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▼越境/拡散するジャズ(その八):セレクト商品

PolytownPolytown (詳細)
Mick Karn(アーティスト), David Torn(アーティスト), Terry Bozzio(アーティスト)

「中身は非常に充実しているフリーフォームなジャズですね。」


Cloud About MercuryCloud About Mercury (詳細)
David Torn(アーティスト)

「ウネウネ」「異次元からのJazz/Rock」「幻想的なアルバム。(1987年作)」


Octave of the Holy InnocentsOctave of the Holy Innocents (詳細)
Jonas Hellborg(アーティスト), Buckethead(アーティスト), Michael Shrieve(アーティスト)

「超絶技巧ミュージシャンによるテンション張り詰めまくりの素晴らしいアルバム!!」「目まぐるしく変化するアコースティカルなカオスの世界」


Jungle CowboyJungle Cowboy (詳細)
Jean-Paul Bourelly(アーティスト)


ライブ・イン・ケルン (ミート・ザ・ボティム3)ライブ・イン・ケルン (ミート・ザ・ボティム3) (詳細)
ジャマラディーン・タクマ(アーティスト), ヤン・キュイパー(演奏), バルター・ビールボス(演奏), ポール・ブァン・ケメナデ(演奏), コーネル・ロチェスター(演奏)


(トレンジャー・ハント・フォー・ザ)・プロトタイプ(トレンジャー・ハント・フォー・ザ)・プロトタイプ (詳細)
ハリエット・タブマン(アーティスト)

「ダウナー系フリー・ジャム」


Ragged JackRagged Jack (詳細)
Saft(アーティスト), Vu(アーティスト)


Into the OutlandsInto the Outlands (詳細)
Bill Laswell(アーティスト)


Mistaken IdentityMistaken Identity (詳細)
Vernon Reid(アーティスト)

「凄すぎて歯がゆい」


アー・ユー・グラッド・トゥ・ビー・イン・アメリカ?アー・ユー・グラッド・トゥ・ビー・イン・アメリカ? (詳細)
ジェイムス・ブラッド・ウルマー(アーティスト)

「取り憑かれますよ」


Dancing in Your HeadDancing in Your Head (詳細)
Ornette Coleman(アーティスト)

「幸せな気分になれる音楽」「文字通り "DANCING IN YOUR HEAD"」「「自由」を具現した音楽」「笑えます。踊れます。」「ジャンルなんてどーでもいい」


MultikultiMultikulti (詳細)
Don Cherry(アーティスト)


Space Is the PlaceSpace Is the Place (詳細)
Sun Ra and His Astro Intergalactic Infinity Arkestra(アーティスト)

「サン・ラ屈指の名曲「Space Is the Place」収録!」「プアアアアン プアッ プアアン!ヒョンヒョンヒョン」「Imagesを聞け」「最も知名度の高い作品だが...」


Wavelength Infinity: A Sun Ra TributeWavelength Infinity: A Sun Ra Tribute (詳細)
Various Artists(アーティスト)


Emergency!Emergency! (詳細)
The Tony Williams' Lifetime(アーティスト)

「摩訶不思議なサウンドが魅力的なアルバムです」「ラリーヤングの4ビート左手ベースラインが一番キます」「まいった!あんた、すごいよっ!」「隠れた傑作」「ジャズロックはここから始まった」


Where Fortune SmilesWhere Fortune Smiles (詳細)
John McLaughlin(アーティスト)

「領域音楽の妙」「ヨーロッパのフリージャズの重鎮が大集合!」


Going Back HomeGoing Back Home (詳細)
Ginger Baker(アーティスト)

「ジャズ・アルバム」


Last SessionLast Session (詳細)
Sting & Gil Evans(アーティスト)

「久しぶりに見つけた!!」


On the Edge of TomorrowOn the Edge of Tomorrow (詳細)
Steve Coleman & The Five Elements(アーティスト)


CreoleCreole (詳細)
David Murray(アーティスト)


Renaissance of the ResistanceRenaissance of the Resistance (詳細)
Kahil El'Zabar's Ritual Trio(アーティスト)


Millions Now Living Will Never DieMillions Now Living Will Never Die (詳細)
Tortoise(アーティスト)

