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▼かいものかご:セレクト商品

A Tribute to Terry Johnson;Pillow TalksA Tribute to Terry Johnson;Pillow Talks (詳細)
オムニバス(アーティスト), 小西康陽(アーティスト), スクーターズ(アーティスト), スチャダラパー(アーティスト), クレイジー・ケン・バンド(アーティスト), DJよしお&小西康陽(アーティスト), 常盤響(アーティスト)

「枕元に置いておこう」


目玉焼きにケチャップ 前戯15分 痩せたい?いいえ。日本新国勢調査目玉焼きにケチャップ 前戯15分 痩せたい?いいえ。日本新国勢調査 (詳細)
タカハタ 秀太, 都築 浩, 鈴木 おさむ


現代国語表記辞典現代国語表記辞典 (詳細)
武部 良明(編集)

「社会人必携の書」「手放せません!!」


日本語の作文技術 (朝日文庫)日本語の作文技術 (朝日文庫) (詳細)
本多 勝一(著)

「革命的な日本語技術本。」「日本語の基本が身につく。」「わかりやすい日本語を書こうと思っている方にお勧めです」「読むだけできっと良くなる」「句読点について学んだ本」


英文契約書の基礎知識英文契約書の基礎知識 (詳細)
宮野 準治(著), 飯泉 恵美子(著)

「親切で信頼がおける良書」「整理されていてわかりやすい」「とても役にたちました」「『基礎から〜』と併せて読むのをおススメします」「必携の本です」


知って役立つキリスト教大研究 (新潮OH!文庫)知って役立つキリスト教大研究 (新潮OH!文庫) (詳細)
八木谷 涼子(著)

「労作!」「キリスト教文化理解のガイド本」「信徒にも教職にも、信者にも未信者にもおすすめ!」「日本人向けのキリスト教各派のガイドブック」「詳細かつ明快。公平な視点から書かれています。」


早引き類語連想辞典早引き類語連想辞典 (詳細)
米谷 春彦(編集)

「一番よく利用する類語辞典」「類語と連想語は」「書名に偽りなし。慣れれば重宝します。」「物足りなかった」「物足りない」


ディスコ・パーティー!(2)ディスコ・パーティー!(2) (詳細)
オムニバス(アーティスト), ラテン・ラヴァー(アーティスト), ヘイゼル・ディーン(アーティスト), ミケール・ブラウン(アーティスト), トランスX(アーティスト), シルヴェスター(アーティスト), フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド(アーティスト), プロパガンダ(アーティスト), シャノン(アーティスト), MCマイカーG&DJスヴェン(アーティスト), バルティモラ(アーティスト)

「ダンス・オムニバスの決定盤!」「今夜は眠れない!」「もう一息!・・・と言ったところでしょうか。」「もう一息!・・・あの曲も欲しかった・・・」


ディスコ・パーティー!ディスコ・パーティー! (詳細)
オムニバス(アーティスト), フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド(アーティスト), ブロンディ(アーティスト), アイリーン・キャラ(アーティスト), デュラン・デュラン(アーティスト), カルチャー・クラブ(アーティスト), ピート・シェリー(アーティスト), アンジー・ゴールド(アーティスト), ポール・レカキス(アーティスト), マイケル・フォーチュナティ(アーティスト), KC&ザ・サンシャイン・バンド(アーティスト)

「これは本物のディスコアルバムだ」「ノリノリ!」「選曲に今ひとつキレがない」


科学的方法とは何か (中公新書)科学的方法とは何か (中公新書) (詳細)
浅田 彰(著), 佐和 隆光(著), 山口 昌哉(著), 黒田 末寿(著), 長野 敬(著)

「社会科学系学部生に読んで欲しい」


カントの人間学 (講談社現代新書)カントの人間学 (講談社現代新書) (詳細)
中島 義道(著)

「哲学者の典型、カントの入門書」「生活の根」「カントを身近に感じました。」「カントの哲学は、個的人間に対する人間的な鋭い洞察に基づいている。」「人間カント」


カントはこう考えた―人はなぜ「なぜ」と問うのかカントはこう考えた―人はなぜ「なぜ」と問うのか (詳細)
石川 文康(著)

「分かりやすいですっ!」「感動する哲学書」「わかりやすい」


論理トレーニング101題論理トレーニング101題 (詳細)
野矢 茂樹(著)

「文と文の関係(接続関係)にこだわってみる」「論理トレーニングの演習篇」「類書のないオリジナリティー」「日本語ってどうやって勉強するの?がきっかけでした。」「『身につく洒脱な練習書』」


知識の哲学 (哲学教科書シリーズ)知識の哲学 (哲学教科書シリーズ) (詳細)
戸田山 和久(著)

「不届千万かつ痛快無比の「教科書」」「文章が巧みで読みやすい現代認識論」


逆説論理学 (中公新書 (593))逆説論理学 (中公新書 (593)) (詳細)
野崎 昭弘(著)

「トートロジーの面白さ!!」「読んで楽しむ、パラドックス。」「数学の知識が求められます」


論理パラドクス―論証力を磨く99問論理パラドクス―論証力を磨く99問 (詳細)
三浦 俊彦(著)

「寝る前にどうぞ」「気軽に論理的思考を楽しむ本」「センスがよし 」「学生時代の論理問題を思い出す。寝る前に1問♪」「なぞなぞ集」


詭弁論理学 (中公新書 (448))詭弁論理学 (中公新書 (448)) (詳細)
野崎 昭弘(著)

「時代を超えるロングセラー」「だまされないために、そしてだまさないために」「わりとお遊びみたいな面の強い本」「新書とはこうあるべし」「論理学を楽しく学びたい人にオススメの一冊!」


論理学論理学 (詳細)
野矢 茂樹(著)

「直感からアルゴリズムへの相転移」「論理学の本の中では一番取っ付きやすいです」「笑える教科書」「大変素晴らしいです」「東大出版会で有数の平易書」


日本人の法意識 (岩波新書 青版 630)日本人の法意識 (岩波新書 青版 630) (詳細)
川島 武宜(著)

「裁判員制度の導入前にぜひ呼んで欲しい一冊」「今こそ読まれるべき名著」「法学への招待状をご覧あれ」「学問思想史上の史跡」「読んで納得」


独身者の住まい独身者の住まい (詳細)
竹山 聖(著)

「大学にもぐりこんで講義を聴いている気分」


▼クチコミ情報

A Tribute to Terry Johnson;Pillow Talks

・「枕元に置いておこう
湯村輝彦氏をリスペクトする人ならこれも買わなくてはいけません。あのSylvia゛Pillow Talk"をこのメンツがカバーするとは!普段渋谷系音楽を聞いてる方にとって、氏の名言『股間で聴く』ということを実践する良い機会になるのではないでしょうか。

A Tribute to Terry Johnson;Pillow Talks (詳細)

現代国語表記辞典

・「社会人必携の書
文章を書くときに、ここは漢字で書くべきか、それともひらがなで書くべきか迷ったことはないであろうか。そのときに本書はずばりと回答を出すものである。私は現在、国家公務員であるが、公務員研修で本書が紹介されて以来、本書を座右に置いて仕事をしている。公務員にとって必要な公用文としての書き方のみならず、新聞用語としてどう書くべきかも本書は教えてくれるので、広く社会人に薦められるものである。

