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▼60年代を代表するロックの名盤:セレクト商品

Bringing It All Back HomeBringing It All Back Home (詳細)
Bob Dylan(アーティスト)

「ある日突然(55歳 サラリーマン)」


追憶のハイウェイ61追憶のハイウェイ61 (詳細)
ボブ・ディラン(アーティスト)

「転がる石の如く」「フォーク・ロック期のディランはこの作品からがオススメ」「Dylanの傑作のひとつ」「神憑り少年がまさに神になっている姿」「ロックンロールを語る上で外せない1枚」


ラバー・ソウルラバー・ソウル (詳細)
ザ・ビートルズ(アーティスト)

「ジョンの存在の大きさを再認識!歴史的転回点にある作品!」「名曲"In My Life"を含む名盤」「ビートルズ初心者におススメです」「アイドルからアーティストへ」「JOHNとPAULの力が一番融合しているアルバム!」


パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイムパセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム (詳細)
サイモン&ガーファンクル(アーティスト)

「これは、素敵なタイトルの第3作」「クリアな音源で名作がよみがえりました」「美しさと現実感を織り交ぜた作品」


ブロンド・オン・ブロンド(紙ジャケット仕様)ブロンド・オン・ブロンド(紙ジャケット仕様) (詳細)
ボブ・ディラン(アーティスト)

「What is this Dylan?」「悲しい目をしたロウランズの女性を想う」「不完全な完全(完全な不完全)」「どうでもいいですよ♪」「熟れ過ぎた果実」


ペット・サウンズペット・サウンズ (詳細)
ビーチ・ボーイズ(アーティスト)

「ペットサウンズ中毒」「サージェントとは比べるものではありません」「奇跡の」「たった一人でやったからね」「60年代ロックの生んだ大傑作」


リボルバーリボルバー (詳細)
ザ・ビートルズ(アーティスト)

「ジャケ&サウンド見事な傑作。」「分岐点」「ビートルズのアルバムを購入するのが初めての方へ」「ジョン・レノンの先見性に脱帽」「現代のリスナーにはこれを薦めます」


霧の5次元霧の5次元 (詳細)
ザ・バーズ(アーティスト)


Buffalo Springfield AgainBuffalo Springfield Again (詳細)
Buffalo Springfield(アーティスト)

「惑星直列みたいなもん」「音の海に漂いたい」「60年代後半のアメリカへのトリップ。」「名盤と呼ぶにふさわしいものでした。」「Again」


ハートに火をつけてハートに火をつけて (詳細)
ドアーズ(アーティスト)

「深みにはまりました」「20年…」「歴史に残るデビュー・アルバム」「文句なし」「奇跡の夏に」


ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ (詳細)
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(アーティスト)

「バナナ」「最高にCool!」


Music from Big PinkMusic from Big Pink (詳細)
The Band(アーティスト)

「リチャード・マニュエルに捧げるレビュー」「若者よ、騙されたと思って聴いてみろ!」「ロックの最高峰」「音楽の本質を求め続けた5人の賢者たち」「最強無敵のアルバムタイトル」


ロデオの恋人ロデオの恋人 (詳細)
ザ・バーズ(アーティスト)

「カントリー・ロックの最高峰」「バーズの最高傑作」「カントリー色強まるもコテコテ過ぎず広くお勧め」


エレクトリック・レディランドエレクトリック・レディランド (詳細)
ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス(アーティスト)

「No,1」「ヴードゥーチャイルド「超絶的な毒の極み」」「腰にきます」「ロックだけでなく69年以降のジャズにまで影響与えた作品」「革命児!ロック、ブルースと云う枠を超えて彼の音楽は存在する」


Astral WeeksAstral Weeks (詳細)
Van Morrison(アーティスト)

「50歳を過ぎて聞きなおして良さが判る」「ソウル・ミュージックの極み」「一音、一音が心地よい。。」「赤裸々に歌われるヴァン・モリソンの回顧録」「アストラルウィークスについて」


Super SessionSuper Session (詳細)
AL KOOPER / MIKE BLOOMFIELD / STEPHEN STILLS(アーティスト)

「歴史的名盤のリマスター盤」「ボーナス・トラックがこれまた泣かせます。」「スーパーセッション」「スニーカーズ・・・」「紙ジャケ!」


オグデンズ・ナット・ゴーン・フレイクオグデンズ・ナット・ゴーン・フレイク (詳細)
スモール・フェイセス(アーティスト)

「ソウルフル&コックニーの真髄!」「最後にして最高傑作!」


ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティー+13ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティー+13 (詳細)
ザ・キンクス(アーティスト)

「トラック6のビッグ・スカイは泣ける。」


ベガーズ・バンケットベガーズ・バンケット (詳細)
ザ・ローリング・ストーンズ(アーティスト)

「本当に凄いロックアルバムです。」「音楽のファンにお勧めのストーンズのアルバム」「甦るDECCA時代の最高傑作その1」「やはりかっこいい!」「いわずとしれた”大傑作”」


ザ・バンドザ・バンド (詳細)
ザ・バンド(アーティスト)

「あじわい」「国籍を問わないノスタルジー」「アメリカとは何か」「いわゆるロックっぽくないアルバム」「たっぷり目のアンサンブルが秀逸。」


レッド・ツェッペリンIIレッド・ツェッペリンII (詳細)
レッド・ツェッペリン(アーティスト)

「ハートブレイカー・・・モビー・ディック・・・」「まずこれを聴きましょう!」「全てがぶっ飛んだ脅威の一枚」「ハードロックといえばこれでしょう。」「zepは全てが星5つ」


Everybody Knows This Is NowhereEverybody Knows This Is Nowhere (詳細)
Neil Young & Crazy Horse(アーティスト)

「ニールヤングで一番好きなアルバム」「名曲揃いのセカンド・アルバム」「オリジナル」「我が青春の一枚」「荒馬(クレイジーホース)に初めて乗ったニール」


Strange DaysStrange Days (詳細)
The Doors(アーティスト)

「ドアーズ究極の名作」「隠れた名盤」「奇妙な日々」「文句なし!」「奇妙な.....」


アビイ・ロードアビイ・ロード (詳細)
ザ・ビートルズ(アーティスト)

「このアルバムは絶対に聴かなくてはならない」「映画「Let It Be」を見て。」「これを聴かないで死んだらもったいない!」「星100こ」「語り尽くされた感がありますので、別の角度で・・」


クリムゾン・キングの宮殿クリムゾン・キングの宮殿 (詳細)
キング・クリムゾン(アーティスト)

「これですが・・・」「play this at 45RPM!」「キングクリムゾンの最高傑作」「プログレッシブ・ロックの聖典」「狂気と静寂」


▼クチコミ情報

Bringing It All Back Home

・「ある日突然(55歳 サラリーマン)
BEATLES以外、初めて真剣にホレました。きっかけは<デッド・ヘッズ>の親友に、No Direction Homewを借りて聴いてからです。すぐに、<Rolling ・・・/ブート>を買い、一気にのめりこみました。もともと、LP、CD あわせて 15枚程度持っていましたが、ほとんどコレクションというだけで、聴いておりませんでした。DYLAN様、大変失礼いたしました。この1ヶ月で、売り払ったLPも、CDで買いなおし。8割がた揃えました。>>>失礼、このアルバムについて・・Rockの入り口(Dylan)の、とは受け売りですが、実際そうでこのアルバムを聴くと前作、3枚も改めて、良さがわかるような、気がします。最近、毎日、Dylanを2枚は聴いてます。また、他のアルバムで(もっと勉強してから)書きます。

Bringing It All Back Home (詳細)

追憶のハイウェイ61

・「転がる石の如く
「あなたにとってディランの一番好きな曲をあげてくれ。」と言われたら、なんの迷いもなく「Like A Rollingstone」と答えるだろうこの一曲を聴くだけでもこのアルバムを聴く価値は十分にあると思う。ディランがいかなるアーティストで、どんな社会情勢や時代背景があったのかは無視はできない。しかしながら、あらゆる理屈や言葉はこの一曲の前ではそれほどに意味をもたない。この歌で転がる石の如くと歌われたのはブライアンジョーンズである。

・「フォーク・ロック期のディランはこの作品からがオススメ
フォーク・ロックというジャンルを開拓し、確立させたディランを語る上で、本作と次作BlondeOnBlondeは欠かす事の出来ない作品だと思うが、どちらが入門者向きかといえば、やはりコンパクトにまとめられた本作ではないだろうか。BlondeOnBlondeは、フォーク・ロック完成形ゆえのヴォリュームのため、聴く人によっては聴いているうちにダレてくる可能性もあるもあるからだ。その点、本作はクォリティーの高い曲ばかりが、ほどよい収録時間に収められているため、入門者でもスッと入っていけると思う。また、これまでの作品以上にアグレッシブに展開される歌詞・歌いっぷり…そのディランの求める音を具現化していくだけの技量を備えたマイク・ブルームフィールド、アル・クーパーらのバック陣…そんな本作すべてから伝わってくる気合いや勢いは、聴き手を惹きつけるだけの充分なパワーを放っていると思う。本作に限らず、ディランを語る上でも代表曲である1…重苦しい雰囲気のピアノが印象的な5…出だしからスライド・ギター(故マイク・ブルームフィールドに合掌)が狂暴に暴れまくるタイトル曲7…そんなディラン流パンクとも思える曲もあれば、3・6・8のようにゆったりメロディアスに聴かせる曲もある。そして、長尺ナンバーのラスト9でヴォーカルと美しいリード・ギターの掛け合いを披露し幕を下ろす。こうしたスマートな構成力…バランスのいい配分…クォリティーの高い曲…どれをとってもオススメ出来る一枚だと思う。

・「Dylanの傑作のひとつ
私は彼の最高傑作は自作の「Blonde On Blonde」だと思っているのだが、この作品もそれと紙一重の傑作。イントロ聞こえるだけでゾクゾクする1.を筆頭に全曲Dylanのマスターピース。当時はDylanがバックバンドつけてロック演奏した初めての作品とかでいろいろ雑音があったようだが、今聴けば単純に素晴らしいロックアルバム。これも星五つどころか十個でも差し上げたい大名作。

・「神憑り少年がまさに神になっている姿
ノーディレクションホームのドキュメンタリーは、昔からブルースやジミヘン、ツェッペリン、フリー、ザフー等が大好きな物にとっては、ボブの魅力が最大限伝わる内容になっていたと思います。私も今まで一枚も持っていなかった(!!)が一気に全アルバム制覇への道を歩んでいます。私みたいに色んな時代の作品を一気に聞くものにとって、このアルバムはデビューアルバムから、まさに神の子的に急速に成長し、濃密な音世界へ登りつめていくところのまさに頂点といえる作品と感じます。テンションが凄く、音の出ていないところや、歌っていないところでもボブのパワーがビシビシ伝わってきます。凄い!一般的に名作とされるブロンドオンブロンドには、私はなぜかビビッときません。確かにまとまってはいるのですが、それ以前のアルバムのなんともいえない神経質そうな緊張感といったものが、まったく感じられないんですよね〜。ブロンドオンブロンド以降の作品とこのアルバム以前のアルバムでは、別人の作品と思って聴いています(笑)(70年代も結構好きなんです)この神憑り少年の私のヘビーローテーションはBringing It All Back Home-Highway 61 revisited-The Royal Albert Hall Concert 1966-の3タイトル。それにそれ以前のアルバムとブートレッグ1-3から数曲を編集して聴いています。

