狂気(SACD-Hybrid) (詳細)
ピンク・フロイド(アーティスト)
「開放感」「かなり大きめのリアスピーカーが要ります」「あまりに見事な音に対しあまりにおそまつな解説」「スルメだね」「あらためて、すごかった」
エンジェルス・エッグ(紙ジャケット仕様) (詳細)
ゴング(アーティスト)
「まか不思議」
Paranoid (詳細)
Black Sabbath(アーティスト)
「ブラック・サバスを世界に知らしめた初期の傑作」「これはヘヴィーメタルの教科書だ!」「パラノイドは名曲だけど・・・。」「激重のグルーヴに浸るべし♂」「出世作」
「限定価格の名盤」「圧倒的な存在感を放つアルバム」「グラム万歳!」
Future Days (詳細)
Can(アーティスト)
「なんだこれは!?」「鈴木がやってくる」「この浮遊感」「やはり最高傑作。」「クラブでもかけれます。」
Cluster II (詳細)
Cluster(アーティスト)
「浮遊感がある」「酩酊しそうなエレクトロニックミュージック」
Yeti (詳細)
Amon Düül II(アーティスト)
インヴェンションズ・フォー・エレクトリック・ギター (詳細)
アシュ・ラ・テンペル(アーティスト)
「ゲッチング作品の最高峰」「ゲッチング作品の最高峰」「『Inventions for Electric Guitar』トランス・テクノの原型」
Ash Ra Tempel (詳細)
Ash Ra Tempel(アーティスト)
「ジャーマンサイケの代表作:長い、空間的、重たい、シャレてない」「なんというサイケ」「ドラッギー」
「奇妙奇天烈な作品」「お伽話のダーク・サイド」「お伽話のダーク・サイド」
「隠れた名盤の良いお手本。」「これは!!」「メロトロンが利いた素晴らしい名品」「こんなに有名になるとは」「私の愛聴盤!! メロトロンが最高」
Act One (詳細)
Beggars Opera(アーティスト)
「クラシックを独自の解釈」「これぞクラシカルロック」「クラシカルな英国風怪作」
The Rise And Fall Of Ziggy Stardust (EMI) [ENHANCED CD] (詳細)
David Bowie(アーティスト)
「デビット・ボウイ入魂の一作」「驚異の完成度」「無人島レコード」「20世紀の宝物」「名盤中の名盤中の名盤中の・・・(エンドレス)」
「永遠の一枚」「一生モノです」「物静かな夜に、暗鬱な魂の慟哭を。」「心にしみる一枚」「」
アフリーカ!+シングル(紙ジャケット仕様) (詳細)
デモン・ファズ(アーティスト)
「てっきりファンク系バンドだと思ったのですが」
Alessandra (詳細)
Pooh(アーティスト)
「初期の傑作」「大人の風格」「美しいストリングスに震える」
You (Radio Gnome Invisible, Pt. 3) (CCCD) (詳細)
Gong(アーティスト)
「傑作。」
Meddle (詳細)
Pink Floyd(アーティスト)
「ロックミュージックの可能性」「エコーズの為だけのレビューです」「ピンク・フロイドミュージックの完成形、「エコーズ」」「究極の名曲」「トップアーティストに」
Third (詳細)
Soft Machine(アーティスト)
「過渡期の大傑作」「ささくれたグルーヴ」「曲はすばらしい」「ソフトマシーン最高傑作! ~ 何度聴いても新鮮。飽きない。」「リマスタリングでどうなるのかな」
In Rock: 25th Anniversary (UK) (詳細)
Deep Purple(アーティスト)
「史上最高のハードロック」「このアルバムは一言 Buy it」「たまらんね」「第2期DEEP PURPLE 最初のアルバム」「予想以上の良さ」
Led Zeppelin III (詳細)
Led Zeppelin(アーティスト)
「当時の問題作も今や」「個人的に最高傑作」「日本人にとって重要なアルバム」「ゼップは確信犯」「ジャケットを復活させて現代のリスナーに見せてやりたいなぁ」
Hosianna Mantra (詳細)
Popol Vuh(アーティスト)
「全ての音楽ファンに。」「ニューエイジっぽいけど違う」「ポポル ブーの最高作!」
まっすぐモグラ (詳細)
マッチング・モール(アーティスト)
Wish You Were Here (詳細)
Pink Floyd(アーティスト)
「心に滲みる・・・」「コンセプチャアル」「狂気に隠れてしまった名作」「現在のフロイドの原点はここにあり!」「これぞピンクフロイド、これぞギルモア!」
・「開放感」
心臓の鼓動の音から始まるあまりにも有名な、あまりにも売れたアルバムです。本来ポピュラー・ミュージックであるロックを、芸術作品と呼ぶことを可能にした作品だとも思います。
自分はThe Wallが一番好きな人間なんですが、やはりこのアルバムの凄さは語られている通り、もしくはそれ以上だと思います。
あまりに完成されたサウンド・プロダクションと、情緒的で優しいメロディは、壁も天井も地面も消えたように、現実に自分の居る空間から解放され、壮大な異空間、もしくは宇宙の中に解き放たれたような気分にさせてくれます。アルバムの流れも完璧に作られていて、本当の傑作とは何かを教えてくれます。
5.Moneyや8.Us And Themも好きですが、自分のこのアルバム内のベスト曲は4.Timeです。あまりにも王道だとは思いますが…時計の音のSEからのミステリアスで惹き込まれるようなイントロ、切ないメロディに絶妙の女性コーラス、そしてD・ギルモアの“鳴くギター”によるギターソロ…上に書いたように自分が現実の空間から解放されていくような気分になります。
あらゆるジャンルを超えて、音楽が好きな人ならば必ず聴いてみるべきアルバムだと思います。
・「かなり大きめのリアスピーカーが要ります」
この5.1ch版狂気を実際に聴いて感じたのは、かなり高いスペックのサラウンドスピーカーが要るという事です。通常のドルビーサラウンド/DTS音声ソフトの場合、リア・スピーカーは、補助的にミックスされたサラウンド音声を受け持つ為のものなので、大きなスピーカーはそれほど必要ではありませんが、このソフトはリアスピーカーもメインスピーカー並みのスペックを必要とします。また、リアの音量や音質をかなりシビアに設定してバランスを整えないと、良さが生きてくれません。でも、うまく設定した時の音は圧巻です。個人的にはシンセ音が縦横無尽に飛び交う「望みの色を」が最もサラウンド向きだと思います。
・「あまりに見事な音に対しあまりにおそまつな解説」
立川直樹はレコードの時代からPFのご意見番として専属ライター的な扱いで仕事をしているが、中身のない解説は不要。和久井光司もしかり。「クリストーマスにインタビューしたことがある」程度で誇らしげに書いている事は感想文。レコード会社のディレクター氏ももう少し考えて(ないのだろうな)人選するか、歌詞対訳のみか、レコーディングデータをもっと詳しく(音響が売りのSACDなんだからね)載せるとか商品価値、セールスポイントに沿った仕事をして欲しい。よくあるでしょう、試写会に呼ばれたタレントのコメントを載せた新作映画の広告を。あれ読むと観る気がしなくなるのと一緒です。
・「スルメだね」
ディープパープルのライブインジャパンと言うお決まりのコースからすぐにこのアルバムに入り、以後ほぼ1年半このアルバムだけで過ごした高校浪人時代、一日三回はアナログで聞いていたと思う。お陰で全ての曲を歌詞カードなしで歌える様になってしまった。バックの話し声までコピーしようとしていた。筒井康隆が最初に傑作に出会う事程不幸なことはないと書いていたが正にその罠に嵌ってしまったのであった。このトラップから逃れるのにはクリムゾンキングの宮殿との出会いまで待つ必要があった。傑作には傑作で。この二作のお陰でこちんこちんのプログレ頭になって、この巨大な穴からはその後10年程抜け出る事が出来なかったのだ。それ位の傑作である。しかし、作りそのものはイージーリスニングと言っても良い程万人受けする作品である。
・「あらためて、すごかった」
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・「まか不思議」
GONGのサウンドが、まか不思議なのはもちろんですが、このアルバムで見せてくれる多様な音楽性はまた格別。曲のバラエティーさと言う意味では全GONGアルバム中一番でしょう。しかも不思議とアルバムとしての統一感がとれている。スティーブ・ヒレッジ、ピーエール・モエルランの初参加アルバムなので演奏のクオリティー最高。個人的には始めて買うなら、このアルバムか、カマンベールをお勧めします。ほんと格好いい。
・「ブラック・サバスを世界に知らしめた初期の傑作」
デビュー・アルバム『Black Sabbath』で唯一無二の世界を築き上げた彼らのセカンド・アルバム。
シングル・ヒットとなった“Paranoid”をはじめ“War Pigs”“Iron Man”“Fairies Wear Boots”は彼らの代表曲であるばかりでなくそのオリジナリティは30年以上経った今も輝いている。彼らのサウンドに影響を受けた若手は星の数ほどあるが、彼らを超えたものは未だに出てこない。
バンド名とその重く沈むようなサウンドが際立っている為か悪魔崇拝と勘違いされるバンドだが、“War Pigs”や“Electric Funeral”を聴くとあきらかに反戦・反核と行き過ぎた科学文明への警鐘であり、その思想は次作の“Children of the Grave”を通して後期のアルバムである“Dehumanizer”までをも貫き通している。が、そういう思想云々は抜きにして彼らの卓越したアイデア、凄みを味わうべし。
・「これはヘヴィーメタルの教科書だ!」
一曲目からラストまで続く、ひたすらに暗くて重たいサウンド。1970年発売なので音質は悪いが、これは紛れもなくヘヴィーメタルである!!重く引きずるような、トミー・アイオミの天才的なリフ。まるで呪文を唱えるようがのように歌う、独特なボーカルのオジー。アグレッシブで素晴らしいグルーブを叩き出す、ギーザーとビルのリズム隊。内容はサバスの名曲が満載で、ヘヴィーメタルの教科書と断言できよう!余談だが、このアルバムがメタリカのバックステージで、いつもガンガンの大音量で流れていたらしい。ヘッドライナーだったオジーが「何故、こればかりかけているんだ?」と質問した所、「あなたに言ってもわかりませんよ。」とラーズは答えたという。
・「パラノイドは名曲だけど・・・。」
ヘヴィーメタルとはブラックサバスのことを言う。鉄板をガリガリする音がするだろ! これはモーターヘッドのレミーの言葉だ。決してパープルみたいにスピードはない。ZEPみたいに格好よくない。でも間違いなくサバスはHMの帝王なのだ。本作は二枚目のアルバムで、ライブでもおなじみの#1.#2.#4.#8が収録されており人気の高いアルバムである。しかしながら、パラノイドをシングルカットしたのは失敗だったというメンバーの発言を読んだことがある。確かにこの曲はキャッチーで、アルバムを通して聴くとなんだか浮いているような印象を受ける。たぶんサバスに興味を持った人の大半はこの曲を聴いてというのではないか。当時ライブ会場に子供がたくさんきてしまったらしいが(ローティーンだと思う)、それを指して失敗という言葉を彼らは使ったのだ。ファン層が広がっていいことだと思うんだけどねぇ。それはともかく、サバスの魅力はパラノイドよりもアイアンマンやウォーピッグスにあると思うのはマニアのひとりよがりなんでしょうか。そんな事ないよね?
