Gold (詳細)
The Supremes(アーティスト)
Lookin' for a Love: The Best of Bobby Womack (1968-1975) (詳細)
Bobby Womack(アーティスト)
「はじめて買ったボビーのアルバムです。」「私はこのシリーズを買ってました」
Definitive Ray Charles (詳細)
Ray Charles(アーティスト)
Ain't That Good News (詳細)
Sam Cooke(アーティスト)
「初めて聴く方へおすすめの一品」「甘いのが好きならば」
The Magic Touch: An Anthology (詳細)
The Platters(アーティスト)
You've Lost That Lovin Feelin' (詳細)
The Righteous Brothers(アーティスト)
The New King of the Blues (詳細)
Buster Brown(アーティスト)
Rev-Up: The Best of Mitch Ryder & the Detroit Wheels (詳細)
Mitch Ryder & the Detroit Wheels(アーティスト)
「ここから聞け!!」「迷わず聴け!そして踊れ!」「寝起きでも大声で高血圧パワー炸裂!」
The Very Best of Big Joe Turner (詳細)
Big Joe Turner(アーティスト)
「ロックンロールのはしりよ」
The Best of Jimmy Reed (詳細)
Jimmy Reed(アーティスト)
Snatching It Back (詳細)
Clarence Carter(アーティスト)
「クラレンスっていったら・・・」「クラレンス☆」
The Very Best of John Lee Hooker (詳細)
John Lee Hooker(アーティスト)
「Mr.ブギーの黄金時代」「ビールを飲みながら聞く」
THE BEST 1200 ボ・ディドリー (詳細)
ボ・ディドリー(アーティスト)
「ストーンズにも影響を与えた偉大なクリエイター」「追悼の意を込めて」
Wilson Pickett's Greatest Hits (詳細)
Wilson Pickett(アーティスト)
「〝ラストソウルマン〟全盛期のヒット集」「60年代サザンソウルの雄、”ラストソウルマン”」「冬にもホット、夏ならホッテスト」
Sippie (詳細)
Sippie Wallace(アーティスト)
The Complete Goldwax Singles (詳細)
James Carr(アーティスト)
「もったいない」「サザン・ソウルの西の横綱」
The Very Best of Marvin Gaye [Motown 2001] (詳細)
Marvin Gaye(アーティスト)
「手頃な良ベスト!」「What's Going on? Dear Marvin」
People Get Ready: Best of 1961-1968 (詳細)
The Impressions(アーティスト)
「やっぱりインプレッションズだよなぁ」
20th Century Masters: The Millennium Collection (詳細)
Martha & the Vandellas(アーティスト)
「嫌いな人いないかも」
20th Century Masters - The Millennium Collection: Doo Wop (詳細)
Various Artists(アーティスト)
Oh Pretty Woman: Roy Orbison's Greatest Hits (詳細)
Roy Orbison(アーティスト)
The Essential Harold Melvin & the Blue Notes (詳細)
Harold Melvin & the Blue Notes(アーティスト), Teddy Pendergrass(アーティスト)
Thin Line Between Love and Hate (詳細)
The Persuaders(アーティスト)
「間違いなく、当時のニューヨーク・ソウルを代表する、最高の作品」
18 Classic Songs (詳細)
Ken Boothe(アーティスト)
Move on Up: The Singles Anthology (詳細)
Curtis Mayfield(アーティスト)
● The RS 500 Greatest Songs of All Time (1〜25)
● Hi,Goldwax, PIR, and Other70'sSoul
● 休日の午後
●Lookin' for a Love: The Best of Bobby Womack (1968-1975)