・「ロックンロールを語る上で外せない1枚
ボブ・ディラン自体、フォーク・ロック・ミュージシャンと認識されることが多く、ある意味それは事実であるが、彼は詩人であり、その詩に影響されたものは無数にいるだろう。本作の背景にはブリティッシュ・ブルース・ロックの台頭があり、「トゥームストーン・ブルース」などその名の通り、フォーク・ロックの味付けをした、ブルース・ロックになっている。最初のトラックである「ライク・ア・ローリング・ストーン」は、あのローリング・ストーンズの名前の由来になったことで有名である。「ライク・ア・ローリング・ストーン」の歌詞自体、非常に考えさせられ、彼が単純なミュージシャンではないことがよく分かる。続く、「トゥームストーン・ブルース」の歌詞も衝撃的で、タイトルトラックである、「追憶のハイウェイ61」の歌詞も奇抜であるが実に興味深い。ロックンロールの世界で名をなしたミュージシャンは数多くいるが、ボブ・ディランほど奇抜なミュージシャンはいないだろう。

追憶のハイウェイ61 (詳細)

ラバー・ソウル

・「ジョンの存在の大きさを再認識!歴史的転回点にある作品!
ビートルズの作品を聞く楽しみは、音楽性がアルバム毎に変化してゆく驚きである。音楽と同時に、詞やジャケットの表情やファッションなど一緒に変わってゆく。デビュー作の「プリーズ・プリーズ・ミー」からここまで辿り付いた時、ここから一段と大きく音楽が変化し始める。

 個人的には、大きなターニングポイントになったこの作品には、ジョンの役割が大きいと考えている。 有名な「ノルウェーの森」「イン・マイ・ライフ」「ひとりぼっちのあいつ」「ガール」というジョンの名曲がビートルズの音楽の方向性に大きく影響を与えたと思う。ジョンの声も何かしら思索的に聞こえる。 ジョージの才能も徐々に発揮しはじめ、ジョージらしい軽快な曲、「恋をするなら」が入っている。世界を巡業していたアイドル・バンドが、いよいよ自らの音楽を完成させるべく視点を変え始めたことが伺える。

「ラバー・ソウル」で大きく旋回し始めたビートルズは、次の「リボルバー」そして「サージェント・ペッパー」で頂点に達する。

「サージェント・ペッパー」もこの作品から聞き始めると一段と味わい深くなるだろう。

・「名曲"In My Life"を含む名盤
1963年12月3日に発売されたこのアルバムRubber Soulは、ビートルズのアルバムの中でも好きな作品の1枚です。

前作Helpまで多く含まれていたストレートなラヴソングから、歌詞やメロディーに変化が感じられ、曲を聴く楽しみだけではなく、歌詞を読んで楽しんだり、何度も何度も繰り返し聴いてきました。

中でも名曲"In My Life"は、Rod StewartやBette Midlerがカバーするなど、多くの人々に愛された1曲です。Rod StewartやBette Midlerのファンの方もオリジナルの"In My Life"を聴いてみてください。

・「ビートルズ初心者におススメです
「さてビートルズを聴いてみよう」と思った時に、その音源の多さに途方に暮れる人も多いと思います。

一枚目から順に聴くのもテですが、まずこの<ラバーソウル>を聴いてみれば、おのずと他の作品も聴きたくなること請け合いです。

ビートルズは古臭いと思っている人も、ビートルズは小難しいと思っている人も、

ビートルズは教科書的音楽だと思っている人も、このアルバムを聴いて、必ず1曲はお気に入りの曲を見つけられると思います。

一曲ずつの時間も短めですし、アルバム全体としても短くまとまった作品です。とっかかりとしてぜひおススメします。

耳あたりは難しくないのに何度も聴くと奥深い、そんな得がたい特色を持ったアルバムです。

・「アイドルからアーティストへ
ビートルズは間違いなく史上最高のアイドルグループでした。そのビートルズがアイドルであることに飽き足らずアーティストの道へと第一歩を踏み出した記念すべきアルバムが本作ラバーソウルです。特に歌詞の面での変化が大きいように感じます。ひとりぼっちのあいつやインマイライフは恋愛をテーマにしていませんし、ガールやノルウェーの森はラブソングではあるもののアイラブユーで済むような単純なものではありません。(みんなジョンの曲だ)こういうとなんか小難しいように思うかもしれませんが大丈夫!サウンド面で大きな変化が訪れるのは次作のリボルバーからで、ラバーソウルはビートルズの入り口にいるような人でも問題なく楽しめるはずです。前述の曲以外でもミッシェルなどの佳曲が多数あり! 全曲二重丸とまでは言わないが、わりと平均点以上の曲が集まっているのがラバーソウルであると言えるだろう。

・「JOHNとPAULの力が一番融合しているアルバム!
このCDには、YESTERDAYやLETITBEのような超有名曲もない、サージュン~やアビーロードのような、世紀の名作と称えられてもいない。しかし、最もBEATLESらしさが出ているアルバムだと思う。なぜならBEALESの魅力はJOHNとPAULの2名の偉大なミュージシャンがいたグループであったからだと思う(もちろん、GORGEもRINGOもBEATLESに欠かすことの出来ないのだが)。サージェント以降はPAULがグループのイニシアティブを取り、2人の音楽性の違いが(それが良さでもあるのだが)明確になっていたのに対し、このアルバムは2人の個性が旨く融合している。

また、このアルバムからBEALESがアルバムを単なるシングルの寄せ集めではなく、トータル的に考えていたこともわかる。(ジャケットももちろん)2人のツインボーカル・共作でテンポあるリズムに2人のボーカルが絡み合うのりのり、ぞくぞくの①⑥⑫、JOHNの美しくおおらかなバラードとGORGEのシタールが絡み合った②、PAULのボーカルとJOHNとGORGEのコーラスが絡み合う③、JOHNの作品でボーカルを多重録音し、一人の自分を歌い上げたJOHNに描けない作品④、フランス語を駆使したPAULの名バラード⑦、時にはけだるく切なくJOHNのメロディーメイカーとしての本領発揮のバラード⑨、JOHNが故郷リバプールの事を歌い、ピアノが印象的に使われているほのぼのとした中にも哀愁もただよい、JAZZのカバー曲ともなった⑪など、魅力ある作品のオンパレード。若さはつらつの前期でもなく、完成された後期でもなく、BEATLESがもっとも生き生きしていた?時期のこの作品は、一押しの作品です。心地よいR&Rとバラードがつまっています。

ラバー・ソウル (詳細)

パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム

・「これは、素敵なタイトルの第3作
 S&Gとのかかわりは、他で書いたので省略。

 ともあれ、BEATLES全盛の時代に突然現れたこのグループは、衝撃だった。

 スカボローフェアの歌詞の一部をアルバムのタイトルにするあたりがおしゃれだと思った。ところで、恥ずかしい話ではあるけれど、僕は、長年、このアルバムのタイトルは、女のこの名前であると思っていた。 S&Gファンのかみさんと結婚してこれが、今ではどうてことないけど、当時から彼女が凝っていた「ハーブ」の代表的な種類であると教えてもらった。恥ずかしい限りである。

 子供たちもこの曲が好きになり、イメージとしてイギリス湖水地方を思わせた。ワーズワースの故郷、ピーター=ラビットの故郷。

 ここに、家族旅行にいけたのは、この曲のおかげかもしれない。

・「クリアな音源で名作がよみがえりました
'93年以来の再結成,さらには,'82-'83年以来20年ぶりの本格的なツアーを開始したサイモン&ガーファンクルの不朽の名作が,再販となりました! 内容的には,先ごろ(2003/10/22)発売された紙ケース仕様の限定盤と,パッケージを除けば変わりありませんが,全曲二人の監修のもとデジタル・リマスタリングを行った音源は非常にクリアで,旧盤しかお持ちでない方にはお勧めです.

1966年に発表されたサイモン&ガーファンクルの3作目のオリジナル・アルバム.「サウンド・オブ・サイレンス」の大ヒットを受けて急きょ制作されたのが前作(もちろん,それでも高い完成度は,さすが)ですが,じっくり腰を据えて制作された本作の完成度は非常に高く,また,詩やメロディからは,ポールとアートのはっきりとした自信を感じます.

「1. スカボロー・フェアー/詠唱」や「2. クラウディ」「7. 夢の中の世界」「8. 雨に負けぬ花」「10. エミリー・エミリー」「11. 地下鉄の壁の詩」と,もうサイモン&ガーファンクル以外には生み出すことなど不可能としか思えない,美しいハーモニー.そこに「4. 早く家へ帰りたい」という今やおなじみの曲と,「5. プレジャー・マシーン」や「9. 簡単で散漫な演説」というポールらしいウィットに富んだ曲を織り交ぜ,最後に,やはりポールらしいメッセージを込めた「12. 7時のニュース/きよしこの夜」で締めくくる….アルバムとしてのバランスは,彼らの残したオリジナル・アルバムの中では,もっとも優れているのではないでしょうか?

・「美しさと現実感を織り交ぜた作品
前作のヒットにより、一躍ミュージック・シーンの前面に躍り出たS&Gが持ち前の美しいハーモニーを聴かせながらも、現実を相変わらず厳しく見ている姿勢を感じさせる作品。

「Scarborough Fair」は二人のボーカルを対立法にして、戦場にいる若者が、かつての恋人に思いを馳せる様子を描いた作品。幻想的な曲想とは裏腹の物悲しい曲である。余計な事だが、歌詞中に出て来るアルバム名は、ハーブの名前そのものではなく、恋人の愛称と考えないと歌詞の辻褄が合わない(主人公が、彼の恋人の元へ行く友人に「よろしく言ってくれ」と頼む歌詞なのだから)。「Homeward Bound」はポールが繰り返しテーマにしている、心の故郷イギリスへの想いを綴ったもの。「59th Street Bridge Song」は二人が子供の頃遊んだニューヨークの橋を舞台に、S&Gもこうしたノリの良い曲を歌える事を示したもの。「美しいハーモニーを聴かせるデュオ」という固定観念で見られるのを嫌っていたようだ。「Wednesday Morning, 3 A.M.」は本アルバムのコンセプトを代表する曲で、聖歌を荘厳に歌うバックで、ニュースを流すという夢・幻想と現実との対比を見事に描いた作品。

二作目にも増してS&Gの音楽性の拡がりを感じさせる作品であり、特に"美しい"というイメージよりも現実に軸を置いた印象を受ける中期の傑作アルバム。

パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム (詳細)

ブロンド・オン・ブロンド(紙ジャケット仕様)

・「What is this Dylan?
この音楽は、今のアメリカではない、今のロックではない、何か御伽の国の夢の中の音楽です。イギリスではビートルズやR・ストーンズが創めようとしていた事をもっと現実的な手法や方法を使って、試みではなく確固たる地に足をつけた仕事人の作品集です。まずバックサウンドがいい!DYLANの声を核としてサウンドが絡みつき、跳ね回り、後に付いて来る、巨大な時代の60年代の渦巻きの中心にある、気の遠くなるようなあの時代の幻影[現実]の一こまを音楽に凝縮したタイムカプセル!”!!