・「激重のグルーヴに浸るべし♂」
ハードロックの滋味の詰まった名盤&SABATHの最高傑作!
個人的には鳥肌モノのカッコ良さの“War Pigs”と ボーカル・パートとインスト・パートの変化が 一粒で2度美味しい“Fairies Wear Boots”の2曲だけで 買い!の作品。 タイトルチューン“Paranoid”をはじめ“Iron Man等々、 未だに彼らのライヴ定番の名曲が入った捨て曲無しの作品♪
この初期の彼らのサウンドは後のハードロック史に 多大なる影響を与えた必聴の内容で、後期の悪魔崇拝や キワモノ的存在で敬遠する方も是非聴いて欲しい一枚。
くぐもったようなトーンと隙間だらけの独特の空気感、 ドライヴするギターに引きずるようなヘビーなグルーヴ、 独特のリフにオズボーンのボーカルが乗っかり オンリー・ワンの音世界が鮮やかに出現する!
ドライヴ・ミュージックには危険!。スピード注意!(笑
・「出世作」
前作で体現したドゥーミーなロックが衝撃を与えたBLACK SABBATH。1stに続き'70年にリリースされた2ndアルバムが本作だ。
全英4位に輝きバンドの名を一気に浸透させたタイトル・トラックをはじめとして、"War pigs"、"Iron man"などのクラシックスがたっぷり収められた名盤だ。トニー・アイオミのリフ・メイカーとしての才能が全面的に発揮されただけではなく、
リズム・セクションの凄まじい実力もこのアルバムを特別なものとしている。
初期SABBATHの入門編に最適。
・「限定価格の名盤」
70年代の一時期、絶大な人気を誇ったT.レックスの代表作です。6曲目の「ゲット・イット・オン」は、このアルバムの前に発売され、当時のシングル売り上げ1位になったそうです。ギターのリズムの上にマーク・ボランの声が噛み合って、とても聞き応えがある一枚です。初回限定のみだそうなので、興味のある方は是非。
・「圧倒的な存在感を放つアルバム」
一曲目からTレックスのグラムロックサウンドを展開しきらびやかな世界を演出していって名曲「ゲットイットオン」であまりのかっこよさに取り付かれること間違いありません。まさにTレックス、いやグラムロックの最高傑作!
・「グラム万歳!」
ギンギンのグラム・ロックです。他の何でもない。これ聴いてたら、やっぱりマーク・ボランこそが真のグラム・ロッカーだったんだなって思います。ボウイとかもグラムだっていうケドやっぱマーク・ボランなんだよ!!あとボウイと違って不器用なのがボランの魅力なんです。
⑩の“LIFE`S A GAS”って青春時代のもどかしさって感じがする。まあ・・・
聴きましょう!!!!!
・「なんだこれは!?」
2004年現在にはじめてこの作品を聴いたが、「本当にこれが1970年代の音楽なのか?」という、よく名盤に使われるセリフが率直な僕の感想です。これまでプログレに拒否反応を示していたので、避けて通ってきたがこの作品はプログレなんて言葉をはるかに凌駕した凄まじいものです。現在のテクノ、エレクトロニカ、音響、ポストロック系の音楽の原点がここに詰まってます。
・「鈴木がやってくる」
大傑作だ!とにかく一曲目の表題作。パンクもニューウェーヴもオルタナもなかった1973年にこんな音を作っていいのか?ゆるんゆるんのオフビートにのって、全裸のダモが波間をフラフラと漂ってくる。殺される!
前作エーゲ・バミヤージのささやかな商業的成功の後、南の島でちょっとしたバカンスを楽しんだ影響が顕れた音だといわれるが、確かにこれまでの血で血を洗う緊迫感から、肩の力がイイ感じに抜けて、よけい迫力を増している。全盛期の落合のニヤニヤ笑いのような。
発表当時は「プログレ」に分類され、ムーディーブルースやイエスの好きな大多数のプログレファンからは当然無視されたが、誰が真の意味でプログレッシヴだったかは言うまでもなく歴史が証明している。
・「この浮遊感」
一部では、CANの最高傑作と言われる。僕にはCANの最高傑作はどれか?といわれても非常に困る。とにかく、このバンドは個性的で、どのアルバムも非常に個性が強く、気分によって最高傑作が変わってしまう(非常に高いレベルの作品ばかり)。
このアルバムは彼らの5枚目に当たるが、リズムが全面に出ていたこれまでの雰囲気とは少し異なり、浮遊感が漂う、スタジオアルバムとしての完成度を高めた様な作品になっている。 CANを始めて聞くにはちょっと取っつきにくいかもしれませんが、”一つの”彼らの完成された美学であることは間違いありません。
知り合いのドイツ人が僕に言ってきました。CANってなんて発音するの?これは本当の話です。もちろんカンです。
・「やはり最高傑作。」
奥行きのある立体的なサウンド、そして浮遊感、、、完成度も高いこのアルバムは、やはりCANの最高傑作だと思います。このアルバムから1曲も[cannibalism 1&2]という2枚組ベスト盤に収録されなかったのは、彼らの[Future Days]に対しての自信の表れであり、[Future Days]自体もベスト盤だからではないのだろうか。
・「クラブでもかけれます。」
あるクラブイベントの打ち上げにてこのアルバムをかけたときに、あるDJが言いました。「すごく凝った斬新な音ですね」そう、すごく凝ってるし斬新だし新しい。でもこれは73年に発売されたCANの通算5枚目のアルバム。既に30年経とうとしている。
今聴いても驚かされるばかりで古さは決して感じさせない。40年先をいったバンドの最高傑作はロック史上の歴史においても最高傑作といっていい。少なくとも自分にとってこれを超えたバンド作品は見あたらない。孤高で美しくアバンギャルドで癒しさえ感じる。ダモ鈴木はこれを最後にバンドを去る。「あまりに完成しすぎたから」
・「浮遊感がある」
ドイツの前衛二人組の2nd。ブワーンと穏やかなノイズが流れ、音が折り重なり変化しながら展開していくアンビエント的作品です。漂うようなサイケデリックな音像が最高です。72年という時代を考えなくても、素直に聞いていて気持ちのよいアルバムです。
・「酩酊しそうなエレクトロニックミュージック」
70年代に活動していた、実験音楽グループ。
スリーヴの写真を見れば当時の、箪笥ほどの電子楽器にコードの束。
実験音楽という言葉がぴったりな作品集だ。けれどアイデア落ちの印象はない。
SF映画やシュールな映像に合いそうな深い音楽。
・「ゲッチング作品の最高峰」
アシュ・ラ・テンペルに一人残されたゲッチングがギター(&エフェクタ)と4チャンネルレコーダーのみで作り上げた奇跡の作品。ギターピッキングの粒が波となり渦となり無機質で不思議な陶酔感を生み出しています。なーんにも考えずにこの陶酔感をただただ味わいましょう。'74年という時代にこのような作品が生み出されていたという事実とマニュエル・ゲッチングの偉大な才能を深く尊敬します。
・「ゲッチング作品の最高峰」
アシュ・ラ・テンペルに一人残されたゲッチングがギター(&エフェクタ)と4チャンネルレコーダーのみで作り上げた奇跡の作品。ギターピッキングの粒が波となり渦となり無機質で不思議な陶酔感を生み出しています。なーんにも考えずにこの陶酔感をただただ味わいましょう。'74年という時代にこのような作品が生み出されていたという事実とマニュエル・ゲッチングの偉大な才能を深く尊敬します。
・「『Inventions for Electric Guitar』トランス・テクノの原型」
1970年に結成されたジャーマン・ロック・グループAsh Ra Tempelは、当時の他のジャーマン・ロック・グループと同様に、60年代後半から流行していたサイケデリック・ムーヴメントの影響を大きく受けていた。トランス・テクノの原型ともいえる本作は、他のメンバーの脱退後、実質、Manuel Gottschingのソロとなってからの作品。4トラック・テープ・レコーダーとギター、そしてエフェクター( ディレイ、リバーブ、ワウワウ、ボリューム・ペダル、フランジャー、ハーモナイザー、EMSギター・シンセサイザー)を使って、彼が尊敬していた、テリー・ライリー的ミニマル・ミュージックを構築している。
・「ジャーマンサイケの代表作:長い、空間的、重たい、シャレてない」