・「はじめて買ったボビーのアルバムです。」
これが私の初めて聴いたボビーのアルバムです。選曲まちがってないです。基本は入ってます。これから聴く人にうってつけ。
・「私はこのシリーズを買ってました」
これは大変お得なCDなのですよ。だって2in1だから。74年の「Lookin' for love again」と76年の「b.w goes c.w」が入ってます。「Lookin' for love again」は言わずと知れたマッスル・ショールズ録音の名盤。しかし、「b.w goes c.w」は完全カントリー。カントリーは「Lookin' for love again」は隠し味的に入ってたので良かったのですが、「b.w goes c.w」は完っ全にカントリー。ボビーにはちょっと会わないと思う・・・。でも2in1で「Lookin' for love again」が聴けるんだから星5つ。
・「初めて聴く方へおすすめの一品」
「チェンジ・イズ・ゴナ・カム」1970年代初めてプレーヤーを回した時の感動。教会の屋根をも振るわせたであろう恐ろしく悲しく透きとおった魂の響き。サム・クックを知らない方にはまずこの曲を聴いてほしい。その他、グッド・ニュースの軽快なリズム。それからテネシー・ワルツ。こんなテネシーワルツもあるんだと思わせるすぐれもの。その他のサム・クック代表ナンバーは入っていないものの初めての方にはまずこの12曲を。星1つ足りないのはそのせい。ただ、かつて私がLPレコードで聴いたものより音質が良くなっている。柳ジョージも愛したサム・クック。あまりにもあっけない一生だっただけになおさら甘く愛おしい。
・「甘いのが好きならば」
前半の曲に較べると後半の曲が甘いです。ナット・キング・コールかアンディ・ウィリアムスか、という位に。ソウルを期待して聴くとズッコケルかも。そのあたりが平気な方には名作です。ただ唄は驚異的に巧いです。オーティス・レディングあたりから遡ってきた、という方には編集盤かハーレム・スクエアでのライブのほうがオススメです。
●Rev-Up: The Best of Mitch Ryder & the Detroit Wheels
・「ここから聞け!!」
興味を持った人に入門編として(BEST盤でもありますが)聞いてほしい1枚です。やはり何といっても‘ほんとに白人か!?’と思わせるシャウトするヴォーカルにはしばし圧巻!!14曲目「Devil With A…」は言わずと知れた名曲でしょう。新宿つばきで遊んでいた時代が懐かしい。。
・「迷わず聴け!そして踊れ!」
15曲目の"Sock It To Me-Baby!"が、知人に借りた60年代ヒット・ソングのコンピレーション盤に入っていて、初めて彼等の音を聴きました。全く聞き慣れないバンド名でしたが、一発で好きになりました。
一見ノリノリの直球R&Rに聴こえますが、そのアレンジやコーラス・ワークは緻密に構築されていて、とても驚きました。Vocalのミッチ・ライダーは、リトル・リチャードばりの気持ち良いシャウトを連発しています。1965~66年という時代に、彼のような白人シャウターが存在していた事にとにかく驚きました。
過小評価されているのが残念なアーティストの一つです。
・「寝起きでも大声で高血圧パワー炸裂!」
やはり男たるもの大声で自己主張をするぐらいの図々しさがなければダメなのだ。それがミュージシャンならなおさらである。ミッチ・ライダーはその辺をよく理解しているようだ。おそらくミッチは、「やべえ、腹くだして下痢ピーだよ!」とか、「うお〜、お代わり!」とか「あ〜、猛烈にセックスがしてえんだよぉ〜!」とか何もそこまでといいたくなるような恥ずかしいことまで大声張り上げているはずだ。そんなミッチの図々しさと馬鹿馬鹿しさを楽しめるのが本作である。男の格好よさは馬鹿馬鹿しさの中にあると改めて気づかされること請合いである。
●The Very Best of Big Joe Turner
・「ロックンロールのはしりよ」
後々、いろんなアーティストにカバーされて有名になるオリジナル曲がいっぱい収録されてます。ロックンロール、jump好きの人、必聴盤です。お値段も安いので、大プッシュです。
・「クラレンスっていったら・・・」
最近なくなったレイばかりAtranticの顔のように言われてますが、クラレンスのカバーをしたバンドは数知れず。聴かれたことがない人は「あ〜、この曲ね。。。」と思うでしょう。昔あったセーターでクラシックギター弾いてるモノクロジャケのベスト盤も渋くてよかったですが、コレはホント代表曲を網羅してます。ジャケについてる各曲毎のビルボードチャート順位をみれば、いかに人気があったか分かります。
黒人の素晴らしいミュージシャンはレイやスティビーだけじゃないですよ。この人は日本ではあまりに過小評価かも・・・
