サーフィシング (詳細)
サラ・マクラクラン(アーティスト)
「深く心に残る素晴らしい名盤です。」「秀逸」「☆憧れ☆」「importよりこっちが良いよ」「傑作!」
リフレクションズ (詳細)
アポカリプティカ(アーティスト), アポカリプティカ Feat.ニナ・ハーゲン(アーティスト)
「チェロ・ロック」「うん、最高です!!!」「チェロメタル濃密作」
Mezzanine (詳細)
Massive Attack(アーティスト)
「どれもが名盤なマッシブの作品の中でもやっぱこれが一番かなぁ・・・」「ヒヤッと無機質。」「混沌の先に見える美しさ」「自分にとって最高のアルバムのひとつ。」「何度聴いても飽きない」
クロノス・キャラバン (詳細)
クロノス・カルテット(アーティスト), アレクサンドラ・ブレバロフ(作曲), カルロス・パレーデス(作曲), エンリケ・ランヘル(作曲), レッソ・セレス(作曲), テリー・ライリー(作曲), カイハン・カルホル(演奏), ジハード・ラーシ(演奏), マーティン・ジョーンズ(演奏), ザキール・フセイン(演奏), タラフ・ドゥ・ハイドゥークス(演奏)
「貪欲なクロノス」「クロノス、ジプシー音楽で世界一周の旅」
ガッジョ・ディーロ (詳細)
ローナ・ハートナー(アーティスト), サントラ(アーティスト)
Tartini: The Devil's Sonata / Andrew Manze (詳細)
Giuseppe Tartini(作曲), Andrew Manze(Violin)
「無伴奏・・・でも、雄弁。」
バッハ:チェンバロ協奏曲全集 (詳細)
ピノック(トレバー)(アーティスト), バッハ(作曲), イングリッシュ・コンサート(演奏)
「「バッハ教」信者拡大アイテム」
メンデルスゾーン:VN協奏曲 (詳細)
ジョセフォウィッツ(リーラ)(アーティスト), メンデルスゾーン(作曲), チャイコフスキー(作曲), グラズノフ(作曲), デュトワ(シャルル)(指揮), モントリオール交響楽団(演奏)
モーツァルト:歌劇「魔笛」(全曲) (詳細)
ピータース(ハーリー)(アーティスト), モンテヴェルディ合唱団(アーティスト), ウェルバット(ダグラス)(アーティスト), バート(ロバート)(アーティスト), クナウアー(ボルフガング)(アーティスト), ジーデン(シンディア)(アーティスト), バッケス(コンスタンツェ)(アーティスト), ロバーツ(スーザン)(アーティスト), エルツェ(クリスティアーネ)(アーティスト), ディーテリヒ(アンドレアス)(アーティスト), メンデル(ヤン・アンドレアス)(アーティスト)
「あなたの魔笛観を変えます!」
魔笛*歌劇 (詳細)
バトル(キャスリーン)(俳優), モーツァルト(作曲), レヴァイン(ジェームス)(指揮)
Claudio Monteverdi - L'incoronazione di Poppea (SchwezingerFestspiele 1993) (詳細)
Richard Croft(俳優), Patricia Schumann(俳優), Kathleen Kuhlmann(俳優), Jeffrey Gall(俳優), Harry Peeters(俳優), Dominique Visse(俳優), Curtis Rayam(俳優), Anne Schwanewilms(俳優), 加納悦子(俳優)
「愛の勝利=悪の勝利?!」
モンテヴェルディ : 歌劇「オルフェーオ」 (詳細)
モンテヴェルディ合唱団(アーティスト), ベアード(ジュリアンヌ)(アーティスト), ニコルス(メアリー)(アーティスト), モンタギュー(ダイアナ)(アーティスト), ドースン(リン)(アーティスト), アージェンタ(ナンシー)(アーティスト), オッター(アンネ=ゾフィー・フォン)(アーティスト), トムリンソン(ジョン)(アーティスト), ホワイト(ウィラード)(アーティスト), ジョンソン(アントニー・ロルフ)(アーティスト)
デュファイ:パドヴァの聖アントニウスのためのミサ曲 (詳細)
ポメリウム(アーティスト), デュファイ(作曲), ブラッチリー(アレクサンダー)(指揮)
シャンソンと舞曲~フランス・ルネサンスの管弦楽曲集 (詳細)
ピッファロ(ルネッサンス・バンド)(アーティスト), ウィーンケン(ロバート)(指揮), アテニャン(ピエール)(その他), ピッファロ(演奏), ルネッサンス・バンド(演奏), ヘリード(グラント)(演奏), ザジャック(トム)(演奏), ロバーツ(グウィン)(演奏), ギルバート(アダム)(演奏), キンボール(ジョーン)(演奏), アンダーソン(エリック)(演奏)
シャイン (詳細)
