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▼「クラシックだって、ジャケ買いっ!!」:セレクト商品

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 (詳細)
ハーン(ヒラリー)(アーティスト), メンデルスゾーン(作曲), ショスタコーヴィチ(作曲), ウルフ(ヒュー)(指揮), ヤノフスキ(マレク)(指揮), オスロ・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)

「この年にしてこの境地」「完璧な技術、素直な表現力。」「ショスタコーヴィッチ!」「騙されたと思ってジャケ買いしましょう ^^)」「さすがにうまい!」


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/他ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/他 (詳細)
グリモー(エレーヌ)(アーティスト), ラフマニノフ(作曲), アシュケナージ(ウラジミール)(指揮), フィルハーモニア管弦楽団(演奏)

「グリモ-にとって特別なラフマニノフ。」「若さ溢れる、リリックなラフマニノフ!」「すばらしい!」「暗い森の音楽」「ラフマニノフのピアコン2番がこんなに真摯な曲とは!」


ラ・カンパネラ~ユンディ・リ/リスト・リサイタルラ・カンパネラ~ユンディ・リ/リスト・リサイタル (詳細)
ユンディ・リ(アーティスト), リスト(作曲)

「最高に情熱的!」「全てにおいて良い」


パストラルパストラル (詳細)
村治佳織(アーティスト), ロドリーゴ(作曲)

「ブラボー! ロドリーゴ佳織」「クラシックはよくわからないけど・・・」「落ち着いた音楽を聴きたい人に」「話題だから聴いてみたが、がっかりした。」


マーラー:交響曲第9番マーラー:交響曲第9番 (詳細)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(アーティスト), マーラー(作曲), カラヤン(ヘルベルト・フォン)(指揮)

「斜陽の帝王」「改めて聴いてみて」「孤独な演奏です・・・」「本当に美しすぎます。笑」「美しい」


Neujahrskonzert In WienNeujahrskonzert In Wien (詳細)
Johann I Strauss(作曲), Johann II Strauss(作曲), Johann II and Josef Strauss(作曲), Josef Strauss(作曲), Herbert von Karajan(指揮), Vienna Philharmonic Orchestra(オーケストラ), Kathleen Battle(Soprano)

「カラヤンの傑作」「元気の出る一枚」「極上の演奏!」「歴代ニューイヤーコンサートの中でも随一では?」「ヨハン・シュトラウス一家の名曲を聴くなら、これ一枚でOK。選曲もベスト!」


ドラマティック・オペラ・アリアズドラマティック・オペラ・アリアズ (詳細)
フレミング(ルネ)(アーティスト), ビゼー(作曲), グノー(作曲), ヴェルディ(作曲), ベルリーニ(作曲), プッチーニ(作曲), レオンカヴァルロ(作曲), チレア(作曲), カタラーニ(作曲), マスネ(作曲), マッケラス(サー・チャールズ)(指揮)

「ゴージャス!!」「なかなか良い」「ちょっと重いですね・・・。」「ワリーのアリアが逸品!」


ヴェルディ:歌劇《椿姫》ヴェルディ:歌劇《椿姫》 (詳細)
ショルティ(サー・ゲオルグ)(俳優), ゲオルギュー(アンジェラ)(アーティスト), ロパード(フランク)(アーティスト), ヌッチ(レオ)(アーティスト), ジョーンズ(リー=マリアン)(アーティスト), ナイト(ジリアン)(アーティスト), コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウス合唱団(アーティスト), ヴェルディ(作曲), コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団(演奏)

「ゲオルギューの、どアップが美しい!!」「涙、涙の名演奏!あぁヴェイレッタ~!」「プリマドンナ、ゲオルギューの誕生」「文句なし!」「顔だけ」


サリエリ・アルバムサリエリ・アルバム (詳細)
バルトリ(チェチーリア)(アーティスト), サリエリ(作曲), フィッシャー(アダム)(指揮), ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団(演奏)

「サリエリの名アリア」


ブラームス:VN協奏曲ブラームス:VN協奏曲 (詳細)
ムローヴァ(ヴィクトリア)(アーティスト), バッハ(作曲), ブラームス(作曲), アバド(クラウディオ)(指揮), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)

「蘇る来日公演の感動」


クレドクレド (詳細)
グリモー(エレーヌ)(アーティスト), スウェーデン放送合唱団(アーティスト), コリリアーノ(作曲), ベートーヴェン(作曲), バッハ(作曲), サロネン(エサ=ペッカ)(指揮), ラーセン(ローネ)(指揮), スウェーデン放送交響楽団(演奏)

「コンセプト合わせ技1本」「不思議な取り合わせの二人。」「ジャケットは安藤美姫で良い」


バッハ:シャコンヌバッハ:シャコンヌ (詳細)
ハーン(ヒラリー)(アーティスト), バッハ(作曲)

「全曲録音でないのが唯一の欠点」「無心で弾くバッハ」「「美しい」としか表現しようのないバッハ」「初心者にも聴きやすいCD」「ヒラリー・ハーンのデビュー盤」


バーバー : ヴァイオリン協奏曲 / エドガー・メイヤー : ヴァイオリン協奏曲バーバー : ヴァイオリン協奏曲 / エドガー・メイヤー : ヴァイオリン協奏曲 (詳細)
ハーン(ヒラリー)(アーティスト), バーバー(作曲), メイヤー(作曲), ウォルフ(ヒュー)(指揮), セント・ポール室内管弦楽団(演奏)

「歴史的表現」


シベリウス:ヴァイオリン協奏曲シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 (詳細)
諏訪内晶子(アーティスト), シベリウス(作曲), ウォルトン(作曲), オラモ(サカリ)(指揮), バーミンガム市交響楽団(演奏)

「至高の名曲への兆戦」


詩曲(ポエム)詩曲(ポエム) (詳細)
諏訪内晶子(アーティスト), サン=サーンス(作曲), ラロ(作曲), ショーソン(作曲), クライスラー(作曲), ベルリオーズ(作曲), ラヴェル(作曲), デュトワ(シャルル)(指揮), フィルハーモニア管弦楽団(演奏)

「今までと違います。」「信じられない。」


夜の翼/スウェーデン歌曲集夜の翼/スウェーデン歌曲集 (詳細)
オッター(アンネ・ソフィー・フォン)(アーティスト), ラングストレーム(作曲), ベリエル(作曲), コック(作曲), アルフヴェン(作曲), ステンハンマー(作曲), ショグレン(作曲), フォシュベリ(ベンクト)(演奏)

「完璧なオッター」


リュミエールリュミエール (詳細)
村治佳織(アーティスト), フォーレ(作曲), ブレヴィル(作曲), サティ(作曲), 吉松隆(作曲), ドビュッシー(作曲), ルグラン(作曲), ラヴェル(作曲), ディアンス(作曲), クレンジャンス(作曲), 佐藤弘和(その他)