冗長、実験的、宇宙的、無骨、ジャーマンサイケの特徴はほぼ併せ持ってます。ロッカーなら一度はやってみたいサイケセッションです。
追記:ジャーマンサイケも色々ありますがアモンデュールなどのドコスカ即興でもなくカンなどの知能犯でも無いのですが、何か浮き出たジャーマン名盤でもあります。やはりマニュエルゲッチンクのジミヘンの影響もろ出しながら、どっかはみ出した超空間的なギタープレイ、シュルツのバス連打が醸し出す妙なノリの、決して適当ではないがロッキンなドラムプレイがやはりこの音楽の核になってるでしょう。この二人は後の活動の見てももちろん天才ですが、その間に挟まれたベースのエンケのプレイもなかなか暗黒風味のサイケなベースプレイでいい味出してます。エンジニアはコニープランクであるし、B級には出せない、やっぱ名盤の味です(多分)。
・「なんというサイケ」
ドラッグを決めてだらだら好き勝手にやっている。この動と静の二曲はドラッグなんてやったことのない人間にさえ、トリップ感を味わせてくれる。ただ好きなことをやったら気持ち良かった、それ以上の音楽はない。シュルツのどこどこドラム、エンケの何やってんのかわかんないベース、そして十八歳の天才ゴッチングのギター。トリオというロック最小構成の真髄を感じましょう。
・「ドラッギー」
カフェイン飲んでブッ飛んだこと書いてる僕はダメですか。 そうですか。
でもこれは、酒やら薬やらを併せて聴くことで ブッ飛んじゃってる人がいっぱい居そうなイメージの一枚。 1971年発表のAsh Ra Tempel最初のアルバム。収録曲数は2曲。
邪悪で不気味なイントロダクションから、 α波が出てそうな懐深そう低音安定ドラム +ひたすらギュインギュインなフリーダムギターソロ、 そして最後の爆発。 この、インプロの渦中からサイケデリックを練りだしていく その過程を表現したかのような1曲目は ヒッピー文化の賜物なのかも知れぬ。
2曲目は聴覚映画体験。 何だか、知らない言語・知らない国の、 全く前情報の無い映画を観ていて、 その中の壮大な宮殿の中に入っていくシーンに ひどく胸を躍らせた時の気持ち。 怪しい物を、厚い扉一つ開けて見てしまったかの様な ドキドキした気持ちを持てる。
両者、酔って聴け、聴いて酔え。
・「奇妙奇天烈な作品」
バイオリンやビオラ、フルートやオーボエが重なり合い、呪術的な男性&女性ボーカルが絡み合い、闇の賛美歌のようなダーク且つ神秘的な世界が蠢いています。美しさと醜さが同居しています。私は好きです。
・「お伽話のダーク・サイド」
70年発表の1st。木管や弦楽奏者を含んだ非トラッド系のフォーク・ロック系のグループではあるものの、クセの強さはトラッド系のグループを軽く蹴散らすほど。このイタコかシャーマンか何かの儀式のような雰囲気はちょっと恐いくらいだ。コーマスとは快楽と音楽を司る神のことらしいが、カミソリで切り刻まれるかのような恐怖感と諦めにも似た開放感を合わせ持ったこのグループに相応しい気がする。幽玄で果敢ない女性ヴォーカル(ケイト・ブッシュ系)と暴力的とも言える力強い男性ヴォーカル(ロジャー・チャップマン系) が、弾きあうのではなくきちんと融合して彼らでしか出せない世界を作りあげているのが魅力的。何にしても個性という意味ではこのグループに勝るフォーク系のグループは少ないだろう。演奏はピリピリとした雰囲気が伝わってくるかのような緊張感の高いものであり、生半可な演奏では無い。とにかく儀式そのもののような曲もある。ジャーマン系のプログレ作品にも通じるものがあり、難解という意味では類似点もあるが、彼らの場合は曲そのものはしっかりしており、雰囲気だけで逃げているような作品では無い。万人にお薦めとは言い難いものの、クオリティは高く無視出来る作品ではないと思う。お伽話の恐い方の部分っていう表現が相応しいか?大作の2.あたりはプログレ好きには応えられない世界だろう。
・「お伽話のダーク・サイド」
70年発表の1st。木管や弦楽奏者を含んだ非トラッド系のフォーク・ロック系のグループではあるものの、クセの強さはトラッド系のグループを軽く蹴散らすほど。このイタコかシャーマンか何かの儀式のような雰囲気はちょっと恐いくらいだ。コーマスとは快楽と音楽を司る神のことらしいが、カミソリで切り刻まれるかのような恐怖感と諦めにも似た開放感を合わせ持ったこのグループに相応しい気がする。幽玄で果敢ない女性ヴォーカル(ケイト・ブッシュ系)と暴力的とも言える力強い男性ヴォーカル(ロジャー・チャップマン系) が、弾きあうのではなくきちんと融合して彼らでしか出せない世界を作りあげているのが魅力的。何にしても個性という意味ではこのグループに勝るフォーク系のグループは少ないだろう。演奏はピリピリとした雰囲気が伝わってくるかのような緊張感の高いものであり、生半可な演奏では無い。とにかく儀式そのもののような曲もある。ジャーマン系のプログレ作品にも通じるものがあり、難解という意味では類似点もあるが、彼らの場合は曲そのものはしっかりしており、雰囲気だけで逃げているような作品では無い。万人にお薦めとは言い難いものの、クオリティは高く無視出来る作品ではないと思う。お伽話の恐い方の部分っていう表現が相応しいか?大作の2.あたりはプログレ好きには応えられない世界だろう。
・「隠れた名盤の良いお手本。」
伝説の名盤として、昔からプログレ・ファンによって熱心に語り継がれてきた名作。後にスパイダース・フロム・マーズに加入したデイブ・ブラックが率いていたバンドでコレ一枚で解散してしまったそうだが、さすが、今日まで伝説といわれてきただけのことはある内容。
とにかくメロディセンスが抜群に豊かで捨て曲など一つもない。一応プログレの枠に括られているが、ありがちな大作主義な曲作りではなく、一曲一曲はあくまでもポップ。内容としては10ccからひねくれた部分を取り除いて、よりコンパクトにしたような感じで、いかにも70年代を彷彿とさせる人懐っこい、黄昏たメロディが印象的。ちょっとハスキーなヴォーカルも全体の曲想と良く溶け合ってるし、要所要所で実にカッコいいソロを弾くデイヴ・ブラックのギター・プレイも最高。
次から次へと珠玉の美メロが登場する①や③、とりわけ入魂の力作バラード④はこのアルバムの最高傑作だろう。CMソングとして使われたら問い合わせが殺到するだろうな・・・と思わせるぐらい印象的なサビが聞ける名曲。他にも軽快な疾走ナンバー⑥やもう一つのバラード⑦も文句なしの出来。普遍的なブリティッシュ・ポップを愛好する方に是非オススメしたいアルバム。
・「これは!!」
ポップであり、プログレッシブである――普通なら併用されることの無い形容動詞だ。しかし、このアルバムではこの表現は成立する。聴く者はその点で真にプログレッシブさを感じるのだ。いわゆる大作主義的楽曲を期待する人には少し物足りなさがあるかもしれないが、だからこそ「プログレらしさ」を求めすぎる人にも、「プログレはちょっと…」という人にも聴いてもらいたい。「プログレ」らしく(というと乱暴ですけどね)メロトロンが利いているし、最後の"August Carol"にはYesの「こわれもの」やKING CRIMSONの「宮殿」を髣髴とさせる壮大さがある。(といってもたった7分14秒)しかも随所に入る感情的なギター、ビートルズの流れを汲むようなポップな曲調、余りの見事さにこれがプログレかどうかなど無意味な議論だと誰もが思ってしまうに違いない。なにより最高であり、なにより残念なのがこのアルバム1枚しか無いということ。ケストレルがこのまま活動すればFocus級に有名バンドになっていたのではないかと思う反面、1975年以降がプログレ斜陽期であったことを考えると、逆にこの一枚でよかったのかもしれないとも思う。一枚しかないからこそ、ケストレルは伝説なのだろう。一枚だけで十分満足させてくれるから、このアルバムは最高なのだ。聴き易く、明瞭で、なおかつ深遠で、実験的であり、心を惹きつけてくれる。ケストレルは二律背反を打ち破った。ポップであり、プログレッシブである。
・「メロトロンが利いた素晴らしい名品」