「これが最高傑作です(断言)」「尻上がりに良くなっていく。」「尻上がりに良くなっていく。」


In the FishtankIn the Fishtank (詳細)
Motorpsycho(アーティスト), Jaga Jazzist Horns(アーティスト)

「ゆったりしてます」


12 Degrees of Freedom12 Degrees of Freedom (詳細)
Chicago Underground Duo(アーティスト)

「ハイセンスな凶暴さがあります」


The Hal Russell StoryThe Hal Russell Story (詳細)
Hal Russell NRG Ensemble(アーティスト)


▼クチコミ情報

Polytown

・「中身は非常に充実しているフリーフォームなジャズですね。
デヴィッドフュージンスキーとともに今一番『過激なギタリスト』の中のひとり。

しょっぱなから=ミックカーンの『非スタジオミュージシャン』らしいすばらしい音が飛び込んでくる。テリーボジオのドラムも『かなり有機的に』計算されていてすばらしい。

トーンのギターのすばらしいところはやはり『真に個性的な』こと。それは『ミックカーンも同じこと』つうううことは二人で『マニアックな世界を展開しているわけですね』これはかなりディープな世界です。

ですんで『楽器をおやりになっているかた』または『作曲に興味があるかた』または『過激で/同時にびびるような音楽を探しているかた』たちにこれを推薦しておきます。

(2)『パーム フォー レスター』でひっくりかえってくださいね。

個人的にはこのアルバムは十分にアヴァンギャルドであると思いますね。

              んぢゃ

Polytown (詳細)

Cloud About Mercury

・「ウネウネ
ギター・ソロイストには二種類ある。いかにもギター的なフレーズを繰り出す人とそれを超越しようとする人と。デイヴィッド・トーンはもちろん後者な訳だが、そのフレーズはホーン・ライクとかピアノ・ライクといった表現で括れるものではない。

ハーモナイザーなどのエフェクターやスタインバーガーのトランストレムを駆使したスタイルは、確かにギターでしか表現できない世界なのだが、これは一体何なのだろう?唯一無二の音である。

プログレッシヴ・ロック的なリズムをバックにトーンのギターがうねる、うねる。超絶テクニックが炸裂しているのだが、そんなことは全く感じさせない深遠な世界が展開される。ピーター・ゲイブリエル的な雰囲気もあるのはトニー・レヴィンのスティックのせいだろうか。

こんな作品がひょこっと出てくるあたりがECMというレーベルの、マンフレート・アイヒャーの恐ろしさである。ロック・ファンも聴きましょう。

・「異次元からのJazz/Rock
未知の惑星にて展開される4つのエネルギーのぶつかりあい。Tornのギターは異次元から鳴り響いてくる。ひんやりとした宇宙空間や嵐の吹きすさぶ原始の惑星が、美しくも幽玄的に描かれている。Tornのキャリアの中でも特別かつ驚異的な完成度を誇る。

・「幻想的なアルバム。(1987年作)
例えが悪いかも知れませんが、このアルバムは抽象絵画のようなあるいはひじょうに幻想的な雰囲気を持ったアルバムだと感じます。全体的に物静かでゆったりと流れて行くように曲が続きますが、徐々にギター、トランペット、ドラム、ベースが重なり合い、時にはぶつかり合い進行していきます。

 このアルバムを買った当初は、もっと激しい音楽を欲していたので、今ひとつ物足りないように感じていたのですが、大人になってこうして聴いていると、とてもリラックス出来る不思議なアルバムです。(特に、トランペットが。) ビル・ブラッフォードとトニー・レヴィンが参加しているアルバムです。 

Cloud About Mercury (詳細)