・「悲しい目をしたロウランズの女性を想う
 この時期のディランは本当に名曲ぞろいだが、前2作と比べてこのアルバムはより穏やかなイメージがある。代表曲としてI want youやJust like a womanが挙げられることが原因と思うが、個人的には最後のローランドの悲しい目の乙女がすばらしいと思う。希代の名手であるディランが当時の妻であるセーラを想い、彼女に捧げたラヴソングが悪かろうはずがない。冒頭の「水銀のような唇」なんてちょっと妄想してしまう。 また去年でたハイブリット盤以前のCDはもちろん、日本盤のレコードも残念ながら比べ物にならないぐらい音がよい。限定の紙ジャケてのがしゃらくさいけど。 

・「不完全な完全(完全な不完全)
 このアルバムの曲は、ほとんどが、ライヴセッションでの録音。おそらく、数あるテイクのなかから、より「完全な」テイクがおさめられている。 しかし、本作には、随所に、一般的な意味での演奏ミスもある。しかし、Dylanは、ミスを気にしない。気づいていないのではなく、気にしていない。その結果、アルバム(あるいは楽曲)に「すきま」ができる。もうすこしのぼれば頂上なのに、Dylanは平行移動で疾走するばかり。聴き手は、最初、演奏ミスや、遊び曲に違和感をおぼえ、「すきま」を埋めたい衝動にかられる。しかし、「すきま」を跳び越えてひたすら疾走するDylanのリズムにまきこまれ、そのうち、「すきま」が心地よくすら感じられるようになる。 Dylanが、「すきま」を埋めようとしていたら、本作は、名盤にはなったであろうが、飽きる名盤となったであろう。完全なアルバムには、スリルがない。本作でおこる、Dylanの声のすべり、のび、そしてそれにからむギターフレーズがおりなす、一瞬の音のひらめき。Dylanの、ときにはフライングし、ときには出遅れる歌と、ドラムのフィルインからうまれる、ダイナミズム。そのような、偶然による奇跡の瞬間は、完全な録音を残そうとすると、失われる。 おそらく、Dylanは、ほとんど本能によって、そのことをわかっていた。本作において、Dylanは、ただ必然の結果を追い求めるのではなく、ミスも含めて、偶然を大事にしようとしている。しかも、その意識があいまいであるところが、またよい。なぜなら、偶然を追い求めようとすると、かえって、その意識自体が必然になるからである。そうすると、偶然は、けっきょく必然にとりこまれてしまう。 本作では、Dylanは必然と偶然、意識と無意識、真剣とふざけのはざまでゆれている。その結果、本作は、不完全であることにより、かえって完全な作品となった。

・「どうでもいいですよ♪
66年のLP初版は、インナーに イタリアの女優クラウディア・カルディナーレの写真があります。が、カルディナーレ側からクレームがついて この写真はカットされました。というわけで 後のLP・CDリリースは、全て カルディナーレ無しのレイアウトです。04年の紙ジャケCDは、LP初版通りのデザインを復刻させてます。

・「熟れ過ぎた果実
 このアルバムを聴くたびに、タイトルに掲げた印象を持つことを禁じえない。たしかに、本作は「ブリンギング」と並んで、ファンの中では人気の高い一作である。アルバムの完成度という点からみて、ディランがフォーク・ロック路線に転じてからは、このアイディアがもっとも成熟した形で結実したのが本作だからである。 わたくしには、だからこそいまひとつ愛着の持てないアルバムとなっている。つまり、新しいジャンルを切り開いてゆこうという緊張感と粗削りさが後退し、替わりに落ち着きと慣れが出てきていることが不満なのだ。また、冒頭の「一発撮り」を連想させるミステイクを敢えて収録したことは、今となっては「凝り過ぎ」という印象を逆に与えるのではないだろうか。 本アルバムにはディランを代表する名曲が数多く収録されており、彼の代表作のひとつであることは動かない。しかし、上記の理由から、わたくしにはもはや食べ頃を過ぎてしまった果実と同じように、あまり食指が動かないこともまた事実である。優れたアルバムだし、必聴だとは思うが、ディランの最高傑作と評価することはできない。

ブロンド・オン・ブロンド(紙ジャケット仕様) (詳細)

ペット・サウンズ

・「ペットサウンズ中毒
私はビートルズの大ファンである.今でもビートルズは大好きであるが,昔,初期のビーチボーイズを聞いたとき正直私は「好きにはなれなかった.」その私が今「Pet Sounds」に出会うのを自ら遅らせたことを後悔している.「Pet Sounds」は確実に私の音楽感を変え,そしてギター人生をも変えたアルバムである.レビューで手厳しいご意見を書かれている方もいるが,「Pet Sounds」を共感できないのが残念である.おそらくまだ若い方なのか?!あるいは聞き込んでいないのか.とにかくせっかく買ったCDをもう一度聞いて欲しい.ヘッドホンで耳をすまして.私はほぼ毎日寝る前に「Pet Sounds」を聞いている.今回,ブライアン・ウィルソンは幻のアルバム『SMiLE』を完成させた.賛否両論あるが私はどちらも素晴らしいと思う.間違いなく「Pet Sounds」は『SMiLE』の前にあったアルバムだということを認識させてくれたアルバムだと思う.やっと世間はブライアン・ウィルソンを受け入れられる体制になったのだ.土台ができ私が30代になり深く感じることができたのだろうと思う.末筆にあらためて記載しておくが「私は大のビートルズファンである」そして『ラバーソウル』も大好きだ.しかし同時にブライアン・ウィルソンも素晴らしいと思う.ビートルズ4人とジョージ・マーティンが考えたレベルを一人でやってのけたのだから.

・「サージェントとは比べるものではありません
リアルタイムでアナログ時代から聞いてますが、当時は日本では全く売れなかった代物。シングルカットで「スループジョンB」と「素敵じゃないか」が少々ヒットしたのみ。当時の日本人には評論家以外には「このアルバムの良さ」なんて理解出来なかったはず。という私も発表後3年位してやっと購入。しかも東芝の擬似ステレオ盤ですよ。30年以上聞いても飽きないアルバムなんて、そんなにありません。このアルバムのすごい所は年齢と共に共感する部分、感動する部分が替わって来る所なのです。ですから永年聞き続けると「とんでもないアルバムだ!!」と理解できるのです。サージェントは最初から「とんでもないアルバムだ」と理解出来ましたから・・。

・「奇跡の
自分的にはものすごく聴きこむ時期もあれば、聴きたくないって時期、両方きます。個性的。CDショップで「夏の定番コーナー」にこのアルバムが並んでたけど、このアルバムは絶対そういうサーフィン音楽じゃない。それはビーチボーイズをよくわかってないおバカ店員の仕業だろう。たしかにオレもビーチボーイズっていうと、ナンパな歌を歌う陽気な、アイドルコーラスグループだと勝手に勘違いしてた。確かにデビューはそうだったみたいだが、リーダーのブライアンの求めるところはそうじゃなかった。サーフィン音楽はただ売れるためにレコード会社が強要したものだった。ブライアンはもっと内省的な心を音楽にしたかったんだ。レコード会社に楯突き、ブライアンがやっと自分のつくりたい音楽をつくりあげたアルバム。メンバーにすら理解されず、ペットの音楽だからペットサウンズだ、なんてバカにされたりもした。だけど、時間という波にもまれてもなお錆付かないこのアルバムが名盤であることは、今は誰も否定しないだろう。夢見るようなせつなさが漂うアルバム。

・「たった一人でやったからね
聞き込む程に沁みてくる不思議なアルバム。このアルバムだけは別格ですね。一瞬で壊れてしまう危うさというか、繊細さというヤツですかね。

・「60年代ロックの生んだ大傑作
 私はこのアルバムを一度聴いただけで大好きになったので、よくいわれている「長く聴かないとわからない」という評価が不思議だった。これは、私が一時期ストーンズに凝っていたことがあり60年代ロックも古さを感じずに聴ける人間だからかもしれない(私自身はじめはストーンズがよくわからなかった。ビートルズをある程度聴いてから聴きなおしてはじめて良さがわかった)。

 人によっては「わかりにくい」音楽もしれないが、ビートルズなどを好んで聴いている人にはすっとなじむ音だと思う。

 評価の高さという点ではビーチボーイズの代表作といえるが、音楽的には他の作品とは異質で、サーフ・サウンドを感じさせない。むしろ季節的には春っぽい、暖かく明るいサウンド。

 代表曲は<7><8><13>などだろうが、個人的に一番好きなのは<8>God Only Knows。God only knows what I feel without you というフレーズもいいし、終盤のコーラスワークは涙が出るほどの素晴らしさ。

 アルバム全体を見渡しても、楽器やコーラスの使い方に細心の注意が払われており雑さは一切ない。ロック史に残る名盤のひとつで個人的にも大好きなアルバム。

ペット・サウンズ (詳細)

リボルバー

・「ジャケ&サウンド見事な傑作。
ビートルズは前作の「ラバーソウル」から音楽が変わりつつある、トップの「タックスマン」はジョージの名作です、見逃せないのがポールのベースです。タイトで非常に格好いいフレーズになっている、「I'm Only Sleeping」ではテープの逆回転を用いた曲になっており。

カセットデッキを再生中にリバースを押し続けると。これと似た音源が実感出来ます。

「Eleanor Rigby」バイオリン、「Got to Get You into My Life」グラスなど、この時代にして、この音楽性はまさに驚きの一言につきます。

サウンド1つをとっても実にビートルズの才能が光る!楽器のプレイもさることながらボーカルも素晴らしくよく完成度の高い名盤です。

中期のアルバムでは、欠かせない最高アルバムですから買っておきたい一品でしょう。

・「分岐点
 あまり自分のことを書くのはどうかと思うのですが、Beatlesの日本公演に行ったこともあるのが生涯の自慢である私としては、このアルバムは、ある面、Beatlesとの関係の分岐点になったものです。上手く説明できないけれど、Beatlesがなければ夜も日も空けぬ時代から、彼らがこうやって変わるもしくは成長するのなら、自分だって、彼らと距離を置いてもいいのではと、中学生の分際で思ったものです。今、古いブルースに凝ってますが、このアルバムをきっかけに全く別の音楽を探してみようと思い、たどり着いたわけです。