BluesBrothersが好きなアナタ、コレ聴かないとモグリですよ。。。
・「クラレンス☆」
知名度はそんなに高くないですが、隠れた名ソウル・シンガーだと思います。オーティス・レディングとかウィルソン・ピケットとか、サザン・ソウル好きの方なら、絶対好きになると思います。有名なのは7番と21番。哀愁のあるソウルフルな声で歌い上げます。個人的には、アップテンポの3,4,13,17番あたりが好きです。
●The Very Best of John Lee Hooker
・「Mr.ブギーの黄金時代」
まさにMr.ブギー、ジョン・リー・フッカー師。残念ながらつい先頃永眠されました。70過ぎてからキースやヴァン・モリソンとプレイしたアルバムも渋さ知らずでかっこ良かったけど、やはり黄金期はこの時代。欲を言えば、なんで2分程度でフェイドアウトするかなぁ・・・。BOOM BOOMやBOOGIE CHIL‘LENなんて、このまんまこのビートが延々続いて欲しいくらい気持ちいいのに。
・「ビールを飲みながら聞く」
「Boom Boom」は、おなじみのヒット曲、「One Bourbon, One Scotch, One Beer」は、ビールを飲みながら聴いてみる。気持ちよく酔えるかな。未成年の方は、だめですよ。ジョンリーの唸るようなボーカルとブギーのギターを、泥臭いデルタブルースというものを、このアルバムで聞いてみてください。
・「ストーンズにも影響を与えた偉大なクリエイター」
日本では一般的な知名度は、同様に50年代から活動を続けていたチャック・ベリー、リトル・リチャードよりは低い彼だが(自分も映画「ブルース・ブラザーズ2000」で初めてその名を知ったクチだが)、このアルバムには彼が最も精力的に活動していた50年代から60年代初期頃までの作品が一枚に収められている。
中には明らかにストーンズに影響を与えたであろうもブルース色濃い作品もあり(何も知らない人が聞いたら「ストーンズの真似をしている」という風に聴こえるかもしれない)、初期ストーンズに興味ある人にはお勧めの一枚だと思う。値段も安いし。でも解説と歌詞カードがないのは不親切だと思う。廉価版だからといって手を抜かないでほしかったです。
・「追悼の意を込めて」
ROCKの創世記にチャック・ベリー・リトル・リチャードと共に歴史を作り上げてきたBO DIDDLEYのベスト盤 まずは収録曲を見て頂きたい、チャック・ベリーもそうですが彼の代表曲の殆どがROLLING STONESをはじめとする60年代のBLUES BANDにカバーされている曲ばかりではないですか、では何故にチャック・ベリーに比べ知名度が低いのでしょうか?恐らくチャック・ベリーの8ビートは用意にコピーできても、BO DIDDLEYの独特のビートはコピーし辛かったのでしょう、バンドの初期のメンバーは全員兄弟ですし、独特のバンド編成に、手作りの独特のギターから産み出される通称ジャングル・ビートは乗りを出すのが難しくチャック・ベリーの様に容易では無かったからだろうと思います、しかし、当時のBLUES BANDの憧れであったであろうことは容易に想像がつき、カバーされた曲の多さもさることながら、PRETTY THINGSやBO STREET RUNNERS・DETOURS(THE WHOの全身のバンド)日本ではBO GUMBOSなどBO DIDDLEYをリスペクトして名付けられたバンドも結構多いことから彼の偉大さが判って頂けると思います。
●Wilson Pickett's Greatest Hits
・「〝ラストソウルマン〟全盛期のヒット集」
僕はこのアルバムを国内盤で持っているが、現在は残念ながら、ウィルソン・ピケットのアトランティック時代の国内盤は、殆ど廃盤になってしまっている。「ブルースブラザーズ2000」にも出演していた彼が、こんな扱われ方をしているのは、なんとも不可解だ。
しかしそうはいっても、この時期の彼の作品の数々は、ブラックミュージック・ファンには避けては通れない逸品だ。 清志郎のカヴァーでもおなじみの「IN THE MIDNIGHT HOUR」や「LAND OF 1000 DANCES(ダンス天国)」をはじめ、ソウルフルでファンキーな南部ソウルの傑作がこれでもかと続く。一方で、ボビー・ウーマック作の「I'M IN LOVE」、ファルコンズ時代の「I FOUND A LOVE」といった、バラードのせつなさもたまらない。 バック陣も超豪華。メンフィスのスタックスやマッスルショールズのフェイム、はてはマイアミや、フィラデルフィアのシグマ・スタジオにまでとんで、彼は自己のサウンドを追求している。その変遷も、このアルバムですべてわかる。
個別のアルバムにも聴くべきものは多いが、まずはこの一枚で、ウィルソン・ピケットの魅力を知り、60年代ソウルに入門されてはいかが?