Octave of the Holy Innocents

・「超絶技巧ミュージシャンによるテンション張り詰めまくりの素晴らしいアルバム!!
1993年リリースの超絶技巧アコースティックアルバム・・・アコースティックとは言ってもとにかく凄まじいテクニックの応酬です。メンバーは、ジョナスヘルボーグ(アコースティックベース)・バケットヘッド(アコースティックギター)・マイケルシュリーヴ(Dr)・・・バケットヘッドはキワモノ(笑)ギタリストと言う印象が強いですが、ここでの演奏を聴くと彼の素晴らしさが良くわかります!!アコースティックをここまで弾くのですから、本当大したものです。個人的にジョナスとの出会いはこのアルバム(CD屋の兄ちゃんに勧められて・・・これも凄い話ですが、笑)からですが、これを聴いた時はもう口あんぐりでした・・・なんだかわからない凄さ!!1曲目は15分にも及ぶテンションのギターとジョナスのベースがからみまくる曲・・・淡々としているのですが、かっこよさがにじみ出る曲です!!お気に入りはラストの曲・・・7分にわたるリズムのうねりが心地いい曲!!ジョナスファンはこのアルバムは絶対手元においておきましょう。くどいですが、ここでのバケットヘッドは本当いい演奏をしてますよ!!

・「目まぐるしく変化するアコースティカルなカオスの世界
ジョン・マクラフリンの新生マハヴィシュヌ・オーケストラでベーシストを務めた北欧が生んだ超絶プレイヤー、ヨナス・エルボーグによる1993年の作品です。メンバーはアコースティックギターに「あの変態プレイヤー」バケット・ヘッド、ドラムにマイケル・シュリーヴというトリオ構成です。エルボーグ専門レーベルDay Eightレーベルからリリースされています。ヨナス・エルボーグというとエレキベースでギンギンに決めまくるというイメージが強いのですが、この作品ではあえてアコースティックベース1本で立ち向かっています。バケット・ヘッドもアコースティックギターで対峙していますが、一見して地味?と思わせる楽器構成ながら、聴かれるサウンドは過激一色!激しい音のバトルから生まれる何とも形容しがたいカオスの世界に身を任せていると次第にめまいがしてくるほどです。全曲で繰り広げられる変態ワールドは、やはり一聴の価値があるでしょう。当然、ヨナス・エルボーグのファンにとっては必携の1枚です。昨年あたりに、ジャケットが一新され、リマスター盤が発売され、入手しやすくなっています。でも、数年後には廃盤になる可能性がありますから、早めに手に入れることをお勧めします。

Octave of the Holy Innocents (詳細)

(トレンジャー・ハント・フォー・ザ)・プロトタイプ

・「ダウナー系フリー・ジャム
ブランドン・ロス(g)、メルヴィン・ギブス(b)、J.T.ルイス(ds)によるアヴァン・ジャズ・ファンク・ロック・トリオの2作目。1998年7月に行われた数カ所でのライヴ音源を元に構成されている。ほとんどの曲のクレジットが三人の名義になっており聴いた感じからも判断するにインプロヴィゼーション中心の作品と思われる。ただハードなインプロヴィゼーション/インタープレイの応酬というよりはお互いの腹のさぐり合いのような緊張感が支配的だ。そのせいかアッパーな演奏ではなくダウナーな雰囲気が横溢している。注目のブランドン・ロスはロック的な音色の歪んだギターで、ソロを弾くというよりはキャンヴァスにモノトーンの絵を描いていくかのような、セロニアス・モンクのピアノをも思わせるような演奏を聴かせる。

(トレンジャー・ハント・フォー・ザ)・プロトタイプ (詳細)

Mistaken Identity

・「凄すぎて歯がゆい
リヴィング・カラー解散後にヴァーノンがソロ名義で出したギターインストアルバム。ジョン・リー・フッカーの声がサンプリングされていたり、久保田利伸がラップしてたり、純粋なインストではない。これにボーカル載せればそのまんまリヴィングカラーになってしまうほど、ヴァーノンの音楽は変わってない。

超絶に巧くて速いが、バカテクギタリストにありがちな自閉的な感じが全然ない。聴く人によってはフランク・ザッパやフリージャズの要素を見いだすだろう。しかし根は10代のキッズにも親しみやすくシンプルでポップであり、ブルースをもった人である。音楽性の多彩さ、間口の広さ、大衆性、黒さを併せ持つ怪物的存在である。だからこそ思うが、リヴィングカラーの解散がつくづく惜しまれる。ポップスの第一線でこういう凄い音楽をやり続けて欲しかったのである。

Mistaken Identity (詳細)

アー・ユー・グラッド・トゥ・ビー・イン・アメリカ?