 ちょいとわかりにくいかもしれませんが、それくらい、このアルバムは、インパクトがあって、その後のBeatlesとの関わりを変えたことは確かです。 それを肯定的に見るか、否定的に見るかは、それぞれの感性でしょうが、少なくとも私もここで議論されている論点にそっていうなら、最初から順番に聴いてきて、このアルバムで、「理解」を超えて、他に手を出したクチです。 そのことは、今となっては感謝していますけど。

 ちなみに、1967年当時の雑誌を見ると、多くの音楽評論家が、このアルバムの評価に悩み、表現は悪いけど、人気絶頂のBeatlesには逆らえないから、「壮大な実験」とか「時代の先取り」とか、無理して書いてるなあ・・・という感じですね。

・「ビートルズのアルバムを購入するのが初めての方へ
 もし、あなたが、これから初めてビートルズをきちんと聴いてみようと思ってどのCDを買おうか参考にこのレビューを読んでいらっしゃるのならば、「リボルバー」から始めるのはあまりお勧めできません。 もし、ビートルズの全楽曲を集める覚悟が出来ていらっしゃるのあれば、ファースト・アルバムの「プリーズ・プリーズ・ミー」から年代順にビートルズの音楽的軌跡を追体験することをお勧めします。ビートルズのアルバムはそれぞれに持ち味があり、「イエロー・サブマリン」を除くどのアルバムも代表盤に成り得ますから。オリジナル・アルバムからもれたシングル曲は「パスト・マスターズvol.1&vol.2」でフォローしましょう。 そこまでの覚悟がない方にお勧めなのは、ジョージ・ハリスンが選曲した通称赤盤「1962-1966」と青盤「1967-1970」です。ビートルズの数ある編集盤の中ではこれがベストです。ただし、ビートルズは古典的教養として全曲脳に刷り込んでおいても損は無いということだけは付け加えておきます。コスト対効果を考えるなら「イエロー・サブマリン」は外しても構わないかも知れません。 本題の「リボルバー」ですが、私がビートルズが初めての方にお勧めしない理由は、①先に紹介したジョージ選曲のベスト盤に「リボルバー」からは「エリナー・リグビー」と「イエロー・サブマリン」の2曲しか選ばれていない。②しかも、この2曲は「リボルバー」の全体的コンセプトを代表する曲ではない。 すなわち、このアルバムはビートルズの中でもどちらかと言うと特殊なアルバムだと思うのです。19世紀のシューベルトと比肩しうる20世紀最高のメロディーメーカーとしてポール・マッカートニーが才能をいかんなく発揮した「エリナー・リグビー」「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」「フォー・ノー・ワン」が収録されているとは言え、やはり、このアルバムの真骨頂はジョン・レノンとジョージ・ハリスンが実践したサイケデリック・ロックであると思うのです。 歌われている歌詞の内容がサイケデリックであるか否かはともかく、ジョージの「タックスマン」とジョンの「シー・セッド・シー・セッド」の2曲はポップスという形式にかろうじて留まりつつサイケデリックな感覚を音楽的表現にまで昇華した奇跡的な作品です。サイケデリック・ロックに分類される数多くのミュージシャンの残した作品群の中にも「リボルバー」のように真にサイケデリックな音楽的表現に到達しえた作品を私は知りません。アルバムの冒頭の曲に入る前の「one,two,three,four,・・・」という掛け声からすでに衝撃的な音が展開されます。彼らの音楽的アイデアを商品としての音に仕上げたジョージ・マーティンのエンジニアとしての手腕にも注目して頂きたい。

・「ジョン・レノンの先見性に脱帽
アルバム最終トラックの「トゥモロー・ネバー・ノーズ」で使われたサンプリングという手法をいちはやく導入したジョンの先見性には脱帽だ。考えてみればビートルズほど先進的なバンドがいただろうか?プログレ(前衛的、先進的)って意味だが、本当はピンク・フロイドやキング・クリムゾンが出てくる前にビートルズが全てをやりつくしていたのかもしれないなぁ。このサイケデリックな作品にはジョージの曲も3曲収録されているけど彼の曲に耳を澄ましていると彼もまた先見性があったように思えてくる。そして何気なくつぶやくだけで曲のタイトルを決めてしまうリンゴ・スターもある意味先見性があるように思える。ビートルズは芸術性(ジョン、ジョージ、リンゴ)と大衆性(ポール)を高い次元で融合した金字塔だ。

・「現代のリスナーにはこれを薦めます
 66年生まれでBEATLESにのめりこんだのも母がなんとなく買った赤盤がきっかけだった後追い世代の私には、「ついていけなかった」という気分とは少し違いますが、小学生の時初めて聞いた「リボルバー」は確かに理解できませんでした。 20年くらい前の話になりますが、雑誌FMファンの創刊20周年記念号の特集がBEATLESで、武満徹と村上龍の対談が掲載されていました。武満の言葉から、彼が同時代に無理なく理解していたことがわかります。武満による評価は今読んでも違和感がありません。やはり、聴く人が聴くと違うのでしょう。 私も成長するにつれて、はじめはポールのスローテンポの曲が好きでしたが、中学生の頃は「And Your Bird Can Sing」のツイン・ギターがとてもカッコ良く思えたり、高校生の頃は「イエロー・サブマリン」もやっぱりいいなと思えたり、それから、理解不能だったジョンやジョージの曲に完全にはまってしまった時期もありました。 もし、多種多様な音楽を聞き込んでいる現代のリスナーからベスト盤以外で何か1枚薦めて欲しいと言われれば、私は自信を持ってこの「リボルバー」を薦めます。

リボルバー (詳細)

Buffalo Springfield Again

・「惑星直列みたいなもん
3人のソングライターの持ち味はバラバラなんだけど、奇跡的に調和が取れた刹那、世にも美しい作品が偶然生まれた。…そんな感じ。1st、3rdの雑多な印象と比べると別のバンドかと思えるくらいスゴい。やっぱ偶然の産物だったのかな…。曲順が神。

・「音の海に漂いたい
ウェストコースト・ロックの元祖と言われることもあるバッファローだが、このアルバムには軽快なロックンロール以外にもドリーミーなアレンジを施したメロディアスなポップ・チューンが多数収録されている。聴き手は、音楽そのものに柔らかく包まれるような錯覚を抱くだろう。レッド・ゼペリンのアコースティックな部分はバッファローからの影響が大とも言われるが、そんなロック史的知識を抜きにしても充分楽しめるし、聴くべきアルバムである。ジャケットも秀逸。

・「60年代後半のアメリカへのトリップ。
 ニール・ヤング以外は今となっては現役のビッグ・ネームはいないが、昔はスーパー・グループ扱いだった。しかしこの音楽のインパクトは、60年代後半のアメリカ、ウエスト・コースト(特にサンフランシスコとか)にいた者にこそ伝わるのだと思う。要するにCultureの1シーンなのだ。FENのラジオではいまだに時々かかってるし。

 ただ純粋に音として聞いても、アコースティック・サウンドと多彩なテイストを持ったこのアメリカン・ロックは2002年の今では再びかっこいい音なのでは。

・「名盤と呼ぶにふさわしいものでした。
基本的にもろにアメリカンカントリーベースのロックは好きではないのですが、これは凄いです。何度も聞いてしまいました。確かにカントリーベースですが、いろんな音楽の要素と当時の最先端の音も混じっています。ヤングとスティルの奇跡の結晶といっても過言ではありません。

捨て曲がなく、アレンジもよく、スリリングさもあり、サイケ性も混じり、名盤と呼ぶにふさわしいアルバムだと思います。

個人的に大好きな曲であるブルーバードは彼らの作品だったのですね。今回初めて知りました。そして、彼らの曲作りのセンスに脱帽です。

・「Again
Neil Youngのヒリヒリとした声はなんていうか聞き流す事を許さない雰囲気を持っているように思う。ラストのBroken Arrowの不思議なリズムチェンジはこの人の複雑な感情の輪郭のようなもの、かどうか。中間部のオルガンパートがディレイで飛ばされてピアノパートに入る瞬間がとても美しい。その後も続くめくるめく展開が圧倒的。この曲がとても好き。ネイティブ・アメリカン「戦いに敗れた者」の象徴だとか何とかそういう意味らしい。或いはシングルでYesがカバーしたEverydaysの夢見心地サイケデリック・ジャズアプローチ。セッションの雰囲気を残しつつも慎重に作られた楽曲群。

Neil YoungはMr. SoulでSatisfactionのギターリフを引用している。まさにBorrowed Tune。Borrowed Tuneもそういえばストーンズの曲を引用してる。そういう所にこの人の複雑さを感じるなぁ。

Buffalo Springfield Again (詳細)

ハートに火をつけて

・「深みにはまりました
このドアーズの「ハートに火をつけて」あたりから、単純なポップスファンからロックファンに変わっていった自分というものを思い出します。全米1位を記録したヒット曲の入ったLP盤(当時はレコードですね)を買って聞いた時の印象が、なんか今までのヒット曲プラス次のヒット曲候補の詰め合わせでなく、おいおいなんか時代が変わりつつあるぞと認識させられた私にとっては非常に意味深いアルバムです。LPレコードが自己主張し始めた名作です。いい作品が多いですが、「水晶の舟」は「ジ・エンド」のような大作ではありませんがぴかっと光っております。もちろんギターソロが入った「ハートに火をつけて」も必聴です。

・「20年…
このCDが発売されてから20年経って自分は生まれました。当然リアル・タイムでウッドストックを見たことも無いし、ヒッピー・ムーヴメントなんて体験してないです。しかしこのアルバム、というよりドアーズの音楽は大好きです。これだけ後世に名を馳せる名盤は中々無いと思います。

・「歴史に残るデビュー・アルバム
オルガンを使った独自のサウンドと、ジム・モリソンの悪魔的なヴォーカルがかみ合って、何ともいえない不思議な世界がドアーズにはある。このアルバムはドアーズのデビュー・アルバムで、最強のアルバムだ。

・「文句なし
代表曲「Light My Fire(ハートに火をつけて)」、「The End」を含む67年発表の1st。"死"だの"夜"だのが織り込まれた歌詞とJim Morrisonのボーカルが相まって全体にダークな雰囲気であり、いろいろと歌詞の深読み可能な名盤。何しろビルボードNo.1ヒットの「ハートに火をつけて」にしても「火葬場の薪になっちまうよ」という歌詞があるくらいなのだ。(当人たちは雰囲気勝負で、それほど深く考えてはいなかったと思うが。)大好きなアルバムだが、これが大ヒットしたのだから驚いてしまう。くどいが今さら自分が言うまでもなく名盤。