・「手放せません!!
私は作文の添削講師をしておりますが、仕事中は右手に赤ペン!左手に表記辞典...という感じで、片時も手放せません。日本語は深く追求すればするほど難しく、わかっているようでわかってないことが多いと思います。送り仮名なども意外と間違えて覚えていたりするので、ちょっとでも迷った時には、すぐにこの辞典をひいています。言葉の使い方なども、これを見ればすぐに解決するので、これ1冊あれば他の辞書等は必要ないぐらいに重宝しています。子供にも是非使わせたい辞典です。

現代国語表記辞典 (詳細)

日本語の作文技術 (朝日文庫)

・「革命的な日本語技術本。
日本語を扱う職業につくなら、この本は読んでおきたい。主題(は)と格助詞(が)の違い、読点の打ち場所、修飾詞の順序などを論理的に理解することができる。複雑な日本語技術がシンプルに法則化され、この法則を覚えておけば、誤読の少ない文章を意識的に作ることができる。自分では気づかないミスも減る。この法則を基礎にさらに自分で法則を作るのもよいだろう。特許書類(特許明細書)を作成する仕事に携わるが、同業者の間でもこの本は有名だ。この本を知らない人はあやしい文章を書いている。お勧めというよりも、同業者の方であれば、この本の一読は必須でしょう。

・「日本語の基本が身につく。
この本を読んで身につくこと。1.文の分析力すなわち文の構造を分析する力。2.適切な語順すなわち語句のならべ方。3.正しい読点の打ち方。4.上記3点を理解した結果としてのわかりやすい文章の書き方。

他の方のレヴューにもあったが、どうしてこのような内容の国語の授業がないのでしょう?こういう事を教えない「国語」の授業はナンセンスだと思います。

・「わかりやすい日本語を書こうと思っている方にお勧めです
なんで今まで出会わなかったんだろうと、後悔するぐらいの本です。

自分でも、本書に何度も出てくる、修飾語の語順における4つの原則と、読点の2大原則によってわかりやすい文章が書けるようになったと思います。また、文章を構造式に分解して分析する方法も新鮮でした。

とにかく、わかりやすい日本語を書こうと思っている方には、読んで後悔がない本だと思います。

・「読むだけできっと良くなる
この本、小学生のときに親からいきなり渡されました。当時は「?」と思って猜疑心を持ちつつ読んだのですが、それでも格段に他者への伝わり方は良くなったと思います。“将来の職業”に「小説家」と太字で書いてあるのを見て、きっと近所の本屋から選び出してくれたのでしょう。残念ながら夢は叶いませんでしたが、この本は今でも、とても役に立つ技術を授けてくれました。まだ読んでいない方は、買って読んでみてください。きっと文章が上手くなると思います。もう読んだ方は、もう一度読んでみてください。きっと文章に磨きが掛かると思います。

・「句読点について学んだ本
この本をはじめて手にとったのはずいぶん前の話だ。けれども、今でも文章を書くとき、修飾語の順序や句読点については、この本に書かれていたことを思い出しつつ書いている。

例文などを見れば一目瞭然だが、本自体の時代的な古さは否めない。しかし、他のレビューでも散見されるように、少なくとも上記の2点に関しては、現在でも読み返すだけの実用的な価値はあると思う。「論理的な文章を書きたいのに書けない」という悩みを抱える人に勧めたい一冊である。

日本語の作文技術 (朝日文庫) (詳細)

英文契約書の基礎知識

・「親切で信頼がおける良書
私自身、英文契約の世界は初めてなのですが、本書の構成(背景等の予備知識および英文契約書で多用される言い回しの解説、そして売買・ライセンス・合弁の各契約書をサンプルにした実例解説)が的確で、ステップを踏んで素直に英文契約の世界に入っていけます。

また、頻出する用語や重要な言い回しにはその都度邦訳や解説を付ける等の気配りも初心者にはうれしい配慮です。さらに、本書は正確な日本法の知識に裏付けされおり、決して英語の解説一辺倒に終わっていないところも信頼がおけます。

ある程度日本法の知識をもった英文契約書の初学者にはぴったりの入門書といえます。

・「整理されていてわかりやすい
内容がきれいに整理されていてわかりやすい本だと思いました。他にも似たような本をさがしましたが、これが一番わかりやすい感じがしました。

基礎知識というだけに収まっていない感じで、実用性があるように思います。

弁護士の知り合いに聞くと、最近使っている本だということで、使っている人は多いのではないかということでしたので、安心して使っています。

内容的にはこれだけあれば、私の仕事では十分でしたので助かりました。とにかく例文が見たいというのがあるのでそういう意味でもよかった。

・「とても役にたちました
英文契約書の知識が必要になって何冊か見ましたが、やはりこの本が読みやすさではダントツだと思います。簡潔にして丁寧。使用する人の立場にたって内容が構成されており、急いで調べる時もじっくり調べる時にも便利です。ビジネス本はこうであってほしいという良書です。

・「『基礎から〜』と併せて読むのをおススメします
「はしがき」に見られるように基礎知識を身につけたい人からある程度実務での経験がある人まで、対象をやや広く設定している一冊。国際契約のおおまかな説明の章、テクニカルタームの章、典型的な契約3種を個別に見ていく章の全5章で構成されている。

正直、英文契約書に馴染みがない場合、いきなり本書を手に取るよりも、まずは『基礎からわかる英文契約書』(野口幸雄著)を先に読んでから本書に進むのが良いと思う。

本書は「基礎知識」と銘打っているものの、より実務に即した内容となっていて、前述『基礎から〜』よりも説明が詳細。へー!と思うこと、勉強になることがたくさんあった。

ただ、ざっくりと全体像を把握するには『基礎から〜』の方がわかりやすいので、多分あちらを読んでからの方が、本書の理解が深まる。

まぁ、どっちの本も非常におススメではあるのですが、自分はこの順番で読んで正解だったかなぁ、と。

・「必携の本です
契約書でひっかかるポイントを、英語だけでなくビジネス面での成り立ちから丁寧に無駄なく説明してあり、これともう一冊の「ドラフティング」があれば、一般的な疑問点はほとんど解決できます。すばらしい本です。

英文契約書の基礎知識 (詳細)

知って役立つキリスト教大研究 (新潮OH!文庫)

・「労作!
題名から誤解を受ける人もいるかもしれませんが、この本は、「キリスト教の教義の本質」などを解説した本ではまったくないし、かと言って、単なる雑学本でもありません。

実は、日本には、「キリスト教の教義の本質」を解説するような本はいくらでもあるのですが、このように、キリスト教各宗派の違いをチャート式に分類整理した本というのは、(洋書にはありますが)ありそうでなかったので、その意味で、この本は大変な労作なのです。

例えば、bishop という単語を、どの宗派では「司教」と訳し、どの宗派では「主教」と訳すか、などということが、これほど簡単に(かつ正確に)わかる本を、私は他に知りません。

また、日本人は、キリスト教の宗派を(せいぜいカトリックとプロテスタントぐらいで)すべて一括りにして捕らえている人が多く、教義がどうこう言う以前に、そういう無知がキリスト教徒に対して誤解を抱く一因になっています。

したがって、本書は、翻訳者を始めとして、キリスト教を「外側から」学びたい人が最初に読むのに最適の本で、このような本が文庫で手に入るのは、非常にすばらしいことだと思います。