「クレンジャンスついに日本へ」「テクニックにさらに磨きがかかってます☆」「こころやすまる。。」「いや、いいッスけど?」「弾かれた音」


Jacqueline du Pré Concerto CollectionJacqueline du Pré Concerto Collection (詳細)
Jacqueline du Pré(Cello), Luigi Boccherini(作曲), Frederick Delius(作曲), Antonin Dvorak(作曲), Edward Elgar(作曲), Franz Joseph Haydn(作曲), Georg Matthias Monn(作曲), Camille Saint-Saens(作曲), Robert Schumann(作曲), Richard Strauss(作曲), Adrian Boult(指揮), Daniel Barenboim(指揮), John Barbirolli(指揮), Malcolm Sargent(指揮), Chicago Symphony Orchestra(オーケストラ), English Chamber Orchestra(オーケストラ), London Symphony Orchestra(オーケストラ), New Philharmonia Orchestra(オーケストラ), Royal Philharmonic Orchestra(オーケストラ), Herbert Downes(Viola)

「ジャックリーヌを聴く。」「ソリスト・・デュ プレの記録・・だけど。」「疲れるアルバム」


トリプル&ダブルコンチェルトトリプル&ダブルコンチェルト (詳細)
オイストラフ(ダヴィド)(アーティスト), ブラームス(作曲), ベートーヴェン(作曲), セル(ジョージ)(指揮), カラヤン(ヘルベルト・フォン)(指揮), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏), クリーヴランド管弦楽団(演奏), ロストロポービッチ(ムスティスラフ)(演奏), リヒテル(スビャトスラフ)(演奏)


シェーンベルク:浄夜シェーンベルク:浄夜 (詳細)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(アーティスト), シェーンベルク(作曲), カラヤン(ヘルベルト・フォン)(指揮)

「すべてを満たした浄夜」「隠れたクラシックの深い森の奥の名木。浄夜。」「カラヤンの名演。」


Beethoven: Symphonies Nos. 5, 6 & 9Beethoven: Symphonies Nos. 5, 6 & 9 (詳細)
José van Dam(Baritone), Ludwig van Beethoven(作曲), Herbert von Karajan(指揮), Agnes Baltsa(Mezzo Soprano), Berliner Philharmoniker(オーケストラ), Anna Tomowa-Sintow(Soprano), Peter Schreier(Tenor)

「やっと鑑賞に堪える音質で蘇りました・・・」


R. Strauss: Zarathustra; Don Juan; 4 Last Songs, etc.R. Strauss: Zarathustra; Don Juan; 4 Last Songs, etc. (詳細)
Richard Strauss(作曲), Herbert von Karajan(指揮), Berliner Philharmoniker(オーケストラ), David Bell(Organ), Anna Tomowa-Sintow(Soprano), Michel Schwalbe(Violin)


Karajan Conducts Grieg & SibeliusKarajan Conducts Grieg & Sibelius (詳細)
Edvard Grieg(作曲), Jean Sibelius(作曲), Herbert von Karajan(指揮), Gerhard Stempnik(English Horn), Berliner Philharmoniker(オーケストラ)

「北欧情緒たっぷり」


ブルックナー:交響曲第7番ブルックナー:交響曲第7番 (詳細)
ヴァント(ギュンター)(アーティスト), ブルックナー(作曲), 北ドイツ放送交響楽団(演奏)


マーラー:SYM.NO.8 (2CD) [Import] (SYMPHONY 8 (HYBR)|SYMPHONY 8 (HYBR))マーラー:SYM.NO.8 (2CD) [Import] (SYMPHONY 8 (HYBR)|SYMPHONY 8 (HYBR)) (詳細)
Detlef Roth(Baritone), Gustav Mahler(作曲), Kent Nagano(指揮), Deutscher-Symphonie-Orchester Berlin(オーケストラ), Sigurd Brauns(Organ), Lynne Dawson(Soprano), Sally Matthews(Soprano), Sylvia Greenberg(Soprano), Robert Gambill(Tenor)

「繊細かつ,ユニークで,考えさせられる演奏」


▼クチコミ情報

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲

・「この年にしてこの境地
 ヒラリー・ハーンを初めて聴いたのは2000年のヤンソンス/BPOとのショスタコービッチのコンチェルトだった。この難曲を何の苦もなく弾きこなす抜群のテクニックもさることながら、曲の骨格をしっかりと描くスケールの大きい正統派の演奏に惚れてしまった。 彼女の良さは奇を衒わず曲の本質を見極めて表現しようとするところにある。素直な人なのだろう、聴衆に対する気配りもあり決して美形の範疇ではないが(失礼!)舞台の姿はたいへん美しい。彼女ならどんなオファーがきても先約をドタキャンするようなことはしないだろう(どんなにテクニックがあっても東響にあるまじきキャンセルをした庄司某は決してこのレベルには達しない)。4月の東フィル定期は残念ながら病気で来日できなかったが早いう!ちにまた実演を聴きたいものだ。 カップリングされた最もポピュラーな協奏曲の一つであるメンデルスゾーンも透明感のある演奏で20代前半の女性に期待する美しさを満喫できる。必聴の1枚である。

・「完璧な技術、素直な表現力。
ショスタコーヴィチはこの曲のスタンダードにもなり得る名演。少しも熱演しているようには見えないのに、演奏のスピード感に手に汗を握ることになります。ハーンの音楽性はこの曲にあっています。メンデルスゾーンの方は、この曲には他にも名盤がたくさんありますが、この演奏はそれらに並び立つ名演だと思います。技術的には完璧で少しも感情的にならないメカニカルな演奏ですが、それによって曲の出来の良さが実感できます。バイオリニストの素直な表現力に好感が持てます。

・「ショスタコーヴィッチ!
ショスタコーヴィッチ2楽章の猛烈なスピードとテンションは唖然としてしまうほど。この楽章だけでも買う価値ありです。もちろんメンデルスゾーンも美しい。

・「騙されたと思ってジャケ買いしましょう ^^)
ジャケットが美しいので、ジャケ買いしても良い。(・・・やっぱり美人は特をする?!)私も最初買ったときはそんなもんだ ^^;)。CDショップの視聴機は粗悪なものが多いので、こういう音色や微妙なニュアンスに踏み込んだ演奏は判断が難しい時がある。最終的には自分の装置で聞くしかない-_- )。だが、聴いてみて、聴きなれているはずのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が久々に新鮮に聴こえてきた。ハーンの”節回し”の素晴らしさに感動した。私のこのレコードに対する評は以下である。

「ついにハイフェッツ盤と比肩するレコードが誕生した!」

素晴らしいレコードが誕生した。SACDをお持ちの方はSACD盤を購入した方が良いでしょう。

・「さすがにうまい!
メンコンでは近代の最高傑作では無いだろうか?技巧と表現がとけあって一つになる。すばらしい演奏です。

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 (詳細)

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/他

・「グリモ-にとって特別なラフマニノフ。
グリモ-がデビュー当時から特別な感情を抱いていると言うラフマニノフのピアノ協奏曲です。グリモ-が良い。繊細さと優美さがあり、良い意味での若さが良い。ピアノ界の巨星であるアシュケナージが、グリモーを包み込むようにリードする。フィルハーモニア管弦楽団の演奏も良い。グリモーと言えば、幼い時から天才少女として注目を集めて来ましたが、一部のファンからはアイドル的に色眼鏡で見られた時期もありました。しかし、現在は誰も文句の付けようのない独自の世界を創造しています。近年は野生の狼の保護にも力を尽くし、公私ともに充実しているのでしょう。次期巨匠(もはや現在かも)の会心のラフマニノフです。録音も演奏現場の雰囲気を良く捉えており、音楽ファンのみならずオーディオマニアの方にもおすすめです。彼女の唄もしっかりと録音されています!(彼女は演奏中、唄っている事が多いのです)後半に入っているソロは、コンサートで弾く事も多く、コンサートに行かれた方には、感動の思い出となると思います。