・「60年代サザンソウルの雄、”ラストソウルマン”」
’60年代のサザンソウルの雄、”ラストソウルマン”ウィルソンピケット全盛期の曲を編集したベストアルバムである。24曲と彼を知るには充分な内容となっている。 ’60年代のサザンソウルを知るには格好の名盤である。
私にとってウィルソンピケットといえば「ダンス天国(Land of 1000 Dances)」である。偶然この曲をラジオで聴いたとき、曲の乗りのよさ、強烈なシャウト、土臭さ、そして男臭さに驚いた。すぐにタワーレコードに走って片っ端からCD(LP)を買った記憶がある。そして、他の代表曲である「In the MIdnigt Hour」「634−5789」「Funky Broadway」「I’m in Love」も知った。 このアルバムはこういった彼の代表曲は当然、他のレビュアーも触れている通りカバー曲も多く収録されているが、彼の声によって新しい曲と生まれ変わっている。 全盛期を過ぎた彼の作品は(例えば’87年のアルバム「American Soul Man」)、曲も洗練(時代に迎合?)され彼らしくなく、いい作品とはいえなかったが、全盛期の彼は間違いなく、一級品のソウルシンガーであった。 彼は’06年1月に心臓発作で亡くなったそうである。晩年は殆ど活動らしい活動はなかったらしく、現在の音楽シーンでは忘れられた存在だった。しかし、彼の残した名曲「ダンス天国」「In the Midnight Hour」はカバーしたアーティストも多い時代を超えた名曲である。
彼の作品でCD化されていないものに、’74年中野サンプラザでのコンサートの模様を収録した2枚組アルバム「LIVE IN JAPAN(当時BMGビクターから発売)」がある。私はLPは持っているのだが今はレコードプレーヤーがなくカセットテープで聴くしかない。彼の唯一のライブアルバムかもしれないので追悼の意味でも是非CD化して欲しい。
・「冬にもホット、夏ならホッテスト」
アトランティックのアルバムが日本のワーナー・パイオニアから出ていたころは、ピケットのたくさんのLP(アナログ)が店頭にあった。その頃は高校生でお金もなく眺めるだけで終わってしまったが、CDで改めて聴き直し、惚れ直した。
ゴスペルがルーツのパワフルなソウルシンガーはたくさんいるけれど、個人的にシャウトの感じが一番ストレートに「くる」のはこの人。激情がほとばしるように歌うさまは、自称「ラスト・ソウルマン!」だけのことはある。
最初の4曲はスタックスのハウスバンドMGs の中心メンバーがバックを務めていて、タイトなサウンド。特に、02., 03., は楽曲もキャッチーですばらしい。05.(クリス・ケナー)、06.(ソロモン・バーク)、07.(マック・ライス)、11.(ロジャー・コリンズ)、15.(ビートルズ)、21.(スリー・ドッグ・ナイト)など、カバーが多いけれど、好みの曲なら咀嚼して消化するシンガーとしてのあごの力(?)はすごい。名バラードの10.は、ボビー・ウォーマックのペンによるもの。ソロモン・バークでヒットしたラストナンバーは、ピケットのオリジナルだ。総体的に見ると、ちょっとポップな曲を歌った方がこの人の持ち味が出ている気がする。
冬に聴けばホットになり、夏に聴けば汗が吹き出るソウルアルバム。
・「もったいない」
最高です。いなたいバックの演奏に重たい声。男のマロン。じゃなくてロマンです。深南部のソウルってのは、非常に暑苦しくって、湿度が高くて、夜長に一人でしんみりと聞くにはもってこいですぜ。
もちろんオリジナル盤で聞くのが最良だと思いますが、こうやって、シングルの曲を聞いていくのもなかなか趣があります。それに、ジャケはイマイチ(KENTのCDはいっつもそうですが…)だケド、今回収録されたシングルの曲は今までのVIVID盤や他の輸入盤等に比べても非常に良い!!。