・「奇跡の夏に
ビートルズ以後、3分間のヒット曲用ラブ・ソング以上のものとしてロック音楽が深まり始めた時代の代表作、

トラック1のタイトル通り、ロックが「向う側へ付きぬけ始めたことを宣言」しているような歴史的傑作、全曲ともに名曲でまるでベスト盤でデビューしたような印象です、

ロビー・クリューガーやレイ・マンザレクのポップな音楽センスがジム・モリソンの決して流行り歌には向かないボーカルや意味深い歌詞をほどよくコーティングして、ポップスでありながら現在までロック音楽の古典として語り継がれる決して誰も真似の出来ない水準の作品、個人的には次作のStrange Daysがバンドの最高作と思います、

ハートに火をつけて (詳細)

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ

・「バナナ
先進的で実験的な音楽、今聴いても十分新しい。透明で透き通るようなニコのヴォーカルも独自の雰囲気をかもし出している。ピストルズとは違った、知的なパンク。

・「最高にCool!
正直言って最初はどうとも思わなかったけれど、聞き込むにつれてクセになる。深いリバーブがとてもいい。寝ながら聞いたら、ぞっとした。良すぎ。

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Music from Big Pink

・「リチャード・マニュエルに捧げるレビュー
こいつは、とても重たいアルバム。レコードをターンテーブルに載せるのさえ重く感じられた。それにもかかわらず、毎日のように聴いてしまう。

・「若者よ、騙されたと思って聴いてみろ!
最初にこのアルバムを聴いたのは、24歳頃だったと思います。普段聴いていたアルバムとは明らかに違う、淡々とした曲ばかりが並ぶアルバムだなあ・・・と思ったのですが、妙にはまってしまって・・・いまだに、このアルバムのどこがそんなに好きなのか、きちんと分析できないのですが、朝に晩に、このアルバムばかりかけて、暮らしていた時期がありました。「疲れた生活の果てに・・・」みたいな印象もあるけど、決して、ワビサビだけのアルバムってわけじゃないし、淡々とした中にも何かが詰まっているというのでしょうか、単純に、「こういうものです」と言い切れる中身じゃないのです。20年弱、聴き続けて、いまだに新しい発見がある、奥の深いアルバムです。おそらく、最近のロックばっかり聴いている人が聴いても、心惹かれるものがあるんじゃないかと思います。別にこのバンドが誕生した歴史的背景など、なんにも知らなくていいから、「騙されたと思って聴いてみな!」と若いリスナーに聴かせてやりたい一枚です!

・「ロックの最高峰
ジャニスもビ-トルズもスト-ンズもディランも好きだった. だけど,このアルバムを聴いた時の衝撃は物凄かった. 無骨なまでにシンプルで不器用な音作り,でも心にズンズン沁みてくる. 幾つかのバンドのアルバムの中で最もバンドらしく,そして精神性が高い. おそらくロック史上最高の名盤.

・「音楽の本質を求め続けた5人の賢者たち
結論から言えば、派手さはないがゆえの実に味わい深い名盤である。痛々しいほど切なさが伝わってくる①…ロマンティックな曲調とソウルフルな歌いっぷりが見事にブレンドされた③…多くのアーティストにカバーされ語り継がれし名曲⑤…ゆったりとしたメロディーが心地よい⑦…無国籍なキーボードで幕を開ける⑧…子守歌的な趣きの⑨…天上の響きを思わせる煌めきを放つ⑪…簡単に各曲の印象を述べてみたが、正直筆舌し難いほどの魅力…強いては聴き手の意識も問われる一枚だと思う。ただ一つだけ断言出来るのは、大衆音楽が産業化・商業化しつつあった時代に、本質を見据え、求め続けて旅をする5人の賢者たちが存在した…という記録が、この一枚に提示されているという真実である。尚、ボーナストラックについては原盤に敬意を表し、コメントは控える事にする。心して聴いてくれる事を願う…You shall be released…。

・「最強無敵のアルバムタイトル
BANDの伝説のデビューアルバム。ディランとのビッグピンクでのセッションとの共通項も多くロック黎明期の貴重な財産です。ここでの楽曲はどれもこれも力強くかつ一生懸命さの大切さを教えてくれる気持ちになります。これもこのアルバムが永遠に語り継がれる大きな要素だと思います。最近のリマスター版を聞くとシンプルでありながら実はその裏で凄い凝った音作りがされているのに気づきました。まだまだ僕はこのアルバムから抜け出せそうもありません。それにしてもこのアルバムタイトルは凄い!翌年にビートルズがアビーロードを出したけどヒントは絶対これですよ。

Music from Big Pink (詳細)

ロデオの恋人

・「カントリー・ロックの最高峰
 グラム・パーソンズが提供した2曲は、恐らく最も素晴らしいオリジナル・カントリー・ロック・ソング。ウディ・ガスリーやルーヴィン・ブラザースといったカバーも演奏・ボーカルともに文句なし。それにしても前作からは想像もつかない大変化だが、よく考えてみればバーズのメンバーは、元々はみんなフォークやブルーグラスなどロック以外の音楽を演奏していたんですよね。文句のつけようがない完璧なアルバム。

・「バーズの最高傑作
68年発表、バーズの傑作アルバム『ロデオの恋人』。グラム・パーソンズが新加入し、彼の主導のもと作られた本作はカントリー・ロックというジャンルを極めたと言っていいほど、非常に完成度の高い作品に仕上がっています。耳当たりのいいアコースティック・ギターと絶妙なハーモニー、個々の楽曲も一つ一つのクオリティが高くまさに名盤。

スティール・ギターが印象的なボブ・ディランのカバー曲「ゴーイング・ノーホエア」にはじまり、バンジョーとフィドルがカントリー・ムードを高める「私は巡礼」「プリティ・ボーイ・フロイド」、こちらもスティール・ギターが美しい「ヒッコリー・ウィンド」、本作の中でも特にコーラスが心地よいグラム・パーソンズ作の「100年後の世界」。最後もやはりボブ・ディランのカバー曲「なにも送ってこない」で、この名盤のラストを飾ります。

全体的に落ち着いた雰囲気の作品なので、とてもリラックスして聴けます。それに、曲自体はかなりキャッチーなものが多いので、このジャンルに馴染みのない方も含め誰でもすぐに気に入るはずです。

また、この年はザ・バンドの『ミュージック・フロム・ビック・ピンク』やローリング・ストーンズの『ベガーズ・バンケット』等、カントリー・ロックの名盤が数多く発表されています。ブルースと並ぶ、ロックのルーツとしてのカントリー・ミュージックが再び見つめ直された年でもあります。本作はその中でも特にカントリーを意識して作られた、まさに時代を彩る名盤です。そして、この流れは後のクロスビー・スティルス&ナッシュ、イーグルスへと引き継がれていくことになります。逆にイーグルス等は聴いたことがあるけれど、バーズはまだ聴いたことがないという方にも是非この『ロデオの恋人』を聴いていただきたいと思います。

・「カントリー色強まるもコテコテ過ぎず広くお勧め
後にEagles等に影響を与えたカントリー・ロックのパイオニアの6作目。それまでのフォーク・ロック色からグラム・パーソンズ加入によりバリバリカントリー色が強くなっています。とは言っても編成は通常のバンド編成(スティールやバンジョーがカントリー的)ですし、楽曲のレベルが高く保たれていて、すばらしい仕上がりです。コーラスワークも◎。まったり感あり、でもコテコテすぎないアメリカ音楽の良心。カントリー聞かず嫌いの方にも是非。

ロデオの恋人 (詳細)

エレクトリック・レディランド

・「No,1
ジミヘンドリックスのオリジナルアルバムの中で、このエレクトリックレディランドか、ファーストアルバムのジミヘンドリックスエクスペリエンスか、どちらが最高傑作にあげるべきか悩むところだが、あえてこちらをNO,1に選びたい。

初期の爆発的エネルギーを選べば、ファーストのほうがいいのだが、音楽的成熟を考えれば、エレクトリックレディランドのほうが優れている。

ファーストには、パープルヘイズやファイアなどが収録されているが、こちらには、ヴードゥーチャイルドやオールアロングウォッチタワーなどが収録されている。甲乙つけがたいのは確かであるが、こちらをおそおと思う。水の中にいるような音を作り上げたこのアルバムは見事に成功していると思うのだが・・・。

ぜひ一度聞いてみてください、かなりの傑作アルバムです。古さなど微塵も感じません。

・「ヴードゥーチャイルド「超絶的な毒の極み」
いろんな「ギター」を主体とするアーティストの作品を、先入観を抜きにして聴いてきたが、この作品(特にヴードゥーチャイルド)を凌駕する作品を、私は挙げることができない。

作品を聴けばわかる通り、ジミは決してギターオンリーの生粋のギター小僧ではないし、むしろブルースを基調としながらも、それに依存しない、幅広い音楽性の中から新しいものを生み出そうとするとてもバランスの良いクリエイターであると思う。にもかかわらず、このギタープレイの「超絶的な毒の極み」はなんなのだろうかと、私は今だに不可解でしょうがない。

このアルバムの彼のギタープレイを聴いていると、自分が音楽を聴いていることすら忘れてしまう。まるで宇宙創世時の無限とも言える「時間」や「空間」や「音」や「光」や「熱」が、彼の手によって独自に編み上げられ、自分のちっぽけな脳ミソにぶちこまれたような、恐ろしい感覚に陥る。

正直、彼の他のギタリストを聴いてみても、確かに「上手い」とは思っても、そこまでの感覚に陥ることは無い。

思うにジミは、音楽以外の現実を受け入れることが出来なかったのではないか・・・。邪推だが、その逃げ場の無さが、彼のギターを唯一無二のものとし、永遠に消えぬ炎を、後の世代の音楽家に与えたのではと・・・そう思わずにはいられない。

・「腰にきます
ヴードゥー・チャイルド腰にくる。ジミヘンといえば,のろわれたように奏でられるギター。それが最大限に生かされている名曲!嫌なことがあった日には,こいつを大音量できいてスカッとしましょう!

