ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー (詳細)
YMO(アーティスト)
「あぁぁ、こんなことがあっていいのだろうか。」「オーディオ作りと音源」「高橋ユキヒロ氏のヘニョヘニョのヴォーカル」「ymoとの出会い!」「一般受けという意味で一番YMOらしい」
コンピューター・ワールド (詳細)
クラフトワーク(アーティスト)
「後のクラブミュージック系アーティストに与えた影響大」「機械に成り終わったクラフトワーク」「来日にあわせて」「ピコピコテクノ」「全てのクラブ、ダンス系のルーツ。25年後の今でも全く色褪せ無し。」
The Singles 81>85 (詳細)
Depeche Mode(アーティスト)
「MTV全盛期世代は買うべし」「デペッシュ・モードの思春期の記録。あどけない表情の美少年達が暗黒節に手を染めるまで。」「デペッシュモード/シングルス81-85」「はずせない一枚」
「自信作」「リマスター/リマスタリング→購入する価値あり」「このアルバムが嫌いだった人、今一度聴いてみよう。」「今だによく聞きます」「時代背景とClassics1」
Dare!/Love and Dancing (詳細)
The Human League(アーティスト)
「流行りました」
Oxygene (詳細)
Jean Michel Jarre(アーティスト)
「邦題は「幻想惑星」」「電子楽器に人間味を吹き込んだ意欲作」「アナログシンセの浮遊感が楽しめるサウンドです」「海外では誰でも必ずと言って良い程所有している程の名作です!。」「リマスター盤を買おうかな?」
アイランド・クルーズ (詳細)
クスコ(アーティスト)
「トロピカルサウンド」
● テクノですか?
● ■DANCE CLASSICS■ NEW WAVE 〜Back To the Dance Floor〜
● background music♪ in my room
● いいものはいい!
● 僕の音楽の変遷
● テクノの良いヤツ
● クラフトワーク
・「あぁぁ、こんなことがあっていいのだろうか。」
音楽を聴き始めて10年くらい経ちますけど、ここ最近「うおぉぉぉぉ!!こいつはやばい!」とおもうほどの衝撃を味わった事がなかったんですね。なんていうか、倦怠期みたいな感じでした。
近くのレンタルビデオ屋に友達といったときの事。そこにはポピュラーなアーティストのビデオがいっぱいならんでるコーナーがあって、そこで「YMO伝説」っていうビデオを発見して、「そういえばちゃんと聞いたことなかったな、ライディーンさえちゃんと聞いてないなぁ、ちょっと観てみるか」これがすべての始まりでした。
それにどっぷりはまってしまった私はこの作品を聞いてみました。「!!!」TECHNOPOLISの第一声、「TOKIO」というフレーズが始まった瞬間虜になっていたのかもしれません、「なんだ、いままでに聞いたことのないこの新鮮さは!」まさにTECHNOPOLISという題名にぴったりの曲展開、他にもBEHIND THE MASKや、ABSOLUTE EGO DANCE、SOLID STATE SURVIVOR・・・などなど捨て曲なんて一切ないのです。一気にあの長く続いた倦怠期を吹き飛ばしてくれたのです。
時を越えて彼らの作品に出会えた事を心から感謝すると共に、生まれてきてよかったなぁ、と素直に感じさせてくれました。
ジャンル、古さなんか気にしないで、是非聞いていただきたいと思います。是非!!