サントラ(アーティスト), ジェーン・エドワーズ(アーティスト), デヴィッド・ハーシュフェルダー(演奏), デヴィッド・ヘルフゴット(演奏), デヴィッド・ヘルフゴット&デヴィッド・ハーシュフェルダー(演奏), リッキー・エドワーズ&デヴィッド・ヘルフゴット(演奏), リッキー・エドワーズ(演奏), ヴィルヘルム・ケンプ(演奏), デビッド・ハーシュフェルダー(演奏), メアリー・ダウマニー(演奏), ジョフリー・ペイン(演奏)
「映画がすばらしい」「天使が降臨」「とろける。」「大好きな映画です。」「本人の演奏」
展覧会の絵&戦争ソナタ~超絶技巧名演集 (詳細)
ホロヴィッツ(ウラジミール)(アーティスト), ムソルグスキー(作曲), リスト(作曲), スーザ(作曲), プロコフィエフ(作曲), カバレフスキー(作曲), バーバー(作曲), モシュコウスキ(作曲), プーランク(作曲), ビゼー(作曲), RCAビクター交響楽団(演奏)
「展覧会の絵」「ピアノ演奏史のひとつの極点!」「『ピアノ協奏曲第3番』と『ラコッツィ行進曲』」「めちゃんこ楽しめるCDや!」「絶対盤」
ホロヴィッツ・ショパン・コレクション (詳細)
ホロヴィッツ(ウラディミール)(アーティスト), ショパン(作曲)
「凄まじい狂気のショパン」「RCA時代のベスト盤」「ホロヴィッツや・・・。」「ピアノを知り合いに習うため買ったが」「独特の癖」
ホロヴィッツ・プレイズ・スクリアビン (詳細)
ホロヴィッツ(ウラジミール)(アーティスト), スクリャービン(作曲)
「最後のトラックは最後に聴こう」「練習曲嬰ニ短調op.8-12」
ラフマニノフ : ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30 (詳細)
ホロヴィッツ(ウラジミール)(俳優), ラフマニノフ(作曲), メータ(ズービン)(指揮), ニューヨーク・フィルハーモニック(演奏)
「星5つです」「ホロヴィッツの至芸」「ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番ニ短調」「やっぱりホロヴィッツ!!」「幼少に少しだけピアノをかじった素人」
ラヴェル:ピアノ曲全集 (詳細)
ロジェ(パスカル)(アーティスト), ラヴェル(作曲), ロジェ(デニス・フランソワ)(演奏)
「ロマンティストとしてのラヴェル」「中庸、王道。リファレンス的ラヴェル。」「価値ある全集」「フランソワと比べると」
ラヴェル:ボレロ (詳細)
アバド(クラウディオ)(アーティスト), ラヴェル(作曲), ロンドン交響楽団(演奏)
「すごいです!」「ボレロの最後の絶叫ってアリかよ?!」
・「深く心に残る素晴らしい名盤です。」
'97年にリリースされた紛れもない名盤。Carol Kingの"Tapestry"と肩を並べうるほどの作品と思っています。メロディに恵まれた個々の曲の完成度、緻密でありながら適度に抑揚をきかせたサウンド、そしてときに崇高にも聞えるSarahのヴォーカルの持つ説得力。どれをとっても隙がなく、一枚のCDにこれだけの情感と説得力を盛り込んでしまったことに脱帽の思いです。
イントロからいきなり引き込まれる"Building a mystery"をオープニングに、"Adea"、"Angel"など美しく流麗なメロディが神秘的に彩られながら続き、クラシックの素養もあるという彼女の柔らかく包み込むようなヴォーカルに浸っているうちに、いつの間にかインストの終曲"Last Dance"。Sarahが弾くピアノが虚空に流れる頃にはすっかり心を奪われ、奥深い感動の余韻に包まれている自分に気付きます。本作と出会ってもう6年になりますが、ずっと身近に置いて大切にしている作品の一つです。
・「秀逸」
この人の曲は一度聞いて、何となく好きになり、一ヶ月聞いて何となく飽きて、それからほうっておくと、ある日無性に聞きたくなり、また嵌る。こういうローテーションを何度かしているうちに、アルバムの全曲がお気に入りになる。初めは飛ばして聞いていた曲や、流して聞いていた曲も丁寧に耳を傾けたくなる曲になってしまう。私とってのサラ・マクラクランの特徴はこのようなものである。私のこのアルバムの曲で一番好きな曲をあげろといわれたら「I love you」と「full of grace」。どちらもかなり抑えてある曲だと思うが言葉に出来ない、それでいて抑えきれない感情を静かに演奏し歌い上げている。「Ilove you」の間奏、そしえフェイドアウトしていく時のギターの緩やかで切ないメロディー、そして「full of grace」のさりげないながら、心臓に響くようなドラム。そしてサラの声と詩。やはり耳を傾けずにはいられない。何年聞いても新しい発見がある、飽きの来ない作品だと思う。
・「☆憧れ☆」
しびれるの一言です。どれがいいのか、選ぶのが難しいです。何度か、FENから流れてきて、彼女の歌声にはまってしまいました。聞けば聞くほど、彼女の歌声にしびれます。是非、だまされたと思って聞いてみては???聞く価値アリです。