・「ロックだけでなく69年以降のジャズにまで影響与えた作品
1968年発表。ジミ・ヘンドリックスのこの作品はロックだけでなく69年以降のジャズにまで影響与えた作品である。ロック・オンリーのフリーク達の知らないところで1967年7月17日、コレクティブ・インプロビゼーションというベクトルを指し示していたジャズの重鎮ジョン・コルトレーンが死んだ。多くのジャズ・ミュージシャンの精神的支柱であった彼の死後、もう一人の精神的支柱であるマイルスがどう動くか、ジャズ全体が彼の動向に注目していた。それが60年代の終わりのジャズの渾沌とした状況だった。そしてマイルスはジャズ・ファンクに突っ走る。なぜ、ジャズ・ファンクか?その答えは同じ1967年にデビュー作『アー・ユー・エクスペリエンスト?』を発表したジミ・ヘンドリックスの音楽である。彼の音楽がいかにマイルスのジャズ・ファンク傾倒に火をつけたかをロックを聴き続けてこの時期のマイルスの音を聴いたものは誰しも感じずにはいられないだろう。一言で言ってマイルスはジミ・ヘンドリックスの音を自分のものにしたかったのだ。マイルスはジミ・ヘンとファンクしたくてたまらなかった。そして1969年8月の3日間CBSスタジオで録音された『ビッチズ・ブリュー』から、マイルスが一時沈黙するまでの間に演奏された作品群は、ジャズ・ファンクという強烈なベクトルに、才能あるミュージシャンを次々と放り込み、その渾沌から何が見えてくるかをマイルス自身も若手も同時体験した。ロック・ファンクだけ追いかけている人には関係のない話である。実は本作はそういった側面すら持った作品だということだ。僕はやはり『Voodoo Chile』を推したい。15分を越えるこの曲こそジミヘンの神髄だと思う。このブルージーな音こそロックもジャズも突き抜けた爆風の音だ(オルガンはスティーブ・ウインウッド)。ギター・フリークを自負するならこのアルバムのジミヘンのギターを聴かずしてギターを語ることは不可能。それほどの作品である。また、それに負けないくらいボーカルも素晴らしい。それにしても今のギター・フリークはジミヘンが右きき用のギターをくるり左に回して偉大な音楽世界を作り上げたことを知っているのだろうか?

・「革命児!ロック、ブルースと云う枠を超えて彼の音楽は存在する
数々のアーティストに絶大な影響をあたえた彼の音楽!ジミ・ヘンドリックス、まさに革命児!ロック、ブルースと云う枠を超えて彼の音楽は存在する。彼は云う「音楽は一時も止まらずに絶えず動いて変化して行く」と・・・。彼の音楽は常に進化し、受け継がれ今も尚進化し続けている・・・。僕たちが未来に生き続ける以上、変化を恐れては行けないとジミのギターが導く!進化するんだと・・・。当時ジャズの帝王マイルスデイビスが彼とGIGをしたいとラブコールを送っていたが、実現できずにジミは逝った。マイルスやマイルスの親友でありアレンジの鬼才ギルエバンスもジミの音楽に共鳴し進化し前人未到の境地を切り開いていったアーティストだろう!追記、このアルバムを聴いていると彼は宇宙人か、未来から来た地球人なのかと思ってしまう。ジミは遠い所に帰っていたのかと・・・あと派手なライブパフォーマンスが目を引くがそれも宇宙人?ジミヘン!とついつい受け入れてしまう。

エレクトリック・レディランド (詳細)

Astral Weeks

・「50歳を過ぎて聞きなおして良さが判る
若かりし頃に聞いたヴァン…50を過ぎて再び聞きなおす。実にその良さが判る。くどくどとは言わない。音が言葉が身に染み込んでくる。理屈なんかいらない。春か秋の陽の温かさを感じながら聞きたい。星五つ以上だ。

Hip-Hop、R&B、Soul、Rock、Pops…全て聴いているが、やはりヴァンは凄い! 聴く度に再認識させられます。必要不可欠な音だけの中でヴァンの声が響いてくる。

・「ソウル・ミュージックの極み
 これこそソウルミュージックというかこんなアルバムにはなかなか会えないことを心底、実感させられました。 鳴らされている音が違う!。 これを最高の名盤にあげるミュージシャンも多い!。 アナログだとA面、B面それぞれテーマが別れており、ゼムから脱退したヴァンがJAZZミュージシャンをバックにフルートやベースが鳴り響き全

曲7分程度の曲をこれでもかと感情を入れて歌い上げる。 一つのフレーズを何度も反復して繰り返し歌いあげるスタイルもここで確立されてます。 69年に出て以降25万枚しか売れていないという奇妙な広告も出たとか。 余りにも音楽的に影響が高いということを改めて誇張したいようです。

 マイケル・ウィンターボトムが撮った”ウエルカム・トウ・サラエボ”で冒頭に花嫁が出てくるシーンでいきなりこのアルバムの"ヤング・ラヴァーズドウ"がちかって映画は始まります。 このシーンはやたらインパクトありますよ。

 ジェフ・バックリーもカヴァーしている名曲です。

・「一音、一音が心地よい。。
コニー・ケイ(MJQ)ら名うてのジャズミュージシャンを擁したワーナー移籍第一弾アルバム!と謳われておりますが、派手さとは無縁です。それよりもアコースティックベースのコトコトした音とか、静かにスウィングするドラムとかとにかくとにかく心地よい音満載の一枚です。

特に4~6の流れがわずかに変化があっていいですね。(LP時代はひっくり返さなくてはならなかったが・・)ベストトラックはポリリズムでスウィングしまくる5かな。

全編シブ音で通しているので何年聴き続けても全く飽きが来ません。夜寝る前でも休日の朝にもピッタリのアルバムです。

・「赤裸々に歌われるヴァン・モリソンの回顧録
 “To Be Born Again”のリフレインが印象的なタイトルトラックで始まる本作、この時ヴァン・モリソンはまだ23歳くらいだったはずだが、この若さにしてこの異常な到達感は何なのだろうか。クリームやジミヘンが活躍した時代にあってこの作品自体の存在も異常である(売れない事実も尋常ではないが)。自身もThem時代にサックスをプレイするなど、既にジャズの素養を覗かせていたが、所々でそれらの要素を採り入れた演奏を聴くことができ、中でもリチャード・デイヴィスのウッドベースがモリソンのボーカルに終始接近した演奏を披露している。MJQのコニー・ケイのドラムスも入っているが、5以外は控えめな演奏に徹しているので、旋律とリズムを紡ぎ出すベースはボーカルに劣らず重要な役目を果たしているといえるだろう。故郷ベルファストに由来する”Cyprus Avenue”が登場する4、6や1などルーツを自ら確かめるように歌っている。力強く、しかし抑揚を駆使したモリソンのボーカルからは本作以前には聴けなかった繊細さと静けさを感じることができる。

 驚いたことに、録音の基本部分は13時間で録り終えた上に、彼から各ミュージシャンにどうして欲しいとか、詩が何を言わんとしているのかさえも説明がなかったということである。結局、彼の”Soul”に触れて参加したミュージシャンが触発された結果「出来てしまった」作品なのではないだろうか。ここにヴァン・モリソン以外の何ものでもない、ジャンルや時代を論じる必要もない音楽が完成したのである。

・「アストラルウィークスについて
スティングが「nothing like the sun」でロックとジャズの融合を実験するずっと以前に、ヴァンはスティングよりも、ぎりぎりの危うさで見事融合させていました。難解な詩の世界もさることながら、内向的なヴォーカルとジャムセッション的な緊張感溢れる演奏は聴くたびに(聞きとおすたびに)新しい発見と新しい渇望感を聞くものにもたらします。いつ聞いても本当にみずみずしい思いです。男の10代、的な寂しさや破壊欲求を不思議に想起させる名盤中の名盤です。

Astral Weeks (詳細)

Super Session

・「歴史的名盤のリマスター盤
遂に出た歴史的名盤『Super Session』のリマスター盤。とうの昔にCD化はされていたが、リマスター云々以前のものだったし、97年に続編的なライヴ・アルバム『The Live Adventure Of Al Kooper & Mike Bloomfield』(邦題『フィルモアの奇蹟』)のリマスター盤が出て以来ずっと待ち焦がれていたが、その甲斐があった高音質による再発だ。『Super Session』は、当時コロンビア・レコードのスタッフ兼プロデューサーだったアル・クーパーが68年に企画したジャム・セッション・アルバムで、ボブ・ディランの『Highway 61 Revisted』で共演したマイク・ブルームフィールドを誘って録音(アル・クーパーはヴォーカル、オルガンの他にアレンジ、プロデュースもすべて担当)。録音途中でマイク・ブルームフィールドが体調を崩したため、残りは、バッファロー・スプリングフィールドを解散したばかりのスティーヴン・スティルスが急遽代役を務めた。そのため、アナログA面がマイク・ブルームフィールド、B面がスティーヴン・スティルスとのセッションを収めた形となっている。時代がちょうど3分間のシングルからアルバム単位へと重要性が変化した頃の象徴的な作品で、様々な制約から自由になった演奏を収録するという画期的なアルバムだった。このアルバムでのマイク・ブルームフィールドの鬼神に迫るギター・プレイは、彼を一躍ギター!・ヒーローへと押し上げた(今から思うと嘘みたいな話だが、当時ブルームフィールドはクラプトンと並ぶスターだった)。特に有名な「Albert's Shuffle」は名演中の名演。他の曲でもブレイクビーツの定番でもある「Stop」のファンキーな味わい、ドノバンのカバー曲「Seasons Of The Witch」(こちらはスティーヴン・スティルスがギター)の秀逸なアレンジなど、どれもが聴きどころ満載。ボーナス・トラックでは「Albert's Shuffle」のホーン無しのリミックスは感激モン。こちらも名演揃いの『The Live Adventure Of ~』と一緒にどうぞ。

・「ボーナス・トラックがこれまた泣かせます。
おなじみブルームフィールド、クーパーとそしてスティルスが中心となってつくった素晴らしいアルバムが、今回アルのアルバムを一挙にリマスターということでこのアルバムもより高音質になっての再発となったのだが、なんといっても今回の目玉は“Albert's Shuffle”と“Season Of The Witch”のホーン無し・バージョンだろう。

いわばこのアルバムの白眉となる2曲を通して(素のままの)セッションの様子を垣間見れるのである。実際これは素晴らしいというほかない!確かに頭でホーンによるメロディを自然と追ってしまうところはやはりアレンジが素晴らしかったことの証しであろう・・・、しかし実際その音がないから寂しいかというとそうでないところが凄いところで、臨場感というかその場の空気が伝わってくるようなリアルな感覚が何ともいえません。“Albert's Shuffle”ではブルームフィールドの記憶に残るすばらしいフレーズ満載のギターソロだけでなくオブリガードやバッキングでもほかの音に隠れることなく聴き取れ、紛れもなく名演であったまさに証となるものだと思います。続く“Season Of The Witch”のスティルスのギターの音などはオリジナルバージョンよりも、より例のバッファロー・スプリングフィールド以降の聴き慣れた音に近いんじゃないでしょうか、これには嬉しくなってしまいました、ピックがこすれる音からワウの踏み加減までほんとやたらりアルに聴き取れ「楽しいったらありゃしない」状態です。

ただでさえこのアルバムには相当な思い入れがあって聴く機会も多いのですが、この2曲の追加のおかげでターンテーブルにのる(古い!)頻度が上がりました。ほんと日本に生まれてよかった!

