですが)まるで彼の魂の叫びが直接胸になだれ込んでくるようでした。本当に驚きでした。
波乱で短いロバート・ジョンソンの生涯でレコーディングされた、別テイクも多数含むほぼ全ての曲が2枚のCDに収められています。私は最近ブルーズに目覚めた初心者ですが、マディ・ウォーターズの次にこれを購入し、感動してもう何度も繰り返し聴いています。私も、CREAMの有名なカヴァー(というよりアレンジ版)『クロスロード』が大好きで、元になった曲に興味を持ち、とある番組で少し流れてとても良かったので購入しました。その『クロスロード・ブルース』をはじめ、遥か昔の南部の風景が見えるような、20代とは思えない切ない歌声とギター。時折小さく聴こえる「カチ、カチ」という音は、ボトルネックが当たる音なのでしょうか。そんな小さな部分も含め、聴けば聴くほど様々な表情を見せてくれるアルバムです。ブルーズ入門者にも聴き込んだマニアにも、ブルーズやロックに興味を持つ全ての人に聴いてほしい、音楽の原点がここにあります。
・「聞くことによって【ブルーズ】が深い興味となる。」
最初に断って置くが、何番目の曲が良いとかあの曲が最高とかは、ここでは差し控えたい。ロバートジョンソン...彼は、彼が生きていた当時の流行歌を吸収し自分なりに消化...その、センスは、ずば抜けている。勿論、自分のオリジナリティーも持ち合わせている。辛い労働はせず、女の所に潜り込む...だからこそあのギターの音色は完成していったのだろう。
でも必ずしも彼は今の現状を良しとしなかっただろう。Cross Road(四辻)で魂を売る...彼なりの重い十字架を背負っての言葉。自分の良心があっての言葉。
人それぞれ、生き方や生活文化、家庭環境で曲を聴いた感想はまちまちだが、人生に打ちのめされたとき、失恋、家庭の事情.....ふとロバートジョンソンを聞いてみる...
そこには、明日への活力、希望など微塵も無くただ延々と当時の実情が歌われている~言葉が分らなくとも時には涙するかもしれない...そうそれが【ブルーズ】だから。
あぁ最後の勝負も勝ち目無し......
・「トグロを巻く黒い渦」
言わずと知れたFUNK名盤。 完成度から言えば、スタジオ録音のアルバム群なれど このライヴならではの臨場感、高揚感は最高っす!
のたうつベースに炸裂するギター、そして混沌としたグルーヴ。 一度ハマったら抜け出せない甘美な魅力の詰まった一枚♪
ジョージのアジテーションに呼応し、徐々に焚き付けるように 熱気を帯びていく最強メンバー達の演奏、コーラス、 そしてうねるような会場の異様な盛り上がり(熱 それら全てが混沌と混ざり合った瞬間をパックした このライヴ版は、歴史に残るFUNK奇跡の一枚です。
・「マザーシップ着陸!」
このアルバムはP-FUNKを知らない人でも、FUNKやSOULが好きな人には絶対に聴いてもらいたいアルバムです。勿論FUNKを殆ど知らない人も歓迎です。このライヴ盤は1977年1月19日、21日にそれぞれロス・アンゼルス、オークランドで録音された物です。私がこのアルバムを勧める理由は、やはり観客の異常なノリです。勿論P-FUNK軍団の演奏も素晴らしいのですが、どうしても観客の盛り上がりに耳が行ってしまいます。どういう会場で、どういう風に録音されたのか想像がつきません。観客をここまで盛り上がらせられるのは、さすがFUNKの神様、ジョージ・クリントンならではです。騙されたと思って購入してみて下さい。そしてこのアルバムが、あなたの愛聴盤になることを心から願っています。
・「行っちゃってますね……」
聴いてビックリ、異様なテンションの高さ。FUNKなんか知らなくたって、十分楽しめるし妙に音がカッコイイ。
そして、人間の生み出すリズムや音って、やっぱり凄い。もう、知らず知らずにテンションが上がってしまいます。聴いているだけで、一人で勝手にハイになっている。打ち込みじゃ、こうはならないよねぇ。
ラメキラキラ衣装や、オムツや、星型ベース。 もう、訳わかんねぇよ。でも、それがいいんだから、尚更訳わかんないねぇ(苦笑)。
・「全盛期のP-Funkをとらえた!」
~ファンクとはゴスペルであり、パーティー(集会)であると痛感させられるアルバム。ドクター・ファンケンシュタインに扮したジョージ・クリントンのあおりに、熱狂した観衆達が歌い、叫ぶ。その音も観衆が主人公であるかの様に大きくミキシングされている。
ファンクとは、スタイルではなく、非常にスピリチュアルなもので、UFOをフィーチャーしたストーリ~~ーは、最初に異性を口説く時の、単なるちょっとした遊びの様であり、重要なのは、そこに居合わせた全員が一つになる事と知る事が出来る。
ファンクの熱さと楽しさ、一体感を捉えた歴史的名盤!~
・「☆☆☆」
これ以外に聴く音楽など存在しません
・「ニーナ・シモンの手にかかれば」
.It was in a Paris cafe just last month (APR2003) that the songs playing in the background so caught my attention that I got up and had to ask the garcon to show me the CD. I ended up buying several albums on the way home. Just weeks later, news of her passing.