・「若さ溢れる、リリックなラフマニノフ!
この可愛らしいジャケットを見てつい買ってしまいましたが(笑)演奏を聴いてビックリしました。とてもこの華奢な女性が弾いていると思えないような、冒頭のアルペジオ。恐ろしいまでにダイナミックなフォルテが聴いた低音でガンガンやるので、良い意味で裏切られました。

また、リリシズム溢れる豊かな表情や激しいパッセージも

難なく弾きこなしており、非常に面白さに富んだアルバムだと感じました。

ピアニストや指揮者、管弦楽団はどちらかというとニューフェイス、若さが溢れているので、やや直情的な印象は否めないと思います。しかしそれと引き換えに新鮮さが、このアルバムを魅力的なものにしているといえるでしょう。

・「すばらしい!
エレーヌ・グリモーのラフマニノフの2番はすばらしいできだと思います。とっても力強く情熱的に弾いてるとともに、この曲のロマンチックな見せ場はリリカルに優しく歌い上げていて他のピアニストに比べてあきらかにいいと思います!さらにコレッリの主題による変奏曲は幻想的で繊細な感じが出ててとっても魅力的な演奏です。絶対におすすめします!

・「暗い森の音楽
家にはラフマニノフ自身が弾いているピアノコンチェルト全曲と、グリモーさんの弾いているこのCDがあります。比べると同じ曲なのに全然違って聞こえるのでとてもびっくりします。わたしはグリモーさんの二番はとても好きです。冒頭の九拍、ダーン、ダーン、ダーン、ダーン、と、弱音から強音にクレッシェンドするところ、音が大きくなっていくだけのはずなのに、何か暗い森の扉が開いて、霧の中からピアノとオーケストラがせり出してくるような、強弱じゃなくて、前後に音が変わっていく立体的な音がします。どうやったらこんな音楽ができるんでしょう。

パパは叙情的な音楽は叙情的に弾いてはいけない、とよくいいます。グリモーさんは全然音を揺らさず、指に鋼鉄が入っているのではないかと思うような強くて濁らない打鍵で音楽をなぞっていきます。硬質な演奏なのにそれがとっても叙情的に聞こえる。わたしはこの演奏がとっても好きです。この世にある美しいものリストに入れています。

・「ラフマニノフのピアコン2番がこんなに真摯な曲とは!
私は、高校時代からラフマニノフのピアノ協奏曲2番を聴いていました。でも、映画音楽に使われたりしてpopularになり過ぎ、今一つ良いとは思いませんでした。しかし、以前通勤途中の車の中でNHKFMでグリモーのこの曲の演奏を聴いた時は、本当に素晴らしい曲(演奏も)だな(髭もじゃのオッサンピアニストかと思わせるほど、タッチが力強いし、叙情的なところは本当に柔らかく弾いていて…。)と思いました。それで早速CDを買い求め、毎日のように聴いていました。何度聴いても特に第二楽章の叙情性、切望(ラフマニノフの曲にはいつもある「憧憬の念」)が満ち溢れ、目がウルウル。車を運転していたものだから危なかった程。色々この曲のCDを持っていますが私はこれが一押し。後半に入っている曲も素晴らしい。グリモーはラフマニノフに特別の思いを持っているのでしょうね。彼女のデビューもラフマニノフの曲だったとか。是非一聴を!

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/他 (詳細)

ラ・カンパネラ~ユンディ・リ/リスト・リサイタル

・「最高に情熱的!
まだ、本当に20歳なの?と疑うぐらい情熱を感じる作品だと思います。これを聴くと自分が燃えてくる感じで、勇気を起こしてくれる気がします。何か情熱を注ぎたい時、注いでいる時に聴くと一層この作品の心中に入りこめるものだと思います。

・「全てにおいて良い
ユンディ・リの技術力は既に世に認められているところ。リストの曲を演奏する彼は水を得た魚のようだ。他の方も感じているように、彼はショパンよりもリストが向いていると私も思う。(ショパンコンクール優勝者に対して失礼だが)もちろん高いレベルでの話。

とにかく全てにおいて良かった。これからはリストだけでなく、他の作曲家の演奏においても幅広い解釈と表現をアピールして欲しいと願う。

ラ・カンパネラ~ユンディ・リ/リスト・リサイタル (詳細)

パストラル

・「ブラボー! ロドリーゴ佳織
佳織ちゃん(ごめんなさい、ちゃん呼ばわり、許して)のアルバムで、これ結構いけてるわねえ。ロドリーゴというとアランフェスや貴紳が有名だけど、ここに収められた小品は、いいわ。特に、「3つのスペイン風小品」、佳織ちゃんの瑞々しい演奏がぴったしこん。レスプランドールにも、そのひとつ「ファンタンゴ」が収められてるけど、こちらは3曲全部。「パッサカリア」は最高! それと、秀逸なのは「祈りと踊り」、もう、まいった! ちょっとだけ注文つけるとすると、アルバムタイトルの「パストラル」、もう少しゆったありと弾いて下さいませ。ごめんなさい。でも、とにかく全体からして、ブラボー、ロドリーゴ佳織!って感じ。

・「クラシックはよくわからないけど・・・
花びらがゆっくりと咲き始める、そんなゆったりとしたギターの音色に誘われ、ついうつらうつらとしてしまうような気持ちいい音楽。アランフェス交響曲などの作曲者であるスペインのロドリーゴの作品集、なんて言ってもクラシックにはまったく疎いのでよーわからんのであるが、この音色の美しさはわかる。現代的な感性による解釈と、若さ溢れるしなやかな演奏がいい。

・「落ち着いた音楽を聴きたい人に
 ギターというのは派手さはないが、落ち着いた気分にさせてくれる。村治の演奏には何かを狙ったところはなく、ギターの魅力を素直に受け取ることが出来る。ものがギターだけに、小さめのヴォリュームにしないとその良さが伝わってこない。ミニコンポ推奨盤。

・「話題だから聴いてみたが、がっかりした。
 今話題の人だから聴いてみましたが、大萩康司さんの『シエロ』の素晴らしい演奏を聴いた後だったからか、とてもがっかりしました。音が出ていないし、下手だし、個性が無い演奏なんです。録音が酷いだけとは思えないんです。『パストラル』だけが駄作なのか、それともいつもこんな演奏なのか、誰か教えて下さい。ラジオを聴いていると、優しそうなおねえさんなんだけどなぁ...。

パストラル (詳細)

マーラー:交響曲第9番

・「斜陽の帝王
この交響曲を語る上で、人間の死生観というものを避けて通ることは出来ないだろう。だがそれはオーケストラの緻密なアンサンブル能力があって始めて感じ取ることができる。カラヤンはベルリンフィルのすべてを駆使し、ライブ録音とは思えない、幾何学的にも整理された音楽を展開する。その上に、晩年の帝王の想いが伺われる。死をただ嘆くのではなく、なぜか、とても美しくさえ感じさせる。彼には珍しいライブ録音だけに、カラヤンファンだけでなく、この曲を知る上でも是非聴いておきたいCDである。