・「キリスト教文化理解のガイド本
この本はキリスト教に関心を持つ読者の素朴な疑問に答えつつ、キリスト教圏の文化をわかりやすく解説した「ガイド本」です。第2章「比べてみよう 教派いろいろ」では15の教派ごとに「名称の由来と起源」「特徴と教義」など約10項目について、礼拝の取材も含めて明快に説明しています。著者自らのイラストや、マニアックと思わせるほど綿密な用語表現集・索引までつけられており、文庫本では考えられない豊富な情報が満載されています。読んで大変得した気分になります。

・「信徒にも教職にも、信者にも未信者にもおすすめ!
よくぞここまで調べたっ!各教派について、名称の由来と起源、特徴と教義、サクラメント、組織形態、礼拝堂の様子や礼拝式の内容、信徒の傾向、国家や社会との関わりや他教派との関連、その教派にまつわるエピソード、用語や表記に関する翻訳者へのアドバイスなど。巻末には、これらをまとめて、さらに正典の範囲、重要とされている信条等、教理や教会史に関するキーワード、職制、教会暦、関連学校、ゆかりの人々、小説や映画などを加えて一覧表になっている。教会の"業界"用語集も楽しい。参考文献表も豊富。聖職者の服装や祈りの姿勢などイラストも豊富。もちろん一面的に過ぎない記述もあるが、そんなのが気なる以上に情報満載。

・「日本人向けのキリスト教各派のガイドブック
元々は翻訳家向けの専門誌に連載されていたシリーズをまとめたもので、一般向けと言うよりは翻訳家の為のガイドブックです。プロテスタントとカソリックさえ区別せずに十把一絡げにしていた日本人には、キリスト各派の服装や習慣、教義を知っていることを前提とした海外の小説や映画を正しく理解することは難しい。ところが、海外の小説や映画の台本を翻訳するプロの翻訳家でもキリスト教の各派の職種や行動様式の違いには疎く、プロテスタントの牧夫を神父や司教と誤訳してしまったりしたため、意味不明の訳文ができて読者を悩ませたり、時にはストーリーの重要なポイントを誤解させてしまったりします。これはそうした間違いを少しでも無くす為に作られた翻訳家向けのガイドブックで、キリスト教各派の教義や服装、習俗の違いが一覧できるようになっています。キリスト教文化の門外漢には非常に役立つ良くできたガイドブックで、読み物としても楽しめます。この本を読めば、洋画の内容がよく分かるようになります。純然たるハリウッドの娯楽映画でも以外と宗教的なモチーフが含まれていることに気づかされるでしょう。西欧文明を単に狩猟民族の文明としか理解していない人にお勧め。

・「詳細かつ明快。公平な視点から書かれています。
 キリスト教、と言ってもいろいろな教派が存在し、その多様性の上に成り立っています。 著者である八木谷さんは、その多様性から成り立っているキリスト教を、丁寧に分析し、各教派の紹介を中心に、キリスト教についての説明を、公平な視点から、詳細に、かつ明快に書いています。キリスト教徒であろうとなかろうと、読みやすい本であると思います。

 それに、これだけの情報を、新書として購入できるのは、本当にお得です。

知って役立つキリスト教大研究 (新潮OH!文庫) (詳細)

早引き類語連想辞典

・「一番よく利用する類語辞典
見出し語も多くない、意味も例文も出ていない。しかし、10冊近く所有する類語辞典の中で最初に手が伸びるのがこれ。それは、引きやすいことに加え、平常使用していながらも思い出せない単語や表現にたどり着けるから(「連想」と謳っている所以)。どれか1冊類語辞典を推薦してといわれれば、躊躇なくこれを推薦します。

・「類語と連想語は
類語と連想語これこそ類語なのではないでしょうか。しかし似て非なるもの。なるほど類語を考えるとき連想語を考えているとも言えると実感しました。この2つの視点から考えられて作られたとても使いやすい辞典だと思います。・ソフトカバーでページがめくりやすい。・英語辞典のように左側が表紙となります。・字が大きく読みやすい。・一部反意語も掲載されています。・一部文例も掲載されています。・ページは左右2列で構成されています。(見開きで4列)

・「書名に偽りなし。慣れれば重宝します。
 某社の大型類語辞典を買って幻滅した私は,本当に使える類語辞典を探していました。2つの類語辞典に出会ったうちの1冊です。 いわゆる類語辞典という辞書を使っていた人にとっては(私もそうですが)最初に本書を手にしたときは,類語が単語として列挙されているだけなので面食らい,「え?これって単なる字引きなの?」と思ってしまいますが,手にしてページをめくっているうちに,気づきます。本書は,意味の違いを読む辞典ではなく,書名どおり「類語を連想する」ための辞典なのだと。 他のレビュアーさんも書いているとおり,慣れれば重宝この上なし。文書作成のときには,本書とともに国語辞典を机上に置いておくとよいでしょう。

・「物足りなかった
「早引き」に心引かれて購入しました。私にはは、ちょっと物足りなかったです。語数が少ないし、使えないような語が出てくることも多い。個人差はあると思いますが、私の場合、引いて「当たり」と思う確率は2割ぐらいかな?特に、カタカナ語には弱いように感じました。

・「物足りない
~ここのレビューで推薦されてることもあり、書店で現物を確認もせずに買ってしまったのだが、失敗。内容は確かに言われてる通りで偽りないのだが、非常に平易な言葉ばかりが並ぶ。正直、この程度の言葉は頭にすぐに思い浮かぶ。「もう一歩」が欲しいから、わざわざ辞書で調べているのに、既に思いついているか、或はおおざっぱすぎて伝えたいニュアンスが伝わ~~らない言葉ばかりが出てくる。私は、非常にフラストレーションを感じ、使うのをやめてしまいました。だからと言って「買うな」と言っているのではありません。他のレビュアーの方のようにこれを愛用している方もいらっしゃるのですから、これが自分に「合う」のかどうか、できる限り書店などで現物を確認した上で購入しましょう。安いものじゃないですから~~ね。~

早引き類語連想辞典 (詳細)

ディスコ・パーティー!(2)

・「ダンス・オムニバスの決定盤!
 80年代のダンス・ヒットがテンコ盛りの非常においしいオムニバス盤!全てシングル・ヴァージョンで楽しめます!メリハリのあるメロディと、ゴージャスでわくわくするような(笑)あのノリ、今のダンス・ミュージックにはないもんなぁ・・・。マイケル・フォーチュナティ、メル&キム、メラ・・・当時、ダンス・シーンのトップに君臨していたこれらアーティストたちのヒット曲は30代以上の人なら感激ものだろう。今となってはレアな「ホリデイ・ラップ」が収録されているのも感激!また、リアル・タイムでない若い世代には新鮮に響くかも知れない。どうしても軽く評価されがちのこのテのジャンルだが、そもそも細かい音楽的評価など、こういったダンス・ミュージックにはいらないと思う。楽しかったらそれでO.Kなのだ!イエィ!

・「今夜は眠れない!
マックスコヴェリのバイバイベイビーが聴きたくて買ったのですが、最高です!ディスコはあんまり行かなかったけれど、エアロビクスのスタジオで15,6年前にかかっていた曲がてんこ盛りに入っていて、超カンゲキしました!