・「スーパーセッション
とはよく名付けたものである。ある意味では我田引水的な響きもあるが、当時のポップス業界を思えば、比較的芸術志向の強いジャズ界で起こっているようなバンドやレコード契約間の交流セッションを公にする事が少なかったのかもしれない。ブルームフィールドとクーパー、つまりディランの「61号線再訪」で顔を合わせた二人のセッション・マンがつるんでブルース・ロック・セッションをしようとなった訳なのである。この時代、相変わらずブルームフィールドのギターが冴え渡っているのが目玉で、そこにクーパーのセッションの発想が重なって話題を提供、後に出された「フィルモアの奇蹟」のプロモーションにも相乗りして、日本でも予想以上のブームを作り上げた作品だった。冒頭を飾る「アルバートのシャッフル」は当時のギター少年の憧れの一つであり、ブルームフィールドを代表するインストルメンタルでもり、学際のバンド演奏などでも数回見掛けた事のある人気素材曲だった。当時は多くのファンこれが本物のブルースだと勘違いしていたものだった。でも、それだけインパクトがあったアルバムだと言うことなのだ。流石にブルームフィールドがイニシアティヴを取っていない曲になるとクーパーのヴォーカルが弱かったり、スティルスのギターに物足りなさを感じるのだが、全体としてコマーシャルにプロデュースされてきたポップスの流れに杭を打ち込んだ気概を感じるものである。ただし、スティルスに関してはアコースティックなセッションも取り入れるべきだったと個人的に感じているのだが、その話は横に置いておくとしよう。本作はアフレコのホーンが取り除かれたネイケド・ヴァージョン等をボーナスに加えたリマスター盤である。コロンビアのニューロック売り出し時代のメモリアルなアルバムだった。良い時代だった。

・「スニーカーズ・・・
 SNEAKERSという洋画をご存知だろうか?ロバートレッドフォード主演で、脇をダンエイクロイド(!?)シドニー(大捜査線)ポワチエやりヴァーフェニックス(涙)が固めているクライムアクション映画だ。この映画の冒頭で、リミックスされドラムが中央で聴こえる5曲目が聴こえてくる。映画の冒頭というのに、描写される映像とこのREALLYが悲しく聴こえてくる感じは何ともいえない・・・ 現在では契約の絡みなどで、一流所のジャムセッションアルバムなど到底不可能だろう。しかも、売り上げ度外視・・・

 ギターのマイクのアルバムは、米コロンビアの努力で若かりし時代から愛聴できるが、このリマスタ盤の登場によって背筋が凍りつく程良く聴こえるようになった。レスポール(テレキャスも)+フェンダー系アンプの最重要作品ではなかろうか。米コロンビア・レガシーシリーズは侮れないのである。しかし、で、ある。ミリオンダラーギタリスト・グレートテキサンのアルバムも再発して欲しいものだ。特に・・・AND、LIVEを。

・「紙ジャケ!
昔、CDに初めて紙ジャケが登場した時、「CDをレコードの入れ物に入れてどうすんねん」と思ったが、今は紙ジャケのほうが好きだな。数が少ないし、プラケースより薄いところが今風だし。でもプラケースの奴より値段の高い奴とか、プラに入ってるボーナストラックが入ってない奴はいただけないけどね。

その点、今回のアル・クーパーの紙ジャケ再発は値段は安いし、ボーナス付きだし、リマスターだし言うこと無いね。

Super Session (詳細)

オグデンズ・ナット・ゴーン・フレイク

・「ソウルフル&コックニーの真髄!
『サージェント・ペパーズ』以降のコンセプトアルバムブームの中、スモール・フェイセスが作り上げたのがこの一枚。<2>や<8>のスティーヴ・マリオットのソウルフルさ加減はもうどうしようもないほど。また、史上最高のコックニーソングとも称される<6>は必聴。UKロック好きは基本として持っておきたい一枚。

・「最後にして最高傑作!
'68年、4枚目にして最終作となったアルバムです。'67~'68年にかけてサージェントペパーズを皮切りに無数のトータルアルバムが作られましたが、その中でも特にイギリス臭ムンムンの作品です。2や8などはマリオット色の強いハードロックナンバーなのですが、全体にはロニーレーンの持ち味である、トラッド・フォーク色が濃厚に出ているところが、そういう印象に繋がっています。6なんてソウルシンガーとしてのマリオットを微塵も感じさせないコックニーソングだし、11に至っては、マリオットが歌っているにもかかわらず、完全にトラッドフォーク化しています。こういう辺り、やっぱり血は争えないというか、英国人なんだなあとちょっと嬉しくもあります。はっきり言ってマリオット主導で作られたのは2と8だけなんじゃないかと想像してみたくもなります。そして不満を持ったエゴの強いマリオットがレーンと衝突し、他のメンバーが人のいいレーンに味方し、孤立してしまい脱退してしまったと、こんなところじゃないでしょうか?(考えすぎかな)それはともかく、凝りに凝った万華鏡サウンド、楽曲の質、演奏どれをとっても、丁寧に作られており、LP時代ではB面全てを使った7~12の、月を探しに行った愚か者というテーマ(英国伝承の話らしいです)で繰り広げられるストーリーなどアイディア満載です。(ただナレーションの部分の対訳が付いているとありがたいのですが、これには付いているんでしょうか?)トラフィックの1st、「ミスターファンタジー」やキンクスの「ヴィレッジグリーン」あたりが好きな人であれば、間違いなく買い!!ですね。

オグデンズ・ナット・ゴーン・フレイク (詳細)

ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティー+13

・「トラック6のビッグ・スカイは泣ける。
本当です。腹の底から自分自身を奮い立たせるような熱いものを感じます。このアルバムは、英国の田舎で暮らす人々や風景を中心とした、ちょっと切なく懐古的な構成になっています。素朴な題材ながらもメッセージ性もあるこの作品は、レイにしかできない独創的な世界が確立され、詩も楽曲も粒揃いです。純粋に聴いて楽しんでもらえばいいのですが、発表当時はあまり売れず、後々なって評価されたというのも、このアルバムを語る上で大事な要素のひとつになっています。(でも、発表当時は評論家受けが良かったらしいですよ。)

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ベガーズ・バンケット

・「本当に凄いロックアルバムです。
ここまでのストーンズは黒くてダーティなイメージを売り物とし、肝心なレコードの方は黒人音楽の模倣にビートルズの二番煎じ的アプローチといったところ。それでもその衝撃は10代の人生を狂わせるには十分過ぎたけど・・・ ストーンズの素地にはブルースがあり、このトラディッショナルな黒人音楽をここにきて初めて自分達の物に昇華し、見事なアルバムを完成させた。これにより、もう一つのイメージが追加されることとなる・・・悪魔!である。ビートルズはホワイトアルバムを発表しだんだん擦り切れていった'68、ストーンズは本作を発表しいよいよ本領を発揮していく。見事なまでにブルージィで泥臭い、決してブルースでは無いのだけれどそのフィーリングは完全にブルース、何を言ってるのかわからない聞けば解ると思う。アコースティックな1枚であるが、聞くほどに重たい1枚である。いいアルバムだよ!何よりも本当にイカした若者達である。

・「音楽のファンにお勧めのストーンズのアルバム
”私、音楽はかなりこだわって聴いているけどROLLING STONESなんて聴いたことないわ。聴いてみたいと思うんだけど、いっぱいありすぎて何にしようか迷っちゃう・・”なんて人にはLET IT BLEEDと並んで、このBeggars Banquet がお勧めです。音楽的な完成度、ストーンズのかっこよさ、どれをとっても最高のアルバムです。ストーンズは今のPOP音楽と比べるとうるさい音楽ではなく、トラディショナルでクールな大人のロックって感じで、音楽のファンならば必ず買って損はなしのバンドです。

もし、貴女、貴方が音楽のファンでしたらこの名盤に手を出してみては・・・。でも、激しい音はなしですよ^^;

・「甦るDECCA時代の最高傑作その1
この作品と次の作品はDECCA時代の最高傑作であり、今でもその価値は変わらないと思う。どういう風に甦るのだろ、バンドアンサンブルの妙が一つ一つ聞き分けられるのだろうか。あの生々しく武骨で黒いフィーリングのビートが。専門家は「やはり、初回UKアナログ盤には敵わないし、CDの音は別物」なんて言うかも知れない、

そりゃそうだろうよ、でもストーンズは金持ちのコレクターが高級ステレオで聞くような音楽じゃないんだ。安く、手軽に、誰でも以前よりいい音できける!こういう作品を最新技術でリマスタリングし、発売する事は本当に素晴らしい。

・「やはりかっこいい!
購入当初(16歳頃)は、「悪魔を憐れむ歌」、「ストリート・ファイティングマン」くらいしかピンと来なかった。やがて聞き込むほどに、このアルバムの凄さが分かった。

あとで好きになったのが、「放蕩息子」、「ストレイキャッツ・ブルース」。私はキースの大ファンなので、特にシンプル・カントリー調の「放蕩息子」でのギター・ワークが大好きだ。素朴かつ力強いギターはたまらないほど良い。今30代半ばで聞いても、血が騒ぐこのアルバムは紛れもない傑作だ。

・「いわずとしれた”大傑作”
言わずとしれた大傑作。ローリング・ストーンズのイメージというのは、この作品と重なっているようにも思える。

中でも全体のイメージを作り上げている「悪魔を憐れむ歌」は、ストーンズでなければ生み出せない曲だろう。ミックの圧倒的なボーカル、キースの引き裂くようなギター音、サンバ・リズム。ジャン・リュック・ゴダールが映画「ONE PLUS ONE」でこの曲が完成してゆく過程を描き出している。

その「悪魔を憐れむ歌」がアルバムのイメージを作り上げていて、一つのコンセプトになっていて、ブルースが多用されている。又、ラストを飾る「地の塩」「放蕩むすこ」など、聖書からの引用がよく使われている。ストーンズの長いキャリアの中で”この1枚”を選ぶとしたら、この作品は最も有力な一枚だろう。

ブライアン・ジョーンズが参加した最後の作品でもあり、ストーンズの第一幕を飾った作品ということが出来るかもしれない。ストーンズ・ファンばかりでなく、あらゆる音楽ファンを唸らせると思う。カバージャケットも、最初の発売時にレコード会社が差し替えたいわくつきのオリジナル・ジャケットになってよかった。

ベガーズ・バンケット (詳細)

ザ・バンド

・「あじわい
今更いうまでもない名盤。クラプトンは、ザバンドのギタリストになりたかった、とまで言い、ジョージハリスンはこのアルバムの英国での発売が当初オリジナルジャケットでなかったためにレコード会社に苦情の電話を入れたと言う。電子音打ち込み音、ビートルズ以降の作りこみ音になれた耳には、正直パッと聴きの印象は薄いんじゃないだろうか。一見雑然としたような趣があるからだ。だけど味わいがある。豊饒とでもいうべき贅沢な味わいがある。やっぱり人の心にじっとしみこむ音楽っていうのはこういうのじゃないだろうか。細野晴臣の表現でいうと、奇跡的な演奏。

・「国籍を問わないノスタルジー
1枚でザ・バンドを語れと言われれば「出来ません」と土下座して謝る。少なくとも最初の三枚と「南十字星」を聴いて判断してもらいたいからだ。