・「取り憑かれますよ
主人公であるJ.ブラッド.ウルマー(g、vo)は後回しにして(^^;、何が本作('81年作)の凄さかと言えば、ドラム&ベースではないかと思う訳です。全編を通じて一貫しているのは、dsの呪術的とも言えるビートと、じっとしているのが苦痛に思える程に煽動的なb。この二者による怒涛の攻撃は、、、まぁ聴いてみてください。加えて、J.ブラッド.ウルマーのg。ロックでもジャズでもない、天性のハーモロディストによるプレーは、"考えるのではなく感じる"(これって、B.リーの映画のワンシーンで使われたフレーズですね(^^;)のが正しい対応でしょう。D.マレイ(ts)、O.レイク(as)といったホーン隊もしっかり(ハーモロディックの)エバンジェリストとして役目をまっとうしています。先に"ブラック・ロック"('82年)を聴いた関係か、個人的には"刺激の多さ"としてはブラック・ロックに一分の利があると感じます。しかし、精神ごと持って行かれそうになるような"求心性"(と言うか、吸心性?)は本作の方が上かなぁと思います。

アー・ユー・グラッド・トゥ・ビー・イン・アメリカ? (詳細)

Dancing in Your Head

・「幸せな気分になれる音楽
ハーモロディック理論とか言われると何だか急に難しい音楽な様な感じになってしまいますが、全然そんなことはありません。理論なんて、わからないならわからないでいいんです。それに臆して聴かないでいてはもったいない。聴けば、こんなに自由で楽しい音楽はありません。日頃の常識的な感覚をぶっ飛ばしてくれます。

・「文字通り "DANCING IN YOUR HEAD"
ベース(Rudy MacDaniel)とエレキ(Bern Nix, Chalie Ellerbee):調子っぱずれな感じでフレーズとリズムを刻む。ドラムス(Shannon Jackson):何人かの大工がバラバラなリズムで見事にシンクロしながら釘を打っているかのような。お前は神か。サックス(Ornette Coleman):これまた調子っぱずれな感じでぐいぐいとフレーズを刻む。全員がバラバラなようで絶妙に融合した演奏は衝撃的であり、脳がぐちゃぐちゃに引っ掻き回されるぐらい気持ちいい。3/4曲目は短いしまあオマケみたいなもの(失礼!)なんで聴かなくてもいい。

ストレスが溜まったときはこれでも聴きながら7分の13拍子でも11分の5拍子でも適当なリズムで好きに踊ったらきっと解消できるぞ!

・「「自由」を具現した音楽
仕事中にエレベーターに籠もってサックスの練習をしていて解雇されただの,白人たちにリンチにあっても自らの音楽を演奏しただのと様々な伝説があるオーネット・コールマンですが,このCDは彼の求めた「自由」が十全な形で具現された初めての作品です。メロディーは一つで,ジャラマディーン・タクマ(ベース)やロナルド・シャノン・ジャクソン(ドラムス)などをバックに延々とソロを繰り広げる1曲目は,徹底してハーモロディクを実践した曲と言えるでしょう。聴く者に本物の開放感を与えてくれます。短い2曲目はストーンズのブライアン・ジョーンズも取り上げたモロッコのジャジューカのミュージシャンの演奏に飛び込んで,それでも紛れもなく自分の音楽を演奏するコールマンの姿の記録です。

・「笑えます。踊れます。
「ひよく」さんと全く同感。フリーだとかハーモロディックだとかの難しい理屈は置いといて、音楽そのものを楽しもう。こんなにノーテンキで踊れる音楽もめずらしいのでは?