・「もう一息!・・・と言ったところでしょうか。
「ディスコパーティ」「ディスコパーティ2」の両方を購入しました。ノンストップが主流のユーロビートコンピレCDの中で、珍しくシングル版での編集というところが気に入りました。どの曲も、80年代のディスコ・シーンを蘇らせ、鳥肌がたつ思いで聴きました。当時のメジャーな曲を選んであってよいと思います。ただ、ケン・ラズロ「トウナイト」、マイケル・プリンス「ダンス・ユア・ラブ・アウエイ」キャロル・ヒッチコック「ゲット・レディ」やディバインの曲など、まだまだ取り上げるべナンバーがあります。

・「もう一息!・・・あの曲も欲しかった・・・
ノンストップ版が多いユーロビートのコンピレCDの中で、珍しくシングルで編集されていたところが購入のきっかけです。80年代のユーロビート中心の選曲で、どれも懐かしく、また、鳥肌を立てる思いで聴きました。ただ、ケンラズロの「トウナイト」マイケル・プリンス「ダンス・ユア・ラブ・アウエイ」キャロル・ヒッチコック「ゲットレディ」ディヴァイン「アイム・ソー・ビューティフル」といった名曲が、ディスコパーティ(1)・(2)を通しても選曲されていないのが、とても残念です。ぜひ、第3弾を企画し、これらの名曲の選曲されることを願ってやみませんん。

ディスコ・パーティー!(2) (詳細)

ディスコ・パーティー!

・「これは本物のディスコアルバムだ
あなたが本当に足繁くディスコ(ここでは「クラブ」では無い)に通っていた人ならばこのアルバムを座って聞くことはできないはずです。これらの曲を選曲し編集した人達はあなたと同じかそれ以上のディスコ通であることを、このアルバムを聴いたあとにあなたは痛感するはずです。私の知るディスコアルバムでは最高の出来ですが、唯一残念なのはリミックスされた曲が無いことです。私はこのアルバムが12"版として再編集されることを強く望んでいます。

・「ノリノリ!
ディスコっぽい曲(タイトル通りですが…)さらにノリのいい曲ばかり入っています。部屋のBGMなどにするとブルーだった気分もさわやかになれます。

・「選曲に今ひとつキレがない
3曲目のアニタワードのRing My Bellはなかなかにマニアックなのでうれしくなって手にとってしまいました。しかし、全体の選曲にはイマイチ共感できません。ブラック系ならブラックでまとめてほしかったけど、フランキーゴーズトゥーザハリウッド(レモリアのCMでブレーク)とか入ってるし、年代もばらばら。

年代をばらばらにするなら、同じ系統で体系的に聞かせるとか、音楽の幅がこれだけ広いなら、逆に年代をもう少し絞るとか、どーにかならなかったんでしょうか。

とはいえ、オムニバスものは「本当のヒット曲は数曲であとは、有名アーチストの無名曲か、一発野郎のヒット曲」が定石の昨今、この一枚は本当にいい曲ばっかり入っています。安いので、お買い得といえばお買い得。

ディスコ・パーティー! (詳細)

科学的方法とは何か (中公新書)

・「社会科学系学部生に読んで欲しい
科学哲学論争だけではなく、説明するとはなにか、科学のできあがって行く過程を勉強するには最適の入門書である。

科学的方法とは何か (中公新書) (詳細)

カントの人間学 (講談社現代新書)

・「哲学者の典型、カントの入門書
哲学者とは何かということに、この作者はその答えがカントに凝縮されているといいますが、まさにそのとうりだといえます。

・「生活の根
カント哲学には、どう読んでも、感性と悟性とのあいだに和解しがたい裂け目があるとしか思えない。するべきこと、と、したいこと、が容易には一致しない人間。その人間にとって、するべきこと、は命令として機能する。しかし、彼はその命令に従いきれない。ここで、感性(したいこと)悟性(するべきこと)はひどく対立するように見える。それはよく指摘されていることでもある。この本のテーマは、その亀裂と統一とをともに照射するようなカントの実生活が垣間見えて、一見つまらないというか何を書いているのかわからない批判哲学(特に、『実践理性批判』がわけわからん)を楽しくしてくれた。感謝している。

・「カントを身近に感じました。
中島義道さんの本はこれで二冊目です。「哲学の教科書」ですっかりハマってしまって、次にこの本を読んでみたのですが期待通りでした。

・「カントの哲学は、個的人間に対する人間的な鋭い洞察に基づいている。
 この本は、カントの生き方や人柄を、まるで当時付き合いのあった人のように解説してくれていて、純粋理性批判を始めとする難解なカント哲学の理解を深めるのにとても良い参考書だと思います。カントは、自分自身を含めて、多様で矛盾に満ちている日常の個的人間の中に、人間としての一番本質的なものが隠されていることを見抜き、先ず第一にそれを直視して取り出すことに関心があったのでしょう。そして取り出したものが確かのものなのかどうか、考えられる限りの方法で吟味したのでしょう。この吟味が尋常でないところがものすごいと思うのですが、そのものすごさを支えていたものはこの第一の関心を直視するカントの生き方にあったのだと理解しました。 この本では、本質的なものの取り出し例として、エゴイズム、親切、友情、虚栄心、についてカントの言説を引用しつつ説明をしてくれています。また、カントがどのような人柄であったのかについては、当時交流のあった人の書き残したものなどを引用して説明してくれています。何れも、カント研究者としての著者の知識を背景にした意味深いものに感ぜられ、またカントに対する敬愛がついつい溢れでていて楽しく読み続けることが出来ました。

・「人間カント
カントの哲学についてではなく、その人となりについて書かれた本です。 カントという人は、その哲学の内容のすごさはともかくとして、実生活においてはきわめて温厚な常識人で、謹厳実直な生活を送った人−という印象が一般的ですが、この本は、その表面からはうかがい知れない彼の影の性質によく迫っていて面白いと思います。

学問をする上で恵まれた環境に生まれたわけでもないのにあれだけの業績を残したカントは、表面上どれだけ穏やかであろうとも、やはり内面は相当負けん気の強い人であったようです。 フィヒテやヘルダーといった当時のドイツ観念論の大家たちとは論争の末にほとんど絶交状態に陥ったこと。 そしてなぜか両親や、同じ街に住んでいる妹弟たちの話をほとんど誰にもしなかったということや、46歳のときに大学の教授に就任してから後は、異様なほどに貯蓄に励んだという事実(貧乏に対する恐怖感か?)−。 ちょっと観念的な(というかほとんど独断的な)女性観などなどー。 偉大な哲学者であってもやはり人間。 意外であると同時に不思議な感慨がわいてきます。 また、カントにはほとんど別人ではないかと思えるくらいの色んな肖像画があって、特に1795年版のなんだかひどくいやらしい顔つきをした画には驚かされます。 生活人としてのカントに興味のある人には断然お薦めの本です。

カントの人間学 (講談社現代新書) (詳細)

カントはこう考えた―人はなぜ「なぜ」と問うのか

・「分かりやすいですっ!
「哲学に触れてみたいけど、難しそうだし・・・」という人にお勧めなのが、この本。結論から先に書いておくと、これはあらゆる哲学の解説書の中でも最も平易に書かれたものであり、したがって一度通読すればカントの『純粋理性批判』の全体像がはっきりと見えてくるというスグレモノである。

哲学というものにこれまでほとんど触れることのなかった方へ少々書いておくと、まずカントという哲学者は、その文体や構造の複雑さからして凄く難しい哲学者である、ということをここではっきりさせておく必要があるかもしれない。つまり、「よし、この辺ではじめて哲学の本を一冊・・・」という考えで、いきなりカントの著作、とりわけ『純粋理性批判』などを手にとろうものならば、正直言って序論の最初のページで投げ出してしまうこと請け合いなのだ(涙)。