・「改めて聴いてみて
たいへんな名演だと思う。録音の良さ、といっても色々でしょうが、少なくとも私の知る限りのCDではマーラー第9番の最高録音であると感ずる。それぞれの楽器の立体感、とくに弦楽器の凄さ。弦の軋みや、ヤニの飛び散る音まで聴こえるようだ。音楽に何を求めるか、最後に判断するのは聴き手。バーンスタイン=ベルリンは聴いていて辛くなる。同=コンセルトヘボウ盤は打ちのめされる。芸術としては、きっと圧倒的なものだ。しかしこの歳になると、もともと「そのような」ものと知りすぎているせいか、音楽そのものを楽しみたいと思うのだ。最初に買ったマラ9。カラヤン盤。手放せない名盤だ。

・「孤独な演奏です・・・
ライブとは思えないものすごい完成度で、終楽章はとても美しい演奏になっています。よく、この演奏を「人間味がない」と言う方がいらっしゃいますが、逆にこれこそがカラヤンの人間味ではないでしょうか。聞くものに訴えかけるバーンスタインの演奏に対して、「どうせ誰もわかってくれない」とでも言っているような、冷め切った演奏。なんだか、カラヤンはどんなことを思って振っていたのだろうと考えながらこの演奏を聴くと、とてもかわいそうな気がしてなりません・・・

・「本当に美しすぎます。笑
本当に、すべてが美しいです。ここまで美しいと、聴いていて笑いが出ます。汚いと思わせる所が、全く、ほんの一瞬たりともありません。音色も、バランスも、音形も、流れも、歌わせ方も、すべてが美しい。笑これを読んで、美しいと言いすぎと思った方、演奏を聞いてみればわかります。何度でも美しいと言いたくなります。それも、ただ美しいだけではありません。その裏にあるオケや指揮者の思いも、ちゃんと伝わってきます。それが、人間臭くないのです。いや、その人間臭さが美しくなっちゃっているというべきか・・・

ともかく、こんなに透き通るような、絹のような、美しい演奏は他にありません。絶対に聴いて欲しい!

・「美しい
生前のカラヤンの演奏は、好きになれなかった。しかし50歳にして再びカラヤンが指揮する音楽を改めて聴くと実に美しい。カラヤンは音楽を切れめ無く流れる川の水のごとく音の流れをつくる。マーラーの交響曲9番長大にして壮大。美しいアタージョに人生を感じるのは、私だけだろうか?美しいカラヤンの指揮する9番。是非皆様も一聴することをお勧めする

マーラー:交響曲第9番 (詳細)

Neujahrskonzert In Wien

・「カラヤンの傑作
「こうもり序曲」、「天体の音楽」、「うわごと」、「美しき青きドナウ」ではゆったりと歌いつくしています。チャイコフスキーを思わせるぐらい叙情的です。「観光列車」、「電光と雷鳴」ではマグネシウムのような眩しさに胸ときめきます。バトルと共演した「春の声」は、バトルの技巧の精密さと明るい声がウィーンフィルと混ざり合って、崇高な音楽になっています。最晩年のブルックナーで達成された美しさが、ニューイヤーらしい茶目っ気とともにほとばしったカラヤンの傑作です。

・「元気の出る一枚
新しい年を迎えた喜びが、演奏と観客の拍手から伝わってきます。仕事に疲れていても、この演奏を聴いているとなんだか元気が出てきます。

クラシックの歌唱法はどうもなぁと思っていましたが、キャスリーン・バトルがソロをとる「春の声」をすっかり気に入ってしまいました。

今では数あるクラシックのCDの中で一番のお気に入りです。

・「極上の演奏!
何という演奏…言葉を失います。特にワルツ「天体の音楽」のメロディーの歌わせ方が息を呑む程素晴らしく、絶品です。ウィーン・フィルも極上の響きを聴かせてくれ至福のひとときを味わえます。バトルの「春の声」はもちろん、ボスコフスキー以降、色んな指揮者が振った中ではクライバーと並んで最高なのではないでしょうか。因みにこのコンサートはソニークラシカルからDVD「カラヤンの遺産」で視聴出来ます。

・「歴代ニューイヤーコンサートの中でも随一では?
惜しくも、たった一度しか実現しなかったカラヤンのウイーンフィルのニューイヤーコンサートのライブ録音が音源だ。今から20年近く前のものだが、おそらく歴代ニューイヤーコンサートの録音ものの中でも随一の出来だと思われる。幸運にも自分はこのライブをテレビ中継で見ることができたのだが、その緊迫感ある演奏は以後(例えばクライバーやムーテイーが登場した折にも)お目にかかれなかったと記憶している。

・「ヨハン・シュトラウス一家の名曲を聴くなら、これ一枚でOK。選曲もベスト!
 カラヤンがただ1回、新年のウィーンフィルニューイヤーコンサートに出演したときのライヴ。 演奏は、ウィーンフィルの楽団長が、最も思い出に残るニューイヤーコンサートとして、この演奏会をあげていたことでも分かる通り、カラヤンの下、ウィーンフィルがこれでもか!と美音を提供し、カラヤンの意図を十全に汲み出している、オーケストラとしても会心の演奏。一曲目、”こうもり序曲”の冒頭を聴いただけで、他の演奏との格の違いが実感される。 しかも、ニューイヤーというと、毎年曲が変わるので、どうしても初めて聴くような、あえて繰り返し聞かなくても・・という曲が混じってしまうのだが、ここでは曲目を見て頂けば分かるように、一曲残らず名曲がきら星のごとく並んでおり、(ヨハン)シュトラウス・ウィンナワルツ・ベストと何ら変わらない選曲(それ以上です!ここまでいい曲の揃ったCDは稀)であり、これも、カラヤンだけが許されたVPOからの特別な計らいなのである。 したがって、これを、全てのクラッシックファン、ことに初めてワルツ・ポルカを聴かれる方に、強く推薦したい。なお、DVDは、さらに見ていて新年らしくあでやかで楽しいし、バトルの可憐な姿、カラヤンの指揮ぶりも見ることが出来る。

Neujahrskonzert In Wien (詳細)

ドラマティック・オペラ・アリアズ

・「ゴージャス!!
レビューの通り、“優美”“華麗”“豊潤”がぴったりの歌声でした。それでいて繊細さも十分です。昔はもっとストレートな表現の方が好きで、フレミングはアルバムを買っても1-2回聴いて積んでおくことが多かったのですが、最近はこれしかないという程のめり込んでいます。このアルバムの中は、彼女しか表現できない世界が展開されています。バラの花に囲まれているような、華やかな幸福感に満ちた世界です。聴けば聴く程良くなるというところも彼女のよさなのだと思います。

・「なかなか良い
メトで大活躍の美人オペラ歌手、Renee Fleming のアリア集。歴史上特筆すべき声質ではないですし、あまり自分の好みではありませんが、ミーハー根性でこのアルバムを買ってみたところ、意外に良くて驚きました。初めの4曲のプッチーニはオーバーな表現にとまどいましたが、それ以外は、フレージング、声の明るさ暗さのコントロールなどさすがでした。感情表現も卓越していますね。