ちなみに私のクラシック音楽マニアの友人にこのCDを聴かせたら、ひょうきんなテーマにゲラゲラと笑い出し、音楽が耳について離れない、と結局CDを買ったそうです。

それにしてもシャノン・ジャクソンのドラムスが凄い!音楽をブチ壊す寸前で踏みとどまり、結局は絶妙のアクセントを加えている。

・「ジャンルなんてどーでもいい
基本的に管楽器が得意ではなく、ジャズを聴くとしたらピアノ、ドラム、ベースのトリオだろうな、と思ってたのに、こいつを聴かされてぶっとびましたね。数百枚あるCDの中でジャズはこれともう一枚(それもオーネット)。

聴かせてくれた友人は、「ロック好きでも聴ける」といい、その通りはまって、その後いろいろな音楽通系の友人に聴かせたら、軒並み全員はまりました。

ほんと、ジャンルなんて関係なく、とにかくいい。基本メロディ繰り返しの音楽がこんなに気持ちいいいとは。

ぼーっと聴いてもいい、真剣に聴いてもいい。でも、一番のお勧めはでかい音量(もしくはちゃんとしたヘッドフォンで)で、部屋を真っ暗にして目を閉じて。。。だんだん気持ちよくなってきますよ。トリップするのに薬なんかいりません(苦笑)

Dancing in Your Head (詳細)

Space Is the Place

・「サン・ラ屈指の名曲「Space Is the Place」収録!
 さすが72年という時代の勢いも得て、従来に輪をかけて強力な仕上がり。冒頭の1秒からして、すでに腰を中に浮き上がらせる無重力サウンドが飛び出します。推進力に満ちた管楽リフの上を飛び交う女性コーラス、それを切り裂くかのようなテナーの咆哮には嬉しくなるし、じわっと入ってくるハンド・クラッピングは思いっきりファンキー。唐突な女性の奇声は言わずもがな、闇雲に歌う男性ボーカルが、地球上の法則からの解放みたいなものを感じさせてくれて素晴らしいです。真っ当なビッグバンド・サウンドからフリーまで、サン・ラ音が全方位に大噴出。「ロケット第9号」といったタイトルまでも見事です。

・「プアアアアン プアッ プアアン!ヒョンヒョンヒョン
と脱力モーグでサン・ラ汁全開!映画版Space Is the Placeではサン・ラの熱い演奏でジャズ・バーが本当に炎上していましたが、20分間のズブズブとしたリフレインは本当にアツいです!

・「Imagesを聞け
タイトル曲の奇抜さからか、最近のSUN RA人気(?)で良く参照あるいは推薦されているアルバムだが、彼のトータルの歴史から見るとまだ混乱気味の部分がある(特にシンセサイザーの使用に関してなど)。むしろ2曲目のImagesをじっくり聞いて欲しいのだが、この曲の録音の中でも最高の出来であり、多くのSUN RAの録音の中でも最高に美しく、アレンジ、ソロを取っても力量を感じさせる。このアルバムのコンセプトは、Total Energyから最近CD化されている'72-74年頃のライブで発揮されているように思われる。

・「最も知名度の高い作品だが...
サン・ラーというと判で押したようにこの作品が薦められることが多いように思うが(ジャケットに強烈なインパクトがあるのは認める)、ごく単純な理由からサン・ラーを初めて聴く人には推薦しない。

その理由とは、専門のベーシストが参加していないということだ(何曲かではバリトンサックスが本業のパット・パトリックがエレキベースを弾いているが、下手だしそもそもあまり聞こえない)。このため、サウンドの土台がどうも不安定というか、しっかりしていない。いくらサン・ラーの音楽はスペイシーだからといって、演奏までふわふわしていては違和感を覚える。

そうした事情を踏まえた上でベースの不在に目をつむって聞けば、1960年代の試行錯誤を終えて昇り調子だった1970年代のサン・ラーとその一党が、主要なレパートリーを初めて大編成かつ良好な録音で残すことが出来たという点で、貴重な記録といえる。

Space Is the Place (詳細)

Emergency!