テクノだトランスだという時代に、こんなレヴューを呼んでくれているあなたなら、きっと気に入ってもらえるでしょう。
私にとっては一生大切にしたいCDの1枚になりました。
・「サザン・ソウルの西の横綱」
東の横綱がオーティスなら、西はジェームズ・カーをおいて他にない。ジャンプ・ナンバーではオーティスに一歩譲るかもしれないが、バラードはこっちでしょう。そりゃMG'sはバックにいないが、もう切なさが違います。いや、どっちも好きなんだけどね、オーティスに比べるとあまりに評価が足りない! ライナーにもあるが、録音順にしなかった曲順も大正解。
●The Very Best of Marvin Gaye [Motown 2001]
・「手頃な良ベスト!」
彼の編集盤は、近年にいたるまで多数出されていますが、現時点で一番お奨めなのがコレです。2枚組のデジパック仕様。
代表曲は殆ど収録されている("after the dance"未収という点だけが痛い!)上、モータウン以後の "sexual healing" までちゃんと入っている点が嬉しいです。更に、通常こういう盤には取り上げられない彼の大問題作 "here my dear" にもキッチリ目配りしているところに、ヤル気を感じさせます。ブックレットも、良い写真をカラーで多数使っており、大事に作られた感じがあります(ケース本体に貼り付いているのは、どーかと思いますが..)。
あと、未発表曲 "where we are going?"、これが良い!この期に及んで、まだこんな未発表なんかあったのか? あっても大したものでは無いだろうという気持ちもあったのですが...間違いでした。すいません!何気ない、他愛のない曲調ではありますが、その何気なさがやたらにシミるのです。
そんなこのベストは音もリマスター済みで、必殺の一曲目"stubborn kind .."のイントロ一発でしびれること請け合いです!
・「What's Going on? Dear Marvin」
んーむ。困った。いっくら考えても彼に対する賞賛の言葉が見つからない。…というより、どういう言葉で彼へのリスペクトを表現すれば良いのかがわからないのである。ハイ・ティーンの頃からブラック・ミュージックに傾倒していた僕が、レンタル屋さんでようやく探し当てて借りた『Motown On Showtime“MARVINN GAYE”』(1987年制作)というビデオを「失くしちゃいました。」とウソをついてまで手に入れてしまった。…と言えば少しは伝わるかな?(苦笑)(なお同ビデオは伝説となった'83 NBA All-star Game 開会式におけるアメリカ国歌独唱のシーンが残されている、ファンにとって唾涎モノのレアな一本である。現在、絶版。)
…ということで、この2枚組のベスト盤。
[ディスク:1]と[ディスク:2]とでは収録曲のカラーが気がつくはずだ。実は少々乱暴な言い方をすると、当時デュエットの相手であった女性シンガー「タミー・テレル」が脳腫瘍のためステージで倒れ、そしてそのまま帰らぬ人となってしまった悲劇が、皮肉にも彼にとっての大きなターニング・ポイントになったのである。
ショックから立ち直るまでの長いブランク。そして内省的な姿勢を通して『黒人としてのアイデンティティ』や『ベトナム戦争』『環境問題』などへの憂慮を訴えた大傑作“What's Going On”をリリースすることになるのだ。
伝道教会の牧師を父に持ち(暴力的な男でまだ幼い頃から虐待を続けていた)、3才の頃から教会でゴスペルを歌うことが大好きだった少年は、モータウン・レコードでもそのナイーブさゆえ異端者扱いをされていた。
そして二度に渡るカムバックを果たしたのにもかかわらず、その一方では情緒不安定から逃れるためドラッグ依存に陥り、次第に精神的にむしばまれていった。