・「importよりこっちが良いよ」
この人の強さってどこから来るのかってずっと思っていた。声にしても存在にしても。インポートだと歌詞もわからないし説明もついていないので日本版を買ってみました。やはり彼女は自分の闇とか影から目をそらさない人。そして人に押し付けたり、伝えようとしない人。だから受け取る側も楽に聞けるし
癒され、闇や影としっかり向き合ってきた人は確実な自分というのを見つけるのだと思う。自分の中のずるさや、汚さ、弱さすべてひっくるめて自分であるということ、そしてそれが正しいということを、分からせてくれる。人は綺麗な部分だけではないのだから、自分の悪い面を責める事も嫌うこともない、このcdからは、沢山の感情をもらえますよ。おすすめです。
・「傑作!」
女性アーティストだけの音楽フェスティヴァルとして今や全米で知らぬ者はいないビッグ・イヴェント「リリス・フェア」の主催者としても知られる、現代の女性シンガーソングライターのリーダー的存在「サラ・マクラクラン」の4thアルバム。ビルボード誌アルバム・チャートで初登場No.2を飾り、彼女のキャリアにおいて最大のヒットを記録した。
癒し系ということでエンヤととかく比較されがちなサラであるが、音楽性はまったく異なり、エンヤのようにヴォーカルを多重録音するなど凝った録音技術で環境音楽的なムードを出すことはなく、ギターやピアノを曲毎に取り替えながら輪郭がはっきりとしたメロディをしっとりと歌い上げていく様は、リリス・フェアでも競演しているポーラ・コールやスザンヌ・ヴェガ、或いはジュエルなどと共通している。しかしそれでもなお彼女が女性シンガーソングライターの中でもエンヤと並ぶ傑出した癒し系アーティストと呼ばれるのは、彼女が書く詩の精神性や内面性が非常に高いこと、また彼女の声が凛とした強さと大きな包容力の双方を備え、神のことを直接歌っているわけでもないのに、まるで宗教音楽のような荘厳さを醸し出していることに起因しているのかも知れない。このことは彼女がクラシックの声楽や発声法を本格的に学んでいることとも少なからず関係があるだろう。
そんな彼女の魅力が最大限に引き出されているのが、本作からシングルカットされ大ヒットを記録した7曲目の"Angel"だ。ニコラス・ケイジ&メグ・ライアン主演映画「シティ・オブ・エンジェルス」の挿入曲としても使用され、我々観衆に鮮烈な印象を与えたことでも未だ記憶に新しいが、ここで彼女はドラッグをテーマに取り上げ、それをなんと"天使"に見立てている。彼女は言う。「"天使"は今日を乗り切るためのドラッグであると同時に、やめなければ私たちを死に導く存在なの。」と。本作ではこの曲を始めとして様々なメタファーが至る所に隠されており、リリックを読めば読むほど、またメロディに耳を傾ければ傾けるほど、このアルバムに秘められた彼女の強い思いが胸にグッと迫り来て涙を誘う。間違いなくここ数年間に女性SSWが発表したアルバムの中でも五指に入る傑作だ。
・「チェロ・ロック」
へヴィメタルのような音楽を背ににチェロの演奏。しかし、チェロの音はしっかりと聞こえ、その組み合わせに違和感は感じられませんでした。インストゥルメンタルで構成されたアルバムですが、スピード感のあるハードな曲からバラードまであり、ヴォーカル入りの2曲もとても素敵です。
特にニナ・ハーゲンの歌うシーマンは独特な声と歌い方に吃驚するのではないでしょうか。クラシックが好きな人、へヴィメタルが好きな人、両方にオススメします。
・「うん、最高です!!!」
Classicでそれなりに教育を受けた人たちのバンドです。この前までの作品は、ノードラムでした。各々の曲は素晴らしいものがあるのですが、何かパワー不足を感じていました。この作品からドラマーが参加し(数曲スレイヤーでいい仕事をしていた(いる)職人が叩いています)文句一つ付けられない内容だと思います。1曲目から「ぶっ飛び」ます。すましてチェロを弾いている人たちには申し訳ないけれど、このアポカリプティカの方が何かをこの世の中に訴えています。スラッシュメタル信仰者も、筋金入りのクラッシック信仰者の人達にもぜひぜひ聞いてほしいと思います。
・「チェロメタル濃密作」
フィンランドのチェロ三人組み、アポカリプティカの4作目。
メタリカのカヴァーバンドから独自のチェロメタルを発展させ、前作「CULT」においてひとつの形態を完成させた。さらに続く今作ではゲストにSLAYERのデイブ・ロンバルドを迎え、ドラム入りの曲ではますますメタル的なアグレッシブさが増している。もちろん、クラシカルで美しいチェロの響きを聴かせてくれる曲もあり、その高いクオリティの曲アレンジと独自の世界観には、もはやカルトなバンドからは脱却し、多くのリスナーが注目すべきバンドになったと言えるだけの風格さえある。ロックフォーマットだけがメタルではないのだという、フィンランドからの回答がここにある。