だからこそ、僕がはじめてこの『カントはこう考えた』を読んだときには、それはそれは深く感心してしまったのである。「まさか『純粋~』をここまで分かりやすく解説できるとは!」と。

また、この本には色々なエピソードも度々に登場する。ここではあえて触れないが、カントの全体像を掴むのにも適した一冊であるということができるだろう。オススメです。

・「感動する哲学書
 純粋理性批判は難解な哲学書の中でも取分け難解と言われている。確かに、一人で登るにはカント哲学は専門用語と翻訳の壁が高すぎる。しかし、著者はその難解さを平明な一般表現でじっくり解きほぐしてくれる。それだけではない。様々な興味深いエピソードや思考実験で、私たちの世界観そのものに無数にある先入観を気付かせていく。そのプロセスは、楽しくエキサイティングでさえある。そこにある哲学は晦渋な観念の遊戯ではなく、日常生活や社会状況を支配する私たちの理性や感性に、新たな自由への可能性を示してくれるものだ。 こうして従来の哲学入門書には見られないカントへの深いアプローチは、私たちのモノトーンなカント像を鮮明に多彩に蘇らせてくれるのである。

・「わかりやすい
高尚、清潔、不可侵といったイメージをもたれる理性のスキャンダルを明らかにする書。人間理性が、感性によって与えられる所与以上のものを把握しようと飛躍すると、理性は能力の限界に突き当たり誤謬を生み出す。例えば、「宇宙の始まりはあるのか?」、「世界に果ては在るのか」、「原子のような、物質の最小単位のようなものはあるのか」、「神はいるのか」といったたぐいの問いは、その答えを導く出すための『素材』が絶対的に欠けている為に、絶対的な答えを導き出すことが出来ず、二律背反(アンチノミー)に陥る。それらは、理性が自らの権利を越権したために、スキャンダルに陥った顕著な例だ。上で挙げた問いは、カントが純粋理性批判に於いて提示し、その答えがアンチノミーに陥る事を証明した四つの問いである。本書の前半では、カントが行ったアンチノミーの証明についての説明が書かれている。後半でもそれとの絡みで、因果律についてや、自由意志について、カントの二項図式について、等が書かれている。結構分り易い本。カント哲学全体を見渡すには向いているかもしれない。

カントはこう考えた―人はなぜ「なぜ」と問うのか (詳細)

論理トレーニング101題

・「文と文の関係(接続関係)にこだわってみる
 聴いていて、スラスラ入ってくるプレゼンテーションには共通点があることに気が付いていた。 ポイントは、「自信をもって自分の言葉で語っている」ことと「センテンスが論理的にきれいにつながっている」ことだ。 必ずしも「内容がすばらしい」訳ではない。大したことを言ってるわけではないものも結構ある。

 本書はよくあるロジカルシンキングのテキストとは全くことなるアプローチである。「論理は接続表現に示される」ということで文と文の接続関係を101題の演習問題をもって徹底的にマスターしようというモノ。

 ノートを作り、2週間かけてじっくり取り組んだ。報告、レポートなど文章を書く機会が非常に多いが、明らかにこの本で得た成果が出ていると自覚できる。

 ロジカルシンキング本より、取り組みやすく、即効性があり、日本人向けのアプローチである。

・「論理トレーニングの演習篇
 論理トレーニング(産業図書)にも演習問題があるけれど、本書は101問すべて問題というつくりになっている。論理は接続表現に示される、という考え方のもと、本書は接続表現に徹底的にこだわる。 「ただし」と「しかし」はどう違うのか? 「そして」と「むしろ」はどういう機能的な差異があるのか? すぐに答えられるならば、本書に取り組む必要はない。もし、そうでないなら、一読の価値はある。接続表現の文中での機能にコダワルことで、文章の論理性により敏感になるはずだ。このため、接続表現の穴埋め問題には即効性をもつだろう。 なお、演繹的推論、とりわけ否定概念(厳密な否定だとか、補完性)、消去法や背理法による推論に関しては、本書では殆ど扱っていない。このためより完全を期したい読者は「論理トレーニング」の該当箇所を補完的に読む必要がある。 

・「類書のないオリジナリティー
この本が発売されて間もない時期に購入した。当時はこのようなタイプの書籍はなく、非常にオリジナルの本だと感じたモノだ。この本については誤解もある。第一点は国語のテキストだという誤解。大体国語のテキストは文芸も含まれ、その全てが論理的ではない。この本を上回る内容は、学校教育では提示されてはいない。非常に論理性に対して特化されているという印象を持っている。第二点は学術的な文章では無いという誤解。学術文も一般的な文も、文であるからには共通した構造を持っている。この本のレベルで論理性を把握出来ていなければ、より高レベルの文章の論理性も理解できないだろう。著者の文が論理的ではないという指摘ももちろん理解はできる。しかし、文というものに厳密な論理を適用しようとすること自体が間違いだと思う。過剰な論理性を適用することは、日常的に目にする文の適度な緩みに対応出来なくなる。文というものは、そもそもそれほど厳密に出来ている訳ではないのだ。余談として、この本は楽しく学べるという娯楽性が有ることを指摘しておきたい。これがあるから、一冊をやり通せるのだ。☆五つは評価が高すぎるかも知れない。だが、類書のないオリジナリティーは、評価して余りあるものだと思う。

・「日本語ってどうやって勉強するの?がきっかけでした。
このレビューでの文を読んでもらっても分かりますが、私は日本語はかなり苦手です。英語もそうなのですが、特に日本語は英語と違って、意識して使ったことがあまり無い教科で、「どうやって日本語力を上げようか?」と思い、探していました。そしてこの本を見つけました。学校でも教科書の音読や、黒板に書かれた文字を写すといった事の繰り返しで、「何を言ってるの?」と思って先生に聞いてもいまいち不明だし、どうしたらいいのか分からず、ほったらかしにしてきたので、本書には感謝です。そして読んでみた感想なんですが、スラスラとは行きません。だけど、小難しく書いてはいないのですんなり入れます。国語力で悩んでいる人はこの本をまず手にとって見ることをお勧めします。だいたい高校生以上なら手を出しても問題ありません。どれにしようかと思っているのなら、まずこの本を手にとってみてはどうでしょうか?何かつかめると思います

・「『身につく洒脱な練習書』
さて、小生にとって「試用」を目標とする第2ステップで、もっとも力を貸してくれたのが本書である。『論理哲学論考』ヴィトゲンシュタイン著の訳を手がけた著者による、問題集が本著作である。他の問題集と異なる美点は、問題の素材が、ごく一般的な文章から取られていること。そして、全問解答・解説がつけられていること。さらに、類書と異なって軽妙洒脱な文章で書かれているので、挫折しにくいこと。主に以上3点である。

 『ともかく、力はつく。保証する。解説書なんかいくら読んだって論理の力は鍛えられない。ただ、実技あるのみ』(同書より)という著者の大号令は、あながちウソではなく、小生にとっては、個別の興味ある分野へ向かう次のステップ中でも、自己チェックのため繰り返しトライできる広さを持っている。

 著者は『論理トレーニング』という書も記しているが、全問解答・解説付きであるこの『論理トレーニング101題』の方が、市井で学ぶには助かる(対話等による解説・教示という手段が、学生諸氏と違い獲得できないので)。よって本書を大いに薦めたい。(小生が述べている"ステップ"については良質な入門・概論書『考え方の論理』沢田允茂著の小生書評欄をご覧ください。あしからず)