The voice which could inject fresh life into ANY song, no matter how plain, no matter how many times hitherto-covered. Listen to "Mr Bojangles", and you'll get the idea.
どんな古い曲・普通の曲・これ以上ない程カバーされて来た曲であっても、ニーナ・シモンが歌えば、『普通』が『素晴らしい』に変わる、『クラシック』が新鮮に感じる。その証拠として、⑪『ミスター・ボージャングル』を。
ニーナ・シモンの音楽を聴いたのは、パリのカフェで、立ち上がって、ガルソンにCDを見せて頂いた時。帰りに数枚のアルバムを買ってしまいました。それは先月(2003年4月)中旬でしたが、偶然な事に、その直後に、彼女が他界した。
一言で、素晴らしい歌声、アルバム。.
・「60年代後半から70年代初期のベスト」
本作はニーナ・シモンが60年代後半から70年代初期にかけて在籍した RCA 音源のベスト盤です。RCA音源のベストは今までにもいくつか出ていますが、とりわけ本作が素晴らしいと思うのは、自作のブルース、バックラッシュ・ブルースを収録しているところです。しかも1曲目!
本作のライナーにも書かれていますが、60年代の公民権運動・黒人解放運動の盛り上がりに対する白人によるバックラッシュ(反動)、そしてマルコムX、キング牧師、ケネディ大統領の相次ぐ暗殺、ベトナム戦争を絡めて、凛と歌い綴る傑作。文句なしの傑作曲なのですが、内容的にヘヴィなためか、ベスト盤に取り上げられることは少ないようです。
他にも「ホワイ(キング牧師は死んでしまった)」を収録するなど、ヒット曲やスタンダード曲を集めた気軽なベストとは異なり、彼女の持っていた多彩な要素をバラ!ンス良くまとめようとする意図が感じられます。
選曲、音質共に大変良好ですが、ブックレットには不満があります。
まず1点目は、歌詞が掲載されていないこと。彼女は自作曲には主張と詩的な感性を込め、他人の曲を取り上げる時は、部分的に歌詞を作り変えて自分のものにするシンガーですから、歌詞は重要です。
2点目は、単に曲名と作曲者のクレジットが載っているだけの曲目リスト。せめて「この曲は何年発売のどのアルバムに収録されている」程度のインフォメーションは欲しかったです。内容が良いだけに、ブックレットの手抜きが残念です。そのために減点して星4つとしましたが、音楽そのものはもちろん5つ星です。
・「ジャケットに騙されてはいけない」
おどろおどろしいタイトルとジャケットとは全く違う、甘くて、愛の溢れるアルバムである。カーティス・メイフィールドはゴスペルシンガーだった祖母の影響で、教会でその才能を発揮するようになり、やがて10代半ばからR&Bというショウビジネスの世界に入る。ジ・インプレッションズでヒット曲を連発させながらも、常に同胞へのメッセージを送り続けてきた人である。70年代初頭にソロに転じてからも社会的なメッセージを発するニューソウルの旗手であった。
この『SWEET EXORCIST』というアルバムには4『POWER TO THE PIOPLE』のような強烈なメッセージ・ソングもあるが、曲調はファーストのような激しいタッチではなく非常に穏やかなものである。このアルバム全体に流れているのはカーティスの『愛』である。2『SWEET EXSRCISUT』とは愛する女性を悪魔払いにたとえた愛の歌である。5『KUNG FU』はゲットー生まれの少年に対する深い愛に満ちた歌だ。極めつけは6『SUFFER』である。カーティスのバラードというのはどうしてこんなにも甘く、そして心にしみこんでくるのだろう。
私は、カーティスのファルセット気味の、あの甘いヴォーカル、そして心をふわわわにさせてくれる独特のワウワウ・ギターを心から愛する。このアルバムには決定的なキラー・チューンはない。しかし、全体をつつむカーティスの愛に触れたくてこのアルバムを取り出す。私にとって、いつも昂ぶった心を静めてくれる欠かすことの出来ないアイテムである。ジャケットに騙されてはならない。