では、ザ・バンドの特徴が一番分かりやすいアルバムは?と聞かれれば、「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」と本作を長時間にらめっこした挙句、苦渋の判断で本作を出す。

ボブ・ディランは、情景やメッセージを的確に伝えるために、徹底して俯瞰者の立場で歌うため、時として冷徹なイメージを与えることがある。それだけ言葉を選んでいる証拠なのだが、ザ・バンドは歌に出てくる嘆く人々と同じ目線で、まるで自分たちが当事者であるが如く歌い続けた。どちらが優れているということを言うつもりは毛頭無いが、ディランに無くて彼らに感じられたものが何かといえば、土着的でノスタルジックな、本能に訴えかける親しみやすさではなかったか。そういう曖昧な味わいを嘘臭さを微塵も感じさせずに、アメリカ人が恋焦がれてやまないアメリカの原風景の懐かしさを、外国人主体で出せているということがザ・バンドの凄いところのひとつだろうと思う。英語がろくにわからないさらなるよそ者である筆者も、アメリカに郷愁を誘われてしまう。実際は田んぼを通るときに聴いているわけですが・・・

・「アメリカとは何か
 ディラン色を払拭して、ザ・バンドらしさを打ち出した初めてのアルバムである。 ザ・バンドは「最もアメリカらしいバンド」の評を得ているが、彼らのうちレヴォン・ヘルムを除くメンバーはすべてカナダ出身であることに注意しなければならない。つまり、彼らの思い描く「古きよきアメリカ」のサウンドとは、アメリカ人自身のものではなく、外国人からみた想像の産物である、ということだ。 しかし、現在でも、もっとも「日本らしさ」にこだわりのは日本に帰化した異邦人であるのと同様、架空かもしれない「古きよきアメリカ」を最も愛し、体現したのは彼らであったのだろう。 オルガンやアコーディオンといった地味な楽器を用い、ロバートソンのギターにしても超絶技巧を売りとするスタイルからは程遠いため、一見おとなしめの音に聴こえるが、一流の音楽に共通する条件である「反覆に耐える」を立派に満たす。 彼らの幻想がつくりあげたアメリカン・サウンド、特に「ロッキー越えて」や「オールド・デキシー・ダウン」の世界を、時間をかけて味わっていただきたく思う。

・「いわゆるロックっぽくないアルバム
決して悪いイミで↑のように言っているわけではありません。従来の60〜70年代の売れ線のロック(ジミヘン、クリーム)とはその精神においても、肉体の使い方においても全然違っている。一聴すれば肩すかしを食ったようなオヤジっぽく静かな音楽。逆に言えば、がさつさや未熟さがない完成された深い音楽だと言える。そこがザ・バンドの個性だ。彼等は、ロビー・ロバートソン(ギター)、レヴォン・ヘルム(ドラムス、ヴォーカル、ギター、マンドリン)、ガース・ハドソン(ピアノ、オルガン、サックス)、リチャード・マニュエル(ヴォーカル、ピアノ、キーボード、ドラムス)、リック・ダンコ(ベース、ヴォーカル、ギター、ヴィオリン)5人のバンドだ。曲によってアンサンブルの変化を付ける為にわざと、それぞれの持つ楽器を取っ替える。その演奏の見事さはジャズミュージシャン達に引けをとらないと言っても決して過言ではない。全編に渡ってアコースティックなサウンドを重視した本作では、一つ一つの楽器のサウンドが明確に聞こえてきて、このユニットの素晴らしい個性が引き立つ。古いアメリカ南部の生活を歌ったトータルアルバム的本作では、そんな懐古趣味的?なサウンドが良い相乗効果を上げていて、このロックミュージックに新たな魅力を付け加えている。エンジニア兼プロデューサーのジョン・サイモンとLAにあったサミー・ディヴィス・ジュニアの邸宅の玉突き部屋にレコーディングセットを持ち込み録音した。よって充分な時間と手間暇をかけて制作されている。初めて聴いてから約40年経つが(ザ・バンド卒業後、ソウル、R&B、ブルースやジャズ畑をほっつき歩いたが)、時間が経てば経つほど味わいが深くなるアルバムとはこのことを言うのだろう。いつ聴いても、まるで故郷に帰ってきたような郷愁を感じる。

・「たっぷり目のアンサンブルが秀逸。
ザ・バンドのセカンド。ボブ・ディランのバックバンドのイメージから脱却してザ・バンドの存在感を確立した作品。アメリカン・ルーツ・ミュージックを下敷きにしつつ、たっぷり目のタイム感が独特です。全員がヴォーカルを取れ、後にスタジオ・ミュージシャンとしても引く手あまただった才覚あふれたメンバー達ですが、個人の力量を誇る方向でなく、あくまでアンサンブルを追求する意思が感じられて、かえって凄みを感じさせます。

ザ・バンド (詳細)

レッド・ツェッペリンII

・「ハートブレイカー・・・モビー・ディック・・・
それまでの概念をぶち壊して、他に類をみないほどの前衛的・先進的なギターリフで溢れているがその中でもハートブレイカー・・・

偏屈なのに伸縮自在、硬質なのに柔軟こんなリフはほんとペイジしか作れないと思う。

そしてモビー・ディックでのボーナムの表現力・・・

叩き出されたビートの響きを通して空間全体を振動で満たしてくれる。時に精密、時に柔軟な表現力の高さには圧倒させられる。

・「まずこれを聴きましょう!
ベスト盤から聴くのもいいが、やはりこの2から聴いていただきたいですね。天国への階段やロックンロールなど有名な曲が多いため最初に4を聴く方が多いとは思いますが、勢いとパワーが感じられるこのアルバムを最初に聴くと、4から聴き始めた人に比べ、より深みにはまること請け合いです。このあと1から順番にどうぞ!

・「全てがぶっ飛んだ脅威の一枚
1969年の秋、時は大阪の千里丘陵の世界万国博を目前に控えた数ヶ月前に発売されたこのLZの2枚目は、ひょっとしてビートルズを超えたのでは?と思わせるほどの衝撃を私に与えてくれました。「胸いっぱいの愛を」で始まってからあっという間の45分間です。「レモンソング」のギター、「ハートブレーカー」から「リビング・ラビング・メイド」へのつなぎの一瞬、最後の「ブリング・イット・オン・ホーム」まで、毎日毎日、繰り返し繰り返し聞いたものです。前作のブルースを下地とした構成から、オリジナリティが増したというかよりロックっぽくなり、トータルコンセプトアルバムというような明確な線を打ち出していなくても全体の構成が静と動が上手く組み合わされて実に良く練られたトータルアルバムという感じを与えます。これほど1枚のレコードが短く感じられたレコードはそれまでなかったと記憶しております。その時代に与えた影響度という意味ではまさしく超弩級の1枚です。

・「ハードロックといえばこれでしょう。
ZEPを文字どおりトップバンドにのし上げた2NDアルバムです。ZEPはプログレバンド以上に進化を繰り返し、しかもどのアルバムも完成度が高いことから、その人の趣味によってZEPの最高傑作は変わると思いますが、ハードロックファンならほとんどの人がこのアルバムを最高傑作に押すのではないでしょうか。

ベートーヴェンの運命の冒頭に匹敵するペイジのギター音に始まり、LASTまで一挙に聞かせてくれます。渋谷陽一も書いているように、バンドの才能や勢い等が重なって生まれた奇跡のアルバムだと思います。ロックファンだけでなく全ての音楽ファンに聴いて欲しいアルバムです。

・「zepは全てが星5つ
受験勉強してました、レコードを小さな音で聞きながら徹夜してました、頭の中がドロドロに溶けて勉強になりませんでした、気分転換にラジオに変えても…ヤッパリ[ZEP]がオンエアしてました。

レッド・ツェッペリンII (詳細)

Everybody Knows This Is Nowhere

・「ニールヤングで一番好きなアルバム
デビュー作から最近の作品までニールヤング作品は大体聴いているが、やはりこれが一番いい。4.Down by the Riverと7.Cowgirl in the Sandの狂わんばかりのギターがいつ聴いても心を打つ別に早いわけでも上手いわけでもないのに、何故こんなにも凄みを持っているのか何度聴いても不思議で仕方ない。この不思議な轟音ギターがニールヤングの魅力を最も雄弁に語るものだと信じている。

・「名曲揃いのセカンド・アルバム
このアルバムとAfter the goldrushは、ニールファンは、必ず持っている(べき!)超マストアイテムです。何故なら、シナモン・ガール、ダウン・バイ・ザ・リバー、カウガール・・・、サザン・マンなどの初期代表曲がこの2枚で揃うからです。特にこのアルバムはクレージー・ホースをバックに使い、この編成でニールのロック基本ラインとして、数多くのアルバム、ライブで素晴らしい音を聞かせてくれることになるのです。絶対に外せません。

・「オリジナル
有名な曲がいっぱい入ってますね。でも、Round & Roundとか、Losing End もいい雰囲気を出してて大好きです。捨て曲なしですよ。あと、他のニールのアルバムにはない、独特の雰囲気もあります。これをなんと表現したらいいのか・・・他のアルバムは、多かれ少なかれ、ある程度きまった音楽のフォームにのっとって曲を作っていることが多いのですが、このアルバムは「ニール印オリジナル」度合いが強い。頭を使って作った部分と、感性を使って作った部分が絶妙なバランス、というのだろうか・・・意識しているかどうかはわかりませんが、今作以降のニールはこのアルバムで示した自身のスタイルを模倣していった、と感じます。とにかく、そんなゴタクは抜きにして名作。

・「我が青春の一枚
1954年生まれの私の、高校時代の愛聴盤です。レコードが擦り切れるまで聞いたものです。ニールの感傷的な鼻にかかったボーカル、単弦の一音一音に込めた、心の襞を打ち震わすかのようなトーンのエレクトリック・ギターの音は、悲しくて、熱い。ニール自身も若い。その時代にしか生み出せない音。 でも、クレージー・ホース(ああ、ダニー・ウィッテン・・)との共演(最近の異常な熱くて長いプレイよりもこの時期の方が好き。)も、アコースティック・ギターの演奏も入っており、この後ずっと続く彼の二面性の基礎が、しっかりと形作られています。  これから彼の作品を聞いてみようと思っているなら、このセカンドと、「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」、と「ハーベスト」の初期3作品はぜひ聞いてみて下さい。これらとの出会いがあったからこそ、いまだにニールを聴いているのです・・・。

・「荒馬(クレイジーホース)に初めて乗ったニール
 なんとも不思議な(ジャックニッチェ色が強い)1stから打って変わってこの2ndアルバム。ロケッツとして活動していたラルフとビリー、ダニーを口説いてクレイジーホースと命名(しかしぴったしだね)して初の競演アルバム。現在でもライブでギンギンに演奏している「CINNAMON GIRL」「DOWN BY THE RIVER」「COWGIRL IN THE SAND」のオリジナルバージョンが収録されていてファンにとっても大事な作品。