そして、病弱な母親を殴っている父親を罵りながら止めに入ったところを、牧師である実の父親に射殺されるという衝撃的な最後を迎える。
「マーヴィン・ゲイ」の残した音楽は、ややもするとファッション的にとらえられがちであるが、そのバックボーンには常に彼の「苦悶」「迷い」との闘いがあったことを意識してみると、また違った彼のイメージを発見するであろう。
●People Get Ready: Best of 1961-1968
・「やっぱりインプレッションズだよなぁ」
一曲目woman's got soulから最高で、この時代のインプレッションズがいかに最高だったかを示す傑作アルバム。アルバムの中でも隠れた そして地味な傑作see the real me やI've found that I've lost等キラ星の如くあり、インプレッションズのオリジナルアルバムの中でも聴き応えがあります。
people get readyは言うまでもなく傑作中の傑作。ほとんどバックの楽曲がつかない上に、引き継ぐかのような静かなコーラス、なのにどうしてこんなロマンチックになるのでしょう!
インプレッションズはミディアム~スローな曲の中でもダンスを感じさせるコーラスグループで、カーティスのゴスペル出身とは思えない、決してメインヴォーカルになり得ない様な(ディープではない)ファルセット声をメインのリードヴォーカルにのせた、当時も画期的であり、今もってカーティスのソングライティングのセンスが光る希有な存在です。
●20th Century Masters: The Millennium Collection
・「嫌いな人いないかも」
マーサというとフリーソウル・フリークはどうしてもジャクソン5「アイ・ウォント・ユー・バック」のカヴァーを連想しがちですが、やっぱり「ヒート・ウェイブ」の方が最高。とにかくノリノリ!!モータウンの古き良き感じがよく表れています。ちなみにポール・ウェラーがJAM時代にこの曲をカヴァーしていました。そちらもノリノリ!!
●Thin Line Between Love and Hate
・「間違いなく、当時のニューヨーク・ソウルを代表する、最高の作品」
アトランティックが発表したソウル/R&Bの諸作が日本盤CDで再発されることを知り、その再発作品のリストを見た時に、個人的に最も狂喜したのが、その中に本作が入っていたことだった。実に購買意欲が萎える醜悪なデザインのロゴが入った(ライノと組むようになってからは音質はマシになったけど)コレクタブル盤しか、CDでは長らく入手できない状況が続いていたため、本盤の発売後すぐに本作を入手した。またすぐに廃盤になるらしいので、迷わず入手されたし。
ニューヨーク出身のグループであるパースエイダーズの、アトランティックからの最初のLPとして1972年に発表されたのが本作である。デビュー曲にしてR&Bチャートで1位を記録した有名な表題曲を始めとして、このグループの持ち味が本当に全面的に開花している、ホントに本当に素晴らしい作品である。1970年代前半には、シカゴ・ソウルやフィリー・ソウル勢に代表されるような、メロウで甘くスムースな感覚を打ち出すタイプの面々がソウルの主流となっていくのだが、このグループは洗練された感覚と共に、非常に硬質でゴリッとした逞しさを前面に打ち出しているところが素晴らしい。収録曲の大部分はミディアムやスロウ・ナンバーだが、甘ったるいところは全くなく、どの曲にもバッキバキとした強烈な「黒さ」が宿っている。“You Musta Put Something In Your Love”のようなファンキー・タッチの曲に対する対応もうまい。間違いなく、当時のミューヨーク・ソウルを代表する作品の1枚と言っていいだろう。
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