・「オーディオ作りと音源」
テクノポリスの曲の冒頭にサーノイズが入っている。当時、アンプやスピーカの自作に励んでいたから、YMOはその「できばえ」をチェックする音源として常時使用していた。ステレオ・ハイファイ音源として輝いている。曲はもちろん名曲ぞろいでだれもが楽しめる。サーノイズが軽く入ってくると当時の期待と緊張を思い出す。今、聞いてもつい細部に入り込んで長時間、聞き込んでしまう。時を超え色あせないアルバムだと思う。
・「高橋ユキヒロ氏のヘニョヘニョのヴォーカル」
高橋ユキヒロ氏のヘニョヘニョのヴォーカル。英国ポップ風メロディ。切れ味バツグンにタイトなのにワイルドさもキッチリもっているドラミング。外人ぽい顔と紳士風だけどインチキ臭い物腰。 YMOのテクノポップを最終的に「ロック」にしているのは高橋ユキヒロです。
・「ymoとの出会い!」
事件が小学6年生の時に起きた。1つ上の従兄弟が、家の泊まりにきて、夕飯をとり、寝る時間に母親が、「あんた達、そろそろ静かに寝なさいよ!」といわれ、部屋に行き布団に入った時に、従兄弟がおもむろにカバンの中から、1つのカセットテープを取り出した。
「これ、聞かない?」
これから寝る時に音楽を聴く??親に叱られるのではないか??
そんな思いをよぎらせながら、カセットテープにスイッチオン!!そこに流れ出して来たのは、演奏ではなく、ロボットの声で
「ト・キ・ヨ、、、、ト・キ・ヨ」
そして、演奏が流れ出すと、ピュン、ピュン、チュン、チュンと不思議な機械音。
「なんじゃこりゃぁ〜!!!!」
びっくりして、従兄弟に質問をする
「これは、なぁに?」すると、「これは、テクノっていう音楽さ」
「何人のグループ??日本人なの??」
「フッ」
彼はそんな事も知らないのかとでも言いたげな、軽いため息をついた後、語り出したが、今思うと彼の知っている情報も、自分と同じ位しか解っていなかったみたいだ。
「このグループは、3 人の時もあれば、5人の時もある。人数は決まっていない、今までとはちがう新しいスタイルなんだよ」(後で知ったのだが、正式メンバーは3人である)
「へぇ〜、日本人なの??」
「いや、顔は日本人っぽいが、ジャケットをよ〜く見てごらん。服が赤いの人民服を着ているので、中国かもしれない。でも、歌詞は英語なので、明らかに日本人ではないんだ」(これも後で知ったのだが、明らかに日本人である)
「へぇ〜、この不思議な音はなんていう楽器なの??」
「これは、シンセサイザーという機械の楽器なんだ。機械で色々な音を作れるので、シンセサイザーで出せない音はないんだよ!!」
ス、スゴイ!きっぱり、言い切ったのである。
「スゴイね。さっきのロボットの声も、そのシンセサイザーで作っているの??」
それを聞いたとたん、彼の顔色が急に変わり、「それぐらい、自分で調べれよ!!」
怒られた.........。先程の親に叱られるかも、という気持ちも重なり、「わっ、わかった。」そう言うと、慌てて布団にもぐりった。
そして、布団の中でワクワクしていた。
それから、数日後、シンセサイザーを探しに楽器屋にいった。するとシンセサイザー・コーナーがあり、さわってみると、ピュン、ピュン、チュン、チュン音が鳴る。
ワクワクした。
すると、自分が触っていた楽器の隣に、大学生風のおにーさんがきて、キーボードにマイクがくっついている機械に向かい、ヘッドフォンを付け、そして、なんとマイクに向かい
「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
「これだ!!例の機械は、これだなぁ〜、ナニナニ、ボコーダー??そういう名前の機械か。よし、隣のにーちゃんが終わってからやってみよう」
そして、自分の番が来て、ヘッドフォンを付け、マイクに向かい、同じように
「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
ちょっとは、生の声より、音は変化しているものの、あきらからにロボットの声ではない。色々付いているツマミをいじってみる。
もう一度「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