70年代風味満載のプログレッシブ・ポップの名作です。筆者はジャケットにも魅かれました。紙ジャケのCDで、アナログレコードみたいな帯までついていて、製作者によるこの作品への愛情が感じられます。
曲はいたってシンプルなプログレ風味のポップ。70年代に創られたとは思えない良質のサウンドプロダクション。とてもいい音です。まるでアナログレコードをいいステレオで聞いているような感覚です。1曲1曲は簡潔かつ明瞭な構成であり、聴いていてとてもキモチがよくなりました。
70年代の古きよきポップワールドを懐かしく感じられる逸品であり、お勧めします。
・「こんなに有名になるとは」
こんなに隠れた名盤になるのであれば、レコードが出たときに数枚買っておけば良かったですねえ。気になるジャケットだったんですけどね。何回か買おうかなと思って他のレコードを買った記憶があります。この辺の音楽はやはりイギリスの独壇場だと思えてなりません。プログレのジャンルで取り上げられていることがおおいですが、どちらかといえばスタイル・カウンシルっぽいポップスです。本当に洒落ています。ただ、最後の曲が突然クリムゾン的雰囲になっちゃうんですねびっくりデス。それでプログレのジャンルに入れられるはめに・・・。それと音楽の知識がないのでどう表現していいのか分かりませんが変調というのでしょうか?何気なくどんどん曲調が変幻自在に変わっていくのが何ともいえない魅力です。こういうのはアメリカからは出ないジャンルです。それで、突然クリムゾン風になった最後の曲は実に余韻のあるギターソロで終わってしまいます。ジャンルに当てはまらないおしゃれな1枚です。
・「私の愛聴盤!! メロトロンが最高」
ブリティッシュロックの「幻の名盤」というのはあまり当てになりませんが、これは違います。 プログレ、ポップス系が好きな人にはたまらない1枚、愛聴盤になること間違いなしです。(ただし、今風の音ではありません。ブリティッシュロック!です) これ一枚なのが悔しくなります。
メロトロンのサウンドをイメージしたら、そのサウンドが目の前に、といった感じで、はまります。 一人でも多くの人に聴いてほしいと思います。
・「クラシックを独自の解釈」
英国出身のプログレ・バンドの、’70年発表のデビュー作。 ポップでメロディックな楽曲に、超有名曲から、ややマイナーな曲まで、クラッシクの曲のフレーズがいたるところに鏤められ、それが自然に溶け込んでいる。 これは間違いなく、KEITH EMERSON率いるTHE NICEからの影響だろうが、THE NICEでは、KEITH EMERSONの嗜好が色濃く反映され、そのセンスと実力が、他のメンバーより頭一つも二つも抽んでていた。 しかし本作は、どのメンバーも同じ目線、対等な立場で制作されているのがはっきりと分かる。キーボードと同等か、それ以上に活躍し、存在感を示しているハードなギター・ワークや、凝りに凝ったコーラス・ワークがそれだ。 演奏面も、クラシック色とハード・ロック色が、バランスが取れており、テンションは高いが、コンビネーションも良く、ちゃんとまとまっている。 確かに、THE NICEからの影響は強い。でも、ただの模倣に終始せず、このバンドの個性や工夫により、独自の作風を見事に作り出している。
・「これぞクラシカルロック」
イギリスのプログレバンド、Beggars Operaの1stアルバム。Beggars Operaというと3rdアルバムが人気ありますが、3rdを気に入った方には絶対お奨めです。美しいメロディー、ところどころにクラッシックのフレーズをちりばめ、そしてポップ、なんとも不思議な魅力をもったアルバムです。確かに3rdと比べると若干荒削りな部分はありますが、それがパワフルな印象となって伝わってきます。本当にロックしてるクラシカルロック。最近の超お気に入り盤です。
・「クラシカルな英国風怪作」
ブリティッシュロックバンド、ベガーズ・オペラの1st。1970作紙ジャケリマスター盤/ボーナス2曲入り宇宙飛行士ジャケで有名な3rdはヴァーティゴの裏名盤として一般的にも代表作とされるようだが、クラシカルでごった煮的な面白さからいえば本作だろう。キーフの手によるこの怪しげなジャケからしてすでにキワモノだが、サウンドの方はクラシックのメロディを取り入れたオルガン入りロックで、NICEやTRACEなどに通じる印象がある。ヴォーカルの微妙な力の抜け具合がコミカルな雰囲気をかもしだしているが、トルコ行進曲のメロディに乗せた11分の大曲ではハモンドにサイケ的なギターが重なり、濃密かつマニアックなブリティッシュロックが楽しめる。
●The Rise And Fall Of Ziggy Stardust (EMI) [ENHANCED CD]
・「デビット・ボウイ入魂の一作」
「Five Years」でスタートし、「Rock 'N' Roll Suicide」で幕を閉じるまで、一分の隙も感じさせない感動的なアルバムです。 架空のストーリーにのせて、架空の主人公を演じて見せるという、ボウイお得意のスタイルが効果的に、しかも一番うまく決まっているのではないでしょうか。 その後も色々なスタイルの変遷を見せてくれて、それぞれに楽しませてくれるボウイですが、このキャラクター&アルバムを超えるものはないと思います。 しかし、この時期のボウイはグラムロックという括りでは片付けられない、充実した素晴らしい音楽を聞かせてくれています。
・「驚異の完成度」
初めてこれを聞いたとき、この後が辛いなと正直思った。これを超える作品は出来ないだろう。いくら天才ボウイでも無理だ。「完璧に作りすぎた」と思った。その後あまたの作品を世の中に送り出したボウイであるが、これを超えたものを出したかといえばやはり「NO]と答えざるを得ないと思う。様々なアプローチからさすがはボウイと思わせる名作はいっぱいある。「アラディン・セイン」「レッツ・ダンス」「ロウ」それに私のお気に入り「ピンナップス」そのほかにいっぱいある。ただ最高峰はこの「ジギー・スターダスト」に尽きます。作品としての完成度が極めて高い。初めのかすかな音から「ロックンロールの自殺者」まで構成が見事という他はない名作です。
・「無人島レコード」
ビートルズの大ファンである私はこれまでビートルズから派生して色々なミュージシャン、バンドを聴いてきました。「彼氏になりたい」からはストーンズ、「ホワイルマイギター」からはクラプトン、クリーム、ジョージからはディラン、レオン・ラッセル(もちろんそれらのミュージシャンからも派生していくのですが)デヴィッド・ボウイもそんなミュージシャンの一人(もちろんジョンとのコラボから)。ビートルズが基本であるもののロックアルバムの中で、私が一番好きなアルバムはこれ。ある時は淡々に、ある時はメロディアスに、またある時は狂おしく、そして絶叫する。初めて聴いて四半世紀が経過しても、未だに飽きが来ない一枚。
・「20世紀の宝物」
どれほど賞賛を繰り返そうとも決して充分にはなりえない20世紀大衆音楽の傑作中の傑作のひとつ、
クラシック音楽のような他人による再演を目的とした表現では絶対に到達不可能な、まさにアーティスト本人自身の生身の身体によってのみ達し得る高みをみせるというエルビス・プレスリー以来のロック音楽が本来もっていた機能が最大に発揮された奇蹟の1枚、
もしボウイが本作発表直後、のばしても本作の数年後に早世していたらまちがいなくジギー教という宗教に発展していたのではとおもわせるウルトラ・ハイテンション・アルバムです、歌詞をじっくり読みながら(全曲覚えることがベストです)アルバムの指示通り「最大音量」で繰り返しきくべき作品です、
バンド演奏(特にミック・ロンソンのギター)と録音の素晴らしさをリマスタリングCDで堪能しましょう、
・「名盤中の名盤中の名盤中の・・・(エンドレス)」