・「摩訶不思議なサウンドが魅力的なアルバムです
マイルスの「黄金のクインテット」中、最年少ながら、ライブ等でそのサウンドを引っ張ったトニーウィリアムスが、ジミヘン、クラプトンら刺激的なロックサウンドの登場に触発を受け、ジャズのフィールドを飛び越えるべく、自ら結成したライフタイムの69年発表のファーストアルバムです。メンツは、gにジョンマクラフリン、orgにラリーヤングです。ウィリアムスの破壊力あるドラム、マクラフリンのディストーションの効いたギターも聴き応えがあるのですが、サウンドの特徴を形づくっているのは、ヤングの歪んだオルガンでしょうか。これに録音状態の悪さも手伝って、プログレッシブジャズとでもいえるようなカオスに溢れた摩訶不思議なサウンド空間を作っています。エマージェンシーといえば、ウィリアムスのvo曲が数曲あることも話題になりますが、歌モノというよりは、奇声に近く、摩訶不思議なサウンドには妙にあっているかと思います。マハビシュヌ初期とりわけファーストあたりの好きな方にはお奨めのアルバムです。

・「ラリーヤングの4ビート左手ベースラインが一番キます
1曲目のテーマはなんとも単純というか潔いテーマ。 ソロの順番は決まってるいるとは思うのですが (もしかしたら順番も即興かも・・・)、 ビートの変化はフリー。

フリーといっても基本は4ビートかファンク系、スペ−シー系。 トニ−・ウィリアムスやマクラフリンももちろん凄いのですが、 ラリーヤングの4ビート左手ベースラインが一番キます。

3.でのトニ−のボーカルやコーラスも美しいです。

あと1曲目の"エマージェンシー"の印象が強すぎるのであまり気が付かないのだが、他の曲のテーマは凝っていてとても面白い。 普通のジャズテーマとしても優れたレベルだと思う。

オルガンの方がいまいちセパレートで録音で出来ていないので「録音状態が悪い」と言われていますが60年代の音楽に聴き慣れている人であればあまり問題はないレヴェルだと思う。

・「まいった!あんた、すごいよっ!
ガッツーンときた。ç"Ÿã§ä½"é¨"ã-てみたかった。モロ70å¹'イズムあふれるå¦-ã-い赤いライトã‚'æµ'びて「クゥオラアー!」などと叫びながら叩きまくるトニーウイリアムスのå......血額ジャケットがそのå†...容ã‚'å...¨ã¦èªžã£ã¦ãŠã‚Šã¾ã™ã€‚おまã'にジョンマクラフリン付き。(ラリーヤングはよく知らないのだ)ã"れで燃えないわã'ないでã-ょう!熱いでã-ょう!かなり。

トニーウィリアムスってFOUR & MOREã‚'初めてè'いた時に(それまでオーソドックスなジャズã-か知らなかったので)やたらシンバルのうるさいドラマーだなくらいの認識ã-かなかった、です。「黄é‡'のクインテット」ã‚'深く知るにå¾"ってなã‚"かすã"いや!って。とにかくじっとã-ていないのね。なã‚"というかその神経質で手数の多いドラムがマクラフリンのつã‚"のめりギターによく合い、ラリーヤングの過激オルガンにはまっている結果最強のサイケハードロックができあがった。ã"れはきてますよ!中でもSpectrum、7:00頃のラリーヤングの1発はマイルスか?!と思ってã-まうほどいいタイミングでãƒ"ーッ!おっと、最後のリフではマクラフリンがもたってるがな、それもまたå'³ã‹ã-らã‚"。

難点はæ°-持ちはわかるã'どトニーが歌っちゃった事ね、うまい下手ではなく!ã€!!æ­Œã«ã‚ˆã£ã¦æ¼"奏に制ç'„ができてã-まったなぁと。å...¨éƒ¨ã©ã£ã‹ã‚"どっかã‚"でも良かったのにね。それと、ã"ã"に強力なベースがいたらなã‚"て。つまã‚"ないたとえã‚'するとライフタイムはジャズ界のクリームですよほã‚"と。

・「隠れた傑作
フュージョンの傑作としては、マイルスのBitches Brewがよくあげられるけど、このライフタイムの作品はロックファンにも通じる 凄まじいドラムを叩いていると思います。ジャズがあまり人気の無くなって来たこの時代の時代背景も伝わってきます。

このエマージェンシー!はプログレ色の強いオルガンサウンドが聞けます。

・「ジャズロックはここから始まった
ピーター・バラカン氏、マイルス命の中山康樹氏、市川正二氏が共著の「ジャズロックのおかげです」という本を読むと真っ先にあがるのがこの作品です。弱冠17歳でマイルス軍団でデビューした「地下鉄ドラマー」トニー・ウィリアムスによる1969年の作品。メンバーはジョン・マクラフリン(ギター)、ラリー・ヤング(オルガン)という構成です。