さらに遠のいて、肉声に近くなった。すぐに飽きて、先程のピュン、ピュン、チュン、チュンの機械に戻る。
すると、違う人が来てまた、「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
首をかしげて帰っていく。
すると、また違う人が来て、「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
またもや首をかしげて帰っていく。
「ははぁ〜ん、これは、使いこなすのが難しいんだな。よし、買って家でゆっくり覚えよう」
そう思い値段をみると、
295,000円。
値がはっている事は分かっているが、小学生の自分には、いまいち解っていなく、楽器屋からカタログを貰ってきました。
それから新聞配達を始め、夜自分の部屋で電卓片手に何ヶ月したら、買えるのか計算して、ため息をついたのを覚えています。
そんな思い出深く、懐かしいYMOですが、今も色あせる事なくよく聞きます。
ちなみに、ボコーダーは、買っていなく、今も欲しいです。
・「一般受けという意味で一番YMOらしい」
ブームを巻き起こしたYMOの最も代表的なアルバム。後の「BGM」以降の音の方が、今のクラブサウンドや実験音楽につながる要素が多く、通の人からの評価が高いのだが、一般にも広く知られている曲は本作に多く収録されているので、未体験の人は、まずこちらから入った方がいい。
サウンドはゲーム音楽的で、良くも悪くも薄っぺらいが、そこが魅力。人気曲が多いのは、やはりメロディが良かったから。そして、あまり凝りすぎた演出をしないで、メロディを最も良く引き出すアレンジをしたから。今でも新鮮。あんなに楽しかった「増殖」の方が今となっては古い、っていうか、時に寒く(笑)感じられてしまうので、こちらの方が普遍性もあるということでしょう。
ライディーンはCMの再録版より、こっちじゃなきゃ。
・「後のクラブミュージック系アーティストに与えた影響大」
クラフトワークの代表作を選ぶ場合、リアルタイムで彼らを聞いていた音楽評論家などは、何故か「人間解体」あるいは「ヨーロッパ特急」を選ぶことが多く、ロック名盤ガイドといった書籍でも本作が紹介されていることは少ない。なかにはアルバムのモチーフとしてアナログ的なものをコンピューターで再現するということに彼らの機械文明に対するアイロニーが込められているのに、本作ではまんまコンピューターをモチーフにして能天気にテクノロジー賛歌をしてしまっており批判性がないとかいった大バカな解説をしているアホな評論家さえいる始末。逆にクラブ系のアーティスト達からは本作をクラフトワークの最高傑作に挙げるものが圧倒的である。現在の観点で聞けば当然本作が彼らの最高傑作であることは明らか。本作は多くのレビュアーのコメントにあるように、リズムトラックが非常に複雑に組み立てられており、音色も今のクラブシーンでも十分通用する先鋭的なもの。前作までがプログレッシブロックの発展系エレクトロニックミュージックとして捉えることがまだできたが、本作は完全に今の感覚のテクノ。当時の感性の古い評論家達が本作をリリース時に評価できなかったのもなんとなく納得できる。いかに音楽評論家とかいった連中が信用おけないか、本作のリリース時の不評から如実に分かるだろう。
・「機械に成り終わったクラフトワーク」
クラフトワークの到達する先はどうしてもコンピューターしかあり得なかったと考えるのはきっと僕だけではないでしょう。ラルフとは実はジェフリー・ディーヴァーの『青の虚空』のショーンじゃないけど、一台のコンピュータの呼称なのかもしれません。
完成されたクラフトワーク。このアルバムで彼等は完全体です。
・「来日にあわせて」
聴きなおしてみたら思いの他良かった。
個人的に彼らの作品の中で一番キビシイのはELECTRIC CAFEだと思っているのだけど、あれすらも良かった。
多分、マジメ半分フザケ半分で、本人達は凄くユーモラスなんだと思う。
ComputerLove、聞き流しているといつの間にか遠い所へ連れていってくれます。