・「どれもが名盤なマッシブの作品の中でもやっぱこれが一番かなぁ・・・」
イングランド西部に位置する港町ブリストルは、17~18世紀を中心にアフリカから奴隷が多く運ばれてきた歴史があり、結果人種が混在するハイブリッドなカルチャーを形成することとなりました。その影響を受けたのは音楽も然りで、ロックやポップにダブやアフリカ音楽をミックスする音楽の融合が自然に行われることとなりました。
つまり以降のトリップ・ホップやドラムン・ベースが生まれる土壌が既に形成されていたわけです。事実この街はTHE POP GROUPという、ポストパンクを代表するバンドを生んでいます。そして以降の、ブリストル出身の代表格がポーティスヘッドやトリッキー、そして彼等ということになります。
マッシュルーム・3D・ダディGの三人で作られたこのサードアルバムは彼等に世界的名声を与えることとなった、万人必聴の名盤です。ダブ・ニューウェイブ・ヒップホップの三位一体が織り成す世界観は、その重低音と神々しい美しさのコントラストから絶対的な孤高性を誇っています。
また、アルバム毎に女性ゲストヴォーカルを迎えることで有名な彼等ですが、このアルバムで起用されたのはコクトー・ツインズのエリザベス・フレイザー。その透明感ある声が、このアルバムのドラマツルギーを一層高めています。鬱屈としつつも美しい世界観に惹かれる方には何よりも聴いていただきたい作品です。
・「ヒヤッと無機質。」
地べたを這うような暗さと重さ。それと同時にステンレスのような冷たさと浮遊感も。低音のベースがなんとも心地よくさせてくれる、テンションを下げるのにうってつけのアルバム。
やはり特筆したくなるのは冒頭3曲ですね。
1.Angelはずっしりと腹にくるベースとギターサウンドが印象的で、とてもカッコイイです。2.Risingsonは一変、最後まで這うようなヴォーカルとダビーな音響処理がテンションを下げます。そして、なんといっても3.Teardropです。神がかり的な美しさに感動。大好きです。脱力、そして脱帽。
・「混沌の先に見える美しさ」
一度入り込めば抜け出せない「深遠」と「奈落」。中毒性が高い重量級のビートとベース。ダブ、ロック、ヒップホップ、エレクトロニカ等、さまざまな音楽ジャンルの持つダイナミズムを消化した、美しすぎるマッシブの名盤 。
・「自分にとって最高のアルバムのひとつ。」
美しい。やばすぎる。何でもっと早くこの音楽を知らなかったのか悔やまれます。
記憶の深遠から響いてくる狂気のダウンビート。果てしなく重い、耳をぶっ飛ばすように呻くベース。そしてそれらを背景に心を打ち抜いてくる美しい旋律。暗闇と光の結晶。それがこのアルバムです。
あまりにも美しい、"Angel" "Tear drop"だけでもこのアルバムの価値はあります。捨て曲無し。完璧。
・「何度聴いても飽きない」
ビートルズみたいに多くの人に受け入れられるような曲ではありませんが、個性的なスピリットも持ち合わせている人にはいいのではないでしょうか。私は、もう、何年も前にこのアルバムを買いましたが、いまだに聞き飽きたということはありません。クール、ともかくかっこいい。どうしたらこのような曲が作れるんでしょうかね。彼らの精神構造を覗いて見たいものです。
・「貪欲なクロノス」
クロノス・カルテットがこういう方向に行くとは意外?
でも、聴いてみれば納得。弦楽四重奏とロマ音楽のコラボレーションなんていうと、妙なところに力が入って悪い意味で”わーるどみゅーじっく”してしまいがちだが、そこは、クロノス・カルテット。タラフ・ドゥ・ハイドゥークスとの競演もあくまで、クールにかっこよく、しかし、力強く決めている。本当に特別なひとたちなんだなあ。
・「クロノス、ジプシー音楽で世界一周の旅」
2000年にリリースされた本作では、旧ユーゴ、ポルトガル、インド、メキシコ、ルーマニア、ハンガリー、アルゼンチン、イラン、レバノンと世界各地のロマ音楽(ジプシー音楽)に挑戦しています。悲哀が希望に変わっていくM1、インド音楽のリズムとクロノスの旋律が見事に共存しているM3、メキシカン・ロック・バンド「Cafe Tacuba」のEnrique Rangelが作曲したM4、ルーマニアのジプシー・バンド「Taraf De Haidouks」と共演したM5、お馴染みのライリーの作品を取り上げたM7などが印象的で、それぞれ原曲の持ち味に弦楽の旋律が立体感を与えており、心地よい融合が感じられます。また、インド音楽への関心が垣間見えるほか、「Cafe Tacuba」は次作『Nuevo』にも参加していますし、「Taraf De Haidouks」も西欧デビュー作となるベスト盤はデイヴィッド・ハリントンが選曲に関与しいるなど、その後のクロノス・クァルテットの方向性が凝縮されています。本作を聴いて、クロノスと一緒にジプシー音楽を巡って世界一周してみませんか?