・「ちょっと重いですね・・・。
好みによりけりなんでしょうけど・・・。たいした美声だと思いますが、個人的にはちょっと歌い方が重い感じがします。冒頭から四曲プッチーニが並んでますが、これがとてつもなく重い。

マダムバタフライなんかは、これでもいいんですが、ボエームのムゼッタをこう歌われてしまうとちょっと・・・。キャラは色っぽくていいんだけど、曲の魅力をつぶしちゃってるな、と。不快感のあるようなCDではないですし、とにかく上手だし、ゴージャスですから、悪くはないのですが、全ての曲が同じ感じに聴こえてしまうのが最大の欠点かと思います。

・「ワリーのアリアが逸品!
大好きな「ばらの騎士」の終幕の三重唱がおまけでついているので、好奇心から買ったアルバムだった。一度聞き通してみると、好みのソプラノではなかった。声量はすごく、ドラマティックさは十分ある歌い回しだが、少し荒っぽい感じがあるし、清楚さに欠ける気がする。大好きなノルマやミカエラのアリアがまずそれでがっかりした。ラウレッタやリューもイメージとはかなり違う。しかしこのアルバム、ワリーのアリアがとても気に入っている。淡泊な演奏が多い中、ヴェリズモの神髄のようなこのアリア、たっぷりとした声量でドンドンと劇的に進めていく様は圧巻だ。何度聞いても惚れ惚れする。あとはボレロも堂々としていて聴き応えがある。

かなり名の通ったソプラノだし、選曲的にもベスト盤という感じがある。持っていても損はないかも知れない。

ドラマティック・オペラ・アリアズ (詳細)

ヴェルディ:歌劇《椿姫》

・「ゲオルギューの、どアップが美しい!!
ヴィオレッタ:アンジェラ・ゲオルギューアルフレード:フランク・ロバートアルフレードの父:レオ・ヌッチ1994年12月のコベントのライブ収録です。DVDなので画面が大変鮮明です。ゲオルギューが最初に、黒髪をアップにして白いシフォンのドレスで登場しただけで、「ブラボー!」です。

顔も肩も手も白く塗って、あまり濃くない色の口紅を厚めに塗って、まさに「薄幸の結核の美女」という感じでした。田舎の別荘の場面では、「昼間」を演出して窓から白色光を出しているのですが、ゲオルギューのアップは白色光を浴びてもとても美しかったです。オペラは顔じゃないですけど、ここまで美しいとホント、うっとりしてしまいます。

そして、「美しいゲオルギュー」をさんざん強調しておいて、3幕の病室の場面の彼女は「老婆」のようにしてしまい、その落差がまた効果的でした。もちろん、歌もすばらしいですよ。舞台装置は、以前ロイヤルバレエでも感じましたが、豪華で「立体的」です。賭博パーティの場面では豪華な天上を斜めに出して、視覚効果を狙っています。

「椿姫」は3本目ですが、やっぱりこれが一番ですね。でもちょっとだけ不満なのが、賭博パーティ場面での「ドゥフォールを愛しているのか?」のやりとりが素直過ぎ。ここだけはグラインドボーンの方がひねってあって良かったかな?

・「涙、涙の名演奏!あぁヴェイレッタ~!
ゲオルギューに始まり、ゲオルギューに終った素晴らしい「椿姫」でございます。晩年で初めて「椿姫」を指揮するショルティーもウィーンフィル?って思うくらいオケから純粋で輝いた響きを導いています。アルフレート役のロパードもドラマティックな名演で素晴らしかった。父親役のヌッチも本当に殺してやろか?ってくらい悪そうなオヤジ振りで白熱の名演技でしたよん。しかし!そんなことすら忘れてしまうゲオルギューの魅力!このDVDはこれに尽きるのです。あまりの儚い美しさに「ああ、オジさんが守ってあげるから、死んじゃダメダメ」って涙する、それほど美しいんですゲオルギューが。演出も素晴らしい!本で読んだ人も是非観てちょ。

・「プリマドンナ、ゲオルギューの誕生
ヴィオレッタ:アンジェラ・ゲオルギュー アルフレード:フランク・ロパード ジェルモン:レオ・ヌッチ

コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団&合唱団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ

一幕のゲオルギュー 二幕のゲオルギュー 三幕のゲオルギュー

美しい・・・。この人はやはり希代の舞台役者だと思いました。端麗な容姿とブリランテな歌声両方を兼ね備えるゲオルギュー。しばらくは彼女の時代が続きそうです。

アルフレード演じるロパードは、音程の正確さが特に素晴らしい。アクートはあまり強くないけれど、高音を出す際「ムリしてますよ」的な雰囲気が全くない。このひとも、完全にアルフレードになりきっていました。名演技です。

そしてレオ・ヌッチ。やっぱりこの人は凄かった。とても深い役作りです。そして、何といっても美声。今作では、その美声が役の憎憎しさを際立たせています。

全体として、演出家の実力を感じました。特にキャスト陣は、振る舞いだけ見ていても、最高の演劇として成り立っていて、この舞台に掛ける想いの深さを感じました。

素晴らしい名演です。 ぜひご覧下さい。

・「文句なし!
文句のつけようがありませんね。ショルティの個性と、音楽が見事にシンクロして、とてもおもしろくなっていますし、歌も美しいことこの上ないです。荒々しく乱暴で粗末になることもなく、かといってこじんまりした演奏でもない。

こういう、普通にやっておもしろく聞かせる演奏というのは、すばらしいし難しいとおもいます。椿姫ならこれ!でしょう。

・「顔だけ
歌、歌手の動き、ダンスも含めて全体的にこじんまりとまとまった作品のように感じました。確かにゲオルギューはきれいだけど、とても美声とは言えません。胸で鳴っているような声が、聞き苦しいです。美貌+歌で選ぶなら、アンナ・モッフォ(Anna Moffo)の椿姫がベストだと思います。どちらも数ランク上です(モノラルですが)。

ヴェルディ:歌劇《椿姫》 (詳細)

サリエリ・アルバム

・「サリエリの名アリア
正直これほど素晴らしいとは考えてませんでした。歌い手はバルトリであるし、歌唱にはまったく問題ないと想像はしていました。ですがサリエリという偉大な音楽家の音楽を今日まで知らなかった僕にとって、ついついこの作品を手に取るのを躊躇していたところがありました。いまから考えると、まったく馬鹿げた不安だったのです。最初のトラックのアリアが流れると、全身に電気が走るような衝撃を受けました。最後のアルミーダのアリアまで、飽きる事無くいっきに聴いてました。もっともっと多くの人がこのCDを手に取る事を祈ります。

サリエリ・アルバム (詳細)

ブラームス:VN協奏曲

・「蘇る来日公演の感動
ブラームスは、アバドが手兵ベルリンフィルを率いての初来日を果たした1992年のサントリーホールでの録音。ロシア出身らしい完璧なテクニックだけでなく、充分な歌心と繊細さを併せ持ったムローヴァの演奏には、心の底から驚嘆しました。その演奏会の模様はテレビでも放送されたので、彼女の端正な演奏の姿を憶えておられる方も多いのではないでしょうか。このCDは、その感動を充分な臨場感と共に再現してくれます。その後のムローヴァは古楽に傾倒し始めて、いわゆるロマン派の名曲をあまり録音しなくなったことが残念です。