・「ピコピコテクノ」
ピコピコテクノ、という言葉は、ネガティブな意味を含むことも多いけれど、あえて、ピコピコテクノの王道と呼びたい。
表題作やコンピュータ・ラブ(出会い系の予言?)等、現在の社会を予見したアルバム、と表現されることもあるようだし、実際、歌詞を見ると1981年に世に出たアルバムとはとても思えないのだけど、純粋に音楽としていい。今聴いても全く色褪せない。リズムも、音色もすごい、の一言。computer loveのやる気のないボーカルも、何度も聴いているうちに孤独感に変わってくる。
輸入盤もあるけれど、個人的には、DENTAKUが入っている国内盤がおすすめ(最近は他の音源で聴けるようになってきたので、昔ほどのプレミアはなくなったかもしれないけれど)。噂には聞いていたけれど、タシタリ、ヒイタリ、…を聴いているだけで幸せ。いやー買って良かった。
・「全てのクラブ、ダンス系のルーツ。25年後の今でも全く色褪せ無し。」
今さら深く説明する程でも無いとは思われる名盤中の名盤。=テクノ大好きです=とか言う方で本作をまだ1度も聴いた事が無い場合は、確実にコレクション内に収めるべき(無いと、かなり恥ずかしいテクノファンになりますんで)の1枚ですので、迷わず購入をオススメします。しかもこの値段で迷うも何も無いと思いますが。何がこの作品で凄いかって言うと、やっぱりリズムです。特にナンバーズのリズムが、後のエレクトロミュージックに多大な影響を与えました。エレクトロダンスミュージックの基本中の基本となる打ち込みリズムパターンです。友人は本作の電卓が良いとか言うのですが、、それよりも HOME COMPUTER,ITS MORE FUN TO COMPUTE等 のベースラインとかを聴いて欲しいです。このベースラインも後のダンスミュージックの=ベースラインが命=みたいな部分の元祖的な要素?だと思います。今聴いてもカッコ良過ぎてシビレます。発売から既に25年程と言う歳月が立とうとしているのですが、このアルバムはリリース当時アナログで購入以来一度たりと聞き飽きた事が無い+今だに聴く都度何かしらインスパイアされます。使用されている音色(シンセの音、リズム系の音、全てがもうカッコイイんです!)が全て彼等のオリジナル音源+ドイツのインダストリアルの職人の様に隅々まできっちり精密に仕上げた、それがこのアルバムを永遠に聴ける1枚にした最も重要でグルーヴィーな部分なのかも知れません。自作のテクノ楽曲製作に行き詰まりを感じた時には、いつも聴いている=BACK TO BASIC=な作品の1枚です。予備でもう1枚購入するところです。何枚持っていても良いと言うか、、、。
・「MTV全盛期世代は買うべし」
初期のJust Can't Get EnoughとかよりMTV世代としてはEverything Counts 、People Are People とBlasphemous Rumoursが特に好き。ちょっと暗くて、物悲しくて、でもキャッチー。80年代イギリスを代表するバンドの1つ。80年代音楽ファンは買って損は無し。
・「デペッシュ・モードの思春期の記録。あどけない表情の美少年達が暗黒節に手を染めるまで。」
最近デペッシュ・モードのファンになった人が聴いたら結構びっくりするんじゃないかと思う位、初期の彼等の音は現在のヘビーでちょっとゴス入ってる音とは違う。
まず、現イレイジャーのヴィンス・クラークが作曲した1、2、3曲目のスコーンと抜けた明るさ。3曲目は最近女性ボーカルによる軽めのアレンジのカバーが車のCMに使われたりしている。
4曲目以降は現在と同じくマーティン・ゴアによる作曲。特に「シー・ユー」はPSBのニール・テナントのお気に入り(明らかにPSBの「レント」はこの曲を下敷きにオている)。7曲目以降は制作にアラン・ワイルダーが加わり、リズム面を強化(ノイバウテン直系のメタル・パーカッションを導入)。「ピープル・アー・ピープル」は全米トップ20のみならずドイツで1位を獲得。これ以降何故かドイツではサザンかユーミンかというレベルで強く支持される存在となる。