●Tartini: The Devil's Sonata / Andrew Manze
・「無伴奏・・・でも、雄弁。」
曲の有名さとジャケットにいる何ともいえないその姿に惹かれ購入したのですが、聴いてみると、もっとすごいです。弾いているというより、なにか言ってるような、うなっているような、そんなすごい雰囲気があります。イタリアバロックの明るさ、旋律の奇麗さなんかが好きだったのですが、これはまた違った奥深い世界です。ヴィヴァルディのあと、タルティーニ、ロカテッリ、ジェミニアーニって本当に魅力的です。
・「「バッハ教」信者拡大アイテム」
「バッハ」と聞いて「暗い」「重い」「堅苦しい」というイメージを持つ人が周囲にいたら、このピノックのチェンバロ協奏曲を聴かせてあげるとよい。その人の従来のバッハに対して持っていたイメージが、ガラガラと壊れるさまを観察して楽しもう。
実は私も、このピノックのCDで従来のバッハのイメージをブチ壊され、熱烈な「バッハ教」信者となったクチである。
・「あなたの魔笛観を変えます!」
モーツァルトの曲の美しさを追求している。メジャーな歌手を起用しているわけではないが、どの歌手にも指揮者のやりたいことが的確に伝わっている。夜女のアリアなど、聴き所といわれる箇所以外の細部までとことんこだわっている。それでいながら、どこかが突出しているわけではなく、むしろとてもコンパクトにまとまっている。
愛らしいパミーナ・若々しいタミーノ・躍動感溢れる侍女・オルガンのように美しい響きの童子達。どの歌を何度聴いてもその都度新しい魔笛を発見できる。ここまでたくさんのことを詰め込んでいるのに無理はちっとも感じない。これはもう指揮者に拍手といった感じ。魔笛を一通り知っている人がさらに魔笛を好きになるために聴く2枚目としてお薦めしたい。
●Claudio Monteverdi - L'incoronazione di Poppea (SchwezingerFestspiele 1993)
・「愛の勝利=悪の勝利?!」
非常に魅力的な音楽劇です。キャスティングが、まるで映画のように、登場人物の性格にぴったりで、オペラにありがちな違和感がありません。特にネロ(テノール)と皇后(メゾソプラノ)、皇后の乳母、ポッペアの乳母を演じる二人の男声(男性)は、最高です。ポッペアの夫オットーネもカウンターテノールが演じていますが、すばらしいです。大昔に書かれた古いオペラとは思えないほど、新鮮です。外国盤ですが、日本語字幕が付いています。
●シャイン
・「映画がすばらしい」
映画のほうの中身は完全に忘れてしまいました。このアルバムの音楽は不思議な魅力をはなっており、映画を見なくとも影響を受けると思います。クラッシックの楽曲が多いのですが。デビッドヘルフゴッドというピアニストの才能の輝きが封印されています。10点中10点
・「天使が降臨」
最後の「まことのやすらぎはこの世にはなく*モテット」は本当にすばらしい曲です。また、この曲を歌っている歌手の声もすばらしい。聴く度に涙がこぼれてきます。
・「とろける。」
お気に入りの映画がなのですが、映画を彩る音楽がとってもすてき。特に好きなのが「英雄ポロネーズ」。演奏がとても色っぽい!とろけます。あとは、映画最後に収録されている「まことのやすらぎはこの世にはなく」。とても癒されます。
残念なのは、とっても忠実なサントラなので
演奏も映画と同じく途中で弦が切れちゃったり、一曲全部が収録されていなかったりという点でしょうか。
・「大好きな映画です。」
CDの中のラストの曲が素晴らしいです。何度聴いても、ゾクゾクっとします。全体の曲調はストーリーと重なって、少し重く暗い印象です。が、重厚感のある作品だと思います。
・「本人の演奏」
映画に感動した人はこのサントラへ走ると思う。実際使われていた曲の中にはいい曲もあり、また映画の内容とマッチした曲もありそれはいいと思う。でも注目して欲しいのはヘルフゴット自身の演奏。映画では感動したけどこのサントラで冷静に聴いてみると、失礼だがかなり低いレベルの演奏だとわかった。有名なすばらしい人の演奏と比較するとよくわかる。このサントラでヘルフゴットのアルバムを買う気はなくなった。
・「展覧会の絵」
ピアノを鍵盤のオーケストラと例えられますが、そのことをを最も実感できるディスクです。繊細なピアニシモから強く鋭いフォルティシモまで広いレンジで、まるで2台のピアノで表現しているかと紛うほどに多彩に、奏で、感動的に聴かせてくれます。音色は、美術館に飾られたたくさんの絵のように、鮮やかに、また淡い色彩で自己主張し、訴えます。古い録音ですが、決して色褪せてはいません。ハルトマンの絵に感銘を受け作曲したムソルグスキーのように、聴く誰にも大きな感動を与える作品であり、この作品は私たちのために描いてくれたホロヴィッツによる絵画、「展覧会の絵」だと思います。。
・「ピアノ演奏史のひとつの極点!」