ブラームス:VN協奏曲 (詳細)

クレド

・「コンセプト合わせ技1本
コリリアーノで意表をつかれ、ジャンヌダルクばりの勇ましさで駆け抜けるテンペストに微笑ましさを感じつつ、滅多に聴かない合唱幻想曲では健闘するグリモーの後ろで爽やかにニヤッとするサロネンの幻影が浮かび、ペルトの深淵に浸った後、不覚にも最後のプレリュードで涙してしまった。清冽な美しさにすっかりやられました。どれもNo.1の名演ではないかもしれないけど、買ってよかった1枚。

・「不思議な取り合わせの二人。
 超知性派のサロネンと大胆な演奏をするグリモーというちょっと変わった顔合わせのアルバムですが、グリモーの自己主張にサロネンが上手く併せて好演を繰り広げています。  ペルトを中心におさめたアルバムですが、グリモーは相変わらず元気いっぱいピアノを弾いていまね。(笑)(サロネンが振っていないとたぶん崩壊していたでしょう。)

 購入する前は躊躇する取り合わせですが、お互いを補い合った理想的な演奏だと思います。このコンビでもっと伝統的なレパートリーを聞いてみたいです。

・「ジャケットは安藤美姫で良い
「クラシックジャーナル」誌の石原某氏に騙されてグリモーの新譜を購入。確かに美人だが、NHK芸術劇場での映像ではやや滋味目の清楚な印象で、個人的に好ましくはあったが、演奏自体はいかがなものか。でこのCDに聴くグリモーは、やはり騙されたとしかいいようがなく、ペルトのクレドは面白かったが(久しぶりのペルトだったので)、「テンペスト」も平均律も合唱幻想曲も所詮は寄せ集め。ジャケットは☆5つ、演奏は☆2つ、総合ではおまけして☆3つというのが妥当なところだろう。丁度同じ頃、タチアナ・ニコラーエワの弾くショスタコヴィッチの「前奏曲とフーガ」を中古屋で購入したが、これはグリモーと正反対。ジャケットはこの巨人お決まりの「おおらかさ」を湛えたビジュアル。しかして演奏は、全く無私な、究極の音楽だけが鳴り響いていたのである。音楽の深みへと行くべきところ、明らかに停滞しているアルゲリッチと比べても、やはりグリモーはアイドル路線以外の何者でもないと思われるが、いかがであろう。

クレド (詳細)

バッハ:シャコンヌ

・「全曲録音でないのが唯一の欠点
17歳のデビュー・アルバムでいきなりバッハの『無伴奏』などというと、『ゴールトベルク』でデビューしたあのグールドを思わせますが、このヒラリー・ハーンの演奏は、デビュー盤とか年齢といったことを抜きにして、古今の『無伴奏』の録音のなかでもトップクラスにランクされるべき一枚です。

「そんなに若いと、勢いだけの単調な演奏になっているのではないか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。そこで、有名な「シャコンヌ」を聴いてみましょう。手元にあるCDで確認すると、シェリングは約14分30秒、古楽器演奏を代表するレイチェル・ポッジャーは約13分30秒で弾いていますが、ハーンはなんと17分52秒もかけています。しかしながら、遅いという印象はまったくありません。まず、リズム感が非常に正確であること、そして、こまかくていねいに表情を描くことにより、遅さではなく密度と強度の高さを感じさせるのです。ここまで雄弁な「シャコンヌ」というのも、なかなか聴けません。さらに特筆すべきは、ヴァイオリンの音がとにかく美しいことです。奏者によっては音がきつくなったり汚れてしまうことも少なくない『無伴奏』ですが、ハーンの演奏にはそのような部分がまったくありません。恐るべきコントロール力です。

唯一の欠点は、「デビュー盤だからって、なんで全曲録音にしなかったんだ!」ということです。演奏は満点ですが、レコード会社の弱気には星ひとつ減点したくなります。何年かしたら、ぜひ全曲録音に取り組んでほしいと強く願っています。

・「無心で弾くバッハ
ハーンが17才の時の演奏。上手・下手とは違う次元で、無心で弾く演奏が心に響いてきます。それでいて、いい音が出ています。お気に入りはソナタ第3番、特にアダージョが美しく聴こえます。

・「「美しい」としか表現しようのないバッハ
いまさらですが・・・無伴奏ヴァイオリンは、各奏者特有の「節回し」が正直苦手だったんですが、これはとても気にいっています。所謂「艶」はさすがにないですが、フレッシュな爽快感があります。ゆったりめテンポなんですが決して重くならないところがいい。空気を澄み渡らせるような音色とフレージングの「美しさ」。通勤の朝によく聞いてました。

・「初心者にも聴きやすいCD
無伴奏のヴァイオリンCDを聴いたのは初めてでしたが、とても新鮮で気持ちの良い音です。バッハが好きなだけで専門的な知識はないのに、このCD1枚でたっぷり満足感を味わうことができました。この後に著名なヴァイオリニストの演奏も聴いてみましたが、だからといって見劣りすることなく今もお気に入りの1枚です。

・「ヒラリー・ハーンのデビュー盤
ヒラリー・ハーンのデビュー盤。当時17歳だった彼女が完璧なまでに演奏しており、教科書といっていいほどの録音ですね。全曲録音されていないのが残念なところです。

バッハ:シャコンヌ (詳細)

バーバー : ヴァイオリン協奏曲 / エドガー・メイヤー : ヴァイオリン協奏曲

・「歴史的表現
 どちらかと言えば地味な曲です。叙情的な旋律が多いのですが、今一歩の深みに欠けるきらいがあると感じました。

 その私の第一の印象は、やがて変更されました。深み、これは確かなものです。非日本的な風土を知ることは、日本に住む私にとっては難しいことです。何故なら、風土とはまさに住むことから離れ得ない性質だからです。ハーンの美しく、澄明な音色は、異国の土地にまつわる人間と自然の歴史を思わせます。

 人が世界にやって来て、他者に出会い、喜び、悲しみ、去ってゆく。この何ともいえない出来事を、ヴァイオリンの単旋律が描写しているように思えるのです。メイヤーはあまり知られない新しい作曲家ですが、彼の協奏曲の冒頭は今言った抒情の窮みだと思います。美しい演奏です。

バーバー : ヴァイオリン協奏曲 / エドガー・メイヤー : ヴァイオリン協奏曲 (詳細)