『ブラック・セレブレーション』以降のゴスっぽい重さはほとんどなく、PSBや初期TFFにも通じる欧州メランコリック・エレポップを存分に堪能することが出来る作品集。最後に、ジャケット内の曲のクレジットのところでポール・ウェラーやニール・テナントが短いコメントを寄せているのに注目(「初めて聴いた時は笑ってしまった。」とか)。
・「デペッシュモード/シングルス81-85」
エレクトロニックミュージックの大御所、デペッシュモードがデビューした81年から85年の初期のシングル集。ヴィンス・クラークがソングライターだった82年ごろまでは、弾けるようなテクノポップ、それ以降は哀愁漂うものから、だんだんにインダストリアル的に時代とともに変遷していく様がこのCDをきくとよくわかります。
・「はずせない一枚」
どこがいいのかと言われてもすぐには答えられないが、中学時代の自分にははずせないアーチスト、Depeche Mode、エレクトロポップみたいな感じといかにもイギリスっぽい、野太い声にまさに、惚れてました。
●BGM
・「自信作」
人気のピークに商業的に成功し得ないアルバムを作り,それが後で最高傑作であるとしっかり認められる辺りが彼らの非凡さの一端を示している.人気が爆発しているのにマーケットを無視し,自分達の音楽を追求した彼らの自信と才能を感じさせる作品.
・「リマスター/リマスタリング→購入する価値あり」
「リマスター/リマスタリング」という言葉を聞いても、あまりこれまで気にしてきませんでした。「どうせピークぎりぎりまでゲイン上げて、ノイズがちょっと減るくらいなんでしょ?」というのが理由です。が、しかし。偶然手持ちのUC.YMOを聴いて、最近リマスターされた音源の「音質がぜんぜん違う」ことに気づきました。これまでUC.YMOを含むベスト盤は、未発表音源しか聴きませんでしたので、既リリースの音源の音質が改善されていることには全く気づきませんでした(購入後、約3年経過しています!)。手持ちのYMOのオリジナルアルバムは、アルファ(東芝EMI)から1998年にかけてリリースされた紙ジャケ・ピクチャCD仕様(ALCA-5214〜ALCA-5226)のものだったのですが、どうやらこの翌年リリースされたものからは細野さん監修のリマスター音源を使用しているようです。
試しにBGM,technodelicを購入し、聴いてみましたが、これまでのものと全然音質が違いました。音が厚く、微細な音もクリアに聞こえます。これまで聴いてきたCDの音が薄っぺらく聞こえてしまう程です。多少、細野さん好みの音になっているような気もしますが、「細野さん好みの音がはっきりわかる音質になっている」ということなのかもしれません。この音質の向上は、音質にうるさくない人でも気づくレベルで、その差は歴然です。YMOに関してはこれまで様々な企画盤を買わされてきましたが、それらのどんなレアトラックよりも、オリジナルアルバムの音質改善はうれしいものです。YMOファンで、手持ちのCDの背が赤いものを持っている人は、買い換えても絶対損はしません。
昨年も各メンバーのソロなど、関連作がリマスターされて各社から出ており、今年もユキヒロ関連など、リリース予定があるようです。リマスターされたものについては順次購入していきたいと思います。
・「このアルバムが嫌いだった人、今一度聴いてみよう。」
中学生の頃、「テクノポリス」「ライディーン」の“ピコピコサウンド”で音楽に目覚めた自分にとって、このアルバムは失望そのものであったし現にここで一回ファンをやめている。その後、自分の音楽的嗜好がパンク・ニューウェイヴ/テクノから極北のノイズ/アヴァンギャルドにまでイッてしまい、煮詰まっていた38歳。ふとレコード棚からこのアルバムを出して聴いてみたところ、すっかりハマってしまい、まさしく毎日のBGMと化した。この歳になるまでに聴いて来た様々な音楽体験が方程式となり、難解なこのアルバムの謎を解いてくれた快感のようなものがあったのだ。発表当時このアルバムが嫌いだった人にこそ、今一度聴いてもらいたい。当時感じた失望は「あの当時、すでにこんなスゴイことしてたんだ!」という驚愕に変わるだろう。まさに刻を超えた名盤!