●It Takes a Nation of Millions to Hold Us Back
・「メッセージ性が強烈な1枚」
ヒップホップと言うと、パーティラップを想像しがちだが、Public Enemyは飽くまで硬派。(それを緩和するためのFlavor Flavの存在は重要だが)このアルバムはグループとしての2作目となるが、その姿勢がいよいよ確固たる物になっていることがうかがえる。ロンドンでのライブのオープニングをそのままアルバムとしてのオープニングとして採用し、マルコムXの"Too Black, Too Strong"から始まる「Bring The Noise」で一気にテンションを高める。その後はテンション上がりっぱなし。PEは人種差別に対するメッセージが強いと取られがちだが、「The Night Of The Living Baseheads」で麻薬に手を染めているブラザー達への警鐘を鳴らすことも忘れてはいない。
音のほうは、プロデュースチームBomb Squadによる強烈なノイズをともなった攻撃的なサウンド。このノイジーな音に、Chuck Dのクリアな発音のラップがあうんだな、これが。聴けば聴くほど味が出てきます。
・「ヒップホップという武器」
今もヒップホップというジャンルを越え、多方面に影響を及ぼしているパブリック・エネミーの2作目 素晴らしいですヒップホップはあまり詳しくありませんが、作りこまれた音、ラップ、緊張感など全てにおいて高い水準を示しています これからも聞きつづけると思います
自分は友人に勧められたこの作品でヒップホップの凄さを知りました ロックが好きな人にも聞いて欲しいです
・「過激なメッセージPEの2nd」
社会的・政治的ヒップホップの代表PEの2ndアルバム。詩は、あくまでも白人社会に対する激しい怒り・警告でいっぱいだ。2曲目の”BRING THE NOISE”は個人的にPEの曲の中では一番好きだけど、4ndアルバムではANTHRAXと共演していて、こちらもナカナカいけます。楽しく浮かれたヒップホップに飽きた人にお勧めです。
・「ヒップホップ史上最高の1枚」
パブリックエネミーがしようとしたことは無理難題な政治的扇動で実現不可能な問題でしたが、彼らによってヒップホップが一時的な流行ではないことを証明してくれたんではないでしょうか??ポップミュージックという枠の中でアーティストが出来る役割に新たな定義を作ってくれた彼らはヒップホップで最も重要なアーティストだと思います。個人的には彼らが成功しなかったらN.W.Aも成功しなかったのでは・・・と思いますが、これは個人的な意見ですので気にしないで下さい。とにかく、この2NDアルバムは一度聞いてみるべきだと思います。
・「まあ、」
これはHIPHOPの最高傑作でしょ。これぞパンク。ブラックとか形態とか関係ない、アティテュードに感動するでしょ。全曲通して当時の姿勢を感じるべき。そして、Dには今も当時の心意気が生きていると信じてます。(英語分からんけど)
・「まさに”INNOVATOR”」
相当な強者揃いのデトロイトテクノシーン。彼らの第一世代はニューウェイヴ、ジャーマンプログレ、ハウス等を融合し、以降のテクノの基本にして究極とも言える音楽を創り出してしまった。そしてそんなデトロイトテクノシーンの第一世代であり、最も有名な男がデリックメイ。美しいメロディ、肉感的なビートには眩いばかりの希望が宿っている。
当時世界中のダンスフロアで何度となく流され、とあるクラブではその曲がかかる度に必ず感動で涙を流すものがいたという永遠のクラシック「STRINGS OF LIFE」、そのREMIXである「STRINGS OF THE STRINGS OF LIFE」の美しさはどんな言葉でも到底解説などしきれないほどのもの。
テクノに冷たい、機械的なイメージを持っている人は彼の音楽を聴いた後にはきっと認識が変わるでしょう。