このアルバムは「火星人ジギーがその特異な性質でスターダムにのし上がり、やがては見捨てられ、自ら命を絶つ」というなんとも馬鹿げたコンセプトのもと作られた名盤というか妖盤である。壮大なコンセプトを持っていながら楽曲のレベルがそれにまったく追いついてないということは多々ある。そんな頭でっかちなアルバムをあざ笑うかのような、異常な楽曲のクオリティーも魅力である。この作品はボウイ自身を「世界最凶の道化・兼・芸術家」という一段上のヒエラルキーに押し上げる原動力となった「rock'n'roll suicide」を聞き終えた後、ボウイのあまりに巨大な才能にいつもため息が出てしまう。同時に「ロウ」を出した直後に逝ってくれたらなあ・・・といつも深いため息が出てしまうのも事実
・「永遠の一枚」
ファイブ・リーブス・レフトから通算3枚目でこの境地になってしまった者に残されるのは死。基本的にギターと少しのピアノのみで構成された楽曲達は、あえて余分な楽器で彩らず、細部の美しさをこれでもかと強調(本人はそのつもりはないにしろ)。最後の「ハーヴェスト・ブリード」からピアノの音で始まる「フロム・ザ・モーニング」に移る瞬間の美しさ!前2作を担当していたプロデューサーのジョー・ボイドが去り、精神的に追いつめられてのレコーディング、ほとんどアレンジなしでとデモテープを渡されたピンク・ムーンをプロデュースしたジョン・ウッドは相当困り果てたことでしょう。しかしそれが、傑作中の傑作、一作目のファイブ・リーブス・レフトさえ越えるアルバムになるとは・・・。やはり天才です。そして、アウトテイク集、time of no riplyのblack dogへ・・・もはや狂気と美が紙一重だということを身をもって知らしめてくれるアルバムです。4枚全てが永遠のマスターピース。合掌・・・・
・「一生モノです」
ニックドレイクの3枚目にしてラストアルバム。とにかく、美しい。複雑なアコースティックギターの美しい響きと、彼の優しく温かい声が聴く者の心を揺さぶってくれる。飾らないからこそ輝く美しさもある。
僕の拙い英語力で語るのもおこがましいけど、彼の作品がここまで感動させてくれるのは、彼の歌・詩や、特に音楽に対する姿勢に嘘がなかったからだと思う。寝るときによくこのアルバムをかけるが、結局最後まで眠れずに聴いてしまうことがよくある。彼の認知度があまり高くないのが残念ですが、出会えたものだけが知りえる素晴らしい世界があります。
・「物静かな夜に、暗鬱な魂の慟哭を。」
イギリスのカルトヒーロー、ニック・ドレイクの3枚目にして、最後のアルバム。日常に潜む陰鬱さを音楽というものに昇華して、その本質を見事に一表した名盤で、沈んでいるときに聞くともっと暗鬱な気分になれるアルバム。
シンプルで交じりっ気の無い素朴な音で作られていて、非常に丹念にかつ丁寧に織り込まれている。朴訥なその散りばめられた音が、不思議と心の琴線に触れる。その類い稀なる音楽性は静かな夜に聞くといっそう心に響く。そして、雨もよく似合うアルバムだ。雨の降る静かな夜に一人で聞いてみて欲しい、きっとこのアルバムの真価が十二分に分かるに違いない。少なくとも、私はそう確信している。そうする価値のあるアルバムだ。
・「心にしみる一枚」
今現在、このアルバムがこんなにもてはやされるなんて、世の中相当病んでいるのかな、などと思ってしまう一方で、いや、こういうアルバムこそが売れなきゃいけないと思ったりもします。発表された当時は全く見向きもされず、重度の鬱病にかかってしまった彼は'74年に亡くなってしまいました。まさか現在その当時の何倍も売れてるなんて、天国で彼は、ゴッホと共に「ざけんなよ!全く!」てな心境なんでしょうか?実際5年ほど前、生まれ故郷タンワースにある彼のお墓に行った時、周りの寂しげな墓石に比べ、真新しい花がたくさん捧げられていて、思わず涙が出てきました。教会の記帳ノートには世界中からやって来たファンのニックへのメッセージが書かれていて、中には中国かどこかアジアから来たファンの方もいました。セカンドのブライターレイターがまず、クラブシーンで評価されたとか、ポールウェラーがニックのことを褒め称えたとか、きっかけは何でもいい、とにかく彼の全レコードを多くの人に聴いてほしいですね。このラスト作は死の2年前に発表された、彼の中では当然、音を含めて最も赤裸々で孤独なメッセージに満ちていますが、決して暗いだけでなく希望も同居しているからこそ、心にしみるのだと思います。
・「」
わずか三枚のアルバムを残し、この世を去ってしまったニック・ドレイク。最後の作品となった今作は、ギターと歌、そしてピアノというシンプルなスタイルをとっている。
ひたすらストイックで、悲壮感すら漂わせる音は、鳥肌がたつほど鋭利で力強くもある。
物静かで、どうしようもなく暗く、悲しく、だからこそ信じることができる『ニック・ドレイク』がココにいる。
・「てっきりファンク系バンドだと思ったのですが」
ジャケット、バンド名、メンバー(皆さん黒人)といったところから、てっきりファンク系バンドだと思ったのですが、いざ音を聴いてみると黒っぽさを交えたジャズ・ロック的スタイルだった点に驚きました。バンドの背景やメンバーの経歴はおろか、どのような活動をしていたのかも全く知りませんが、少なくとも70's初期(本作は'70年のリリース)にあって、所謂ロックだ、ジャズだ、ソウルだ、R&Bだと言った垣根が(一時的にせよ)取り外されたかのような音楽の隆盛があった事を伝える一枚なのかなぁと思います。オルガンとホーンが目一杯フィーチャーされ、ほぼノン・エフェクトに近いギターのカッティングが鳴るさまは、さしづめ、ブラス・ロックにも通じるところがあります。時にはフルートとコーラスを配しての楽曲[4]等は、オールド・ロック・ファン(?)にも十分訴求するものではないでしょうか?また、そのタイトルが如実に示すようにアフリカン・テイストを洗練させた形で楽曲へ盛り込んでいる点も(彼らの専売ではないにせよ)特徴と言えるでしょう。[5]はその最たるものかと思います。付属の8インチCD(3曲入り)に収められた未発表曲もなかなかあなどれません。単にマイナー/短命バンドを掘り起こして、それを"通(ツウ)"ぶって誉める訳ではなく、そこに含まれていた楽曲に対して純粋に"イイじゃないか"と思った次第です。
・「初期の傑作」
オーケストラを配置した初期の傑作。アルバム全体のクオリティが高くオーケストラとコーラスの融合が成功した作品。ヨーロッパの多くのグループに影響を与えた必聴の1枚。Giancarloプロデュースの5作品はどれも個性的だがこのアルバムはシングルヒットをたくさん狙えるような曲ばかり。
・「大人の風格」
イタリアを代表するのプログレ・バンドの’72年発表作。 前作より確立された、壮大なオーケストラをバックに、イタリアならではの哀愁のあるロマンティックなメロディを壮麗なコーラス・ワークで歌う、と言うスタイルを更に推し進めた内容となっている。 まず、楽曲が落ち着いた味わいがあり、アダルト・オリエンテッドな雰囲気を醸し出している。それは歌詞の面でも顕著に反映されている。 それを効果的に演出する、看板のオーケストラの使用法もよりこなれており、明と暗のコントラストが明確で、楽曲の良さを巧みに引き出している。曲によって挿入されているブラス・サウンドも効果的だ。 とりわけ目立っているのが、リード・ヴォーカルのRICCARDOの表現力だ。適度に甘く、そして切ないその歌唱法に成長と実力が、如実に表れている。 彼は本作をもって脱退してしまうが、新ヴォーカリストを加えたその面子が、現在でも活躍するバンドの不動のメンバーとなる。 それ故、この時期に築かれたバンドのスタイルが大きく、また本作の存在価値が重要なのを改めて感じさせる。
・「美しいストリングスに震える」
イタリアンロックバンド、イ・プーの5th。 1972作/紙ジャケリマスター盤「ミラノの映像」の邦題で知られる本作は、間違いなく初期の最高傑作艶やかなストリングスに導かれて、ゆるやかな叙情が舞い降りる。繊細でありながらも情熱的なイタリア語の歌声が響きわたり、壮麗かつ雄大なオーケストレーションが一体となって、哀愁のロマンが波のように押し寄せて、涙腺を刺激する。イタリアからしか出て来ない泣きの叙情美に胸震わせろ。
●You (Radio Gnome Invisible, Pt. 3) (CCCD)
・「傑作。」
高度な演奏力とイマジネーションに裏打ちされた完成度の高さと、人間的な温かみを持った壮大な作品。
・「ロックミュージックの可能性」