論理トレーニング101題 (詳細)

知識の哲学 (哲学教科書シリーズ)

・「不届千万かつ痛快無比の「教科書」
 哲学の伝統的な二大カテゴリー、形而上学(存在論)と認識論(知識論)。本書はその内の後者についての「教科書」です。と言っても、教科書なるものの多くがそうであるように、ただ単にそのテーマをめぐる伝統的な議論がそつなく紹介されているといった類の、毒にも薬にもならないような本ではありません。でもだからと言って、著者個人の思い入れたっぷりの議論がチマチマ綴られているだけの、ちと薬が効き過ぎる(?)本というわけでもまたないんです。その辺のバランスが実に絶妙です。つまり本書では、著者自身のあるプロジェクトを提案することを目的とした論述が為されており、それは同時に、認識論が伝統的に何を、なぜ、どのように論じて来たのかに関する詳細な紹介ともなっているのです。

この著者のプロジェクトとは、ズバリ「認識論を壊す」こと。つまり本書は、認識論の教科書のくせに(?!)伝統的な認識論をボコボコにするという、不届千万かつ痛快無比な本なんです。が、やはりそれだけでは建設的じゃありません。著者はちゃんと、認識論を新たに作り直すという試みにまで踏み込んでいます。むしろ、実はそれこそが最終的に目指されていることなんです。著者は知識に関する伝統的な問い方をいわば逆転させた上で、まず第一に認識論の自然化を、その上さらに社会化をも目指すことを提案します。そうした知識観に基づく「新たな認識論」は、もはや狭い意味での「哲学」にとどまらない学際的な様相を呈してきて圧巻です。

 最後に、教育的配慮が十分に行き届いている本書は、認識論のみならず哲学という分野全般における今後のあり方に対しても具体的な問題と示唆とを提起するという建設的な面をも持ち合わせている点で、実に斬新な「教科書」だと言えると思います。

・「文章が巧みで読みやすい現代認識論
 伝統的な認識論(知識の哲学)は紀元前4世紀から2300年間にわたり,知識を「正当化された真なる信念」として捉えてきた。そして正当化の根拠について,探求してきた。 或る信念は,その信念が得られる元となる信念から推論によって導出されるとすれば,どこかまでも遡ることによって,もはや正当化される必要のない不可謬の基礎的な信念に行きつけるのだろうか。不可謬が無理でも,せめてかなり確実な信念に行きつけるのだろうか。もし基礎的な信念が無理なら,これに代えて直感やセンスデータでもって基礎づけられないか。これも無理なら,外界との関係性,あるい信念導出のプロセスの信頼性でもって,信念を基礎づけられないか。

 著者は片っ端からだめ出しをしていく。信念がなんらかの正当性の根拠によって知識に格上げされねばならないという固定観念を批判する。

 信念を基礎づけによって正当化することを放棄することは,自然科学を哲学的認識論で根拠づけることの放棄となる。むしろ認識論は自然科学の一部として,われわれが実際にどのように信念に達しているか,脳科学,認知科学,生物学,心理学の成果を活用して,考えるべきである。この現実を認めず,伝統的認識論に固執するのは,怠け者の哲学者である。

 ところで,そもそも「真理」や「信念」とは認識論にとって大切なものか。もし真なる信念の形成が生物の生存にとって最適な戦略ではないなら(そしてないらしい),認識論の前提自体があやしい。真理や信念に関わる必要はないのではないか。ということは,「心」なんて問題ではない。

 そこで,新しいこれからの認識論は,真理や信念を問題とせず,プラグマティックに,しかも自然科学の一部として学際的になされるべきである。

 認識論の伝統からの脱却は,心からの脱却らしい。唯物論者や人間機械論者にとってはそれでもよいだろうけれど,なんか悲しいお話だった。

  

知識の哲学 (哲学教科書シリーズ) (詳細)

逆説論理学 (中公新書 (593))

・「トートロジーの面白さ!!
 タイトルは少しアカデミックですが、内容は知的興味をくすぐる愉快な本です。特に日本語の意味を理解して行くと矛盾に気付く例文や、数学的に一見正しそうでも、いつは数学的ではなく視覚的にとらえてしまっていたりする現実の面白い矛盾や誤解を図を伴って紹介してあります。

・「読んで楽しむ、パラドックス。
代表的パラドックスについて、その内容の簡易な説明と、その問題を考えるにあたっての指針が簡単に陳べられている。論理記号は出て来ないと言ってもよく、これにより一般には平易な文と呼べるだろうが、逆に判り易さに難のある部分もある。同じ著者で同じ中央公論新書で出ている「詭弁論理学」より、私はお奨め出来る。

(両者共に論理学を知る為の書籍としてはお奨めしない)

・「数学の知識が求められます
論理的思考について興味があって,何冊か読んでみました.本書は,同じ著者による詭弁論理学 (中公新書 (448))の続編的な位置づけの本で,パラドクス(逆説)にフォーカスした内容になっています.

著者は数学者なので,こちらの方が本領発揮なのかもしれませんが,前著に比べてかなり数学よりの内容になっており,読むのに若干頭を使います.紙と鉛筆を持って読んだ方がよいかもしれませんし,帰納法や背理法などの話も出てきますので,ある程度の数学的知識がないとつらいかもしれません.

内容的には,アキレスと亀に代表されるゼノンのパラドクスや無限のお話ですので,じっくりと読めば面白いと思います.

逆説論理学 (中公新書 (593)) (詳細)

論理パラドクス―論証力を磨く99問

・「寝る前にどうぞ
 評者は論理学に関して素人で、本来的にはあまり立ち入った評価はできないが、本書は初心者向けとしてとてもいいと感じた。

 その主な理由は、論理の問題の例として取り上げられている題材が豊富で、目次からひろうと、予言と検証、意思決定と統計、法律や生命倫理などの分野にも渡っていて、一般教養としても楽しめることだ。一問一問がそれぞれ難題なので、読むのに時間がかかるし、ちゃんと理解しようとするとかなり疲れる。論理学の本として読めることは当然だが、寝る前や、電車の中でたいくつなときなどに読むのにも、ぴったりだろう。

・「気軽に論理的思考を楽しむ本
哲学、論理学、数学などの分野から、「ニワトリか卵か」「ゲーデル命題」「囚人のジレンマ」などの著名なものも含んだ定番の問題を、手際よく解説し、まとめている。実生活や仕事への応用は特に意識されていないが、論理的思考を気軽に楽しみながら鍛えることが出来る良書である。

いくつかの問題を答えと一緒に覚えておけば、話のネタにも使えそうである。たとえば、映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」の題材にもなっている「タイムマシンのパラドックス」では、過去に遡って母親を殺したら (あるいは映画のように母親が自分に恋をしてしまったら)、自分の存在はどうなるのか?と問いかけてくる。答えは一つではないのだが、それらを本書では、簡潔になおかつ要点は外さずに解説している。

・「センスがよし 
卵が先が鶏が先か、等などを論理学でとらえて99問、知的エッセイとして読める。

著者の小説ファンではかならずしもないが、文学をやってる人間のキレがある。

小生の頭の固さに響いて亀裂も与えてくれた。

・「学生時代の論理問題を思い出す。寝る前に1問♪
学生時代(高校とか大学)とかでやっていた論理問題を思い出します。

といってもそんなに身構える必要はなく「床屋のパラドクス」や「くじのパラドクス」など日常にあるテーマをパラドクスにしているのでいいです。

99問あるので、寝る前に読むとよく眠れます(笑)