とにかくどの一曲をとってみても想像を越えた音楽体験が待ちうけています。人間の指というのは、こんなに速く動くものなのか!ピアノというのはこんなに大きな音が出せる楽器なのか!こんなにぞっとするほど美しい音が鳴らせるものなのか!ピアノという楽器の性能を最大限に発揮させると、どれほどとんでもないものが出来あがるのか、その瞬間をあますところなく捉えた人類史に残るドキュメンタリーと言っても過言ではないと思います。
ホロヴィッツ自身の編曲作品がとりわけ凄絶な印象を与えます。ここでのホロヴィッツは己と楽器の可能性を極限まで追求し、一人で演奏しているとは信じ難いような複雑なテクスチュアを、これまた信じ難いような轟音と痙攣するようなスピードで弾き切っていて、聴き手は唖然とするしかありません。
その他の曲でも上記のような特徴が顕著に表れていますが、内でもラフマニノフの第3番はそれらの特徴に加えて、感性をいっぱいに湛えた弱音と情熱的な昂揚をあわせもつ叙情的な表現が美しく、また感動的な素晴らしい名演になっています。
・「『ピアノ協奏曲第3番』と『ラコッツィ行進曲』」
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・「めちゃんこ楽しめるCDや!」
第2曲目の「ラフマニノフピアノ協奏曲第3番」はピアノの音が鮮明で、ホロヴィッツらしいとても魅力的な演奏だ。これ1曲だけでも十分に買う価値があると思う。プロコの戦争ソナタは爆演を期待したが意外とおとなしい。展覧会の絵は録音は悪いが勢いのある演奏だ。
モシュコフスキー、カルメン、ラコッツィ、星条旗・・・はホロヴィッツの得意気な超絶技巧演奏をひたすら楽しめばよい。(しかしほんとにこの時期のホロヴィッツの指は凄まじい)あと、ホロヴィッツの1940年~1959年まで、1年ごとに詳しい演奏活動の内容が記載された解説書がついていて、とても参考になる。
・「絶対盤」
超有名なホロヴィッツのCDで超絶技巧?好きでもないがな〜・・と確信を得られないまま店頭で購入してみたら。
「絶対盤」こういうものが絶対盤となるのだろうなと。他のはもういらないなという、ド素人にもわかる素晴らしさ。
ラフマニノフも勿論超名演かと思いますが、個人的好み外なこともあり二枚目のプロコフィエフ、カバレフスキー(甘く甘すぎず素晴らしいっ)、バーバー(誰?しかし現代みがありつつ凄みと聞きやすさとで大発見)、モシュコフスキーの特に「花火」は躍動感、音立ちといいもう素敵でこれでは他は一切、聞き比べは不必要とぼんやりと確信した次第です。
・「凄まじい狂気のショパン」
ホロヴィッツのショパンは、どの曲も魂に突き刺さるような鋭い感性と閃きに満ちていて、聴いている側の感情までもが激しく揺さぶられる音の連続です。全曲通して聴いてみての感想は、”狂気のショパン”。まるで天使と悪魔が入り乱れているかのような凄まじさ。詩情のアシュケナージ、情熱のアルゲリッチ、機械仕掛けのようなポリーニ等、ショパンの演奏にも様々なものがありますが、魂をかき乱されるようなショパンを聴きたい時には、やはりホロヴィッツだと思います。
・「RCA時代のベスト盤」
これは非常にお買い得なCD集だ。3枚セットでこの価格。これからホロヴィッツを聴こうとする人にはとてもお勧め。演奏はベスト盤だけあって、RCAの数ある録音の中から優れた演奏をチョイスしている感じがする。(製作側の好みからだが・・・)
ただ、RCAのCDをすでに数枚所有している方には要注意!ほとんど曲がダブってしまう。
個人的には幻想ポロネーズ、バラード4番等が違った演奏で手に入ったのが嬉しいが、収録されている作品のほとんどは過去に他のCDに収録された演奏。
私は、違った録音の演奏を数曲だが手に入れたので価格的に考えても満足している。このあたりは個人個人感覚が違うので、よく迷ってから?購入してもらいたい。
・「ホロヴィッツや・・・。」
ホロヴィッツ全盛期のショパン演奏を網羅した画期的なCDです。
ホロヴィッツの多様なレパートリーの中でもショパンは最も重要なものの一つです。晩年は一部の感動的な演奏を除いて「ひびわれた骨董品」になり果ててしまったホロヴィッツのショパンですが、その全盛期には並はずれた集中力によって圧倒的な説得力をもった演奏を繰り広げていたのでした。
このCDでは、この上なく素晴らしい全盛期のショパン演奏をまとめて聴くことができます。英雄ポロネーズやバラードでは目の回るような超絶技巧に圧倒されるでしょうし、マズルカでは繊細でロマンティックなホロヴィッツのもう一つの側面に出会うことができるでしょう。ホロヴィッツとショパン、そしてホロヴィッツのショパンを存分に味わうことのできるCDです。
尚、多くの人が指摘していることですが、すでに流通されているホロヴィッツのCDと被っている曲がほとんどですので、注意が必要です。
・「ピアノを知り合いに習うため買ったが」