このアルバムはすごい。ある意味このアルバムのエッセンスは『Echoes』一曲に凝縮されているといってもいい。ロックという範疇では語れない人間の精神の深みと寂寥感そして希望を巡る旅を表現するかのような『Echoes』。虚無感にひたりながらもそうしたことの先には希望の明かりがあり、そこに向かっていくかのような展開。かつてこれまで精神性を表現したロックがあったろうか?アルバム『狂気』も素晴らしいがピンクフロイドの珠玉の一曲は『Echoes』ではないかと私は思う。素晴らしいアルバムである。
・「エコーズの為だけのレビューです」
あの「ピン!」という音は、何の象徴なんでしょうか。あの張り詰めた「ピン!」で始まり、以降はその「ピン!」を主題とした、壮大で無限大とも言える秀逸なイメージの探求を、このエコーズは、我々に要求します。イメージを、「見せつけられる」のではなく、自分の脳から「引きずり出される」感じでしょうか・・・・。とにかく恐ろしく「想像」を、「喚起」されるのです。
それは説明しようが無いくらい、おそろしく「抽象的」なものですが、決して曖昧でぼやけた脆弱な性質のものではありません。繰り返しますが、「抽象的」ですが、「正確」で、「強烈」なのです。
「宇宙創世時の特異点」「原始生命体誕生時の化学反応」「受精卵の神秘」「一人間としての誕生と意識の覚醒」・・・・・あの「ピン!」から引きずり出された私の代表的イメージはそれらのものですが、聴く人によってはイメージは正に無限大と言えるでしょう。私も体調と気分によっては、「ピン!」の主題は無限に変動します。いつか半覚醒状態で「エコーズ」を聴いてる時、「宇宙創世時の特異点」以上の怖ろしい何かが頭にめぐっていたような経験がありますが、それがどんなものであったかは、言葉では上手く言い表せません。
自分の中の「未知」の「想像力」を垣間見て見たい方・・・「エコーズ」・・・を聴くだけで、貴重な体験ができるかも知れません。
・「ピンク・フロイドミュージックの完成形、「エコーズ」」
「原子心母」における実験の成功によって、自分達の音楽性の追求が可能になったピンク・フロイド。そんな彼らがバンドとして最もまとまりのある時期の作品が本作。全体に陽光の暖かさのようなものが感じられ、傑作「狂気」と対を成しているようにも感じられる。ギルモアのギターが炸裂し、後の作品につながっている「吹けよ風、呼べよ嵐」、「Fearless」「A Pillow Of Winds」等良質な小品である。しかし、やはりこのアルバムはなんと言っても「エコーズ」、この曲に限る。この曲はサイケデリックだとか、プログレだとかそういう概念を超えて「ピンク・フロイドミュージック」を聴かせてくれる。この曲を一回目をつむって聴いてほしい。まるで宇宙を旅しているかのようなトリップ感覚を体験することができるはずだ。しかしこのアルバムが最高傑作と呼ばれる時期はすぐに終わってしまう。なぜなら、サントラ盤「雲の影」を挟んであの「狂気」がリリースされるからだ(私的には本作が一番好きだが)。にしてもこのアルバムのわずか4年後に「炎」のような暗黒的アルバムがリリースされるとは誰が予想しただろうか?
・「究極の名曲」
もう四半世紀以上ロックを聴いてきましたが、一曲挙げろと言われたら「a day in the life 」 beatlesか、この「echoes」のどちらかを躊躇せずに挙げます。要するに私にとってロックとは、耳から入る無害な麻薬だったと思います。ベスト版にも短縮されたものが入っていますが、あれじゃ困ります。この催眠性のある「繰り返し」が大切だからです。
・「トップアーティストに」
ずっとデビューから聞いていた者としては、この「エコーズ」の入っている「おせっかい」でトップにたったと思っている。毎日学校から帰ったらまずこれを聞いていた。単純な構成なんですがねえ・・・今聞いても良いですね。その後のオフィシャルのライブには収録されないのが残念です。レコード時代は各国のジャケットの色が微妙に違っていて面白がって買い集めたから何枚あるか分からないです。中間の宇宙的世界から段々ベースラインが響いてきてボーカルが被さる一瞬が聞き所です。この一瞬を聞くためにそれまでの音があると言っても過言ではありません。
・「過渡期の大傑作」
2ndアルバム発表後もライブ活動を続けるグループは英国ジャズの重要バンド、キース・ティペット・グループからエルトン・ディーンを含む複数の管楽器奏者を加えて精力的に公演をこなしていく。その合間を縫ってレコーディングされたのがこのアルバム。1、2作目のサイケでダダ的なポップから、本格的なジャズ演奏へと向き合っていった時期のアナログ2枚組みの大作であり、2ndと並んでグループの最高傑作に挙げられることも多い。M1、ホッパー作の「FACELIFT」は当時としては珍しい、別々の場所で録音されたライブ音源を編集したものである。オルガンがぽつり、ぽつりとアブストラクトなフレーズを刻み、突如軋みを上げ始めるオープニングの鮮烈さは何度聴いても色あせることがない。次第に湧き上がってくるブラスの混沌、各パートが多面的/重層的に広がっていく構成である。ラトリッジによるM2のメドレーも浮遊感に溢れていて素晴らしい。ダブ的な空間を作り出すファズ・ベースとミニマルなフレーズを刻むエレピが作り出す音像はまるでテリー・ライリーだ。全体的に硬派なインスト中心だが、ワイアットのヴォーカルをフィーチャーしたM3「MOON IN JUNE」だけは唯一1、2作目らしい雰囲気が感じられ、アルバム全体の多様性を高めている。純粋なジャズロックとしてはこの後の2作の方がより洗練されているが、本作を特別なものにしているのは60~70年代の音楽開拓時代のマグマのようなエネルギーが凝縮されているところにあると思う。ロック、ジャズ、現代音楽の間のきわどい領域を切り開いていこうとする姿を実にリアルに写し出しているのだ。そしてジャズ的な即興の妙技というより、緻密な構成や感覚的な心地よさに焦点を置いた本作は、むしろクラブ系リスナーにこそ聴いてもらいたい。ベースとエレピのミニマルな音形に例えば昨今のクラブジャズ~フューチャー・ジャズ的な感覚を見出すのもそれほど難くないだろう。実験的とか、フュージョンとか、プログレッシヴであるとかいうのは本当はこういうものではないだろうか。 ジャンルの垣根を超えた、コンテンポラリー音楽の一大傑作である。
・「ささくれたグルーヴ」
カンタベリーサウンドを代表するバンド、ソフトマシーンの三枚目。
これを聞くまではこの手の音楽にまったく興味が無かったのだが、見事に音楽への感受性を新たに開発されてしまった。
当初は2枚組であったこの作品の収録時間は70分を超え、聞く側にある程度の忍耐を要求するが、その見返りとして充分なサウンドスケープが楽しめる。ささくれながら怒涛のようにグルーブを生み出すキーボード、ギター、ドラムス、ベース、ニューオーリンズで生まれたジャズをイギリス人として解釈したその演奏は、生ぬるいロックより遥かにロックだ。
ロックが好きな人に一度は聞いてみて欲しい1枚だ。
・「曲はすばらしい」
評価の高いアルバムで、自分も大好きなアルバムの一つです。リマスターされているという事で、音質に関心のある方も多いと思いますが、音圧が高くなっているくらいでほとんど変わりません。紙ジャケに意義を見いだせないなら旧盤で十分だと思います。
・「ソフトマシーン最高傑作! ~ 何度聴いても新鮮。飽きない。」
ある程度音楽を聴き込んだ方だと思っている方、最近何を聴いても物足りないと思っている方、大事なバンドを忘れています。そう「ソフトマシーン」です。そして、そのソフツ最高傑作の誉れ高い「3RD」をお忘れではありませんか。
1曲20分台の曲が4曲、ラトリッジ、ホッパー、ワイアットの鉄壁のトライアングルに、エルトンディーン以下4名のホーンセクションが繰り出す怒涛のような音の洪水は、ミステリアスで熱い。何度聴いても飽きがこないうえ、聴くたびに新たな発見があるまさに芸術品。何度も聴くごとに味が出てくる不思議なアルバム。ブリティッシュロック・カンタベリーロック・ジャズロックの神髄がここにあります。 まずはだまされたと思って一度聴いてみてください。一度聴いただけではピンとこないかもしれませんが、何度も聴き込むうちに、きっと貴方の「手放すことの出来ないアルバム」の一員となることでしょう。