・「なぞなぞ集
論理をネタにした有名なパラドクスやクイズをひたすら集めたもの(オリジナルネタもいくつかあるが)。まさになぞなぞ集。それ以上でも以下でもない。せめて索引がついていれば,「ナニナニのパラドクスのように,」などと突然言い出すインテリの話に出くわしたとき,サッと引けるのだが索引がない。論理力にしろ論理学にしろ,何かを学ぼうとするための本ではない。もってまわった説明なので,一日一題ペースで楽しむものだろう。この手のトンチが好きな人専用の一冊。

論理パラドクス―論証力を磨く99問 (詳細)

詭弁論理学 (中公新書 (448))

・「時代を超えるロングセラー
1976年に出た本で、いまだに売れて読まれている超ロングセラー本です。詭弁というと、人を騙すようなイメージがあり、論理学というと、帰納法とかややこしいイメージか、流行りのロジカルシンキングのようなイメージがあると思います。

が、この本は、もっと、実践的なコミュニケーションをテーマにしている、といったほうが近いでしょう。世の中の「いいくるめる」とは、どういうパターンが多いか、それに対処するには、どうしたらいいか、議論の渦に巻き込まれるのではなく、一歩身をひいて考える視点を提供してくれます。

読み物としても、非常に面白いです。分かりやすい会話例をたくさん使っていて、「学問くささ」は、全然感じません。

・「だまされないために、そしてだまさないために
「何かおかしい、だけどどこがおかしいのかわからない」という感覚は誰もが日常おぼえるものでしょう。もしかするとその「おかしさ」の正体は詭弁というものかもしれない……。その「詭弁」を論理学の側面から克明に解説していく本です。わかりやすい例をひきながら解説しているため、人を選びません。かといってビジネス書などにしばしば書かれる「説得の仕方」を観念的にしるしたものでもありません。本物の「論理学」を、初心者にもわかりやすく解説しています。ところどころに挟まれたクイズも程よい頭の体操になり、理解を助けてくれます。詭弁とはまた違った「強弁」の類に関する記述もうなずかせるものです。文句なしの星五つ。

・「わりとお遊びみたいな面の強い本
タイトルはなんだか難しそうですが、内容はわりと読みやすい。明らかな詭弁や強弁、有名な論理パズルなど多数扱っていて、読んでいて面白い。

特にいわゆる「抜き打ちテストのパラドクス」についての説明はとてもわかりやすく、これまでの中で一番の説明だと思った。その部分だけでも十分読む価値はある。

・「新書とはこうあるべし
もう30年も前の本なのに、まったく古さが感じられません。論理学の「最初の一冊」には最適の楽しい書です。

学者先生がわかる人にしかわからない言葉で、難解なことをより難解に翻訳してしまう新書も多いなかで、この本は思わず目じりを下げつつも、実はハードなテーマを吸収できてしまう良書と言えるのではないでしょうか。

・「論理学を楽しく学びたい人にオススメの一冊!
 ある書籍に論理学を楽しく学ぶなら本書がオススメと掲載されていました。私は、論理学的思考等の知識が問われる試験を受験する為、論理学を学ぼうと思いこの機会に購入しました。 最初は詭弁ってなんだ?と疑問を持ちつつ読みました。読み進める内に詭弁誕生、詭弁の存在等が解りました。また、あまり見た事も聞いた事も無いような論法も具体的な例えを挙げて掲載されている為、理解しやすい内容です。詭弁以外に似たような言葉として強弁という言葉も掲載されており、詭弁とは又違う言葉と知りました。 本書中で論理のあそびというコーナーで問題が掲載されています。テレビのクイズ番組等に出題されそうな問題が多く、面白可笑しく楽しめます。

詭弁論理学 (中公新書 (448)) (詳細)

論理学

・「直感からアルゴリズムへの相転移
対話形式で議論が進められていきます。こちらが「はて?」と疑問に思うツボを対話の中で見事に消化していき、まさに「かゆいところに手が届く」内容となっています。著者は「入門書」であることを殊更強調していますが、演習問題もふんだんに取り入れられており、入門書にありがちな「単なる概念説明」には終始していません。そこには明らかに「腕を使うことによって肌で理解させる」ことが意図されています。

個人的には、命題論理、述語論理の体系とは我々が日常的に行っている直感的な論理的思考を記号体系(公理系)として客観的にアルゴリズム化したものである、という印象をもっています。本書を一歩一歩丁寧に読み進み練習問題を消化していけば、「直感」→「アルゴリズム」というある種の「相転移」を必ずや体験できるでしょう。それはまた快感でもあります。

・「論理学の本の中では一番取っ付きやすいです
 書店に行くと論理学の本はたくさん売られていますが、この本はそんなたくさんある論理学の本の中でもトップクラスに取っ付きやすい本です。

 中でも特筆すべきなのはやはり解説のわかりやすさですね。無門と道元という二人の禅僧を相手にした対話形式の解説は、まさしく痒いところに手が届くといった感じで、丁寧でありながらも複雑になり過ぎることなくすんなりと頭に入ってきます。特に、「記号の読み方がわかんな~い」という思いっきり初心者の方(私もこの本に出会うまではそうでした)は、論理学の勉強をこの本から始めるのがいいと思います。

 また、本書の中で著者は「証明はやらなくてもいい」と書いていますが、それとは裏腹にこの本の中には証明問題が結構たくさん出てきます。この証明問題は「やらなくてもいい」という言葉に従って読み飛ばすのではなく、ぜひとも一問一問じっくりと取り組んでみることをお勧めします。そうすれば、この本を読了する頃には論理学に関してはある程度の実力がついているでしょう。

 さらに、本書の巻末には国内で販売されている論理学関係の本を内容ごとに、証明ならこれ、不完全性定理ならこれ、伝統的な論理学ならこれといった具合にズラッと紹介されているので、この本の問題を解き終わった後はそこで紹介されている本に進んでみるのもいいと思います。実際私も、この本をやり終わったあと、巻末で紹介されていたので、以前にやってみたけれども挫折してしまったレモンの『論理学初歩』をやって見ましたが前にやったときと比べて格段に理解できるようになっていました。

 論理学をこれから勉強しようと思っている人には特にお勧めできる良書です。

・「笑える教科書
論理学の教科書と聞くとなんともいかめしい感じがぬぐえないが(東京大学出版だし。)、そんなことはない。非常に面白い本である。文理を問わず、論理学の入門者あるいは、ただ教養のために読むのにもお勧めできる。内容は命題論理からゲーデルの不完全性定理までを解説している。

全編に会話が挿入されていて、この掛け合いが絶妙である。単なる雑談調の掛け合い(漫談?)に見えて実は深い発言が随所に現れている。教科書として論理学のすみからすみまで網羅されているわけではないが、冒頭に書かれている通り、論理学の名所への「実地」観光としては(雰囲気その他合わせて)本書に並ぶ本は少ないだろう。

・「大変素晴らしいです
はっきり言って下手な大学の論理学の講義より面白い本です。むしろこちらをやったほうが身になったりします。

ということで、論理学初学者に絶対にオススメできる一冊。二人のすっとぼけた坊さんが論理の海の泳ぎ方を習っていく…比ゆ的ですがそんな感じです。大変読みやすく、平易な言葉で書かれています。演習量が豊富なので「わかっているのかいないのか」をしっかり確認しながら読むことが出来ます。独習に便利。