・「今だによく聞きます」
次のテクノデリックとジャパンのTIN DRUMは今でもよく聞きます、何十回、いや何百回は聞きました、今だに聞くたびに新しい発見や、聞こえなかった音が現れます、こんなアルバムは他にはありません、一回聞いていいと思ったのって、結構すぐ飽きちゃうんですが、最初聞いて理解出来ない方が長く付き合っていける気がします、上記3枚はまさにそれでした、中でもBGMは最初に聞いた時は1番理解不能でしたが、体が求めてしまうと言うか、中毒性がありますね、1曲目のBALLETは全YMOナンバーの中で1番好きです。
・「時代背景とClassics1」
問答無用の大名盤(LP1981年リリース、1999年リマスター)。当時の音楽としては、世界レベルで最先端に立った、日本初のクラシックといえる作品。語り尽くされた名盤なので、ここでは素人耳で聴いたリマスター後の特徴を以下にレビューします。・全般的にリズム系の音が太くなった・"Happy End" のくぐもった音が立体的になった・"1000 Knives" が、インダストリアルのような迫力になった・"Loom" の水滴のような音がしっかり聴こえるリマスター効果抜群! おすすめです。余談ですが、時代背景から考えると、この作品が81年にリリースされたのは奇跡だと思います。「歌年鑑'81」という81年のヒット曲を集めたCDがありますが、そこに収録されている曲は "ルビーの指輪" "ギンギラギンにさりげなく" "大阪しぐれ"(イモ欽も・笑)…歌謡曲と、ニューミュージック(シティーポップ?)が中心という状況です。個人的にはアジア感も結構残っている年だったと思います。そんな年に出た、抽象的で暗く、世界でも最先端の「BGM」と「Technodelic」…1位を取れなかったとはいえ、「BGM」2位、「Technodelic」4位と、内容からすると意外とヒットしています。1981年は不思議な年だと思います。
・「流行りました」
それまで好事家の楽器であったシンセサイザーをポップスに引きずりおろし、「テクノポップ」というジャンルを確立した名作。先駆者(クラフトワークやYMO)をパクりまくり、フィリップ・オーキーのおナルなボーカル歌いまくりに、チープなシンセ音の組み合わせに、当時(ハードな)ロック少年であった私としては下世話すぎて軽蔑的態度でしたが、今聴くと、ほとんど全曲、しかも曲順まで覚えているのにビックリ。流行っていました。ただし、おまけ(?)のLove & Dancingが余計なので一つ減らして星4つ。
・「邦題は「幻想惑星」」
雨の降る日に聞くと水の中を彷徨うような気分になる。真夜中に聞くと闇を彷徨うような気分に。ジャンの記念すべきデビュー作。不思議と何度聞いても飽きない。ファーストにして最高傑作かも。アナログシンセの系譜を紐解く歴史的名盤です。
・「電子楽器に人間味を吹き込んだ意欲作」
部屋を真っ暗にして、もしくは目つぶって聴くとそこは別世界。シンセサイザーを駆使してここまでやるとは脱帽モノです。ふわふらと浮遊感ただよう独特の世界にご案内。某プラネタリウムでBGMでかけられていたのにはビックリ。プラネタリウム開演し、明かりが落とされて暗黒の世界に突入するまでまさにぴったりの曲です。GOLD DISCなので通常CDより音質がUPしています。
・「アナログシンセの浮遊感が楽しめるサウンドです」