シベリウス:ヴァイオリン協奏曲

・「至高の名曲への兆戦
まずこのCD、録音は文句ない。S/N比が高く、ダイナミックレンジが非常に大きいため、普通の部屋で聴くには音量の調節に少々苦労すると思われる。残響は多すぎず、個々の楽器の分解度も高くて、オーディオファン向きの優秀録音盤というのも納得できる。さて、肝心の演奏は、諏訪内さんの個性がよく現れた演奏といえる。深みのあるボウイングで、どちらかというと粘っこい音を聴くと、ドルフィンという楽器があの切れ味鋭いハイフェッツよりも、彼女によってより生かされているのではと感じずにはいられない。尤も、ハイフェッツはドルフィンを録音用には殆ど使っていなかったらしく、どのような音を奏でたかは知る由も無いのだが。それはさておき、トータル的には、個々の旋律を大切にするあまり、曲全体の流れが多少悪いのが残念、勢いで流すところは流しても良いのでは、と素人ながら感じてしまうところ少なからずあり。ここの所はオケの技量も多少はあるものと思われる。このオケ、音は綺麗なのだが・・。名だたる世界のバイオリニストの名演の中では、少し影が薄くなってしまうのは仕方ないか。一方でウォルトンはなかなかの演奏である。実は諏訪内さんは技巧派だったのかと思わせるほど、難解なパッセージも軽く弾きこなし、それでいて何より息切れしない流れの良さが、こちらにはあるのである。 という事で、ウォルトンと併せて、☆4つです。

シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 (詳細)

詩曲(ポエム)

・「今までと違います。
初めてこのCDを聴いた時、あ、諏訪内晶子さんとても変わった、と思いました。いつも通りの大変美しい演奏なのですが、その上でその時の彼女の心模様を思わせる美しい情熱の炎を感じます。同じ女性として彼女の気持ちが伝わってくるような気がしました。

・「信じられない。
何と言っても1曲目のSaint-SaensのRondoでしょう。こんなにすごいボーイング、ビブラートは聴いた事ありません。1音1音を丁寧に弾いていて極まってます。ここまで弾く人もそうはいないでしょう。マルチチャンネルを生かすようなミックスをしてないので特にSACD盤を買う必要はないかも。

詩曲(ポエム) (詳細)

夜の翼/スウェーデン歌曲集

・「完璧なオッター
Forsbergの粒立ちの良いピアノで始まるこのアルバム。全編を通して素晴らしい伴奏ピアノである。オッターの声は、北欧人らしい透明感に溢れるものでテクニックは完璧、ダイナミックレンジも広い。4Dオーディオレコーディングというものがどういうものかよく分からないが、音域、ダイナミックスともにワイドレンジな録音と相俟って、静寂から突然立ち上がるスフォルツアンドは、不用意にヴォリュームを上げているとSPを飛ばしかねないのでご注意を!彼女の故郷、スウェーデンの民謡集であるが親しみ易い演奏というよりは、格調高い芸術的完全さに向かっており、伸びやかな声の中に緊張感の途切れない音楽が流れている。

夜の翼/スウェーデン歌曲集 (詳細)

リュミエール

・「クレンジャンスついに日本へ
ギター作曲家であるクレンジャンス、日本人での(おそらく)初録音がこのアルバムで聞けます『2つの舟歌』。また、1曲目のサティ作『ジムノペディ1番』について、和音の豊かさから2重奏と錯覚しました。この編曲は『グノシェンヌ1番』ともにクレンジャンス、今まで聞いたギター版では最も素敵なソロです。編曲もので印象的な2曲は、作ドビュッシー『亜麻色の髪の乙女』と『亡き王女のためのパヴァーヌ』。前者は、オクターヴ・ハーモニクスをうまくメロディに使い、幅広い音域で曲想にダメージなく村治さんのカラーとマッチしています。そして後者Ravel、ピアノ左手の和音に重きを置いた、いわゆる厚みを強調した個性的なギター版となっています。ギター・オリジナルでは、Ravelを編曲したディアンスの『サウダージ3番』、そして巨匠セゴヴィアに書かれた『ギターのための幻想曲(作ブレヴィル)』、もう一作品は【ルネッサンス音楽のリュートによる擬似古典的な舞曲を現代に翻案(濱田滋郎氏ライナー引用)】の『水色スカラー(作 吉松隆)』らがアルバムの色彩感をより豊かなものにしています。近年、中南米からの新曲が多かったギター界にあって、このアルバムは再びヨーロッパ(フランス)に目を向けた好盤ですね。じっくりと各作品を味わいましょう。

・「テクニックにさらに磨きがかかってます☆
第一印象は、アルバム「CAVATINA」のように、みずみずしく、軽やか。

どこかで聴いたことのある曲も、ギター1本でこれほどまでに表現できるのか!という印象。それにしてもどこまで進化するのか。技術と音のすばらしさには感動する。

上記で、みずみずしく軽やかな印象と書いたが、「サウダージNo3」はそれとは別。このアルバムの中でも特に印象深い曲となっている。いずれにしても、これから聴き込むごとに新たな発見があるアルバムだと思う。

聴き込むことで、第一印象で感じたものも変わってくるかもしれない。じっくり楽しむ余地あり。期待度高し。ということで、☆5です。

余談ですが、初回版についてくる写真集もとても表情が自然でよいと思う。

・「こころやすまる。。
村治さんのギターは大好きで良く聴いていますが、今回のアルバムは曲目リストを見ただけでも私の好きな曲が並んでいたので迷わず購入!高度テクニックながらやさしいギターの音色が心に響き、心地よい時が過ごせます。クラシックが好きな方にもお勧めです。

・「いや、いいッスけど?
クラシックは余り詳しくないのですが、ジャケ買いしました。わりーかコノヤロー。綺麗な娘だな~、的な(ははは)。クラシックで、然もピンでCD出せる位なのでテクニック的な事を云々言うつもりはもーとーございません。こんな可愛い子が、あの、クラシックギターのぶっといネックをものともせず弾きまくっている所を想像するだけで、「すげ~」と感じました。流れるようなメロディラインは、流して聴いていられるような、癒し、というよりも、unliberatedっちゅーよーな響きを持つ楽曲も多い為、悩める女的な、と言うか、もっと真面目に聞かなきゃマズいか?なんて思ったり。楽曲的に気に入ったのは、Erik Satieの"Gnossienne No.1"から、吉松隆さんの"Water Color Scalor I~V"、そしてまた優しげなメロディに落ち着く"Clair De Lune From Suite Bergamasque"に移るくだりでしょうか。Gnossienneの浮遊感あるゆったりとしたメロディが終わり、日本的なソリッドさを感じさせるプレリュードが始まると、あ、考えてんな~。ライブ見たいかも(流石にチケット取るのはキビしそうだが)と突然考えましたよ。普段聴いてる音楽とは全く違うのですが、たまにはこうゆうのもイイですね。なにより世界で活躍する応援すべき日本人の一人である事に間違いないっしょ。

・「弾かれた音
ピアノはハンマーで弦を弾いている。ギターは指で弦を弾いている。根本が一緒だからなのが、サティもドビュッシーもピアノと重なってくる。力強い弦の弾きが、心地良く部屋に広がる。ギターの良さは、緊張感を持たずに聞くことが出来ることかもしれない。このアルバムは本当に素晴らしい。

リュミエール (詳細)

Jacqueline du Pré Concerto Collection

・「ジャックリーヌを聴く。
この4枚のCDにはジャックリーヌらしさを感じさせるコンチェルト集が含まれている。彼女の演奏がどのような性格を持つのかを教えてくれるだろう。あの彼女の名演奏エルガーのチェロ協奏曲ももちろん収録されている。その他にもドヴォルザークやサン=サーンスのチェロ協奏曲にも彼女独特の感性と個性と才能が光る。才能豊かな世界的チェロ演奏のなかにも非常に身近な人間らしさも漂わせている。