・「リマスタリングでどうなるのかな」
すごく楽しみにしています。リマスタリングされてくっきりした音になって、さらにかっこよくなるのか、それとも、あのカンタベリーなこもった感じがなくなって、あれっ、ちょっと違うかなってなるのか、とても楽しみです。私は、4枚目以降はあまり興味ないので、これを機に、1枚目と2枚目も紙ジャケ再発してくれないかな。(1枚目の変形ジャケほしいな)・・レコード会社違うかもしれないけど、どこか出してくれ!なお、星は発売済みの現状CDです。聞いたことないひとには、うまく説明できないけど、緊張感ある演奏でかっこいいです。
●In Rock: 25th Anniversary (UK)
・「史上最高のハードロック」
これを超えるハードなアルバムがあるだろうか?爆音の中にもクラシックの幻想的なサウンドが自由自在に散りばめられ唯一無二の感動をくれる。1曲目「Speed King」から爆発だ。ギランの全てを薙ぎ倒すようなシャウトが聞ける。そしてリッチーとジョンのソロのぶつかり合いがまた凄まじい。3曲目「Child in Time」の最後の加速度はまさに狂気。オーディオがぶっ壊れるかと思ったよw4曲目「Flight Of The Rat」はジャズっぽさも感じさせてくれる軽快な曲イアン・ペイスのドラミングが聴き所だ。5,6曲目の「Into The Fire」、「Living Wreck」ではジョン・ロードのオルガンが唸る。もう習慣や伝統にとらわれないとはこのこと。自由自在で無重力空間を行ったり来たりって感覚に襲われる。
この作品は史上最高にハードだと思う。あまりにハード過ぎる。
・「このアルバムは一言 Buy it」
ここでのアルバムは英国盤なので米国日本盤のようにいきなり始まるSpeed kingでは無く、24カラット収録テイク同様リッチーの歪み気味のギターソロそしてキーボードソロと続き、曲が始まるノーカットテイク収録。アルバム自体は説明不要の大傑作なので追加されたボーナストラックの説明をします。Speed kingだけでも、テイク1、ラフなボーカルのピアノバージョン、ロジャ ーグローバーによる(1)のリミックスとなんと4種類のバージョンが聞けること。未発表曲のCry free/jam stew そしてリミックスのFlight of that rat そして最大の聞きモノは(この1曲のためオリジナルCDを持っていても買い直す価値あり)あの最大のヒット作 Black nightがロジャーのリミックスにより無編集版として帰ってきました。演奏前のリラックスした雰囲気から急に白熱した演奏が始まる。正規版ではさっさとフェイドアウトで終わるのですがここではリッチーを中心としたジャム演奏がかなり長く聞け、約1分20秒も正規版より長いリッチーのソロが体感出来ます。結論 すべてのロックファンに推薦出来る名作です。ぜひオリジナルより曲数の多いAniversary editionをお勧めします。
・「たまらんね」
ハードロックの何たるかをいきなり確立した、驚異の大名盤。 このアルバム以前、DPは、ハードロックではありません。 これ以前にもツェッペリンは当然いましたが、ツェッペリンって、ハードロックに全然執着していません、と言うか、きっと自分たちがハードロックをやっていると言う意識が、恐らく全然ありません(プラントは地声がああだし、ボーナムは、きっとアート・ブレイキーやマックス・ローチなどのスタイルの、より大音量での、エイトビート化したアプローチですよね)から。 ブルーチアーとか、MC5とか、ストゥージスとかステッペンウルフなんかも、曲によってはハードロック的ですが、多分意識はしていない。大きな音を出してやろうって言う気はあったとしても。 ところが、DPは、初めてハードロックをコンセプトとして作ったのです。リッチーが、「ハードロックをやるんだ!失敗したら俺は一生ロックやらないから」ってジョン・ロードを説得して、向いていないメンバーを交代させてね。 その結果出てきたのが、これです。 どうです?これ。ハードなロックじゃ、ないですか? 音圧とか、言っちゃいけません。当時のテクノロジーでは、これが限界です。 ギターとベースとキーボードが同じリフをぶつける。ドラムがヘヴィかつスピーディなリズムを叩きつける。ヴォーカルが叫ぶ。そして、インタープレイのテンションの高さ。 とにかく、ベースコンセプトが「ハードロック」なのです。それしかないんです。信じられます?「IN ROCK」ですよ? 確かに音は古いかもしれない。でも、「ハードロックを作る!」と全力を傾けた男たちの情熱は、間違いなく、不滅。 これ聴いて何も感じないロッカーは、感性を疑ったほうがいいですよ。 音楽はジャンルを問わず、テクニックやテクノロジーの産物ではない!強烈なスピリットと、強固なフィロソフィーの賜物である!
・「第2期DEEP PURPLE 最初のアルバム」
当作品はDEEP PURPLEの所謂黄金期といわれる第2期の最初のスタジオ録音アルバムである。かつ、当作品はリマスターされており、未収録曲もふんだんに収録されている。当作品の特徴等は下記のとおり。
① まず、ケースにサインが印刷されている。マニアには嬉しい。
② 当作品は、当初所謂アートロック(=クラシックとロックを融合したような音楽)といわれる音楽を目指していた彼らが、イアンギラン、ロジャーグローバーを戦力に加え、ハードロック路線に転身した記念すべき作品である。今後のDPもこの作品から始まったといっても極言ではないであろう。①②④⑤⑧等は、シンプルだが、非常にライブ映えのする良い楽曲である。②⑤などは最近のライブでもときたま演奏しているようだし・・・。まぁ、この作品によって一般的なDPのイメージが定着したと言っても過言ではない。
③ 俗っぽい表現ではあるが、初めてDPを聴くリスナーにどの作品を薦めるかといえば、間違いなく私はこの作品を薦める。一般的には代表曲(メジャーな曲)の多いMACHINE HEADかもしれないが、私はこの作品のほうが解りやすくてお薦めできると思う。LED ZEPPELINでも「4」より「1」をお薦めするようなものだ。
④ 追加曲はスタジオアウトテイクみたいなもので興味深い。前奏を間違えたものなどそのまま収録してあるので興味深い。
上記の特徴のこの作品は、一般リスナーにも是非お薦めしたいし、またDPのマニアの方でも十分に楽しめる作品であると断言できる。
是非一度は聴いて欲しい。
・「予想以上の良さ」
30年近く前に買って聞いていた In Rockと、ノーカット版のSpeed kingをもう一度CDで聞きたいと思っていたところ、(1)Speed kingがノーカット版だというので一石二鳥だと思い購入しました。LP版のIn Rockは、曲にその後の有名・無名はありますが、Deep purpleで一番好きなスタジオアルバムだと思っていたのですが、この版は予想以上でした。(18)Speed king (1)のノーカット版をロジャーグローバーがリミックスしていて、(1)よりも良い。(20)Black night こんなスタジオ版があったなんて・・・。ソロを含め演奏全体に迫力があり、フェイドアウトせず、ちゃんと終わる。思わず拍手。日本ライブのアンコール(24カラット収録)で、ああいう、無茶苦茶&ど迫力の演奏になるというのが良くわかるスタジオテイクです。
私は、この時期のこのバンドのスタジオテイクを聞くのでしたら、迷わず、この版をお薦めします。
・「当時の問題作も今や」
発表当時のリスナーにとっては問題作と捉えられた作品でしょうが、こうして年月が過ぎて全ての作品を並べてみると、III ほど「レッド・ツェッペリン」を表現している作品はないのではないでしょうか?特に1「移民の歌」はツェッペリンの代名詞とも言うべき曲で、ハードロックのジャンルに収まらない「ポップ」(永遠不滅の意)の塊です。お薦めできないなんてとんでもない。是非聴いてみてください!