・「電子音に話しかけられて」
このアルバムから流れる電子音は電子音とは思えない。ジミヘンドリックスのブルースギターが、人間の話し声に聞こえる感覚に似ている。電子音でも心の奥まで感情を届け事ができると証明した音楽。テクノに偏見を持つ人もぜひ聴いてほしい。出来ればヘッドフォンをかけ目を閉じて・・・
・「デトロイトから放つテクノ音楽」
デトロイトテクノの代表者デリック・メイのベストアルバムです。クラフトワークやYMOとは違った魅力のあるアルバムです。人間味あふれるテクノ音楽です。文句なしの1枚です。おすすめの25枚の1枚です。
・「どれもが名盤なマッシブの作品の中でもやっぱこれが一番かなぁ・・・」
イングランド西部に位置する港町ブリストルは、17~18世紀を中心にアフリカから奴隷が多く運ばれてきた歴史があり、結果人種が混在するハイブリッドなカルチャーを形成することとなりました。その影響を受けたのは音楽も然りで、ロックやポップにダブやアフリカ音楽をミックスする音楽の融合が自然に行われることとなりました。
つまり以降のトリップ・ホップやドラムン・ベースが生まれる土壌が既に形成されていたわけです。事実この街はTHE POP GROUPという、ポストパンクを代表するバンドを生んでいます。そして以降の、ブリストル出身の代表格がポーティスヘッドやトリッキー、そして彼等ということになります。
マッシュルーム・3D・ダディGの三人で作られたこのサードアルバムは彼等に世界的名声を与えることとなった、万人必聴の名盤です。ダブ・ニューウェイブ・ヒップホップの三位一体が織り成す世界観は、その重低音と神々しい美しさのコントラストから絶対的な孤高性を誇っています。
また、アルバム毎に女性ゲストヴォーカルを迎えることで有名な彼等ですが、このアルバムで起用されたのはコクトー・ツインズのエリザベス・フレイザー。その透明感ある声が、このアルバムのドラマツルギーを一層高めています。鬱屈としつつも美しい世界観に惹かれる方には何よりも聴いていただきたい作品です。
・「ヒヤッと無機質。」
地べたを這うような暗さと重さ。それと同時にステンレスのような冷たさと浮遊感も。低音のベースがなんとも心地よくさせてくれる、テンションを下げるのにうってつけのアルバム。
やはり特筆したくなるのは冒頭3曲ですね。
1.Angelはずっしりと腹にくるベースとギターサウンドが印象的で、とてもカッコイイです。2.Risingsonは一変、最後まで這うようなヴォーカルとダビーな音響処理がテンションを下げます。そして、なんといっても3.Teardropです。神がかり的な美しさに感動。大好きです。脱力、そして脱帽。
・「混沌の先に見える美しさ」
一度入り込めば抜け出せない「深遠」と「奈落」。中毒性が高い重量級のビートとベース。ダブ、ロック、ヒップホップ、エレクトロニカ等、さまざまな音楽ジャンルの持つダイナミズムを消化した、美しすぎるマッシブの名盤 。
・「自分にとって最高のアルバムのひとつ。」
美しい。やばすぎる。何でもっと早くこの音楽を知らなかったのか悔やまれます。
記憶の深遠から響いてくる狂気のダウンビート。果てしなく重い、耳をぶっ飛ばすように呻くベース。そしてそれらを背景に心を打ち抜いてくる美しい旋律。暗闇と光の結晶。それがこのアルバムです。
あまりにも美しい、"Angel" "Tear drop"だけでもこのアルバムの価値はあります。捨て曲無し。完璧。
・「何度聴いても飽きない」
ビートルズみたいに多くの人に受け入れられるような曲ではありませんが、個性的なスピリットも持ち合わせている人にはいいのではないでしょうか。私は、もう、何年も前にこのアルバムを買いましたが、いまだに聞き飽きたということはありません。クール、ともかくかっこいい。どうしたらこのような曲が作れるんでしょうかね。彼らの精神構造を覗いて見たいものです。
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