タイトルが「緊急事態発生!」と煽るように、いつ聴いても何だか得体の知れない不安感が襲ってきます。一体、何が緊急事態なのでしょう。およそ軽快さとは無縁のドスドスと響きわたるウィリアムスのバスドラ、あくまでも暗く神経を逆なでするようなラリー・ヤングのオルガン、不規則で世の中の予定調和を一切無視したように鋭角的に切り込んでくるマクラフリンのギター。そして、さらに聴く者の不安感を煽るようなウィリアムスの怪鳥音のようなボーカル。すべてが斬新で、すべてが混乱し、すべてが攻撃的です。この作品から発散するカオスの世界に対峙するにあたっては、相応の覚悟と体力が必要です。これだけ聴く者の神経を削ぎ落とす作品も珍しいと思います。

アナログ時代は音質も決して良好とは言えず(CDでもお世辞にも良いとは言えませんが)、それがこの作品の奇怪さをさらに高めていたように思います。CD化にあたってデジタルマスタリング処理された音を聴いても、やはり一貫しているのは混沌としたカオスの世界。第1期LIFETIMEとしては2作目にあたる「Turn It Over」ではジャック・ブルース(ベース)が加わり、さらに混迷を深めていますが、やはり衝撃度という点ではこのアルバムのほうが遥かに上です。そういえば、東京地方局MXテレビが深夜に延々とこのアルバムを流していました。一体、どういう感性なんでしょうね。

Emergency! (詳細)

Where Fortune Smiles

・「領域音楽の妙
 このアルバムは1971年に発表されたジョン・マクラフリンのリーダー作とされているが、実際にはマクラフリンの他に、スチュ・マーティン、ジョン・サーマン、デイヴ・ホランド、カール・バーガーの連名作品となっている。

 マクラフリン3曲、サーマン2曲の作曲割合となっていて、オープニングのサーマン作の曲が一番聞きやすい。

イギリスのジャズロックが好きな人はこの曲のオープニングのアンサンブルはたまらないだろう。

 ジャズ色が強く、おどろおどろしい雰囲気でアルバムが進行していく中、アルバム中を縦横無尽にエレクトリックギターをバリバリと弾きまくるマクラフリンは、このアルバムを特定の音楽ジャンルの枠の中に閉じこめまいとする力を感じる。

 実は、このアルバムは1969年にニューヨークで録音されているということが興味深い。

 マクラフリンの激しかった時代の記録としても、非常に興味深い作品だ。

・「ヨーロッパのフリージャズの重鎮が大集合!
1969年の録音で、1971年に発表されたヨーロッパのフリージャズ、ジャズロックを語る上では欠かせない作品です。ジョン・マクラフリン(G)、ジョン・サーマン(Bs)、スチュ・マーチン(Dr)、デイブ・ホランド(B)という面子を見ただけでワクワクしてくるはずです。タイトルは一応、マクラフリン名義になっていますが、実際に聴いてみるとメンバーによる共同作品という感じで、楽曲もマクラフリンとサーマンとで書き分けているようです。

冒頭の「Glancing Backwards: Indian Brandee 」はサーマンによる曲で、彼自身のアルバムでも好んで演奏しています。いきなりハイテンションに上りつめてしまうサーマンの咆哮は、英国フリージャズの夜明けを感じさせてくれるはずです。全体を通して聴くと、サーマンとマクラフリンが縦横無尽に暴れまくり、ドラムとベースのリズム隊が支えると感じですが、終始アブストラクトに徹した音作りには、英国フリージャズの奥行きを感じさせます。とにかくお勧め。

CDだと比較的容易に入手できますが、アナログとなると店によっては○万円ものプレミアがつくこの傑作ですが、今につながる源流を知る意味でも、ぜひ一聴をお勧めします。

Where Fortune Smiles (詳細)