フランス出身のキーボーディスト界の巨匠、ジャンミッシェルジェールの76年発表のデビューアルバムです。同じく巨匠のヴァンゲリスと比べると、ヴァンゲリスのサウンドが荘厳、メロディアスといった言葉が浮ぶのに対し、反復、浮遊といったものになるでしょうか。要は、アナログシンセ独特の虚無的でありながらどこかしら暖かみも感じさせる音を少しづつ重ね合わせることによって、アナログシンセ独特の浮遊感を感じさせるサウンドワールドになっています。そう言う意味で言えば、タンジェリンドリームの初期3部作に似たサウンドといえるかもわかりません。アナログシンセの作り出す彼の世界は、BGMとして聞き流すもよし、刺激を受けるのにもよいサウンドになっており、アナログシンセの作り出す独特な世界が好きな方にお奨めのアルバムです。
・「海外では誰でも必ずと言って良い程所有している程の名作です!。」
先日久しぶりにじっくりと聴いて、今でも十分聴ける完成度の高さに改めてこのフランス人シンセアーティストは=やはり=偉大だなと感じさせられました。(ちなみにお父さんは映画音楽界の巨匠です)。シンセミュージックの原点なる物を聴くムードの時には必ずそこに有って欲しい1枚です。当時の他の売れていたソロシンセアーティストの中では内容的にも一番ファンキーでクールだったと思います。日本では認知度があまり高く無いアーティストですが、海外ではシンセ音楽、テクノが好きでは無い人達でも、必ず1度はまともに聴いた事が有る名作です。本作の OXYGEN part4が彼の名を世界中に知らしめた定番の大ヒットナンバーですが、当方のお気に入りはOXYGEN part2、この曲中のしつこい程ビョンビョン、ブルルンとメインで過激に唸るシンセの効果音が今聴いてもたまらんです。(アナログシンセを買ったら誰でもまず最初に試す様な効果音と言うか。)+oxygen part5の曲中盤からアップテンポなシーケンサーのフレーズに変わる部分のホワイトノイズ系のリズム音がカッコ良いです。OXYGENと同一レベルの完成度の高いセカンド名作EQUINOXでも使用される耳に優しい?ポコポコアナログリズムマシン音が本作の大好きな部分です。このアナログリズムマシンの音を聴くために本作を聴くと言っても加減では無いです。ラストナンバーはいつも切ないナンバーと言うか、フランス人ならではのメランコリックな雰囲気で閉じる部分も良いですね。これから彼の作品を聴く方はまず本作+セカンドのEQUINOXとサードの初期作品の完結編的なMAGNETIC FIELDを是非買い揃えていただきたいです。テクノミュージックのファンなら上記3作品は確実にコレクション内に有るべきだと思います。
・「リマスター盤を買おうかな?」
ジャールのオフィシャルなデビュー作、説明不要の名作だが、「EQUINOXE」に比べると実験的な側面もあり、アルバム完成度の点では多少落ちるかな? あ、誤解しないでね、あくまで厳しく見ればの話。 個人的に「Ⅱ」の変則フレーズ(3で割りきれる)に3連中抜きのビートが載ってくる所が好き、確かこれむかーしのジャッキー・チェンの映画でも使われてた様な記憶が。 「Ⅳ」もジャールのスタンダードとしてライブでもよく演奏するし名曲なのは間違い無い。 あと、「Ⅵ」の物憂げな終焉を告げるゆったりとした曲調は寝る前の音楽に最適かも。 これは「7-13」の「13」とも似ている作り。 「Ⅴ」のボレロっぽいソロフレーズがあまり効果的にツボにハマって無い様な気がするのは私だけ? ともあれ聞いてない人は聞くべし! 最近のテクノより良いぞ!
・「トロピカルサウンド」
クスコのアイランドシリ-ズの中でも一際素晴らしいのがこのアルバム。南の島にいけなくてもこのアルバムを聴けば、そこはもう南の島です。クスコの得意の笛のような心地良いシンセの音で、キャッチーなメロディーを聴かせてくれます。
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