・「個人的に最高傑作」
評価が低いらしい。なぜ・・・?確かにツェッペリンといえばあのギターリフと絶叫。それがこの「Ⅲ」には欠けているのは事実。後半はフォークっぽいし、力は抜けている。けど、そこを評価してほしい。ペイジもプラントもバカじゃない。当時は何らかの理由があってこの音にたどり着いたはず。だって「Tangerine」も「Bron-y-aur Stomp」も最高じゃん。傑作って言われてる「Ⅳ」のサウンドには確実に「Ⅲ」の命が宿ってる。逆にツェッペリンのようなバンドにこんな曲が書けるってのがすごいよ。僕はこのアルバムを聴くときは6曲目から入ります。てゆーかこのアルバム、後半の方がパワーを感じるけどな。確かに「移民の歌」は最高だけどね。僕は後半に力を感じる、ってことはメンバーがやりたかったことは後半のサウンドってことじゃないかな。当時って新しいことするととにかく叩かれる時代ではあったと思うけど・・・。
・「日本人にとって重要なアルバム」
1971年9月ZEPは初来日しました。その時のオープニングナンバーが当アルバム一曲目の移民の歌なのです。スタジオ盤ではギターソロも無くあっさりと終わってしまいますが、ライブではギンギンのソロがはいります。このアルバムは当時(今でもかな?)ZEPが方向転換したと不評であったそうだが、ライブを観た人たちはきっとZEPはなにも変わっていないことに気付いたでしょう。そうです。アコースティックなサウンドもまたZEPの魅力なのです。このアルバムの#7,#8があったからこそ天国への階段という名曲がうまれたのです。もしあなたが天国への階段大好き!というならこのアルバムもきっと気に入るはずです。ハードなZEPが好きなら#1.#3.#5があります。ZEPらしい華麗なヘヴィーロックがたのしめます。ヘヴィーロックが好きな人もそうでない人もぜひ一度このアルバムを聴いてみてください。
・「ゼップは確信犯」
それまでのハード・ロック路線を押さえ、アコースティックな面をも強く押し出し、特にB面の牧歌的、フォーク的展開に、発表当時賛否両論が巻き起こるが、今聴くと、それがその後のゼップの分岐点だったことは明白だし、ペイジはフォーク、特にペンタングルのバート・ヤンシュに強い関心を抱いていたことからも、当然の変化だったことがわかる。また、個人的な見解では、彼らは自らを「ハード・ロック」というカテゴリーに当てはめられることが不満だったんだと思う。だから1st、2nd路線を期待していたファンや評論家を欺いたんだと思う。だとしたら、とんでもない自信を持ってるな、この人たち。しかし、やはり、“移民の歌”“祭典の日”“貴方を愛し続けて”と開始3発の轟音ダイナリズムはやはり圧倒的にカッコイイ。また、割と下品だったプラントの詩に、ケルト的歴史観が芽生えたのも本作から。
・「ジャケットを復活させて現代のリスナーに見せてやりたいなぁ」
1970年発表。レッド・ツェッペリン3枚目のアルバム。1969年2月にデビュー・アルバムを発表して以来ほぼ1年1作の割合でレッド・ツェッペリンはアルバムを発表していく。ジミー・ペイジは多種多様な可能性をこの不世出のロック・ユニットであるレッド・ツェッペリンに感じていて、試してみたくてたまらない音楽がたくさんあったのだろう。このIIIは、端々にジミー・ペイジのその思いが感じられる。試してみたくてたまらない音楽がたくさんあるのだが、I・IIの路線があまりにファンの気持ちとレッド・ツェッペリンに対するイメージを確立してしまっため、ある種のジレンマにおちいっていたと思われる。それが押さえ切れず、出来上がったのが本作IIIだと思う。ターザンの掛け声のように始まる1からスタートし、この不世出のロック・ユニットの底力をまざまざと感じさせてくれる。III・Vそして『In Through The・・・・』で試したかった音楽は80年代・90年代では多くのミュージシャンが理解して、そのDNAは今や現ミュージック・シーンの中核にあると思える。不世出のロック・ユニット、レッド・ツェッペリンの全てを引き出したかったジミー・ペイジの意図は30年後の今でやっと理解できるものだったのだ。ひとつだけ残念なのは、LPジャケットだから出来たであろう、ジャケットを回転させたり、スライドさせたりして色々な顔を見せてくれるジャケットの試みがCDではフィックスして動かなくなってしまったことだ。今聴く人はCDでこんなもんだと思ってジャケットを見るかと思うと悔しくて仕方がない。荒木飛呂彦氏の作品集『JOJO A GO!GO!』ではIII風の試みをやってくれているが、きっと同じことを思ってのことだろう。紙ジャケット全盛になりつつある今だが、このジャケットを復活させて現代のリスナーに見せてやりたいなぁ、と思うのは僕だけではあるまい。発売元ガンバレである。
・「全ての音楽ファンに。」
ポポル・ヴーはけっこう聴いているつもりなのですが、なかなかこれと似たような音にめぐり合えずフラストレーションが溜まります。サントラ盤「Aguirre」や「Garden of Pharaohs」は案外に良かったけれども、この「Hosianna Mantra」の後に出た「Eins Jaergaer…」などはドラムスが入ってしまい、これ程の感動はありません。このアルバムを出しているのは、ジャーマン・ロックのファンなら知らない者はない程の名物レーベルらしいのですが、音楽で言えばこれはロックではありません。ただ「良いもの」。という感じです。内省的、瞑想的。意識的に耳を傾ける必要はありませんが、肌から染みとおって来ます。オーボエの音色と、バイオリン奏法を使ったエレキギターの官能的で柔らかな音が魅力です。ひとりでゆっくりしたい夜のための音楽ですね。お酒には合いません。気の利いたお香でも焚くといい感じでしょう(こういう聴き方をするから、他のアルバムがつまらなく思えるのだと思いますが…)。とにかく、ドイツロックのマニア諸子だけではなく、もっと広く聴かれてほしい音ですね。これまで人に聴かせた限りでは、みな口をそろえて称賛しています。
・「ニューエイジっぽいけど違う」
シンセサイザーの元祖の方だったフリッケがアコースティックで演奏しています。
ピアノ・エレキギター・女性コーラス・オーボエなどで1聴、ニューエイジミュージックかなと思いますが、ウインダムヒルのように景色や季節は浮かびません。心の奥に入っていく感じです。ジャケットのように賛美歌ではありませんが、近いイメージです。後のアルバムも同じようなアプローチなのですが、このアルバムを超えてはいません。
このジャケットを見て、何か感じた方は買って損はないと思います。
・「ポポル ブーの最高作!」
レコード原盤が昔6桁のプレミアムがついていたと言う曰くつきのアルバム!プレミアム=希少価値で内容が先行していない作品もあるが此アルバムが 「彼らの最高傑作!!」 と評価する人は後を絶たない彼らの音楽はサウンドトラックを除けば一貫して宗教色が濃いが音楽理論や 世間のしがらみにとらわれることのない真の自由な宗教音楽がPopol Vuhの 音楽といって差し支えないでしょう
とても "pureな音楽”です是非聴いてみてください
・「心に滲みる・・・」
本作には新機軸と呼べるような冒険や派手なコンセプト性は見当たらない。しかし、当人たちの予想をはるかにしのぐ成功後、改めて、自分達には辿り着けない所に行ってしまった盟友シド・バレットに対する想いを、“クレイジー・ダイヤモンド”やタイトル曲“あなたがここにいてほしい”で歌い、成功に対する困惑を“葉巻はいかが”で吐露し、またその後の作風を象徴するような社会風刺を込めた“ようこそマシーンへ”等、「前衛性」より、音の「情緒性」と世間に対する個人的な「違和感」を追及し始めた作品で、興味深い。特にバレットに送った二曲は、人間としての弱さをさらけ出した彼らの人間宣言とも受け取れる、心に滲みる、あまりにも切ない名曲だ。
・「コンセプチャアル」
『炎(Wish You Were Here)』はコンセプチャアルだ。1975年1月から7月にかけて録音されたこの作品は今は無きメンバー『シド・バレット』に語りかけるように作られている。パート9までに分かれる『Shine On Your Crazy Diamond』こそはブルースに貫かれたブルース以外の新しい産物。テープ技術を駆使した視覚的な音楽だった。『あなたがここにいて欲しい。』、約43分の長い長いこの空間を味わって欲しい。
・「狂気に隠れてしまった名作」
フロイドの代表作と言えば狂気、原子心母、ザ・ウォールといったところが一般的だと思うが、自分にとってはそれらのアルバムに隠れてしまったこの炎とアニマルズの2枚になる。特に炎。このアルバムそのものといえる狂ったダイヤモンドとあなたがここにいてほしいは心にしみる名曲であり、メロディーの美しさもさることながらギルモアのギターが泣ける位切ないのもポイント。他の2曲ようこそマシーンへと葉巻はいかがも曲のつながりが良く最初から独自の世界に引き込まれる。そして狂ったダイヤモンドの第2部が終わった時なんともいえない満足感に支配される。名作とはこういうアルバムのことを言う。
・「現在のフロイドの原点はここにあり!」
静寂の中に鳴る悲しげなギター、不気味な笑い声、旧友シドに捧げた”クレイジーダイアモンド”は今のフロイドの原点だ! その他うねるようなグルーブの”葉巻はいかが”、フロイド流テクノ?の”マシーンへようこそ”、生ギターから始まる”あなたがここにいてほしい”等 名作 狂気 の後に隠れながら、実はそれ以上の説得力を持つトータルアルバムだ!
・「これぞピンクフロイド、これぞギルモア!」
ウォールがロジャー色の強いアルバムならば、こちらはギルモア色の強いアルバムといえる。どうしても狂気と比べられて評価が一般的に低いようだが、それに関しては私は異論をとなえる。ウォール、狂気も良いが、このアルバムも良い。ギルモア好きの私にしてみると、ギルモアの全てが堪能できるアルバムで非常に素晴らしい。ピンクフロイドは、初期はサイケであったが、ギルモアが加入しブルースを基調にしたプログレへと変わっていった。この泣きのブルースギターこそ、ギルモアであり、ピンクフロイドだといえる。1曲目はもちろんのこと、3曲目のギターもギルモアの味が出ている。ピンクフロイド初心者は、是非このアルバムから入ることをお勧めする。
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