この天才ピアニストのまねが出来るわけがない。ショパンの楽譜の間のオト(つまりドとレの間の黒鍵)まで弾いているんじゃないかと思う。天才なら、あり得る。僕は、前述のようにピアノがひけないから(これから習って芸大に入学してやる)確かなことは、言えないが。 ともかく、今からでは、天才ピアニストになれるわけはないので、クラッシックの評論家にゆっくりなるつもりだ。
・「独特の癖」
このCDは、初めて聞く人、その曲を学習している人には勧められません。確かにホロビッツは名ピアニストと言われていて、テクニックとかも凄いのですが、曲によって、音の切り方や、打鍵の仕方等には独特の癖があるように聞こえました。もし、ショパンの曲を勉強している時に何度も聞くと、その癖が自分の演奏に出てしまう可能性があります。だから、購入時には、よくよく検討してから購入することをお勧めします。
・「最後のトラックは最後に聴こう」
誰が何と言おうとこのアルバムのキモは最終トラックにあり。スクリアビンも好んで演奏したというイケイケノリノリの前奏曲8-12。途中からたがが外れて楽譜を無視して加速する場面はまさに鳥肌。「東京でのガタピシライブ」「中気でトレモロが弾ける」などと失礼なことを口にしやがった御仁がいたものだが、この演奏を聴いて恐れ入ってもらいたいものだ。
・「練習曲嬰ニ短調op.8-12」
このディスクの白眉は、なんと言っても最終トラック「練習曲嬰ニ短調op.8-12」。この曲は恐らく、スクリアビンの作品の中で、最もわかり易く且つ演奏効果の高い曲です。右手の威厳あるオクターブに始まる旋律は、曲の終わりに至るまで終始ドラマティックで、暗い情熱を感じさせる名曲です。録音は1982年、ロイヤル・フェスティバル・ホールです。ホロヴィッツはこのライブで、圧倒的なクライマックスを作り上げています。
一方同ディスクの他の曲は、スクリアビン独自の神秘主義的な傾向が表れた曲が多数を占めます。仕方のないことですが、これらの中には50年代の古い録音も多数あり、録音機材のハードウェア的な限界から、ホロヴィッツの魔術的な音色を捕らえきれてはいません(なので星4つ)。
・「星5つです」
ここでこんなレビューを書くのは場違いなのかも知れませんが、書かずにはいられません。私はクラシックに関して素人です。「ど」が付くくらいの素人です。映画『シャイン』でラフマニノフ「ピアノ協奏曲第三番」に出会い(よくある話だと思いますが)、CDを何枚か買いました。でも、映像で見たいという欲求にかられ、このDVDを購入する事になったわけです。
そこには『感動』というものがありました。CDでは味わえなかった震えるような感動です。今まで感じた事のない感動・・。圧倒的な力強さ、やさしさ、、、どう表現したらいいのかわかりません。どう言えばいいのでしょう・・・。1日2回は見てます。 ド素人のレビューで申し訳ないです。ただ誰かに伝えたかっただけです。
・「ホロヴィッツの至芸」
おそらく、この録音を評価する者は少ないだろうと思う。現に、これを視聴した私の周りの者も、良いと言う者は、誰一人として居なかった。しかし、本当にそうだろうか。ホロヴィッツ芸術は、良い悪いではない。そういった低次元の判断基準を、遥かに超越した所に彼は居る。ソロとオケが合っていないだとか、ミスタッチがどうのとかいうのは、この記録映像に関しては、まったくナンセンスである。それにしても、なんと言うエネルギーとピアニズムの融合だろう。こんなのは、ホロヴィッツのピアノ以外では有り得まい。この曲が好きな人、又は、ホロヴィッツを聴いた事の無い人は、是非、この貴重な記録を見て欲しい。音楽に対する考え方や視野が、大きく広がる事は間違いないであろう。因みにラフマニノフは、ホロヴィッツが弾くこの曲を聴いて、『3番は、自分は二度と演奏しない。ピアノの可能性を初めて知った』と語ったのは、有名なエピソードである。
・「ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番ニ短調」
音質は再生機器のグレードにもよるので一概には言えないが、ピアノは、かなり硬質な、メカニカルな音だと思う。これはスタインウエイの特質であろう。
ではどの点がお勧めかといえば、ホロヴッツの演奏法の極意となるヒントが、しっかりと映し出されている点である。ピアノ学習者には、ショッキングに映る、彼の手の構え、アクションが少なめなのに、スタインウエイを鳴らしきる自然な打鍵法は、得るものが多いのみならず、むしろ感覚的には、ピアノ奏法というものが、実は思ったよりたやすいことではないかと思わせてしまいそうである。この点がわかるだけでも大いなる価値がある。実際は、ピアノ奏法はなかなかひと筋縄ではいかないのにもかかわらず。
曲の表現も、ひたすら技巧を追及したホロヴィッツらしく、でれでれとしただらしない表現ではなく、非常に引き締まった表現だが、それがこの作品に非常にあっている。ルバートのとり方に間延びしたところが感じられないためである。生前の作曲者との交流があったことも、彼の音楽表現のなかに重みと厚みを加えることができたものと思われる。