Going Back Home

・「ジャズ・アルバム
クリームのドラマー、ジンジャー・ベイカーをリーダーとしたトリオの唯一のアルバム。過去にもベイカーはフェラ・クティと競演したり、常に越境し続けてきたアーティストですが、今回の共演者はビル・フリーゼル(g)と、チャーリー・ヘイデン(b)。よって内容は硬派なジャズとなっております。モンク、コルトレーン、オーネットのナンバーをこのメンバーで聴けるなんて。。幸せですよー。

Going Back Home (詳細)

Last Session

・「久しぶりに見つけた!!
 1987年7月11日、Perugia Jazz Festivalでの歴史的なGil EvansとStingの共演です。実際にはここに収録された10曲だけでなく、初めに20分近いGil Evansの演奏があり、またStingは"Message In A Bottle"等もやっています。この部分は海賊盤(一時期有名だった"RECORDED LIVE AT THE PERUGIA FESTIVAL / JILL EVANS & STING・MILES DAVIS"とスペル・ミスなど間違いがご愛嬌の3枚組みLPのものなど)で聴けます。また未確認ですが10年以上前にイタリアでCD化されていたようです。どうせならやった曲を全部入れて欲しかったですね。 このテのアルバムにありがちなことですが、油断している間に廃盤になる可能性が高いので、早いうちに買っておくのが吉でしょう。TV用の映像が残っているので(海賊盤で入手可能)できればDVDにして欲しいですね。

Last Session (詳細)

Millions Now Living Will Never Die

・「これが最高傑作です(断言)
まず1曲目、いきなり何かを擦るような音が耳に飛び込んできて、そこから乗るベースラインの浮遊感に包まれる。そこにリズムセクションが乗ると、ダブっぽい要素も加わりトランスした様な感覚に陥ります。「バンドでこんな事もできるんだ!」と、始めて耳にした際には大変驚き感動したものです。ジャーマンプログレとも違う、アンビエント的なメロディーの良さも目を惹きます。

これ以後の彼らはハードディスク等の最新機器を駆使しながら、新たなフィールドへと向かうのですが、このアルバムにあった「肉体的な危うさ、美しさ」は徐々に消えうせてしまいます。(どこか計算されすぎている印象が強い)ここが1つの頂点であったのではないでしょうか。

補足として、このアルバムは日本盤を購入する事をおススメします。ボーナストラックが4曲付いていて、「Gamera」を筆頭にどれも質の高いものばかりだからです。

・「尻上がりに良くなっていく。
シカゴ音響派。トータス怒濤のセカンド。

ジャジーかつプログレ的なインストポストロック。

ファーストから続けて聴くと、尻上がりに良くなっていくのが手に取るように分かる。

素人には全く意味の無いライナーノーツが付くくらいで、こちらの日本盤には全くメリット無し。安い輸入盤を買うべし。

・「尻上がりに良くなっていく。
シカゴ派、トータス怒濤のセカンド。基本的にインストのみ。ジャジーでプログレ的で、現在進行形なロックをお探しの方にお勧め。エレクトリックサウンドが苦手な人にも、心地良いサジ加減なバランスでエレクトリックを注入。

ファーストから続けて聞くことをお勧めする。そうすれば、尻上がりに良くなっていくのが手に取るように分かる。

Millions Now Living Will Never Die (詳細)

In the Fishtank

・「ゆったりしてます
ここでは名義はMotorpsychoになっていますが、正式な名義はMotorpsycho+jaga jazzist hornsです。これまでにもMotorpsychoの作品にも参加してたjaga jazzist hornsとの本格的なコラボ作品です。非常に空間を上手く使ったゆったりとした作品に仕上がっていると思います。お勧めです。

In the Fishtank (詳細)

12 Degrees of Freedom

・「ハイセンスな凶暴さがあります
~アヴァンギャルドや、フリー~と形容される音楽は、リスナーがおいてけぼりを食う場合が多くあります。ミュージシャンのあまりのフリー具合について行くことが難しいからです。

~~このアルバムはスリルジョッキー発ということでついて行けないようなサウンドではないと想像できますが、聞いてみるとその通りで予想以上に引き込まれるハイセンスさを携えています。~

12 Degrees of Freedom (詳細)
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