・「ソリスト・・デュ プレの記録・・だけど。
あまりに短い演奏生活の中でデュ プレがソリストとして残した貴重な記録がこの4枚組みのCDの中には、入っている。ハイドンから有名なエルガーのチェロ協奏曲まで。このセットは、本当にお得なものだと思う。また曲の解説などのブックレットの中にも彼女の写真が色々入っていてファンとしては、そこも気にいってる所です。

でも・・唯一ラロのチェロ協奏曲が収録されていません。同じく未発表音源だったR.シュトラウスの交響詩”ドン・キーホーテ”がこのセットには、収録されているのに。そこが不満を持つところですね。ドン・キーホーテとのカップリングでリリースされたものがあるからなんでしょうか・・それなので・・マイナス1点。

・「疲れるアルバム
デュ・プレの主張が強すぎて、どれもかなりエゴイスティックな演奏になっている。エルガーのチェロ協奏曲も彼女の代表盤とされるだけに、きっちり収録されているが、チェリストも指揮者のバルビローリも力みすぎ。デュ・プレの演奏は、チェロにしがみついて弾いているような感じがする。もう少し長生きすれば、懐の深い演奏も可能になったのではないか。

Jacqueline du Pré Concerto Collection (詳細)

シェーンベルク:浄夜

・「すべてを満たした浄夜
このシェ-ンベルグの代表作、浄夜は名曲でコンサートにもとりあげられますが、ひとつだけ落とし穴があります。この曲は演奏者が美しさを引き出そうとすればするほど、作曲者の意図から離れ、逆に作曲者の心理と指示に従えば従うほど、美しさが失われていくんです。その落とし穴をカラヤンは見事に克服し、非常に美しく、かつ、シェ-ンベルグの意図を汲んだ曲をレコーディングした部分をつなぎあわせ、ミキシングすることにより、両方の条件を満たした完璧な浄夜をつくりあげることに成功しました。この演奏はそういう意味でこの曲の最高の録音と言えるでしょう。

・「隠れたクラシックの深い森の奥の名木。浄夜。
カラヤンさんがこの世の表舞台に引っぱり出してきたという名曲です。コンサートではけしてこのようなアンサンブルの名演は聞く事は不可能で、録音技術を駆使してこそ仕上がったというクラシック音楽世界では伝説の音楽録音。ヨッシーとしてはこのような音楽が存在することがうれしくてほんとは誰にも教えたくないような秘蔵の音楽です。美味!美しいという言葉がこの曲のためにあります。

・「カラヤンの名演。
シェーンベルクの全作品中おそらく最も演奏機会の多い浄夜ですが、カラヤンはこの作品の入り組んだ声部にまで光をあてつつ官能的な演奏を繰り広げています。特に、女が告白をする部分の陶酔的高揚は比類ありません。

このアルバムでは「ぺリアスとメリザンド」が併せて収められていますが、これもベルリンフィルの機能性を十二分に生かした名演です。私の好きなブーレーズの演奏に及ばない部分もありますが全盛期のカラヤンの面目躍如たるものがあります。

シェーンベルク:浄夜 (詳細)

Beethoven: Symphonies Nos. 5, 6 & 9

・「やっと鑑賞に堪える音質で蘇りました・・・
星5つとは我ながら甘い気もしますが,廉価という事と,クラシック指揮者数少ない「ジャケ買い」もできるアルバムという事で、おまけで5点としました ^^)

ある意味「カラヤン美学」が最も徹底されている1970年代のBEETHOVEN交響曲全集のセッションの中から、第5, 6「田園」,9番のカップリングです。この一連のセッションは重要であるにも関わらず,CD最初期にCD化され,そのガサガサな粗悪な音のマスターがずっとCDプレス用に使われていた為,とても真価が伝わる状態ではありませんでした.やっとまともに聴ける音質でCD化されたと思います.(とはいえ,9番の第1楽章の音の重心の高さなど,オリジナルマスターに 起因する音質の悪さはどうにもなりませんが...)

・・・しかし,久々に「ウィーン学友協会合唱団」の合唱を聴きましたが,ヘタクソだなぁ~ ^^) 今は,同合唱団はどうなってしまったのでしょうか?...

Beethoven: Symphonies Nos. 5, 6 & 9 (詳細)

Karajan Conducts Grieg & Sibelius

・「北欧情緒たっぷり
グリーグ、シベリウス、この二人の作品の持つ独特の美しさを引き出すことにかけてはカラヤンは他の追随をまったく許しません。カラヤンの指揮によって弦楽器は朝靄のような美しさを、管楽器は自然の荒々しさを非常にうまく表現しています。特にペールギュント、トゥオネラの白鳥の幻想的な美しさにはうっとりします。

Karajan Conducts Grieg & Sibelius (詳細)

マーラー:SYM.NO.8 (2CD) [Import] (SYMPHONY 8 (HYBR)|SYMPHONY 8 (HYBR))

・「繊細かつ,ユニークで,考えさせられる演奏
SACD2chシステムでの視聴.同作品のデジタル録音のSACDとしては,BMG-RCAレーベルからC.DAVISの指揮のディスクが発売されており,少しそれと比較しながらのレビューを書きます.

まず,初めてこの作品を聴く方には,DAVIS盤を薦めます.録音もDAVIS盤の方が,DAVIS盤は1996年,このナガノ盤は2004年で,ナガノ盤の方が録音が新しいのですが,ナガノ盤はトウッティで濁る感じが聞こえる部分が数ヶ所あり,DAVIS盤の方が優秀録音だと思います.(ちなみに録音ホールはDAVISがミュンヘン・ガスタイク. このナガノ盤がベルリンのフィルハーモニーです.)

合唱,独唱もDAVIS盤の方が一枚上だと思います.・・・ですが,このレコードはナガノの個性がよく記録されており,「ただ巨大なだけの演奏は飽きた」という方には一聴に値するレコードだと思います.体が吹っ飛ばされる様な音圧を期待する人には肩すかしな部分があると思う演奏ですが,ナガノはこの巨大な作品の細かい部分にまで目を光らせ,大きな流れと共に,繊細な演奏を聴かせてくれています.繊細さをもっていながら,決して弱々しくも,流れも失わないのは流石というところではないでしょうか.それは特に「ファウスト」からテキストを持ってきた第2部で成功していると思います.

この第8交響曲というのは,そうそう何度も聴ける(体力的にも精神的にも)ものではないと思いますが,不思議とこのナガノ盤は,1回聞き終えた後,「もぅ一回聴いてみようか?」と思わされるレコードでした.それだけいろいろと聴き手が試される(?)演奏という事なのかもしれません.

ドイツのオーケストラの演奏だと思うから,変な印象をもってしまうのかもしれませんが,ナガノがリヨン国立歌劇場でキャリアを作ってきた指揮者である事を思い出し,発売もフランスのレコード会社だという事を念頭に置くと,納得できるのではないでしょうか.毎度このレーベルらしくジェケットの作りも美しいのでそれも特記しておきます.

マーラー:SYM.NO.8 (2CD) [Import] (SYMPHONY 8 (HYBR)|SYMPHONY 8 (HYBR)) (詳細)
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