その意味では、このビデオは、歴史的価値をも多分に含んでいるといえよう。 なお、CDであれば、ホロヴィッツの演奏では、モノーラル盤しかないはずなので、このビデオがステレオ録音なのも、うれしいポイントである。
作曲者自身のモノーラル版CDの演奏と聞き比べると(ラフマニノフの演奏中の映像は、現在まで出版されていないので、音のみ)、ますます楽しくなること請け合いである。ただし、ラフマニノフ演奏版は、曲の省略があるが、このDVDでは、完全ノーカットである。ただし、第一楽章のカデンツァは、短いほうを採用している。長いほうを採用した他の人の演奏のDVDは私は知らない。 ホロヴィッツファンでない方でも、ピアノ曲のファンの方であれば、ぜひご覧になることをお勧めする。
・「やっぱりホロヴィッツ!!」
作曲者ラフマニノフがホロヴィッツの演奏を鑑賞してあまりのうまさに嫉妬し、それ以来人前ではピアノを弾くことが無くなったと言われるエピソードがあります。そんなホロヴィッツの演奏が見れるこのDVDは必見の価値あり!!しかもピアノ協奏曲第3番の映像が収録されているものは他では見たことがありません。絶対におすすめです。
・「幼少に少しだけピアノをかじった素人」
練習練習で、ピアノは面倒なもの。先生に決められた事を守りいわれたとおりに音を出す。小学生のときにピアノの楽しさ魅力がわからないまま、挫折しました。ふとクラシックを聞きたくなり、英雄ポロネーズを聴き比べしていたところホロヴィッツに出会いました。決まりのない自由な音。ピアノの音色なのかと疑うほどの衝撃。ミスタッチはあたりまえ。そうじゃなくいかに聞いているものに音色を届けるのかこのホロヴィッツにはあるのだと思います。メータとホロヴィッツの緊張感や楽しんでいると思わせる姿。もうたまりません。完成度ではなく、心になにかしら響く素敵な演奏でした。ホロヴィッツのDVDは決して多くはありません。一生大切にしていきます。
・「ロマンティストとしてのラヴェル」
このディスクのライナーノートによると、「ラヴェルはロマン派の作曲家である」と若き日のピアニスト・ロジェは解釈している。妥当な意見であると思うし、少なくとも実際の演奏においてロジェはそれをきちんと表現し切っている。もっとも、ロジェのロマンは汗臭い熱血漢のそれではない。あくまでクールにキメたコンサートピアニストとしてのロマンである。
羽が舞うように軽やかな「クープランの墓」。端正な和声の刻みが舞曲としての古風さを鮮明に表出する、静かな哀しみに満ちた「亡き王女の為のパヴァーヌ」。寸分の贅肉も持たない屈強の悪魔の彫像を思わせる、冷たい唯美主義の結晶「夜のガスパール」。
どの曲にも、若きロジェの爽やかさと老獪さが垣間見える。秀演だ。
・「中庸、王道。リファレンス的ラヴェル。」
モノラル時代の定番ギーゼキングや、個性派フランソワなどの録音に続く新世代の録音として、当時まだ20代だったロジェが世に問うたラヴェルのピアノ曲全集です。クリアな音色、落ち着いた表現、オーソドックスな音質の録音で、リファレンス的な演奏として長らくカタログに載り続けている1組です。近年ではヒューイットやタローなどの優秀な新録音が現れ、やや陰が薄くなりつつありますが(ロジェ本人による再録音も期待したいところ)、まだまだ輝きを失っていない、誰にでも安心してお薦めできる優れた1組だと思います。
・「価値ある全集」
ラベルのピアノ作品の全集としては、ペルルミュテールの録音がほぼ同じ時期に成されていて評価も高いと思われますが、ロジェのこの録音もそれに劣らずラベルの精緻な世界を表現していると思いました。録音時期が1973年から1974年なので、音のクリアさが今ひとつです。その分星を一つマイナスしました(だからロジェの責任ではなく、ハードウェア的な問題)。是非本人による再録音化を望みます。
・「フランソワと比べると」
初めて買ったのがロジェだったのですが、フランソワの個性的な方を聴いたら、なんとも物足りない。普段、ジャズとかも聴く私の感性のせいなのか。
・「すごいです!」
指揮者のクラウディオ・アバドが好きで買ったのですが、こんな「ボレロ」は、初めて聞きました。さすが、アバドです。聞き応え十分です。同じメロディーが続く中で、楽器によってこんなに味が出るのかとうれしくなります。演奏している人達が楽しんでいる感じがとてもします。 「亡き王女のためのパヴァ-ヌ」も深みがあってとてもいいです。
とてもとても素敵な音です。
・「ボレロの最後の絶叫ってアリかよ?!」
当時のアバドは、ベートーヴェンやブラームスなどのドイツ物はウィーンフィルと、マーラーはシカゴ響やウィーンフィルと、フランス物やロシア物はロンドン響との録音が多かった。その中でもこのボレロはルール違反?のフィナーレでの楽団員の絶叫が入っている変な演奏。でも、「燃えるボレロ」という点では聴き手も熱くなります。ロンドン響の名手たちの独奏パートもすごいですよ。
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