少し不満を言えば、一章二章の命題論理〜述語論理までは大変わかりやすいのですがその後のメタ論理、直観主義論理、ゲーデルの不完全性定理の辺りが若干消化不良です。ついていけなくなる人がいるかもしれないと危惧します。関数子、同一性記号の導入や二階論理の説明などがなく述語論理も完全に網羅しているわけではないので、是非「発展編」的な続きが出たら嬉しいなあと思っています。

・「東大出版会で有数の平易書
これまで何冊も東大出版会出版の学術書を読んで来たが、この本は有数の平易な本である。最初に結論を言えば、東大出版会の名を以て難しいなどの先入観を持たない方が良いと言う事である。論理学と言う分野を本の中の記述で解説する事は、かなり容易ならざる事だと思うが、この本はその難題を相対的ながら達成してるように感じられる。僧の会話形式で話が進められている点は、論理学の難解に対する工夫として評価できるが、僧の笑えないコントにもう幾分かの工夫は加えられなかったかとの思いもあるがそれは余談である。ただ論理学のきちんとした学術書の中で白眉なのは確かだろう。

論理学 (詳細)

日本人の法意識 (岩波新書 青版 630)

・「裁判員制度の導入前にぜひ呼んで欲しい一冊
法の社会的機能に対して、日本人の生活習慣、古来からの日本人の価値観をぶつけて考察されたもので、法に対する意識調査や戦時中の疎開時の実話、判例なども交えて書かれており、「法」というものを我々庶民の目線でかかれており、読みごたえがある。日本社会において「和の精神」や「喧嘩両成敗」すなわち「丸く納める」という社会関係の不確定性、非固定性の意識が、昔の裁判官ですら影響を受けた判決例などは、非常に興味深い。近い将来日本でも裁判員制度が導入される。そこで、不安に思ったのは、今もって「丸く納める」日本人が法の知識の有無以前に、果たして裁判員として機能するだろうかという危惧である。つまり、法という社会的機能を通しこして、人が人を裁くことになる、平たく言えば、好き嫌いで人が裁かれる怖さを考えさせられた。

・「今こそ読まれるべき名著
「タテ社会の人間関係」(中根千枝)、「甘えの構造」(土居健郎)等と並ぶ日本論の名著。日本的法意識を「前近代的」と断じている点については今日では異論もあるかもしれないが、むしろ私はこのような素朴さはこの時代の日本論の長所だと思う。文化相対主義が陥りがちな思考停止から自由であったればこそ、こうした簡明な分析ができたのだろう。現代思想ブームは遠く去り、時代は本書の問題意識に回帰しつつある。現在行われつつある司法制度改革や自民党の憲法「改正」論議の基底にあるものを理解するためにも、今こそ読まれるべき名著である。

・「法学への招待状をご覧あれ
 æ-¥æœ¬äººã®æ³•律にé-¢ã™ã‚‹æ„è­˜ã‚'終ç"Ÿã®ãƒ†ãƒ¼ãƒžã¨ã-てç "ç©¶ã‚'続ã'たã"とで有名な法社会学è€...である川島武宜の代表作がã"のæ-°æ›¸ã§ã™ã€‚

 ã"のæ-°æ›¸ã§è'-è€...は、æ-¥æœ¬äººãŒã€è¥¿æ¬§äººã¨ã¯é•ってå¥'ç'„によって対人é-¢ä¿‚ã‚'作っていã"うと言う意識が弱いã"とや、所有権概念に対ã-ていかに鈍感であるかと言うã"とã‚'、戯曲や、豊富な資æ-™ã§ã‚‚って説明ã-ています。

(例えば、å¥'ç'„ã‚'締結ã-てもå†...容通り履行されるã"とがå°'ないã"とや、ä»-人の財ç"£ã‚'管理する人é-"が「役å¾-」の形で平æ°-で横領ã-たり、会社の経å-¶è€...が平æ°-で企業献é‡'ã‚'する風潮なã‚"かに対する手厳ã-い批判ã‚'読むと、胸が空く様な思いがã-ます。)

 どうã-てã"ういう法意識が形成されていったのか?彼はその問題の原因ã‚'江戸幕è-©ä½"制におã'る「権利æŠ'制ç­-」が今にいã!Ÿã‚‹ã¾ã§ç¶šã„ている事に求めています。

 以上のような彼の仮説に対ã-て、最è¿'では種ã€...の異è«-、反è«-が提起されていますã'れども、彼のæ-¥æœ¬äººã®æ³•律にé-¢ã™ã‚‹ãƒ¡ãƒ³ã‚¿ãƒªãƒ†ã‚£ãƒ¼ç "ç©¶ã‚'根本から覆す議è«-はまだ出ていないのが現状でã-ょう。

 法律ã‚'テーマにã-たè'-作であるにも拘らず、平æ˜"なå†...容となっているので一般の人がå'¼ã‚"でも面白いと思います。

・「学問思想史上の史跡
筆者の川島武宜氏(1909-92)は敗戦後の日本を代表する民法・法社会学者。本書は昭和40(1965)年に東京でおこなわれた岩波市民講座をもとに書き改めたもので、きわめて読み易い。岩波新書青版を代表する本のひとつ。

本書は次のことを指摘する。すなわち、明治期に西洋から輸入した法制度と日本人の法意識にズレあるため、法が本来予期していない事象が起きている。具体的な事象とズレについて筆者の体験も含めた例証が挙げられており説得力に富む。本書の主張の趣旨が現代でも当てはまるところが多いことに驚きを感ずるとともに、これまでの約40年間に変わらなかった「意識」を実感することができ、古典を読む楽しさを発見できる。

筆者をはじめとする当時の知識人が共通に持っていたであろう「ある種の苛立ち」が垣間見えて面白い。その意味で学問思想史上の史跡との一つと思う。

・「読んで納得
 日本は20歳未満の大学生がコンパで飲酒をしても罰せられることはまずなく、速度規制を10キロメートルぐらい越したとしても捕まることはない。つまり、厳密な意味での法治国家ではないのだ。

 本書は、トラブルの解決を「裁判」をゆだねず、権力者の下で当事者同士が「和解」する方法を取ることが多い日本の法システムを多角的に分析し、古い日本人の法律意識を詳しく述べている。本書は書かれてから30年以上が経過し、現在の社会の実情がそのまま当てはまるとは限らないが、いまだに日本では「白黒をはっきりしない」ことが良いとされる場面も少なくない。本書はそういった疑問にずばりと答えてくれる良書だ。

日本人の法意識 (岩波新書 青版 630) (詳細)

独身者の住まい

・「大学にもぐりこんで講義を聴いている気分
京大助教授にこんなにくだけたひとがいた!

独身者の家はタイプがない住まいで、住もうと思えばそこがギャラリーでも体育館でも図書館でも、スパでもバーでもレストランでもいい。ぶっとんだイントロで、実際に設計を手がけた2件を紹介。そこからアメリカ映画やポップミュージックに世相を読みつつ、楽しい展開で、独身者がふえた現代をポジテイヴにとらえた社会論へ。文体が話し言葉調で、まさに大学にもぐりこんで講義を聴いている気分。いい意味で予想をうらぎってくれました。著者は東大院の原広司研究室で学び、隅研吾と研究室仲間で、友人の作家、島田雅彦の自宅の設計も手がけたそうです。

独身者の住まい (詳細)
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